「ロマンティック・キラー」ロマンティック御礼舞台挨拶
- 公開後舞台挨拶
ロマンティック御礼舞台挨拶
「ロマンティック・キラー」の公開を記念して12月22日、東京・日比谷のTOHOシネマズにて、“ロマンティック御礼舞台挨拶”が開催されました。上白石萌歌さん、高橋恭平さん、木村柾哉さん、中島颯太さん、英勉監督が登壇して、劇中の数々のロマンティックシーンについて語り合いました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートします!
上白石萌歌さん
星野杏子役
高橋恭平さん
香月司役
木村柾哉さん
速水純太役
中島颯太さん
小金井聖役
英勉監督
上白石さん
本日は、とても寒い中、お越しいただき、本当にありがとうございます。上映後のイベントなので、すでに皆さんの心はロマンティックで埋め尽くされていると思いまが、よりロマンティックな楽しい気持ちになってもらえるように、みんなで楽しくお送りしたいと思います。最後までよろしくお願いします。
高橋さん
本日はお集まりいただきありがとうございます。短い時間ですが、皆さんと楽しんでいければと思います。
木村さん
本日は寒い中、お越しいただきありがとうございます。皆さん、映画は楽しめましたか? 楽しかったですか? (会場:拍手)ありがとうございます。
公開から10日経って、本当にたくさんの方に劇場に足を運んでいただき、ロマンティックを感じてもらえて本当に幸せです。今日は短い時間ですが楽しんでいきましょう。
中島さん
今日はありがとうございます。すみません。このメンバーが集まるということは、今日もすごいボケ数になると思います(笑)。しっかりツッコミ役・“ボケキラー”として頑張りたいと思います!
英監督
謎のSAT役をやりました、藤原…。
高橋さん
違います、違います! 丈くん(高橋さん所属のグループ・なにわ男子の藤原丈一郎さん)じゃないですね。
英監督
やっぱりメンバーが出ているってことで協力を…。あ、謎の刀剣(中島さん所属のグループ・FANTASTICSの佐藤大樹さんの役)…。
中島さん
まともなことを一回も言わないんですよ…(笑)。
英監督
JO1の(木村さんと同じ事務所のJO1の與那城奨さんで挨拶しようとする)…。
高橋さん
もういいんじゃないですか? ちゃんと全員分をやろうとするし…。
英監督
誰が止めてくれるかなって思って…。こんなイケメンに突っ込まれることは、もう人生でないと思うのでね。
本作を観ていただいて、本当にありがとうございます。こんなにいっぱいの人に観ていただけてうれしいです。
MC
公開から10日が経ちまして、皆さんの元に反響などは届いていますか?
上白石さん
私は、今ドラマを撮っているんですが、そのドラマの撮影部のちょっとコワモテのおじさまが、公開初日に観に行ってくださって「メッチャ面白かった!」と言ってもらえました。すごく熱を持って話をしてくださって。しかも、初日ですよ!
英監督
オジ(さん)に刺さってんの?
上白石さん
すごくありがたいですね。「すごく面白かった。良かったです」と言ってもらえて、頑張って良かったと思いました。
高橋さん
家族が観に行ってくれましたね。うちの家族は「すごく良かったよ」と言ってくれました。あとは、何かそこまで仲良くない友だちとかも観に行ってくれて…。
木村さん
言うな、言うな! それは言わなくても良いじゃん(笑)!
中島さん
それを聞いて、「あれって僕のことかな…?」ってなっちゃうから!
高橋さん
「ありがとう」って言っておきました。
MC
木村さん、中島さんはいかがでしょうか?
木村さん&中島さん
(同時に)僕はですね…/そうですね…。
中島さん
だってMCの方が「木村さん、中島さん」って言うから(笑)!
木村さん
僕はですね、初日舞台挨拶の中継があったじゃないですか? その時に別の映画館で、メンバーの佐野雄大が観に行って、中継も見てくれました。映画も「楽しかった」って言ってくれましたね。
上白石さん
素敵!
木村さん
まさかの中継も見てくれるっていう…。うれしいです。ありがたいですね。
中島さん
僕は後輩の子たちがメッチャ観に行ってくれて、長文で「ここが面白かったです」みたいなのを送ってくれました。それから、アリーナツアー(「FANTASTICS LIVE TOUR 2025 "BUTTERFLY EFFECT" -FLY WITH YOU-」)を昨日完走したんですが、その時のスタッフさんがメチャクチャ観に行ってくれて、「聖さん良かったですよ」とか、「あの一言を言ってください」とか言われましたね。
高橋さん
あれって?
中島さん
「この僕に温めてほしいのか」ってやつ。メチャクチャ人気でした。
MC
本作は、何と韓国と台湾での劇場公開も決定いたしました。
上白石さん
その舞台挨拶はいつですか?
MC
まだ日程は決まっていないです。
英監督
(舞台挨拶に)行くのは決まっている?
MC
行くのもまだ決まっていないんですが…。
英監督
みんなで行きます?
高橋さん
そうですね、みんなで。
MC
海外での舞台挨拶を目指して、宣伝も頑張っていきたいと思います。
英監督
いや、もうこれは「行く」ってことですよね? ネット記事になっても良い?
中島さん
ヤバいよ(笑)。
高橋さん
監督、すごいっすわ。最初からギアが入りまくって…。
英監督
言霊ってあるやん。
現地に行ったら何食べる?
上白石さん
ソルロンタン(韓国の伝統的な牛骨スープ)がいいです。
英監督
これ、もうネット記事になりますからね。「ソルロンタン」ってね。
MC
はい、ではぜひ行きたいということで、皆さん頑張りましょう!
さて、本作は公開してから、SNS上でも本編の中に散りばめられた「どこかで見たことあるラブコメあるある」――通称“ロマンティック・トラップ”が大きな話題となっております。杏子を恋に落とすためのロマンティック・トラップはなんと40個に及び、恋愛に関係ないあるあるも含めると69個も本編の中にあるとうかがいました。
英監督
そうですね。パンフレットに書いてあるので、ロビーでお買いお求めいただいて…(笑)。
MC
今回は本編上映後の舞台ですので、ネタバレを気にせず、いろいろお話をうかがっていきたいと思っています。
事前に映画の公式SNSで一般のお客さんから、本作を観て気になったシーン、疑問を持ったシーンについて募集しました。その中から、応募が多かったシーンについて、この場でいろいろお話をお聞きたいと思います。
【最もご意見や質問が多かったシーン:廊下のシーン】
「イケメンのムダ使いすぎる」
「一番短かった撮影時間の人は誰ですか?」
上白石さん
うわ! 人生最大のモテ期。ヤバい。みんな、矢印が私に向いている(笑)。
MC
いろいろと質問が届いていましたが、そもそも監督はあのシーンの演出や、着想はどこから始まったんでしょうか?
英監督
萌歌さんが「私、アクションメッチャ楽しみです」って言っていたので…。
上白石さん
ちょっとやめてください(苦笑)! やめてください!
英監督
でも、言いましたよね?
上白石さん
言いましたけど…。いや、違います。それは、ちょっと前に別の作品で、本当にちょっとだけアクションをかじったことがあって、それがメッチャ楽しかったんですよ。でも、実際にやるアクションの動画を見せてもらったら5分以上あって、ちょっと血の気が引いたというか…。
MC
実際にやられてみてどうでしたか?
上白石さん
大変でしたね。あの廊下のシーンは1週間くらい撮影にかかりましたからね。毎日対戦相手が違って、一日三人ぐらいですかね?
英監督
そうですね。
上白石さん
毎日傷だらけで楽しかったですね。
MC
メンズチームの皆さんは、この中で、印象に残っているロマンティック男子はいますか?
木村さん
僕は「謎の美容師男子(犬飼貴丈)」ですかね。彼だけやられ方が、異常に優しくなかった。太ももに…あれは結構、衝撃的でした。
高橋さん
僕は、やっぱり藤原丈一郎のSATですかね。あの少ない登場シーンで、英語であのパンチ力っていうのは、やっぱり丈くんだからできたお芝居だったと思いますね。
MC
高橋さんはオフの日も撮影現場に応援に行かれたそうですね?
高橋さん
行きましたね。僕がアップした次の日が丈くんの撮影だったんですけど、ちょうどオフだったので、現場見学をしました。その時ちょうど丈くんと奨くん(與那城奨/謎の兵士)と大樹(佐藤大樹/謎の刀剣)がいました。だから、差し入れを持って…。
英監督
宮田(俊哉)さん(謎のイケメン教師)の撮影の時は来なかったけど…。
中島さん
あれ? たしかにそうかも…。
高橋さん
そういうことを言うと、何かいろいろなことになるでしょ! 違います! その時は仕事があったんです! そこだけ言うと、僕がその時だけ行っていないみたいに聞こえるじゃないですか! やめてください。宮田くん、行きますよ! 行きたかったですよ!
中島さん
今、「行きますよ」って言った(笑)?
高橋さん
まだ間に合うかなって思って…。今度、おうちに行かせてください!
MC
その時はたまたまスケジュール合わずということですね。
高橋さん
そうです。スケジュールが合わずです!
MC
中島さんの印象的な男子は?
中島さん
やっぱり(白濱)亜嵐さん(謎の不良学生)が、僕や大樹くんよりも先に出ちゃうという…(笑)。改めて大画面で観るとイケメンだなって思いました。キレイな顔すぎるのに、かわいいもの持っているんで、そのセットにキュンキュンしましたね。
【ご意見や質問が多かったシーン:台風の中の司のシーン】
「なぜこの台風で司はいけると思った?」
「クールな香月くんの唯一のコミカルシーンでメッチャ笑いました」
高橋さん
本当に香月司の唯一と言っても良いおちゃめなシーンというか、本当にかわいらしいですよね。ここで、唯一ワイヤーで引っ張られるアクションだったんですが、すごく面白かったですね。本当にぶっ飛んでいたというか…。
中島さん
これワイヤーありだったんだ?
高橋さん
そうそうそう。
英監督
これ、全部ライブなのよ。本当に雨と風とね。
上白石さん
そうですよ、何言っているんですか?
中島さん
嘘はダメですよ?
英監督
本当に雨を降らせて、合成は何もなし。
中島さん
どこまでが本当か分かんないな。
英監督
ボケていないです。
高橋さん
うん、どう乗ろうか迷っているもん(笑)。
MC
本当に激しい雨を降らしている中での撮影ということですが、ただ、そんな中でも高橋さんは雨に濡れないというウワサもありました。
高橋さん
そうですね。新しく「ゴアテックス恭平」という名前をいただきました。
高橋さん
「ゴアテックス」というものに気づきました。濡れない素材なんだ、僕って…。
木村さん
濡れない素材・ゴアテックス恭平?
高橋さん
そう。僕の皮膚は水を弾くんだって。
上白石さん
本当に濡れていなかったんですよ。私は、ビショビショなのに恭平くんの方を見たら、1ミリも濡れていなかったので、私がその場で命名しました。
高橋さん
ぜひ、「一家に一台高橋恭平」って感じでよろしくお願いします。
上白石さん
何用(笑)?
【ご意見や質問が多かったシーン:香月と純太が向かい合って食事するシーン】
「パプリカと金目鯛のシーン最高です。」
「好きな曜日のところアドリブ?」
「実際に好きな曜日なんですか?」
高橋さん
もっと他にありましたよね(笑)?
英監督
ありますよね。
高橋さん
もっといっぱいあったはずやねん。
MC
このシーンはどのような流れで撮影されたんでしょうか?
木村さん
これはもともと台本にはなくて、リハーサルの時に監督が言った「純太って料理とか分からなそうだよね」みたいな一言がきっかけなんですよ。カメラが回ってからは、僕の恭平…、僕と恭平でアドリブで…。
高橋さん
(「僕の恭平」発言に)いやぁ、すみません(笑)。
中島さん
ロマンティック(笑)。
木村さん
そういうつもりじゃなかったんですが…(笑)。
僕と恭平のアドリブで撮影をしたんですが、恭平が料理の素材の名前を知らなくて、僕がボケても、恭平が答えられないっていう…。
高橋さん
ありましたね。突っ込む内容が分からなかったからね。正解が分からんっていうのが、一番難しかった(笑)。
英監督
これは本当にほったらかしでした。
木村さん
全然カットがかからなくて…。
英監督
こういう時は、香月の顔と純太の顔を撮らなきゃいけないから、撮影は一回では済まないんですよね。でも、アドリブだから、撮影するたびに違うので、繋がらないんですよ。
それにしても、あの金魚の言い回しは最高だったよね。
木村さん
ありがとうございます!
英監督
本当に「こいつ知らないな」って感じになっているもんね。
木村さん
さすがにね、僕は分かりますよ。
高橋さん
僕も分かっているよ、分かっているんだよ。きゅうりかズッキーニかって話でしょ? 金魚か金目鯛かって話でしょ? さすがに分かりますよ。
中島さん
そこはね、あえてね。
高橋さん
そう、あえてですよ。
【ご意見や質問が多かったシーン:コンビニでの聖のシーン】
中島さん
監督と話をして、一回リハーサルをしたんです。でも本番ではなかなかカットがかからなくて…。
MC
「僕に温めてほしいのか?」以外にもいろいろなパターンを?
中島さん
袋を出す時に「これも必要なのか?」とか「包んでほしいのか?」「くれてやる」とか…。御曹司を経験したことがないので、どういうことを言ったら良いか分からなくて、メチャクチャ挑戦しましたね。
英監督
バイトリーダーの藤堂くんって役者さんが、急にハガシをやってくれて…。
上白石さん
あれ、メッチャ面白かったです!
英監督
あそこからだんだん調子が出てきました。
上白石さん
バイトリーダーはうれしそうなんですよね。お店の売り上げが上がるから、ニコニコしながらハガシをしている。
MC
上白石さんは横で見ていたんですよね?
上白石さん
私も突っ込まなきゃいけないのに、どんどんバリエーションが増えていくから、それに対応するのが大変でした。でも、楽しかったです!
MC
ここまで主演四名の皆さんを中心に、いろいろなプロモーション活動にご協力いただきました。年内のイベントとしては、この舞台挨拶がラストになります。いろいろとロマンティックを振りまいていただきましたが、ここまで振り返ってみていかがですか?
上白石さん
楽しかったですよね。意外と撮影で四人が揃うのが数日しかなかったので、取材をやっていく中で「こういう人なんや」って…。
中島さん
なんで関西弁?
上白石さん
この二人が関西人だから。…うつらない?
木村さん
分かります。分かるわぁ…。うつるわぁ…。
高橋さん
すごい関西弁(笑)。
上白石さん
楽しかったですね。「こんな人なんや」っていうのが続いてすごく楽しいプロモーションでしたね。
中島さん
あとは、胸キュンというか、いろいろな対決をやりすぎて、最後の方はおかしくなってました。
高橋さん
「ロマンティックとは?」みたいな感じでしたね。何がなんだか分からなくなって…。
木村さん
あとは「消灯式」とか印象的ですよね。噴水とかもあって、イルミネーションもめっちゃキレイで…。ちょっと心残りなのが、あのバス。街中でも広告のバスに乗りたかったな。
上白石さん
渋谷でね。
木村さん
そうそうそう。そこがちょっとだけ心残り。
MC
監督は四人の奮闘ぶりいかがでした?
英監督
良いんじゃないですか?
上白石さん&高橋さん&木村さん&中島さん
「いいんじゃないですか」(笑)。
高橋さん
ありがとうございます(笑)。
MC
今回は、映画「ロマンティック・キラー」を通して感じたことを渾身の一文字で皆さんに発表していただければと思っております。一文字なので漢字でもひらがなでも記号でもOKです。
【上白石さんの渾身の一文字:!】
中島さん
いきなり一文字で(笑)。
上白石さん
「記号も可」とありましたので、「!」にしました。
撮影中、毎日何が起こるのか分からなくて、毎日違う作品を撮っているような高揚感がありました。「明日はどんな人生が待っているんだろう?」と思いながら日々を過ごしていました。それから、プロモーション中もすごくロマンティック・トラップをたくさんかけられて、1ミリも油断ができない日々だったので、「!」にしました。
【中島さんの渾身の一文字:ロ】
中島さん
じゃあ、次は僕いきます。カタカナの「ロ」と、漢字の「口」です。Wミーニングです。
「ロマンティック・キラー」の「ロ」と、この四人は本当に口数が多いことに僕もビックリしているので、それを掛けました。あと、角が四つなので「四人の絆」みたいな形でもあります。
高橋さん
それはホンマ? 今考えたわけではなく?
中島さん
トリプルミーニングです!
高橋さん
「もうちょい熱いことを付けたしとこうかな」って、今頭をフル回転したやろ?
中島さん
頑張りましたね。
【木村さんの渾身の一文字:干】
木村さん
じゃあ、僕いきますね。こちらです!
中島さん
何ですか、これは?
木村さん
「干す」です。主にプロモーション期間のことなんですが…。
高橋さん
干す?
木村さん
ちょっと聞いて(苦笑)!
高橋さん
ごめんごめん(笑)!
木村さん
リリの絵付きなんだけど…。
上白石さん
(痩せこけたような顔のリリを見て)飢えたリリ?
木村さん
干からびているでしょ?
高橋さん
干されたリリ?
中島さん
聞こうや、みんな! 柾哉くんが頑張って伝えようとしているから!
高橋さん&上白石さん
ごめんごめん!
木村さん
主にプロモーション中のことなんですが、ロマンティックを求められることが多かったじゃないですか。それで、「僕がロマンティック干からびちゃいましたよー」っていう意味。
上白石さん
ダメじゃん!
中島さん
まだ、映画が公開中なんですけれども…。
高橋さん
だから、「皆さんにもっと観てもらって、僕の干からびたロマンティックを満腹にしてくれよ!」ってことですね?
木村さん
そうそう!
中島さん
(高橋さんに向かって)柾哉くんに甘いなぁ…。柾哉くんに甘いって、あんた!
高橋さん
「もっと観てね!」ってね。
木村さん
「もっと観ないと僕、ロマンティック・ゲージがたまらないよ!」っていう。
高橋さん
「まだ細いよ!」ってね。
中島さん
本当に柾哉くんに甘いって!
上白石さん
ロマンティスト代表としてどうなのよ?
中島さん
キラーされるよ。
上白石さん
そうだよ。キラーするよ?
木村さん
すみませんでした(笑)。
上白石さん
素直でよろしい(笑)。
MC
最後に高橋さん、お願いします。
高橋さん
満場一致でこれかな、と正直思ってました。それを僕が代表して言わせていただきます。一文字ね、いきます。
【高橋さんの渾身の一文字:英大好きー】
中島さん
何してんねん!
上白石さん
監督がちょっと照れていますね。
英監督
Yahoo!ニュース出たらどうすんの?
高橋さん
良いでしょ?
英監督
僕が炎上したらどうすんの?
高橋さん
それも良いじゃないですか。
本作は、元を辿れば監督のおかげです。この四人を引き合わせてくれたのは「ロマンティック・キラー」という作品で、作品ができたのも監督のおかげですから!
上白石さん
(監督を見ながら)あ、やばい?
英監督
(手で目を抑えながら、嘘泣きで)ありがとうございます…。
中島さん
めちゃめちゃ笑っていた。
高橋さん
本当にマジでありがとうございます。文字的には六文字くらい?
木村さん
多すぎだって(苦笑)!
中島さん
これ(高橋さんのフリップ)がチラッと見えて、恭平に行ったらヤバいと思って「僕がいきます」って言ったんです。
上白石さん
ありがとう(笑)。
英監督
いやもう、恭平くんのフリップで死ねるなと(笑)。ありがとうございます。(木村さんのフリップを指して)これはちょっと分からん。
木村さん
何でですか?
英監督
まあ、でもそれで良いと思う(笑)。
高橋さん
それでいいよ。
中島さん
甘いねん!
MC
では最後に皆さんに締めのご挨拶をお願いします。
英監督
本当こんなに満員のお客さんの前で…、こんなにいっぱいになってくれるんだったら、何回やっても良いですね。計算すると、あと三万回ぐらいこれをやると「国宝」を超えるんですよ。
上白石さん&高橋さん&木村さん&中島さん
やりましょう(笑)!
英監督
僕だけで良ければいつでもやるので呼んでください。今日は本当にありがとうございました。
中島さん
本作がいろいろな方に届いているのを、ひしひしと感じます。いろいろな方から「映画に出ていたね」と言われることもうれしいですし、たくさんの方に観ていただき、ロマンティックになっていただきたいと思います。今日はありがとうございました。
木村さん
改めて、本作を観て、舞台挨拶も観るために、時間を作ってお越しいただいてありがとうございました。公開から10日が経ちましたが、海外でも公開されるということなので、まだまだロマンティックが日本でも世界でも溢れていけるということですね。
たくさんの方に愛される作品だと思うので、まだまだいろいろな方にロマンティックが届くように頑張ってまいりたいと思います。今日はありがとうございます。
高橋さん
本作がいろいろな方に届いていると思うと、うれしいです。まだ公開して10日ですが、これからもっともっと多くの方に届いてほしいと思います。
本当にいろいろなプロモーションをさせていただきました。そして、本作自体もいろいろな方々が助け合って、できる限りのものを集めて出来た作品です。ぶっ飛んだコメディになっていますので、皆さんにいっぱい目に焼き付けてくれたらうれしいです。本日はありがとうございました。
上白石さん
この舞台挨拶で、ひとまずみんなで駆け抜けてきたプロモーションや舞台挨拶が一段落するということで、内心すごく寂しいですね。やっぱり、この「ロマンティック・キラー」という作品は、本当にポジティブなパワーが溢れています。撮影現場でも、監督の笑い声――カットがかかる前に笑い出すのは本当にやめてほしいですが(苦笑)、監督の発する空気がいつも温かくて、私たちはそれに甘えさせてもらって、のびのびとお芝居ができました。そうやって楽しく作った作品が、こんなにたくさんの人に、温かく、楽しく届いているという現状が、心からうれしく思います。
思えば、本作の撮影に入る前は、「杏子といういろいろなものを担う役を果たせるだろうか?」という不安でいっぱいでした。でも、改めて杏子という役と出会えて、そして何より、この舞台に立っているみんなと出会えたことが、私にとって、すごくハッピーでロマンティックな出来事だったと思っています。
本作は、私も大好きな、大好きな作品なので、もっと皆さんにとって大事な作品になれたらいいなと思います。そして、よりたくさんの方に本作が届いていけたらいいなと思っています。これからも「ロマンティック・キラー」をどうかよろしくお願いします。