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「ゴーストブック おばけずかん」公開御礼舞台挨拶「ゴーストブック おばけずかん」公開御礼舞台挨拶「ゴーストブック おばけずかん」公式サイトどんな願い事も叶えてくれる"おばけずかん"を手に入れた子どもたちが試練に立ち向かう姿を描く、山崎貴監督の最新作「ゴーストブック おばけずかん」が公開となりました。7月28日にはTOHOシネマズ 日比谷で公開御礼舞台挨拶が開催され、城桧吏さん、柴崎楓雅さん、サニーマックレンドンさん、吉村文香さん、神木隆之介さんが登壇しました。さらにおばけの声を担当した釘宮理恵さん、下野紘さん、杉田智和さんがサプライズで登場し、キャスト陣と初対面を果たしました。子どもたちが主題歌「異世界混合大舞踏会(feat. おばけ)」のダンスも披露し、大いに盛り上がったこの日のイベントの模様を詳しくレポートいたします!公開御礼舞台挨拶坂本一樹役城桧吏さん工藤太一役柴崎楓雅さん飯田サニー宗佑役サニーマックレンドンさん橘湊役吉村文香さん古本屋の店主役神木隆之介さん城さん皆さん、本日はお越しいただきありがとうございます。新垣さんが欠席のためすごく緊張しているのですが、最後の舞台挨拶ということで楽しんでいけたらと思います。柴崎さんこのメンバーとお会いするのも今日で一区切りとなり寂しくなります。また本日は新垣結衣さんとご一緒できない心細さも感じておりますが、皆さんと一緒に楽しい時間が過ごせたらと思っています。サニーマックレンドンさん本日はお越しいただきありがとうございます。何回も映画を観に来てくれる人もいるようで、とてもうれしく思っています。この映画を観て気に入ってくれたら、周りの友だちを誘ってまた映画を観に来てください。吉村さんいつも横にいてくださった新垣さんがおらず、不安で緊張していますが、ともに楽しい時間を過ごせれば良いなと思っています。神木さんめちゃくちゃ暑い中、来ていただいてありがとうございます。少しの時間ですが、ゆっくり楽しんで行ってください。MC本作の舞台挨拶も四回目となりましたが、慣れてきましたでしょうか? 公開初日舞台挨拶では、新垣さんから表彰状を受け取る場面もありました。表彰状をもらったからには「どんなサプライズもどんと来い!」といった感じでしょうか。 城さん舞台挨拶は絶対に緊張します。サプライズについては「どんと来い」というよりは、「してもらったらうれしいことだな」と感じています。感動して心も温まりますし、サプライズ大好きです。神木さんこの間のサプライズはびっくりしましたか? 城さん本当にびっくりしました! 最初は僕たちが、新垣さんと山崎監督と神木さんにサプライズをするという話だったんですが、先に新垣さんたちからサプライズがあったので...。「あれ?僕たちじゃないの?」と思ってめちゃくちゃ焦りました。でも、うれしかったです。 柴崎さんサプライズは本当にびっくりしました。いつも桧吏くんとサニーが(舞台挨拶が)始まる前に「緊張する〜」と言っているんですが、その二人を見ていると逆に僕は緊張せずに、楽しく臨んでいます。 サニーマックレンドンさんさっき桧吏くんが言ったように、自分たちがサプライズをするだけだと思っていたんですが、 新垣さんから表彰状をもらって、第一にあったのは驚きでした。僕たちが渡した手紙もあって、新垣さんがくれた表彰状もあって、本当に舞台挨拶は楽しいなと思いました。でも、やっぱり緊張が勝ってしまいます。さっきの(最初の)挨拶の時も言うことを忘れて一回止まってしまったので、慣れている人はすごいと思います。でも本当にサプライズはうれしかったです。 吉村さん今日は四回目の舞台挨拶ということですが、まだまだ噛んでしまったりと緊張しております。先日のサプライズもすごくうれしかったんですが、自分でもあんなに動揺して良かったのかと思うくらい、びっくりしてしまいました。慌ててしまったところがあったので、次はないかなと思いますが、次からはもっと動揺しないようにしたいと思います。 MC公開から一週間が経ちました。「映画を観たよ」という方から感想は届いていますでしょうか。 神木さん届いています。地元の友だちからも連絡が来ました。「いいね、一緒に冒険できるような映画だね 」というコメントをいただくので、「みんな観てくれているんだな」「一緒に冒険をしてくれているんだな」とうれしかったです。MC皆さんに"推しおばけ"、お気に入りのおばけについて伺いたいと思います。神木さんはいかがですか? 神木さん(本作はおばけが)いっぱい出てきましたからね。僕は子どもたちや瑤子先生と一緒のシーンはそんなになく、ずっと図鑑坊とお芝居をしていました。図鑑坊の声を右耳で聴きながら、本番は何もないところに向かって「図鑑坊がここにいるんだ」と思いながらお芝居をしていたので、やっぱり僕の中では図鑑坊が一番絆が深いおばけなんじゃないかと思っています。かわいいですしね。 城さん僕は山彦(やまびこ)が好きです。山彦はくるくると回って飛んだりする能力があって、それも面白そうですし、相手の技を跳ね返したりするのがカッコ良くて、自分でも使いたいなあと思ったりしました。 MC映画の中では、山彦と遭遇するために、みんなで大きな声で呼びかけるシーンがありました。もしよかったら今、やってみてもらっても良いですか? 城さん叫ぶ...? お〜い、山彦ー!山彦お〜い、山彦ー! ■「お〜い、山彦ー!」という山彦の声が場内に響き渡り、びっくりした子どもたちが「え?」と顔を見合わせる。MC何か聞こえましたか? もう一回、呼んでみますか? 城さんええ...!? (戸惑いながら)お〜い、山彦ー! 山彦お〜い、山彦ー! 神木さん「柴崎です!」って言ってみて。 柴崎さん柴崎でーす! 山彦柴崎でーす! 柴崎さんこんにちは...! 山彦こんにちは...! 一反木綿おい、山彦! 静かにしていないとダメだろう! 山彦すみません。 図鑑坊もう! 隠れているのがバレちゃったじゃないか! ほらほら! お客さんも待っているから出ていっちゃおう! ■おばけたちの声に子どもたちは「ええ!?」と驚きっぱなし。 MC実は子どもたちの「声優さんに会いたい」という願いを叶えるために、おばけたちがこの会場に駆けつけてくださいました。皆さん、心の準備はよろしいですか? 図鑑坊役の釘宮理恵さん、一反木綿役の下野紘さん、山彦役の杉田智和さんです!図鑑坊役釘宮理恵さん一反木綿役下野紘さん山彦役杉田智和さん釘宮さん皆さんこんにちは。今日はよろしくお願いいたします。下野さん皆さんこんにちは。よろしくお願いします!杉田さん山彦なので、呼ばれたので応えました! よろしくお願いします。MC声優さんと実際にお会いして、いかがですか? 吉村さん撮影中、おばけは目の前にいなかったんですが、耳から(おばけたちの)声を聴いていました。おばけって本当はいないものですし、すごく難しいと思うんですが...。何て言ったら良いんでしょう...すごく上手って言ったらめちゃくちゃ上から目線になってしまうので...。(登壇者の皆さん:笑) すごいなって思っていました。 下野さん&杉田さんありがとうございます! 釘宮さんうれしいです! サニーマックレンドンさん本当にびっくりですね! 演技の時はずっと声だけ聴いていて、実際に会ったことはなかったんです。でも、おばけの声と実際の声が本当に似ているんですね。(登壇者の皆さん:笑) 会えてすごくうれしいです! ありがとうございます。 釘宮さん&下野さん&杉田さんありがとうございます! 柴崎さん本当に言葉が全然出てこなくて、何を言ったら良いのかちょっと分からないんですが...。杉田さんと下野さんが、僕の好きなアニメに出演しているので...。ああ、本当にマジでうれしくて! 本当に泣きそうなくらいうれしくて...(涙を流し、うなだれる)何を本当に話したら良いのかよく分からないです。(涙を拭う)下野さん良い反応です。ありがとうございます! 杉田さん(僕たちは)こういう子たちに支えられているんだよ。 下野さん本当にそうだよね。 柴崎さんありがとうございます!(会場:拍手) 城さん撮影当初から、みんなで(おばけ役の声優と)「会えないかな」とずっと言っていたんです。本当に目の前にいるのが信じられないです。ヤバいです! ありがとうございます! (本作オリジナルの)ゴーストブックTシャツも着ていただいている! 釘宮さん着てきました! 神木さん僕もアニメが大好きなので、幸せです。釘宮さんとは撮影する前に一度、図鑑坊と店主の掛け合いをリハーサルした時に「実はずっと前に会っているんだよ」と言ってくださったんです。僕が小学三、四年生くらいの頃にご一緒していて、それを覚えていてくださっていたんです。めちゃくちゃうれしかったです。 釘宮さん私にとっても、初めて子役さんと共演するということで(その時のことが)すごく印象深くて覚えていました。 神木さんありがとうございます。うれしいです。 釘宮さん私もうれしかったです! MCおばけ役の声優の皆さんは、本作に出演されてみていかがでしたか? 釘宮さん神木さんと一緒に収録をした日に、実はこの映画の美術部(の一員)に高校の同級生がいたんです。(登壇者の皆さん:驚きの声) なので、撮影所で皆さんが使っていたセットを見学させてもらって、セットの中を歩かせてもらうという、大変貴重な経験をさせていただきました。下野さん良いなあー! 釘宮さんすごかったですよ! 本当に作り込まれていて、一回だけではすべてを見切れないんじゃないかというくらい、(セットが)ものすごく細かくこだわって作られていて感動しました。 下野さん我々、行ったことないよね。(杉田さんに向かって)行った!? 杉田さん行っていない、行っていない。 下野さん行っていないよね! 良いなあー! 釘宮さん本当に偶然同級生がいたんです。収録が決まった時に(同級生が)連絡をくれたんです。上京してから初めて会いました。 下野さん僕自身、自分の演じたキャラクターが実写の俳優の皆さんと一緒に共演する機会はそんなにありませんでした。自分が声をあてたキャラクターがCGというかたちで(俳優と)共演することがすごく新鮮でした。また収録に関しても「口元を撮らせていただいて、資料として使わせてください」というお話がありました。セリフを読みながら、口元だけずっとカメラで撮られているというのは、すごく不思議な気持ちでした。「必要以上に口を開けたほうが良いのかな」とか、いろいろなことを考えながら収録しました(笑)。通常のアニメの収録とはまた違う雰囲気で、緊張感があって楽しかったです。杉田さん山崎監督の作品は観ていて、個人的に気になっていた監督さんだったので、今回出演できてとてもうれしかったです。夏休みに家族で観られる映画です。大人って、昔は子どもじゃないですか、子供の頃も思い出せるような作品なので、大人にも観に来てほしいですし、そういった作品に関われたこと自体がとても光栄だったなと、幸せを噛み締めています。MC星野源さんによる主題歌「異世界混合大舞踏会(feat. おばけ)」には、お三方もコーラスとして参加されているんですよね。 釘宮さん収録の時に、最初は「キャラクターではありますが、メロディに沿って"音楽"という感じでやってください」というお話をいただきました。でも、最後の方は「盛り上がってノリノリで叫んじゃおう!」みたいな感じでした。星野さんがいろいろとディレクションをしてくださってすごく楽しく収録できました。 下野さん僕は逆でした。最初は僕もメロディに合わせていたんですが、「ちょっと一回、ノリノリで行ってみませんか」と言われてノリノリでやったんです。でも、相当主張が強かったんでしょうね。「下野さん、すごく楽しい気持ちが伝わってくるんですが、今度はちょっと抑えてください」と言われました。どこが使われたんだろうなと思ったら、その抑えた方のやつでした(笑)。星野さん自身、あくまで「ゴーストブック おばけずかん」の主題歌として作ったもので、「キャラクターソングではないので、少し抑えさせてもらいました。ごめんなさい」と言っていました。 杉田さん他でもない星野源さんからのオファーということで、話が来た時に自然と即答で「やる」とで答えたのをよく覚えています。ただ「おばけって歌を歌うの?」と、ふとした疑問が湧いてきました。子どもの頃にキャラクターソングのCDがあって、某妖怪アニメのキャラクターソングの解説に「彼らは妖怪ですので、歌詞の通りに歌わない恐れがあります」と書いてあったんです。当時、ベテラン声優がどれだけフリーにやったのかなと思っていました。だから「そういった注意書きを添えておいてくれない?」と言ったんですが、そんなのはなかったです。すみません。(登壇者の皆さん:笑) MC会場の皆さん、"おばけダンス"はご存知でしょうか? (会場からたくさんの手が挙がる)今日は子どもたちにそのダンスを披露していただこうと思っております。サプライズもありましたが、大丈夫でしょうか? 城さん&柴崎さん&サニーマックレンドンさん&吉村さんはい、大丈夫です! MCおばけ役のキャストの方々も来てくださいましたので、おばけと本日はお越しになれなかった瑤子先生役の新垣さんへの感謝の気持ちも込めて、ダンスを披露していただきたいと思います。 ■「異世界混合大舞踏会(feat. おばけ)」が流れ、城さん&柴崎さん&サニーマックレンドンさん&吉村さんが、息ぴったりに"おばけダンス"を披露。会場からは手拍子が上がり、上半身を使ってダンスする人の姿も! ダンスが終わると、観客から大きな拍手が上がりました。釘宮さん思ったよりも(テンポや動きが)速くて難しそうで、すごかったです! 下野さん始まる前は親心なのか分からないですが(笑)、ドキドキしながら見ていましたが、すごく完璧でしたね! ステキでした。 杉田さん見よう見まねで「真似できるかな」と思ったら、全然できなくて...。(登壇者の皆さん:笑)もう一回本編を見直して、研究します。 神木さん完璧でしたし、キレキレのキレですよ! 僕も練習して踊りましたが、このダンス、すごく難しいんです。それを完璧にこなしていたみんなはすごい! そして(会場に)一緒に踊ってくれていた子もいましたね。(踊ってくれた人の方を見ながら)ね、踊れていたね! ありがとう! そうやって浸透して、みんなが踊れるものになっていることもすごくうれしいです。 MCお別れの時間となりました。城さん、最後のご挨拶をお願いします。 城さんいつもは新垣さんがいて、もう少し安心した気持ちで舞台挨拶に臨んでいたんですが、今回は新垣さんが欠席のためにとても緊張しました。でもサプライズもあり、最後の舞台挨拶も本当に楽しめたと心から思っています。これから夏休みですし、皆さん、お友だちと一緒に何回も映画を観に行ってもらえたらと思います。本日はありがとうございました!
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「果てしなきスカーレット」製作発表会見「時をかける少女」(2006年公開)、「サマーウォーズ」(2009年公開)、「おおかみこどもの雨と雪」(2012年公開)、「バケモノの子」(2015年公開)、「未来のミライ」(2018年公開)、そして「竜とそばかすの姫」(2021年公開)。過去作すべてにおいて国内外で高い評価を受け続け、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守の最新作「果てしなきスカーレット」。 12月23日「2025年東宝配給作品ラインナップ発表会」がTOHOシネマズ 日比谷にて実施され、「果てしなきスカーレット」の製作発表会見が行われました。細田守監督、スタジオ地図の齋藤優一郎プロデューサーが登壇し、世界配給が決まった同作について語りました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。製作発表会見細田守監督齋藤優一郎プロデューサー(スタジオ地図)細田監督本日は、たくさんの方にお集まりいただいてありがとうございます。おかげさまで、前作「竜とそばかすの姫」は、たくさんの方に観てもらうことができました。ありがとうございます。また新しい作品を作ることになりましたので、ぜひ興味を持って作品を観てくださればと思います。 齋藤プロデューサー「時をかける少女」から19年、いつも我々を応援してくださり、また年末のお忙しい中、細田守監督新作発表会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。 MCまずは監督より新作のタイトル発表をお願いします。 細田監督新しい作品のタイトルは、「果てしなきスカーレット」です。 MCまずは齋藤プロデューサーにうかがいます。「竜とそばかすの姫」まで、細田守監督の六作品を公開され、四年ぶりの新作「果てしなきスカーレット」が発表された、今のお気持ちをお聞かせください。 齋藤プロデューサー改めて「時をかける少女」から19年、皆さんのお力があって、今の我々があると思っています。「竜とそばかすの姫」公開時は、コロナ禍であり、緊急事態宣言中という非常に厳しい状況でしたが、66億円という70億円に近い大きな興行収入と観客動員になりました。感謝しております。多くのファンの皆さんに励まされ、今日という日があります。ありがとうございます。日本に限らず、他の国でも同じようにコロナ禍の混沌とした日常の中で、「竜とそばかすの姫」は多くの方々に観ていただきました。細田監督は、現代性の中にずっと希望を描き続けているので、これからもたくさんの方々に観ていただける作品を作る方だと思います。 MC細田守監督の作品は、世界でも愛している方がたくさんいて、国際映画祭など、世界でも多くの評価を得ています。日本のみならず世界にも作品を届けていくことについて、どのようにお考えでしょうか。 齋藤プロデューサー細田監督は、これまでたくさんのモチーフや、テーマを表現する作品を作ってきました。監督が描き続けてきたインターネットの世界を通して、今や日本と世界の垣根はない、日本があって世界があるのではなく、世界の中に日本があるのだと感じます。また、監督はその中でも、子どもや若者の成長・変化、家族の姿を描き続けています。我々の身の回りで起こるよろこびや悲しみ、その中で起こる奇跡のようなものを描き、世界中でそういった奇跡が起こっているんだという物語を作り続けてきました。だからこそ、私どもスタジオ地図は、そういった作品に呼応しなければならないという思いで、チャレンジを続けてきました。MC今、スクリーンには「全世界配給」という言葉が投影されております。これについて、ご説明をお願いします。 齋藤プロデューサー「竜とそばかすの姫」の公開後、世界では歴史の針が逆戻りするような出来事がずっと続いています。監督と「次の作品をどうするか?」と話し合った時に、「日本のマーケットだけを意識した作品にするより、世界の方々に希望をもたらすような作品を作るべきなのではないか」という議論になりました。その中で、監督から出てきた企画が今回の「果てしなきスカーレット」で、世界的なスケールと、現代性を合わせ持つ企画です。僕がこの企画を見た時の第一印象は、「世界中で社会現象が巻き起こるんじゃないか」「大変な作品になるのではないか」というものでした。そういうこともあり、僕が長年懇意にしている、アメリカで最も影響のあるアニメーションのプロデューサーに、この企画の脚本などを読んでもらいました。すると、僕と同じく「力強い作品なので、これは世界中で共感される作品になるだろう」という感想でした。その感想を聞いて、僕としても確信を持って、世界に向けた作品を作ろうと思いました。そして、この力強い作品を、どうしたら本当の意味で全世界に届けられるかを考えました。全く新しいチャレンジに挑む作品を制作するのは、容易ではありません。本当の意味でグローバルに届けるために、日本映画がまだやっていない世界が手を取り合う新しい仕組みを作らないとダメなんじゃないかと強く感じました。僕としては、細田作品で培ってきた人脈や、経験をフルに生かして、様々なことを考えました。長年パートナーとして、寄り添っていただいている日本テレビさん、KADOKAWAさんや多くの方々がこの途方もないチャレンジに賛同してくださり、背中を押してくれたことには本当に感謝しています。悪戦苦闘している中で、ハリウッドメジャーであるソニー・ピクチャーズ様の代表から「『果てしなきスカーレット』を一緒に作りたい!」「一緒に全世界の国と地域に届けよう!」という熱烈なオファーがありました。並々ならぬ覚悟と思いが双方にあったので、日米ともに新しい枠組みを作って、高度なビジネスモデルを構築することは、並大抵ではありませんでした。でも、僕らはあきらめませんでした。その結果、日本映画界、ハリウッドのメジャーとしても初の試みとなる「果てしなきスカーレット」の共同出資・共同製作に至りました。そして、東宝さんとソニー・ピクチャーズさんのスクラムを作り上げ、全世界配給をするという結果が出せました。日本は東宝さん、それ以外の国と地域はソニー・ピクチャーズさんが配給してくれます。 MCソニー・ピクチャーズさんといえば、「スパイダーマン」シリーズや「ゴースト・バスターズ」など、いわゆるハリウッドメジャーと呼ばれる配給会社です。そのソニー・ピクチャーズさんが、世界配給だけでなく、出資もされるということですね。 齋藤プロデューサーはい。そういった取り組みや仕組み自体がこれまでにない新しいものです。 MC世界配給が発表され、スタジオ地図さんの意気込みをお聞かせいただけますでしょうか。 齋藤プロデューサー例えばですが、過去にスタジオジブリさんが、ディズニーさんとタックを組んで、アメリカに風穴を開けてメジャーへと駆け上がっていったことがありました。そういった歴史を踏まえた上で、我々も新しいチャレンジを積み重ねて、その風穴をさらに押し広げていきたいと思っています。 MCここでビデオメッセージをご紹介します。日本以外の全世界での配給をされる、ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント インターナショナル・ディストリビューション・プレジデントのスティーヴン・オデールさんからです。本日、私たちがとても楽しみにしている「果てしなきスカーレット」について、皆さんにお話しできることを大変うれしく思っています。「果てしなきスカーレット」は、映画の素晴らしさをすべて兼ね備えている作品です。まずは、日本のアニメーション業界において、天才クリエイターの一人である細田監督とともに、全世界に向けた物語が作れるという無限の可能性を楽しみにしています。 「果てしなきスカーレット」は世界中に届けられる作品です。細田監督が紡ぐオリジナルストーリーには壮大なアクションがあり、素晴らしい冒険があります。そして、物語の核にはとても力強く心を揺るがすような人間ドラマがあります。これらすべてを合わせると、本作も今まで世に送り出されてきた名作のような作品になると信じています。 さて、本作の公開は2025年の冬を予定しています。昨年「君たちはどう生きるか」がアメリカで公開された時期です。その大ヒットを受けて、本作にとってもそれがベストな時期だと確信しています。ソニー・ピクチャーズからは、アメリカ、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、日本を除くアジア、中東アフリカなどの国と地域で公開を予定しています。世界中の方々が本作を観たいと思ってくださると、私たちは強く信じています。 それでは皆さん、本日のイベントを引き続きお楽しみください。そして「果てしなきスカーレット」をどうぞご期待ください。きっと、あっという間に公開を迎えると思います。本日はありがとうございました。【スティーヴン・オデールさんからのメッセージ】MC齋藤プロデューサー、オデール氏のコメントを受けて、いかがでしょうか? 齋藤プロデューサーオデールさんには、改めて「ありがとうございます」と伝えたいと思います。一緒に新しいチャレンジをしてくれることに、とても感謝しています。ただ、我々の新しいチャレンジは、単なるビジネスモデルや、世界配給といった、装置や仕組みの話だけではないと、僕は思っています。オデールさんだけではなく、ソニー・ピクチャーズのプレジデントのサンフォード・パニッチさんも、日本のチームと一緒に作品を作っています。これは日米が手を取り合って、本気で新しい未来に向かって作品を送り届けて行こうというチャレンジだと思っています。 MCコメントの中で、公開時期が「2025年冬」とありましたが、これまでの細田守監督作品はすべて夏に公開されてきました。今回、冬の公開とされたことには何か理由があるのでしょうか? 齋藤プロデューサー一つは、本作は超大作になると思っているからです。「時をかける少女」から、三年に一度新作をお届けしてきましたが、今回はこういった三年サイクルや、夏という枠組みを超えて製作する必要がありました。もう一つは、先ほど申し上げた通り、日米で、日本映画界とハリウッドメジャーで初めての取り組みを計画的に進めております。そもそもハリウッドメジャーでは、完成していない作品の公開のタイミングを、一年前から決めることが異例だと聞いております。ただ、今回のソニー・ピクチャーズ様は共同出資者ということもあり、「日本も世界も、一番良い形で興行を盛り上げられるタイミングはいつか?」と、映画祭を含めて戦略的に考え、来年の冬が最適であるという結論に至りました。 MC細田監督、ここまでのビジネス的なお話を聞かれていかがでしょうか? 細田監督今のビデオメッセージでも、「2025年の冬はもうすぐだ」とおっしゃっていましたが、完成は間に合うのかなと思っています(笑)。制作はただでさえ大変なことになっているので、ドキドキしていますが、励ましていただいたと思って、頑張って作っていきたいと思います。 MCここからは、本作について、監督にお話をうかがいます。今回の会見にあたりまして、細田監督に一枚の絵をご用意いただきました。このビジュアルから、今までにない作品の世界観になっているように思いますが、いかがでしょうか。細田監督これまでの爽やかな作品とは、毛色が違うなと感じられるかもしれません。この右上にあるのは、赤い海のような、現実の世界ではないような、厳しそうな世界です。その中に、希望の光を見ているような女性の姿があります。この女性がタイトルにもなっている“スカーレット”です。ご覧の通り、頬が汚れていて、服もボロボロで、マントを羽織って、剣を腰に携えています。主人公の彼女が強い眼差しで、一種の混沌の世界から果てしなく遠いところを見ています。シネスコサイズ(横長のシネマサイズのこと)で描いているので、一場面のような感じに見えますが、まだティザーポスターも作る前なので、今はこんな感じのものを目指して作っている段階です。すごく厳しい世界を旅している女性ですが、この女性は王女なのかプリンセスなのか? 厳しい世界を旅しながらも、アショクションや、ロマンス的なこともあって、皆さんに楽しんでもらえるようなエンタメ作品になると思います。「ワクワクするような映画の魅力を表現する作品」になると良いなという志を持って作っているところです。 MC「これまでの細田監督の作品とは違うのかなあ」という感じがしていますが、制作においてはいかがですか? 細田監督これまでも作品を作るたびにチャレンジを続けてきました。一作ごとに、壁を塗り替えるような気持ちで、「頑張ろう」という感じです。今回は、見た目が、アニメーションの技法を使いながらも、どこかそれを超えていくようになったら良いなと工夫をしているところです。「イメージボードでは、こういう絵を作ったけれど、実際はセル画です」ということではなく、「この絵が、そのまま動く」ということを前提に、頑張っております。でも、それをやるのはなかなか大変で、これまで「こういうアニメーション表現ができたら良いな」と思いながら、現実では難しい部分を乗り越えて、本作を作っていきたいと思っています。こういった挑戦は、ずっと前から準備はしていました。前作「竜とそばかすの姫」の時から、技術的な面をクリアできるか、できないかというギリギリの実験をたくさん積み上げてきました。やっと、今回はいわゆるセルアニメでもなく、ハリウッド的なCGアニメでもない、全く別の新しいアニメーションの可能性が表現できると思っています。 MC2Dのセル画でも、CGでもなく、新しい映像を皆さんにお届けできるということすね。 細田監督はい、そうです。リテラシーというのでしょうか、アニメーションの見方が世界的に浸透していく中で、新しい表現が世界各地で行われていると思います。その中で、今まで通りで良いという考えではなく、「もっと先に進まないと!」という時代になってきていると思うんです。フランスの作品「アーケイン(Arcane)」(2021年Netflixにて世界配信/Fortiche制作)も、非常に新しい表現でした。ソニー・ピクチャーズは、「スパイダーマン:スパイダーバース」(2019年公開)で、いわゆるCGアニメとはまったく違うけれど、CGアニメの影響を受けたようなルックを模索していました。世界中で、新しいアニメーションの表現が模索されて、それが実験だけではなく、観客の皆さんと共有できるのが今の世界的な流れになっています。その中で、僕らの作品も、新しい表現を作っていきたいと思っています。 MC先ほどお話しにありましたが、「竜とそばかすの姫」では、映像技術によって竜の世界の素晴らしさが表現されていたと思うのですが、そこからの連続性や進化はあるのでしょうか。 細田監督「竜とそばかすの姫」は、半分は手書き、半分はCGで制作しました。現実世界とインターネットの世界を描き分けるために、筆を持ち変えて、一方はCG、一方は手書きと、表現の方法を変えました。その結果、非常に手ごたえを感じました。異なる技法を使っても、観る方が、ストーリーの中に入っていけたことに手ごたえを感じました。そこから、さらにもっと高度なものを目指していきたいと思いました。「時をかける少女」からずっと表現を積み上げて、今日に至っています。これをやりたくて、ずっと続けてきたようなところもあります。 MC先ほどビジュアルのお話から、「アクション」や「ロマンス」といったワードが出てきましたが、本作はどのようなストーリーでしょうか。 細田監督いつもは夏公開なので、この時期には「大体こんな話です」と、お話しできるんですが、今回は来年冬の公開なので、今の段階では詳細をお話しすることはできないんです。でも、これまでと違って、冬にぴったりな内容になっています。僕は東映出身なのですが、当時のプロデューサーに教えられたことがあります。「夏は暑いからあまり難しいことを考えずに、爽やかなものを作れば良いんだ。どっしりとした映画のテーマを語るには、秋か冬が良い」みたいなことでした。確かに夏は単純明快なものが良い。そして人生について考えたりするような、大きなテーマで作るなら、秋冬が良い。でも、冬に向けてこういう内容にしたわけじゃないんですが、そういう部分でも、冬という公開時期がしっくりくるのかなと感じています。 MCストーリーの詳細は、続報をお待ちいただければと思います。細田監督は、これまでの作品でも魅力的な主人公を描かれて、世界に大きなワクワクと感動を生み出してきました。今回のヒロイン、スカーレットの眼差しからは強い意志が感じられますが、今回の主人公像について教えてください。 細田監督これまでの「おおかみこどもの雨と雪」「竜とそばかすの姫」でも、「比較的強い女性を描くことが多いですね」と言われることがありました。観客としては、物語の中で様々な困難があっても、主人公にはそれを乗り越えて活躍してほしいという気持ちがあります。それを観ることで、自分たちが励まされたいという気持ちがあると思うんです。そういった意味では、おそらく今回の主人公が、最も困難な条件の中で冒険をすると思います。そのためには、これぐらいキリッと背筋の伸びた女性の主人公である必要がありました。彼女の旅を通して、皆さんが励まされたり、希望を見いだしてくれたら良いなという思いを込めて、この主人公を作りました。 MCこれまでの作品の主人公たちを見てみましょうか。 細田監督「時をかける少女」の主人公は、女性ですね。「サマーウォーズ」は、このビジュアルの女性は夏希ですが、健二という男の子が主人公です。「おおかみこどもの雨と雪」は、花というお母さんが主人公です。「バケモノの子」は、男の子・九太が主人公です。「ミライの未来」の主人公は、くんちゃんです。そう考えると、男・女交互になっていますが、これはたまたまです。なので、「竜とそばかすの姫」は、ベルという女性が主人公で、今回も、女性主人公が続きました。MC新たな挑戦についてもう少しお話しいただければと思います。 細田監督せっかく映画を作るので、アニメーションの可能性、アニメーションを使ってもっと面白い作品ができるんじゃないかという挑戦を、常に考えてきました。ヒットしなければ次は作れないし、商業作品である以上、たくさんの方に観てもらうことが使命です。でも、それだけではなく、僕はアニメーションがとても好きなので、アニメーションの新しい表現や、可能性が広がっていくものが作りたいんです。「世界のどのような方が観ても楽しめるようなもの」、「日本のアニメーションの文脈を知らなくても楽しんでもらえるもの」、「日本のアニメーションの文脈の中にいる人が、驚きを持って新しいアニメーションだと感じるような作品」を作りたいと思っています。なので、一作ごとに挑戦をしていました。改めて、今回の作品は大きなテーマを扱うことになったので、非常に大きな挑戦ですが、しっかりテーマを表現し切りたいと思っています。そして、世界のたくさんの方々に共通するテーマや問題を、気持ちに寄り添い、一緒になって考えられるような作品を作れたら良いなと思います。「アニメーションを、表現の面でもテーマの面でも、今までの枠を乗り越えて作っていきたい」という気持ちがあるから挑んでいます。 MC本作で監督が描きたいメッセージについてうかがいます。 細田監督先ほども話しましたが、本作のテーマが今までで最も大きなテーマです。大きなテーマというとちょっと大げさですが、要するに、本作ではあらゆる人に共通した普遍的な気持ちを表現したいと思っています。「自分には全く関係のないことだと思う人が、世界中に誰もいない」そんなテーマに挑みます。今の段階では言いづらいのですが、「生と死」にも踏み込んでいくような大きなテーマになると思います。だからこそ、主人公には乗り越えて、最終的な場所にたどり着くような人であってほしいと思いながら、スカーレットと言う人物を描いています。今の世の中は混沌としていて、非常に生きづらく、先行きが見えない社会や世界の状況だと思います。その中で、「それでも前を見て、希望を見いだすような人物は、どういう人なのだろうか?」と考え、スカーレットを描いています。「こういう若い人が、未来を切り開いて、今の状況に怖気づかずに強く前を向いて生きてほしいな」という気持ちを込めて作っています。うまくいくかどうか分かりませんが、頑張って作りきりたいと思います。■記者からのQ&A細田監督に質問です。前作の「竜とそばかすの姫」では、音楽とインターネットというテーマがありましたが、今回はモチーフにしたものはありますか?【記者質問1】細田監督「竜とそばかすの姫」は、分かりやすくて、「『美女と野獣』を現代のインターネットの世界でやったらどうなるか?」と考えました。それと同じように、本作も、古典をベースにして、それを現代の中でやるとどうなるかと考えております。その古典について今はまだちょっとお話できないんですが、誰もが知っている世界的に有名な古典がベースです。 記者1スカーレットというと、「風と共に去りぬ」(1936年/マーガレット・ミッチェル作)が思い浮かびますが…。 細田監督確かに、そうですね。キーワードが含まれているとお考えになるのは、さすがです。「風と共に去りぬ」くらい大きなテーマだと良いなと思っております。もうちょっと古い歴史的なバックグラウンドがあるかもしれません。「果てしなきスカーレット」というタイトルに込めた思いを教えてください。【記者質問2】細田監督「果てしなき」という言葉には、いろいろな意味があると思います。この作品は、古典ベースにとどまらない、おそらく時空を超えた作品になります。それで、時空を超えた作品といえば「果てしなき」だと思いまいした。プロデューサーとも「時空を超えるお話と言えば、『果てしなき』がふさわしいのではないか」と話をしました。例えば小松左京さんの「果てしなき流れの果に」(1965年/「S-Fマガジン」にて連載)という作品がありますが、それはとんでもない時空を超えた作品です。そういったものにリスペクトを持って「果てしなき」という言葉があるのかもしれませんし、彼女が目指している地平「カータ」という場所が、果てしないながらも「みんなが見ている場所」という意味もあるかもしれません。細田守監督作品といえば、これまで人と人の絆を、時空や種族を超えて描かれてきたと思います。今回はそういった絆の要素はあるのでしょうか?【記者質問3】細田監督先ほども言いましたが、時空を超えたという点では、スカーレットだけでなく、もう一人の人物がおります。その人物と一緒に旅をするロードムービーです。そういう意味では、絆をかなり深く描く作品になると思います。ロードムービーやバディものになると、対照的な両者が旅をしながら、お互いに学んだり、理解を深めていくようなところも、楽しんでもらえる描写だと思います。ぜひ楽しみにしていただきたいです。齋藤プロデューサーから「世界にものすごい反響を与える可能性があるのではないか」というお話がありましたが、それについてもう少しお話いただけますか。【記者質問4】齋藤プロデューサー本当はお話ししたいんですけれどね。僕は、監督も言いにくそうにしている物語性の部分にそういった印象を受けました。現代を活写している中で、世界中の人たちが今この作品に求めるある種の希望や、誤解を生んでしまうようなテーマなんですが、日常の中で抱えている問題を、みんなで何かこう議論をしてほしいですね。これまでの細田監督の作品の中ではなかったスケール感だと思います。またストーリーが語れるようになったら、もう少しお話したいと思います。 細田監督ごめんなさい。公開が夏であれば、もう少しお話しをすることがあるんですけれど…。これまでずっと日本人を主人公にしてきましたが、今回は、スカーレットという日本人ではない主人公です。現代人ではないかもしれないし、平坦ではない世界で生きているような人ということで、今回は爽やかな場面はないと思います。もう一人のお相手も、同じ時
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『薬屋のひとりごと』第2期 Blu-ray 第2巻 初回生産限定版猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 小蘭:久野美咲 子翠:瀬戸麻沙美 ナレーション:島本須美 後宮を舞台に「毒見役」の少女が、様々な難事件を解決する、シリーズ累計4000万部突破の大人気後宮謎解きエンタテインメントが今、再び開幕! TBR35042D/2025年 東宝 原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊) キャラクター原案:しのとうこ 総監督・シリーズ構成:長沼範裕 監督:筆坂明規 副監督:中川 航 脚本:柿原優子・千葉美鈴・小川ひとみ キャラクターデザイン:中谷友紀子 美術監督:髙尾克己(ARED)/ 色彩設計:相田美里 CGIディレクター:永井 有 / 撮影監督:鈴木麻予(T2 studio) 編集:今井大介 / 音響監督:はた しょう二(サウンドチームドンファン) 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM 製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会 ©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会 『薬屋のひとりごと』第2期 Blu-ray 第2巻 初回生産限定版 ご購入はこちら
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『薬屋のひとりごと』第2期 Blu-ray 第1巻 初回生産限定版猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 小蘭:久野美咲 子翠:瀬戸麻沙美 ナレーション:島本須美 後宮を舞台に「毒見役」の少女が、様々な難事件を解決する、シリーズ累計4000万部突破の大人気後宮謎解きエンタテインメントが今、再び開幕! TBR35041D/2025年 東宝 原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊) キャラクター原案:しのとうこ 総監督・シリーズ構成:長沼範裕 監督:筆坂明規 副監督:中川 航 脚本:柿原優子・千葉美鈴・小川ひとみ キャラクターデザイン:中谷友紀子 美術監督:髙尾克己(ARED)/ 色彩設計:相田美里 CGIディレクター:永井 有 / 撮影監督:鈴木麻予(T2 studio) 編集:今井大介 / 音響監督:はた しょう二(サウンドチームドンファン) 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM 製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会 ©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会 『薬屋のひとりごと』第2期 Blu-ray 第1巻 初回生産限定版 ご購入はこちら
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『薬屋のひとりごと』第2期 レンタルBlu-ray 第1巻猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 小蘭:久野美咲 子翠:瀬戸麻沙美 ナレーション:島本須美 後宮を舞台に「毒見役」の少女が、様々な難事件を解決する、シリーズ累計4000万部突破の大人気後宮謎解きエンタテインメントが今、再び開幕! TBR35071R/2025年 東宝 原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊) キャラクター原案:しのとうこ 総監督・シリーズ構成:長沼範裕 監督:筆坂明規 副監督:中川 航 脚本:柿原優子・千葉美鈴・小川ひとみ キャラクターデザイン:中谷友紀子 美術監督:髙尾克己(ARED)/ 色彩設計:相田美里 CGIディレクター:永井 有 / 撮影監督:鈴木麻予(T2 studio) 編集:今井大介 / 音響監督:はた しょう二(サウンドチームドンファン) 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM 製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会 ©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会 『薬屋のひとりごと』第2期 レンタルBlu-ray 第1巻
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『薬屋のひとりごと』第2期 Blu-ray 第4巻 初回生産限定版猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 小蘭:久野美咲 子翠:瀬戸麻沙美 ナレーション:島本須美 後宮を舞台に「毒見役」の少女が、様々な難事件を解決する、シリーズ累計4000万部突破の大人気後宮謎解きエンタテインメントが今、再び開幕! TBR35044D/2025年 東宝 原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊) キャラクター原案:しのとうこ 総監督・シリーズ構成:長沼範裕 監督:筆坂明規 副監督:中川 航 脚本:柿原優子・千葉美鈴・小川ひとみ キャラクターデザイン:中谷友紀子 美術監督:髙尾克己(ARED)/ 色彩設計:相田美里 CGIディレクター:永井 有 / 撮影監督:鈴木麻予(T2 studio) 編集:今井大介 / 音響監督:はた しょう二(サウンドチームドンファン) 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM 製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会 ©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会 『薬屋のひとりごと』第2期 Blu-ray 第4巻 初回生産限定版 ご購入はこちら
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『薬屋のひとりごと』第2期 Blu-ray 第3巻 初回生産限定版猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 小蘭:久野美咲 子翠:瀬戸麻沙美 ナレーション:島本須美 後宮を舞台に「毒見役」の少女が、様々な難事件を解決する、シリーズ累計4000万部突破の大人気後宮謎解きエンタテインメントが今、再び開幕! TBR35043D/2025年 東宝 原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊) キャラクター原案:しのとうこ 総監督・シリーズ構成:長沼範裕 監督:筆坂明規 副監督:中川 航 脚本:柿原優子・千葉美鈴・小川ひとみ キャラクターデザイン:中谷友紀子 美術監督:髙尾克己(ARED)/ 色彩設計:相田美里 CGIディレクター:永井 有 / 撮影監督:鈴木麻予(T2 studio) 編集:今井大介 / 音響監督:はた しょう二(サウンドチームドンファン) 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM 製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会 ©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会 『薬屋のひとりごと』第2期 Blu-ray 第3巻 初回生産限定版 ご購入はこちら
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『薬屋のひとりごと』第2期 レンタルBlu-ray 第4巻猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 小蘭:久野美咲 子翠:瀬戸麻沙美 ナレーション:島本須美 後宮を舞台に「毒見役」の少女が、様々な難事件を解決する、シリーズ累計4000万部突破の大人気後宮謎解きエンタテインメントが今、再び開幕! TBR35074R/2025年 東宝 原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊) キャラクター原案:しのとうこ 総監督・シリーズ構成:長沼範裕 監督:筆坂明規 副監督:中川 航 脚本:柿原優子・千葉美鈴・小川ひとみ キャラクターデザイン:中谷友紀子 美術監督:髙尾克己(ARED)/ 色彩設計:相田美里 CGIディレクター:永井 有 / 撮影監督:鈴木麻予(T2 studio) 編集:今井大介 / 音響監督:はた しょう二(サウンドチームドンファン) 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM 製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会 ©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会 『薬屋のひとりごと』第2期 レンタルBlu-ray 第4巻
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『薬屋のひとりごと』第2期 レンタルBlu-ray 第3巻猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 小蘭:久野美咲 子翠:瀬戸麻沙美 ナレーション:島本須美 後宮を舞台に「毒見役」の少女が、様々な難事件を解決する、シリーズ累計4000万部突破の大人気後宮謎解きエンタテインメントが今、再び開幕! TBR35073R/2025年 東宝 原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊) キャラクター原案:しのとうこ 総監督・シリーズ構成:長沼範裕 監督:筆坂明規 副監督:中川 航 脚本:柿原優子・千葉美鈴・小川ひとみ キャラクターデザイン:中谷友紀子 美術監督:髙尾克己(ARED)/ 色彩設計:相田美里 CGIディレクター:永井 有 / 撮影監督:鈴木麻予(T2 studio) 編集:今井大介 / 音響監督:はた しょう二(サウンドチームドンファン) 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM 製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会 ©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会 『薬屋のひとりごと』第2期 レンタルBlu-ray 第3巻
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『薬屋のひとりごと』第2期 レンタルBlu-ray 第2巻猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 小蘭:久野美咲 子翠:瀬戸麻沙美 ナレーション:島本須美 後宮を舞台に「毒見役」の少女が、様々な難事件を解決する、シリーズ累計4000万部突破の大人気後宮謎解きエンタテインメントが今、再び開幕! TBR35072R/2025年 東宝 原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊) キャラクター原案:しのとうこ 総監督・シリーズ構成:長沼範裕 監督:筆坂明規 副監督:中川 航 脚本:柿原優子・千葉美鈴・小川ひとみ キャラクターデザイン:中谷友紀子 美術監督:髙尾克己(ARED)/ 色彩設計:相田美里 CGIディレクター:永井 有 / 撮影監督:鈴木麻予(T2 studio) 編集:今井大介 / 音響監督:はた しょう二(サウンドチームドンファン) 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM 製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会 ©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会 『薬屋のひとりごと』第2期 レンタルBlu-ray 第2巻
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「SAND LAND」ジャパンプレミア in IMAX映画『SAND LAND』公式サイト漫画家・鳥山明さんは、全世界で累計発行部数2.6億部という驚異的な人気を誇る漫画「DRAGON BALL」や「Dr.スランプ」など、数々の国民的作品・キャラクターを世に送り出してきました。そんな鳥山作品の中でも、“圧倒的完成度を誇る名作”と称される漫画「SAND LAND」(全1巻)は、魔物と人間が共存する水を失った砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオと、砂漠のどこかにある”幻の泉”を探す危険な旅に出る物語です。そんな伝説の名作が8月18日より、442館という最大規模での公開を迎えます。 8月15日、国内では公開前唯一、かつIMAXスクリーンでのプレミア上映をTOHOシネマズ 日比谷にて実施しました。声優を務めた田村睦心さん、山路和弘さん、チョーさん、鶴岡聡さん、imaseさん(主題歌)、横嶋俊久監督、ベルゼブブ(着ぐるみ)が登壇した、こちらのプレミアムなイベントの様子を詳しくレポートします。ジャパンプレミア in IMAXベルゼブブ役田村睦心さんラオ役山路和弘さんシーフ役チョーさんアレ将軍役鶴岡 聡さん主題歌「ユートピア」imaseさん横嶋俊久監督田村さん皆さん、こんにちはー! こちら(会場)にいらっしゃる皆さんは、めっちゃ運が良いとお聞きしました。今日はいっぱい楽しんでいってください。 山路さん今日は、お忙しい中来ていただきありがとうございます。思いきり楽しんでもらえると思います。ごゆっくりなさってください。 チョーさんお元気ですかー!(会場:拍手) 元気にここへ来ましたか。元気が一番でございます。今日という日、皆さんに会えたことを、感謝します。 鶴岡さん本日は非常にわずかな時間ですが、どうぞごゆっくりお過ごしください。 横嶋監督今日は、大勢の方に足を運んでいただいて、胸がいっぱいです。楽しんでもらえる作品になっていると思うので、ぜひよろしくお願いします。 MC田村さん、鳥山先生の作品にベルゼブブ役での出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか。 田村さん私は小さな頃から「DRAGON BALL」を観て育ったので、「あの鳥山明先生の作品に出られるなんて、ちょっと信じられない」という思いでいっぱいでした。オーディション自体は、コロナ禍以前に行われて、コロナ禍に入ってすぐにPVを撮ったのですが、それから音沙汰がなかったので、「もしかしてPVのオーディションで、映画の本編は別の方がベルゼブブの声をされるのかな?」と思っていました。でも、私がベルゼブブをやらせてもらえると分かり嬉しかったです。ベルゼブブは悪魔の王子という、人間の感覚からすると「悪魔=悪いやつ」のイメージにはなります。いたずら好きで、悪いことをしがちですが、心根はとてもピュアで純粋で、人を助ける優しい心を持っています。(着ぐるみのベルゼブブの様子を見て)「優しい心」と言われるのは、ベルゼブブ自身は嬉しくなさそうですね。(ベルゼブブの声で)「よせやい!」(ベルゼブブが声に合わせて動く)みたいな、かわいいキャラクターです(笑)。MCチームワークが完璧ですね。 田村さん完璧ですね! ベルゼブブはよく動くね。元気いっぱいだね。歯磨き…した?……歯磨きはしていないのね。やっぱりワルだからね(笑)。 MC山路さんに伺います。この「SAND LAND」は、鳥山先生のこだわりが詰まった作品だと思います。中でも先生がお好きだと公言する、おじいちゃん。今日はリスペクトを込めて、じじいと表現します。“じじい”という先生のこだわりが詰まったラオというキャラクターを、山路さんはどのように表現されたのでしょうか。 山路さんワルい役ばかりやってきた私ですので、こういう世の中のためになることをやる役はあまり機会がありませんでした。最初にお話をいただいた時は、先ほど田村さんが話したようにPVを撮ったのがオーディションだと思っていたような状態でした。善人の役を私がやって良いものかと思いましたし、すごく感激しました。“じじい”に関して言えば、このアニメーションは平均年齢が高い!田村さん(笑)。 山路さんそういうアニメ作品は、他にあまりないと思います。いわゆる世の中のおじさん、おじいちゃんと言われている方々に楽しんでいただけると思います! MCチョーさん、シーフも実はおじいちゃん役ですね。 チョーさんもう、しっかりとおじいちゃんです! もうこの作品は、“じじいによる、じじいのための、じじいだけのための作品”でございます! 田村さんそんなことない(笑)! チョーさん「ついに“じじい”の時代がやってきたか!」と、本当に嬉しいです。(会場:拍手が起きる) 拍手をありがとうございます。もっと拍手しても良いんですよー!(と会場をあおる)ここは合わせて、じじいのために拍手!(盛大な拍手と締めの手拍子) ありがとうございます。MCまさかの“じじい”で会場に一体感が生まれました。 チョーさんもう本当に嬉しいです。 MC鶴岡さん、以前コメントで「この世界で生きていて、一度は飛び込んでみたい鳥山明先生の世界」とおっしゃっていました。実際に飛び込んでみていかがでしたか。 鶴岡さん正直、やっている最中はついていくのが精一杯でした。とにかくアレ将軍と気持ちを一緒にすることが最優先だったので、自分の浮ついた気持ちを出している余裕はなかったです。その結果、ああいうフィルムが出来上がったことは光栄でした。その時に、「あぁ、僕は本当にこの世界の中に入ることができたんだ!」と思えて、すごく幸せな気持ちでした。 MC本作で旅をするのは、ベルゼブブ、ラオ、シーフになりますが、この三キャラクターは実は魔物と人間の種族を超えたトリオでした。改めて本編をご覧になって、三キャラクターのチャーミングな部分、三人の関係性が変わっていくところなど、どのように感じられたのでしょうか。 田村さん最初は、人間のラオが魔物の里にやってきて、旅の同行を頼むんです。魔物からすると「何だ?!あの人間」という感じでしたが、触れ合っていくうちに、「こいつもピュア」だと分かり、「面白そうだ」と感じるようになり、三人で旅に出ます。とにかくやりとりが軽妙で、楽しいシーンが多かったです。実際にアフレコを三人で録ることは難しかったんですが、セリフやかけあいを見て、楽しいと思いました。それに楽しいだけではなく、ピンチに陥り、大変なシーンもあるので、三人でそこをどのように乗り越えていくのかも見どころの一つだと思います。 山路さん人間よりも純粋な心を持っているのが魔物だということが、少しずつ自分の中で分かっていきました。ベルゼブブとシーフは、ずっと漫才みたいなことをやっていて、ラオはそれを心から微笑ましく見ている。コロナ禍の中でのレコーディングでしたから、そのことが、その時の我々には分からなかったんです。完成した映像を観て、それをつくづく感じて、本当に幸せな気持ちになりました。 チョーさん本当にそうですね。この三人トリオ、これは「てんぷくトリオ」(1960年代から1970年代にかけて活躍した三波伸介さん 、戸塚睦夫 さん、伊東四朗さんによる三人組のお笑いグループ)を彷彿とさせます。皆さん、知らないでしょう? 田村さん知っている方、いらっしゃる?チョーさん知らないでしょうねえ。昔はトリオの時代だったんです。昭和にはそういう時代があったんです。コンビじゃなくて、トリオでうまくやるんです。ボケ、ツッコミ、真面目がいるんです。その中で織りなしていく、三人模様を楽しんでいただければ幸いです。 MC鶴岡さん、今回、アレ将軍はトリオとは敵対します。そんなトリオを見ていかがでしたか。 鶴岡さん僕もトリオに入りたかったです! 田村さん絶対にそうですよねー! 鶴岡さん絶対に楽しいもん! 田村さん楽しかったです! 鶴岡さんそうでしょう! 羨ましいです。その名前や行動だけで、空気を凍りつかせるところに国王軍の脅威がある気がしていました。そこをいかに大きく壊していけるかというのは、僕の中では大きなテーマでした。それがうまく作品に反映されていると良いなと思います。あとは、ただただトリオに入りたかったです。 田村さん(笑)。 山路さんでも、アレ(将軍)はすごく素敵だった。 田村さん本当に。 鶴岡さんありがとうございます。恐縮です。 MC皆さんも、これから作品をご覧いただく時に、このトリオとアレ将軍にご注目いただければと思います。横嶋監督、先日アメリカで開催されたサンディエゴ・コミコンでワールドプレミアを、さらにカナダで開催されたファンタジア国際映画祭にも参加されました。そしてファンタジア国際映画祭では審査員特別賞を受賞されました。おめでとうございます!(会場:拍手) 海外での反響はいかがでしたか。 横嶋監督直前まで(本作の仕上げの)作業をしていて、ヘロヘロな状態で行きました。2000人規模の会場だったので、それだけの人が入ってくれるのか不安がありましたが満席でした! 反響としては、ギャグのところでは笑いが起きて、良いシーンでは拍手が起きていました。 田村さん日本語? 吹替えですか? 横嶋監督日本語のオリジナル音声に英語字幕だったんですよ。だから、後方の座席の方は字幕が見えていなかったのではないかと……。それでも会場全体が沸いてくれて、楽しんでくれているリアクションが、僕には嬉しかったです。「本当に携わって良かった」と思いました。 MC海外のファンの方からかけられた言葉はありましたか。 横嶋監督いろいろなことを言っていただいたのですが、英語が分からないので、「ありがとう!」ぐらいしか返せませんでした(笑)。皆さん本当にリアクションが良くて、必ず感想を伝えてくれました。それから、めちゃくちゃな人数と一緒に写真を撮りました。僕は、写真を撮ると「表情がかたい」と言われますが、ちょっと笑顔が作れるようになりました。 田村さんそれほど写真を求められたんですね。それは、すごく嬉しいですね! 横嶋監督そうなんですよ! MC日本での公開を前にして、こうして海外でも盛り上がっているのは嬉しいですね。 田村さんそうですね。でも「(製作国の)日本ではなく、先に海外なんだ!」とは思いました(笑)。でも、海外で盛り上がってくれたら「いろいろな展開があるのかもしれない」という期待もありますよね。 鶴岡さん実写になるとか? 田村さん(驚いて)実写に?! ま、そういう展開もありますよね。ハリウッドとかね。 山路さんなるほどねぇ。 田村さんその時の吹替え版(の声優)はぜひ私たちにやらせてほしいです。 田村さん&山路さん&チョーさん(揃って)ぜひよろしくお願いします。 鶴岡さん砂の描写とか大変そうですね。 田村さん確かに。でも、ハリウッドならなんとかしてくれると思う(笑)。 MCここからは、もうお一方、スペシャルなゲストをお迎えして進めてまいります。早速、ご登場いただきましょう。本作の主題歌「ユートピア」を歌ってらっしゃいます、アーティストのimaseさんです。(会場:拍手)imaseさん本作の主題歌を担当しました。よろしくお願いします。 MC本作に主題歌で参加されて、改めてお気持ちを伺えますか。 imaseさん鳥山明先生の作品「SAND LAND」に参加することができて、本当に光栄に思います。 MC主題歌「ユートピア」は、ご自身で作詞・作曲を手がけられたということですが、どのような思いを込めて制作されたのでしょうか。 imaseさん原作を読んで、「やっぱり本当に大切なものは自分の周りにあるのではないか」、「たまには自分自身を愛してみることも大切なのではないか」と思って制作しました。ワクワク感やアドベンチャー感が溢れる作品になっていますので、そこも楽曲から演出できるように華やかできらびやかな楽曲を目指して作りました。 MC先ほどの「(本作の関係者の)平均年齢が高い」というお話からすると、かなり若い方が参加されました。山路さん、いかがですか。 山路さん頼もしく感じます。MC横嶋監督、改めて本作のエンドロールで「ユートピア」が流れますが、はじめて聴いた時はどのように感じましたか。 横嶋監督imaseさんには、一度リモートで打ち合わせをした時に、僕の思いはお伝えしました。それをものすごく考えて楽曲にしてくれました。僕としては、「軽快な気持ちで劇場を出て行ければ、ありがたいです」というオーダーだったので、オーダー通り、いえオーダー以上の楽曲になっていました。聞いた時に、スタッフ全員で盛り上がった記憶があります。 MCimaseさんは今回が初めての映画主題歌となりますが、横嶋監督の今のお言葉を聞いていかがでしょうか。 imaseさん初めての映画主題歌が鳥山明先生の作品ということで、すごくプレッシャーがありました。それに、「自分で大丈夫なのかな?」という気持ちもありました。横嶋監督とリモートでお話をして、作品も観て、気合いを入れて頑張って制作したので、そのように言っていただけてすごく嬉しく思います! MC映画の舞台挨拶も今日が初めてということで、imaseさんにとって記念すべき舞台挨拶になるかと思います。実は、それだけではないのですよね? imaseさんはい。今日は主題歌「ユートピア」をパフォーマンスしたいと思います!(会場:拍手)田村さんおー! すごい! MC本日が、映画公開前の唯一の試写会、かつIMAXでのプレミアム上映、かつimaseさんの「ユートピア」生パフォーマンスという、とてつもなくスペシャルなイベントになりました!本日は、imaseさんだけでなく、ダンスクリエイターチーム「Hoodie fam」の皆さんにもダンサーとして参加していただきます。Hoodie famの皆さんは、imaseさんの楽曲「NIGHT DANCER」の振付を担当されており、世界的にも今人気です。 ■imaseさん×Hoodie famさんの主題歌「ユートピア」生パフォーマンスMCかなりパワフルでアツいライブでした! ありがとうございました。 田村さんすごく良いですね! 「SAND LAND」は、骨太な戦いもありますが、最後には明るく爽やかに理想郷のユートピアを感じる雰囲気で締められると思うので、それが歌に現れていて、すごく素敵だと思いました。ダンスパフォーマンスも良くて、仲間に入りたくなりました。見ていてめちゃくちゃ楽しかったです。 MCベルゼブブも踊っていましたね。 鶴岡さんしれっと並んでいてびっくりしましたね。「あ、行くんだー!」って思いました(笑)。 田村さん可愛かったですね。(ベルゼブブに向かって)頑張った?! ベルゼブブ(リアクション)MCimaseさん、映画館での初ライブはいかがでしたか。 imaseさん初めてなので少し緊張しました。でも、皆さんがすごく温かくて、クラップ(手拍子)もしてくれて、パフォーマンスできて嬉しかったです。(会場:拍手) MCベルゼブブくんはワンステージ終わってもまだ動けそうですね。 ベルゼブブ(元気に動き回る) ■フォトセッション。鶴岡さんとベルゼブブが一緒にスキップのようなダンスを披露。MC最後に、代表して田村さんからご挨拶をいただきます。 田村さん皆さん、楽しんでいただけましたでしょうか。(会場:拍手)私たちもすごく楽しかったです。でも、皆さんにはこの後本編の上映というもっとワクワクが待っています。絶対に楽しんでいただけると思います。お子さんから、年配の方まで幅広く楽しんでもらえる作品ですので、ご家族やご友人などお誘いの上、いっぱい観てくださると嬉しいです。今日は本当にどうもありがとうございました。