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「国宝」歌舞伎座大晦日特別上映会「国宝」公式サイト 日本映画の歴史を変え、空前の社会現象を巻き起こした映画「国宝」の歌舞伎座大晦日特別上映会が12月31日に行われ、吉沢亮さん、横浜流星さん、寺島しのぶさん、見上愛さん、黒川想矢さん、田中泯さん、中村鴈治郎さん、李相日監督が歌舞伎座に集結。本作を応援してくださるお客さんへの感謝や、歴史的快挙を達成したことへの思いを語りました。さらに市川染五郎さん&市川團子さんがサプライズで登壇して祝福の花束を贈呈するなど、2025年を締めくくるにふさわしい華やかなイベントとなったこの日の模様を詳しくレポートします! 歌舞伎座大晦日特別上映会 立花喜久雄(花井東一郎)役 吉沢亮さん 大垣俊介(花井半弥)役 横浜流星さん 大垣幸子役 寺島しのぶさん 藤駒役 見上愛さん 立花喜久雄(少年時代)役 黒川想矢さん 小野川万菊役 田中泯さん 吾妻千五郎役・歌舞伎指導 中村鴈治郎さん 李相日監督 サプライズゲスト 市川染五郎さん サプライズゲスト 市川團子さん ■柝の音(きのね:歌舞伎や相撲などで使われる拍子木の音)が響く中、定式幕(じょうしきまく:歌舞伎の舞台で使われる黒・もえぎ・柿色などの3色の縦縞の引幕)が開き、イベントがスタート。 ■本作は12月30日までの公開208日間で観客動員約1309万8000人、興行収入184.7億円を突破。歴代興収ランキング(※興行通信社調べ)で、邦画実写歴代1位となり、今なお多くの人が劇場に足を運んでいることや、第98回米国アカデミー賞においても国際長編映画賞のショートリスト15作品とメイクアップ&ヘアスタイリング賞の10作品に選出されていることが報告されました。 ■356館における同時生中継も行われたこの日。主題歌「Luminance」が流れる中、和服姿のキャスト、監督が、場内後方の鳥屋口(とやぐち:花道から出演する役者さんのスタンバイ場所)から花道を通って登場しました。会場から上がる掛け声や拍手には、晴れやかな笑顔で応えていました。 吉沢さん会場の皆さん、そして、全国の映画館でご覧の皆さん。大晦日という特別な日に、映画「国宝」のために時間をくださり、誠にありがとうございます。何度も足を運んで、学ばせていただいたこの歌舞伎座で、まさか舞台上からの景色を見させていただける日が来るとは思っていなかったので、非常に光栄です。今日は最後までよろしくお願いします。 横浜さん皆さん、本日はお越しいただき誠にありがとうございます。全国の映画館で観てくださっている方々も、ありがとうございます。大晦日という、皆さんの大切な日に時間を割いていただきありがとうございます。また、このような神聖な場に立てることを光栄に思います。短い間ですが、よろしくお願いいたします。 寺島さん大勢の方にお越しいただきありがとうございます。東宝の映画が、まさか師走の31日に、松竹の管轄である場所での上映ができるという奇跡を、私が生きている間に体験できたことは一生忘れられないと思います。この作品が、大きくなって、世界に羽ばたき、日本の伝統芸能をたくさんの方に観ていただく機会となり、相当な爪痕を残せた作品だと思っています。私も、その一員になれたことに感謝いたします。本日はありがとうございました。 見上さん大晦日に、このような大切な場所に出させていただき、とてもうれしく思います。2025年を振り返ると、やっぱり「国宝」という映画の存在がとても大きくて…。ここに来てくださっている皆さんにとっても、「国宝」はそういう力を持った作品だったのではないかと感じています。このような作品に、少しでも携わることができて本当に光栄です。今日はよろしくお願いいたします。 黒川さん公開から半年が経って、たくさんの方に観ていただき、大晦日には歌舞伎座で、こうして舞台挨拶に参加できたこと、そしてたくさんの方に感謝を伝えることができて、すごく感動しています。本日はよろしくお願いいたします。 鴈治郎さん大晦日、12月31日に歌舞伎座も含めて、まだまだ全国の映画館で「国宝」を応援してくださる皆さんがいらっしゃることを、本当に感謝しています。私は、歌舞伎座の舞台に立っていますので、本来でしたらここに一番馴染んでいておかしくない人間ですが、何となく一番浮いているような気がしています。(会場:笑) 大変むず痒いような気持ちもしますが、この舞台に立てることを、うれしく思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします。 田中さん好き勝手に踊ってきました。まさかのまさかのまさかで、伝統の世界に触れることになり、僕の人生にこんなことが起きるなんて考えてもみませんでした。ありがとうございます。ぜひ、これからも本作を応援して、何度となく観続けるような作品として、育てていただければ、きっと何かが変わるのではないかと思います。僕の場合、人生が、間違いなく変わりました。皆さんも、つられて映画館に行く人が、いっぱい現れたら面白いんじゃないかと思います。よろしくお願いいたします。 李監督年の瀬のお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。映画館で観ていただいている方も、本当にありがとうございます。思えば数年前、そちらの観客席に座って、歌舞伎を観ながら、「いつか歌舞伎の映画を撮りたい」と考えていました。今、花道を歩かせていただき、自分は一体何をやっているんだろうという気持ちになりましたが、とても感慨深いです。歌舞伎座で、本作を上映できること、しかもこのメンバーとご挨拶できることを、本当にありがたく思っています。皆さんの“「国宝」愛”が、ここまで我々を押し上げてくれたことは間違いありません。本当にたくさんの人に支持をいただいて、何度も観ていただけたことは、非常に幸せだなと思っています。こんなことが、この先の人生にあるのだろうかと思います。よく「実感はどうですか?」と聞かれるんですが、実感はなかなか湧きません。本当にたくさん観ていただけたこと、そのこと自体が驚きです。いくら感謝を申し上げても足りないと思っています。この作品に関わったスタッフ、キャスト、関係者の皆さんの気持ちを代表して、観客の皆さんにお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。 MC映画「国宝」が社会現象となった2025年。ご自身にとってどのような作品、どのような年になりましたか。 吉沢さん「国宝」のおかげで、いろいろな経験ができました。初めてカンヌにも行かせていただいたり、海外でのキャンペーンもやりました。そもそも、公開から半年経って、こうして皆さんの前でご挨拶できる機会も滅多にないことだと思います。反響もたくさんいただいて、「国宝」のおかげで忘れられない年になったと思っています。 MC横浜さんは今年、NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の主演としても駆け抜けました。 横浜さんいろいろなことがありましたね。この一年、人としても役者としても、学びが多くありました。自分にとっても節目になった年だと思います。また、「国宝」が公開され、たくさんの方の愛情も感じました。劇場に足を運んでくださる方も、本当に多くて…。自分の中では、コロナ禍以降、映画館に足を運ぶ人が少なくなっていると感じていたんですが、少し希望を持てた気がします。映画人としても、これから日本映画業界を発展させられるようになりたいと、いち役者として責任感がより一層強くなった年です。 MC寺島さんは、歌舞伎と近いところで過ごされています。本作で描かれた歌舞伎について、どのように感じていますか。 寺島さん李監督ですから、撮影は本当に過酷なんですね。私は、そんなに出演していませんが、吉沢くんや流星くん、黒川くんなど、踊りのある方は、本当に長い間ずっと稽古をされていました。ある時、二人(吉沢さんと横浜さん)が踊っていたところ、李さんが私のところに来て「歌舞伎役者に見えますかね」と言ったんです。「そりゃあ、見えるわけがないよ」と思ったんですが、「絶対に歌舞伎役者を描く。それは譲れない」という、李さんの執念のようなものを感じました。(歌舞伎指導を担当された)鴈治郎のお兄さんも、そういったプレッシャーを感じながらやられていたと思います。とにかく、その執念がすごくて、唖然としていました。その執念が実ったわけですから、また(李監督の作品に)出演したいと思っています。 吉沢さん&横浜さん(笑顔を交わしながら)執念…。(会場:笑) 吉沢さん執念しかなかったです。我々のことを信じてくださっているからこそ、李監督は「もう一回」と…。「もう一回」と言われても、僕らはなぜもう一回なのか分からずにやるんですが、自分で気づくまでやらせてくれるんです。そういった厳しさもありながらも、本当に愛情を感じる方です。 横浜さん確かに執念を感じました。吉沢くんが言った通り、こんなにも我々を信じて、愛情を持って、時間をかけてくださる現場はないと思います。これは、幸せに感じないといけないですね。 李監督何だか、自分への弔辞を聞いているみたいですね。(登壇者の皆さん&会場:笑) MC見上さんは、喜久雄が出会う京都の芸妓・藤駒を演じました。見上さんにとって、どのような役柄になりましたか。 見上さんどのような役になったかは、まだ自分では分からないのですが、藤駒は最初に出てきたところから次に出てくるまで、15年くらい空くんです。結構、時が空くので、李監督からは「描かれていない時間をちゃんと感じさせてほしい。子供の喜久雄から大人の喜久雄になっていくところでもあるので、見えない時間が感じられるようにしてほしいです」と言われました。演じている時は、それが分かりきらずにやっているところもありました。でも、一人の長い人生を三時間にまとめるってすごいことなんですよね。完成した本作を観て、出てくる一人一人が、ちゃんと役柄の人生を背負っている姿を観て、監督は「このレベルで背負いなさい」とおっしゃっていたんだと、改めて感じました。皆さんへの尊敬が止まらない状況です。 MC周りの反響はいかがですか? 見上さん銭湯で着替えている時にも、「国宝」の感想が聞こえてくるんです(笑)。そういう作品に出会ったことがこれまでなかったので、本当に社会現象になっているんだと、改めて実感しました。 MC喜久雄の少年時代を演じた、黒川さんのお芝居もすばらしかったです。黒川さんにとって、「国宝」はどのような作品になりましたか? 黒川さん僕にとって、「国宝」は青春という感じです。今日は来ていないですが、稽古を一緒にやりながら、俊介役の越山敬達くんや、徳次役の下川恭平くんに支えてもらっていました。撮影以外で過ごした日々も、今でも忘れられない時間になっています。辛い時もあり、稽古や撮影も衝撃と緊張の繰り返しで、本当に僕にとって青春の一ページになったというか、ハイライトになったことに間違いないと思っています。 MC田中さんが演じた、当代一の女形であり、人間国宝の歌舞伎役者・万菊にもたくさんのファンが生まれました。振り付けを担当された谷口裕和先生との関係も続いているとのことですが、映画「国宝」の撮影・公開を経て、どのような思いですか。 田中さん僕は自己流ですが、「自分にとって踊りとは何だろう」と、追求しながら、一人でコツコツとやってきました。今回、この歌舞伎という伝統の世界に引っ張り込まれて、最初はとても焦ったんです。他の皆さんよりもだいぶ遅れてから、この作品に入ったものですから、この二人(吉沢さん、横浜さん)は先に行っているわけです。「ヤバい、ああヤバい。僕は何も知らないのに…」というところから始まったので、すごく焦ったんです。ひたすら谷口先生にご指導をいただき、日本の踊りの基本から学びました。何とか、本作で皆さんがご覧になったところにまで辿り着きました。せっかく伝統の踊りを教えていただいたならば、このまま続けていこうと思いまして…。ただ、先が短いこともあって、どこまで行けるかは分かりませんが、ずっと続けていきたいと思っています。そして、今まで自分がやってきた自由を求めた踊りも絶対にやめない。この二つの道を行ったり来たりできるようにして、いつか皆さんにもお見せできるようにしたいと思っています。その際には、ぜひお出かけいただきたいと思います。ただ、間に合いますかどうか、分かりません(苦笑)。頑張ります、よろしくお願いします。(会場:拍手) MC中村鴈治郎さんは、本作のイベントには初登壇となりました。歌舞伎指導というお立場でしたが、映画「国宝」やキャストの皆さんへの思いも教えてください。 鴈治郎さんカンヌ、ジャパンプレミア、それから大ヒット御礼舞台挨拶など、私は全て出られませんでした。やっと、本作の一員になれたという気持ちです。ですので、皆さんと一緒に並んで登壇できること、すごくうれしいです。先ほど、花道からこの舞台に向かって来ました。何度も歩いている花道ですが、今日はこれまでとは全く違う気持ちでした。何ともはにかむような、うれしいような…どうして良いか分からないほど、小躍りしたくなるような気持ちでした。初めてそういう気持ちで花道を歩きました。本当にうれしい限りです。全ては、本作に誘ってくださった李監督のおかげです。先ほどしのぶさんも言っていましたが、確かに私自身も、監督の執念にプレッシャーを感じていました。この作品に携わる方々は、誰も投げ出さないんですね。監督もそうですが、演じている皆さんも、誰一人として投げ出さない。そうすると、こちらとしても、当然匙を投げるわけにはいかない。ずっと、そのせめぎ合いでした。そのプレッシャーを、監督が一番分かってくれていて、公開して、ヒットした後、監督が私に対してフォローしてくれたことにも感謝しています。公開から半年以上経っても、こうして皆さんが応援してくださる作品に関われて、本当にうれしく、誇りに感じています。 吉沢さん鴈治郎さんは、我々に分かりやすく教えてくださって、動きよりも、まずは内面について説明してくださいました。歌舞伎役者ではない我々が、習得できるようにいろいろと試行錯誤してくださいました。本番中も常に見ていてくださって、ワンカット、ワンカット終わるたびに最初に飛んできて、我々に指導してくださいました。技術的な部分もそうですが、メンタル的な部分まで、鴈治郎さんに支えていただきました。ありがとうございます。(吉沢さんが鴈治郎さんにお辞儀、会場:拍手) MC先日は、アメリカで、トム・クルーズさんの主催によって本作の上映会が行われました。トム・クルーズさんや海外での反響はいかがでしたか。 李監督執念が通じたんでしょうね(笑)。観ていただいて、お会いした瞬間に手放しで褒めていただきました。本作を、気に入っていただけたということが全身から感じられました。「ワンダフル」「ビューティフル」と言っていただきました。とにかく彼が何度もおっしゃっていたのが、「この映画のデザインがすばらしい」ということです。デザインというのは、本作を司る全ての部分のことで、音響・映像・俳優も、みんながすばらしいと言っていました。「全ての部署・構成・要素がすごいと言いたいんだ」とおっしゃっていただきました。トム・クルーズさんだけではなく、外国の観客の方からも、観終わった直後に「ビューティフル」という言葉をおっしゃっていただきました。その「美しい」という言葉の中に、いろいろな意味が込められていることが伝わってくるんです。映像美や、歌舞伎の美しさ、皆さんが演じてくれた人間の人生。這いずり回りながらも、上を向いて生きていく人間の美しさ…。そういったものが、日本の観客の方と同じように伝わっていることを実感しました。 MC2026年は、北米での劇場公開も控えています。ここで、日本のお客さんにサプライズのお知らせがございます。この度、本作のIMAXとDolby Cinemaでの上映が決定しました! (会場:拍手) IMAX上映は1月16日(金)、Dolby Cinemaは1月23日(金)より公開となります。映像の細部まで格段に鮮明な描写がされ、より自然で没入感の高い映像体験ができる4Kアップコンバート版での上映となります。 吉沢さん(4Kアップコンバートは)本作には、ぴったりだと思います。本作は、何と言っても映像美が大きな魅力の一つなので、ヘアメイクや衣装、舞台セットなど、皆さんの職人技を堪能していただけるはずです。本作こそ、4Kで観るべきだという気がしますので、ぜひ、楽しみにしていただければうれしいです。よろしくお願いいたします。 横浜さん僕も時間を見つけて、観に行こうと思います。皆さんもぜひ、改めてより良い環境で観てください。よろしくお願いします。 李監督(4Kアップコンバートは)映画人冥利に尽きると言いますか…。でも、全国の劇場でこの中継を観ている方々は、「早く言ってよ…」と、思っているんじゃないかなと思います。(登壇者の皆さん&会場:笑) でも、IMAXは迫力がすばらしいし、Dolby Cinemaも色の濃度や美しさ、深み、音響含めて、圧倒的に没入感が増します。また、4Kでデータをきちんとアップできるということは、本作が20年、30年、40年、と、何年経ってもベストな状態で保存されるということです。それができるのも、全ては儲かったからです。(会場:笑) 全て、観客の皆さんのおかげです。皆さん、ありがとうございます。(会場:拍手) MC松竹、東宝の共催で開催された、本日のイベントですが、ここで、もう一つ、サプライズがございます。劇中では若手時代の喜久雄(=花井東一郎)と俊介(=花井半弥)について“東半コンビ”と呼ばれていましたが、なんと本日、歌舞伎界において“染團コンビ”として今年大きな注目を集めた市川染五郎さんと市川團子さんが、映画「国宝」歌舞伎座上映を祝福して会場に駆けつけてくださいました! ■染五郎さんと團子さんが登場。会場から大きな拍手が上がる中、染五郎さんは李監督に花束をプレゼントし、握手。團子さんも李監督とガッチリと握手を交わしました。 染五郎さん今日はサプライズということで、出てきましたが、「誰?」となったらどうしようと思いましたが、皆さんから温かい拍手で迎えていただいて、ホッとしています。(会場:笑)キャストの皆さん、李監督をはじめスタッフの皆さん、映画の大ヒット、本当におめでとうございます。私も拝見し、周りでも話題になっていました。もう何年も連絡を取っていない友人からも「『国宝』面白かったよ」と連絡が来ましたが、別に出てはいないので…。(会場:笑) 「ありがとう」と返すのもおかしいですし、ちょっと返信に困りました。でも、それだけこの作品が同世代や若い方にも歌舞伎を知っていただくきっかけになったんだと感じ、歌舞伎役者としてうれしく、そして、ありがたく思いました。本作のおかげもありまして、歌舞伎がブームになりつつあります。もちろん、ブームで終わらせずに、いつの時代も、どんな世代の方にも、世界に誇っていただける日本の演劇、日本のエンターテインメントであり続けるべきだと思っています。そのために、私もこれからも歌舞伎のために精進してまいりたいと思っています。ぜひ皆さん、歌舞伎をご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。(会場:拍手) 團子さん映画「国宝」、邦画実写第1位の達成、誠におめでとうございます。「国宝」は、国内はもとより、海外の方にも絶賛されている映画でございます。私も鑑賞させていただきましたが、圧巻の映像美や、皆さんの本作に対する並々ならぬ覚悟を、ひしひしと感じました。歌舞伎や日本舞踊の経験が全くないところから、わずか一年半のお稽古で、ここまでやられた執念。また、役に対する情熱と理解は、凄まじいものだと思います。私も、さらにお稽古を積み、精進しなければならないとつくづく感じました。映画「国宝」が、これからもますます皆さんに愛されますこと、また、私たちが愛してやまない歌舞伎が、ますます皆さんに愛されることを願って、私のご挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。(会場:拍手) 李監督映画俳優よりも、挨拶がしっかりしていて…。(登壇者の皆さん&会場:笑) “染團コンビ”はすばらしいです。本作の企画を立ち上げたのは、もう何年も前になります。その頃から舞台上でのお二人を拝見していました。まだ十代の頃ですね。染五郎さんは、お祖父様、お父様とご一緒に出られながら、ますます色気が増していると思います。團子さんは、自分が背負うぞという気迫や、技術力の高さも年々増している気がしています。本当にすばらしい、二人です。まるで、IMAXとDolby Cinemaみたいです。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 歌舞伎を長く観続けていくことが、観る側の喜びでもあるので、いつまでもお二人のご活躍を祈っています。本日はお忙しい中、ありがとうございました。 吉沢さん皆さん、本日は誠にありがとうございました。「国宝」という映画が公開されて、本当にたくさんの方に観ていただきました。僕自身も本作のおかげで、たくさんのすばらしい景色を見させていただき、本当に特別な作品になりました。皆さんにとっても、本作が特別で大切な作品になっていただけることを心から願っています。これから、IMAXとDolby Cinemaでの上映もあります。ぜひ、「国宝」を愛していただけるとうれしいなと思っています。また、来年もよろしくお願いいたします。今年はありがとうございました。本日はご来場、誠にありがとうございました! (会場:拍手)
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「国宝」完成報告会「国宝」公式サイト作家の吉田修一さんご自身が、三年間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にして書き上げた渾身作「国宝」。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公・喜久雄の五十年を描いた壮大な一代記が映画化され、6月6日より公開となります。 4月23日には、帝国ホテルにて完成報告会が開催され、吉沢亮さん、横浜流星さん、高畑充希さん、寺島しのぶさん、森七菜さん、見上愛さん、田中泯さん、渡辺謙さん、李相日監督が登壇しました。 イベントでは、本作の主題歌「Luminance」(原摩利彦 feat. 井口 理)が発表されました。また、本作が今年のカンヌ国際映画祭の監督週間部門に選出されたことを受け、登壇者の皆さんが喜びを語った、こちらのイベントの模様を詳しくレポートします。完成報告会立花喜久雄(花井東一郎)役吉沢亮さん大垣俊介(花井半弥)役横浜流星さん福田春江役高畑充希さん大垣幸子役寺島しのぶさん彰子役森七菜さん藤駒役見上愛さん小野川万菊役田中泯さん花井半二郎役渡辺謙さん李相日監督吉沢さん本日は、お集まりいただきありがとうございます。 横浜さん作品が完成して、皆さんに届けられることは、当たり前のことではないので、本日無事に完成報告ができて、うれしく思います。 高畑さん今日はこの場に皆さんと一緒に参加できてとてもうれしいです。 寺島さん本作で自分の役に課された役割が、今の自分とダブっていたので、撮影では不思議な感覚を体験することができました。 森さん今日は皆さんとこの場に立つことができて、とてもうれしいです。 見上さん本日はお集まりいただきありがとうございます。最後までどうかお楽しみください。 田中さんよろしくお願いします。 渡辺さん李監督に、無謀な挑戦を託されましたが、何とかやり抜くことができました。本日はたくさんの方々にお集まりいただいたので、本作を世に広めていただけるようお願いいたします。 李監督「人間、やればできるもんだなぁ」と言うと、また(渡辺)謙さんに叱られそうですね(笑)。でも、「これができるのか?」という疑問を持っているだけでは、先に進めないですし、たとえ確信を持っていても、落とし穴があることもあります。本作は、この時代に生まれるべくして生まれた「非常に生命力の強い作品」だと感じています。 MC本作のカンヌ国際映画祭監督週間への正式出品が決定いたしました。おめでとうございます。(会場のお客さん:拍手)監督週間への出品のご連絡を受けた時のお気持ちと、カンヌで上映されることについての今のお気持ちをうかがえますか? 李監督カンヌ国際映画祭は非常に狭き門で、世界中でしのぎを削った作品が集まります。本作が、日本で大々的にエンターテインメント作品として皆さんに届くのと同時に、作品性も評価されて、同軸が揃った作品となったのはうれしく思います。歌舞伎という日本の伝統文化を題材にした作品なので、フランスの方もそうですが、皆さん歌舞伎にはそれぞれのイメージをお持ちだと思います。でも、本作を通してそういったイメージを新たに覆す映画体験をしてもらえたらうれしく思います。MC吉沢さんと横浜さんは、カンヌ出品の発表時は、「国宝」の撮影地である京都で、同じお仕事の現場にいらっしゃったとうかがいました。ニュースを聞いた時のお気持ちはいかがでしたか? 吉沢さん映画に携わっている人間としては、カンヌは憧れの舞台です。その場所にお邪魔できることはすごくうれしいです。京都の世界遺産の東寺で、横浜さんと一緒にお仕事をしていた時にその発表を聞きました。すごく運命を感じました。「歌舞伎」という日本が世界に誇る文化が世界に放たれて、どのような評価をいただけるのか、すごく楽しみです。横浜さん映画人として、カンヌは憧れの場所です。京都で喜びを分かち合いました。我々が魂を込めた作品なので、心からうれしかったです。海外の方々がどのように感じ、受け止めてくれるのか、非常に楽しみです。何より監督、おめでとうございます!李監督いやいや、皆さんね(笑)! MC渡辺謙さんは、李監督とは過去に「許されざる者」(2013年公開)でヴェネチア国際映画祭出品へのご経験がありますが、カンヌへの出品は初めてですよね。 渡辺さん「怒り」(2016年)の時は、トロント国際映画祭やサン・セバスティアン国際映画祭に一緒に行きましたが、実はカンヌだけはまだ行ったことがなかったんです。おそらく騒然としていると思います。映画人が世界中から集まってくる中で、本作が上映されるのは、かなり大きな意義があると思います。李監督の作品は、作家性が強いので、海外の方がそれをどう受け止めるのか、楽しみではあります。MCここからは本作の内容についてうかがっていきます。まずは吉沢さん、喜久雄役に正面から向き合いながらお稽古や撮影という怒涛の日々を過ごされたと思います。本作と喜久雄役への思いを教えてください。 吉沢さん撮影期間を含めて一年半、歌舞伎の稽古を続けて喜久雄役に向き合いました。一年半という期間、一つの役に向き合うのはなかなかできないことだと思います。どの作品も特別で、全力でやっていますが、この作品にかけた時間とエネルギー量は桁違いです。それだけのものを背負って現場に臨みました。確実に、今までの役者人生の集大成です。これまで培ったものをすべてぶつけた作品です。 MC改めて、喜久雄の人生を演じてみていかがでしたか。 吉沢さん歌舞伎役者は、役者というつながりはありつつも、全く違う世界だと改めて感じました。我々役者は、人間の人生を演じて生きていきます。歌舞伎役者さんは、何百年も前の先人たちが積み上げてきた一つの芸を生きていきます。そこへの覚悟は、小さい頃から舞台に立って何十年も積み重ねて、ようやく形にしていくものだと思います。僕がそれを演じるのに、一年半では足元にも及ばないことは分かっていますし、技術的に足りない部分はたくさんあると思います。だからこそ、我々役者がやった意味があると思います。僕は喜久雄を通して、がむしゃらな精神や意地を感じました。そこが観ていただきたいポイントです。 MC吉沢さんは、でき上がった作品をすでに二回ご覧なったとうかがいました。 吉沢さんいろいろな思いがあって、一回だけではすべての思いが処理しきれず、二回観ました。「とにかくすごいものを観た!」という余韻がありました。カメラワークや、皆さんのお芝居、美術、ライティング、総合芸術、それぞれの素晴らしさがありました。本作は歌舞伎がテーマなので、観る前は難しい題材と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。「純粋にエンターテインメントとして楽しめる、本当に最高な作品が生まれたなぁ」と思って、ホッとしています。MC横浜さんも、吉沢さんと同じぐらい大変な準備をされたと思います。役と向き合い、完成した本作をご覧になった感想を教えてください。 横浜さん俊介という人物は、僕自身とは正反対でむしろ苦手な人間です。なので、普通の役作りとは違って、まず理解し、愛することから始めました。李監督は、「流浪の月」(2022年/主演・広瀬すず、松坂桃李)の時もそうでしたが、自分の中にきっとあるけれど、律して眠らせているものを、解放させて、挑戦させてくださるので、役者冥利に尽きます。それと同時に、力不足も感じましたが、幸せな時間を過ごせました。完成した作品を観て、芸に人生を捧げた彼らの生き様が美しくて、感銘を受けたし、励まされました。僕も彼らのような人生を過ごすためには、「芸に励むのみだな」と思いました。MC自分の人生に言葉をもらったような感じですか? 横浜さんそうですね。なので、役者の方々も観ていただくと、いろいろな思いが感じられるのかなと思いました。 MC人生をかけて歌舞伎役者を支えた女性陣にもお話をうかがいます。高畑さんは、喜久雄と俊介と大きく関わる役でしたが、演じた感想や、完成した作品をご覧になった感想を教えてください。 高畑さん本作を拝見して、結構くらいました。李監督とは「怒り」(2016年)でもご一緒しましたが、その時も作品を観た後に、一日、二日引きずるというか、良い意味ですごくドーンと来ました。「すごく重厚な作品に参加させてもらえたな」と思いました。春江は、長きにわたり一番近くで喜久雄と俊介の二人に寄り添い、見守る役でした。私も実際に、若い時代から歳を重ねるまでの撮影で、ずっと二人を横で見ていました。二人が血反吐を吐くような努力を重ねて芸を習得する姿を見ていたので、自然と春江の気持ちになれたし、客席や舞台裏で「何か力になれないかな?」と思っていました。作品を観た時にその記憶が蘇って、二人の人生を見られて、すごく不思議な幸せな気持ちになりました。MC寺島さんは、「今まで生きてきた私の環境や、蓄えてきたものを少しでも活かせていれば」とコメントされていました。皆さんご存知のように、寺島さんご自身も歌舞伎界に近く、今回「国宝」に参加されました。どのようにオファーを受けて、本作の撮影に臨まれたのでしょうか? 寺島さん幸子は、二人を部屋で預かってしつけていく役ですが、歌舞伎界は世襲制なので、この役自体はリアルには成り立たないものです。なので、吉田さんの本を読んだ時に「とても夢がある物語だな」と思いました。李さんとは、これまで何度か「ご一緒できるかなぁ?」と思っていたのですがなかなか叶わず、この作品でお会いできました。また、歌舞伎と言う題材で、ご一緒できることに意味があるのかなと感じました。私は今回、役者と言うより、スタッフの一部のようでした。例えば、セットで自分が見てきたものと違うと思ったら、監督に「こうじゃないですか?」と言ったりしていました。 李監督結構厳しい指摘でした(笑)! でも、素晴らしい指摘でありがたかったです。 寺島さん(笑)。不思議な体験でした。演じつつも、セットなどを見ては、指摘をして、監督がそれを真摯に変えてくださって、楽しい撮影でした。私は、いつもでき上がった作品は観ないのですが、評判は聞いております。李さんは、「えげつなくカットする」と、有名な監督ですから、私のシーンなんて大して残ってはいないかと……。 渡辺さんちゃんとあったよ!(登壇者の皆さん:笑) 寺島さんありました(笑)? カットされていた場合、「観るの嫌だなぁ」と思っていたので、もう二、三年寝かせてから拝見しようかな。 李監督その間にまた編集を変えたりして(笑)! (寺島さん:大笑い) MC寺島さんは幸子として、子どもの時代から二人を見ていて、いかがでしたか? 寺島さん俊ぼん(俊介)は自分の子どもですからね。それを差し置いて主人(渡辺謙さん演じる花井半二郎)が喜久雄を支持するのは、ムカついてしょうがなかったです。歌舞伎界では、ほとんど考えられないことなので、「吉田修一さんはすごいものをお書きになったな」と思っていました。 MC森さんは、喜久雄にとってターニングポイントとなる女性を演じました。どのような気持ちで撮影に臨みましたか? 森さん撮影には途中から参加したので、正直すごく緊張しました。吉沢さんとの共演は二度目でしたが、ずっと迷宮にいるような気持ちでした。でも、それが楽しくて毎日現場に行っていました。私は彰子として、喜久雄がこの後どうなっていくのか、現場で吉沢さんのことを見ていたのですが、ずっと炎みたいでした。吉沢さんはすごく優しく接してくれるのですが、青い炎に見えて、どこか近寄れなくて、「喜久雄じゃない時間ってあるのかな?」って、彰子として心配している時間がありました。(吉沢さん:笑)カメラが回っていないところで、吉沢さんが物を落とされた時も女性らしくすごくきれいに拾われた瞬間があって、「すごすぎる!」と思いました。彰子は、これから喜久雄が歌舞伎役者として芸を磨いていく中で、こういう瞬間を目にしていくのだなと思うと、次のシーンの心の手助けになったので、本当に感謝しています。ありがとうございました。吉沢さん(笑)。どういたしまして。彰子とのシーンは、彰子と一緒にいても、喜久雄は常に自分の世界にいるような接し方だったので、「自分から話しかけるのも何か違うのかな」と思っていました。すみませんでした。 森さんいやいやいや。こちらこそです。 吉沢さん炎を燃やしていました! MC森さんは、今日完成作をご覧になったんですよね? 森さん三時間があっという間でした。お二人の歌舞伎の演目のシーンは、背もたれを使わずに、久しぶりに前のめりで画面を観ていました。芸事や、自分がお芝居をしている時もそうですが、「夢中になれる時間があるって、本当に幸せなことだな」と、本作を通して感じました。喜久雄さんから教えてもらったことがたくさんあります。 MC喜久雄を見染めながらも、身を引く切ない表情が印象的でした。撮影はいかがでしたか? 見上さん私は撮影の二カ月前から日本舞踊、一カ月前から三味線のお稽古を始めました。日本舞踊のお稽古では横浜さんとすれ違うこともあって、一瞬横浜さんのお稽古を覗いた時に、「これは私間に合わないかも」と、すごく焦りました。撮影の一、二カ月前には、皆さんの立ち姿から違っていて、すごくドキドキしました。でも、初めて芸事から役を手繰り寄せていくのは、すごく新鮮な時間を過ごせました。 MC完成作をご覧になっていかがでしたか。 見上さんすぐに感想がまとめられませんでした。遠くない仕事をしているからこそ、「これほどの狂気じみた覚悟を持たないと、ここまで到達できないのか」と考えたら、「私はこの仕事に向いていないかも」と思い、自分の生き方を見つめ直すほど心に響きました。 MC田中さん、当代一の女形で人間国宝、二人の道標になるような役どころでした。決して簡単なものではなかったと思います。万菊役と向き合われて、どのようなことを感じられたでしょうか。 田中さん役と向き合えたかは怪しいところです。とにかく「万菊役」と言われてびっくりしました。僕は、いわゆる伝統や常識から逃げるようにして生きてきた人間なんですが、「日本の踊りの本陣は歌舞伎にあり」と、ずっと昔から思っていました。だから、映像のコレクションを見たり、本を読んだり、勉強をしてきました。僕自身は、人間の世界に踊りが生まれ、始まったことに憧れていて、それが、踊りが大好きな根拠です。その中で、素晴らしい歌舞伎舞踊を人間が開発して、見事な文化を成しました。歌舞伎のように踊りと言葉が一緒になって、人々に訴えかける踊りを持っている国は日本だけです。そのことに関わる仕事が、まさか自分に来るとは毛頭なかったです。そして、その長い時間をかけた伝統の踊りを、まさかこの私がやるなんて、今でも想像がつきません。こんな風に歌舞伎の話を僕の口からすることは、生まれて初めてですが、密かにずっと言葉と踊りの関わりをずっと思い続けてきました。本作に出演したことが、また僕の新しいスタートラインになると思っています。ちょうど僕の年が万菊さんと同じくらいで、被る部分がたくさんあります。おそらくこの万菊さんを演じた私自身は、これからも同じ線に沿った勉強をしていくんだと思っています。また一つ楽しみが増えたということで、監督ありがとうございました。皆さんも、ありがとうございました。MC最後に渡辺謙さんは「歌舞伎は演じられないけれど、歌舞伎役者なら演じられる」と、おっしゃられたとうかがいました。改めて作品へのご参加はいかがでしたか? 渡辺さん「歌舞伎役者を演じられる」というよりは、僕もそれなりのキャリアがあるので、エンターテインメントや芸にどう向き合うか、どう練っていくのか、それを一緒に考えることはできるなと思っていました。李監督は最初に、「エンターテインメントという非常に不可解で、不思議な世界で生き続けている男。その上いっぱいアップダウンがあって、その中で溜まってしまった澱や業みたいなものが花井半二郎にほしいんです」と、言ったよね?(李監督:うなずく)それをある意味よすがにして、この役と向き合えた気がします。僕はそんなに演目はありませんでした。まあ、連獅子の演目の稽古はしましたが、それよりも喜久雄や俊介をどう見つめて、鍛えていくか…。しのぶちゃんと同じような感覚だったと思います。その中で「何かを引き出せるのか」「何かを突き上げていけるのか」ということの方が、僕にとっては重要でした。後は何となくやっていたという感じで、申し訳ないです。 MCオファーを受けた時には、「腰が浮くのを抑えながら、果たしてこの大作を支えられるか悩みました」とありましたが、改めてでき上がった本作をご覧になっていかがでしたでしょうか。 渡辺さん吉田さんの本を読んだ時に、「こんなの映像化なんてできない」「誰もこんなのできないよ」と思いました。でも、いたんですね。生意気なことを言うとあれですが、亮はこれまでも大河ドラマや、映画にもたくさん出ていると思います。でも、本作の試写を観た後に、すぐに李監督に「これは吉沢の代表作になるね」って言いました。これはおべんちゃらではなく、本作に賭けている姿も知っているし、もちろん流星もすごいんですが、この重荷を背負うその覚悟と、ある種の執念みたいなものを亮は持ち続けていました。だから、森さんは亮に近づけなかったんだと思います。試写で観た時には、俳優仲間として「こいつ、すごいものを作ったな」って思って、尊敬できましたね。吉沢さん本当にありがとうございます。先ほどもお話ししましたが、本作はかなりの思いをかけて臨んだ作品です。「この作品が僕の代表作になってくれたら良いな」と思っていたので、すごくうれしいです。 MC「映画化は無理だ」というお話もありましたが、監督が、本作の映画化に至った経緯をうかがってもよろしいでしょうか? 李監督「無理だ」と言うのは同感です。だからこそ百年近く歌舞伎の作品はないわけです。なぜなかったのかは、やってみて分かりました。でも、吉田さんから最初に「歌舞伎のお話で、女形の取材を始める」という話を聞いて、「もうこれは始まってしまっている」という、作品の重みを感じました。先ほど、しのぶさんの「歌舞伎界ではありえない」を、まず吉田さんに突破していただいて、次は僕が背負う番だったので、共に背負う仲間を引き入れました。僕一人では背負い切れない規模だったので、背負い分け合った感じです。今日はここにいない(黒川想矢さんと越山敬達さんが演じる)少年時代の喜久雄と俊介も、まるで歌舞伎をやったことがないところから、「歌舞伎の天才少年現る!」というシルエットを体現するために、同じように努力していました。歌舞伎指導に入っていただいた四代目中村鴈治郎(吾妻千五郎役・彰子の父親)さんも常に前のめりでした。本番中に、いつカメラの前に行っちゃうかとハラハラとすることもありました。それぐらい関わった皆さんが背負いあっていて、「やればできたんだな」という気持ちです。MC原作者の吉田さんが、本編ラッシュをご覧になった後に「100年に1本の壮大な芸道映画」とおっしゃったとうかがっております。監督は、その後吉田さんとお話などされたのでしょうか? 李監督ラッシュを観終わった後に非常に興奮された状態で、そのようなことをおっしゃっていました。それと「想像を超えてきた!」とぼそっと付け加えていただきました。吉田さんも「果たしてこの歌舞伎俳優ではない方々が、歌舞伎役者としての佇まいが生まれるのだろうか」と、どこかで思っていたのでしょう。でも、その杞憂はすべて吹き飛んだようで、ものすごく喜んでくださいました。カンヌの報告をした時も、誰よりも喜んでくださいました。 MC最後に代表して吉沢亮さんからご挨拶をいただきます。 吉沢さん本日は、お集まりいただき誠にありがとうございました。この作品は本当にたくさんのスタッフの皆さん、キャストの皆さん、監督、そして吉田先生と、皆さんそれぞれの持っている、背負っているものを全員がぶつけ合って、どうにか生まれた至極のエンターテインメント作品だと思っています。いろいろと作品にかけた熱い想いを語らせていただきましたが、観てくださる皆さんには、ただただこの作品を楽しんでもらえたらうれしいです。そして、たくさんの方に観てもらえたら、すごく幸いです。今後とも「国宝」をよろしくお願いします。今日はありがとうございました。
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『国宝』劇場用パンフレットのお知らせTOHO theater STOREでも販売いたします ©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会 2025年6月6日(金)公開映画『国宝』の上映劇場で販売いたします。 パンフレットは公開劇場にてお買い求めください。 A4 P40(表紙込み) 定価1,100円 (税込) 『国宝』 Introduction Story 人物相関図 Cast Interviews 吉沢 亮 横浜流星 高畑充希 寺島しのぶ 田中 泯 Cast Comments 黒川想矢 越山敬達 Cast Profiles 永瀬正敏 森 七菜 三浦貴大 見上 愛 嶋田久作 宮澤エマ Cast Interviews 渡辺 謙 Special Talk 李相日(監督)× 中村鴈治郎(歌舞伎指導/彰子の父親で歌舞伎役者の吾妻千五郎役) Staff Interviews 原作:吉田修一 監督:李相日 脚本:奥寺佐渡子 音楽:原摩利彦 撮影:ソフィアン・エル・ファニ 振付・舞踏指導:谷口裕和 美術監督:種田陽平 歌舞伎の世界 劇中に登場する主な演目 児玉竜一(早稲田大学演劇博物館館長) Theme Song 「Luminance」歌詞紹介 歌唱:井口 理(Sony Music Labels Inc.)プロフィール Credit -
「国宝」初日舞台挨拶「国宝」公式サイト 吉田修一の最高傑作との呼び声も高いベストセラー小説を映画化した「国宝」が6月6日に公開を迎え、東京・六本木のTOHO シネマズ六本木ヒルズにて舞台挨拶が開催されました。主演の吉沢亮さんをはじめ、横浜流星さん、高畑充希さん、寺島しのぶさん、森七菜さん、見上愛さん、永瀬正敏さん、宮澤エマさん、黒川想矢さん、越山敬達さん、田中泯さん、渡辺謙さん、李相日監督の総勢13名が登壇した、こちらに舞台挨拶の模様をレポートいたします。 初日舞台挨拶 立花喜久雄(花井東一郎)役 吉沢亮さん 大垣俊介(花井半弥)役 横浜流星さん 福田春江役 高畑充希さん 大垣幸子役 寺島しのぶさん 彰子役 森七菜さん 藤駒役 見上愛さん 立花喜久雄(少年時代)役 黒川想矢さん 大垣俊介(少年時代)役 越山敬達さん 立花権五郎役 永瀬正敏さん 立花マツ役 宮澤エマさん 小野川万菊役 田中泯さん 花井半二郎役 渡辺謙さん 李相日監督 吉沢さん本日は、劇場に足を運んでいただき誠にありがとうございます。ついに本作を皆さんに届けられる日が来て、すごくうれしい思いと、何だかちょっと寂しいような気もしています。すごく不思議な気分で初日を迎えていますが、皆さんは、これからご覧になるということですね。本当に楽しんでいただければうれしいなと思います。 横浜さん皆さん、本日はお越しいただき誠にありがとうございます。本日から、この作品は皆さんのものになります。心に残り続け、愛していただける作品になることを心から願っています。短い時間ですがよろしくお願いします。 高畑さん本日はお集まりいただき誠にありがとうございます。吉沢さん、横浜さん、監督・スタッフの皆さんも含め、魂を削って作っているのがひしひしと現場でも感じられる作品でした。それが形になって皆さんに届くことはすごくうれしく思います。 寺島さん大勢のお客さんにお集まりいただき、ありがとうございます。今日は人数がとても多いので、短く締めたいと思います。今日は、“血”を意識したドレスを着てまいりました。 永瀬さんどうも、権五郎です。本日はありがとうございます。きっといろんな意味で驚いていただける作品だと思います。お楽しみください。 森さんこの映画の情熱が、無事に届けられる日を迎えて、とてもうれしく思います。本日はよろしくお願いいたします。 見上さん本日はお集まりいただきありがとうございます。私が試写で本作を拝見した日から、すごく月日が経ちました。でも、早くたくさんの方と作品の感動を共有したいと思っていたので、この日を迎えられてとてもうれしく思います。 黒川さんすごく緊張しています。今日、この場に立ててすごくうれしいです。 越山さんこの壮大で魅力的な作品に参加できたことが、すごくうれしいです。そして、本日公開を迎えられたこともすごくうれしく思います。本日はよろしくお願いします。 宮澤さん私の撮影は数日程度でしたが、その数日が本当に色濃く、そこからずっと心の中に撮影の日々がありました。そして、試写を観てからはずっと、作品が私の中で生き続けていて、ふとした瞬間に思い出すシーンや、感じた感情を自分の中で思い返したりすることが続いています。きっと皆さんにとってもそういう映画体験になるのではないかと思うのでぜひお楽しみください。 田中さん今日から公開ということで、やっと忘れられるなと思っています。ずっと万菊がついてまわっていて、「良いんだろうか?」と、不安が強くありました。あとはもう何を言ってもいいわけになるので、皆さんどうぞ本作をご堪能いただいて、何とでも言ってください(笑)。ありがとうございます。 渡辺さんこの場に立っていながら、言うのもなんですが、早く観てほしい。もうその一言に尽きます。 李監督初日にお越しいただきありがとうございます。取材中によく横浜流星くんが「魂を込めて」と連呼するので、「ちょっとやめなさい」って言っていました(笑)。でも、ここではあえて僕にも言わせてください。「この作品に関わった人たちが込めた魂」を皆さんに、目撃してもらえることをうれしく思います。最後に、井口(理)くんの素晴らしい歌声とともにエンドロールを観ると思いますが、名前が載らないけれど、協力してくれた方々もたくさんいます。この作品に関わった皆さんに、今日という日を迎えられたことをうれしく思いつつ、良いスタートが切れたことをちゃんとご報告したいと思います。 MC吉沢さん、ついに公開を迎えました。ここまで豪華な皆さんでの初日舞台挨拶もなかなかないかと思います。改めて、今、どんなお気持ちでしょうか? 吉沢さん本当に素晴らしい方々とともに今日を迎えています。特に、今日は現場ではご一緒できなかった両親と、少年時代の喜久雄と俊ぼんもいるので、まさに勢ぞろいです。本当にこの作品に欠かせない方々とともに、ここに立てていることを本当にうれしく思います。 MC横浜さん、「魂を込めて」演じられた作品がいよいよ初日を迎えました。初日は楽しみなものでしょうか? それとも、少し不安も混じったお気持ちでしょうか? 横浜さんいや、公開を迎えられることは当たり前ではないんですよ。今は安堵と感謝の気持ちでいます。何度も言っているので、すごく安っぽい言葉になってしまっていますが(苦笑)、我々が「魂を込めて」作った作品だということは、本当にそうなんです! 「言い過ぎだ」って言われましたが(苦笑)、本当にそんな作品です。一人でも多くの方の心に届けば幸いです。 MC謙さんは、今、改めてどんな気持ちでしょうか? 渡辺さんとても珍しいですが、今朝から「もう観ました」というLINEが知り合いから何本も入っていて、「しびれました」「やばいです」っていう感想をもらっています。こういうことは、いままではなかったので、かなりうれしいです。 MC李監督はこれまでの長かった制作・宣伝の日々を振り返って、どんなお気持ちでしょうか? 李監督一刻も早く本作を観てほしいです。前評判はすごく良くて、時が経てば経つほど非常に力強い評価をいただいています。でも、これから観る皆さんは、まっさらな気持ちで本作を観ていただければと思います。僕も、感無量であんまりコメントが出てこないんですが…よろしくお願いします。 MC永瀬さんは、映画冒頭から主人公・喜久雄に大きな影響を与える重要な役を演じられました。出演のお話を聞かれた時はどんな気持ちだったんでしょうか? 永瀬さんまず「えっ?」と思いました。それから台本を読んで「うぉっ!」と思いました。「これはすごい作品だぞ…」と思いながら、僕が一番完成した本作を観たいと思いました。「李監督がどう描くんだろう?」「演者さんたちが、特に吉沢さんと横浜さんはどういう風にやるんだろう?」 っていうのがすごく楽しみでしたね。 MC出来上がった本作をご覧になっていかがだったでしょうか? 永瀬さん「わおっ!」と思いました。最高でした。 MC宮澤さんは、喜久雄の義理の母として重要な役どころを演じられました。どんなお気持ちで撮影に挑まれたんでしょうか? 宮澤さんお話をいただいた時は「光栄だな」という気持ちが最初にありました。でも、クランクインするまでの日々は、だんだんだんだんストレスになってくるというか…。「この役に応えられるだろうか?」という気持ちと、本当に壮絶なお稽古をされた吉沢さんと横浜さんを前にして、こんなこと言うのもあれですが、「昭和の極道の妻の役作りってどうやったら良いんだろう?」と思っていました。参考になるものはないし、どういうことを求められているのかを、自分の中で何度も自問自答していました。でも、「現場に行けば見つかることもあるだろう」と信じていたところもありました。黒川くんとは、作品には入らなかったシーンでしたが、二人で読み合わせをする時間もありました。幼い喜久雄との関係性は、原作小説で描かれていても、脚本の中では描かれていない二人の関係性がにじみ出たら良いなと思い、お稽古みたいな時間を作りました。それが少しでもスクリーン上でセリフがないところにも表れていたら良いなと思って演じました。とても濃い創作の時間でした。 MC出来上がった本作をご覧になっていかがでした? 宮澤さん本当に何というか、壮絶な人生を目撃した感覚に近い体験でした。初めての体験というか、あまりにもものすごい業を背負った人間の生涯を見た感じでした。それから、「あのかわいかった喜久雄がこうなってしまうのか…」と、母としてはとても複雑で悲しい気持ちにもなりながらも、応援しながら手に汗握るような思いで観ました。 MC黒川さんは、役との向き合いや歌舞伎の稽古など、ものすごい準備をされたと思いますが、改めて本作に参加されて、どんなことを思い返されますか? 黒川さん僕たちは半年ぐらいしか稽古をしていなかったんですが、吉沢さんたちは一年以上稽古をされていて、僕たちよりも、遥かにすごい準備をされていました。撮影の日々は、本当に楽しかったです。稽古をしたことを思い出すことがよくあって、越山くんと川辺で稽古をしたシーンは、今でもたまに思い出します。 李監督どんどん歌舞伎を好きになっていっている感じがすごくありましたね。 MC越山さんは、改めて撮影を振り返っていかがですか? 越山さん僕は、今まで経験したことがないくらい、撮影期間中は自分の中で気を張っていたと思います。撮影以外や、現場以外でも、ずっと俊介が頭から離れない現象になぜか陥っていました。それから、渡辺謙さんと歌舞伎のシーンで共演をして、「この苦しみは二人にしか分からない」と、励ましの言葉をいただきました。その時は、その言葉に本当に支えられて撮影をやりきることができたと思います。黒川くんをはじめとした、僕と同世代のキャストの方々もたくさんいましたが、そういう方たちの頑張っている姿も、僕にとっては支えでしたし、プレッシャーでもあったと思います。やっぱりこの「国宝」の撮影をしたからこそ、僕自身ちょっと強くなれた気はしています。 MC今、温かい目で見守っていた吉沢さんと横浜さんは、同じ役なので、共演シーンはなかったわけですが、お二人から見て少年時代の喜久雄と俊介はいかがだったんでしょうか? 吉沢さん皆さんは、これから本作をご覧になるのであれですが、すごいです。僕らがインする前に、少年時代の黒川くんが演じる演目の撮影をしていたんです。僕も、撮影現場にお邪魔したんですが、もう色っぽすぎて、「やばいなぁ…」と思いました。少年時代から、そのレベルで演じられると、「ここからのレベルアップってことですよね?」と(苦笑)。そうやって良い意味でプレッシャーも刺激ももらいました。メイク中もメイクさんからずっと「黒川くん、やばいね」みたいな話をしていました。(会場:笑) 「これ大丈夫?黒川くんに負けない?」ってプレッシャーを与えられていて、すごく憂鬱でした…。(会場:笑) それくらい、お二人には素晴らしい土台を作ってもらえました。そこから頑張ってやりました。 黒川さんもううれしすぎて、言葉が出ないです。 横浜さんいや、お二人とも本当に素晴らしかったです。本当に対照的なんですよね。それがすごく出ていたと思います。俊介に限っては、彼自身がそうなんだと思うんですが、愛嬌や、放っておけない感じの部分がすごく生き生きとしていました。幼少期がキャラクターの軸となるので、一心同体にならなければいけないんですが、僕は現場には行けなかったんです。だから、映像を見て、彼がそういう風に俊介を堂々と生きてくれたから、僕も、そのまま彼の意思を引き継いで生きられたのかなと思います。 越山さん良かったです(笑)。僕はオーディションだったんですが、何回か監督とお話をする機会がありました。その時に、僕の…何ていうんだろう“にじみ出る憎めなさ”みたいなものを…。 横浜さん自分で言うな(笑)!(会場:笑) 越山さん(笑)。 渡辺さんこういうところが、俊ぼんなんだよね(笑)。 越山さんそれが良いと言われたので、それが出ていたなら良かったです。 MC寺島さんは、改めて喜久雄と俊介という人物、そして歌舞伎のシーンを間近でご覧になっていかがでしたか? 寺島さん子どもたちに関して言えば、私が喜久雄を連れて行くんですよね。一番はじめに二人で車に乗って、お父さんの楽屋に連れていくんです。その時に、越山くんは、お父さんと一緒にお化粧しているんですよ。その時の鏡越しに見る目がものすごく良かったですよ。 渡辺さんそこを注目して観てもらえればね。 寺島さんそこの、「楽屋に何か異物が入ってきた」っていう雰囲気がとても好きだったんです。とても好きだったし、何か見たことがあるような現場でした。すごくリアルで、私は、「李監督は何を見てどうやったんだろうな?」って感じるほどの素晴らしい描写でございました。 MC渡辺さんは、撮影の日々振り返って改めていかがですか? 渡辺さん喜久雄の才能を見出して、かなり激しい稽古をしている時があるんです。これは、役の上でしょうがなくやっているんですよ。(会場:笑) 今のコンプライアンスでは許されないようなことをしているんですが、それは「半二郎だな」と思って観ていただけたらと思います。黒川くんにもかなりペシペシやりましたが、僕も太ももが真っ赤になっていて「ほら、僕もだぞ」って言いながら(着物の裾をめくって太ももを出す仕草をしながら)やっていました。俊ぼんもかなり大変だったんですが、やっぱり一緒に「連獅子」をやった時は、本当によく頑張って、(越山さんに向かって)一日中やっていたもんな。 越山さんはい…。 渡辺さんそれはもうこの二人(吉沢さん&横浜さん)も一緒なんですが。本当に二人で毛を振り回していました。 MCここから少しテーマを変えてお話をうかがえればと思います。吉沢さんは以前「この作品は自分の集大成である」とおっしゃっていました。多くのスタッフ、関係者の皆さんとも並々ならぬ思いを持って、魂を込めて作った作品がこの「国宝」だと思います。皆さんには、本作を通して感謝、感動を伝えたい人やものについて、理由とともにうかがえればと思います。または、本作を誰に観てほしいかをお答えいただければと思います。 吉沢さんこの作品に関わった全ての方には心からの感謝しかありません。誰一人として欠けてはならない方々でした。個人的に歌舞伎の所作・舞踊の指導に入ってくださった鴈治郎さんと谷口先生には感謝しかありません。本当にお二人がいないと、僕はスタートラインにも立てないような状況でした。それを、一年半という時間をかけて、丁寧に一つずつ、共に積み上げてくださいました。本当にお二人には心からの感謝です。皆さんそうですが、本当にお二人のおかげで僕はこの作品に出演できたので、本当に心から感謝しています。 横浜さん僕も本当に主演の吉沢くんをはじめとしたキャストの皆さん、李さんをはじめとしたスタッフの皆さん、エキストラの方々、たくさんのこの作品に携わった方々に感謝しています。やっぱり、俊介として生きるには、吉沢くんがいなければできなかったので、本当に感謝しています。こうやって公開を迎えて、皆さんに本作を観ていただけるのはすごく幸せだし、こんな話は終わらせて、観ていただきたいです(笑)。 高畑さん私は、劇中では二人をずっと目守るというか、客席から見つめるような立場でした。そうやって見ていると、ハラハラしたり「怪我しないかな?」「素敵だな」とか、何かもういろんな感情が渦巻いてきました。今まで自分が舞台をやっている時は、自分のパフォーマンスのことに気持ちが全部いってしまっていたんですが、今回の役で、スタッフさんや家族など見守っている人が「こんな気持ちなんだ」っていうのを感じられました。いつも突っ走っている自分を見守ったり、支えてくれる人にすごく感謝の気持ちが湧きました。 森さんこの作品に参加できたこと自体がありがたいと思います。吉沢さんとは、ご一緒する前に監督と三人で読み合わせをしました。その時にチャンバラをやったんですね。 吉沢さんやりましたね(笑)。 MCそんなシーンはないですよね? 森さんないです。喜久雄を慕う役なのですが「始めまして」に等しい状態だったので、チャンバラをしながら会話をしました。(チャンバラをして)「元気?」「はい、元気です!」みたいな感じで、敬語で殴りかかっていました(笑)。その時も、すごく緊張したんですが、吉沢さんも本気で殴りかかってくれたので、それには感謝しています。 吉沢さんちゃんと怪我をしないゴムの剣ですからね(笑)。 森さん発泡スチロールのね。 見上さん私も、関わった皆さんに本当に感謝しています。まずは、この作品の一員になれたので、監督に感謝です。私は、母親の役をやるのが初めてだったので、すごく不安だったんです。娘の綾乃役を演じたちひろちゃんと初めて会った時は、すごく人見知りだったので、一日一緒に東京スカイツリーでデートをして、夜は一緒にウサギの顔に見えるウサギさんカレーを作って食べたりしました。そうやって、事前に二人の信頼関係を作る時間を作っていただいたので、撮影に入った時には、私が母親でいる前に、ちひろちゃんが先に子どもでいてくれたという感じがしました。自然に「この子を大切にしよう」と思い、「傷つけたくない」「申し訳ない」とか、いろんな思いが込み上げてきました。すごくちひろちゃんに感謝しています。 田中さん私は、あんまり皆さんと一緒のシーンはなかったんですが、僕の撮影初日が、半二郎さんと若二人のシーンでしたが、僕はてんでダメでしたね…。彼らに迷惑ばっかりかけて…。感謝と言えば、僕自身は伝統とは縁のない世界で、自由に踊るということばっかり夢中でやってきたんですね。撮影は去年だから79歳ですが、その時初めて伝統の世界の仕事に触れて、途方に暮れていました。撮影に入るまで「どうなるんだろう?」と不安でした。といっても、自分の身を投げ出すしかないと思っていたんですが…。劇中の万菊の踊りの会のポスターの写真撮影の機会があったんです。その時にですね、お化粧、メイクとカツラとか衣装全てを本番通りにやってもらいました。その時、カメラスタッフの皆さんもいらっしゃったんですが、僕は、準備が全て終わった万菊の姿を見て、腰が抜けるほどびっくりしました。「これ、僕かね?」と、本当に驚きました。この一日は、僕にとって決定的でした。「よし!習ってやろう!とことん習うぞ!」と決めて、今でも習い続けています。プロの歌舞伎の舞台に俳優さんが出てきて、裏でキレイに舞台を作る技術も含めて、ものすごい数の人々がいたんですね。それは、新しい仕事をやる時はそうなんですが、いわゆる手についた技というものが、全く違う意味を持っていると思うんですよね。それにものすごく感動しました。初めて映画に出た時に、映画の撮影の現場で働いている人たちを見て「良いなぁ」と思って、フラフラっと俳優の道へ飛び込んでしまったのと似ていて、やっぱり伝統って本当にすごいものだなと思います。そして、ある可能性を持っていて、幅を持ったものを伝統と呼んでいて、カチカチにならないで生き続けていく。その形が窮屈じゃない世界が、やっぱり伝統にはあるんだっていうのにも、気づかせてもらいました。私は、もう孤独に一人でジメジメと暮らしていくような歳なんですが、そうならないで「もっともっと先に何か面白いことがいっぱい起きるんじゃないか」って僕を導いてくれるチャンスを、本作がひょっとしたら僕にくれたんじゃないかという気がしています。私がやったことが、本作でどうなっているのかは分かっていませんが、ただ、魂では負けていません! 魂を込めました。僕にとっての魂を本当に込めました。これから観る方にも、観ない方にも、僕は人間全てに感謝したいと思います。 MC最後に謙さんにも、うかがってもよろしいですか? 渡辺さん両親が亡くなって数年経つんですが、作品をやればやるほど「観せたかったな」っていう思いがずっと…。 田中さん僕もそう思う! 渡辺さんそうですよね。 田中さん本当に思う。 渡辺さんそれは良い作品に関わらせていただいたからこそなんですが、「生きて観てくれたら喜ぶだろうな」と、いつも思いますね。 MC最後にこれから本作をご覧になる皆さん、そして全国でこれから本作を楽しみしている皆さんに吉沢さんから一言いただきたいと思います。 吉沢さん先ほどから何度も出てきているワードではありますが、本当に「魂を込めた」作品です。僕と流星は一年半という準備期間を一つの役に込めるという、なかなかできない経験をしました。僕はもう、冗談抜きでこれまでの役者人生全てをかけたと思っております。そして、本当に素晴らしい、至極のエンターテイメント作品が生まれたと思っております。皆さんは、これからご覧になるということで、ぜひ最後まで楽しんでいただきたいです。もし、面白いと思っていただけたら、SNSに書いていただいたり、周りの方に勧めていただきたいです。共にこの映画「国宝」を皆さんと一緒に盛り上げていけたらうれしいなと思っております。どうぞこれからも映画「国宝」をよろしくお願いします。最後まで楽しんでください。
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「国宝」大ヒット御礼舞台挨拶「国宝」公式サイト 吉田修一の最高傑作との呼び声も高いベストセラー小説を映画化した「国宝」が公開から17日間で観客動員数152万人、興行収入21.4億円を突破! この大ヒットを記念して6月23日に東京・新宿のTOHOシネマズ 新宿にて舞台挨拶が開催されました。主演の吉沢亮さんと李相日監督が登壇し、事前に寄せられた質問に回答しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。 大ヒット御礼舞台挨拶 立花喜久雄(花井東一郎)役 吉沢亮さん 李相日監督 吉沢さん本日は劇場に足を運んでいただき誠にありがとうございます。この作品が、本当にたくさんの方に愛していただけて、うれしい限りでございます。(会場の皆さんに向かって)「もう(本作を)観たよ」って人は? ■会場から多くの手が挙がる。 吉沢さんすごい! それじゃあ、逆に初めて見るという方はいらっしゃいますか? ■こちらも多くの手が挙がる。 吉沢さんすごい! ぜひ皆さんが、より本作を楽しんでもらえるようなお話ができればと思っております。 李監督こんばんは。お越しいただきありがとうございます。ちょっと二人だと緊張するね。公開初日の時は、ずらっと13人ぐらいの方々が登壇していたから…。あんな風に大勢で並ぶことは、なかなかないんだなと思いました。今更ながら、良い時間だったと思い返しています。これだけ多くの方がリピートして観ているなら「今日はもうネタバレしても良いのかな」というぐらいの気持ちです(笑)。 吉沢さんでも、初めてご覧になる方もいるので…。 MC「国宝」の興行成績ですが、6月22日までの公開から17日間で、観客動員数152万人、興行収入は21.4億円を突破しました。また、驚異的な推移を示しており、二週目には一週目の143%を超えるお客さんがきてくださいました。さらに、土日の前週比は113.1%と、週を追うごとにお客さんの数が増加している状況です。その結果、6月20日から6月22日の週末観客動員数では、ついに第一位を獲得しました。最終興行収入の見込みは50億円突破は確実で60億円も目指せるほどの素晴らしい成績になっています。 李監督(数字を言われても)何だかピンとこない感じですね(笑)。ただ前の週から観客動員数が伸びるというケースはあまりないことなので、うれしいですよね。 吉沢さん本当に、今までにないぐらい知り合いから連絡をたくさんいただいています。すごく熱のこもったメッセージをたくさんいただく中で、個人的に一番うれしかったのは、同い年で役者をやっている友人からです。その友人が「やっぱり役者ってカッコ良い仕事なんだなって改めて思った」っていう連絡をくれたんです。その言葉は非常に僕自身にも何かグっと来るものがあって、うれしかったです。 MC同業者の間でもかなり話題になっているんですね。 吉沢さんそうですね。表現をやっている人は、観てくださるイメージがあります。 MC李監督はこの盛り上がりについて、どのように感じていらっしゃいますか?上海国際映画祭にも参加されていたんですよね? 李監督はい、昨日戻りました。日本と同じように熱気があって、1300人ぐらい入る劇場で、何度か上映していたんですが、帰る直前にサプライズで上映後に短い舞台挨拶を行いました。日曜日の朝9時からの上映だったので、「お客さんの数もだいぶ減っているかな?」と、思ったんですが、口コミが広がり、回を重ねるごとに来場者が増えていき、最後の回も1300人の劇場がいっぱいでした。Q&Aでも非常に良い質問をいただきました。それから、歌舞伎のシーンで「ぶっ返り」(一瞬で衣装替えを行なう技法)とかがあるじゃないすか。そのシーンでは歓声が上がったそうです。それぐらいライブ感を持って観ていただけていたんだなと思いました。良かったです。 MC吉沢さんも海外の反響を受けてどうですか? 吉沢さん我々のこの作品に込めた思いとか、メッセージをすごくしっかりと受け取ってくださっていると感じます。日本の伝統芸能をベースにした作品で、すごく日本色が強いので、海外の方がどのように受け止めるのかを、カンヌでの最初の公式上映までは、ちょっと不安もありました。でも、本当にすごい熱量で迎えてくださって、観てくださって、本当にうれしかったですし、安心しました。 MC日本国内でも、実は歌舞伎に触れたことがないという方も多いと思いますが、そんな方が「国宝」を観て、「歌舞伎も観たくなった」という、うれしい声も多いです。 李監督うれしいです。年齢を問わず、幅広い方に観ていただけていることと、そして何よりうれしいのは「映画館で観て良かった」という声ですね。心のどこかでは「まあ、配信でやるよね」って思いながら、ちょっと距離ができちゃうこともあるんですが、「やっぱりこの作品は映画館で観なきゃ」という流れが生まれているのがうれしいですよね。 ■SNSで募集した質問に登壇者のお二人が答える。 もともと体は柔らかいんですか? 歌舞伎のシーンで、後ろにのけぞるシーンがありましたが、もともと柔らかいのか、稽古の賜物なのかを知りたいです。 【吉沢さんへの質問】 MCあれは結構、反っていましたよね。 吉沢さん反りましたね。今やったら、多分腰がいっちゃいます。もちろん、もともとはできませんでした。稽古を重ねて、寝る前にもベッドの上でちょっとやってみたりして、撮影に入る直前ぐらいにようやくできるようになった感じです。もともとは、メチャクチャ硬いんですよ(苦笑)。だから、基本的に、どんな役をやる時も、必ず苦労するんです。だから、この作品で歌舞伎を成立させるために、いろいろと、やることがたくさんありました。 ビルの屋上で舞うシーンは、ほぼアドリブだったと聞いています。あの時、喜久雄、そして吉沢さんは何を感じていましたか? あまりにも切なく、儚く、美しすぎて目に焼き付いて、未だに離れません。 監督にはこのシーンの撮影エピソードをぜひ聞きたいです。 【吉沢さんと監督への質問】 MCこれは一番多かった質問です。 李監督これから観る方もいらっしゃいますが、まあ、予告にも映っているシーンですからね。 吉沢さんあのシーンは、アドリブというか、セリフが少し書かれている台本はあったんですが、ほとんど関係なくなっていました。頭から終わりまでを、長めのテイクで三回撮りました。本作に使われているのは、たぶん三回目のテイクです。毎回テイクごとに監督が僕に一言だけ何かを伝えるんですよ。三テイク目の時は「とりあえず森七菜ちゃんの顔を見ていて」みたいなことを言われて「分かりました」って感じで撮りました。そして、(森さんの顔を)見ていたら…この先のことは、あんまり言えないですね。 李監督それまで言っていなかったセリフを言ったんだよね。 吉沢さんあそこで踊っていたものは、事前に踊りを教えてくださっていた舞踊家の谷口先生と事前に相談して、「こういうのをやろうか」と、何となくは作っていたんです。でも、現場入ったらもう関係なくなって、その場の空気でやりました。 李監督あのシーンに関して、順序立ててお話をすると、まず谷口先生と「踊りのベースは決めておこう」ということになりました。そこから後は、感情が入ってどうなるか分からないけれど、一旦ベースになる部分は決めたんだよね。それから、あのシーンは、本来は夜だったんです。だから、日が暮れてから照明を当てて撮る予定で、夕方6時ぐらいから夜中ちょっと過ぎるぐらいまでに撮ろうという設計だったんです。でも、当日現場でお昼に天気を見た時に「今日はいける」と思って、「スカイラインでやりましょう」って言っちゃったんですね。“スカイライン”っていうのは、日が暮れかかる、日が暮れる直前のちょっと空がブルーになっていく時間のことです。そこを狙おうということになったんですが、そうすると、撮影時間が長くても30分しかないんですよ。だから、ちょっと早めに来てもらって、リハーサルを現場でやったんですね。普段は、なるべくスタッフも少人数でリハーサルを行い、撮影時に皆が集まるようにしています。でも、このシーンだけは、みんなに来てもらって、大体…30~40人ぐらいで、吉沢さんと森さんのリハーサルを見てもらいました。それで、上は70代から下は20代のスタッフに、感じたことを言ってもらいました。 吉沢さんあのリハーサルは、結構気まずかったです(苦笑)。僕の周りを40人ぐらいが取り囲んでいる中でやったので…。 李監督でも、良い意見が出るんですよ。「ちょっと喜久雄の狂気が足りないと思います」「森さんの悲しみが一番見えるところなのに、そこが『あれ?』と思います」とか、ポイントを突いた感想を浴びるわけですよね。そこで、何が必要かということをしっかり共有しました。カメラマンも「手持ちのカメラで演技を切らさないで全部回そう」ってなって、リハーサル中に動きを頭に入れていたんだと思います。いざ撮影に入ってみると時間が30分もなくて、一回目二回目とやって、それまでは振り向いていないんです。次がもうギリギリだなと思いましたが、三回目に賭けたわけじゃないんですが、吉沢くんには「森さんの方を見て。そうしたら、彼女が何か言うからそれに反応して。後は自分の世界に入ってください」と伝えました。そして、森さんには「最後だけ彼がこっちを見てくるから、でも、その目には自分が映っていないなって感じたら、「○○○○」というセリフを言って」と伝えたんです。それが、あのシーンです。もう一か八かですよね。だから、アドリブというか、森さんの芝居に反応して、ああなったんだよね? 吉沢さんありがとうございます(笑)。全て言っていただきました。 李監督本当に見事でした。 撮る前と撮った後では、吉沢亮さんに関して抱いていた印象に変化はありましたか? 【監督に質問】 李監督ないですよ。いや「ない」と言うと語弊がありますが、何か隠しているとは言いませんが、「まだ何かあるでしょ?」と常に思わせてくる感じは変わらないですよね。底知れないというか、底が全く見えない感じ――「底かな」と思ったら、また別の扉があるみたいな感じで、非常に面白い人だと思います。 吉沢さん底が見えない? どうなんでしょうね。僕は別に何も隠してはいないんですけれど…(笑)。 MC吉沢さんは、出演を熱望していた李監督とご一緒されて印象はいかがですか? 吉沢さん事前にお話を聞いていた限りだと、同じシーンを何十テイクも撮ったりして、「すごく怖いよ」と聞いていたので、覚悟を決めて現場に入りました。でも、「怖い」というよりは、むしろ逆で、すごく愛情を感じる…。何だろうな、ものすごく目の前にデカい壁を立てられるんですが「お前ならこれは越えられるよね?」っていう、絶大な信頼を寄せながら与えてくれる感じがするんです。なので、ものすごく困惑はするんですが「絶対乗り越えてやろう」っていう気持ちにもなるんです。その安心感みたいなものは半端じゃなかったので、そういう意味ではちょっと印象が違ったかもしれないです。 喜久雄と重なるところはありますか? 【吉沢さんへの質問】 吉沢さん僕的にはないんですが、やはり「お芝居しかない」感じと言いますか、僕もそこまでとは言わないですが、お芝居をしている時が一番楽しいですから。一番苦しい気持ちにもなるし、「生きている」って実感する瞬間はお芝居をしている時だったりします。そういう部分は似ているというか、理解はできるなって思いました。 MC李監督は主題歌「Luminance」を井口理さんにお願いした理由を教えてください。作詞の坂本美雨さん、作曲の原摩利彦さんとはどんなお話をされたんでしょうか? 李監督エンディングになる前までの楽曲に関しては、原さんと細かくディスカッションを重ねて作りました。でも、エンディングに関しては「声が降ってくる」という一点だけをリクエストしました。女性なのか男性なのか判別のつかない声、あるいは両方混じった声が降ってくる…それだけをお願いしました。後はもう原さんの世界観と、本作を観た美雨さんが喜久雄という人間をどう捉えるかという、彼らの感性にお預けしてできた曲です。それこそ井口さんの最初の声を聞いた時、鳥肌が立ちましたよね。自分がイメージしていたものがこうやってイメージを超えて具現化されていく。それは本当に素晴らしかったです。 吉沢さん本当に素晴らしかったです。この作品においての主題歌っていうのは、すごく難しいだろうなって思っていました。「誰がどういう曲を作っても合わないんじゃないかな?」みたいなことを、この曲を聞く前までは思っていたりもしました。でも、本当にこの世界をスーッと、昇華してくれるかのような美しい歌声と音でした。こんなにも作品にぴったりな曲があるんだなと思って、素晴らしいなと思いました。 MC最後にお二人からメッセージをお願いします。 李監督皆さん、この場に来られたということは、本作を広めなければいけない責任があると、十分お分かりだと思います(笑)。でも、そんなことはこちらからお願いすることではなく、末永くこの「国宝」という作品を愛してください。「国宝」というタイトルだからじゃないですが、皆さんにとって宝のようになってくれたらと望んでおります。どうもありがとうございました。 吉沢さん本日は誠にありがとうございます。公開から二週間くらい経っても、これだけたくさんの方に愛していただいて本当にうれしい限りです。これからもっともっとたくさんの方にこの作品が広まってくれればうれしく思います。「良い作品だな」と思ったら、いろんなところでこの作品を広めていただけたらと思っております。ぜひ皆さんと一緒にこの作品を盛り上げて、長く続く作品にしてほしいと思います。ぜひよろしくお願いします。今日はありがとうございました。
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「国宝」特大ヒット記念舞台挨拶「国宝」公式サイト 映画「国宝」が2025年公開の実写映画興行収入No.1となり、最終興行成績は100億円をも狙える特大ヒットに! これを記念して、7月25日、東京・新宿の109シネマズプレミアム新宿にて、舞台挨拶が開催され、主演の吉沢亮さん、李相日監督が登壇しました。さらにスペシャルゲストとして音楽を担当した原摩利彦さん、主題歌の井口 理(King Gnu)さんも駆け付け、会場は大きな盛り上がりを見せました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします! 特大ヒット記念舞台挨拶 立花喜久雄(花井東一郎)役 吉沢亮さん 李相日監督 主題歌「Luminance」歌唱 井口 理(King Gnu)さん 音楽 原摩利彦さん 吉沢さん本日は劇場に足を運んでいただき誠にありがとうございます。皆さんは本作をご覧になったということですが、楽しんでいただけましたでしょうか? (会場からの拍手に)ありがとうございます。公開から一カ月が経った今も、たくさんの方に作品を愛していただいて、冷めない状態が続いていることをうれしく思っています。今日はいろいろな話ができればと思っています。 李監督ただただ、皆さんのおかげです。感謝の言葉しかありません……と喜久雄が言っていましたよね。我々も、まさかここまでの広がりになるとは本当に想像もできませんでした。観てくださった一人一人の熱量や、皆さんの思いが、この作品を長く語り継がれる作品に押し上げているのだと実感している今日この頃です。感謝の思いを伝えられる場を、今日はいただけてうれしく思っています。 MC公開から49日である7月24日までの累計で、観客動員510万人、興行収入71.7億円を記録しています。これは、2025年公開の実写映画作品の興行収入第1位で、最終の興行収入予想は100億円突破が見込める数字になっております。 吉沢さん本当に感謝しかありません。本作を観た方からの感想の熱量がとてつもなくすごくて、皆さんがこの作品を集中して観てくれたのが伝わるくらい熱い言葉をいただいています。どの現場に行っても、皆さんから「『国宝』観たよ」と言われます。本当にすごい広がりになっているのを肌で感じる日々です。 MC第50回トロント国際映画祭のスペシャルプレゼンテーション部門にも選出され、海外での配給も既に決定しています。 李監督歌舞伎で言うと、團十郎さんがYouTubeで取り上げてくださいました。裏で繋がっているわけじゃないので、本当にびっくりしました。この場を借りて、本当にありがとうございます。トロントは、ヨーロッパやアジアとはまた違う文化圏なので、そこでどんな反応が返ってくるのかが楽しみです。トロント国際映画祭は、北米マーケットの映画ファンにとって、一番大きな窓口となるので、そこでの上映が決まったことが良いニュースだと思っています。アメリカの人たちにどう届くのかを楽しみに、しっかりとアピールしてきたいと思っております。せっかくなので、そろそろ質問コーナーに行きましょうか? ■本作を観終えたばかりのお客さんから質問を募っての質疑応答がスタート! 喜久雄の背中の刺青は、描くのにかなり時間がかかるんじゃないかと思います。背中が映るシーンは毎回、描いていたんでしょうか? 【質問1】 李監督あれは2パターンあります。実際に背中に描くのと、精巧なシールを貼るという方法もありますが、やはり描いた方が仕上がりは良いんです。(吉沢さんに向かって)どれくらいの時間かかっていました? 吉沢さん描くと4時間はかかっていました。朝の2時くらいに現場に入って…まあ、夜なんですが(苦笑)。描いている間はずっとベッドに寝そべっているんですが、動けないので首がバキバキになるという大変な時間でした。でも、すごく素敵な刺青を描いていただきました。観ていただいたとおり、素晴らしい出来でうれしかったです。 李監督(シールと描くのと)半々くらいの割合になるかと思ったんですが、8割くらい描いていましたね(笑)。 吉沢さん描いていましたね。着物を着た状態で、ちょっとだけ見えるような瞬間は「全然シールで良いんじゃない?」って思ったんですが、描いていました。大変ではありましたが…(苦笑)。 観客1汗で滲んだりはしないんですか? 李監督水にはそれなりに強いんですが、衣擦れが良くないので、そこは気を遣っていました。 先日から、SNSでクランクアップの写真がアップされていますが、クランクアップ時の思い出を教えて下さい。横浜流星さんもわざわざ駆けつけてくださったそうですが、その時の何かエピソードなどがあればお願いします。 【質問2】 吉沢さんクランクアップは、確か最後の「鷺娘」で、楽屋を出て、舞台上まで歩いていくカットを撮ったんだったかな…? 李監督あの写真は大阪じゃない? 東京? あれ?もう頭が…(苦笑)。 吉沢さん大変な日々でした(笑)。僕の感情としては、今まで味わったことのない複雑な感情というか……これまでは大変な作品を終えると「解放された!」っていう強い達成感があったんですが、今回は達成感とも違うし、「寂しい」とも違って、いろんな感情がグシャグシャになって、「何だか涙が出てきそう…」みたいな不思議な感覚だったのを覚えています。いつも、クランクアップの際にコメントを言うんですが、ちゃんとした言葉が出てこなくて、あんなにしどろもどろのクランクアップの挨拶は初めてでした。本当に複雑な感情でした。 李監督覚えています。スーッと涙が流れていましたね。すごく印象的でしたよ。撮影中は「苦しい」とか「しんどい」ってことを言う人ではなかったので、「安心したのかな?」と思いました。彼の中で、喜久雄をずっと内に抱えながら過ごした数ヶ月だったので、撮影が終わって「すぐ役が抜けました!」っていうものじゃなかったんでしょう。喜久雄をまだ持っている状態だったから、スーッと涙が落ちていたんだと思います。本当に印象的な瞬間でした。流星も、そのために来てくたんだよね? 吉沢さんそうですね。本当にありがたいです。何を話したかな…? たぶん、何か話をしたとは思うんですが、あんまり覚えていないです…。僕らは、一年半、稽古を積み重ねてきたので、「良い作品になると良いね」みたいな言葉を交わしていたと思います。 原作の小説を読んで、3時間の作品に収めるのは大変だったと感じました。 監督に質問ですが、原作から変更した部分では、終わり方が印象的でした。原作からの変更に関して、難しかった点などはありましたか? 【質問3】 李監督ものすごく良い質問ですね。ただ、それを語りだすと、あと30分くらいはかかりますね(苦笑)。やはり、小説は本当にたくさんのキャラクターの人生が魅力的に描かれていて、その中でも徳次という、喜久雄にとっては、俊介の次くらいの相棒とも言える存在を、早い段階でカットする決断が大変でした。エンディングに関しては、表現は変わっていますが、原作で描いている意味合いと同じだと思っています。喜久雄という人間が、国宝という存在を通り越して、一体どこに辿り着くのか。それを「哀しい」と捉える人、「孤独」と受け取る人、「良かった・幸せだ」と受け取る人もいると思います。解釈は、たくさんあって良いと思いますし、そういった境地に到達するということに関しては、表現が違うだけで込められた意味合いは同じだと思っています。 夜の屋上で喜久雄が舞うシーンは、セリフは台本通りだったのか、アドリブが入っていたのかを教えてください。 【質問4】 吉沢さんあれはアドリブというか…。 李監督本来の台本のセリフとは違いまして、セリフを変えているんです。全部で3テイク撮っていて、3テイク目のセリフを、森(七菜)さんに「このセリフをこう変えるからこう言って」と伝えて、それに対して吉沢くんが何て返すかは彼の領域なので…、そこからは答えてちょうだい。 吉沢さんそうですね(笑)。僕からすると、彰子の顔を見ている時に、急に「どこ見てるの?」って言われて、本当にびっくりしました。でも、そのセリフは喜久雄という人間の核心を突かれたような感覚もありました。あれだけ隣にいて、いろいろ尽くしてくれている彰子に対して、そのことにも気づかないくらい、ちゃんと見ていなかったんだなと。それを感じて、僕自身が「喜久雄ってそういう人間なのか」と納得する瞬間でした。だから、自然と「どこ見てるんやろう?」というのがポロっと出てきたんです。そういった意味で、3テイク目が、僕の中ですごく印象的で、「3テイク目を使ってほしいな」と思っていました。だから、実際に使われていてうれしかったです。 最後の「鷺娘」でお客さんが映るシーンで、1カットだけカメラの色が違うというか、急遽撮った画のようなカットがあったので、その理由を知りたいです。それから、歌舞伎のシーンをたくさん撮って、泣く泣くカットされたシーンもあると思うので、印象的なシーンなどを知りたいです。 【質問5】 李監督観客のカットに関してですが、「鷺娘」が終わって観客が映る3つのカットのうち、3つ目のことを言われているんだと思います。確かに色調が違います。あれは、狙って変えたわけではないんです。他の2つのカットは、舞台のブルーの明かりが反射して、青みがかって見えるんですが、3つ目は離れた位置なのでブルーの光が届いていなくて、違う印象になっているんです。それは、僕も気にしていたんですが、入れました(笑)。わざと変えたわけでなく距離の問題です。よくそこまで気づきましたね。何回目ですか? 観客55回目です。 李監督5回目になると、そこまで気がつくんですね。あとは、演じていて印象的だったけれどカットされた歌舞伎のシーンですよね。 吉沢さん一番練習したのは最初の「藤娘」です。僕と流星が初めて登場して、踊るあの「藤娘」。本当は、あのあと20分くらい踊っているんですよ! 李監督十数分かな(笑)? 吉沢さんちょっと盛りました(笑)。でも、あれが最初の17秒くらいしか使われていなくてびっくりしました(苦笑)。 李監督本当に泣く泣くカットしたんですよ(苦笑)。 吉沢さん稽古の順番も、最初は摺り足から入って、次に(渡辺)謙さんと「鶴亀」を稽古しました。その後に、女形の練習として「藤娘」を始めました。稽古期間としては、一番長く練習した演目でした。もちろん、どのシーンも力が入っているし、舞台に立てるように死ぬほどやりましたが「藤娘」はどこか自信があるというか、一番練習したので、「これを見てくれ!」という感じでやったら、まさかの17秒…。 MCここで、特大ヒットを記念してお祝いに駆けつけてくださったスペシャルゲストをご紹介いたします。井口 理さんと原摩利彦さんです! ■井口さん、原さんが登壇! 井口さん普段は「King Gnu」というバンドをやっているんですが、こういう場は不慣れなもので(苦笑)。温かく見守ってくださると幸いです。今日は楽しく四人でお話しできればと思います。 原さん初めての並びですが、和やかにやりたいと思っているので、お手柔らかにお願いします。 李監督井口さんが緊張せずに話せるように、今日は雑談で良いですか?井口さんと吉沢さんは知り合いなんだよね? 吉沢さん知り合いです。 井口さん(緊張して)吉沢くんしか見られなかったです(苦笑)。 李監督最初にお声がけさせていただいて、原さんの曲で歌う前にラッシュで映像を観てもらいました。 井口さんお話をいただいて、映像を観たほうが早いということだったので観ました。正直なところ、最初は「歌いらなくね?」って思ったんですよね。李監督の組のクリエイティブが結集されていて、その時点で完璧でしたから。僕は、歌う側の人間なのに、「歌いらなくね?」って正直に感じたので、すごくプレッシャーでした。でも、「やってほしい」って言ってくださっているし…という感じでした。 李監督でも、井口さんの声じゃなきゃダメだったんですよね? 原さんダメですよ。 井口さん本当にそう思ってくれています…(苦笑)? 原さん最初は「主題歌を書いてください」とは言われていなかったんです。李さんとは5回くらい合宿をしましたが、2回目くらいに「主題歌をやってくれ」と言われました。 井口さん大変でしたね。じゃあ、お互いに「あれ?歌が入るんだ?」って思っていたっていうことですね? 李監督僕が思いついちゃって…(苦笑)。 井口さん職業病ですよね。 李監督声がほしいと思ったんですが、喜久雄が女形なので、女性とも男性ともつかない、何か性別にとらわれない声がほしいと思いました。そこで思い浮かんだ声の性質が、井口しさんか考えられなくないなって…。 吉沢さん他にはいないですね~(笑)。 井口さん本当ですか(笑)? 吉沢くんの今の間は、友だちの間というよりも、役者の間だったけれど…。 吉沢さん最後に喜久雄が見ている景色というか、前の舞台挨拶で監督もおっしゃっていたと思いますが、本当に降りてくるような声というか、この作品のグチャグチャした思いを昇華してくれるような、本当に美しい歌声で、素晴らしかったです。 井口さんありがとうございます。 李監督最初に原さんからメロディが行って…。 原さん中世のリュートという楽器を使って、現代神話みたいにしたかったんです。「物語はまだずっと続いていく、どこまでいくのか?」という感じを出したいと思っていました。それは表現できたと思っています。そういえば、最初にデモ音源に(井口さんに)声を入れていただいて、初めて膝を打つっていう経験をしましたね。 井口さんえー(笑)。 原さんほんまですよ。李さんもやっていました。 李監督映画の中の曲に関してはいろいろと口を出しましたが、エンディングに関してはもう預けようと思いました。でも、最初に曲を聞いた時、あまりにもメロディがなくて、抑揚がなくてちょっと不安になった(苦笑)。 原さんぶっちゃけますね。実は、作詞を担当してくれた坂本美雨さんにも聴いてもらったんですが「よく分からへんかった」って言われちゃって…(苦笑)。最初に井口さんにデモを送った時も「メロディが分かりません」って返ってきました。でも、自分では「メッチャはっきりしているのにな…」って正直ちょっと傷つきました。 李監督でも井口さんに歌ってもらって、初めてこんな風なんだと…。 井口さん僕も、面白かったです。普段は、バンドは歌モノとして歌っているところがあったですが原さんの音楽はミニマムな削ぎ落されたサウンドと進行で、繊細で…。 原さん歌と声の間のところを目指してやりたかったので、そうなったのかもしれないですね。 李監督井口さんは本作の曲入りも観ましたか? 井口さん観ました。 李監督最初に「世界観が違うじゃ?」と思ったところから、どうでしたか? 井口さん最初に僕がラッシュで観た時は、原さんの音楽も入っていなかったんですが、「邪魔なく入れたんだな」って思いました。完成版で初めて聴いて、「やって良かったよかったな」と思いました。 原さんめっちゃうれしいです。 井口さん原さんとの化学反応を感じました。 李監督(吉沢さんに)友人としても心配していたんでしょ? 吉沢さん「主題歌をやる」っていう話は聞いていたんですが、そもそも「この作品の主題歌って何だ?」って思って、僕自身も全く想像がつかなかったんです。もちろん、理の歌が素晴らしいことは知っていますが、「この作品の主題歌ってどうなるんだろう?」っていう不安はありました。でも、実際に聞いてみたら素晴らしかったし、さっき楽屋で聞いたらアドリブの部分があったと…。 原さん間奏のところですね。歌詞がないんですが「即興で何か出して」って23~24テイクくらいやって、結果的にファーストテイクのものを使いました。 井口さん結局のところ、僕が、こんなこと言うのは何ですが、他人の前で歌うのが苦手なんです。あんまり見られたくない自意識が働くんです。(吉沢さんに向かって)そういうところってないですか? 人に見られていると上手くいかないとか、一番自然に演じられるのは家でやっている時だったり、みたいな。 李監督井口さんは、吉沢くんの印象に残った瞬間は? 井口さん僕は、神社の前で悪魔に魂を売るシーンとか、結構恐ろしい顔をするんだなって思いました。普段、友だちの前ではしない顔を…。そういう「恐ろしいな」っていう表情が散りばめられていて、良い意味でゾッとしましたね。あとは、最初にトラックにはねられた渡辺謙さんが、モリモリ食べているシーンが急にくるじゃないですか。あそこは結構、好きです。「元気だったんだ!」って、思わずクスッと笑いました。横浜流星さんとカレーを食べていて、地味にあそこは好きです。 李監督すごくうれしいです。「悪魔に魂を売る」みたいなのは、共感もあるんですか? 井口さんみんな、そうじゃないですか? でも、僕は割と友人とかを大事にしたいタイプなんで…(笑)。 吉沢さんあれ(笑)? 井口さん何かを捨ててまでではないですが、僕は、ライブ前に節制しているというか、人と話さなくなるんです。皆さんにも、我慢しているものがあると思いますが、分かりますよね? でも、「魂を売る」とかまでしないです。 李監督知らず知らずのうちに、ああいう顔をした井口さんがどこかにいるかもしれないですね。 井口さんいるかもしれないですね。それは作る側なら、身につまされる部分はあるんじゃないですか? 原さん僕は喜久雄に入り込んでいました。作った曲に「これは喜久雄に」「これは俊介に」とポストイットを貼っていくんです。先に喜久雄の曲が全部できて、途中から俊介の曲に…という感じでした。主題歌はさらにその先だったので、劇中の音楽とは違うんです。 李監督普段、バンドで活動されているんで、「歌い手さんとして来てくれるだろうか?」という不安もありましたが、やっていただけいて、もう感謝しかないです。 吉沢さんありがとうございます! MC最後に吉沢さんからメッセージをお願いします。 吉沢さんまずは、お二人(原さん&井口さん)に今日は来ていただきありがとうございます。本当にこの作品は、出ている役者さんたちのお芝居、カメラワーク、ライティング、音楽と…一つの作品として、総合芸術としてのクオリティの高さも大きな魅力だと思っています。僕は三回観ているんですが、観るたびに思います。本作は、公開から一カ月半が経った今も、たくさんの方にこうして愛していただいています。これから、もっともっとこの作品が広がっていけばうれしいなと思っていますので、会場の皆さんも、良い作品だと思っていただけたら、周りの方に勧めてください。そして、この作品を我々と共に一緒に盛り上げてくれたらうれしいです。今日はありがとうございました。
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「劇場版ラジエーションハウス」完成披露試写会「劇場版ラジエーションハウス」完成披露試写会2019年4月期、2021年10月期にフジテレビの"月9"で放送され、人気を博したドラマを映画化した「劇場版ラジエーションハウス」がついに完成! 4月4日に東京・六本木のTOHOシネマズにて完成披露試写会が行われました。上映前の舞台挨拶に窪田正孝さん、本田翼さん、広瀬アリスさん、山口紗弥加さん、遠藤憲一さん、浜野謙太さん、矢野聖人さん、鈴木伸之さん、八嶋智人さん、和久井映見さん、鈴木雅之監督が登壇。"ラジハ"チームの仲の良さに会場は温かいムードに包まれました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!完成披露試写会鈴木雅之監督五十嵐唯織役窪田正孝さん甘春 杏役本田翼さん広瀬裕乃役広瀬アリスさん黒羽たまき役山口紗弥加さん小野寺俊夫役遠藤憲一さん軒下吾郎役浜野謙太さん悠木 倫役矢野聖人さん辻村駿太郎役鈴木伸之さん田中福男役八嶋智人さん大森渚役和久井映見さんMCまずは鈴木雅之監督、ご挨拶をお願いします。鈴木監督今日は雨の中、お越しいただいてありがとうございます。この映画は一昨年ちょうどコロナ禍が始まった年に脚本を作り、去年コロナ禍真っ盛りに撮影をして、これから公開となります。我々はある意味、コロナと戦っていた最先端の医師ではない、同じ境遇の技師という仕事をメインに描いておりますので、そういう人たちへのエールになれば良いなと思って作りました。もちろん、エンタテインメントですから、気軽に楽しく、そして笑って観ていただければ良いんですが、ちょっとそのへんも感じて観ていただけたら良いなと思っています。窪田さん皆さん、外はすごい雨ですよね? ちょっと大変な天気の中、今日は「劇場版ラジエーションハウス」のためにお越しいただきありがとうございます。去年の夏に、約半年間かけてみんなでドラマから映画まで作りました。みんなと過ごした時間、仲の良さが映像に詰まっていると思いますので、ぜひ楽しんで観て帰っていただけたらと思います。本田さん今日はどんよりとした天気になってしまいましたが、この映画を観れば、そんな天気が「晴れた!」という気持ちになるくらい、楽しい気持ちになれる作品なので、皆さん楽しんでください。広瀬さん本日はお足元の悪い中、お越しいただきありがとうございます。人数が多いんで、私は短めに、これで終わります(笑)。短い時間ですが皆さん、よろしくお願いします。山口さん「ラジハ」メンバーのエネルギーをこの大きなスクリーンから感じ取っていただければと思います。遠藤さん広瀬アリスです(笑)。 八嶋さん違うだろ! 遠藤さん違うか(笑)? 八嶋さんちげぇだろっ! 遠藤さんこんなにいっぱい入った客席を見て、エネルギーをいただいています。僕も映画を観て、美しい映像に感動した部分もあったので、ぜひ感動して帰ってください! 今日はありがとうございます。浜野さん今日はありがとうございます。こんなに人数がいて、それぞれキャラが立っていて、すごく面白いんですよ、映画が。 ■隣の鈴木監督が浜野さんに何かささやく。 浜野さん全然聞き取れない(苦笑)。すごく面白いんですよ。軒下も結構、面白いです。矢野さん皆さん、こんばんは。「ラジエーションハウス」は何かと雨と関係性がある作品です。なので、今日の雨は良い雨だと思います。 登壇者の皆さんおぉー! 八嶋さん言っちゃった! 矢野さんやめて、やめて! そういうのやめて! この後、何もないから(笑)。今日はよろしくお願いします。鈴木さん本当に「ラジエーションハウス」は雨とか水に関係のある作品になっています。...あれ? みんながこっちを見て「やめて、やめて!これ以上ないから」っていうくだりをやろうとしたんですが...、何もなかったみたいです。こちらからは以上です(苦笑)!八嶋さん元気ですかー? ありがとうございます。今はコール&レスポンスがダメな世の中なので、こんなにたくさんの拍手をいただき本当にありがとうございます。この映画は必ず元気になる映画です。その元気をなくす源をちゃんと見つけてそれを解決していく、そういう映画です。皆さん元気をもらって帰っていただければと思います。元気ですかっ? 騙されて言ったりしないよね? じゃあ現場にお戻しします。和久井さんこんなに素晴しい個性を持った皆さんが、またスクリーンの中でさらに輝いています。みんなの思いの力がいろんなことを動かすことができる――そんなことを考えてキュンとくる作品になっているんじゃないかと思います。私も観ながらちょっと涙しました。今日は楽しんでお帰りください。ありがとうございます。MC皆さんは、本当に仲が良くチームワークがばっちりだと伺っています。そして、皆さんで集まるのは久しぶりだと聞いています。 窪田さん久しぶりだと思えないくらい、そこ(待機する舞台袖)でみんな、ずーーーっとしゃべっていましたよね。入ってきた時に、それぞれ歩いていたけれど、(本田さんに)あなたが一番すごかったよ? 嬉しさが出まくってたよ(笑)?本田さんそうでしたか(笑)? 今日は遠藤さんがフルMAXだなって感じがしましたが。 遠藤さんありがとうございます...。 八嶋さんちょっとみんな、本番に弱い人みたいになっているけれど大丈夫? 遠藤さん久しぶりに会って嬉しくなっちゃってね(笑)。扉の向こう側を見せたかったね。みんな、「ホントに?」「あと何秒?」「ホントに?」「どうぞ!」みたいな感じで。 八嶋さんそれは撮影の時もそうですからね。ギリギリまでワーッとやっていて「よーい、スタート!」みたいな。それが今から流れますからね。笑ってやってください。 MC本作は病の第一発見者である放射線技師と放射線科医を描く作品ですが、これにちなんで「最近、発見したこと」「本作の撮影中に発見したこと」を教えてください。監督はいかがですか? 鈴木監督ないんですよね、あんまりね。 八嶋さんないんですか? 何か新しい発見もなかったんですか? 我々に? 鈴木監督たいした発見なかったね(笑)。 八嶋さんおい! 鈴木監督コロナ禍になっておとなしく家に帰るようになってみたら、毎晩飲みに行かなくても生きていけるなってくらいですかね? 発見したことは。 MC監督は雨男だと伺いましたが本当ですか? 鈴木監督存じ上げません(笑)。 八嶋さんそうだよね? 広瀬さんシーズン1の初日、シーズン2の初日、あと劇場版の島? 本田さん島、ひどかったですね、もう7割雨! 矢野さん「1」の時、すごく覚えてる。オープニング撮る時、雪でしたからね。 八嶋さん雨を通り越して? 本田さん認めてください、監督、そろそろ雨男だと。 鈴木監督存じ上げません(笑)。 MC窪田さんはいかがですか? 窪田さん発見したこと? 何かな? 最近? 家で観葉植物を育てているんですが、植物に話しかけると花が早く開くってこと? 遠藤さん素敵エピソード! 窪田さん本当なんですよ。ポジティブな言葉、「ありがとう」とか「おはよう」とか声を掛けていたら、二つ大きな花がバサッと一週間で。ホントに! 本田さん声かけなかったら10日くらいかかってたってこと? 窪田さんそれはちょっと分からないけれど...(笑)。ちゃんと話しかけてあげると喜んで育つから、皆さん、家に植物があったらぜひ...。 八嶋さんどういう言葉をかけるんですか? 窪田さん「おはよう!」、「今日も元気?」とか。 八嶋さん(客席の)皆さんが植物だと思ってやってみて。 窪田さん(客席に向かって)おはよう! 今日もかわいいね。たくさんお水あげるよ。 八嶋さん皆さんも育つんでしょうねぇ(笑)。ありがとうございます。 MC本田さんはいかがですか? 本田さん発見したことですか? 何かありますかね? 窪田さんいや、あなたに聞いているから(笑)。 本田さん日々、発見の連続ですからね。 八嶋さんおっ! 良い入り方したよ。 本田さん毎日スムージーを飲むと朝が気持ち良いですし、寝る前にソファのクッションをちょっとポンポンと直してあげると、次の日起きた時に「部屋、キレイだな」って発見がありますし...。そんなところですかね。八嶋さん日々の小さいことの積み重ね、その連続が大事だってことですね? 本田さん小さい発見!(フォローを)ありがとうございます! MC山口さん、今の話は分かりますか? 山口さん私は本田の背中にくぎ付けで...(笑)。 八嶋さんドキドキしちゃいますよね。 山口さんちょっと(客席に)見せたら良いんじゃない? 八嶋さんせっかくですので! 本田さんじゃあ...ちょっと矢野っちに話しかけよっかな。(本田さんの後ろにいる矢野さんのほうを向いて客席に背中を見せる)矢野っち!八嶋さんフー! 遠藤さん矢野っち、やべぇんじゃねえか? 矢野っち大丈夫か(笑)? 矢野さん何がですか(笑)? 何が大丈夫? MC続いて広瀬さん。 広瀬さんそうですね、発見したこと? このメンバーってメチャクチャ仲良しなんですよ。現場の前室でもこのテンションで。これよりもっと騒いでますよね。メチャクチャ面白いけれど、これを傍から見ると全然面白くないという(苦笑)。 登壇者の皆さん爆笑。 八嶋さんあるある。 窪田さんあるよね。 広瀬さん全く知らない人から見たら、何が何だか...。 窪田さん(客席に向かって)ちょっと皆さん、置き去りにされてます...? 大丈夫ですかね? 八嶋さん(客席に)「大丈夫じゃない」って方、手を挙げていただけますか?(客席の反応から)それはないみないですよ! 窪田さん優しい。 本田さん(客席を指して)一瞬、手を挙げましたよ? 八嶋さんその方は純粋に映画だけを楽しんでいただければね(笑)。 広瀬さんこのワチャワチャ感は、どう伝えてもうまく伝わらないって最近、発見しました。 MC続いて山口さん、お願いします。 山口さんすみません私事で、四十にして。客席に「紗弥加ちゃん」ってキラキラのカードを持っている方を見つけて、ちょっと泣きそうになっています。ありがとうございます! 広瀬さん何人かいらっしゃいますよ。 八嶋さんあちらにもいらっしゃいますよ。 山口さん今発見して、ちょっと感動しています...。 八嶋さん今発見したのね? 良いなぁ...。 MC続いて遠藤さん、お願いします。 遠藤さん僕、最近ウォーキングよくやるんです。東京駅の丸の内側で結婚する人がよく記念撮影をしてるの知っている? ウェディングドレスで、東京駅をバックに。カメラマンの人が「良いですねぇ!良いですねぇ」って撮っているので、それを見て「(後ろから覗き込んで)良い写真ですねぇ」て言ったら(カメラマンは遠藤さんから離れながら)「えぇ、そうなんです」って逃げていくのね。「良いですね」「(逃げながら)はい」って。キャップを被ってマスクしていたから、不審者扱いされたんですね。キャップとマスクはヤバい人柄になっているんだなって思いました。どんどん逃げられて...。 MCそんなフランクに周囲の方に話しかけるんですね? 遠藤さん写真とか好きなんで。「キレイですね」「はい」ってどんどん逃げられたという話です(苦笑)。 八嶋さん結婚する二人の写真を撮っているわけですからね、そこに殺し屋みたいな人が近づいてくると、それは「危険かな...?」って匂いはするんでしょうね。 遠藤さんキャップとマスクでより不審な感じがするんだなって分かりました。 MCエンケンさんだと分かったらびっくりするでしょうね。 遠藤さんもっと逃げるかもしれない(苦笑)。 MC続いて、浜野さんお願いします。 浜野さんこの間、泊りのロケに行った時に面白いことあったので、帰ってきてから家族でロイヤルホストに行って「こんなことあったんだよ!」って話しをしていたら、妻がなんか「うん...」「うん...」って感じで...。気づいたら僕、自分の話ばかりしていて、妻の話を全然聞いていなかったんですよね...。 八嶋さんおぉっ? 奥さんへの愚痴? 広瀬さん反省ですね。 浜野さん反省です。 矢野さんドラマの1シーンみたいな気づきがね。 浜野さんそう...。その間(浜野さんが泊まりでロケをしている間)、家族はずっとどこにも行けず、僕の車も出せずに家にいたのに、いきなり父親に「こんなことあった」って話ばかりされてもイヤだろうなって...。 広瀬さんいつも家族のことで悩んでますよね? 撮影の時もずっと「コミュニケーションが...」って。私はずっと心配しています。 浜野さんいつも相談に乗ってくれてありがとう...。 矢野さん浜野さんは奥さんのこと大好きなんですよね? だからとりあえず、楽しいことを報告したいんだよね? 浜野さん報告したくて...。 MCでもおしゃべりなダンナさんって良いですよね? 本田さん、いかがですか? 本田さん私ですか...(苦笑)? でも、ちょっと一方的なのは...やっぱり(笑)。 MC広瀬さんは? 広瀬さんあ、私全然いけますよ。同じくらい話すんで。 八嶋さんそれはお互いに自分のことだけ話して、何も聞いていないという(笑)。 遠藤さんそれは楽しいね。 広瀬さん(相手の話に)「何だっけ?」って(笑)。 矢野さん(自分たちの)前室じゃん? それ! 窪田さん(客席に)皆さん、大丈夫ですか? ついてきていますか? MC皆さんの中では誰が一番聞き上手ですか? 遠藤さん聞き上手? 八嶋さん矢野っち? 矢野さん八嶋さんもすごく聞いてくれますよ。 八嶋さんでも僕しゃべるよ? 知っていると思うけれど。 矢野さん話すし、聞きますよね。 八嶋さん聞く? そんなイメージもある? 本田さんいや、ないですね。 八嶋さん本田さん! 今すごく良い流れになってたじゃん。ブった切るね(苦笑)。 本田さんやっぱり矢野くんかなあ? 聞いてくれますよね。 遠藤さんはじめから言っていたよ、矢野くんが聞き上手だって(笑)。 八嶋さん矢野くんが聞き上手! 本田さんやったじゃん(笑)? 矢野さんやめなって、そういうの(笑)! やめてやめて! MCこの流れで矢野さん...。 矢野さん「この流れ」って何の流れもないでしょ(苦笑)! 八嶋さん誰の話を聞いていて一番「めんどくせーな」って? 矢野さんそんなのないですって! 失礼でしょ! 本田さん本当は(笑)? 八嶋さんじゃあ、誰の話がためになる? 自分の参考になることもあるでしょ? 矢野さんなんでMCになっているんですか(笑)? 八嶋さんおしゃべりだから。 矢野さん(MCの)仕事をとっちゃっているじゃないですか? 八嶋さん僕ね、おしゃべり病なの。和久井さんとか何かございますか? 和久井さんいつも、矢野さんも八嶋さんもすごく聞いてくださってますよね? みんなの声を。 八嶋さんそうですね、僕は楽屋を使わず、前室にずっといるんでね。みんなの話を聞いて栄養にして、しゃべりをしているんです。 MC鈴木さんは、話し上手、聞き上手どちらですか? 鈴木さん僕はどっちなんだろうなぁ...? 聞き上手? 本田さん結構しゃべりません? 鈴木さんちょくちょくしゃべるみたいです。 八嶋さんでも、伸ちゃんは何かをする時に矢野さんに必ず聞くんです。「矢野っちぃ、○○しても良いですか?」って聞いて、で矢野さんは何て言うんですっけ? 矢野さん「いいよ」(笑)。 八嶋さんって言うんですよ。で行動に移す。 矢野さんだからこれ、あそこ(前室)でやるのは良いけれど、ここでやってもダメなんですって(苦笑)。 広瀬さんこんなに散らかっている舞台挨拶、私、初めてです。 MC矢野さんは発見したことは? 矢野さんせっかくなんで、今日来れなかった丸山(智己)さんのことを。丸山さんは、あんなに身長が高くてスマートで料理上手なパパですが、天然なところがあることに気づきました。本番中に胸ポケットに駄菓子を入れたまま撮影っしちゃうってことがありまして...。ただ、実はそこに山口さんも関与してるって噂が...。 八嶋さんあら紗弥加ちゃん? 本田さんえ? ねえさん(笑)? 山口さんいや(笑)。窪田さんが差し入れで駄菓子屋さんを開いてくださったんですね。すっごくたくさん種類があって、ワーって気持ちが上がって、「どれを子どものお土産にしようかな」って選んでたから「これとこれが良いんじゃない?」って胸ポケットにひょいと入れたらそのまま本番に行っちゃって......。すみませんでした(苦笑)。 八嶋さんしかも、本番に行ったら「(ポケットに)入っていますよ」って普通は言うじゃないですか? 監督もいるわけで。でもそれ気づかずに撮っちゃったんだ? 鈴木監督僕じゃないよね? それ。 八嶋さん映画の時じゃない? 山口さん映画だったと思います。 八嶋さんじゃあどこかで映ってるかもしれない。(TV番組のテロップが出ている風に下を指さしながら)気づいた人はこちらまで! MCそこには何も出ていないです(笑)。続いて、鈴木さん。 鈴木さん皆さんは放射線技師で僕は医師だったんですが、僕は1シーンだけ撮って帰ることがすごく多くて、みんなから現場で「1シーン侍」って呼ばれていて...。僕が着替えていると、後から来られた方から「もう今日は斬ったの? 1シーン侍」「斬り終えました」「お疲れ!」というやりとりが続いて...それが発見したことでしたね。 八嶋さん映画も1シーンだけしか出ていないもんね? 鈴木さんいやいや、もうちょっと出ています(笑)。でもあの島に行ったのは一日だけでしたね。 MC続いて八嶋さん、お願いします。 八嶋さんいや、みんなもう辟易としているだろうと思いますが、発見したこと...あります! この映画の中で僕の演じる田中と浜野さんの軒下さんの二人がワチャワチャするシーンが多いんです。ライバルだったり、良い関係のコンビとして。前室でもずっとふざけていて、ある時、ドタバタコントみたいになってバターンとなった時、僕たちはすごく面白くて楽しいつもりでやっていたんですが、本田さんは「もう...、それ昭和のバラエティだよ」っておっしゃったんですね。「僕たちが楽しいと思っていたことは昭和のバラエティなんだ!」って発見できました。 本田さんだってもう動きがドリフのコントみたいだったんですよ。ホント、動きすぎて机もガタガタガタってなっているの見たら「もう!」となっちゃいました(笑)。 MC和久井さんはいかがですか? 和久井さんあんまりないんですが、この「ラジエーションハウス」の中で、今日はいらしていない浅野和之さんとか髙嶋政宏さんがいらっしゃるんですが、浅野さんはこのチームが大好きすぎて、楽しすぎて、本当の入り時間より早く来ていたと耳にしたんです。「それは本当なのかな?」って聞いてみたいなと。 八嶋さんそうなんです。僕は浅野さんと同じ事務所なんですが、すごく余裕を持って現場に来るのは良いんですが、控室じゃなくて直接、皆さんがスタンバイされている前室に来られて、いじられたりするのも好きだし、女優さんにお会いするのも嬉しいみたいで、本当にすごく早く来ていました(笑)。グループLINEに一つ書き込みを入れると、誰よりも早く反応するのが浅野和之さんです。 窪田さんいつも早いなとは思っていました。アリスとか...若い女性がとにかく好きなんですよ(笑)、浅野さんは。「みんなに会いたーい!」って(笑)。 遠藤さんいや、歳をとるとね、みんな若い女性が大好きなの(笑)。みんな。 窪田さんそれがすごく素直で。あの歩く国宝のような浅野さんのことをアリスは普通に「ジイジ」とか言えちゃって、僕はそれが「すげぇなぁっ」て思っています。それくらいフランクで、浅野さんもそれを喜んでるんですよ。良い関係だなって思いました。 MCでは、残念ですが、ワチャワチャと楽しい時間を過ごしてきましたが...。 八嶋さんさすがに今、本音が出ましたね! 普通は司会者は「ワチャワチャ」って言葉はチョイスしませんよ? ついに本音が! MC良い意味です(笑)。最後に窪田さんからメッセージをお願いします。 窪田さん皆さん楽しかったでしょうか? 大丈夫でしょうか...(苦笑)? 「ラジエーションハウス」のドラマを見てくださった方はいますか? (客席の多くの人が手を挙げているのを見て)ありがとうございます。嬉しい。「シーズン1」から「シーズン2」までやって「1」の頃から応援してくださったファンの皆さんのおかげで映画まで到達できたと思っています。関わったスタッフさん、キャストも一体となって作り上げてきましたが、それも見てくださった皆さんの反応がなかったら、みんなで劇場に来ることもできなかったし、コロナ禍で映画館がすごく寂しい場所になっているのも事実です。みんなでこうやって一つの映画、同じコンテンツを見て笑い合ったりすることが映画ファンとしてすごく嬉しいことなので、その一つとして「劇場版ラジエーションハウス」を観ていただいて、懐かしい気持ちだったり、お互いにマスクなしで顔を見合ったり、話したりしていた時間をちょっと振り返ってみてもらえたら嬉しいかなと思います。ワチャワチャした時間でしたが今日はありがとうございました。
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「ロマンティック・キラー」ロマンティック御礼舞台挨拶「ロマンティック・キラー」公式サイト 「ロマンティック・キラー」の公開を記念して12月22日、東京・日比谷のTOHOシネマズにて、“ロマンティック御礼舞台挨拶”が開催されました。上白石萌歌さん、高橋恭平さん、木村柾哉さん、中島颯太さん、英勉監督が登壇して、劇中の数々のロマンティックシーンについて語り合いました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートします! ロマンティック御礼舞台挨拶 星野杏子役 上白石萌歌さん 香月司役 高橋恭平さん 速水純太役 木村柾哉さん 小金井聖役 中島颯太さん 英勉監督 上白石さん本日は、とても寒い中、お越しいただき、本当にありがとうございます。上映後のイベントなので、すでに皆さんの心はロマンティックで埋め尽くされていると思いまが、よりロマンティックな楽しい気持ちになってもらえるように、みんなで楽しくお送りしたいと思います。最後までよろしくお願いします。 高橋さん本日はお集まりいただきありがとうございます。短い時間ですが、皆さんと楽しんでいければと思います。 木村さん本日は寒い中、お越しいただきありがとうございます。皆さん、映画は楽しめましたか? 楽しかったですか? (会場:拍手)ありがとうございます。公開から10日経って、本当にたくさんの方に劇場に足を運んでいただき、ロマンティックを感じてもらえて本当に幸せです。今日は短い時間ですが楽しんでいきましょう。 中島さん今日はありがとうございます。すみません。このメンバーが集まるということは、今日もすごいボケ数になると思います(笑)。しっかりツッコミ役・“ボケキラー”として頑張りたいと思います! 英監督謎のSAT役をやりました、藤原…。 高橋さん違います、違います! 丈くん(高橋さん所属のグループ・なにわ男子の藤原丈一郎さん)じゃないですね。 英監督やっぱりメンバーが出ているってことで協力を…。あ、謎の刀剣(中島さん所属のグループ・FANTASTICSの佐藤大樹さんの役)…。 中島さんまともなことを一回も言わないんですよ…(笑)。 英監督JO1の(木村さんと同じ事務所のJO1の與那城奨さんで挨拶しようとする)…。 高橋さんもういいんじゃないですか? ちゃんと全員分をやろうとするし…。 英監督誰が止めてくれるかなって思って…。こんなイケメンに突っ込まれることは、もう人生でないと思うのでね。本作を観ていただいて、本当にありがとうございます。こんなにいっぱいの人に観ていただけてうれしいです。 MC公開から10日が経ちまして、皆さんの元に反響などは届いていますか? 上白石さん私は、今ドラマを撮っているんですが、そのドラマの撮影部のちょっとコワモテのおじさまが、公開初日に観に行ってくださって「メッチャ面白かった!」と言ってもらえました。すごく熱を持って話をしてくださって。しかも、初日ですよ! 英監督オジ(さん)に刺さってんの? 上白石さんすごくありがたいですね。「すごく面白かった。良かったです」と言ってもらえて、頑張って良かったと思いました。 高橋さん家族が観に行ってくれましたね。うちの家族は「すごく良かったよ」と言ってくれました。あとは、何かそこまで仲良くない友だちとかも観に行ってくれて…。 木村さん言うな、言うな! それは言わなくても良いじゃん(笑)! 中島さんそれを聞いて、「あれって僕のことかな…?」ってなっちゃうから! 高橋さん「ありがとう」って言っておきました。 MC木村さん、中島さんはいかがでしょうか? 木村さん&中島さん(同時に)僕はですね…/そうですね…。 中島さんだってMCの方が「木村さん、中島さん」って言うから(笑)! 木村さん僕はですね、初日舞台挨拶の中継があったじゃないですか? その時に別の映画館で、メンバーの佐野雄大が観に行って、中継も見てくれました。映画も「楽しかった」って言ってくれましたね。 上白石さん素敵! 木村さんまさかの中継も見てくれるっていう…。うれしいです。ありがたいですね。 中島さん僕は後輩の子たちがメッチャ観に行ってくれて、長文で「ここが面白かったです」みたいなのを送ってくれました。それから、アリーナツアー(「FANTASTICS LIVE TOUR 2025 "BUTTERFLY EFFECT" -FLY WITH YOU-」)を昨日完走したんですが、その時のスタッフさんがメチャクチャ観に行ってくれて、「聖さん良かったですよ」とか、「あの一言を言ってください」とか言われましたね。 高橋さんあれって? 中島さん「この僕に温めてほしいのか」ってやつ。メチャクチャ人気でした。 MC本作は、何と韓国と台湾での劇場公開も決定いたしました。 上白石さんその舞台挨拶はいつですか? MCまだ日程は決まっていないです。 英監督(舞台挨拶に)行くのは決まっている? MC行くのもまだ決まっていないんですが…。 英監督みんなで行きます? 高橋さんそうですね、みんなで。 MC海外での舞台挨拶を目指して、宣伝も頑張っていきたいと思います。 英監督いや、もうこれは「行く」ってことですよね? ネット記事になっても良い? 中島さんヤバいよ(笑)。 高橋さん監督、すごいっすわ。最初からギアが入りまくって…。 英監督言霊ってあるやん。現地に行ったら何食べる? 上白石さんソルロンタン(韓国の伝統的な牛骨スープ)がいいです。 英監督これ、もうネット記事になりますからね。「ソルロンタン」ってね。 MCはい、ではぜひ行きたいということで、皆さん頑張りましょう!さて、本作は公開してから、SNS上でも本編の中に散りばめられた「どこかで見たことあるラブコメあるある」――通称“ロマンティック・トラップ”が大きな話題となっております。杏子を恋に落とすためのロマンティック・トラップはなんと40個に及び、恋愛に関係ないあるあるも含めると69個も本編の中にあるとうかがいました。 英監督そうですね。パンフレットに書いてあるので、ロビーでお買いお求めいただいて…(笑)。 MC今回は本編上映後の舞台ですので、ネタバレを気にせず、いろいろお話をうかがっていきたいと思っています。事前に映画の公式SNSで一般のお客さんから、本作を観て気になったシーン、疑問を持ったシーンについて募集しました。その中から、応募が多かったシーンについて、この場でいろいろお話をお聞きたいと思います。 「イケメンのムダ使いすぎる」 「一番短かった撮影時間の人は誰ですか?」 【最もご意見や質問が多かったシーン:廊下のシーン】 上白石さんうわ! 人生最大のモテ期。ヤバい。みんな、矢印が私に向いている(笑)。 MCいろいろと質問が届いていましたが、そもそも監督はあのシーンの演出や、着想はどこから始まったんでしょうか? 英監督萌歌さんが「私、アクションメッチャ楽しみです」って言っていたので…。 上白石さんちょっとやめてください(苦笑)! やめてください! 英監督でも、言いましたよね? 上白石さん言いましたけど…。いや、違います。それは、ちょっと前に別の作品で、本当にちょっとだけアクションをかじったことがあって、それがメッチャ楽しかったんですよ。でも、実際にやるアクションの動画を見せてもらったら5分以上あって、ちょっと血の気が引いたというか…。 MC実際にやられてみてどうでしたか? 上白石さん大変でしたね。あの廊下のシーンは1週間くらい撮影にかかりましたからね。毎日対戦相手が違って、一日三人ぐらいですかね? 英監督そうですね。 上白石さん毎日傷だらけで楽しかったですね。 MCメンズチームの皆さんは、この中で、印象に残っているロマンティック男子はいますか? 木村さん僕は「謎の美容師男子(犬飼貴丈)」ですかね。彼だけやられ方が、異常に優しくなかった。太ももに…あれは結構、衝撃的でした。 高橋さん僕は、やっぱり藤原丈一郎のSATですかね。あの少ない登場シーンで、英語であのパンチ力っていうのは、やっぱり丈くんだからできたお芝居だったと思いますね。 MC高橋さんはオフの日も撮影現場に応援に行かれたそうですね? 高橋さん行きましたね。僕がアップした次の日が丈くんの撮影だったんですけど、ちょうどオフだったので、現場見学をしました。その時ちょうど丈くんと奨くん(與那城奨/謎の兵士)と大樹(佐藤大樹/謎の刀剣)がいました。だから、差し入れを持って…。 英監督宮田(俊哉)さん(謎のイケメン教師)の撮影の時は来なかったけど…。 中島さんあれ? たしかにそうかも…。 高橋さんそういうことを言うと、何かいろいろなことになるでしょ! 違います! その時は仕事があったんです! そこだけ言うと、僕がその時だけ行っていないみたいに聞こえるじゃないですか! やめてください。宮田くん、行きますよ! 行きたかったですよ! 中島さん今、「行きますよ」って言った(笑)? 高橋さんまだ間に合うかなって思って…。今度、おうちに行かせてください! MCその時はたまたまスケジュール合わずということですね。 高橋さんそうです。スケジュールが合わずです! MC中島さんの印象的な男子は? 中島さんやっぱり(白濱)亜嵐さん(謎の不良学生)が、僕や大樹くんよりも先に出ちゃうという…(笑)。改めて大画面で観るとイケメンだなって思いました。キレイな顔すぎるのに、かわいいもの持っているんで、そのセットにキュンキュンしましたね。 「なぜこの台風で司はいけると思った?」 「クールな香月くんの唯一のコミカルシーンでメッチャ笑いました」 【ご意見や質問が多かったシーン:台風の中の司のシーン】 高橋さん本当に香月司の唯一と言っても良いおちゃめなシーンというか、本当にかわいらしいですよね。ここで、唯一ワイヤーで引っ張られるアクションだったんですが、すごく面白かったですね。本当にぶっ飛んでいたというか…。 中島さんこれワイヤーありだったんだ? 高橋さんそうそうそう。 英監督これ、全部ライブなのよ。本当に雨と風とね。 上白石さんそうですよ、何言っているんですか? 中島さん嘘はダメですよ? 英監督本当に雨を降らせて、合成は何もなし。 中島さんどこまでが本当か分かんないな。 英監督ボケていないです。 高橋さんうん、どう乗ろうか迷っているもん(笑)。 MC本当に激しい雨を降らしている中での撮影ということですが、ただ、そんな中でも高橋さんは雨に濡れないというウワサもありました。 高橋さんそうですね。新しく「ゴアテックス恭平」という名前をいただきました。 高橋さん「ゴアテックス」というものに気づきました。濡れない素材なんだ、僕って…。 木村さん濡れない素材・ゴアテックス恭平? 高橋さんそう。僕の皮膚は水を弾くんだって。 上白石さん本当に濡れていなかったんですよ。私は、ビショビショなのに恭平くんの方を見たら、1ミリも濡れていなかったので、私がその場で命名しました。 高橋さんぜひ、「一家に一台高橋恭平」って感じでよろしくお願いします。 上白石さん何用(笑)? 「パプリカと金目鯛のシーン最高です。」 「好きな曜日のところアドリブ?」 「実際に好きな曜日なんですか?」 【ご意見や質問が多かったシーン:香月と純太が向かい合って食事するシーン】 高橋さんもっと他にありましたよね(笑)? 英監督ありますよね。 高橋さんもっといっぱいあったはずやねん。 MCこのシーンはどのような流れで撮影されたんでしょうか? 木村さんこれはもともと台本にはなくて、リハーサルの時に監督が言った「純太って料理とか分からなそうだよね」みたいな一言がきっかけなんですよ。カメラが回ってからは、僕の恭平…、僕と恭平でアドリブで…。 高橋さん(「僕の恭平」発言に)いやぁ、すみません(笑)。 中島さんロマンティック(笑)。 木村さんそういうつもりじゃなかったんですが…(笑)。僕と恭平のアドリブで撮影をしたんですが、恭平が料理の素材の名前を知らなくて、僕がボケても、恭平が答えられないっていう…。 高橋さんありましたね。突っ込む内容が分からなかったからね。正解が分からんっていうのが、一番難しかった(笑)。 英監督これは本当にほったらかしでした。 木村さん全然カットがかからなくて…。 英監督こういう時は、香月の顔と純太の顔を撮らなきゃいけないから、撮影は一回では済まないんですよね。でも、アドリブだから、撮影するたびに違うので、繋がらないんですよ。それにしても、あの金魚の言い回しは最高だったよね。 木村さんありがとうございます! 英監督本当に「こいつ知らないな」って感じになっているもんね。 木村さんさすがにね、僕は分かりますよ。 高橋さん僕も分かっているよ、分かっているんだよ。きゅうりかズッキーニかって話でしょ? 金魚か金目鯛かって話でしょ? さすがに分かりますよ。 中島さんそこはね、あえてね。 高橋さんそう、あえてですよ。 【ご意見や質問が多かったシーン:コンビニでの聖のシーン】 中島さん監督と話をして、一回リハーサルをしたんです。でも本番ではなかなかカットがかからなくて…。 MC「僕に温めてほしいのか?」以外にもいろいろなパターンを? 中島さん袋を出す時に「これも必要なのか?」とか「包んでほしいのか?」「くれてやる」とか…。御曹司を経験したことがないので、どういうことを言ったら良いか分からなくて、メチャクチャ挑戦しましたね。 英監督バイトリーダーの藤堂くんって役者さんが、急にハガシをやってくれて…。 上白石さんあれ、メッチャ面白かったです! 英監督あそこからだんだん調子が出てきました。 上白石さんバイトリーダーはうれしそうなんですよね。お店の売り上げが上がるから、ニコニコしながらハガシをしている。 MC上白石さんは横で見ていたんですよね? 上白石さん私も突っ込まなきゃいけないのに、どんどんバリエーションが増えていくから、それに対応するのが大変でした。でも、楽しかったです! MCここまで主演四名の皆さんを中心に、いろいろなプロモーション活動にご協力いただきました。年内のイベントとしては、この舞台挨拶がラストになります。いろいろとロマンティックを振りまいていただきましたが、ここまで振り返ってみていかがですか? 上白石さん楽しかったですよね。意外と撮影で四人が揃うのが数日しかなかったので、取材をやっていく中で「こういう人なんや」って…。 中島さんなんで関西弁? 上白石さんこの二人が関西人だから。…うつらない? 木村さん分かります。分かるわぁ…。うつるわぁ…。 高橋さんすごい関西弁(笑)。 上白石さん楽しかったですね。「こんな人なんや」っていうのが続いてすごく楽しいプロモーションでしたね。 中島さんあとは、胸キュンというか、いろいろな対決をやりすぎて、最後の方はおかしくなってました。 高橋さん「ロマンティックとは?」みたいな感じでしたね。何がなんだか分からなくなって…。 木村さんあとは「消灯式」とか印象的ですよね。噴水とかもあって、イルミネーションもめっちゃキレイで…。ちょっと心残りなのが、あのバス。街中でも広告のバスに乗りたかったな。 上白石さん渋谷でね。 木村さんそうそうそう。そこがちょっとだけ心残り。 MC監督は四人の奮闘ぶりいかがでした? 英監督良いんじゃないですか? 上白石さん&高橋さん&木村さん&中島さん「いいんじゃないですか」(笑)。 高橋さんありがとうございます(笑)。 MC今回は、映画「ロマンティック・キラー」を通して感じたことを渾身の一文字で皆さんに発表していただければと思っております。一文字なので漢字でもひらがなでも記号でもOKです。 【上白石さんの渾身の一文字:!】 中島さんいきなり一文字で(笑)。 上白石さん「記号も可」とありましたので、「!」にしました。撮影中、毎日何が起こるのか分からなくて、毎日違う作品を撮っているような高揚感がありました。「明日はどんな人生が待っているんだろう?」と思いながら日々を過ごしていました。それから、プロモーション中もすごくロマンティック・トラップをたくさんかけられて、1ミリも油断ができない日々だったので、「!」にしました。 【中島さんの渾身の一文字:ロ】 中島さんじゃあ、次は僕いきます。カタカナの「ロ」と、漢字の「口」です。Wミーニングです。「ロマンティック・キラー」の「ロ」と、この四人は本当に口数が多いことに僕もビックリしているので、それを掛けました。あと、角が四つなので「四人の絆」みたいな形でもあります。 高橋さんそれはホンマ? 今考えたわけではなく? 中島さんトリプルミーニングです! 高橋さん「もうちょい熱いことを付けたしとこうかな」って、今頭をフル回転したやろ? 中島さん頑張りましたね。 【木村さんの渾身の一文字:干】 木村さんじゃあ、僕いきますね。こちらです! 中島さん何ですか、これは? 木村さん「干す」です。主にプロモーション期間のことなんですが…。 高橋さん干す? 木村さんちょっと聞いて(苦笑)! 高橋さんごめんごめん(笑)! 木村さんリリの絵付きなんだけど…。 上白石さん(痩せこけたような顔のリリを見て)飢えたリリ? 木村さん干からびているでしょ? 高橋さん干されたリリ? 中島さん聞こうや、みんな! 柾哉くんが頑張って伝えようとしているから! 高橋さん&上白石さんごめんごめん! 木村さん主にプロモーション中のことなんですが、ロマンティックを求められることが多かったじゃないですか。それで、「僕がロマンティック干からびちゃいましたよー」っていう意味。 上白石さんダメじゃん! 中島さんまだ、映画が公開中なんですけれども…。 高橋さんだから、「皆さんにもっと観てもらって、僕の干からびたロマンティックを満腹にしてくれよ!」ってことですね? 木村さんそうそう! 中島さん(高橋さんに向かって)柾哉くんに甘いなぁ…。柾哉くんに甘いって、あんた! 高橋さん「もっと観てね!」ってね。 木村さん「もっと観ないと僕、ロマンティック・ゲージがたまらないよ!」っていう。 高橋さん「まだ細いよ!」ってね。 中島さん本当に柾哉くんに甘いって! 上白石さんロマンティスト代表としてどうなのよ? 中島さんキラーされるよ。 上白石さんそうだよ。キラーするよ? 木村さんすみませんでした(笑)。 上白石さん素直でよろしい(笑)。 MC最後に高橋さん、お願いします。 高橋さん満場一致でこれかな、と正直思ってました。それを僕が代表して言わせていただきます。一文字ね、いきます。 【高橋さんの渾身の一文字:英大好きー】 中島さん何してんねん! 上白石さん監督がちょっと照れていますね。 英監督Yahoo!ニュース出たらどうすんの? 高橋さん良いでしょ? 英監督僕が炎上したらどうすんの? 高橋さんそれも良いじゃないですか。本作は、元を辿れば監督のおかげです。この四人を引き合わせてくれたのは「ロマンティック・キラー」という作品で、作品ができたのも監督のおかげですから! 上白石さん(監督を見ながら)あ、やばい? 英監督(手で目を抑えながら、嘘泣きで)ありがとうございます…。 中島さんめちゃめちゃ笑っていた。 高橋さん本当にマジでありがとうございます。文字的には六文字くらい? 木村さん多すぎだって(苦笑)! 中島さんこれ(高橋さんのフリップ)がチラッと見えて、恭平に行ったらヤバいと思って「僕がいきます」って言ったんです。 上白石さんありがとう(笑)。 英監督いやもう、恭平くんのフリップで死ねるなと(笑)。ありがとうございます。(木村さんのフリップを指して)これはちょっと分からん。 木村さん何でですか? 英監督まあ、でもそれで良いと思う(笑)。 高橋さんそれでいいよ。 中島さん甘いねん! MCでは最後に皆さんに締めのご挨拶をお願いします。 英監督本当こんなに満員のお客さんの前で…、こんなにいっぱいになってくれるんだったら、何回やっても良いですね。計算すると、あと三万回ぐらいこれをやると「国宝」を超えるんですよ。 上白石さん&高橋さん&木村さん&中島さんやりましょう(笑)! 英監督僕だけで良ければいつでもやるので呼んでください。今日は本当にありがとうございました。 中島さん本作がいろいろな方に届いているのを、ひしひしと感じます。いろいろな方から「映画に出ていたね」と言われることもうれしいですし、たくさんの方に観ていただき、ロマンティックになっていただきたいと思います。今日はありがとうございました。 木村さん改めて、本作を観て、舞台挨拶も観るために、時間を作ってお越しいただいてありがとうございました。公開から10日が経ちましたが、海外でも公開されるということなので、まだまだロマンティックが日本でも世界でも溢れていけるということですね。たくさんの方に愛される作品だと思うので、まだまだいろいろな方にロマンティックが届くように頑張ってまいりたいと思います。今日はありがとうございます。 高橋さん本作がいろいろな方に届いていると思うと、うれしいです。まだ公開して10日ですが、これからもっともっと多くの方に届いてほしいと思います。本当にいろいろなプロモーションをさせていただきました。そして、本作自体もいろいろな方々が助け合って、できる限りのものを集めて出来た作品です。ぶっ飛んだコメディになっていますので、皆さんにいっぱい目に焼き付けてくれたらうれしいです。本日はありがとうございました。 上白石さんこの舞台挨拶で、ひとまずみんなで駆け抜けてきたプロモーションや舞台挨拶が一段落するということで、内心すごく寂しいですね。やっぱり、この「ロマンティック・キラー」という作品は、本当にポジティブなパワーが溢れています。撮影現場でも、監督の笑い声――カットがかかる前に笑い出すのは本当にやめてほしいですが(苦笑)、監督の発する空気がいつも温かくて、私たちはそれに甘えさせてもらって、のびのびとお芝居ができました。そうやって楽しく作った作品が、こんなにたくさんの人に、温かく、楽しく届いているという現状が、心からうれしく思います。思えば、本作の撮影に入る前は、「杏子といういろいろなものを担う役を果たせるだろうか?」という不安でいっぱいでした。でも、改めて杏子という役と出会えて、そして何より、この舞台に立っているみんなと出会えたことが、私にとって、すごくハッピーでロマンティックな出来事だったと思っています。本作は、私も大好きな、大好きな作品なので、もっと皆さんにとって大事な作品になれたらいいなと思います。そして、よりたくさんの方に本作が届いていけたらいいなと思っています。これからも「ロマンティック・キラー」をどうかよろしくお願いします。
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『映画刀剣乱舞-黎明-』オリジナルサウンドトラック出演:鈴木拡樹 荒牧慶彦 和田雅成 梅津瑞樹 佐藤たかみち 山本涼介 定本楓馬 小西詠斗 本田礼生 玉城裕規 秋田汐梨 中山咲月 柳 美稀 飛永 翼 / 津田寛治 堀内正美 竹財輝之助 / 柄本 明本作を彩る音楽を収録したサウンドトラック CD が発売決定!【商品内容】◆仕様:ジュエルケース ◆組数:1枚組 【収録曲】 M01 995年 鬼退治/M02 大江山の鬼ども/M03 鬼ヶ城 惨劇/M04 千年先の明日までも/M05 琴音との出会い/M06 国宝三日月宗近/M07 角の首飾り/M08 俺の主はお前だ/M09 神職 君がこの時代の主/M10 へっしーLet's Go TOKYO ❤️/M11 琴音の大事なもの/M12 鬼のかたちをした念い/M13 手出しは無用!/ M14 歴史とは大河の流れのようなもの/M15 まさか!時間遡行軍現る/M16 歴史を守る!/M17 小鬼と健の戯れ/M18 日の本に永遠の災いあれ!/M19 闇迫る!/M20 壊れたままの弟/M21 真の鬼になる/M22 俺の中の健/M23 刀剣男士たち!/M24 刀剣男士たち fullmix/M25 追撃!/M26 刀剣男士 MAIN 戦い/M27 桜吹雪/M28 『映画刀剣乱舞-黎明-』THEMETHCA60284/2023年東宝原案:「刀剣乱舞 ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS) 監督:耶雲哉治 脚本:小橋秀之 鋼屋ジン 音楽:遠藤浩二西暦 995 年 京都。藤原道長と安倍晴明の密談により、大江山に住まう鬼・酒呑童子の討伐を命じられた源頼光たちは、見たことのない様相の敵に道を阻まれる。その正体は歴史改変を目論む“歴史修正主義者”が放った“時間遡行軍“。この窮地を救ったのが、三日月宗近ら歴史を守るべく戦う“刀剣男士“たちであった。しかし、先に鬼の根城へと踏み込んだ山姥切国広は酒呑童子の最期の呪いを受け、光とともに姿を消してしまう――。レーベル:TOHO animation RECORDS ©2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC『映画刀剣乱舞-黎明-』オリジナルサウンドトラック
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「わたしの幸せな結婚」公開直前!昔遊び三番勝負イベント「わたしの幸せな結婚」公式サイト日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」で連載がスタートし、シリーズ累計発行部数550万部を突破した原作を映画化した「わたしの幸せな結婚」が、3月17日(金)より公開となります。2月27日(月)には、大正ロマンを思わせる時代を背景に描いた本作にちなみ、大正時代に設立された国の重要文化財である自由学園明日館で公開直前イベントが開催され、映画単独初主演を果たした目黒蓮さん(Snow Man)、ヒロインを演じた今田美桜さんをはじめ、渡邊圭祐さん、大西流星さん(なにわ男子)が登壇しました。高級松阪牛をかけた三番勝負で大いに盛り上がったこの日の模様を詳しくレポートします!公開直前!昔遊び三番勝負イベント久堂清霞役目黒蓮さん(Snow Man)斎森美世役今田美桜さん鶴木新役渡邊圭祐さん堯人役大西流星さん(なにわ男子)目黒さん本日はお集まりいただきありがとうございます。最後までよろしくお願いいたします。 今田さん今日は全力で楽しみたいと思います。 渡邊さん本日は、より作品の魅力が伝われば良いなと思っています。 大西さん公開日が近づいて来て、すごくワクワクしています。今日は皆さんと一緒に楽しめたらと思います。 MC本作は、物語の世界観にちなみ、国宝や重要文化財などでロケが行われました。歴史的建造物での撮影で、印象的だったことはありますか? 目黒さん豪華な場所で撮らせていただいたんですが、専修寺はすごく印象に残っています。大西くんとの初めてのシーンでもあり、あんなに豪華な場所でお芝居をすることもなかなかないと思うので、すごくありがたかったです。 今田さん私もいろいろな場所に行きましたが、どこも印象的でした。なかでも三重県の六華苑は、斎森家の撮影に使わせていただいて、印象的なシーンも多かったです。また洋館と日本家屋の雰囲気が両方あって、すごく大きくて、(邸宅の)どこに行っても感動しました。渡邊さんこういったものが、こんなにもきれいに日本に残っているんだという感動が大きかったです。この場所もそうですが、大切に保管されている場所で撮影をさせていただけることも、作品冥利に尽きると思っていました。 大西さん僕は、途中からの参加だったのですが、僕が撮影させていただいた専修寺は大きいですし、良い感じに傷があって、「わたしの幸せな結婚」の世界観にぴったりな場所だったので、すんなりと馴染むことができたと思います。撮影前に散歩をして、空気に馴染めるように研究をしていました。 MC本作は純愛ラブストーリーでありながら、劇中では“異能”と呼ばれる特殊能力も登場します。目黒さんは本格的なアクションにも挑戦していますが、完成した作品をご覧になっていかがでしたか? 目黒さんすごくリアルな戦い、アクションになっていると思いました。そういった経験ができて、すごく嬉しかったです。撮影の時は、”異能”がどういう演出になるのかなど、監督と話し合いながら、頭の中でイメージをふくらませてアクションをやりました。でも、自分のアクションがCGと一緒になった完成した映像を観ると、自分がイメージしていたよりもさらに上をいく豪華さや、スケールの大きさを感じて、すごく感動しました。 MC劇中では清霞が火を操ったりもしていましたが、やはり完成作品を観ると感動するものなのですね。 目黒さんそうですね。プライベートでは火は出せないので…(笑)。 今田さん清霞が火を出したり、戦いの中で異能を使ったりするのは、私も想像の中でしかイメージがありませんでした。だから、実際にどんな風に火が出て、どんな風にお風呂が湧くのかなど、全部が想像だったので、完成作を観てびっくりしました。私は、アクションシーンも完成した映像で初めて観たのですが、いつも“静”の清霞とシーンをご一緒することのほうが多かったので、あんなに激しく動いている清霞を見て、感動しました。 渡邊さん異能は、自分の想像を遥かに超えていました。「もうちょっと手元に収まるぐらいのものかな」と想像していたんです。完成作品を観た時には、清霞のアクションもそうですが、その生々しさと、相反する壮大さみたいなものもあり、すごく素敵な描き方だと思いながら観ました。 大西さんいろいろな異能を使われる方がいるんですが、僕自身にはそこまでアクションシーンがありませんでした。完成した映像で他の共演者さんがアクションシーンをされていて、男のロマンというか、少年心をすごくくすぐられるシーンがたくさんありました。しっかりと殴る蹴るという場面もあるけれど、ところどころで出てくる異能にちょっとドキッとする感じがあって、そこも面白い部分だと感じました。 MC劇中に登場する異能にちなみ、皆さんが自分自身に備わっている異能、特技のようなものがありましたら教えてください。 目黒さんあります。プライベートでもよく使っている異能です。 大西さんすごい(笑)! 目黒さんご飯を炊く時に、お水を入れるじゃないですか。あれを一発で正確な目盛りの量の水を入れられます。(登壇者の皆さん:笑) 大西さんすごい(笑)! 目黒さんしかも地面に置かずに、片手で持ったまま、ぴったりにできる。 大西さん置けば良いじゃないですか。(登壇者の皆さん:笑) 目黒さんそこは置かず(笑)。 渡邊さんしかも(目盛りを)見ていないんでしょう? 目黒さん…見ていないです。 渡邊さん今の間は、見ている間だな(笑)。 目黒さん見ていますが(笑)、平衡感覚っていうんですか? 斜めになっていたら無理じゃないですか。そこは異能で調節しています。 今田さん私は特技というか、発見だったんですが、人よりもまぶたの可動域が広いなって…。(登壇者の皆さん:笑)。 MCそれはお芝居をしていても感じることですか? 今田さんそうですね。びっくりするシーンとか。(まぶたの開き具合が)結構行くなぁって…。 渡邊さん「私、結構行くな」って自分で思うんですね(笑)。 MCちなみに今、可能な範囲でそれを見せていただくことは可能ですか…? 渡邊さん(記者がカメラを構えた様子を見て)一斉にカメラが向けられましたよ(笑)。 今田さんすごく恥ずかしい。ちょっと待ってくださいね(笑)。行きます…!(今田さんが目を大きく見開くと、登壇者の皆さんから拍手と笑いが起こる。)大西さんすごい! 目黒さん確かに、誰でもできるようなものじゃないですね。本当にそれは特殊能力。(登壇者の皆さん:笑) 今田さん最近の発見でした。 渡邊さんできそうで、できないライン。でも、ギリギリ「良いな」とも思わない。(登壇者の皆さん:笑) 大西さん日常で使わないですよね(笑)。 目黒さん心も鍛えられそうな感じの特殊能力ですね(笑)。 MC渡邊さんは何か特技がありますか? 渡邊さん日常生活でも常に役立っているんですが、目視で人の身長を当てることができます。見ただけで、誰でも分かります。 目黒さん靴とか履いているじゃないですか。 渡邊さんその分も引くんです。昔、アパレルで仕事をしていたので…。 登壇者の皆さんおおー! すごい! 渡邊さん(履いている)そのヒールの分もちゃんと引きますし、兄が美容師なので、髪の盛り具合とかも分かります(笑)。 登壇者の皆さんすごい! MC登壇者の皆さんはオフィシャルで身長を公表されているので、私の身長を当ててもらっても良いですか? 大西さん行けます? 距離感とか。 今田さん難しそう…。 目黒さん(MCの身長を当てるべく、じっと目視している渡邊さんを見て)集中していますね(笑)。 渡邊さん(じっーっと目視を続けて)…そうですね、良いですか? (再び考え込んで)158センチ! MC正解と言いたんですが、159センチなんです。 登壇者の皆さん惜しい! 渡邊さんこれをやっていたのが、五年前だったので。(登壇者の皆さん:笑) MC私も一年ぐらい身長を測っていないので、もしかしたら縮んでいるかもしれません。1センチくらいは誤差だと思います。 目黒さんそこまで近い数字に行けるのはすごいです。 大西さんすごいです! 渡邊さん最近(特技を)使っていなかったので、ちょっと久しぶりだったから誤差がありました。(登壇者の皆さん:笑) 大西さん異能、僕もありますよ。いくつかあるんですが、その中で厳選したものを挙げると、友達同士でやっているゲームで、「マスクの下の口の形を当てるゲーム」があるんです。相手に口元を隠してもらって、変顔とか、ちょっとおかしな口をしてもらって「どんな口をしているか」を当てられます。 MC渡邊さん、お手伝いいただいても良いですか? 手で口を隠していただいても良いでしょうか。 大西さん変な、面白い口をしてください。 ■口を隠した渡邊さんを、大西さんが凝視。どのような口をしているのか、予想しました。大西さん(自信満々に)はい、分かりました。 MCでは、予想したものと同じ口を大西さんにもやっていただいて、お二人で同時に口元を披露してください。 ■「せーの!」で渡邊さんと大西さんが口元をオープン。渡邊さん、口元に力を入れた変顔。大西さんは、口元を突き出す表情。 大西さん全然ちゃうやん(笑)! (渡邊さんは)ちゃんと面白い顔をされていました? 悔しい。(恥ずかしそうにして)こんな恥ずかしいことあります!? 目黒さんどれも(どの異能も)メンタルが強くなりますね。 大西さんこの異能は、切り捨てたいと思います。 渡邊さん楽しい異能です。 目黒さん盛り上がる異能ですね。 ■公開直前! 幸せを掴み取れ。昔遊び三番勝負!MCここからはますます本作を盛り上げていくべく、大正時代にもあった昔なつかしい遊び「けん玉」「輪投げ」「巨大折り鶴」のゲーム対決に挑んでいただきたいと思います。勝利数が最も多い方が優勝となります。昔遊びのゲームに自信はありますか? 目黒さん昔遊びって、なかなかやる機会がないですよね。でも、気持ちだけは絶対負けないようにやります! 渡邊さん豪華賞品があるんですよね MC優勝者には、公開日の3月17日、撮影地にもなった三重県にちなんで、総重量3.17kgの高級松阪牛のサーロインステーキが贈られます! 意気込みをお聞かせください。 今田さん絶対に獲ります(笑)! 渡邊さん最初に謝っておきます。(自分が獲ります)ごめんなさい。 大西さん人って単純なんですね。お肉と聞いたら、すごくテンション上がってきました(笑)。 MCもしも同率だった場合は山分けになりますので、ぜひ一人勝ちを目指してください。 ■一つ目のチャレンジは「けん玉」。けん玉の最もポピュラーな技である、「とめけん」(けん先に玉を指す技)にチャレンジ。 MCけん玉が得意な方はいますか? 目黒さんMyけん玉を持っているメンバーもいます。 大西さんはい、実家にあります! “Myけん玉”あります。遊び感覚で買ったので、得意というわけではないです。 目黒さん僕は大皿に乗せるのも精一杯という感じです。(登壇者の皆さん:笑) 渡邊さん僕は、バラエティで「特技は?」と聞かれたら、「けん玉」と答えています。 登壇者の皆さんええー! 渡邊さん異能について聞かれた時、一回「けん玉」と書いたことがあります。(自信がありそうな表情で)一番、3.17kgに近い男です。登壇者の皆さんヤバい(笑)! 今田さん私も最近ハマっていて、けん玉を買いました。技とかもやります。 渡邊さん3.17kgに近い人ですか? 今田さん(自信がありそうな表情で)はい! MC“Myけん玉”率が高いですね。チャレンジは一回きりです。失敗したら、ポイントはゼロポイントです。ではまずは目黒さん、お願いいたします。 目黒さん行きます! ■会場に、チャレンジスタートの合図として「ベベン!」という三味線のような効果音が鳴り響く。突然の効果音に目黒さんも登壇者の皆さんも思わず笑顔をこぼしました。そんな中でチャレンジした目黒さんは、「とめけん」に失敗! 目黒さん(膝から崩れ落ちるも、自然とかっこ良いポーズになりながら)ああ…!登壇者の皆さんイエーイ! やったー! 目黒さんこれは難しい…! 渡邊さん失敗した後が、アホみたいにカッコ良かった。(登壇者の皆さん:笑) MCトップバッターの方にとって、「ベベン!」という音が鳴ることは想像つきませんよね。 目黒さん(チャレンジャーの皆さんに注意喚起するように)「ベベン!」があるから気をつけて! (登壇者の皆さん:笑) 大西さん「ベベン!」注意! 目黒さんもう一回やりたい。(登壇者の皆さん:笑) ■続いて、今田さんがけん玉の「とめけん」にチャレンジ。今田さん行きます!(ベベン!と効果音) ■今田さんも「とめけん」に失敗! 今田さんああ…! 悔しい! 目黒さんみんなミスれば同点ですから。 今田さんそうですよね! ■続いて、渡邊さんがけん玉の「とめけん」にチャレンジ。渡邊さんちなみに、バラエティでもほとんど成功したことないから。(登壇者の皆さん:笑) 行きます!(ベベン!と効果音) ■渡邊さん、「とめけん」に見事成功! 会場から大きな拍手が起こる中、渡邊さんは勝ち誇ったような表情でけん玉を高く掲げました。 目黒さんすごい! 大西さん(技の決まり方が)きれいだった! 渡邊さん今、3.17に一番近いです。(登壇者の皆さん:笑) 大西さんそれはちょっと悔しいな! ■続いて、大西さんがけん玉の「とめけん」にチャレンジ。 目黒さん落ち着いて。 大西さん行きます!(ベベン!と効果音) ■大西さん、「とめけん」に見事成功! 会場から大きな拍手が起こる中、大西さんは嬉しそうに笑顔を弾けさせました。大西さん緊張しました…! 渡邊さんしかも良い入り方。 目黒さんスッと入りましたね。 大西さんコツは、「ジャジャン」を聞かないことです。(登壇者の皆さん:笑) MCけん玉対決は、渡邊さん、大西さんに1ポイントずつ点数が入りました!(会場:拍手) 渡邊さん、コツは何でしたか? 渡邊さん膝です。膝、膝! (登壇者の皆さん:笑) 今田さん次で絶対にやり返します。 目黒さんまだ一つ目なので! ■二つ目のチャレンジは「輪投げ」 MCボードに1から9まで数字が書かれていますが、そこに向かって一分以内に輪を三つ投げてください。その合計得点が高い方にポイントが与えられます。 目黒さん9(の数字)に入れたら、9点もらえるということですよね。 MCそうです。三回連続で9に入ると最も高い得点になります。目黒さん、輪を操ることはできそうでしょうか。 目黒さん操れると思います…(苦笑)。けん玉がダメだったので、ここは頑張らないと。 ■まずは大西さんの「輪投げ」チャレンジ。 大西さん(自信をのぞかせつつ)何か行けそう! 行きます!(ベベン!と効果音) ■大西さんが投げた輪は、一つ目が「9」、二つ目も「9」、三つ目も「9」に見事にかかり、合計27点の高得点をゲット! 今田さん(次々と輪が「9」にかかる様子を見て)嘘や! 大西さんやったー! MCこの後に方々にプレッシャーがかかりそうです。「割と行けるのかな?」という気持ちにもなりますか? 渡邊さんなっちゃいましたし、若干ですが、やる気も削がれました。(登壇者の皆さん:笑) 目黒さん削がれないでください! 渡邊さん簡単? 大西さん一回「9」に入る感覚を覚えてしまえば、同じことをすれば行けるので一回目が大事です。 MC皆さん、身体能力が高いので成功していますが、イベント前にスタッフさんがやった時は全然入らなかったんです。 渡邊さんなんで僕たちの、身体能力が高い雰囲気にするんですか…。プレッシャーが(苦笑)。 ■続いて、渡邊さんの「輪投げ」チャレンジ。 渡邊さん行きます! (ベベン!と効果音)■渡邊さんが投げた輪は、一つ目が「9」にかかったものの、二つ目で外し、落ち込んだ様子を見せながら投げた三つ目も外してしまい、合計9点となりました。 渡邊さん悔しい! 目黒さん難しいですか? 渡邊さん簡単だと思っています。意外と入ります。でも一本しか入りません。(登壇者の皆さん:笑) MCだんだんコツが分かってくるので、あとのお二人は有利かもしれないですね。 今田さんプレッシャーがありますね。 ■続いて、今田さんの「輪投げ」チャレンジ。 今田さん行きます! (ベベン!と効果音) ■今田さんが投げた輪は、一つも数字にかからず…。0点となりました。 今田さんなんだかもう、悔しくもないです。(登壇者の皆さん:笑) 目黒さんその感情すらも湧いてこない(笑)。 今田さん悲しいです(苦笑)。 ■続いて、目黒さんの「輪投げ」チャレンジ。 目黒さん行きます! (ベベン!と効果音)■目黒さんが投げた輪は、一つ目が「9」、二つ目も「9」にかかりますが、三つ目は失敗…。合計18点となりました。 目黒さん(悔しそうな表情で、頭を抱えしゃがみ込みました) 渡邊さん調子に乗っていた? 目黒さん(渡邊さんと顔を見合わせ)僕ら、調子に乗ったタイプです。(登壇者の皆さん:笑) MC最後に迷いが出ましたか? 目黒さんそうですね。最後も「行けるかな」と思って調子に乗っちゃいました。 MCということで、「輪投げ」の勝者は大西さんです! 大西さんやったー! (会場:拍手)これは後にやる人のほうが緊張するかもしれないですね。 目黒さん(大西さんの輪投げが)マジで上手かった。 大西さん嬉しい! MCこれから特技として(アンケートなどに)書けるのではないでしょうか。 大西さん輪投げですか(笑)? 書きます! ■三つ目のチャレンジは「巨大折り鶴」 MC続いて、最後の戦いとなります。大きな紙が運ばれてきました。こちらの紙で巨大折り鶴を折っていただきます。誰よりも速く完成させた人が優勝ですが、そこでしっかりと鶴になっていないと不合格になります。鶴をきちんと折ってください。鶴が折れた方は手を挙げてください。 渡邊さんこれは最初に鶴が折れた人が1ポイント(獲得)ですか? MCそれがきちんと鶴になっていたら1ポイントです。 目黒さん最後だけ2億ポイントとか…。(登壇者の皆さん:笑) 今田さん逆転チャンス! MC(スタッフに確認しながら)なんとスタッフからOKが出ました。 目黒さんでもそれは、大西くんが決めることですね。やっぱり今トップなので。 大西さんでは最後は…2億ポイントで! (大西さんの懐の深い判断に、会場:拍手) MC鶴の一声で二億ポイントとなりました。ありがとうございます。では皆さん、「巨大折り鶴」にチャレンジしていただきます! ■一斉に「巨大折り鶴」への挑戦がスタート。それぞれが一生懸命に折り鶴を折り始めたものの、途中から折り方が分からなくなる人が続出。 大西さんどうやって折るんやったっけ! 渡邊さん(完全に手が止まり、気を取り直して一度元に戻して取り掛かろうとしつつも)二度と戻れなくなりました…。(登壇者の皆さん:笑) 今田さんこの折り紙、難しい…(苦笑)。 目黒さん(司会から良いペースで進んでいることが伝えられ)マジですか! 渡邊さん(紙の折り目をまっさらな状態まで戻し)最初に戻ってみました。(登壇者の皆さん:笑)目黒さん初心が大事ですからね。でも久しぶりにやると楽しいですね。今田さん(折り方が分からなくなり)あれ? 渡邊さん最初に戻ってみたら? (登壇者の皆さん:笑) 大西さんそのシステム、何なんですか(笑)! 今田さん(分かった!という顔で)あ! 分かった! あれ? でも何か違う… ■誰もなかなか完成できないことから、残り一分でゲームを終了することに。 今田さんできる、できる! 大西さん(残り時間を気にして)ヤバい! 今田さん(完成した様子で手を挙げる)はい! ■全員が折る手を止め、今田さんの鶴の完成度をチェック。今田さんが鶴の羽を広げてみると、完成していたのは不思議な形の鶴。会場も「あれ!?」と大爆笑となりました。大西さん思っていた鶴とちゃうかった! MCではあと7秒です。皆さん、取り掛かってください! 目黒さん(完成した様子で手を挙げる)はい! ■全員が折る手を止め、目黒さんの鶴の完成度をチェック。しかし完成していたのは、こちらも不思議な形の鶴。会場は再び大爆笑となりました。 大西さんできました! (開いて)良いですか!? ■大西さんの鶴の完成度をチェックすると、目黒さんの鶴と似てはいるものの、大西さんのほうが完成度が高い模様。 MCでは、美術ポイントで勝者を決めさせていただきます。勝者、大西さんです! 大西さんやったー!(会場:拍手) MC2億ポイントが大西さんに入り、三本勝負の優勝者は大西さんとなりました! (会場:拍手) 目黒さん、勝負はいかがでしたか? 目黒さんただただ悔しいですが、大西くんが、何ポイントですか? 2億2ポイント(笑)? 圧倒的な強さを感じました。 MC大西さんには、3.17kgの高級松阪牛のサーロインステーキの目録をプレゼントさせていただきます! 大西さん(目録を受け取り)やった! まさか先輩を差し置いてこれを持てるとは思っていなかったので、嬉しい反面、申し訳ない気持ちがあります。でも皆さんと一緒に昔のゲームができて、楽しくて、ワクワクしました。ありがとうございます! (会場:拍手)今田さん大西さんが強すぎて何も言えないです。楽しかったです。おめでとうございます! 大西さんありがとうございます。 渡邊さん全部のゲームでポイント取られたので、何も言うことないですが、僕は一応「2位でしたよ」ということだけ、皆さん分かっていてください。2位でしたよ。「けん玉」が僕のピークでした。(登壇者の皆さん:笑) 目黒さんみんなと笑いながら楽しく昔の遊びができて嬉しかったです。最後はなかなかの泥試合でしたが(笑)、その感じもすごく楽しくできました。ありがとうございました。 MC最後に目黒さんから、公開を待っている皆さんにメッセージをお願いいたします。 目黒さん本作はタイトルにも入っているように、 結婚から始まる純愛ラブストーリーです。その中に“異能”を使ったアクションだったり、守りたい人を必死に守るような姿、そういったものが詰まった本当に素敵な作品だと思います。たくさんの方、幅広い方に観ていただけたら嬉しいです。ぜひ劇場でご覧になってください。よろしくお願いします。(会場:拍手)
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映画「教場 Requiem」大ヒット記念舞台挨拶映画「教場 Requiem」公式サイト ドラマから始まり、シリーズを重ねてきた「教場」シリーズの劇場版最新作、映画「教場 Requiem」の大ヒットを記念して3月1日に東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が開催。当日は、木村拓哉さん、綱啓永さん、齊藤京子さん、倉悠貴さん、中江功監督が登壇しました。客席とのティーチインでは、木村さんら男性キャストがマイクランナーを務め客席へ。会場は大きな盛り上がりを見せたこちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします! 大ヒット記念舞台挨拶 風間公親役 木村拓哉さん 門田陽光役 綱啓永さん 星谷舞美役 齊藤京子さん 氏原清純役 倉悠貴さん 中江功監督 木村さん2月20日に公開して、本日3月1日に再びスクリーンの前に上がれること自体、本当に大勢の方にこの作品を受け取っていただいたという証しだと強く感じています。本当にありがとうございます。 綱さん公開から一週間ちょっと経ちましたが、すでにたくさんの方にこの作品を受け取っていただけて本当にうれしい限りです。今日は短い時間ですがよろしくお願いします。 齊藤さん本日はお越しいただき本当にありがとうございます。大ヒット舞台挨拶ということで、私自身も本日のことを誇りに思います。本日はよろしくお願いいたします。 倉さん本当にすごくたくさんの反響をいただいて、今ちょっと感動しています。お客さんを交えて話すことができる機会もあるそうなので、楽しみにしていただけたらと思います。 中江監督本作がヒットということで、ありがたいことです。もう二回以上観た方はいらっしゃるんですか? ■会場から多くの人が手を挙げる。 中江監督こういう方がいないと、大ヒットにはならないと思いますので、二回と言わず、何度も観ていただけるとありがたいです。今日はよろしくお願いします。 MC木村さん、大ヒットの反響はどうでしょうか? 木村さんの周りで反響を感じたエピソードがありましたらお願いします。 木村さん現場以外でも、プライベートな時間を過ごしている時に、すれ違った方とかに「映画「教場 Requiem」行かせていただきました」と、街で声をかけてくださったりしますね。今日も、こちらに来る前に歩いていたら、お店の中から店員さんがわざわざ出て来て「映画「教場 Requiem」行かせていただきました」って言われました。でも、その時は犬が一緒だったんだよな…風間の“か”の字もないような状態の素で歩いていたんですが、皆さん映画「教場 Requiem」を観てくださった方たちは、どこかに風間の空気感を若干表現してくださっているか、すごく丁寧に言ってくださいます。「拝見させていただきました」みたいな感じで…。でも、すごくうれしかったです。 MC2月28日の時点で、観客動員数が92万人で、まもなく100万人の方が観てくださることになります。すごくうれしい数字ですね監督? 中江監督はい。ありがとうございます。 MCそして、綱さん、齊藤さん、倉さんには、改めて風間公親の魅力について教えていただきたいと思います。 綱さん(風間の名セリフが書かれた後ろのボードを見ながら)はい。風間公親といえば、やっぱり怖い印象があるのはもちろんのことなんですが…。 木村さんこれ、一個だけツッコミを入れても良い? スタッフさんもそうなんですが、打ち合わせの時も「えーと、風間の魅力を…」って、みんな呼び捨てなんですよ。よくてもフルネームの「風間公親の…」って…。「風間」って呼び捨てにして良いのは、四方田さん(小日向文世)だけだと思うんですが…(笑)。みんな、すげぇ言ってくるんですよね、まぁ、いいや。 MCでは、綱さん風間教官の魅力をお願いします。 綱さん風間公親“さん”については、やっぱり「怖い」という印象があると思うんです。でも、後ろの右上にある「卒業できずに辞めていった者も私の生徒だ」っていうセリフがあるんですが、とにかく生徒に対して愛があるんですよね。特に映画「教場 Reunion」の金子大地くんが演じた笠原のシーンは、愛を感じる瞬間だったと思います。ああいう部分が見えると、うれしいですし、これも風間さんの魅力の一つだなと思います。 齊藤さんそうですね、風間教官……普通に第三者として「教場」を観た時は、「こんな世界観があるんだ!」って感動しました。最初に監督とお話をした時は、「『教場』を観て感動しました!」って言いながら、めちゃくちゃ泣いてしまうくらい風間教官と「教場」に圧倒されていました。後は、何と言っても木村さんだから風間教官が生きているというか、「風間教官がいらっしゃるな」って思うので…。 木村さん「風間」で良いよ(笑)。 齊藤さん木村さんの風間教官は、世界一カッコ良い教官だと思いますね。 倉さん僕は、この「教場」シリーズは、「風間公親という人」を見たくて作品を観ていました。だから、「何がこんなに魅力的なんだろう?」ってすごく考えたんですが、「隙がない」っていうところが、一番大きいかなと思っています。別の方から聞いたんですが、木村さんが風間公親を演じている時って、重心のかけ方が普段と違ったり、随所にこだわりがあるんです。所作が誰よりもキレイだからこそお手本になるし、そういうところが、作品の厚みが増す魅力なんじゃないかと思っています。 MC木村さん、重心のかけ方が違っているんですか? 木村さんそれは、企業秘密です! 倉さん失礼しました(笑)。 木村さんいや、ウソウソ(笑)!それは、シリーズ第一作目を作る時から、監督とも現場で話をさせていただきました。人と対面する時、背中を見せる時、相手に対して向き合っている時もそうですが、一度も片足重心ということがなかったっていう…。「常に軸を一切動かさずにやってみたらどうだ?」っていうアイデアは監督からいただきました。なので、一作目から培ってきたものをそのまま継続したという形ですね。 MCやはり、すごい役作りを…。 木村さんいや、「役づくり」とかではないです。現場で皆さんと対峙して、生まれるものなので、自分の個人的な「こうしたいんだ!」とかっていうのは一つもないです。 MC木村さんにおうかがいしたいんですが、Uruさんの主題歌「今日という日を」の魅力を教えてください。 木村さん僕自身、この映画「教場 Requiem」に「今日という日を」という新しい主題歌をいただいたっていう話をスタッフから聞いた時に、「Uruさんが劇場版に対してまた新しいものを生み出してくれたんだな」ってすごくうれしくて、感謝すべきことだと思いました。個人的には、連続ドラマ「風間公親-教場0-」(フジテレビ系列にて放送)の時に「心得」という作品をくださって、映画「教場 Requiem」の前の映画「教場 Reunion」の主題歌も「心得」だったんです。この歌には僕自身支えられながら撮影をしていました。「今日という日を」という主題歌もそうなんですが「心得」の中にも共通して「行け」という言葉が出てくるんですね。その言葉はUruさんが生み出した感情と景色と言葉なんですが、風間公親という登場人物を演じた上で曲を聴くと、Uruさんが彼の代弁をしてくださっていると感じます。巣立っていく人、巣立てなかった人たちにすらも「行け」という言葉を渡すことによって、「前に進め。後ろを振り返ったら私がいる」と思わせてくれる強いワードが歌詞にあった時に、すごくありがたいものをいただいたという気になります。 MC本日は大ヒット舞台挨拶ということで、より映画を深掘りできるティーチインを会場の皆さんと一緒にやっていければと思っております。「教場」シリーズについて、中江監督に聞いてみたい質問がある方は挙手していただければと思います。まずはSNSで募集した質問を監督にぶつけてみようと思います。 警察学校の授業で一番好きな授業は何ですか? 【SNSの質問】 中江監督好きな授業? 僕、授業は受けてないですよ。 木村さん質問をそのまま質問で返しましたね(笑)? 中江監督好きな授業…? あの、みんなが大変だった点検とか行進の…あれは訓練か? 授業? 木村さんあれは訓練です。でも、あれも込みなんじゃないですか? 撮影をしてきた警察学校のシーンの中で、監督の中で一番好きな部分ですよね? 中江監督すごく撮影には時間がかかっていて、みんなも毎回いろいろなところで「大変」って言っているので、その大変度を見るのが好きですね。結構、みんなが疲れきってからやっと本番に入ったりするんですよ。 木村さん現場では監督が言うように、クタクタになるまでやるんですよ。自分もそうなんですが、それこそ笠原役の(金子)大地とやった時も、中江監督が笑って「使わないけどね」って言うんですよ(笑)。それでもみんなは、「いっち、いっち…」って行進をする。行進しているところをカメラマンさんも撮っているんですが、カメラを回してないんですよ。この劇場がグラウンドだとしたら、ここ(舞台上)からスタートして、向こうに行って回って帰ってきて、そこを曲がってくるちょっと前になったらサインを出すんです。スタッフは「あぁ、そこからしか使わないんですね」みたいな感じで撮影を続けます。でもみんなは、最初のところから「用意はい!」という言葉で始めているんです。 みんな、すごくやっているんですけれどね。 MCその授業が好きということですね? 中江監督えぇと…職務質問の授業が好きです(苦笑)。 木村さん変えた(笑)。 MCそれでは、会場の皆さんも、ご質問のある方はいらっしゃいますか? 木村さんこれ、(お客さんの)声届きます? MCスタッフが参りますので…。 木村さんじゃあ、行くわ! ■木村さんが客席に降りて、マイクランナーを務める。 木村さん(質問者の方に)どちらから? 質問者小平です。 木村さん下のお名前は? 質問者ヨウコです。 木村さんじゃあ監督に質問どうぞ。 シリアスな場面がかなり多かったと思いますが、キャストの方々にかける言葉や何か気をつけていたこと、団結力を深めるために気をつけていたことなどはありますか? 【会場からの質問1】 中江監督難しい質問ですね…。生徒たち同士が揃って集まって、練習をしたり声の張り方を「頑張れよ!」って言いました。 木村さん付け足すと、「頑張れ」なんて言っていないからね(笑)。 中江監督あんまり言っていないです(笑)。そこは自主性に任せていました。 MC他にも手が挙がっています。 木村さん(壇上の綱さん、倉さんに向かって)二人も。 綱さん&倉さんはい! ■倉さんが客席に降りてマイクランナーに。 平田さんの一度辞めてから最後の演技がすごかったです。(SPドラマ「教場」で)退校した時からこの最後の場面は思い浮かんでいたのでしょうか? 最後の「ハレルヤ」って言う木村さんのセリフは台本通りだったのでしょうか? またはアドリブだったんでしょうか? 【会場からの質問2】 中江監督最初の質問に関しては、一作目からまさかこんなに続くとは思っていませんでした。一作で終わると思ったので、最後に平田が…とは全く想像していないです。最初のSPドラマ「教場」で終わるつもりが、たまたまSPドラマ第2弾「教場II」があり、連続ドラマ「風間公親-教場0-」があり、そして映画まで来たので、そこまで考えてはいなかったです。最後の「ハレルヤ」は台本にありました。風間教官…風間ちゃんが(笑)。 木村さん業界人っぽく言うな(笑)! 中江監督呼び捨てにするなって言うから(笑)。風間教官が返すところですよね? 木村さんあれは台本にありました。 中江監督いろいろな言い方をしてくれました。 ■会場から「聞きたい!」の声が上がる。 木村さんいや、質問は受け付けます。 倉さん(質問者の方に)ありがとうございました。 ■続いて、綱さんがマイクランナーを務める。 木村さん(綱さんに向かって)移動の時はどうやるんだっけ? ■木村さんに言われると、綱さんが劇中と同じように劇場の通路を駆ける。 齊藤さん身体に染み付いている…(笑)。 生徒役の皆さんや木村さんは、役に入るために本物の教場を見学させてもらったりはしたんでしょうか? 【会場からの質問3】 中江監督木村さんと私は行きました。最初のSPドラマ「教場」の時に、二人で警察学校に行っていろいろな訓練を全部見せてもらいました。それ以降は、すごく厳しい元警察官の警察指導の方にかなり厳しい指導を生徒たちにやってもらっています。 綱さん(次の質問者の方へ移動して)よろしくお願いします。 「教場」のシリーズはいろいろなシリーズがあると思うんですが、今回の映画「教場 Requiem」へキャスティングされる上で、どういう基準・どういうキャラクターにしようと思ってキャスティングをされたのかお聞きしたいです。 【会場からの質問4】 中江監督難しいことを聞きますね。当然ですが原作がありまして、ほぼ原作に則ったエピソードです。キャスティングに関しては、キャスティングのプロデューサーとか、いろいろなスタッフたちと話し合いながら「この役はこの人が良いんじゃないか?」って試行錯誤をしながら決めました、と言うしかないですね。 ■再び木村さんがマイクランナーを務める。 撮影していても使われなかった部分があるとおっしゃっていましたが、カットしたシーンで、監督が好きなシーンがあれば教えていただきたいです。 【会場からの質問5】 中江監督好きなシーンは劇中に残っているので難しいですが…、使われなかったシーンはいっぱいあります。ここだけの話、この作品は2時間半ぐらいの映画ですが、本当はもうちょっとあって「国宝」並みに長かったので、結構カットしました。十崎(森山未來)が半グレの連中を処分する映像を撮りましたが、使いませんでした。だから、彼が生き残っているっていう説明なのですが、そこはもう良いなって…。ここだけの話ですよ。 質問者全然良くないです! 中江監督(木村さんに向かって)言わせたでしょ(笑)! 木村さん違うよ! 本人が「撮ったけど使いませんでした」って監督が言ったら、横で「全然良くない!」って言うから(中江監督に)「伝えて」と…。 中江監督すみません(笑)。 MCちなみにどなたのファンなんですか? 質問者倉くんです。 ■倉さんが質問者のもとへ駆けつける。 倉さんありがとうございます。 MC先ほど主題歌についてのお話がありましたが、19時を過ぎたのでうれしい報告があります。「心得」と「今日という日を」の二曲を使ったスペシャルPVがYouTubeにアップされました。 木村さんそれは、ここで観ることができるんですか? MCできないので、後ほどチェックしていただきたいです。そしてもう一つお知らせがあります。NETFLIXで好評配信中の映画「教場 Reunion」ですが、3月7日に東京・名古屋・大阪・福岡の四都市でイッキ見上映されることが決定しました。以前開催(「完成披露試写会」)したことがあるんですが、5時間を超える長時間のイッキ見上映となります。映画館で二作品を同時に観ることができる最後のチャンスかもしれません。監督これは楽しみですね? 中江監督はい。僕は観られるんですか? MC劇場に行けば監督も見られますよ。 木村さん監督だったら普通に「監督の中江です」って言えば「どうぞ」ってなるでしょ? 中江監督いやいや、チケットを買って行きますよ。 木村さん福岡・大阪・名古屋・東京ですもんね? 監督頑張って行ってきてください。 MC監督、お時間は空いていらっしゃるんですか? 中江監督僕が一人で行くんですか?(木村さんに)一緒に行こうよ。僕一人じゃあれだから…。行くよね? 木村さん後で連絡します。 中江監督誰か必ず連れて行きます! MC最後に木村さんからメッセージをお願いします。 木村さん今日も劇場に足を運んでくれた皆さんには本当に感謝しています。ありがとうございます。こうやって作品を受け取ってくださった皆さんと、いろいろなお話ができるのは一番うれしいです。またこんな機会が持てるように、自分もちょっとワクワクしながら待ってみたいと思います。今日は本当にありがとうございました。