「#真相をお話しします」初日舞台挨拶
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初日舞台挨拶
ミステリー界の超新星、結城真一郎さんが2021年に発表し、第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した短編「#拡散希望」、そして翌年の2022年に「#拡散希望」を含む5篇を収録した「#真相をお話しします」を発売。それを原作とした前代未聞の暴露(ゴシップ)系エンターテインメント映画「#真相をお話しします」が、いよいよ公開となりました。
4月25日にはTOHOシネマズ 日比谷で初日舞台挨拶が行われ、ダブル主演を務めた大森元貴さんと菊池風磨さんをはじめ、中条あやみさん、岡山天音さん、豊島圭介監督が出席しました。本作の「#真相」を目撃したばかりのお客さんを前に、それぞれが公開を迎えた今の気持ちを明かしました。この日の模様を詳しくレポートします!
大森元貴さん
鈴木役
菊池風磨さん
桐山役
中条あやみさん
ヨガ教室経営者役
岡山天音さん
「#真相をお話しします」チャンネル管理人役
豊島圭介監督
大森さん
本日はお越しいただき、ありがとうございます。今日は短い時間ですが、よろしくお願いします。
菊池さん
本日はお集まりいただき誠にありがとうございます。今日はどうぞよろしくお願いします。
中条さん
皆さん、今日はお集まりいただきありがとうございます。よろしくお願いします。
岡山さん
皆さん、今日はありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。
豊島監督
今日はご来場いただき、ありがとうございます。無事に初日を迎えられてホッとしています。朝からいろいろな感想がSNSに上がっていて、スマホから手も目も離せない状態です。今日はよろしくお願いします。
MC
大森さんと菊池さんは、数々のイベントや宣伝活動を行い、今日は電波ジャックもあり、あらゆる番組に出演されました。ようやく初日を迎えた気持ちをお聞かせください。
大森さん
(菊池さんと顔を見合わせて)やっとだよね。
菊池さん
やっとだね。
大森さん
すごくうれしいです。役者として、作品の公開日を迎えるのは初めての経験なので、すごく不思議な気持ちです。皆さんにどう届いたのかが気になります。
MC
楽曲をリリースする日とは、また違った感覚ですか?
大森さん
近い部分があるかもしれません。公開するまでは、自分と鈴木の物語だったものが、公開されると「鈴木がどういう人間なのか」がより多くの人に伝わるのが、寂しくもありつつ、すごくうれしいです。その部分は楽曲をリリースをする時と似ている気がします。
菊池さん
僕は率直にすごくうれいしいです。でも、大森くんの言うように、うれしさの中に寂しさがありますね。宣伝活動も含めて、みんなで作ってきたものなので、文化祭のような感じです。文化祭って始まってしまうと、すぐに終わっちゃうな…みたいな感覚。以上です! (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)
大森さん
みんなで作ってきたものがいろいろ詰まっているからね。
菊池さん
そうそう。夜の校舎でみんなで文化祭の準備をしていた時間が、良かったなみたいな。…あれ? 僕、何か良いこと言っています? (会場のお客さん:笑)
大森さん
そうでもないけどね(笑)。(会場のお客さん:笑) でも、分かるよ。
菊池さん
そんな気分ですね。でも、何よりもうれしいです。
MC
大森さんと菊池さんは、本作の真相に迫るYouTubeチャンネル「#真相の部屋」を始動させたり、宣伝活動もあったりと、二人で過ごす時間が多かったと思います。
大森さん
やっとナチュラルに会話ができるようになって、今は仲良くさせてもらっています。
菊池さん
そうだね。「#真相の部屋」の「#1【W主演】大森×菊池YouTubeチャンネル始動!」の動画は、お互いに人見知りをしていて、ひどいよね(笑)。
中条さん
ひどかった(笑)!
大森さん
あれ、照れるよね!
菊池さん
あの距離感はちょっと照れるね。
大森さん
お互い人見知りだからね。
菊池さん
そうそう。
大森さん
あれが精一杯だったんです。お互いに頑張りました!
菊池さん
頑張りました!
大森さん
だからこそ、宣伝活動に終わりが見えてきて、少し寂しいんですよね。
MC
中条さんは、撮影時からお二人の関係性を見てきたと思います。お二人の距離感に変化はありましたか?
中条さん
私は、お母さんのような目で二人を見ていました(笑)。最初は距離があった二人が、今はこんなに仲良くなったなんて…もう、涙が出ちゃう…。(涙を拭うふりをして、会場のお客さん:笑)
菊池さん
この人、マジでふざけています。(会場のお客さん:笑) 良い加減にしてください。
大森さん
いつもこうですね。
菊池さん
いつもふざけていますからね。
中条さん
(先ほどの菊池さんの発言を引き合いに出して)文化祭? 遠足? どっちだっけ?
菊池さん
文化祭だね。(会場のお客さん:笑)
中条さん
文化祭、みんなで盛り上げていこう! (拳を挙げて)エイエイオー! (会場のお客さん:笑&拍手)
菊池さん
頼もしいようでもあり、怖くもありますね(笑)。(会場のお客さん:笑) (盛り上げ役を買って出てくれた中条さんに対して)ありがとうございます。
MC
岡山さんは、静かに皆さんのお話を聞いていらっしゃいますね。
菊池さん
今、聞いてすらいなかった可能性もありますよ! (突然話を振られたことに)ビクッとなっていたから!
大森さん
逃がさないからね!
岡山さん
(MCの発言に対してタジタジとなりながら、)まさに、そうだと思います。(会場のお客さん:笑)
MC
本作をご覧になったお客さんからは、「衝撃的だった」「ハラハラ、ゾクゾクした」「泣いた」など、たくさんの感想が届いています。皆さんの元にも、本作をご覧になった方からの反響が届いていますか?
大森さん
本作のタイトルにハッシュタグが付いているので、そういう意味でも感想を目にしやすいですね。僕のところにも朝から感想が届いています。
MC
印象的だった感想はありましたか?
大森さん
いろいろな方々が、それぞれ違った感想を述べていることが、印象的です。観る方によって作品の感想が変わる、不思議な作用のある作品だなと、強く感じました。
菊池さん
いろいろな感想を見て、何度も楽しめる作品だと思いました。本作をご覧になった方がSNSに感想を投稿する時は、「##真相をお話しします」と、タイトルの前にハッシュタグをつけるんでしょうか?
大森さん
しない、しない。
菊池さん
タイトルのまま行くんだ。じゃあ、僕も裏アカではそうしようと思います。(会場のお客さん:笑)
大森さん
どういうことなの(笑)?
菊池さん
感想を真面目に投稿したいと思います。(大森さん:笑)
MC
中条さんの元にも、感想は届いていますか?
中条さん
私も朝から皆さんの感想を見ていたんですが、「もう一回観たい」「結末が分かってから、もう一度観たい」という方がいました。他にも、「結末についてみんなで話したい」「一緒に話したい」と言ってくれている方も見かけて、とても良いことだなと思いました。みんなでいろいろな意見を述べるべき、価値観を共有すべき作品だと思うので、皆さんどんどん感想を話してもらえたらうれしいです。
岡山さん
僕はSNSをやっていないので、会ったことのない人の感想を知ることができないんです。でも、皆さんがおっしゃったように、観る人によって最後の印象が全く異なる作品だと思います。皆さんがどのように感じたのかが楽しみです。僕も早く感想が聞けるように、身内が早く観てくれることを祈ります。
豊島監督
台本を作った時に、自分としても最後のシーンが一番面白かったので、「そこをどうやって成立させるか」に、かなり力を注ぎました。投稿されている感想の中で、「最後が良かった」という方も多かったので、ものすごく安心しています。
MC
大森さんはどのような思いで鈴木役を演じたのかについて教えてください。
大森さん
鈴木は本当に不思議な人です。一見、突飛に見えるんですが、いろいろなことを振り返って、僕の人生とも照らし合わせてみると、すごく人らしいなと思っています。ものすごく純粋で人懐っこいからこそ、いろいろなことに傷ついてきた人なんだろうなと思っています。
演じる上では、まず鈴木と仲良くなるというか、鈴木を深く理解することを意識しました。
MC
ご自身との共通点や、一方で「ここは全然似ていないな」と感じるところはありますか?
大森さん
僕は声を荒げたりはしません(笑)。鈴木は荒げますが、僕にはそういうところはないなと思いました。
豊島監督
声を荒げるところは、元貴くんのアイデアです。台本にないことをやってもらいました。
大森さん
僕は、鈴木はある種普通の人だと思っています。誰しも自分の感情をハンドリングして、コントロールすることって、そんなにできないじゃないですか。台本のままだと、鈴木という人間がすごく器用な人に映るような気がしたので、おこがましいんですが、「もっともっと鈴木に不器用なところがあっても良いんじゃないか」という提案をしました。僕と鈴木の似ているところは、人が好きなところだと思います。
MC
菊池さんの演じた役どころは、観客の代弁者のような立場でもあるかもしれません。演じるにあたって、どのようなことを意識しましたか?
菊池さん
もともとの桐山と、事件をきっかけに変わってしまった桐山で、二人いるイメージでした。どちらかというと事件の前の桐山は、作られた桐山、自分の中で、「自分はこうじゃなきゃいけない」と繕っているような気がしました。事件が起きた後に鈴木とちゃんと話している桐山が、実は本当の桐山なんだと思います。心が壊れてしまった分、本音が見えているような気がして、よりナチュラルな雰囲気を出せるように意識していました。
MC
中条さんと岡山さんが演じたのは、本作の真相の鍵を握る重要な役どころでもありました。心を動かされたシーンや驚いたシーンがあれば教えてください。
中条さん
私は、子どもたちのシーンがすごく好きです。本作ではいろいろな事件が起きます。その中でも冒頭の子どもたちのシーンは、まだ何も知らない純粋な子どもたちの心がいかにきれいだったかというのが描かれていて、本当に良いシーンだと思います。
本作では、子どもたちが成長していく中で「知ることの大切さ」を伝えているような気がしています。人の優しさを知ることによって、自分もより人に優しくできると思います。
大森さん
子どもたちのシーンは、かわいくて癒されるよね。
中条さん
(うなずきながら)本当にそうですね。
岡山さん
僕は限られたパートしか現場にいなかったんですが、かなり印象に残ったのは伊藤英明さんの演じたキャラクターですね。カッコ良いのかキモいのか分からない、あの絶妙な感じは、英明さんにしか出せないと思いました。(会場のお客さん:笑)
今日ステージにいる皆さんもそうですが、いろいろなところで活躍されていて、キャラの濃い方たちが集まっています。僕が出演している作品ではありますが、僕の出ているシーン以外は、客観的に観てお客さんとして楽しんでいまいた。強いメッセージ性もありますが、そういった間口の広い楽しさみたいなものもあると思っています。すごく痛快でした。
MC
本作の主題歌は、Mrs. GREEN APPLEが本作のために書き下ろした新曲「天国」です。こちらはまだリリース前ということで、今は本作のエンドロールが、唯一「天国」を聴ける場所となっています。大森さん、今の心境を教えてください。
大森さん
こういった試みはあまりなかったので、ミセスとしてもドキドキです。「天国」を作るにあたって、お芝居とは全然違う角度で、また本作に向き合い直しました。誰が悪いとかではなくて、誰もが悪くて、みんなが贖罪を抱えている。そんなどうしようもないお粗末な生き物を、どうやったら愛していけるのか。そういったところに立ち返って、ミュージシャンとして書きました。この作品と共に、僕としても新しい側面と表現を世の中にお送りできることが、すごく感慨深いです。とにかくうれしい気持ちでいっぱいです。
MC
菊池さんは、撮影時からこの曲を聴いていたそうですね。
菊池さん
大森くんの怖いところは、撮影期間中に「撮休があったから作っちゃった」って曲を作っちゃうんですよ。「余り物があったからラーメン作っちゃった」みたいな。(大森さん&会場のお客さん:笑) しかも、デモの段階からクオリティがめちゃくちゃ高かったんです。(岡山さんに向かって)聴かせてもらったでしょう?
岡山さん
そうですね、一緒に聴ききました。
菊池さん
一つのイヤホンを共有して聴いたんです。あれは好きになっちゃうよね。(大森さん&会場のお客さん:笑) めちゃくちゃ良い曲だし、デモの段階からカッコ良くて、壮大な曲でした。役に入り込もうという意識があるから、自分の役や物語と曲がリンクするんです。僕は、あの曲好きですね。
大森さん
ありがとう。照れる。(会場のお客さん:笑)
菊池さん
照れるよねえ(笑)。
MC
様々なフィールドで活躍されている方々が顔を揃えた本作は、映画化の発表時から大きな反響がありました。監督、このすばらしい俳優の皆さんとご一緒した感想を教えてください。
豊島監督
今日登壇している四人は、実はずっと一緒に芝居をしていたんです。風磨くんたちが警備員室で観ている映像も、中条さんと天音くんはその場にいて、リモートで繋いで演じてもらったんです。異種格闘技戦と言いますか、皆さんそれぞれ出自が全然違いますよね。元貴くんはミュージシャン、中条さんはすでに女優歴の方が長いかもしれませんが、ファッションモデルでもあります。そして風磨くんが、アイドルでしょう?
菊池さん
めちゃくちゃアイドルです。(会場のお客さん:笑)
豊島監督
めちゃくちゃアイドルですね(笑)。そして天音くんは、「中学生日記」(NHKにて1972年から2012年放送)出身の生粋の俳優です。住んでいる惑星が違う人たちが、同じ空間に集まって芝居をして、皆さんがちょっとずつ影響し合う感じがすごく面白かったです。あまりないことだと思います。
MC
劇中では、菊池さん演じる桐山。そして観客に向けて、ある究極の二択が提示されます。皆さんにとってこれまでに直面した一番の「究極の選択」について教えてください。
岡山さん
僕は最近、引っ越しをしたんです。
菊池さん
え、どこどこ? (会場のお客さん:笑)
岡山さん
言えるか! 別に言っても良いですけどね(笑)。久々の引越しだったので、部屋をバキバキにオシャレにしようと思って、手始めに四角いフロアマットを、床に敷こうと思ったんです。もともと引っ越す前から、買っておいたんですが、大変だからなかなか手をつけていなかったんです。でも、ある時に「やろう」と思って、夜10時からやり出したんです。家具を一度全部どけて、…朝10時までかかりました。「今、やるぞ」と夜10時に思ったのは、究極の選択でした。
中条さん
怖い。(会場のお客さん:笑)
菊池さん
衝動的で何か怖いな。(会場のお客さん:笑)
岡山さん
(菊池風磨さんが出演しているYouTubeチャンネル)「よにのちゃんねる」を観ながら作業しました。(会場のお客さん:笑)
菊池さん
「よにのちゃんねる」を観ながらやったんですか?
岡山さん
はい。作業が終わった朝10時頃には、もうすべて観終わりました。
菊池さん
だいぶ観ましたね。
岡山さん
関連作品で別のものもいろいろと観ましたよ。
菊池さん
ヤバいね。それでフロアマットはうまくいったんですか?
岡山さん
うまく貼れずにずれちゃって、下のフローリングが見えています。あれ、難しいですね。
菊池さん
何なんだ、この人。(会場のお客さん:笑)
岡山さん
ずれちゃっているから、また夜10時に貼り直すかもしれないです。
菊池さん
もっと早い時間からやってくれよ。何でキックオフが夜10時と決まっているんですか?
岡山さん
一番モチベが上がる時間なんですよ。
中条さん
私は、本作にクランクインする直前に起きた出来事です。電動自転車で、街を爽快にひゃーっと走っていたんですが、ちょっとした段差を見逃して、車輪がガラガラガラと絡まってしまったんです。これはコケるなと思った瞬間に、全てがスローモーションになったんです。そこで「これは手から行くべきなのか?はたまたどこなんだ?」と究極の選択をしました。
菊池さん
どう落ちれば良いのかと?
中条さん
そうです。ちょうどその頃オリンピックが開催されていて、柔道を観ていたので、「いつも受け身はどうしていたっけ?」と考えて、「肩だ!」と思ったんです。なので、肩から着地したら折れないだろうと思って、肩から着地したので、肩だけの傷で済みました。(満面の笑みで)成功です!
菊池さん
いやいやいや、とんでもない傷を作っていましたよ。
中条さん
その傷があるまま、本作の撮影に入ったんです。
菊池さん
あれは、ちょっと引いたもん。(中条さん:笑)
豊島監督
だから、あの(ヨガ教室経営者役の)傷は、メイクじゃないんですよ。実際に自転車に乗ってできた傷です。
中条さん
傷を生かして、コスパも良く済みました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)
菊池さん
(岡山さん、中条さんに向かって)この人たち何しているんだよ。怖いよ。(会場のお客さん:笑)
中条さん
あれは究極の選択でしたね。
MC
大森さんはそのお話を聞いた時に、どう思いましたか?
大森さん
「プロだ!」と思いました。(会場のお客さん:笑)
中条さん
ありがとうございます。
菊池さん
何でよ? プロはイン前に転ばないのよ。
大森さん
肩から転ぶって見たことないですけれどね。どんな角度でどうなったら、そうなるのか…。
中条さん
柔道のおかげですね。
菊池さん
いやいや、柔道の人も推奨してないのよ。
中条さん
ぜひ皆さんも肩から。(会場のお客さん:笑)
菊池さん
変なことばかり言わないでください。(会場のお客さん:笑)
MC
では菊池さんの究極の二択について教えてください。
菊池さん
昨日、大森くんがやっていたインスタライブにあやみちゃんも一緒にゲリラで参加して、三人で軽くしゃべったんです。その時に、あやみちゃんが「サウナに行こうかな」と言っていたのが頭に残っていて、夜中にサウナに行きたくなっちゃったんです。今日は電波ジャックで、朝からTBSの番組に出演するために5時半には起きなきゃいけなかったんですが、昨日は家に帰ってきたのが1時くらいで、そこからサウナに行ったので、寝たのは3時半でした。(登壇者の皆さん&会場:驚きの声)
大森さん
天音くんとやっていることがそんなに変わらないよ。衝動に駆られている(笑)。
菊池さん
僕はちゃんと寝ているから(笑)。どうしても行きたくなったんです。
MC
中条さんの一言に触発されたということですか?
菊池さん
そう! サブリミナル効果みたいになって「サウナ行きたい」ってなりました。
中条さん
私のせい? いつもサウナに行っているじゃない!
菊池さん
確かに、今週は毎日行っていますね。
中条さん
撮影中も「今日は何をするの?」と聞くと、「サウナ」って言っていました。だから、私のせいじゃありません! (会場のお客さん:笑)
MC
サウナに行ったことが、今日は吉と出ていますか?
菊池さん
今、めちゃくちゃ眠いです。(会場のお客さん:笑)
大森さん
朝イチに会った時、全然寝ていない人だったよね。生原稿を読む時、めちゃくちゃだったよ(笑)。
菊池さん
ヤバかったよね、めちゃくちゃだったな(笑)。
MC
朝から電波ジャック、ありがとうございました。
菊池さん
なかなか出られないですから、楽しかったですね。
大森さん
楽しかったです。
MC
続いて、大森さんの究極の二択を教えてください。
大森さん
日々、選択をしていますが、一番大きかったのは、本作のオファーをいただいた時に、出演するか否かですね。あれは、僕の中で究極の二択でしたね。「出て良いものなのか?」と思いました。でも、「なぜ鈴木という役のお話が僕に来たのか」を熱く語っていただいて、脚本も拝見して、「なるほど!」と思ったんです。そこで何かお力添えできることがあればと思って、覚悟しました。それは僕の中で大きな選択でした。
MC
今日は初日舞台挨拶に立っていますが、その選択をしたことについて、どのように感じていますか?
大森さん
本当に刺激的な毎日を送っていました。本作がどのように皆さんに届くのかは、観ていただいて初めて決まるものだと思いますが、個人的には楽しい日々でした。
菊池さん
僕なんて、二つ返事で「出ます」と言いましたよ。(大森さん&会場のお客さん:笑) (一緒にダブル主演を務めるのが)大森くんで本当に良かったです。
MC
最後に主演のお二人から、ご挨拶をお願いします。
菊池さん
今日はこうして五人で舞台挨拶をしましたが、本作には豪華なキャストの皆さんがたくさん出ています。僕もお客さんとして本作を観て、胸を打たれるシーンがたくさんありました。観終わってからも、ぜひ本作の題材について考えていただけたらと思います。今日はありがとうございました。
大森さん
僕は本作が大好きです。エンタメなのか、エンタメじゃないのか。現実なのか、現実じゃないのか。観る人によって、様々な答えが存在する作品だと思っています。2025年がどのような時代なのかということも、見えてくる作品だと思っています。そこに賭けてみたい、信じてみたい、そんな作品です。より多くの方に観ていただきたいです。今日はありがとうございました。