『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』初日舞台挨拶

2026.07.31
  • 初日舞台挨拶

初日舞台挨拶

「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ33作目となる『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』が7月31日に公開を迎え、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が開催されました! 声優を務めた伊藤沙莉さん、マユリカの阪本さんと中谷さん、梶裕貴さん、下野紘さん、小林由美子さん、ならはしみきさん、森川智之さん、こおろぎさとみさん、チョーさん、野原しんのすけ(着ぐるみ)、野原銀の介(着ぐるみ)、渡辺正樹監督の計13名が登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!

九尾の狐の妖怪・やこ役

伊藤沙莉さん

九尾の狐の妖怪・やこ役

江戸前スッシーズの妖怪イカ役

阪本さん(マユリカ)

江戸前スッシーズの妖怪イカ役

江戸前スッシーズの妖怪カレイ役

中谷さん(マユリカ)

江戸前スッシーズの妖怪カレイ役

妖怪・ひゃくえもん役

梶裕貴さん

妖怪・ひゃくえもん役

唐傘の妖怪・唐蔵役

下野紘さん

唐傘の妖怪・唐蔵役

野原しんのすけ役

小林由美子さん

野原しんのすけ役

野原みさえ役

ならはしみきさん

野原みさえ役

野原ひろし役

森川智之さん

野原ひろし役

野原ひまわり役

こおろぎさとみさん

野原ひまわり役

野原銀の介役

チョーさん

野原銀の介役

渡辺正樹監督

■会場の観客の「しんちゃーん!」という呼び込みで、しんのすけと銀の介が客席から登場!

しんのすけ

ありがとござます~。どもども。秋田から、今日のためにじいちゃんも会場に来ているってオラ、聞いたんだけど…あれ? じいちゃん、いないゾ。どこ行ったんだ? じいちゃん? じいちゃん?

銀の介

オラはここだ、しんのすけ。先に行かんでくれよ! なんじゃここは?

しんのすけ

今日はいっぱい人が来てくれてるゾ。ありがとござます~。

銀の介

(観客と握手しながら)かわいいのう。ありがとう! どこまで行くんじゃ?

しんのすけ

こっちこっち! (しんのすけが銀の介の手を取って階段を上がる)階段気をつけて。

■しんのすけと銀の介がステージに登壇。

しんのすけ

みんな、オラに、なんか、ようかい?
みんな、サマーなバケーション楽しんでる? オラ、カスカベが生んだスーパースター・野原しんのすけ! みんな、オラに拍手を!
今日は、オラに会いに来てくれてありがとうござます~。
あと、ついでに、じいちゃんも一緒に来たんだゾ。

銀の介

ワシはしんのすけのじいちゃんの野原銀の介と申します。皆さん、「銀ちゃん」って大きな声で呼んでくれるとうれしいな。じゃあ行くよ。せーの!

■客席から「銀ちゃーん!」と大声援!

銀の介

あぁ、いい! (胸を抑えてうれしそうに)いい…いぶりがっこ!

MC

しんちゃん、銀の介さん、今日はカスカベと秋田の大曲から会場に来てくれてありがとうございます。

しんのすけ

これはこれは、(佐藤)ちひろおねいさんではないですか。もうお久しぶりぶりの、いぶりがっこ! 会いたかったゾ! ちひろおねいさん、このあとお暇ですか? オラときりたんぽでも食べながら、ひと夏の思い出を作りませんか?

銀の介

ちょっと待った! わしも仲間に入れてくんろ! (MCに近づいて、ステージに腰掛けながら)ちひろ、わしとテレ朝の社食でお茶でも飲みましょうか?

MC

飲みたいけれど、今日は大切な初日舞台挨拶なので…。

しんのすけ

じいちゃん、ずるいぞ! オラも社食行きたいゾ!

銀の介

毛利庭園(東京都のテレビ朝日本社ビルに隣接している庭園)もいいんだべが…。

しんのすけ

行きたいゾ!

MC

ごめんね、そんな暇はないんだ。今日はしっかりと舞台挨拶を務めよう!

しんのすけ

そでした、そでした。どっぷり忘れてたゾ。

銀の介

どんぶり忘れてたぞ。

しんのすけ

会場のみんな!
今日はオラの映画初日に来てくれて、もうとーってもうれしいゾ!
みんな、オラの映画どうだった? 良かったって方は拍手をお願いします。

■会場から大きな拍手!

しんのすけ

じゃあ、今日のオラ、カッコ良い? (ステージ上で体操座りをして会場の方を向きながら)カッコ良いと思う方、オラに手を振って! じゃあ、ついでにオラのじいちゃんもカッコ良いよって思ったら手を振ってあげてください。

銀の介

あぁ、ありがとさん! うれしいのぉ。

MC

しんちゃん、今日は映画に参加してくれたゲストの皆さんも会場に駆けつけてくれたんだよね?

しんのすけ

スペシャルなゲストのみんなが来てくれたんだよね?

銀の介

スペシャルということは、あの子もあの子も来てるんじゃろ?

しんのすけ

みんな来てるゾ。それじゃ、早速ゲストの皆さんをお呼びしちゃいましょう!

■ゲスト声優の伊藤沙莉さん、マユリカさん、梶裕貴さん、下野紘さんと監督がステージに登壇しました!

銀の介

どうやら、ひろしたちも来ているらしいぞ。

ひろし

おやじ、俺たちに黙って先に行くなって言っただろ~!

みさえ

しんちゃんたら、会場の皆さんにご迷惑をおかけしてないかしら?

ひまわり

たや~!

■レギュラー声優の小林由美子さん、ならはしみきさん、森川智之さん、こおろぎさとみさん、チョーさんがステージに登壇しました。

伊藤さん

本日はこんなにたくさんの方に集まっていただき、とてもうれしく思っています。完成披露の時もそうでしたが、「クレヨンしんちゃん」に出ることが、自分にとっては長年の夢だったので、今大変幸せで、かつとんでもなく緊張しております。上手く話せるかちょっと分からないですが、皆さんに楽しんでいただけたらと思っています。よろしくお願いします。

中谷さん

江戸前スッシーズ所属、妖怪カレイ役・マユリカ中谷と。

阪本さん

妖怪イカ役・阪本です。

中谷さん&阪本さん

よろしくお願いします。

中谷さん

いや、うれしい!

阪本さん

僕の役は、イカ太とかイカ次郎という名前ではなく、「妖怪イカ」という名前だそうです(笑)。

中谷さん

そのままです(笑)!

阪本さん

僕たちは漫才をやっているんですが、漫才の時の出囃子(登場時の音楽)を「クレヨンしんちゃん」の曲にしているくらい、しんちゃんが好きなので、非常に光栄に思っています。

中谷さん

歴代の「クレヨンしんちゃん」の映画で声優を「やったんやで!」と言える芸人が何人おんねん! ということで、非常に光栄に思っています。

梶さん

初日ということで、皆さんは今ご覧いただいたばかりですよね。すごく楽しそうでうれしそうな表情が皆さんから伝わってきて、うれしいです。ということは、ひゃくえもんに対して、皆さんがどういう思いを持っているのか…、ちょっと不安なところがありますが……。(隣にいた下野さんに肩を叩かれて何やら頷かれる)…まあ、いろいろありましたが「誰でもやり直せるんだぞ」というところを大事に、今日は楽しく盛り上がっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

下野さん

(会場に向かって元気よく)はい皆さん、こんにちはー!(会場の反応に) あれ? ちょっと元気が足りないんじゃないかな? もう一回いくよ! こんにちは!(会場から大きく「こんにちは」の声) はい、みんなよくできたね。いい子いい子!
はい、こんな感じで楽しい会になれば良いなと思っております。よろしくお願いします。

小林さん

皆さん、ご覧いただきありがとうございます。
本日の映画は、いかがだったでしょうか?(会場:拍手) ありがとうございます。今日を迎えられたのがうれしすぎて、皆さんに会えたのがうれしすぎて、そしてしんちゃんが大好きすぎて、私の今日の衣装は、ほぼコスプレになりました。

梶さん

めちゃくちゃ似合っていますよ。

小林さん

完成披露試写会の時よりレベルが上がっているでしょ?

梶さん

グレードアップしたんですよね?

森川さん

会場にも若干、同じコスプレをされている方もいますね…。

小林さん

仲間がいる? 本当は、しんちゃんが頭につけてるカンタムロボの帽子も用意したかったんですが、(しんちゃんが小林さんの横に並ぶ)…ちょっと用意できなかったので、ピンにしてみたんです。でも、パンフレットのグッズ紹介のところ見たらこれよりグレードアップしたヘアピンが売っていたので、この後買います! 皆さんもチェックしてみてください。
今日は、皆さんと楽しめたらいいなと思っております。

ならはしさん

しんのすけ(小林さん)の真似をしたわけじゃないんですが、この衣装の色味が、みさえのコスプレ…というわけじゃないんですが…。

森川さん

妖怪の時の?

ならはしさん

妖怪ケツデカオババになってしまったみさえさんは、白いふわっとしたフォルムに、(薄紫色のストールを示して)こういう色の服を着ていたので、ちょっと初めてコスプレをしちゃいました。
今日は楽しんでください。

小林さん

似合っています!

森川さん

いや、このコスプレ、コスプレっていう流れできたので、私どうしようかなと思って…。靴下を着てくれば良いんですかね?

小林さん

それは、難易度が高いですね。

森川さん

それは結構(難しい)…ですよ?

小林さん

でも、普段の父ちゃんがよそ行きの格好の時は、(森川さんの衣装を指して)こんな感じですもんね。

こおろぎさん

ニオイを頑張れば良かったじゃない?

森川さん

足のニオイですか? そんなことをしたら、多分会場に入れないと思います。セキュリティの問題で止められちゃいますよ。
でも、次にこんな機会があるんだったら、僕もコスプレを急いで用意して、夜なべして作ってニオイを染み込ませてきますんで、楽しみにしてもらいたいです。
今日は、皆さんと共に…上映後なので、ネタバレありな感じで一緒に短い時間ですが盛り上がっていきたいと思います。よろしくお願いします。

こおろぎさん

そうなると、ひまわりのコスプレはいろいろ問題が生じるので、ちょっとできない…。でも、小林さんの衣装がちょっとコスプレになるかもっていう情報はあったんです。だから「コスプレをやろうか」とは思ったんですが、ちょっと無理でした(苦笑)。

森川さん

大人の事情で。

こおろぎさん

なので、全然関係ない格好になっちゃいました。
今回の映画は、秋田県の皆さんに多大なるご協力をいただいたということで、秋田県が大好きになりました。大好きな秋田と、妖怪の世界で一緒に過ごせたのが、とてもうれしいです。
夏はまだまだこれからなので、時間はたっぷりあります。なので、これからもみんなで楽しくやっていけたらと思います。よろしくお願いします。

チョーさん

あの、おしっこに行きたくなったら行っても良いですからね。我慢しないでくださいね。
いろいろとお話すると思いますが、ゆっくりしていってください。以上です。

渡辺監督

僕は、初めて「クレヨンしんちゃん」の監督を務めました。なので、どんな反応が来るかと、ドキがムネムネだったんです(笑)。皆さんが、楽しんでくれたなら良かったかなと思っております。

MC

伊藤さん、先日の完成披露試写会、そして本日は公開初日を迎えました。各種SNSには「家族って大切だなと思いました」「野原一家最高!」「妖怪たちが可愛かったし面白かった」など素敵なコメントがたくさん届いています。

伊藤さん

(MCの方がSNSに寄せられたコメントを読んでいる間ずっとポーズを取ったり伊藤さんに投げキッスをしたりしていたことに笑ってしまって)…すみません(苦笑)。

小林さん

絡みすぎなのよ、しんちゃん。しんちゃんがここに来たのは、沙莉さんに会いに来た可能性があります!

伊藤さん

(笑いを堪えながら)すごい反響ですね(笑)。
私も、友だちとかいろんな人から連絡があって「楽しみ」ってめちゃくちゃ言われたし、私も今日がすごく待ち遠しかったです。
私、エゴサーチをすごくするんですが…。

登壇者の皆さん

そうなんですか!?

伊藤さん

そうなんです。めちゃくちゃするんですが…。

阪本さん

「伊藤沙莉」ってエゴサーチするんですか?

伊藤さん

いつもは「伊藤沙莉」でするんですが、今日は怖いので「しんちゃん」で(笑)。
そうしたら、すでに楽しんでくださっている方がたくさんいらっしゃって、すごくうれしい気持ちになりました。

MC

中谷さんと坂本さんと小林さんは、映画の舞台の秋田に行かれたそうですね?

中谷さん

そうなんです。一日駅長みたいなことをやらせてもらって…。

小林さん

(中谷さんを指して)めちゃくちゃ白いスーツがカッコ良かったです。

中谷さん

そうなんです。駅長さんの格好をして、普通にしんちゃんと三人でホームに立ってたんですが、そこに新幹線がバーって入ってきて、乗客の方は何も知らないので「しんちゃんや!」って顔をしながら(新幹線が)通り過ぎていくんですよ。「なんで(ここにしんちゃんが)おるの?」みたいな(笑)。

阪本さん

そうなんです。
秋田は、すごく空気がおいしいところで、いろいろ食べたかったんですが、スケジュールがバタバタで、ほんまに空気しか食べてないです。

中谷さん

(笑)。そんなイヤミったらしく言うなよ!

森川さん

きりたんぽとか食べていないの?

阪本さん

食べてないんですよ。ほんまに空気だけいただきました(笑)。

中谷さん

イヤミを言うなよ! でも、最高の場所でした。

阪本さん

はい、最高の場所でした。

小林さん

すみません。きりたんぽも、いぶりがっこも食べたし…全部食べました!

中谷さん

いつの間に?

小林さん

前乗りをしました。
秋田最高!

MC

梶さんは、おしり玉を集めて妖怪の国と人間界を支配しようともくろむ妖怪ひゃくえもんという難しい役どころだったと思います。どんなことを意識しながら臨んだんでしょうか?

梶さん

そうですね…(苦笑)。
急にすごく真面目な質問が来ましたが…。ずっとどんな役なのかとか何も言えなかったんですが、もう皆さんは、ご覧いただいた後なのでお話できますね。
「“ひゃくえもん”って名前は、どこからネーミングされたのかな?」って思ったんですが、「ムカデ」なので足が百本あるからひゃくえもんなんですね。そう考えると、「“熊田の長”は熊みたいな顔をしているからかな?」とか思ったら、ヤマタノオロチみたいな九つの首を持つ竜でした…。まずは、そういった妖怪も含めたネーミングセンスがすごく素敵だなと思ったわけです。
僕の演じたひゃくえもんは、ラスボスというか、彼がいろいろと仕組んだからこそ、今回のお話があったわけです。基本はシリアスなお芝居だったんですが、その中に、急にぶっこまれるしんちゃんのギャグというか、ものすごくシリアスな顔をして(ポーズをしながら)おしり玉を吸収するシーンがあって…。

下野さん

あんなことをするキャラクターだとは思わなかったよね?

梶さん

そうなんですよ。僕もびっくりしたんです。だから、とにかく大真面目にやればやるほど皆さんに楽しんでいただけるかなと思って、もうシリアスに演じさせていただきました。
あとは、実は江戸前スッシーズの声を、実は僕ら声優もちょこっと担当させていただいてたりします。

中谷さん

うそ? どこで?

梶さん

一緒に野球をやっていたんです。
これ、誰がどの声をやっているのかは、難しいと思いますが、ぜひちょっと映画館に来て…。

下野さん

何度も来ていただいて、答え合わせをしてもらえるとね。

梶さん

最後のコメントを下野さんに取られてしまいましたが…(苦笑)。

下野さん

奪ってばっかりでごめんね(笑)。

梶さん

この間行った対談の時も、僕のエピソードトークをほとんど下野さんがしゃべっていました(笑)。

下野さん

本当にごめんね。

梶さん

でも、声優としての夢の一つが「しんちゃんの映画に出ること」だったので、とてもうれしかったです。

MC

下野さん、野原一家からのタレコミで、アフレコの時にクライマックスのシーンに近づくところで感情が溢れて涙がこぼれてしまったと聞きました。

下野さん

感情があふれたというか、僕は今までの『映画クレヨンしんちゃん』を観ていまして、しかも何回も同じ作品を観るんですよ。だから、少し話の展開が分かるんですよ。だから、どうしてもクライマックスなるところで、泣いちゃうっていう…。いつも家で観ながら一人でボロボロボロボロ泣いていることが多いんです。

梶さん

現場でね。下野さんもそうですが、みんなアフレコ中に号泣をしてしまうんですよね。

下野さん

僕の中では、仕事ですからね。仕事場で、僕の役とは全然関係ないシーンなのに、「こんなところで泣いている場合ではない!」「この後、最後の戦いを待っている」…と、思ってはいるんです。ただ、台本を見ながら「あぁ、ダメだ。多分、このみさえさんとしんちゃんのシーンは…(梶さんが同意するかのように下野さんの肩を叩く)俺、ダメかもしれない」と、家で台本をチェックしながら、そこのシーンを熟読していたんです。

梶さん

熟読(笑)。

下野さん

台本をチェックしている時から、「しんちゃん」っていうならはしさんの声がずっと聞こえていて、「これ、アフレコ中に泣いたらいけない!泣いたらいけない!」と思っていたんです。でも、うん、普通に泣いていました(苦笑)。

梶さん

(会場に向かって)大人の皆さんは、みさえがしんちゃんを自転車で送っていく、あの辺りからやばかったですよね?

下野さん

本当にあの辺から、いろんなものがリフレインしていて…。
「声優さんって本当すごいな!」と思ったのが、現場でアフレコしている声を生で聞いて…、おそらく会場の皆さんよりも俺の方が感動していると思います。(登壇者の皆さん:笑) 生の声は、それぐらいの破壊力がありました! いや、みさえさんってやっぱすげえなって思いました。

ならはしさん

心のきれいな方なんでしょうね。ピュアな心の持ち主。

下野さん

すみません。もう結構なオジサンなんですが(苦笑)、泣かせていただきました。

阪本さん

江戸前スッシーズでは誰も泣いてなかったですね。

中谷さん

泣かへんやろ! どこで泣くねん? 野球してるだけやのに。

MC

本日は、銀の介役のチョーさんにもお越しいただき、まさに野原一家大集合となっております。今回は銀の介とやこが出会う過去の回想シーンや、秋田でしんのすけに対して印象的なお話をするシーンもあったと思います。今作の映画にご出演された感想などいかがですか?

チョーさん

感想ですか? 映画33作目にして、やっとおじいちゃんが出ることができました。

森川さん

そうか、おめでとう!

チョーさん

渡辺監督、ありがとうございます。「いつか…」「いつか」と、毎年出演できることを待っておりました。
今年、ようやく秋田でみんなと会うことができましたし、大好きな沙莉ちゃんとも会うことができた!

■チョーさん、伊藤さんの元に駆け寄り握手する。

チョーさん

これだけで、今日ここに来た甲斐があるというものであります。

こおろぎさん

バミってあるから、そこから動いちゃだめだよ(笑)!

チョーさん

すみません。うれしい限りです。そんな感想ではだめですか?

MC

想いが溢れた感想をありがとうございます。
今作では、おしり玉を取り返すために、野原一家がまた奮闘します。「家族って大切だと思った」という感想も寄せられていますが、森川さん、ならはしさん、こおろぎさんはどのようなところを観てもらいたいですか?

森川さん

(MCの方を指して)今言っていた、そこ(笑)! そこなんです。
家族がいるところが素晴らしい、家族の絆や帰るところがあるというのがテーマとして良いのかなと思いました。

ならはしさん

いつもと逆でね、しんちゃんが頑張って助けようとしてくれるんです。「まだ帰れない。父ちゃんと母ちゃんが一緒じゃないと帰らない」ってね。

こおろぎさん

マインドが「誰もおいて行かない」だからね。

ならはしさん

しんちゃんが、そう思ってくれていたのが良かった。

森川さん

よく我々のおしり玉をみつけてくれたね。

小林さん

あそこは、「しんのすけ」って呼ぶ「とうちゃんとかあちゃんの声」を頼りに、二人のおかげで見つけることができたんです。
(下野さんに向かって)泣くのは、あそこのシーンだよね? もう泣いても良いよ!

梶さん

今もちょっとウルウルと…(笑)。

■しんちゃんが下野さんに駆け寄り、抱きしめ合う。

下野さん

(抱き合いながら)本当に良いとうちゃんとかあちゃんなんだぞ…。

MC

渡辺監督は、どのような思いを込めて作られたんでしょうか?

渡辺監督

「妖怪を使おう」という話で進めたのですが、妖怪は目に見えないものだったりするので、しんのすけと妖怪の出会いや、一緒にした冒険や友情が、最後には見えなくなっちゃうんです。でも、すごく大切なひと夏の思い出として心に残るような映画になったらいいなと思って作りました。

MC

ここからは、少しお題を変えてお話をうかがいたいと思います。
本作ではおしり玉を取られてしまうと家族だった記憶を失ってしまうので、しんのすけたちが奮闘します。そこで、皆さんの「忘れたくない家族の思い出」を教えていただければと思います。

伊藤さん

すごく考えたのですが、私は、結構家族が好きなので、「特別にどこに行った」みたいなことより、「あの日常に戻りたい」と思うことは日々ありますね。最近は、家族との時間がすごく大事な時間だと感じます。

中谷さん

僕は家族構成が野原家と一緒で、両親と僕と妹なんです。

阪本さん

それを言うなら、僕もです。

中谷さん

今、ライバル心を煽って来なくても良いから(笑)! 
まあ、僕たち二人とも家族構成が一緒なんですが、僕が忘れたくない家族の思い出は、「親父に公園に遊びに連れっていってもらった時」の思い出とかですかね。まだ小っちゃかったので、川にある飛び石に怖くて飛べないでいたんです。そしたら父親が「なんやお前、飛ばれへんのか。見とけよ!」って飛んだら、メチャクチャすべって転んで、ジーパンがビリビリって破れて「こりゃアカン…帰るぞ…」って帰ったっていうのが忘れられないですね。映画のひろしはカッコ良かったんですが、うちの父親はちょっと情けなかったのが忘れられないですね。

阪本さん

僕の父親は、すごくお茶目な人で、糖尿病なのにすごく魚卵を食べるんですよ。

中谷さん

お茶目ちゃう! 心配やろ!

阪本さん

医者に「ダメです」って言われてるのに、全然食べるんですよね。 だから、そういうお茶目さは見習いたいですね。

中谷さん

見習ったらあかん! 体に悪すぎる!

梶さん

この後にちょっと話しにくいんですが(苦笑)、うちは父親が厳しめの人だったので、なかなか家族全員で出かける機会がなかったんです。そんな中、父親が「今度、映画に行くか」って言ってくれて、すごくうれしかったんですが、僕は前日に熱を出しちゃったんです。その時、父親が「治ったら行こうな」と言ってくれて、時間を作って家族全員で行った時は、すごくうれしかったですね。さりげないことですが、家族の時間は子どもにとってすごく大事なんだと思いました。今、小さい娘がいるので、家族の思い出を作ってあげられたらと思います。

下野さん

今思い浮かぶのは、両親が共働きだったので、なかなか夏休みとかに旅行に行く機会が多くなかったんです。
ある時、うちの父の田舎が福岡なんですが、「車で福岡まで行こう」っていう話になりました。六人家族なんですが、僕も小学校一年生とかちっちゃい頃で、夜7時か8時くらいに家を出て、途中で父ちゃんも休憩しながら、福岡に車で向かいました。こんな時間に車に乗るなんてことがなかったので、ちょっとドキドキしながら長旅をして、父ちゃんが福岡までずっと運転をしてくれて…。

梶さん

東京から?

下野さん

東京から福岡までずっと。
途中のサービスエリアでカップラーメンの自販機みたいなのがあって食べたりしました。そういう、何でもないただ実家から車で大移動したっていう思い出がずっとあるんです。
家族と一緒に行った旅行は、他にもあるんですが、それが一番僕の中では思い出に残っています。父ちゃんと母ちゃんが好きな曲だったり、子どもたちが好きな曲をかけながら…。あんまり覚えてはいないんですが、おそらく父ちゃんは実家に着いてからずっと寝ていたと思います。頑張ってくれたのもすごくうれしかったです。

小林さん

私は六人家族で、父と母と兄・私・妹・妹の四人兄妹でした。父親は普通のサラリーマンだったんですが、民謡の先生と三味線の先生もやっていました。「小さい子どもが舞台で歌うと盛り上がる」みたいな、いやらしい考えを持っておりまして(笑)、父親から兄妹四人で秋田民謡をよく教えてもらいました。「秋田大黒舞」とか、「秋田おばこ」をよく聴いていたので、今回秋田に行けて本当に良かったと喜びもひとしおなんです。
そんな感じで父親に民謡とか三味線を教えてもらっていましたが、大人になってからはそういうことがなくなってしまいました。四人で揃って何かをしたのはあれぐらいだったと思って、それは忘れたくない思い出だと思いました。だから、あんなにケンカをしなきゃ良かったなと思います。兄とは、八つも年が離れていたんですが、本当に取っ組み合いのケンカをしました。めちゃめちゃなケンカをしていたので(苦笑)、仲良くしておけば良かったと、大人になると思いますね。

■フォトセッション。

MC

最後に登壇陣を代表して小林さんからメッセージをお願いします。

小林さん

本日はお暑い中、ご来場いただき誠にありがとうございます。
いよいよ夏の「映画クレヨンしんちゃん」祭りが始まりました! 何度も聞いて恐縮ですが、映画はいかがでしたでしょうか?(会場:拍手) ありがとうございます!
こうして初日を迎えられましたことを、スタッフやキャストの皆さん、取材をしてくださる皆さん、そして何より、今日こうやって劇場に来てくださった皆さんや映画を楽しみにしてくださっている皆さんのおかげで、ようやく映画が完成すると思っております。本当にありがとうございます。
夏はまだまだ始まったばかりです。しんちゃんコラボを色々していますので、ぜひそちらでも遊んでいただければと思いますが、涼しい映画館で、野原一家と一緒に銀の介じいちゃんに会いに行ってくれたらうれしいです。
秋田で、妖怪家族の皆さん、それからじちゃんも、首を長くして皆さんの帰省を一回だけと言わず、二回、三回、四回とお待ちしております。皆さんよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!