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「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」完成報告会「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」完成報告会3月4日、映画ドラえもんが三年ぶりに春公開となります! 1985年に公開された「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争」のリメイク作品であり、新しい脚本と最新の技術により進化した本作「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」は、ドラえもんたちが大きな宇宙の小さな星を舞台に再び大冒険を繰り広げます。 2月20日に「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」完成報告会を東京国際フォーラムにて開催。ゲスト声優の松岡茉優さん、ミルクボーイの内海崇さんと駒場孝さん、そしてドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫・山口晋監督が登壇しました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。完成報告会ピリカ星の大統領・パピのお姉さんピイナ役松岡茉優さんミルクボーイ/地下リーダー役内海 崇さんミルクボーイ/パイロット役駒場 孝さん山口 晋監督松岡さん今日は、楽しい時間を過ごせたらと思います。内海さん前作が公開した1985年は、僕の生まれた年です。すごい偶然で、縁を感じております。ぜひたくさんの方に観ていただきたいと思います。駒場さん勇敢なパイロットを演じました。僕は今日のために、ドラえもんと同じ色のスーツにしてきました! 内海さん元から(=いつもドラえもんと同じ色)でしょう! 駒場さん気合いが入っております!山口監督「ドラえもん」の監督をすることは、自分にとって夢みたいな仕事でした。本作がほぼ出来上がった時に、(映画の公開が)延期になりました。それから時間だけが過ぎていき、「これは夢だったのではないか?!」と思いかけていたころに、やっと上映日が決まりました。「(公開が近づき)ようやくだな」と実感できました。MCまずは本作へのご出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。 松岡さん私の親世代はもちろん、お子さんからするとおじいちゃんやおばあちゃんの世代から長く愛されてきた作品なので、「私に務まるだろうか?!」という不安もありました。それでも正直なところ、連絡をいただいたときは電話越しに「やったー!」と言いました(笑)。 MC実際にアフレコをされてみていかがでしたか? 松岡さん今回は(原作にはない)オリジナルのキャラクターということで、監督と演出の方からは「やさしいだけではなく、強くたくましい女性を演じてほしい」と言われました。たくさんテイクを重ねてくださったので、「こういう風に言ってみましょうか」とか「こういう声の出し方はできますか」など、普段声のお仕事をしていない私にいろいろと教えてくださいました。それがすごく励みになりました。 山口監督僕の勝手な思い込みかもしれないですが、女優魂を見せていただいたと思っています。ピイナは甘くて可愛いだけのキャラクターではないので、筋の通ったお芝居をしていただき、とても嬉しかったです。 松岡さん......恐縮です。 MCミルクボーイのお二方は、今作が声優初挑戦です。 内海さん初めて声優をやらせていただきました。「ドラえもん」の映画ということで、めちゃめちゃ緊張しました。正直、脇役でセリフも一言ぐらいやと思っていたんです。でも、その二十倍ぐらいセリフがありました。名前こそないですが、地下組織のリーダーですから! MC重要な役どころでした。 駒場さん(内海さん演じる地下組織のリーダーと)同じシーンや、漫才の掛け合いとかもなくて、それぞれが自立したキャラクターでした。ちょっと難しかったですが、頑張りました。 内海さん(松岡さんに)僕らもオファーが来たと聞いた時は「やったー!」ってなりました。絶対になりますよね? 松岡さんオファーは電話でしたか? それとも直接でしたか? 内海さん僕らは、スケジュールに「ドラえもん」と書いてあって、マネージャーに「ドラえもんって書いてあるけれど、これは何?」と尋ねました。そしたら「(声優の)オファーをいただいています」という形で教えられました。 松岡さんえー! スケジュールで知ったんですね?! 内海さん「え?!」ってなりました。もう親戚もみんな喜んでくれています。ほんまに一生自慢できることをやらせてもらいました。 山口監督キャラクターの若さ、青臭さ、真剣さがシンクロしていました。シンクロ率が高くて良かったです。 内海さん嬉しい! 駒場さん初々しさが良かったですか? 山口監督初めての一生懸命さや緊張感が、そのままのキャラクターになっていました。声を聞くことで、このキャラクターはそういう人なんだと分かるようになったと思いました。ありがたかったです。 MC声優初挑戦ということで周りの方からのアドバイスはありましたか? 駒場さん僕は自宅で、奥さんを相手に練習をしました。「満点!」だと言ってもらいました。 内海さん採点が甘いね~! 駒場さんでも、いざマイクの前に立ったら全然ダメでしたね。監督をはじめとしてアドバイスをもらい、何回もやらせてもらって、「自分なりに何とかやれたかな」と思っています。 内海さん僕も家で練習しました。声を録ってから公開するまでが結構長かったので、(出演することをほかのお仕事などで)言えないじゃないですか。番組で、「ミルクボーイは声優の仕事をやったことあるの?」と聞かれて、「ドラえもん」をやっているけれど言えないから、「声優はまだやったことないです」と嘘をつかなあかんのが......。(ピリカ星の大統領)パピは嘘が嫌いなので、パピに怒られる! 今ようやっと言えて嬉しいです。 MC山口監督、本当に制作お疲れさまでした。映画が完成したお気持ち、一年の公開延期を乗り越えてやっと皆さんに観ていただけることについてのお気持ちをお聞かせください。 山口監督一番最初に「のび太の宇宙小戦争」をやると決まった時は、軍事独裁政権が敵だという設定はさすがに時代錯誤じゃないかなという話もありました。でも、地球上で実際にこういうことがあったのだから、それを示すだけでも意味があるんじゃないかなということになり、このままの設定でいきましょうと......。ところが、(映画が)完成しかけたころに、本当に似たようなことが起こってしまって、「二十世紀から二十一世紀になっても、そんなに人間は変わらないのだな」と思いました。自分たちエンタメの人間がやれることは、「『ドラえもん』の面白さって何だ?」とか「娯楽映画の面白さって何か?」ということを知恵を絞って作ることでした。今はこういう状況ですが、皆さんに観ていただいて、面白かったと思ってもらえて、明日からも頑張ろうと思ってもらえたら、それで幸せだと思っています。少しでも(感染症の)状況が良くなり、「こぞって映画を観に来てください」と言えるようになればと願っています。 MC松岡さんはいかがでしたか? 松岡さんこの作品を改めて見返した時に、一歩踏み出す勇気とか、諦めない気持ちとか、仲間たちとの絆とか、それは進学や進級、就職といった春にピッタリだと思いました。3月4日公開なので、ぜひ映画を観てもらってパワーをチャージして、新学期や新生活を頑張るための勇気になればと思います。 MC節目に相応しい作品になっていますよね。本日、実は映画の完成をお祝いしたいということで、ドラえもんたちも駆けつけてくれています。私と一緒に大きな声で「ドラえもん」と呼んでください。 登壇者の皆さんドラえもん! ドラえもんはーい!(ドラえもんを先頭にドラえもん達がステージへ。ワイワイと話をしながら登場!)MC皆さん、ようこそお越しくださいました! ドラえもんボク、ドラえもんです。今日はみんなと会えて本当にうれしいです! のび太野比のび太でーす! しずか源 静香(みなもとしずか)です! ジャイアンオレ様はジャイアンこと剛田 武(ごうだ たけし)だぁ! スネ夫セクシー&ビューティー! みんなの、いや、あなただけの! 骨川スネ夫でぇす! MCみんなは、映画の完成をお祝いしに来てくれたんだよね? ドラえもんそうなんです。皆さんが「集まる」と聞いたので、来ちゃいました! 実はボクたちからも皆さんに質問したいことがあります!MCそれでは、ここからはドラちゃんたちに質問してもらいましょう! ドラえもんはぁ~い! まずは、のび太くん、聞きたいことがあるんだよね? のび太えーっと、うーん、あれ? 何を聞こうと思っていたんだっけ? しずかもぉ~、のび太さんったら......! 代わりに私が質問するわね!映画の中で、私たちはパピくんのサイズに合わせてスモールライトで小さくなって遊んだりしたの。皆さんは、もし小さくなれたらどんなことがしたいですか? 松岡さん私は、磯辺餅が大好きなんです。なので、お餅の上でバウンドしながら食べたいです。 ドラえもんボクもお餅大好きだから、松岡さんと一緒にバウンドしちゃう! 内海さんは? 内海さん僕は小さくなって漫才をしたいです。そうしたら、ネタがスベっても「(身体が)小さいがな」で絶対にウケますから! 駒場さん「そんなことより小さいがな!」ってツッコミするの!? 内海さんそうそう! のび太(大笑い)。面白そう~! 駒場さんは? 駒場さんこの前冷蔵庫の扉を閉めたら、扉につけていたマグネットが落ちて、プリントが冷蔵庫の下に落ちちゃったので、それを取りに行きたいね。なんか大事なことが書いてあった気がするのよ。 内海さんほんなら冷蔵庫を動かして取ったらええやん。 駒場さんくぐって取りにいきたいの。 ドラえもんそれは大事だね。 しずか何かちょっとした漫才を見た気がして面白かったわ! 皆さん、ありがとうございます! ドラえもんほかに質問がある人は? スネ夫はーい! 僕は松岡さんに質問です。今回、僕たちは宇宙で大冒険をしたんですが、僕たちの誰かと宇宙に行けるとしたら、この中で誰と行きたいですか?もちろん僕でしょ~! ジャイアン誰よりも男らしいオレ様だ! のび太いやいやいや......ボクの可能性もあるじゃないか! しずか私たち、女の子同士、宇宙で一緒においしいものを食べるのはどうかしら? 松岡さん本作ではスネ夫くんに励まされるシーンがあったんです。迷ったり、戸惑ったりする姿を隠さずに見せてくれたから、きっと一緒に宇宙に行っても、弱音を吐き合えるんじゃないかなと感じました。だから、スネ夫くんと一緒に宇宙に行かせてください!今回の「2021」版になって、急に「星を救う」っていうことに戸惑う気持ちって分かるじゃないですか。それをスネ夫くんは隠さずに見せてくれました。励まされたし、親近感がありました。映画の中でも私が特に好きなシーンです。映画をぜひ観ていただきたいです。 スネ夫わぁー、嬉しいなぁ~。 ドラえもん良かったね! MC皆さん、ありがとうございました。最後に私からゲストの方々に伺います。完成作をご覧になって、皆さんに観てほしいポイントを教えてください。 松岡さんクライマックスのほうで、のび太くんがパピにかける言葉を聞いて、「私は私のままで良いんだな」と思えたんです。それぞれができることとできないことがあるので、私は私のままで良いという勇気をもらいました。新生活にドキドキしている皆さんは、「このままで良いんだ、誰かと一緒に頑張れば」って思ってもらえると思います。 内海さん僕らは「ミルクボーイ」ということで、しずかちゃんが牛乳風呂に入るシーンがあるので、「ミルク」つながりで......。 のび太(しずかちゃんを守るように)ボクの大事なしずかちゃんだぞ! 内海さんごめんごめん、でもそういうことじゃなくて、ミルクつながりだから! しずかもぉ、ミルクボーイさんのエッチ! MC駒場さんはいかがですか? 駒場さん最後の戦うシーンは迫力がありました。個人的には、最初のほうのみんなで小さくなり、小さな世界で遊ぶ姿が、ほんまに子供の頃の夢みたいな感じで好きですし、自分も仲間に入りたいなと思いました。どちらも見応えがあります。 MC山口監督はいかがですか? 山口監督弱い心の持ち主でも「強くなりたい」と自分を鼓舞する、みんなの代表としてスネ夫くんを描きました。スネ夫くんに感情移入して、観終わった後で、「もうひと頑張りするか!」と思ってもらえたら嬉しいです。
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「コンフィデンスマン JP 英雄編」大ヒット感謝祭「コンフィデンスマン JP 英雄編」大ヒット感謝祭脚本家・古沢良太さんが手がける人気シリーズの劇場版第三弾「コンフィデンスマン JP 英雄編」の「大ヒット感謝祭〜最初で最後のネタバレOK!!子猫'sナイト~」と銘打った舞台挨拶が、2月28日に東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて開催。小手伸也さん、織田梨沙さん、生田絵梨花さん、田中亮監督が登壇し、本作に関するマル秘トークを繰り広げました。こちらの舞台挨拶の模様を詳しくレポートいたします!大ヒット感謝祭小手さん皆さん、こんばんは。本日は「大ヒット感謝祭〜最初で最後のネタバレOK!!子猫'sナイト~」にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。 私ですね、先ほど突然言われて、本日の司会進行を務めることになりました(苦笑)。まさに、ドッキリを仕掛けられました。「五十嵐が司会をやれよ」ということで...、こちらの模様は近日配信されます「コンフィデンスマンTV」(東宝公式Youtube)の方で確認していただければと思います。本日の司会進行を務めます、五十嵐こと小手伸也です。よろしくお願いいたします!ではまず、初代コンフィガール・モナコ役、織田さんお願いします。モナコ役織田梨沙さん畠山麗奈役生田絵梨花さん田中亮監督五十嵐役小手伸也さん織田さん今日はわざわざ足を運んでいただきまして、ありがとうございます。 短い時間ですが、皆さんで盛り上がりましょう! 小手さん続きまして二代目コンフィガール、コックリ役の関水渚さんですが、お仕事の都合で欠席でございます。本日は等身大パネルでのご登壇となっております。続きまして、三代目コンフィガール麗奈役(麗奈をレイナと呼んでしまう)の生田絵梨花さん、お願いします。生田さんあ、レナです。レイナではなくて、レナです。大事なところなので、間違えないでもらっていいですか。 小手さんあ、レナ......。申し訳ございません。失礼いたしました! 生田さん(笑)! 今日は映画をご覧いただき、ありがとうございます。前回の舞台挨拶で「小手さんとはもうお会いすることはないので」と、関係に終止符を打ったはずだったんですが、今日こういった場があるというのは、すごく騙された気分です(笑)。小手さんは「騙された」と言っていますが、私は仕組んだんじゃないかと......。私に会いたいがために用意した場だと、私は思っていて、ちょっと怖いなと思っています。 小手さん被害妄想も甚だしい! 生田さん(笑)! 今日はコンフィガールの三人で登壇できる貴重な会ということで、渚ちゃんの分も楽しくお話できたらなと思っています。よろしくお願いします。田中監督本日はお越しくださいまして、ありがとうございます。 またこうやって皆さんとお会いできる機会があることを嬉しく思います。等身大パネルを持って登場する貴重な経験もできて、本当に嬉しい限りです(笑)。今日はMCが五十嵐さんということで、とんでもなく盛り上がる会になると思います。ぜひ期待してください! 小手さん盛り上げが必要だったら、事前にちゃんと言ってください! 僕だってそこそこの心の準備ができれば、もう少しトークも軽やかになるかもしれないですが、今は緊張でいっぱいなんです。 田中監督いつMCだと言われたんですか? 小手さんつい1時間ほど前ですよ。 生田さん本当ですか? 小手さん(笑)! 本当だよ! 生田さんまだ信じられない。 小手さん今日もガンガンくるね。 生田さん今日は最後なので、出し尽くしたいです(笑)!小手さん一応、僕もご挨拶させていただいてよろしいでしょうか。五十嵐です。イベントでいつもやっているアレをやるタイミングを逃してしまったので、ここでやらせていただきたいと思います。やっても良いですか?(会場から拍手が上がる) ありがとうございます。では行きますよ! 「いたのか?!五十嵐ー!」 (会場から思ったほど手が挙がらず)うーん、あんまり手が挙がらない!田中監督いつもの小手さんは、もうちょっと丁寧に「(コロナ禍なので)声の発生ができないので、手だけ挙げましょう」と振ってからやるのに、今日は(小手さんが)焦っているから、皆さん手を挙げづらかったんじゃないかな。 小手さんごめんなさいね。もう一回行きましょう。「いたのか?!五十嵐ー!」(今度は小手さんに応えるように会場からたくさんの拳が上がる)ありがとうございます!(会場:拍手) 小手さんついにこの日がやってまいりました。「コンフィデンスマンJP」の舞台挨拶史上初のネタバレOKの舞台挨拶です。 遠慮なく話していきたいと思いますので、どうぞご期待ください。今日のトークテーマはこちら!「舞台挨拶や取材で、言いたくても言えなかったネタバレエピソード」を披露!これまで我々はネタバレを封印したまま舞台挨拶を重ねてきましたから、何を話したら良いのか......。どうですか、生田さん? 生田さん本作は和歌山県のポルトヨーロッパ(地中海をイメージしたテーマパーク)で撮影をしたじゃないですか? 小手さん(笑)! ゴリゴリにネタバレするんですね! 生田さんその施設内にカフェがありましたよね。そこでまさみさんが、ドリンクを賭けて"男気じゃんけん"(じゃんけんに勝った「男気」のある人がみんなにおごる)をしようと言って...その時、小手さんと監督は一緒にいらっしゃいましたよね? 私は見事に負けて、皆さんにドリンクをおごったんです。本当に自腹だったんですが、それが私はすごく嬉しくて...。こんなそうそうたる先輩方におごるなんて、この先もなかなかないはずです。その領収書は今でも財布の中に入れていて、お守りのようにしています。小手さんそこまで大切な思い出にしてくれているとは思いませんでした。ご当地のフレーバーみたいなドリンクがありましたね。 生田さん結構皆さんでゲームをしていましたよね。 小手さん緊急事態宣言明けとはいえ、自粛をしなければいけない時期でもあり、みんなで飲みに行ったりもできなかったので、現場でコーヒーを賭けてじゃんけんをするという遊びが唯一の癒しのような部分もありましたよね。 織田さん私も一回やりました。 生田さんその時は誰がいたんですか? 小手さん僕もソフトクリームをおごらされましたよ。 生田さん結構、各地でやっていたんですね。 織田さん誰が言い始めるんでしょう? 小手さんまさみちゃんでしょう! 生田さんまさみさんの発案でゲームをしていましたね。いろいろと盛り上げてくださって、そのおかげで打ち解けることができた瞬間がたくさんあったので、とても感謝しています。 小手さん他にありますか? 織田さん今回は、社交ダンスとミュージカルの練習をたくさんやって。「あれ?今自分は何をやっているんだ...?」と思うようなことがたくさんありました(笑)。待ち時間にもミュージカルの練習をして、みんな真面目に部活のようにやっていました。小手さん部活でしたね。昭和初期の社交ダンスのシーンを撮影している空き時間に、スタジオの外に出て暗闇の中で、 「ちょっとミュージカルの練習をしよう!」って。駐車場でやった! 織田さんすごく楽しかったです! 久々に部活をしたという感じ。 生田さん参加したかったです。 小手さんあのシーンの(生田さんの)あのキャラクターは誰がモデルなの? 生田さん私はコシノジュンコさんのイメージで、松重(豊)さんはJ.Y. Parkさんです(笑)。 田中監督松重さんは、J.Y. Parkさんをあまりよく知らなかったようで、出番前に動画を見て、勉強していました。 織田さん一瞬で分かりました! 生田さんステージ側のみんなが楽しそうに、生き生きしているのを見ていて「うわあ、ステージに立ちたかったな!」と思いました。「鳥獣戯画」(を演じた)の皆さん、すごく輝いていましたよ。 織田さん「良いなあ、良いなあ」ってずっと言ってくれていましたね。 生田さん言っていました。私も一応ミュージカル俳優をしているので、あれには結構嫉妬しましたね。出たかった! もし続編があれば......。余っている動物があれば、ぜひやりたいです。 小手さん監督は何かありますか? 田中監督踊り関係で言うと、生田さん演じる麗奈が踊ってくれたベリーダンスは、本編で流れるのは数秒だけだったんですが、実際は二分ぐらい全部振り付けがあったんです。生田さんはそれを完璧に、すぐに習得して踊ってくれました。生田さんが「鳥獣戯画」のステージに出ていたら、周りがかすみすぎてしまって危なかったかも。あのメンバーでちょうど良かったのかもしれません(笑)。 生田さんベリーダンス、ガッツリやりましたね。 田中監督かなり練習してくれましたよね。 生田さんかなりしました。 織田さん普段使わないような筋肉を使うし、難しそう 。 生田さんそう! すごく難しいんです。こうやって......(ベリーダンスの振り付けを踊り始める)小手さんお!(生田さんのダンスを見る) 生田さん見ないでください! 小手さんだけに見られなければ、皆さんにはお見せしたい。腰を動かすのがなかなか難しくて、毎日、毎日、その動きの練習をしていました。プロデューサーさんに「せっかく踊ったので、DVDになる時にはぜひ特典としてフルバージョンを入れてほしいです」と言ってみたんです。「前向きに検討します」と言っていただきました。 小手さんそれは期待できますね。 生田さん小手さんは観ないでください! 小手さんそれを観る、観ないの自由もないのか! 家で観るだけだから良いんじゃないか! 変な意味じゃないよ! 生田さん皆さんにはぜひ! せっかく頑張ったので、観ていただきたいなと思っています。 小手さん僕も良いですか?僕は公開前にプロモーションで全国を周って、各地でインタビューを受けたりしたんです。今回は「マルタ島の印象はいかがですか?」という質問に対する答えが一番難しかった! 行っていないんだもん! 「行っていない」とも言っちゃいけないし、現地でのエピソードがあるわけでもない。「映画を観ただけでマルタ島に行った気分になれる、ステキなロケーションです」みたいにふわ〜っとした感じの答えしかできなかったんです。ようやく、言えますね。行ってないっす(笑)。すごく合成がうまくて、映画を観てびっくりしましたね。ロケ先でもグリーンバックで撮影をしましたが、あんなにきれいにハマるとは思わなかったです。 生田さん「マルタ島に実際行ったの?」って、いろいろな人に言われました。誰もCGだとは気づいていなかったです。 小手さんようやく、「行ってないんですよ」ということを言えます。 織田さん嘘をつくのも嫌だから、嘘をつかない程度に話すのが難しかったですね。 田中監督メイキングを見てから、今日来たという方はいらっしゃいますか?(会場から手が挙がる) 生田さんあのメイキング、面白いですよね。ハリウッドみたい。 田中監督良かったです! みんなの努力の証を見てもらえるメイキングです。 小手さんあれで制作陣が気を良くして、「これなら世界のどこへでも行けるじゃん」みたいな感じになるかも。 生田さんあとコヒさん(小日向文世さん)があまり海外に行きたくないとおっしゃるから、「もうこれで!」って(笑)。 小手さんちょっと海外が苦手なコヒさんは、「これなら国内でも撮れる!」と言っていましたね。 生田さん次は恵比寿で学園ものが良いと言っていました(笑)。次がどこになるのか気になりますね。 小手さん続いて、今日はここにいらっしゃっていないキャストの皆さんからコメントをいただいています。まずはこの方から。(瀬戸康史さんからのコメントがスクリーンに映し出される)「めちゃくちゃ寒かった日にプールに飛び込むシーンの撮影があって、衣装の下にウエットスーツを着るのですが、それが腕までしか入らなくて、確認したらレディースサイズでした。スタッフさんが急遽買いに行ってくれて、なんとか助かりました」というコメントです。 田中監督撮影はちょうど1年くらい前で、気温も今ぐらい、水温も20度を切っているぐらいでした。もう撮影を始めなければいけないタイミングだったので、ギリギリまで「ウエットスーツを着ずに飛び込むか、どうするのか」と悩んでいる時にウエットスーツが届いたので、良かったです。ただ着られたのは良かったんですが、イメージでは、ザブンとプールの底まで沈んでもらうはずだったものが、ウエットスーツの浮力で浮いてしまって...瀬戸さんが一生懸命に水をかきながら沈んでくれました。ウエットスーツで温かさは確保できたけれど、沈みにくくなってしまったようです(苦笑)。 小手さん続きまして、小日向さんからのコメントです。「マルセル真梨邑(瀬戸康史さん)に捕まったダー子、ボクちゃん、リチャードの牢屋の場面は、実は国内スタジオにセットを組んでの撮影でした。そのおかげで、歌の収録でスタジオ入りしていた"NiziU"のメンバーに偶然に会うことができました。そして一緒に写真を撮ってもらい、この日の撮影はより最高にテンションが上がりました」というコメントです。あの人、若いな! すごいテンションで「これ見て、見て!」と写真を見せられましたよね。田中監督エレベーターが開いた瞬間に"NiziU"の方々がいたらしくて、コヒさんは「NiziU?、NiziU?」と本人に確認して、「NiziUです」と言っていただいたようです。 小手さんコヒさんは、流行の女性グループ好きですよね。"NiziU"の前は誰にハマっていたんでしたっけ? 田中監督坂道グループも大好きですよ。 生田さん本当ですか? 私、何も言ってもらえなかった......。「写真を撮ろう」とも言われてないし。"乃"の字も、"坂"の字も全然聞いていないです。 小手さんあれ、欅(櫻)の方だったのかな......? 生田さんコヒさんに、乃木坂(46)も好いてもらえたら嬉しいです。会えたら、乃木坂プレゼンをしたいと思います。 小手さんコヒさん、乃木坂(46)もよろしくお願いします! 続きまして、東出くんです。「和歌山の観光地で撮影をした際、ゲームで負けた人が売店のソフトクリームをごちそうして空き時間を過ごしていたんですが、マルタにソフトクリームがあるのか分からずに話せませんでした。小手さん、ごちそうさまでした」というコメントです。これ、先ほど話したことですね。 東出くん、ごめんね! さっき話しちゃった。申し訳ない。小手さん続いては、長澤さんです。「取材で、丹波や真梨邑のキャラクターの感想を求められた時はちょっとドキドキしましたね。何を言ってもネタバレになりそうなので。赤星さんに至っては特殊メイクもあったので、そこを外すとストーリー上の絡みの話もできず(汗)」というコメントです。織田さん赤星さんの特殊メイク、最初はご本人だと気づきませんでした。 生田さんあれ、気づかなかったよね......。 田中監督江口さんは朝4時ぐらいに現場に入って、ずっとメイクをしていました。特殊メイクをした江口さんが来ても、他のキャスト陣も気づかない。知らない俳優さんだと思われていたみたいです(笑)。 織田さん私も気づかなくて、まだ赤星さんと挨拶していないなあって思っていました(笑)。 生田さんしゃべり方や声のトーンも全然違いましたよね。 織田さんたぶん(特殊メイクで)口があまり動かないから、余計に話し方も変わっていたように思います。 田中監督江口さんは年齢に合わせたお芝居もしてくれていました。 生田さんあのシーンは感動しました。 田中監督これまでのシリーズで培ってきたものでもありますね。最初は「ロマンス編」でリチャードが"特殊メイクを剥がす"というシーンがあって、実はその時は失敗してしまったんです。途中まで剥がして、もう一度くっ付けるということもしました。今回はそういったことを乗り越えて、学んで、一発でうまくいきましたね。 小手さんエピソードをいただいたのは以上です。どうもありがとうございました。宴もたけなわでございますが、そろそろ終わりなんですよね。 田中監督僕、実は長澤さんからお手紙を預かってきています。 小手さんはあっ!? もうサプライズはないと言っていたじゃないか! 田中監督すみません、僭越ながら私が代わりに読ませていただきます。【長澤まさみさんからの手紙】会場にお越しの子猫ちゃんの皆さん、モナコ、麗奈、田中監督、こんばんは。長澤まさみです。 小手さん俺は!(登壇者の皆さん&会場:爆笑) 【長澤まさみさんからの手紙】「大ヒット感謝祭〜最初で最後のネタバレOK!!子猫'sナイト~」、いかがでしたか? 盛り上がりましたか? (会場:拍手)私は今夜、会場に足を運べずとても残念です。子猫ちゃんたちと楽しい時間を共有したかった! モナコの不思議な天然キャラ、麗奈の品のある受け答え、監督の撮影秘話で、きっと内容の濃い時間になったと思います。子猫ちゃんたちのおかげで、映画は大ヒットできました。...いたのか!五十嵐! MC席にいるのか、分からなかったよ。ちゃんと司会は務められたのかな? 小手さんもちろんでございます。(会場:拍手) 【長澤まさみさんからの手紙】感謝の言葉。五十嵐こと、小手伸也さま。あなたは「リゾート王編」で「コンフィデンスマンJP」に登場して以来、連ドラ「運勢編」「ロマンス編」「プリンセス編」そして「英雄編」を通してずーっと子猫ちゃんの筆頭として、この作品のためにたくさん宣伝活動をしてくれました。北は北海道から、南は九州、福岡まで。全国で子猫ちゃんの集いを開催してくれました。各地でのスケジュールは分刻み。まるでトム・クルーズだったそうですね。YouTubeでは「コンフィデンスマンTV」で数々のドッキリにもしっかり応えて、映画の宣伝をしてくれました。何より、今夜の「子猫'sナイト~」まで数々の舞台挨拶でしっかりと活躍してくれました。「コンフィデンスマンJP」がとても多くの皆さんに観ていただけたのも、そんな小手さんの頑張りがあったからこそだと思っています。私は、小手さんが毎日のようにSNSで宣伝してくれていること、「鳥獣戯画」の歌詞と振り付けを舞台袖で練習していたこと、撮影や取材の現場で私たちキャストやスタッフさんたちにすごく気を遣って、場を盛り上げてくれていたことなどなど、たくさん知っています。キャスト、スタッフ、そして何より子猫ちゃん代表として言っておきます。小手さん、ありがとうね、ハート。今日で宣伝活動がひと段落となります。本当にお疲れ様でした。ちょっと寂しいけど、またどこかで会えると良いですね。みんなあなたのことが大好きです。by ダー子 (会場:拍手) 小手さん(涙を拭いながら、照れ笑い)いやいやいや...ありがとうございます。この前もなんか似たようなことを言ってきて、「泣かないの?泣けば良いのに」みたいなことを言っていましたからねえ。そうですねぇ...。嬉しいですよ。そんな風にね、言っていただけるのはね、僕も...。いやあ、本当に五十嵐がどうかとかそういうことではなく、「コンフィデンスマンJP」という作品が長く愛されて、これだけの人たちを巻き込みながらこうやって続いてきて、しかもまだまだ続編を望む声もある。この状況だけで、僕は本当に嬉しいんです。できればまた今後とも関わらせていただきたいなと思います。(会場:拍手)小手さんでは最後に、小手伸也から締めのご挨拶です(笑)。本日はお忙しい中ご来場いただき、誠にありがとうございました。「英雄編」の上映はまだまだ続いておりまして、勢いもかなりまだ残っているということで... 。そろそろ「ドラえもん」(「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」3月4日公開)も始まりますが、共存もできるかなと思っております。Blu ray&DVDが出るのはもう少し先ですから、また我々がした話も踏まえつつ、改めて劇場でいろいろと確認していただければなと思っております。今回で舞台挨拶も最後という形になってしまいますが、どこかでまた皆さんにお会いできたらと思います。その時は五十嵐が、またこちらの世界と皆さんをつなぐ架け橋として、粉骨砕身してまいりますのでよろしくお願いいたします! 本日はありがとうございました!
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「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」公開記念舞台挨拶「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」公開記念舞台挨拶新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、約1年の公開延期を経て「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」がついに公開! これを記念して3月5日(土)、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズにて舞台挨拶が実施されました。ドラえもん、のび太、しずか、スネ夫、ジャイアンのおなじみのキャラクターに加え、ゲスト声優を務めた松岡茉優さん、ミルクボーイ(内海崇さん&駒場孝さん)、山口晋監督も登壇! ミルクボーイとジャイアン、スネ夫による特別コラボレーション版の漫才も披露され、会場は盛り上がりを見せました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!公開記念舞台挨拶MCドラえも~ん!ドラえもんはーい!みんな行くよ~! ■ドラえもん、のび太、しずか、スネ夫、ジャイアンが登場! ドラえもんこんにちは、僕、ドラえもんです。 のび太野比のび太です。 しずか源しずかです! ジャイアン俺様、ジャイアンこと剛田たけしだぜ! スネ夫クール&ビューティ、みんなの...いや、あなただけの骨川スネ夫です! 決まったね! ドラえもん今日は、朝早くから僕たちの映画を観に来てくれて本当に、本当にありがとう。僕たち、とっても嬉しいです。みんなもサンバイザー、とっても似合ってます。かわいいねぇ。 のび太僕が拾ったロケットから小さな宇宙人パピくんが出てきたと時はとってもびっくりしたよね? ジャイアン10歳で大統領ってホントすごいよな? しずか私はみんなと小さくなって遊ぶことができてとっても楽しかったわ。あと、ロコロコちゃんもよくしゃべって、すごくかわいかったよね? スネ夫そんなのよりさ、パピくんのお姉ちゃんのピイナちゃん、かわいかったなぁ! 声が素敵なんだよね。 ジャイアンパピを追って反乱軍が地球にやってきた時はどうなるかと思ったよな。 スネ夫そうなんだよ、一番頼りにしているドラえもんもスモールライトを奪われちゃうし。 ドラえもんアタタ...(苦笑)。でもでも、パピくんを守るために宇宙に行って、パピくんの故郷ピリカ星を救うことができて本当によかった! のび太客席のみんなも映画を観ながら僕たちのこと「頑張れ」って心の中で応援してくれたよね? 本当にありがとう。その応援が、僕たちの力になったと思うんだ。みんなのおかげだよ。ありがとう! ■松岡茉優さん、ミルクボーイ(内海崇さん&駒場孝さん)、山口晋監督も登場。ピリカ星の大統領・パピのお姉さんピイナ役松岡茉優さんミルクボーイ/地下リーダー役内海 崇さんミルクボーイ/パイロット役駒場 孝さん山口晋監督松岡さん今日は皆さんのお顔を見ることができて、そして公開を迎えることができて本当に嬉しいです。今日はみんなと楽しいお話を繰り広げられたらいいなと思います。内海さんありがとうございます。ずっと好きな「ドラえもん」の映画で声優ができて、すごく楽しい映画に出させていただけて本当に嬉しいです。"ミルクボーイ"ってプラカードを持っていらっしゃる方も多いですが...。 駒場さん持っていないよ? 内海さん持っていないですか? あぁ、「茉優ちゃん」「茉優ちゃん」...茉優ちゃんだけでしたね。駒場さん声優の仕事は初めてでしたが素敵な作品に携われたことを嬉しく思っています。僕の役のとこ、分かりましたか? ちょっと馴染み過ぎていて分からなかったかもしれませんが、それくらい声優としてすごく馴染んでいたんじゃないかと...。 内海さんいやいや、ちょっと浮いてました! ちょっと浮いてました! 駒場さん今日は最後までよろしくお願いします。山口監督皆さん、こんばんは。本日はお忙しい中、ご来場いただき本当にありがとうございます。なかなかこんなに大きなスクリーンで観られることもないと思うので、本日は最後まで楽しんで帰っていただけたらなと思います。MCそれではお話を伺ってまいります。まずは山口監督、一年の公開延期を乗り越えてついに公開を迎えました。今のお気持ちを伺わせてください。 山口監督今回はパピくんにならって、「嘘をつかずに正直に仕事に取り組もう」という思いで取り組んできました。パピくんやのび太くんをみならって、カッコつけじゃなく、素直に正直な気持ちでぶつかれば、皆さんにも届いてくれるのかなと思いました。もし今日、本当に楽しんでいただけたのなら、そういうところに共感していただけたのかなと思います。今日は本当に来ていただいてすごく嬉しいです。ありがとうございました。 MC今回の映画では、ドラえもんたちが仲間を守るために勇気を振り絞って宇宙で戦う姿が印象的でした。それでは、ゲストの皆さんが最近、勇気を振り絞ったことを教えていただけますか? 松岡さん勇気を振り絞ったことは...お友達になりたいなと何年も思っている方がいたんですけど。なかなかきっかけがなくて、どうしようかなと思ってたんですが。たまたまその方に会えるタイミングがあったので、お手紙に「もしよかったら、お友達になりませんか」と書いて、連絡先を渡したのが、最近、勇気を振り絞ったことです。しずか素敵! 松岡さん4月から新しい学年とか、もしかしたら学校が変わる子もいるかもしれませんが、お手紙はオススメです。 内海さん僕ね、ヘビがメチャメチャ苦手やったんですよ。番組のロケとかでヘビを首に巻くやつとかあるじゃないですか? あれも絶対にお断りしているんです。「他は何でもします。スカイダイビングでも何でもしますから、ヘビだけは無理です」って言っているんですが、この前、やっとこれくらいの小さい白いヘビを巻きました。メチャメチャ勇気出して巻きました。 MC感想はいかがでしたか? 内海さんもう目つぶっていたんで覚えていないんですが。勇気出して初めて巻きました。巻いたら、冷たくてひんやりしていてかわいかったですね。挑戦してよかったです。 駒場さん僕、納豆がすごく好きで、毎朝食べているんですが、「カラシじゃなくてタバスコを掛けるとおいしい」と聞いて、そんなの合うわけないと思いつつ、怖かったんですが、掛けてみたらメチャクチャおいしかったんですよ! 勇気を出して掛けてみて良かったなと思っています。辛すぎるかと思ったらちょっとした酸っぱさもあって...勇気出して良かったなって。内海さん小さすぎる! 勇気、小さすぎるわ! 駒場さん苦手なものとかあっても、勇気出して食べてみたらおいしいこともありますんでね。 MCせっかくなのでドラえもんたちからも質問はありますか? ドラえもんじゃあ僕から。松岡さんとミルクボーイさんに質問です。今回の映画にも僕のひみつ道具、たくさん出てきたけど、しずかちゃんの家でパピくんをかくまう時に使った「かべ紙秘密基地」ってあったよね? もし皆さんがこのひみつ道具を使えるならどんなことに使いますか? MCこれは壁にポスターのように張るだけで中が秘密基地のようになるというひみつ道具ですね。松岡さん、どういうことに使ってみたいですか? 松岡さん私、子どもの時「ジャイアン」って呼ばれていたんですよ。上手じゃないのに歌をすごく大きな声でずっと歌うので「ジャイアン」「ジャイアン」と。(ジャイアンに)この基地の中で一緒に歌いましょうか? ジャイアンやったー! 松岡さんこの中なら誰にも迷惑かけないのでリサイタルしたいですね。 スネ夫ミルク兄さんたちは? 内海"ミルク兄さん"って弟子じゃないんだから。そうですね、誰にもバレへんってことで...。僕、M-1を獲ってから奥さんとデートに一回も行っていないんですよ。というのも奥さんが「ミルクボーイ内海の嫁」とバレるのが絶対に嫌やってことなので、(一緒に)歩くのが絶対に嫌らしいんですよ。なので、この中でちょっと密会をしたいと思いますね。この中でデートしたいなと思います。駒場さん僕は、体を鍛えるのが好きで、家に道具を置いているんですが、大きくないので、この中を自分専用ジムにしたいですね。自分専用やから一面鏡張りにして、裸でトレーニングできるような、鍛えては見て、鍛えては見てって感じでやりたいですね。 MCではほかに質問したい人はいますか? じゃあ、のび太くんお願いします! のび太今回の映画の舞台は「宇宙」ということに掛けて、最近皆さんが「夢中」になっていることを教えてください。 松岡さん夢中になっているのは、ちょうど昨日もやっていたんですが、文旦をむくこと(笑)。両手で持つくらいの黄色いミカンなんですが、両手でぐっと力入れないとむけなくて...。それを6個むいたんですが、酸で指がパリパリ(苦笑)。だからぜひ、おうちの人がむいていたら手伝ってあげてね。内海さん僕は、ホンマに最近なんですが、恋愛リアリティショー番組を見始めました。全然、今まで観ていなかったんですが一回観たら面白くて、夜な夜な、角刈りのオッサンが恋愛リアリティショーを(笑)。他人の恋愛を見て涙するというのをしています。キラキラしていて素敵でいいんですよ。 駒場さん僕は、最近お花を飾るのに夢中になっています。番組で生け花をやらせてもらって、その時に自分の中の"お花心"が開いたのが分かったんですが、楽しいなと。そこまでのものじゃないんですが、家で飾ってみたりして、楽しいなと。生け花ごっこじゃないんですがやっていて。ムキムキの華道家みたいになっていくんじゃないかと。すごい路線になっているんですが、お花を見ると癒されるし、楽しいなと夢中です。季節によって違うし楽しいです。 のび太楽しそう! ありがとうございます。 MCでは最後になってしまいますが、しずかちゃん! しずか質問ではないんですが、一つお願いがあります。松岡さんともさっき話していたんですけどミルクボーイさんの漫才が観たいなって! 内海さんドラえもんを題材に? 分かりました。しずかちゃんと松岡さんが言うてるということで、漫才をさせてもらいます。 しずかねぇ、良かったら、たけしさんとスネ夫さんも漫才に参加してもらえない? 今日だけの特別コラボってことで、スネ夫さんたちならできるわよ! 内海さんじゃあ一緒にコラボでやりましょう! ■ミルクボーイ&ジャイアン&スネ夫の漫才。 内海さん今、みんなが集まっている空き地の土管をいただきました。ありがとうございます。ありがたいですね。駒場さんありがたいですね。いや、うちのオカンが好きなキャラクターの名前を忘れてもうたみたいでね。 内海さん好きなキャラクターの名前を忘れてもうた? 大変やね。 駒場さん全然、わからへんみたいなのね。 内海さんじゃあ、オカンが好きなキャラクター、俺とジャイアンとスネ夫で一緒に考えてあげるから、どういった特徴を言ってたか言ってみて? 駒場さん未来から来た猫型ロボットやて言うんやけどね。 内海さんほぉ、ドラえもんやないの、その特徴はドラえもんよね? 駒場さんそれが分からへんのよ。そのキャラクターは、スタイルが良くてかっこいいっていうの。 内海さんそらドラえもんとちゃうかぁ。ドラえもんは二頭身だからね。タヌキとたまに間違われたりするんだから。ドラえもんは身長129.3センチ、体重も129.3キロで、頭の周りも129.3センチ、胸囲も129.3センチ、全部129.3でできてるのよ。カッコいいとは程遠いんやから! ねぇ、スネ夫くん? スネ夫それならドラえもんじゃないね。スタイルが良くてカッコいいなら、この中なら...僕だね?内海さんそうそうそう。ドラえもん違うやん。もうちょっと何か言ってなかったか? 駒場さんネズミが大嫌いらしいのよ? 内海さんそらドラえもんやないかい! ドラえもんは昼寝中に耳をかじられてからネズミが大嫌いなんやから。ネズミを見たら、129.3センチ飛び上がって、時速129.3キロのスピードで逃げていくんだから。ここでも129.3なのよ! 絶対ドラえもんやん、それ。 駒場さん俺もドラえもんやと思ったんやけどね、オカンが言うには、そのキャラクターはいつでも冷静沈着で頼りになるって言うんや。 内海さんそらドラえもんとちゃうやろ。ドラえもんは基本は頼りになるんだけど、慌てるとポケットからヤカンや下駄とかが出てくるんだから。スルメイカが出てきたこともあるんだから。冷静沈着とちゃうよ。ねぇ、ジャイアン? ジャイアンそうだよ、それは絶対にドラえもんと違うな。頼りになると言えば俺様だな! 内海さんそうだよ。そらドラえもんとちゃうよ。もうちょっと何か言うてなかったか? 駒場さん子どもも大人も大好きなキャラクターらしいわ。 内海さん、スネ夫、ジャイアンそら絶対に、ドラえもんやないかい! 内海さんドラえもんに決まり! どうもありがとうございました! 登壇者の皆さんありがとうございました! 内海さんジャイアンとスネ夫が入ってきてくれたから、「間」がムチャクチャになりました! 駒場さん初めてです。四人で漫才やらしてもらったの。 ジャイアンドキドキしたよな。 ドラえもんすごく嬉しかった。感動です。 しずか生でミルクボーイさんの漫才が特別バージョンで見れてとっても幸せだわ。本当にありがとうございました。 MCそれでは最後にドラえもんから皆さんにメッセージをお願いします。 ドラえもん今日、こうやってみんなのキラキラの笑顔が見られて僕たち嬉しいです。皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。僕たちは、これからもたくさん大冒険をするので、みんな、これからもどうぞ僕たちをよろしくね。今日はありがとうございました! ドラえもん&のび太&しずか&ジャイアン&スネ夫ありがとうございました!
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映画「おそ松さん」未完成報告会映画「おそ松さん」未完成報告会赤塚不二夫の名作ギャグ漫画を原作にしたTVアニメ「おそ松さん」がまさかの実写映画化! アイドルグループSnow Manを主演に迎え、アクション、頭脳戦、ロマンスと何でもありの予測不可能で奇想天外のドリーム企画、映画「おそ松さん」が3月25日に公開になります。そして、その公開を目前に控えていますが、なんと本編はまだ制作中!? 3月9日、ザ・プリンスパークタワー東京にて、本編の完成に先立ち、本編が完成していないことをご報告する、異例の未完成報告会を開催! 主演のSnow Manの皆さんをはじめ、共演の髙橋ひかるさん、前川泰之さん、桜田ひよりさんが登壇しました。終始大爆笑の渦に包まれた、こちらのイベントの模様をレポートいたします。未完成報告会■プロデューサーからの手紙がMCにより代読されました。 【プロデューサーからの手紙】本日お集まりの皆様、いつも映画をおそ松さんを応援していただき、誠にありがとうございます。本来であれば、本日は、マスコミの皆さん、そしてファンの皆様をお呼びして世界初上映、ワールドプレミアを開催する予定でした。キャストの皆さんはそのつもりで今日格好つけて来ちゃっているはずです。ですが、公開を二週間後に控えた現在も、監督が完成に向けて絶賛編集中です。つまり映画がまだ完成しておりません。撮影後に映像を繋げてみたらすごく面白くて、どんどん欲が出てきてしまい気づいたらもうこんな時期でした。このままだと3月26日の初日に間に合わないです。そういうわけで、今日の会見はSnow Manの皆さん、髙橋さん、前川さん、桜田さんにお任せします。報道陣の皆さん、ぜひ熱いアピールよろしくお願いします。うまくやっておいてください。ごめーんね。では、会場の岩本さんにお返ししまーす。 岩本さんちょっと返さないでください(笑)! 映像をいろいろ編集してくれているのはありがたいですね。一番最後の「うまくやっておいて」っていうのは愛もありつつだったのかなと思いましたね。Snow Man/おそ松役向井康二さんSnow Man/カラ松役岩本照さんSnow Man/チョロ松役目黒蓮さんSnow Man/一松役深澤辰哉さんSnow Man/十四松役佐久間大介さんSnow Man/トド松役ラウールさんSnow Man/エンド役渡辺翔太さんSnow Man/クローズ役阿部亮平さんSnow Man/ピリオド役宮舘涼太さんトト子役髙橋ひかるさんイヤミ役前川泰之さんチビ太役桜田ひよりさん向井さん今日は時間をつくってくださり、ありがとうございます。最初にこの「おそ松さん」を作ると聞いた時、「アニメを実写化するの?僕らで大丈夫かな?」っていう不安があったんです。でも、「Snow Manだからできるんや」って自信もあり、ちょっと不安もありつつも撮影まで楽しみにしていましたね。今日は朝早かったんですが、朝起きて白湯を飲んで、最近ハマっていることが...。 佐久間さん康二、まだ終わらない? 向井さんいや、最近食パンをフライパンで焼いていた話が...、あ、いらない(笑)? よろしくお願いします。岩本さんこの作品、本読みの時に今までの人生で一番笑ったなってぐらい面白かったので、ファンとしても完成を楽しみにしています。目黒さんこの「おそ松さん」の、面白い雰囲気といいますか、そういうのは本当にメンバーと豪華なキャストの皆さんたちと一緒だったから出せたのかなと思います。早く皆さんに完成して観ていただける日を楽しみにしています。深澤さん緊張しています! この映画は間違いなく面白いです。撮影の合間もみんなで和気あいあいとしていたので、その雰囲気が本作でも伝わると思います。その楽しい雰囲気を皆さんにも観て感じ取っていただいきたいと思います。一緒に盛り上げていきましょう。佐久間さん(立ち上がり、舞台を降りて取材陣の席まで行こうとする) 向井さんどこまで行くねん! 普通にやって(笑)。 佐久間さん僕も一ファンで、大好きなアニメの「おそ松さん」の実写化ということで、すごく気合いが入っていますね。本当にすごく笑える作品で、笑いというのはいろんなものを飛ばして元気にしてくれる効果がありますので、この映画を観て、「ハッスルハッスル!ハッスルハッスル!」な感じになってくれたら良いなと思います。ラウールさん僕はすごいゲラなので、撮影中に一番大変だったのは、笑いを堪えなくちゃいけないことでした。それぐらい面白い作品だと思うので、みんなで公開を楽しみにしましょう。渡辺さんこの作品を通して、Snow Manのパフォーマンスや普段とのギャップをたくさん味わってもらえたら嬉しいなと思っております。皆さん公開までぜひよろしくお願いします。阿部さん「おそ松さん」を実写化するにあたってSnow Manに任せようと思っていただけたことを本当に光栄に思っております。全力で頑張らせていただきたいと思います。日本中を笑いの渦で巻きこむ自信があります。宮舘さん私自身もすごく楽しみですし、やはりこの「おそ松さん」には歴史もありますし、それを僕らが実写ということで、笑顔の絶えない映画にしたいなという思いで臨みました。そして撮影を終えてみるとやはり笑顔の記憶だったり、すごくキャストの皆さん、そしてスタッフの皆さんと一丸となれた記憶が鮮明に残っています。ぜひこの映画で、日本中、そして世界中を笑顔でハッピーにできたら良いなと思います。本日はよろしくお願いします。どうもありがとうございました。 向井さん終わらせたね! 宮舘さん"ピリオド"を打っていかないといけないので。 向井さんうまいこと言わんで良いから(笑)!髙橋さんファンの皆さんの期待が予想以上に高くて、「おそ松さん」を実写化するのは「すごくハードルが高いな、どうなのかな」と気になっていたんですが、「(Snow Man)皆さんに付いていったら大丈夫だ」と思っていました。現場に入るとその安心感の通り、皆さんが引っ張ってくださいました。皆さんとの最初のシーンがトト子が怒号を上げるシーンでした。トト子がかばんを振り回して、(Snow Manの)皆さんがへっぴり腰になっていたのでちょっとハラハラしました。でも、皆さんのおかげですごく素敵な作品のキャラクターに仕上がったんじゃないかなと思います。たくさんの方にファンになっていただきたいなと思います。前川さん(上着やズボンのポケットを探りながら)あれ? 出っ歯忘れた! あれがないとしゃべれないんですよ、僕。 向井さんしゃべれていますよね(笑)。 前川さんSnow Man主演の映画に出演できたということで、中学二年生の娘とその友だち界隈で、今パパの株が爆上がり中です。イヤミという役をいただいた時に、マネージャーから電話が来て「『おそ松さん』が映画化され、イヤミという役です」と言われ「僕?!」と思いました。でも、二つ返事で「やります!」と応えました。やっぱりそれだけ魅力的でしたし、「よくぞこの役で僕に声をかけてくれた」と、本当に感謝の気持ちが強かったです。今までの殻を破る仕事になったんじゃないかなって思いました。もしかしたら、破り過ぎてスクリーンで僕だって気づいてもらえないかもしれないです。このメンバーと他の共演者の方々と一緒に本当にくだらないことを超真剣に、皆さんに笑ってもらうためにやってきました。楽しみにしてください。桜田さん(チビ太の口調で)てやんでぇバーローちくしょーっ! 向井さん急に! 先に言っといてそういうのは! 桜田さん半分くらいの方が「こいつ誰?」って思っているかもしれないですが...。(チビ太の)坊主頭を作るのに2時間半かかって、撮影現場に誰よりも早く入って誰よりも遅く終わるっていうのを一~二カ月くらいやっていました。でも、それが苦だと感じないぐらい毎日楽しくて笑いが溢れていました。映画の方もすごく楽しんでいただけると思います。MC未完成なので、皆さん本編をご覧になっていないんですよね。ネタバレを気にしながらも、おすすめのシーンがあれば教えてください。 向井さんネタバレがダメ...難しいなあ。6つ子はクズでニートっていう感じで、ダメダメなエピソードなんですが...ズボンを下ろしたりとかしました。人がめっちゃ通る商店街の中でジーパンを下ろしまして、たぶん何人かには僕のお尻を見られましたね(笑)。すごく人がいて、やっぱり見られてしまうので、スタッフさんが布を張ってくれたんですね。「これで安心や」と思っていたのに、「なんか上から視線を感じるな」と思ったら、商店街のビルの上の方から、おばあちゃんがめちゃめちゃ見ていたんですよ。もう本当に体を張りました。おそ松ワールドを僕なりに表現したので、そういうのも見どころの一つかなって思います。 岩本さん僕は、宮舘さん演じるピリオドとのシーン、特にアクションシーンが多かったんです。 MCすごかったらしいですね。 岩本さんすご過ぎて、「なんか僕たちだけ違う映画を撮っているのかなあ」っていう気持ちになりました。なんかあの台本の、セリフじゃないト書きに五~六時間かかったんです。"もみ合う二人"に五~六時間って、すごい作品だなって...。 MC岩本さんはアクションなど、結構体を張られたんですよね? 岩本さん僕はおそ松と違った部分で体を張ったんですよね。ボクシングをしたり、橋からぶら下がったりとか、「僕がやってるって分かります?」って何回も確認しながらやったぐらいのところも何個かありました。「すべて僕がやらせてもらいました」というところだけお伝えしておきたいです。 佐久間さんジャニーズ一の肉体派だからね。 目黒さんチョロ松がホストになりきるシーンがあるんですが、実際のホストクラブに行きました。目の前に本物の高いお酒が何個も置いてあって、「これ割ったら終わるな」って思ってヒヤヒヤしながらやっていました。でもちょっと楽しめましたね。 深澤さんイヤミ役の前川さんとちょっと絡むシーンがあるんですが、ちょっと失礼なことをしてしまっているんです。そこにちょっと注目していただきたいなと思っております。 佐久間さん撮影した場所が文化遺産で、すごく良いところだったんですが、そこで大暴れしたんです。監督が「ここで暴れてほしい」って言ったんですが、その撮影が終わったぐらいに「これ、他の監督が見たらめっちゃ怒るかもしれない」って監督はヒヤヒヤしていました。でもやっぱり歴史ある場所でやらせてもらえたっていうのはすごく良い経験になったなと思いました。 ラウールさん取っ組み合いのシーンが結構多くて、CGで加工する部分も多かったです。光石研さんと取っ組み合うシーンでは、研さんが新聞を丸めて「これで俺の頭を叩け!」って言ってくださったんです。震えながら何回も叩きました。「遠慮するな」みたいな感じだったんで、「分かりました」と...メチャクチャ緊張しました。 渡辺さん深澤演じる一松のシーンを早く観たいなと思っています。一松ってすごく猫背で、目が細くてジト目なんです。深澤自身も猫背で目が細くてジト目って自分で言っていたので、一松の再現度が気になって、早く完成した一松を観たいなって思っています。 深澤さん僕はしっかりこのままでいかせてもらいました。姿勢が悪くて良かったって初めて思いました。猫背のおかげで一松の役をやらせてもらいました。目が開いているか開いていないか分からないぐらいで...。 向井さんだってさっきからずっと目つむっているもんね。 深澤さん開いているよ。 阿部さん6つ子が全員でケンカをするシーンがあるんです。例えば、漫画とかだとなんか煙の中でポカスカやっているじゃないですか。それを映画で再現しているのがすごいなって思いました。6つ子でケンカをしているシーンもあったし、トト子、イヤミとチビ太がポカスカしているところもあったんです。どっちも見どころなんですが、僕はどっちにも入れていないんですよ。参加したかったな、ポカスカ。 向井さん結構きつかったよ。筋肉痛になったもん。一番体力がないから、「ホンマにSnow Manか?」って結構いじられました。 深澤さん阿部ちゃんもやりたいなら後でやればいいよ、いつでも。 宮舘さん先ほどもお話があった通りなんですが、アクションシーンがやはり魅力なんじゃないかなと思いますね。一日がかりでアクションシーンを一から練習しました。僕自身、アクションってやったことがあんまりなかったんですね。なので、カメラのアングルであったりとか、どこから見えたら美しくなるんだろうとか、そういうことにも気をつけながら練習をたくさんしましたね。 MCこれだけ聞くと、一本の作品の中にいろんなジャンルの要素が含まれていますね。 髙橋さんピリオドを演じる舘様(宮舘さん)の動きがすごく独特で、初めてのシーンがすごかったんですよね。イヤミとチビ太の三人で出会うシーンだったんですが、こんなシーンは真似してもできないなって思いました。独特のセンスだったりとか、ビジョンが常に出来上がっていらっしゃるんだなって思いました。映画オリジナルキャラクターだったので、すごく難しいかなと思ったんですが...。 宮舘さんそうですね、一から作らさせていただきました。 前川さん個人的なことですが、気づかない方もいらっしゃるかもしれないですが、あのでかい出っ歯は実は入れ歯なんです。 向井さん分かりますよ(笑)! 前川さん撮影入る際に、出っ歯を着けつつ、まずきちんとしゃべれなきゃいけないっていうことで、練習用の出っ歯をいただいて持って帰ったんです。これが本当にしゃべりづらくて日々の生活がしづらいんです...。でも、こういう時期ですから、マスクするじゃないですか。そうするとマスクの中に歯を仕込んでも分からないんです。ちょうどその時、娘が自転車が欲しいって言うので、そのまま自転車を買いに行きました。自転車屋でマスクの中に出っ歯を仕込んだ状態で「ちょっと自転車を見せてもらえますか?」と言ったらちゃんと伝わったので、「これはいけるな」と。そんなイヤミのしゃべりのところに注目していただきたいと思います。また、無駄にセットがすごいところですかね。おそ松さんのワールドから飛び出て、スケール感がすごいところに行くので、その辺りも楽しんでいただけるんじゃないかなと思っております。 桜田さん細かいところなんですが、実はこの作品はすごく衣装にこだわっているんです。6つ子のパーカーの胸にバッチが着いているんですが、それぞれ色味とかにもこだわっていたり、トト子ちゃんのスカートもきっちり測ってちょうどぴったりにオリジナルで作ったりしています。そういう細かいところにもぜひ注目してもらいたいなと思います。 ■英勉監督から皆さんとお仕事をご一緒した感想が届きました。 【チビ太役 桜田さん】いつもこんな役ですみません。本当は超かわいいんです。でももう毛があると物足りない。 向井さん一本生えていたんやけどな。 桜田さん一回戻って剃ってきて良いですか(笑)? MCそれぐらい自然になっていたんだと思いますが、ご自分ではどうだったんですか? 桜田さん意外となんか見慣れてきて、後半はすごくナチュラルに休憩時間を過ごしていたなあって思います。逆に、私はただ着けているだけなので、皆さんの反応を見てちょっと楽しめた部分はありました。 向井さん絶妙な顔をするんですよね。「何考えてるんやろ?」ってなんか腹立つ顔なんですよね。でも今のこの状態じゃ面白くないですね。やっぱりあの髪の毛がない状態じゃないと。 MC皆さんもう物足りなくなっているんですね。 【イヤミ役 前川さん】本当はかなりのイケメンなんです。でも、もう歯がないと物足りない。 前川さん同じコメントじゃないですか。でもこれから新たにドラマや映画の作品で衣装合わせとかに行くときはちゃんと出っ歯を持って行きます。(会場:笑) 【トト子役 髙橋さん】とても可愛いんです。あと、結構ざっくりしているんです。 髙橋さんざっくりしている...何のことでしょうか? 深澤さんトボケている...(笑)。 MC身に覚えないですか? 周りから見てもざっくりしている感じなんですか? 深澤さん我々から見てもなんかざっくりしてるっていうか、さっぱりしている...サバサバしている印象はありますよね。 髙橋さん身に覚えがございません。監督と話し合いたいと思います。 【ピリオド役 宮舘さん】肝が据わっている人だなと思います。誰がいても何があっても舘さん。 宮舘さん心に染みますねえ。オリジナルキャラクターということで、監督ともすごく打ち合わせをしてコミュニケーションをとることによって、作品を良いものにしようという意思が伝わったのかなと思いました。監督も朝僕たちがメイクをしている時に、毎回毎回来てくださったんです。すごくコミュニケーションをとってくださったので、そこからこのおそ松さんの映画の雰囲気というものも生まれていたんだと思います。監督には感謝でございます。 【クローズ役 阿部さん】優等生っぽいんだけど、実は楽しんでいる?! また、関西弁をちゃんとやる気はなかったです。 阿部さんそうですね。台本を開いた時に関西弁のセリフが結構あったので、最初は関西弁をちゃんと練習しておこうと思ったんです。康二にセリフをボイスメモで送ってもらって、それを何度も聴いて練習したりしていたんです。その練習の途中で本読みがあって、その段階で監督と「エセ関西弁で言ったほうが面白くない?」って...。そのほうが"物語を終わらせ師"としてのうさん臭さみたいなものが出るしと。なので、監督公認です。 深澤さんじゃあ、監督が間違っているんだね。監督、ちゃんと笑いを作ってあるんだね。 【エンド役 渡辺さん】「指示通りやります」と言っていたんですが、ふざけていました。ひょっとしてふざけていないかもしれない? お芝居を好きになってほしいです。 渡辺さん監督と最初お話しする機会があった時に、僕の気持ちを素直に伝えようと思って、「僕、お芝居が苦手であんまり好きじゃないんですよ」で素直に言っちゃったんですよね。監督はビックリされていたんですが、僕はいろいろ監督に委ねたんです。そして監督とコミュニケーションをとっていたら、だんだんお芝居が楽しくなってきて、それが故に言うことを聞かなくなってきたのかもしれません。でも、本当に監督のおかげで、こういうコメディ作品とかだったらまたチャレンジしてみたいなという気持ちにはなりました。お芝居が好きになりました。 【トド松役 ラウールさん】めっちゃ勘が良い! すぐ笑うコドモ。 ラウールさん本当に結構大変な三日間があって、その最後が一番面白かったんです。申し訳なかったんですが、僕が笑ってしまって「ストップストップ!」みたいに何回もなっちゃったんですよ。すごく反省しました。 向井さんラウール、結構我慢していましたよ。 佐久間さんその我慢しているっていう状況にも笑えてきちゃうんですよね(笑)。 MCそういう時にわざと笑わせてくるような人はいなかったんですか? ラウールさん渡辺くんが...もう悪い人なんですよ。渡辺くんが映っていない側で、僕たちが映っている側にいる時に、すごくやってくるんですよ...何をやってきたかは言えないんですが...。 渡辺さんその時に時間がちょっと押していたんです。現場の空気もいつもよりなんかピリッとしていたんですが、そんな時にラウールを笑わせたら(ラウールさんが)怒られないかな、と...。ちょっと意地悪しちゃいました。 ラウールさんむしろ怒られたほうが楽ですが、冷たい視線っていう一番きついのを喰らいました。 【十四松役 佐久間さん】パッと雰囲気を作ってくれる感じがいい。でもピリッとしている時のほうが僕は好きです。 佐久間さんピリッとしていたシーンってなかったような...。 向井さんピリッというか、真面目になっている? 佐久間さんそういうところを見てくれているんですね、監督は。ありがたいですね。何でも楽しんでやりたいなと思っているんで、そういう空気を感じていただけていたなら嬉しいなと思います。 【一松役 深澤さん】なんか適当な親戚と話している感じ。でも実はしっかりやっていた。 ラウールさんめっちゃわかる(笑)! 深澤さん僕、自分ではあまりその自覚がないんですが、周りがそう言うのであれば、そうなのかもしれないです。 佐久間さんその辺にいそうな、話しかけやすい感じ。フレンドリーってことですね(笑)。こちらが聞いたらちゃんと返してくれるんですが、それ以外は適当なことを返してくるんですよ。 深澤さん親しみやすいということですよね。ありがとうございます。 【チョロ松役 目黒さん】変わった時にウケている。ちょっと遅れてウケる。ちょっと考えてから返事をするリズムがイカしている。 目黒さん確かに、人に言われたことを一回自分の頭の中で整理してから返事しているので、たぶんその間がどうしても生まれちゃうんですよね。遅れてウケるのも、そのボケの理解を(自分の頭の中で)一回置いているんですね。 佐久間さんそれはSnow Manでの活動の時にもあるので、自然なことですね。 【カラ松役 岩本さん】一歩引いて見ている感じがカッコいい。自分がやるときは楽しそうで可愛い。 岩本さん一歩引いている感じってあります? 深澤さんクールというか...。 佐久間さん全体を見ている感じ。 岩本さん自分では意識してはやっていないです。でも、現場は楽しかったですね。監督が笑ってくださるんですよね。監督の笑い声が聞こえてきて、その声でカットにならないかなっていうシーンは結構多かったです。監督の心の広さのおかげというか、和やかな現場で本当に良いチームワークで時間を過ごさせてもらいました。監督には感謝しかないです。 【おそ松役 向井さん】「(他人が)これくらいやっていたよ」って言うと、焦ってキョドる。撮影が終わった後に「ああ、すれば...」って思いつく。 向井さん「みんな結構やっているんやなあ」ていうのを後から聞くと、「もうちょいやっても良かったな」と思うんですよね。 目黒さんめっちゃ分かるエピソードがあるんです。撮影中に元気ないなあと思っていたんですよ。たぶんうまくいっていなくて悩んでいるんだろうなと。そのシーンは室内で撮っていたんですが、終わった後に僕が外に出たら(向井さんが)一人で星空を見上げていたんですよね(笑)。これ、完全にさっきのやつが原因だなあって思って、後ろから「どうしたんだよ?」って声をかけたら(向井さんが)「ホンマごめん!」って。 阿部さん星はガチだな(笑)。 佐久間さん天を仰いじゃっているからね(笑)。 向井さんいや、あの時の星はきれいでしたね。ちょっとにじんで、なんかたくさん見えましたね。そんな感じで、一生懸命やりながら楽しみながらできる現場でしたね。 ■Q&A Q今回のトークでは、歯とか髪の話がいろいろ出てきましたが、6つ子の皆さんは髪型を含めたビジュアルに関してはどう思っていらっしゃいますか? 佐久間さん六人がまとまっているビジュアルを見た時に、「すごく可愛らしいな」って自分たちですら思えるぐらいでした。キャラクター感が強くて、素敵だなと思いましたね。一人一人の頭の形に合うように、カツラの生え際などを作ってくださって、すごくこだわり抜いたカツラだったので相性が良くて、愛着が湧きました。 深澤さんカツラの頭(頂部)にちょこっと髪の毛があるんですが、それについても、一人一人本数が違うんです。いろいろすごくこだわってくださっていたので、そういうのもあったおかげで僕たちもすっと作品の世界に入れました。 向井さん僕はほぼ地毛でしたね。カツラを着けているか着けているか分からなかったです。最初、おそ松さんのカツラの一覧写真がありましたが、その中に僕の写真が普通にありましたね。僕のこの髪型が良いっていうことですね。おそ松ヘアのモデルですね。 佐久間さん(向井さんの髪型は)確かにマッシュルームだもんね(笑)。 ■最後に皆さんへのメッセージが送られました。 岩本さん本日は短い時間ではありましたが、ありがとうございました。この
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「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」アフレコイベント「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」アフレコイベントアニメ「クレヨンしんちゃん」劇場版の記念すべき30作目となる「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」の公開を前に3月15日、都内スタジオで公開アフレコイベントを開催! しんのすけに加え、ゲスト声優を務めた川栄李奈さん、ハライチの岩井勇気さん、澤部佑さんが出席し、しんのすけとのトーク&アフレコを披露しました。ハライチの二人は映画の中で見せる新ネタについて「過去最高傑作!」と自信満々。さらに、しんのすけは川栄さんが出演中の朝ドラの名台詞まで披露...!? こちらのイベントの模様をレポートいたします!アフレコイベント■「日々鍛錬」と書かれたふんどしをつけて忍者衣装のしんのすけが登場!しんのすけニンニン! ニンニン! こ~んば~んは~!(ビミョーな場内の空気に)うーん、この感じ、たまらん! MC時間的には「こんにちは」ですね。 しんのすけいやぁ、それほどでも~! どもども! オラは誰の子? 忍者の子? 30年目にしてオラの誕生の真実が明かされちゃう!? 拙者の最新作「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」のアフレコイベントにご足労いただき、まことに...まことにありがとござま~す! 早速だけど、今回のゲストを紹介しちゃうゾ! まずはオラの「本当の母ちゃん」を名乗るニンプーな"くの一"屁祖隠ちよめ役の川栄李奈おねいさん! それに、夏祭りの会場で漫才を披露する本人役のハライチのお二人にも来てもらったゾ! ■しんのすけが手を取って川栄さんをエスコート。しんのすけそれじゃあ自己紹介をお願いしますゾ! まずは...かわえ~♥、かわえ~♥、りなかわえぇ~♥! 川栄李奈おねいさん!屁祖隠ちよめ役川栄李奈さん本人役岩井勇気さん本人役澤部佑さん川栄さんこうしてしんちゃんの30作目という記念すべき作品に出演できてすごく嬉しいです、今日はよろしくお願いします! しんのすけヒュー! りなかわえぇーーーー!続いて、オラと同じ埼玉生まれ、埼玉育ちのハライチのお二人。まずは猫ちゃん大好き岩井さん、よろしくニャーン!岩井さんありがとニャーン。アニメ、本当に好きなのでアニメの世界で漫才させてもらえるのが嬉しいです。今日はよろしくお願いします。 しんのすけ続いては、オラに憧れて同じ髪型の澤部っち!澤部さんそんなことひと言も言ったことない(笑)!ですけど、よろしくお願いします。こういうこと言うとアレなんですけど、いままでで一番嬉しい仕事なんですね。一番気合いが入っているというか、そんなこと言うと、他の現場に行けなくなってしまいますけど(苦笑)、本当にそうなんです。だから二人で頑張って務めさせていただきました。よろしくお願いいたします。しんのすけ皆さん、ステキなご挨拶、ありがとござま~す! スチール(撮影)の皆さんは、ここからはフラッシュはご遠慮ください~! 澤部さんメチャクチャしっかり進行するね、しんちゃん。 岩井さん慣れているからね。 しんのすけコロコロ転がすゾ! 岩井さんもう30回やってきてるからね。 しんのすけオラ5歳児だけどね~。 岩井さんそうね、ずっと5歳児でね。 しんのすけではでは、李奈おねいさん! 小っちゃい頃からオラのことが好きだったってホント? 川栄さんそうなんです。しんちゃんのアニメをずっと見ていて、小学校四年生くらいの時に、ひまわりの人形を「自分の妹だ」って周りの友だちに嘘をつき続けていました(笑)。それくらいひまわりが大好きで...しんちゃんも好きなんだけど(笑)。しんのすけついで? オラのことはついで? 川栄さんひまわりが本当にかわいらしくて...。 しんのすけ忍法...自暴自棄! 澤部さんしんちゃん、それ忍法じゃないから(笑)! 川栄さんしんちゃんも大好き! しんのすけオラの人形もあるゾ。 川栄さんありがとう! それくらい大好きです。 しんのすけ今回、李奈おねいさんには、オラの本当の母ちゃんを名乗る"くの一"を演じてもらうんだけど、意気込みとか聞かせてもらえる? 川栄さんそうですね。ちよめちゃんはお母さんでありながら、妊婦の"くの一"なんです。芯が強い一方でかわいらしさもあるので、そこらへんも大事に演じられたらと思います。 しんのすけ素敵だよね、ちよめちゃん! かっこいい忍者アクションも期待してるゾ! 川栄さんはい! がんばります。 しんのすけそんでそんで! 続いてハライチのお二人! ■しんのすけ、ハライチの二人の元へ。 澤部さん来た来た! 来てくれるんだ、しんちゃん? しんのすけお二人は漫才を披露してくれるみたいだけど、もしかして新ネタ披露してくれるの? 岩井さんそうなんだよ、しんちゃん。新しくこれのために漫才を作って...。自分でもびっくりしたんだけど、過去一番面白いのができたんじゃないかって。澤部さんこれで? 映画で? 岩井さんこれ以上はないんじゃないかって。 澤部さん賞レースで出したかったんですけど...。 岩井さん去年できていたらね、M-1に持って行けていたんだけど。 しんのすけオラの映画でしか見られないなんてたまりませんな! ありがとござます~! 澤部さん映画で新ネタ披露するんだから。 しんのすけ贅沢だよね~? 爆笑をかっさらうんだよね~? 澤部さんあんまり言うとハードルが上がるけど...(笑)。 しんのすけ(取材カメラに向かって)期待しててねー! 岩井さん夏祭りで披露するんだよね? 夏祭りって芸人にとって一番ウケにくいところだからね。 澤部さんお客さんはお酒が入っていたりしていてね。難しい場だけどね。 しんのすけそんな中で爆笑をかっさらっていくんでしょ? 澤部さんそれを目指してやりますよ! しんのすけそれはそれとして、ハライチのお二人って、オラと同じ埼玉出身みたいだけど、オラのことどう思ってた? 澤部さんそりゃ、埼玉のスーパースターですからね。そりゃ追いつけ追い越せの気持ちでやっていましたよ!しんのすけどんな感じで? 澤部さん「どんな感じで?」って具体的には難しいけど(苦笑)。 しんのすけまずは同じ髪型にするところから始めたの? 澤部さんいや、髪型も...そうね、気づいたら坊主にしていたから...どこかで潜在的に参考にしたところはあるかもね。 岩井さんあるかもねー。 しんのすけやっぱりね。 澤部さんあとはやっぱり、しんちゃんの間のとり方とかね。勉強しているよ! しんのすけプロの方にそう言われると照れますな~! アハ~。 岩井さん先日もR-1グランプリがありましたが、ピン芸人として一番のギャガ―じゃないですかね? しんのすけ持ちネタいっぱいあるゾ! 澤部さんYes!アキトよりあるんじゃない? ■しんのすけ、Yes!アキトのネタ、ダブルパチンコの動きを披露! 澤部さんダブルパチンコをやっている(笑)! 岩井さんすごいな(笑)。 しんのすけまあまあ、これくらいにしてアフレコ始めますか! 皆さん、忍法「分シリの術」なお芝居でひとつよろしくお願いします! ブリブリ~、ブリブリ~!(ケツだけ星人を披露) 澤部さん(報道陣に)よく笑わずにいられますね、あなたたちは(笑)。 ■川栄さん、ハライチさんが順番にアフレコを披露!■澤部さん、いきなり最初のセリフで噛んでしまい「すみません、もう一回お願いします(苦笑)!」とお願い。 岩井さんおい! 澤部さん難しいですね(笑)。緊張がすごい! 川栄李奈、すごいな。 ■川栄さんはそんなハライチの二人を見て大笑い。 岩井さんメチャクチャ笑われている(苦笑)。 澤部さん(そういうの)よくないよ! 崩壊しちゃうから、メンタルが! ■ハライチの二人も無事にアフレコを披露!澤部さんできたよ! しんちゃん! しんのすけさすがだゾ! 岩井さんでもなんかもう「失敗のアフレコ」になっているよ...。 澤部さん空気がね...(苦笑)。 音響監督素晴らしかったんですが、もう一度録らせてください。 澤部さんどこがダメでしたか(笑)? 音響監督良かったんですが、もう少し肩の力を抜いて自由な感じでのびのびと、カメラの向こうの全国の皆さんを笑わせるくらいのつもりでお願いします! 岩井さんどうやら硬かったみたいだな(笑)。 澤部さんそうですね(笑)。 ■ハライチのお二人、二回目は見事なアフレコを披露!MCではしんちゃんから、みんなのアフレコはどうだった? しんのすけいやぁ、皆さんさすがですな。オラ、感動しちゃったゾ。メチャクチャ笑ったし! ねぇねぇ、みんな、アフレコしてみてどうだった? 川栄さん映像を見ながら声を当てるのに、しんちゃんが面白過ぎて...つい見ちゃって視聴者になっちゃいました。全然集中できなくて...(苦笑)。 澤部さん失敗ということで良いですか? 岩井さん集中できなかった...? 川栄さんアフレコをした時、この作品がすごく面白くて見入っちゃった! しんのすけオラのことがより好きになっちゃったということで。 川栄さんそ...いや(苦笑)。 澤部さん「そう」とは言っていないみたいよ、しんちゃん(笑)。 しんのすけハライチのお二人はどうだった? 澤部さん本人役なので不思議な感じですよね? 岩井さんたしかに。自分を演じるというね。 澤部さん似ているのよ、すごく(アニメの)絵が。だから気持ち悪くてね。自分でやりながら不思議な、ね? 岩井さん不思議でしたよ。アニメーターの久野さんが僕はすごく好きで、今回その方も携わっているので、すごくテンション上がりました。 澤部さんそこに興奮しながらアフレコやっていたのね(笑)。しんのすけ李奈おねいさんは、たくさんの映画に参加してきたけど、今回のオラの映画どうだった? 川栄さん面白いし、感動するし、ほっこりするし、この一つの作品にいろんな思い出とか物語がギュッと詰まった感じがして本当に楽しかったです。 しんのすけさすがの声優っぷりだったゾ! 実はオラ、朝ドラも毎日見てるけど、忍者の感じとか、時代劇好きのひなたちゃん(NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で川栄さんの演じる大月ひなた)の役作りが役立っていたりするの? 川栄さんえ...? あんまり...。 澤部さんないの(笑)? 岩井さん多少あんじゃない? 澤部さんあってよ! 川栄さんあった。あった(笑)! 忍者、時代劇好きなところとか...(笑)? (しんちゃんを見て)今日のしんちゃんのふんどしは「日々鍛錬」(「カムカムエヴリバディ」内で虚無蔵(松重豊)がひなたに言った言葉)って書いてくれたんだよね? しんのすけかあちゃんが夜なべして作ってくれたんだぞゾ! 川栄さんありがとう(笑)。 岩井さんみさえが? しんのすけ「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ"尻振り"に備えよ!」(本当は「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」)あれ良かったよね~。 岩井さん朝ドラだ(笑)。 しんのすけ続いてハライチさん! もうね、ハライチさんにしか見えない最高の役作りだったゾ! 澤部さん本人役だからね(笑)。 岩井さんそりゃそうでしょ! しんのすけところで澤部さん、本当に忍法が使えるってうわさを聞いたんだけど...。見せてもらえる? 澤部さん良いのかな、やって...。これね、僕もしんどいんで(笑)。 岩井さん澤部さん、今から口から白い煙を吐きますから。 澤部さん今そんなに寒くないから「はぁー」ってやっても白くなりませんよね? 岩井さんお願いします! ■澤部さんが息を吐くと、白い煙のようなものが! 澤部さん撮っていますか? 撮れていても別に使わないと思いますが(笑)。今、魂が出ていますから! 岩井さん澤部さんは無から煙を出すことができるんで。 しんのすけとくに役に立たない忍法だけど、すごいゾ! 岩井さんこれ、身体に悪そうだよな(笑)。 澤部さん魂削ってやっているからね(苦笑)。盛り上がらなかったですね...。 しんのすけ近くで見たらすごかったゾ! ということは、ひょっとして岩井さんも忍者? 岩井さん実は僕は忍者なんだよね。過去のバラエティに出た時とか確認してもらうと分かるんですが、登場する時のポーズ、だいたい僕は手裏剣を投げているんですよ。 澤部さんネタ番組とかで「続いてはハライチ!」って映像の時、岩井は毎回手裏剣をね。 岩井さん調子が良い時はたまにまきびしを投げていますね。 澤部さん走る時もね? 岩井さんロケとかで走る時もだいたい(忍者の走るポーズで)こうやって走っているんですよ! 澤部さん忍者だから。 しんのすけほほ~、忍者だったんですなぁ...。 澤部さん普通に嘘つくなよ! こういうところで。 岩井さん澤部さん! 本当にやっていますから(笑)。 しんのすけ忍者なの? 岩井さん忍者ですから。実家は里ですからね。 澤部さん普通のマンションだった気が...(苦笑)。 しんのすけ埼玉じゃなかったの? 埼玉の里? 岩井さん原市ってところの団地ですが、里なのよあそこは。5階に住んでいたんだけれど、降りる時はだいたい布を使ってフワフワ降りていたし。 澤部さんしんちゃん、嘘だよ(笑)。 岩井さん嘘じゃないよ、しんちゃん。 しんのすけオラ大人が信じられないので、春日部の里に帰るゾ...。そろそろ宴もたけなわみたいなんで、みんなから、映画の魅力を伝えてほしいゾ! まずは李奈おねいさんから。 川栄さんしんちゃんの今回の映画は家族愛、友達との絆だったり、本当に心温まる映画になっています。ゴールデンウィークに公開なので、家族の皆さんと観に行ったり、友達と観に行ったり、この映画をたくさんの方々に観ていただけたらと思います。 しんのすけうふぅぅぅぅ! かわえ~、かわえ~、りなかわえ~! 澤部さんそれ良いよね(笑)。 しんのすけでは続いてハライチのお二人さん、お願いします! 澤部さん私も今から家族で映画館に行くのが楽しみです。当たり前ですが「しんちゃん」はずっと面白いんですが、今作では家族の絆を感じさせてくれる熱い物語がつまっています。そんな中で、我々もちょろっと漫才をさせてもらって、それに対してマサオくんが辛辣な一言を投げかけたりするので、そこもぜひチェックしてもらいたいです。 岩井さん僕は、みさえの先輩ママとしての頼もしさみたいなものを今回見られて感動しました。あとは、ハライチの新ネタが過去最高傑作となっていますので、ぜひそちらを見に来てくれたらと思います。 しんのすけありがとござました~。楽しかったゾ! (報道陣に)今日はお勤めごくろうさまだゾ! オラの映画「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」は4月22日に公開するゾ。 30年目にして明かされる真実! オラ、とーちゃんとかーちゃんの子じゃなかったの...!?そしてそして、爆笑の野原一家直伝の忍法もたくさんお見せしちゃうゾ! まずはじめに~...今日は忍法・「シャッターチャンス!」(※しんちゃん、寝転ぶ!)。みんな撮って撮って~。(立ち上がって)ありがとございました!お集まりのマスコミのおにいさん、おねいさんたち! この映画が大ヒットできるように、そして全国のお友だちに笑顔が届けられるように、宣伝の記事、たくさんたくさん書いてくれたら嬉しいゾ! よろちくび~! じゃ、そういうことで~!
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「KAPPEI カッペイ」初日舞台挨拶「KAPPEI カッペイ」初日舞台挨拶若杉公徳の人気漫画を超豪華キャストで映画化した「KAPPEI カッペイ」がついに公開! 3月18日に東京・六本木のTOHOシネマズにて舞台挨拶が行われ、伊藤英明さん、上白石萌歌さん、西畑大吾(なにわ男子)さん、大貫勇輔さん、山本耕史さん、小澤征悦さん、古田新太さん、平野隆監督が集結! 「救世主」にまつわるトークから、まさかの(?)海外映画祭へ進出の発表! さらに原作者の若杉先生からのサプライズの手紙など、盛りだくさんのトークで大きな盛り上がりを見せました。こちらの模様をレポートいたします。初日舞台挨拶勝平役伊藤英明さん山瀬ハル役上白石萌歌さんなにわ男子/入間啓太役西畑大吾さん守役大貫勇輔さん正義役山本耕史さん英雄役小澤征悦さん師範役古田新太さん平野隆監督伊藤さん皆さん、こんにちは。本当にあいにくの天気の中、お越しいただきありがとうございます。同じ劇場で他の大作も上映されている中、皆さん「KAPPEI」を選んでくれてありがとうございます。今日は、短い時間ですが、せっかく大ちゃんのファンが駆けつけてくれたので大ちゃんを中心にお話をしていければと思います。よろしくお願いします。上白石さん今日は寒い中、そして雨が降っている中お越しいただきありがとうございます。ついに本日、映画「KAPPEI」が公開を迎えました。初めてこうやって出演者の方と一列に並んで皆さんの顔を見たら、この映画が世に放たれたんだなと嬉しい気持ちです。映画だけではなくこの時間も皆さんでたくさん笑える時間にしたいと思います。西畑さんこうして公開を迎えて、この素敵な作品が...(じっと隣で見つめている小澤征悦さんに)メッチャ見るやんか~...(笑)。何で見るんですか、そんなに? ■すると、さらに伊藤さんもじっと西畑さんを凝視! 西畑さん圧がすごいんですよ!すみませんね(笑)、皆さんに観ていただけたってことで本当に嬉しく思います。短い時間になりますが笑って帰っていただければと思います。大貫さん本日はお越しいただき本当にありがとうございます。ここに立てていること、皆さんにご覧いただけたこと、本当に嬉しく思います。山本さん(股間を指して)ここに馬がついてた山本です。今日はここの馬のことを中心に話をしたいと思います。小澤さん(頭を指して)ここにホウキが乗っかってた奴です。僕は今回「KAPPEI」という作品に出られて一番嬉しかったことは、大吾と仲良くなれたことです。こうやって今日、隣に立てていることが本当に嬉しいです。古田さんこの作品で西畑くんと一緒に演じられて本当に良かったなと思っています。西畑くんはこれからどんどんどんどん上に上がっていくと思うので、僕は西畑くんについて行こうと思っています。一つよろしくお願いします。平野監督皆さん、観ていただいた後なんですよね? 笑っていただけましたか?(会場:拍手) ありがとうございます。完成披露試写会の時に「38回くらい笑っていただける」という話をしたんですが、その試写会でプロデューサーが何回くらい笑いが起こるか「正」の字で数えたら「50回笑っていた」ということで安心しました。その話をこのあいだ、伊藤さんと萌歌ちゃんとやった女性限定試写会でしたところ、Twitterで「168回笑った」という女性の方がいました。この映画、118分なので0.64分に1回笑ったということで...。ぜひその記録を塗り替えて行ければと思っています。MCこの映画で一番好きなシーン、印象的なセリフなどを教えていただければと思います。 伊藤さんそうですね...。映画の関係者ってだいたい映画ができると公開の三カ月くらい前に観られるんですが、僕は今回、時間が合わなくて観ていないんです。だから宣伝の時も観ていなかったんですよ。ちょうど息子が6歳で、映画を観て楽しい時期で、そんな時に自分の主演作品が公開されて嬉しいなと思っていたんですね。今回、(新しい作品の)お話をいただく前の、僕の作品に対する期待感が大きすぎて、すごく「これじゃない」感があって...。スタッフの皆さんも一生懸命に作った映画なので、とても誇らしいんですが、どうしても映画館に足が向かなくて...でもやっと今日、観てきました。9:40の回に。MCいかがでしたか? 伊藤さん面白かったです。その中でも「上白石ってすげぇ女優だな」って思いました。だんだんかわいくなっていって、観終わったら胸が「キュン」となる。でもそれ以外、何も覚えていないし、何も残らないという。主題歌を務めた西川貴教さんの感想が一言「何も残りませんでした」で、「そりゃねーだろ!」って思いましたが、やっぱり何も残りませんでした(笑)。だけど、古田さんも言っていたんですが、くだらない映画を大音量で観られるのは映画館だけなので、ぜひともお願いします。今日は西畑さんのファンも駆けつけてくださっているんで、ずるい大人たちは西畑くんに乗っかっておけば良いって空気を最初から出しています。これはもう西畑くんのファンに力を借りて、「KAPPEI」を世に広めて行ければ良いと思っています。今日はありがとうございました! 古田さん印象的なシーン言ってね―じゃねぇか! 伊藤さん上白石さんがかわいかったと。 MCお子さんの反応はいかがでしたか? 伊藤さんイヤぁ、たぶん面白かったとは思うんですが...。前は「ウエスト・サイド・ストーリー」を観に行って「ここが良かった」「あの歌が良かった!」って言っていたんです。でも、今日は「面白かった」とは言っていたけれど、何も残っていないかも...(笑)。僕が観た回は朝の回だったんで3割くらい座席が埋まっていて、ご年配の方も多くて...びっくりしました。ご年配の夫婦で来ていらした方がクスっと笑ってくださっていて嬉しかったですね。 上白石さん私は、もう皆さんご覧になったということで、印象的なシーンにはフラッシュモブのシーンを挙げたいと思います。何といっても世界の大貫さんがあれだけ美しい舞いを見せてくださって、世界の小澤さんが「バタフライ」を歌ってくださって...。小澤さん僕は「世界の小澤」じゃないんですが...(笑)。どうしたらいいんですか...(苦笑)? 上白石さんすごく、贅沢ですね。どこを観ても素晴らしかったですし、3時のヒロインのかなでさんとか、この方々でしか出せない煌びやかさが前面に出ていて、一番の観客として楽しかったですね。 西畑さん僕は一番爆笑したシーンは伊藤さんが演じる勝平が天を仰ぎながら「山瀬~!」と言うシーン、爆笑しました。あのシーン大好きです。伊藤さん皆さん、聞きましたか? 西畑さん予告編でも流れていますが、予告編観ただけで笑えるし、試写会で観た時も爆笑させていただきました。メチャメチャ好きです! 大貫さんもうホントいっぱいあるんですが、撮影の思い出も含めて、好きなシーンがあるんです。蛇戦流を極めたのに、中学生の武智(鈴木福さん)に瞬殺されて、家に帰ってきた時に「守~!」って駆け寄ってきた伊藤さんが僕の顔をかき分けるシーンですね。あれ、最初のカメリハの時は、顔を持つだけだったんですが、僕の長髪が顔にかかってしまうことが多かったんですね。それを本番になったら突然髪の毛をガッと上げられて、あれにすごくドキッとした思い出とともにあのシーンが好きです。西畑さんあのシーン、僕もいたんです。僕は映っていなかったから良かったんですが、めっちゃ爆笑しました。裏でずっと笑っていました。 山本さんホントにたくさん僕も笑いました。宣伝でも出ていますが、デニムをちぎって渡すシーンは結構好きですね。「デニムで」ってツッコミ。あと、伊藤さんが先輩(岡崎体育さん)のマネをするところ、すごく好きですね。現代人をマネするところ、あれが絶妙でかなり好きなんです。「三日ぶりに髪を...」何でしたっけ? 上白石さん「ペットボトルのお茶、減ったか?」みたいな? 伊藤さん今日観たのに、ホントに忘れちゃいましたね(笑)。 山本さんそうですね。セリフとか全く記憶に残らないですね。だけどビジュアルが全部記憶に残っていますね。 小澤さん僕が印象に残ったのは、そもそもなんでこんな事態になったかというと、師匠である古田さんが演じられた超いい加減な...「もう、あんないい加減なことをしているからこんなことになっちゃったんだよ」というところですね。あそこまでリアリティを出していい加減さを観せてくれた古田さんに感謝しています!古田さん僕は見どころは小澤だと思う。 小澤さんそれ分からないですよ、ずっとおっしゃっているけれど。 古田さん見どころは小澤です。腹筋。 小澤さん僕の腹筋が見どころです。いやでもね、古田さん、僕ちゃんとトレーニングしたんですよ。 古田さん知っている。 小澤さん現場行ったら隠されたんですよ。 古田さん実際はあの作り物の腹筋だったじゃない? あそこだけだよ、この映画の見どころ(笑)。 MCさて、本日はこのメンバーの皆さんにとっての「救世主」を教えていただきたいと思います。 伊藤さんもしそういうエピソードがあっても、この作品で話したくないですね。もう少し重みのあるトーク番組で話したいですね。人生の救世主ですよね? 考えていたんですが、さっきからバックヤードで「この場で話すことかな?」と思ってしまって...。僕、一番後でもいいですか? やはり西畑くんに聞きたいですよね。大ちゃん、お願いします。 西畑さん救世主ですよね? 伊藤さんあ、僕、いいですか? 西畑さんえーー(笑)? 伊藤さん「初心LOVE(うぶらぶ)」です。「なにわ男子」のデビュー曲です。今日はやはり西畑さんに乗っかっていこうと思います。 西畑さんでもホンマにいろんなところで「いいね」って言ってくださるので。 伊藤さんいや、宣伝で「この映画の世界観が『初心LOVE』の世界観だ」って言ったら、「違います」って否定するんですよ。でもパンフレットを今日、見たら大ちゃん自身が「『初心LOVE』の世界観だ」って言っていたんですよ。どういうことなんですか大ちゃん? 西畑さん「初心LOVE」がかわいらしすぎるんで、この世界観には合っていないのかなって思ったんですが「うぶらぶ」という語呂? 語呂は「KAPPEI」の「初心LOVE(うぶらぶ)」を描いた作品ですってことは、パンフレットのインタビューの締めに使わせていただきました(笑)。 伊藤さんパンフレットに書いてあることは違うって言った方がいいよ? 西畑さんいや、パンフレットで言ったことは合っているんですが、曲の「あんな恋がしたくて~」っていうのは...(1フレーズ口ずさむ)。 小澤さんヒュー!! 西畑さんいや、ちょっと待ってください(笑)! ■会場から拍手。 西畑さん皆さんが「救世主」かもしれません。拍手をいただけて、今嬉しいです。 MC師範、見本をお願いします。 古田さん救世主? 西畑! 西畑さんちょっとホンマですか(笑)? どういうところが? 古田さんこれからどんどん上がっていくわけだろ。僕とか小澤とか、英明とか耕史とか、みんなお前についていくからね。大河とか朝ドラとかやってよ? 俺たち、絶対出るよな?小澤さんはい、絶対出ます。西畑さん、ついていきます。 西畑さんプレッシャーが強い! 古田さんだから「KAPPEI」みたいな作品じゃなく、もっと良い作品に出てな? 西畑さんいや、「KAPPEI」も良い作品ですよ? 素晴らしい作品ですよ? 古田さんもっと感動するような作品にちょろっと出るから。で、ギャラいっぱいちょうだい(笑)。 小澤さん何の話をしてるんだ? MCじゃあ、西畑さんが救世主ということで良いですか? 西畑さん良いんですか、本当に? 伊藤さんだから言ったじゃん。「救世主」じゃ話が広がらないって。 古田さんだって耕史、全然しゃべっていないし! 山本さん僕はね、あるんですが、この流れで言うほどのことじゃないんです。リアルに25歳くらいの時、朝ジムに行って筋トレをしていたんです。当時、ベンチプレスで「100キロ」の壁があって、「今だったら一発目ならいけるかもしれない!」って、誰もいないジムでガチャって持ち上げて(ラックアウト:バーベルをラックから外す)胸まで下ろしたんです。そしたら、そこから全く動かせなくなっちゃって、誰もいなくて「ヤバい!」ってなったんですよ。そしたら、僕よりちょっと年下の青年が入ってきて、僕はもう顔が真っ赤で息もできない状態になっているところを、「大丈夫ですか?」ってその彼が持ち上げてくれて、助かったんです。それが救世主...ってほら、こんな空気になるじゃないですか(苦笑)。「救世主」と言われてパッと思ったのは、あの時の彼だなって...。でもすぐにその彼はいなくなったので、どこの誰か分からないんです。彼がいなかったら僕は「KAPPEI」にも出られていなかったかもしれないです。伊藤さんそれなら僕もありますよ! 古田さん言ってやれ! 伊藤さん僕は、19歳で東京に出てきて中野新町に住んでいたんです。上京にあたって10万円だけ持って出てきたんですが、仕送りを一度だけ頼んだことがあって、銀行で20万円を下ろして袋に入れて、母親にお礼の電話しようと電話ボックスにその20万を置いたんです。そのまま封筒を電話の上に忘れて駅まで歩いてしまって、10分くらい歩いてから気づいて戻ったけれど、もう封筒がなくて...。交番にダメもとで聞いたら「届いています」と。それが救世主です。ほらこういう空気になるでしょ?難しいわ、救世主。だって「救世主」でクロストークしろって言われたからね。マスコミの皆さん、困りますよね? 古田さんで、その後、どうなったの? 伊藤さん「拾ってくれたのは誰ですか?」って聞いたらカップルの女性だってことだったんです。その人が救世主です。本当に良かったです。 古田さんその人には、お礼は言えたの? 伊藤さんいや、言えなかったんですよ。そこそんなに広げなくて良いですから(笑)。 MCさて、ここで発表がございます。まだ詳細は言えませんが、実は本作、ヨーロッパの伝統ある映画祭からオファーが届いているということです。 古田さんはぁ...? 伊藤さんヨーロッパってどこですか? MCまだ詳細は言えないそうなんです。 伊藤さんその話だけで良かったんじゃないの?「救世主」とかいらなかったんじゃ? MC平野監督、いかがですか? 平野監督あのさっきから好き放題言われていまして...。「何も残らない」とか「これじゃない」とか。好き勝手なことをおっしゃっていましたが、世界の映画の専門家の方たちは、この映画を上質な感動作として受け止めていただき「ぜひ」ということで、選ばれました! 皆さん、観方が違うんじゃないですか? 僕は当然、選ばれるだろうと思っていました。世界ではそういう評価なんでございますので、皆さんちょっと考え方を...。 伊藤さん全貌は? 平野監督全貌はまだ言えないんですよ。 MC伊藤さん、この映画が世界に行きますよ! 伊藤さん何の...? ピンとこないですよね、「世界」って言われても。いろいろありますから。 古田さん見どころ「小澤」だよ? 小澤さんそこは良いじゃないですか、見どころ、小澤だって! 西畑さんでも、世界の方々に笑っていただけたらすごく嬉しいですよね? 伊藤さんそうですよね...。大ちゃん、行く? もしレッドカーペットとか呼ばれたら? 西畑さんメッチャ行きたい! 古田さん助演男優賞とかもらえるかもよ? 西畑さんもらえますかね~(笑)。 MCさらに原作者の若杉公徳先生より、皆さま宛のお手紙をいただきましたので代読させていただきます。 【若杉公徳先生からのお手紙】映画「KAPPEI」の公開おめでとうございます。一足先に観させていただきましたが、とてもとても楽しい映画で、読者を笑わせたい一心でこの漫画を描いていた頃を思い出しました。伊藤さん、大貫さん、山本さん、小澤さんのような、カッコよくてキャリアのある方が、終末の戦士を演じてくださったことで、唯一無二のカッコ良さと哀愁が生まれたんだと思います。さらにそこに古田さんの師範が加わることでの説得力がとんでもなかったです。上白石さん演じる山瀬の、あんな風変わりな終末の戦士たちに、分け隔てなく接してくれる無邪気でかわいらしい姿に心が温まりました。そして大ちゃん。大ちゃんの啓太のような、優しい人柄が戦士たちの中にいてくれたから友情が生まれたんやと思うよ。大ちゃん、ホンマ、ナイスツッコミやったよ!最後にこんな愛すべきキャラクターたちをまとめ上げ作品にしてくれた平野監督、製作に関わってくれたすべての方々、ありがとうございました。劇場にお越しくださった皆さま、映画はお楽しみいただけましたでしょうか? 面白かったよという人は春休みにまた何度も観に来てくれると嬉しいです。来年のアカデミー賞の壇上に立つ皆さんの姿を楽しみにしております。大ちゃん、応援してんで? 若杉公徳 西畑さん一度お会いしたことあるんですが、「大ちゃん」って呼んでいただけると思っていなかったんで、メチャメチャ嬉しいです。 伊藤さんやっぱりみんな西畑くんにね...。 古田さん結局よ、この作品ってのは、西畑くんとお近づきになるってことよ。 MC伊藤さんは若杉先生のお手紙はいかがでしたか? 伊藤さんそうですね、嬉しかったですね。最初に聞きたかったです。この手紙を聞いたから言うわけじゃないんですが、こんな素晴らしい映画に出られて良かったです。世界に行く映画ですから。僕は、自分の俳優生活が再スタートするような作品に出られて良かったです。使うのは、ここからにしてください! 中身がなかったとか一切書かないでください。マスコミの皆さん、お願いします。本当に素晴らしい映画に出られて、ありがとうございました! 上白石さん嬉しいですね、まだ信じられないですが、この作品の持つハッピー感、ハッピーウイルスがどんどん感染して、みんなが笑って、明るい世の中になれば良いなと思います。 MC最後に伊藤さんからメッセージをお願いします! 伊藤さんはい! 西畑くん、よろしくお願いします。 西畑さんはい? おかしい(苦笑)! 伊藤さん今日はもう、古田さんも言っていたけれど、西畑くんだから。 MC伊藤さん、まとめてください! 伊藤さん今日は皆さん、ありがとうございます。本当にくだらない映画、くだらない舞台挨拶になってしまいましたが、でも、壇上で良いニュースも聞けましたし、リップサービスでいろいろ言いましたが、同じ世代のキャリアを重ねた俳優と、素晴らしい先輩、煌びやかさ満載の上白石さんと西畑くん、世界を代表するプロダンサーの大貫と一緒に仕事ができて本当に良かったです。今日、ここまで宣伝活動や製作に関わったスタッフの皆さん、ありがとうございました。あとは、ファンの皆さんの力でこの映画が大きくなったりも小さくなったりもします。本当に、皆さん、西畑くんに力を貸してください。ありがとうございます。それでは最後に西畑くんから一言! 皆さん喜びますんでお願いします! 西畑さん本日は本当にありがとうございました。短い時間でしたが楽しく過ごさせていただきました。萌歌ちゃんも言っていましたが、ぜひ笑いが皆さんに伝われば良いなと思います。いろんなところでお友だちやご家族に「面白かったよ」「楽しかったから観てみたら?」って、悩んでることとかバカバカしくなるような映画なので、ぜひともたくさんの人に笑ってもらえたらと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。
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「東京2020オリンピック」公式映画製作報告会見「東京2020オリンピック」公式映画製作報告会見コロナ禍による史上初の一年の延期を含め、様々な不測の事態が起こる中で昨年の7月23日より17日間にわたって開催された「東京2020オリンピック」。その公式映画のメガホンを握るのは、「萌の朱雀」(1997年公開/出演:國村隼、尾野真千子)「殯の森」(2007年公開/出演:うだしげき、尾野真千子)「朝が来る」(2020年公開/出演:永作博美、井浦新)など、多くの映画を手がけ、国際的にも高く評価されてきた河瀨直美総監督。3月24日に河瀨直美総監督が出席して、この公式映画の製作報告会見が都内で開催されました。本作が、表舞台に立つアスリートを中心としたオリンピック関係者たちを描いた「東京2020オリンピック SIDE:A」(6月3日公開)と大会関係者、一般市民、ボランティア、医療従事者などの非アスリートたちを描いた「東京2020オリンピック SIDE:B」(6月24日公開)という、 異なる視点からの二作品の公開となることが発表されました。こちらの記者会見の模様をレポートします。製作報告会見河瀨直美総監督河瀨総監督異例尽くしのこの東京オリンピック。先のオリンピックでは市川崑監督があの素晴らしい映像美と映画作品(「東京オリンピック」1965年公開)として作られたものの後を継いで、作品を作らせていただくことになりました。今日はそのあたりのことを含めて皆さんにお話をさせていただければと思います。よろしくお願いします。MCまだ編集中だと伺いました。 河瀨総監督はい(苦笑)。終わりません(笑)。なぜなら5000時間、750日の時間を一つの作品にするために時間がかかっています。 MC一昨年の東京国際映画祭でトークをさせていただいた際には、二本になるとはおっしゃっていませんでした。 河瀨総監督一番はやはりコロナですね。一年延期という異例の事態になって、その時点で撮影も始めていたのでそこから1年間、何を模索して撮ればいいのか? そこを描かないでアスリートたちの模様を描く――これまでの公式映画はそういうものでしたが、それだけでは今回の事態を記録し、この先の未来に伝えていくアーカイブとしての意味がないんじゃないかと思いまして、撮影中から「これは二本撮れたらいいな」というのは考えていたのはありました。MC監督のほうから「二本作らせてほしい」という提案を? 河瀨総監督そうですね。これはやはり歴史上残しておかなければならないものだと思いましたし、オリンピックという平和の祭典の中で何が行われるかを考えた時、コロナが私たちを分断してしまう事態もたくさん見受けられました。答えのない時間を私たちは歩いてきたんだと思います。そのような部分も含めてアスリート中心にした「SIDE:A」、そしてそれを支えた人たち、開催に向けてというだけではなく反対をしている人たちの様子や、たくさんの事情が競技以外のところでもたくさん起こっていたこともあり、それを「SIDE:B」として作らせてほしいとお願いしました。 MC「SIDE:A」と「SIDE:B」それぞれどのような内容になっているのかお話しいただけますか? 河瀨総監督「SIDE:A」に関しては、世界中からたくさんのアスリートが参加してくれた東京大会ですが、日本の選手のみならず、たくさんの国からやって来ること、国を代表して参加することの意味を非常に重く持たなくてはならない国の人たちもいました。例えば難民選手団、亡命して自らの生まれた国とは違う国のアスリートとして参加する人、このような部分を丁寧に描いています。ジェンダーイコーリティ(文化・社会面での男女格差の是正)の問題もいろんな分野であると思いますが、オリンピックの中でも、競技者の数のバランスで言うと、女性アスリートは結婚や妊娠、出産を経てなかなか第一線に戻ってこられないという状況がある中で、それでも"ママアスリート"としてしっかりとメダルを獲得する人たちも今回の大会で見受けられました。私も女性であり、映画監督として映画を作る立場と共に母であり、一人の人間であるというところで、このオリンピックというのは、1等賞を獲るという目先の勝利だけにかかわらない、人生の勝利者になるということを含めて私は描きました。金メダルを獲った人たちだけがこの映画に登場するのではなく人生の勝者たる行いをしている人たちにフォーカスして作品を作っています。MC一方で「SIDE:B」はそれを支えた人たちに焦点を当てているということですね。 河瀨総監督そうですね。アスリートが本当にメダルを獲れるか獲れないかは0.01秒とかの世界の話でもあります。スピードだけでなく、競技にとって美しさやパフォーマンスの部分が評価されることもありますが、なぜそこに些細な差が出るのか? それは底の部分を支えた人たち、軌跡を見てきた人たちの類まれなる時間があるんだろうなと思いました。例えば、コーチやかつて現役選手で、今監督をやっている人たちとか、そういう人たちにもスポットを当てて作品を構築しています。もちろん組織委員会、IOC(国際オリンピック委員会)、世界の競技の会長などがこの競技を東京に持ってくるためにどれほどの作業と努力、コミュニケーションをもってここまでやってきたのか、克明に表現していきたいと思っています。 MCコロナ禍を受けて大会も一年延期となりましたし、パンデミック対策に関する舞台裏も様々なことがあったかと思います。 河瀨総監督そうですね、史上初の無観客の状態で、そこまで準備していた観客を動員するためのシステム、誘導、チケット...そういうものをどうすれば良いのか? そこでも大変な作業が発生しています。コロナ禍で言えばアスリートたちと私たち撮影者も距離を保たなくてはいけないというルールブックがあり、それに則して毎日PCR検査をし、感染症対策の面でも、これまでになく答えのない、しかし安心な競技をしていかなくてはいけない。本当に言い尽くせないことたくさんあります。私たちも距離感、選手との距離が離れたところからしか撮影させてもらえない。自分としては「もう少し近づきたい」「後世に残したい」と思うけれどできないことも含めて作品にしています。 MC特別映像では森喜朗会長の交代などについての映像もありました。オリンピックの光の部分だけでなく影の部分も描かれているということでしょうか? 河瀨総監督そうですね、もちろん森会長の退任というところは非常に大きな出来事だったなと思っています。そういった出来事が歴史を作る――あの時、森会長が女性蔑視というか、その発言によって多くの人たちを傷つけることになったということではあるんですが、森会長が本意としたこと、世に出ていく言葉、今の時代、SNSも含めて世界中に情報として瞬時に伝えられていく――このことが、やはり私たち国民、日本の国においてもしっかりとマイクを持って話す時には発言にすごく気を付け、ちゃんと自分の真意を伝える努力をしなくてはいけない。それと同時に、例えば女性蔑視、ジェンダーイコーリティという問題があるとするならば、森会長の発言によってたくさんの人に伝わって、「このままではいけない」と、良い意味で変わっていくきっかけになったとするなら、それはしっかりと記録に残すべきだなと思います。 MC撮影を振り返って記憶に残っている瞬間、大変だったことなどを教えてください。 河瀨総監督私は普段、できるだけ少人数で映画を作る人なんですが、今回の大会は33競技339種目というたくさんの現場がありました。それでも小さな単位だったのかもしれませんが、総勢150名のスタッフで撮影を行なっていました。私自身が全ての現場に行くことはできなくて、「この競技の時間とこの競技の時間がバッティングしてしまう」「いままで追いかけてきたこの人の競技には行けない...」そういうジレンマもありながら、スタッフたちに毎日、競技が終わるとスタッフルームに集まってもらって報告を受けることをやっていました。なのでほぼ寝ていないという(苦笑)。それが走馬灯のようによみがえってきますね。でも熱い夏、意識が常にピークになっていて、みんなと共に駆け抜けた稀有な時間だったなと思います。 MC映像を拝見すると、やはりテレビとは違うアングル、映像が入っているなと思いました。 河瀨総監督そうですか? ありがとうございます。やはり、自分自身も、記録映画ではあるんですが市川崑さんも言っていたように「純然たる記録ではない、映画である」、物語というものを含み、それを皆さんに伝えていく役割があることを感じています。誰かの眼差しを通してこの熱い夏、2021年の夏を私たちは駆け抜けた、その時、私たちは何を観たのか? それを未来の子どもたち、まだ見ぬ人たちに届けたいと願っています。 MC公式映画の総監督として、特別に近い立場でこの五輪を見てきて、河瀨総監督にとって東京オリンピックとはどういう大会だったんでしょうか? 河瀨総監督実は私も高校時代、奈良県代表でバスケットボールの国体選手だったので、アスリートとしての思いを抱えながら、一つ一つのシーンに涙ぐむような感覚で向き合っていました。勝ち負けだけで語れないようなオリンピック、アスリートの皆さん、「ほとばしる汗」とよく言いますが、あんなにも究極の美が出せるんだなと、「美しいな」とアスリートの姿を見ていて思いました。それは全てのアスリートに言えることです。勝った人だけでなく、ここに来るまでに費やしてきた時間、それも本当に美しい。それは人間ととして一瞬の輝きに到達する――その横にカメラを置かせてもらえたことは、元アスリートである私には、かけがえのない時間でした。 MC一方で無観客であることに強い衝撃を受けたとも伺いました。 河瀨総監督私の中では最後の最後まで「悔しいな」という思いがありました。それは子どもたちにこの素晴らしい輝きを見せているアスリートたちの姿を、本当の目で観てもらえなかったことです。今の時代、テレビで瞬時に選手たちを観られる環境ではあったと思いますが、やはり彼らの輝きを目の当たりにした時、「僕も、私もあのような選手になりたい」「世界中の人たちを自分の努力や汗や涙や笑顔で元気にしたい」と思う子どもたちが、もっともっとその体験ができたんじゃないかと、それは悔しい思いをしたと、今も思っています。 MC生でオリンピックを見ることができなかった子どもたちにとって、この映画はどういうものになるでしょうか? 河瀨総監督私は本当に人間のパフォーマンスもそうですが、心模様、目に見えないものを映画にしてきたつもりです。それが世界の人たちに言語を超えて伝わったゆえんだなと思っています。そのようなアスリートの素顔、競技だけではない素顔を通して皆さんに伝えられたら良いなと思います。 MCどのような方にご覧いただきたいか、どのようなことを伝えたいですか? 河瀨総監督本当に人を選んでいる訳ではないです。私たち日本がこの局面でこうした時間を過ごしたこと、その全てを特に若い世代の人たちには見ていただきたいと思いますし、私たちが選択したことが正しかったのか間違っていたのかということも含めて、次の世代の人たちがそれを一つの教科書みたいな形にしてもらえるなら嬉しいなと思います。「AなのかBなのか?」「 善なのか悪なのか?」ということに限らない、どちらにとっても正義であるというカメラアイ、構成と物語を今一生懸命紡いでいるところです。 ■記者による質問 Q市川崑監督の作品は2時間50分ほどでしたが、最終的に上映時間はどれくらいになる予定でしょうか? 河瀨総監督5000時間あるので3時間くらいまでにしぼり、最終的に(それぞれ)2時間くらいにできれば良いなと思います。今その最終段階というところです。Q公式記録ということですが、今回のオリンピックはこれまでになく批判や問題もあった大会でした。公式記録の視点と監督のジャーナリスティックな視点の部分とバランスが難しいところもあったのではないでしょうか? 河瀨総監督そのように問われるだろうと思っていたんですが、最近、「萌の朱雀」という自分の最初の映画をじっくり見る機会があって、それを観た時「あの時、私は自分が良いなと思うことをシンプルに描いていたんだな」ということに確信をもつに至りました。そこからやはり「自分が良いなと思うもの」それは監督としての主観で良いなと思うものでなく、もう一人の私が観客席にいた時、「こういうものを見せられたら良いな」と思うものを真摯に作っていけたら良いなと考えています。「こっちが良いかな?」「こっちかな?」じゃなく、河瀨直美を選んでくれた人がいるなら河瀨直美としてしっかりと世の中にこの映画を出していきたいなと思っています。 MC「萌の朱雀」といいますと、ある意味で原点に立ち返って作るということでしょうか? 河瀨総監督そうですね。本当に今はもう作れない映画でした。フィルムで撮っていましたし、撮れるものと撮れないものがあったこと――それもすごく(今回の作品と)似ていました。もう一つは、多くを語らずともしっかりと伝わるものがあるんだということです。多くを語らずとも観てもらったら、映画というものは映像言語でそれを伝えることができるんだということを感じました。 Q五輪前にお話を伺った際は、一年延びてしまって「アスリートを撮るだけではなくなってしまった」と「二本作りたい」とおっしゃっていましたが、開幕前にすでに400時間ほど撮られていて、コロナもありつつ、コロナだけではない問題もいろいろあったかと思いますが、そういう部分も含めて、今どのような思いでしょうか? 河瀨総監督コロナだけではない...。日本が変わらなければいけないことがあるんじゃないかなということ、そして、変わらなくてもいいこと...。これをしっかりと受け継がなくてはならないということをしっかり描ければ良いなと思います。例えば、一個人として考え思っていることと、集団や組織になった時に言えないことがたくさん存在していて、集団になった時に言えないことが「歴史」になっていくということ。集団のありようの中に、「どういった人たちが組織の中にいるのか?」ということはしっかりと考えていかなくてはいけないことなんじゃないかということですね。Q今回は開催にあたって賛否がありました。先ほどの特別映像でもデモの映像がありましたが、五輪に反対されたり、批判的な考えを持ってる人にも取材し、そういう部分が映画に反映されていたりするところもあるということでしょうか? 河瀨総監督もちろんあります。多様な意見があることも事実です。そして、そういう人たちが真摯にインタビューに答えてくださっているものはしっかりと描いていきます。そしてデモの参加者の中には「撮られたくない」という方もいらっしゃいました。そういう方々のことはもちろん撮ることもしないし、この映画に登場することもないと考えています。 Q先日、起きましたNHKのドキュメンタリーで、河瀨監督は直接関係ないかもしれませんが、字幕問題があり、議論が巻き起こってしまいました。こういうことが起こってしまったことについて、河瀨さんはどうお考えですか? 映画に関する騒動ということで、分断があからさまになった出来事だと思いますが、その辺も含めていかがですか? 河瀨総監督あの番組に関して様々な議論がなされ、「河瀨直美が見つめた東京五輪」という番組タイトルになっていたので「河瀨直美」の名前が出てきて、ある意味注目をされ、「発言の機会を持たないのか?」というお話もありました。答えられることはもちろん答えたいと思いますが、BPOの審議が入っているということもあり、詳しいお話をこの場でするとは適さないということがあります。ただ、私自身が今いただいたご質問に関して言いますと、本当に真摯に私自身が、私のスタッフたちが、この映画に取り組んでいた姿をドキュメントとしていただいていたと信じていたので、そこに事実ではないことが表現されていたことは残念でならないなと思っています。反対派の意見というものをしっかりと取り入れて、映画に描くべきだというのは、私たちスタッフの中でも共通の認識で、そのことに対してたくさんの取材を重ねている中で、あのような事実と違うような描き方をTVで、しかもNHKでされているということが、本当に自分にとっては、信じがたいことだったので、驚きとともに残念という形です。 MCお時間になりましたので、最後に締めのご挨拶をお願いします。 河瀨総監督ウクライナにたくさんの火がやってきて、今もなお悲しい現実が起こっていることを国民の皆さんも、今まこの場にいる方も感じている最中に、こういった映画の会見をさせていただくのが、正直、今であって良いのかと、個人的には考えています。なぜなら世界には様々な悲しみと、目を覆いたくなるような出来事が起こっています。エンターテインメントというのはそういう人たちの心にも、できれば光を届けたいという、そういう思いで私は映画を作っています。この、ロシアの侵攻が行われる前から、こういった出来事が起こらないためにも、自分の映画が誰かに届いて、そういった行為がなくなれば良いのにとずっとずっと思い続けています。北京オリンピックの最中にああいった行為が行なわれてしまうこと自体、オリンピックそのものが平和の祭典であり、平和を掲げていることさえも崩壊していく現実に、今私自身もあるんだなと思っています。だからこそ、この映画が、東京大会が、今もそしてこれから先も歴史に残り、50年後、100年後の人たちが観た時に「分断を起こさないでほしい」「どうして今ある、ささやかな手のひらに乗るだけの幸せを守ることができないのか?」というような事態にならないでほしいという願いを込めて今日は会見に臨みました。映画が皆さんにとって光でありますように願っています。公開を楽しみにしていてください。私自身、この映画にたくさんの希望を見出しました。みんなが人生の金メダリストになりますように願っています。今日はありがとうございました。
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映画「 おそ松さん」公開記念舞台挨拶「映画 おそ松さん」公開記念舞台挨拶赤塚不二夫の名作ギャグマンガ「おそ松くん」を原作に、大人になった六つ子たちを描き、人気を博したTVアニメ「おそ松さん」が映画「おそ松さん」としてまさかの実写化! 3月26日に東京・六本木のTOHOシネマズにて公開記念舞台挨拶が行われ、主演を務めたSnow Manの岩本照さん、深澤辰哉さん、ラウールさん、渡辺翔太さん、向井康二さん、阿部亮平さん、目黒蓮さん、宮舘涼太さん、佐久間大介さんの9名と髙橋ひかるさん、前川泰之さん、桜田ひよりさん、英勉監督が登壇! サプライズで宮舘さんの29歳の誕生日のお祝いも行なわれるなど、大きな盛り上がりを見せました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!公開記念舞台挨拶Snow Man/おそ松役向井康二さんSnow Man/カラ松役岩本照さんSnow Man/チョロ松役目黒蓮さんSnow Man/一松役深澤辰哉さんSnow Man/十四松役佐久間大介さんSnow Man/トド松さんラウールさんSnow Man/エンド役渡辺翔太さんSnow Man/クローズ役阿部亮平さんSnow Man/ピリオド役宮舘涼太さんトト子役髙橋ひかるさんイヤミ役前川泰之さんチビ太役桜田ひよりさん英勉監督向井さんうちのお母さんが、映画館に観に行きました! 映画館の行列がすごかったらしいです、普通は、映画館の中で並ぶでしょ? 外まで出ちゃっていたらしいです! お母さんも喜んでいました。 深澤さん長くない? もうちょっとコンパクトに...。 MCいや、ぜひお母さんの感想をお聞きしたいです。 向井さん感想は、「本当に終わってから笑顔になれる映画でした」ということでしたね。いろんな人に観てほしいなという思いでいっぱいでございます。よろしくお願いします。岩本さん皆さん、こんにちは。朝早くからありがとうございます。「未完成報告会」もあったので「本当に間に合うのかな?」という思いもありましたが、最後まで愛を込めて作ってくださった監督とこうやって一緒に登壇できて嬉しいなと思います。目黒さんまずは昨日、初日を迎えられてすごくホッとしています。この映画は皆さんにたくさん笑っていただき、笑顔になっていただくというのが一番だと思います。そんな映画になっていたら良いなと思います。深澤さん本当に今日は朝早くからありがとうございます。深澤は今日、朝が早くて、しかもうつぶせだったために顔がちょっとむくんでおります(苦笑)。 登壇者の皆さんいよっ! 佐久間さん顔面低クオリティ! 深澤さんいや、違うよ、通常営業だよ(笑)。でも本当に楽しい作品で、僕たちも観させてもらって、笑いをこらえるのに必死過ぎるくらい楽しい作品です。いろんな人たちに観ていただいて笑顔になってもらえたらと思いますので今日はよろしくお願いいたします!佐久間さん観させてもらって、あっという間にいろんな話が進んでいくすごく面白い映画だなと思いました。ぜひこれを観てもらって映画界を、そして全世界を「ハッスル!ハッスル!マッスル!マッスル!」にしていきたいですね。ラウールさんおはようございます。(客席に)あ、はい、ありがとうございます。(と、拍手を促す) ■客席から拍手。 佐久間さん自ら誘導(笑)。 ラウールさんちょうどこの前、僕たちも本編を観て、たくさん笑いました。それに元気をもらえる作品だなと感じたんですよ。なので、皆さんも「元気なくなってきたな」と思ったら「おそ松さん」で補充して元気な春にしてください。渡辺さん僕も本作を観させてもらって、「自分がどうなってるかな?」 と思ったんですが、結構、面白くて...。それは監督が手取り足取りいろいろ撮影前に「こうしたら良いんじゃない」「ああしたら良いんじゃない」と教えてくださったおかげだと思います。皆さん、何度も観てください。阿部亮平さん(Snow Man/クローズ役)岩本も申しておりましたが「未完成報告会見」を経ての公開ということで...報告です! 間に合いました! 監督、本当に編集お疲れさまでした。とても映画は盛り上がっていると聞きました。僕は「終わらせ師」なんですが、この盛り上がりは終わらないでほしいなと思います。 登壇者の皆さんおぉっ! 佐久間さん二週間くらい前から(コメントは)考えていたんじゃないの(笑)? 向井さん(報道陣に向かって)ここは使わないでくださいね(笑)。宮舘さんみなさん、ごきげんよう。 佐久間さん一人だけ違う会見やっているみたいだな(笑)。 宮舘さんそうですね、この作品は数多くのスタッフ、キャストの方が愛情を込めて作り上げました。映画は昨日から公開されましたが、「ブラザー、パーティタイムの始まりだよね?」 ぜひ、皆さんこれから「おそ松さん」を育てて、愛のある輪を広げてください。 佐久間さんシリアスな映画の会見かな(笑)。ホラー映画?髙橋さんこの映画、完成したものを観させてもらったんですが、監督にはご迷惑をおかけしました。渡辺さんのせいなんですが(笑)。すごく楽しいシーンが凝縮されているので、皆さんにもたくさん笑顔になっていただければと思います。前川さん僕も今日の日をすごく楽しみにしていました。先週、僕も試写で観ましたが、本当に面白かったです。Snow Manの魅力が満載の映画が出来上がったんじゃないかと思います。ファンの皆さんには本当に喜んでもらえたんじゃないかと、Snow Manの一員として...(笑)。 佐久間さんSnow Manよりもスーツの紫がキレイですけれどね(笑)。 前川さん今日は、せっかくなので「イヤミの紫のスーツでいこうよ」って話をしたら、スタイリストさんがわざわざ探してくれました(笑)。桜田さんそうですね、私も先日、試写で観たんですが、久しぶりに試写室で笑うという自分が信じられませんでした。本当に楽しい映画になっていて、この映画に携わることができて、嬉しく思っています。英監督今日は来ていただいて、ありがとうございます。28日にアメリカでアカデミー賞が発表されます。ノミネートされるだけでもありがたいなと...。 向井さん他の映画ですか! 英監督動物が歌うヤツ? 深澤さんそれも違う! 英監督こんな人気者にツッコんでもらえるのも今日だけかと...。それだけで一生懸命作り切った甲斐がありました。もうしゃべらないので、スターをよろしくお願いします!MC皆さんも先日、本作を観たばかりということですが、感想、面白かったシーンなどをお聞きできればと思います。 向井さんいや、難しい質問ですよ、これ。 深澤さん会場の皆さんは本作をすでに観ているとはいえ、ネタバレもできないんでね。 向井さんこれ(質問)ムズない? 「好きなお菓子何?」て聞かれて答えるくらいムズイわ。 深澤さんうんうん、例えがちょっとヘタクソだな。 向井さんちょっとヘタクソだった? まぁ、何でしょうね? やっぱり、カラ松とピリオドとのシーンあるんですが、舘さんがカッコよくセリフを言うんですよね。二人が別れて「あぁ、このシーン終わるな」と思うんですが、終わらないんですね。 深澤さん予告編でも流れてたやつな。 向井さんそうそう。「何回、同じシーンをやるんや?」と一番笑いました。カラ松とピリオドのシーン、僕的にはオススメでしたね。 岩本さん後半はアドリブだよね。 深澤さんあの感じは、監督はカット掛けなかったんだろうなって。 佐久間さん監督が楽しんでたやつだ(笑)。 岩本さんテストの時はもっと短かったんだよ。監督に言わないで、舘さんと「こうやったら面白いんじゃないか?」とか話していてやっていたら、監督が乗ってしまって、全然「カット」が掛からない! 宮舘さん監督の笑い声が一番大きかったですね。 深澤さん監督が笑ってくれると「面白いのかも」って思えるからね。 向井さん逆に笑いがないと「イマイチなのかな?」と不安になるからね。 英監督本当に終わらないんですよ、二人。いつまでも、いつまでもやっている。どうせ切りゃ良いやと思って、気持ちよくやっていただいて...。もう何回も会わないし(笑)。 深澤さん会いましょうよ(笑)。 MC岩本さんは? 岩本さん僕は、フッカとラウールのシーンが良かったかな? 空気感が違う感じ? 完全に世界に入り込んじゃってる感覚がすごく面白かったなって。 深澤さん嬉しいよ。でもラウールがああやって入り込む芝居って初めてじゃない? 僕もメチャクチャ面白かった。僕も笑ってNG出しそうになったし(笑)。 岩本さんあそこは面白かったし、そこにときどき出てくる阿部というのが嬉しかった(笑)。 向井さんあのエセがええねんな。 阿部さんエセで良かったですか? 本当にありがとうございます。怒られないかドキドキしながらやっていました。関西弁の役を。 目黒さんショッピーの最後のシーンが...。すみません、僕、出しちゃって。 佐久間さんしゃーない、みんな言いたいからね(笑)。 目黒さん特殊メイクもしていて、オモロすぎて...(笑)。 佐久間さんあれに一緒に映っているチビ太もズルいよね? ひよりちゃんの我慢の芝居が...。 向井さんあれ、笑っていたからね。 桜田さんいや、本当に申し訳ないくらい笑っちゃって。切り替えなきゃって泣きの芝居に...。 向井さん泣いた後にセリフ言うやん? 何言ってんねんって(笑)。 渡辺さん「泣いた」とか言って全然笑ってるし(笑)。あそこは一番長いですよね? 英監督この映画で一番長いですね。 目黒さん本当に長く使いたくなる気持ちは分かりましたね。間の感じとか。 深澤さん全部面白いんで、一つに絞るのは難しいんですが...。面白いというか、最初の布団が六人分並んでいて、朝目覚ましで起きるというのは「おそ松さん」の世界観が始まったなって思いました。"おそ松ワールド"に入れるなっているワクワクドキドキ感があって、僕はこの掴みが好きですね。 阿部さんでもあの布団も特注らしいよ。 深澤さん良いお布団でしたよ。寝心地も良かったし。 佐久間さん僕は、チビ太とイヤミとトト子ちゃんの三人のシーンが特に好きです。公園で走った後に三人で話すのを見ていたんですが、マジで面白過ぎて、監督と一緒に現場で笑っちゃって。トト子ちゃんの振り切り方? 振り切ってんなぁ!って。 髙橋さん止まらなかったんです(苦笑)。止まらなきゃいけなかったんですが、止まれなくて、何十回もやったんですが、監督があきらめるという...。 英監督雑なヒロインでしたね(笑)。 MC他の人のシーンを見ていたりもしてるんですね? 深澤さん同じシーンで、佐久間さん演じる十四松が1シーンだけすごくホンワカするシーンがあるんです。子どもがいっぱいいて、十四松が先頭で「ワーッ!」てやるシーンは映画が急に変わったなって。生で見ていて癒されましたね。 佐久間さん一松の空のビール缶がメチャメチャ落ちていて、ブランコに座っていて、マジでクズニート感が...。 渡辺さん普段もあんなに飲むんですか? 深澤さん飲まないよ(笑)! 飲み過ぎでしょあんなの! ラウールさん音楽がメチャクチャ面白いなと思いました。特におそ松とチョロ松とエンドくんの甘酸っぱい青春っぽいシーンのいかにもな音楽がたまらなくて笑いました。これもショッピーなんですが、話がどんどんループして、エンドはツッコむというので、あのツッコミの一言すごく良かったです。 佐久間さんあれ面白かったね。 ラウールさん映画館で観てほしいです。 渡辺さんありがとうございます。 佐久間さんほめられ慣れていないから(笑)。 渡辺さんいや、なんかSNSでも評判良いみたいで...。 ラウールさんZ世代出すな(笑)! 渡辺さんおそ松役の康二と結構一緒だったんですが、いつもは裏でメッチャ騒いでるのに、恋愛ものに切り替わる日はメッチャ静かで...。 登壇者の皆さんうわっ! 目黒さんショッピー、それすごく分かるわ。 渡辺さんいつもは裏でもキャスト、スタッフをトークでぶん回しているのに、その日は一言も話さないで...。 目黒さん恋愛モードに入っていてね。 向井さんラブモードですから、前日はパックもしましたよ! 佐久間さん前日とか「明日、こういうシーンかぁ。俳優モードでいこう」って(笑)。 渡辺さん激イタでしたね。 向井さんいや、気持ち作るにはね、裏から入っていかないとね。 英監督ホント、わけ分かんない時もあったけれど(笑)。クライマックスあたりの段取りで、みんなで一回芝居を合わせるので、台本通りにやっていただいたんですが、全体的に「何だこれ?」ってムードになって、変な空気になりました(苦笑)。「これで合っているんだよね?」って。そんな感じでした。 MC皆さん完成した作品を観た後に「こんな感じだったのか」と? 英監督僕も(笑)。 向井さん監督も? 渡辺さん観て驚愕だったのが、康二のおそ松...もうほぼ脱いでいた。そのシーン、撮影は一緒じゃなかったので、こんなに脱いでたの? 向井さん途中からシールドはありましたが、商店街での撮影やから、上にも階があるわけですよ。 オバチャン、ガラケーで普通に撮っていたからな(笑)。 渡辺さん体を張っているなって思いました。そこにはすごく感心したというか「ここまでやってすごいな」と。 向井さんありがとうございます! キレイにしてきました。当日は「思ったより出すんだな」ってのありましたが。 阿部さん僕はシーンとかじゃなく全体として細部へのこだわりがすごいなと思いました。松野家のセットが原作に寄り添って、表札の文字とか飾ってある写真とか、布団の一枚の感じとか、チビ太のアタマとか...美術さんお疲れさまです!って思いました。 佐久間さんスタッフの愛がすごいよね。原作者の赤塚不二夫先生の写真が現場にあって、まじまじと見たの初めてでお辞儀しました。 阿部さんちなみに現場のセットの様子などはパンフレットに載っているのでぜひ! 登壇者の皆さん素晴らしい! 佐久間さんでも映画を観る前には絶対にパンフレットは見ないでほしい。ネタバレが載っているんでね。 向井さん観終わってからゆっくりね。 阿部さんぜひ細部まで観てください。メッチャ面白いです。 宮舘さん僕は...こんなこと普段は言いませんが、この機会なので言わせていただきたいことがありまして、向井康二の演技ですかね? 向井さんえ? 宮舘さん一番刺激を受けたというか...。 ■向井さん、座り込んで宮舘さんに感謝! 宮舘さん笑い事じゃなく、本当にそう思ったんですよ。なので、彼なりの努力も感じました。一緒に日々を過ごしてみて分かることもあるし、スクリーンを通して「こんな表情をしてたんだ?」「こんな言い回しをしてたんだな」と思うところもあり。そんな風に試写を観させてもらいました。 向井さん舘様! ありがとうございます。マジで嬉しいですね。 髙橋さんじゃあ、舘様が向井さんの良いところを言ってくれたので 向井さんの良いところと悪いところを(笑)。私はトト子役なので、おそ松さんとハルちゃんが恋物語をしていたところを遠くから見ているんですが、「何やってんだよ、おそ松!」って言うシーンの後、待機する時間、私もまだ入りたてだったんでコミュニケーションを取ろうとすると(向井さんが)「話しかけんといて。いまラブモード入ってるから」って(笑)。 登壇者の皆さんえーっ! 向井さんいや、関西色が強いでしょ? だからラブモードに(髙橋さんの)関西色は入れないでと。月9撮ってるモードでやっているから。(髙橋さんは)裏でもうるさいやんか? 髙橋さんすごく傷ついたなって。でも実際にスクリーンで見るとすごく素敵な芝居をされていて、目がキラキラしてて...。いつもキラキラしているけど、これは恋愛モード入っているな、素敵だなと思いました。 向井さんありがとうございます。トト子ちゃんも、スクリーン上では輝いていましたよね? 髙橋さんスクリーン上"でも"! 向井さん"では"! 髙橋さん"でも"! 佐久間さん裏でもこんな感じなんでね、関西弁同士でね。 前川さん僕は、目の前で見ていたので、岩本くんと舘様のアクションのシーン、あそこにはメッチャ時間がかかりましたよねぇ。「前川さん、出番です」って呼ばれたのは夜11時くらいだったかな? でもアクションって、あれだけやること多いと普通は事前にビデオをもらって練習したり、レッスン日を設定したりするんだけれど、二人はその場でアクションつけられたのを覚えて何回かやって、その場で「本番」でした。あれだけのクオリティ、キレのある動きをその場でできるってすごいなと思いましたね。その後、イヤミは金網越しでずっと見ていたんだけれど...芝居が終わらねーの(笑)! たぶん、僕を撮っている時とちょっと変えてきた感じで、面白く見ていたのが実際に使われていたんじゃないかな? その時、僕は面白くて白目をむいてたんですが、それはカットされていました。舘様の濃い目の芝居がたまらないですね。首グワングワン振られていましたね(笑)。 向井さん振り過ぎやねん! 桜田さん完成して一番驚いたのはポコスカのシーン。やっている最中は「何やっているんだろうな?」って思いながらやっていたけれど、完成したのを観て「こうなっているんだ!」ってビックリしました。編集も大変だったろうなって。 佐久間さん「おそ松さん」くらいでしか見られないですよね、ああいうの。監督は撮影の時から構想が見えていたんですか? 英監督メチャクチャ撮ったよね(笑)。 向井さん筋肉痛になりましたもん(笑) 深澤さんあれがあったから、それが反映されて良いポコスカになったのかなって。 英監督光石研さんたちにはやらせられないんでね(笑)。 佐久間さん光石さん殴ってたよね? ラウール。 ラウ―ルさん新聞紙で...めちゃ緊張しました。ふるえながらやっていました。 深澤さんイヤミたちのパターンもありましたよね? 前川さんハゲに噛みついたりしていましたね。 深澤さん「おそ松さん」らしくて良かったですね ■ここで大ヒット記念に特製くす玉が登場! みんなでくす玉を割ると「大ヒット」の文字は小さく「祝 宮舘涼太さん 誕生日おめでとう」の垂れ幕が! 登壇者の皆さん宮舘涼太、誕生日おめでとう! 宮舘さんありがとうございます(笑)。 深澤さん宮舘涼太誕生日会見になっている(笑)。 宮舘さんこのようなタイミングで恐縮ですが、無事29歳になりました。28歳を終え、29になる年に「おそ松さん」が公開されたという...。 深澤さんそこ飛び級はないからね(笑)! 宮舘さん皆さんと共にこれからも歩んで、幸せと笑顔を与えられる、そんな男性になれたらと思います。 MC最後に岩本さんから代表して締めのご挨拶をお願いします。 岩本さん本当に何度観ても楽しめる作品になっております。制作陣、観てくれる皆さんのたくさんの愛が交錯する作品です。「笑える」って人間の特権だと思うので、そんな笑いを大切に一日一日、少しでもハッピーに過ごしてほしいなと思っています。ご家族や友人を誘って観に来ていただければと思います。本日は、「宮舘涼太の誕生日会」にお越しいただきありがとうございました(笑)!