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「#真相をお話しします」大ヒット御礼舞台挨拶

2025.05.07
  • 公開後舞台挨拶

大ヒット御礼舞台挨拶

ミステリー界の超新星、結城真一郎さんが2021年に発表し、第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した短編「#拡散希望」、そして翌年の2022年に「#拡散希望」を含む5篇を収録した「#真相をお話しします」を発売。それを原作とした前代未聞の暴露(ゴシップ)系エンターテインメント映画「#真相をお話しします」が全国公開され、公開12日間で興行収入13億円を突破する大ヒットスタートを切りました。
5月7日にはTOHOシネマズ 日比谷で大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、ダブル主演を務めた大森元貴さんと菊池風磨さんをはじめ、中条あやみさん、岡山天音さん、豊島圭介監督が出席しました。「#真相」を目撃した観客からの質問にも答えるなど、公開後だからこそ話せるトークで会場は大いに盛り上がりました。この日の模様を詳しくレポートします!

大森元貴さん

鈴木役

菊池風磨さん

桐山役

中条あやみさん

ヨガ教室経営者役

岡山天音さん

「#真相をお話しします」チャンネル管理人役

豊島圭介監督

大森さん

本日はお集まりいただき、ありがとうございます。

菊池さん

本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。

中条さん

ヨガ教室経営者役の中条あやみです(笑)。今日はよろしくお願いします。(周囲から笑ってしまったことをツッコまれて)舞台挨拶で「ヨガ教室経営者役」と言うのを成功したことが一度もなかったのですが、今回は無事に言えました。 (会場のお客さん:笑)

岡山さん

皆さん、本日はお越しいただき、本当にありがとうございます。

豊島監督

今日はご来場ありがとうございます。本作がたくさんの人に届いているようで、大変感謝していますし、喜んでいます。

MC

本作の興行収入が13億円を超え、公開12日での興行成績としては2025年邦画実写ナンバーワンを記録するメガヒットとなっています。観客動員数は本日100万人を突破した模様です。大森さん、菊池さん、この数字を聞いてどのような印象を持ちましたか?

大森さん

(菊池さんと顔を見合わせて)うれしいですね。

菊池さん

うれしいですね。

大森さん

多くの方に観ていただきたい作品なので、本当に感無量です。

菊池さん

「100万人を突破した模様」という言葉も、なかなか聞かないですよね。人数もすごいですが、このスピード感もすごいと思っています。ぜひこの調子で、たくさんの方に観ていただけたらと思います。

MC

本作の公開日から「#真相の感想をお話しします」がトレンド入りし、SNS上では数々の感想が寄せられています。今日は、観た方の感想をパネルにして飾っております。皆さん、気になる感想はありますか?

菊池さん

「つぶやくのが怖くなった 」というのが気になりますね。

大森さん

そう、それね。

菊池さん

本作を通して、「言葉の責任の重さなどを感じてもらえたら」と思っていたので、ありがたい感想です。SNSなどで手軽に発信できるようになったからこそ、言葉の責任がどんどん薄れているように感じますが、本作を観てその感覚を取り戻してもらえたならうれしいです。

豊島監督

風磨くんは、「観終わったら、ここから始まる作品」だと言っていましたよね。

菊池さん

そうですね。会場の皆さんは、ご覧になられた直後だと思いますが、ご自身が「当事者である」と、どこかで思ってもらえたらと思います。

大森さん

「何故か分からないけど涙が出てきた」という感想は、素敵ですね。涙というのは、感動して、心が動いて初めて出るものだと思うんです。いろいろな涙がある中で、本作には様々な涙を流す理由があるので、ご覧になった方の感情の振り幅や、どんな涙だったのかがすごく気になりますね。

中条さん

本作が公開されてから感想を追っているんですが、「このコメントを書いている時点で当事者だよね」というコメントを見て、「そうだよな」と思いました。コメントを見ている方も、それを選んで見ているわけだし、「確かに当事者だな」と思いました。

MC

岡山さんはいかがでしょうか?

岡山さん

はい…! 気になる感想は…(感想を見渡しながら迷って)ええっと…。

菊池さん

(迷っている岡山さんに向かって)ねえ、順番が来るって分かっていたよね?(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)

中条さん

口を開けたまま「僕は関係ない」みたいな顔をしていましたよね(笑)。

岡山さん

(笑)。「予告映像の繋ぎ方がズルいです」という感想は、どういうことでしょうか?

菊池さん

質問ですね? (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) でも、確かに予告篇では内容に迫ってはいないので、どんな作品なのかが分からなかったかもしれないですね。予告篇は割とポップに描かれていましたから。

大森さん

(同調しながら)そうだねえ。

菊池さん

ミセス(Mrs. GREEN APPLE)兄さんの歌う主題歌「天国」に対しても、「なぜこの曲なんだろう」という疑問もちょっとあったと思うんです。

大森さん

ちょっとアンバランスな感じがするよね。

菊池さん

そういうことじゃないですかね? って、何で僕が天音くんに説明しているんだろう? (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)

岡山さん

まさにそうですね。ありがとうございます。

菊池さん

(岡山さんに)試されていたのかな(笑)? ゲームマスターみたいに「合格です!」みたいな。

岡山さん

合格です(笑)。

菊池さん

ありがとうございます(笑)。

MC

大森さんや菊池さんのもとには、どのような感想が届いていますか?

菊池さん

僕は友だちから、「エンドロールが終わった後もみんな立ち上がらず、ちょっとざわざわしていた」と聞きました。

大森さん

僕もそう聞きました。観終わった後の余韻があるんですかね? すごいことだよね。

豊島監督

僕は、新宿の劇場で一番隅に座って、お客さんたちと一緒に観ました。その時も観終わった後、皆さんすぐには立ち上がらなかったですね。中学生の男の子たちが「お前、どっち?」みたいなことを話していました。あと、帰りがけの女子高生が「(タトゥーの男役の)原(嘉孝)ちゃん 、すぐに死んだね」って話していました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)

菊池さん

それは本人も言っていました(苦笑)。「試写を観ました。めっちゃ良かったんですが、風磨くん、僕すぐ死んでいます!」って言っていました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) その真相がついに明らかになりました。

大森さん

でも、すごく素敵なお芝居ですよね。

菊池さん

そうですよね。うちの原さん、すぐに死んではいるけれどインパクトは残しています。(会場のお客さん:笑)タトゥーの特殊メイクは、めちゃくちゃ時間がかかったそうです。

MC

ここからは大ヒットを記念して、観客の皆さん参加型の企画を行なっていきます。まずは、本日会場にいらっしゃる皆さんから、直接キャストもしくは監督に質問を募集します。ご質問がある方、いらっしゃいますか?

【会場のお客さんの質問1】

ミセスのファンです。俳優・大森元貴さんに質問です。大森さんが演じた鈴木には、彼女や家族がいる設定ですか? (Mrs. GREEN APPLEによる)主題歌「天国」の歌詞に「そうだ 家に帰ってキスしよう」とあり、とてもモヤモヤしています。監督ではなく、元貴さんにおうかがいしたいです。

大森さん

なるほど。

菊池さん

監督は一旦待ってくれと(笑)。(大森さん&会場のお客さん:笑)

豊島監督

一瞬、構えちゃった(笑)。

大森さん

鈴木には、許せない親がいますよね。その親をどうしたのかはいろいろあると思いますが、「天国」の歌詞を描いたのは、鈴木ではなく僕なんですよね。

菊池さん

元貴さんですね。

大森さん

そう、元貴さんなんです(笑)。「天国」では、人々は自分のためにある幸せを、自分のためだけに使い古そうと奮起するという、愚かさと愛しさみたいなものを描きました。世の中どうにもうまくいかないし、どうしようもないことばかりだけれど、まあそんなことは置いておいて、家にいる大事な人に会えれば良いみたいな、投げやりな歌詞だと思うんです。鈴木は、彼が抱いているものや、遂行すべく心に宿しているものを考えると、彼女は作れないんじゃないですかね? 彼女がいたら、もしかしたら鈴木は全然違う選択をしたかもしれないですよね。

菊池さん

ちなみに監督はどう思いますか?

大森さん

それが気になりますね。

豊島監督

鈴木の彼女や家族については、あまり考えたことがなかったです。僕は本作で描いたところまでしか考えたことがなかったので、面白い質問だなと思いました。ありがとうございます。

【会場のお客さんの質問2】

楽しく拝見しました。まだ余韻で、胸に刺さった矢が抜けないような気分です。本作の中にはたくさんの伏線が散りばめられていたと思いますが、動きや話し方がすごく特徴的だと思いました。キャストの皆さんや監督で話したこと、こだわったことはありますか?

豊島監督

登壇しているキャスト四人は、同じ空間にはいない設定ですが、すごく特殊な撮影をしました。風磨くんと元貴くんは警備員室にいるけれど、画面の中の天音くんと中条さんとお芝居をしなければいけないんです。なので、風磨くんたちを撮っている時は、中条さんたちはカメラの後ろで芝居をしていて、中条さんたちを撮っている時は、カメラの後ろで風磨くんと元貴くんが芝居をしていました。なので、通常の二・三倍くらいの量のお芝居をしなければいけなかったんです。それぞれの動きなどは俳優の皆さんから提案が多かったので、聞いてみましょう。

大森さん

僕は桐山とのシーンがすごく多かったので、“二人の間に友情があるのかないのか”というお芝居は、なるべく丁寧に描けると良いなと思っていました。皆さんが二人の関係性を見て、どのように判断するのか、余白をちゃんと残したいと思っていました。仲が良いようで、目が合っていない瞬間は、鈴木はどういう顔をするんだろうと考えたり、逆に桐山はとても鈴木を信頼しているので、それを鈴木はどういう風に見ているんだろうと考えたりしていました。最後のシーンに向けて、二人の関係性や距離感は特に意識したつもりです。

菊池さん

僕は癖を意識していました。桐山は事件が起きた後の警備室のシーンでは、ちょっと貧乏ゆすりが多くなっています。あとは口元を触ったり、手癖を意識しました。監督とも「何か一癖あると良いね」と話していました。

豊島監督

打ち合わせで話しましたね。

菊池さん

桐山がトラウマを抱えたことによって新たに生まれた癖を、手癖などの細かいところに生かしています。そういったところにも注目して、ぜひもう一度ご覧ください。

豊島監督

僕からは、「ビジュアル的にも、鈴木に翻弄される桐山がどんどんボロボロになっていくようにしたい」というリクエストをしていました。「クソー!」と言って、髪の毛をかきむしったり、どんどん桐山がボロボロになっていく姿を、風磨くんと一緒に考えて作っていきました。

中条さん

私はセリフを一言しか話していないので…。

豊島監督

台本上は「助けて」というセリフだけでしたが、それでも七色の言い方があって、すごいなと思いました。

中条さん

ありがとうございます。彼女にもいろいろな境遇があって、親のこともそうですし、良くないことを分からないまま大人になってしまったので、悪気がないんですよね。でも、それが一番の悪だと思います。本作を観た人に、「良くない人間だ」と思われるような、嫌われるべき人を演じられたら良いなと思っていました。

菊池さん

外見にもこだわりがあるじゃないですか。

中条さん

そうですね(笑)。前回の舞台挨拶でも話したんですが、本作のクランクイン直前に自転車に乗っていたら転んでしまって、肩を思い切り怪我をしました(笑)。なので、ほぼ傷メイクなしで、演じていました。

菊池さん

リアル怪我。(会場のお客さん:笑)

中条さん

肩だけ、リアル怪我です。(満足そうな表情で)傷メイクなしで撮影に挑むことができました。

菊池さん

もう自転車に乗るのやめな。(中条さん&会場のお客さん:笑) 心配になっちゃうよね。女優さんで、モデルさんなんだから。

中条さん

皆さんも、自転車に乗る時は本当に気をつけてください。最悪、転ぶ時は肩から行ってくださいね。骨が折れちゃうから。

菊池さん

推奨しないでください。(会場のお客さん:笑)

中条さん

体を張って役作りしました。

菊池さん

気合いの役作りだもんね。

MC

岡山さんはいかがですか?

岡山さん

動きの面で言うと、鈴木と桐山の二人が警備室で見ている画面と、カメラがバーチャル空間に入ったバージョンで、二回撮りましたね。同じセリフだし、同じ感情なんだけれど、バーチャル空間ではもっと大きく動けるので、動きを変えて同じテンションのお芝居をしました。二回ずつ撮影していたので、途中何を撮っているか分からなくなってしまうこともありましたね。

豊島監督

画面の中のお芝居と、バーチャル空間のお芝居では、目線も違いますからね。(岡山さんをからかうように)ちょっと怒っていたもんね。

岡山さん

怒っていないです、怒っていないです(笑)。マジで!

菊池さん

(豊島監督のいじりに乗っかり)ちょっとピリついていたもんね。

中条さん

(豊島監督のいじりに乗っかり)お芝居がやりづらかったです。

菊池さん

大変だったでしょう?

中条さん

一言を話すのにも、「空気を壊さないように」と勇気が入りました。

岡山さん

僕は現場の緩衝材! ムードメーカーだから!

菊池さん&中条さん

そうだったっけ? (登壇者の皆さん:笑)

菊池さん

でも、天音くんは映っていないのに、僕らのためにお芝居をやってくれて、本当に助かりました。

中条さん

ウィッグをつけるのも大変だったしね。

菊池さん

あれ、衝撃の事実だった。天音くんの髪の毛はウィッグなんですよね。

大森さん

メイク室にそのまま置いてあった。

菊池さん

マネキンに被せてあったんだよね(笑)。

大森さん

そうそうそう。

菊池さん

ウィッグだって知らなかったからびっくりしたよね。あれは大変だね。

岡山さん

はい。でも、みんな髪型はいろいろとやっていましたよ。帰る時は、全然違う感じのヘアスタイルになって帰っていました。

MC

ここからは、この舞台挨拶を中継している全国の劇場の皆さんからの質問に答えていただきたいと思います。

【中継先の方からの質問1】

ご自分の演じた役とお友だちになれますか?

菊池さん

僕は、桐山とは友だちになれると思います。本作の中では、犯罪を犯していないですし、ちょっと心に傷を負っているものの、普通の人間寄りなので、仲良くなれると思います。

大森さん

桐山は良いヤツだからね。

菊池さん

結局はね、良いヤツです。(中条さんに話を振って)自分の演じた役とは仲良くなれそうですか?

中条さん

いや、ちょっと無理ですね。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)

菊池さん

ちょっと無理だよね。

中条さん

ごめんなさい。

菊池さん

過去にやっちゃっているもんね。

中条さん

そうなんですよ。結構やっちゃっている。

大森さん

天音くんはどう?

岡山さん

いや、どうですかね。難しいかもしれないですね。

菊池さん

(大森さんに話を振って)鈴木はどうですか?

大森さん

僕は、鈴木とは友だちになれるかも。

菊池さん

なれそうだよね。

大森さん

彼は本当は人懐っこいんですよ。この事件も、人懐っこいがゆえのことだと思うので、お話を聞いてあげたいです。

【中継先の方からの質問2】

皆さんが自分自身に#(ハッシュタグ)を付けて拡散するとしたら、どのようなハッシュタグを付けますか?

菊池さん

何だろう…? 自分の人間性ってこと?

大森さん

それ、照れちゃうよね。「#照れ屋」じゃない?

菊池さん

照れ屋ね! (良い回答をしてくれた大森さんに向かって)ありがとうございます。助かる、助かる!

大森さん

助かる、助かる(笑)?

菊池さん

大森くんはどう?

大森さん

助けて、助けて(笑)。(会場のお客さん:笑)

菊池さん

何だろうね…? 「#天才」じゃない?

大森さん

(照れて)いや、そういうのはやめよう。(会場のお客さん:拍手) 違う、違う、違う! やめよう! 変な記事になるから! (会場のお客さん:笑)

菊池さん

いや、でも天才ですよ。努力の天才でもあると思います。

大森さん

(記者の方々に向かって)「大森、照れ笑いしながら謙遜」と書いてくださいね。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 
でも、ありがとうございます。

菊池さん

あやみちゃんは、「#小顔」じゃない?

豊島監督

「#傷メイク」とかは?

大森さん

「#小顔 #傷メイク」ね。

菊池さん

「#小顔 #傷メイク #陽キャ」でどう? (会場のお客さん:笑)

中条さん

いろいろと付けられた(笑)。

菊池さん

天音くんは?

大森さん

天音くんって、「#岡山天音」だよね。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)
もう、それなんだよな。(登壇者の皆さん:うなずく)

中条さん

「#みんな大好き」って感じ。

大森さん

そんな感じ、そんな感じ。

菊池さん

良いね。(岡山さんを見つめながら)こういうクッションがほしいもんね。

大森さん

分かる。「#みんなだいすき」って全部ひらがな表記が良い。

岡山さん

(低音ボイスで)へえー。(登壇者の皆さんから「声が低い!」とツッコミ)

菊池さん

監督は?

豊島監督

僕は、本作のバーチャル空間でアバターとして出演しました。スタッフにだけ分かれば良いと思って、こっそり出たつもりだったんですが、皆さんに「見つけた、見つけた」と言っていただきました。でも、一部では「出たがり」と書かれていたので「#出たがり」です(笑)。(登壇者の皆さんから「ああー! 良い!」と声が上がる)

菊池さん

そんな五人でお送りしています。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)

【中継先の方からの質問3】

本作に出演して、得られたものは何ですか?

菊池さん

僕らは先ほど、ちょうどこの話を本作のYouTube(「#真相の部屋」)でしました。ぜひそちらもご覧いただきたいと思います。
ちなみに、僕が得られたのは、仲間や友だちです。

大森さん

僕もそうです。

菊池さん

本当に素敵な出会いだと思っています。キャストの皆さんも、スタッフの皆さんもそうです。キャストの方々と、撮影はあまりご一緒できなかったんですが、すごく仲間意識があります。テレビなどで見かけると、応援します。

大森さん

「おお!」ってなるよね。

菊池さん

なる、なる、なる。大森くんもそうだよね。

大森さん

そう。僕も得られたのは、友だちだと思います。

菊池さん

良いチームでしたね。

中条さん

本当にそう思います。私は「推し」を得ました。本作も「推し」と言うぐらい好きですし、キャストのみんなも「推し」です。本作を機に、ミセスのファンクラブにも入りました。

菊池さん

あれ、僕のファンクラブは…? (中条さん&会場のお客さん:笑)

中条さん

今から、今から入ります!

菊池さん

今から…? 一応、グループ(timelesz)と個人のファンクラブがあるから、お願いね!

中条さん

どっちに入ったら良いのかな(笑)?

菊池さん

(うれしそうに)ええー! どっちもかなあ。

中条さん

考えておくね(笑)。

MC

岡山さんはいかがでしょうか?

中条さん

天音くんのファンクラブはないの?

岡山さん

僕のファンクラブ? ないな。あっても気まずいし。(登壇者の皆さんから「気まずくない!」と声が上がる)
僕は、大森さんとすごくご縁があるんです。ミセスさんが映画(「ポエトリーエンジェル」2017年公開/監督:飯塚俊光)の主題歌「soFt-dRink」を担当してくれたり、数年前にはドラマ(「日曜の夜ぐらいは…」2023年テレビ朝日系列にて放送/主演:清野菜名)でワンシーンだけ共演したこともありました。その作品でもミセスさんが主題歌「ケセラセラ」を歌ってくれました。でも、まさか幼なじみという役で共演することになるとは思っていませんでした。特別なご縁をいただいたと思います。

豊島監督

僕は仲間ですね。スタッフもすごく良いチームだったと思っています。あとは、すごく多くの人に観てもらったということが、一番うれしくて、感動をもらいました。

菊池さん

その感動が続くように、僕らも願っています。

MC

では最後に主演のお二人から、ご挨拶をお願いします。

菊池さん

会場の皆さんはもう本作をご覧になっていますが、今日の話を踏まえて、もう一度とは言わず、二度、三度と本作を観て、愛していただけたらと思います。今日は本当にありがとうございました。

大森さん

本作はSNSが基軸にあるので、若い子向けのような雰囲気が醸されている作品かもしれませんが、ご覧いただいた通り、いつの時代でも忘れてはいけないものが詰まっている作品です。今日感じたものを持ち帰って、誰かに「ちょっと観に行かない?」と声をかけて、本作を忘れないでいてほしいなと思います。僕も本作が本当に好きなので、時間をみつけて観に行きたいです。今日はどうもありがとうございました。