「2022」検索結果218件
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『バブル』レンタル DVD圧巻のグラビティ・アクションに没入せよ。TDV33174R/2022年STORY inc. /WIT STUDIO©2022「バブル」製作委員会『バブル』レンタル DVD
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沿革沿革|東宝株式会社会社情報メニュー沿革東宝グループは、1932年に「健全な娯楽を広く大衆に提供すること」を使命として小林一三により設立されて以来、映画・演劇を中心に、幅広い層のお客様に夢や感動、喜びをもたらす数多くのエンタテインメント作品をお届けしてまいりました。20201990197019501930202303東宝日比谷プロムナードビル開業03TOHOTomboピクチャーズ株式会社を設立07TOHOGlobal株式会社設立08株式会社ガイエ子会社化09有限会社エイシン工芸を東宝舞台株式会社が子会社化10「小林一三生誕一五〇年展―東京で大活躍―」開催11『ゴジラ-1.0』公開11TOHOGlobal株式会社がIGLOOSTUDIOCO.,LTD.と資本業務提携契約を締結12TohoInternational,Inc.がCJENMFIFTHSEASONLLCへ戦略的投資202209株式会社エイド・ディーシーシーの子会社化09TIA株式会社を子会社化し、商号を「株式会社TOHOanimationSTUDIO」に変更202107「ゴジラvsコング」日本公開2020©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable10「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」公開(興行収入新記録404.3億円)201905「ゴジラキング・オブ・モンスターズ」公開201802日劇(TOHOシネマズ日劇)閉館03合歓の広場、「日比谷ゴジラスクエア」にリニューアル03TOHOシネマズ日比谷開業201703東宝不動産株式会社を合併201607「シン・ゴジラ」公開08「君の名は。」公開(自社製作作品興行収入新記録更新250.9億円)※2017年12月現在12年間興行収入記録更新854億円(現歴代1位)201503新宿東宝ビル竣工11札幌東宝公楽ビル竣工201403(株)コマ・スタジアムを吸収合併05米レジェンダリー版「GODZILLA」全米公開08三和興行(株)を吸収合併201306東宝不動産(株)を完全子会社化10東宝東和(株)を完全子会社化12「永遠の0」公開(自社製作作品興行収入新記録更新86億円)201102国際放映(株)を完全子会社化201009東宝スタジオ改造計画完了12年間興行収入記録更新748億円200908札幌公楽興業(株)および新天地(株)を吸収合併200803TOHOシネマズ(株)が興行会社4社(東宝東日本興行(株)、中部東宝(株)、東宝関西興行(株)、九州東宝(株))を吸収合併09(株)コマ・スタジアムを連結子会社化12年間興行収入記録更新739億円200710旧東宝本社ビル跡地に東宝シアタークリエビル竣工11シアタークリエ開場200609旧南街会館跡地に東宝南街ビル竣工10映画興行部門を会社分割し、TOHOシネマズ(株)に承継200503旧東宝本社ビル建て替えにより芸術座閉館04東宝本社を東宝日比谷ビルに移転200402南街会館閉館05「世界の中心で、愛をさけぶ」公開(自社製作作品興行収入新記録85億円)12札幌東宝ビル(札幌シャンテ)竣工200302東宝スタジオ、改造計画開始03「千と千尋の神隠し」米アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞04ヴァージン・シネマズ・ジャパン(株)を買収し、TOHOシネマズ(株)に社名変更07「踊る大捜査線THEMOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ!」公開(実写作品興行収入新記録173億円)200202「千と千尋の神隠し」ベルリン国際映画祭金熊賞受賞200107「千と千尋の神隠し」公開(興行収入新記録308億円)200006東宝版「エリザベート」初演(帝国劇場)11「MILLENNIUMSHOCK」上演(帝国劇場)12旧・東京宝塚劇場跡地に東京宝塚ビル竣工199801旧・東京宝塚劇場、旧・スカラ座閉館05米トライスター版「GODZILLA」全米で公開07「劇場版ポケットモンスターミュウツーの逆襲」公開(ポケモンシリーズ第1作)199704「名探偵コナン時計じかけの摩天楼」公開(「名探偵コナン」シリーズ第1作)07「もののけ姫」公開(配給収入新記録113億円)199307「クレヨンしんちゃんアクション仮面VSハイグレ魔王」公開(「クレヨンしんちゃん」シリーズ第1作)199205「ミス・サイゴン」初演(帝国劇場:1年半のロングラン)199107渋東シネタワー竣工198706「レ・ミゼラブル」日本初演10旧・日比谷映画劇場、有楽座(2代目)跡地に東宝日比谷ビル(日比谷シャンテ)竣工198401第1回東宝シンデレラ誕生(沢口靖子)03日劇ミュージックホール閉館10旧・日本劇場跡地に有楽町センタービル(有楽町マリオン)竣工11有楽座(2代目)閉館198302TV「積木くずし」(TBS系列)放送開始198102日本劇場閉館(日劇ミュージックホールは東京宝塚劇場5階へ移動)198010ナビオ阪急(現・HEPナビオ)竣工03「ドラえもんのび太の恐竜」公開(「ドラえもん」シリーズ第1作)05「影武者」カンヌ国際映画祭パルムドール受賞197410TV「傷だらけの天使」(NTV系列)放送開始197303米トニー賞国際特別賞受賞(東宝の演劇活動に対して)12「日本沈没」公開197207TV「太陽にほえろ!」(NTV系列)放送開始196904「ラ・マンチャの男」初演(帝国劇場)10新宿東宝会館竣工196709「屋根の上のヴァイオリン弾き」初演(帝国劇場)196601「細雪」初演(芸術座)09新・帝国劇場開場196503「東京オリンピック」公開10新・帝国劇場の建設にあたり、(株)帝国劇場を設立(1976年7月、東宝不動産(株)に合併)10TV「青春とはなんだ」(NTV系列)放送開始196309「マイ・フェア・レディ」初演(東京宝塚劇場)196207「ニッポン無責任時代」公開(「東宝クレージー映画」シリーズ第1作)196107「大学の若大将」公開(「若大将シリーズ」第1作)10「放浪記」初演(芸術座)10東京証券取引所、大阪証券取引所、名古屋証券取引所、各市場第1部に指定195802日本劇場で第1回「ウェスタン・カーニバル」開幕07「駅前旅館」公開(「駅前」シリーズ第1作)09「無法松の一生」ヴェネチア国際映画祭金獅子賞(グランプリ)受賞195704旧・東宝本社ビル完成04芸術座開場195601「へそくり社長」公開(「社長」シリーズ第1作)03「宮本武蔵」米アカデミー賞名誉賞(現・外国語映画賞)受賞195507東京宝塚劇場4階にスカラ座開場07(株)帝国劇場を合併195404「七人の侍」公開TM&©TOHOCO.,LTD.11「ゴジラ」公開(「ゴジラ」シリーズ第1作)195312南街会館完成195203日劇ミュージックホール開場195007(株)帝国劇場を設立194905東京・大阪・名古屋証券取引所に上場194703(株)東京會館を分離独立194503(株)梅田映画劇場および(株)南街映画劇場を合併194312東宝映画(株)を合併し、映画の製作、配給、興行および演劇興行の総合的一貫経営を行うこととなり、社名を東宝(株)に改称193703(株)東横映画劇場を合併08東宝映画(株)を設立11東宝映画(株)が、(株)写真化学研究所、(株)P・C・L製作所、(株)j・Oスタヂオ、東宝映画配給(株)の4社を吸収合併12帝国劇場(株)(旧・東京會館を所有)を合併193601日本映画劇場(株)(旧・日本劇場を所有)を吸収合併06東宝映画配給(株)を設立193506有楽座(2代目)開場193401旧・東京宝塚劇場開場02旧・日比谷映画劇場開場193208(株)東京宝塚劇場設立(取締役社長小林一三)トップ会社情報沿革
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舞台「呪術廻戦」 DVD◆キャスト 虎杖悠仁:佐藤流司 伏黒 恵:泰江和明 釘崎野薔薇:豊原江理佳 禪院真希:高月彩良 狗巻 棘:定本楓馬 パンダ:寺山武志 七海建人:和田雅成 伊地知潔高:田中穂先 家入硝子:石井美絵子 真人:太田基裕 吉野順平:福澤希空(WATWING) 夏油 傑:藤田 玲 漏瑚:山岸門人 花御:南 誉士広 両面宿儺:五十嵐拓人 五条 悟:三浦涼介 アンサンブル:河野凌太、小泉 凱、遠井公輝、長嶋拓也、望月 凛other<公演日程・劇場>【東京公演】2022 年 7 月 15 日(金)~7 月 31 日(日)天王洲 銀河劇場 【大阪公演】2022 年 8 月 4 日(木)~8 月 14 日(日) メルパルクホール大阪TDV33001D/2022年度東宝株式会社原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載) 脚本:喜安浩平 演出:小林顕作©芥見下々/集英社・舞台「呪術廻戦」製作委員会舞台「呪術廻戦」 DVDご購入はこちら
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「僕のヒーローアカデミア」6th Blu-ray Vol.1初回生産限定版デクと死柄木、ヒーローと敵ヴィラン。その全面戦争の時が迫る―!TBR33024D/2022年東宝©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会「僕のヒーローアカデミア」6th Blu-ray Vol.1初回生産限定版ご購入はこちら
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映画『GEMNIBUS vol.1』製作発表会見映画『GEMNIBUS vol.1』公式サイト東宝が新たに立ち上げた才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」の劇場公開作第一弾となるオムニバス映画『GEMNIBUS vol.1』が6月28日(金)2週間限定でTOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 梅田にて公開されます。 4月23日、本作の製作発表会見が都内で開催され、4作品の監督を務めた上西琢也(『ゴジラVSメガロ』)さん、平瀬遼太郎(『knot』)さん、ちな(『ファーストライン』)さん、本木真武太(『フレイル』)さん、本作の公式アンバサダーを務める上白石萌歌さんらが出席しました。こちらの会見の模様をレポートいたします。製作発表会見『ゴジラVSメガロ』監督上西琢也監督『knot』監督平瀬遼太郎監督『ファーストライン』監督ちな監督『フレイル』監督本木真武太監督エンタテインメントユニット 開発チーム 常務執行役員大田圭二さん開発チーム チームリーダー 『knot』プロデューサー馮年さんGEMSTONE Creative Label 統括 『フレイル』『ゴジラ VS メガロ』プロデューサー栢木琢也さん『ゴジラVSメガロ』プロデューサー柳澤俊介さん『ファーストライン』プロデューサー今井翔大さん『フレイル』プロデューサー山﨑麻衣さん『knot』アシスタントプロデューサー疋田華恋さん『GEMNIBUS vol.1』公式アンバサダー上白石萌歌さん大田さん本日はお忙しい中、多くの方にお越しいただきましてありがとうございます。私は、東宝でアニメの本部長、チーフ・ゴジラ・オフィサーという役職を務めていますが、また開発チームという部署も担当しております。このチームが手掛けている軸の一つに「才能の発掘と育成」というミッションがあります。本日は、その一つを発表する機会を設けさせていただきました。東宝という会社は映画・演劇・アニメなど様々なエンタテインメントをお客さんに届ける企業体ですが、とりわけ映画業界におきましては、リーディングカンパニーとして、今の流行りの言葉で言うならば、持続的成長を促進させるため、責任を負わなければいけないと思っております。その成長を遂げるための要素――それは才能、クリエイターだと思っております。東宝は、才能の発掘や育成、特に若い方へチャンスを与えるということをあまりやってきませんでした。今回、特にチャレンジ的な機会ですので、ぜひ注目していただければと思います。その才能支援の一環として、「GEMSTONE Creative Label」というレーベルを立ち上げました。お金だけ出して、作品を作ってもらってハイ終わりではなく、我々は製作の機会を作り、上映をして、作品をお客さんに届けて、その価値を感じてもらうところまでやっていきます。配給は、新レーベルの「TOHO NEXT」が力を入れて配給します。館数は少ないですが、まずはそこから始めてまいります。今回、四つの個性あふれる作品、四人の才能あふれる監督、そして、東宝の入社10年目までの若いプロデューサーが監督と共に作品を作り上げました。若い方たちのパッション、エネルギーにぜひ、注目していただければと思います。本日はよろしくお願いいたします。 馮プロデューサー私からは、簡単に開発チームがどういうチームで、才能支援というプロジェクトに関してどういうアプローチをしているかをご説明します。開発チームは、二~三年ほど前にできた部署です。東宝の映画・演劇・アニメなどの既存のビジネスとは異なる新しいビジネスを立ち上げたり、「東宝が今までやってこなかったことにチャレンジしていこう」というミッションをもって立ち上がりました。様々な事業や企画のタネを仕込んでおりますが、本日は才能支援に絞ってお話をします。「クリエイターと出会うこと」「ものを作ること」――「出会う」と「作る」という二つのキーワードで私たちは才能支援に向き合っております。昨今、若いクリエイターが力を発揮しようと思っても、打席に立つ機会がなかなかないことに対し、どんどんと打席に立つ機会を提供したいという思いがあります。「出会う」ということに関しては、TikTokさんと組んで映画祭(「TikTok TOHO Film Festival」)を開催したり、集英社の「少年ジャンプ+」さんと組んで映像コンテのコンテスト(「東宝×ワールドメーカー短編映画コンテスト」)を開催するなどの取り組みを行なっております。そこで出会ったクリエイターさんたちと、次は「ものを作る」というフェーズに移行します。「作る」ということに関しては、今回の『GEMNIBUS vol.1』の劇場公開が初めての取り組みとなりますが、詳細は、栢木から話します。栢木プロデューサー私は、統括と言いましても、まだ20代で、ようやく若手を卒業したような社員です。そんな私から見ても、熱量や才能を持った若いクリエイターが日本にはたくさんいるにもかかわらず、挑戦する機会が少ないのではと思っていました。実績にとらわれることなく、失敗を恐れずに新しいコンテンツを作り出す場を作りたいと思い、この「GEMSTONE Creative Label」を立ち上げました。「GEMSTONE Creative Label」は東宝の入社10年目以下の社員で構成され、企画系の部署だけではなく、部署横断的に熱量を持った社員が集まって運営しております。この度、その思いに共感してくださる四人の監督との出会いがあり『GEMNIBUS vol.1』という形で初めて劇場公開して皆さんにお届けすることができます。「GEMSTONE Creative Label」にとって、まさに最初の一歩と言える取り組みです。このような取り組みを今後も続けていきたいと思っておりますので、ぜひ応援していただきたいと思います。「GEMSTONE Creative Label」は常に新しい才能をお待ちしております。ぜひ、一緒にいろんな作品を作っていければと思います。 MCそれでは『GEMNIBUS vol.1』の各作品の監督とプロデューサーをお迎えしたいと思います。 ■『ゴジラVSメガロ』チーム 柳澤プロデューサー普段はアニメなどの作品をやっている人間ですが、ご縁がありまして(上西監督の)『ゴジラVSメガロ』に関わることとなりました。今回、続編という形ですが、それだけでも楽しめる「ゴジラ」作品が作れればという思いで携わりました。『ゴジラVSガイガンレクス』(「ゴジラ・フェス2022」で公開された短編フルCGアニメーション作品)から比べても、パワーアップしていますし、すでに『ゴジラVSメガロ』はYouTubeで公開されていますが、今回上映するものは映像面・音響面をさらにブラッシュアップした「シネマティック・バージョン」となっています。その点を含めてご覧いただければと思います。 上西監督すでにYouTubeで公開されている作品ではありますが、今回、劇場版に向けていろいろ手を入れてボリュームアップ、グレードアップしています。ぜひ、劇場で観ていただければと思います。 柳澤プロデューサー本日は撮影監督の柴田晃宏さんもお席にお越しいただいております。上西監督と柴田さんのタッグという形で作っておりますので、その点もご注目ください。 ■『knot』チーム 馮プロデューサー平瀬監督との出会いは、TikTokさんとタッグを組んで開催した「TikTok TOHO Film Festival」という縦型のスマホ向けの映画祭でした。平瀬監督はその第2回の受賞者で「サードアイ賞」(最も縦型映画の可能性を感じさせる作品に贈られる賞)を受賞されました。監督の「娯楽」という作品はホラーですが、全編スマホの中で完結しており、ものすごくリアルな恐怖と没入感を与える作品でした。これはすごく面白いと思い、平瀬監督と話をして、人となりを知っていく中で、非常にビジュアルをもってストーリーテリングをする方だと思いました。描きたいテーマがきちんとあるので、すごくストーリーテリングに長けた方だと思い、ご一緒させていただきたいとオファーをしました。 平瀬監督こうして発表することができて、この日を迎えてうれしく思います。TikTokさんの賞をいただいてから、このお話をいただきました。どういうものを描きたいかと考えた時、自分の中で長年のテーマである「親子」がいいなと思いました。今まで一緒にやってきたスタッフ、新しく一緒にやったスタッフ、キャストの皆さん。本当に全ての皆さんのおかげで本作ができたと実感しております。公開された際には、私の作品を含めた四作品を受け止めて帰ってほしいと思っております。疋田アシスタントプロデューサー本作にアシスタントプロデューサーとして参加しました。今回、映画製作について右も左も分からない、入社一年目の時の私をチームに受け入れてくださった平瀬監督には感謝の気持ちでいっぱいです。『knot』は映像がとにかくカッコ良く、斬新な映像的仕掛けもあります。また、物語も短編ながら厚みがあり、考察しがいのある作品になっています。是非、SNSで考察などを投稿していただき『GEMNIBUS vol.1』を一緒に盛り上げていただければと思っております。 ■『ファーストライン』チーム 今井プロデューサー今作『ファーストライン』は、アニメーションの世界の、一人のアニメーターの苦悩を描いた作品です。私の方からは、今回の企画の根幹に関わった二人の方に感謝を申し上げたいと思います。まず一人目は、スタジオジブリのアニメーターの井上俊之さんです。ちな監督は「TOHO animation STUDIO」に所属しておりますが、当時、僕は全く知りませんでした。そんな僕とちな監督をつないでくださったのがジブリの井上俊之さんでした。そして、もう一人は、今回音楽を担当してくださった角野隼斗さんです。ちな監督と同い年で、音楽というフィールドで圧倒的な活躍をしている彼が、音楽で本作に関わってくださり、本作がより大きくなったと思います。 ちな監督今回の作品『ファーストライン』は若いアニメーターを主人公とした作品です。アニメの監督や制作進行、漫画家さんが主人公のお話はこれまでもありましたが、アニメーター自身が主人公のアニメ作品は意外とこれまでなかったと思います。今回、今井さんからも紹介があったように、アニメーターの大先輩である井上さんにご紹介いただき、チャンスをいただきました。バトンを託してもらえたという気持ちもありつつ、このバトンを次の世代の若いアニメーターにもつないでいきたい思いもあります。これからアニメーターを目指す学生さんや、4月からアニメ業界に入ったアニメーターの方たちに、作画に向き合う、動きに向き合うというアニメーターの根幹のテーマを通じて、寄り添うことができたらと思い作りました。アニメーターの人たちにぜひ観ていただきたい思いもありつつ、四作品ともたくさんの方に観ていただきたいと思っております。応援よろしくお願いいたします。■『フレイル』チーム 栢木プロデューサー本木監督との出会いは、TikTokの映画祭の受賞パーティでした。そこで初めてお会いして、本木監督は「栢木さん、僕はスティーブン・スピルバーグになりたいんですよ」とメチャクチャ真面目な顔でおっしゃいました。すでに夢が大きくて、視点が世界にあることにほれ込んで「では、壮大な作品を作りましょう」と企画開発に努めました。この『フレイル』という作品は、少子高齢化を題材に、学園を舞台にした青春SF作品です。本木監督だからこそ描ける壮大な作品になっていますので、ぜひお楽しみいただければと思います。 山﨑プロデューサー『フレイル』は、カナダで映像制作を学ばれた本木監督と、北米に本社のある制作会社バージンアース社との新しいタッグで制作しており、撮影現場でも英語と日本語が飛びかうエキサイティングな現場でした。ハリウッドではスタンダードとされる制作プロセスも取り入れたりと、新たなチャレンジを様々な点でしている作品です。きっと皆さんに楽しんでいただける作品になっていると思います。 本木監督今、日本の若手監督の中でハリウッドに一番近い監督だと思っています。ハリウッド作品が大好きで、言葉が分からなくても、世界中の人に伝わるようになれば良いなと思って作った作品です。なるべくセリフを少なく、ビジュアルテリングで「画で語る」というところを観ていただきたいです。本作はゾンビ映画であり、娯楽ものなのですが、ただの娯楽作品では終わらず、社会問題を取り上げています。楽しみつつ、若い世代からお年寄りまでが少しでも「生きること」を考えられるよう、人生において、本作がどういうものになるかを意識して作りました。そのあたりにも注目して観ていただけたらと思います。■質疑応答 MC四人の監督は、今回劇場作品を制作されるのは初めてですが、普段と異なっていたこと、意識した点、今後の創作に影響を受けた部分などを教えてくさい。 上西監督普段と違うことといえば、まさに今のこの場のような注目を浴びる経験ですね。普段はCG制作を行っているので、このような普段では経験できないことをしていると思います。また、今回は劇場公開作品なので、大きな画面で観ます。スマートフォンなどで観るよりも画面の1ショット、1ショットに気を遣って製作しました。 平瀬監督まず、関わる人の数の多さが一番違うところだったと思います。映像を作るのにこれだけの人が関わって一本の作品を作るのは、いまだかつてない経験でした。特に意識したことに関しては、劇場公開なので、劇場という空間で観ている人たちがどのように受け取るかという部分です。画角や音の処理といった部分は非常に気をつけて撮影、製作しました。 ちな監督やはり普段はモニターで観る作品を作っているので、アニメの場合、モニターで観る作品だと、あえてスクリーンで観た時のようなディフュージョン(光を拡散させて、ふわりとした印象を出すフィルター)をかけて、光の拡散を考えて処理を施します。でも、今回は本当にスクリーンで観てもらうので、スクリーンに映った時の光の観え方や、色の使い方は、普段のテレビアニメでやることとは違うことを目指してやっていきましょうと、スタッフとも話しました。何より、劇場になると音響がすごく贅沢に使えます。なので、音楽で参加してくださった角野さんや音響周りのスタッフの皆さんの繊細な仕事を見て、「今、普段とは違うモノづくりをしているんだ」とワクワクした気持ちで、刺激的な現場でした。 本木監督僕は普段はワンオペなので、撮影・ディレクション・照明・音声・グレーディング(撮影後の映像の階調・色調を整える画像加工処理)など全部一人でやっています。今の時代は機材も安くなって、一人でやれてしまう世の中です。でも、今回の『フレイル』でたくさんの人と関わってみて「一人の限界」を感じました。これだけの人が関わり、それぞれの部門のエキスパートの方たちとアイディアを組み合わせたからこそ、こんな素晴らしい作品ができるんだという感動がありました。クリエイティブの部分でも、一人だと悩んで「これで良いのかな?」と不安を抱えて臨むことが多いんですが、山﨑さんや栢木さん、馮さんといった東宝のプロデューサーさんが知恵を貸してくれました。なので、「これはどう思いますか?」と聞いた時には的確なアドバイスをくださりつつ、「監督の作品だから作品ファーストで」と芸術性の面を立てて評価してくださる部分もありました。その辺りで僕は一人で作るよりもたくさんの方が関わって作るほうが好きだと改めて感じました。これを機に今後もたくさんの人と関わり最高の作品を作りたいと思いました。今回、東宝がこうしたプロジェクトを開始したことが、クリエイターにとってどのような意味を持つか? 実際に参加されて感じたことを教えてください。【記者質問1】上西監督機会を与えてくださって非常に感謝しているところです。やはり若手の監督は、発表する場を欲しています。東宝さんのような大きい会社がこういう場を設けてくださるのはうれしいです。 平瀬監督若手にスポットライトを当ててくれる企画で、若手のプロデューサーと共に「何か面白いことやろうぜ」というスタンスでのもの作りができました。映像業界で今後も必要な姿勢だと思いますし、こういった取り組みは素晴らしいと思います。今後もこういった機会があって、もう一度となれば、若手も僕も「頑張ろう」と前向きな姿勢になれると思います。こういう取り組みが、相乗効果で若手映像作家の未来を担っていくプロジェクトになるんじゃないかと参加しながら思いました。そのために頑張ろうと思ってやっていました。 ちな監督今回の『GEMNIBUS vol.1』の中で、三作品が実写の中、アニメの枠を一作品分つくってくださって、しかもそこに選んでいただきありがたいと思っています。実写の監督さんや漫画家さんはいろんなコンテストがあるけれど、普段テレビアニメで頑張っている若手の演出やアニメーターにとっては、世に出る機会が少ないんです。だから、アニメに情熱のある若い人たちがたくさんアニメ業界に入ってきているので、「GEMNIBUS」という企画から、どんどん出てくると良いなと思います。支えとして、東宝という大きな会社がリードしてくれるのはありがたいことだと思っています。 本木監督僕の場合、いろんなキャリアの積み方がありますが、下積みを何十年もして、やっと監督になるというのは自分には合わないと思っています。アナログからデジタルになり、何百万もした機材が、数十万と買いやすくなったり、SNSの時代に合わせてセルフプロデュースで自分の作品を日本だけでなく海外に向けてどんどん発信できる世の中になりました。僕はそれに合わせて、TikTokやインスタで自分の作品を発表していました。そして、東宝がそういう作品を見て、SNSだけで終わらない「劇場公開も」と声をかけてくれました。若手の可能性を信じてくれる――それはすごく挑戦的です。僕だったら絶対にやらないと思います(笑)。若手にお金をかけて、ここまでのものを作らせてくれるのはかなり攻めていると思います。アメリカや韓国では聞く話ですが、「日本でもこれをやるのか?」という感動もありましたが、これまでだまされたこともあったので「本当かな?」と思いつつ、「でも東宝だしな」と…(笑)。こういうチャンスを与えるのは、これからの映画業界を底上げするのに、クオリティをアメリカや韓国と合わせるのにはすごく重要なことだと思います。僕もたくさんお金をかけて、信じてもらえたことに対し、返せるようにとプレッシャーも感じつつ、日本映画界の底上げを自分も担っていければと思って活動しています。このチャンスを与えてくださったことは、日本の映像業界が変わっていく大きな出来事だと思うので、これからが楽しみです。今回「vol.1」ということですが、今後の展開、続編の予定などはあるのでしょうか?【記者質問2】栢木プロデューサーこういった取り組みは、続けていくことが重要だと思っております。その覚悟を示すためにも「vol.1」というタイトルにしました。「vol.2」を製作すべく、新たな才能を持ったクリエイターと企画開発を進めております。実写であれば年内撮影というイメージで、企画開発を進めています。これからもどんどん続けていこうと思っています。 大田さん継続するのが大事だと思うので、しつこくやっていきます。 MCここで『GEMNIBUS vol.1』の公式アンバサダーを務める上白石萌歌さんにご登場いただきます。 上白石さん今日は雨の中、お越しいただきありがとうございます。本日はよろしくお願いします。 MC今回、アンバサダーに就任いただいてお気持ちはいかがですか? 上白石さん新しい才能が芽吹く瞬間に立ち合えることを光栄に思っています。私自身、映像作品やエンタメ全般がすごく好きで、私もエンタメに携わっている中で、へこんだりすることもありますが、そのへこみをまた膨らませてくれるのもエンタメの力です。まずは今回、誰よりも早く四人の監督の作品を体験できることが純粋に楽しみでした。皆さんの魅力をもっと発信する手助けができればと思っております。MC俳優として作品に携わる立場から、今回のこうした企画・取り組みをどのように感じていますか? 上白石さん皆さんの才能がいろんな方に発見されて、いろんな方に渡っていくのは素敵な取り組みだと思います。映像やエンタメの世界もどんどんと進化しています。その先頭に立って、変化させていくのは皆さんだと思います。映像作品はスクリーンで観るのが一番だと思うので、東宝ならではのスクリーンで公開されるのは素敵なことだと思います。私自身も劇場に行って体験したいと思っています。 MC東宝ということで上白石さんの後輩も出演されていますね。 上白石さんそうなんです。私も出たかったんですが、お声がけいただけなかったので(苦笑)、より頑張ろうと思いました! MC各作品の感想もうかがいたいと思います。まず『ゴジラVSメガロ』をご覧になっていかがでしたか? 上白石さん何と言っても息をのんでしまうような臨場感がありました。ゴジラの世界は現実に起こりえないと思って観てしまうことが多いですが、映像の技術も音響の技術も最先端のものを使われているので、圧倒的な臨場感でした。「これは起こりうることだ!」と思ってしまうような感覚でした。映像を観ていることを超えて、その場に立って風を感じているような気持ちで「逃げなきゃ…」と観ていて思いました。それくらい“体験”できる映像作品だと思います。 上西監督デカい怪獣はデカいスクリーンで観てほしいですね(笑)。 上白石さん音もすごくこだわって作っているように感じました。 上西監督大きいものが動くので、左から右へという音の動きもこだわりました。 MC『knot』はいかがでしたか? 上白石さん『knot』はサイコスリラーというジャンルの作品だというのは存じ上げていましたが、その枠組みを超えて緻密に練り上げらえた人の心の機微や、ものすごく深い人間ドラマを感じました。ただ「恐ろしい」という言葉で片付けるのはもったいないくらい、すごく観入ってしまうお芝居や演出をされている作品だと感じました。親子って改めて不思議な糸でつながっているんだなと感じました。すごく確かなように見えて、儚い…でも、儚いからこそ尊いものだと再認識した作品でした。ラストカットには衝撃を受けてゾッとしたので早く皆さんに観ていただきたいです。 平瀬監督あのラストカットを描きたいがために描いたくらいです(笑)。ゾワっとしていただいて良かったです。 上白石さんゾワっとしました! 早く劇場で観ていただきたいです。 MC『ファーストライン』はいかがでしたか? 上白石さん唯一のアニメ作品で、夢を追いかけていく全員の心に響く作品だと思いました。私も夢を追いかける一人なので、理想と現実の間で葛藤したり、自分の力のなさを思い知って落ち込むこともあるけれど、夢を追う人の熱意やひたむきさが描かれていて、グッとくるものありました。アニメーションなので1秒、1秒の尊さがすごくて「絶対に瞬きしたくない」「画面の隅々まで全部観たい」という気持ちで画面に張り付いて観てしまうような、繊細で大胆な映像作品だなと思いました。 ちな監督ありがとうございます。フィクションですが、実体験や同僚のアニメーターが抱えている理想と現実の間の葛藤を表現しています。大勢の人に届く作品になるという思いもあったので、そこに共感していただいてうれしいです。 上白石さん今日、初めてお会いしましたが、主人公の彼と似ているような、どこか通じるものを感じたので(笑)、これはちな監督自身の作品なのかなと思いました。それがみんなの物語になっていくのが楽しみです。 ちな監督一応、僕自身ではないですが(笑)、似ているかもしれません…。 MCそして『フレイル』に関してはどのような感想をお持ちですか? 上白石さんものすごく現代的なテーマを扱った作品
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「ジャンプフェスタ2023」TOHO animation オリジナルグッズが12月14日(水)正午よりEC販売開始! 「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」「SPY×FAMILY」の新規描き下ろしグッズや、 「呪術廻戦」「Dr.STONE」のオリジナルグッズが登場ジャンプフェスタ2023グッズ予約・詳細はこちらからジャンプフェスタ2023イベント公式HP2022年12月17日(土)・18日(日)に幕張メッセで開催される「ジャンプフェスタ2023」にTOHO animationが出展し、それに伴いTOHO animation STORE(以下、TaS)ではジャンプフェスタ2023の各種オリジナルグッズを発売いたします! 「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」「SPY×FAMILY」の3タイトルでは描き下ろしビジュアルを用いたグッズを発売。「呪術廻戦」「Dr.STONE」の2タイトルでも、TaS限定オリジナルグッズを発売いたします。 12月14日(水)正午12時からイベント最終日の12月18日(日)17:00までは、売り切れなしの受注生産による<先行販売>を、翌12月19日(月)正午12時より<一般販売>を実施いたします。商品は2023年2月下旬より順次発送を予定しております。この機会に是非、TaSでしか手に入らない特別な商品をお買い求めください! ※先行販売は【オンラインのみ】での販売となります。ジャンプフェスタ2023会場での販売はございませんのでご注意ください。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 「ジャンプフェスタ2023」開催概要 【日 程】2022年12月17日(土)・18日(日)9:00〜17:00(最終入場は16:30) 【会 場】幕張メッセ 国際展示場 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ <販売商品> ※価格は全て税込表記です。【呪術廻戦】 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル デスクラバーマット ¥3,300 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル A3キャラファイングラフ ¥20,370 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル マグカップ ¥1,650 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル アクリルパネル ¥2,420 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル マルチケース ¥3,630 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル Tシャツ(M/L/XL) 各¥3,520 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル クリアファイル2枚セット ¥1,100 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル トートバッグ ¥4,400【僕のヒーローアカデミア】 描き下ろしトレーディング缶バッジ 【全5種】 ランダム3個セット JF2023 ver. ¥1,320 描き下ろしトレーディングマットステッカー 【全5種】 ランダム2個セット JF2023 ver. ¥1,100 描き下ろしトレーディングプレートマグネット 【全5種】 ランダム1個 JF2023 ver. ¥770 描き下ろしミニヴィンテージフォト&ホルダー JF2023 ver.【全5種】 各¥1,100 描き下ろしアクリルスタンド JF2023 ver. 【全5種】 各¥1,500 描き下ろしクリアファイル3枚セット JF2023 ver.【全2種】 各¥1,650 描き下ろしランチトートバッグ JF2023 ver. ¥1,320 描き下ろし巾着 JF2023 ver. ¥880【ハイキュー!!】 描き下ろしトレーディングマット缶バッジ 【全7種】ランダム3個セット JF2023 ver. ¥1,485 描き下ろしアクリルスタンド JF2023 ver. 【全7種】 各¥1,320 描き下ろしトレーディングミニブロマイド 【全7種】ランダム3個セット JF2023 ver. ¥1,485 描き下ろしクリアファイルセット JF2023 ver. 【全4種】 ¥1,100 描き下ろしマグカップ JF2023 ver. 【全2種】 各¥1,650 描き下ろしトレーディングミニ色紙 【全7種】 ランダム3個セット JF2023 ver. ¥1,650 描き下ろし缶マグネットセット JF2023 ver. ¥1,650 描き下ろし缶マグネットセット JF2023 ver. ¥2,200【SPY×FAMILY】 描き下ろしアクリルジオラマセット JF2023 ver. ¥2,200 描き下ろしアクリルキーホルダー JF2023 ver. 【全3種】 各¥880 描き下ろし缶バッジ3個セット JF2023 ver. ¥1,650 描き下ろしトートバッグ JF2023 ver. ¥2,200 描き下ろしクリアファイル4枚セット JF2023 ver. ¥2,200 描き下ろしハンドタオル JF2023 ver. ¥990 ポストカードブック ¥2,970 カードケース ¥3,080 ボンドふわふわポーチ ¥1,430【Dr.STONE】 トレーディング缶バッジ 【全7種】 ランダム3個セット JF2023 ver. ¥1,320 アクリルスタンド JF2023 Ver. 【全7種】 ¥1,320 スクエアトートバッグ JF2023 Ver. ¥2,420 A5キャラファインマット JF2023 Ver. 【全2種】 各¥2,970 クリアファイル2枚セット JF2023 Ver. 【全4種】 各¥1,100 ※上記<先行販売>期間内であれば、ジャンプフェスタ2023イベントの各種チケットの有無にかかわらず、どなたでもご購入いただけます。 ※トレーディング商品の絵柄はお選びいただけません。 ※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合がございます。予めご了承ください。 ※転売目的での購入は固くお断りいたします。 ©TOHO animation STORE ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 ©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 ©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 ©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
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「#真相をお話しします」初日舞台挨拶「#真相をお話しします」公式サイトミステリー界の超新星、結城真一郎さんが2021年に発表し、第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した短編「#拡散希望」、そして翌年の2022年に「#拡散希望」を含む5篇を収録した「#真相をお話しします」を発売。それを原作とした前代未聞の暴露(ゴシップ)系エンターテインメント映画「#真相をお話しします」が、いよいよ公開となりました。 4月25日にはTOHOシネマズ 日比谷で初日舞台挨拶が行われ、ダブル主演を務めた大森元貴さんと菊池風磨さんをはじめ、中条あやみさん、岡山天音さん、豊島圭介監督が出席しました。本作の「#真相」を目撃したばかりのお客さんを前に、それぞれが公開を迎えた今の気持ちを明かしました。この日の模様を詳しくレポートします!初日舞台挨拶鈴木役大森元貴さん桐山役菊池風磨さんヨガ教室経営者役中条あやみさん「#真相をお話しします」チャンネル管理人役岡山天音さん豊島圭介監督大森さん本日はお越しいただき、ありがとうございます。今日は短い時間ですが、よろしくお願いします。 菊池さん本日はお集まりいただき誠にありがとうございます。今日はどうぞよろしくお願いします。 中条さん皆さん、今日はお集まりいただきありがとうございます。よろしくお願いします。 岡山さん皆さん、今日はありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。 豊島監督今日はご来場いただき、ありがとうございます。無事に初日を迎えられてホッとしています。朝からいろいろな感想がSNSに上がっていて、スマホから手も目も離せない状態です。今日はよろしくお願いします。 MC大森さんと菊池さんは、数々のイベントや宣伝活動を行い、今日は電波ジャックもあり、あらゆる番組に出演されました。ようやく初日を迎えた気持ちをお聞かせください。 大森さん(菊池さんと顔を見合わせて)やっとだよね。 菊池さんやっとだね。 大森さんすごくうれしいです。役者として、作品の公開日を迎えるのは初めての経験なので、すごく不思議な気持ちです。皆さんにどう届いたのかが気になります。 MC楽曲をリリースする日とは、また違った感覚ですか? 大森さん近い部分があるかもしれません。公開するまでは、自分と鈴木の物語だったものが、公開されると「鈴木がどういう人間なのか」がより多くの人に伝わるのが、寂しくもありつつ、すごくうれしいです。その部分は楽曲をリリースをする時と似ている気がします。 菊池さん僕は率直にすごくうれいしいです。でも、大森くんの言うように、うれしさの中に寂しさがありますね。宣伝活動も含めて、みんなで作ってきたものなので、文化祭のような感じです。文化祭って始まってしまうと、すぐに終わっちゃうな…みたいな感覚。以上です! (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 大森さんみんなで作ってきたものがいろいろ詰まっているからね。 菊池さんそうそう。夜の校舎でみんなで文化祭の準備をしていた時間が、良かったなみたいな。…あれ? 僕、何か良いこと言っています? (会場のお客さん:笑) 大森さんそうでもないけどね(笑)。(会場のお客さん:笑) でも、分かるよ。 菊池さんそんな気分ですね。でも、何よりもうれしいです。 MC大森さんと菊池さんは、本作の真相に迫るYouTubeチャンネル「#真相の部屋」を始動させたり、宣伝活動もあったりと、二人で過ごす時間が多かったと思います。 大森さんやっとナチュラルに会話ができるようになって、今は仲良くさせてもらっています。 菊池さんそうだね。「#真相の部屋」の「#1【W主演】大森×菊池YouTubeチャンネル始動!」の動画は、お互いに人見知りをしていて、ひどいよね(笑)。 中条さんひどかった(笑)! 大森さんあれ、照れるよね! 菊池さんあの距離感はちょっと照れるね。 大森さんお互い人見知りだからね。 菊池さんそうそう。 大森さんあれが精一杯だったんです。お互いに頑張りました! 菊池さん頑張りました! 大森さんだからこそ、宣伝活動に終わりが見えてきて、少し寂しいんですよね。 MC中条さんは、撮影時からお二人の関係性を見てきたと思います。お二人の距離感に変化はありましたか? 中条さん私は、お母さんのような目で二人を見ていました(笑)。最初は距離があった二人が、今はこんなに仲良くなったなんて…もう、涙が出ちゃう…。(涙を拭うふりをして、会場のお客さん:笑) 菊池さんこの人、マジでふざけています。(会場のお客さん:笑) 良い加減にしてください。 大森さんいつもこうですね。 菊池さんいつもふざけていますからね。 中条さん(先ほどの菊池さんの発言を引き合いに出して)文化祭? 遠足? どっちだっけ? 菊池さん文化祭だね。(会場のお客さん:笑) 中条さん文化祭、みんなで盛り上げていこう! (拳を挙げて)エイエイオー! (会場のお客さん:笑&拍手) 菊池さん頼もしいようでもあり、怖くもありますね(笑)。(会場のお客さん:笑) (盛り上げ役を買って出てくれた中条さんに対して)ありがとうございます。 MC岡山さんは、静かに皆さんのお話を聞いていらっしゃいますね。 菊池さん今、聞いてすらいなかった可能性もありますよ! (突然話を振られたことに)ビクッとなっていたから! 大森さん逃がさないからね! 岡山さん(MCの発言に対してタジタジとなりながら、)まさに、そうだと思います。(会場のお客さん:笑) MC本作をご覧になったお客さんからは、「衝撃的だった」「ハラハラ、ゾクゾクした」「泣いた」など、たくさんの感想が届いています。皆さんの元にも、本作をご覧になった方からの反響が届いていますか? 大森さん本作のタイトルにハッシュタグが付いているので、そういう意味でも感想を目にしやすいですね。僕のところにも朝から感想が届いています。 MC印象的だった感想はありましたか? 大森さんいろいろな方々が、それぞれ違った感想を述べていることが、印象的です。観る方によって作品の感想が変わる、不思議な作用のある作品だなと、強く感じました。 菊池さんいろいろな感想を見て、何度も楽しめる作品だと思いました。本作をご覧になった方がSNSに感想を投稿する時は、「##真相をお話しします」と、タイトルの前にハッシュタグをつけるんでしょうか? 大森さんしない、しない。 菊池さんタイトルのまま行くんだ。じゃあ、僕も裏アカではそうしようと思います。(会場のお客さん:笑) 大森さんどういうことなの(笑)? 菊池さん感想を真面目に投稿したいと思います。(大森さん:笑)MC中条さんの元にも、感想は届いていますか? 中条さん私も朝から皆さんの感想を見ていたんですが、「もう一回観たい」「結末が分かってから、もう一度観たい」という方がいました。他にも、「結末についてみんなで話したい」「一緒に話したい」と言ってくれている方も見かけて、とても良いことだなと思いました。みんなでいろいろな意見を述べるべき、価値観を共有すべき作品だと思うので、皆さんどんどん感想を話してもらえたらうれしいです。 岡山さん僕はSNSをやっていないので、会ったことのない人の感想を知ることができないんです。でも、皆さんがおっしゃったように、観る人によって最後の印象が全く異なる作品だと思います。皆さんがどのように感じたのかが楽しみです。僕も早く感想が聞けるように、身内が早く観てくれることを祈ります。 豊島監督台本を作った時に、自分としても最後のシーンが一番面白かったので、「そこをどうやって成立させるか」に、かなり力を注ぎました。投稿されている感想の中で、「最後が良かった」という方も多かったので、ものすごく安心しています。 MC大森さんはどのような思いで鈴木役を演じたのかについて教えてください。 大森さん鈴木は本当に不思議な人です。一見、突飛に見えるんですが、いろいろなことを振り返って、僕の人生とも照らし合わせてみると、すごく人らしいなと思っています。ものすごく純粋で人懐っこいからこそ、いろいろなことに傷ついてきた人なんだろうなと思っています。演じる上では、まず鈴木と仲良くなるというか、鈴木を深く理解することを意識しました。 MCご自身との共通点や、一方で「ここは全然似ていないな」と感じるところはありますか? 大森さん僕は声を荒げたりはしません(笑)。鈴木は荒げますが、僕にはそういうところはないなと思いました。 豊島監督声を荒げるところは、元貴くんのアイデアです。台本にないことをやってもらいました。 大森さん僕は、鈴木はある種普通の人だと思っています。誰しも自分の感情をハンドリングして、コントロールすることって、そんなにできないじゃないですか。台本のままだと、鈴木という人間がすごく器用な人に映るような気がしたので、おこがましいんですが、「もっともっと鈴木に不器用なところがあっても良いんじゃないか」という提案をしました。僕と鈴木の似ているところは、人が好きなところだと思います。 MC菊池さんの演じた役どころは、観客の代弁者のような立場でもあるかもしれません。演じるにあたって、どのようなことを意識しましたか? 菊池さんもともとの桐山と、事件をきっかけに変わってしまった桐山で、二人いるイメージでした。どちらかというと事件の前の桐山は、作られた桐山、自分の中で、「自分はこうじゃなきゃいけない」と繕っているような気がしました。事件が起きた後に鈴木とちゃんと話している桐山が、実は本当の桐山なんだと思います。心が壊れてしまった分、本音が見えているような気がして、よりナチュラルな雰囲気を出せるように意識していました。MC中条さんと岡山さんが演じたのは、本作の真相の鍵を握る重要な役どころでもありました。心を動かされたシーンや驚いたシーンがあれば教えてください。 中条さん私は、子どもたちのシーンがすごく好きです。本作ではいろいろな事件が起きます。その中でも冒頭の子どもたちのシーンは、まだ何も知らない純粋な子どもたちの心がいかにきれいだったかというのが描かれていて、本当に良いシーンだと思います。本作では、子どもたちが成長していく中で「知ることの大切さ」を伝えているような気がしています。人の優しさを知ることによって、自分もより人に優しくできると思います。 大森さん子どもたちのシーンは、かわいくて癒されるよね。 中条さん(うなずきながら)本当にそうですね。 岡山さん僕は限られたパートしか現場にいなかったんですが、かなり印象に残ったのは伊藤英明さんの演じたキャラクターですね。カッコ良いのかキモいのか分からない、あの絶妙な感じは、英明さんにしか出せないと思いました。(会場のお客さん:笑) 今日ステージにいる皆さんもそうですが、いろいろなところで活躍されていて、キャラの濃い方たちが集まっています。僕が出演している作品ではありますが、僕の出ているシーン以外は、客観的に観てお客さんとして楽しんでいまいた。強いメッセージ性もありますが、そういった間口の広い楽しさみたいなものもあると思っています。すごく痛快でした。 MC本作の主題歌は、Mrs. GREEN APPLEが本作のために書き下ろした新曲「天国」です。こちらはまだリリース前ということで、今は本作のエンドロールが、唯一「天国」を聴ける場所となっています。大森さん、今の心境を教えてください。 大森さんこういった試みはあまりなかったので、ミセスとしてもドキドキです。「天国」を作るにあたって、お芝居とは全然違う角度で、また本作に向き合い直しました。誰が悪いとかではなくて、誰もが悪くて、みんなが贖罪を抱えている。そんなどうしようもないお粗末な生き物を、どうやったら愛していけるのか。そういったところに立ち返って、ミュージシャンとして書きました。この作品と共に、僕としても新しい側面と表現を世の中にお送りできることが、すごく感慨深いです。とにかくうれしい気持ちでいっぱいです。 MC菊池さんは、撮影時からこの曲を聴いていたそうですね。 菊池さん大森くんの怖いところは、撮影期間中に「撮休があったから作っちゃった」って曲を作っちゃうんですよ。「余り物があったからラーメン作っちゃった」みたいな。(大森さん&会場のお客さん:笑) しかも、デモの段階からクオリティがめちゃくちゃ高かったんです。(岡山さんに向かって)聴かせてもらったでしょう? 岡山さんそうですね、一緒に聴ききました。 菊池さん一つのイヤホンを共有して聴いたんです。あれは好きになっちゃうよね。(大森さん&会場のお客さん:笑) めちゃくちゃ良い曲だし、デモの段階からカッコ良くて、壮大な曲でした。役に入り込もうという意識があるから、自分の役や物語と曲がリンクするんです。僕は、あの曲好きですね。 大森さんありがとう。照れる。(会場のお客さん:笑) 菊池さん照れるよねえ(笑)。 MC様々なフィールドで活躍されている方々が顔を揃えた本作は、映画化の発表時から大きな反響がありました。監督、このすばらしい俳優の皆さんとご一緒した感想を教えてください。 豊島監督今日登壇している四人は、実はずっと一緒に芝居をしていたんです。風磨くんたちが警備員室で観ている映像も、中条さんと天音くんはその場にいて、リモートで繋いで演じてもらったんです。異種格闘技戦と言いますか、皆さんそれぞれ出自が全然違いますよね。元貴くんはミュージシャン、中条さんはすでに女優歴の方が長いかもしれませんが、ファッションモデルでもあります。そして風磨くんが、アイドルでしょう? 菊池さんめちゃくちゃアイドルです。(会場のお客さん:笑) 豊島監督めちゃくちゃアイドルですね(笑)。そして天音くんは、「中学生日記」(NHKにて1972年から2012年放送)出身の生粋の俳優です。住んでいる惑星が違う人たちが、同じ空間に集まって芝居をして、皆さんがちょっとずつ影響し合う感じがすごく面白かったです。あまりないことだと思います。MC劇中では、菊池さん演じる桐山。そして観客に向けて、ある究極の二択が提示されます。皆さんにとってこれまでに直面した一番の「究極の選択」について教えてください。 岡山さん僕は最近、引っ越しをしたんです。 菊池さんえ、どこどこ? (会場のお客さん:笑) 岡山さん言えるか! 別に言っても良いですけどね(笑)。久々の引越しだったので、部屋をバキバキにオシャレにしようと思って、手始めに四角いフロアマットを、床に敷こうと思ったんです。もともと引っ越す前から、買っておいたんですが、大変だからなかなか手をつけていなかったんです。でも、ある時に「やろう」と思って、夜10時からやり出したんです。家具を一度全部どけて、…朝10時までかかりました。「今、やるぞ」と夜10時に思ったのは、究極の選択でした。 中条さん怖い。(会場のお客さん:笑) 菊池さん衝動的で何か怖いな。(会場のお客さん:笑) 岡山さん(菊池風磨さんが出演しているYouTubeチャンネル)「よにのちゃんねる」を観ながら作業しました。(会場のお客さん:笑) 菊池さん「よにのちゃんねる」を観ながらやったんですか?岡山さんはい。作業が終わった朝10時頃には、もうすべて観終わりました。 菊池さんだいぶ観ましたね。 岡山さん関連作品で別のものもいろいろと観ましたよ。 菊池さんヤバいね。それでフロアマットはうまくいったんですか? 岡山さんうまく貼れずにずれちゃって、下のフローリングが見えています。あれ、難しいですね。 菊池さん何なんだ、この人。(会場のお客さん:笑) 岡山さんずれちゃっているから、また夜10時に貼り直すかもしれないです。 菊池さんもっと早い時間からやってくれよ。何でキックオフが夜10時と決まっているんですか? 岡山さん一番モチベが上がる時間なんですよ。 中条さん私は、本作にクランクインする直前に起きた出来事です。電動自転車で、街を爽快にひゃーっと走っていたんですが、ちょっとした段差を見逃して、車輪がガラガラガラと絡まってしまったんです。これはコケるなと思った瞬間に、全てがスローモーションになったんです。そこで「これは手から行くべきなのか?はたまたどこなんだ?」と究極の選択をしました。 菊池さんどう落ちれば良いのかと? 中条さんそうです。ちょうどその頃オリンピックが開催されていて、柔道を観ていたので、「いつも受け身はどうしていたっけ?」と考えて、「肩だ!」と思ったんです。なので、肩から着地したら折れないだろうと思って、肩から着地したので、肩だけの傷で済みました。(満面の笑みで)成功です! 菊池さんいやいやいや、とんでもない傷を作っていましたよ。 中条さんその傷があるまま、本作の撮影に入ったんです。 菊池さんあれは、ちょっと引いたもん。(中条さん:笑) 豊島監督だから、あの(ヨガ教室経営者役の)傷は、メイクじゃないんですよ。実際に自転車に乗ってできた傷です。 中条さん傷を生かして、コスパも良く済みました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 菊池さん(岡山さん、中条さんに向かって)この人たち何しているんだよ。怖いよ。(会場のお客さん:笑) 中条さんあれは究極の選択でしたね。 MC大森さんはそのお話を聞いた時に、どう思いましたか? 大森さん「プロだ!」と思いました。(会場のお客さん:笑) 中条さんありがとうございます。 菊池さん何でよ? プロはイン前に転ばないのよ。 大森さん肩から転ぶって見たことないですけれどね。どんな角度でどうなったら、そうなるのか…。 中条さん柔道のおかげですね。菊池さんいやいや、柔道の人も推奨してないのよ。 中条さんぜひ皆さんも肩から。(会場のお客さん:笑) 菊池さん変なことばかり言わないでください。(会場のお客さん:笑) MCでは菊池さんの究極の二択について教えてください。 菊池さん昨日、大森くんがやっていたインスタライブにあやみちゃんも一緒にゲリラで参加して、三人で軽くしゃべったんです。その時に、あやみちゃんが「サウナに行こうかな」と言っていたのが頭に残っていて、夜中にサウナに行きたくなっちゃったんです。今日は電波ジャックで、朝からTBSの番組に出演するために5時半には起きなきゃいけなかったんですが、昨日は家に帰ってきたのが1時くらいで、そこからサウナに行ったので、寝たのは3時半でした。(登壇者の皆さん&会場:驚きの声) 大森さん天音くんとやっていることがそんなに変わらないよ。衝動に駆られている(笑)。 菊池さん僕はちゃんと寝ているから(笑)。どうしても行きたくなったんです。 MC中条さんの一言に触発されたということですか? 菊池さんそう! サブリミナル効果みたいになって「サウナ行きたい」ってなりました。 中条さん私のせい? いつもサウナに行っているじゃない! 菊池さん確かに、今週は毎日行っていますね。 中条さん撮影中も「今日は何をするの?」と聞くと、「サウナ」って言っていました。だから、私のせいじゃありません! (会場のお客さん:笑) MCサウナに行ったことが、今日は吉と出ていますか? 菊池さん今、めちゃくちゃ眠いです。(会場のお客さん:笑) 大森さん朝イチに会った時、全然寝ていない人だったよね。生原稿を読む時、めちゃくちゃだったよ(笑)。 菊池さんヤバかったよね、めちゃくちゃだったな(笑)。 MC朝から電波ジャック、ありがとうございました。 菊池さんなかなか出られないですから、楽しかったですね。 大森さん楽しかったです。 MC続いて、大森さんの究極の二択を教えてください。 大森さん日々、選択をしていますが、一番大きかったのは、本作のオファーをいただいた時に、出演するか否かですね。あれは、僕の中で究極の二択でしたね。「出て良いものなのか?」と思いました。でも、「なぜ鈴木という役のお話が僕に来たのか」を熱く語っていただいて、脚本も拝見して、「なるほど!」と思ったんです。そこで何かお力添えできることがあればと思って、覚悟しました。それは僕の中で大きな選択でした。 MC今日は初日舞台挨拶に立っていますが、その選択をしたことについて、どのように感じていますか? 大森さん本当に刺激的な毎日を送っていました。本作がどのように皆さんに届くのかは、観ていただいて初めて決まるものだと思いますが、個人的には楽しい日々でした。 菊池さん僕なんて、二つ返事で「出ます」と言いましたよ。(大森さん&会場のお客さん:笑) (一緒にダブル主演を務めるのが)大森くんで本当に良かったです。 MC最後に主演のお二人から、ご挨拶をお願いします。 菊池さん今日はこうして五人で舞台挨拶をしましたが、本作には豪華なキャストの皆さんがたくさん出ています。僕もお客さんとして本作を観て、胸を打たれるシーンがたくさんありました。観終わってからも、ぜひ本作の題材について考えていただけたらと思います。今日はありがとうございました。 大森さん僕は本作が大好きです。エンタメなのか、エンタメじゃないのか。現実なのか、現実じゃないのか。観る人によって、様々な答えが存在する作品だと思っています。2025年がどのような時代なのかということも、見えてくる作品だと思っています。そこに賭けてみたい、信じてみたい、そんな作品です。より多くの方に観ていただきたいです。今日はありがとうございました。
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「国宝」完成報告会「国宝」公式サイト作家の吉田修一さんご自身が、三年間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にして書き上げた渾身作「国宝」。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公・喜久雄の五十年を描いた壮大な一代記が映画化され、6月6日より公開となります。 4月23日には、帝国ホテルにて完成報告会が開催され、吉沢亮さん、横浜流星さん、高畑充希さん、寺島しのぶさん、森七菜さん、見上愛さん、田中泯さん、渡辺謙さん、李相日監督が登壇しました。 イベントでは、本作の主題歌「Luminance」(原摩利彦 feat. 井口 理)が発表されました。また、本作が今年のカンヌ国際映画祭の監督週間部門に選出されたことを受け、登壇者の皆さんが喜びを語った、こちらのイベントの模様を詳しくレポートします。完成報告会立花喜久雄(花井東一郎)役吉沢亮さん大垣俊介(花井半弥)役横浜流星さん福田春江役高畑充希さん大垣幸子役寺島しのぶさん彰子役森七菜さん藤駒役見上愛さん小野川万菊役田中泯さん花井半二郎役渡辺謙さん李相日監督吉沢さん本日は、お集まりいただきありがとうございます。 横浜さん作品が完成して、皆さんに届けられることは、当たり前のことではないので、本日無事に完成報告ができて、うれしく思います。 高畑さん今日はこの場に皆さんと一緒に参加できてとてもうれしいです。 寺島さん本作で自分の役に課された役割が、今の自分とダブっていたので、撮影では不思議な感覚を体験することができました。 森さん今日は皆さんとこの場に立つことができて、とてもうれしいです。 見上さん本日はお集まりいただきありがとうございます。最後までどうかお楽しみください。 田中さんよろしくお願いします。 渡辺さん李監督に、無謀な挑戦を託されましたが、何とかやり抜くことができました。本日はたくさんの方々にお集まりいただいたので、本作を世に広めていただけるようお願いいたします。 李監督「人間、やればできるもんだなぁ」と言うと、また(渡辺)謙さんに叱られそうですね(笑)。でも、「これができるのか?」という疑問を持っているだけでは、先に進めないですし、たとえ確信を持っていても、落とし穴があることもあります。本作は、この時代に生まれるべくして生まれた「非常に生命力の強い作品」だと感じています。 MC本作のカンヌ国際映画祭監督週間への正式出品が決定いたしました。おめでとうございます。(会場のお客さん:拍手)監督週間への出品のご連絡を受けた時のお気持ちと、カンヌで上映されることについての今のお気持ちをうかがえますか? 李監督カンヌ国際映画祭は非常に狭き門で、世界中でしのぎを削った作品が集まります。本作が、日本で大々的にエンターテインメント作品として皆さんに届くのと同時に、作品性も評価されて、同軸が揃った作品となったのはうれしく思います。歌舞伎という日本の伝統文化を題材にした作品なので、フランスの方もそうですが、皆さん歌舞伎にはそれぞれのイメージをお持ちだと思います。でも、本作を通してそういったイメージを新たに覆す映画体験をしてもらえたらうれしく思います。MC吉沢さんと横浜さんは、カンヌ出品の発表時は、「国宝」の撮影地である京都で、同じお仕事の現場にいらっしゃったとうかがいました。ニュースを聞いた時のお気持ちはいかがでしたか? 吉沢さん映画に携わっている人間としては、カンヌは憧れの舞台です。その場所にお邪魔できることはすごくうれしいです。京都の世界遺産の東寺で、横浜さんと一緒にお仕事をしていた時にその発表を聞きました。すごく運命を感じました。「歌舞伎」という日本が世界に誇る文化が世界に放たれて、どのような評価をいただけるのか、すごく楽しみです。横浜さん映画人として、カンヌは憧れの場所です。京都で喜びを分かち合いました。我々が魂を込めた作品なので、心からうれしかったです。海外の方々がどのように感じ、受け止めてくれるのか、非常に楽しみです。何より監督、おめでとうございます!李監督いやいや、皆さんね(笑)! MC渡辺謙さんは、李監督とは過去に「許されざる者」(2013年公開)でヴェネチア国際映画祭出品へのご経験がありますが、カンヌへの出品は初めてですよね。 渡辺さん「怒り」(2016年)の時は、トロント国際映画祭やサン・セバスティアン国際映画祭に一緒に行きましたが、実はカンヌだけはまだ行ったことがなかったんです。おそらく騒然としていると思います。映画人が世界中から集まってくる中で、本作が上映されるのは、かなり大きな意義があると思います。李監督の作品は、作家性が強いので、海外の方がそれをどう受け止めるのか、楽しみではあります。MCここからは本作の内容についてうかがっていきます。まずは吉沢さん、喜久雄役に正面から向き合いながらお稽古や撮影という怒涛の日々を過ごされたと思います。本作と喜久雄役への思いを教えてください。 吉沢さん撮影期間を含めて一年半、歌舞伎の稽古を続けて喜久雄役に向き合いました。一年半という期間、一つの役に向き合うのはなかなかできないことだと思います。どの作品も特別で、全力でやっていますが、この作品にかけた時間とエネルギー量は桁違いです。それだけのものを背負って現場に臨みました。確実に、今までの役者人生の集大成です。これまで培ったものをすべてぶつけた作品です。 MC改めて、喜久雄の人生を演じてみていかがでしたか。 吉沢さん歌舞伎役者は、役者というつながりはありつつも、全く違う世界だと改めて感じました。我々役者は、人間の人生を演じて生きていきます。歌舞伎役者さんは、何百年も前の先人たちが積み上げてきた一つの芸を生きていきます。そこへの覚悟は、小さい頃から舞台に立って何十年も積み重ねて、ようやく形にしていくものだと思います。僕がそれを演じるのに、一年半では足元にも及ばないことは分かっていますし、技術的に足りない部分はたくさんあると思います。だからこそ、我々役者がやった意味があると思います。僕は喜久雄を通して、がむしゃらな精神や意地を感じました。そこが観ていただきたいポイントです。 MC吉沢さんは、でき上がった作品をすでに二回ご覧なったとうかがいました。 吉沢さんいろいろな思いがあって、一回だけではすべての思いが処理しきれず、二回観ました。「とにかくすごいものを観た!」という余韻がありました。カメラワークや、皆さんのお芝居、美術、ライティング、総合芸術、それぞれの素晴らしさがありました。本作は歌舞伎がテーマなので、観る前は難しい題材と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。「純粋にエンターテインメントとして楽しめる、本当に最高な作品が生まれたなぁ」と思って、ホッとしています。MC横浜さんも、吉沢さんと同じぐらい大変な準備をされたと思います。役と向き合い、完成した本作をご覧になった感想を教えてください。 横浜さん俊介という人物は、僕自身とは正反対でむしろ苦手な人間です。なので、普通の役作りとは違って、まず理解し、愛することから始めました。李監督は、「流浪の月」(2022年/主演・広瀬すず、松坂桃李)の時もそうでしたが、自分の中にきっとあるけれど、律して眠らせているものを、解放させて、挑戦させてくださるので、役者冥利に尽きます。それと同時に、力不足も感じましたが、幸せな時間を過ごせました。完成した作品を観て、芸に人生を捧げた彼らの生き様が美しくて、感銘を受けたし、励まされました。僕も彼らのような人生を過ごすためには、「芸に励むのみだな」と思いました。MC自分の人生に言葉をもらったような感じですか? 横浜さんそうですね。なので、役者の方々も観ていただくと、いろいろな思いが感じられるのかなと思いました。 MC人生をかけて歌舞伎役者を支えた女性陣にもお話をうかがいます。高畑さんは、喜久雄と俊介と大きく関わる役でしたが、演じた感想や、完成した作品をご覧になった感想を教えてください。 高畑さん本作を拝見して、結構くらいました。李監督とは「怒り」(2016年)でもご一緒しましたが、その時も作品を観た後に、一日、二日引きずるというか、良い意味ですごくドーンと来ました。「すごく重厚な作品に参加させてもらえたな」と思いました。春江は、長きにわたり一番近くで喜久雄と俊介の二人に寄り添い、見守る役でした。私も実際に、若い時代から歳を重ねるまでの撮影で、ずっと二人を横で見ていました。二人が血反吐を吐くような努力を重ねて芸を習得する姿を見ていたので、自然と春江の気持ちになれたし、客席や舞台裏で「何か力になれないかな?」と思っていました。作品を観た時にその記憶が蘇って、二人の人生を見られて、すごく不思議な幸せな気持ちになりました。MC寺島さんは、「今まで生きてきた私の環境や、蓄えてきたものを少しでも活かせていれば」とコメントされていました。皆さんご存知のように、寺島さんご自身も歌舞伎界に近く、今回「国宝」に参加されました。どのようにオファーを受けて、本作の撮影に臨まれたのでしょうか? 寺島さん幸子は、二人を部屋で預かってしつけていく役ですが、歌舞伎界は世襲制なので、この役自体はリアルには成り立たないものです。なので、吉田さんの本を読んだ時に「とても夢がある物語だな」と思いました。李さんとは、これまで何度か「ご一緒できるかなぁ?」と思っていたのですがなかなか叶わず、この作品でお会いできました。また、歌舞伎と言う題材で、ご一緒できることに意味があるのかなと感じました。私は今回、役者と言うより、スタッフの一部のようでした。例えば、セットで自分が見てきたものと違うと思ったら、監督に「こうじゃないですか?」と言ったりしていました。 李監督結構厳しい指摘でした(笑)! でも、素晴らしい指摘でありがたかったです。 寺島さん(笑)。不思議な体験でした。演じつつも、セットなどを見ては、指摘をして、監督がそれを真摯に変えてくださって、楽しい撮影でした。私は、いつもでき上がった作品は観ないのですが、評判は聞いております。李さんは、「えげつなくカットする」と、有名な監督ですから、私のシーンなんて大して残ってはいないかと……。 渡辺さんちゃんとあったよ!(登壇者の皆さん:笑) 寺島さんありました(笑)? カットされていた場合、「観るの嫌だなぁ」と思っていたので、もう二、三年寝かせてから拝見しようかな。 李監督その間にまた編集を変えたりして(笑)! (寺島さん:大笑い) MC寺島さんは幸子として、子どもの時代から二人を見ていて、いかがでしたか? 寺島さん俊ぼん(俊介)は自分の子どもですからね。それを差し置いて主人(渡辺謙さん演じる花井半二郎)が喜久雄を支持するのは、ムカついてしょうがなかったです。歌舞伎界では、ほとんど考えられないことなので、「吉田修一さんはすごいものをお書きになったな」と思っていました。 MC森さんは、喜久雄にとってターニングポイントとなる女性を演じました。どのような気持ちで撮影に臨みましたか? 森さん撮影には途中から参加したので、正直すごく緊張しました。吉沢さんとの共演は二度目でしたが、ずっと迷宮にいるような気持ちでした。でも、それが楽しくて毎日現場に行っていました。私は彰子として、喜久雄がこの後どうなっていくのか、現場で吉沢さんのことを見ていたのですが、ずっと炎みたいでした。吉沢さんはすごく優しく接してくれるのですが、青い炎に見えて、どこか近寄れなくて、「喜久雄じゃない時間ってあるのかな?」って、彰子として心配している時間がありました。(吉沢さん:笑)カメラが回っていないところで、吉沢さんが物を落とされた時も女性らしくすごくきれいに拾われた瞬間があって、「すごすぎる!」と思いました。彰子は、これから喜久雄が歌舞伎役者として芸を磨いていく中で、こういう瞬間を目にしていくのだなと思うと、次のシーンの心の手助けになったので、本当に感謝しています。ありがとうございました。吉沢さん(笑)。どういたしまして。彰子とのシーンは、彰子と一緒にいても、喜久雄は常に自分の世界にいるような接し方だったので、「自分から話しかけるのも何か違うのかな」と思っていました。すみませんでした。 森さんいやいやいや。こちらこそです。 吉沢さん炎を燃やしていました! MC森さんは、今日完成作をご覧になったんですよね? 森さん三時間があっという間でした。お二人の歌舞伎の演目のシーンは、背もたれを使わずに、久しぶりに前のめりで画面を観ていました。芸事や、自分がお芝居をしている時もそうですが、「夢中になれる時間があるって、本当に幸せなことだな」と、本作を通して感じました。喜久雄さんから教えてもらったことがたくさんあります。 MC喜久雄を見染めながらも、身を引く切ない表情が印象的でした。撮影はいかがでしたか? 見上さん私は撮影の二カ月前から日本舞踊、一カ月前から三味線のお稽古を始めました。日本舞踊のお稽古では横浜さんとすれ違うこともあって、一瞬横浜さんのお稽古を覗いた時に、「これは私間に合わないかも」と、すごく焦りました。撮影の一、二カ月前には、皆さんの立ち姿から違っていて、すごくドキドキしました。でも、初めて芸事から役を手繰り寄せていくのは、すごく新鮮な時間を過ごせました。 MC完成作をご覧になっていかがでしたか。 見上さんすぐに感想がまとめられませんでした。遠くない仕事をしているからこそ、「これほどの狂気じみた覚悟を持たないと、ここまで到達できないのか」と考えたら、「私はこの仕事に向いていないかも」と思い、自分の生き方を見つめ直すほど心に響きました。 MC田中さん、当代一の女形で人間国宝、二人の道標になるような役どころでした。決して簡単なものではなかったと思います。万菊役と向き合われて、どのようなことを感じられたでしょうか。 田中さん役と向き合えたかは怪しいところです。とにかく「万菊役」と言われてびっくりしました。僕は、いわゆる伝統や常識から逃げるようにして生きてきた人間なんですが、「日本の踊りの本陣は歌舞伎にあり」と、ずっと昔から思っていました。だから、映像のコレクションを見たり、本を読んだり、勉強をしてきました。僕自身は、人間の世界に踊りが生まれ、始まったことに憧れていて、それが、踊りが大好きな根拠です。その中で、素晴らしい歌舞伎舞踊を人間が開発して、見事な文化を成しました。歌舞伎のように踊りと言葉が一緒になって、人々に訴えかける踊りを持っている国は日本だけです。そのことに関わる仕事が、まさか自分に来るとは毛頭なかったです。そして、その長い時間をかけた伝統の踊りを、まさかこの私がやるなんて、今でも想像がつきません。こんな風に歌舞伎の話を僕の口からすることは、生まれて初めてですが、密かにずっと言葉と踊りの関わりをずっと思い続けてきました。本作に出演したことが、また僕の新しいスタートラインになると思っています。ちょうど僕の年が万菊さんと同じくらいで、被る部分がたくさんあります。おそらくこの万菊さんを演じた私自身は、これからも同じ線に沿った勉強をしていくんだと思っています。また一つ楽しみが増えたということで、監督ありがとうございました。皆さんも、ありがとうございました。MC最後に渡辺謙さんは「歌舞伎は演じられないけれど、歌舞伎役者なら演じられる」と、おっしゃられたとうかがいました。改めて作品へのご参加はいかがでしたか? 渡辺さん「歌舞伎役者を演じられる」というよりは、僕もそれなりのキャリアがあるので、エンターテインメントや芸にどう向き合うか、どう練っていくのか、それを一緒に考えることはできるなと思っていました。李監督は最初に、「エンターテインメントという非常に不可解で、不思議な世界で生き続けている男。その上いっぱいアップダウンがあって、その中で溜まってしまった澱や業みたいなものが花井半二郎にほしいんです」と、言ったよね?(李監督:うなずく)それをある意味よすがにして、この役と向き合えた気がします。僕はそんなに演目はありませんでした。まあ、連獅子の演目の稽古はしましたが、それよりも喜久雄や俊介をどう見つめて、鍛えていくか…。しのぶちゃんと同じような感覚だったと思います。その中で「何かを引き出せるのか」「何かを突き上げていけるのか」ということの方が、僕にとっては重要でした。後は何となくやっていたという感じで、申し訳ないです。 MCオファーを受けた時には、「腰が浮くのを抑えながら、果たしてこの大作を支えられるか悩みました」とありましたが、改めてでき上がった本作をご覧になっていかがでしたでしょうか。 渡辺さん吉田さんの本を読んだ時に、「こんなの映像化なんてできない」「誰もこんなのできないよ」と思いました。でも、いたんですね。生意気なことを言うとあれですが、亮はこれまでも大河ドラマや、映画にもたくさん出ていると思います。でも、本作の試写を観た後に、すぐに李監督に「これは吉沢の代表作になるね」って言いました。これはおべんちゃらではなく、本作に賭けている姿も知っているし、もちろん流星もすごいんですが、この重荷を背負うその覚悟と、ある種の執念みたいなものを亮は持ち続けていました。だから、森さんは亮に近づけなかったんだと思います。試写で観た時には、俳優仲間として「こいつ、すごいものを作ったな」って思って、尊敬できましたね。吉沢さん本当にありがとうございます。先ほどもお話ししましたが、本作はかなりの思いをかけて臨んだ作品です。「この作品が僕の代表作になってくれたら良いな」と思っていたので、すごくうれしいです。 MC「映画化は無理だ」というお話もありましたが、監督が、本作の映画化に至った経緯をうかがってもよろしいでしょうか? 李監督「無理だ」と言うのは同感です。だからこそ百年近く歌舞伎の作品はないわけです。なぜなかったのかは、やってみて分かりました。でも、吉田さんから最初に「歌舞伎のお話で、女形の取材を始める」という話を聞いて、「もうこれは始まってしまっている」という、作品の重みを感じました。先ほど、しのぶさんの「歌舞伎界ではありえない」を、まず吉田さんに突破していただいて、次は僕が背負う番だったので、共に背負う仲間を引き入れました。僕一人では背負い切れない規模だったので、背負い分け合った感じです。今日はここにいない(黒川想矢さんと越山敬達さんが演じる)少年時代の喜久雄と俊介も、まるで歌舞伎をやったことがないところから、「歌舞伎の天才少年現る!」というシルエットを体現するために、同じように努力していました。歌舞伎指導に入っていただいた四代目中村鴈治郎(吾妻千五郎役・彰子の父親)さんも常に前のめりでした。本番中に、いつカメラの前に行っちゃうかとハラハラとすることもありました。それぐらい関わった皆さんが背負いあっていて、「やればできたんだな」という気持ちです。MC原作者の吉田さんが、本編ラッシュをご覧になった後に「100年に1本の壮大な芸道映画」とおっしゃったとうかがっております。監督は、その後吉田さんとお話などされたのでしょうか? 李監督ラッシュを観終わった後に非常に興奮された状態で、そのようなことをおっしゃっていました。それと「想像を超えてきた!」とぼそっと付け加えていただきました。吉田さんも「果たしてこの歌舞伎俳優ではない方々が、歌舞伎役者としての佇まいが生まれるのだろうか」と、どこかで思っていたのでしょう。でも、その杞憂はすべて吹き飛んだようで、ものすごく喜んでくださいました。カンヌの報告をした時も、誰よりも喜んでくださいました。 MC最後に代表して吉沢亮さんからご挨拶をいただきます。 吉沢さん本日は、お集まりいただき誠にありがとうございました。この作品は本当にたくさんのスタッフの皆さん、キャストの皆さん、監督、そして吉田先生と、皆さんそれぞれの持っている、背負っているものを全員がぶつけ合って、どうにか生まれた至極のエンターテインメント作品だと思っています。いろいろと作品にかけた熱い想いを語らせていただきましたが、観てくださる皆さんには、ただただこの作品を楽しんでもらえたらうれしいです。そして、たくさんの方に観てもらえたら、すごく幸いです。今後とも「国宝」をよろしくお願いします。今日はありがとうございました。
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「#真相をお話しします」大ヒット御礼舞台挨拶「#真相をお話しします」公式サイトミステリー界の超新星、結城真一郎さんが2021年に発表し、第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した短編「#拡散希望」、そして翌年の2022年に「#拡散希望」を含む5篇を収録した「#真相をお話しします」を発売。それを原作とした前代未聞の暴露(ゴシップ)系エンターテインメント映画「#真相をお話しします」が全国公開され、公開12日間で興行収入13億円を突破する大ヒットスタートを切りました。 5月7日にはTOHOシネマズ 日比谷で大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、ダブル主演を務めた大森元貴さんと菊池風磨さんをはじめ、中条あやみさん、岡山天音さん、豊島圭介監督が出席しました。「#真相」を目撃した観客からの質問にも答えるなど、公開後だからこそ話せるトークで会場は大いに盛り上がりました。この日の模様を詳しくレポートします!大ヒット御礼舞台挨拶鈴木役大森元貴さん桐山役菊池風磨さんヨガ教室経営者役中条あやみさん「#真相をお話しします」チャンネル管理人役岡山天音さん豊島圭介監督大森さん本日はお集まりいただき、ありがとうございます。 菊池さん本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。 中条さんヨガ教室経営者役の中条あやみです(笑)。今日はよろしくお願いします。(周囲から笑ってしまったことをツッコまれて)舞台挨拶で「ヨガ教室経営者役」と言うのを成功したことが一度もなかったのですが、今回は無事に言えました。 (会場のお客さん:笑) 岡山さん皆さん、本日はお越しいただき、本当にありがとうございます。 豊島監督今日はご来場ありがとうございます。本作がたくさんの人に届いているようで、大変感謝していますし、喜んでいます。 MC本作の興行収入が13億円を超え、公開12日での興行成績としては2025年邦画実写ナンバーワンを記録するメガヒットとなっています。観客動員数は本日100万人を突破した模様です。大森さん、菊池さん、この数字を聞いてどのような印象を持ちましたか? 大森さん(菊池さんと顔を見合わせて)うれしいですね。 菊池さんうれしいですね。 大森さん多くの方に観ていただきたい作品なので、本当に感無量です。 菊池さん「100万人を突破した模様」という言葉も、なかなか聞かないですよね。人数もすごいですが、このスピード感もすごいと思っています。ぜひこの調子で、たくさんの方に観ていただけたらと思います。MC本作の公開日から「#真相の感想をお話しします」がトレンド入りし、SNS上では数々の感想が寄せられています。今日は、観た方の感想をパネルにして飾っております。皆さん、気になる感想はありますか?菊池さん「つぶやくのが怖くなった 」というのが気になりますね。 大森さんそう、それね。 菊池さん本作を通して、「言葉の責任の重さなどを感じてもらえたら」と思っていたので、ありがたい感想です。SNSなどで手軽に発信できるようになったからこそ、言葉の責任がどんどん薄れているように感じますが、本作を観てその感覚を取り戻してもらえたならうれしいです。 豊島監督風磨くんは、「観終わったら、ここから始まる作品」だと言っていましたよね。 菊池さんそうですね。会場の皆さんは、ご覧になられた直後だと思いますが、ご自身が「当事者である」と、どこかで思ってもらえたらと思います。 大森さん「何故か分からないけど涙が出てきた」という感想は、素敵ですね。涙というのは、感動して、心が動いて初めて出るものだと思うんです。いろいろな涙がある中で、本作には様々な涙を流す理由があるので、ご覧になった方の感情の振り幅や、どんな涙だったのかがすごく気になりますね。 中条さん本作が公開されてから感想を追っているんですが、「このコメントを書いている時点で当事者だよね」というコメントを見て、「そうだよな」と思いました。コメントを見ている方も、それを選んで見ているわけだし、「確かに当事者だな」と思いました。 MC岡山さんはいかがでしょうか? 岡山さんはい…! 気になる感想は…(感想を見渡しながら迷って)ええっと…。 菊池さん(迷っている岡山さんに向かって)ねえ、順番が来るって分かっていたよね?(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 中条さん口を開けたまま「僕は関係ない」みたいな顔をしていましたよね(笑)。 岡山さん(笑)。「予告映像の繋ぎ方がズルいです」という感想は、どういうことでしょうか? 菊池さん質問ですね? (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) でも、確かに予告篇では内容に迫ってはいないので、どんな作品なのかが分からなかったかもしれないですね。予告篇は割とポップに描かれていましたから。 大森さん(同調しながら)そうだねえ。 菊池さんミセス(Mrs. GREEN APPLE)兄さんの歌う主題歌「天国」に対しても、「なぜこの曲なんだろう」という疑問もちょっとあったと思うんです。 大森さんちょっとアンバランスな感じがするよね。 菊池さんそういうことじゃないですかね? って、何で僕が天音くんに説明しているんだろう? (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 岡山さんまさにそうですね。ありがとうございます。 菊池さん(岡山さんに)試されていたのかな(笑)? ゲームマスターみたいに「合格です!」みたいな。 岡山さん合格です(笑)。 菊池さんありがとうございます(笑)。MC大森さんや菊池さんのもとには、どのような感想が届いていますか? 菊池さん僕は友だちから、「エンドロールが終わった後もみんな立ち上がらず、ちょっとざわざわしていた」と聞きました。 大森さん僕もそう聞きました。観終わった後の余韻があるんですかね? すごいことだよね。 豊島監督僕は、新宿の劇場で一番隅に座って、お客さんたちと一緒に観ました。その時も観終わった後、皆さんすぐには立ち上がらなかったですね。中学生の男の子たちが「お前、どっち?」みたいなことを話していました。あと、帰りがけの女子高生が「(タトゥーの男役の)原(嘉孝)ちゃん 、すぐに死んだね」って話していました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 菊池さんそれは本人も言っていました(苦笑)。「試写を観ました。めっちゃ良かったんですが、風磨くん、僕すぐ死んでいます!」って言っていました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) その真相がついに明らかになりました。 大森さんでも、すごく素敵なお芝居ですよね。 菊池さんそうですよね。うちの原さん、すぐに死んではいるけれどインパクトは残しています。(会場のお客さん:笑)タトゥーの特殊メイクは、めちゃくちゃ時間がかかったそうです。 MCここからは大ヒットを記念して、観客の皆さん参加型の企画を行なっていきます。まずは、本日会場にいらっしゃる皆さんから、直接キャストもしくは監督に質問を募集します。ご質問がある方、いらっしゃいますか?ミセスのファンです。俳優・大森元貴さんに質問です。大森さんが演じた鈴木には、彼女や家族がいる設定ですか? (Mrs. GREEN APPLEによる)主題歌「天国」の歌詞に「そうだ 家に帰ってキスしよう」とあり、とてもモヤモヤしています。監督ではなく、元貴さんにおうかがいしたいです。【会場のお客さんの質問1】大森さんなるほど。 菊池さん監督は一旦待ってくれと(笑)。(大森さん&会場のお客さん:笑) 豊島監督一瞬、構えちゃった(笑)。 大森さん鈴木には、許せない親がいますよね。その親をどうしたのかはいろいろあると思いますが、「天国」の歌詞を描いたのは、鈴木ではなく僕なんですよね。 菊池さん元貴さんですね。 大森さんそう、元貴さんなんです(笑)。「天国」では、人々は自分のためにある幸せを、自分のためだけに使い古そうと奮起するという、愚かさと愛しさみたいなものを描きました。世の中どうにもうまくいかないし、どうしようもないことばかりだけれど、まあそんなことは置いておいて、家にいる大事な人に会えれば良いみたいな、投げやりな歌詞だと思うんです。鈴木は、彼が抱いているものや、遂行すべく心に宿しているものを考えると、彼女は作れないんじゃないですかね? 彼女がいたら、もしかしたら鈴木は全然違う選択をしたかもしれないですよね。菊池さんちなみに監督はどう思いますか? 大森さんそれが気になりますね。 豊島監督鈴木の彼女や家族については、あまり考えたことがなかったです。僕は本作で描いたところまでしか考えたことがなかったので、面白い質問だなと思いました。ありがとうございます。楽しく拝見しました。まだ余韻で、胸に刺さった矢が抜けないような気分です。本作の中にはたくさんの伏線が散りばめられていたと思いますが、動きや話し方がすごく特徴的だと思いました。キャストの皆さんや監督で話したこと、こだわったことはありますか?【会場のお客さんの質問2】豊島監督登壇しているキャスト四人は、同じ空間にはいない設定ですが、すごく特殊な撮影をしました。風磨くんと元貴くんは警備員室にいるけれど、画面の中の天音くんと中条さんとお芝居をしなければいけないんです。なので、風磨くんたちを撮っている時は、中条さんたちはカメラの後ろで芝居をしていて、中条さんたちを撮っている時は、カメラの後ろで風磨くんと元貴くんが芝居をしていました。なので、通常の二・三倍くらいの量のお芝居をしなければいけなかったんです。それぞれの動きなどは俳優の皆さんから提案が多かったので、聞いてみましょう。 大森さん僕は桐山とのシーンがすごく多かったので、“二人の間に友情があるのかないのか”というお芝居は、なるべく丁寧に描けると良いなと思っていました。皆さんが二人の関係性を見て、どのように判断するのか、余白をちゃんと残したいと思っていました。仲が良いようで、目が合っていない瞬間は、鈴木はどういう顔をするんだろうと考えたり、逆に桐山はとても鈴木を信頼しているので、それを鈴木はどういう風に見ているんだろうと考えたりしていました。最後のシーンに向けて、二人の関係性や距離感は特に意識したつもりです。 菊池さん僕は癖を意識していました。桐山は事件が起きた後の警備室のシーンでは、ちょっと貧乏ゆすりが多くなっています。あとは口元を触ったり、手癖を意識しました。監督とも「何か一癖あると良いね」と話していました。 豊島監督打ち合わせで話しましたね。 菊池さん桐山がトラウマを抱えたことによって新たに生まれた癖を、手癖などの細かいところに生かしています。そういったところにも注目して、ぜひもう一度ご覧ください。 豊島監督僕からは、「ビジュアル的にも、鈴木に翻弄される桐山がどんどんボロボロになっていくようにしたい」というリクエストをしていました。「クソー!」と言って、髪の毛をかきむしったり、どんどん桐山がボロボロになっていく姿を、風磨くんと一緒に考えて作っていきました。 中条さん私はセリフを一言しか話していないので…。 豊島監督台本上は「助けて」というセリフだけでしたが、それでも七色の言い方があって、すごいなと思いました。 中条さんありがとうございます。彼女にもいろいろな境遇があって、親のこともそうですし、良くないことを分からないまま大人になってしまったので、悪気がないんですよね。でも、それが一番の悪だと思います。本作を観た人に、「良くない人間だ」と思われるような、嫌われるべき人を演じられたら良いなと思っていました。 菊池さん外見にもこだわりがあるじゃないですか。 中条さんそうですね(笑)。前回の舞台挨拶でも話したんですが、本作のクランクイン直前に自転車に乗っていたら転んでしまって、肩を思い切り怪我をしました(笑)。なので、ほぼ傷メイクなしで、演じていました。 菊池さんリアル怪我。(会場のお客さん:笑) 中条さん肩だけ、リアル怪我です。(満足そうな表情で)傷メイクなしで撮影に挑むことができました。菊池さんもう自転車に乗るのやめな。(中条さん&会場のお客さん:笑) 心配になっちゃうよね。女優さんで、モデルさんなんだから。 中条さん皆さんも、自転車に乗る時は本当に気をつけてください。最悪、転ぶ時は肩から行ってくださいね。骨が折れちゃうから。 菊池さん推奨しないでください。(会場のお客さん:笑) 中条さん体を張って役作りしました。 菊池さん気合いの役作りだもんね。 MC岡山さんはいかがですか? 岡山さん動きの面で言うと、鈴木と桐山の二人が警備室で見ている画面と、カメラがバーチャル空間に入ったバージョンで、二回撮りましたね。同じセリフだし、同じ感情なんだけれど、バーチャル空間ではもっと大きく動けるので、動きを変えて同じテンションのお芝居をしました。二回ずつ撮影していたので、途中何を撮っているか分からなくなってしまうこともありましたね。豊島監督画面の中のお芝居と、バーチャル空間のお芝居では、目線も違いますからね。(岡山さんをからかうように)ちょっと怒っていたもんね。 岡山さん怒っていないです、怒っていないです(笑)。マジで! 菊池さん(豊島監督のいじりに乗っかり)ちょっとピリついていたもんね。 中条さん(豊島監督のいじりに乗っかり)お芝居がやりづらかったです。 菊池さん大変だったでしょう? 中条さん一言を話すのにも、「空気を壊さないように」と勇気が入りました。 岡山さん僕は現場の緩衝材! ムードメーカーだから! 菊池さん&中条さんそうだったっけ? (登壇者の皆さん:笑) 菊池さんでも、天音くんは映っていないのに、僕らのためにお芝居をやってくれて、本当に助かりました。 中条さんウィッグをつけるのも大変だったしね。 菊池さんあれ、衝撃の事実だった。天音くんの髪の毛はウィッグなんですよね。 大森さんメイク室にそのまま置いてあった。 菊池さんマネキンに被せてあったんだよね(笑)。 大森さんそうそうそう。 菊池さんウィッグだって知らなかったからびっくりしたよね。あれは大変だね。 岡山さんはい。でも、みんな髪型はいろいろとやっていましたよ。帰る時は、全然違う感じのヘアスタイルになって帰っていました。 MCここからは、この舞台挨拶を中継している全国の劇場の皆さんからの質問に答えていただきたいと思います。ご自分の演じた役とお友だちになれますか?【中継先の方からの質問1】菊池さん僕は、桐山とは友だちになれると思います。本作の中では、犯罪を犯していないですし、ちょっと心に傷を負っているものの、普通の人間寄りなので、仲良くなれると思います。 大森さん桐山は良いヤツだからね。 菊池さん結局はね、良いヤツです。(中条さんに話を振って)自分の演じた役とは仲良くなれそうですか? 中条さんいや、ちょっと無理ですね。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 菊池さんちょっと無理だよね。 中条さんごめんなさい。 菊池さん過去にやっちゃっているもんね。 中条さんそうなんですよ。結構やっちゃっている。 大森さん天音くんはどう? 岡山さんいや、どうですかね。難しいかもしれないですね。 菊池さん(大森さんに話を振って)鈴木はどうですか? 大森さん僕は、鈴木とは友だちになれるかも。 菊池さんなれそうだよね。 大森さん彼は本当は人懐っこいんですよ。この事件も、人懐っこいがゆえのことだと思うので、お話を聞いてあげたいです。皆さんが自分自身に#(ハッシュタグ)を付けて拡散するとしたら、どのようなハッシュタグを付けますか?【中継先の方からの質問2】菊池さん何だろう…? 自分の人間性ってこと? 大森さんそれ、照れちゃうよね。「#照れ屋」じゃない? 菊池さん照れ屋ね! (良い回答をしてくれた大森さんに向かって)ありがとうございます。助かる、助かる! 大森さん助かる、助かる(笑)? 菊池さん大森くんはどう? 大森さん助けて、助けて(笑)。(会場のお客さん:笑) 菊池さん何だろうね…? 「#天才」じゃない? 大森さん(照れて)いや、そういうのはやめよう。(会場のお客さん:拍手) 違う、違う、違う! やめよう! 変な記事になるから! (会場のお客さん:笑) 菊池さんいや、でも天才ですよ。努力の天才でもあると思います。 大森さん(記者の方々に向かって)「大森、照れ笑いしながら謙遜」と書いてくださいね。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) でも、ありがとうございます。菊池さんあやみちゃんは、「#小顔」じゃない? 豊島監督「#傷メイク」とかは? 大森さん「#小顔 #傷メイク」ね。 菊池さん「#小顔 #傷メイク #陽キャ」でどう? (会場のお客さん:笑) 中条さんいろいろと付けられた(笑)。 菊池さん天音くんは? 大森さん天音くんって、「#岡山天音」だよね。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)もう、それなんだよな。(登壇者の皆さん:うなずく) 中条さん「#みんな大好き」って感じ。 大森さんそんな感じ、そんな感じ。 菊池さん良いね。(岡山さんを見つめながら)こういうクッションがほしいもんね。 大森さん分かる。「#みんなだいすき」って全部ひらがな表記が良い。 岡山さん(低音ボイスで)へえー。(登壇者の皆さんから「声が低い!」とツッコミ) 菊池さん監督は? 豊島監督僕は、本作のバーチャル空間でアバターとして出演しました。スタッフにだけ分かれば良いと思って、こっそり出たつもりだったんですが、皆さんに「見つけた、見つけた」と言っていただきました。でも、一部では「出たがり」と書かれていたので「#出たがり」です(笑)。(登壇者の皆さんから「ああー! 良い!」と声が上がる)菊池さんそんな五人でお送りしています。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)本作に出演して、得られたものは何ですか?【中継先の方からの質問3】菊池さん僕らは先ほど、ちょうどこの話を本作のYouTube(「#真相の部屋」)でしました。ぜひそちらもご覧いただきたいと思います。ちなみに、僕が得られたのは、仲間や友だちです。 大森さん僕もそうです。 菊池さん本当に素敵な出会いだと思っています。キャストの皆さんも、スタッフの皆さんもそうです。キャストの方々と、撮影はあまりご一緒できなかったんですが、すごく仲間意識があります。テレビなどで見かけると、応援します。 大森さん「おお!」ってなるよね。 菊池さんなる、なる、なる。大森くんもそうだよね。 大森さんそう。僕も得られたのは、友だちだと思います。 菊池さん良いチームでしたね。 中条さん本当にそう思います。私は「推し」を得ました。本作も「推し」と言うぐらい好きですし、キャストのみんなも「推し」です。本作を機に、ミセスのファンクラブにも入りました。 菊池さんあれ、僕のファンクラブは…? (中条さん&会場のお客さん:笑) 中条さん今から、今から入ります! 菊池さん今から…? 一応、グループ(timelesz)と個人のファンクラブがあるから、お願いね! 中条さんどっちに入ったら良いのかな(笑)? 菊池さん(うれしそうに)ええー! どっちもかなあ。 中条さん考えておくね(笑)。 MC岡山さんはいかがでしょうか? 中条さん天音くんのファンクラブはないの? 岡山さん僕のファンクラブ? ないな。あっても気まずいし。(登壇者の皆さんから「気まずくない!」と声が上がる)僕は、大森さんとすごくご縁があるんです。ミセスさんが映画(「ポエトリーエンジェル」2017年公開/監督:飯塚俊光)の主題歌「soFt-dRink」を担当してくれたり、数年前にはドラマ(「日曜の夜ぐらいは…」2023年テレビ朝日系列にて放送/主演:清野菜名)でワンシーンだけ共演したこともありました。その作品でもミセスさんが主題歌「ケセラセラ」を歌ってくれました。でも、まさか幼なじみという役で共演することになるとは思っていませんでした。特別なご縁をいただいたと思います。 豊島監督僕は仲間ですね。スタッフもすごく良いチームだったと思っています。あとは、すごく多くの人に観てもらったということが、一番うれしくて、感動をもらいました。 菊池さんその感動が続くように、僕らも願っています。 MCでは最後に主演のお二人から、ご挨拶をお願いします。 菊池さん会場の皆さんはもう本作をご覧になっていますが、今日の話を踏まえて、もう一度とは言わず、二度、三度と本作を観て、愛していただけたらと思います。今日は本当にありがとうございました。 大森さん本作はSNSが基軸にあるので、若い子向けのような雰囲気が醸されている作品かもしれませんが、ご覧いただいた通り、いつの時代でも忘れてはいけないものが詰まっている作品です。今日感じたものを持ち帰って、誰かに「ちょっと観に行かない?」と声をかけて、本作を忘れないでいてほしいなと思います。僕も本作が本当に好きなので、時間をみつけて観に行きたいです。今日はどうもありがとうございました。