「映画」検索結果443件
-
「わたしの幸せな結婚」公開直前!昔遊び三番勝負イベント「わたしの幸せな結婚」公式サイト日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」で連載がスタートし、シリーズ累計発行部数550万部を突破した原作を映画化した「わたしの幸せな結婚」が、3月17日(金)より公開となります。2月27日(月)には、大正ロマンを思わせる時代を背景に描いた本作にちなみ、大正時代に設立された国の重要文化財である自由学園明日館で公開直前イベントが開催され、映画単独初主演を果たした目黒蓮さん(Snow Man)、ヒロインを演じた今田美桜さんをはじめ、渡邊圭祐さん、大西流星さん(なにわ男子)が登壇しました。高級松阪牛をかけた三番勝負で大いに盛り上がったこの日の模様を詳しくレポートします!公開直前!昔遊び三番勝負イベント久堂清霞役目黒蓮さん(Snow Man)斎森美世役今田美桜さん鶴木新役渡邊圭祐さん堯人役大西流星さん(なにわ男子)目黒さん本日はお集まりいただきありがとうございます。最後までよろしくお願いいたします。 今田さん今日は全力で楽しみたいと思います。 渡邊さん本日は、より作品の魅力が伝われば良いなと思っています。 大西さん公開日が近づいて来て、すごくワクワクしています。今日は皆さんと一緒に楽しめたらと思います。 MC本作は、物語の世界観にちなみ、国宝や重要文化財などでロケが行われました。歴史的建造物での撮影で、印象的だったことはありますか? 目黒さん豪華な場所で撮らせていただいたんですが、専修寺はすごく印象に残っています。大西くんとの初めてのシーンでもあり、あんなに豪華な場所でお芝居をすることもなかなかないと思うので、すごくありがたかったです。 今田さん私もいろいろな場所に行きましたが、どこも印象的でした。なかでも三重県の六華苑は、斎森家の撮影に使わせていただいて、印象的なシーンも多かったです。また洋館と日本家屋の雰囲気が両方あって、すごく大きくて、(邸宅の)どこに行っても感動しました。渡邊さんこういったものが、こんなにもきれいに日本に残っているんだという感動が大きかったです。この場所もそうですが、大切に保管されている場所で撮影をさせていただけることも、作品冥利に尽きると思っていました。 大西さん僕は、途中からの参加だったのですが、僕が撮影させていただいた専修寺は大きいですし、良い感じに傷があって、「わたしの幸せな結婚」の世界観にぴったりな場所だったので、すんなりと馴染むことができたと思います。撮影前に散歩をして、空気に馴染めるように研究をしていました。 MC本作は純愛ラブストーリーでありながら、劇中では“異能”と呼ばれる特殊能力も登場します。目黒さんは本格的なアクションにも挑戦していますが、完成した作品をご覧になっていかがでしたか? 目黒さんすごくリアルな戦い、アクションになっていると思いました。そういった経験ができて、すごく嬉しかったです。撮影の時は、”異能”がどういう演出になるのかなど、監督と話し合いながら、頭の中でイメージをふくらませてアクションをやりました。でも、自分のアクションがCGと一緒になった完成した映像を観ると、自分がイメージしていたよりもさらに上をいく豪華さや、スケールの大きさを感じて、すごく感動しました。 MC劇中では清霞が火を操ったりもしていましたが、やはり完成作品を観ると感動するものなのですね。 目黒さんそうですね。プライベートでは火は出せないので…(笑)。 今田さん清霞が火を出したり、戦いの中で異能を使ったりするのは、私も想像の中でしかイメージがありませんでした。だから、実際にどんな風に火が出て、どんな風にお風呂が湧くのかなど、全部が想像だったので、完成作を観てびっくりしました。私は、アクションシーンも完成した映像で初めて観たのですが、いつも“静”の清霞とシーンをご一緒することのほうが多かったので、あんなに激しく動いている清霞を見て、感動しました。 渡邊さん異能は、自分の想像を遥かに超えていました。「もうちょっと手元に収まるぐらいのものかな」と想像していたんです。完成作品を観た時には、清霞のアクションもそうですが、その生々しさと、相反する壮大さみたいなものもあり、すごく素敵な描き方だと思いながら観ました。 大西さんいろいろな異能を使われる方がいるんですが、僕自身にはそこまでアクションシーンがありませんでした。完成した映像で他の共演者さんがアクションシーンをされていて、男のロマンというか、少年心をすごくくすぐられるシーンがたくさんありました。しっかりと殴る蹴るという場面もあるけれど、ところどころで出てくる異能にちょっとドキッとする感じがあって、そこも面白い部分だと感じました。 MC劇中に登場する異能にちなみ、皆さんが自分自身に備わっている異能、特技のようなものがありましたら教えてください。 目黒さんあります。プライベートでもよく使っている異能です。 大西さんすごい(笑)! 目黒さんご飯を炊く時に、お水を入れるじゃないですか。あれを一発で正確な目盛りの量の水を入れられます。(登壇者の皆さん:笑) 大西さんすごい(笑)! 目黒さんしかも地面に置かずに、片手で持ったまま、ぴったりにできる。 大西さん置けば良いじゃないですか。(登壇者の皆さん:笑) 目黒さんそこは置かず(笑)。 渡邊さんしかも(目盛りを)見ていないんでしょう? 目黒さん…見ていないです。 渡邊さん今の間は、見ている間だな(笑)。 目黒さん見ていますが(笑)、平衡感覚っていうんですか? 斜めになっていたら無理じゃないですか。そこは異能で調節しています。 今田さん私は特技というか、発見だったんですが、人よりもまぶたの可動域が広いなって…。(登壇者の皆さん:笑)。 MCそれはお芝居をしていても感じることですか? 今田さんそうですね。びっくりするシーンとか。(まぶたの開き具合が)結構行くなぁって…。 渡邊さん「私、結構行くな」って自分で思うんですね(笑)。 MCちなみに今、可能な範囲でそれを見せていただくことは可能ですか…? 渡邊さん(記者がカメラを構えた様子を見て)一斉にカメラが向けられましたよ(笑)。 今田さんすごく恥ずかしい。ちょっと待ってくださいね(笑)。行きます…!(今田さんが目を大きく見開くと、登壇者の皆さんから拍手と笑いが起こる。)大西さんすごい! 目黒さん確かに、誰でもできるようなものじゃないですね。本当にそれは特殊能力。(登壇者の皆さん:笑) 今田さん最近の発見でした。 渡邊さんできそうで、できないライン。でも、ギリギリ「良いな」とも思わない。(登壇者の皆さん:笑) 大西さん日常で使わないですよね(笑)。 目黒さん心も鍛えられそうな感じの特殊能力ですね(笑)。 MC渡邊さんは何か特技がありますか? 渡邊さん日常生活でも常に役立っているんですが、目視で人の身長を当てることができます。見ただけで、誰でも分かります。 目黒さん靴とか履いているじゃないですか。 渡邊さんその分も引くんです。昔、アパレルで仕事をしていたので…。 登壇者の皆さんおおー! すごい! 渡邊さん(履いている)そのヒールの分もちゃんと引きますし、兄が美容師なので、髪の盛り具合とかも分かります(笑)。 登壇者の皆さんすごい! MC登壇者の皆さんはオフィシャルで身長を公表されているので、私の身長を当ててもらっても良いですか? 大西さん行けます? 距離感とか。 今田さん難しそう…。 目黒さん(MCの身長を当てるべく、じっと目視している渡邊さんを見て)集中していますね(笑)。 渡邊さん(じっーっと目視を続けて)…そうですね、良いですか? (再び考え込んで)158センチ! MC正解と言いたんですが、159センチなんです。 登壇者の皆さん惜しい! 渡邊さんこれをやっていたのが、五年前だったので。(登壇者の皆さん:笑) MC私も一年ぐらい身長を測っていないので、もしかしたら縮んでいるかもしれません。1センチくらいは誤差だと思います。 目黒さんそこまで近い数字に行けるのはすごいです。 大西さんすごいです! 渡邊さん最近(特技を)使っていなかったので、ちょっと久しぶりだったから誤差がありました。(登壇者の皆さん:笑) 大西さん異能、僕もありますよ。いくつかあるんですが、その中で厳選したものを挙げると、友達同士でやっているゲームで、「マスクの下の口の形を当てるゲーム」があるんです。相手に口元を隠してもらって、変顔とか、ちょっとおかしな口をしてもらって「どんな口をしているか」を当てられます。 MC渡邊さん、お手伝いいただいても良いですか? 手で口を隠していただいても良いでしょうか。 大西さん変な、面白い口をしてください。 ■口を隠した渡邊さんを、大西さんが凝視。どのような口をしているのか、予想しました。大西さん(自信満々に)はい、分かりました。 MCでは、予想したものと同じ口を大西さんにもやっていただいて、お二人で同時に口元を披露してください。 ■「せーの!」で渡邊さんと大西さんが口元をオープン。渡邊さん、口元に力を入れた変顔。大西さんは、口元を突き出す表情。 大西さん全然ちゃうやん(笑)! (渡邊さんは)ちゃんと面白い顔をされていました? 悔しい。(恥ずかしそうにして)こんな恥ずかしいことあります!? 目黒さんどれも(どの異能も)メンタルが強くなりますね。 大西さんこの異能は、切り捨てたいと思います。 渡邊さん楽しい異能です。 目黒さん盛り上がる異能ですね。 ■公開直前! 幸せを掴み取れ。昔遊び三番勝負!MCここからはますます本作を盛り上げていくべく、大正時代にもあった昔なつかしい遊び「けん玉」「輪投げ」「巨大折り鶴」のゲーム対決に挑んでいただきたいと思います。勝利数が最も多い方が優勝となります。昔遊びのゲームに自信はありますか? 目黒さん昔遊びって、なかなかやる機会がないですよね。でも、気持ちだけは絶対負けないようにやります! 渡邊さん豪華賞品があるんですよね MC優勝者には、公開日の3月17日、撮影地にもなった三重県にちなんで、総重量3.17kgの高級松阪牛のサーロインステーキが贈られます! 意気込みをお聞かせください。 今田さん絶対に獲ります(笑)! 渡邊さん最初に謝っておきます。(自分が獲ります)ごめんなさい。 大西さん人って単純なんですね。お肉と聞いたら、すごくテンション上がってきました(笑)。 MCもしも同率だった場合は山分けになりますので、ぜひ一人勝ちを目指してください。 ■一つ目のチャレンジは「けん玉」。けん玉の最もポピュラーな技である、「とめけん」(けん先に玉を指す技)にチャレンジ。 MCけん玉が得意な方はいますか? 目黒さんMyけん玉を持っているメンバーもいます。 大西さんはい、実家にあります! “Myけん玉”あります。遊び感覚で買ったので、得意というわけではないです。 目黒さん僕は大皿に乗せるのも精一杯という感じです。(登壇者の皆さん:笑) 渡邊さん僕は、バラエティで「特技は?」と聞かれたら、「けん玉」と答えています。 登壇者の皆さんええー! 渡邊さん異能について聞かれた時、一回「けん玉」と書いたことがあります。(自信がありそうな表情で)一番、3.17kgに近い男です。登壇者の皆さんヤバい(笑)! 今田さん私も最近ハマっていて、けん玉を買いました。技とかもやります。 渡邊さん3.17kgに近い人ですか? 今田さん(自信がありそうな表情で)はい! MC“Myけん玉”率が高いですね。チャレンジは一回きりです。失敗したら、ポイントはゼロポイントです。ではまずは目黒さん、お願いいたします。 目黒さん行きます! ■会場に、チャレンジスタートの合図として「ベベン!」という三味線のような効果音が鳴り響く。突然の効果音に目黒さんも登壇者の皆さんも思わず笑顔をこぼしました。そんな中でチャレンジした目黒さんは、「とめけん」に失敗! 目黒さん(膝から崩れ落ちるも、自然とかっこ良いポーズになりながら)ああ…!登壇者の皆さんイエーイ! やったー! 目黒さんこれは難しい…! 渡邊さん失敗した後が、アホみたいにカッコ良かった。(登壇者の皆さん:笑) MCトップバッターの方にとって、「ベベン!」という音が鳴ることは想像つきませんよね。 目黒さん(チャレンジャーの皆さんに注意喚起するように)「ベベン!」があるから気をつけて! (登壇者の皆さん:笑) 大西さん「ベベン!」注意! 目黒さんもう一回やりたい。(登壇者の皆さん:笑) ■続いて、今田さんがけん玉の「とめけん」にチャレンジ。今田さん行きます!(ベベン!と効果音) ■今田さんも「とめけん」に失敗! 今田さんああ…! 悔しい! 目黒さんみんなミスれば同点ですから。 今田さんそうですよね! ■続いて、渡邊さんがけん玉の「とめけん」にチャレンジ。渡邊さんちなみに、バラエティでもほとんど成功したことないから。(登壇者の皆さん:笑) 行きます!(ベベン!と効果音) ■渡邊さん、「とめけん」に見事成功! 会場から大きな拍手が起こる中、渡邊さんは勝ち誇ったような表情でけん玉を高く掲げました。 目黒さんすごい! 大西さん(技の決まり方が)きれいだった! 渡邊さん今、3.17に一番近いです。(登壇者の皆さん:笑) 大西さんそれはちょっと悔しいな! ■続いて、大西さんがけん玉の「とめけん」にチャレンジ。 目黒さん落ち着いて。 大西さん行きます!(ベベン!と効果音) ■大西さん、「とめけん」に見事成功! 会場から大きな拍手が起こる中、大西さんは嬉しそうに笑顔を弾けさせました。大西さん緊張しました…! 渡邊さんしかも良い入り方。 目黒さんスッと入りましたね。 大西さんコツは、「ジャジャン」を聞かないことです。(登壇者の皆さん:笑) MCけん玉対決は、渡邊さん、大西さんに1ポイントずつ点数が入りました!(会場:拍手) 渡邊さん、コツは何でしたか? 渡邊さん膝です。膝、膝! (登壇者の皆さん:笑) 今田さん次で絶対にやり返します。 目黒さんまだ一つ目なので! ■二つ目のチャレンジは「輪投げ」 MCボードに1から9まで数字が書かれていますが、そこに向かって一分以内に輪を三つ投げてください。その合計得点が高い方にポイントが与えられます。 目黒さん9(の数字)に入れたら、9点もらえるということですよね。 MCそうです。三回連続で9に入ると最も高い得点になります。目黒さん、輪を操ることはできそうでしょうか。 目黒さん操れると思います…(苦笑)。けん玉がダメだったので、ここは頑張らないと。 ■まずは大西さんの「輪投げ」チャレンジ。 大西さん(自信をのぞかせつつ)何か行けそう! 行きます!(ベベン!と効果音) ■大西さんが投げた輪は、一つ目が「9」、二つ目も「9」、三つ目も「9」に見事にかかり、合計27点の高得点をゲット! 今田さん(次々と輪が「9」にかかる様子を見て)嘘や! 大西さんやったー! MCこの後に方々にプレッシャーがかかりそうです。「割と行けるのかな?」という気持ちにもなりますか? 渡邊さんなっちゃいましたし、若干ですが、やる気も削がれました。(登壇者の皆さん:笑) 目黒さん削がれないでください! 渡邊さん簡単? 大西さん一回「9」に入る感覚を覚えてしまえば、同じことをすれば行けるので一回目が大事です。 MC皆さん、身体能力が高いので成功していますが、イベント前にスタッフさんがやった時は全然入らなかったんです。 渡邊さんなんで僕たちの、身体能力が高い雰囲気にするんですか…。プレッシャーが(苦笑)。 ■続いて、渡邊さんの「輪投げ」チャレンジ。 渡邊さん行きます! (ベベン!と効果音)■渡邊さんが投げた輪は、一つ目が「9」にかかったものの、二つ目で外し、落ち込んだ様子を見せながら投げた三つ目も外してしまい、合計9点となりました。 渡邊さん悔しい! 目黒さん難しいですか? 渡邊さん簡単だと思っています。意外と入ります。でも一本しか入りません。(登壇者の皆さん:笑) MCだんだんコツが分かってくるので、あとのお二人は有利かもしれないですね。 今田さんプレッシャーがありますね。 ■続いて、今田さんの「輪投げ」チャレンジ。 今田さん行きます! (ベベン!と効果音) ■今田さんが投げた輪は、一つも数字にかからず…。0点となりました。 今田さんなんだかもう、悔しくもないです。(登壇者の皆さん:笑) 目黒さんその感情すらも湧いてこない(笑)。 今田さん悲しいです(苦笑)。 ■続いて、目黒さんの「輪投げ」チャレンジ。 目黒さん行きます! (ベベン!と効果音)■目黒さんが投げた輪は、一つ目が「9」、二つ目も「9」にかかりますが、三つ目は失敗…。合計18点となりました。 目黒さん(悔しそうな表情で、頭を抱えしゃがみ込みました) 渡邊さん調子に乗っていた? 目黒さん(渡邊さんと顔を見合わせ)僕ら、調子に乗ったタイプです。(登壇者の皆さん:笑) MC最後に迷いが出ましたか? 目黒さんそうですね。最後も「行けるかな」と思って調子に乗っちゃいました。 MCということで、「輪投げ」の勝者は大西さんです! 大西さんやったー! (会場:拍手)これは後にやる人のほうが緊張するかもしれないですね。 目黒さん(大西さんの輪投げが)マジで上手かった。 大西さん嬉しい! MCこれから特技として(アンケートなどに)書けるのではないでしょうか。 大西さん輪投げですか(笑)? 書きます! ■三つ目のチャレンジは「巨大折り鶴」 MC続いて、最後の戦いとなります。大きな紙が運ばれてきました。こちらの紙で巨大折り鶴を折っていただきます。誰よりも速く完成させた人が優勝ですが、そこでしっかりと鶴になっていないと不合格になります。鶴をきちんと折ってください。鶴が折れた方は手を挙げてください。 渡邊さんこれは最初に鶴が折れた人が1ポイント(獲得)ですか? MCそれがきちんと鶴になっていたら1ポイントです。 目黒さん最後だけ2億ポイントとか…。(登壇者の皆さん:笑) 今田さん逆転チャンス! MC(スタッフに確認しながら)なんとスタッフからOKが出ました。 目黒さんでもそれは、大西くんが決めることですね。やっぱり今トップなので。 大西さんでは最後は…2億ポイントで! (大西さんの懐の深い判断に、会場:拍手) MC鶴の一声で二億ポイントとなりました。ありがとうございます。では皆さん、「巨大折り鶴」にチャレンジしていただきます! ■一斉に「巨大折り鶴」への挑戦がスタート。それぞれが一生懸命に折り鶴を折り始めたものの、途中から折り方が分からなくなる人が続出。 大西さんどうやって折るんやったっけ! 渡邊さん(完全に手が止まり、気を取り直して一度元に戻して取り掛かろうとしつつも)二度と戻れなくなりました…。(登壇者の皆さん:笑) 今田さんこの折り紙、難しい…(苦笑)。 目黒さん(司会から良いペースで進んでいることが伝えられ)マジですか! 渡邊さん(紙の折り目をまっさらな状態まで戻し)最初に戻ってみました。(登壇者の皆さん:笑)目黒さん初心が大事ですからね。でも久しぶりにやると楽しいですね。今田さん(折り方が分からなくなり)あれ? 渡邊さん最初に戻ってみたら? (登壇者の皆さん:笑) 大西さんそのシステム、何なんですか(笑)! 今田さん(分かった!という顔で)あ! 分かった! あれ? でも何か違う… ■誰もなかなか完成できないことから、残り一分でゲームを終了することに。 今田さんできる、できる! 大西さん(残り時間を気にして)ヤバい! 今田さん(完成した様子で手を挙げる)はい! ■全員が折る手を止め、今田さんの鶴の完成度をチェック。今田さんが鶴の羽を広げてみると、完成していたのは不思議な形の鶴。会場も「あれ!?」と大爆笑となりました。大西さん思っていた鶴とちゃうかった! MCではあと7秒です。皆さん、取り掛かってください! 目黒さん(完成した様子で手を挙げる)はい! ■全員が折る手を止め、目黒さんの鶴の完成度をチェック。しかし完成していたのは、こちらも不思議な形の鶴。会場は再び大爆笑となりました。 大西さんできました! (開いて)良いですか!? ■大西さんの鶴の完成度をチェックすると、目黒さんの鶴と似てはいるものの、大西さんのほうが完成度が高い模様。 MCでは、美術ポイントで勝者を決めさせていただきます。勝者、大西さんです! 大西さんやったー!(会場:拍手) MC2億ポイントが大西さんに入り、三本勝負の優勝者は大西さんとなりました! (会場:拍手) 目黒さん、勝負はいかがでしたか? 目黒さんただただ悔しいですが、大西くんが、何ポイントですか? 2億2ポイント(笑)? 圧倒的な強さを感じました。 MC大西さんには、3.17kgの高級松阪牛のサーロインステーキの目録をプレゼントさせていただきます! 大西さん(目録を受け取り)やった! まさか先輩を差し置いてこれを持てるとは思っていなかったので、嬉しい反面、申し訳ない気持ちがあります。でも皆さんと一緒に昔のゲームができて、楽しくて、ワクワクしました。ありがとうございます! (会場:拍手)今田さん大西さんが強すぎて何も言えないです。楽しかったです。おめでとうございます! 大西さんありがとうございます。 渡邊さん全部のゲームでポイント取られたので、何も言うことないですが、僕は一応「2位でしたよ」ということだけ、皆さん分かっていてください。2位でしたよ。「けん玉」が僕のピークでした。(登壇者の皆さん:笑) 目黒さんみんなと笑いながら楽しく昔の遊びができて嬉しかったです。最後はなかなかの泥試合でしたが(笑)、その感じもすごく楽しくできました。ありがとうございました。 MC最後に目黒さんから、公開を待っている皆さんにメッセージをお願いいたします。 目黒さん本作はタイトルにも入っているように、 結婚から始まる純愛ラブストーリーです。その中に“異能”を使ったアクションだったり、守りたい人を必死に守るような姿、そういったものが詰まった本当に素敵な作品だと思います。たくさんの方、幅広い方に観ていただけたら嬉しいです。ぜひ劇場でご覧になってください。よろしくお願いします。(会場:拍手)
-
「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」公開記念舞台挨拶「僕のヒーローアカデミア THE ユアネクスト」公式サイト現在TVアニメ7期が放送中の大人気作品「僕のヒーローアカデミア」(原作:堀越耕平)、通称「ヒロアカ」の最新作となる劇場版・第4弾「僕のヒーローアカデミア THE ユアネクスト」が、8月2日より公開となりました。 8月3日には、公開記念舞台挨拶をTOHOシネマズ日比谷にて開催し、レギュラー声優の岡本信彦さん、梶裕貴さん、佐倉綾音さん、三宅健太さん、ゲスト声優の宮野真守さん、生見愛瑠さんが登壇。「ヒロアカ」ファンの生見さんには、「ヒロアカ」声優陣からアンナに相応しい「決めゼリフ」のプレゼントもありました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。公開記念舞台挨拶爆豪勝己役岡本信彦さん轟焦凍役梶裕貴さん麗日お茶子役佐倉綾音さんオールマイト/ダークマイト役三宅健太さんジュリオ・ガンディーニ役宮野真守さんアンナ・シェルビーノ役生見愛瑠さん■登壇者の皆さんが、客席通路を歩いてステージに登壇しました。岡本さん皆さん、恒例の声出し、いきましょう! (爆豪の声で)「みんな、“かっちゃ~ん”って呼んで!」 会場の皆さんかっちゃ~ん! 岡本さんありがとうございます。本日ここにいたであろうデク役の山下大輝くん(当日体調不良のため欠席)の思いも乗せて、盛り上がっていきましょう。よろしくお願い(スマッシュ!の感じで)シマーシュ! 梶さん(焦凍の声で)「みんな、“焦凍”って呼んでー!」 会場の皆さん焦凍―! 梶さん伝えておきます(笑)!いよいよ本作が公開して、ご覧になった直後の皆さんの熱量そのままに盛り上がっていけたらと思います。 佐倉さんじゃあ、行きます。(お茶子の声で)「“お茶子ちゃん”て呼んで!」会場の皆さんお茶子ちゃ~ん! 佐倉さんありがとうございます。伝えておきます。 三宅さん(ダークマイトの声で)「次は俺だ!」からの…(オールマイトの声で)「私が来た!」宮野さん今日お越し下さいましたガキ様たち、本日はよろしくお願いします。 生見さんはじめまして。本日はよろしくお願いします。 ■マスコミのフラッシュ撮影の時間が終わると、宮野さん・生見さん・三宅さんが各々ギャルピースなどのポーズを決め始める。MC逆に今ですか(笑)? すごいサービスですね。三宅さんまでやっている。 三宅さん指をつりました(苦笑) MC負傷者が出ましたので、リカバリーガールを呼んでください!それでは、お話をうかがう前に、昨日から公開されている本作ですが現時点で、早くも興行収入3.7億円、観客動員数26万人を突破しました! そして興行収入が40億円を狙えるほどで、劇場版「僕のヒーローアカデミア」歴代一位のスタートを切ったということでございます! (会場:拍手) 三宅さん(ダークマイトの声)「よ! 俺が来た!」 佐倉さん来てる来てる! 宮野さんあいつ(=ダークマイト)来たら怖いんだよな…。(登壇者の皆さん:笑) MC岡本さん、歴代一位のスタートですが、いかがですか? 岡本さんうれしいですね。いち早く山下大輝くんに伝えたいです。それと同時に、本誌の連載がめちゃくちゃ盛り上がっていて、しかも、残り一話というこのタイミングで、こんな朗報が聞けたのがとてもうれしく思います。ありがとうございます。 三宅さんうれしいですね。本当に、何で今日は大輝くんがいないんだ!(山下さんの身長よりもかなり低い位置に、山下さんを示すような動きをする) 岡本さんこんなに小さかったっけ(笑)?三宅さんでも、大輝くんも喜んでいると思います。何よりも、私は2役もやったので、うれしさも二倍でございます。ありがとうございます。(会場:拍手) MC会場の皆さんは本作をご覧になったばかりですが、どうでしたか?(会場:拍手)ちなみに、もう複数回観た方はいらっしゃいますか?(会場から手が挙がると、登壇者が驚きと喜びの声を上げる)いやあ、でも、皆さんの気持ちは分かります。 宮野さんお客様の気持ちが分かっているMCさんがいる! 佐倉さん(MCの)目がバキバキですよね!(登壇者の皆さん:笑) MC朝の四時から仕事をしているので、深夜テンションでお送りしております。 登壇者の皆さんお疲れさまです! 梶さん昨日公開したわけですもんね! もう三回目という人は?(会場から手が挙がる) え、いるんだ! じゃあ四回目?(会場から手が挙がる) もう、時間を考えたら、昨日から『ヒロアカ』しか観ていないでしょ。 岡本さんそうだよね。時間を考えるとね。 梶さんいやあ、猛者がいるもんですね。 岡本さん目がバッキバキになってそうだね。(登壇者:笑) MC佐倉さん、本作で劇場版は四作目になりますね。 佐倉さんそうですね。「ヒロアカ」の劇場版は、夏に公開されることが多いので、夏が来ると「ヒロアカの夏」って毎年言いたくなるんです。でも、公開できない年もあったので、またこうやって「ヒロアカの夏」が戻ってきてとってもうれしいです。(実際の身長よりも低い位置に目を向けて)ね! 大輝くん! 三宅さんいやいやいや。 梶さんどんどん小さくなっていっている。 岡本さん彼は妖精か何かなの? 梶さんイメージはね、それくらいの感じで「よしよし」って感じなんだけれども…。(登壇者:笑)MCそしてその四作目にゲスト声優として出演されたのが、宮野さんと生見さんですね。 佐倉さんマモさん(宮野さん)って、ヒロアカに出ていなかったんですね! 宮野さんそうなんですよ。 佐倉さん出ていそうなのに…! 宮野さん「出てそうな顔」しているんですよ!(会場:笑) 三宅さん一番ヒーローっぽいもんね! 梶さん満を持しての出演ですよね。 宮野さん(ネタバレになるので)細かい事は話せないですが、(生見さんと自分を指して)ここの二人、良かったでしょ?(会場:拍手) ヒロアカの中でも面白い関係性だったでしょ。僕らはまっすぐに演じたので、皆さんに伝わっていれば良いなと思います。 生見さんはい、そう思います! 宮野さんめるるは、元々『ヒロアカ』のファンだったんだよね。 生見さんはい! 本当にただのヒロアカファンだったので、作品に参加できてうれしいです。今日も皆さんにお会いできて本当にうれしいです! 佐倉さんめるるさんは、昨日本作をプライベートで観たんですよね? 生見さんはい。公開日にプライベートで観に行きました! 入場特典の本もいただきました!(笑顔で)うれしかったです。 MCご自身が演じている本作を劇場でご覧になっていかがでしたか? 生見さんもう夢みたいな感じですが、自分が出ているのはちょっと恥ずかしいですね。でも、作品はめちゃくちゃ素敵でした。 MCそして本作ではVaundyさんが、主題歌の「ホムンクルス」のほかに、もう一曲エンディング主題歌「Gift」を書き下ろしてくださいました。皆さんエンディングの曲はどうでしたか?(会場:拍手)「ホムンクルス」は、本作「僕のヒーローアカデミア THE ユアネクスト」をイメージしていて、「Gift」は「僕のヒーローアカデミア」全体の世界観を象徴する曲として作られたそうです。 宮野さん感動しますよね。それに、エンディングで初めて「ヒロアカ」を象徴した曲を聴くっていうのも粋ですよね。素晴らしいと思いました。 岡本さんいろいろなことが重なったタイミングで、アニメのほうはとても大変な事態になっています。絶望的な展開だったり、物語が最後に向かっているという中で、こうやってサプライズがあったり、いろいろな楽しみを与えてくれる、とても素敵な作品だと思います。 MCレギュラー組の皆さんにお話をうかがいます。本作の最後の戦いが、あの三人による三位一体の! 梶さん(小さな山下さんのことを示しながら)この子と一緒にね。 MCそうですね、見えない山下さんと…。(山下さんを風船やボールに見立てて遊び始めるレギュラー陣の皆さん)いやいやいや…。この部分は、何て記事に書かれるんでしょうか…。(会場:笑) 梶さん「宙を舞う山下大輝!」って書かれるんじゃない?(会場:笑) まあ、この三人のね…戦いがね。 岡本さん梶くんの轟と、爆轟の僕は、二人で一緒に収録ができたんですよ。一緒にできたのもうれしかったですし、最後の絵がすごくなかったですか?(会場:拍手) 迫力とかすごかったですよね。最初に観た時、信じられなかった。 梶さん三人にとってオールマイトという存在が、どれだけ大きかったかということは、これまででも伝わってはいたと思います。でも、それをあの熱量と言葉として聞けたのは、これから最終決戦にむかっていく上で、良かったですよね。爆豪と轟が背中合わせで、しかも一つの文章を二人で言う割ゼリフがあるんですよね。「いつの間にそんな風になっていたの?」と。 岡本さん同じ方向を向いているからこそね。 佐倉さんなかよぴ!(会場:笑) 梶さん(記者に向かって)「二人は“なかよぴ”」と書いておいてください!ここまで来ると、僕らもですが、1年A組が成長したことが感じられる作品でしたね。 MCアフレコ現場ではどんな感じだったんですか? 岡本さんなかよぴ。 佐倉さんぴっぴ? 梶さん(笑)。ぴっぴでしたね。 岡本さんぴっぴしていましたね。 ■佐倉さんが移動し、岡本さんと梶さんが並んで二人でポーズをとる。MCシャッターチャンスです! 佐倉さん、お気遣いありがとうございます。 岡本さん(恥ずかしそうに)いや、違う違う。 宮野さんで、どうだったんですか? 収録現場では。 梶さん本当にスムーズでした。 岡本さんどれぐらいの成長度合いなのかを話し合いながら進めました。演じるシーンがどこの時間軸なのか、アニメではココとココの間になってくると、ボロボロではないけれど、どれくらい成長しているのかというのを「見せつけるんだ!」という気持ちをね。梶さんそうだね。 岡本さんオールマイトにも見てもらいたい気持ちもありましたね! 三宅さん(オールマイトの声で)「見ていたよ!」 岡本さん&梶さんおお! 梶さん今のは、オールマイトの声ですよね? 三宅さん(ダークマイトの声で)「さぁ、どっちかな?」 宮野さんそのスイッチを入れるのはやめてくださいよ(笑)。 岡本さんどっちマイトだったんだろう? 三宅さんどっちマイトだろう? 宮野さん三宅マイト! MC三宅さんはどうご覧になりましたか? 三宅さん三宅マイト的にはですね。(会場:笑)劇場版一作目の時は、緑谷少年と共闘して戦うシチュエーションだったんです。でも、今回は僕としたら逆側にも回っていますからね。お二人も言っていた通り、三人の気持ちがダイレクトに聞けた時は、僕はダークマイトなのに、何だかうれしくなって、涙がこぼれちゃうような気持ちでした。 梶さんそう言ってもらえてうれしいです。 三宅さんそうやって来れば来るほど、逆に(ダークマイトの声で)「じゃあそれを叩き潰してやろう!」という興奮もあったりして、すごく盛り上がりました。 梶さん本当に、この声でダークマイトがしゃべるたびにイライラしていました。だって、僕たちのオールマイトの声ですから。 岡本さん「変なことを語ってんじゃねえ!」って、作中でも言っていますけれどね。 三宅さん(ダークマイトの声で)「皆さん、イライラしたかい?」(会場:笑) 梶さんすごい煽り方だなあ。でも、最後にデクがね…! 岡本さんあのスマッシュもすごくなかった? 三宅さんそう。 梶さんあらゆる都市名が出てきましたからね。(登壇者:笑) 三宅さん本当に、緑谷少年から今までに聞いたことがないトーンだったからね。あれはすごかった。 MC佐倉さんはA組の成長が見られる本作をどのように受け止めていらっしゃいますか? 佐倉さんお茶子は、「大切な場面」で「大切なものを渡す」シーンがあって、お茶子だからこその、今回のオリジナルキャラクターへのアプローチなのかなと思っています。今回、お茶子がこの役回りをもらえて良かったなって思いました。あと、これまでの劇場版ではA組の出番があまり多くないこともあって…。 梶さん他を描く必要があるというかね…。 佐倉さんでも、今回は結構活躍できました。劇場で観る「ヒロアカ」って、ちょっと特別なものがあるので、スクリーンでA組が頑張っているのはすごくうれしい気持ちになります。 MC宮野さん、本作のジャパンプレミア以降、ジュリオ沼にはまった人が続出しております。本作の公開と同時にSNSのトレンドには常にジュリオがいますが…。 宮野さんあいつカッコ良いんですよ。(登壇者の皆さん:笑) 本作を観て改めて「ジュリオってカッコ良いな」って思いました。 梶さん僕、いろんなところで言っているんですが、あらゆる“癖(へき)”がジュリオには詰まっているんです。 佐倉さんずるい! 宮野さん“癖”って言うなよ(笑)! 佐倉さん「CV:宮野真守」も含めてだよね! 梶さんそう。それも“癖”の一つですから! 佐倉さんそう! 梶さん分かりますよね、皆さん。いっぱいあるから! 宮野さん私も、やはり緊張したんですよ。劇場版で、皆さんの中に参加する身として、いきなり来た感じになってしまうのも嫌だし、ぐっと入ってくるのも大変ですから。だからこそ、収録の時に監督さんに、キャラクターのことをしっかり聞いて、ここに生きていたことが当たり前のように演じられれば良いなと思って演じました。まあ、いろいろと設定が盛り込まれていますが、生まれてから、今に至るまでのジュリオの人生が面白いなと思うし、だからこそ、丁寧な口調でも口が悪いと言う、矛盾したことが起こることもうなずけるんです。 三宅さん“ガキ様”ってすごいよね! 宮野さん僕の中の“癖”は、本作の監督が岡村天斎監督ということですね。三宅さんと僕が22年前に一緒にやった作品(「WOLF'S RAIN」/2003年フジテレビ系列にて放送)で、僕が初めてアニメで主役をやった作品の監督だったので、何だかエモいものがありました。 三宅さん何とか今日も一緒に立てたね! 岡本さん三宅さんが一番かわいいじゃないですか! 宮野さんよしよし。(すごく高いところの頭をなでるような仕草) 梶さん横にいるんだから、高さわかるでしょ!(三宅さんが飛び跳ねて、高さを合わせようとする) MCさて、生見さん、映画が大ヒットという事ですが、この状況はいかがですか? 生見さん私は、ヒロアカのファンなので、アフレコに参加できたことが夢のようです。今でも信じられないくらい、すごくうれしいです。 MC宮野さんの演じたジュリオの執事ぶりはいかがでしたか? 生見さんめちゃくちゃカッコ良いです。 宮野さんありがとうございます! 生見さん良い意味でギャップの塊で、すごく素敵だと思います。 宮野さん良い意味でギャップの塊? ジュリオがでしょ?(会場:笑) 梶さん良いこと言ってくれたじゃないですか。 宮野さん不満はないよ。アンナもすごく良いキャラクターですね。本作の中のキーポイントですし、大変だったと思います。生見さん助けていただいて、ありがとうございます。 佐倉さんずっと叫んでいましたよね? 宮野さん最後なんて苦しかったと思うんだけれど? 三宅さんそれもあって、ダークマイトに対する反応がすごいことになっています。 宮野さんいろんなことが要求されるキャラクターだったのに、素晴らしかったですね。 MC宮野さんと生見さんは、(Anime EXPO出席のために)一緒にアメリカへ行ったり番組に一緒に出たりして、絆は深まりましたか? 宮野さん&生見さん(笑)。(お互いに笑いあう) 岡本さん何それ! 佐倉さんアメリカで何かありましたか(笑)? 梶さん説明してよ。 生見さんすごく楽しかったです。 宮野さんアメリカに行けたこともそうですが、こんなにたくさんプロモーションをさせてもらえると思っていませんでした。いろいろな番組にも出させてもらって楽しかったです。 生見さん宮野さんは、すごく真面目な方なんです。 宮野さん言うな、言うな! 梶さんギャップだね! 生見さん本番前に、セリフをすごく練習していました。 宮野さん言うな、言うな! 生見さん一番面白かったのが、プロモーションでテレビに出る時に、「おはようございます」をずっと練習していたことです。 宮野さん言うな、言うな! 生見さんそこは必要あるのかな? って思ってました(笑)。 宮野さんめるるが、テレビのインタビューとかで、僕を褒めてくれるんですけど、言い方が、「普段はあっけらかんとしているのに」とか、ギャップの例えが悪すぎるんですよ(笑)。 生見さんいや、良い意味です! 宮野さん良い意味で「あっけらかんとして」って言う? だから、「裏では真面目なんですよ」って言われても、あまり褒められている気がしない(笑)。 MCこれで記事のタイトル決まりましたね。 梶さん「宮野真守、あっけらかん!」 宮野さん「あっけらかんとしているのに真面目」 梶さん「『おはようございます』を何度も練習」 MCちょっと宮野さんの真面目な部分が見えたところで、ここでコーナーに移りたいと思います。 梶さん(まだ盛り上がっている皆さんに)次にいきますよ! あっけらかんとしていないでください。 MC本作は、オールマイトの「次は君だ」という言葉がきっかけで生まれた敵<ヴィラン>と戦っていく物語で、オールマイトの意思を継承するという、「継承」が一つのテーマになっています。そこで、ベテラン声優陣の皆さんから、先日行われた本作のジャパンプレミアで「決めゼリフがほしい」と言っていためるるさんへ、決めゼリフを「継承」していただきたいと思います。(会場:拍手)皆さんには、めるるさんが演じる「アンナにぴったりなセリフ」を事前に考えてフリップに書いていただきました。最後に良いなと思ったセリフをめるるさんが継承して、言っていただければと思います。生見さん緊張する…。すごいプレッシャーですね。 佐倉さん全部を読んでもらえるんじゃないんですか? 梶さん読んでほしいですよね。 佐倉さんですよね! MC何か岡本さんだけ緊張されていますか? 岡本さん(梶さんと佐倉さんにフリップを見せて)言ってくれるかな? 佐倉さん事務所NGの可能性があります。 宮野さんちゃんとボケた?(会場:笑) 梶さんボケるの? 宮野さんフリップってそうじゃないの?(会場:笑) 生見さんバラエティやりすぎなんですよ! 三宅さん(TVに)染まったなぁ〜! 宮野さんだから(フリップが)二枚あるんじゃないの? 佐倉さんそれは予備で用意されたやつ! 宮野さん予備なんだ! (枚数が)あるとあるだけ書いちゃう! 梶さんいっぱいボケろじゃないんだよ。 MCこれは順番大事ですよね。じゃあちょっと緊張しちゃっている岡本さんからいきましょうか。 岡本さん継承ということだったので、ギャップも含めてこれですね!(会場:笑) ■岡本さんの継承したい決めゼリフ【クソが!】岡本さん「クソが!」(会場:拍手) 宮野さんああ、ガンバレルーヤの名言だ! 生見さんそっち? 梶さん岡本さんがやっているキャラクターが良く言うんです。 岡本さんでも、バラエティ的にはそっちもあるのかもしれない(笑)。 宮野さんガンバレルーヤのよしこさんじゃないんだ。 岡本さんよしこさんも「ヒロアカ」好きです!…僕自身、怒りの感情が湧きにくいんですよ。「何でかなぁ」と思ったんですが、かっちゃんが「クソが」とか暴言を言いまくったからだと思います。 宮野さんデトックス! 岡本さん心の毒素がなくなったみたいです。 宮野さんでも、言ってほしいかもしれない。めるるは、感情がいつもフラットなんですって。 佐倉さんセリフは口当たりも大事ですからね。一回言ってもらわないとですね。 生見さん「クソが!」(会場:拍手) 宮野さんめちゃめちゃ良い! (生見さんに)そういう役、待っています! MC次に梶さんいきましょうか? 梶さんアンナの決めゼリフですよね。 ■梶さんの継承したい決めゼリフ【私はヒロインなんかじゃない……ヒーローよ!!!】佐倉さん(梶さんの)字がかわいい! 梶さんそこじゃないだろ! 佐倉さんヒロインの字! MCでは、めるるさん言ってみましょう! ■梶さんが片膝をついて、生見さんに向けてフリップを構える。生見さん「私はヒロインなんかじゃない……ヒーローよ!!!」 梶さんありがとうございます!! 佐倉さん私は、今日がめるるさんと初対面でした。目を合わせるのも緊張しちゃうくらいめちゃくちゃかわいかったので、これをやってほしいなと思いました。 ■佐倉さんの継承したい決めゼリフ【めるるーん☆ アンナめるよ~☆ 皆のことめるめるにしちゃうめる~☆めるめるめるめ めるるめる~☆】宮野さん最低ですね。 生見さん本当に言うのが嫌なんですけど…(笑)。 宮野さんめっちゃ言ってもらいたそうな目をしていますね、悪い子ですね。 MC全部のセリフを言う流れになったことに、私も責任を感じています。 ■佐倉さんが、生見さんに向けてフリップを構える。生見さん「めるるーん☆ アンナめるよ~☆ 皆のことめるめるにしちゃうめる~☆めるめるめるめ めるるめる~☆」何これ?(会場:拍手) 宮野さん読みづらいと言う難点がありました。 佐倉さん実は、私も書いている時に、ゲシュタルト崩壊してしまって、何を書いているのか分からなくなっちゃいました(笑)。 MCではつづいて三宅さん、お願いします! 三宅さんそこまで毒を盛るとは思わなかった。じゃぁ箸休めな感じです。ダジャレで、「生見」を「ルックアットミー」にしました。 ■三宅さんの継承したい決めゼリフ【私はヒーローお姉さん ぬっくあっとみぃ♡】生見さん一番嫌なんですけどぉ〜(笑)! 宮野さんまさかのダジャレできました。 ■三宅さんが、生見さんに向けてフリップを構える。生見さん「私はヒーローお姉さん ぬっくあっとみぃ♡」 佐倉さん下の絵は何ですか? 三宅さんこれは…オールマイトのサインよ(笑)。 生見さんそれはほしい。 宮野さんオールマイトが言ってほしい言葉なんだね? 三宅さん(オールマイトの声で)「私はヒーローお姉さん ぬっくあっとみぃ♡」(会場:拍手) MC最後にフリップを二枚持っている、宮野さん! 宮野さん順番にやるなんて思っていなかったからさ! 三宅さん出してごらんよ! 宮野さんまずやってほしいのは、声優って必殺技を言うじゃないですか。だからちょっと自分の名前を必殺技っぽく言ってほしくて…。 ■宮野さんの継承したい決めゼリフ①【…アンナ シェルビ~~~~~ノ!!!】佐倉さんそれは言い方じゃない? 梶さんでも、必殺技っぽい。 MCお願いしてもよろしいでしょうか? 生見さん「アンナ シェルビ~~~~~ノ!!!」 登壇者の皆さんおお!! 生見さん意外と良いじゃないですか。 宮野さんでも、実はめるるは、決めゼリフを持っているから、考えなくても良いなと思っているんです。めるるが好きな決めゼリフはこれです! ■宮野さんの継承したい決めゼリフ②【(お手振りと顔芸つきで)こんにちは~】生見さん(笑)。そんな顔はしてないです! MCお願いしてもよろしいですか? 生見さん(宮野さんを真似しながら)「こんにちは~!」(会場:笑)確かに、これは良いかもしれない。 MCめるるさん、六個の中から選んでください。 生見さん一番言いやすかったのは…。 宮野さん佐倉綾音のセリフか。 佐倉さん「めるるーん☆ めるめるめるめ めるるめる~☆」 生見さん長くて覚えられないです(笑)。 でも、「こんにちは~」ですね。使いやすいです(笑)。 宮野さん「おはようございます」に緊張する宮野と、フラットな「こんにちは」のめるる! MC挨拶が大事ということで、「こんにちは」のアンナ・シェルビーノが誕生しました。めちゃくちゃ盛り上がりましたね。僕は佐倉さんの「めるめるめるめ」を噛み締めました。(登壇者の皆さん:笑)お時間となりましたので、最後にご挨拶をいただこうと思います。いよいよ週刊少年ジャンプでの原作が完結となります。劇場版やテレビアニメはまだまだこれからですが、「ヒロアカ」にとっては特別な年になります。そんな思い
-
「アキラとあきら」大ヒット御礼舞台挨拶「アキラとあきら」大ヒット御礼舞台挨拶「アキラとあきら」公式サイト「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」など数々の大ベストセラーを生み出してきた日本を代表する作家・池井戸潤さん。骨太なストーリーと多彩な感情表現で多くのファンを魅了する池井戸作品の中で、対照的な宿命を背負った若者のドラマを描く同名小説が、劇場版「アキラとあきら」となって8月26日より全国338館にて公開されました。9月8日にはTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて大ヒット舞台挨拶が開催され、竹内涼真さん、横浜流星さん、三木孝浩監督が登壇しました。メンバーが事前に公式SNSで募集した質問に全力回答するとともに、ティーチインも実施! 会場からの熱い感想に耳を傾けながら、真摯な答えを繰り出して大いに会場を盛り上げました。この日の模様を詳しくレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶山崎 瑛役竹内涼真さん階堂 彬役横浜流星さん三木孝浩監督竹内さん公開して10日ぐらいですか? 観てくださった皆さんから、うれしい言葉をたくさんいただいています。こうやって、また皆さんと一緒に同じ空気を吸える時間を持てたことがすごくうれしいです。「アキラとあきら」という作品が、皆さんに育ててもらい、どんどん、どんどん大きくなっている実感があります。自分の心も、すごく充実しています。短い時間ですが、今日もよろしくお願いします。 横浜さん皆さん、平日にもかかわらずお越しいただきありがとうございます。公開して10日。本当にたくさんの方に観ていただけていることを実感していますし、すごくうれしいです。 三木監督公開してからも、SNSやネットでうれしい感想をたくさんいただいています。主演二人の熱さや思いの丈が皆さんに届いたんだと、本当にうれしく感じております。今日は観終わった後ということで、その熱さを共有しながら、楽しいお話できればと思います。 MC公開初日のアンケートでは、満足度が驚異の93.8パーセント。SNS上でも絶賛の声をたくさんいただいています。いくつか、いただいた感想をスクリーンに映し出してみようと思います。 ■「泣けた!こんなに泣ける作品とは知らなかった!」「控えめに言って最高だった」など、スクリーンに観客の感想コメントが投影される。三木監督(「こんなに泣ける作品とは知らなかった!」というコメントを見て)そうなんですね。 竹内さんそういう声が多かったんですね。(「真っ直ぐで信念を持って、真剣に仕事に向き合う気持ちを思い出させてくれる映画でした」というコメントを見つけて)働いている方や、毎日お仕事を頑張っている方へのエールになったという感想は、やっぱりうれしいですね。 横浜さん今、竹内くんが言ってくれた言葉(読み上げた感想)は、やっぱりうれしいですね。僕らは「仕事を頑張っている人たちにエールを送れたら」と思っていたので、作品が届いているんだと感じました。「やっぱり池井戸潤原作の作品はいいなーって思った。個人的には今年に観た邦画、ナンバーワン」というコメントもあります。 竹内さんこれはうれしいですね! 横浜さんうれしいですね。その人にとって「この映画が一番良い」と言ってくださるというのは…。 MCこのような熱い感想が届いていることに関して、改めてどのように感じられましたか? 竹内さん本作の制作過程では、一生懸命にやり、監督や流星くんと、たくさん話し合いをしながら取り組んできました。こういった感想をもらうためにやっていたかと言われると、そうではないんです。観てくださる人にはいろいろな角度からの見方、評価、感想があると思うので、そこは本当に未知数なんですよね。こうして実際に本作が公開されてから少し経ってみると、僕らとしてはちょっと予想外な反応をもらったりすることもあります。「泣ける作品です」というのは、番宣の時に僕らも言っていないと思うんです。こうやって可能性のある広がり方をしているというのは、僕ら作り手としては、すごくうれしいことだと思います。横浜さん汗水をたらしながら(映画づくりを)やっています。僕らは、さきほど竹内くんが言ったように、そのために頑張っているわけではないんですが、観てくださる方々からこういった熱い言葉をいただけると、「報われたな」「報われているな」と感じます。うれしいです。 MC周りの方からの反応は、どのようなものがありましたか? 竹内さんどこらへんの感想が良いですか(笑)? 最近、家族からはあまり感想とかをもらえなくなってきて…(笑)。直近で言うと、今ドラマをやっているんですが(テレビ朝日系列で現在放送中の木曜ドラマ「六本木クラス」)、ドラマチームの監督さんや、僕のスタイリストをしてくれているチームの方が観てくれました。「すごく良かった」、「毎日、前向きに仕事を頑張れる気持ちになった」という意見をくれました。「六本木クラス」の監督は、(瑛と彬の)二人がお互いを求め合って、社会人として(壁を)乗り越えていく過程にすごく感動したそうで、めちゃくちゃテンションを上げて現場に来ていました(笑)。 横浜さんうれしいですね。 竹内さんめちゃくちゃうれしかった! (「アキラとあきら」チームに)「『素晴らしかった』と伝えておいてください」と言われました。そういえば、今思い出しました。 MC「ライバルでもある、(瑛と彬の)二人の関係性がうらやましい」という感想がすごく多いですね。 竹内さんこの映画内でもそうですが、ライバルというか、良い意味で意識し合っている二人というのは、すごく良い関係ですよね。 横浜さん僕の周りでは親と同級生が観てくれたんですが、「良かった」。それだけでした。(登壇者の皆さん:笑) 竹内さんその「良かった」に集約されているんだよね。横浜さん(うなずきながら)「良かった」にすべてが込められているのかな。でも、観てくれてただけでうれしいです。 MC三木監督は、これまで青春恋愛映画をたくさん撮られてきました。今回は、客層の雰囲気としても違ったところがあったと思います。監督の周りでは、どのような反応がありましたか? 三木監督映画の関係者の方々の中には、「ティーンの恋愛映画をよく撮ってきた三木孝浩が、池井戸原作をどう映画化するのか」というところで興味を持ってくれた人がいました。観た後の感想を聞いて「“二人の主役”というところが良かったのかな」と思いました。未熟な二人が意識し合い、反目しながらも、だんだんと絆を結び、「二人じゃないと、その高い壁を越えられない」というところに行き着く(という内容)。それはある種、これまで自分がやってきた恋愛映画のフォーマットと近い気がしました。僕が過去に撮った作品も、恋愛そのものを描くのではなく、「それぞれが“あるべき姿”に向かって、一生懸命もがいて、成長していく過程を描きたい」と思いながらやってきました。それは、この二人の友情物語も一緒だと思っています。「僕が描きたい映画ってこういうことなんだ」と、いろいろな感想や評論を見て気づかされました。 MC“二人の主役”というお話がありましたが、竹内さんは以前「今このタイミングで横浜さんと二人で主役をやれることが、すごくうれしかった」とおっしゃっていました。 竹内さん二人で一緒に取材を受けていても、(二人の主役について)結構聞かれるんです。(横浜さんとは)同時期にヒーロー(「仮面ライダードライブ」竹内涼真さん出演/「烈車戦隊トッキュウジャー」横浜流星さん出演/両作品ともに2014年テレビ朝日系列にて放送)をやりながらも、なぜかこれまで交わらず、なぜか東映撮影所でも話さずに、ここまで来ました。でも、以前からお互いのことを知っている。「アキラとあきら」をやることになった時に、もう一人の“あきら”が横浜流星くんだと聞いて、「今、一緒にやれるんだ」と思って僕はとてもうれしかったんです。実際に一緒にやってみて、考えているポイントやタイミングなど、いろいろと絶妙な部分でマッチする部分もありました。やっぱり、流星くんは熱いんですよね。そして、真面目なんです。やっぱり僕は、真面目な人が好きです。熱くて真面目な男が好きです。そういう人たちと仕事をするのは楽しいし、現場でも熱い気持ちで戦っていれば、今回の「アキラとあきらの」ように、僕らが心から喜べるような感想ももらえるんだと思いました。 横浜さん僕も本当に、今一緒にやれて良かったと思っています。特撮が終わって、数年後に共演していたとしたら、こんなに距離が縮まっていないかもしれないですね。お互いに尖っているものが取れて、丸くなり、(そういった時期だったからこそ)距離がぐっと近づけたと思います。(特撮作品で)同時期に戦っていた二人が、またここで戦えるというのは、すごく感慨深いです。僕も裏表がなく、熱い人が大好きなんです。竹内くんも言ってくれたけれど、僕も熱い人が大好き。志が一緒なのかな? 向かっていく方向が一緒なので、そういう人と仕事できるということは、すごく幸せなことですね。だからこそ今回の撮影は、本当にとても楽しかったです。MC公式SNSでは、事前に質問を募集していました。こちらにも熱い質問がたくさん届いています。 【質問】買ったポップコーンが全然減らないほど面白かった。あっという間すぎて、10回は観たいです。お三方に質問です。作品の中で瑛と彬にとっては、入行してから十数年の年月が経過していきます。その年月の変化をどのように演じられましたか? 演出、見た目、役作りなどがどのように変化していったのかを教えてください。(40代女性会社員) 竹内さん(映画の)二時間の中で、かなりの年月を過ごすことにはなるんですが、今回、僕がこの役を作る上で一番大事なポイントだと思っていたのは、幼少期と「最後にどういったゴールを迎えるか」ということでした。ゴールに向かって、少しずつ成長しながら人間関係を育んでいきます。人間関係の中でも瑛と彬の築く関係はとても大事なもので、二人の(セリフや感情の)キャッチボール、そして“離れていても、必ずどこかでお互いを求め合っている”という意識を大切に演じました。また監督、流星くんも一緒に、お互いのスーツのシルエットの違いなども話し合って、少しずつ微妙な部分は出していました。もちろん年月に関しては心のどこかには置いていましたが、そこが一番重要なポイントではないので、そんなに意識はしていないです。やっぱり自分がいる場所も変わるし、階級や場所も変わっていきます。その周りの人とのコミュニケーションを大事にすることによって、自然と自分の成長が描けると思っていました。僕は、本作が「年月を見せる映画」ではないと思ったので、周りの人たちとのセッション、流星くんとの、瑛と彬としてのやり取りを一番大切にしました。あと、髪型はこだわりました。渾身のバンカーの髪型です。(登壇者の皆さん:笑) キリッとね、サイドはハサミを使わずにバリカンで刈り上げる。渾身の“アキラヘア”なんです(笑)。横浜さん年月か…。今回は30代までを演じましたが、僕はまだ25歳なので、想像でしかない部分もあります。ただ見た目に関しては、新入社員の時はああいった髪型をしているけれど、社長になると髪の毛を全部上げていたり、声のトーンなどもおそらく年を取るにつれて、変わってくると思うんです。あとは所作、立ち居振る舞いなども気にはしていました。でも一番大事なのは、(キャラクター同士の)会話なので、会話をしながらその時に生まれる感情を大事にしました。また、階堂は最初は鎧をまとっているけれど、山崎と出会ったことでどんどん削ぎ落とされていきます。そうすることでより熱くなっていくんです。その“削ぎ落とされていく”ということは、ポイント、ポイントで、意識しました。 三木監督新入社員時代の二人は、それぞれが足りないものをお互いに補い合って、成長していきます。その成長過程があれば、年月が描けると思っていました。シーンごとに、「瑛と彬は、相手のこういうところを得て成長したんだな」と観てもらえたら良いなと思いました。 【質問】皆さんの熱い演技に心打たれて、「作品を作る上でどれだけ努力してきたんだろう」と思うと、その部分でも涙を流してしまいました。話の内容はちょっと難しい部分もありましたが、とても良い作品だと感じました。今回の映画では“宿命”がキーワードになっていますが、宿命はあると信じますか?(10代女性) 竹内さん分かりません(笑)! 横浜さん同じく、分かりません(笑)! 竹内さん僕らはこの映画の宣伝をたくさんしてきたから、そこで“宿命”という言葉をよく聞きました。それまでは考えたことがなかったな。 横浜さんそうですね。この作品を機に考えたという感じですね。 三木監督“宿命”については分からないですが、“巡り合わせ”はあると思っています。僕は、竹内さんと横浜さんそれぞれの主演作(「青空エール」2016年公開/出演:土屋太鳳、竹内涼真。「きみの瞳が問いかけている」2020年公開/主演:吉高由里子、横浜流星)を撮ってきて、今回は二人が主役の作品をこうして撮ることができました。サイクルというか、タイミングや巡り合わせってあるんだと感慨深かったです。さきほども「同時期に特撮をやってきた」という話がありましたが、今このタイミングの巡り合わせで(二人を主演にした映画を)やれるという運命、縁みたいなものはすごく感じました。 竹内さん確かに。タイミングはあるかもしれないです。“宿命”という言葉でくくると難しいですが、「この仕事をやるか、どうしようか」と考える時のタイミングとかって、自分の中である? 横浜さんあります。 竹内さんあるよね。そういうのはあるかもしれないです。宿命という言葉を使うならば、「今回こういう形で自分の方にまわってきたとしたら、僕はこれをやる宿命なのかな」など、そう感じながら「やります」という時はありますね。 【質問】夏休みに息子をポケモンの映画に連れて行った折に、この映画の予告編を観て名作の予感をひしと感じ、公開二日目に観に行きました。もうすでに二回鑑賞しました。山崎瑛は人を救うことを志し、階堂彬は家業を救うことを志し、それぞれバンカー、経営者として、大きな困難を乗り越えました。竹内さん、横浜さんが、役を演じる上で“志していること”はどんなことでしょうか?(40代男性会社員) 竹内さん真面目な話になっちゃいますね。志かあ…。(深く考え込む) 横浜さん(こちらも深く考え込みながら)志していることですよね…。自分が生きる役を誰よりも理解して、愛して、その世界で違和感なく生きることですかね。そして(演技は相手との)会話なので、さきほども言いましたが、決めていくのではなく、作り込みすぎず、生の感情を大事にできれば良いなと思いながら、いつもやっています。 竹内さん流星くんが言ったように、僕が、今本当に楽しい瞬間というのは、会話やセッションなど、自分で作り上げた人物を演じながら、現場で周りの人物とキャッチボールをしながら、「そこで何が生まれるのか…」ということにすごくドキドキ、ワクワクする時なんです。100パーセント、毎回充実できたら良いんですが、100パーセントに辿り着くことはやっぱり難しいし、障害も出てくるし、気になることやストレスのかかることもたくさんあります。それでも演じることが好きな我々は、やっぱりその100パーセントに向かっていくことが幸せだし、そうやって充実させたものをお客さんに観てもらって、うれしい言葉をいただければ、一つ報われるという感じですね。時間が押しても良いんですよ。現場でみんな一緒に「ああでもない、こうでもない」と言いながら、そうやって楽しくやれることを志しているのかもしれないです。その結果、作品が良くなるかもしれないし、もしかしたらつまらなくなるかもしれない。これは出来上がってみないと分からないです。そうやって試行錯誤しながら、延々と追い求めている感じなのかもしれないです。 【質問】気づけば大人になって久しく、少し疲れて、それでも人生に迷いがちな日々です。若い二人が全力で突き進む姿にハートを燃やして生きることの大切さを思い出すことができました。山崎瑛が、(劇中に登場するアイテム)ベアリングペンダントに問いかけながら原点に立ち返るシーンがとても印象的でした。お二人は決断に迷った時に拠り所にしているものや考え方などはありますか?(40代女性会社員) 三木監督先ほどの竹内くんの言葉と近いかもしれないですが、僕が仕事をしていく上で「ヤバい、苦しい、辛い」と思った時に一つ、大事にしている言葉があります。矢沢永吉さんが言った、「楽しめ」という言葉です。苦しい自分を客観的に見て、そういった状況も楽しんでしまう。ロールプレイングゲームじゃないけれど、ゲーム感覚で「過酷な状況をどうやってクリアしていくか」を楽しむような心の余裕があれば、乗り越えられる気がしています。その矢沢さんの言葉は、苦しい時に思い出したりします。 MC横浜さんはいかがでしょうか。迷った時に立ち戻る場所や、助言を求める人などはいますか? 横浜さん仕事で言うならば、事務所に行ってマネージャーに聞きます。(登壇者の皆さん:笑) 竹内さんマネージャーとの話し合いだよね。これは、一番大事なんですよ! マネージャーとは二人三脚なので、マネージャーの意見と僕らの意見が良いところで一致すると、うまくいきます。 横浜さんあとは(ファンの)皆さんのことを考えたり…。さっきも、マネージャーさんと「どうしようか」という話をずっとしていました。 竹内さんさっきもスケジュールの確認をしていたよね(笑)。 横浜さんいろいろと話をしていました。でも、決断に迷ったら「どちらの方が心躍るか」を考えます。でも基本的に、迷うことはないですね。自分が信じた道がきっと正しいと思っているので、「楽しい」と思った方を選びます。 竹内さん「自分の居場所を、どこに置くと幸せにつながるか」ということを考えるかな。僕が追い詰められている時はだいたい、ある夢を見るんです。「高校時代のサッカーの監督にめちゃくちゃ怒られる夢」(笑)。その夢を見ると「追い詰められて、悩んでいるんだな」と思います。 【質問】私の息子は銀行員で、入行して四年目です。先日本作を一緒に観に行きました。立派なバンカーになれるよう、息子に熱いエールを送ってください。(50代女性) 三木監督これはもう、仕事をしていたり、就職活動を始める人や悩んでる人、すべてにエールを送りたいですね。 横浜さんこの映画を観てください。(登壇者の皆さん:笑) 竹内さん確かに、それがエールになるね。あとは、ファイトー! 行けー!とかですかね(笑)(登壇者の皆さん:笑)僕らもクランクインする前に勉強をしましたが、“融資する、しない”という仕事は、ものすごく大変なことがいろいろが動いているし、もし失敗したら…というリスクもある。(融資先が)日本を代表する企業になる可能性だってあるわけですからね。銀行員として、日本を背負っているわけですから、「頑張れー!」…なんて言っている場合じゃないかな。 横浜さんみんな頑張っていると思うんですよね。 竹内さん僕らは今回、銀行員の役を演じたからなのか、最近は銀行の前を通りかかると今までとはちょっと違う気持ちで見てしまいますよね。「いろいろ抱えているんだろうな」「頑張っているんだろうな」って思います。映画の中でも「4800人を救う」とか「稟議が通る」「融資をする」「融資をしない」といった展開がありましたが、やっぱりそれだけの人の人生を背負うわけですから、自分を信じて、自分を見失わずに頑張ってほしいですね。MCここからは会場の方からも、質問を受け付けたいと思います! 質問がある方! (会場から手が挙がる) 竹内さん、どうしましょうか。 竹内さんでは目の前の、ピンク色に髪を染めている女性。あなたのアピールが届きました(笑)。 Q私はまだ就職を考えていないんですが、これから先にたくさん困難があっても、二人の姿を見ていたら頑張っていけそうな気がしました。(涙ぐむ)うれしくて…すごくファンなんです。初めて会えて、本当にうれしかったので…(涙)。毎日、本当に頑張ります! ありがとうございます。 竹内さん「頑張る」という報告だね。本当にうれしいね。(会場:拍手) MCせっかくなので、何か質問はありますか? Q竹内さんは、なぜそんなにスタイルが良いんですか? (登壇者の皆さん:笑) 横浜さんそれは僕も思っていた。 竹内さんすごい質問が来たな。僕のお父さんの身長が182センチなので、だいぶ遺伝で受け継いでいます。そこには感謝しています。僕のお母さんは160センチないくらいなので、お父さんの遺伝子が強めだったのかな。ただ太らないように日々の食事には気をつけたり、トレーニングもしています。そんなに簡単にこれを維持しているわけではありません。僕も頑張っています(笑)。一緒に頑張りましょう。(会場:拍手) MCもう1問、いきましょう。横浜さん、どうしましょうか。 横浜さん今、僕を応援してくれている方だったので、次は竹内くんを応援してくれている方にしましょう。(会場を見渡す) 後ろの方の方。Q(指名されたことに驚き)ええ! すごく本作、面白かったです。最後のベアリングが(伏線になって)つながったところで、グッときました。 MCでは、お隣の方のご意見も聞いてみましょう。 Qその最後のシーンが、(説明もなく)無言なところがとても良かったです。(瑛と彬がお互いの)顔を見て分かったんだと感じられたところが、とても印象的でした。質問ですが、撮影中一番難しかったシーンについて教えてください。 三木監督クランクインして一発目のシーンとなった、研修ファイナルのシーンは序盤の山場でしたね。そこで役柄をつかまないといけないから、二人も撮影前に準備をしてくれていました。エキストラさんもたくさん参加してくれたシーンです。あそこを乗り越えられたから、その後もスムーズに行ったという感じがしています。 横浜さん撮影的に、あのシーンは大変でしたね。あそこで僕も山崎との距離感をつかめたし、階堂としても「こういれば良いんだ」というのがつかめました。 竹内さん確かに、最初の研修での戦いのシーンは印象的ですよね。(質問をくれた)お二人がおっしゃってくださった最後のベアリングを拾うシーンは、一回撮った後に、もう一度撮り直しをしたシーンなんです。「無言でいるのが良かった」という感想をいただきましたが、どちらとも受け取れるラストにしたくて…。「完璧にお互いが通じ合っている」と思う場合もあるし、本当に宿命として二人がつながったのかは、観てくれた人に委ねたいという話し合いが(現場で)あって、ああいったシーンになりました。 MCでは最後に、竹内さんと横浜さんからメッセージをお願いいたします。 横浜さん本日はありがとうございました。熱い言葉をくださったり、皆さんが思いの丈をぶつけてくださり、本当にうれしかったです。幸せな時間でした。まだまだ本作の上映は続きますので、最後までよろしくお願いします。「アキラとあきら」を愛してください。ありがとうございました。(会場:拍手) 竹内さん映画を観てくれた皆さんからの言葉をたくさんいただいて、「アキラとあきら」という映画がこれからどんどん可能性を広げて、大きくなっていくんだと、自分自身でも自覚できました。すごく撮影も充実していて、流星くん、三木監督とセッションをしたその結果が、この映画に詰まっていると思います。「アキラとあきら」が、皆さんの生活や、毎日仕事を頑張りながらも腰が重くなったり、辛くなった時に、すっと手を伸ばしてくれる一つの鍵となれば、僕らとしてはすごくうれしいです。これからどんどん、この映画が皆さんの手に渡っていくことを心から祈っています。今日はありがとうございました。(会場:拍手)
-
「百花」初日舞台挨拶「百花」初日舞台挨拶「百花」公式サイト映画プロデューサー・脚本家として「告白」(2010年公開/主演:松たか子)「悪人」(2010年公開/出演:妻夫木聡 深津絵里 他)「モテキ」(2011年公開/主演:森山未來)「君の名は。」(2016年公開/主演(声の出演):神木隆之介 上白石萌音)を送り出してきた川村元気さんが、初めて長編映画の監督を務めた「百花」。川村監督自身の体験から誕生した、記憶と愛の物語を綴る小説をベースに、菅田将暉さんと原田美枝子さんをW主演に迎えて映像化しました。 公開初日となる9月9日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催された初日舞台挨拶には、菅田将暉さん、原田美枝子さん、長澤まさみさん、永瀬正敏さん、川村元気監督が登壇しました。上映後ということで深く掘り下げたコメント、それから共通のお題にこたえるなどした、こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。「百花」初日舞台挨拶葛西 泉役菅田将暉さん葛西百合子役原田美枝子さん葛西香織役長澤まさみさん浅葉洋平役永瀬正敏さん川村元気監督菅田さん本日は、初日から映画館にお越しくださり、本当にありがとうございます。(口コミなどで)ぜひ宣伝していただけると嬉しいです。 原田さん映画を観たいと思っても、映画館に足を運ぶのは、きっとすごくエネルギーがいることだと思います。今日は、こんなにたくさんの方が来てくださって、観てくれたことがとっても嬉しいです。 長澤さん席が満員で「映画館に活気が戻ってきたなぁ」と感じられて本当に嬉しいです。本作がたくさんの方に愛されますように、よろしくお願いいたします。 永瀬さんぜひお帰りになったら、いろいろな方に本作を広めていただければと思います。 川村監督メディアでも、ワンシーンワンカットなどの話がいろいろと出ていますが、すべては映画館で観ていただくために頑張ってやったことです。ここにいらっしゃる皆さんには心から感謝したいと思います。 MC作品の完成おめでとうございます。こうして初日を迎えた今のお気持ちをお話ください。 菅田さん当たり前のように、決めた初日に映画の幕が開いて、お客さんがいらっしゃる前でこうして舞台挨拶ができることが、今、本当に嬉しいです。一年前に撮影をしましたが、(ほかの作品の公開)延期が多かったので、本作は公開までが早く感じました。原田さん今日は、試写会じゃないんですよね。コロナ禍になり、映画館自体が営業できなくなって、入場数の上限が何パーセントとかでしたので、今こうして100パーセント入れること、そして初日にわざわざ来てくださったことが本当に嬉しいです。できれば皆さんに映画の感想を伺いたいぐらいです。 MC今回の菅田さんとの共演はいかがでしたか。 原田さん撮影中は、「菅田さんがどんな人なのか」を気にかけるような余裕はありませんでした。母の百合子の側から泉を見ていた感じです。菅田さんもそうだったと思います。撮影から一年が経ち、本作の宣伝活動をするようになって、「菅田さんって良い奴だな」と思いました。 菅田さん(頭を下げて)あざっす! 原田さん真摯で一生懸命に良いものを作ろうとしてくれました。普段は、「僕にまかせて!」という感じの男気もあります。息子のように年は若いですが、頼れます。またいつか、一緒に仕事ができたらと思っています。菅田さん(原田さんのコメントに対して)本当にありがとうございます。作品をご覧になった皆さんなら、分かると思うんですが、母と息子の会話が成立しないお芝居をしています。ですので、次はぜひほんわかしたコミュニケーションをとりたいです。 原田さんはい、ぜひ! MC楽しみにしています。長澤さんは撮影の日々を振り返ってみていかがですか。 長澤さん私の撮影は数日でしたので、「どんな作品になるんだろう?」という感じで、お二人のことを傍観者として見ていたように思います。この作品は、自分が観た時に、「これは映画館で観てほしい」とすごく思ったので、初日にこんなにたくさんのお客さんがいてくださることは夢のようです。ここから、たくさんの人に届けば良いなと思っています。 MC「映画館で観てほしい」とおっしゃっていましたが、特にどのようなところが? 長澤さん全編にわたり映像が美しいです。そして、現実なのか、過去の記憶や幻想なのか、それを映画体験としてご自身でご覧いただきたいと思いました。 MC永瀬さんは、原田さんとの共演はいかがでしたか。 永瀬さん本当に嬉しいです。ただ、なかなか菅田さんと長澤さんに会うのが……。監督が素晴らしい作品に仕上げられたと思うので、それを観てもらえるのは喜びです。菅田さん、長澤さんとは同じシーンがなかったので…僕の役柄的には同じシーンがあるとまずいんですが…また何かでご一緒したいです。MC永瀬さんが素晴らしいと思われたのはどんなところでしょうか。 永瀬さんネタバレはまずいですよね? とある場所で百合子さんの記憶がループするシーンがあります。そこで、僕の名前を叫んでもらった時に、役者としてはダメなことなんですが、すごく引っ張られて、振り向いて、駆け寄って、抱きしめたくなりました。そのシーンで原田さんが演じられた「魂の叫び」をしっかりと観てもらいたいです。ですから、ぜひ明日も来て(ご覧)ください! MC監督は、ご自身の作品が大スクリーンに映し出される日を迎えていかがでしょう。 川村監督プロデューサーとして、ずっと映画を作ってきて、この作品が40本目になります。自分でも結構作ってきたと思うんですが、いろいろな方から「自分で作るとストイックなものを作るんだね」と言われています。僕のおばあちゃんが認知症になって、記憶を失っていくというよりは、いろいろなことを思い出していって、まさに百花繚乱でした。子どもの頃に好きだったお菓子のこと、好きだった男性のこと、そういったことを思い出して、余計なものが落ちて、大切なものだけが残る様を見ていて「百花」というタイトルをつけたところもあります。おばあちゃんは亡くなりましたが、今日の劇場の様子を見たら、「お墓に報告に行ける」と思いました。(お客さん:拍手) MC本日は、映画を観終えたばかりのお客さんですので、いろいろ具体的にお話いただければと思います。 菅田さんまだ自分のシーンはフラットに観られないですね。原田さんと永瀬さんのキッチンのシーンで、二人の手が触れ合うカットが美しいですね。お客さんとして観る時と、泉として観る時ではちょっと違いますが、息子目線ではなまめかしくて「気持ち悪い」と思ってしまうのですが、それでも美しかったです。 MC原田さん、振り返ってみていかがですか。 原田さん(永瀬さんに)……振り返れませんね?(苦笑い) 永瀬さん(撮影時は)精一杯でしたね。 菅田さんすごくきれいでした。 MC原田さんの思い出は? 原田さんどこも思い出深いですし、インパクトがありました。私は中に入りすぎていて、十年ぐらいしないと、この作品はちゃんと観られないと思います。それでも菅田さんとの湖での花火のシーンは、すごい体験でした。お芝居も濃かったですし、目の前で打ち上がる花火を前に撮影をするということで、皆さんが用意してくださいました。映る側だけでなく、スタッフも、そのワンカットに懸けて働いてくれました。皆さんの思いも含めて、一つの映像になっていくのだとつくづく感じました。 菅田さん改めて本作を観て思いましたが、よく成立しましたよね。 川村監督花火の打ち上げは、予算の関係で三回まででしたから…。実は、あの時の撮影の裏側では怒号が飛び交っていました。 菅田さんそうでしたね。 川村監督花火師が、火をつけると三十秒で点火して、そこから打ち上がるので、そのタイミングとお芝居を合わせないといけなくて……。実は、そんなふうにすごく計算されていましたが、そうは見えないですよね? 菅田さん見えないですよね! 川村監督お二人のお芝居が自然でしたから! 菅田さん直前まで「このセリフまでは三秒に一回、このセリフからは四秒に一回」と告げられましたが、結局僕らは本番でそんなことを考えられないから……。 原田さんそうですね、はい。 菅田さんだから「よく成立したな!」と思います。 MC緊張もしますよね? 菅田さん緊張もしましたね。それに生で観る花火のリアクションは、エキストラの皆さんを含めて、予想できないですからね! MCでは長澤さんが選ぶシーンは? 長澤さん私は、子どもを産むシーンです。現場でも、その感覚がいまいちつかめなくて……。そしたら、場所を貸していただいた、産婦人科の助産師さんが一緒にそのシーンの段取りをしてくれて、そうしたら産めたんです! 菅田さんあれは産んでましたね! 今でこそ笑っていますが、あの時は号泣しましたね。長澤さん「産めるかな?」と思っていましたが、産めました! 菅田さんあのシーンに出てくれた赤ちゃんは、撮影の四日前か五日前に生まれた子なんです。ちょうど撮影する日に、赤ちゃんのお母さんが退院する日でした。そういうふうに撮影に協力してくださる方々のおかげで、リアリティがすごかったです。 長澤さん神聖な空気感でした。 MCあのシーンは、観ていて「おめでとう!」という気持ちになりました。あのシーンも川村監督のこだわりだったのでしょうか。 川村監督その病院は、赤ちゃんが生まれて、お母さんがOKであれば撮影に協力してくれるという話でした。僕としてもミラクルを祈っていました。そしたら、本当に生まれて、おおらかなお母さんがいらして、本当に撮影をさせてくれました。 菅田さんお母さん、すごかったです。 長澤さん本当に。 川村監督助産師さんも最初は指導のために撮影に入っていました。だけど、あまりにも良かったので、そのまま参加していただきました。 菅田さんあれはお芝居ではできないですよ! 長澤さんだから何回か産みました。 菅田さん四人ぐらい産んでいましたね。 MC新生児の赤ちゃんを抱くなんて! 菅田さんそうなんですよ! すごかったです、やっぱり! 友だちの赤ちゃんを抱っこしたことはありますが、生まれたての赤ちゃんの体温と心音が鳴り響きまくって……その振動だけでこちらも……。 原田さん赤ちゃんって本当に命そのものだと直接感じられるので、それが良かったのだと思います。 菅田さんだから、本当はもうちょっと長く本編に使ってほしかったです。 川村監督(笑)。だって、二人ともあまりにも号泣しているから……。ラストシーンの前に、そこで泣き過ぎちゃうので、泣く泣くカットしました。これは最後の最後に勝負を持っていっている作品なので! 菅田さん特に長澤さんとのシーンはいっぱいカットされています! 川村監督この作品は、そういうクレームが多いです! 菅田さん……すみません。 MCいつかディレクターズカットをお願いします! 川村監督はい。 MC永瀬さんは? 永瀬さん花火のシーンですね。台本を読ませてもらった時に、CGではなくて、実際の花火でワンシーンワンカットをやると書かれていたので、「無理でしょう」とずっと思っていました。それが、見事にシーンが成立していました。あと一つは、神戸の最後のシーンです。最後の原田さんの一言がすごいです! そこで、この作品の何かがつながるので、あのシーンが好きです。この作品には、監督とスタッフとキャストの努力が凝縮されています。 MC本作は、来週開幕の第70回サン・セバスティアン国際映画祭(16日~24日)のオフィシャル・コンペティション部門に出品されます。おめでとうございます。(会場:拍手) 川村監督本作がヨーロッパの人にどう観られるのかとても興味があります。早くも、黒澤明監督の映画や、「大地の子守歌」(1976年公開/監督:増村保造)や「青春の殺人者」(1976年公開/監督:長谷川和彦)といった作品で原田さんのことを見知っている審査員の方やヨーロッパの方から、「あの可憐な少女が、どういうかたちで登場するのか、すごく期待している」と言われます。やっぱり原田美枝子という女優は、伝説の人になっているんだと感じています。 MC原田さんも参加されるんですよね? 原田さんすごく楽しみです! 海外に行くこと自体が何年ぶりという感じです。本作が通じるのは日本だけなのか、国や文化を超えて分かってもらうことができるのかが、この映画祭の反応で分かると思うんです。今では認知症も身近になっていて、私も何年後かになるかもしれないし、みんな抱えているので、通じるところがあるように思います。それに、母親と息子の親子関係も絶対に分かってもらえると思うので、楽しみしています。 MCそれではここからは、キャストの皆さんに「百花」にちなんだお題を出させていただきます。本作のタイトル「百花」にちなんで【新たに開花させたい才能は何ですか?】 菅田さん最近久々にミシンを踏みました。まっすぐ縫うって難しいんですよ。だから、ミシンでまっすぐ縫えるようになりたいです。特に工業用ミシンでダーって、プロの方に習いながらやっても、難しいのでうまくできない。 川村監督ミシンで何を作るの? 菅田さんこの間はGジャンとかを縫っていたんですが……。それぞれのミシンの使い方も覚えたいです。服(の形)にすることは下手ですができるんです。後は外に出るステッチとかのきれいさになってくるんですよね。 MC服にするのも簡単じゃないと思います。 菅田さんそうですよね。素人がこんなこと言ってちゃダメですよね……。まっすぐ縫えるようになりたいです。 原田さん私は「百花」のおかげで、ピアノが好きになったので、ピアノが弾けるようになりたいです。今は二曲弾けるようになりました。毎日練習していて、もう一曲練習中です。ピアノの音って気持ち良いので、イライラしていてもピアノの練習をすると落ち着いてきます。私の良い相棒です。 長澤さん今は刺繍(ししゅう)にはまっています。自分が描いた絵を刺繍したいと思うんですが、絵がいまいちうまく描けないので、うまく絵が描けるようになりたいです。 菅田さんハンドステッチ? 刺繍はバッチリだから絵なんですね? 長澤さんはい。適当にちくちく縫っています。自分らしいものが作れるだけなのでバッチリではないです。 MCそれは、どんな絵ですか? 長澤さん……変な絵です(照れ笑い)。 菅田さん何かモチーフがあるんですか? 長澤さん人の顔とか……。 菅田さんそれも楽しいですね。 MCできるようになったら何かで見せてください。 長澤さん(笑顔で)見せ……ないですね。 MC永瀬さんは? 永瀬さん動物語ですね。周りにニャンがいたり、ワンと共演することが多かったりするので……。相手の気持ちが分かれば、「もっと何かできるのになぁ」と思うんです。菅田さんそのニャンっていうのは猫で、ワンというのは犬ですか? 永瀬さんはい、そういうことです。すみません。ワン語、ニャン語が分かればね。 菅田さんそれは、「この人は通じているな?」っていう人がいるんですか? 永瀬さん一人いるんです! 急にガバってこられたり甘えられたり、かと思えば逃げられたりもするので、ちょっと聞いてみたい。 菅田さん(真剣モードで)どうやったら上達するんですかね? 永瀬さんどうだろう? 僕がワンとかニャンになるしかない?!(会場:笑) 川村監督何の話してるんですか(笑)? 永瀬さん(笑)。 MC永瀬さん、ニャン飼っていらっしゃいますよね? 永瀬さんはい、近くにいます。まあその子の気持ちが一番(知りたい)ですが、「ああそういうことか」「今触っちゃダメだった」とか……みたいなところが分かれば……。 MCもう一問いきます。百合子が記憶を失っていくのと対照的に、泉は母親との思い出を取り戻していきますが、【皆さんが最近取り戻したいもの・ことは何ですか?】 菅田さん視力とかですかね。 長澤さんあ~、良い! 私も! 菅田さんあ、ずるい! 乗ってきた(笑) 原田さん私も視力! 永瀬さんと川村監督僕も視力! 菅田さん僕は(視力が)0.3とかなんですよ。もちろん運転や映画館で映画を観る時はメガネをかけるんですが、日常生活とかお芝居にはそんなには困らなくて…。でも、もうちょっと見えたら良いなって時があるので…それぐらいですか? 長澤さん私は乱視が強いので、全部ぼやけています。近視もあるんで、遠くも見えないし、だからこうやって(至近距離で)ものを見るんで……これぐらい(四〇センチぐらい)で見たい。 菅田さんだから刺繍はちょうど良いんですね。 長澤さんそうなの! 川村監督おじいちゃんとおばあちゃんの会話みたいになってるから! 菅田さん視力を取り戻したいです! MC原田さんはほかに何かありますか? 原田さん考えていたのに忘れちゃいました(笑)。 MC永瀬さんは、何かありますか? 永瀬さん僕は……視力なんですが、視力以外だと時間ですね。真面目な話になりますが、今日は僕の映画の師匠・相米慎二監督の命日なんです。今映画の話をしたら、「ちょっと成長した」と言われるか、「まだまだだな」と言われるか、「ワンとかニャンとか言ってる場合じゃないぞ」と言われるでしょうね。話ができなかった人でいうと、母親の最期に会えなかったので、二時間でも三時間でも良いからもうちょっとだけそういう人たちと会う時間を取り戻したいですね。 MC最後に菅田さんと原田さんからご挨拶をいただきます。 原田さん今日作品を観て、「良いなと思ったら」、お隣の人やお友だちなどに伝えてください。 菅田さん今日は、初日から映画館に来てくださり本当にありがとうございます。川村監督が、映画館で観るために、いろいろなギミックを使って作った作品です。「そういう映画を作りたい」と言ってくださったことが、頭の中でよみがえって、今のこの状況が嬉しいです。まずは公開できたことに感謝して、そして皆さんの記憶の中にワンシーンワンシーンが残ってくれることを願います。これから一緒に宣伝していただけると嬉しいです。
-
『夏の砂の上』©2025映画「夏の砂の上」製作委員会 『夏の砂の上』
-
『夏の砂の上』劇場用パンフレットのお知らせ©2025映画「夏の砂の上」製作委員会 2025年7月4日(金)公開映画 『夏の砂の上』の上映劇場で販売いたします。 パンフレットは公開劇場にてお買い求めください。 A5 P44(表紙込み) 定価990円 (税込) 『夏の砂の上』 INTRODUCTION STORY CAST INTERVIEW オダギリジョー 髙石あかり CAST COMMENT 松たか子 森山直太朗 高橋文哉 満島ひかり 光石 研 CAST PROFILE 篠原ゆき子 斉藤陽一郎 浅井浩介 花瀬琴音 STAFF INTERVIEW 監督・脚本:玉田真也 原作:松田正隆 音楽:原 摩利彦 PRODUCTION NOTES 玉田真也 × 甲斐真樹 × オダギリジョー 長崎ロケ地MAP STAFF PROFILE REVIEW 長塚圭史(劇作家・演出家・俳優) 永井玲衣(哲学研究者) 門間雄介(編集者・ライター) CREDIT
-
映画『8番出口』88m無限ループカーペットアライバル開催決定!
-
「もしも徳川家康が総理大臣になったら」大ヒット御礼舞台挨拶「もしも徳川家康が総理大臣になったら」公式サイトコロナ禍の2020年、総理が急死した日本に、歴史に名を刻む偉人たちが、議員バッジをつけて大集結! 本作のメガホンを取った武内英樹監督が「言うなれば脂多め・味濃いめ・麺かた・全部乗せのラーメンみたいな内閣」とコメントを寄せるほどの最強ヒーロー内閣が、7月26日に発足しました! 本作の大ヒットを記念して、8月6日に大ヒット御礼舞台挨拶がTOHOシネマズ 日比谷で行われ、浜辺美波さん、赤楚衛二さん、野村萬斎さん、武内英樹監督が登壇しました。今まさに日本中を熱狂で包み込んでいるスポーツの祭典にちなみ「もしも金メダルを獲れるとしたら…?」のお題に対して自身の得意に思うことを披露しました。また、SNSで募集した国民の皆さんからのお悩みを解決する質問コーナーなど大盛り上がりとなった大ヒット御礼舞台挨拶の様子を詳しくレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶西村理沙役浜辺美波さん坂本龍馬役赤楚衛二さん徳川家康役野村萬斎さん武内英樹監督浜辺さん皆さん、こんにちは。(会場から「こんにちは!」という声) すごい。ありがとうございます(笑)。猛暑の中、劇場に足をお運びいただき、ありがとうございます。皆さんは、この後本作を観られるかと思いますので、この暑さに負けないように、もっと楽しんでいただけるお話ができたらと思っています。赤楚さん(MCから紹介され、会場からの声援に応えるように)ありがとうございます。 MC会場から「龍馬!」と、呼ばれていますよ。 赤楚さんうれしいですね。ありがたいことに、反響がすごく多いです。僕は、友だちに「おい、“ぜよ”」って呼ばれるようになって、あだ名が“ぜよ”になっちゃいました。(会場から「ぜよ!」の声) MC会場の皆さんも“ぜよ”って呼んでいますよ。 赤楚さん“ぜよ”だよ!(手を振って声援に応える)みたいな感じです。 萬斎さん(MCから紹介された後、会場から「萬斎さん!」の声)ありがとうございます。僕にも黄色い声が(笑)。本当に暑い中ありがとうございます。私、エゴサが結構好きなので、結構するんですよ。 浜辺さんえー! MCそうなんですか? じゃあ「もし徳」とかで調べるんですか? 萬斎さん「もし徳」とか、いろいろな感じで調べますよ。そうすると、皆さんの熱狂ぶりがよく分かるんです。確かに“ぜよ”が結構ウケていることは分かりますよ。本作の感想としては、「前半は笑って後半は泣ける」とか「政治家に観てもらいたい」「歴史を習い始めた小学生を連れて行っても良いね」という意見もありましたね。なので、これは三代(三世代)でぜひお盆休みに観て行ってほしいなと、思って今日は来ました(力強く)! 浜辺さんおお、力強い! 武内監督えっと…僕の中では、別にコメディー作品を作ったつもりはないんですが、やたらと「コメディー」と言われるのが若干心外です。でも、本作にはコミカルな部分もあり、真面目な部分もあります。どっちかというと、後半の日本人と偉人内閣との関わりの部分に重きをおいて作りました。なので、その辺りをじっくり観ていただければと思います。ちなみに「もう観た」という方は今日どれくらいいらっしゃるんですか?(会場からたくさんの手が挙がる) うれしいですね。 MCすごい、もう六~七割くらいの方が観ているんですね。逆に、今日「初めて観る」っていう方はどれくらいですか? 浜辺さん(ちらほら挙がった手を見て)あっ、初めての方もたくさんいらっしゃいますね。 武内監督うれしい。 赤楚さん楽しんでください。 武内監督楽しんでください。 MC先ほど「こういう反響があった」というお話もありましたが、ご友人、ご家族、仕事仲間など、本作を観た方から、何か反響はありましたか? 浜辺さん私は、家族から感想がきました。公開して三日後くらいに、石川県で観てくれたみたいです。年齢が高い層からお子様まで「皆さんいらっしゃっていたよ」と言っていました。あと、「偉人が素敵で、作品としてもとても面白かった」と言ってもらえて、とてもうれしかったですね。MC坂本龍馬的には、「こんなところが面白かったよ」という反響はありましたか? 赤楚さん友だちからは「江口のりこさんの北条政子は最高だった」と言われました。「日本は歴史が一番長い国だというのを初めて知った」っていう友だちもいました。あとは「信長さん役のGACKTさんがカッコ良いな」「どんな匂いだった?」って聞かれました。 MCGACKTさんってすごく良い香りがしますよね。 赤楚さん良い香りですね。(萬斎さん:笑) MC握手をしたら、ずっと手が良い香りしますよね。 赤楚さん良い香りが残りますよね(笑)。 MC萬斎さんは、観た方からの感想はありましたか? 萬斎さん初日に大阪の知人が観た時に、最後の僕の演説で拍手が起こったというのを聞いて「ああ、良かった」と思いました。そのことは、まず監督にお伝えしました。 MC監督、この反応は「本作が伝わっている!」という感じですね。 武内監督そうですね。「都知事選の前に公開すれば良かったのに」ってすごく言われます。都知事選や大統領選の盛り上がりと、本作が被るみたいですね。だから、「すごくタイムリーだね」っていうのは結構言われましたね。 MCさて、この「もし徳」は、この夏のお祭りムービーとしても楽しんでいただいております。お祭りと言えば、今スポーツの大きなお祭りが開催されて、連日盛り上がっております。そこで、ここにいる皆さんに「これなら私も負けません」「もしも○○選手権があったら金メダルを取れそうです」というものを挙げていただきたいと思います。特技や「この種目私得意なんですよ」など、浜辺さんは何で金メダルが取れそうでしょうか? 浜辺さんさっきから監督がずっと「このメンバーの中なら、金メダルを取れるものがある」っておっしゃっているんです。 MC何ですか? 浜辺さん監督は…これらしいです(お酒を飲む仕草)。 武内監督お酒がすごく好きなんです。今は、オリンピックを見ながら朝5時くらいまで、お酒を飲んでいるんですが、その後も7時か8時まではずっと飲みっぱなしなんですよね。 MCいやいやいや…。でもそれは盛り上がりすぎです。 武内監督今は撮影がなくて暇なので、いくらでも飲める自信があります。 MC泣きながら飲んだりもするんですか? 武内監督「メダル取った!」って泣きながら飲んだりしてね。 浜辺さんそうなんだ。 武内監督「フェンシングでメダル取った!」って号泣しながら、黒霧島を飲んでいます。 MC朝まで飲んでいるんですね。 浜辺さん良いな。 MC浜辺さん、「良いな」じゃないですよ。 浜辺さんでも、監督は初日に飲みに行かれたといっていたので…。 武内監督初日に萬斎さんと飲みに行ったんです。 MC二人で行ったんですか? 武内監督いや、観月ありささん(文部科学大臣 紫式部役)も一緒でした。 浜辺さん私、またハブられてしまったんです。 武内監督いやいやいや…。 MC「一緒に行きたい」っておっしゃっていましたもんね。 赤楚さん確かに。 浜辺さんお誘いもなくて、ハブられたんです。 武内監督あれは、偶発的に始まっちゃった飲み会だったんです。 浜辺さんさっきその話を聞きながら「あれ?また偉人側と私で全然違う!」って思って…(とても残念そうに)。 武内監督ぜひお願いします。朝までかかるけど(笑)。 浜辺さんやだ! 朝まではちょっと…(笑)。でも、さっき、監督が隅っこでその話をしていたんですよ。私には朝の7時、8時までお酒を飲むような金メダル度合いに勝てるものってなかなか難しいなと思ったんですよ。なので、私は三半規管にしたいと思います。これは竹中さんもそうらしいんですが、私、三半規管がすごく強いです。ぐるぐる回るティーカップのアトラクションがあるじゃないですか? あれに乗って酔ったことがないし、車で台本を読んでも絶対酔わないんです。なので、三半規管が多分この中では一位だと思います。 MC萬斎さんも舞台で激しい動きをされているから、三半規管が強いんじゃないですか? 萬斎さん僕はティーカップ(アトラクション)が嫌いです。 浜辺さんえー! 萬斎さん子供と一緒に乗ったことがありますが、だんだん「うっ…」となりますよね。 MC赤楚さんは、三半規管どうですか? 赤楚さんアクションの撮影の時に転がるんですが、その後はふらふらしますね。 MCでは、浜辺さんは三半規管で金メダルを取れそうということですね。 浜辺さん私は取れると思います。 MC赤楚さんは何で金メダルを取れますかね? 赤楚さん僕は金メダルから程遠い人生を歩んできたんですが、しいて言うなら小学校の時に…(笑っている浜辺さんに対して)何だよ(笑)。 浜辺さん何その枕詞(笑)。 赤楚さん(笑)。小学校の時に、牛乳の一気飲みがクラスで一番早かったなっていうのはあります。MCどれくらい早かったんですか? 赤楚さん1…(とカウントしながら飲み干す仕草)くらいです。 浜辺さんええ!? 赤楚さん本当に早くて、その瞬間だけはヒーローになれていた気がします。 浜辺さんコツは? 赤楚さんコツは、喉をガッて開くの。喉をガッて開いて勢いで飲むと、ガッて入るんですよ。…何だか擬音しかないね(笑)。でも、僕は牛乳一気飲みが一位です。 MC当時はクラスの中でまさに金メダル並みのヒーローだったんですね。 赤楚さん給食の瞬間だけは。 MC萬斎さんは何ですかね? いろいろな金メダルをお持ちかと思います。 萬斎さん(低い声で)こういう引き声とかね。「横浜…♪」(五木ひろし「よこはま・たそがれ」を歌う)みたいなね。MC萬斎さんが五木ひろしさんのものまねをされているところを初めて見ました。 萬斎さんちょっとした持ちネタなんですがね…。他にもこういうのとか、「(首をすぼめて、目を見開きながら)あ~!」とかね。 MCあっ! 森進一さんのものまねですね。こちらもやっているのを初めて見ました。いろいろとレパートリーがあるんですね。 浜辺さんすごい。 萬斎さんコロッケさんのまねが好きなんです。 MCこれは金メダルですね。監督は何で金メダルですか? 武内監督だから、さっき言った朝8時まで飲めるっていう…。 MCそうでした。 武内監督萬斎さんと同じ57歳ですが、いまだに朝まで飲めるっていうことですね。 浜辺さん何を飲まれるんですか? 武内監督え? 黒霧島だよ。(登壇者の皆さん:笑)。 MCオリンピック中は朝まで飲む日が続いていきそうですね。 武内監督そうですね。あと、萬斎さんとのカラオケがすごく楽しいんですよ。郷ひろみさんのものまねで「2億4千万の瞳」を歌ってくれるんですよ。 MCそんなの歌うんですか!(会場:拍手) 武内監督それがもう、めちゃくちゃ面白いんです。 浜辺さんおもしろいんですか? カッコ良い? 武内監督おもしろいし、上手い。 萬斎さん「見つめ合う~♪ 視線のレイザービームで~♪」(郷ひろみさんのものまねをしながら「2億4千万の瞳」を歌う) 浜辺さんすごい(笑)! 萬斎さんこれくらいで勘弁してください。 MC「ジャパン♪」の時盛り上がるんでしょうね。これキャストの皆さんと行ってみたいですよね。 武内監督観月さんはお腹を抱えて笑っていました。 浜辺さんいいな。余計にさみしくなりました。 MC今度は皆さんに質問をしていきたいと思います。本作では、ヒーロー内閣の皆さんが日本の問題を見事に解決していくシーンが、観ていても気持ちが良く、カッコ良かったですね。そこで、本作の公式Xで「最強ヒーロー内閣の皆さんに解決してほしいお悩み」を募集しました。その中からいくつかピックアップしましたので、皆さんで解決方法を考えていただきたいと思います。私は優柔不断で決断力がないんです。偉人の皆さんの決断力に圧倒されました。どうやったらズバッと決断できるような人間になれますか?【最強ヒーロー内閣の皆さんに解決してほしいお悩み①】MCここにいる皆さんも、人生の岐路で決断されたことはあるかと思います。浜辺さんは決断できる方ですか? 浜辺さん決断は早いと思います。食べ物屋さんのメニューも決めるのがすごく早いです。…何ていうか、私は直感をすごく大事にするタイプなんだと思います。「これだ!」と思った後も悩まれる方は多いと思うんですが、私は直感を信じて行動するタイプです。後で理性的に考えることもありますが、決断は早いと思います。 MCお仕事などに関しても「これがやりたい!」って思ったらパッて決める感じですか? 浜辺さんはい。お仕事も基本的にあんまり悩まないです。直感とか印象で決めますね。後から「私はこういう理由でこう思ったんだ」っていう納得いく理由がついてくるんです。MCでは、このお悩みの方もまずは決めた方が良いということですか? 浜辺さん私の場合はっていう話なので…(笑)。この方は、「直感も大事にしてみる」っていうのも一つの手段としてはおすすめです。 MC赤楚さんは直感でバーンと決めるんですか? 赤楚さんバーンとしか決められないです。熟考できないです。 MCそうなんですか? 赤楚さん僕も、直感ですね。優柔不断っていうのは、「この後どうしよう」とか不安に思うから悩むわけじゃないですか? 例えば「明日早いけれど、先輩に飲み会に誘われた。どうしよう。」みたいな瞬間があるとするじゃないですか? MCもっと人生の大きな決断の場面かと思いました。 赤楚さん(笑)。じゃあ、「結婚に踏み出すか、踏み出さないか」という場面で、僕だったら「後悔するなら結婚した後で良いや」みたいに飛び込んでいきますね。何て言えば良いのかな…、結果を後日の自分に任せるっていうパターンですね。 MCまずは決める。 赤楚さん未来の僕に後悔を任せます。僕は、今この瞬間を生きているので、全部預けます。 MCお二人は、まずはパッと決めて、後で考えるという部分が似ているところもあるかもしれないですね。 浜辺さん大まかにはそうですね。 MC萬斎さんはいかがですか? 萬斎さん僕も直感はあるんですが、直感的に「こうだろうな」とかは分からないですね。「多分こっちだな」っていう方向付けはした上で、「どう思う?」と、周りに一応聞きます。そして確信を持てると気持ち良くスッといけるみたいな感じです。MC一応決めて、周りにちょっと聞いてみるというのは、良いアドバイスかもしれないですね。 赤楚さん良いですね。 浜辺さんすばらしい。 MC武内監督は何か決断ってありますか? 武内監督さっきの話を聞いて思い出しましたが、この前萬斎さんと飲んだ時、赤楚くんにも声をかけたんです。でも、速攻で断られました。 浜辺さんえー! 武内監督悩まないで、即決で「無理です!」って言われました。 赤楚さんちょっと大事な事がありまして、本当にすみません。次回行かせていただきます。 MCそれも決断が早かったってことですね。 赤楚さんすみません。 浜辺さん(自分を指さしながら)でも、誘われてない人もいるから。 武内監督浜辺さんの連絡先を知らなかったので…。 浜辺さんそういうことにしとこう。 赤楚さんじゃあ、この後みんなでグループLINEを作れば良いんじゃないですか?家康さんのような説得力のある、人を惹きつけるスピーチをしてみたいです。内容もそうですが、スピード感、話し方など、ぜひ皆さんがスピーチする時のコツが知りたいです。【最強ヒーロー内閣の皆さんに解決してほしいお悩み②】MCいろんな舞台などで挨拶することは多いと思いますが、「私はこれを心掛けています」っていうのはありますか? 浜辺さん私は苦手なので、萬斎さんお願いします。スピーチとか、人の前に立ってお話することは基本的に得意ではないんです。 赤楚さんいつも上手にしゃべっていますよね。 浜辺さんありがとうございます。優しいですね。でも、この作品ではやはり家康様が素晴らしかったので、萬斎さんにお聞きしたいです。 萬斎さんフリートークではなくて語りなので、緩急の付け方とか、立てたいところをどこに持っていくかみたいな、「起承転結を音にする」みたいな感じがありますね。 浜辺さん「起承転結を音にする」! 萬斎さん音の感覚だから、最初はゆったりと「長くなるかもしれませんが…」という感じで話し始めるんですよね。それから、だんだん調子が乗ってくると、テンポも音も上がっていきますし、感情も乗ってきますよね。まあ、そんな感じでしょうか。(登壇者の皆さん&会場:拍手) MCすばらしいですね。今も話に引き込まれました。 浜辺さん説得力がありますよね。 MC一応、赤楚さんにも聞いてみたいと思います。 赤楚さん一応(笑)。僕はこんな風にふわふわですし、説得力がないですよね。 MCでも、ご自身の中で、心掛けていることはありますか? 赤楚さんそれこそ演説じゃないですが、お芝居で皆さんに語りかけるシーンの時は「一応ここは立てた方が良いんだろうな」っていうことは計算しながら話します。でも、主に監督が「ここはゆっくり話す必要はない」とか、演出を付けてくれたので、今回そういうところを学びました。だから、監督に聞くのが一番だと思います。 浜辺さん私は、自分の癖として早口だから「スピーチではゆっくりしゃべる方が良い」と思って、心掛けていたんです。でも、監督がそれを覆してくださったので、やっぱりスピーチのコツは監督に聞きたいと思います。 赤楚さん(笑)。 MC分かりました。ありがとうございます。もう一つの質問に行きましょう。 浜辺さんあれ? 監督の話は…(笑)。 赤楚さん僕らからのフリだったのに(笑)。 MC失礼しました。では、監督いかがですか? 武内監督スピーチというか、お芝居は、さっき萬斎さんがおっしゃったように、僕も音楽だと思って作っています。音楽のようにセリフが流れていき、盛り上がったり静かになったりっていう、リズム感を意識してくださいって皆さんに言っています。でも、萬斎さんは体得されている方なので、特に何も言わずに、その音楽を楽しませてもらいました。(登壇者の皆さん&会場:拍手)夏が暑すぎます。暑すぎてクーラーの効いた部屋から出たくありません。この暑い夏を解決する良い方法はありますか? あと、やらなければならないことがたくさんあるのに、暑さにやられてやる気が起きません。やりたくない、面倒くさいという時にやる気を出す方法を教えてください。【最強ヒーロー内閣の皆さんに解決してほしいお悩み③】MCこれ皆さんにお聞きしたいです。「暑いな、面倒くさいな…。でもやらなきゃいけない」時はどうしますか? 浜辺さんめっちゃ分かります。私も同じなので聞きたいです。「暑い!」「日焼けもしたくない」「お家から出たくない」じゃないですか。だって、帽子を被ったってアスファルトの照り返しで焼けるんだから。びっくりしちゃいますよ。 MCそうですね。 浜辺さんだから、私もお家に引きこもることが多いです。なので、三人に解決してほしいです。 MC周りに話を振るのが上手ですね。どうしましょう? 赤楚さん。 赤楚さんまず、この暑い夏の過ごし方として、休みの日だったら最適なのは映画館ですよね。浜辺さん上手い! 赤楚さん映画館に来て「もし徳」を観る。これしかないと思います。 浜辺さん覚醒しているじゃん! 上手い。 赤楚さんありがとうございます。そんな感じですね。 MC萬斎さんはどうやってやる気を出しますか? 萬斎さん最近僕が凝っているのは、冷水を浴びることです。 MCすごいですね。 萬斎さんシャワーを浴びるじゃないですか? あまりにも暑いので、頭から冷水を浴びるとシャキンとします。交感神経と副交感神経の何かが動くんですかね。リラックスするんですよね。でも、そのままベッドに行くと寝ちゃうんですけれどね(笑)。 赤楚さんちなみにクーラーは何度ですか? 萬斎さんクーラー…25℃くらいかな。 赤楚さんですって。 MCそこで自分の設定温度は言わないんですか? 赤楚さん僕は除湿です。 浜辺さん私も除湿です。監督は? 武内監督付けっぱなしの25℃です。 MCそこで泣きながら黒霧島を飲んでいるんですね。 武内監督そうそう。 赤楚さん最高ですね。 浜辺さん飲んでいると寒くなってきませんか? 武内監督確かに夜中「足元が寒いな」って思う。 ■大ヒット記念のくす玉がステージに登場し、四人でくす玉を割りました。MCそれでは、最後に浜辺さんから皆さんにご挨拶をお願いします。 浜辺さん知り合いからも、SNSでも、本当にたくさんの方から「『もし徳』面白かったよ」と、あたたかい感想が届いています。本当に皆さんありがとうございます。まだまだ夏休みは始まったばかりです。本作は、たくさん笑いがあって、後半は少し胸が温かく、熱くなるので、夏にはぴったりな作品だと思っています。お盆はぜひ「もし徳」をたくさんの方に観ていただきたいです。何度も観た方も、更に本作を大好きになって、愛していただけるとうれしいです。本作は“日本の大将軍の作品”になっています。他の国の大将軍の作品だけではなく、「もし徳」の大将軍も、ぜひたくさんの方に観に来ていただけるとうれしいです。(会場:笑)本日はありがとうございます。そして、今から観られる方は楽しんでいってくださいね。
-
「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」初日舞台挨拶「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」公式サイト2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして日本テレビ系にてSeason1の放送がスタートした「君と世界が終わる日に」(通称:「きみセカ」)。“ゴーレムウィルス”という嚙まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描き、4シーズンにわたって人気を博してきました。そしてついに、シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響の最後にして最大の戦いを描いた「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」が公開されました。1月26日にはTOHOシネマズ 日比谷で初日舞台挨拶が開催され、竹内涼真さん、高橋文哉さん、堀田真由さん、吉柳咲良さん、菅原伸太郎監督と共に、サプライズで竹内さん演じる響の恋人、来美役を演じた中条あやみさんも登壇して会場を沸かせました。この日の模様を、詳しくレポートします!初日舞台挨拶間宮響役竹内涼真さん柴崎大和役高橋文哉さん羽鳥葵役堀田真由さん謎の女性役吉柳咲良さん小笠原来美役中条あやみさん菅原伸太郎監督竹内さんついに「きみセカ」のファイナルが公開になりました。皆さん、観終わったんですよね? どうだったでしょうか。(会場:拍手) 皆さんの顔を見て、満足してもらえた気がして、一安心です。皆さんもラストのシーンについては感慨深いところがあると思いますが、僕としては「FINAL」に相応しいラストだと思っています。今日は撮影の裏話などお話できればと思っています。短い時間ですが良い時間にしましょう。 高橋さん今日、本作の公開を迎えました。涼真さんのにこやかな顔を見てすごく安心しつつ、うれしいなと思っています。(竹内さんに顔を向けながら)今日は朝から、一緒に電波ジャックをやりましたね。涼真さんが作られてきた作品に関われて、公開日まで安全に来られたことがすごくうれしいです。ぜひ楽しんでいってください。 堀田さん本作を観た皆さんの顔を見ていると、同じ温度で楽しんでいただけたのかなと、すごくホッとしています。たくさんの愛が詰まった作品なので、皆さんにとっても自分の愛の幅や、愛の高さをもう一度考えられるきっかけになる作品かなと思っています。 吉柳さん皆さんは、本作を観終わったということで、どんな風に思ったんだろうと、ちょっとドキドキしながらこの場に立っています。(演じた役が“響きを追う謎の女性役”ということもあり)可能な限り、お話ができたらと思っています。 菅原監督今日はありがとうございます。 竹内さん今日の身長は?(突然監督に質問) 菅原監督今日の身長は190センチです。 竹内さんありがとうございます! やっぱり! (登壇者の皆さん&会場:笑) 菅原監督身長が大きくて、皆さんが不安に思うからね(笑)。四年間、この作品を作ってきました。四年前も身長は190センチでしたが(笑)、このような形で終わりを迎えられて本当に感無量です。 MC「以上の皆さん」と申し上げたいんですが…。 竹内さん何ですか!? (竹内さんに続くように、登壇者の皆さんも「何ですか!?」と楽しそう) MC実は、会場の皆さんにはお伝えしていなかったんですが、サプライズであの方が…。 竹内さん(茶目っ気たっぷりの笑顔で)誰ですか? 菅田くんですか? 菅田将暉さんですか? 主題歌を歌ってくれたからなあ。 MC重要な役を演じてくださった方が来ています! ■扉から、中条あやみさんが登場。会場からは悲鳴のような大歓声が上がりました。登壇者の皆さんも「やったー!」と元気な声で中条さんを迎え、ステージに上がった中条さんは竹内さんと笑顔でお辞儀をし合いました。 中条さん(竹内さんのコメントに乗っかる形で)菅田将暉です。(登壇者の皆さん&会場:笑) 嘘です、中条あやみです(笑)。またここに戻って来られてうれしいです。「きみセカ」がここまで来たことに、すごく感激しています。 MC中条さんは、劇場版にもご出演されています。竹内さん、舞台挨拶という形で中条さんと久々にお会いした感想はいかがですか? 竹内さん出てくれるとは思いませんでした。僕は、Season3で(中条さん演じる来美と)衝撃的なお別れしたので…。 中条さんそうですよね。 竹内さん本作の中では、非常に大事なシーンですね。回想で出てくるんですよね。悲惨な世界になる前のすごく温かくて穏やかなシーンで、もう一度再会しました。楽しかったですよね。 中条さん「そういえばこんなことあったね、そういえばこんな時期があったね」と言いながら撮影をしていましたね。「きみセカ」シリーズの中で、間宮響がどんどんワイルドになっていくので、本作ではちゃんと服を着ているか心配でした。でも、ちゃんと着ていたのですごく安心しました(笑)。 竹内さんそうですね(笑)。(響は)どんどん汚れて、状況も険しくなっていきましたからね。 MC今日は上映後の舞台挨拶となります。上映後だからこそ話せることを含め、改めて本作の魅力について教えてください。 竹内さんまず、本作には、サプライズが二つあります。本当は三つだったんですが、そのうちの一つが(中条さん演じる)来美が出てくることでした。なので、あと二つあります。中盤からラストにかけての本作の起爆剤となる場面と、ラストシーンです。それが何なのかということが見どころです。Season1からいろいろなストーリーを経て、僕はSeason3で最愛の彼女(来美)を亡くします。最後となる劇場版で「何をやりたいか」となった時に、「やっぱり愛の物語を描きたい」と思っていました。僕らが最初に(本シリーズを)始めた時は、「ラブストーリーをやろう」だったんです。ゴーレムが出てきたり、そういった過酷な状況設定の中でのラブストーリーをやろうと思いました。今回の一番の見どころとしては、それぞれの愛情や、自分の命に替えても助けたいという思いですね。自分を捨ててまでも愛しているものって何だろうということが一つのテーマだと思います。(隣にいる中条さんが笑っていることに気づいて)何で笑っているの?中条さんすごく真面目だなと思って(笑)。 竹内さん真面目よ(笑)! 観てほしいから! 中条さんそうだね、笑っちゃいけなかった。ごめんなさい(笑)。 高橋さん劇場版にはたくさんの新キャストの方が出ているんですが、僕も含めた全員が「君と世界が終わる日に」に新しい風を吹かせて、さらに、見たことのない間宮響を引き出す役が(自分が演じる)大和だと思っていました。そういったものを本作で表現できたかなと思います。皆さんにもそう受け取ってもらって、間宮響のラストを見届けてもらえたらうれしいです。 堀田さんスケールがとにかく大きいと思います。「日本国内でこんなに大きな作品が作れるんだ」ということにも驚きでした。「きみセカ」にはなくてはならないゴーレムを作ってくださるメイク部、美術部の方、技術チームなど、この作品に関わる皆さんの思いと情熱がすごく詰まっている作品なので、そこが見どころかなと思います。 MC吉柳さん、いかがでしょうか。 竹内さん謎の女! 来たよ! (登壇者の皆さん&会場:笑) MC吉柳さんは、どこまで何を話して良いのかとても難しい役どころですね。 竹内さん何か言っちゃったら、僕が全力で「記事にしないでくれ」ってお願いするから、いっぱいしゃべってください! 吉柳さん(励まされて大きな笑顔を見せつつ)そうですね…。うーん…(何を話したら良いか困惑しながら)。 竹内さん君は誰なの? (登壇者の皆さん&会場:笑。登壇者の皆さんから「言わせないで(笑)!」と声が上がる) 吉柳さん謎の女です! MC旅をしているんですよね。旅はどうでしたか? 吉柳さん旅は、砂漠とか過酷な場所にいました。 竹内さん砂漠! 中条さんあの砂漠はどこですか? 竹内さんどこで撮影をしたの? 菅原監督あれは静岡です。 吉柳さん素敵なところでした。 中条さん私は個人的に、この旅人を見ると感動をする。 竹内さん良いこと言いますね! 中条さんこの旅人の顔を見ていると、涙が出てくるんです。そういう存在ですね。 竹内さん本当に大きくなったなぁ! おめでとう! (登壇者の皆さん&会場:笑) 菅原監督本作は、皆さんが言っている通り、ゾンビ映画でありつつも感動を呼べる作品を目指しておりました。ですので、ドラマを観た方はもちろん、劇場版で初めてこのシリーズを観るという方も楽しめると思います。我々だけではなく、今日からは本作を観た皆さんの作品になったと思います。ぜひ好意的な口コミをお願いいたします。(登壇者の皆さん&会場:笑) 竹内さん完成披露を観た娘さんからは、何か感想を言われましたか? 菅原監督完成披露に、十歳と八歳の娘を呼んだんです。終始(顔を両手で覆って下を見ながら)こうでした。怖かったみたいです。竹内さんええ! 菅原監督でも、終わってから「感動した」と言っていました。僕の名前が(エンドロールで)出てきたから、感動したのかもしれません(笑)。 竹内さんパパが(笑)! 菅原監督そうですね(笑)。 竹内さんうれしいですね。 MCチームの皆さんと一緒にここまで歩んできましたが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか。 中条さん私の撮影日数は、本当に短かったです。 竹内さん一日でしたね。 中条さんはい。数時間だったんですが(笑)、あの幸せだった時間というのは、いつぶりなんだろうと思うような撮影でした。「あの時の感じって、どんな感じだったっけ」と言いながら、写真を撮ったりしました。ゾンビの世界になる前の昔の写真と見比べると、二人共全然違う顔をしていましたね。「大人になったね」と言いながら、撮影をしました。あとはやっぱり、大和と葵ちゃん。このダブルカップルの絡みが良いですよね。この対比が良い! もどかしい感じも良かった。 竹内さん今みたいな、こういう状態だよね。(竹内さん&中条さん、高橋さん&堀田さんと、カップル同士が少し離れた場所から向き合う)中条さんそうそう!二人が喧嘩するのを止めるシーンなども、すごく面白かったですね。ワンちゃんをなだめるみたいな感じでしたね。(高橋さん&堀田さん:大爆笑) 竹内さんたしかに(笑)。 中条さん「こら!」「ダメ!」みたいなあのシーン良かったですね。 竹内さん(高橋さんに向かって)女性が正しいんだよね。 高橋さん本当にそうですね。(登壇者の皆さん:笑) MC冒頭のシーンは、導入の大事な部分でしたが、高橋さんと堀田さんは、演じてみていかがでしたか? 高橋さんあそこで僕は、襟足を金髪にしちゃいました。(登壇者の皆さん&会場:笑) 衣装合わせの時に「金髪にするか」となったので、ワクワクしていたんです。ずっと金髪が良かったんですが、髪が伸びて切っている設定だから「金髪じゃあダメだ」と言われてしまいました。そこだけは悔いが残っています。(登壇者の皆さん&会場:笑) 全編、金髪でいきたかったです。 MC堀田さんはいかがでしたか? 堀田さんプロポーズがね…。私たちのせいでできなかったから、申し訳ないなって思います。 高橋さんね…。 竹内さん僕はね、文哉くん(演じる大和)が告白するじゃない? あれが好きなんですよ。好き! かわいくて! (高橋さん&堀田さん:笑) 高橋さん僕も好き(笑)。 竹内さん皆さん、あれは良かったですよね。(会場:拍手) 「僕は葵のことが…」って言ったのにその先が言えないんです。で、「うああっ…」って声が出ちゃって、でも、そこに答えは出ているぞっていう(登壇者の皆さん&会場:笑)。 高橋さん本人以外は気づいているっていうね(笑)。竹内さんあれは(あの演技)、天才だね。 高橋さん「す…」まで出ている。 竹内さん台本に「うああっ…」っていうのは書いてありましたっけ? 菅原監督なかったです。 竹内さん(高橋さんに向かって)天才! 最高です。 高橋さんありがとうございます(笑)! MC吉柳さんは、竹内さんとご一緒していかがでしたか? 吉柳さん初めて共演(「初恋ロスタイム」2019年公開作品/監督:河合勇人)した時、私はまだ中学二年生くらいでした。その時よりちょっと成長した姿を見せられたら良いなと思っていました。でも、とても緊張して、胃痛と戦いながら現場に向かいました。 竹内さんそんなに、僕は圧をかけていないですよ(笑)。 吉柳さん圧とかではないです(笑)。 竹内さん最初は、僕の「ファンだ」と言ってくれたんです。 中条さん本当に? (竹内さんをいじるように)ファンいるの? 竹内さんいたんですよ。だんだんね、僕の本当の姿を知ると、今はもうね…。 吉柳さんいえいえ! ファンではないとかではなく、やっぱり先輩なので…。 竹内さんああ。もうそういう感じになっちゃったんだ。 吉柳さん待ってください! そんないじり方をしないでください(笑)! 竹内さん本当に大きくなったなあ! MC今年、二十歳になるそうです。 竹内さん二十歳!? 乾杯しないとじゃん! 大きくなりすぎだって。(第41回ホリプロタレントスカウトキャラバンの時は)小六だったはずだ! (吉柳さん:大爆笑) MCSeason3はいろいろと印象的なシーンがあると思いますが、振り返っていかがでしょうか。 中条さん最初は「長く続けられたら良いね」と話していた作品が、こうやって劇場版にまでたどり着きました。Season1から本当にいろいろなキャストの方と繋げてきた作品です。一つ一つのシーズンをみんなで繋げてきたからこそ、「大切にやっていた」という印象がすごくあります。そして、Season3の撮影もとにかく本当に寒かった(笑)。 竹内さん毎回、真冬の撮影ですからね。 中条さん本当に寒いし、過酷だし辛かった(笑)。 竹内さん辛かったですね。 中条さん物語も辛かった。でも、その中ですごく素敵な最後のシーンを撮れたと思いました。 竹内さん僕はSeason3のラストのシーンは、未だに夢に出てきます(苦笑)。それくらいキツかった。 中条さん嗚咽していたもんね。竹内さんは、リハーサルの時から嗚咽していて、「大丈夫かな、撮れるのかな」と心配になるくらいでしたね。 竹内さんこのシーンは配信もされているので、話しても良いとは思うんですが、僕が目の前で中条さん(演じる来美)を拳銃で撃つんですね。僕は本当に、そのシーンが来るのが嫌で撮影が憂鬱でした。でも、最後の彼女は吹っ切れていて、笑顔だったんですよ。すごかったですね。あの瞬間の主役は彼女でした。台本には書いてない、女性の強さみたいなものだと思います。そういうものをもらえた気がしました。でも、本当に撮影が嫌で、あの後高熱を出しました。 中条さん私も! 竹内さんそうなんだ…! 中条さんキスシーンがあったじゃないですか。その後に、唇が二倍に腫れたんですよ。(登壇者の皆さん&会場:笑)その時は「これは涼真くんのせいだな」と思っていたの(笑)。ちょっとなんか変なのが移ったと思っていたんです(登壇者の皆さん&会場:笑)。でも、違うんです。すごく寒い海辺で撮影していたので、寒冷じんましんでした。寒さでじんましんになって唇が腫れたんです。竹内さん僕とキスをすると唇が腫れるんです。僕のキスは、それくらいの威力があります。キスシーン、待っています! (登壇者の皆さん&会場:笑) 中条さん(大笑い)。それくらい思い出深いシーンです。 竹内さん本当にね。お互い、高熱を出してね。 MC本作の中では、響が究極の二択を迫られます。 竹内さん今回出ているキャストは、みんな究極の選択を迫られているんじゃないですかね。 高橋さんそうですね。 MCその中でも響は、「人類の命か、娘の命か」という究極の二択を迫られます。そのことにちなみ、今日は「究極の二択」を選ぶ質問コーナーをご用意しております! ■登壇者に、AとBの文字が書かれた札が配られました。 竹内さんもしかしたら、これで人生を失うかもしれないですもんね。それくらいの「究極の選択」ということですよね。 MCもちろんです! 竹内さん怖いなあ! (登壇者の皆さん&会場:笑)一生暮らせる大金が手に入る代わりに、俳優を辞めなければいけないとしたら? A:俳優を諦める B:諦めない【究極の二択1】MCそれではお答えください。せーの! ■竹内さんがAとBの中間を示すように札を挙げ、中条さんはAの札。その他の方はBの札を挙げました。周囲からは、竹内さんに「ずるい!」との声が上がり、会場も大笑い。MC竹内さん、どうしますか? 竹内さんはい…。(気を取り直してA札を挙げる) ■竹内さんの答えに周囲から「Aなの!?」と驚きの声が上がりました。竹内さん辞めないよ。(Bの札に変更) MC中条さん、Aですか? 中条さん私はAです。 竹内さんいや、でもその考え方は大事だと思う。僕もめっちゃ迷ったもん。 中条さん俳優を辞めたいということではなくて、一生暮らせるお金があったら、それで映画を作りたいです。 竹内さんおー! 中条さん客観的に、みんなを観る側にまわってみたいです。(菅原監督に向かって)どんな景色ですか? 菅原監督良い景色です(笑)。 竹内さん自分でコントロールできるしね。 菅原監督自分の思い通りに(笑)。 中条さん思い通りに! 楽しそう、良いですね。 高橋さん僕はもう、俳優で大金を稼ぎます。だから「B」です。(会場:拍手) ありえないくらい、俳優で稼いでやります!「きみセカ」は愛の物語となりますが、本当に大切なのは? A:愛 B:お金【究極の二択2】竹内さんまたお金ですか(笑)! 中条さん(竹内さんに)これ、あなたが考えた問題でしょう! (登壇者の皆さん&会場:笑) 竹内さんでも、これはすごく良い問題ですね。 MCそうですよね。では参りましょう。「本当に大切なのは、A:愛、B:お金」。どちらでしょうか? ■竹内さんはBの札。その他の方はAの札を挙げました。 竹内さんこれは説明をしたら結局Aにたどり着くんですが、やっぱりちゃんとお金を稼いで、お金があるという状態が大事なんですよ。自分に余裕がないと愛も与えられませんからね。そして、結果Aに戻る! 戻るんですが、これも難しいんですよね…。やっぱり自分自身が満たされていないと愛は与えられないんですよ。だからみんな一生懸命に働くわけですよね。MC先ほど高橋さんがおっしゃったように、それだけ働いて、稼いでなんとかすれば良いということですね。 高橋さんいっぱい稼いで、好きな人を愛せば良いと思います。 竹内さんどちらも大事なんですよ。だから、二択をやめてくれ! (登壇者の皆さん&会場:笑) 高橋さんCを作ってほしい! MC堀田さんはいかがですか? 堀田さん今のお話を聞いていると、Bもアリだなと…。たしかにお金って大事だと思うんですが、 やっぱり愛は大事ですよ。 竹内さん愛は大事。結局、愛に戻る。 堀田さんだから、問題が良くない(笑)。 竹内さん(再びコーナーにクレーム)誰だ! これを考えたのは! (登壇者の皆さん&会場:笑)行きたくない撮影はどちら? A:マイナス20度の極寒の北極での撮影 B:50度の灼熱の砂漠での撮影【究極の二択3】高橋さん50度ってどれくらいですか? ぬるめのサウナくらいですか? 竹内さんそうだねぇ、ミストサウナくらいじゃないかな。どんな撮影かにもよるよね。 高橋さんじゃあ、「きみセカ」にしましょう! 竹内さん「きみセカ」の撮影で、マイナス20度の北極か、50度の砂漠か? MC では参りましょう! ■ 竹内さんと堀田さんがAの札。その他の方はBの札を挙げました。竹内さん寒い方が好きか、暑い方が好きかと聞かれたら、暑い方が好きですね。 「きみセカ」の撮影なら、どんどん脱いでいっちゃえば良いんでしょう? (登壇者の皆さん&会場:笑) 状況設定が暑いなら、脱ぐしかないでしょう(笑)。サバイバルですから。寒いと、なかなか本気を出すことが難しいですよね。この間の完成披露の時もすごく寒かったですが、ちょっと本気が出なかったですもんね。(登壇者の皆さんもうなずく) 高橋さん「一日の中で、どっちもやりませんか?」と言います。朝は北極に行って、午後は砂漠に行きます。そうしたら、サウナみたいに整うかもしれない。(竹内さんをお誘いするように)それで、夜はまた一緒にお風呂に入ってね。 竹内さん一緒にお風呂に入ろうか。たしかにそれは良いアイデア。 MC高橋さんの発想はすごいですね。 竹内さんすごい。勢いが違うんだよ。(高橋さん:笑) 中条さん「きみセカ」の撮影で、「もう寒いのは嫌だ」と思ったんですが、以前、フィンランドのマイナス20度ぐらいのところで撮影をしたことがありました。それが意外と、大丈夫だったんです。風がなければ大丈夫ですね。だから、暑い方が無理かもしれないと思いました。 MC本作の撮影で、砂漠で撮影をしていたのが吉柳さんです。 吉柳さん私は暑いのが嫌いなので、寒ければ、寒いなりに着込めば良いかなと思いました。あと、砂漠に撮影に行って思ったんですが、目に砂がすごく入ります。それが大変だったと思ったので、北極が良いです。 竹内さん(出身地の)栃木はどんな感じなの? 吉柳さん栃木は、砂漠でも北極でもないです(笑)。 竹内さん気候は安定しているの? 吉柳さんそんなに変わらないと思います。 MC竹内さん、最後のご挨拶をお願いいたします。 竹内さんありがとうございました! (会場:拍手)短い間でしたが、楽しんでいただけましたでしょうか。初日を迎えて、すごくホッとしている部分と、「きみセカ FINAL」という一つの物語が、皆さんの元にどういう形で届くのかという不安もあり、楽しみもあり、ドキドキとした気持ちです。本作のシリーズは、四年間撮影をしてきました。とはいえ、ものすごく強力な原作があるわけでもないし、ちょっと前までドラマをやっていたわけでもありません。この作品の一番強みは、ドラマシリーズからシーズンを重ねて、いろいろと戦ってきて、最後にスクリーンで映画化として上映ができたことです。この道のりは、僕ら「きみセカ」チームにとっては財産です。今まで培ってきた仲間との時間や愛は、今上映しているどの作品にも負けないすさまじい力を持っていると思います。それが、今日観てくださった皆さんには、届いたんじゃないかと思います。本作は、ゴーレムが出てきたり、サバイバルだったり、そういう状況設定の中で、僕らが全力を尽くして描いた愛の物語だと思っています。この寒い冬に、愛情たっぷりの本作が一人でも多くの方に届いたらと思っています。もし面白かったと思ったら、周りの方に宣伝してください。今日は本当にありがとうございました! (会場:拍手)
-
「わたしの幸せな結婚」大ヒット祈願イベント「わたしの幸せな結婚」公式サイト日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」で連載がスタートし、シリーズ累計発行部数550万部を突破した原作を映画化した「わたしの幸せな結婚」が、3月17日(金)より公開となります。 3月8日(水)には、縁結びの名所である東京大神宮にて行われた大ヒット祈願イベントに、目黒蓮さんと今田美桜さんが揃って出席しました。本作が、この春最も注目のラブストーリーであることにちなみ、お客さんとも良縁が結ばれて本作が大ヒットするよう祈念しました。そして、それぞれの今叶えたい率直な想いを巨大絵馬に書いて発表。理想の夫婦像についても語られた、こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。大ヒット祈願イベント久堂清霞役目黒蓮さん(Snow Man)斎森美世役今田美桜さん■東京のお伊勢さまとも呼ばれ、縁結びの名所である東京大神宮にて、本作を楽しみにしている皆さんと良縁が結ばれて本作が大ヒットするよう、縁結びの神様に目黒さんと今田さんが揃って祈願を行いました。目黒さん本日は皆さんお集まりいただきありがとうございます。最後までよろしくお願いします。 今田さん本日はお天気も良くてホッとしております。 MC本日は、縁結びにご利益のある東京大神宮にて映画「わたしの幸せな結婚」の大ヒット祈願をしていただきました。コロナ禍ということもあり、本来は撮影前に行うご祈祷なども行えませんでしたが、祈願をしてみていかがでしたか。 目黒さん撮影前に(ご祈祷が)できなかったので、今回このような形で祈願できて嬉しかったです。本当に作品のことをずっと考えながら祈願しましたので、一人でも多くの方に(本作が)届いたら嬉しいです。 MC境内では玉串奉納もありました。私も後ろから参拝しました。厳かな雰囲気でしたが、いかがでしたか。 目黒さん(今田さんに)ちょっと緊張感がありましたね? 今田さんありました。 目黒さん事前に(玉串奉納など)いろいろ練習もさせてもらえたので、楽しく祈願ができました。 今田さん撮影前にできなかったことが本日できて良かったです。(本作の公開まで)あと一週間ほどなので、無事に終えた撮影を振り返りながら、これから観る皆さんに楽しみにしてもらえたらなどと考えていました。 MCこちらの会見の前に、外でフォトセッションを行いました。お二人は、巨大な絵馬に、それぞれ願い事を書いてくださいました。その絵馬がこちらです。目黒さん、何と書いたのか、そして込めた思いをお話しください。■目黒さんの絵馬「作品を通して、みなさんが幸せになりますように」 目黒さん「わたしの幸せな結婚」という作品を通して、皆さんに少しでもこのタイトル通りの幸せが届いて、(本作をご覧いただいて)幸せな気持ちになってほしいという願いを込めました。 MC今田さんは? ■今田さんの絵馬「たくさんのご縁に恵まれますように」 今田さんこれは、私も恵まれたいなという気持ちと、この作品を観た方がいろいろなご縁に恵まれると良いなという気持ちを込めました。 MCこの「わたしの幸せな結婚」の共演者やスタッフといった意味も今田さんの中にはありましたか。 今田さんありました。なかなかご縁というのは、そんなにたくさんあるわけではないと思うので、これからもそういう縁を大切にしたいと思います。 MCお二人は絵馬を書いた経験はありますか? 目黒さん何回か、あります。 今田さんたぶん初です。これまで機会がなかったです。 MCこれがもしかしたら初めての絵馬なんですね。「たくさんのご縁に恵まれますように」と書かれておりますが、願いが叶うと良いですね。 今田さん改めて読んでいただいてありがとうございます。ちょっと恥ずかしいです。 目黒さん分かります! 今田さん(笑)。 MCちょっと距離があるので見えないかなと思いまして…。お二人には、東京大神宮の名物でもある「縁結びみくじ」を引いていただきました。まだ中は見ていないんですよね。開きますと「何吉」という欄と「出会い」という欄がありますので、そちらを読んでください。 今田さんドキドキです。今年初のおみくじです。 目黒さんあ!(中を確認して思わず笑ってしまう)…まず「小吉」です。「出会い」は、「思いもかけぬところに出会いがあります。明るい将来が開けるでしょう」でした。(会場:拍手) MCどうして(おみくじを)見た途端笑っていたんですか? 目黒さんいや、「小吉だ!」と思って…(笑)でも、「明るい将来が開ける」と書いてあって嬉しいです。小吉ってどこぐらいですか? 今田さん大中の次が、小か、末かの順だったと思います。 MCそうですね。もしかしたら吉の方が上かな。 目黒さんあー、くそー! ちょっと悔しいです。まあでも「明るい将来が開ける」ので! MCでは今田さん(のおみくじ)はどうなっているのか見ていきましょう。 今田さん(小声で)「中吉」です。 目黒さん中吉、良いですよね。 今田さん「出会い」は「あなたの心を乱す出会いがありそう。じっくり検討してみましょう」 目黒さんやばいよ、これ。危ない! 今田さん危ない?!(目黒さんにおみくじを見せながら)え、これ「乱す」ですよね…?目黒さん乱す…ですね。どうにか乱すじゃない方向にしようとしてる(笑)? MC目黒さんとはまた違った方向でしたね。 今田さんもしかしたら(読み間違えたかな)と思って、聞いてみました。でも「じっくり検討してみましょう」と書いてあるので、ちゃんと検討したいと思います。でも「中吉」なので良い方向に捉えます。 目黒さん「大吉」引きたいですよね。 今田さんせっかくですものね。それは確かに。 MCお二人のどちらかが「大吉」かと思いきや…。 目黒さんもう一回引きたいです! MC二百円です。お帰りの際によろしければ。 目黒さんお財布と相談します。 MC東京大神宮は、良縁を結ぶ神社とも言われており、神前結婚式発祥の神社とも言われております。そして本作「わたしの幸せな結婚」は、タイトルにあるように結婚から始まるラブストーリーになっています。この物語にちなみまして、お二人それぞれの理想の夫婦像をお聞かせいただけますでしょうか。 目黒さんずっといくつになっても奥さんに恋をしていたいです。それで、自分も奥さんから恋をしてもらえるようにというのが理想です。いつまでもお互いにときめきあえる関係性でいたいし、奥さんに飽きられないように努力したいです。そういう関係性が素敵だと思います。 MC目黒さんが飽きられることはないと思いますよ。 今田さん私は、尊敬し合える仲が良いかなと思います。支えたり、支えてもらったり、いつまでも感謝を大事にしながら、そういう夫婦像が理想です。尊敬していると仲良くいられるかなと思います。それに目黒さんの考えも素敵だと思いました。MC先ほども伺いましたが、こちらの東京大神宮は良縁を結ぶ神社です。お二人は、これまでに良い縁に巡り会えたと思ったことはありますか? 目黒さんいっぱいありますよね! 今田さんいっぱいあります。私は、上京のタイミングが同じお友だちがいて、十年経った今でも仲良くできているので、「すごい縁だな」と思います。一緒に住んでいたこともあって、今もしょっちゅう会います。何でも話せるお友だちなので心の支えです。 目黒さん僕は、Snow Manのメンバーですね。ほとんどが僕より先輩で、まさか同じグループになれるとは思ってもいなかったので。ラウールだけが下になるんですが、Snow Manのメンバーにいろいろなことを教えてもらいました。今、こうしてSnow Manとして活動できているのは信じられないぐらい不思議な縁だと思います。あとは、それこそ「わたしの幸せな結婚」で塚原さんに教わったこともいっぱいあります。 MCSnow Manのメンバーとの関係性というのは、どういったものでしょうか。 目黒さん先輩ではありますが、今は本当に何でも言い合える仲の良い友だちと仕事をしているという関係性ですね。ありがたい関係性で嬉しいです。 MC以前のイベントでも、「塚原監督との出会いは貴重だった」とお話されていましたね。 目黒さんはい。かなり自分にとっては大きな出会いで、この作品がなかったら、また違っていたのだろうと思っています。素敵な縁がある作品が、あと一週間ほどで公開になるので、ドキドキという感じです。 MC目黒さんは、未来にかけての出会いが開けるんですものね。 目黒さんああ、確かに。 MC今田さんは乱されないように。 今田さんはい。(目黒さんのおみくじの文言が)羨ましいです。いい縁を期待して待っています。 MCあっという間にお時間になってしまいました。最後にご挨拶をお願いします。今田さんからどうぞ。 今田さんあと一週間ほどで公開となります。いよいよという実感がわいて、そわそわしてきました。一年前に撮影が終わって、こうしてみんなで作り上げたものを皆さんにお届けできることが嬉しいです。一年あったので、いろいろな想いが込みあげてきます。たくさんの方に観ていただいて、幸せな気持ちになって、この作品をたくさん愛してもらえたらありがたいです。 目黒さんこの作品は、ラブストーリーの部分でも本当に丁寧に演技していますし、アクションもすごくて、本当に観たくなる作品です。そして、人の心を惹きつける要素がたくさん入っています。先ほどもお話しましたが、僕にとってものすごく大きな作品で、この後の僕のお芝居が変わりました。良い経験をさせていただきました。僕にとって良いご縁のあった作品なので、皆さんにはぜひ劇場で、この映像美を観ていただけると嬉しいです。僕もどこかで映画館に行って観たいと思います。(観てくれた方々と)その縁で幸せが広がっていくと嬉しいです。
-
「七人の秘書 THE MOVIE」完成披露試写会「七人の秘書 THE 」完成披露試写会「七人の秘書 THE 」公式サイトそれぞれの秘書が、秘めたる能力を駆使して、人知れず弱き者を救う“影の軍団”として暗躍する「現代の必殺仕事人」として絶大な人気を博したドラマ「七人の秘書」がついに映画化! 痛快エンタテインメント映画『七人の秘書 THE 』として10月7日(金)より公開となります。 9月14日(水)、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて完成披露試写会が開催! 木村文乃さん、広瀬アリスさん、菜々緒さん、シム・ウンギョンさん、室井滋さん、江口洋介さん、玉木宏さん、吉瀬美智子さん、笑福亭鶴瓶さん、田村直己監督が登壇し、撮影の思い出などについて語りました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!「七人の秘書 THE 」完成披露試写会望月千代役木村文乃さん照井七菜役広瀬アリスさん長谷不二子役菜々緒さん朴四朗役シム・ウンギョンさん鰐淵五月役室井滋さん萬敬太郎役江口洋介さん緒方航一役玉木宏さん九十九美都子役吉瀬美智子さん九十九道山役笑福亭鶴瓶さん田村直己監督木村さん今日は…満席なのかな? たくさんの方が来てくださってありがとうございます! 広瀬さん短い時間ですが、ぜひ楽しんでいってください。 菜々緒さん今回、劇場版を観ていただいてたぶん、ビックリされると思います。 シムさん今日はたくさんの方にお越しいただきありがとうございます。楽しいお時間になればと思っています。 室井さん最近、皆さんスカッとしていますか? 今晩はスカッとして帰ってください! 江口さんここ(本作)では、おいしいラーメンを配りながら癒しているリーダー役をやっております。 玉木さん今回は本作の完成披露試写会なんですが、(登壇のコールが)格闘技の試合に出られたような気分で楽しかったです。 吉瀬さん今日は楽しんでいってください。 鶴瓶さんどうも、九十九……。 木村さん道山(笑)! 鶴瓶さん道山です(笑)。今日試写を観たんですが、すっごく面白かったですね。あの…ものすごく、痛快でしたね。ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。 田村監督監督をしました、テレビ朝日の田村と申します。 MC木村さん、派手な登場で思い思いのポーズを決めてくださいましたが、皆さん同じポーズだったんですね? 木村さんそうなんですよ。トップバッターが私だったので、アリスちゃんが裏切ったら、私が一人寂しい結果だったんですが、みんな仲良く…江口さんまでやっていただいて大成功でした!江口さんここでチームワークを出さなきゃってことでね。“ギャルピース”をやってみました(笑)。 MC玉木さんはブロックの壁を破壊しての登場でした。 玉木さんなんであの登場だったのかは謎なんですけれど(苦笑)。頑張りました! MC映画化ということで、改めて木村さんはどんなお気持ちですか? 木村さん田村監督は本作が初映画監督作品ということで、おめでとうございます。 田村監督ありがとうございます。 木村さん作品自体もスケールアップしているんですが舞台挨拶のスケールアップもハンパないですね。あと四回くらいあるんですよね? すごいことが待っていると思うので、今後も楽しみにしていただけたらと思います。 MC今回、玉木さんは劇場版に出演されてみていかがでしたか? 玉木さんドラマも楽しく拝見していたんですが、まさかこの作品に参加できるとは思っていなかったので…。僕は、ラーメン屋の店主をやっているんですが、今回は依頼人で登場しています。 MC木村さん演じる千代の恋物語も始まるとか…? 広瀬さんと菜々緒さんは、完全無欠な千代の恋をどのように見ていましたか? 広瀬さん私は、お姉ちゃんの見たくない瞬間を見たような…(苦笑)。分かります? 姉妹間では姉妹の「女性の部分」は見たくないんですが、その姿が流れていて、恥ずかしくなりました。 菜々緒さん私は「ちっ、もっと行けよ!」って思っていました。私は「ちょっと物足りない」派でしたね。 MC鶴瓶さんは悪い役で登場されています。 鶴瓶さんなんで僕がこんな役をさせられたのか意味が分からないですね(笑)。こんなええ人間が…ねぇ? でも本当に大変でしたよ。マイナス17度ですよ。マイナス17度! 雪の中コケて、起きたらマイナス17度! 寒いでぇ。何べんもやらせやがって…!田村監督コケるのは自分でなさったんですよね(笑)。僕が「コケて」って言ったわけではなく、ご自分でノリノリでやられていましたよ。 鶴瓶さんあれはホンマにコケたんや(笑)。このメガネの留め金がなくなってん。「もう1ぺん撮り直そう」って言うから「頼むわ。こんな雪の中、メガネの留め金を探すの三時間くらいかかるから、やめてくれ」と。そうしたらやめてくれました。全然(本編に)映ってなかったで? 田村監督大丈夫です(笑)。 鶴瓶さんでもホンマに面白かったです。こんな話なんやな…と。これ怒られるかもしれへんけど、台本みんな読んでなかったから。自分のとこしか。だから余計面白いねん。 木村さんストーリーが? 鶴瓶さんこの人、こんなんなのかとか分かって…すみません(苦笑)。でも、すごくよかった。楽しみにしていてください。 MCシムさんは鶴瓶さんと共演されていかがでしたか? シムさんいやぁ、緊張しました…。 鶴瓶さん笑ってはったやん、最後のところ! シムさん緊張しました、本当に。精一杯、頑張ってやるしかないと思って…。ご覧になったら分かりますが、ちょっと叫んでいますから。そのシーンは、鶴瓶さんの前だからこそ頑張らないとと思って一生懸命やりました。ありがとうございます。 MC室井さんは鶴瓶さんとのシーンいかがでしたか? 室井さん緊張しました! 鶴瓶さんうそつけ(笑)! 階段のシーンね。僕のアップで、この人らは顔が映っていないんですよ。そしたら全員笑ってんねん。止めたもん。「もういっぺんやらせてください」って。長ゼリフしゃべるのに、(皆さんが)笑っているから。シムさんまで笑っていたやないかい! シムさんすみません、仕方なかったんです(笑)。 鶴瓶さん仕方なかったってなんやねん! おかしいやろ(笑)! 一生懸命やってんのに! シムさん私だけじゃなくて、皆さん笑っていたから…(笑)。 広瀬さん笑いが伝染しちゃったんですよね。 鶴瓶さん室井が声出して笑ってるんやもん! 室井さん階段があって、そのバックに大きな鶴瓶さんの肖像画があって、本人に瓜二つなんですよ。そこを降りながらの長ゼリフがあるんですが…まあ、本当に緊張しました。あははは! 鶴瓶さん噛んだらアカンし、一生懸命考えてるのに、みんな「うふふふふ、ははは!」って…あれは酷かったで、監督。ホンマに。 広瀬さん階段の段がおかしかったんですよね。 鶴瓶さん段がおかしいねん! 広瀬さん人が降りる段じゃなかったんですね。高さが2~3倍ある高い階段だったから。 鶴瓶さんコケんように確認しないといけなかった。 田村監督ありがとうございます! 鶴瓶さん「ありがとうございます」じゃないねん! MC吉瀬さんも劇場版からの参加でしたがいかがでしたか? 吉瀬さん私もさっきのシーンは本当にハラハラドキドキしながら…(笑)。(みんなが)笑っているのは見えていて、おかしかったです。私は映画からですが、連ドラから本当に大好きでご一緒できるのを楽しみにしていました。出来上がったチームなので、私も本当に緊張しました。ですが、萬くんといろんなことがあったりして…(笑)。ね(笑)? 江口さんそうですね、これは観ていただければ分かりますが、雪の中で…ね(笑)? そういうシーンもあるし、でも萬的には吉瀬さんもそうですが、千代のそういうの…ドキドキするんですよね、「え、こんなことまでしちゃうの?」って。鶴瓶さんあれはおかしいよね。「何やこれは!」て。(台本を)読んでいないから余計に…。 江口さん読んでいないのはマズいですよ(苦笑)! 鶴瓶さん申し訳ございません(笑)。 室井さんもうね、ロケ先が本当に寒くって…。監督に「こんな寒いところでやって良いの?」って聞いたら、監督は北海道出身だそうで、映画を撮るなら絶対に雪の中って決めていたんですって。ね? 田村監督雪のおかげといいますか、皆さんの演技もさらに良いものになっていました! 鶴瓶さんでも玉木さん、ずっとコート着ていたよね? 玉木さん僕だけずっと、マイナス20度まで耐えられる防寒服でした(笑)。 鶴瓶さん僕はタキシードで…。 広瀬さん私、ウェディングドレスですよ(苦笑)! 玉木さん僕は防寒バッチリでした(笑)。 鶴瓶さん(木村さんに)寒かったよな? 木村さんめちゃめちゃ寒かったです(苦笑)。 MC江口さん、雪の中でいかがでしたか? 江口さんマイナス13度とか…。 鶴瓶さんマイナス17度の時もあったよ。 江口さんあんまり体験することないですよね、それに撮影は一晩かかりますからね。 MC最後に江口さんには「ラーメンがおいしいと思う人生を送れ!」というセリフがありますが、あのセリフはどんな思いを込めておっしゃっているんですか? 江口さんどんな思いで…(笑)? えーと…、些細なことでもね、幸せなことだと思える喜び、余裕ですかね? そういうことが大事なんだよという気持ちを込めて言っています! 良いですか、これで? MCありがとうございます。鶴瓶さん、すごく良いセリフですよね? 鶴瓶さんえ? どんなセリフ? 僕のセリフ? 江口さんの? あれは素晴らしいですよ、本当に。 木村さん台本を読んでいないんですよね(笑)! 鶴瓶さんいやいや、知っていますよ、そのセリフは。さっき観たところやもん。何を言うてんねん(笑)! MC今回は、とっておきの情報解禁があります。ドラマでも主題歌を担当して「八人目の秘書」と言われていたmiletさんが劇場版でも主題歌「Final Call」を担当されています! ■「Final Call」が流れる新予告編が劇場スクリーンに流れる。 木村さんmiletさん受け取ったよ! めちゃくちゃカッコ良いですね。嬉しい! 確かに試写の最後にこの曲が流れて、「この曲、何だ?」って探しました! これからお披露目だったんですね。いやぁ、嬉しい! どうしよう。覚えて歌っちゃう。 菜々緒さんmiletさん、お会いしたらすごくキレイでかわいらしくて…。この方があのダイナミックで力強い歌声の方なんだと驚いた記憶があります。今回の作品でも主題歌を務めていただくということで嬉しいです。 広瀬さん女性のカッコ良さをより引き立ててくれる楽曲で、じっくりと後でまた予告を観たいと思います! MC最後に代表して木村さんからご挨拶をお願いします。 木村さんこの「七人の秘書 THE 」は10月7日から公開になります。全世界でここにいるお客さんが初めて観る方になります。もはや私たちと同じ、キャスト、スタッフだと思って観ていただければ、一層楽しさが増すと思っています。やっと皆さんにお披露目できるので、ご家族やご友人に広めていただけたら嬉しいです。とてもスカッとする内容になっていると思いますので、まずは気持ち良く観て、気持ち良くお帰りください。ありがとうございました!
-
全高50cm超の“特級”の存在感! 大ヒット映画『劇場版 呪術廻戦 0』より、「五条 悟」「夏油 傑」の 1/4スケールフィギュアがTOHO animation STORE限定で登場!『劇場版 呪術廻戦 0』 1/4スケールフィギュア 五条 悟 商品詳細・ご予約はこちらから『劇場版 呪術廻戦 0』 1/4スケールフィギュア 夏油 傑 商品詳細・ご予約はこちらからTOHO animation STORE(以下TaS)では、国内興行収入138億円の大ヒットを記録した『劇場版 呪術廻戦 0』より、「五条 悟」「夏油 傑」の1/4スケールフィギュアの予約受付を開始いたしました。「五条 悟」は2023年8月頃、「夏油 傑」は2023年9月頃のお届けを予定しております。 ともに作中の登場する印象的なシーンをモチーフに、全高50cm超の圧倒的スケールで立体化。表情・ポーズなどのキャラクターの造形に加え、クリアパーツにて表現されたエフェクトがその存在感をさらに際立たせます。 この機会に是非、TaSでしか手に入らない特別な商品をお買い求めください!◆『劇場版 呪術廻戦 0』 1/4スケールフィギュア 五条 悟 <商品概要> 【価格】税込62,700円(税抜価格:57,000円) 【発売月】2023年8月頃お届け予定 【内容】彩色済み完成品フィギュア 【サイズ】約530mm 【素材】PVC、ABS 【付属品】専用台座 【彩色】myu 【発売元】FREEing 【対象年齢】15歳以上 ◆『劇場版 呪術廻戦 0』 1/4スケールフィギュア 夏油 傑 <商品概要> 【価格】税込82,500円(税抜価格:75,000円) 【発売月】2023年9月頃お届け予定 【内容】彩色済み完成品フィギュア 【サイズ】約500mm 【素材】PVC、ABS 【付属品】専用台座 【彩色】myu 【発売元】FREEing 【対象年齢】15歳以上 ※TOHO animation STORE限定となります ※実際の商品とは異なる場合がございます。予めご了承ください ※商品サイズが大きいため、上記商品代金に加え送料として【税込3,000円】を頂戴いたします。予めご了承ください ※決済方法は【クレジットカード】【コンビニ決済】に限定させて頂きます ※1会計の購入数量を1個に限定させて頂きます ※ご注文後のキャンセル・返品はご遠慮いただいております ©2021 「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 ©芥見下々/集英社