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経営理念/経営戦略
トップメッセージ
Top Message

Moments for Life
その時間が、人生の力になる。
創業者・小林一三が掲げた「健全な娯楽を広く大衆に提供すること」という精神は、私たちの原点であり、今でも東宝グループ全体に深く息づいています。いつの時代も、人は心を震わす物語を求め、人生を豊かにする体験を望みます。変化のスピードが増す今だからこそ、エンタテインメントがもたらす希望と活力の価値は、社会にとっていっそう大きな意味を持つと私たちは信じています。
私たちは創立100周年を見据えた経営戦略「TOHO VISION 2032」のもと、映画・演劇・不動産という祖業に加え、アニメーションを第4の柱として、グローバル市場での挑戦を加速させようと努力しています。IPの創出と育成、デジタル/配信や海外展開の強化、パートナーとの共創を通じ、グループの総合力でシナジーを高め、お客様に多様な感動体験をお届けします。
このような挑戦を見据え、東宝グループは新たにグループ・スローガン「Moments for Life その時間が、人生の力になる。」を掲げます。
私たちのお客様は、世界中にいらっしゃいます。劇場や、映画館、そして街中や家庭。そのそれぞれに、人生の記憶に残るかけがえのない瞬間をお届けする。その積み重ねこそが、社会を朗らかにし、未来を照らす力になると信じています。
東宝グループはこれからも、世界中の皆様の心を揺り動かし、人生の力となる時間を届け、人々の幸福に貢献してまいります。
代表取締役社長 松岡 宏泰
経営理念
Corporate Identity
東宝グループの経営理念
当社は小林一三が定めた創業理念を土台とし、以下を経営理念と定めます。
 
                        東宝グループ 中期経営計画2028
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                                中期経営計画2028の位置づけ 「長期ビジョン2032」の成長ストーリーを踏襲しつつ、「成長投資と変革を継続する期間」と位置づけています。 
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                                中期経営計画2028の指針 “人”、“企画”、“世界”、“そして”、お客様ともっと“つながる” 『“人”が、情熱を傾けて“企画”をし、エンタテインメントを創り、“世界”に届ける』という東宝グループの変わることのないシンプルで本質的な価値創造ストーリーに加えて、世界中のお客様の好みやニーズを深く知り、お客様ともっと積極的に“つながる”ことで、ファンになっていただくことが大切だと考え、これを中期経営計画2028の指針とします。 
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                                中期経営計画2028の重点ポイント - 人材
                                        - 少数精鋭から精鋭多数への転換
 ――成長の源泉である“人”を3年間で約200名採用し、人への投資とエンゲージメント向上に注力
 
- 少数精鋭から精鋭多数への転換
- コンテンツ・IP
                                        - 約200タイトルの豊富で良質なエンタテインメントを提供、世界中のお客様に感動を届ける
- 映画・アニメ・演劇・ゲーム等のコンテンツの企画・製作、IP創出に対し、3年間で約700億円を投下
- ゴジラIPの開発・展開に対し、3年間で約150億円を投下し、IPビジネスを本格的に強化する
- コンテンツ・IP領域のM&Aやシネコン出店等の成長投資として3年間で1200億円程度を設定
- 2032年までにTOHO animationの人員を倍増、IP・アニメ事業の営業利益200%以上を目指す
 
- デジタル
                                        - 東宝グループの顧客データ基盤を整備するTOHO-ONEプロジェクトに対し、約50億円を投資
 ――2026年春、お客様と一つにつながる“新しい会員サービス”ローンチ予定
 
- 東宝グループの顧客データ基盤を整備するTOHO-ONEプロジェクトに対し、約50億円を投資
- 海外
                                        - 海外拠点の拡充を加速し、新たにグループインした企業とのシナジーを創出
- 2032年に向けて海外売上高比率を30%まで引き上げる
 
 
- 人材
                                        
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                                数値目標 営業利益 700億円以上(FY2028までに達成) 株主還元 年間85円の配当を下限に配当性向35%以上かつ機動的な自己株式取得の実施 ROE 9%以上 
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                                人材と組織の戦略 - 人材と組織のビジョン
                                        心が動き、心を動かす仕事を通じて幸福を得られる会社へ 東宝グループでは、2032年の創立100周年に向けたコーポレート・スローガン『Entertainment for YOU 世界中のお客様に 感動を』を掲げています。 企業活動においてこのコーポレート・スローガンの精神を体現するためには、お客様に感動を届ける私たち自身もまた、朗らかにいきいきと働けていること、つまり“心が動く”状態であることが、なによりも大切だと考えています。 心が動き、心を動かす――。そんな「感動のループ」が仕事の中から生まれ、拡がっていくことで、私たちの心も幸福で満たされていく。仕事を通じて社員一人ひとりがそう感じられるような会社組織でありたい。 そんな『人材と組織のビジョン』の実現に向けて「人への投資」と「エンゲージメント向上」に取り組んでいきます。 
- 人材と組織のキーワード
                                        - “少数精鋭”から“精鋭多数”へ
- 成長・自律・安心
 
- 人材と組織の方針
                                        - 成長を推進し、変化に対応する多様な人材の獲得を促進
- 企画力あふれる東宝らしい精鋭人材の育成を強化
- 社員の強みを活かし、成長を支援する人事施策を推進
- 自らを律し、裁量をもって、安心して活躍できる組織・環境を追求
 
 
- 人材と組織のビジョン
                                        
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                                サステナビリティ経営の推進 東宝グループは次の3年間においても、サステナビリティの基本方針に則り、各事業戦略や人材と組織の戦略を通じて、4つの重要課題を軸として、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。 - サステナビリティの基本方針
                                        東宝グループは、エンタテインメントの提供を通じて、誰もが幸福で心豊かになれる社会の実現に向けて「朗らかに、清く正しく美しく」貢献します。 
- 東宝グループが取り組む4つの重要課題
                                        朗らかに … 誰もが健康でいきいきと活躍できる職場環境をつくります 
 清く … 地球環境に優しいクリーンな事業活動を推進します
 正しく … 人権を尊重し、健全で公正な企業文化を形成します
 美しく … 豊かな映画・演劇文化を創造し、次世代への継承に努めます
 
- サステナビリティの基本方針
                                        
TOHO VISION 2032 東宝グループ 経営戦略
Management Strategy