「8」検索結果711件
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100日間生きたワニ Blu-ray神木隆之介 中村倫也 木村昴 新木優子 / ファーストサマーウイカ 清水くるみ Kaito 池谷のぶえ 杉田智和 / 山田裕貴共に生きる本編ディスク:Blu-ray本編63分+映像特典 カラー ビスタサイズ 1層(BD25G) 音声:1, リニアPCM5.1ch /2, リニアPCM2.0ch 字幕:なし【映像特典】◆予告編集(予告/特報1/特報2) ◆初日舞台挨拶 【登壇者】神木隆之介/中村倫也/新木優子/ファーストサマーウイカ/上田慎一郎監督 /ふくだみゆき監督 ◆オンラインヒット祈願イベント 【登壇者】:神木隆之介/木村昴/ファーストサマーウイカ/上田慎一郞監督/ふくだみゆき監督 中村倫也(VTR 出演) ◆キャスト座談会 神木隆之介、中村倫也、木村昴、新木優子、山田裕貴の5 人が、映画『100 日間生きたワニ』を試写で見た 直後に座談会を開催!和気藹々と率直な感想を語る5 人の姿を是非お楽しみください!TBR31268D/2022年度東宝原作:きくちゆうき「100 日後に死ぬワニ」 監督・脚本:上田慎一郎、ふくだみゆき コンテ・アニメーションディレクト:湖川友謙 音楽:亀田誠治 主題歌:いきものがかり「TSUZUKU」(Sony Music Labels)桜が満開の3 月、みんなで約束したお花見の場に、ワニの姿はない。親友のネズミが心配してバイ クで迎えに行く途中、満開の桜を撮影した写真を仲間たちに送るが、それを受け取ったワニのスマホ は、画面が割れた状態で道に転がっていた。 100 日前―――入院中のネズミを見舞い、大好きな一発ギャグで笑わせるワニ。毎年みかんを送っ てくれる母親との電話。バイト先のセンパイとの淡い恋。仲間と行くラーメン屋。大好きなゲーム、 バスケ、映画...ワニの毎日は平凡でありふれたものだった。 お花見から100 日後――桜の木には緑が茂り、あの時舞い落ちていた花びらは雨に変わっていた。 仲間たちはそれぞれワニとの思い出と向き合えず、お互いに連絡を取ることも減っていた。そんな中、みんなの暮らす街に新たな出会いが訪れる。引っ越ししてきたばかりで積極的なカエルに、ネズミたちは戸惑いを隠せず... 変わってしまった日常、続いていく毎日。これは、誰にでも起こりうる物語。© 2021「100日間生きたワニ」製作委員会100日間生きたワニ Blu-rayご購入はこちら
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2026年5月20日(水)発売『 僕のヒーローアカデミア』FINAL SEASON Blu-ray&DVD Vol.2 本編のテロップ誤植のお詫びと対応に関して平素より弊社商品をご愛顧くださいまして、誠にありがとうございます。5月20日(水)発売 『僕のヒーローアカデミア』 FINAL SEASON Blu-ray&DVD Vol.2に収録されておりますNo.170+1「More」本編中につきまして、テロップの誤植がございました。お買い上げ頂きましたお客様には、大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、謹んでお詫び申し上げます。【対象商品】・発売日:2026年5月20日(水)・商品名:『僕のヒーローアカデミア』FINAL SEASON 第2巻 初回生産限定版 Blu-ray(品番:TBR36012D / POS:4988104155122) 第2巻 初回生産限定版 DVD(品番:TDV36013D / POS:4988104155139)【本編該当箇所】No.170+1「More」本編原作表記では「爆烈ヒーロー」のところ、アニメでは「爆裂ヒーロー」の表記となっておりました。※<映像特典>内のオーディオコメンタリーの本編映像も対象となります。【交換方法】修正済みのDISC交換をご希望のお客様は、下記送付先に、【着払い】にて不良DISCをご返送くださいますようお願い致します。その際お手数ですが、【お客様の名前・ご住所・お電話番号】を記載したメモをご同封ください。着荷確認後、8月3日(月)以降より順次修正しましたDISCをお送りいたします。※普通郵便は紛失の恐れがあるため、伝票番号で追跡可能なヤマトの「宅配便」などをご利用ください。※送付の際は当該DISCのみ、送付をお願いします。DISC以外を送付された場合、ご返送できかねる場合がございます。※発送は国内のみに限らせて頂きます。※ディスクケースや緩衝材での梱包は不要ですので、封筒などの簡易資材にてお送りください。※お客様ご負担でお送りいただきましても、ご返金はいたしかねますのでご注意願います。※本件につきましてお客様からお預かりする名前・ご住所・お電話番号などの個人情報につきましては、本件以外の目的には使用せず、作業終了後、責任をもって廃棄させて頂きます。【送付先】〒102-0071東京都千代田区富士見2丁目11-3『僕のヒーローアカデミア』DISC交換窓口 宛電話番号:050-3528-6316※営業時間:月~金(祝祭日除く) 10:00~17:00年末年始は休業となります。年末は12月27日(金)まで、年始は1月6日(月)からのご対応となります。御迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。【受付期間】2027年1月29日(金)必着※上記期間外に到着したものは対応いたしかねます。お客様にご満足いただける商品制作のため、今後も努めて参りますので、引き続きご愛顧のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。東宝株式会社 -
『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』 劇場用パンフレットのお知らせ商品ページはこちら ©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2026 2026年7月31日(金)公開『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』の 上映劇場で販売しております。パンフレットは公開劇場にてお買い求めください。 A4サイズ/ P48(表紙込み・オールカラー)/ 定価990円(税込) 『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』パンフレット ★おはなし ★オラたちが出会った妖怪たちを紹介 <観音開きページ> ★とーちゃんとかーちゃんのおしりだまを取り戻しに 何化妖怪城へ行こう! ★野原家 座談会 小林由美子 / ならはしみき / 森川智之 / こおろぎさとみ / 真柴摩利 ★銀の介とやこの思い出 ★秋田・野原家 声の出演 チョー / 梅田貴公美 / 細谷佳正 ★声の出演 コメント 林 玉緒 / 一龍斎貞友 / 真柴摩利 / 佐藤智恵 森田順平 / 七緒はるひ / 富沢美智恵 / 三石琴乃 ★ふたば幼稚園の先生たち / 春日部の人たち ★声のゲスト出演 コメント 伊藤沙莉 / レトルト マユリカ(阪本 / 中谷)/ FRUITS ZIPPER(仲川瑠夏 / 早瀬ノエル) 梶 裕貴 / 遠藤 綾 / 下野 紘 / 水瀬いのり 咲野俊介 / 小松未可子 / 佐藤せつじ / 石井康嗣 ★スタッフインタビュー 監督|渡辺正樹 / 脚本|中村能子 ★キャラクターデザイン集 コメント キャラクターデザイン|針金屋英郎 / 色彩設計|山﨑大輔 ★美術の世界 美術監督|辻本千晶 / 美術監督|皆谷 透 / 美術設定|米田隆裕 ★主題歌 『大人になったら』歌詞紹介 TOMOO(コメント付き) ★クレジット -
「シン・ウルトラマン」完成報告会「シン・ウルトラマン」完成報告会「シン・ウルトラマン」公式サイト日本を代表するキャラクター"ウルトラマン"を、企画・脚本を庵野秀明さん、監督を樋口真嗣さんが務めて描く映画「シン・ウルトラマン」が完成! 本作の完成報告会が5月2日にセルリアンタワー東急ホテルで開催され、斎藤工さん、長澤まさみさん、西島秀俊さん、樋口監督が出席しました。ついにベールを脱いだ「シン・ウルトラマン」について、それぞれが興奮気味に感想を明かしました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします!完成報告会神永新二役斎藤工さん浅見弘子役長澤まさみさん田村君男役西島秀俊さん樋口真嗣監督斎藤さん約三年前に撮影をしたこの作品が、必要な時間をかけて、今完成したことにいろいろな必然を感じています。試写を観た直後なので、撮影現場だけではなく、仕上げというものの偉大さを痛感しています。樋口さんをはじめ、仕上げに関わった多くの方たちに敬意を表したいと思います。今日を迎えられて、とても幸せに思います。長澤さん「いつ公開するの?」と、友だちや一緒に仕事をする人たちにずっと聞かれていたので、やっと皆さんにお届けできる日が来ることをとても嬉しく思っています。きっと大人が楽しめる「シン・ウルトラマン」になっていると思いますので、ぜひ楽しんでいただきたいなと思います。西島さん一映画ファンとして、完成を楽しみにしていて、完成した作品を先ほど観ました。「僕の想像を遥かに超えるすごい傑作が生まれた」と本当に興奮しています。ぜひ観ていただいて、早く皆さんとこの興奮を共有したいなと思っています。樋口監督映画というのはお客さんに観てもらうのが大前提です。ただ、作っている時はそういうこと以上に、一つ一つの要素を作り込んで、映画になる部品を一つ一つ磨き上げていく作業が本当に楽しいものです。だからといって、ずっと作業を続けるわけにはいきません。お客さんが観られなくなってしまいますので(苦笑)。なんとか(キャスト陣が)完成したものを観た状態で、皆さんの前に登場することと相成りました。きっとこの声は本作に関わった大勢の人に届くと思いますが、「本当にみんな、ありがとう」という気持ちでいっぱいです。MC2019年8月に本作の製作が発表され、話題となりました。ついに映画の完成を迎えました。改めて今のお気持ちをお聞かせください。 斎藤さんこのプロジェクトが始まって、撮影をしてから世の中が一変しました。完成した作品を一映画ファン、関係者として拝見しましたが、仕上げに注力してくだった樋口さんをはじめ、多くの方の思いというものを考えると、「この期間は必要だった」と強く思いました。(公開のタイミングが)昨年でも来年でもなく「今なんだ」ということを、まさに先ほどの試写で突きつけられたような気がしています。純然たる作品が今、公開になるという必然を感じました。MC出演が決まって、庵野さんによる脚本を読んだ時の印象はいかがでしたでしょうか。 斎藤さん少しだけ参加した「シン・ゴジラ」(2016年公開作品/総監督・脚本:庵野秀明/斎藤さんは自衛隊の第1戦車中隊長・池田役)もそうだったんですが、あまりの活字の量に...。僕ごときが理解できるものではないというか。今回も一度(台本を)閉じた...みたいなことがあったんですが...(苦笑)。分厚い台本に書かれた因数分解のような複雑かつ壮大な物語は、一度読むだけでは自分の想像が追いつかない世界観でした。自分の未熟な脳みそを使うのではなく、製作陣の皆さんに委ねようと、すぐに切り替えた記憶があります。同時に社外秘というか、この作品をいろいろな側面から守って、公開のタイミングで多くの方に驚きを与えたいという好奇心や、夢が詰まっている魔法の辞典のような気もしました。あと製作陣からは、それぞれのキャラクターについて役に寄り添った参考資料のようなものをたくさんいただきました。本当に活字がいっぱいという感じでした(苦笑)。 長澤さん斎藤さんがおっしゃったことと同じことを感じました。「これは、映像になったらどうなるんだろう」と想像が追いつかなくて、ただキャラクターはしっかりと筋が通った形で存在していたので、「自分は担当する持ち場を全うしよう」という気持ちで脚本を読みました。今日、出来上がった作品を観て、「こんな風になるんだ」と思うことがたくさんありました。一度観ただけではまだ理解ができないところもあるので、「何度か映画館に行かないとな」と思っているところです。西島さんまずは面白さと情報量の多さに圧倒されました。設定資料もすごく分厚かったんですが、それを読み込んで、「とにかくこの情報を全部伝えないといけないんだな」と感じたことと、「人間ドラマという意味でも真正面から描こうとしている脚本だな」と感じました。全身全霊を込めて立ち向かわないと、このテーマに寄り添って一緒に走ることができないと覚悟するような脚本でした。MC斎藤さんは、ウルトラマンを演じる上でどのような覚悟を持ち、どのように作り上げていったのでしょうか。 斎藤さん僕個人がこの役を演じて感じたものを軽々しく言葉にしてしまうと、「純粋に映画を観ていただくことと遠くなってしまう」という思いがあります。現場でも感じたことですが、特に僕がいただいた役割に関しては、「私情みたいなものを挟み込まない方が良いんじゃないかな」と思いました。事前に樋口さんや(准監督の)尾上(克郎)さんと「このキャラクターをどうしよう」というお話をする場所も設けていただきました。僕個人ではとても背負えないような、歴史ある、ある意味バトンをつなぐようなキャラクターでもあると思うので、それは先輩方や共演者の皆さんと一緒に...神永一人では背負えないので(苦笑)。皆さんのお力添えをいただきながら、工夫して向き合ったつもりです。 MC撮影時のエピソードをお伺いしたいと思います。たくさんのカメラを使っての撮影だったそうですね。 西島さんカメラ、何台あったんですかね? スマホだけで6台くらいあったのかな? 長澤さんさきほど全部で17台と聞きました。 西島さん17台ですか。メインのA・Bカメラがあって、ハンディのカメラが何台もあってという状況だったので、もう記録さんが何をどう記録していたのか分からない(笑)。とにかくすごい人たちが結集して、皆さんそれぞれが「このシーンはこの角度から撮りたい」という画を撮っていらっしゃるんですね。なぜかメインのA・Bカメラが退く瞬間があったりもして...すごい人たちが集まってカメラを回していたなという印象です。 MCメインのカメラが退いてしまうんですね? 西島さんそうですね。もちろんメインだから退くことはあまりないんですが(笑)、僕は「今、最先端の撮影現場にいるんだな」と感じました。「みんなの想像が自由に出せる場所にいるんだな」と感じられて、毎日楽しくて仕方なかったです。 MC撮影時、キャストの方々もカメラを回していたという話を伺いました。 斎藤さん回しましたよね。 長澤さん回しました。回しながら、演じました。 斎藤さん初めてでした。 長澤さん難しかったですよね。 斎藤さんそうですね。演じることと、撮影行為という、二層になっている状態なので...。ただ、お芝居をする時って感情を前に向かってぶつけるんですが、長澤さんにカメラを回していただいていると、そこにカメラを設営するとこうなるんだという発見がありました。従来ならば、お付き合いとしてカメラの後ろに演者さんがいるという位置関係はよくあるんですが、(今回は)演者さんが撮影をしているので、そこに向けてお芝居をすることになるので、そこにカメラがあるということには、ある種の合理性を感じました。 MC長澤さんも演じながら撮影をしたそうですが、撮影がとても上手だったというお話を伺っています。 長澤さん本当ですか。以前もお世話になったことがあるスタッフの方々ばかりだったので、「こう(カメラを)持ってくれれば良いから」というその言葉や、皆さんを信じてやったので、上手く撮れたのかもしれません(笑)。 MC樋口監督、カメラは17台ということでよろしかったですか? 樋口監督そうですね。回せるだけ、回すというか。「材料は多い方が良い」という考えのもと、そうしました。かといって、今お話を聞いてみると、お芝居に集中する環境を奪っていたということですよね(笑)。斎藤さんそんなことはないです(笑)。好奇心にあふれる現場でした。 長澤さん楽しかったです(笑)。 樋口監督ありがとうございます。でも、「配慮が足りなかったなあ」と思いました(笑)。 長澤さん本当にそんなことはないです。良い経験をさせていただきました(笑)。 樋口監督僕らが考えた画というのは、やっぱり「こういう映画にしたい」という画になるんですが、「演じている人の目線で見るとこうなる」という画を撮ると、(画が)強いんですよね。そういうものを撮れたことは、大収穫でしたね。 MC他に発見はありましたか? 樋口監督「OK」にしたけれど、よく見たら奥の方にこっちを向いているカメラマンが映っていて、「あれ?これカメラじゃないか」って(苦笑)。そういうこともありましたが、本当に良いですよ。大変でしたけれど。視点がこれだけ増えると、見え方も変わってくるというか。皆さんには大変な思いをさせてしまいましたが、それに見合ったものを僕らはいただいたなと思っています。 MC豪華な出演者の方々が共演されています。お互いの印象を教えてください。 斎藤さんまずお二方(長澤さん、西島さん)の名前を伺って、お二人がこの作品に参加していただけると知って、「このプロジェクトは映画的な正しさを持った場所に行けるんだな」と思いました。僕一人では決して背負えないものを、西島さん、長澤さん、他の「禍特対(カトクタイ)」のメンバーも含めてですが、参加していただけるということでとても心強がありました。僕が映画を観る時には、監督で観たり、キャストで観たり、雰囲気で観たり、口コミで観たりといろいろな見方があるんですが、このお二方の数々の名作・傑作というのは、片手では数えきれないほどたくさんあります。このプロジェクトは建て付け上僕が主演ということになっていますが、「誰か一人が背負うものではない」という思いがそもそもあったので、こんなにも頼もしいお二方に参加していただけたので、撮影に入る前、撮影中も含めて「ありがとうございます」という思いです。長澤さん斎藤さんは本当に穏やかな方で、現場ではいつも静かにみんなを見守ってくださいました。大人っぽくて、色っぽくて、本当にウルトラマンのような存在の方ですね。一緒の場にいるだけで、こちらも穏やかな気持ちになって現場に集中できる、頼もしい方だなという印象があります。西島さんは「禍特対」の班長を演じられていますが、私たち俳優部の中でも班長でいてくださって、私たちをまとめ上げてくれました。毎日他愛もない話をしながら、「禍特対」の絆を深め合っていました(笑)。やっぱり「そういう空気感が映画に映るんだよ」ということを、率先して私たちに教えてくださいました。本当にすばらしい先輩だなと思っています。 西島さん本当に他愛もない話なんです(笑)。 長澤さん「このお菓子おいしいよ」とか。 西島さん斎藤さんは今こうしている姿と、現場や控室の姿、普段会っている姿がまったく変わらないんです。自分独自の視点を持っていて、長澤さんが言ったようにウルトラマンそのものみたいな感じですね。自分の視点を持ってきちっとその場にいて、全体を見ている。斎藤さんがいてくれれば、安心感がある(笑)。そういう人ですね。長澤さんは、現れると現場が華やかになる"映画女優"だと会うたびに思いますね。現場で毎日会っていても、毎日現れるたびに「うわあ、やっぱりすごいな。映画女優だな」とすごく感じています。これはもう、生まれつき持っているものなんじゃないかなと思います。 樋口監督僕がこのプロジェクトに関わったときは、まだ誰に演じてもらうのかは白紙の段階でした。その時の理想でした。夢ですよ、もう。夢が現実になった。お願いしたいと思っていた人たちに、みんな「やりましょう」と言っていただけた。本当に嬉しいです。台本を読んだ時に、ウルトラマンと禍威獣や外星人の話ではありつつ、それ以上にウルトラマンと人間たちの話であると思いました。ウルトラマンになった男と、その仲間の人間たちの話なので、人類代表としてのキャストを選びたかったんです。ウルトラマンと出会ったことで全員が幸せになれるような、良い結末を迎えるためには誰が良いのだろうと考えました。 MC完成作の感想を教えてください。 斎藤さん(試写を観たばかりなので)自分の少年性というか、スクリーンからもらった映画の夢というか...。そういったものを全身全霊で浴びた直後です。あまり言語化できないような感情が、今もずっと続いています。先ほど西島さんがおっしゃったように、人とシェアすることでより自分の中で育っていく作品のように思います。 長澤さんびっくりしたというのが、観終えた時の感想です。「禍特対」がとても活躍していて、チームワークや一人一人の感情が生き生きと描かれていて、ウルトラマンと寄り添い合っていて、人間ドラマとしてとても感動するものがありました。一回観ただけで処理しきれない部分もあって、今も高揚感や、ふつふつと燃え上がる感情が残っています。「早くもう一回観に行かなきゃ」という気分になる映画は初めてです。ロマンを背負った「シン・ウルトラマン」をたくさんの人に観ていただいて、その思いを共有したいなと思います。 西島さん圧倒されました。自分が子どもの頃に観ていた「ウルトラマン」があって、それを作っていた方たちの高い志を継承して、今の「シン・ウルトラマン」というすごいものが出来上がった。子どもの頃にウルトラマンを観ていた人たちは大興奮すること間違いないしです。それに、今の子どもたちにもぜひ観てもらいたいなと思います。子どもたちにとっては、人生の記憶の中に深く刻まれるすごい作品になっているんじゃないかなと思います。観られるんだったら、今すぐもう一回観たいです(笑)。それくらい面白かったです。 長澤さん分かります! 私もです。 MCコロナ禍での大変な製作だったかと思います。今、公開されることの意味についてどのように感じていらっしゃいますか? 斎藤さん円谷プロさんの、円谷英二さんの「見る人を驚かせたい」というメッセージがあります。その驚きを糧に平和や愛を願う優しさ、未来への希望を育んでほしいという「ウルトラマン」に込めた思いがあります。昨年でも来年でもなく、(映画公開は)今このタイミングだったのかなと思います。仕上げに携わる皆さんが、徹頭徹尾こだわり抜くために必要な時間がいみじくもコロナ禍だった。そのすべてが必然と言っても良い巡り合わせだったんじゃないかなと、今日完成した作品を拝見して感じました。MC最後のメッセージをお願いします。 樋口監督ネタバレしないように気をつけます(苦笑)。そう考えると、こんなにも恵まれた状態でできた映画はありません。普通は、公開までに慌てて作るケースが非常に多いものです。コロナ禍という大変な事態ではありましたが、いろいろな局面で粘り強く作ることができました。感謝しかありません。ぜひ皆さんに観ていただきたい映画が出来上がりました。5月13日から公開となります。早く観ないと、うかつなヤツがネタバレを言うと思うので...あ、僕か(笑)。一刻も早く観てください。よろしくお願いします。 西島さんこの仕事に携わっている人間として、こんなにすごい映画に参加できて感謝しています。本当にすごい映画が完成したなと思います。アクションやエンタテインメントとして面白いし、それでいてテーマは奥深い。個人的には、子どもたちにとにかく観てもらいたいですね。僕が子どもの頃にテレビの「ウルトラマン」を観て、そこでつかんだものをずっと持って育ったように、今の子どもたちにこの作品をぜひ観てもらって、いろいろなものを感じ取って、それと一緒に育ってもらいたいなと思います。僕も、5月13日が早く来てほしいです。楽しみにしていてください。 長澤さん「禍特対」の絆や、守ろうとする姿、立ち向かう姿に勇気づけられたり、同じような思いにかられたり、この作品を観る上で「禍特対」の頑張りを映画館で感じてもらえたらと思います。"ウルトラマン"という存在が何者なのか、映画館で楽しんでいただきたいなと思います。 斎藤さん言葉にしすぎないように気をつけたいなと思いながら...。樋口さんの「子どもたちに何を残すか」という思いを、スタッフ、キャストに向けてお話をいただいてから映画を観ました。これに関わる方たちもかつて子どもだった時に、ウルトラマンに何かを授かっている。大げさなことではなくて、"子ども心"というものがこのプロジェクトの軸にはあると思います。円谷さんの思いというか、人間と自然の距離感だったり、自分とは異なる他者を思うことだったり、そういった今の時代に必要な概念みたいなものが、この作品に好奇心と共にたくさん詰まっていると思います。そこに関われたことは心から誇らしいなと思います。僕も劇場でこの作品を何度もとらえて、自分の一部にしたいなと思っています。皆さんに観ていただたい暁には、この作品を元に、そこからまた何かが生まれていくことを願っています。
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劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』完成披露舞台挨拶劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』公式サイト 2021年にTBS日曜劇場枠で放送された「TOKYO MER~走る緊急救命室~」。「新たな形の救命医療ドラマ」として多くの感動を生み、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ本作は、2023年4月に劇場版が公開され、興行収入45.3億円を記録。2025年8月に公開された第2弾『TOKYO MER 南海ミッション』は、前作を大きく超える興行収入52.9億円の大ヒットとなりました。そしてこのほど、劇場版第3弾となる『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』が完成。 7月21日に、東京国際フォーラムで完成披露舞台挨拶が行われ、鈴木亮平さん、賀来賢人さん、赤楚衛二さん、桜田ひよりさん、津田健次郎さん、ファーストサマーウイカさん、岩瀬洋志さん、菜々緒さん、仲里依紗さん、要潤さん、石田ゆり子さん、松木彩監督が出席しました。TOKYO MERがシリーズ史上最大の危機に立ち向かう本作への熱い思いを語り合ったこの日の模様を、詳しくレポートします! 完成披露舞台挨拶 喜多見幸太役 鈴木亮平さん 音羽尚役 賀来賢人さん 扇陽役 赤楚衛二さん 春日亜里沙役 桜田ひよりさん 芝和巳役 津田健次郎さん 池尻久仁子役 ファーストサマーウイカさん 滝野川宗役 岩瀬洋志さん 蔵前夏梅役 菜々緒さん 高輪千晶役 仲里依紗さん 千住幹生役 要潤さん 赤塚梓役 石田ゆり子さん 松木彩監督 【上映前舞台挨拶】 ■全国8都市のERカー型パネルが並ぶ圧巻のブルーカーペット。キャスト陣は客席を通ってブルーカーペットに登壇。会場からの大歓声にキャスト陣は笑顔で手を振って声援に応えました。 ■さらにファンに感謝を伝えるように、全員で深々と頭を下げました。 ■鈴木さんを筆頭に、メインステージに向かってV字になってカーペットを歩くと、割れんばかりの拍手が湧き起こり、並々ならぬ熱気が満ち溢れる中、完成披露舞台挨拶がスタートしました。 鈴木さん皆さん、ようこそお越しくださいました。そして配信中の皆さん、こんばんは! このメンバーが、「新生TOKYO MER」です。そして、前回の劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』には出演していなかった、(仲さん演じる)高輪先生と(要さん演じる)千住さんも揃っています。(会場:拍手)ドラマが始まって「TOKYO MER」発足から、五年。ここまで来られたのは、本当に奇跡です。夢のような時間です。今日はそんな夢のような時間を、皆さんと過ごそうと思って楽しみにしてきました。存分に楽しんでください! よろしくお願いします。 MC鈴木さん、(会場から歓声や熱気を浴びて)すごいパワーですね! 鈴木さん(熱気を噛み締めるように)すごいですね! (会場を見渡しながら)一階だけかと思ったら、二階も満杯ですね。本当にありがとうございます。 赤楚さん皆さん、こんばんは。配信の皆さんも、こんばんは。たくさんの皆さんから愛されている「TOKYO MER」。その劇場版の第三作目に出演させていただけて、とても光栄ですし、気が引き締まる撮影でした。それを、皆さんに観てもらえることがすごく楽しみです。今日は短い時間ですが、どうぞよろしくお願いします。 菜々緒さん皆さん、こんにちは。テレビドラマシリーズから五年目となります。スペシャルドラマもあり、本作が映画三作目ということで、これは本当に「TOKYO MER」を愛してくださった皆さんのおかげだと思っております。本当にありがとうございます。今日は短い時間ですが、よろしくお願いします。 桜田さん皆さん、こんにちは。今日は貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございます。ドラマや映画をいちファンとして観ていた私からすると、今この瞬間も夢のような時間に感じています。今日は短い時間ですが、よろしくお願いいたします。 津田さん皆さん、こんばんは。 鈴木さん(津田さんの美声に)声、良すぎでしょう! 津田さんいえいえ(照笑)。(登壇者の皆さん&会場:笑)こうして「新生TOKYO MER」として参加できて、この完成披露試写会をずっと楽しみにしていました。短い時間ですが、どうぞ楽しんで帰ってください。よろしくお願いします。 ウイカさん(津田さんの美声に影響を受けて低く渋い声で)えー、ファーストサマーウイカ…。(登壇者の皆さん&会場:笑) MC通常(のウイカさん)で大丈夫ですよ。 ウイカさんすみません、(津田さんの美声に)プレッシャーを感じて…申し訳ありません。皆さんの前でこうやってご挨拶をさせていただけることが幸せです。一秒でも早く劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』を観ていただきたいです。おもろすぎます! 今日はその期待を皆さんに伝えられるように、短い時間ですが、楽しいトークにしていけたらと思っています。よろしくお願いいたします。 岩瀬さんこんばんは。この素晴らしい先輩方と一緒に、今舞台に立てていることが、本当に光栄です。今日は、皆さんと少しでも楽しくて幸せな時間が作れるよう祈っています。よろしくお願いいたします。 賀来さん皆さん、こんばんは。本日は本当にありがとうございます。先ほど亮平くんや、ゆり子さん、菜々緒さんと「ドラマから五年経つのか」という話をしていました。ちょっと信じられないです。それと同時に、五年間いろいろなタイミングで「TOKYO MER」の世界に入って来た方がいらっしゃると思います。こうして五年間も皆さんに愛していただける作品に出会えたんだということを、今日の皆さんの声援を聞いて実感することができました。この映画は、その集大成になっていると思います。ぜひ今日は楽しんで帰ってください。ありがとうございます。 石田さん皆さん、こんばんは。皆さんが今おっしゃっていたように、五年間、「TOKYO MER」はこんなにたくさんの皆さんに愛されて、育てていただいたんだと思うと、胸がいっぱいです。劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』も本当にすごいことになっています。楽しみにご覧ください。ありがとうございました。 要さん皆さん、ようこそお越しくださいました。前作が劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』ということで、(東京消防庁に所属しているキャラクターなので)僕は残念ながら出られませんでした。「南海ということは、次は海を越えて海外に行っちゃうんだな」と勝手に予想して、もう「TOKYO MER」には出られないんだと思っていました。(会場:笑)でも、台本が届いた時に、「劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』…!東京じゃないか!」ということで、千住隊長として戻ってくることができました。皆さんのおかげです。ありがとうございます。(会場:拍手)今作も最高の出来上がりになっていますので、ぜひ皆さん楽しんで帰ってください。よろしくお願いいたします。 仲さん皆さん、こんにちは。今作には出ています(笑)。(会場:笑)息子の友だちにも「TOKYO MER」のファンの子がたくさんいて、前作の時に「ママ、出ないの?」「いや、ごめん。出ていない」と答えていました。でも、今回は胸を張って「出ていると」と言えます。本当にありがとうございます。ちょっと最近は、暑すぎて夜も全然気温が下がらないんですが、この映画はすごいことになっているので、観た後に興奮すると思うんです。興奮して体温が高くなると思いますが、外に出ても温度が下がっていないので、ちょっと冷静に帰ってください。(会場:笑) 体調が悪い方は、無理をしませんように。よろしくお願いします。 松木監督皆さんがおっしゃるように、ちょうど五年前の七月期にドラマが始まりでしたので、ちょうど五年前の今頃、「TOKYO MER」が始まりました。当時は「MERは果たして認めてもらえるのか」ということが物語の大きなテーマでもあり、出演者とスタッフが感じていた緊張感でもありました。それが五年後には、こうしてたくさんの皆さんに作品を応援して育てていただき、素晴らしい新キャストの皆さんをお迎えして発展していく姿までお見せできている。本当にありがたいことだと思っています。応援してくださった皆さんに、観届けていただきたいと思う場面がたくさんあります。楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いします。 MC会場には約4000人の方にお越しいただいています。イベントの応募件数は4万5000件、7万名を超える応募があったそうです! ウイカさんええっ! (会場のお客さんに)めっちゃ、くじ運が良い! (会場:笑) 岩瀬さんすごいですね! ウイカさん(マイクを通さず、驚きを口にして)すごい! 鈴木さんすごいですよね。(ウイカさんにツッコミ)言うんだったら、マイクを通して言ってください。(会場:笑) MC令和公開の東宝作品の完成披露試写会で、一番の応募数だったそうです。(登壇者の皆さん:「すごい!」と感動、会場:拍手) それだけ「TOKYO MER」への期待感もあると思います。 鈴木さん本当に感謝しかないですね。4万5千件、7万人…。今、4000人の方を目の前にしているだけでも、若干膝が震えています(苦笑)。その十倍以上の方々が応募してくださったというのは、それだけお子様からおじいちゃん、おばあちゃんまで、この作品を愛していただいているということだと思います。本当ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。 MC最新作を振り返ってみて、いかがでしょうか。感想を教えてください。 鈴木さん今回は「新生TOKYO MER」という、新たなチームが参戦してくれました。「どうなるのかな」と思っていたんですが、初日からすごく優秀で、ドラマ第一話の僕たちに比べたら…。 賀来さんちょっと待ってください(笑)。僕たちが優秀じゃないみたいじゃないですか。(登壇者の皆さん&会場:笑) 鈴木さんこのメンバーに比べたら優秀じゃなかった!(登壇者の皆さん&会場:笑)「それはなぜだろう?」と思ったんですが、「TOKYO MER」のオリジナルメンバーが作り上げてきたものを観て、研究してから撮影に来てくれているんですよ。だから、最初からできるんですよね。僕たちがドラマの時に「こうかな?」と、作り上げたものが無駄じゃなかったんだなという思いもありました。実際に、映画の中では、「TOKYO MER」に入りたくて、努力してやって来てくれたエリートという設定なんです。僕たちとはスタートラインが違うんですよね。俳優としての僕たちの現実と、「TOKYO MER」の中での現実がすごくリンクして、とても感慨深かったです。五年間かけて育ててきたから、優秀な人が入ってきてくれた。でも、赤楚くんの役だけは優秀すぎて困ったところがあるんです。 赤楚さんはい(照笑)。 鈴木さん観ていただければ分かるんですが、撮影中も五年間を噛み締めるような体験でした。 MC菜々緒さんは、新メンバーの活躍をどう感じましたか? 菜々緒さん私たち、オリジナルメンバーとしては、皆さんそれぞれキャラクターが立っているので、食われてしまわないか心配でした。(登壇者の皆さん&会場:笑) 鈴木さん(菜々緒さんと顔を見合わせて)そうですね。 菜々緒さんやっぱり皆さん、優秀なんですよ。本当に優秀な人たちが選ばれて来ているので、私は母のような存在感で見守っていました。とにかく新メンバーには安心感がありましたね。 MC鈴木さん、菜々緒さんから「優秀だ」とお褒めの言葉がありました。赤楚さん、いかがでしょうか。 赤楚さんすごくありがたいんですが、やはり僕らは三作目から入るということで、すごく不安もありました。そこを安心させてくださったのは、皆さんのおかげです。やりやすくやらせていただけたのは皆さんのおかげだと思います。(新メンバーを見て同意を求めるように)…ね! (登壇者の皆さん&会場:笑) 桜田さん&津田さん&ウイカさん&岩瀬さん(突然振られて戸惑いながら)は…はい! 賀来さんこれは…、言わされていますねぇ。(登壇者の皆さん&会場:笑) 鈴木さん夏梅さんは、ちょっとした新展開があります。恋があります。(周囲から「フー!」と声が上がる) 菜々緒さんはい。“新しい夏梅”が見られるんじゃないかと思っています。(周囲から「フー!」と声が上がる、会場:笑) MCでは、新しいメンバーの方にも改めてうかがいます。「TOKYO MER」への出演が決まり、実際にその世界に入られていかがでしたか。 赤楚さん僕のクランクインのシーンが冒頭のシーンになるんですが、観ていただけると分かるんですが、結構過酷な状況でした。すごく複雑な場所で手術をするんです。「すごく難しいな」と思っていたんですが、亮平さんが「平面ではないところでオペをしたりするのが『TOKYO MER』だ」と言ってくださって、「やっと僕も『TOKYO MER』の世界に入ったんだ」と実感が湧きました。 桜田さん噂では、ずっと撮影が過酷だと耳にしていたんですが、「過酷ってどんな感じの過酷なんだろう?」と想像していたんです。でも、本当に文字通り過酷なんだなと実感しました。(登壇者の皆さん:笑)その中で、みんなで辛いものを乗り越えるからこその団結感があるんだなと…。俳優・スタッフの皆さんを含めた全体で「TOKYO MER」を作っているんだなと改めて感じました。 MCやはり「TOKYO MER」は過酷だということが、新メンバーの方も実感されたようですね。 賀来さんよし! (登壇者の皆さん:笑)(新メンバーに心を寄せながら)大変ですよね。 菜々緒さん大変でしたよね。でも、賀来さんはちょっと物足りない感じなんじゃ? 賀来さん(お茶目な表情で否定)ううん!(会場:笑) 菜々緒さんそうですか? 賀来さん満足!(会場:笑) 菜々緒さん良かった(笑)。 鈴木さんでも、賀来くんも久しぶりに過酷だったでしょう? 賀来さん久しぶりに、そうですね! 劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』を一つ挟んでちょっと小休止じゃないですが、また再び現場に(ネタバレを気にして)…これは言って良いのかな? 鈴木さん良いんじゃない? 賀来さんちょっと、久しぶりの活動をさせてもらったりして。 菜々緒さん音羽先生はいつもズルいですよね。 鈴木さん美味しいところを持って行きますよね。 菜々緒さんいつも何か…(とクレームを入れつつも)でも私、音羽先生のそこが好きなんですよ。 賀来さんありがとうございます。 菜々緒さんでもズルいなって。 鈴木さん今回もカッコ良いです。 菜々緒さんカッコ良いんですよ、音羽先生が。 賀来さん失礼します!(会場:笑) 津田さん僕も、新たに参加できたことはとても光栄だったんですが、同時に緊張感もありました。やはり僕も、過酷だというのは聞いていましたし、スタッフの皆さんに「『TOKYO MER』は大変なんですが、よろしくお願いします」と言われたので、「あ、大変なのかな」と思いました(笑)。撮影に入る前には、トリアージ(傷病者の緊急度や重症度に応じて治療の優先順位を決めていくこと)講習を開いていただいて、トリアージを先生方にご指導していただきました。その時に、トリアージをしまくってきた亮平さんが「じゃあまず、“喜多見式”をご披露します」と見せてくださったんです。「MERの喜多見です」というセリフから見せていただいて、「これがトリアージか!」と思いました。トリアージは本当に大変で、同時にいろいろなことをやらなければいけないんです。しかも、僕の役は若干ベテランのキャラクターなので、先生からは「これを全部、15秒以内で終わらせてください」と、じわっとプレッシャーをかけられたりもしました(苦笑)。でも、トリアージをしまくったので、今ならいつでもできます。(登壇者の皆さん:笑)小道具さんから、お守りのようにトリアージタグを一枚いただいて、ずっと台本に挟んでいました。 ウイカさん私もかねてより、「TOKYO MER」シリーズのファンでした。演じる役柄が「新TOKYO MER」のメンバーだと聞いて、私は保守派なので「ちょっと待ってくれよ!じゃあ元のメンバーはどうなるんだ!」と、ちょっとアンチというか…。(登壇者の皆さん&会場:笑) 「私たちが入るということは、どうなるんだよ」思いながら半ギレで台本を読みました。でも読んでみたら「新TOKYO MER」になる理由が分かるというか…。最初は、嫌われるというか、アンチが出る覚悟で挑もうと思っていたんですが、でも大丈夫です。最後までご覧いただいたら、私たちがいて良かったって絶対に思います。(登壇者の皆さん:笑) それぐらい劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』は素晴らしいです。参加する新メンバーとしては、臆する部分と緊張する部分は少なからずありました。でも、喜多見チーフと夏梅さんが、常に役でもないところでもずっとリードしてくださいました。喜多見チーフは、私物のチューブを貸してくれて練習をさせてくださるし、夏梅さんは裏で、身体に良い食べ物を教えてくださって…。公私共にずっとコーチングしてくださったので、心からの信頼を寄せていました。すぐに「仲間だよ」と輪に入れてくださったことが、本当に心強くてありがたかったです。それは、観ていただいたらきっと伝わると思います。あと、エキストラの方のお芝居がすごいです! 一人一人にちゃんと症状が与えられているんだと、現場で感動しました。五回くらい劇場に足を運んでいただいて、ぜひそこも観ていただきたいです。以上です。(熱のこもったアピールに、会場:拍手) 岩瀬さん正直、ものすごく緊張していましたし、僕はどういう振る舞いで現場にいたら良いのかと、とても不安でした。最初に医療リハみたいなものがあって、4-0(ヨンゼロ)、5-0(ゴーゼロ)など縫合糸の種類がいろいろとあって「どれか分からないな」と悩んでいたんです。そしたら、亮平さんが横から(鈴木さんのモノマネ気味に少し冷たい感じで)「これ、5-0」と渡してきて…。(登壇者の皆さん:笑) 鈴木さん(笑)。そんな言い方した? 岩瀬さんはい。「5-0」って(笑)。もう、そこから「亮平さん、大好き!」ってなりました。 鈴木さんええ、「5-0」で?(会場:笑) 岩瀬さんはい。「5-0」で。 鈴木さんだったら、良かった。 岩瀬さん僕は、付いていくのに必死でしたが、キャストさんもスタッフの皆さんも優しく接してくださったので、「分からないことがあったらたくさん質問をしよう」と思いながら過ごしていました。僕の質問にも本当に真摯に向き合ってくださって、感謝しきれないです。僕がここに立っていいのかなと、今震えています。ちょっと話がまとまらないです。ありがとうございます(照笑)。 鈴木さんでもすごい、“手水”(てみず:手術中の糸結びをする時に、抵抗を少なくして結びやすくするために手にかけてもらう水)の練習していたもんね。 岩瀬さんそれはちょっと、秘密にしてください。 鈴木さん(笑)。それは秘密なの? 岩瀬さん“手水”のシーンはちゃんと劇中にありますから。 鈴木さん見どころだよね。ドクターの手が血液とかでベタベタしてくるので、ピュッ!と水をかける“手水”というものがあるんです。「それは僕の役目だ!」と言って“手水”をすごく練習していたので、出て来たら、「あ、ここか」と思ってください。 MC劇中に映っているんですね。 鈴木さんでも、僕、試写で観た時に見逃しているんです。 岩瀬さんえ! ちょっと待ってください! 鈴木さんでも、“手水”はちゃんと映っているんでしょう? 岩瀬さんはい、しれっと映っています。 ウイカさん“手水”のポーズをしているところもありましたよね。 岩瀬さんあれは、“手水”ポーズじゃないんですよ。 ウイカさん違うんだ? 岩瀬さんでも、“手水”ポーズということにしておきます。 ウイカさん(岩瀬さんと顔を見合わせて)うん、そうしよっか。(会場:笑)滝野川のタッキー感が出るところがあるんです。 岩瀬さん(ポーズを繰り出しながら)はい、あります。 赤楚さんあれ、“手水”なんだ…。 鈴木さん(笑)。“手水”の話は、これくらいにしよう!(会場:笑) MC本作では首都直下地震が描かれており、今日の会場である東京国際フォーラムもロケ地の一つとして使用されています。東京国際フォーラムでは音羽統括官が奮闘する姿が描かれています。賀来さん、改めて本作を振り返ってみていかがでしょうか。 賀来さん先ほど亮平くんも言っていましたが、久しぶりにピンチに遭遇してしまう音羽が見られるんですが、想像以上にカオスなので非常に大変でした。初日で喉が枯れるくらい、なかなか過酷な現場で…。“手水”って感じでした。(突然の“手水”発言に、登壇者の皆さん&会場:笑) 鈴木さん(笑)。“手水”していないでしょう? あなたは、される側でしょう? 賀来さんあれはもう、“手水”です。 鈴木さん“手水”ですか。 賀来さん失礼します。(登壇者の皆さん&会場:笑) MCさらに、劇中では首都高速でも複数の車やトラックが衝突する、特別甚大医療事案が発生します。迫力あるシーンを描くために、倉庫に大規模な首都高のセットを作り、そこで撮影が行われたそうです。今日は、そのセットの大きさを皆さんに体感していただくべく、実寸の首都高セットを再現したこちらを用意しました。 ■首都高シーンのセット原寸幕が天井から登場。 鈴木さん(原寸幕を見渡しながら)すごいね。この天井部分も全部作っていたからね。 賀来さん丸ごと、セットだったということですね。 鈴木さん丸ごとセットです。 ウイカさんTBS史上、最大規模のものだったそうです。 鈴木さんこのセット? そうなんだ!実際のセットは、高速道路が、この手前もずっと続いているのでね。 菜々緒さんカーブも再現されていました。 MC首都高の事故に、赤塚知事が巻き込まれてしまう衝撃的な展開もあります。撮影を振り返って、いかがでしたか? 石田さんずっと五年間、私は「TOKYO MER」の皆さんを危機管理対策室からしか見ていなかったんです。「どうしても実物の動いている皆さんを見たい!」と願っていました。今回は、それが叶いました。 鈴木さんどうでしたか? 実際に動いていた我々は。 石田さん「TOKYO MER」を作ったのは、私が演じている赤塚都知事じゃないですか。自分の役と自分自身とがごちゃごちゃになってしまって…。これから皆さんはご覧になるので、あまり細かいことは言えないんですが、「この人たちを自分が作ったんだな」と思うと、本当に胸がいっぱいになって、感動しながらみんなの声を聞いていました。 MC鈴木さんたちの動きも、間近で体感できましたか? 石田さん実際には気を失っておりまして…。(登壇者の皆さん:笑) 鈴木さん(笑)。見れていないじゃないですか! 現場に来たのに! 石田さんそう。半分気を失っているんです。(ネタバレを気にしながら)でも…、これからご覧になるのでこれ以上は言っちゃいけないですね。ぜひ楽しみにご覧ください。 MC要さんもトンネルの中の救出劇に関わっています。 要さんそうですね。今ずっと思い出していたんですが、撮影中はずっと暗かったですね。暗いところにしかいなかった…。(登壇者の皆さん:笑)最初の首都高の事故が起こるのは夜なので、そこに我々が駆けつけてトンネルに入ったら、真っ暗で…、今回は「陽を一回も見ていないな」と思いました。(原寸幕を見つめながら)スタッフさんがすごく手の込んだトンネルの絵を作ってくださいましたが、現場だと埃とか火とか、事故車があったりして、下も結構ボコボコで…。(原寸幕は)これはすごくきれいな状態のトンネルなので、こんなのだったかな…って改めて思いました。(登壇者の皆さん:笑) MCそれだけトンネルの
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「東京2020オリンピック SIDE:A」完成披露舞台挨拶「東京2020オリンピック SIDE:A」完成披露舞台挨拶1912年の第5回ストックホルム大会以来、撮り続けられているオリンピック公式映画。今回、その総監督に選ばれたのは、「萌の朱雀」(1997年公開/出演:國村隼、尾野真千子)「殯の森」(2007年公開/出演:うだしげき、尾野真千子)「光」(2017年公開/出演:永瀬正敏、水崎綾女)など数々の映画で世界的にも評価の高い河瀨監督です。 東京2020オリンピックは、2021年7月23日より17日間にわたってオリンピック史上最多となる33競技339種目が実施されました。本作は、大会開催に至るまでの750日、5,000時間に及ぶ膨大な記録を元に、表舞台に立つアスリートを中心としたオリンピック関係者たちを描いた「東京2020オリンピック SIDE:A」(6月3日公開)。大会関係者、一般市民、ボランティア、医療従事者などの非アスリートたちを描いた「東京2020オリンピック SIDE:B」(6月24日公開)として製作されます。 第75回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションのクラシック部門(カンヌ・クラシックス)に選出された、河瀨直美総監督作品「東京2020オリンピック SIDE:A」の完成披露試写会を5月23日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催し、河瀨総監督が舞台挨拶を行いました。この日は、森喜朗さん(東京2020オリンピック組織委員長前会長)、橋本聖子さん(東京2020オリンピック組織委員会会長)、山下泰裕さん(日本オリンピック委員会会長)らも来場しました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。完成披露舞台挨拶■藤井風さんによる本作のメインテーマ楽曲「The sun and the moon」が流れる中、河瀨監督が登壇。河瀨直美 総監督河瀨総監督風くんの曲がかかるとは思っていなかんたんですが...この楽曲もそうですし、5000時間の一コマ一コマがそれぞれの人生です。地球上に暮らす人類78億の人生が刻まれているかのような、去年の夏に繰り広げられた東京2020大会の記録をさせてもらえたことは、自分の人生にとってかけがえのない時間でした。本当にありがとうございました。MC最初に(本作のために)カメラを回したのが2019年の7月24日ということですが、あれから2年10ヵ月が経ち、ようやくお披露目となりました。今はどのようなお気持ちでしょうか。 河瀨総監督歳をとりました(笑)。と、言いますのも、5000時間もの間いつも緊迫していて、それだけの時間、(作品づくりに)夢中になりました。作品ではできるだけ客観的に物事を見つめようと思いました。そして、この数カ月どっぷりと浸かりました。その世界の中で、私のまなざしがこの作品を作ったのだとすると、その作品は今の時代の人たちだけではなく、百年、千年先の私たちの子孫に届いて、(現代の)私たちはどのような立場にあっても、みんなちゃんと一生懸命に生きていたということを残したいと思いました。MC当初は、一作品の予定だったと思います。それが「東京2020オリンピック SIDE:A」「東京2020オリンピック SIDE:B」の二作品になりました。作品の違いをお話ください。 河瀨総監督まず「東京2020オリンピック SIDE:A」は、アスリートを中心にした時間、そして「東京2020オリンピック SIDE:B」は、そのアスリートを支えた大会関係者それぞれの人生を描きました。 MC取材日数は750日に及びました。これは大会の延期もありましたから、結果的にそうならざるをえなかったと思います。その中で、アスリートを描く時に、どのようなところに苦労されましたか。 河瀨総監督例えば、33競技339種目それぞれを大会の始まりから終わりまで描くとして、それが時間軸になります。それを33競技分すると33回の繰り返しになります。映画は、時間軸を体現していくメディアだとすると、その時間軸を行ったり来たりする感覚ではなくて、一つの物語として、皆さんに旅をしてもらうための構成が非常に難しかったです。 MC確かに、境目がなく流れるような作品になっていました。 河瀨総監督ありがとうございます。 MC熱戦の興奮がもう一度よみがえるシーンがちりばめられていました。その一方で各国の選手たちの深い思いと意外な人生模様が浮き彫りになる構成でした。二時間という制約の中で、どの選手にスポットを当て、どの競技を取り上げるのかはどのようにして決めていったのですか? 河瀨総監督私は映画監督として、フィクションも作っていますが、ドキュメンタリーも作っています。むしろ、最初の作品は、自分のプライベートな日常を通して描くドキュメンタリー映画でした。その時に、ドキュメンタリーは現実に起こっていくものにカメラを向けるので、こちら(=撮影者)がコントロールすることはできません。人間というのは、さまざまなものをコントロールして、ともすれば人間だけが良ければいいという社会になりがちです。そして自然も含めて、人間以外のものが疲弊していくことも、感じられなくなり、そこを突き進むようになっていきがちです。(ドキュメンタリー映画は)そうではなくて、それぞれの人にきちんとフォーカスして、その時間を一緒に共有させてもらった、そこを克明に描くべきだと考えています。つまり、ドキュメンタリーというのは対象の人との関係性なのです。私=撮影者が作り手として、(被写体との関係性を築くために)心を開いていく。撮影者である前に、一人の人として、相手(被写体)の方に心を開いていくことができれば、その相手(被写体)の方も心を開いてくれるようになります。そうすれば、「はい、取材をします!」という取材者と対象者という関係性を超えていける姿を作品に刻みつけることができます。私自身が実は18歳までバスケットボールのプレイヤーとして、アスリートとして生きていた過去がありました。もちろんナショナルチームに選ばれるような選手ではありませんでした。それでも国を代表して集まった人(アスリート)たちの思いや気持ちは、その人たちとずっと人生を歩んできたわけではないですが、人生の一部に自分自身もなったような気持ちで、アスリートたちに向き合いました。そういう時に切り取られた映像は、やっぱり生きているんです。だから、その生きているそこに向かっていくエピソードを紡いでいくという撮り方をしました。 MC世界のオリンピアンの皆さんを取材されてみて、どのようなことに気がつかれましたか。 河瀨総監督アスリートとして素晴らしい成績を残している人でも、選手としてのピーク、それに年齢との関係もあり、東京2020に照準をあわせている人たちが、コロナウイルスによる一年の大会延期という中で、各国の感染予防対策により、十分な練習を積むことができないとか、それぞれの国で差がありました。日本でも、皆さんの記憶に新しいと思いますが、コロナ対策において、初めて緊急事態宣言がくだされた時は、家の外に出ることもはばかられるし、この感染症はいったい何なのか分からなくて、どうすれば対応できるのかという答えが分からない中で、みんなが右往左往していました。アスリートは、練習をしたくてもできない。チームプレーなのに合宿をしたくてもできない。そういうことにさいなまれていました。思い通りの練習ができたとしても、大会に照準を合わせるのが大変でした。その中でも心の平穏を保ち、競技に対する熱量を持ち続ける人がやはり強くて、それは、その競技において強いというだけではなくて、人間性なんです。そこは感動的でした。MC今競技の話が出ました。この映画を観て感じたのは、オリンピアンの皆さんが競技という言葉以上に人生という言葉を口にされていることです。 河瀨総監督そうなんです。そして、皆さんまだ映画をご覧になっていないので、言いづらいこともありますが......(笑)。東京2020オリンピック組織委員会をはじめ、IOC(国際オリンピック委員会)には、かつてオリンピアンだった方々が多く関わっていらして、主たる役職についていらっしゃる方々の言葉が素晴らしいんです。人生を語られる時に、スポーツを通して生き様を体現していらっしゃいます。その体現された姿に、私たちは勇気と感動と希望をもらいました。スポーツとはそういうものでした。 MC先ほど入場の際にも流れましたが、藤井風さんが手がける本作のメインテーマ「The sun and the moon」が、感動をさらに染み入るものにしていました。 河瀨総監督最高です。風さんはオンラインでこの楽曲を私に届けてくれました。コロナ禍でデビューした、まだ若いアーティストなんですが、この人の歌う声と奏でるピアノの音色、そして歌詞の中に存在しているものは、すべてのものを愛で包みます。アスリートの皆さんが、競技を通してある種の勝ち負けというものを、そして金メダルを手にするために切磋琢磨して日常を過ごしていらっしゃいます。でも、そこには勝ち負けを超えていく愛があって、それと風さんの歌が最後に流れることですべてを包みこんでくれます。「愛」という言葉にすると少し軽くなってしまうかもしれないですが、エンドクレジットの最後の最後まで、私たちすべての命の中に愛はあるんだよと。いろいろなことがあるけれど、それをもってして包むことができたら、この時代に分断ではなくつながりをもって皆さんが笑顔でいられるように思えます。今日、この映画を観てくれた方は、風さんのファンになって、映画館を出る時に、この世界って素晴らしいと思ってもらえると思います。 MC最後に、お伝えします。「東京2020オリンピック SIDE:A」は、第75回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションのクラシック部門(カンヌ・クラシックス)に選出されました。おめでとうございます!(会場:拍手) 河瀨総監督ありがとうございます。 MC河瀨監督は、今晩このままカンヌに向かわれます。 河瀨総監督このまま?! MCそのドレスで行けば、そのままレッドカーペットを歩けます! 河瀨総監督そうですね(笑)。 MC今、どのような心境でいらっしゃいますか。 河瀨総監督おかげさまで私は最初の映画(劇場映画デビュー作「萌の朱雀」でカンヌ映画祭カメラドールを史上最年少で受賞)からカンヌにご縁をいただいております。私がこの役割を引き受けさせていただいた時に、担当の方から言われたのは「これまでの映画とは少し違う、市川崑の時代に戻りたい」ということでした。つまり、それ(求められたの)は作家性でした。誰が撮っても同じような作品ではなく、「私にしか撮れないもの」を求めていただいているのだと思った時に、その役割を全うしようと思いました。この三年弱の時間は、ほかの映画のことは一切考えていませんでした。実は告白すると、まだ「B」が完成していません。6月3日に「A」を公開するために死に物狂いで仕上げたのが、つい最近で、カンヌに見せたのも4月の中頃でした。上映作品のラインナップがほぼ決まっている中で、最高責任者の方にお見せすることができました。栄誉ある舞台へ、今から飛行機に乗って、到着した翌日に公式上映をします。届けることができるのはご縁だと思います。今日、皆さんにお披露目できて、そしてカンヌという最高の場で世界にお披露目できるのは、カンヌの最高責任者が、「この作品は未来永劫に継ぐべき作品だ」と評価してくださったからです。これは私自身の総監督としての作品でありながら、ここに登場したすべてのアスリートたち、そして大会を支えた方々も含めての作品だと思っています。......まだ「B」はできていないですが、もしも「B」も出来上がっていたらカンヌに持って行けたと思います。「B」は最後の最後、公開のギリギリまで魂を込めて作りたいと思います。レッドカーペットを歩いた先に、この国にしかできなかったこのオリンピック、コロナ禍で無観客だったけれども、アスリートのほとばしる汗を皆さんに届けたかったというそのかたちは、絶対に歴史が証明してくれると思って、世界に届けていきたいと思います。支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。MCカンヌに選出されたということは、これは我々が考えているような通常のカメラアングルにこだわったスポーツのダイジェスト版ではないということが、映画をご覧いただければ分かると思います。それでは、最後に「東京2020オリンピックSIDE:A」を通して伝えたいこと、お客さんにご挨拶をお願いします。 河瀨総監督スポーツにおいて、その栄光の晴れ舞台であるオリンピックで金メダルをとることは最高の姿だと思います。けれども、人生の金メダリストであること、それが私たちすべての人たちに、与えられた舞台です。この映画を観て、アスリートだけではなくて、さまざまな苦悩や悲しみ、そういう場にいて、とても不安で、恐怖、心地よくないと思っていたとしても、必ず舞台が用意されていることを信じていただきたいと思います。そういう気持ちを受け取ってもらえると、この映画が報われるなと思っております。よろしくお願いします。(会場:拍手) MCこれにて舞台挨拶は終了です。これからカンヌ国際映画祭に行かれる監督を、拍手で送りましょう!(会場:拍手)
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『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』初日舞台挨拶「映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション」公式サイト 「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ33作目となる『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』が7月31日に公開を迎え、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が開催されました! 声優を務めた伊藤沙莉さん、マユリカの阪本さんと中谷さん、梶裕貴さん、下野紘さん、小林由美子さん、ならはしみきさん、森川智之さん、こおろぎさとみさん、チョーさん、野原しんのすけ(着ぐるみ)、野原銀の介(着ぐるみ)、渡辺正樹監督の計13名が登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします! 初日舞台挨拶 九尾の狐の妖怪・やこ役 伊藤沙莉さん 江戸前スッシーズの妖怪イカ役 阪本さん(マユリカ) 江戸前スッシーズの妖怪カレイ役 中谷さん(マユリカ) 妖怪・ひゃくえもん役 梶裕貴さん 唐傘の妖怪・唐蔵役 下野紘さん 野原しんのすけ役 小林由美子さん 野原みさえ役 ならはしみきさん 野原ひろし役 森川智之さん 野原ひまわり役 こおろぎさとみさん 野原銀の介役 チョーさん 渡辺正樹監督 ■会場の観客の「しんちゃーん!」という呼び込みで、しんのすけと銀の介が客席から登場! しんのすけありがとござます~。どもども。秋田から、今日のためにじいちゃんも会場に来ているってオラ、聞いたんだけど…あれ? じいちゃん、いないゾ。どこ行ったんだ? じいちゃん? じいちゃん? 銀の介オラはここだ、しんのすけ。先に行かんでくれよ! なんじゃここは? しんのすけ今日はいっぱい人が来てくれてるゾ。ありがとござます~。 銀の介(観客と握手しながら)かわいいのう。ありがとう! どこまで行くんじゃ? しんのすけこっちこっち! (しんのすけが銀の介の手を取って階段を上がる)階段気をつけて。 ■しんのすけと銀の介がステージに登壇。 しんのすけみんな、オラに、なんか、ようかい?みんな、サマーなバケーション楽しんでる? オラ、カスカベが生んだスーパースター・野原しんのすけ! みんな、オラに拍手を!今日は、オラに会いに来てくれてありがとうござます~。あと、ついでに、じいちゃんも一緒に来たんだゾ。 銀の介ワシはしんのすけのじいちゃんの野原銀の介と申します。皆さん、「銀ちゃん」って大きな声で呼んでくれるとうれしいな。じゃあ行くよ。せーの! ■客席から「銀ちゃーん!」と大声援! 銀の介あぁ、いい! (胸を抑えてうれしそうに)いい…いぶりがっこ! MCしんちゃん、銀の介さん、今日はカスカベと秋田の大曲から会場に来てくれてありがとうございます。 しんのすけこれはこれは、(佐藤)ちひろおねいさんではないですか。もうお久しぶりぶりの、いぶりがっこ! 会いたかったゾ! ちひろおねいさん、このあとお暇ですか? オラときりたんぽでも食べながら、ひと夏の思い出を作りませんか? 銀の介ちょっと待った! わしも仲間に入れてくんろ! (MCに近づいて、ステージに腰掛けながら)ちひろ、わしとテレ朝の社食でお茶でも飲みましょうか? MC飲みたいけれど、今日は大切な初日舞台挨拶なので…。 しんのすけじいちゃん、ずるいぞ! オラも社食行きたいゾ! 銀の介毛利庭園(東京都のテレビ朝日本社ビルに隣接している庭園)もいいんだべが…。 しんのすけ行きたいゾ! MCごめんね、そんな暇はないんだ。今日はしっかりと舞台挨拶を務めよう! しんのすけそでした、そでした。どっぷり忘れてたゾ。 銀の介どんぶり忘れてたぞ。 しんのすけ会場のみんな!今日はオラの映画初日に来てくれて、もうとーってもうれしいゾ!みんな、オラの映画どうだった? 良かったって方は拍手をお願いします。 ■会場から大きな拍手! しんのすけじゃあ、今日のオラ、カッコ良い? (ステージ上で体操座りをして会場の方を向きながら)カッコ良いと思う方、オラに手を振って! じゃあ、ついでにオラのじいちゃんもカッコ良いよって思ったら手を振ってあげてください。 銀の介あぁ、ありがとさん! うれしいのぉ。 MCしんちゃん、今日は映画に参加してくれたゲストの皆さんも会場に駆けつけてくれたんだよね? しんのすけスペシャルなゲストのみんなが来てくれたんだよね? 銀の介スペシャルということは、あの子もあの子も来てるんじゃろ? しんのすけみんな来てるゾ。それじゃ、早速ゲストの皆さんをお呼びしちゃいましょう! ■ゲスト声優の伊藤沙莉さん、マユリカさん、梶裕貴さん、下野紘さんと監督がステージに登壇しました! 銀の介どうやら、ひろしたちも来ているらしいぞ。 ひろしおやじ、俺たちに黙って先に行くなって言っただろ~! みさえしんちゃんたら、会場の皆さんにご迷惑をおかけしてないかしら? ひまわりたや~! ■レギュラー声優の小林由美子さん、ならはしみきさん、森川智之さん、こおろぎさとみさん、チョーさんがステージに登壇しました。 伊藤さん本日はこんなにたくさんの方に集まっていただき、とてもうれしく思っています。完成披露の時もそうでしたが、「クレヨンしんちゃん」に出ることが、自分にとっては長年の夢だったので、今大変幸せで、かつとんでもなく緊張しております。上手く話せるかちょっと分からないですが、皆さんに楽しんでいただけたらと思っています。よろしくお願いします。 中谷さん江戸前スッシーズ所属、妖怪カレイ役・マユリカ中谷と。 阪本さん妖怪イカ役・阪本です。 中谷さん&阪本さんよろしくお願いします。 中谷さんいや、うれしい! 阪本さん僕の役は、イカ太とかイカ次郎という名前ではなく、「妖怪イカ」という名前だそうです(笑)。 中谷さんそのままです(笑)! 阪本さん僕たちは漫才をやっているんですが、漫才の時の出囃子(登場時の音楽)を「クレヨンしんちゃん」の曲にしているくらい、しんちゃんが好きなので、非常に光栄に思っています。 中谷さん歴代の「クレヨンしんちゃん」の映画で声優を「やったんやで!」と言える芸人が何人おんねん! ということで、非常に光栄に思っています。 梶さん初日ということで、皆さんは今ご覧いただいたばかりですよね。すごく楽しそうでうれしそうな表情が皆さんから伝わってきて、うれしいです。ということは、ひゃくえもんに対して、皆さんがどういう思いを持っているのか…、ちょっと不安なところがありますが……。(隣にいた下野さんに肩を叩かれて何やら頷かれる)…まあ、いろいろありましたが「誰でもやり直せるんだぞ」というところを大事に、今日は楽しく盛り上がっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 下野さん(会場に向かって元気よく)はい皆さん、こんにちはー!(会場の反応に) あれ? ちょっと元気が足りないんじゃないかな? もう一回いくよ! こんにちは!(会場から大きく「こんにちは」の声) はい、みんなよくできたね。いい子いい子!はい、こんな感じで楽しい会になれば良いなと思っております。よろしくお願いします。 小林さん皆さん、ご覧いただきありがとうございます。本日の映画は、いかがだったでしょうか?(会場:拍手) ありがとうございます。今日を迎えられたのがうれしすぎて、皆さんに会えたのがうれしすぎて、そしてしんちゃんが大好きすぎて、私の今日の衣装は、ほぼコスプレになりました。 梶さんめちゃくちゃ似合っていますよ。 小林さん完成披露試写会の時よりレベルが上がっているでしょ? 梶さんグレードアップしたんですよね? 森川さん会場にも若干、同じコスプレをされている方もいますね…。 小林さん仲間がいる? 本当は、しんちゃんが頭につけてるカンタムロボの帽子も用意したかったんですが、(しんちゃんが小林さんの横に並ぶ)…ちょっと用意できなかったので、ピンにしてみたんです。でも、パンフレットのグッズ紹介のところ見たらこれよりグレードアップしたヘアピンが売っていたので、この後買います! 皆さんもチェックしてみてください。今日は、皆さんと楽しめたらいいなと思っております。 ならはしさんしんのすけ(小林さん)の真似をしたわけじゃないんですが、この衣装の色味が、みさえのコスプレ…というわけじゃないんですが…。 森川さん妖怪の時の? ならはしさん妖怪ケツデカオババになってしまったみさえさんは、白いふわっとしたフォルムに、(薄紫色のストールを示して)こういう色の服を着ていたので、ちょっと初めてコスプレをしちゃいました。今日は楽しんでください。 小林さん似合っています! 森川さんいや、このコスプレ、コスプレっていう流れできたので、私どうしようかなと思って…。靴下を着てくれば良いんですかね? 小林さんそれは、難易度が高いですね。 森川さんそれは結構(難しい)…ですよ? 小林さんでも、普段の父ちゃんがよそ行きの格好の時は、(森川さんの衣装を指して)こんな感じですもんね。 こおろぎさんニオイを頑張れば良かったじゃない? 森川さん足のニオイですか? そんなことをしたら、多分会場に入れないと思います。セキュリティの問題で止められちゃいますよ。でも、次にこんな機会があるんだったら、僕もコスプレを急いで用意して、夜なべして作ってニオイを染み込ませてきますんで、楽しみにしてもらいたいです。今日は、皆さんと共に…上映後なので、ネタバレありな感じで一緒に短い時間ですが盛り上がっていきたいと思います。よろしくお願いします。 こおろぎさんそうなると、ひまわりのコスプレはいろいろ問題が生じるので、ちょっとできない…。でも、小林さんの衣装がちょっとコスプレになるかもっていう情報はあったんです。だから「コスプレをやろうか」とは思ったんですが、ちょっと無理でした(苦笑)。 森川さん大人の事情で。 こおろぎさんなので、全然関係ない格好になっちゃいました。今回の映画は、秋田県の皆さんに多大なるご協力をいただいたということで、秋田県が大好きになりました。大好きな秋田と、妖怪の世界で一緒に過ごせたのが、とてもうれしいです。夏はまだまだこれからなので、時間はたっぷりあります。なので、これからもみんなで楽しくやっていけたらと思います。よろしくお願いします。 チョーさんあの、おしっこに行きたくなったら行っても良いですからね。我慢しないでくださいね。いろいろとお話すると思いますが、ゆっくりしていってください。以上です。 渡辺監督僕は、初めて「クレヨンしんちゃん」の監督を務めました。なので、どんな反応が来るかと、ドキがムネムネだったんです(笑)。皆さんが、楽しんでくれたなら良かったかなと思っております。 MC伊藤さん、先日の完成披露試写会、そして本日は公開初日を迎えました。各種SNSには「家族って大切だなと思いました」「野原一家最高!」「妖怪たちが可愛かったし面白かった」など素敵なコメントがたくさん届いています。 伊藤さん(MCの方がSNSに寄せられたコメントを読んでいる間ずっとポーズを取ったり伊藤さんに投げキッスをしたりしていたことに笑ってしまって)…すみません(苦笑)。 小林さん絡みすぎなのよ、しんちゃん。しんちゃんがここに来たのは、沙莉さんに会いに来た可能性があります! 伊藤さん(笑いを堪えながら)すごい反響ですね(笑)。私も、友だちとかいろんな人から連絡があって「楽しみ」ってめちゃくちゃ言われたし、私も今日がすごく待ち遠しかったです。私、エゴサーチをすごくするんですが…。 登壇者の皆さんそうなんですか!? 伊藤さんそうなんです。めちゃくちゃするんですが…。 阪本さん「伊藤沙莉」ってエゴサーチするんですか? 伊藤さんいつもは「伊藤沙莉」でするんですが、今日は怖いので「しんちゃん」で(笑)。そうしたら、すでに楽しんでくださっている方がたくさんいらっしゃって、すごくうれしい気持ちになりました。 MC中谷さんと坂本さんと小林さんは、映画の舞台の秋田に行かれたそうですね? 中谷さんそうなんです。一日駅長みたいなことをやらせてもらって…。 小林さん(中谷さんを指して)めちゃくちゃ白いスーツがカッコ良かったです。 中谷さんそうなんです。駅長さんの格好をして、普通にしんちゃんと三人でホームに立ってたんですが、そこに新幹線がバーって入ってきて、乗客の方は何も知らないので「しんちゃんや!」って顔をしながら(新幹線が)通り過ぎていくんですよ。「なんで(ここにしんちゃんが)おるの?」みたいな(笑)。 阪本さんそうなんです。秋田は、すごく空気がおいしいところで、いろいろ食べたかったんですが、スケジュールがバタバタで、ほんまに空気しか食べてないです。 中谷さん(笑)。そんなイヤミったらしく言うなよ! 森川さんきりたんぽとか食べていないの? 阪本さん食べてないんですよ。ほんまに空気だけいただきました(笑)。 中谷さんイヤミを言うなよ! でも、最高の場所でした。 阪本さんはい、最高の場所でした。 小林さんすみません。きりたんぽも、いぶりがっこも食べたし…全部食べました! 中谷さんいつの間に? 小林さん前乗りをしました。秋田最高! MC梶さんは、おしり玉を集めて妖怪の国と人間界を支配しようともくろむ妖怪ひゃくえもんという難しい役どころだったと思います。どんなことを意識しながら臨んだんでしょうか? 梶さんそうですね…(苦笑)。急にすごく真面目な質問が来ましたが…。ずっとどんな役なのかとか何も言えなかったんですが、もう皆さんは、ご覧いただいた後なのでお話できますね。「“ひゃくえもん”って名前は、どこからネーミングされたのかな?」って思ったんですが、「ムカデ」なので足が百本あるからひゃくえもんなんですね。そう考えると、「“熊田の長”は熊みたいな顔をしているからかな?」とか思ったら、ヤマタノオロチみたいな九つの首を持つ竜でした…。まずは、そういった妖怪も含めたネーミングセンスがすごく素敵だなと思ったわけです。僕の演じたひゃくえもんは、ラスボスというか、彼がいろいろと仕組んだからこそ、今回のお話があったわけです。基本はシリアスなお芝居だったんですが、その中に、急にぶっこまれるしんちゃんのギャグというか、ものすごくシリアスな顔をして(ポーズをしながら)おしり玉を吸収するシーンがあって…。 下野さんあんなことをするキャラクターだとは思わなかったよね? 梶さんそうなんですよ。僕もびっくりしたんです。だから、とにかく大真面目にやればやるほど皆さんに楽しんでいただけるかなと思って、もうシリアスに演じさせていただきました。あとは、実は江戸前スッシーズの声を、実は僕ら声優もちょこっと担当させていただいてたりします。 中谷さんうそ? どこで? 梶さん一緒に野球をやっていたんです。これ、誰がどの声をやっているのかは、難しいと思いますが、ぜひちょっと映画館に来て…。 下野さん何度も来ていただいて、答え合わせをしてもらえるとね。 梶さん最後のコメントを下野さんに取られてしまいましたが…(苦笑)。 下野さん奪ってばっかりでごめんね(笑)。 梶さんこの間行った対談の時も、僕のエピソードトークをほとんど下野さんがしゃべっていました(笑)。 下野さん本当にごめんね。 梶さんでも、声優としての夢の一つが「しんちゃんの映画に出ること」だったので、とてもうれしかったです。 MC下野さん、野原一家からのタレコミで、アフレコの時にクライマックスのシーンに近づくところで感情が溢れて涙がこぼれてしまったと聞きました。 下野さん感情があふれたというか、僕は今までの『映画クレヨンしんちゃん』を観ていまして、しかも何回も同じ作品を観るんですよ。だから、少し話の展開が分かるんですよ。だから、どうしてもクライマックスなるところで、泣いちゃうっていう…。いつも家で観ながら一人でボロボロボロボロ泣いていることが多いんです。 梶さん現場でね。下野さんもそうですが、みんなアフレコ中に号泣をしてしまうんですよね。 下野さん僕の中では、仕事ですからね。仕事場で、僕の役とは全然関係ないシーンなのに、「こんなところで泣いている場合ではない!」「この後、最後の戦いを待っている」…と、思ってはいるんです。ただ、台本を見ながら「あぁ、ダメだ。多分、このみさえさんとしんちゃんのシーンは…(梶さんが同意するかのように下野さんの肩を叩く)俺、ダメかもしれない」と、家で台本をチェックしながら、そこのシーンを熟読していたんです。 梶さん熟読(笑)。 下野さん台本をチェックしている時から、「しんちゃん」っていうならはしさんの声がずっと聞こえていて、「これ、アフレコ中に泣いたらいけない!泣いたらいけない!」と思っていたんです。でも、うん、普通に泣いていました(苦笑)。 梶さん(会場に向かって)大人の皆さんは、みさえがしんちゃんを自転車で送っていく、あの辺りからやばかったですよね? 下野さん本当にあの辺から、いろんなものがリフレインしていて…。「声優さんって本当すごいな!」と思ったのが、現場でアフレコしている声を生で聞いて…、おそらく会場の皆さんよりも俺の方が感動していると思います。(登壇者の皆さん:笑) 生の声は、それぐらいの破壊力がありました! いや、みさえさんってやっぱすげえなって思いました。 ならはしさん心のきれいな方なんでしょうね。ピュアな心の持ち主。 下野さんすみません。もう結構なオジサンなんですが(苦笑)、泣かせていただきました。 阪本さん江戸前スッシーズでは誰も泣いてなかったですね。 中谷さん泣かへんやろ! どこで泣くねん? 野球してるだけやのに。 MC本日は、銀の介役のチョーさんにもお越しいただき、まさに野原一家大集合となっております。今回は銀の介とやこが出会う過去の回想シーンや、秋田でしんのすけに対して印象的なお話をするシーンもあったと思います。今作の映画にご出演された感想などいかがですか? チョーさん感想ですか? 映画33作目にして、やっとおじいちゃんが出ることができました。 森川さんそうか、おめでとう! チョーさん渡辺監督、ありがとうございます。「いつか…」「いつか」と、毎年出演できることを待っておりました。今年、ようやく秋田でみんなと会うことができましたし、大好きな沙莉ちゃんとも会うことができた! ■チョーさん、伊藤さんの元に駆け寄り握手する。 チョーさんこれだけで、今日ここに来た甲斐があるというものであります。 こおろぎさんバミってあるから、そこから動いちゃだめだよ(笑)! チョーさんすみません。うれしい限りです。そんな感想ではだめですか? MC想いが溢れた感想をありがとうございます。今作では、おしり玉を取り返すために、野原一家がまた奮闘します。「家族って大切だと思った」という感想も寄せられていますが、森川さん、ならはしさん、こおろぎさんはどのようなところを観てもらいたいですか? 森川さん(MCの方を指して)今言っていた、そこ(笑)! そこなんです。家族がいるところが素晴らしい、家族の絆や帰るところがあるというのがテーマとして良いのかなと思いました。 ならはしさんいつもと逆でね、しんちゃんが頑張って助けようとしてくれるんです。「まだ帰れない。父ちゃんと母ちゃんが一緒じゃないと帰らない」ってね。 こおろぎさんマインドが「誰もおいて行かない」だからね。 ならはしさんしんちゃんが、そう思ってくれていたのが良かった。 森川さんよく我々のおしり玉をみつけてくれたね。 小林さんあそこは、「しんのすけ」って呼ぶ「とうちゃんとかあちゃんの声」を頼りに、二人のおかげで見つけることができたんです。(下野さんに向かって)泣くのは、あそこのシーンだよね? もう泣いても良いよ! 梶さん今もちょっとウルウルと…(笑)。 ■しんちゃんが下野さんに駆け寄り、抱きしめ合う。 下野さん(抱き合いながら)本当に良いとうちゃんとかあちゃんなんだぞ…。 MC渡辺監督は、どのような思いを込めて作られたんでしょうか? 渡辺監督「妖怪を使おう」という話で進めたのですが、妖怪は目に見えないものだったりするので、しんのすけと妖怪の出会いや、一緒にした冒険や友情が、最後には見えなくなっちゃうんです。でも、すごく大切なひと夏の思い出として心に残るような映画になったらいいなと思って作りました。 MCここからは、少しお題を変えてお話をうかがいたいと思います。本作ではおしり玉を取られてしまうと家族だった記憶を失ってしまうので、しんのすけたちが奮闘します。そこで、皆さんの「忘れたくない家族の思い出」を教えていただければと思います。 伊藤さんすごく考えたのですが、私は、結構家族が好きなので、「特別にどこに行った」みたいなことより、「あの日常に戻りたい」と思うことは日々ありますね。最近は、家族との時間がすごく大事な時間だと感じます。 中谷さん僕は家族構成が野原家と一緒で、両親と僕と妹なんです。 阪本さんそれを言うなら、僕もです。 中谷さん今、ライバル心を煽って来なくても良いから(笑)! まあ、僕たち二人とも家族構成が一緒なんですが、僕が忘れたくない家族の思い出は、「親父に公園に遊びに連れっていってもらった時」の思い出とかですかね。まだ小っちゃかったので、川にある飛び石に怖くて飛べないでいたんです。そしたら父親が「なんやお前、飛ばれへんのか。見とけよ!」って飛んだら、メチャクチャすべって転んで、ジーパンがビリビリって破れて「こりゃアカン…帰るぞ…」って帰ったっていうのが忘れられないですね。映画のひろしはカッコ良かったんですが、うちの父親はちょっと情けなかったのが忘れられないですね。 阪本さん僕の父親は、すごくお茶目な人で、糖尿病なのにすごく魚卵を食べるんですよ。 中谷さんお茶目ちゃう! 心配やろ! 阪本さん医者に「ダメです」って言われてるのに、全然食べるんですよね。 だから、そういうお茶目さは見習いたいですね。 中谷さん見習ったらあかん! 体に悪すぎる! 梶さんこの後にちょっと話しにくいんですが(苦笑)、うちは父親が厳しめの人だったので、なかなか家族全員で出かける機会がなかったんです。そんな中、父親が「今度、映画に行くか」って言ってくれて、すごくうれしかったんですが、僕は前日に熱を出しちゃったんです。その時、父親が「治ったら行こうな」と言ってくれて、時間を作って家族全員で行った時は、すごくうれしかったですね。さりげないことですが、家族の時間は子どもにとってすごく大事なんだと思いました。今、小さい娘がいるので、家族の思い出を作ってあげられたらと思います。 下野さん今思い浮かぶのは、両親が共働きだったので、なかなか夏休みとかに旅行に行く機会が多くなかったんです。ある時、うちの父の田舎が福岡なんですが、「車で福岡まで行こう」っていう話になりました。六人家族なんですが、僕も小学校一年生とかちっちゃい頃で、夜7時か8時くらいに家を出て、途中で父ちゃんも休憩しながら、福岡に車で向かいました。こんな時間に車に乗るなんてことがなかったので、ちょっとドキドキしながら長旅をして、父ちゃんが福岡までずっと運転をしてくれて…。 梶さん東京から? 下野さん東京から福岡までずっと。途中のサービスエリアでカップラーメンの自販機みたいなのがあって食べたりしました。そういう、何でもないただ実家から車で大移動したっていう思い出がずっとあるんです。家族と一緒に行った旅行は、他にもあるんですが、それが一番僕の中では思い出に残っています。父ちゃんと母ちゃんが好きな曲だったり、子どもたちが好きな曲をかけながら…。あんまり覚えてはいないんですが、おそらく父ちゃんは実家に着いてからずっと寝ていたと思います。頑張ってくれたのもすごくうれしかったです。 小林さん私は六人家族で、父と母と兄・私・妹・妹の四人兄妹でした。父親は普通のサラリーマンだったんですが、民謡の先生と三味線の先生もやっていました。「小さい子どもが舞台で歌うと盛り上がる」みたいな、いやらしい考えを持っておりまして(笑)、父親から兄妹四人で秋田民謡をよく教えてもらいました。「秋田大黒舞」とか、「秋田おばこ」をよく聴いてい
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『ミニオンズ&モンスターズ 』劇場販売商品のご案内TOHO theater STOREでも販売いたします 2026年8月7日(金)公開『ミニオンズ&モンスターズ』の上映劇場で販売いたします。 商品は公開劇場にてお買い求めください。 ミニオンズ&モンスターズ © Universal City Studios LLC. All Rights Reserved. ※価格は全て税込です。画像は実際の商品とは異なって見える場合がございます。 ※商品のデザイン・仕様は変更になる場合がございます。 -
「キングダム 魂の決戦」特大ヒット御礼舞台挨拶「キングダム 魂の決戦」公式サイト 公開初日の7月17日から8月4日までの19日間で、早くも動員287万人、興行成績44.4億円超えの大躍進を続けている映画「キングダム」シリーズの第五弾「キングダム 魂の決戦」。特大ヒット御礼舞台挨拶が8月5日にTOHOシネマズ 日比谷で行われ、天下の大将軍を目指す主人公・信役の山﨑賢人さん、本作から初登場を果たした信のライバルで、同じく大将軍を志す若き将・蒙恬役の志尊淳さん、王賁役の神尾楓珠さんが登壇しました。全国351館の劇場にて同時中継も行われる中、新章で活躍を見せた三人が熱いトークを繰り広げたこの日の模様を、詳しくレポートします! 特大ヒット御礼舞台挨拶 信役 山﨑賢人さん 蒙恬役 志尊淳さん 王賁役 神尾楓珠さん MC 山里亮太さん(南海キャンディーズ) ■MCとして南海キャンディーズの山里さんが登壇すると、会場から驚きの声が上がりました。 山里さん“ノー”黄色い歓声、ありがとうございます。(会場:笑、「やまちゃーん」と歓声が飛ぶ) ありがとうございます! 名前を呼んでくれた方を二人確認できました。(会場:笑、今度は「カッコ良い!」と歓声が飛ぶ) あら、うれしい! カッコ良いだなんて、ありがとうございます。さて、(声援の)カツアゲも終わりました。すみません。皆さん「メインはまだか」という顔をされていると思いますが、本日は「キングダム 魂の決戦」の特大ヒット御礼舞台挨拶にお越しいただきまして、誠にありがとうございます! (会場:拍手)本作は、この夏を代表する特大ヒットを飾っております。分かっていますよ、「早く出せ」ということですよね。メインディッシュはもうすぐ来ますので、ひじきの煮物でもう少しお付き合いいただきたいです。(会場:笑)さあ、準備はよろしいでしょうか! 来るよ!(会場:歓声&拍手) それでは皆さん、客席の中ほどをご覧ください!(会場:大歓声) ■米津玄師さんによる本作の主題歌「夜鷹」が流れる中、客席の中扉からまずは山﨑さんが登場。大歓声を浴びながら、中通路の中央に立って観客の皆さんに手を振りました。 ■続いて、志尊さん、神尾さんが入場。 ■三人は客席の間を通り、大きな拍手に包まれてステージに上がりました。ステージには、各々が率いる隊の旗をあしらったパネル。山﨑さん、志尊さん、神尾さんはうれしそうに、旗を見つめていました。 山里さん皆さんからご挨拶をいただく前に、本作の最新の成績を発表させていただきます。8月4日までの公開19日間で、観客動員287万人。興行収入は44.4億円を突破しました! これはすごい!(会場:拍手)そして、本日の舞台挨拶は全国351の映画館で生中継されています。 ■山﨑さん&志尊さん&神尾さんが中継カメラに向かって手を振りました。 山里さん本日は、秦の未来を担っている三人が登壇しています。早速、ご挨拶をお願いいたします。 山﨑さん皆さん、こんばんは! 会場の皆さんこんばんはー! 山﨑さん公開から19日が経ち、すでにたくさんの方に観ていただいているタイミングで、この三人で舞台挨拶ができることを本当にうれしく思っています。今日はよろしくお願いします。 志尊さん公開から19日が経ったにも関わらず、こんなにたくさんの方に来ていただいて、そしてライブビューイングでも観てくださって本当にありがとうございます。本日が一回目の鑑賞の方も、二回目の方も、三回目の方も、皆さんがもっと映画を楽しめるようなお話ができたらと思っています。 神尾さん今日は、こうして玉鳳隊(ぎょくほうたい・王賁が率いる秦国の隊)の旗を背に、皆さんと対面をしていることに感慨深い気持ちもありつつ、大ヒットしている作品ということで、楽しくやっていけたらと思います。 山里さん公開から19日が経ち、SNSでも大きな反響を呼んでいます。そりゃあ、すごいはずですよ! 本当に面白いですから! 山﨑さん本当に面白いですよね。(しみじみと語る山﨑さんに、会場:笑) 山里さんご本人でもそう思いますよね! 山﨑さん思います! 山里さんSNSの反響を見ると、山﨑さん演じる信に対しては、このようなコメントが来ております。 王騎将軍の魂を、心を、矛を受け継いだ信。力だけでなく、心までも強くなって、一回りも二回りも大きくなった信に感動しました。さらに大軍勢を前にしても、迷わず先陣を切る姿。「旗を上げろ!」と飛信隊の旗が上がる瞬間、興奮と涙が込み上げてきました。山﨑さんには一生、信を続けてほしい。 【SNSのコメント】 山里さん一生ですって! 山﨑さんできたらうれしいです。 山里さんこれからも、信がこの先にどうなっていくのかを山﨑さんを通して観ていきたいという気持ちが、皆さんもおありだと思います。(同意を表すように、会場:拍手)信には、大将軍になってもらわないといけないですから。こういった反響を受けていかがですか? 山﨑さん「旗を上げろ!」のシーンは、演じていてもすごく好きなシーンでした。映画の中で初めて飛信隊の旗を掲げるシーンだったので、すごく感慨深いものがありました。一作目から続けてきて、五作目で飛信隊の活躍があって、あの旗を上げる…。熱くて、好きなシーンでした。 山里さんここまで、いろいろなことがありましたもんね。 山﨑さんそうですね。王騎将軍を筆頭に、四作目までのいろいろな方々の思いを背負いながら、五作目も良いものになればと思いながらやっていたので、こういった熱い感想をいただけてうれしいです。 山里さん志尊さん演じる蒙恬も大人気で、いろいろな反響が届いています。 華麗さと知性を備えた蒙恬は、雰囲気も話し方も佇まいも志尊淳じゃなくて、もはや蒙恬なのよ。 【SNSのコメント】 山里さん「志尊淳じゃない」…これはどういうことなんですかね。(志尊さん&会場:笑) もう志尊くんじゃないんだ。 志尊さん僕ではないみたいです(笑)。 山里さんその方の中では、もう蒙恬そのものなんだね。(会場を見渡しながら)何人かうなずいていらっしゃる方がいます。きっと「目の前に蒙恬がいる!今日はずいぶんカジュアルなスタイルだ」と思っているんでしょうね。蒙恬がスーツを着て…。歴史がめちゃくちゃになります。(登壇者の皆さん&会場:笑)みんな、良いところをついているコメントが多いですね。 思いのこもった「ご武運を」。蒙武将軍とのシーンが好きでした。楽華隊としての蒙恬様に付いていきます! 【SNSのコメント】 山里さん蒙恬ファンの熱気もすごいです。 志尊さん蒙恬は、原作でもものすごく人気のあるキャラクターなので、原作ファンの方々に「何だよ」と思われないように精一杯やらせていただきました。そう言っていただけて、良かったです。 山里さん「何だよ」なんて思うわけがない! 皆さん、蒙恬でしたよね!?(同意を表すように、会場:拍手)山﨑さんはいかがでしたか? 僕は、原作ファンとして「蒙恬はドンピシャだな!」と思いました。 山﨑さん本当にドンピシャだなと思いました。 志尊さんいやいや、そう言うしかない流れになっている(笑)。 山﨑さん(笑)。本当に! 超魅力的な蒙恬だったと思います。 山里さん距離感も含め、信とはすぐに良い関係が築けたのでしょうか。 志尊さん賢人だからこそ、あの距離感を作れたんだと思っています。僕ら三人のシーンは本当に少ないので、山陽の戦いや彼らの関係性を、どうやってあのワンシーンで表現するかとなった時に、やっぱり賢人との距離感があったからこそできたのかなと思いました。 山里さんそして神尾さん! 王賁、ぴったりよ! 神尾さんありがとうございます! 山里さんこちらもコメントがたくさん届いています。 王賁の槍使いを演じるために、五カ月という長いようで短い期間で仕上げた神尾さんの努力や真面目さは王賁そのもの。 【SNSのコメント】 王賁さんの「蟻が…」が一番好きです。 【SNSのコメント】 山里さんという感想もありました。 山﨑さん「蟻が」(笑)。 神尾さん「蟻が」(笑)。 山里さん(神尾さんが自然と生セリフを披露したことから)サラッとありがとう! 神尾さん今のは、王賁として言っていなかったですよ(照笑)。(会場:笑) 山里さん神尾くんとして言っちゃった。 神尾さんごめんなさい(笑)。 山里さん「神尾さんイコール、王賁だ」という熱い感想も多かったそうです。 神尾さんうれしいです。僕はこれまでの「キングダム」シリーズを、「いつかこの作品に出たい」と思いながら観ていました。王賁という原作屈指の人気キャラクターを任せていただき、僕の演じた王賁に対してそう言っていただけたことで、僕を選んだ方々にも少し恩返しができたかなと思っています。 山里さん素晴らしい。プレッシャーもありましたか? 神尾さんありましたね。プレッシャーもありましたし、信という絶対的な存在がいる中で、ライバル関係として負けないようにという意識をしていました。槍の使い手としても、「蟻が」と言っても大丈夫なくらいの説得力がないとダメだったので(笑)、頑張りました。 山里さんさらに作品自体の感想もたくさん届いています。 期待して観に行ったけれど、それを遥かに上回り、圧巻だった。 【SNSのコメント】 初めて映画館で「キングダム」を観ました。なぜ今まで映画館で観ていなかったんだと自分を戒めました。 【SNSのコメント】 日本が誇る特大スケールの映画です。何度でも観たい! 【SNSのコメント】 山里さんと、熱い感想ばかりです。「一作目からここまで劇場で見届けることができてうれしい」という声もありました。今回も満足度がすごく高いようです。 山﨑さんうれしいですね。一作目の時から「キングダム」は映画館で観るべきクオリティと…クオリティ。(会場:笑) 山里さん大事なことなので二回言いますよね。(登壇者の皆さん&会場:笑) 志尊さん(山﨑さんの発言にうなずきながら)クオリティとクオリティ。分かる、分かる。 山里さん迫力とかね。 山﨑さん迫力もそうですし、映画館で観るように、設計されているので…。 山里さん特に戦闘シーンなどは、映画館で観ると土の香りがしてきそうなほどの没入感がありました。志尊さんと神尾さん、反響のほどはいかがでしょうか。 志尊さん「『キングダム 魂の決戦』観たよ」と言ってもらえるんですが、僕としては、もちろん作品に参加はしているんですが、「チームになれているのかな」という不安があります。すでにチーム感が出来上がっているところに後から入っている身なので、徐々に徐々に皆さんに浸透できたら良いなという気持ちです。 山里さん「徐々に」だなんて…。いきなり欠かせない存在になっています。(会場を見渡しながら)観た人は分かりますよね。(同意を表すように、会場:拍手) 志尊さんありがたいです。 山里さん「ずっといたんじゃないか」と思うくらいです。それに関しては、楓珠くんもそうですよ。 神尾さん本当ですか?僕は、今回「キングダム」シリーズに参加して、改めて「こんなにも多くの方々を魅了できる作品なんだ」と感じました。 山里さん多くの人を魅了する「キングダム」という映画。山﨑さんはよくぞ何年もこの作品、この一座を引っ張り続けましたね! 山﨑さんいやいや、「みんなで作り上げてきた」という気持ちです。こうやって今作から二人がドシッと入ってきてくれるのもうれしいです。さらにパワーアップできて、本当に最高ですね。 山里さん最高のメンバーが集まり続けていますが、今日は、信・蒙恬・王賁という胸が熱くなる三人が顔を揃えた舞台挨拶です。SNSでも「信・蒙恬・王賁による、三人の会話をもっと観たい」という声も上がっています。今日も三人の会話をもっと聞きたいですよね。(同意を表すように、会場:拍手)それはそうですよね。僕はちょっと複雑な気持ちですが…。(会場:笑)ということで、お三方それぞれから、お互いの良かったシーンなどを教えていただけるとうれしいです! 山﨑さんいっぱいあります。じゅんじゅん(志尊さん)の蒙恬は、「キングダム」にはなかなかない緩さと涼しさみたいなものを、良い感じに表現しているのがすごく良いなと思います。あと、回転して斬る、あれもめっちゃカッコ良かった。お父さんの蒙武とのシーンには、二人の対比が出ていて、すごく良いなと思いました。 志尊さん(照笑)。ありがとうございます。 山里さんそこは、シンプルに照れるんだね。(会場:笑) 志尊さんこんな風に面と向かって褒められることって、なかなかないので、ちょっと恥ずかしい(笑)。当然、信のこのシーンが良いというのは大前提なんですが、僕は久しぶりに賢人に会って、このようなスペクタクル作品の真ん中に立つということが、どれだけ大変なことかというのを、皆さんにもっと知ってほしいと思いました。賢人って、のほほんとしていて「俺に付いてこい」みたいなタイプではありません。でも、彼がどんな思いで、いろいろなプレッシャーを背負ってここまで来られたのか…。それこそ「キングダム」という作品を続けられている理由だと思います。とにかく、賢人の存在が良かったです。 山里さん撮影で、山﨑さんの姿を見ることによってみんなが一つになっていくと。 志尊さん本当に、それは間違いないです。「賢人のためだったら」とみんなが頑張るんです。そんな思いが集まって「キングダム」はできているんだと、すごく感じました。 山里さんそれはもう“信”じゃん! 山﨑さんありがとう。うれしいです(照笑)。 山里さんこんなにすごい役者さんなのに、二人とも褒められ慣れていない。(登壇者の皆さん&会場:笑)楓珠くんの王賁は、いかがでしたか? 山﨑さん神尾くんの王賁もカッコ良かったですね。ここの二人がバチバチと揉めている会話があるんです。先ほどの「蟻が」というセリフからも、ちょっと冷たい印象ではあるんだけれど、「実は好きじゃん」みたいな感じを、絶妙に表現しているのが良いなと思いました。 神尾さん(照れながら)いやいや。僕が王賁という役を作る時に、まず基準にしたのは、賢人くんの信でした。信という存在は大きすぎるんですが、そこに負けないようにと思いながら演じていました。それでも、実際に撮影現場で信を見た時には、やっぱり「うわあ…。信がいる!」となりました。危なかったです。「蟻が…」って言えないかと思いました。(登壇者の皆さん&会場:笑) 山里さんリスペクトが勝ってしまう! 神尾さんそうなんです! 山里さんお三方のアクションがまたすごかった! お互いのアクションをご覧になって、いかがでしたか? 山﨑さん今回は、馬が多いんですよね。 志尊さん僕は、今回初めて馬に乗らせていただいたんです。蒙恬って、着物がヒラヒラしているじゃないですか。馬に乗っている時が、一番その表現が出せるんですよね。撮影の時は絵コンテ(アニメや映画などの画面の構成やカメラの動き、セリフの書かれた設計図のようなもの)があって、「今日はこれを撮ります」というのが決まっているんですが、撮影前に絵コンテを見たら、当初はなかったはずの僕が馬に乗るシーンがすごく増えていたんです。(監督から)「今日はこれで終わりです。あ、ちょっと待って!蒙恬が馬に乗るシーンを撮りたい」と言われて…。最初は一人で乗って、二回目は「みんな、行くぞ!」という感じで、三回目は、「ものすごく速く走っているトラックを追いかけてほしい」と言われました。トラックにカメラが乗っているんですが、「カメラのギリギリまで、行けるところまで行ってほしい」と言われながら撮影をしました。 山里さん馬は初めてなんですよね? それでもできちゃうんだ。 志尊さん楽しかったです。 山里さん志尊さんは、もともと馬が好きで、脳内でシミュレーションをしていたんですよね。 志尊さんそうなんです。三コーナー、四コーナーあたりをシミュレーションしながら…。 山里さんそれはもう競馬! (会場:笑) 志尊さん横から馬が来たら、どういう進路を行こうかなといつも考えたり…。 山里さんうん、それは競馬だな! (会場:笑) 志尊さん(笑)。(手を振って)違いますよ。でも、本当にシミュレーションをしていました。 山里さん馬のアクションで言うと、信もすごかった! 山﨑さん今回は、かなり進化した馬のアクションが観られると思います。そもそも「キングダム 魂の決戦」では、観たことのないところまで馬のアクションをレベルアップさせようという話をしていました。馬上のアクションや、馬に引きずられたり轢かれそうになったりと、いろいろな危険なシーンもありましたが、それが臨場感を生んでいると思います。挑戦できて良かったと思っています。 山里さん激しいシーンとは裏腹に、SNSで公開された馬とのショット(山﨑さんの公式Instagramで公開された馬とのオフショット)もまたステキでした。 山﨑さん馬がかわいいんですよ。現場の癒やしでした。ハードな撮影だったので、馬に癒されに行っていました。 山里さん王賁の槍! あのアクションもすごかったです。 神尾さんありがとうございます。僕も馬に乗るのは初めてでした。しかも、王賁は槍を振るのに両手を使うので、手綱を持たずに馬に乗らなければいけなくて…。そこは難しかったですね。 山里さん(結木滉星さん演じる)項翼との戦い、めちゃくちゃカッコ良かった! 神尾さん項翼が、項翼すぎて…。(登壇者の皆さん&会場:笑)あの荒々しさなんて、「そのままだな!」と思いました。本当に「何だコイツ」と思いながら戦っていました(笑)。 山里さんその感じがまた素晴らしかったです。まだまだお話をうかがいたいところですが、上映のお時間が迫ってまいりました。最後に山﨑さんからご挨拶をお願いいたします。 山﨑さん今日は劇場に足を運んでいただいて本当にありがとうございます。「キングダム」シリーズは、今回で五作目です。今までもすごかったんですが、「キングダム 魂の決戦」では、さらに格段にパワーアップしました。それは、皆さんが「キングダム」を愛してくれて、その思いも乗っているからだと思います。これからも「キングダム」に愛を注いでいただき、皆さんの中でどんどんと大きなものになっていけたら本当にうれしいです。まだ映画館でいっぱい上映しているので、何回でも観てください。今日はありがとうございました。(会場:拍手)
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「キングダム2 遥かなる大地へ」完成報告会「キングダム2 遥かなる大地へ」完成報告会「キングダム2 遥かなる大地へ」公式サイト累計発行部数8700万部を超える大ヒット漫画を佐藤信介監督が実写映画化した「キングダム」(2019年公開)の続編「キングダム2 遥かなる大地へ」が、いよいよ7月15日より公開となります。6月14日に本作の完成報告会が都内で開催され、山﨑賢人さん、橋本環奈さん、清野菜名さん、岡山天音さん、三浦貴大さん、濱津隆之さん、豊川悦司さん、大沢たかおさん、佐藤信介監督が出席しました。主人公の信を演じる山﨑さんをはじめ、それぞれが一層パワーアップした完成作への手応えを熱く語りました! この日の模様を詳しくレポートします。完成報告会信役山﨑賢人さん河了貂役橋本環奈さん羌瘣役清野菜名さん尾平役岡山天音さん尾到役三浦貴大さん澤圭役濱津隆之さん麃公役豊川悦司さん王騎役大沢たかおさん佐藤信介監督山﨑さん続編が完成したことを報告できて、本当に幸せに思っています。前作には、気合を入れて全身全霊で挑みました。僕も本当に大好きで、愛している「キングダム」という作品をたくさんの人に愛していただけました。だからこそ、続編を作ることができたと思っています。本当に感謝しています。新たなキャストの方々も加わり、前作を超えて今回はさらにパワーアップしました。決して簡単な撮影ではなかったですが、楽しみながらみんなで撮影をしました。その中で成長した"信"を見せるために、「みんなを引っ張っていく」気持ちでやりました。すごい続編ができたので、皆さんに早く観ていただきたいです。橋本さん前作に引き続き、河了貂を演じることができて、すごくうれしいです。賢人くんが言ったように、前作をたくさんの方に観ていただいて、「面白い」と言っていただけました。そして、続編を作ることができ、こうして完成してお届けできることがとてもうれしいです。大変な時期の撮影だったので、撮影がストップしたり、皆さんも長い期間撮影をされていました。河了貂の撮影はすぐ終わってしまったので、身体作りとかもなかったですし、皆さんがアクションで頑張られている中、私はちょっとマスコットキャラクター的な立ち位置でした(笑)。実写化が不可能と言われたこの作品は、すごいキャラクターが続々と出てくるので、「誰が演じるんだろう」と楽しみしかなかったです。純粋に楽しみながら、撮影現場にいました。前作からさらにスケールアップした、すごくカッコ良い作品になっています。清野さん私は「キングダム2 遥かなる大地へ」から参加しました。羌瘣という役は、原作でもとても人気があるので、役をいただいた時は、驚きと「原作ファンの方たちが思っている羌瘣を超えることができるのか」というプレッシャーがありました。撮影に入る前はかなり緊張して不安だったんですが、現場に入ってみると、皆さんが前作から培われたチームワークがすごかったです。その仲間に入れたという感覚もあったので、私も思い切って羌瘣を演じることができました。新しい風を「キングダム2」に吹かせられるよう、撮影も頑張りました。熱い映画ができたと思いますので、たくさんの方々に本作の良さを伝えていけたらと思っています。岡山さん僕も「キングダム2」からの参加になります。前作の公開時には自分の近しい人みんなが口を揃えて「「キングダム」がとても面白くて、ものすごく熱い作品だ」と、すごい熱量で語っていました。僕も一観客として楽しませてもらいました。個人的に座長の山﨑賢人とは、この仕事を始めたころから親交があったので、本人がどういった気持ちでこの作品と向き合っているのかも、間近で見ていました。今回、尾平という役で参加できると聞いて光栄に思いました。それと同時に、賢人が前作のキャストの皆さん、スタッフの皆さんと築き上げた船に、仲間として認めてもらえるように、気合を入れて参加しなければいけないという思いで撮影の日々を過ごしました。長い期間、撮影に携わったんですが、これからいよいよ皆さんのもとに届くということで、非常に楽しみにしております。三浦さん僕は漫画が好きで、「キングダム」の原作もとても好きです。前作が公開された時には、劇場で観て「実写としてこんなに面白くなるのか」と感動したのを覚えています。今回のオファーをいただいた時には、僕もまさか「キングダム」の世界を生きられるとは思っていなかったので、非常にうれしかったです。また、完成作を観て、自分が出演しているにもかかわらず、観客として楽しめる映画ってなかなかないと思いました。観ていただいた方には、必ず楽しんでいただけると思います。ぜひ観ていただきたいです。濱津さん今回から参加しました。原作をまったく読んでいなかったんですが、ただすごい漫画があって、人気があって、映画もすごいという、とにかくすごい作品であるということだけは知っていました。だからこそ、出演が決まったというお知らせをもらった時には、うれしさというよりは、驚きというか、あまりにも想定外すぎて、実感として体に馴染ませるまでにすごく時間がかかりました。マネージャーからもらったメールを何回も見直して「本当だよな、嘘じゃないよな」と確認した記憶があります。それくらい大きな作品に、新しいメンバーとして参加できて、本当に幸せでした。すごく壮大な作品になっていて、観たら絶対に熱いパワーやエネルギーを持って帰れる作品になっていると思っています。豊川さん僕も「キングダム」が大好きです。前作の映画もとてもすばらしい作品で、大ヒットしていましたし、「絶対に続編を作るんだろう」と思っていました。でも、その続編にまさか自分が呼ばれるとは思ってもみませんでした。しかも麃公将軍という、とても大切な大きな役をいただいて、「ちょっと僕全然、麃公じゃないんだけど」と思いながら(苦笑)、この船に乗っかってついていくしかないと思いました。前作を観て、大沢さんが完璧に王騎というキャラクターを作られていたので、それにどれだけ迫ることができるかをテーマに演じました。あと「キングダム」とは関係ないんですが、先日「千と千尋の神隠し」の舞台を観たので、隣に(舞台「千と千尋の神隠し」で千尋を演じた橋本さんを見ながら)ヒロインがいるので、ちょっとドキドキしております(笑)。(橋本さんも大笑い)大沢さん3年前に前作が公開になりまして、改めてたくさんの方に観ていただいて感謝申し上げます。その時にはまだ続編をやるということは決まっておらず、「1」が成功して、大ヒットして、お客さんに求められるなら「2」の製作を考えるというスタンスでした。だから、自分としては20キロ近く(役作りで)増量していたものを一度休憩して戻してしまったんですが、「続編をやる」と聞いて、また戻さないといけないと思いました。「どうせ戻すなら前回以上にパワーアップしよう」と、前回よりも増量して臨みました。不安もありつつ現場に行ってみると、「1」をはるかに超える気合とパワーとスケール感みたいなものが、スタッフ、キャストのみんなに行き渡っていました。自分としては、「1」の時よりも緊張し続けた現場でした。きっと「1」を超えるすばらしい作品にいなっていると思いますので、一人でも多くの皆さんにその迫力、サウンド、映像を生で体感していただけたらうれしいです。佐藤監督ようやく「2」が完成し、感無量です。観客の皆さんにこの作品をお届けして、少しでも勇気と元気を与えられたらと思っています。大沢さんがおっしゃったように、まだ「1」の時には私たちも続編を作るとは決めておりませんでした。どちらかというと撮影中の冗談というか、「できたら良いね」と夢を語っていたんです。だから、続編はただの夢という状態でした。でも、「1」を作った時に、自分なりにいろいろな課題を乗り越えられたという思いもありました。公開時の舞台挨拶で「自分の夢を書いてください」という企画があった時に、素直な気持ちで「(信の初陣となる)蛇甘平原(だかんへいげんの)戦いを作りたい」という夢を書きました。「キングダム」は映像化ができない、難しいとよく言われるんですが、特に蛇甘平原の戦いはどこからどう映像化したら良いのか分からないくらいのスケール感で、漫画に描かれています。当時「映像化できるんじゃないか、今だったらできる」と強く思いました。それが「1」がヒットすることによってできました。まさに夢が叶ったと思っています。その夢を叶える時には予想以上の苦労がありましたが、作品が出来上がった今、このキャストの皆さん、スタッフの皆さんで、遠い、遠い夢を実際に叶えることができました。本当に感無量です。お客さんに作品を観ていただけることを、楽しみにしております。MC原作者の原泰久先生からコメントをいただいております。 【原先生からのコメント】映画「キングダム2 遥かなる大地へ」を観させてもらいました。まずは何より、蛇甘平原のスケール感に圧倒されました。信が経験する初めての戦場の迫力、臨場感をそのまま味わえます。その中で、躍動感に磨きのかかった信のアクション、新しく登場する麃公将軍や(歩兵隊の)"伍"のメンバー、実写で再現された魏軍の装甲戦車との戦いなど、本当に見どころ満載です。そして今回は、前作以上にオリジナルのシーンも。信と羌瘣の関係がより綿密に描かれ、羌瘣のドラマが進むにつれて、涙なしには観られませんでした。前作にも増して映画館で観ていただきたい映画になりました。本当に早くお届けしたい。原作のファンの方はもちろん、そうでない方も、ぜひ映画館でこの興奮と感動を味わってみてください。 MCまた今日は残念ながら欠席となった嬴政役の吉沢亮さんからも、コメントが届いています。 【吉沢さんからのコメント】「キングダム2 遥かなる大地へ」の公開が着々と近づいてまいりました。前作にも増して、とてつもないスケール感で終始圧倒されましたが、今作は特にアクションがすごかったです。信の1ミリも妥協のない、細胞の一つ一つにまでパワーが宿ったような動きが、この物語、世界観により強い説得力を与えていたように思います。やっぱり山﨑賢人、すげえ。そして本作から登場する新キャストの皆さんも本当に素敵で、どのシーンを切り取っても画力が半端なかった。とても贅沢な2時間14分でした。ぜひ公開をお楽しみに。 MC山﨑さん、いかがでしょうか。 山﨑さんうれしいですね。生みの親である原先生にこういった言葉をいただけて、本当にうれしいです。前作に引き続き、今回も原先生が映画のオリジナルシーンを考えてくださいました。撮影するにあたって、原先生が手描きで、羌瘣と二人のシーンの絵コンテを描いてくださったんです。その絵コンテを見て、先生の熱量を感じて、かなり気合が入りました。めちゃめちゃ良いシーンです。信と同じような境遇にある羌瘣に対して、信の優しさが見えるシーンです。自分だったらこんなに真っ直ぐ、ストレートに言えないような言葉を、信はストレートに言うんです。そういう言葉って、誰もが言ってほしい言葉だと思います。信を通して、自分もそういうことを伝えられたことが本当にうれしいです。ものすごく好きな、感動するシーンになっています。MC吉沢さんからは「すげえ!」という言葉をいただきました。 山﨑さんうれしいですね。「1」の時に一緒に頑張って、今回の撮影では一緒になった場面はあまり多くは無かったですが、最初の撮影をお亮と環奈ちゃんとのシーンから始められたので、「「キングダム」が始まったな」という気持ちになることができました。 MC原先生からは、「羌瘣のドラマは涙なしには見られない」というコメントがありました。 清野さん羌瘣は過去にいろいろとあって、背負っているものがすごく大きくて...。とにかく私は、その背景を大事にして撮影に挑もうと思いました。原作の原先生がそのシーンを見て喜んでくださったということで、私も一生懸命羌瘣を演じられて良かったと思います。うれしいです。 MC続いて、皆さんに完成した作品の感想を伺っていきましょう。 山﨑さん素直に2時間14分ずっと面白くて、何度も泣きそうになって、心が動くシーンがたくさんありました。映像も「1」と比べてもかなりスケールアップしていて、みんなでガムシャラに突き進んでいく感じだったり、視覚的にも面白いし、音もすごいです。とにかく熱くて、あっという間に終わったなという印象です。自分が出演しているのを忘れてしまうくらい、没頭して観ていました。 橋本さん台本は読んでいたんですが、戦場のシーンに私はいなかったので、実際に作品を観て、こんなにスケールアップしたんだということを実感しました。「1」の時もすごかったんです! 戦っているシーンも、作品としてすごいなと思っていたのに、「2」でまたこんなにすごくなるんだと驚きました。前作を楽しんでくださった方も、「2」に期待してほしいです。どれだけ期待しても、その期待値を超えてくるものになっていると思います。清野さん完成した作品を観た時は、カッコ良さでこんなに震えるものなんだと思いました。カッコ良すぎて最初の方から泣いてしまって、私はこんな作品に出られたんだという驚きと、まだ自分でも信じられないという興奮が止まらなかったです。とにかく熱い物語で、この作品に出られて良かったなという思いでした。岡山さん僕は「1」の時はお客さんとして観ていまして、「1」を初めて観た時と同じような感覚で「2」を観ました。それくらい引き込まれる迫力がありました。戦いのシーンが多く、壮大すぎて撮影をしている時には「どういう状況で、どういう画になっているんだろう」となかなか予想がつかずにやっていたところもありました。なので、完成した作品を観た時に、壮大な世界が見事に出来上がっていて、お金を払って映画館で観ている錯覚を覚えました。信は「1」以上にパワーアップして登場するので、(アクションシーンを見て)「人間ってこんなふうに動けるんだな」という驚きがありました。アクションも見たことのないアクションで、どうやって考えているのかなと(笑)。少年心を掻き立てられる、ワクワクするような映画でした。三浦さん僕も、お客さんのような目線で楽しめました。撮影中は自分の主観でしか見られないので、引きの映像を観たりすると、合戦のシーンは特にものすごい人数がいたりもしますし、「こんな風になるんだ」と素直な驚きがありました。天音くんも言っていましたが、お二人(山﨑さんと清野さん)のアクションがすごかったです。「人ってこんなふうに動けるんだっけ」って(笑)。初めて見るアクションだなと思いました。何回観ても不思議で、ちょっとよく分からないですね(笑)。(山﨑さんと清野さんも大笑い)濱津さん戦いの迫力やスケール感ももちろんすごいんですが、僕は、ああいった時代に自国のために戦場で命を張って戦い抜いていくという、人間の生き様に心を揺さぶられました。皆さんもそういったところに思いを馳せながら作品を観ていただけると、また一層楽しんでいただけるのかなと思います。豊川さんシナリオがとにかくすばらしかったのと、現場での熱量がすごかったので、ものすごい作品になっていると確信しています。大沢さんみんなが言うように、スケールから何から前作よりもパワーアップしていて、作品を観た瞬間、僕もびっくりしました。現場で自分が体感した以上のすごい作品になっていました。これは劇場の大きなスクリーン、大きな音で思い切り体験してほしいなと、心から思える作品になっていました。そしてスケールや迫力の一番大事な要素として、山﨑くん演じる主人公の信が、「1」よりもさらに信になっています。馬の技術も自分で会得して、馬のアクションも全部自分でやっていました。羌瘣の清野菜名ちゃんは、クランクインの半年前からそのためだけのトレーニングをやって、家でもずっと剣を振っていたと聞きました。映像を観た時には、あまりにすごすぎたので、僕は吹き替えだと思ったんです。プロデューサーに「これは実は吹き替えでしょ?」と聞いたら、「本当に本人がやっている」と言われました。ちょうど本人も一緒に観ていたので、本人に聞いたら「あれ、私です」と(笑)。人間技ではない動きを、体がボロボロになりながらやっていました。そういったみんなの熱量がプラスされたことで、ものすごい迫力の映画になったなと思っています。MC佐藤監督にお伺いします。「2」を作るにあたって、意識されたのはどのようなことでしょうか? 佐藤監督「1」を観ていただいて「続編があるぞ」という時に、「だいたいこのくらいの作品になっているんじゃないかな」と皆さんが予想されると思うんです。でも、それをどれだけ上回ることができるのかが、我々の仕事かなと思っています。今回は「1」からどのようにジャンプするかではなくて、「この夢を叶えるぞ」という気持ちを重視していました。だから、いろいろな困難があったんですが、信たちがどのように頑張って困難を克服したのかという話を語っているのに、ここで我々がくじけている場合じゃないだろうという思いもありました。そう思うと、どんな困難も飲み込めました。それをさらにパワーに変えていったので、心掛けたというより、自然とそうなったという感じです。今は映像社会で、モニターやスマホなどいろいろな映像を日々ご覧になっていると思いますが、やっぱり映画館のスクリーンは圧倒的です。そこで、どのようにこの映画を届けられるかだけを考えていました。音響に関しても、最初から「映画館でもっとも映える音響とは何だろうと」と考えながら、それ用(映画館用)に作っています。ぜひ劇場公開中に観ていただきたいです。 ■マスコミからの質問。 Q原作ファンに観てほしい部分と、原作に触れたことがない人に向けての注目ポイントを教えてください。 山﨑さん「1」を経て、主な舞台が戦場になっていくので、大きな戦場、ものすごい人の数、馬の数など、大迫力の映像になっています。(今回映像化される場面は)僕自身も原作を読んでいた時から「どうやって戦っていくんだろう、羌瘣ってどんなキャラクターなんだろう、装甲戦車って何だ」とワクワクしていたものが、ものすごい映像となって描かれています。原作に触れたことがない人には、「キングダム」はすごく熱い作品なので、観た後には「頑張って生きよう」と思えるようなパワーがもらえるはずです。とにかく大迫力の映像なので、大きいスクリーンで観てほしいなと思っています。 清野さん撮影中はずっと戦場にいて、生きるためにずっと戦ってきたので、この熱い思いを皆さんに届けられたら良いなと思っています。「キングダム」の魅力は、人物の背景がしっかりと描かれていて、みんなに感情移入できるし、女の私でもカッコ良いなと思える作品だと感じています。ぜひ皆さんに、熱いものを受け取ってほしなと思います。大沢さん前作を観た方には、前作と比較するのが難しいくらいすごい作品になっています。ぜひ期待していただいて、その期待を裏切るくらいすごいものになっていると思うので、ぜひ劇場で観ていただきたいと思います。原作漫画に触れていない方もいらっしゃると思いますので、なるべく原作を読んでほしいんですが、もう公開まであまり期間がないので...(苦笑)。「1」を観てから劇場に来ていただけると、より楽しめる作品になっているんじゃないかと思います。 Q共に助け合う"伍"の仲間たちの姿が、魅力的に描かれています。現場でチームワークを感じた瞬間があれば教えてください。 山﨑さんチームワークは抜群に良かったと思います。「1」では一対一の戦いが多かったんですが、今回は大きな戦場の中で、"伍"のメンバーやみんなで力を合わせて、多数対多数のアクションに挑むシーンも多くありました。みんなでタイミングを合わせて演じるシーンなどでは、チームワークによって良いカットがいくつも生まれました。"みんなと一度別れる"シーンがあるんですが、その時のみんなの顔が優しくて、すごく心に残っています。 岡山さん撮影期間中、僕らはずっと行動を共にしていたので、一年近く一緒にいたんですが、その間もずっと和やかな雰囲気でした。それは座長としていてくれる、賢人の人柄が作っているものでもあると思います。思いやりのある、優しい人たちが集まっていたので、日々チームワークを感じていました。 三浦さん山﨑賢人の信が、"信すぎる"というか。原作の信のままみたいな感じなんです。いるだけで場が和みますし、現場ではみんな頑張っているけれど、やっぱり信がすごく頑張っているので、それを見て僕らもさらに頑張ろうと思えたし、すごく引っ張ってもらいました。山﨑賢人がこのチームワークを生み出していたんじゃないかなと、僕は思います。濱津さん撮影中はずっと一緒にいたので、あの時の空気感を思い出すと安心するようなところもあります。そういうところは、気づかないうちに体に染み込んだ距離感だったなと、今日皆さんにお会いして実感しました。 清野さん三浦さんがおっしゃったように、山﨑さんは信そのものでした。みんなで支え合って、信を前に送り出したいと思わせてくれるような、信らしさがありました。過酷な現場でもあり、山﨑さんは一番アクションシーンも多くて、叫ぶシーンも多くて、体力的に大変なところもたくさんあったと思うんですが、山﨑さんは毎日笑顔でした。その笑顔で、羌瘣としても、"伍"のみんなも救われて、自分の持っている力以上のものが出せたと思います。 MCでは、山﨑さんから最後の挨拶をお願いいたします。 山﨑さん信を演じている時は、無限にパワーがあふれてくるような感覚でいられました。「キングダム」は本当にものすごいパワーにあふれた作品だと思っています。この夏、日本中を巻き込んで一緒に熱くなっていける作品だと思いますので、ぜひ大スクリーンで観てほしいと思っています。
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「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」初日舞台挨拶「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」初日舞台挨拶世界的探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案とし、ディーン・フジオカさん演じる誉獅子雄(ほまれ・ ししお)と、岩田剛典さん演じる若宮潤一(わかみや・じゅんいち)が、唯一無二の名探偵バディとして数々の難事件を解決する、フジテレビ系月9ドラマ「シャーロック」を映画化した「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」がいよいよ公開! 6月17日にTOHOシネマズ 日比谷で初日舞台挨拶が開催され、ディーンさんと岩田さんをはじめ、広末涼子さん、小泉孝太郎さん、椎名桔平さん、西谷弘監督が登壇しました。出会いから約三年の道のりを振り返ったディーンさんと岩田さんがお互いへのリスペクトを告白した、こちらのイベントの模様をレポートします!初日舞台挨拶誉獅子雄役ディーン・フジオカさん若宮潤一役岩田剛典さん冨楽朗子役広末涼子さん捨井遥人役小泉孝太郎さん馬場杜夫役椎名桔平さん西谷弘監督ディーンさん今日はお忙しい中、足をお運びいただき、本当に感謝しております。 今日という日を迎えられたこと、皆さんにこの作品をお届けできたことを心からうれしく思います。今日は短い時間にはなりますが、作品を観た後ということで、本作の世界観に浸りながら、いろいろと作品の魅力を深掘りして、楽しい時間を過ごしていただければと思っております。岩田さん本当にこの日を待ちわびていました。初日からこれだけ多くの方々に足を運んでいただいて、とても感激しております。上映後の舞台挨拶なので、ネタバレOKということで、何でも話して良いそうなので、皆さんと映画についていろいろとお話をできればと思っております。広末さん今日はわざわざ足をお運びいただきまして、本当にありがとうございます。作品はいかがでしたでしょうか? (会場:拍手) 私は完成した作品を観て、泣きました。皆さんは泣きましたか?(その言葉に応えるように会場から拍手) サスペンス、ミステリーと聞いていたのにこんなに泣かされるとは...と思うような人間ドラマがありました。そんな、愛の深さを感じられる作品に関われて、しかも会場をこうやって拝見すると、ほとんどが女性ですね。こんなにたくさんの女性の方に観ていただける映画に参加できて、本当にうれしく思っています。今日は最後まで楽しんください。小泉さんディーンさんもおっしゃっていましたが、今日この日を迎えられたことを本当にうれしく思います。まだコロナの世の中は終わっていませんが、この映画がクランクインする時には、「本当に皆さんの前で舞台挨拶ができるのだろうか」「この作品は完成するのだろうか」と、ゴールまでがとても長く感じられました。こんなにたくさんの皆さんが笑顔で僕たちを迎えてくださって、本当に感慨深い一日です。楽しかったなど、良い感想をたくさん宣伝していただければうれしいです。椎名さん使用人の役を演じました。あ、(作品を観た後なので)もうご存じですね。今回の撮影は非常にハードで、みんながフェイスシールドというお面のようなものをずっとつけていました。長い間つけているとなかなかわずらわしい部分もあるんですが、そういった環境の中、西谷監督をはじめ、キャスト、スタッフが一丸となって頑張って作りました。 できれば、宣伝のほうもよろしくお願いします。西谷監督本日はご覧いただきありがとうございます。皆さんの表情がよく見えて、上映前の舞台挨拶とはまた違うなという喜びでいっぱいです。"獅子雄風"に言えば、束の間、盛り上がっていければと思っていますので、よろしくお願いいたします。MCいよいよ公開初日を迎えた、今の率直なお気持ちはいかがでしょうか。 ディーンさんこの特別な日を迎えられたことを、本当に心からうれしく思います。ミステリーということで、なかなかこの作品の魅力を番宣やプロモーションで伝えることが難しくもありました。今日は朝4時台からプロモーションをして、一つ気づいたことがありました。皆さんはすでに作品をご覧になっているので、ネタバレを気にしなくて良いかなとは思うんですが、この作品をまだ観ていない方に、一言でこの作品を説明するとしたら、"あやとり"のような作品だなと思いました。 今までは、この作品の魅力をネタバレせずに伝えようとすると「ワンちゃんが出ています」「 犬が大好きな方が楽しめる映画です」「もちろん豪華キャストも出演していますので、人間が好きな方も楽しめるようになっています」などと、いろいろとわけの分からないことを言っていました(笑)。普通、謎解きというのは、迷路のように道筋を辿っていくものですよね。「こちらは行き止まりだから、戻ってこっちに行くのかな?」という感じでゴールに辿り着く、そんな構造だと思うんです。でも、本作はまるで"あやとり"のようなんです。あやとりって、一本の輪になった糸に指を通して、指を挿したり抜いたりしながら、いろいろな形を作るわけです。本作はそういう作品なんじゃないかと、自分の中で腑に落ちたところがあります。皆さん、この説明をどう思いますか? (会場:拍手) 西谷監督、どうですか?西谷監督良いんじゃないでしょうか。 ディーンさんでは今後は、ネタバレがダメな時は「あやとりです」と伝えたいと思います。 MC劇場版ではドラマとはまた違った獅子雄の姿を見ることができました。 ディーンさんそうですね。見た目から全然違いますからね。 MC獅子雄が叫ぶシーンもありました。 ディーンさんドラマでは、(獅子雄は)なかなか感情を顕にすることがないキャラクターだったんですが、劇場版においては、獅子雄がたかぶる気持ちを爆発させます。演じていてもすごく新鮮でしたし、誉獅子雄というキャラクターの新たな一面を垣間見た思いがしました。こういう形で皆さんにお届けできて、ちょっと恥ずかしい気持ちもあります(笑)。いろいろなキャラクターの人生が絡み合っている、あやとりのような重層的な物語の中で、獅子雄のようなキャラクターでさえも崩れ落ち、揺さぶられる瞬間があるということが、この映画の魅力の一つなのかなと思います。皆さんにその思いが伝わっていると良いな思っています。 MC愛ゆえに、罪の連鎖が起きてしまう物語です。岩田さんは登場人物それぞれの愛の形について、どのように思われましたか? 岩田さん難しい質問が来ましたね。自分が演じた役柄は、ある意味お客さんと作品の架け橋というか、すごく普通で、身近にいそうなキャラクターだと思うんです。ファンタジー性のあるストーリー展開に、より一層、感情移入していただくために、数々の熱湯芸を披露してきたようなポジションだったと思います(笑)。こうして上映後の会場で皆さんの顔を見ていると、僕も同じ顔になったなと感じています。初号(試写)を観終わった時に、なかなか椅子から立てないような映画でした。だからこそ、今日の舞台挨拶もしっかりとお話を聞いていただけるような雰囲気があるのかなと思います。愛という大きなテーマがあり、家族愛や師弟愛、兄弟愛など(劇中には)いろいろな愛があって、ちょっとしたボタンの掛け違いで、すべてが真っ逆さまの世界に変わってしまったという、悲しい物語だと思います。きっと登場人物の誰かしらに感情移入しながらご覧になっていただけたからこそ、会場がこういった雰囲気になっているのかなと感じています。MC西谷監督は、ディーンさんとはドラマ「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」(2018年フジテレビ系列にて放送/主演:ディーン・フジオカさん)でもタッグを組み、岩田さんとは「シャーロック」で初めてご一緒されました。お二人の俳優としての魅力をどのように感じていますか? 西谷監督お二人の俳優としての魅力は観客の皆さんが一番感じていらっしゃると思います。それぞれ個性も違うし、語り始めたら時間内に収まらないと思うんですが、僕から見るとお二人の共通項は二つあるんです。撮影現場で、カメラが回ってないところで見ていても、ディーンさんも岩田さんもすごく気さくだし、みんなを盛り上げようとするんですが、それでいて普段の佇まいがそれぞれ孤高なんです。そういったところがすごく似ているなあと思うのと、もう一つは、アクションもシリアスなシーンも真摯に100パーセント集中してやられるんですが、お二人ともちょっとした笑いを誘うようなところに異様に情熱をかけているようなところがあります。孤高な部分、そして人を喜ばせたいという部分。そのギャップが、お二人に共通した魅力だと思います。 ディーンさん思い当たらなくもないけれど(笑)、やはりエンタテインメントの仕事をやらせてもらっているので、どこかで喜んでもらえたら良いなという思いで、一つ一つの仕事をやっています。 MC本日欠席となりました新木優子さんは、運命に翻弄される、悲劇的な女性・蓮壁紅を演じていました。新木さんの演技もすばらしかったですね。 西谷監督原作者のアーサー・コナンドイルが、なぜ「バスカヴィル家の犬」を書こうと思ったかということを話すと長いので、これはパンフレットとかに載っていると思います。そんな中で誰をヒロインにキャスティングしようかという時に、紅という女性は庶民的な家庭で生まれて、上流階級で育っていくというところで「品格のようなものと庶民的な親近感、その二つの顔を持つことができる女性は誰かな」と考えて、新木さんをキャスティングしました。紅は"人の心"と"悪魔の心"を持っているので、人間と悪魔の間を行き来するお芝居がどこまでできるか...ということが、勝負となる役柄。新木さんは体当たりで、見事に演じきってくれました。自分の想定以上の紅を演じてくれましたし、体育会的な佇まいもある方だなと思いました。 MC広末さんの役どころは、母親としての愛や執念を体現するキャラクターでした。演じてみていかがでしたか? 広末さんこの作品で舞台挨拶に何度か立ったんですが、上映後の皆様とお会いするのは今回が初めてです。先ほどディーンさんがおっしゃっていたように、ネタバレがダメなので、私はこれまでは何も話すことができなかったんです(苦笑)。私や椎名さん、小泉さんの役柄は、(何かを話すと)結末につながってしまうようなことばかりだったので、今日はそういった緊張感がなくお話できるのが、すごくうれしいです。私の演じた役は、あのような追い込まれた状況に身を置けば、女性であれば誰もが共感できて、(その状況を考えれば)そのまま演じられるのではないかというような、究極の状況にいる女性でした。役づくりをどうしたということはなく、そのまま、その場所にいたという感じです。だからそこまで役づくりに苦労はしなかったんですが、完成した作品を観ると、とにかくみんながカッコ良いすよね(笑)? (広末さんの問いかけに会場の皆さんがうなずく)お客様も深くうなずかれていますが、それぞれのカッコ良さを見ることができました。小泉さんの表現されたオタク気質な一途な愛もあれば、桔平さんの(役柄が書く)最後の手紙なんて「ズルイ!」と思うようなカッコ良さもありました。使用人の所作も美しかったです。岩ちゃんさん(岩田さん)のリアクション芸には、みんなが守りたくなっちゃうようなキュートさがあって、ディーンさんのセクシーな、よく分からない(笑)派手な部屋着やロングコートもステキでした。最後には叫び(のシーン)もあって、お腹いっぱいになって帰れますよね。女性にとっては、いろいろな男性の美しさを見せてくれるような作品ですね。美意識や映画の持つ重厚感など、いろいろな贅沢を味わせてくれる作品だったなと思います。 MC不器用な愛を抱えたキャラクターを演じたのが、小泉さんです。 小泉さん振り返ってみると、台本をいただいてから、捨井という役をどちらの方向性で役作りをすれば良いんだというのは、とても悩みましたね。監督とも役作りについて何パターンか話し合いました。ディーンさんとも「一度、その方向性でやってみよう」と立ち稽古から何度もやって、「次はちょっと違うパターンで」「次はもう少し子どもっぽい感じでいきましょう」「次はもうちょっとひどいヤツで行きましょう」 といった感じで何パターンもやりました。(監督とは)四国と東京で、役作りについて電話もしましたよね。僕の中でもとても思い入れのある役、作品になりました。 MC捨井教授の知的さも、怪しく見えてしまうようなところもありました。 小泉さんディーンさん演じる獅子雄と対峙しなければいけないので、(監督から)「獅子雄とはまた違った天才肌の人物でいてほしい」と言われました。いい意味で、プレッシャーをかけられました(笑)。ディーンさんと目を合わせるシーンは、特に印象に残っています。 MC椎名さんは、使用人の馬場を演じられました。 椎名さん使用人の馬場です(笑)。所作の先生についていただいて、学んだことやいろいろと発見もありました。僕の演じた役は、今日は言ってしまってもいいのかなと思うんですが、稲森いずみさんが演じる女性に仕えている身なんです。そして赤ちゃんを誘拐してね...。 広末さんひどい。返してほしかった(笑)。 椎名さんそうですよね(笑)。その赤ちゃんは、新木優子さん(演じた紅)なんだけれど、その子を僕も関わりながら育てていくんですが、稲森いずみさんの演じた母親役の苦悩、それを知ってしまった子どもの思いにも、非常に苦しいものがあるわけです。撮影中は、そういう風に監督が追い込むわけですからね(笑)。僕らはずっと後悔の念を抱いたり、重苦しい、いろいろな思いでいるわけです。監督から最初に言われたのは、「馬場には、お客さんを泣かせてほしい」ということでした。そしてもう一つ「フレームの中で目立たないようにいてくれ」ということでした。どちらも、難しい課題を与えられました。できたかどうか分かりませんが、一生懸命に頑張りました。 MC「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」という、タイトルにちなんだ質問をします。犬の鳴き声といえば、なんだと思いますか? ディーンさんええっと...。ワン? MCその通りです!皆さんにとって、ナンバー"ワン"なものとは何なのかを教えてください。 広末さん本作の台本を読んだ時に、お引き受けするかどうか、実は少し悩んだんです。西谷監督だし、キャスティングを見てももちろんやりたいと思ったんですが、私は暗い作品、悲しい作品が嫌いなので、どうしようとすごく悩んだんです。結果的には、お引き受けしてこういうステキな作品になったので、とても良かったなと思っています。私の演じた役は、母親としての愛情深さ、娘を大切にする愛の深さゆえに、運命に翻弄されてしまった母親の役です。私にとってのナンバーワンは、やっぱり私の母かなと思います。ママがあっての自分で、産んでもらって、ここまで育ててもらったことはもちろんだけれど、今日この舞台に立てていることも、ママのフォローがなかったら無理だなと思うと、やっぱりママはナンバーワンだなと感じています。 小泉さんこうして今、僕らは一つの作品を撮り終えて、舞台挨拶をやることができています。当たり前のことなんですが、適当にやっていたらこの日ってないんですよね。みんなが体力や精神力を削って、僕らも何度(作品づくりを)やっていても、苦しいな、辛いなと思うことの連続だと思うんです。そういった時にはやはり、一つのものに向かう情熱がなければ、 ゴールまでは辿り着けないと思います。今回この作品に出演することができて本当に感じたのは、ずっとこの作品を大切にしてこられた西谷監督の情熱です。引っ張ってもらいましたし、監督の「この作品を必ず成功させる、良いものにするんだ」という思いをものすごく感じました。そういった意味では、"ワン"というならば、情熱になるのかなと思います。それは皆さんも多分スクリーンから感じ取ってくれたのではないかと思いますが、そういった西谷監督の情熱に僕は心から感謝しています。 椎名さん孝太郎くんがすべて話してくれました。制作過程にはいろいろと大変なこともありますが、これだけのステキな俳優さんがキャスティングされて、西谷組のスタッフも本当にタフでした。僕と稲森さんにとっては六日間の大変な撮影がすごく記憶に残っているんですが、そういった中でも監督をはじめ、スタッフの皆さんが倒れないで、一生懸命に情熱を持って取り組んでいる姿を見て、こちらもエネルギーをもらってなんとか乗り越えられた。そういう現場だったと思います。そういう思いを乗せた作品が初日を迎えて、満員のお客さんが足を運んでくれて、ディーンくんがステキなスピーチをして、そういう瞬間を今ここで感じられていることが、ナンバーワンです。 岩田さん自分のナンバーワンは、「シャーロック」と出会えたことです。こうして映画が公開されるまで、ドラマから数えると足掛け約三年です。そのプロジェクトに参加して、西谷監督の情熱のもと「何としてもこのプロジェクトをみんなで成功に導いていくんだ」と、チーム一丸となったという思いもありました。最初の立ち稽古のことをいまだに鮮明に覚えているんですが、今こうして舞台挨拶に立っていても「あそこから始まったんだな」とすごく感じています。この三年をこの作品にぶつけられたような思いもありますし、今日は朝からずっと一緒に番宣に奔走したり(笑)、名実共にバディであるディーンさんとの出会いは、自分にとってとても大きなものです。自分にとって、作品が終わってもこうして交流が続いている方ってあまりいないんです。でも、ディーンさんはお芝居の世界はもちろんのこと、音楽の話など、いろいろなものに精通しているので、そういう部分もリスペクトできる先輩と出会えたのも「シャーロック」という座組みのおかげです。「シャーロック」との大切な出会いに、感謝しています。これがナンバーワンですね。ディーンさんみんなすごい! ステキな話が出尽くした感があります。 広末さん岩ちゃん、泣いちゃいそうじゃないですか? ちょっと目がキラキラしている。 岩田さん本当ですか! ディーンさん分かるよ、その気持ち。広末さんのお話にもあったように、家族のつながりというものにもすごく共感します。小泉さんがおっしゃっていた、西谷監督の情熱もすごいと思います。僕も西谷監督と作品をつくる中で、これは言って良いのか分からないですが、現場で監督が涙を流すような瞬間を何度か見ています。突っ伏して、ぶっ倒れている状態で、涙がポロッとこぼれているところを見ています。だからこそ、小泉さんの思いに共感する部分もあります。また桔平さんがおっしゃっていた、作品が完成して皆さんにお届けできる、一人でも多くの方に観ていただけるということの喜びにも共感します。映画を製作する側としてはそこに命を懸けてやっていますし、俳優の仕事においては、人生の一部分をその役として生きるということ、そして自分の人生とクロスさせるという(苦しい)部分が必ずあると思うので、(お客さんに届いた喜びには)すごく共感します。そして岩ちゃんのエモい話にもね。がっつり、自分も魂が共鳴するんです。この作品においての岩ちゃんとの出会いについて、(先ほどの話には)すごく共感するところがあります。これを一言でまとめるならば、ご縁ですね。"縁"と"ワン"が近いのかなということころも込みで(笑)。本作における縁がナンバーワンかなと思っております。 MC最後にディーンさん、岩田さんから、皆様に向けてメッセージをお願いします。 岩田さん初日からこれだけ多く方々に来場いただいて、作品を届けられたことを本当に幸せに感じております。ありがとうございます。ディーンさんとの濃い三年間。先ほども申し上げましたが、2019年の秋クールのドラマ「シャーロック」の撮影に入る際、湾岸スタジオでディーンさんと「初めまして」の挨拶をした日のことを鮮明に覚えています。ドラマの一話の最後のシーンで、獅子雄が若宮の家に勝手に荷物を持ってやって来て「一緒に住もう」という場面があるんですが、そこで獅子雄と若宮がいろいろなものを投げ合うんです。この作品は、まずそのシーンの立ち稽古から始まったんです(笑)。そこで、西谷監督から「バディの関係性を体で覚えてくれ」ということを言われました。それから三年が経ち、これだけ大きくなってパワーアップして、映画として皆さんにお届けできるという事実がとても誇らしいです。僕は勝手に、ディーンさんは"背中で語る男"だと思っています。武士道的なものを感じるんです。監督が先ほどおっしゃっていた孤高という言葉には、確かに共感するなと思いました。ディーンさんはすごく凛とされていて、真摯で、完璧というイメージを、僕もドラマに入る時には持っていたんですが、その内側には燃えたぎる情熱のようなものが誰よりもあります。そういう方とこうしてお仕事をできた経験が、何よりも自分にとって刺激になりました。心から感謝しています。ありがとうございました。 ディーンさん(岩田さんに向かって)こちらこそ。そして皆さん、改めて今日はお集まりいただき、本当にありがとうございます。この作品が世に放たれました。ここから一人でも多くの方の胸に、魂に届くかどうかは、共同作業ということで、ぜひ皆さん、惜しまずにこの作品を観た直後の思いを、文章でもいいですし、言葉や会話でもどういう形でもいいので、自分の言葉で表現していただけたらうれしいです。そして僕は、この作品のこの続きを観たいなと思っております。(会場:拍手)岩ちゃんと初めてフジテレビの湾岸スタジオで会って、「岩ちゃんと呼んで良いか」と許可を得て、その日からは岩ちゃんと呼ばせてもらっています。僕は、仲間というものをずっと求めて生きてきました。特に僕は、生まれた国ではないところでこの業界に入りました。日本で仕事をしたり、生活したりというイメージを持たずに、自分の人生を途中まで生きてきました。いろいろな経緯があって、自分の母国に少しずつ戻ってくる縁が生まれた時に「一緒に前に進める仲間と出会いたいな」という気持ちで、日本での活動を始めたことをはっきりと覚えています。今こうして初日舞台挨拶に立たてていて、豪華キャストの皆さんや西谷監督と、こういう形で一つの作品を世に放つことができた。映画を作るというのは大きな賭けでもありますが、それでもここに辿り着きました。コロナ禍においても、それぞれが粛々とやるべき感染対策をして、本当にストイックに作品をつくってきました。改めて、岩ちゃんとの出会いの日をかみ締めながら隣に立っています。さっきの岩ちゃんの言葉も、なかなか気軽に言えることではないんです。この仕事をしている上では一つ一つの発言を、自分の人格や信用と重ねながらやっている部分がある中で、そういう言葉をいただけたことはうれしいです。僕にとっては、岩ちゃんと出会えたこと。最高のバディとの出会いがあったから、今日ここまで辿り着くことができたと確信をしました。この先どのようにこの物語が進んでいくかを見てみたいなと改めて思いましたので、そのためにも皆さんのお力添えをいただけたらいいなと思っています。(会場:拍手)
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「東京2020オリンピック SIDE:B」日本外国特派員協会会見「東京2020オリンピック SIDE:B」日本外国特派員協会会見1912年の第5回ストックホルム大会以来、撮り続けられているオリンピック公式映画。今回、その総監督に選ばれたのは、「萌の朱雀」「殯の森」「光」など数々の映画で世界的にも評価の高い河瀨直美監督です。 東京2020オリンピックは、7月23日より17日間にわたってオリンピック史上最多となる33競技339種目が実施されました。本作は、大会開催に至るまでの750日、5,000時間に及ぶ膨大な記録を元に、表舞台に立つアスリートを中心としたオリンピック関係者たちを描いた「東京2020オリンピック SIDE:A」(6月3日公開)。大会関係者、一般市民、ボランティア、医療従事者などの非アスリートたちを描いた「東京2020オリンピック SIDE:B」(6月24日公開)の二つの作品になります。 6月21日、日本外国特派員協会主催の会見が行われました。河瀨直美総監督をはじめ、「SIDE:B」に縁のあるグエム・アブラハム選手(陸上男子 1500m 南スーダン代表)、緊急事態宣言中の沖縄県にありながら、「戦争のことを知ってもらい平和につなげたい」という一心で、沖縄伝統の木造船サバニにて聖火リレーを実現させた宮里哲(沖縄県座間味)村長の三名が登壇しました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。日本外国特派員協会会見河瀨直美 総監督南スーダン代表グエム・アブラハム選手沖縄県座間味村の村長宮里 哲さん河瀨監督本日ご覧いただいた「SIDE:B」は今月の24日より公開になります。この映画に込めた思いの中には、「平和」というものがあります。今日は南スーダンからアブラハムさんと、座間味島から宮里村長にお越しいただきました。今なお、この地球上で起きている戦争や、様々な状況の中で、日常を奪われてしまうような人々がいます。そういったことを、このオリンピックが少しでも光の方向に導くようなものであれたら良いなという思いのもとに、昨年「2020」と題したオリンピックが日本で行われました。その中で、自分自身が、この作品の中で見られたもの、見てきたものは、聖火が中心にあり、聖火を運んだ先に、私たちは何を見つめるのかということを、百年後の子どもたちに託したつもりです。少しざっくりとした話になりますが、例えば、作品の冒頭の子どもたちの表情は、「彼らが何を見ているのか」で言えば、「もしかしたら私たちの今を見ているのかな?」というものになっています。そのコンセプトから始まって、最後には森山未來くんなどがコメントをしてくれます。森山くんは、「生きている人間の感情が一番やっかいだ」という内容のことを話しています。私たちが今、生かされている地球上で、生きている人間そのものの感情に違いがあって、その感情同士がぶつかりあった時に、ある種の分断が生まれます。でも、その自分たちの心模様を、より相手を慮るような気持ちになって前に進んでいければ、もしかしたら、「そこに一つの光が現れるのかな?」という気持ちで、作品を作りました。アブラハム選手(日本語で)みなさん、こんにちは。(英語で)この会見に出席していること、映画に出演できたことをとてもうれしく思っています。オリンピック(を開催すること)の意味を知り、そして私の故郷である南スーダンが困難な状況にあるからこそ、うれしく思います。私は、世界の中でも苦境に直面している国の出身であり、紛争があるがために発展への道が阻まれております。一方で、スポーツというものは、世界が一丸となれるきっかけとなってきました。「平和の祭典」と呼ばれる世界的な場において、国の代表になれたことは本当に光栄なことだと思っています。帰国してからも、オリンピックで得られた気づきや平和への思いをぜひ伝えていきたいと思っています。一時期、「そもそもオリンピックに出場できるのか?」という状況で、苦しい時もありました。トレーニングすることで何とか力をつけて、スキルの向上をはかるべく努力しました。とはいえ、不安にかられて十分な睡眠がとれない時もありました。もしもオリンピックに出場できなければ、痛みを伴うことになるからです。それは母国にとっても良くないことでした。映画出演のお話をいただいて光栄に思いましたし、平和というテーマがある作品に、国の代表として出たいと思いました。今後、南スーダンにも和平が訪れることを願ってやみません。同胞同士でハーモニーをつくれることを願っています。それから、オリンピックへの出場資格を私は得ることができました。しかしながら、出場資格を得られなかった仲間もいました。それはとても悲しい出来事でした。「自分が出場しなければ良いのでは?」と考えたこともありました。出られないことの悲しみや苦しみは自分のことのように思えました。そこから、仲間のために出場しようと思いました。そして、出場するからには、仲間のためにも勝ちたいと考えるようになりました。こういう「人のために」という気持ちが、平和には欠かせないと思います。それこそが南スーダンに必要な思いです。いつの日か南スーダンが平和を取り戻せるように願っております。南スーダンの人々にも、この作品を観てもらいたいと思っています。現在はウクライナとロシアの問題があります。戦争には賛成できません。肌の色が違っていても、状況が違っていても、何よりも平和が必要だという思いは共通していると思います。宮里村長本日は、お招きいただきましてありがとうございます。座間味村では、令和3年5月2日に、沖縄の伝統的な舟であるサバニ二挺を使い、聖火を運びました。思いはいろいろございますが、沖縄は今年、本土復帰五十年という大きな節目を迎えました。地上戦があったのも唯一沖縄だけでした。悲しい過去を持つ場所でもあります。そういった過去を持つ場所で生まれたことも含めて、私は選挙の公約ではなく「平和の尊さを語り継ぐ沖縄県民でありたい」と、それを座間味の大きな使命であると行政としてやっています。今回の東京オリンピックの聖火リレーを座間味で開催することができて、非常に喜びました。それには二つ、理由がございます。まずは、沖縄は過去に琉球王国から日本に編入され、第二次世界大戦があり、米国の統治下になり、そしてまた祖国に復帰する。そうした中で脈々と琉球の歴史、文化を伝えつなげてきました。そして、戦争の中でもみんなが頑張り、その後も復興してきました。全世界が分かっているとは思いますが、平和の尊さ、その中でも沖縄県民、特に私たちの島は一番初めに米軍が上陸した島で、村でございました。それが、昭和20年の3月26日。多くの犠牲者が出ました。そういったことを背景に考えますと、まさしく私たちの座間味村でこのような聖火リレーができるのはとても大切なことだと考えて、一生懸命取り組んでみました。沖縄県で、リアルに開催できたのは、沖縄県の石垣市と座間味村でございました。「どうしてもリアルに開催したい」と強くお願いし、どうしたら開催できるのかを考えました。このリレーは、私たちの先輩方が漕ぐ舟から、中学生が漕ぐ舟に聖火を運びますが、先ほどお話ししました「歴史や文化、それに平和の尊さを私たち大人の世代が、しっかりと子どもたちにつなげていくのだ」というのが一番大きな目的で、しっかりとつなげることができました。そして、多くの村民を目の前にして、今の平和な状況の中で、素晴らしい海で聖火リレーができたことも嬉しいことでした。そういったことをすることで、「これからも私たち座間味村はこの平和というものをしっかりと次世代につなげていきたい」と、舟で先輩から後輩に伝えていく貴重な経験をさせてもらいました。また、この映像が作品の中に取り入れられ、後世に伝えられていくことに、心から感謝しております。【質疑応答】 質問オリンピック公式映画はこれまでたくさん観てきました。監督の作品は個性があり、これまでの作品とだいぶ異なる印象を受けました。複雑で、多面的で、様々な声が反映されていました。二作であることもユニークです。この映画の制作過程について伺います。作品は予定通りのものですか? それとも途中で変わっていきましたか? 河瀨監督質問のお答えとしては、計画していたものとは、まったく違う作品になりました。私は、この作品に三年半の時間を費やしました。そして、COVID‑19というウイルスに翻弄され、パンデミック下でステイホームが求められ、全世界が活動を休止させられました。もちろんオリンピックも史上初の延期となりました。そして、(オリンピックを開催しても)無観客という事態になりました。だからこそ、「SIDE:A」「SIDE:B」の二つを作らなければならないと思いました。つまり、アスリートだけにフォーカスしたこれまでのオリンピックドキュメンタリー映画ではなく、これはこの時代の人類に何が起きたのかを描く、オリンピック開催に向けて下支えした人々、尽力した人々、また開催を反対していた人々の思いを込めて描かなければいけないと思うようになりました。また、百年後、二百年後の人たちにも、別のウイルスで、このようにオリンピックの開催が困難になった時に、何かの指針になれるような作品でなければいけないと思いました。単なるドキュメンタリーではなくて、私が見たこの時代の現実を、映画監督として映画にしたつもりです。五月にカンヌ国際映画祭で「SIDE:A」を上映した時に、IOCのメンバーも同席しました。そして、「私たちはこれまでオリンピックの記録映画を作ってきましたが、あなたの作品はアスリートにフォーカスしているだけではなく、アスリートという人間像にも迫った作品になっていました」というコメントをいただきました。これは私にとって、非常に嬉しい評価でした。 質問素敵な映画をありがとうございました。オリンピックの開催者の近いところから撮影していたので、そういう撮影をする時の苦労や工夫があればお聞かせください。 河瀨監督私は2018年に(総監督に)就任して、2019年の一年前の(オリンピック)イベントから撮影を開始しました。その時COVID‑19はなくて、近づいて撮ることも困難ではありませんでした。近いところで撮れているように見えたかと思いますが、実際は2020年になってからは一度も選手にアクセスできませんでした。その時は大会関係者、組織委員会、医療関係者、ボランティアといった方々で、アクセスできる人には、「できるだけ近い距離感で撮影をさせていただきたい」と申し出ました。ドキュメンタリーというのは、人との関係性によって、その物語の強度が増すと思います。そして、時間をかけることは、とても大事です。そういった意味では、ちゃんとフォーカスできた競技とフォーカスできなかった競技がありましたし、無観客の状態も含めてスクリーンの中に人がいない状況を描くことや、人との距離感があり、どうしても遠く離れてでしかフォーカスできない状況もありました。そのような中でもインタビューはクローズアップという、大きなフレームで映したのは、できるだけ人の内面が見え隠れするようにしたかったからです。人と二メートルの距離を保つ必要があったので、ズーム(望遠レンズ)で撮りました。そのサイズを選び距離を詰めて撮った演出は、敢えてそうしました。そのショットの紡ぎ方が、「これまでのドキュメンタリーとは違う」と言われている所以でもあるかと思います。 質問村長としては、有権者の方々にもこの作品を観てもらいたいかと思います。座間味村の皆さんに、どのように受け止めてもらいたいとお考えでしょうか。 宮里村長今回の聖火リレーが決まり、(その後)中止になるかもしれないという話が出た時に、村民に確認しました。すると村民の方々のほとんどが、「出たい」「見たい」「そばにいたい」と答えてくれました。最終的に、予定通り聖火リレーを開催して本当に良かったと思っています。実際に映像に残っていること、それだけではなくて、今回作品を観せてもらった時に、これまでマスコミなどを通じて(第三者に)伝わらなかった東京2020オリンピックの舞台裏と人々の葛藤が含まれていたことから、私は村民にぜひ観てもらいたいと思いました。(東京2020オリンピックを)どうしたら成功できるのか、そのためには何が必要なのか、私たちのかわいい子どもたちも含めて、この作品を観ることで素晴らしい人間に育っていくように思えますから、私はすべての方々に観ていただきたいです。先ほど河瀨監督から「いつかは座間味で上映会をしたい」というありがたい言葉がありました。私も上映会ができるように、一生懸命頑張っていきたいと思います。COVID-19でどこの自治体も大変な思いをしております。同じようにオリンピックの開催はもっと大変だったかと思います。諦めるのは簡単だと改めて思いました。河瀨監督とお話をし、今回の作品を観ることにより、諦めずに目的を達成するにはどうすれば良いのか考えさせられました。これからの人生だったり、政治活動だったり、子どもたちの成長にとってとても素晴らしい映画になっていると思います。座間味村での上映会を実現させたいと思っています。河瀨監督、よろしくお願いします。河瀨監督私も、英語通訳が入る前に一つお話してもいいでしょうか(笑)。これは本当に大事なことです。一年前を思い返してもらうと容易に想像できると思います。(聖火リレーを開催した)5月3日の沖縄は緊急事態宣言下でした。その時は、石垣と、この小さな座間味村でしか、聖火リレーができませんでした。ほかの自治体は(聖火リレーを)中止しました。ほぼ国民の八割がオリンピックの開催に反対をしていた苦難の中で、(聖火の)トーチを島に持ってくる時に、どのような声があがったのか、想像すると胸が痛いです。「小さな島に、COVID-19患者が一人でも入ったらどうなるんだ」「誰が責任をとるんだ」と、たぶん言われたと思います。それでも、今日お話されたように、子どもたちの未来のためにも、聖火がやってくることの意味を、真剣に考えた宮里村長がいたからこそ、この作品の中で子どもたちは笑顔でいます。「(日本での五輪開催は)一生ないと思うから」「去年の先輩のためにも僕たちが一生懸命に(サバニを)漕ぐから」と言った子がいました。想像すると、一年前に(当初の予定通りに)オリンピックが開催されていたとしたら、つないだ子たちが、つなげられなくなることもありえました。そういう悔しい思いをした人たち、できなかったことがいっぱい隠れている中で、(諦めずに聖火リレーを)やった人が記録されること、記録できたことを私はしあわせだなと思っています。本当にありがとうございました。(会場:拍手) 宮里村長こちらこそ!(笑顔を見せる) 質問一つの作品の中にジェンダー、COVID-19、アスリートといろいろな物語がありました。今後五十年、百年経って、このオリンピックはどのように思い出されると思いますか。 河瀨監督これが質問の答えになるのか分かりませんが、この映画は観た方々それぞれの映し鏡のように、その時の自分の状況や思いの中で観られると思っています。つまり、私は今回の映画「SIDE:A」「SIDE:B」では、片側だけのイメージで描いていません。何かの分断が起きているかのように見えるシチュエーションの中で、「A」「B」の人々は同じ地平で描きました。ですから、そこを観た人が、ご自身の感覚でどちら側に心を寄せるのか、それにより見え方がまったく変わってくると思います。そして、ジェンダー問題についても、2021年当時は日本女性の社会進出や役員就任の人数においても、(諸外国に比べて)日本は非常に低い数値になっています。そういう現実の中で、例えばアスリートにしても、結婚、妊娠、出産を経て、トップアスリートとしてはどうしても活躍できる土壌がないというような現実も記録しました。でも、これを五十年後、百年後の人々が観た時に、「あの時代はそうだったんだ」「でも、五十年後の今はそうではない」となり、それなら「時代の転換期はどこだったのだろう?」という見え方になるのではないかと思って作っています。皆さんそれぞれが、どのように観るのかを私が何か言える立場ではなく、私はすべての感じ方を、フラットに観てもらえるように、描いたつもりです。質問(英語と日本語で質問)映画「SIDE:A」「SIDE:B」の両方を拝見しました。コンセプトの違いが重要だと感じました。大きなテーマと個人的な物語があり、「SIDE:B」では河瀨監督の声が入っていました。作品の中にご自身の声を入れることについての見解を伺いたいです。 河瀨監督手法のことに言及することになりますが、あれは私の声ではありません。私がカメラを構えて、撮っている被写体はリアリティがありますが、こちら側の声は、あとから構成して付けたものです。「純然たるドキュメンタリーであるか」と言えば、私自身も最初のプライベートドキュメンタリーの時から、いろいろな意味でフィクションの部分があります。ただし、ドキュメンタリー映画というのは、その監督のまなざしで描かれるものです。この世界にあまたある現象のうちカメラを向ける対象は、一つしかないわけで、その一つのどこを撮るのかは、作家性という意味において、その監督のまなざしになると思います。同じ現実を捉えるにしても、私が撮るものと、是枝(裕和)監督が撮るドキュメンタリーではまったく異なります。そういう意味で、私にしか撮れない今回の東京2020オリンピックが「SIDE:A」「SIDE:B」であって、良かったと思っています。それは、IOCから最初に制作を依頼された時に、「市川崑の時代に立ち返りたい」「あなたにしか撮れないものであってほしい」ということでした。その依頼は全うできたのではないかと思っています。それまでのここ二十年ぐらいのオリンピックの公式映画は、誰が撮ってもそんなに変わらないような、ひな形に基づいたかのような、どこの国であっても変わらないようなエピソードがはめ込まれていたと思います。でも「あなたにしか撮れないオリンピック映画を撮ってほしい」と言われ、その依頼に基づいて作りました。皆さんが思い描く、オリンピックの公式映画があるのであれば、莫大なお金が投入されて、IOCのひな形にエピソードをはめ込んでいく、そういうものをイメージされたかもしれません。もっといえばTOCOG(公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、英: The Tokyo Organizing Committee of the Olympic and Paralympic Gamesの略称)の言う通り、政府の言う通りに撮っているのではないかと思われているかもしれません。でも、作品をご覧になった方は「河瀨映画ですね」と受け止めていただいています。それこそが、私が三年半をかけて、自分のこれまでの映画監督としてのスキルをすべて投入して作り上げたものであると誇りを持って言えます。お金も市川崑時代と同じお金しか使わせてもらっていません(笑)。本当に、そのような中で、一年延期になって、追加予算もほぼないです。私自身がカメラを回して見えた世界です。「SIDE:A」「SIDE:B」はどちらにも8ミリフィルムの映像が入っています。私が一番最初にフィルムに触れた感覚で、この2019年から2021年までの東京で行われたオリンピックを自らのまなざしで作り上げたものです。 質問東京2020オリンピックにご出場するために南スーダンから来日され、(群馬県の)前橋に二年半滞在されました。閉会後いったん、南スーダンに戻り、再び来日されたと伺いました。映画の内容からは少し離れますが、近況と、オリンピックを経験されたことによる未来への展望をお聞かせください。 アブラハム選手いい質問をありがとうございます。今は、パリ大会に出場することを目標に、日本の阿見スポーツクラブに所属してトレーニングを続けています。東京大会に出場したことで貴重な経験が得られました。阿見スポーツクラブは、中距離の選手が主でして、良いトレーニング相手であり、良き友人であり、家族のようです。落ち着いた環境にいることで、体制も整い、パリ大会に向けて頑張っています。パリ大会では正規の出場資格を得て、最前線で最強の選手たちと競いたいと思っています。 MC本日はありがとうございました。