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「秒速5センチメートル」完成報告会「秒速5センチメートル」公式サイト 「君の名は。」(2016年公開)、「天気の子」(2019年公開)、「すずめの戸締まり」(2022年公開)など、記録的な大ヒット作を生み出してきた新海誠の劇場アニメーションを実写映画化する「秒速5センチメートル」が、10月10日に公開となります。主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生の旅を、幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描き出す本作。 8月27日にはTODAホール&カンファレンス東京で完成報告会が行われ、松村北斗さん、高畑充希さん、森七菜さん、上田悠斗さん、白山乃愛さん、宮﨑あおいさん、吉岡秀隆さん、奥山由之監督が出席しました。ついに完成を迎えた本作の感想や役にかける想いなどを明かしたこの日の模様を、詳しくレポートします! 完成報告会 遠野貴樹役 松村北斗さん 篠原明里役 高畑充希さん 澄田花苗役 森七菜さん 幼少期の貴樹役 上田悠斗さん 幼少期の明里役 白山乃愛さん 輿水美鳥役 宮﨑あおいさん 小川龍一役 吉岡秀隆さん 奥山由之監督 松村さん今日は足をお運びいただき、本当にありがとうございます。奥山さんの手によって、素晴らしい作品が出来上がりました。ぜひ皆さんのお力を借りつつ、たくさんの方の元へお届けできればと思います。今日はよろしくお願いします。 高畑さんこんなに美しい物語に参加できたことを、とても幸せに思っています。 森さん「秒速5センチメートル」という偉大な作品の前で、この時代に新しい風が吹くことを楽しみにしてもらえるように今日を過ごせたらと思います。 上田さん今日はすごく緊張しています。よろしくお願いします。 白山さん今日はたくさんの方にお越しいただき、本当にうれしいです。少し緊張していますが、少しでもこの作品の良さを伝えられるように頑張りますので、よろしくお願いします。 宮﨑さん本日はお集まりいただき、ありがとうございます。奥山組の仲間に入れていただけて、本当に幸せだと思っています。今日は短い時間ですが、よろしくお願いいたします。 吉岡さん(上田さんと白山さんを和ませるように)とても緊張しています。(会場:笑) 毎日、暑いですねぇ。こうやって奥山作品が生まれたことを、本当にうれしく思っています。 奥山監督この作品は、皆さんが温かい気持ちで愛情を持って、丁寧に作られた映画だと思います。無事に完成して、こうして皆さんに報告できることをとてもうれしく思っています。 MC先日初号試写を終えて、無事に完成いたしました。映画の完成おめでとうございます。新海誠さんから、初号試写をご覧になった感想をいただいております。 自分でも驚いたことに、泣きながら観ていた。 「秒速5センチメートル」を作っておいて良かったと、心から思えた。 【新海誠さんのコメント】 MC奥山監督にとって本作は、初めての大型長編商業映画作品となりました。完成した作品の手応えはいかがでしょうか。 奥山監督皆さんが切実さと誠実さを持って、本当に真摯に向き合ってくださったので、これ以上の手応えはないだろうというぐらい自信を持って送り出せる作品になりました。先日、新海さんとお会いした時に「自分が一体、何に泣かされているのか分からなくなるような、まるで現象的な感動があった」とおっしゃっていました。言語化できないぐらい、心から湧き上がるような身体的な感動のある作品に仕上がったということだと感じ、すごく自信になりました。 MC多くの原作ファンがいる作品ですが、松村さんもそのうちの一人だったとうかがっています。主人公の遠野貴樹を演じるという話を初めて聞いた時には、どのように受け止めましたか? 松村さんまず企画書で知ったんですが、「恐ろしいな」という感情が一番に湧き上がってきました。十八年前に生まれて、ずっと愛され続けている新海さんが作った「秒速5センチメートル」という作品を、実写化する。「この作品の登場人物たちが生身の人間になるんだ」というワクワクする気持ちと、「得体の知れない恐怖」みたいなものが出てきました。もう一枚企画書をめくったら、「遠野貴樹役 松村北斗」と書いてありました。あの憧れていた遠野貴樹を「僕なんかがやるんだ」という恐怖が同時に襲ってきたというのが、最初の印象でした。でも、その後に奥山さんとお話しする時間をいただいて、これ以上にない信頼感と安心感が生まれました。ものすごく熱量のある会話が一時間、いや二時間くらいですかね? 結構時間をいただいて話をしました。だから、僕はこの方と一緒に、この恐ろしいチャレンジに参加させてほしいと思うことができました。そこから一緒に撮影の日々を過ごす中で、信頼が減る瞬間は一度もなかったので、あの話し合いはなんて意味のあるものだったんだろうと今、改めて思っています。 MC初号試写の際は、新海さんと同じ回でご覧になったそうですが、完成した作品をご覧になった感想はいかがですか? 松村さん今日はここに多くのキャストの方がいますが、全員が主人公といってもおかしくないぐらいの作品で、全員が特別なキャラクターです。いろいろな方が「自分が出ている作品は冷静に観られない」とよく言っていますが、本作は、自分が出演していないパートがいっぱいあった分、映画作品を普通に観た時のような感想が湧きました。僕は、本作を観た時にすごく良い映画だなと思いました。特に悠斗と乃愛ちゃんのパートでは、自分の失われた十代というか、その頃の感覚や懐かしさがフラッシュバックしてきました。僕も、新海さんも、なぜだか涙を流しているような時間もありました。なので、「すごく良い映画を観た」という思いがあります。観た後に、奥山さんや新海さんと話す時間もあったので、すごく素敵な初号試写でした。 MC新海さんとは、どのような言葉を交わされましたか? 松村さん新海さんが皆さんに発表している感想とは別に、僕自身にも感想をくれたんです。本作の撮影に入る前に、新海さんが「北斗くんの貴樹、観たいですね」と言ってくれたことが、チャレンジするきっかけの一つになっていました。だから、「観たかった貴樹は、どうだったんだろう」と、すごく不安でもありました。でも、新海さんが「貴樹がほっくん(松村さん)で本当に良かった」と言ってくれた時に、それまでにかけられていた期待や、怖かったハードルを新海さんが飛び越えさせてくれました。 MC高畑さんは、貴樹がずっと想い続ける女性である明里を演じました。原作では大人になった明里はほとんど登場しませんが、実写化に際して明里役のオファーがあった時にはどのように受け止めましたか? 高畑さん私ももちろん、新海さんの作品は拝見していました。明里は、貴樹目線で見ていたキャラクターだったので、女神というか、マドンナみたいな存在だという印象がありました。自分にお話が来た時は、「何かの間違いだろう」と思いました(苦笑)。だから、恐る恐る話し合いに参加させていただいて、台本をいただきました。その台本を見たら、作品へのリスペクトに溢れながらも、それぞれのキャラクターがたくましく、人間らしく浮かび上がっていて、明里さんに少し共感できる部分を見つけることができました。でも、本作に参加することに対しては、恐怖が八、九割くらいありました。ただ、聞いていた座組や、奥山さんとは十年ほど前からの知り合いで、写真を撮っていただいているし、同い年だし、その奥山さんのチャレンジに声をかけてもらえたうれしさが勝って、ぜひ参加したいと思いました。 MC恐怖が八、九割くらいだったものが、減っていった段階はありますか? 高畑さん今日まで減ってはないです(苦笑)。でも、チームの熱量が最初から最後まで変わらないのを目の当たりにしていますし、新海さんが観て、とても喜んでくださったというお話を聞いて、自分自身に対してというよりは、自分自身がこのチームに入れたことが最高に良い選択だったと思っています。 MC森さんは、貴樹を一途に想い続ける高校生の花苗を演じました。どのような気持ちで撮影に臨みましたか。 森さんやっぱり、ドキドキしました。しかも、自分が撮影に参加した種子島は、独立したパートで、私たちは夏パートのみでした。だから、皆さんの空気感を掴むことができないまま、クランクインしました。ここで、自分がこれまでの空気を台無しにする可能性もあるかもしれないという恐怖を抱きながら臨みました。でも、原作に対する愛と、自分が好きなものを体現できる喜び、お芝居できる喜びを大事にすれば、きっと新海さんもファンの方にも、喜んでもらえるものができるんじゃないかという希望を大事にしながら撮影をしていました。 MC全体を通して、完成した作品をご覧になった感想はいかがでしたか? 森さん私のパートだけしか知らないので、「全体的にこういう作品だったんだ」と思うところもあります。人の悩みや誰かに対する想いがそれぞれのパートでしっかりと描かれていて、観た人にとって薬になる作品だろうと予感できる作品になっていました。そこに参加できたことが喜びですし、早く皆さんに観ていただきたいと思います。 MC上田さんは、およそ五百人のオーディションから、物語の中でも非常に重要なキャラクターである幼少期の貴樹役を射止めました。本作で初演技、しかも、もともと松村さんの大ファンだったとうかがっています。松村さんと同じ役を演じた感想を聞かせてください。 上田さんすごく怖くて、演技が初めてなのに、「僕がやっても良いのかな」という不安と同時に、楽しいとか、この役をやれてうれしいという感情が込み上げてきました。 MC松村さんは、上田さんがご自身の大ファンだというのは知っていましたか? 松村さん僕たちは貴樹の幼少期と社会人時代を演じているので、もちろん同じシーンはありませんでした。でも、(上田さんが)現場にちょっと早く来てくれた時に、会えたことがありました。(上田さんをやさしく見つめながら)でも、あの時は緊張していたのかな? 「そんなに会話はしなくて良いです」みたいな雰囲気がありました。(登壇者の皆さん:笑) 上田さん緊張していました。 松村さん雑誌の取材などもいくつか一緒にやったんですが、「そういう場も慣れていないから」と、わざわざ見学に来てくれたこともありました。その後に、会話もたくさんしたんですが、その中でも一回も「好きです」という言葉は聞けていないですね…。(登壇者の皆さん&会場:笑) むしろ、「せっかく来てくれたんだから、椅子を横に持ってきて座ったら良いじゃない」と言うと「僕はここで結構です」って、そこそこ離れた位置にいました。(登壇者の皆さん&会場:笑) 高畑さん好きすぎるんだ。 松村さん好きすぎるからですか? 上田さん(うなずく)。 松村さん僕は、雑誌の取材などの際に、そんなに声量が大きい方ではないので、多分(自分の声が)聞こえていないと思うんですよね。あの時、聞こえていた? 上田さんはい。 松村さんあ、聞こえていたんだね。耳が良いんですね。(登壇者の皆さん&会場:笑) MC松村さんのことは、お好きですよね? 上田さんはい、好きです。(淡々とした言い方に、登壇者の皆さん&会場:笑) 松村さんその感じって、「お母さん、好きですか?」に対する答えと、同じ感じの「好きです」だよね。(登壇者の皆さん&会場:笑) でも、うれしいですね、聞けて良かったです。 MC白山さんもおよそ五百人のオーディションを経て、幼少期の明里役を演じることになりました。どのような気持ちで撮影に臨みましたか? 白山さんまずオーディションに受かって、明里を演じられることがとてもうれしかったです。オーディションで明里をやってみて、明里を演じたいという思いがすごく強くなっていました。オーディションで初めて会った奥山監督も、すごくやさしそうな雰囲気が溢れ出ていたので、ご一緒したいと思っていました。だから、受かった時は、本当にたくさん喜びました。 松村さん本作は、冒頭を社会人パートから入って、そこからすぐに二人の幼少期パートに入るんですが、幼少期パートだけで良いぐらい、ものすごいドラマを含んでいます。多分、誰しもが(幼少期の淡い思い出など)思い当たるところがある話だと思います。いつまでも観ていたい物語であり、二人のお芝居が奥山さんと共鳴して、ものすごくすばらしい作品になっています。「この後に自分が出てくるんだ」と思うと、一瞬凹むぐらい本当にすばらしいお二人でした。 白山さんありがとうございます。 MC宮﨑さんは、貴樹の通う種子島の高校教師・美鳥を演じました。大人になった貴樹と東京で再会して、その後の彼の人生に影響を与える人物でもあります。美鳥役演じてみていかがでしたか。 宮﨑さん私は種子島の撮影が最初だったんですが、種子島が最高すぎて、(奥山監督と頷き合いながら)本当に楽しかったですよね。 奥山監督楽しかったですね。 宮﨑さんインする前に、ヘアメイクさんから「監督が、ちょっと色が黒くなってくれたらうれしい」と言っていますと聞いて、「もちろんです!」と言って、夏の間にちょっと日焼けをしてから種子島に向かいました。(森さんに笑顔を向けながら)すると森さんも、同じように真っ黒になっていました。二人とも肌がこんがりした感じが、種子島とすごくマッチしていたように思います。種子島での撮影によって、美鳥さんというキャラクターが自分にしっくりと来た感じがありました。種子島の自然に助けられ、癒やされながら、撮影が進んでいきました。 MC完成した作品をご覧になっていかがでしたか? 宮﨑さん幼少期のお二人、そして高校生の妹たちが本当にかわいかったです。森さんから「好き」が溢れている感じが良かったです。どのシーンも「貴樹くん、好き!」みたいなものがダダ漏れで、それが姉としては本当に愛しかったです。愛が溢れている素敵な作品になったと思いました。 MC吉岡さんは、科学館の館長・小川という原作には登場しない、オリジナルキャラクターを演じました。本作に参加するに至ったきっかけをお聞かせください。 吉岡さんきっかけは、お仕事をいただいたので…。(登壇者の皆さん&会場:笑)でも、そこ(「秒速5センチメートル」)に手をつけるんだということは、とても怖かったですね。僕自身も大好きな新海監督の作品で、それを実写でやるという恐怖、そこに自分も参加するのは、とても怖くもありました。でも、北斗くんと監督と初めて会った時に、北斗くんは、すでに貴樹が歳を取ってそこにいる感じでいてくれたので、これはもう極力邪魔をしないで、監督の繊細さと貴樹になっている北斗くんに任せれば良いと思いました。なので、極力邪魔をしないようにと心がけていました。 MC完成した作品をご覧になっていかがでしたか? 吉岡さん観終わってすぐに新海監督がいらっしゃって、「ありがとうございました」と言ってくださいました。それは、「ようやく終わった」「新海作品ではなく、奥山作品になった」という瞬間だったと思います。そこにいられたことは、とてもうれしかったです。原作の方に「ありがとうございました」と言われることほど、うれしいことはないです。(登壇者の皆さん、頷く) MC奥山監督にうかがいます。原作アニメーションが公開されたのは、十八年前の2007年。新海さんが、三十三歳から三十四歳になる時に手掛けた作品です。当時とは価値観も大きく変わったこの令和の時代に、当時の新海さんと同じく三十四歳の奥山監督がなぜ実写映画として「秒速5センチメートル」を描こうと思われたのでしょうか。 奥山監督時代も大きく変化していますが、幼少期の純真さや青春の高潔さ、大人になることの惑いなど、そういった普遍性が「秒速5センチメートル」という作品にはあると思います。それを描きたいと思っていました。三十代前後は不安や焦燥感など、精神的に人生のちょうど中間地点にいるような時代です。だからこそ、そういった貴樹の心情に僕もすごく寄り添えた気がしています。おそらく新海さんも、当時貴樹という人物に自分の焦燥感みたいなものを投影していたと思います。僕もそこに重ねるようにしながら描ける確信を持って、本作に向き合っていました。 MC奥山監督を始め、若いスタッフが集まったとても温かい現場だったとうかがっています。昨年の夏から今年の春にかけて、四季をまたいで東京、種子島と全編オールロケで撮影された本作ですが、現場の雰囲気は、どのような感じでしたか。 松村さん僕に不安なこと、うまくいかないことがたくさんあった時には、奥山さんは時間も、体力も惜しまず、たくさん言葉を尽くしてくれました。最終的には、話をしすぎて、お互いに「ごめんなさい、何を言ってのるか分からないです」みたいなところまで行きついてしまいました(笑)。お互いに言葉が多く、スタッフの皆さんが待っている状況でも「構いません」という熱量で向き合ってくれました。「どうなるか分からないけれど、実際にやってみましょう」と、やったみた後に駆け寄ってきて、「言葉にならなくても良いんですが、今のです」と太鼓判を押してくれたので、安心した状態で本番を迎えられました。こんなに熱量と体力のある監督はいないんじゃないかと思っています。(奥山監督がいることで)日に日に現場に行くことが安心になっていくと同時に、何て言うんですかね…何と言う言葉で、奥山さんを表現すれば良いんですかね…。 高畑さん天然ですか? (登壇者の皆さん:笑) 松村さん天然…。ちょっと変わっている(笑)。 奥山監督そういえば、先ほど(イベントスタッフから)「正面を向いてください」というカンペを出されていました。そんなに僕、斜めになっていましたか? 松村さん遠近感がおかしくなるくらい、斜めになっていました。 高畑さん(奥山監督の面白さが)じわじわ、来る。 松村さん(高畑さんの言葉に頷きながら)そう、面白くて、じわじわ来る。だから、現場のみんなが奥山さんを愛おしい目で見ているような現場でしたね。宮﨑さんと食事を摂りながらしゃべるシーンで、別に盛り上がるようなシーンでも何でもないはずなんです。まあ、僕としては楽しくて乗っているシーンではあるんですが、急にどこか遠くから奥山さんの(声を張って)「よーし!良い感じだぞー!」という声が聞こえてきたんです。(登壇者の皆さん:笑) 奥山さんは、すごく盛り上がっているなと思いました。 奥山監督そうなんですよ。一人だけ大声になっている時があるんです。なぜ、ああなっちゃうんですかね。(登壇者の皆さん:笑) 自分でもちょっと分からないんですが、「おー!」と思えるものが撮れていたからだと思います。なぜ今これが撮れているか分からない、奇跡的な瞬間で、お芝居とは到底思えなくて、お芝居とかそういう次元を超えた「そこで起きている出来事を目の当たりにしている」ような瞬間がたくさんあって、興奮したんですよね。それで、カットをかける前に、「めっちゃ良い!」みたいになってしまう。演じている側からしたら、「それはカットの後に言ってくれよ」となりますよね(笑)。 MC高畑さん、どうですか? 松村さん(奥山監督とは)一番、付き合いが長いですからね。 高畑さんそんなに密な十年じゃなくて、要所要所で会っていたという感じだったので、本作を通してすごく仲良くなれたと勝手に思っています。 奥山監督こちらこそ、ありがとうございます。準備期間にも、いろいろとお話をさせていただきました。 高畑さん準備期間でもいっぱいお話をして、「ここが不安だ」と言うと、一緒に悩んでくれたので、私も安心できる時間がどんどん増えていきました。淡々とすごいことをする人なので「すごいな」と思って見ていると、感情の変化の段階が見えない方なので、急に絶叫したり、「やったー!」みたいなポジティブな反応が来たりします。良い意味ですよ(笑)。現場では(奥山監督の)急な感情の爆発がよく見ていたので、後半はあまり驚かなくなりました(笑)。 MC感情の爆発が頻発していたんですか? 高畑さん一日、一回くらい…。 奥山監督僕は自覚できていないので、今初めて「そういう感じだったんだ」ということを知りました。 高畑さんそれが、じわじわと来て…(笑)。いつの間にか、奥山さんを見るために現場に行っているんじゃないかって思うくらい夢中になるほど好きになってしまいました(笑)。 MC森さんは、種子島の撮影現場で印象に残ったエピソードはありますか? 森さんもっぱら、サーフィンですね。クランクインは夕方だったので、朝からサーフィンに行って練習をしていました。宮﨑さんはサーフィンをするシーンはないんですが、(宮﨑さんと笑顔で顔を見合わせながら)一緒にサーフィンしました。マネージャーさんたちも置いて、遠くまで泳いだりしていました。 MC宮崎さんは、サーフィンのご経験があるのでしょうか。 宮﨑さんなかったんです。森さんが練習をされると聞いて、監督と打ち合わせをした時に「良いな、私もサーフィンしたいな」と思ったんです。そうしたら「宮﨑さんも練習されますか?」という連絡が来て、「します!」と言って、ついて行きました。森さんは、東京でも何回かやっていたようですが、私は一度だけやりました。でも、種子島に行ってからは、毎日、海に入っていました。ホテルから波が見えるので、「今日の波は良いなぁ」と思いながら、一人でオールを担いで海に入って行くような、本当に美鳥と同じような生活をしていました。 MC宮﨑さんは種子島だけでなく、東京でも撮影がありました。 宮﨑さん東京と種子島とでは、別の作品を撮っていたみたいな感じがありました。自分が知らないシーンもたくさんあるので、客観的に作品を観ることができました。東京編で、貴樹くんと一緒のシーンの撮影の時に、私が立体パズルを持っていたんです。それを、現場のみんなで一緒にやる時間があったんですが、松村さんがすごくお上手でした。「この形を作りなさい」という課題を、瞬間的にパパッと触って完成させてしまうんです。みんなで「すごい!」と言いながら遊んでいました。 MC松村さんは、立体パズルがお得意なんですか? 松村さんいえ、初めて見ましたが、そういうのが好きなんです。すごく面白そうだと思って、(パズルをやっている様子をうかがう再現をしながら)最初はちょっと遠くから見ていたんですが、もうちょっと近づいて…と、やっているうちに(宮﨑さんが)「やります?」と声をかけてくれました(笑)。やってみたら、ものすごく楽しくて、好きになったので、もちろん買いました。ここでまた登場するのが奥山さんです。(登壇者の皆さん:笑)奥山さんも、「何ですか?」「僕もこういうのが得意なんですよ」と、やり始めるんです。実際にすごく得意だったようで解くのが早いんですよ。問題のレベルが難しくなっていくと「これだ!」「ああ、違うか…」「これで完成だ!」「ああ、違うな…」と熱中して解き始めるんです。そうなると、誰も話しかけられないような状況になってしまうんです。でも、後ろから助監督さんが「もう撮影をしたいのにな」とジーッと見ているんです。それでも終わらないので、「もう撮影に入って、良いですか?」と、ちょっと叱られて、奥山さんが「じゃあ、やりますか…」となったこともありましたね。 奥山監督本当に面白かったんですよ。プロフェッショナルが集まった現場ではあるんですが、「本番を撮りましょう」と撮影をしていたら、ヘッドホンからカチャカチャという音が聞こえてきたことがありました。演じているお二人のセリフを聞きながら、「この音、聞いたことあるな」と思っていました。多分、僕らがやっているのを見て「やりたい」と思ったスタッフさんが、手元でカチャカチャとパズルをやっていたんです。(登壇者の皆さん:笑) 松村さん息抜きですね。あくまで休憩時間ですからね。 MC上田さんと白山さんは撮影が始まる前に、奥山監督とレクリエーションをして仲を深めたと聞きました。 白山さん最初は(奥山監督に)お芝居を見てもらうのかなと考えていたんですが、たくさん遊んでいただきました。鬼ごっことか、スタッフさんと一緒に犬とじゃれあったりして、すごく遊んでく
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『8番出口』劇場用パンフレットのお知らせ©2025 映画「8番出口」製作委員会 2025年8月29日(金)公開 『8番出口』の上映劇場で販売いたします。 パンフレットは公開劇場にてお買い求めください。 A5 P68(表紙込み) 定価1,100円 (税込) 『8番出口』 ご案内|Information Introduction 二宮和也 川村元気 (対談) Cast Comment & Profile 二宮和也 河内大和 小松菜奈 Cast Profile 浅沼 成 花瀬琴音 Staff Interview & Profile 監督・脚本:川村元気 Staff Comment & Profile 企画:坂田悠人 脚本:平瀬謙太朗 撮影:今村圭佑 録音:矢野正人 美術:杉本 亮 スタイリスト:伊賀大介 編集:瀬谷さくら 音楽:Yasutaka Nakata(CAPSULE) 網守将平 Original Works ゲーム「8番出口」 KOTAKE CREATE Review 相田冬二(映画批評家) 佐藤直子(脚本家 / ゲームデザイナー) 髙比良くるま(芸人) 立田敦子(映画ジャーナリスト) Credit -
TV アニメ『SPY×FAMILY』オリジナル・サウンドトラックアーティスト:(K)NoW_NAME【商品内容】◆組数:2 枚組 ◆仕様:ジュエルケース/差し替えジャケットカード封入 ◆収録楽曲数:全 65 曲【収録曲】1.STRIX/2.The Forgers/3.Crisis of my home/4.Small Daily Life/5.Ponder/6.WISE/7.Plan B/8.transient calm/9.Liar/10.Twilight/11.without tears/12.Disguise/13.teacups/14.Thorn rincess/15.Calling on/16.Mother's Cooking/17.Delusion/18.housework/19.As a mother. As a wife./20.子守唄/21. Gl's pastime/22. SUBJECT 007/23. Stella Stars/24. Pitapat/25. Bondman----26. TBD/27. Eden College/28. Very Elegant/29. Housemaster/30. Cecile Hall/31. Second Son/32. Precocious/33. sheep/34.State Security Service/35. Questioning/36. snake in the grass/37. woolly/38. Guard dog/39. Competitor/40. jealousy/41. forever and ever/42. Handler/43. Nightfall/44. Berlint/45. Gain wider knowledge/46. Gorgeous step/47. try again/48. Looks like a nice family/49. little by little/50. sunset----51. verge of a setback/52. Elusive man/53. No one knows/54. Crack Down/55. Front Line/56. stroll/57. Shoot-out/58. Final points/59. Strange Marriage/60. Breeze/61. GOOD DAY/62. NEXT MISSION/63. See you next week/64. BAR/65. CommenceTHCA60280/2022年東宝レーベル:TOHO animation RECORDS 発売・販売元:東宝TV アニメ『SPY×FAMILY』オリジナル・サウンドトラック
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映画『8番出口』初日舞台挨拶「8番出口」公式サイト 世界的人気ゲームを実写映画化し、カンヌ国際映画祭でも喝采を浴びた『8番出口』が8月29日についに公開を迎え、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて舞台挨拶が開催されました。主演の二宮和也さん、小松菜奈さん、河内大和さん、川村元気監督が舞台挨拶に登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします! 初日舞台挨拶 迷う男役 二宮和也さん ある女役 小松菜奈さん 歩く男役 河内大和さん 川村元気監督 二宮さん本日は、数多くある映画の中から本作を観ていただきありがとうございます。皆さんは本作を観た後なので、楽しい話ができればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。 小松さん皆さん、こんばんは。今日は初日舞台挨拶にお越しいただきありがとうございます。現場でも感じていましたが、改めてスクリーンで観ると、ゲームの世界観の再現度が本当に素晴らしくて、圧倒されました。観ている自分が、プレーヤーになった気分になれます。常に何かに自分も見張られているような、追われているような疑似体験ができる。そんな新感覚な面白さが本作にはあると思います。今日、皆さんには本作を観ていただいたかと思いますが、「ここはどういう意味なのかな?」といった考察も楽しんでいただければと思います。 河内さん今日はこの劇場にお越しいただきましてありがとうございます。僕はもう本当に、この日を待ち望んでおりました。「おじさん」がなぜ歩いてるのか? なぜ笑ってるのか? その意味を皆さんはもうお分かりだと思います。皆さんの感想を楽しみに待っています。本当にありがとうございます。 川村監督まずは、初日に来ていただき、本当にありがとうございます。今まで、僕らはプロモーション期間中、作品について言えないことが多すぎて、苦しかったです。今日も言えることがある程度制限はされますが、観終わった方々と楽しい話ができればと思っております。よろしくお願いいたします。 MC本作は、本日8月29日から全国407館(IMAXを含む)で公開されております。先ほど速報が入ってまいりました。そこから計算したところ、この金土日の3日間で『8番出口』だけに、8億円を目指す大ヒットスタートになっております。 二宮さんありがとうございます。 MCせっかくなので、ピッタリ8億円で止めたいみたいな…。 二宮さん止めたいんだ(笑)? MCさらに専門家の方が最終興行収入を計算したところ、最終的に40億円を目指す大ヒットが見込まれるとのことです。 二宮さんこれ、逆にお客さんにプレッシャーがかかっちゃうかな? 先ほど挨拶でも言いましたが、現在、様々な作品が上映している中で、自分で言うのもなんですが、このヘンテコな作品を選んでいただいて、(会場:笑) 皆さんは変わった人だと思います。入口と出口が全く違うような映画はなかなかないと思うので、皆さんとこの作品を共有できたのはすごくうれしいですね。 川村監督まず、本作を選ぶというのは、勇気がいる選択だと思います(笑)。あのゲームが、一体どういう作品になっているのか、さっぱり分からないですよね。だって、ゲームにストーリーがないので…。二宮くんに本作の企画書を渡した時に、すごく不安そうな顔をされたのをさっき思い出しました(苦笑)。入口の印象と、観終わった出口の印象は、かなり違っていると思います。そこの感情を、これから観る前の人たちに、上手な形で広めてもらえたらうれしく思います。 MCSNSの感想を見ると、「ゲーム好きでやり込んでいるから『厳しい目で見てやろう!』と思って行ったら、面白かった!」みたいなものがあります。 二宮さんそれはうれしいですよね。 MC「どんな映画になるんだ?と思ったら、こう来たか!」という感想もありますね。 二宮さん「おじさん」がずっと歩いているんでね…。いや、「歩くおじさん」がずっと歩いているんでね…。 河内さん「歩く男」です。「歩くおじさん」じゃないです(苦笑)。 二宮さんああ、「歩く男」か…えっ! 「歩くおじさん」じゃないの? 河内さん「おじさん」こと「歩く男」なんです。「歩くおじさん」じゃないんですよ。 二宮さん「歩くおじさん」じゃないんだ(笑)? 「歩く男」なんだね。そういう精密さ加減とか、セットもそうですが、ゲームをやり込めばやり込んでくれている人ほど、その再現度の高さに感心・感動してくれるんじゃないかなと思いますね。 MCさっき小松さんも「ゲームの中に自分が入り込んだみたいだった」という話をされていましたが、それだけではないところもありますよね? 小松さんそうですね。特に私の役はオリジナルなので、「小松菜奈はどういう役で登場するんだろう?」という声を聞いていました。やっと公開して、全貌が明らかになり、やっとしゃべれると思ったら安心しました(笑)。 MC前回の「88m無限ループカーペットアライバルイベント」の時は何も言えない感じでしたもんね? 小松さんそうですね。ほぼ何も言えない感じで…。 MCSNSでは他にも「映画を観た後、地下鉄に乗って帰るのがちょっとドキドキする」というものがありましたが、これは会場の皆さんも、絶対そうですね。 二宮さん来るかもしれないからね? 河内さん出会うと思いますよ(笑)。 MC今、河内さんが地下鉄の駅を歩いていたら、ドキッとしますよね? 河内さん白シャツで歩いていたら、ドキッとするんじゃないですか(笑)? MC他にも、「ホラー映画なのかと思って、ちょっとドキドキしながら観ました。地下通路にこんな壮大な人生ドラマがあったということを知って思わず涙!観る前と後ではとっても印象が変わる映画だと思いました」という感想もあります。 川村監督そうですね。本作の結構大事な部分を、真ん中の二人(二宮さん&小松さん)が演じてくれました。そこを早く観てほしいと思っていたんですが、一切それについてしゃべれない(苦笑)。「海」っていうことだけは言っても良いですか? (登壇者の皆さん:笑) じゃあ、「海のシーン」良かったと思うんですが、いかがだったでしょうか? ■会場から拍手! MCあのシーンはいかがでしたか? 二宮さん全員、楽しかったですよ。河内さんも撮影現場に来てくれたんです。 河内さん僕は出番がないのに見学に行きました。 MC砂浜は歩いていないですよね? 河内さん歩いていないです。海の上から歩いてこようかと思ったんですが、出来ませんでした(笑)。僕としては、(地下通路の)あのシーンばかりだったので、海のシーンは絶対に行きたいと思っていました。美しいシーンでした。 MCこんな感想も届いています。「俳優の皆さんの演技が凄まじかった!登場人物が少なくて、それぞれの役がとても難しい役のはずなのに、俳優さんって本当にすごいなと思いました。中でも無限ループする空間で迷う男を演じた二宮さんの飽きさせない男!もう日本代表だと思います」ということです。 ■会場から拍手! 二宮さん飽きさせないので(笑)。 MC新しい称号を手に入れましたね? 二宮さん次回作で使いたいと思います。「飽きさせない男」! MC二宮さんは、ほぼ一人で出ているシーンも多かったですね。 二宮さんそうですね。多かったです。原作に忠実にというか、再現性の高さを目指しているつもりなので、物語を大きく動かす前は、いかに原作を敬愛しながら、汚さずにちゃんと表現できるか MC小松さんは「ある女」を演じてみていかがでしたか? 小松さんそうですね、私は最初に声の出演があるんです。声色を変えるというか、自分的には自然に伝えているつもりなのに、「ちょっと怒っている」と思われてしまう部分もあったので、監督と話し合ってそこの調節をしていきましたね。あとは、急遽撮影で顔が出るシーンが増えました。最初、声だけだったんですが、「やっぱり登場させよう」となって、出演させていただきました。 川村監督本当に本作は、こんなことばっかり起きています。全然シナリオ通り進まなかったり、さっき二宮さんは「飽きさせない男」っていう話でしたが、シナリオ通りに演じてもらって、編集してみたら「飽きるね」となったり…。 MC「飽きさせる男」だったんですか? 二宮さん現場をね(笑)。「現場を飽きさせる男」(笑)。 川村監督それでもう一回話し合って「ちょっと芝居を変えよう」とか。 二宮さん話し合ってみたら「やっぱり(小松さんに)来てもらった方が良い」ってなって…。でも、 「いなくて良い」って言われてんのに次の日には急に「来てもらった方が良い」って言われたら不安ですよね? 小松さんでもなんか「呼ばれるかな」って思いました。 二宮さん本当? 小松さん現場に数日いてみたら、「これ呼ばれるな」と思っていました。だから、呼ばれた時は「キター!」って思いました(笑)。 川村監督それくらい、現場で毎日シナリオを書き換えて、変わりながら撮っていました。その作り方がすごく「ゲーム的」というか、一回やってみてうまくいかなかったから、シナリオを書き換えて、お芝居も変えて撮る…という繰り返しでした。僕らが先を読めないで作っているから、お客さんはもっと読めないんじゃないかと思います。 MC日本での公開を皮切りに、ここからさらに海外の映画祭へ羽ばたいていきます。9月にはカナダのトロント国際映画祭、韓国の釜山国際映画祭。10月にはスペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭への出品も決定しております。おじさんも国境越えて、世界中で大人気になるんじゃないですか? 河内さんこの作品のオファーをいただいてから、初めて川村監督とお話した時に「おじさんはこの作品のアイコンになるんで、覚悟しておいてください」みたいなことを言われたんです。今、日本の映画館と本屋が大変なことになっていて…。どこに行っても自分がいるっていう(笑)。 二宮さんSNSを見ていると「こんなにいろんなパターンを撮ってたの?」って思いました。 河内さんみんなが知らないところで、撮影が終わった後に一人居残りをして、撮っていたんです。「居残りおじさん」です。 MCSNSでもやっぱり子供人気がすごいですよ。 河内さん子どもに声をかけられることが多いです。「8番出口の人だ!」って。 二宮さんへぇ! もう「変なおじさん」と同じですね(笑)。 河内さんいやいや(苦笑)! でも、うれしいです。大人の方は、多分まだ怖いから、声がかけられないんですよね。 MC見る前と見た後で印象がガラリと変わる部分もあったりして、その辺も演じていて面白い部分もあったんじゃないすか? 河内さんそうですね、最初ゲームを見て「このおじさんをやるのか」と思いました。 二宮さん(笑)。思いますよね。それは、思うと思います。 河内さん「これどうやって演じるんだろう?」と思いましたが、脚本を見て「なるほどな」と思いました。おじさんは、おじさんなりに、ああやって歩いている理由があって、ああやって笑顔になる理由がきっとあるんだなと思いました。それを撮影しながら探している感じでしたね。 MCそして、釜山国際映画祭からも素敵なニュースが入ってきております。映画祭の人気プログラムに「アクターズハウス」というプログラムがあります。これは… 二宮さん(MCの言葉を遮るように先走って照れ笑いをしながら)あぁ、(選ばれてしまって)すみません(深々と頭を下げる)。 MC早い!早い! 川村監督ちゃんと聞こう! MCこの「アクターズハウス」というのは、演技力だけではなく、スクリーン内外で際立つスター性を放ち、高い評価を得ている俳優にスポットを当て、俳優自身の魅力に迫るトークプログラムです。過去には「ミナリ」(2020年公開/監督:リー・アイザック・チョン)で韓国人初のアカデミー賞助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンさんや、是枝裕和監督の「ベイビー・ブローカー」(2022年公開/出演:ソン・ガンホ、カン・ドンウォン他)に出演したカン・ドンウォンさんなど、韓国のスターの皆さんが登壇してきた人気プログラムです。今回、初の日本人俳優として二宮和也さんの登壇が決定しております!(二宮さんは客席の左右あらゆる方面に向かって頭を下げる)この、「スクリーン内外で際立つスター性」という…。 二宮さんスクリーン内外で…すみません。(苦笑しながら頭を下げる) MC今までの俳優人生を語ったりするということなんですが…。 二宮さんだとすれば、怯えます! いや、どういったものなのっていうのは…。 川村監督当日イ・ビョンホンさんと出るらしいですよ。何を話します? 二宮さんいや、とりあえず写真を撮ってもらいます。 河内さん写真好きだな! 二宮さん絶対に写真は撮りたい。やっぱり本作と一緒に海外に行くっていうのは、本当に旅行してるみたいで、いろんな思い出が増えていきますよね。河内さんも一緒に行くんですよね。 河内さん行かせていただきます! MCそうなんですね。川村監督は行かれますか? 川村監督行きます。おじさんと一緒にレッドカーペットを歩くんですが、衣装をどうしようかなって考えているんです。 二宮さんドレスコードないんですか? 川村監督いやどうなんですかね? 二宮さんちょっとワクワクしてきちゃった! MCさて、ここからは映画の世界観を表す重要なキーワードである「異変あり」「異変なし」の二択にちなんで、テーマトークを皆さんとしていきたいと思います。これから、いくつかの質問をいたしますので、「その通りだな」と思ったら「異変なし」の札を、「いや、それは違うよ!」と思ったら「異変あり」の札を挙げてください。 本作の撮影はかなり変わった撮影手法だったとうかがっておりますが、何の問題もなくスムーズに撮影できたなと思ったら、「異変なし」。 いや、結構大変で苦労したかなと思ったら「異変あり」を挙げてください。 【質問1】 ■全員「異変あり」。 小松さん良かった! 二宮さんみんなが同じ思いでしたね。「もう一回観てもらいたい」という意味を込めてなんですが、映画の中のメインストリートみたいところがあるじゃないですか? MCループしていく通路ですね。 二宮さんあそこに「迷う男」が三歩入ると、(おじさんが)出てくるんですよ。これをずっーと守らなきゃいけないんです、我々は。 河内さん(爆笑)。 二宮さん同じところで「おじさん」って言わなければならないので、僕がちょっとタイミングをずらしてしまっても、おじさんがちゃんと調整をして、いるべきところにいてくれるんです。それって、お芝居とはまたちょっと違う脳が働いているんですよ。それは「異変あり」という感じでした。 MCそれは大変だったということですか? 二宮さん大変というよりも、新しい感覚でしたね。 河内さんそうですね。どのタイルのどの部分で曲がって、どちらの足で曲がるかは、決めていたんですよ。でも、やっぱり二宮さんは毎回、芝居が違うじゃないですか? 二宮さんいい意味でね(笑)? MC「飽きさせない」から。 河内さん(笑)。その「飽きさせない」が如実に出ていましたね。スタッフさんがキューを出してくれるんすが、その通りに出ても違う時が結構ありました。毎回、スピードが違うから、その速度調整とかは結構大変だったんですが、楽しかったですね。 二宮さんそんなのやったことなかったから、楽しかったですね。まあ、僕はもう基本的に自由にやっているから、(河内さんが)全調整をしてくれて。 MC一点を見つめながら微妙に調整して? 河内さんそうそう、(真っすぐしか)見れないからね。こうやって(真っすぐに一点を)見るんですが、タイルをずっと見ていると、何だかクラクラしてくるんですよ。 二宮さん分かるかも。 ■二宮さんと小松さんと監督は後ろにあるセットのタイルの絵をじっとみる。 河内さんだからもう、グワーンってなりながら歩いている時もありました。でも、舞台みたいで面白かったですね。 MC小松さんも「異変あり」を挙げていますが? 小松さんマイナスな捉え方ではないんですが、聞いてもらいたくて…。 二宮さんこれからマイナスなことを言おうと? 小松さん違います、違います(笑)! そうじゃないよと(笑)。 二宮さんそうじゃないのね。 小松さん私は現場で見ていたんですが、「迷う男」が黄色い部屋に入っちゃうシーンがあるんですが、その部屋のタイルが黄色なんです。そこで監督が「いや、この黄色じゃないんだよな…」って言って、もう一回それを撮り直しするっていう話を聞こえてきたんです。その時にアンミカさんの「白は200色あんねん」って言葉が浮かんできて(笑)。いや、どの黄色が正解なんだろうって思いました。 二宮さん塗り直しましたからね。しかも、乾かすのに二日くらいかかりました。 MC監督はそんなの当たり前だよという感じですか? 川村監督いやいや、黄色に異常なこだわりを持っていた二カ月間でしたね。でも、全然違うんですよ。(会場のセットを差して)この黄色とそこの黄色も全然違うじゃないですか。黄色って、ちょっとした差で印象が変わるんですよ。怖くもなるし、温かくもなるので、結構面白い色だなって…言い訳です。 小松さんでも、細部にまでこだわって、みんなで話し合って、追求していくっていう時間はすごく良かったと思います。 MC監督も「異変あり」ですが…? 川村監督小松菜奈さんの初日の話なんですが…。今言われたので、ちょっと言い返そうかなって(笑)。小松さんは、久しぶりの映画の現場だったんですよね? 一年ぶりくらいでしたっけ? 小松さんはい、そうでした。 川村監督結構、スンとした顔でやってくるんですよ、この人は。 小松さんそういう顔なんですよ(笑)。 川村監督「小松菜奈が“スン”とした顔でやってきたな…」って思っていたら、現場のパイプ椅子に座って緊張で震えているんですよ。声を録っても、声がずっと震えているから「これはダメだ!」って思うくらいでした。 小松さんそうなんです。そう見えちゃうのが良いところなのか悪いところなのか? 二宮さん良いところなのよ。でも実際、緊張しているんだもんね? 小松さんめちゃくちゃ緊張しています。ノミの心臓なんです(苦笑)。 川村監督今日も、ずっと挨拶の前に「はぁ、緊張して吐きそう」って言っていましたよね。 二宮さん「何しゃべって良いか分からない…」って言っていましたけど、さっきからベラしゃべりですよ(笑)。 小松さんそんなことは言っていないですよ。「緊張しています」って言っていたんです。 私は身の回りの日常生活に起きる異変に全く気づくことができないタイプだ。 気づかない場合は「異変なし」いやいろいろ気づいちゃうんですよね、細かいとこも…という場合は「異変あり」を挙げてください。 【質問2】 ■二宮さん「異変なし」、小松さん、河内さん、川村監督は「異変あり」 二宮さん僕はあんまり気づかないというか、あんまり私生活に興味がないのかもしれないです。違っていても自分で直せばいいし…、という感じで、あんまり気にしたことがなかいですね。 河内さんあんまり気にしなさそうですよね。何が起きても動じない感じがします。いい意味で、自然とそこにいるんですよ。中はどうなのかは分からないですがね。 小松さん「緊張するんですか?」というお話をしたら「全然しない」って言っていました。 MC緊張したことはないんですか? 二宮さんさすがにしたことはありますよ(笑)。でも、あんまりしないかも。 川村監督僕が驚いたのは、カンヌ国際映画祭でスタンディングオベーションを受けている時って、パニックになるんですよ。でも、二宮さんはカメラに向かって投げキッスをしていましたからね。それを見た是枝裕和監督から「ニノすごいね」っていう一言だけのコメントが来ました(笑)。(登壇者の皆さん:笑) 「投げキッス、カンヌでやれる人はいないよね」って。 二宮さんそういうところがありますよね(笑)。でも、人生一回きりだからね。 MC小松さんは「異変あり」なので、結構、細かいところに気づいちゃう? 小松さんわりと敏感かもしれないです。人としゃべっていても「今日疲れていそうだな」「何かあったのかな?」って聞くと「そうなの。よく気づいたね」って言われますね。 MC河内さんも「異変あり」? 河内さん僕、ビビリなんで(苦笑)。何かあるとすごく声が出ちゃうんすよ。ビクってなるし、いろんなことに過剰に反応しちゃうんですよ。そういえば、今日の僕の異変に気付きました? 二宮さん本人じゃない? 河内さん(爆笑)。 二宮さんあ、髪ね! 河内さん(後ろを向いて)初日だから、三つ編みヘアが8本あるんです。 二宮さんすごいね…。 MC川村監督は? 川村監督僕は細かいことを気にするので、河内さんにはとにかくCGみたいに動いてほしかったんです。毎回同じように歩いてほしいし、毎回同じ笑い方をしてほしかったんです。でも、同じ顔を人はできないじゃないですか? それが何回も繰り返されることがCGみたいで怖い――人間がCGのような動きをするのが怖いっていうのを表現してもらったんです。あまりにしつこくやるから、河内さんの顔面の筋肉がおかしくなっちゃいました(苦笑)。本作を二回目以降に観る時に観てほしいんですが、振り向いたらっていうシーンが三回ありますが、三回目の顔は震えています。それが好きです。 河内さん僕も人間だからね。あれはやばかったですね…。 実は、今、二宮和也さんに異変が起きている…? 異変に気づいたら「異変あり」、ないと思ったら「異変なし」を挙げてください。 【質問3】 ■二宮さんと川村監督は「異変あり」、小松さん、河内さんは「異変なし」 二宮さん(小松さんに向かって)別に普通だよね? 小松さんはい…髪の毛が、今伸びたとか(笑)? 河内さんずっといつもの二宮さんですよね? 全くいつもと変わらないフラットな感じです。 川村監督半袖になっている(笑)? 二宮さんそれは、最初から! MC二宮さんから異変を説明していただけますか? 二宮さん僕もこれは、SNSを見て「気づいた」んです。でも、説明は受けていたと思うんですよね。ということは、聞き流していたんだろうな…。今、SNSで私のプロフィールが「八宮」になっているっていう話なんです。「八宮和也」になっているらしいんですよ。その画像を見て「え?マジでなっているじゃん!」って。僕としては、勝手にやられているイメージなんです。でも、説明は受けているはずなんだ。でも、忘れているんだよね、きっと。 MCプロモーション活動の一環として名前を変えるっていうのは、若手芸人みたいな感じですね。 二宮さんでも、もしかしたら、この世界中で八宮と仕事をやりたいっていう人がいるかもしれないので、八宮と仕事するんだったら、今オファーをするしかないですよ! MCでも、こちらは本日(8/29)23時59分までとなります。 二宮さんええ!? そうなの? 短いなあ…。 MCSNSで気づいている人は結構いました。 二宮さんですよね。僕もSNSの書き込みで気づきました。 MC「よくやるなあ。さすが」って思いました。 二宮さん僕もそう思いました。「よくやるなあ。さすが」って思いました。 MC最後に二宮さんからメッセージをお願いします! 二宮さん本日は観ていただきましてありがとうございました。映画がたくさんあふれかえる世の中になって思うのは、エンターテインメントに関わる仕事は、有事の際や、それこそコロナ禍になったりすると、自粛をせざるを得ないカテゴリーの一つだということです。その時は、もう世の中を応援することしかできない。見守ることしかできないんです。今はこうやって映画がたくさん出てきて、僕たちも映画を封切ることができる世の中は、すごく平和なんだなと思います。そして、幸せな時じゃないとエンターテインメントには触れることができないものです。なので、僕らはいろんな作品を作ることに集中して、熱中して、こういった尖った作品や、王道なものなど、いろんなものを生み出しています。我々は、また新しい作品を…いや、「我々(このメンバー)」でやるわけじゃないですが(笑)、それぞれに新しい作品を作ると思います。そ
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TOHO animation STOREにて「ジャンプフェスタ2023」限定グッズの受注生産による先行販売を実施!「ジャンプフェスタ2023」特設ページはこちらからTOHO animation STOREでは、「ジャンプフェスタ2023」オリジナルグッズを販売!「呪術廻戦」「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」「SPY×FAMILY」「Dr.STONE」の描き下ろしイラスト等を用いたグッズ販売を、下記期間中に受注生産による先行販売にて実施いたします。 TOHO animationレーベルが贈る、会場ブースやスーパーステージ詳細は後日発表!お楽しみに! 【期間限定<先行受注販売>受付期間】 2022年12月14日(水)正午12:00 ~ 12月18日(日)17:00迄 ※「ジャンプフェスタ2023」の開催は 2022年12月17日(土)・18日(日)の2日間です。 ※上記期間中は、売り切れなしの<受注販売>となります。 ※2022年12月19日(月)正午12:00~<一般販売>を行います。こちらは在庫がなくなり次第、販売終了とさせていただきます。 【お届け予定日】 2023年2月下旬頃より順次発送予定(一部商品3月・4月以降お届け予定)ⒸTOHO animation STORE Ⓒ古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS Ⓒ堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 Ⓒ芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 Ⓒ米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会 Ⓒ遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員
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「ブラック・ショーマン」公開直前イベント「ブラック・ショーマン」公式サイト 東野圭吾の人気小説を福山雅治主演で映画化した「ブラック・ショーマン」の公開を前に9月3日、東京・新宿の西武新宿ぺぺ広場前にて、公開直前イベントが開催されました。多くの人々が行き交う新宿の街に福山雅治さんと有村架純さんが降臨し、会場は熱狂に包まれました。福山さんは、大観衆の前でマジックを披露! 果たしてその成否は…? こちらのイベントの模様をレポートいたします。 公開直前イベント 神尾武史役 福山雅治さん 神尾真世役 有村架純さん ■福山さん、有村さんが会場のバルコニーに登場し、会場は歓声に包まれました。 福山さんどうも、お集まりいただきましてありがとうございます。福山です。よろしくお願いします。 MCどうですか、福山さん、この景色は? 福山さん実は、東京に18歳の頃来ました。今から37~38年前になりますが、上京して初めて降りたのが、そこの(新宿の)東口です。その日にここ(西武新宿駅前広場)を通って、そこの階段を登って、西武新宿駅から西武新宿線に乗って拝島駅まで行ったんですよ。まさか自分がここに帰って来るとは思いませんでした。本当に熱烈歓迎ありがとうございます! 有村さん皆さんこんばんは。 MC有村さんも、これだけたくさんの皆さんが集まってくださいましたが、今の気持ちというのは? 有村さんちょっと涼しくて良かったなと思いました。大丈夫ですか、皆さん? (会場の反応に)良かったです。今日はよろしくお願いします。 MC「ブラック・ショーマン」公開まであと9日になりました。今の気持ちを、まずうかがいたいと思います。 福山さん結構、長い期間撮影をしていました。その撮影の期間も、少し空いたこともあったので、やっと完成して観ていただける――「やっと、観ていただける」という気持ちが強いですね。 有村さん本当にあっという間ですね。ちょうど一年ほど前に撮影が始まって、岐阜ロケをしたり、都内で撮影をしたりと、いろいろな場所で撮影をしましたが、本当に早いですね。皆さんに観ていただくのが楽しみです。 MC意外だったのですが、今回、お二人は初共演ということですよね。 福山さんそうなんです。ずっと(有村さんの作品は)観ていましたがね。 有村さんはい、お互いに…。 MC今回の撮影やプロモーションを通して、お互いを知るようになって、信頼関係も築かれたとうかがっています。そこで、お二人にお互いの印象などもお聞かせいただきたく、一問一答で答えていただきたいと思います。 お互いに「すごいな」と思うところを教えてください。 【質問①】 福山さんまず、おいしいものが好きで、その美味しい物が好きっていうことに対して諦めない! 必ずそのたどり着きたいと思ったものにたどり着く、その向き合い方ですね。 有村さん(笑)。 福山さんこれはなかなかできないですよ。僕らは、忙しくなってしまうと「もう今日はいいか」とか「スープだけでいいかな」とか「バナナ一本でいいか」みたいな感じになりがちなんですが、(有村さんの方を向いて)それでもどこかで取り戻しますよね? おいしいものを食べたりしてね。 有村さんはい(笑)。 福山さん諦めない! そして、自分がおいしいと思った菓子とかお弁当を、きちんと現場に差し入れして還元するんです。 MC「皆さんにも食べていただきたい」ということですね。 福山さんそう! これがすごい! MC有村さんはいかがですか? 有村さんご自身が好きなものに対しての熱量がすごいですね。音楽もそうですし、あと、あるお酒にすごく詳しいです(笑)。 福山さん(笑)。 有村さんあ、あれって話しましたっけ? 武史さんのお店に飾られているやつ。 福山さん(その話はしても)良いんじゃないですか? 有村さんぜひ、話してください! 福山さんあ、私ですか? 有村さんはい! 福山さん有村さんが、マイクを通して言うから、バレちゃいましたね(笑)。映画の終盤に登場する、「トラップハンド」というバーがあるんです。そこは、僕の演じる神尾武史という、ラスベガスで名を馳せた元マジシャンが、恵比寿で経営しているという設定なのですが、そのバーに置いてあるお酒は、私の家から持ってきたコレクションです。 MCバーを開けるぐらい持っているのですか? 福山さん入り切れませんでしたが…。 ■会場から歓声! 福山さん(歓声を鎮めるように)いやいやいやいや。またこういう部分が切り取られますから! まあ、切り取られると思うので話しますが、当時「地面師たち」(2024年Netflixにて配信開始/出演:綾野剛 他)という作品が非常にヒットしていたタイミングがありました。その作品に登場する(ハリソン役の豊川悦司さんの飲んでいる)ウイスキーがすごいっていう記事を読んだんですよ。僕も、ちょうど本作の撮影をしてたんです。それで、「何だって!」と思い、これはちょっと「ブラック・ショーマン」としても負けるわけにはいかないと思って、せっせとみんなで僕の家から運びました。ぜひご覧になってください。 お互いの「えぇ?」と思った意外な一面はありますか? 【質問②】 有村さん意外と寒がり(笑)。 福山さん(苦笑)。そうそうそう。ロケ地が岐阜県郡上八幡という風光明媚で、水のきれいなところだったんです。ただ、撮影の時期は秋だったのかな? 有村さん秋ですね。 福山さんすごく寒かったんですよね。というか、僕は底冷えがして寒かったんです(苦笑)。あまりにも寒くてですね、「すみません、足湯をしても良いですか?」って、お湯持ってきていただきました。「おそらく有村さんも寒いと思うのでぜひ足湯を…」って勧めたので、その印象があるんだと思います(笑)。 MC福山さんが思う意外だと思う有村さんの一面は何ですか? 福山さん意外ではなかったですが、想定を超えてすごいと思ったのは、やっぱりタフなことですね。僕は、撮影現場が寒かったんですが(笑)、しっかりと風邪もひかずにこなしていました。 MC有村さんからしたらそこまで寒くなかった? 有村さんいや、もう身震いするぐらい寒かったです。 福山さん強さがないと撮影の現場は続けられませんからね。タフさは想定していましたが、想定以上にタフな方でした。 それぞれが演じているシーンで好きなシーンを教えてください。 【質問③】 福山さんいっぱいあるんですが、皆さんもご覧になれるところで言うと、特報(映画『ブラック・ショーマン』60秒特報)の中で、ウエディングドレスを着ているんです。めちゃくちゃキレイでかわいいんですが、何かちょっと妖しい感じがするんですよね。そこがすごいと思います。あれって、何かちょっと妖しいと思ってもらおうという気持ちがあったんですか? 有村さんいや、特になかったんですが…。 福山さんそうですよね? 有村さんでも、(完成した作品を)観たら「ちょっと妖しく見えるな」と思いました。 福山さん「あ、もしかしたらこの人なんじゃないかな?」みたいに、ちょっと怖く見えるんだよね。それがすごいんですよ。まあ、意図していても、いなくても、そう見えた人の勝ちですから。それがすごいなと思って、一瞬なんですが、あのシーンがすごく好きですね。 有村さん岐阜県の苗木城跡というところでロケをしたんです。その場所に行くまでには、相当登らないといけないんです。そこで、コインロール(コインを指の間を生き物のように移動させる技)をしてから、コインを投げてキャッチするシーンがあるんです。すごく印象的なカットなんですが、そこが心に残っていますね。 福山さんもう寒くて指がかじかみましてね(苦笑)。もう指が動かなくなっちゃうから「早く撮って!早く撮って!」と思っていました。 MC早く足湯に入りたいと思っていた? 福山さんそうそうそう。もう足湯だけじゃなくて、手湯? 手を温めないと動かせないので、「早く撮りましょう」言っていました。風も強かったんですよね…。 MCそして福山さん、9月1日から先行配信になっている本作のテーマソング「幻界」ですが、現在開催中のドームツアー(「FUKUYAMA MASAHARU 35TH ANNIVERSARY DOME LIVE 2025 // SOUL」)でめちゃくちゃ盛り上がっていると聞いています。 福山さんそうなんですよ。早速、披露しています。「どんな曲になるでしょうね?」なんて共演者の方から、撮影の途中で話を振られたりもしましたが、当時は全くできていなかったんですね(苦笑)。だから、「やばいな」と思っていましたが、最後にわりと長いシーンでキャスト全員が登場するようなシーンがあるんです。でも、「その撮影をやってからのほうが良いかな?」と思っていました。できていないことの言い訳っぽいですがね(笑)。でも、そのシーンを撮り終えたら曲が浮かんで来たんです。それまでは、正直曲が浮かんできていなかったんです。でも、「あ、こういう音が神尾武史がラスベガスでマジシャンとして活躍していた頃の登場曲として鳴ってたらいいな」っていう曲がやっと浮かんできたんですよ。 MC有村さんはこの「幻界」を聴かれていかがでしたか? 有村さん今回、福山さんが演じる武史さんが、ダークヒーローということで、何かちょっと闇っぽい雰囲気がするというか、登場人物がみんな怪しく見えて、ちょっとピリつく緊張感が、楽曲からすごく感じました。だから、いつもの福山さんが作られる音楽とはまた違ったエッセンスが入った印象でした。 MC今日は、こちらにたくさんの皆さんに集まっていただいております。福山さん、トークも良いですが、(会場の皆さんに向かって)それだけじゃ物足りないですよね? (会場:拍手と歓声) 福山さん、神尾武史っぽくて楽しめるものを用意していただいていると聞いたんですが? 福山さんいやいやいや。、僕は、昨日まで、今日何をやるのかちゃんと聞いていなかったんですよ。で、「どうなってんの?」って聞いたら「新宿のペペっていうところで、たくさんの皆さんに見ていただきます」「雨が降るかもしれないですが、お集まりいただく予定です」と言われたんです。「で、何やるの?」って聞いたら、「ちょっとマジックらしきものを…」って言われたんです。いやいや、僕はマジシャンじゃないから(苦笑)! MC後ろからスタッフの方が出て来ましたが…。 福山さんちょっとマイクを持ってもらわないといけないんでね。(スタッフに向かって)大丈夫、やりますから、ちょっとだけ皆さんに言い訳をさせてください。何かもう、マジックをやることになってしまいました。だから、用意してきました。 ■会場から歓声! 福山さんていうか、用意されていました。強制的に…。 有村さん強制的に(笑)。 福山さんもう、こんなの強制マジシャンですよ(苦笑)。 MC福山さんは、私がご一緒しているラジオでも常にコインを握られていましたが、現場でもそうでしたか? 有村さんずっとしていました。常にポケットにコインを忍ばせていて、ずっと触っていらっしゃいましたよね? MC今日はコインではなく? 有村さん今日は何をするんでしょうか? 福山さん正直コインの方が気が楽です。今日はトランプを使います。 MCトランプのマジックですので、皆さんにも福山さんの手元を見ていただくために、会場の後ろのビジョンに福山さんの手元が映ります。ですので、皆さん後ろをご覧ください。 福山さんじゃあよろしいですか? 今日はですね、トランプを使った、ちょっとしたお遊びをやりたいと思います。(ポケットからトランプを取り出す)こちらのトランプを使います。このトランプの中から、今日お集まりになった皆さんが、印象に残ったカードを私が当てます。 ■福山さん、カメラに向かってトランプを素早く見せる。 MCちょっと早いです(苦笑)! 福山さんあなたの動体視力が遅い(笑)! じゃあもうちょっと分かりやすくやりますね。 ■福山さん、もう一度、カメラの前にトランプを見せる。 福山さん見えたかな? もう一回ですか? ■福山さんがもう一度、カメラに向かってトランプを見せる。 福山さんどう? 印象に残ったカードはありました? 有村さんありました! 福山さんでは、私が皆さんの印象に残ったカードを当てましょう。皆さんが印象に残ったカードの絵柄、数字…それはこちらですね。 ■お二人の後ろの幕が落ちて「ハートの7」が出てくると、会場から歓声! 有村さんおぉっ! 福山さん間違いありませんか? 有村さんまさに(印象に残ったのが)ハートの7だったので、びっくりしました。 MC最後に本作を楽しみにしている方々に一言ずついただけたらと思います。 有村さん「ブラック・ショーマン」は、登場人物みんなが、とても怪しいです。どの方がこうなのか? ああなのか? と、物語と一緒に皆さんが謎を解きながら観てくださるとより楽しめるのかなと思います。ぜひ楽しみにしてください。 福山さんはい、本日はありがとうございました。この作品はですね、今やったように、マジックも嘘なくやっております。マジックをベースにしながら、様々な人間関係、そして謎を紐解いていきます。全く新しい感覚で楽しんでいただけるミステリーエンターテインメントだと思います。9月12日には「ブラック・ショーマン」をぜひ劇場でご覧ください。本日お集まりいただきありがとうございました。では…ここは、ご唱和になるんですか? MC福山さんにここはビシッと決めていただきたいと思います。 福山さん9月12日(金)から始まる「ブラック・ショーマン」。It's Show time!
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「すずめの戸締まり」大ヒット舞台挨拶「すずめの戸締まり」公式サイト「君の名は。」(2016年公開/主演:神木隆之介・上白石萌音)「天気の子」(2019年公開/主演:醍醐虎汰朗・森七菜)に続く新海誠監督三年ぶりとなる最新作「すずめの戸締まり」が11月11日より公開となり、17日までの7日間で興行収入27.7億円、観客動員数200万人を突破する大ヒットを記録しています。11月18日には東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで大ヒット舞台挨拶が開催され、原菜乃華さん、松村北斗さん、新海誠監督が登壇しました。日本全国から届いた本作への熱い感想をつづったメッセージボードを背景に、全国343館に向けた生中継舞台挨拶に臨みました。こちらのイベントの模様を詳しくレポートいたします!大ヒット舞台挨拶新海誠監督岩戸鈴芽役原菜乃華さん宗像草太役松村北斗さん新海監督六本木の皆さん、お越しいただき本当にありがとうございました。そして(中継)カメラの向こう、スクリーンの向こうにいらっしゃる全国の皆さん、僕の地元の長野県の皆さんも観ていらっしゃると思います。今日は楽しい時間にしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 原さん本日はお越しいただき、本当にありがとうございます。全国343ものスクリーンで、たくさんの方が「すずめの戸締まり」を楽しみに観に来てくださっていることがすごく嬉しいです。 松村さん343というとすごい数字ですし、皆さんの上映前の大切な時間をいただくので、この後に上映される「すずめの戸締まり」がもっとワクワクするような、そういう時間にできたらと思います。僕の地元の静岡でも(中継を)観ていると思うと、嬉しいです。もちろん343スクリーン、全ての皆さんのために楽しい、ワクワクする時間にしたいと思います。 MC嬉しいニュースが入ってきています。公開されてからまだ7日ですが、この7日間でなんと全国200万人の方に本作をご覧いただきました。 新海監督200万という数字は、ちょっと信じられない数字ですね。僕が昔アニメーション映画を作り始めた時、50人で満員になる映画館で上映したんですね。50人の方に拍手をいただいただけで、人生が変わったような感じでした。それが、200万というのは、言葉にならないですね。隣を見ちゃうな(笑)。200万人という数字はどうですか?(原さん、松村さんの方を見る)松村さん200万というと、皆さんが今、手に持っている(入場者プレゼントの冊子)「新海誠本」が300万名様限定なので、いよいよ在庫切れが見えてきています。 原さん「新海誠本」すごく濃い内容なので、皆さんに手に取ってもらいたいです。それに、プラスで作ってもらいたいですね。 MC「新海誠本」の増刷希望が入りました(笑)。さて、本日は皆さんの後ろに、何やら幕がかかったものがあります。早速オープンしてみましょう! ■ベールが外されると、熱い感想がつづられたメッセージボードがお目見えしました。登壇者の皆さんから「おー!」と驚きの声、会場からは拍手が上がりました。 MCこれまでに本作をご覧になった皆さんからの感想をお届けしたく、このようなメッセージボードをご用意いたしました。ぜひじっくりとご覧ください。 ■登壇者の皆さん、メッセージボードの感想に見入る。 原さん「ポテトサラダ気になる…」という感想があります(笑)。新海監督「顔面と声が良いお兄さん二人も」という感想も。 松村さんこれなんて、作品の大事なことじゃないですか。「何気ない『行ってきます』の言葉にも重みを感じました」と書かれています。 新海監督そうですね。「圧巻だった」とか「ありがとう」とか、こういった短い言葉にもちょっと泣きそうになります。嬉しいです。 松村さんあ、僕と同じ感想が! 「エンドロールの時に、この映画を作ってくれてありがとうと本当に思った」これは、分かりますね。新海監督嬉しいなあ。「もう一回観たいけど、ものすごい体力使う」という感想も…。すみません、何か…。(登壇者の皆さん:笑)。 松村さんでも、もう一回観たくなるんですよね。 新海監督これも嬉しいですね。「監督はどうしてこうも毎回等身大のヒロイン感半端ない女の子を見つけられるんだろうか」と書いてあります。原さんありがたいです。新海監督の演出のおかげです。 新海監督いえいえ、とんでもないです。 松村さん語彙力を失っている方がいますよ。「もう好き、全部好き」って! 原さん分かります! 松村さん分かりますね。 原さん「今、現在を精一杯生きなきゃと思わせてくれる映画でした」という感想もあります。シンプルだけど、すごく素敵な言葉ですね。 新海監督せっかくですので、ここにいらっしゃる皆さんにお伺いしたいんですが…。「今日これから本作を初めて観る」という方はどれくらいいらっしゃるんでしょうか?(手を挙げた人は少数) ということは、二回以上観たという方が多いということですよね。ありがとうございます。「三回以上観たよ」という方もいらっしゃるんでしょうか。(あちこちから手が挙がる) ありがとうございます。嬉しいですね。 松村さんうわあ…すごい! 新海監督ありがとうございます。 MC原さん、松村さんに、周りの方からは反響が届いていますか? 原さん今までお世話になった先輩方や友だちもみんな、「本当に面白かったし、もう一回観たくなる作品だった」と言ってくれました。普段はアニメーションをあまり観ない方も「『すずめの戸締まり』は本当に面白かった」と言ってくれて、みんなにとってすごく特別な作品になっているんだと肌で感じて、とても嬉しい瞬間でした。 松村さんこの六本木の会場もそうですが、客席を見ると、男性から女性、お父さんお母さんお子さんまでいて、343のスクリーンがきっとそういう状況なんじゃないかと思います。昨日、おとといと、神戸、大阪を周り、自分で劇場に足を運んで感じたのは、いろいろな世代、いろいろな育ち方をしてきた方が、映画を観終わった後に皆さん同じような顔をされていました。何よりもそれが、言葉を超えた反響かなと感じています。きっと皆さんも、上映が終わった後には隣の人と同じ顔をしているんじゃないかと思います。 MC劇中では鈴芽と草太が全国を旅していますが、松村さんが今おっしゃったように、皆さんも神戸、大阪に行かれたんですよね。 新海監督そうなんです。全国キャンペーンの最初ということで、まずは関西にお邪魔しました。新幹線に乗って、鈴芽と同じルートで神戸駅に行きました。劇中にも神戸駅が出てくるんですが、(鈴芽たちと)同じホームに降り立って、新幹線の改札を出たらびっくりしましたよね。 松村さん驚きましたね。 原さん「すずめの戸締まり」のスタンディ(宣伝用のパネル)があったんですよね。 新海監督改札を出たところに置いてあって、思わず三人で写真を撮りました(笑)。神戸駅の駅長さんが大変(本作を)気に入ってくださったということでした。鈴芽とあるキャラクターが駅前で抱き合うシーンがあるんですが、そのシーンに合わせて飾ってある花の色も変えてくださっていました。現実と本作が混じったような感じがして、幸せでしたね。 松村さんすごい瞬間ですよね。 新海監督お二人の思い出はありますか? 松村さん今回はそうやって写真を撮ったり、劇場に駆けつけたりしました。過去に仕事などで訪れていた地とはいえ、「すずめの戸締まり」で訪れるとまた全然違う雰囲気がありました。(劇場で)皆さんの表情が見られたこともあり、すごく新鮮な気持ちがしました。 新海監督舞台挨拶をみんなで一緒にやっていると、菜乃華さんをじっと見ているお客さんとか、北斗くんをずっと見つめているお客さんとか、本当にすごく小さなお客さんもいました。一生懸命に手を挙げて質問していましたよね。 原さん緊張して、なかなか言いたいことがうまく言い出せなかった小さなお子さんに、松村さんが素敵なフォローをされていました。監督と「素敵だね」とお話をしていました。 新海監督(小さなお子さんが)なかなかしゃべれなかった時に、(松村さんが)「なんて素敵な待ち時間なんだろう」とおっしゃって。「さすがだな!」と思いました。 松村さん(照笑)。新海さんの紳士ぶりを受け継いで、ちょっと真似をしようと思ったところが大きいです。 新海監督いやいやいや…(照笑)。でも本当に、いろいろな劇場の方々がこの作品を届けてくださっているんだと、劇場に入った瞬間に分かりますよね。劇場の方の手作りのものが、たくさん飾ってあったりして…。 原さん似顔絵とかも、すごかったですね。 新海監督僕たちの滞在時間は一瞬なのに、何日もかけて作ってくれたんだと思います。 松村さん地元の中学生の方が描いてくれた絵も飾ってありましたね。(原さんの方を見ながら)写真を撮る手が止まらなかったですね。 原さん写真、止まらなかったです。 新海監督関西だけではなく、僕たちはこれからいろいろな場所に行きます。お二人が一緒の場合もあるし、僕が一人で行く場合もありますが、まずは静岡、名古屋にお邪魔して日本全国に行きます。(中継)カメラの向こうにいらっしゃる方とも、もしかしたら直接お目にかかれるかもしれませんね。楽しみです。 原さん&松村さん楽しみですね。 松村さん反響によっては、行く場所が増えていく可能性も…なくはないですよね? 増えてほしいですね。 原さんそうですね。 MCお客さんの盛り上がり次第かもしれませんね。こうしてプロモーションをやっていると、オーディションが懐かしく思われますね。 新海監督そうですね。メディアなどで「原菜乃華、松村北斗、アニメーション声優初挑戦」と書かれることがあるんです。それはもちろん嬉しいんですが、「そうじゃないんだよな」と思うこともあります。僕は二人の初挑戦がほしかったわけでも、初めての人がほしかったわけでもありません。僕は二人がほしかったんですよね。菜乃華さんと北斗くんに、鈴芽と草太をやっていただけることが、この作品にとって、とても重要でした。本当にガチでオーディションで選んだので、いろいろな人と戦っていただいて、選ばせていただいたんです。技術がうまいとか、芝居ができるとか、そういうことも大事なことではあるんですが、やはりうまいだけでは面白い作品にならないんですよね。そうではなくて、鈴芽と草太のように不安を抱え、「自分で良いのだろうか」と悩みながら、なんとか作品を完成まで導いて、(作品を)作り終わった後も一緒に届けてくれる人がほしかった。そういう人たちがこの二人なんだということを、オーディションを通じて感じました。そして、アフレコを二カ月くらいやってきましたね。原さん私は合格発表がサプライズ発表だったんですが、とにかく頭の中が真っ白になってしまいました。もちろんすごく嬉しい気持ちもあったんですが、それ以上にやっぱり不安や重圧みたいなものが一気に押し寄せてきて…。立っていられないと思って、その気持ちは一旦扉に閉じ込めて、アフレコに向けて練習をして、台本を開いていた日々でしたね。 新海監督北斗くんも不安そうだったよね。 松村さんはい。もう隠すことなく、不安を出しましたね。あの一番不安だった瞬間に「もしこれを聞いたらすごく安心しただろうな」と思うのは、最近新海さんが話してくれた言葉です。オーディションで僕らを見つけたのは、「子どもを見つけるよう」という言葉が、すごく温かくて、いまさらながら安心しました。 新海監督もっと早く言えば良かったね(笑)。脚本、セリフも全部僕が書いたものなので、子どものようなものなんです。(オーディションで)1000人の候補がいたとしても、(芝居を)聞いてすぐに分かるんですよね。自分の子どもであれば見分けられるように、見分けることができる。これが他人の作品だったら、きっと僕はそういう目は全然ないと思います(苦笑)。でも、自分のものだと「この人たちは、僕たちの作品にとって大事な人だ」というのが最初にすぐに分かりました。アフレコのお話になったところですし、今日はせっかくこの場に皆さんがいらっしゃるので、久しぶりにアフレコをやりませんか? 松村さん覚悟はしていました(苦笑)。 原さんはい(苦笑)。 新海監督おとといぐらいに、急遽、台本を書いたので…。 松村さん届きました、突然。おとといの夜、突然データが送られてきて…。「台本!?」と驚きました。「もう公開しているのに!」って。 新海監督じゃあ、やりましょう! ■マイクスタンドや台本が運び込まれ、生アフレコの場が用意される。 松村さんちょっと落ち着かないので、実際にアフレコをやっていた時の立ち位置に変えても良いですか? 新海監督そうしましょう。ここがアフレコスタジオだとすると、こういう並びですね。 ■ステージをアフレコスタジオに見立てて、ステージから見て一番右手に新海監督、真ん中に松村さん、左に原さんが並びました。 MC会場の皆さんは「何が起きているんだ」「まさかやってくれるのか」という気持ちだと思います。これはなかなか見られない、貴重なものになると思います。 新海監督これは、どうしてこの立ち位置なんですか? 松村さんそういえば、理由はなかったですね。同じ日にクランクインして、二本のマイクが並んでいて、 お互いに直感でこう並んだ感じでしたね。僕、驚いたことがあるんですが、アフレコが進んでいく途中で新たなポスタービジュアルが出たじゃないですか。そのポスターの鈴芽と草太は、この(アフレコ現場と同じ)並びだったんです。新海監督確かにそうですね。もしかしたら、僕の中にそのイメージがあったのかな。 原さんこの並びはしっくりきます。 新海監督アフレコスタジオだと二人の目の前に大きなスクリーンがあって、絵に合わせて二人がお芝居をするんです。ここには(監督とキャスト二人の間には)分厚いガラスがあって…。僕はスタッフと一緒に、コンソール(コンピュータの制御卓)越しに二人に指示を出しているんです。ですので、芝居をしている時の二人のお顔というのは、僕からは見えないんです。今日は皆さん、お得だと思います。僕も一緒にそっちで(生アフレコを)見たいくらいです(笑)。 松村さんアフレコ中、誰にも顔を見られたことないですもんね。 原さん恥ずかしいですね。松村さん(アフレコ現場では)一つ終わると、僕が一歩引いて二人で新海監督の方を見ていました。 新海監督不安そうな目でこっちを見ていましたね(笑)。 MC今から披露されるシーンは、どのような場面になりますか? 新海監督これから初めて映画を観る方もいるので、ネタバレにならないように、詳しい解説はしません。ただ草太という青年は“閉じ師”という役割を持った青年で、扉を閉じなければいけないわけです。扉からあるものが出てくるので、草太が扉をグーっと力を入れて閉めようとしているところからスタートします。それを助けるために鈴芽が遠くから駆け込んでくるという流れになります。ちょっと短いシークエンス(シーン)ですが、じゃあ行きましょうか。準備は大丈夫ですか? 原さん&松村さんはい! 新海監督3、2、1、キュー! ■生アフレコがスタート! 松村さんううっ…くっ…。 原さん草太さん! 松村さん君は死ぬのが怖くないのか! 原さん怖くない! 松村さんかけまくもかしこきヒミズの神よ。遠つ御祖のうぶすなよ。久しく拝領つかまつったこの山河、かしこみかしこみ、つつしんで…今だ! 原さんお返しします! ■熱のこもった演技に会場から大きな拍手が上がる。 新海監督ありがとう! とっても素敵でした。これをひたすら二カ月間やってきましたよね。 松村さんいやあ…これだけの方に見られていると、全然上手にできませんでした…。 原さんそうですね。どんな感じだったか分からなくなりますね(苦笑)。 新海監督いやいやいや、とても素敵でしたよ。こういう風にやりながら、たとえば「怖くない!」という言葉は、「菜乃華さん、裏声になっても良いから、もう一つトーンを上げてみましょうか」というオーダーを出しましたね。あるいは「かけまくも」の最初の「か」は「もっと苦しそうに行きましょうか」とか、何度も何度も話し合いながら繰り返していきましたね。 松村さんこの中に、オーディションにあったセリフもありますね。苦しかったこともいっぱい思い出します。それでもやってこられたのは、新海さんがものすごく的確かつ、温かく人間を包み込むようなディレクションをしてくれたからです。それが全てですね。 新海監督いえいえいえ。「もう少しこういう風に言ってみて」とか、「もう少し暗く」「明るく」など、二人のいろいろな扉を開け閉めして「これかな?違うかな?」みたいな感じで、たくさん扉を開けさせていただきました。だから、疲れたんじゃないかと思います。 松村さん必ず褒めてくれるんですよね。 原さん細かくシーンを割って録っていくんですが、そのブロックが終わるごとに、(新海監督が)「すごくすてきなお芝居でした。ありがとう」と言ってくれるんです。お芝居をして、一日に何回も「ありがとう」と言ってくださるので、「こちらこそありがとうございます」という気持ちでした。 新海監督こちらこそありがとうございました。 MC公開後にアフレコをやるとは全く思っていなかったと思います。 松村さん本当ですよ。もう上映してるのに…(苦笑)。 原さんうまくできるか不安でした。 松村さんでも、これで少しでも皆さんがこの後の上映を楽しみにしていただけたら嬉しいです。 MCアフレコの立ち位置が決まっているというのも、面白いですね。 松村さんそうですね。一度も変えませんでしたね。 新海監督そうですね。一度違う立ち位置でやろうとしたら、すごくやりにくそうでした。「変えて良いですか」と言われました。 松村さんやりましたね。 新海監督「そうか、そういえば決まっていたな」と、その時に初めて自覚しました。 松村さんたしか、その時は違うスタジオでやったんでしたっけ。流れで(いつもとは違う立ち位置のまま)スタジオに入って、違和感を覚えました。「もしかして逆ですかね」という話をしましたね。 新海監督あと、このメッセージボードにもドライブシーンのことや、「顔の良い男二人」というコメントなど、芹澤のことが結構書いてあるんですよね。みんな芹澤のことが好きなんだなと思って、嬉しいです。芹澤を演じている神木隆之介くんと北斗くんは、お友だちだったりするんですよね。原さんは、(神木さんと)一緒にお芝居をしたのは初めてでしたね。いかがでしたか? 原さん本当に優しかったです。すごく緊張したんですが、まず最初に「『君の名は。』が大好きです」とお伝えしました。お芝居のアドバイスをいただいたり、たくさん勉強をさせていただきました。好きなアニメーションの話など、オススメを教えていただいたりもしました。 新海監督北斗くんは、実は今回、一度も一緒に芝居はしていないんだよね。 松村さんそうなんですよね。実はつい三日くらい前に、偶然同じスタジオにいて、お会いしました。忙しくて、まだ本編を観に行けていないらしいんですが、自分が演じた芹澤を不安そうに「大丈夫だったかな」「あれで良かったのかな」と心配されていました。 新海監督神木くんらしい(笑)。数日前に神木くんが会いに来てくれました。僕も実は、本作が公開されてから、ずっと不安で怖くて怖くて、あまり眠れない日々が続いているんですが、一人で居酒屋のカウンターで飲んでいたら、(神木さんから)「監督は今、何をしているんですか?」というLINEのやり取りがありました。「一人なんですか? 今から行きますよ」って…。カウンターで横に座りながら、「すずめ」の話をしました(笑)。これから観る方には、芹澤というキャラクターも楽しみにしていただければと思います。神木くんとちょっと重なるところがあって、押し付けがましくなく、それでいて包み込むようなものを持っている面白いキャラクターです。 MCそれでは、最後のメッセージをお願いします。 新海監督これから二時間の映画を観る前に、長い時間お付き合いいただき本当にありがとうございました。映画を楽しんでいただければ良いなと思います。この映画は、RADWIMPSの野田洋次郎さんからもらった曲(カナタハルカ)の歌詞にある「僕にはないものでできてる 君がこの僕を形作ってる」、そういう映画のような気がしています。ここにいる二人の素晴らしいキャストもそうですが、素晴らしいアニメーターたち、ビジュアルを作ってくれた人、音楽を作ってくれた人たち…。そういった僕じゃない人たちの力で、出来上がった作品です。僕じゃないものの中には、本作を観てくださる皆さんも含まれていると僕は勝手に思っています。ずっと映画を作ってきて、「次はこういうものを観たい」という言葉が皆さんから聞こえてきたような気がして、「すずめの戸締まり」を作ったような気がしています。気に入っていただけたら、「この作品は私も作るのにちょっと手を貸したんだよ」みたいな気持ちでまた応援していただければ、とても嬉しいです。 松村さんまずはこの後の上映をぜひ、楽しんでください。改めて映画「すずめの戸締まり」が、このスクリーンから皆さんの元へと旅立ちます。「行こう、鈴芽さん!」 原さん「行ってきます!」(会場:拍手)
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ミュージカル『四月は君の噓』あしなが育英会との観劇会開催!一般財団法人あしなが育英会 東宝グループは、サステナビリティの基本方針に基づき、子どもたちに映画・演劇の原体験を提供することを目標に掲げています。 その取り組みの一環として、2023年より国内外の遺児を支援する一般財団法人あしなが育英会と連携し、所属する奨学生の皆さまを映画のイベント上映会や演劇公演などに継続的にご招待しています。 今回は、昭和女子大学人見記念講堂で上演したミュージカル『四月は君の噓』において、あしなが育英会所属の奨学生を対象とした観劇会を実施しました。 8月26日(火)~8月28日(木)の3公演に渡り行った本観劇会には、小学生~大学生とそのご家族、合わせて70名以上の方にご参加いただき、演劇ならではの生演奏や、キャストの迫真の演技などを通じて、特別なひと時をお楽しみいただきました。 また、観劇した子どもたちからは「ミュージカルを観て、生きる励みになりました!」「舞台から仲間や人との繋がりの大切さを学ぶことができて、私も周りの人を支えられるような人になりたいと思った!」などのメッセージが数多く寄せられ、子どもたちにとって、かけがえのない時間となりました。 今後も東宝グループは、子どもたちに原体験の機会を提供し、エンタテインメント文化に触れる喜びを知っていただけるよう努めてまいります。 カーテンコールの様子(写真提供:東宝演劇部) ▼2023年 ・映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』ジャパンプレミア ご招待〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ・舞台『千と千尋の神隠し』公演 ご招待〈御園座〉 ・映画『ゴジラ-1.0』初日舞台挨拶 ご招待〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ・『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』初日舞台挨拶 ご招待〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ▼2024年 ・『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』公開記念舞台挨拶 ご招待〈TOHOシネマズ 六本木ヒルズ〉 ・『僕のヒーローアカデミア THE ユアネクスト』公開記念舞台挨拶 ご招待〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ・『すずめの戸締まり』あしなが育英会貸切上映会〈TOHOシネマズ 梅田〉〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ・映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』初日舞台挨拶 ご招待〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ▼2025年 ・『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』公開記念舞台挨拶 ご招待〈TOHOシネマズ 六本木ヒルズ〉 ・ゴジラ生誕70周年記念 『ゴジラ・THE・アート展』 ご招待〈森アーツセンターギャラリー〉 ・あしなが育英会 東宝スタジオ見学ツアー〈東宝スタジオ〉 =過去の開催実績=
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「ブラック・ショーマン」初日舞台挨拶「ブラック・ショーマン」公式サイト 国内累計発行部数がシリーズ累計で100万部を突破し、多くの言語に翻訳され、世界中で読まれている東野圭吾の人気小説を福山雅治主演で映画化した「ブラック・ショーマン」が9月12日に公開を迎えました。 公開初日にTOHOシネマズ 日比谷にて行われた舞台挨拶には福山雅治さん、有村架純さん、岡崎紗絵さん、伊藤淳史さん、生瀬勝久さん、田中亮監督が登壇しました。ネタバレありのスペシャルトークを繰り広げたこちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします! 初日舞台挨拶 神尾武史役 福山雅治さん 神尾真世役 有村架純さん 九重梨々香役 岡崎紗絵さん 中條健太役 伊藤淳史さん 木暮大介役 生瀬勝久さん 田中亮監督 福山さん本日はお越しいただきましてありがとうございます。お会いできてうれしいです。やっと本作を皆さんに観ていただけました。本当にお一人お一人に感想を聞きたい気持ちです。今日は、そんなに長い時間じゃないかもしれませんが、いろいろとお話させていただきます。 有村さんこれからどんどんといろいろな方々に本作を観ていただけるのが楽しみです。今日は上映後ということなので、いろいろな話を皆さんとできればと思います。 岡崎さん初めてこの作品をスクリーンで観た時に、「早く皆さんに観てほしい」と強く思いました。なので、今日を迎えられてすごくうれしいです。スクリーンで観るマジックのダイナミックさや映像美は何度観ても良いと思うので、ぜひ何度でも観てください。 伊藤さん今日は、上映後ということなので、言っちゃいけないことも、いっぱい言っちゃおうかなと思っているんで…(笑)。 MCいやいや! 大きな謎とかの話はダメですよ! 伊藤さんそうですか(笑)。分かりました。ほどほどに言いたいと思います! 生瀬さん今日は本当に短い時間ですが、撮影現場の様子とか、そういうお話しができればと思います。前回の完成披露試写会の時はネタが言えなかったんですが、今日はご覧になった方ばかりですので、ぜひ現場での話しをしたいと思います。 田中監督皆さん、本作は楽しんでいただけましたでしょうか?(会場:拍手) ありがとうございます。東野先生の素晴らしい原作を、映画として最高のショーに仕上げるべく、キャスト・スタッフ一丸となって、心を込めて作りました。今日から全国の皆さんの元に、本作が届きます。今日観ていただいた皆さんも一緒に、本作を盛り上げていただければと思います。 MCいよいよ、公開初日を迎えました。脚本作りの段階から福山さんは関わりながら、監督・キャスト・スタッフの皆さんと一緒に本作を作り上げてきました。改めて、本作の初日を迎えた気持ちをお聞かせください。 福山さん脚本の手前に「決定稿」というものがあって、その前に「準備稿」というのがあります。準備稿は、決定稿とほぼ変わらないんですが、そのちょっと前のタイミングから、監督から展開をしていただきました。この神尾武史という役は、僕自身も初めてのキャラクターなので、当然不安で「どこまでどうやれば良いのか?」というのもあったので、田中監督とプロデューサーの上原さんを含めた皆さん。それから、演出補佐、ADの皆さんも一緒に読み合わせをしながら、キャラクター作りのお手伝いしてもらいました。どれぐらいの強さや弱さとか、しゃべる時のトーンやスピードを確認しながらやらせていただいたんですよね? 監督。 田中監督そうですね。あれが非常に貴重な機会になりました。おかげで神尾武史という役も深まっていった印象ですね。 福山さん全体のリズムや展開であるとか、そういったことを把握しながらやりました。僕は、演劇部じゃないんですが(笑)、何か演劇サークルみたいな感じで、みんなでワイワイとやりながらだったので、それは楽しかったですね。 MC今までの福山さんの中でも、なかなかない経験でしたか? 福山さんそうですね。もっと若かったら「ちょっと今のところ、もう一回やっても良い?」みたいな感じで、スタッフさんにダメ出しをしていたかもしれません(笑)。でも、もう僕もそんな年齢でもないんで、全てを受け止めていましたよ。楽しかった! MCやって良かったと? 福山さんめちゃくちゃ良かったですよ。そうやってみんなで作り上げた作品なので、初日を迎えて、感慨もひとしおという状態ですよ。 MC福山さんと有村さんは初共演でしたが、最強のバディでしたね。 有村さん良かったです。 MC有村さんはお芝居だけでなく、宣伝の場でも福山さんとご一緒されていかがでしたか? 有村さんいろいろな場所で、かつて一緒に仕事をして、時代を駆け抜けた「戦友」というか、福山さんにとっては仲間である方々と、楽しそうにお話しされている姿を見ました。「同窓会」じゃないですが、みんなが楽しそうに福山さんと時間を共有していて、そういう関係性がすごく素敵だなって思いました。あとは、生瀬さんとの絡みが面白かった…(笑)。 福山さんど、どの部分? どこなのかを言ってもらわないと…。 生瀬さん「面白い」っておかしいじゃないですか。こっちは、真剣にやり合っていたんでね。 有村さんお二人とも面白いので、お話をしているだけで、もう笑っちゃうというか…。 福山さんさっきの、控え室から移動する車の中とかでもね。 生瀬さん僕のキャラクターを別人格に作り変えてくるんですよ(苦笑)! “カミソリ生瀬”だとか、すぐにイジるんですよ! 福山さん生瀬さんは大俳優だから、みんなに気を遣われちゃうから…。だから、ちょっと僕が柔らかく作り上げなきゃいけないなと思って…。 生瀬さん「大俳優」なんて言われたことないよ! MCちょっと声が大きいです! 福山さん舞台俳優だから! MC有村さんも、福山さんが気を遣って話しかけてくれているのかな? なんて感じることもありました? 有村さんそれはもう、たくさんありました。私たちにすごく歩み寄ってくださいました。 岡崎さんありましたね。カメラが回っていない、お休みの時間に、みんなで一緒にいたら、すっとお隣に来ていろいろなお話を――何か食事や、ビタミンのお話をしました。 福山さんすっと横に来て「ビタミンなんだけど…」って(笑)。「どのビタミンを摂っていらっしゃいます? Aからいろいろありますけどね」って話をしましたね。 MC福山さんは改めて有村さんと今回初めて共演されて、バラエティ番組などで宣伝もされましたが、どんなことを感じられましたか? 福山さんまず、これは今回の取材を通じてずっとお話ししていますが、有村さんは、とにかく力のある俳優さんなので「表現力」においては、当然期待して現場に入りました。で、想定・期待以上の表現をしてくれました。真世というキャラクターは、実の父を殺害されて、ある種、非現実的な神尾武史というキャラクターと関わっていきます。神尾武史的にはおそらく「警察に任せられない!」という怒りであるとか憎しみが動機だと思うんです。でも、真世は普通に真面目にコツコツ生きてきたタイプだと思うので、普通は警察に任せると思うんです。だけど、それを超えてまで――武史に振り回されているように見えて、自分から乗ってきたというか…。真世は自ら事件に入っていきますからね。それほどまでに、憎しみもあったでしょうし、怒りもあったでしょう。父と娘との関係における後悔もあったでしょう。そういったものを内包しながら、事件を追いかけて武史に付いていくというのは、難しいだろうなと思っていたんです。でもね、本当に見事! 見事でした。セリフとして書いていないところで、そういった気持ちがないと、多分どのセリフを言ってもそうはならないだろうなと思ったんで、そういう表現が素晴らしかったですね。 MC有村さんは、今の福山さんからの言葉を聞いていかがですか? 有村さんはい。うれしいです。 福山さんいや、本当ですよ。有名なエピソードでは、仲村トオルさんの写真をスマホの待ち受けにしていたんですから。あんまり直接的に絡むシーンがなかったので、実の父とはいえ…。この話は、僕が全部説明して良いんですか? しかも、今この話は生瀬さんに説明しているんですからね(笑)。そんな役作りをするところも素晴らしいと思いました。「その役作りの方法はどこで覚えたんですか?」なんて聞いちゃったりしました。 MC岡崎さんは、念願の東野先生の原作作品へのご出演だったそうですね。出演するにあたり、ご自身の提案で、役柄のイメージで髪型をショートにされたり、衣装にもかなりこだわられたとうかがっております。改めてこの役を演じてみていかがだったんでしょうか? 岡崎さん役作りとして、髪を切りました。地元から離れて、東京で働いているということで、ちょっと東京の風をまとわせようっていうことで、監督ともお話ししました。私の役は、釘宮くんのマネージャーを勝手にやっているという部分もあるので、何かこうビシッとしたいっていう気持ちがあって、髪を切ってみようかなと提案しました。衣装合わせも、結構回数を重ねましたよね? 田中監督そうですね。通常だったら一、二回なんですが、四回ぐらいやりましたね。 岡崎さんZOOMで見ていただいたこともありました。「けっこうインパクトのあるオーラをまとったような」というテーマだったので、そこは大事かなと思って一緒に作らせていただきました。 MC伊藤さんは有村さんとは久しぶりの共演(「映画 ビリギャル」2015年公開作品以来)であり、仲村さんとは、以前バディを組んでいらっしゃいましたが(2008年フジテレビ系列で放送された「チーム・バチスタの栄光」から始まった「チーム・バチスタ」シリーズ)、お二人と共演されて、改めていかがでしたか? 伊藤さん架純ちゃんとは本当に久しぶりだったんですが、思い出話とかも含めて、現場では全然お芝居に関係ない話で盛り上がっていました。久しぶりに会えたことの喜びもありましたしね。お芝居をしていても、婚約者の役ということで、すごく良いシーンを撮らせていただいて、終始幸せで楽しい時間を過ごしました。トオルさんは、本作を観ていただいたので分かるとは思うんですが、もう死んでいるんですよ(苦笑)。クランクインの日が葬儀のシーンで、最初にスタッフさんから「中條健太役の伊藤淳史さんです」って紹介されるんですよ。「よろしくお願いします」と挨拶をしていたら、急に棺からムクッとトオルさんが起き上がって「伊藤くん、久しぶり!」って(苦笑)。僕からは見えていなかったので「えぇぇぇぇ!トオルさん、いた!」ってびっくりしました(笑)。トオルさんとはセリフのやりとりはなかったんですが、撮影の合間には、やっぱり撮影とは全然関係ない、当時の思い出話などをして盛り上がりました。あと、僕の衣装合わせは10分くらいで終わりました…。 田中監督いや、もうちょっとやったかもしれませんが…。 伊藤さんでも、かなり順調に進みましたもんね。しかも、僕の役って、物語的に一人だけスッキリしない終わり方ですよね? 「本当はどっちなんですか?」と聞いても「いやぁ、どっちでしょうね?」という感じで、誰も答えを教えてくれないというのは新しい経験でした。 MC生瀬さんは、東野先生もおっしゃっていましたが、実は東野先生の原作作品にとても多くご出演されていて、これまでに七作品に出演しているとか? 生瀬さんちょっと読み上げても良いですか?「浪花少年探偵団」(2012年TBS系列にて放送/主演・多部未華子)「ゲームの名は誘拐」(2024年WOWOWにて放送/主演・亀梨和也)、「プラチナデータ」(2013年公開/主演・二宮和也/監督・大友啓史)「ガリレオ」(2013年フジテレビ系列にて放送の第二シーズンでゲスト出演)「疾風ロンド」(2016年公開/主演・阿部寛/監督・吉田照幸)「マスカレードホテル」(2019年公開/主演・木村拓哉/監督・鈴木雅之)、そして「ダイイングアイ」(2019年WOWOWにて放送/主演・三浦春馬)この七作品に出演していて、今回で八作品目となります。ありがとうございます。まあ、絶対に記事にはならないと思うんですが…。 MC生瀬さんと福山さんのやりとりが、「まるでアクションの殺陣のようなマジックシーンで圧巻だった」と、東野先生もおっしゃっています。あれは、アドリブではなく、福山さんと相談されながらまさに殺陣のように決めてシーンを作り上げたとうかがっております。 生瀬さんまず、衣装合わせが私もありまして、その時に「マジックの練習をしますので、今日、福山さんがいらっしゃいます」と聞いていました。私の衣装が決まってから、福山さんが入ってこられたんですが、すでに役の服みたいでした。あれは私服ですか? 福山さんあれはおそらく私服ですね。背中に手の形がついている服でした? 生瀬さん覚えていないよ(笑)。 田中監督おそらくそうだったと思います。 生瀬さん皆さん、福山さんは私服もすごいんですよ。あれ、足元が光っていたでしょう? 福山さんまあ、光っていなかったとしても、光って見えちゃうというのは、あったかもしれません(笑)。 生瀬さん「ご無沙汰しています」って入ってこられてから2時間マジックの練習! 衣装合わせの日に2時間ですよ。それから、撮影の初日が、僕がいろいろと抜かれたりするシーンだったんです。試写を観終わってみて、「これ、映画ですよね?CGでも何とかなったんじゃないか?」って思いました。だって、わざわざやることないじゃない。あのマジックは、僕は本当にやられたんですよ。本当に、びっくりするぐらい上手になっているんです。あんなのさぁ…。 MCいやいや「あんなの」って…(苦笑)。 生瀬さんカットで割ったらできるわけじゃないですか? それを本気でやったのは、大変だったでしょう? 福山さん生瀬さんのこの怒りがどこに着地するのかはちょっと分からないまま話しますが…。やっぱり何が感動するかって、その時に本当にそこで起こっていることを見せたいんです。僕は、生瀬さんよりちょっと後輩になりますが、長年やっていますから、いろいろな現場を見ています。あのシーンが感動のドミノ倒しの一枚目にしたかったわけですよ。 生瀬さん名言ですね。 福山さんそれを生み出すためには、生瀬さんと僕で、初日のあのシーンの撮影で、僕らも、撮影のスタッフの皆さんも、他のキャストの皆さんも「本当にやってんだ!本当に消えて、また入った!」みたいな感動。「これは、嘘じゃないんだ!」という…。 生瀬さんあのシーンのマジックは実際に、本当にやっているんですよ! 福山さん僕もプロじゃないし、スリじゃないですから、ある種アクションなんですよ。こうやったら、こう受けて…、またこうやって自分のほうに向いて…みたいに、セリフのタイミングも含めて全部動きが決まっているんですよ。だから、あれは仕掛けている僕だけじゃなく、受ける方も、アクションですからすごく重要なんですよ。でも、あのシーンから入れたので、現場の士気がグッと上がりましたよね。ところで、生瀬さんは、「衣装合わせで15分って聞いていたのに、2時間もかかったじゃないか」とお怒りなんですか? 生瀬さん違う違う(笑)! 福山さんが「これはCGとかそういうので処理できるよね?」という提案をしなかったわけですよね? 福山さんそうしなかった私に対する怒り…? 生瀬さんいやいや(笑)! 怒っていません! あれはCGじゃないっていうことをちゃんと皆さんに分かってほしいんです。あのジッポライターのマジックもあったじゃないですか? 福山さんあれは、僕のキャリア史上最も多くのNGが出たところでした。何テイクやりましたっけ? 20近くやりましたっけ? 田中監督20テイク近くやりましたね。やっぱり、練習の時とは違って、本番は風のある屋外という環境でしたから…。 福山さんその時にね、生瀬さんが素敵なことを言ったんですよ! あれは、屋内だったらうまくいくんです。ちょっとでも自然の風がふっと吹いてくると、勝手にライターが発火しちゃうんですよ。要は、瞬間的に酸素をなくしているだけなので、風で空気が入ると火がついちゃうわけです。しかも、あそこのシーンは生瀬さんもセリフをワーッと言わなきゃいけなかったので、何回も何回もやっていただいてしまって「すみません」って言ったんです。そうしたら、生瀬さんが、「いやいや、回を重ねるごとに僕のセリフもなめらかになりますから、何回もやりましょう」って言ってくださったんです。 ■会場から拍手! 福山さんこれが大俳優の矜持です。 生瀬さんいや。もうね、福山さんの気持ちがね、本当に分かるんです。ずっと謝っているけれど、「いやいや、本当に謝ることじゃない」からと、「福山さんが悪いんじゃない、風だから!」と思っていたんで…。 福山さん本当にプレッシャーでしたが、ありがとうございました。 MC田中監督から見て、ここは「すごいシーンが撮れた」というところはどこですか? 田中監督いくつかあるんですが、先ほどのお話しに出ていた、武史さんが木暮さんから、ピックポケットというマジックで、いろいろなものを抜き取るシーンですね。もちろん他のマジックのシーンでもそうなんですが、CGによる映像トリックを使わないで、カメラを長回しして、カットを割らないと決めたんです。福山さんにもその覚悟で臨んでいただいたので、僕としては、それを信じて、福山さんができるまでやっていただくというか、託していました。本当にマジシャン・神尾武史になっていただくしかなかったし、実際になっていただけたと思っています。生瀬さんとのシーンがほぼクランクインで、最終的にクランクアップしたのは、冒頭のオープニングのラスベガスのシーンでした。あのラスベガスのシーンも、当初の予定では、あそこまでのシーンになると思っていなかったんです。福山さんが、神尾武史としてできることが増えたので、ついにはプロジェクションマッピングと戦うというところまで、行ってしまったというところです。すごい映像が撮れてしまったというのは、そこかなと思います。 MCここで、物語のキーとなる「登場人物全員が、嘘をついている」ということにちなんで、皆さんが最近ついた、小さな嘘についてお話しいただきたいと思います。福山さん、何かありますか? 福山さん僕ですか? いや、毎日嘘をついているんで…。「嘘」の内容を具体的には覚えていないくらいですよ。本当はちょっと寒いけれど、エアコンの風に関して何も言えなかったとか…。皆さんが、どういう嘘のお話しをされるのかは分かりませんが、物心ついてから嘘をつかなかった日ってほとんどないと思います。大なり小なり、少しずつついているから…。それは他人に対してだけじゃなくて、自分に対しても含めてね。だって、僕はもう嘘をついていますよ。だって、実は僕、すごくお腹空いていますから。「なんか食べたいな」と思っています。そんなことはいっぱいあります。 MC有村さんは何かありますか? 有村さん最近タクシーに乗ったんですが、運転手の方に「タレントさんか何かですか?」って聞かれて「違います」って嘘ついちゃいました(笑)。「あぁ、そうですか」で終わりました…。 岡崎さん私は、基本的に早く家に帰りたいので、「何かちょっと長くなりそうだなぁ」っていう食事会で「明日早いので…」って言っていの一番に出ます! MC次から使いづらくなりますね。 岡崎さん確かに! でも、もうそれを分かっていただけるとうれしいですね(笑)。 伊藤さん僕はちょっと、皆さんにちょっとこの場をお借りして…。 生瀬さんえぇ? 福山さんそんなに重たい話? 伊藤さんこの前の完成披露試写会で、皆さんはもう本作を観ていたので、感想を言っていたじゃないですか? でも、僕はまだあの時本作を観ていなかったんです。本当にすみません! 福山さん今は? 伊藤さん3日前に観ました。めっちゃ面白かった!! 福山さん良かった、良かった! 伊藤さんびっくりするくらい面白くて!「何だ?この映画!?」と思って、そのテンションで、あの時の嘘を許してもらいたいです(笑)。 福山さん分かりました。 伊藤さんすみません! MC生瀬さんは? 生瀬さんもう…9割嘘ですからね。本当のことのほうが少ないです。…まだ聞きますか? MC何かエピソードがあったら…。 生瀬さんちょっと体重増加があったので、3カ月くらい前からファスティングといって「一日一食」っていうのをずっと続けていたんですよ。そういう話を、いろいろな方と話していて、「え、そうなんですか?」ってすごく盛り上がるんです。そうなると、「じゃあ今日も?」って言われるので、流れで「うん」って言ったものの、その日はちょっと一食以上食べていたり…。そういう時はもう「今日も食べていないよ」っていう嘘はつきます。 MC監督は嘘をつくんですか? 田中監督一番直近だと、スタッフに「こういう時、監督は何をしゃべるか考えて行くんですか?」って聞かれて「いや、何かその場で聞かれたことに答えるだけです」って言ったんですが、実際はめっちゃ考えて行きます(笑)。今日の最初の挨拶も、すごく自分の心の中で練習して、何とか言えたっていう感じです! MC本日は、公開初日のお祝いとして、原作者の東野圭吾先生からメッセージを頂いております。私のほうから代読させて頂きます。 本日は映画「ブラック・ショーマン」が無事に初日を迎えられたことを心よりお喜び申し上げます。 一足先に拝見させて頂きましたが、原作者の私でさえ、息つく暇のない見事なエンターテインメント作品に仕上がっていると思います。 監督さんやスタッフの皆さん、そして福山雅治さんや有村架純さんたち俳優の皆さんには、改めて敬意を表します。 福山さん、数カ月に及ぶマジックの猛練習、お疲れ様でした。 次はトム・クルーズばりのアクションなんかはいかがでしょうか? 東野圭吾。 【東野圭吾さんのメッセージ】 MCいきますか? あちらも生身でやっているらしいんで…。 福山さんあの、飛行機につかまったまま飛んじゃうやつ…? MCそうですね。バイクで崖をビューンとか…。東野先生からのオファーですけれども…。 福山さんそりゃもう、先生に「飛べ」と言われたら、私はもう飛ぶしかございません。よろしくお願いします。先生、もしあれば…。 MC最後に有村架純さん、福山雅治さんからメッセージをいただければと思います。 有村さんあとは、皆さんにこの作品を楽しんでいただければと思っています。ぜひぜひ、お気軽に映画館に足を運んでいただけたらと思います。今日はどうもありがとうございました。 福山さん本日はお越しいただきまして、ありがとうございました。本作はエンターテインメントをしております。マジックもありますし、セリフでお互いを騙し合う心理戦もあります。そして、さらに社会課題も描かれていると感じております。今、日本という国のみならず、世界的に「どうやって経済をやっていこうか?」みたいなところで新しいフェーズに入っている時代だと思います。「ブラック・ショーマン」に登場している一人一人というのは、皆さん一人一人にきっと当てはまるんじゃないかと思っております。何度もご覧になるうちに、エンターテインメントを楽しんでいただきながら「あ、あれはもしかしたら僕かもしれない」「私かもしれない」と感じていただけるような瞬間があると思います。なかなか現実っていうのは、大変ですから、現実にまた戻ったり、非現実であるエンターテインメントの世界に来ていただいたりと…そうすると、二回や三回では足りないのではないかと思っています。ちなみにテーマソングの「幻界」という曲も、私が作りました。絶賛配信中で、ライブでもやらせていただいています! 自分のことばかりですみません(笑)。「ブラック・ショーマン」は本日より公開になりました。では、皆さんご一緒にご唱和ください!「ブラック・ショーマン」初日でございます!「It's Show time!」
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「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」公開直前!SPファンミーティング「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」公式サイト青山剛昌著の原作漫画の連載が30周年を迎え、劇場版シリーズの累計興行収入も1180億円を超えるなど、勢いを増すばかりの「名探偵コナン」。今年も劇場版最新作となる第27作目「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が、4月12日に公開となります! “月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから、北海道・函館の財閥が所蔵する「新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙う」という予告状が……。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために、現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンが、キッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影も迫ってきて……。 4月7日、コナン史上初となるファンミーティングをベルサール渋谷ファーストにて開催し、レギュラー声優の高山みなみさん、山崎和佳奈さん、山口勝平さん、堀川りょうさん、ゲスト声優の大泉洋さんが出席しました。春の桜吹雪が舞い散る中、360度見渡せるセンターステージにてトークイベントを行いました。最新映像と最新情報を発表した、こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。公開直前!SPファンミーティング江戸川コナン役高山みなみさん毛利蘭役山崎和佳奈さん怪盗キッド役山口勝平さん服部平次役堀川りょうさん川添善久役大泉洋さんMC劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」がいよいよ来週4月12日に公開を迎えます。先日、怪盗キッドの手によって本作のフィルムが盗まれてしまいましたので、コナン史上初、事前の試写会が一切ございません。ただ、本作の公開を心待ちにしてくださっているファンの皆さんに感謝の気持ちを込めて、豪華キャストによるファンミーティングを本日させていただく運びとなりました!本日、この場で初公開となるスペシャルな映像をお持ちしましたので、まずはこちらをご覧いただきたいと思います。(会場:歓声と拍手) ■スクリーンに最新PVが流れる。 MCそれでは、劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」キャストの皆さんにご登場いただきましょう。皆さん、盛大な拍手をお送りください。今回は、ファンの皆さんに360度囲まれてのイベントとなります。高山さん皆さんこんにちはー! 会場の皆さんこんにちはー! 高山さんいいねぇ。声が出せるようになると、こういうのが楽しいよね。全国から見ているみなさーん!(大きく手を振る) 今日は初めてのファンミーティングです。楽しんでいってください。 山崎さん初めてこんなに長いランウェイを気持ち良く歩けて、何だか気分はガールズコレクションでした(笑)。短い時間ですが、楽しんでいってください。 堀川さん(服部平次の声で)「オレが西の名探偵・服部平次や!」こんにちは。今日は思いっきり楽しみましょう! 山口さん(怪盗キッドの声で)「レディース&ジェントルマン!さぁ、ショーの始まりだぜ」公開直前でワクワクしますね。この時間を楽しいものにしていきましょう! 大泉さん「オレが川添善久だぜぇ。全員逮捕するぜぇ。」……全然キャラクターが分からない(笑)!今、参加したことのないイベントにやってきたというアウェイ感でいっぱいです。よろしくお願いします。 MC今回は、試写会を行わない代わりにファンミーティングというイベントになりましたが、率直に今いかがですか。 高山さんすごくうれしいですが、試写会がないので自分もまだ観ていないんです。(会場から驚きの声)なので、皆さんと一緒で本作の上映を楽しみに待っている状態です。 MC先ほど初公開のPVを皆さんにもご覧いただきました。アフレコから今にいたるまで、いかがでしょうか。 高山さん結構時間が経っているようで、実はあっという間で、短かったですね。みんなと一緒で、今が一番、絶好調にドキドキです。 山崎さん私はつい数日前に試写室で観ました。だいぶ前にアフレコをしたので、ちょっと内容を忘れているところもありました。なので、改めて本作を観ると、すごく情報量が多い作品だと思いました。最後まで観たら「皆さんはどう反応するんだろう?」と思うお楽しみのシーンが盛りだくさんでした。 MCそれは気になるお言葉ですね。蘭ちゃんといえば、前作の「黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」では、とんでもないアクションもありましたが、今作では? 山崎さん私は、個人的に時代劇とチャンバラが大好きなんです。本作を観たら、ことのほかチャンバラのアクションシーンが多くて、蘭は戦うとしても徒手空拳(としゅくうけん:手に何も持っていないこと)なので、この拳が武器ではあるんですが、すごくうらやましかったです。刀との二刀流とかやりたいなぁと思いながら観ました。なので、今回は戦うというよりも、服部くんと和葉ちゃんの恋を応援しています。 MCそういった蘭姉ちゃんの活躍が観られるということですね? 高山さんでも、驚きのシーンあるよね? 山崎さんはい! もう驚きだらけです。 高山さんねっ! MC堀川さん、「から紅の恋歌(からくれないのラブレター)」以来となりますので、映画のイベントも久しぶりかと思います。 堀川さんすごく興奮しています。皆さんの熱い応援を生で感じられるのは良いですね。最高のイベントだと思います。今回は、いろいろなとんでもないところで戦っています。ぜひチャンバラとアクションシーンもお楽しみいただければと思います。あと、今回恋愛面では蘭ちゃんに助けてもらっています。楽しみにしていてください。 MC特に怪盗キッドとは因縁といいますか、対決はいかがでしたか? 堀川さんキッドとは、これまであまり深く関わったことがなかったんです。今回が初めて服部とがっぷり四つというか、そういう感じで冒頭から熱く戦っています。 MCほかに平次の注目してほしいところは? 堀川さん例によって、平次くんは熱いですからね。まっすぐなところをぜひぜひ観ていただければと思います。アツくなってください! MC山口さん、怪盗キッドの登場も5年ぶり、「紺青の拳(こんじょうのフィスト)」以来となります。今日はキッド様と同じ衣装でお越しいただきました。(会場:拍手) 山口さんキッドはやはりカッコ良いですからね。登場は5年ぶりですか。キッドは割とオリンピック周期くらいでコナンの映画に呼んでもらっているので(笑)、「あー、またこの時期が来たかあ」と思って、今回も張り切ってやらせてもらいました。 MCコピーにも「ついに明かされるキッドの真実」とあります。キッドの様々な表情が観られる作品だと思います。 山口さんそうですね。観られますよ。僕もみなみさんもよく取材で話していましたが、台本を最後まで読んだ時に、普通に「えー!」って声が出ました。あまりに驚きすぎて話の中身が飛んじゃって、「もう一度読み直そう」ってなるくらいの、結構衝撃的な真実が語られます。そちらもお楽しみにしていただきたいと思います。たぶん劇場で観た人もきっと声が出ると思うので「あぁ!」と思った時は声を出しちゃって良いですよ(笑)。「出しちゃダメなのかなぁ」とか気にせずに「あー!」とか「えー!」となっちゃっても良いと思います。 MC先日、ゲスト声優の大泉洋さんと函館に行かれてPRをしていただいたと聞いております。大泉さんの印象はいかがでしょうか。 山口さん大泉さんは、本当に楽しい方で、本当にこのままの方です。(会場:笑) ずっとバスの中では怪盗キッドの練習をされていました。(会場:笑) 大泉さんつい、ものまねをしちゃうものですから、勝平さんといるうちに、大体怪盗キッドができるようになりました。(会場:拍手) 山口さんそうなんですよ。できるんです。 MC今、お聞かせいただくわけには? 高山さん聞きた〜い! 大泉さんもう少しだけ待ってください。まだ盗んでいる最中なんです。今日こうしてイベントに参加して、改めて怪盗キッドの後ろ姿を見ると、結構な天然パーマだなと思いました。この感じは僕と似ていますね。MC後ろ姿がそっくりです。 大泉さんそうですよね! 背丈も同じくらいですし、 山口さんあ、本当だ。 大泉さんいよいよ私がキッド役をやったほうが…。(会場:爆笑) MC実写の際は? 大泉さん実写でしたら、全然私、怪盗キッド役で良いです! ほぼ同じ声が出せるんじゃないかと思います。 山口さんキッドなら、高いところから飛び降りないといけませんよ! 大泉さん(笑)。 高山さんそれに、高校生です! 大泉さんそんなこと言ったら勝平さんだって! 何でそんなこと言われなきゃいけないんですか?(会場:笑) MC函館イベントでは、山口さんといろいろなお話をされたのでしょうか。 山口さんもうあちこち、この辺をコナンくんが壊した、あの辺をコナンくんが壊したと…。 高山さんえーーー! 大泉さんコナンくんが函館市をめちゃくちゃにするんですよ。(会場:笑) ちょっと函館を破壊しすぎているんじゃないかと思うくらい。高山さん(コナンの声で)あれれ? 僕がやったのかなあ? 大泉さん何か、君しょっちゅうめちゃくちゃするでしょう! やたら飛ぶサッカーボールをパーンと蹴るとか! 高山さん(コナンの声で)それは、やります! 大泉さんすごく速いスケボーみたいなので! 高山さん(コナンの声で)ビューン!…良い子は真似しちゃいけません! 大泉さん危ないことばっかりしていましたよ、この人! 高山さんでも、破壊されたところは、すぐに鈴木財閥が直してくれますから! 山口さん修理していますから、大丈夫です! 大泉さん鈴木財閥やら、紅葉(大岡紅葉)とか、あの子もめちゃくちゃしますね。 高山さんはい。 MC北海道中をね! 高山さんめちゃくちゃな人が多い! 大泉さんこの人たち、みんなめちゃくちゃするんですよ。函館市を愛する人間としては、ちょっとだんだん腹が立ってきて…(笑)。 高山さんごめんなさい。それは本当にごめんなさい! MC魅力的なキャラクターがたくさんいるコナンですけども、大泉さんがオファーを受けた時のお気持ちをお聞かせください。 大泉さんやっぱり舞台が函館っていうところで、それはもう「やらせてください!」という感じでしたね。僕は北海道を舞台にされたら出るんです。逆にいうと、出ていなかったら「函館が舞台なのに、なんでいないんだろう?!」ってイラッとするんです。そうなったら、私は延々とマイナスプロモーションしますからね。(会場:笑) 今回、私が出ていて良かったですよ。もし出ていなかったら、初日に映画を観て速攻で全部バラしますよ。 高山さんやーだー(笑)! MC大泉さんが演じられた川添は、先ほどのPVにもありましたが、一見ドジながら容疑者について詳しくて、シリアスな一面もあるように見受けられました。演じられていかがでしたか? 大泉さんちょっとドジなところもあって、私に寄っている部分もあるなと思いました。これはいろいろと情報が出てきて、私の娘が言ったことなんですけれど、「名探偵コナンのキャラクターはみんなカッコ良いし、刑事もみんなカッコ良いのに、何でパパのキャラはあんな顔しているの?」(会場:笑) 「名探偵コナンでは、あんまり見ないキャラじゃない?」「パパがやるからこうなの?」みたいなことを、若干制作陣に対してチクっと言っていました。「みんなカッコ良いのに、パパのキャラだけなんか結構な顔しているよね」って。(会場:爆笑) 高山さんえ! かわいかったですよ。 山口さん味があって愛嬌のあるキャラクターでしたね。今回のキャラクターの中で一番好きです。 大泉さんあの、カッコ良くない人をギリギリ褒める時の言葉は「味がある」ですよね。それってイコールカッコ良くないって言っているのと一緒ですよ。味がある顔なんて、何も褒めちゃいねぇんだ(笑)! 高山さん何でそこマイナスになるの(笑)? 大泉さんいや、すみません! 私はついボヤいちゃうんです。 高山さん本当にかわいいキャラなんです。 大泉さんでも、ちょっとだけ、一瞬、カッコ良いところがあったりするんですよ! 高山さんあります! 大泉さん私がいなかったら、コナンくんが危ない目に……。 高山さんそうですね! ありがとうございます! 山口さんでも、「コナンくんを逮捕したかった」って、取材の時に言っていましたよね。 大泉さん僕は涙ながらにコナンくんを逮捕したかったんですよ。 高山さんえ? 何で(笑)? 大泉さん「コナン、お前を逮捕する…!」っていうシーンがほしかったんですよ。 高山さん(コナンの声で)ボク、何か…やりましたか? 大泉さん何もしていなくても逮捕したいんです(笑)! MC大泉さんの演技はどうでしょうか。 堀川さんすごく馴染んでいて、自然で素晴らしかったです。カッコ良かったです! 大泉さん(小声で)いえ、そんなやめてください。(会場:拍手)今日この会場まで来るのに、キャストは一台のバスに乗ってきたんですよ。こう言っちゃ何ですが、私はだいたい一台の車で一人で来るわけですよ。でも今回は「こちらで移動してください」と言われたので、「はい」ってバスに乗ったら、(声優の)皆さんがもう乗っていらして…。 山口さんみっちり乗っていましたよね。 大泉さん「うわー!レギュラーの皆さんと移動するんだ」っていう、何だかすごく転校生のような感覚でした。僕は、後ろで会話されているのをずっと耳をダンボにして聞いていました。このレジェンド声優たちが、普通に話をするんですよ。でも、声がやっぱりコナンくんにしか聞こえないから、コナンくんが「お花見やりました?」って。(会場:笑) 高山さん(大笑い)。 大泉さん「このあいだどこどこでやったんですよ」「この後、ご飯食べに行くらしいですよ」とか、コナンくんや平次では絶対に聞けない会話をしているんですよ。それがもう私にとっては耳得でした。ずっと聞いていたかった。この人たちの会話。 MC私たちもその会話を聞きたかったです。 大泉さんいや、すごいですよ。ある意味夢を壊しちゃうかもしれないけど…。 高山さんちょっと恥ずかしい。 山崎さん恥ずかしいね。 MC大泉さん、貴重な情報ありがとうございました。さぁ、ここまでいろいろとお話をうかがって参りましたが、ここで私からもう一つお知らせがございます。事前の試写会を一切実施しない本作ですが、なんと公開日の4月12日(金)の日付が変わった瞬間、4月11日(木)の24時から世界最速上映の開催が決定しました! 全国10都道府県23劇場での開催を予定しており、前作を上回ってコナン史上最大規模での世界最速上映となります。詳細は、公式ページやSNSなどをご覧ください。高山さん行きたい! 山崎さん行きたいよね! 以前、シークレットナイトがありましたね。 高山さんそういうイメージだよね。 山崎さん大人の時間。(蘭の声で)子供はダメだよ、コナンくん。 高山さん(コナンの声で)何で! 蘭姉ちゃんだって子どもじゃん! 山崎さんあ、そうか。私もダメでした!(会場:笑) MCほか作品では、最速上映が実施できないことも多い中、この規模の上映です。大泉さん、コナンファンの熱量はいかがでしょうか? 大泉さん本当にすごいですね。コナンファンは20回とか30回とか観に行くわけでしょう? 上映している期間中、ちょっとでも時間があったら観に行くんですってね! すごい!最速上映っていうのはあれですか? (とぼけて)何かものすごく早口でやるんですか?(会場:笑) 高山さんそうじゃなくて(笑)! MC再生速度はいつも通りなんですが、世界で一番早く観られます。 大泉さん早く観終わるんじゃなくて、早く観られるんですね。始まった途端、「犯人はあなただ!」っていう最速上映ではなく。(会場:笑) MCそれでは最後に高山さんよりご挨拶をいただきます。 高山さん本日は皆さん、ありがとうございました。全国の皆さんも、ありがとうございました。いよいよ来週公開になります。このドキドキ、あと一週間温めてください。私もそれを楽しみに皆さんと一緒にドキドキ、ワクワクして待っていたいと思います。これからもよろしくお願いします。 ■フォトセッション MC最後に会場の皆さんと一緒にいつものあれをよろしいでしょうか? 高山さんじゃあ、いつものあれをやるよ! 今日はサイリウムがあるから、サイリウムをピッてやろうか。前の人の頭をそれで打たないでね。気を付けてね。いいかな? 声は出しても良いからね。いきますよ。「真実はいつも」「ひとつ!」(会場の皆さんも一緒に「ひとつ!」)
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『SPY×FAMILY』 Vol.4 初回生産限定版 Blu-rayロイド・フォージャー:江口拓也 アーニャ・フォージャー:種﨑敦美 ヨル・フォージャー:早見沙織 フランキー・フランクリン:吉野裕行 シルヴィア・シャーウッド:甲斐田裕子 ヘンリー・ヘンダーソン:山路和弘 ユーリ・ブライア:小野賢章 カミラ:庄司宇芽香 ミリー:石見舞菜香 シャロン:熊谷海麗 ドミニク:梶川翔平 ナレーター:松田健一郎人はみな 誰にも見せぬ自分を持っている――TBR31368D/2022年東宝原作:遠藤達哉(集英社「少年ジャンプ+」連載) 監督:古橋一浩 キャラクターデザイン:嶋田和晃 総作画監督:嶋田和晃 浅野恭司 助監督:片桐崇 高橋謙仁 原田孝宏 色彩設計:橋本賢 美術設定:谷内優穂 杉本智美 金平和茂 美術監督:永井一男 薄井久代 3DCG 監督:今垣佳奈 撮影監督:伏原あかね 副撮影監督:佐久間悠也 編集:齋藤朱里 音楽プロデュース:(K)NoW_NAME 音響監督:はたしょう二 音響効果:出雲範子 制作:WIT STUDIO×CloverWorks世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会『SPY×FAMILY』 Vol.4 初回生産限定版 Blu-rayご購入はこちら
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『スペースアドベンチャー コブラ』復刻版劇場パンフレット&復刻版チラシの特別セット発売のお知らせSFアニメーション映画『スペースアドベンチャー コブラ』の公開40周年を記念して、12月2日(金)より本作の4K特別上映を2週間限定で実施いたします。 本上映に合わせて『スペースアドベンチャー コブラ』の復刻版劇場パンフレットを上映劇場にて数量限定で発売決定! 1982年公開当時の劇場パンフレットを完全復刻!さらに、特典として公開当時の復刻チラシがついてくる、『コブラ』ファンなら垂涎の特別セットで販売いたします!劇場にお越しの際は是非チェックしてください!※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合がございます。価格:880円(税込)/A4サイズ/20ページ + 復刻版チラシ 発売日:2022年12月2日(金)© BUICHI_TERASAWA/ART_TEKNIKA・TMS東宝株式会社 映像事業部