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「線は、僕を描く」完成報告会&完成披露試写会「線は、僕を描く」完成報告会&完成披露試写会「線は、僕を描く」公式サイト2020年「本屋大賞」3位、2019年TBS「王様のブランチ」BOOK大賞を受賞した青春芸術小説を横浜流星さん主演で実写映画化した「線は、僕を描く」。本作の完成報告会が9月27日に都内で行われ、横浜さんをはじめ、清原果耶さん、細田佳央太さん、江口洋介さん、三浦友和さん、小泉徳宏監督が登壇しました。撮影の思い出や、共演の感想、映画の魅力をたっぷりと語り合いました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします!完成報告会&完成披露試写会【「線は、僕を描く」完成報告会】青山霜介役横浜流星さん篠田千瑛役清原果耶さん古前 巧役細田佳央太さん西濱湖峰役江口洋介さん篠田湖山役三浦友和さん小泉徳宏監督横浜さん本日はたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございます。作品の魅力をお伝えできればと思っております。 清原さんたくさんの方々に観ていただける作品になっていたら、嬉しいです。 細田さんここにいる皆さんには本作が届いていると思うと、すごく嬉しくて、ずっと表情筋が上がっています(笑)。その中でもちゃんと作品の魅力をお伝えできるように頑張ります。 江口さんすごく良い作品ができたと思います。この秋にぴったりの、表情筋が上がってしまうような映画になっています。(登壇者の皆さん:笑) ワクワクしながら観ていただける作品になっていると思います。 三浦さん今日はみんな、“黒で”という衣装の指定があったので、そういう形になっています。話が変わってしまいましたね(笑)。とても素敵な作品に参加できて、本当に嬉しいです。また、こういう場所に立てたことも、とても嬉しく思っています。 小泉監督皆さんお越しいただきまして、ありがとうございます。(キャスト陣を見渡しながら)こういった素敵な出演者の皆さんのおかげで、本当にすばらしい作品になったと思っております。ぜひその魅力を皆さんにお伝えできればと思っております。 MC水墨画の世界に触れ、水墨画と向き合ってみていかがでしたでしょうか? 横浜さん「墨」と「水」と「筆」と「紙」だけで、こんなにも美しい絵が広がることに感銘を受けました。実際にやってみて、自然や自分と向き合うことができる、すごく大事な時間になりました。水墨画を通して、自分も大事なことに気づけたので、本当に幸せな時間でした。清原さん水墨画と聞くと、一見「難しそう」と感じられるかと思います。私には今回、「こんなもの自分には描けないだろう」と思うような迫力のある絵を見ながらたくさん練習をする機会がありました。描いていくうちに「どんな人でも挑戦できるものなんだ」と思えました。(水墨画に)触れる機会があって良かったと感じられる日本文化だと思いました。MC水墨画の大家、小林東雲先生が水墨画監修として名を連ねています。小林先生は線を見ただけで、その人がどんな方なのか分かると聞きました。 清原さん私は、先生に「清原さんは思ったより大胆な線を描く人だね」と言われました(笑)。「見た目は少女なのに、こんな線を描くんだ。意外です!」と言われて、何だか恥ずかしくなりました。 MC心当たりはありましたか? 清原さん負けず嫌いなところがあるので、もしかしたらそれが線に滲み出ていたのかも…。「先生、すごい!」と思いました。 MC横浜さんも、先生から何か言われましたか? 横浜さん「力強い線を描くね」と言われました。でも、霜介は繊細な線なので、僕とは真反対なんです。どうしていこうかと思いました。 MCそれは難しいですね。あえて力を弱めて描いたりするのですか? 横浜さんそれがまた難しいところなんです。繊細に、筆圧を弱くして描いたとしても、それはまた違うんですよね。その時の内面が映し出されるので、シーンごとに、しっかりと霜介の気持ちになって線を描くことを大事にしていました。 江口さん横浜さんはすごくストイックでした。彼は一年前からずっと練習をして、本作の中では自分で描いているんです。自分で描いたものが、練習した跡として部屋中にある。だいたいそういったものはスタッフが描いたり、美術さんが用意してくれたりするものなんですが、彼はそれを全部自分で描いて、それを部屋に貼っていました。水墨画にどっぷりと浸かっていましたね。僕も小林先生に(描いた線を)見ていただいたんですが、ひょろひょろひょろっと描いてしまったのか、先生は「ああ…なるほど」と言って、その後には何も言われなかったですね(笑)。横浜さんそうなんですね。 江口さん昔の古い水墨画を見る時に、僕たちは風景を見るじゃないですか。岩があって、竹があって、水があって…と。でも、先生クラスになると、呼吸を見るらしいんです。描いている人の呼吸を見て、「なるほど」と楽しむそうなんです。もう全然僕らでは届かない世界観ですよね。ものすごい奥深さを感じました。でも、ちょっとやってみると、それっぽくできるんですよね。すごくシンプルなんだけれど、奥深い世界だと思っています。 MC水墨画の大家を演じた三浦さんは、水墨画と向き合ってみていかがでしたか? 三浦さん果耶ちゃんが言ったように、油絵や水彩画と違って、入りやすいんですよ。「これは無理だ」というものではなくて、技法をいくつかを教わると、なんとなくそれらしくはなるものなんですね。だから「あ、もしかしたらできるかもしれない」と、可能性をものすごく感じさせてくれるんです。でも、いざ家に持ち帰って、またずっと画仙紙に向かって描き続けていると、先生のお手本は簡単なものでも、絶対にそれに近づけない。蘭の葉っぱ一枚も、同じように描けないんですね。お手本も目の前にあるし、一見簡単そうに見えるし、先生はスッス、スッスと描いている。「これできるでしょ」と(お手本を)渡されるんですが、本当にできなくて大変な思いをしました。MCちなみに三浦さんは、描いた線を見た先生から、ご自身の性格について何かお話はありましたか? 三浦さん何も言ってもらえませんでしたね。ダメなんでしょうね、きっと(笑)。 小泉監督言えなかったんじゃないでしょうか。先生は、三浦さんが目の前にいるということにテンションが上がっていましたね。(登壇者の皆さん:笑) 先生、テンションが上がるんですよ。とてもかわいらしい、素敵な方なんです。 MC水墨画を映画にするには、ご苦労もあったのではないでしょうか。 小泉監督(小林)先生や、原作者の砥上先生も水墨画家でいらっしゃるので、僕も最初に水墨画を教わったんです。本当に「やるべきじゃなかった」と後悔しましたね(苦笑)。難しすぎて、これを映像化するなんて…と。この面白さ、難しさ、すばらしさを、うまく伝えられるのかなというところで、すごく悩んでしまいました。皆さんが練習をしているかたわら、僕はどうやって表現しようかと延々と悩む日々でした。MCどのような工夫をされましたか? 小泉監督俳優の皆さんに、徹底的に練習していただくという解決策です(笑)。 MC先ほど「水墨画を見る時に、描いた人の呼吸を見る」というお話がありましたが、横浜さんは水墨画の呼吸が分かりましたか? 横浜さん自分の中では分からないですが、一年間やっていたので、少しずつ身体に馴染んでいきました。それが呼吸にまで達しているのかは、分からないですが…。 MC細田さんは、水墨画に触れてみていかがでしたか? 細田さん一度、僕も「水墨画がどういうものなのか」ということを教わる機会を用意してもらいました。触って描いてみたりもしました。本当に難しくて、その人が描く、その時の状態によって絵が変わるぐらい、繊細で丁寧なものだと思いました。だからこそいろいろな人がハマり続けて、今まで歴史が積み重なってきたんだろうと感じました。その瞬間に触れることができたのはすごく嬉しかったです。MC呼吸という部分では、清原さんは分かってきたものはありましたか? 清原さんどうなんでしょうか…。高められていたら良いなと願うばかりです。 MCかなり練習をされたと聞いています。 清原さん流星くんは一年間練習をされていましたが、私は短期間でグッと練習する機会をいただきました。先生のレベルの絵は、本当に何十年、何百年単位で練習をしないと描けないものだと思います。私はとにかく、千瑛という役で現場に立たなければいけなかったので、「水墨画にずっと触れて来ていたんだろうな」という所作や、そういったものに注力をしていました。MC水墨画に触れたことがない方、初めて見るという方でも楽しめる映画になっていますね。 横浜さんそう願っています。監督が先ほど水墨画の見せ方が「難しい」とおっしゃっていましたが、すごく試行錯誤していらっしゃいました。僕は本作を観て、水墨画をエンターテインメントとしてダイナミックに描いていて、誰が観ても楽しく、その魅力をお届けできると感じました。少しでも、(水墨画に)興味を持ってくださったら嬉しいなと思っています。 MCそれでは、共演者の皆さんについて印象を伺っていきたいと思います。細田さんは、一番共演シーンが多かったのは、横浜さんですね? 細田さんそうです。「どうやって話しかけようかな」とすごく悩んでいました。僕も人見知りなので「どうしようかな」と思ってふと目にした時に、横浜さんがいつも現場で飲まれている飲み物が、僕の好みと一緒だったので「お好きなんですか!」と話しかけました。 MC好みが合って、良かったですね! 細田さん母が好きで、僕も好きになった飲み物なので、母にも感謝しました(笑)。「良かった、細田家にこの飲み物が伝わっていて」と思いました。炭酸飲料です。それがたぶん、最初にした話です。 横浜さんやっぱり好きなものを共有し合えるというのは、距離が近くなって良いですよね。でも、それがなかったとしても、ちゃんと仲良くなっていたと思います。 細田さんありがとうございます。そう言っていただけると、すごく嬉しいです。 MC横浜さんは、細田さんにどのような印象を持たれましたか? 横浜さん明るくて実直で、好感の持てる方だという印象でした。 細田さん恐縮です! 嬉しいです。 MC清原さんは、いかがですか? 清原さん私は(細田さんと)同じ事務所なので、以前から知っていたんです。今回は現場で一緒なので、「嬉しいなぁ」と思っていました。 MC細田さんは、いかがですか? 細田さん僕は、すごくドキドキしていたんです。同じ事務所というのもあるかもしれないですが、学園祭のシーンでのお芝居で、果耶ちゃんが一回でオッケーを出したから、僕も一回で出さなきゃいけない…みたいな(苦笑)。清原さん(笑)。そんな! 細田さんそういう謎のプレッシャーを抱えながら、僕はやっていました(笑)。 MCキャリアで言うと、どのような感じなんでしょうか。 横浜さんキャリアで言うと、(自分よりも)上だよね。子役からやられていますもんね。 細田さんはい、小さな頃からこの仕事をやっていました。 横浜さん先輩ですよ。 MC細田さんからすると、横浜さんが先輩のような感じですか? 細田さん先輩です! MCお互いにそう思っていたのですね。ちなみに他の皆さんは、お二人が炭酸飲料を飲むので「飲もう」という雰囲気になったりしましたか? ■清原さん、江口さん、三浦さんは「飲まなかった」と回答する。 MCそこは、横浜さんと細田さんだけの絆だったわけですね。では、清原さんの印象もお伺いしたいと思います。江口さん、清原さんの印象はいかがでしたか? 江口さん清原さんは少し影のある役で、難しい役ではあったと思うんです。最初は、彼女がNHKのドラマ(2021年NHK総合にて放送「おかえりモネ」)が終わった頃に現場にやって来ました。まだ前のドラマが終わったばかりでこの役(千瑛役)に入っていくということで、何となく緊張も感じていたんですが、ちょっと話すとケラケラケラと笑っていましたね。そのギャップや、彼女の笑顔がすごく魅力的だと思いました。「彼女の笑顔を撮りたい」と監督のような気分にもなってきました。(登壇者の皆さん:笑) ピシッとしていて、所作がきちっとしていないとできない役なので、やっぱり大変だと思うんです。その部分のギャップ、話した時の笑顔がとても魅力的でチャーミングだと思っていました。 MC三浦さんから見た、清原さんの印象はいかがですか? 三浦さん最初はバリアを張っている感じがして、とっつきにくい感じがしたんです。(登壇者の皆さん:笑) でも、それはお互い様なんですよね。僕にもそんな感じがしたんじゃないかと思っています。でも、最後のシーンでパッと「開いたな!」という感じがありましたね。それが私のクランクアップだったので、最後にそんな笑顔が見られてとても良かったですね。 小泉監督僕は「ちはやふる-結び-」(2018年公開/主演:広瀬すず)の時から一緒に仕事をしていて、その当時清原さんは15歳くらいだったと思います。それくらいから知っているんです。千瑛は霜介の先輩というか、姉弟子役なので、最初は「横浜くんよりも年上のキャストが良いのかな」と考えていたんです。でも、清原さんが候補に上がってきた時に、「たしかに」と思いました。僕の中では15、16歳の清原さんで止まっていましたが、久しぶりにお会いしたらとても大人になって、すばらしい女性になっていました。それでもまだ、当時19歳だったんですが、これは“年下でありながら姉弟子”というところで、(霜介と千瑛としても)すごく良いハレーションを起こすんじゃないかと思いました。見事にそれを再現してくれました。 MC横浜さんは、清原さんについてどのような印象を持たれましたか? 横浜さん年齢としては年下ですが、役者としてリスペクトしています。芯があって、すさまじい集中力を持っていて、本当に頼もしいというか、信頼の置ける方です。以前、三年前に共演(「愛唄 ー約束のナクヒトー」2019年公開/主演:横浜流星)をしたんですが、また芯が大きくなって、たくましく成長された彼女を見て、刺激をたくさんもらいました。 MC江口さんの印象はいかがでしたか? 横浜さん江口さんは、現場の太陽でした。 清原さん(横浜さんの言葉にうなずきながら)太陽でした! 横浜さん誰に対してもフランクに接してくださって、みんなの太陽であり、兄貴的存在です。勝手に僕は、兄貴だと思っています。 清原さん江口さんが現場にいらっしゃると、スタッフの皆さんも、もちろん私自身もなんだか元気が出るんですよね。江口さんはいつも明るくて、本当に太陽みたいな笑顔で現場に来ていたので、勝手に「今日も一日、撮影頑張ろう!」という気持ちにさせてもらっていました。 江口さん(照れ笑い)。 三浦さん僕が以前、江口さんと共演(2006年NHK総合にて放送「土曜ドラマ・ウォーカーズ〜迷子の大人たち」/主演:江口洋介)したのは何年前ですかね? 江口さん(考えながら)10年は経ちますかね。 三浦さん今回は二回目の共演です。その当時と、まったく印象が変わっていたんです。イメージで言うと、岩みたいな感じだったんですよ。(登壇者の皆さん:笑) それが今回、マシュマロマンみたいな感じになっていました(笑)。それにちょっとびっくりして、心境の変化でもあったのかと思ったんですが、どうなんですか? 江口さん(照れ笑いを浮かべながら)今回演じた西濱という役としても、彼女(清原さん)と流星くんの二人を支えるような役だったので、普段から明るくして、何となくその場を温めるような感じで(みんなと)接していました。だからそういった好印象を持ってもらったんだと思います。岩というのは、ちょっと分からないですが(笑)。 MC江口さんが太陽だとすると、三浦さんの印象はいかがでしたか? 横浜さん江口さんが太陽で…(三浦さんは)月のような存在ですね。すみません、たとえが合っているのか分かりませんが、現場を包み込んでくれて、優しく見守ってくれるような懐の深い方です。江口さん本当にそうですね。 横浜さん(江口さん演じる湖峰も、三浦さん演じる湖山も)お互いに霜介を見守ってくれているんですが、「湖山先生が目の前にいる」という感覚で、(三浦さんは)優しく見守ってくださっている存在でした。 MC清原さんは、三浦さんにどのような印象を持たれましたか? 清原さん先ほど三浦さんが「バリアを張っている」とお話をしていましたが、私は何とかして三浦さんとお話がしたいと思って、撮影の合間に三浦さんの隣に座りに行ったんです。そうしたら、優しく話しかけてくださったんです。 三浦さんお互いに、そういうことを感じていたんだね。(清原さんと笑顔を見せ合う) 「ちょっと近づいちゃいけないのかな」とかね。歳の差がありながらも、お互いにそんなことも考えながら(現場に)いるんですね。 清原さんその時のことがすごく嬉しくて、今でも印象に残っています。 MCでは続いて、横浜さんについての印象を教えてください。 江口さん流星くんは、(現場で)会った時にはすでに役に入っている状態でした。心情からその役を作っていくタイプで、「とてもストイックな人だ」と思いました。そして常に炭酸飲料を飲んでいます。(登壇者の皆さん:笑)あれは“ダイエットなんとか”じゃないよね? 横浜さんストレートです(笑)。 江口さんストレートだよね。ストレートの炭酸飲料を飲んでいるんですが、結構大きいボトルでガーッと飲んでいました。僕たちが中学、高校くらいにやっていたようなことを今も再現しているようでした(笑)。活きが良いというか…。それでいて今回は(題材が)水墨画なので「繊細な表現にトライしている」と思いながら見ていました。 清原さん私は数年ぶりにこの作品でご一緒したんですが、この数年でたくさんの経験を積まれて、あの頃よりも背中が何倍も大きく見えました。現場を引っ張っていく感じとか、すごかったです。 横浜さんありがとうございます。 MCお互い、相手が大きく見えたんですね。三浦さんは横浜さんについて、どのような印象を持たれましたか? 三浦さん原作、脚本を読んで、霜介役を演じるのが流星くんだと聞いた時は、正直「ちょっと違うかもな?」と思ったんです。流星くんは都会的な感じがするのと、二枚目すぎるのと、「ナルシズムを楽しんでいるんじゃないか」みたいな印象があったんです。(登壇者の皆さん:笑) 会う前(の印象)ですよ! 撮影に入ってみて、それが偏見だったと気づいたんです。(横浜さんは)現場に、コンビニの小さな袋で来るんです(笑)。その中に台本とか携帯とか入っていてね。毎日それで来るので「バッグはないの?」と言うと、「これなんです」って言っていました。その様子も「ああ、霜介だな」と思いました。偏見を持っていて見ていて失礼をしたなと思いました。すばらしい俳優であり、男であると、本当に思いました。 横浜さんその偏見を覆せてよかったです!(登壇者の皆さん:笑) MC皆さんの思う、オススメのシーンやセリフを教えてください。 小泉監督セリフやシーンは、自分で(脚本を)書いているので「ここが気に入っている」というのもなんですので、そこは皆さんにお任せします。僕は、この作品を作るにあたって、水墨画の先生にお話を伺っていてとても印象に残ったコメントがあるんです。それがある種、本作全体のマインドにもなっています。線を引く時に、もちろん一筆一筆を上手に描こうとするんだけれど、やっぱり時々失敗する時もあるそうです。でも「『失敗してしまった』と思う線も気にせずに、どんどん描き続けていると、それが失敗ではなくて、味わいになっていくことがある。出来上がってみると、この失敗の線があって良かったと思うことがある」と先生がおっしゃっていました。これは作品中というより、先生の言葉ではあるんですが…。映画全体の指針になったようなコメントだったと思っています。そういった思いで本作を作っています。 MCきっと、撮影現場でもいろいろなトラブルがあったりするんですよね。 小泉監督めちゃくちゃあります。やっぱりこれだけの人数、そしてこの背景にはたくさんのスタッフが関わっていると、思い通りにいかないこともありますよね。もちろん天気一つとっても、思い通りに晴れたりはしないわけです。もちろんすべてが思い通りには行かないけれども、作品を作っていく中で、だんだん出演者の方の力を借りたり、スタッフの力を借りたりして、どんどん良いものとしてアップデートしていくんです。その感覚はすごく映画作りに似ているんじゃないかと思っています。何となくそこで水墨画と映画の共通点みたいなものを感じて、これで良いんだなと思いました。 細田さん僕は、湖山先生がおっしゃった「環境が変われば、心も変わる。心が変われば、線も変わる」というセリフがすごく好きです。「人の心って、こんなに自由で良いんだ」「本来、自由なものなんだ」と改めて気づいた感じがしています。水墨画の線を通して、その人の生まれ育ってきた環境や心情というのが、おそらく言葉以上にストレートに伝わるものなんだと思いました。そこまで素直な水墨画というものが、ちょっとうらやましくなったんです。なかなか言いにくいこととか、強がってしまう時もありますが、水墨画はそんなことを考えずにストレートに人の思いを伝えるものなので、そのセリフを聞いて「水墨画って本当に自分の心をそのまま表現してくれるし、きっとそれも魅力の一つなんだろう」と感じたので、そのセリフがすごく好きです。 江口さん二人(霜介と千瑛)のシーンで、最後の方でグッとくるシーンがあるんです。水墨画を描いているところは、黙々と絵に向かっているというシーンばかりなんですが、そこに監督の細かい計算のもと、すごく良いタイミングで音楽が入ってくるんですよね。それが心地良い。流れるように入ってくる。本当はすごく静かで、孤独な世界だと思うんですが、それがステージのように演出されている。すごく気持ち良いんです。本作のもう一つのテーマとしては、二人の関係性として、人には消せない過去があって、そこから一歩踏み出していくというものです。その(ドラマと音楽の)バランスが非常にうまくできていると思いました。監督の頭の中にあった世界を描いているんだという気がしました。 小泉監督ありがとうございます! 清原さん霜介が水墨画を始めて、どんどんハマっていってすごく練習を頑張るんですね。劇中にそのシーンもあるんですが、その霜介の内面が熱く滲み出ているような、熱い、熱い、練習の数々が分かるシーンがすごく好きです。そのシーンは、霜介も努力しているし、流星くんも水墨画と霜介と向き合うことでできた証のようなものなんだろうと思います。観ていて、すごく応援したくなるようなシーンだと思いました。 横浜さん嬉しいですね。僕は、湖山先生の揮毫会のシーンが好きです。圧倒されましたし、心を掴まれました。あそこで湖山先生が霜介に言葉をかけてくれたから、彼は水墨画と出会って、水墨画に魅了されていくんです。だから、あのシーンがなかったら、霜介は普通の平穏な日常を過ごしていたと思うので、あのシーンはすごく好きです。 三浦さん揮毫会というのは、水墨画のイベント、ショーなんですね。お客さんをたくさん入れて、大きなものに、いろいろな筆を使って、一時間、二時間ぐらいかけて描き上げる、そういったものです。本作自体がものすごく静かな作品で、この二人が出ていると「ラブストーリーかな」と思われるかもしれませんが、そういうことはありません。本当に静かで、その中で「水墨画ってこんなに迫力があるのか」というシーンがいっぱい出てくるんです。そのメリハリみたいなものがすばらしく、本当に自分でも見入ってしまうような作品でした。MC個人的には、“後ろから、千瑛が霜介の筆を持つ手を取る”というシーンも印象的でした。 清原さんあのシーンは、現場でずっと「どちらが筆を動かすか」という話をしていました。初心者なので、難しいんです。(撮影の)中身の話をしてしまって申し訳ないんですが…人の手を取って描くってとても難しいんです。どちらが主軸となって動かすのか、みたいな話で盛り上がりました。(清原さ
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『ぶっちぎり?!』Vol.4 初回生産限定版Blu-ray灯荒仁:大河元気 浅観音真宝:星野佑典 千夜:こばたけまさふみ 神まほろ:永瀬アンナ 神摩利人:佐々木望 道満拳一郎:斉藤次郎 座布翔:野津山幸宏 魁駒男:山口勝平 大英王太:竹内良太 蛇走流:古川慎 刃暮達兎:葉山翔太 心土阿久太郎:鈴木千尋―逃げぬ心と見つけたり―TBR34098D/2024年東宝原作:内海紘子・岸本卓・MAPPA・東宝 監督:内海紘子 シリーズ構成・脚本:岸本卓 キャラクターデザイン・総作画監督:加々美高浩 サブキャラクターデザイン・総作画監督:齊田博之/伊藤公規/伊藤晋之 衣装コンセプトデザイン:澤田石和寛 美術監督:鈴木くるみ 色彩設計: 垣田由紀子 撮影監督:加藤慎之助 編集: 長坂智樹 音楽: 大島ミチル オープニング・テーマ:『Sesame』Kroi エンディング・テーマ:『らぶじゅてーむ』甲田まひる 魅那斗會チームソング:『ステゴロ』KDH & Novel Core シグマスクワッドチームソング:『God Mode』BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE NG BOYS チームソング:『E-NERGY BOYS』DA PUMP 音響監督: 菊田浩巳 音響制作:dugout アニメーションプロデューサー:小川崇博 制作:MAPPA© 「ぶっちぎり?!」製作委員会『ぶっちぎり?!』Vol.4 初回生産限定版Blu-rayご購入はこちら
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「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」公開御礼“烏野”舞台挨拶「劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦」公式サイト古舘春一による大人気青春スポーツ漫画の金字塔「ハイキュー!!」の4期にわたるTVアニメ版の続編となる待望の「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」。公開から9日間で観客動員数は260万人を突破し、興行収入は38億円を超える大ヒットを記念して、2月25日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が開催されました。烏野高校のメンバーの声優を務める村瀬歩さん、細谷佳正さん、林勇さん、岡本信彦さん、内山昂輝さんが揃って登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。大ヒット御礼舞台挨拶日向翔陽役村瀬歩さん東峰旭役細谷佳正さん田中龍之介役林勇さん西谷夕役岡本信彦さん月島蛍役内山昂輝さん村瀬さん皆さん、こんにちは!(会場のおとなしい反応に)あんまり大きな声を出せないタイプの人たちかな(笑)? もう一回、聞いてみましょうか。こんにちは!(会場の大きな反応に)すごい! 雨にも負けない良い声をありがとうございます。そして、お集まりいただいてありがとうございます。今日はよろしくお願いします。 細谷さん皆さん、こんにちは!(会場の反応に)やっぱり緊張が解けて良い感じですね。本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。よろしくお願いします。 林さん皆さん、こんにちは。(会場の反応に)良いですね、三回目もちゃんと声出してくれて、本当に良い方ばっかりですね。本日はここにいらっしゃる方たちと、全国の会場が配信で繋がっています。皆さん元気ですか? 短い時間ですが、一緒に「ハイキュー!!」愛を感じながらお話しできればと思います。 岡本さん皆さん、ソイソイソーイ! (会場:「ソイソイソーイ」)もう一回、ソイソイソーイ!(会場:「ソイソイソーイ」)声は出ていますね。「こんにちは」の時より出ていますね。皆さん、ありがとうございます。本日はよろしくお願いします。内山さんはい、本日は寒い中ありがとうございます。 岡本さん温度差! 林さん本当はこれで良いんですよね(笑)。 細谷さん悪い流れを作ってしまったなと…。 林さん悪くはないですよ。良い流れですよ。 内山さん短い時間ですが、よろしくお願いします。 MCアニメ4期から四年余り、ファンの皆さんが待ちに待った劇場版が公開され、大ヒットしています。皆さんの後ろのパネルには、X(旧Twitter)に寄せられた感想コメントが載せられています。 村瀬さんへぇー、すごい。「奥歯を噛みしめてしまって顎痛い」 ――大変ですね。でも最後には「エモっ」で締めているから、心は洗われたんでしょうね。うれしい。…そういうこと? ちがう?僕はSNSもやっているので、このボードに書かれた思いだけではなく、そちらにもたくさん感想をいただいています。メチャクチャうれしいですね。作品が世に出る前に、我々は作っている時に熱を込めたり、スタッフさんの努力も知っているから、手応えというか、「世の中の人に受け入れられるだろう」とは思っていました。でも、蓋を開けてみるまでは分からないので、それがこういう形で耳に入るのはうれしいですね。ありがとうございます。 細谷さん「IMAXで観てきたので旭さんのスパイクの音が重い」というのは、クレームにも似た感想だなと…。 村瀬さんクレームじゃない(笑)! 細谷さんそれだけ音の演出が素晴らしかったんだと思います。僕もXをやっていますが「ハイキュー!!」を引用リツイートするとものすごく伸びますね。「面白い内容を投稿しないとバズらないのかしら?」と思うじゃないですか? でも「ハイキュー!!」は「お願いしやーす」だけですごく伸びるので、作品のすごさを物語っていますね。 岡本さん旭くんの「お願いしやーす」に脳内変化できますからね。 細谷さんなるほど。たしかに。じゃあお願いしまーす。 MC有名声優の細谷さんもそういうことを思うんですね。 細谷さんいやいや、何をおっしゃいますか、僕なんてもう。…「ハイキュー!!」は伸びるぞって話ですよね。 林さんポストへの皆さんのコメントもそうですし、ここにいらっしゃる皆さん、全国にいる皆さんを見ても、それだけでも「ハイキュー!!」に対する熱量がすごいんだなって思います。あとは仕事で会う人、会う人から「見ましたよ」とめちゃくちゃ声をかけてもらいます。今まで携わった作品はいろいろありますが、こんなに声をかけられるのは初めてです。劇場公開が始まった後の「『ハイキュー!!』観ました」という声がすごくて、その度にうれしく思っています。 岡本さんこのパネルもそうなんですが、「旭さんホントにカッコ良かったです」「旭さんスパイクが大砲です」「旭さんすごいです」っていっぱい書いてあってうれしいです。でも、一番気になったコメントがありまして、ツッキーがすごく罪深いんですよ。一番グッと来たのが「月島蛍に心臓を持ってかれました」――これは犯罪者です! 細谷さん心臓を持っていかれたらね。 林さん危ないよ。悪い男やな。 岡本さんそんな風に心がギュッとなるくらい、それぞれのキャラクター、――音駒も、烏野も当然そうなんですが、試合を見に来ている梟谷の方も含めて、いろんなキャラクターに魅力があって見応えがあるんだと思います。それから、個性的なコメントや試合運びとかに進化があったなと思います。 内山さん僕が気になったのは「映画を観ている感覚がなくて、85分の試合を観戦していました」というコメント。アフレコは何日かに分けて行なわれたんですが、僕が参加した日は、できるだけコート内で試合をやっているメンバーを揃えてという形でした。TVシリーズの時はコロナ禍に入っちゃって、できるだけ少人数でのアフレコだったんです。でも、久々に今回は一気に大人数でやれたんです。そうしたらアフレコが本当に終わらなくて…。「こんなに『ハイキュー!!』って大変だったっけ?」って思いました。村瀬さんホント終わらなかった。ワンチャン、永遠に続くんじゃないかって…。 内山さん月島が「勝てない」って言うんですが、あの時、僕は「アフレコ終わらない」って思っていて…。選手の疲労感と僕の疲労感がマッチしていました。「あぁ、これが『ハイキュー!!』だったな」って久々に懐かしくなりました。 MC因縁の音駒との試合が描かれますが、ライバル関係にも注目されています。そこで、キャラクターを演じてみて好きになったライバルとのシーンやアフレコの印象的な出来事などを教えてください。 村瀬さんもう音駒はみんなにドラマがあって、一人一人とリンクしていて、なかなか決められないですね。でも、日向視点で言うと最後のほうで研磨が汗だくになっているシーンは、僕自身も非常にエモーショナルな気持ちになりました。日向はそれを受けて雄たけびを上げるんですが、それがアフレコの終盤だったので、さっきのウッチー(内田さん)の話と同じで、そこまでに積み上げてきたものが自分の気持ちとリンクして、声のことも考えずに、叫び続けていました。まさか全部使われるとは思っていなくてビックリしました(笑)。細谷さん使われていたね。 村瀬さん三回くらい「っしゃー!」って言っていたのを全部使われていました。 細谷さんあれ素敵だったわ。本当に素敵でした。 村瀬さんありがとうございます。 細谷さん印象に残ったセリフがありまして…今日は、ネタバレしちゃいけないかな? 何て言ったら良いのか難しいですね。ものすごくボカして言うと、小っちゃい子がバレーを始める。小っちゃいけどカッコ良いことがやりたい。だけど背丈が足りなくて、「背丈が延びるまで我慢だな」と言っていたら、ネットを下げれば良いんだと教えられて…。そういうこと(身長が伸びるまで)より「好き」っていう気持ちだろっていうあれはメチャメチャ良いなって思いました。それで打てた日にゃ、その日を忘れないみたいな?林さんすごくオブラートに包んでいる(笑)。 細谷さんしゃべりがすごく下手なんじゃなくて、メチャクチャ気を遣っているってことですよ(苦笑)。あのシーンは素敵だったなと思います。 岡本さん何でも同じですよね、バレーだけでなく、声優業だって他のスポーツだってね。 村瀬さん「好き」の力の偉大さですよね。 細谷さんそれが言いたかったんです。 林さんネタバレしないように気をつけないといけないけれど…。 岡本さん緊張感が(笑)。 林さんいやいや、僕、絶好調だから。噛んでいる時は絶好調だから(笑)。 細谷さん続けてください。 林さん僕も村瀬くんと同じところですね。田中と虎の過去の回想もあったりしてライバル関係の描写も良いなと思うけれど、やっぱり研磨と日向かな。研磨がうなだれて、とあること言うんですよ。一言言った瞬間に日向が雄たけびを上げるわけです。僕は同じ日に収録だったので、真後ろで雄たけびを聞いていて、グッとくるものがありました。ちょっと泣きそうになるくらい「あぁ、コイツすげえな」と思いました。田中も田中らしく最後まで全力で声を出さないといけないし、アフレコも終盤に差し掛かってくると結構きつかったんですよ。声を張り上げて、かすれながらやっている人もいました。そんな時に彼の全力の叫びを聞いて、「僕も最後まで田中を演じ切らなきゃ」って突き動かされました。あの叫びは主人公としてのプライドとかいろんなものが詰まっている声だなと感じました。村瀬さんメッチャありがとうございます。 林さん褒めるの上手だった? 村瀬さんめっちゃ上手だった! 岡本さん今回は待望の一戦だったと思うんです。今まで積み上げてきたものがお互いにあって、最強の攻撃と最強の防御という矛盾対決があり、それぞれのライバル関係である西谷さんと夜久さんや、もちろん翔陽と研磨もあるけれど、ツッキーと黒尾さんがズルいんですよ。あの二人の関係性もズルいし黒尾さんもズルいって話をずっと言っていて…。関係性としては一人一人でなくてはいけないのに…。 村瀬さん黒尾さんがいろんな人とエのピソードが…。 岡本さんそう! いろんな人とのエピソードがあり過ぎて、ズルいんですよ。しかも、中村さん(中村悠一)の声もズルくて…。 内山さん声が強いからね。 岡本さん声に説得力があるんですよね。そういう意味で、お互いの積み上げてきたものもそうですが、今回の作品で黒尾がメインキャラクターとしても立っているんです。「俺たちは血液だ」ってセリフがありますが、縁の下の力持ちとして血液を循環させている人に思えて、すごく重要なキャラクターなんだなって改めて思いました。ズルいくらい、カッコいいキャラクターだなと思います。内山さん月島の声を演じている身としては「ツッキー、どうした?」みたいなシーンが多かったです。これまでにもいろんな変化を積み重ねてきたキャラではあるんですが、山口のことを褒めるし、黒尾さんにも感謝っていうか「バレー楽しいです」とか言うし、これまでにない月島蛍をどう表現するかが課題でした。これまでにない感じをギャップを付けてどう表現するか? 律義に黒尾に教えられたことを守っているけれど、ドラマ的に熱いからどうしようかなと悩みつつアフレコをしていました。でも、完成した作品を観たら良い感じでしたね。試合の流れの中でポンッと出てくるので、みんなでアフレコして、時間をかけて大変だったけれど、やったかいがあったと思いました。そこが良い作品につなげられたんじゃないかと思います。 ■室伏広治スポーツ庁長官から応援メッセージが到着!室伏長官皆さん、こんにちは。私はスポーツ庁長官として「する」「見る」「支える」の三つの観点からスポーツ振興に取り組んでいます。その中で大事なのは、皆さんが楽しんでスポーツをすること、スポーツの楽しさを知ること、スポーツを分かち合うことだと思います。この「ハイキュー!!」はスポーツをすることの楽しさを全力で教えてくれます。お互いに切磋琢磨し合える関係性がチームの中にも外にもあって、そうやって汗をかいて必死になって成長する喜びが私たちの中からも湧き出てくるようです。本作を観た皆さんはきっと「バレーボールって良いな」「スポーツって良いな」と感じてもらえたのではないでしょうか。アニメ放送開始から10年目の節目を迎える「ハイキュー!!」を通じて、スポーツの輪が広がっていくことを期待しています。 村瀬さんすごい。まさかの! 林さん素敵なコメントを! 村瀬さん本当にありがとうございます。うれしいです。 MCさらに今回、新たに4DX、MX4D、ドルビーシネマでの上映が決定しました。そして、応援上映の実施も決定しました。「集え!ゴミ捨て場の決戦 応援上映 みんなで生観戦」となっております。 村瀬さんすごいですね。別の作品で応援上映があった時に、キャストさんが参加されて、普通に観るのとまた別の楽しみ方ができると言っていました。例えば「オープン」の声が上がった時、「オープンだよ、日向」と言う回もあれば、「せーの、オープン!」と言う回もあったりして、上映回によって体感することが変わって楽しめると聞きました。臨場感があって、しかも我々はお客さんとして観客席で観るわけじゃないですか? その親和性がすごく高いのではないかと思います。 細谷さんどっちを応援するの? 村瀬さんそんなの烏野に決まっているでしょ? 細谷さんいやいや、音駒も人気ですよ。 村瀬さんえ? 烏野を応援してくれないの?「今日は烏野」「明日は音駒」とか、そういうのもアリかもね。 MC最後に登壇者を代表して村瀬さんからメッセージをお願いします。 村瀬さんまず劇場にお越しくださった皆さん、配信でご覧くださっている皆さん、お越しくださいまして、誠にありがとうございます。「ハイキュー!!」という作品が2014年に放送開始されてから、僕はずっとこの作品を教科書にして生きてきた声優人生だったと思います。原作の面白さもとてもすごくて、毎回、アフレコが始まるたびに見返しています。過去の自分がどうだったかなというのを見て、「今の僕だったらこうする」という気持ちもあるんですが、その時の自分にしかできなかったもので、汗水たらして頑張った結晶だなと思っています。今回の劇場版も10年後に見返したら、この時の自分はその時にできる全力のことを頑張っていたと思う作品になっていると思います。なおかつ、それは自分についてだけでなく、さっきの林さんの話もそうですが、他の人の頑張っている姿や映像、音楽を受けて「もっと頑張ろう」という気持ちになり、一緒のコートで戦っていて、エネルギーを受け渡している感じがものすごく強い作品です。その集大成が皆さんの元に届いて大ヒットという形になったのが、とてもうれしいです。村瀬としてもうれしいです。「ハイキュー!!」という作品に恩義を感じているし、面白い作品が評価されるのはすごくうれしいです。本作を観た方はご存知だと思いますが、メチャクチャ気になる終わり方をしています。今後の展開も、一役者としても、一「ハイキュー!!」ファンとしても気になりつつも、(情報などを)発信していきます。4DX上映とか、またいろいろありますので、まだまだ応援していただけたらと思っています。本日はご来場いただきまして誠にありがとうございました。
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企業概要企業概要 企業概要 profile 商号 東宝株式会社 設立 1932年8月 資本金 10,355,847,788円 代表者 取締役会長島谷 能成 取締役社長松岡 宏泰 従業員 当社単体:447人(嘱託20人を含む)グループ:3,873人(嘱託592人を含む) 事業所 本社:東京スタジオ:東京(成城)直営演劇劇場:帝国劇場(建替工事中)、シアタークリエ海外:ロサンゼルス、ニューヨーク 主な事業内容 映画: 映画作品の企画・製作及び映像配信をはじめとする権利活用 全国に展開するシネマコンプレックス「TOHOシネマズ」の経営 その他映像制作、美術製作、広告事業 IP・アニメ: TOHO animation作品の企画・製作・権利活用、「ゴジラ」のライセンス事業 演劇: 演劇の製作・興行及び芸能プロダクションの経営 不動産: オフィスビルや商業施設等の賃貸を主体とする不動産業 連結子会社のスバル興業(株)が道路の維持管理・清掃等を展開 ビル等の清掃・設備管理・警備等のビルメンテナンス事業を展開 主な賃貸ビル 有楽町センタービル(有楽町マリオン)東宝日比谷ビル(日比谷シャンテ)東京宝塚ビル東宝日比谷プロムナードビル東宝シアタークリエビル新宿東宝ビルHEPナビオ東宝南街ビル 2025年5月29日現在 本社所在地 Access 東京都千代田区有楽町1-2-2 TM & © TOHO CO., LTD.2025年1月末現在 組織図 Organization Chart 2025年10月1日現在 取締役 Director 執行役員 Officer トップ 企業概要 -
「果てしなきスカーレット」製作発表会見「時をかける少女」(2006年公開)、「サマーウォーズ」(2009年公開)、「おおかみこどもの雨と雪」(2012年公開)、「バケモノの子」(2015年公開)、「未来のミライ」(2018年公開)、そして「竜とそばかすの姫」(2021年公開)。過去作すべてにおいて国内外で高い評価を受け続け、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守の最新作「果てしなきスカーレット」。 12月23日「2025年東宝配給作品ラインナップ発表会」がTOHOシネマズ 日比谷にて実施され、「果てしなきスカーレット」の製作発表会見が行われました。細田守監督、スタジオ地図の齋藤優一郎プロデューサーが登壇し、世界配給が決まった同作について語りました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。製作発表会見細田守監督齋藤優一郎プロデューサー(スタジオ地図)細田監督本日は、たくさんの方にお集まりいただいてありがとうございます。おかげさまで、前作「竜とそばかすの姫」は、たくさんの方に観てもらうことができました。ありがとうございます。また新しい作品を作ることになりましたので、ぜひ興味を持って作品を観てくださればと思います。 齋藤プロデューサー「時をかける少女」から19年、いつも我々を応援してくださり、また年末のお忙しい中、細田守監督新作発表会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。 MCまずは監督より新作のタイトル発表をお願いします。 細田監督新しい作品のタイトルは、「果てしなきスカーレット」です。 MCまずは齋藤プロデューサーにうかがいます。「竜とそばかすの姫」まで、細田守監督の六作品を公開され、四年ぶりの新作「果てしなきスカーレット」が発表された、今のお気持ちをお聞かせください。 齋藤プロデューサー改めて「時をかける少女」から19年、皆さんのお力があって、今の我々があると思っています。「竜とそばかすの姫」公開時は、コロナ禍であり、緊急事態宣言中という非常に厳しい状況でしたが、66億円という70億円に近い大きな興行収入と観客動員になりました。感謝しております。多くのファンの皆さんに励まされ、今日という日があります。ありがとうございます。日本に限らず、他の国でも同じようにコロナ禍の混沌とした日常の中で、「竜とそばかすの姫」は多くの方々に観ていただきました。細田監督は、現代性の中にずっと希望を描き続けているので、これからもたくさんの方々に観ていただける作品を作る方だと思います。 MC細田守監督の作品は、世界でも愛している方がたくさんいて、国際映画祭など、世界でも多くの評価を得ています。日本のみならず世界にも作品を届けていくことについて、どのようにお考えでしょうか。 齋藤プロデューサー細田監督は、これまでたくさんのモチーフや、テーマを表現する作品を作ってきました。監督が描き続けてきたインターネットの世界を通して、今や日本と世界の垣根はない、日本があって世界があるのではなく、世界の中に日本があるのだと感じます。また、監督はその中でも、子どもや若者の成長・変化、家族の姿を描き続けています。我々の身の回りで起こるよろこびや悲しみ、その中で起こる奇跡のようなものを描き、世界中でそういった奇跡が起こっているんだという物語を作り続けてきました。だからこそ、私どもスタジオ地図は、そういった作品に呼応しなければならないという思いで、チャレンジを続けてきました。MC今、スクリーンには「全世界配給」という言葉が投影されております。これについて、ご説明をお願いします。 齋藤プロデューサー「竜とそばかすの姫」の公開後、世界では歴史の針が逆戻りするような出来事がずっと続いています。監督と「次の作品をどうするか?」と話し合った時に、「日本のマーケットだけを意識した作品にするより、世界の方々に希望をもたらすような作品を作るべきなのではないか」という議論になりました。その中で、監督から出てきた企画が今回の「果てしなきスカーレット」で、世界的なスケールと、現代性を合わせ持つ企画です。僕がこの企画を見た時の第一印象は、「世界中で社会現象が巻き起こるんじゃないか」「大変な作品になるのではないか」というものでした。そういうこともあり、僕が長年懇意にしている、アメリカで最も影響のあるアニメーションのプロデューサーに、この企画の脚本などを読んでもらいました。すると、僕と同じく「力強い作品なので、これは世界中で共感される作品になるだろう」という感想でした。その感想を聞いて、僕としても確信を持って、世界に向けた作品を作ろうと思いました。そして、この力強い作品を、どうしたら本当の意味で全世界に届けられるかを考えました。全く新しいチャレンジに挑む作品を制作するのは、容易ではありません。本当の意味でグローバルに届けるために、日本映画がまだやっていない世界が手を取り合う新しい仕組みを作らないとダメなんじゃないかと強く感じました。僕としては、細田作品で培ってきた人脈や、経験をフルに生かして、様々なことを考えました。長年パートナーとして、寄り添っていただいている日本テレビさん、KADOKAWAさんや多くの方々がこの途方もないチャレンジに賛同してくださり、背中を押してくれたことには本当に感謝しています。悪戦苦闘している中で、ハリウッドメジャーであるソニー・ピクチャーズ様の代表から「『果てしなきスカーレット』を一緒に作りたい!」「一緒に全世界の国と地域に届けよう!」という熱烈なオファーがありました。並々ならぬ覚悟と思いが双方にあったので、日米ともに新しい枠組みを作って、高度なビジネスモデルを構築することは、並大抵ではありませんでした。でも、僕らはあきらめませんでした。その結果、日本映画界、ハリウッドのメジャーとしても初の試みとなる「果てしなきスカーレット」の共同出資・共同製作に至りました。そして、東宝さんとソニー・ピクチャーズさんのスクラムを作り上げ、全世界配給をするという結果が出せました。日本は東宝さん、それ以外の国と地域はソニー・ピクチャーズさんが配給してくれます。 MCソニー・ピクチャーズさんといえば、「スパイダーマン」シリーズや「ゴースト・バスターズ」など、いわゆるハリウッドメジャーと呼ばれる配給会社です。そのソニー・ピクチャーズさんが、世界配給だけでなく、出資もされるということですね。 齋藤プロデューサーはい。そういった取り組みや仕組み自体がこれまでにない新しいものです。 MC世界配給が発表され、スタジオ地図さんの意気込みをお聞かせいただけますでしょうか。 齋藤プロデューサー例えばですが、過去にスタジオジブリさんが、ディズニーさんとタックを組んで、アメリカに風穴を開けてメジャーへと駆け上がっていったことがありました。そういった歴史を踏まえた上で、我々も新しいチャレンジを積み重ねて、その風穴をさらに押し広げていきたいと思っています。 MCここでビデオメッセージをご紹介します。日本以外の全世界での配給をされる、ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント インターナショナル・ディストリビューション・プレジデントのスティーヴン・オデールさんからです。本日、私たちがとても楽しみにしている「果てしなきスカーレット」について、皆さんにお話しできることを大変うれしく思っています。「果てしなきスカーレット」は、映画の素晴らしさをすべて兼ね備えている作品です。まずは、日本のアニメーション業界において、天才クリエイターの一人である細田監督とともに、全世界に向けた物語が作れるという無限の可能性を楽しみにしています。 「果てしなきスカーレット」は世界中に届けられる作品です。細田監督が紡ぐオリジナルストーリーには壮大なアクションがあり、素晴らしい冒険があります。そして、物語の核にはとても力強く心を揺るがすような人間ドラマがあります。これらすべてを合わせると、本作も今まで世に送り出されてきた名作のような作品になると信じています。 さて、本作の公開は2025年の冬を予定しています。昨年「君たちはどう生きるか」がアメリカで公開された時期です。その大ヒットを受けて、本作にとってもそれがベストな時期だと確信しています。ソニー・ピクチャーズからは、アメリカ、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、日本を除くアジア、中東アフリカなどの国と地域で公開を予定しています。世界中の方々が本作を観たいと思ってくださると、私たちは強く信じています。 それでは皆さん、本日のイベントを引き続きお楽しみください。そして「果てしなきスカーレット」をどうぞご期待ください。きっと、あっという間に公開を迎えると思います。本日はありがとうございました。【スティーヴン・オデールさんからのメッセージ】MC齋藤プロデューサー、オデール氏のコメントを受けて、いかがでしょうか? 齋藤プロデューサーオデールさんには、改めて「ありがとうございます」と伝えたいと思います。一緒に新しいチャレンジをしてくれることに、とても感謝しています。ただ、我々の新しいチャレンジは、単なるビジネスモデルや、世界配給といった、装置や仕組みの話だけではないと、僕は思っています。オデールさんだけではなく、ソニー・ピクチャーズのプレジデントのサンフォード・パニッチさんも、日本のチームと一緒に作品を作っています。これは日米が手を取り合って、本気で新しい未来に向かって作品を送り届けて行こうというチャレンジだと思っています。 MCコメントの中で、公開時期が「2025年冬」とありましたが、これまでの細田守監督作品はすべて夏に公開されてきました。今回、冬の公開とされたことには何か理由があるのでしょうか? 齋藤プロデューサー一つは、本作は超大作になると思っているからです。「時をかける少女」から、三年に一度新作をお届けしてきましたが、今回はこういった三年サイクルや、夏という枠組みを超えて製作する必要がありました。もう一つは、先ほど申し上げた通り、日米で、日本映画界とハリウッドメジャーで初めての取り組みを計画的に進めております。そもそもハリウッドメジャーでは、完成していない作品の公開のタイミングを、一年前から決めることが異例だと聞いております。ただ、今回のソニー・ピクチャーズ様は共同出資者ということもあり、「日本も世界も、一番良い形で興行を盛り上げられるタイミングはいつか?」と、映画祭を含めて戦略的に考え、来年の冬が最適であるという結論に至りました。 MC細田監督、ここまでのビジネス的なお話を聞かれていかがでしょうか? 細田監督今のビデオメッセージでも、「2025年の冬はもうすぐだ」とおっしゃっていましたが、完成は間に合うのかなと思っています(笑)。制作はただでさえ大変なことになっているので、ドキドキしていますが、励ましていただいたと思って、頑張って作っていきたいと思います。 MCここからは、本作について、監督にお話をうかがいます。今回の会見にあたりまして、細田監督に一枚の絵をご用意いただきました。このビジュアルから、今までにない作品の世界観になっているように思いますが、いかがでしょうか。細田監督これまでの爽やかな作品とは、毛色が違うなと感じられるかもしれません。この右上にあるのは、赤い海のような、現実の世界ではないような、厳しそうな世界です。その中に、希望の光を見ているような女性の姿があります。この女性がタイトルにもなっている“スカーレット”です。ご覧の通り、頬が汚れていて、服もボロボロで、マントを羽織って、剣を腰に携えています。主人公の彼女が強い眼差しで、一種の混沌の世界から果てしなく遠いところを見ています。シネスコサイズ(横長のシネマサイズのこと)で描いているので、一場面のような感じに見えますが、まだティザーポスターも作る前なので、今はこんな感じのものを目指して作っている段階です。すごく厳しい世界を旅している女性ですが、この女性は王女なのかプリンセスなのか? 厳しい世界を旅しながらも、アショクションや、ロマンス的なこともあって、皆さんに楽しんでもらえるようなエンタメ作品になると思います。「ワクワクするような映画の魅力を表現する作品」になると良いなという志を持って作っているところです。 MC「これまでの細田監督の作品とは違うのかなあ」という感じがしていますが、制作においてはいかがですか? 細田監督これまでも作品を作るたびにチャレンジを続けてきました。一作ごとに、壁を塗り替えるような気持ちで、「頑張ろう」という感じです。今回は、見た目が、アニメーションの技法を使いながらも、どこかそれを超えていくようになったら良いなと工夫をしているところです。「イメージボードでは、こういう絵を作ったけれど、実際はセル画です」ということではなく、「この絵が、そのまま動く」ということを前提に、頑張っております。でも、それをやるのはなかなか大変で、これまで「こういうアニメーション表現ができたら良いな」と思いながら、現実では難しい部分を乗り越えて、本作を作っていきたいと思っています。こういった挑戦は、ずっと前から準備はしていました。前作「竜とそばかすの姫」の時から、技術的な面をクリアできるか、できないかというギリギリの実験をたくさん積み上げてきました。やっと、今回はいわゆるセルアニメでもなく、ハリウッド的なCGアニメでもない、全く別の新しいアニメーションの可能性が表現できると思っています。 MC2Dのセル画でも、CGでもなく、新しい映像を皆さんにお届けできるということすね。 細田監督はい、そうです。リテラシーというのでしょうか、アニメーションの見方が世界的に浸透していく中で、新しい表現が世界各地で行われていると思います。その中で、今まで通りで良いという考えではなく、「もっと先に進まないと!」という時代になってきていると思うんです。フランスの作品「アーケイン(Arcane)」(2021年Netflixにて世界配信/Fortiche制作)も、非常に新しい表現でした。ソニー・ピクチャーズは、「スパイダーマン:スパイダーバース」(2019年公開)で、いわゆるCGアニメとはまったく違うけれど、CGアニメの影響を受けたようなルックを模索していました。世界中で、新しいアニメーションの表現が模索されて、それが実験だけではなく、観客の皆さんと共有できるのが今の世界的な流れになっています。その中で、僕らの作品も、新しい表現を作っていきたいと思っています。 MC先ほどお話しにありましたが、「竜とそばかすの姫」では、映像技術によって竜の世界の素晴らしさが表現されていたと思うのですが、そこからの連続性や進化はあるのでしょうか。 細田監督「竜とそばかすの姫」は、半分は手書き、半分はCGで制作しました。現実世界とインターネットの世界を描き分けるために、筆を持ち変えて、一方はCG、一方は手書きと、表現の方法を変えました。その結果、非常に手ごたえを感じました。異なる技法を使っても、観る方が、ストーリーの中に入っていけたことに手ごたえを感じました。そこから、さらにもっと高度なものを目指していきたいと思いました。「時をかける少女」からずっと表現を積み上げて、今日に至っています。これをやりたくて、ずっと続けてきたようなところもあります。 MC先ほどビジュアルのお話から、「アクション」や「ロマンス」といったワードが出てきましたが、本作はどのようなストーリーでしょうか。 細田監督いつもは夏公開なので、この時期には「大体こんな話です」と、お話しできるんですが、今回は来年冬の公開なので、今の段階では詳細をお話しすることはできないんです。でも、これまでと違って、冬にぴったりな内容になっています。僕は東映出身なのですが、当時のプロデューサーに教えられたことがあります。「夏は暑いからあまり難しいことを考えずに、爽やかなものを作れば良いんだ。どっしりとした映画のテーマを語るには、秋か冬が良い」みたいなことでした。確かに夏は単純明快なものが良い。そして人生について考えたりするような、大きなテーマで作るなら、秋冬が良い。でも、冬に向けてこういう内容にしたわけじゃないんですが、そういう部分でも、冬という公開時期がしっくりくるのかなと感じています。 MCストーリーの詳細は、続報をお待ちいただければと思います。細田監督は、これまでの作品でも魅力的な主人公を描かれて、世界に大きなワクワクと感動を生み出してきました。今回のヒロイン、スカーレットの眼差しからは強い意志が感じられますが、今回の主人公像について教えてください。 細田監督これまでの「おおかみこどもの雨と雪」「竜とそばかすの姫」でも、「比較的強い女性を描くことが多いですね」と言われることがありました。観客としては、物語の中で様々な困難があっても、主人公にはそれを乗り越えて活躍してほしいという気持ちがあります。それを観ることで、自分たちが励まされたいという気持ちがあると思うんです。そういった意味では、おそらく今回の主人公が、最も困難な条件の中で冒険をすると思います。そのためには、これぐらいキリッと背筋の伸びた女性の主人公である必要がありました。彼女の旅を通して、皆さんが励まされたり、希望を見いだしてくれたら良いなという思いを込めて、この主人公を作りました。 MCこれまでの作品の主人公たちを見てみましょうか。 細田監督「時をかける少女」の主人公は、女性ですね。「サマーウォーズ」は、このビジュアルの女性は夏希ですが、健二という男の子が主人公です。「おおかみこどもの雨と雪」は、花というお母さんが主人公です。「バケモノの子」は、男の子・九太が主人公です。「ミライの未来」の主人公は、くんちゃんです。そう考えると、男・女交互になっていますが、これはたまたまです。なので、「竜とそばかすの姫」は、ベルという女性が主人公で、今回も、女性主人公が続きました。MC新たな挑戦についてもう少しお話しいただければと思います。 細田監督せっかく映画を作るので、アニメーションの可能性、アニメーションを使ってもっと面白い作品ができるんじゃないかという挑戦を、常に考えてきました。ヒットしなければ次は作れないし、商業作品である以上、たくさんの方に観てもらうことが使命です。でも、それだけではなく、僕はアニメーションがとても好きなので、アニメーションの新しい表現や、可能性が広がっていくものが作りたいんです。「世界のどのような方が観ても楽しめるようなもの」、「日本のアニメーションの文脈を知らなくても楽しんでもらえるもの」、「日本のアニメーションの文脈の中にいる人が、驚きを持って新しいアニメーションだと感じるような作品」を作りたいと思っています。なので、一作ごとに挑戦をしていました。改めて、今回の作品は大きなテーマを扱うことになったので、非常に大きな挑戦ですが、しっかりテーマを表現し切りたいと思っています。そして、世界のたくさんの方々に共通するテーマや問題を、気持ちに寄り添い、一緒になって考えられるような作品を作れたら良いなと思います。「アニメーションを、表現の面でもテーマの面でも、今までの枠を乗り越えて作っていきたい」という気持ちがあるから挑んでいます。 MC本作で監督が描きたいメッセージについてうかがいます。 細田監督先ほども話しましたが、本作のテーマが今までで最も大きなテーマです。大きなテーマというとちょっと大げさですが、要するに、本作ではあらゆる人に共通した普遍的な気持ちを表現したいと思っています。「自分には全く関係のないことだと思う人が、世界中に誰もいない」そんなテーマに挑みます。今の段階では言いづらいのですが、「生と死」にも踏み込んでいくような大きなテーマになると思います。だからこそ、主人公には乗り越えて、最終的な場所にたどり着くような人であってほしいと思いながら、スカーレットと言う人物を描いています。今の世の中は混沌としていて、非常に生きづらく、先行きが見えない社会や世界の状況だと思います。その中で、「それでも前を見て、希望を見いだすような人物は、どういう人なのだろうか?」と考え、スカーレットを描いています。「こういう若い人が、未来を切り開いて、今の状況に怖気づかずに強く前を向いて生きてほしいな」という気持ちを込めて作っています。うまくいくかどうか分かりませんが、頑張って作りきりたいと思います。■記者からのQ&A細田監督に質問です。前作の「竜とそばかすの姫」では、音楽とインターネットというテーマがありましたが、今回はモチーフにしたものはありますか?【記者質問1】細田監督「竜とそばかすの姫」は、分かりやすくて、「『美女と野獣』を現代のインターネットの世界でやったらどうなるか?」と考えました。それと同じように、本作も、古典をベースにして、それを現代の中でやるとどうなるかと考えております。その古典について今はまだちょっとお話できないんですが、誰もが知っている世界的に有名な古典がベースです。 記者1スカーレットというと、「風と共に去りぬ」(1936年/マーガレット・ミッチェル作)が思い浮かびますが…。 細田監督確かに、そうですね。キーワードが含まれているとお考えになるのは、さすがです。「風と共に去りぬ」くらい大きなテーマだと良いなと思っております。もうちょっと古い歴史的なバックグラウンドがあるかもしれません。「果てしなきスカーレット」というタイトルに込めた思いを教えてください。【記者質問2】細田監督「果てしなき」という言葉には、いろいろな意味があると思います。この作品は、古典ベースにとどまらない、おそらく時空を超えた作品になります。それで、時空を超えた作品といえば「果てしなき」だと思いまいした。プロデューサーとも「時空を超えるお話と言えば、『果てしなき』がふさわしいのではないか」と話をしました。例えば小松左京さんの「果てしなき流れの果に」(1965年/「S-Fマガジン」にて連載)という作品がありますが、それはとんでもない時空を超えた作品です。そういったものにリスペクトを持って「果てしなき」という言葉があるのかもしれませんし、彼女が目指している地平「カータ」という場所が、果てしないながらも「みんなが見ている場所」という意味もあるかもしれません。細田守監督作品といえば、これまで人と人の絆を、時空や種族を超えて描かれてきたと思います。今回はそういった絆の要素はあるのでしょうか?【記者質問3】細田監督先ほども言いましたが、時空を超えたという点では、スカーレットだけでなく、もう一人の人物がおります。その人物と一緒に旅をするロードムービーです。そういう意味では、絆をかなり深く描く作品になると思います。ロードムービーやバディものになると、対照的な両者が旅をしながら、お互いに学んだり、理解を深めていくようなところも、楽しんでもらえる描写だと思います。ぜひ楽しみにしていただきたいです。齋藤プロデューサーから「世界にものすごい反響を与える可能性があるのではないか」というお話がありましたが、それについてもう少しお話いただけますか。【記者質問4】齋藤プロデューサー本当はお話ししたいんですけれどね。僕は、監督も言いにくそうにしている物語性の部分にそういった印象を受けました。現代を活写している中で、世界中の人たちが今この作品に求めるある種の希望や、誤解を生んでしまうようなテーマなんですが、日常の中で抱えている問題を、みんなで何かこう議論をしてほしいですね。これまでの細田監督の作品の中ではなかったスケール感だと思います。またストーリーが語れるようになったら、もう少しお話したいと思います。 細田監督ごめんなさい。公開が夏であれば、もう少しお話しをすることがあるんですけれど…。これまでずっと日本人を主人公にしてきましたが、今回は、スカーレットという日本人ではない主人公です。現代人ではないかもしれないし、平坦ではない世界で生きているような人ということで、今回は爽やかな場面はないと思います。もう一人のお相手も、同じ時
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「アンダーニンジャ」忍事機密報告会「アンダーニンジャ」公式サイト現代社会に潜む新たな忍者像を描いた漫画「アンダーニンジャ」(著:花沢健吾/講談社「ヤングマガジン」にて連載中)。リアリティのある描写や、引き込まれていく世界観やストーリーから、絶賛する声が後を絶たない大人気漫画がついに実写映画化され、1 月 24 日より全国公開されます。 1月6日には「忍事機密報告会」を実施し、主演の山﨑賢人さんをはじめ、浜辺美波さん、間宮祥太朗さん、白石麻衣さん、山本千尋さん、宮世琉弥さん、坂口涼太郎さん、長谷川忍さん(シソンヌ)、木南晴夏さん、ムロツヨシさん、岡山天音さん、平田満さん、福田雄一監督が登壇しました。 ついに完成を迎えた本作の撮影で印象的だったことなど現場でのエピソードを明かしました。また、忍事ニュースと題して、新情報も発表されたこちらのイベントの様子を詳しくレポートします!忍事機密報告会雲隠九郎役山﨑賢人さん野口彩花役浜辺美波さん加藤役間宮祥太朗さん鈴木役白石麻衣さん山田美月役山本千尋さん蜂谷紫音役宮世琉弥さん瑛太役坂口涼太郎さん担任役長谷川忍さん(シソンヌ)川戸愛役木南晴夏さん大野役ムロツヨシさん猿田役岡山天音さん主事役平田満さん福田雄一監督山﨑さん元々原作がすごく好きなので、本作に出演できてすごくうれしいです。本作はコメディとアクションが融合した、観たことのない現代の忍者映画になっています。すごい作品ができたと思います。ぜひ早く観てもらいたいです。 浜辺さん初めて本作を観た時に、私が演じた野口彩花が出ているパートとは全く違って、忍者たちの暗躍する姿がとてもカッコ良くて、知らない作品を観ているようですごく楽しかったです。 間宮さん「アンダーニンジャ」の実写化、そして福田監督の作品がうまく融合していて、福田作品でもありながら、「アンダーニンジャ」の世界観も楽しめる作品になっていると思います。観たことのないアクションがたくさん出てくるので、斬新な映像の連続だと思います。楽しんでください。 白石さん個性豊かなキャストの皆さん、そしてキャラクター…どこを切り取ってもカッコ良くて面白い作品になっています。早く皆さんの元に届けられるよう、これから宣伝活動を頑張っていきたいと思います。 山本さん花沢先生が描く挑戦的な世界観、そして念願の福田雄一監督作品に出演できました。あざとさ、アクション、そしてコメディと、やりたいことを全て盛り込みました。 宮世さんアクションはもちろん、キャラクターそれぞれの個性が強くて、すごく楽しめる作品です。 二時間があっという間でした。皆さんぜひ観てください。 坂口さん全国苗字ランキング約230位の坂口涼太郎です。本作では、私も浜辺さんと同じで、カッコ良い部分には一切関わっておりません。ですが、福田作品の大切な“笑い”という部分、かつてムロツヨシ先輩が担ってきた大切な役を演じました。 福田監督(ムロさんに向かって)「かつて」って言われているよ(笑)。 坂口さん違うんです! 「勇者ヨシヒコシリーズ」(2011年テレビ東京系列にて放送/主演:山田孝之)のような作品という意味で、今でも素晴らしい俳優さんです。私が大切にしている「おもしろの部分」をたくさん教えてくださった先輩方へ、花束を贈るような気持ちで全力で…。 ムロさん卒業、もしくは引退させようとするんじゃないよ!(登壇者の皆さん:笑) 福田監督花束を贈られたね(笑)。 坂口さんすみません! これからは「おもしろ」の部分は 私が担っていきます。よろしくお願いします。(登壇者の皆さん:笑) 長谷川さん拙者も本作に呼ばれた時に、「これは頑張らなくてはいけないでござるな」ということで、非常に…。すみません、こんなにスベるとは思わなかった…。(登壇者の皆さん:大笑い) ムロさん順調なスベり出しを見せていたね! 長谷川さん拙者の辺りから、坂口さんのコメントをまとめようとして…。(報道陣に向かって)フラッシュの数が半分くらいになりましたね。何人かカメラを下げましたよね? 後半舌打ちも聞こえたように感じますけれど…。 福田監督もういいよ(笑)! 長谷川さんすみません(笑)。ということで、本作が、ぜひ皆さんの元に届くと良いなと思っております。私はポイントで ちょっとだけふざけているだけです。あまり気にせずに観てください。他のキャストの皆さんのシーンは素晴らしいので、ぜひとも楽しみにしてください。 木南さん私は、ボロいアパートのトイレで撮影をして、一日で撮影が終わりました。なので、 「すごく地味な作品なのかしら?」と思っていました。でも、忍者の皆さんのアクションがスーパーカッコ良くて、すごいお金のかかった作品になっていました。みんなが楽しめる作品になっていますので、ぜひ皆さん劇場で観てください。 ムロさん皆さんがおっしゃる通り、本作はコメディとアクションが融合しております。私、今回は残念ながらアクションを担当しませんでしたけれども、坂口くんの言う通りコメディも担当せず…。(登壇者の皆さん:笑) 長谷川さんじゃあ何をしたんだ! ムロさん(真面目なトーンで)シリアスとロマンス、そしてハードボイルドの部分を担当しました。ですから、福田組のファンの皆様、そして「アンダーニンジャ」ファンの皆様、どちらも同時に楽しめる作品ができ上がったと自負しております。今日はこんな落ち着きで頑張りたいと思います。(登壇者の皆さん:笑) 岡山さん本作では、なかなかトライしたことがないアクションを…ごめんなさい。(振り返って岡山さんを見つめる山﨑さんと間宮さんに対して) こっちを見すぎじゃない(笑)? 福田監督でも、天音くんは「キングダム」シリーズ(「キングダム2 遥かなる大地へ」2022年公開、「キングダム 運命の炎」2023年公開、「キングダム 大将軍の帰還」2024年公開)にも出演しているよね? 岡山さん「キングダム」では基本的にコケたりしているだけなので(笑)。 ちゃんと戦える役は今回が初めてです。「どうなるのかな?」と思っていたんですが、完成した作品を観たら、何とかなっていました。本当にカッコ良いアクションとコメディとが融合していて、観たことのないエンタメ作品だと感じました。ぜひ楽しみにしていただければと思います。 平田さん新年早々お集まりいただきましてありがとうございます。僕も本作を拝見しましたが、どんなジャンルか 一言では説明できない作品なので、ぜひご覧になって楽しんでいただければと思います。 福田監督僕は、音楽やCGを入れる編集作業から数えると、たぶん50回近く本作を観たことになると思います。本作は、毎回「今からまた観られるんだ!」って思える作品でした。本当に早くお客さんに観てほしい作品です。今回は、どうしても我慢ができなくて、CGが出来上がる度に、ほぼ全員に「こんなんできたよ!」ってLINEを送っていました。みんなに「すごいですね!」って言ってもらって、めっちゃよろこぶという、監督としてあるまじき行為をしていました(笑)。花沢先生にもCGができたら、全部送っていました。それくらい制作の時から楽しい作品でした。こんなことは初めてです! 早く皆さんに観てほしいです。 MC山﨑さんと浜辺さんにおうかがいします。本作への出演が決まった時のお気持ち、そして役を演じるにあたって心がけたことを教えてください。 山﨑さん出演が決まった時は、すごくうれしかったです。 原作は今も続いているので、「ストーリーのどの部分を、どういった形で映画化するんだろう?」「どういうアクションになるんだろう?」と、すごく気になって、ワクワクしていました。脚本を読んで、確実に面白い作品ができると感じて、うれしかったですし、「頑張ろう」と思いました。 福田監督賢人くんから提案したアクションがあるんでしょ? 山﨑さん三角絞めのところですかね? 絞めている時に、最初は手で足を持っていたんですが、「手を(側頭部)ここに置けそうだな」と思ったし、その方が余裕がある感じが出るかなと思ってやりました。福田監督あれはすごく九郎っぽいよね。(岡山)天音くんがあの登場シーンがカッコ良すぎて、ちょっとイライラしたって言っていたよ。 岡山さん出てきた瞬間、めちゃくちゃカッコ良くて、イラつきました。(登壇者の皆さん:笑) MC 浜辺さんはいかがでしたか? 浜辺さん原作を「何て面白いんだろう」と読み進めていました。 私は、野口という役をいただいたので、「どういう忍者なんだろう?」と思っていたら、最後までただの女子高生でした。「そりゃそうだよな、私に忍者の役が来るわけがないよな」と思いました(笑)。でも、せっかく忍者ではないので、逆に気楽さを感じながら、 皆さんの忍者っぷりを楽しく拝見して、福田組を楽しめたら良いなと思っていました。 MC福田組の雰囲気はいかがでしたか? 浜辺さん私は洗礼を受けました。(福田監督:笑)初日から「こういう感じなんだな」って思いましたね。脚本以上の表現が現場で足されるので、撮影が終わった後は喪失感がちょっとありました(笑)。 MC洗礼というのは、これまで見たことがないような表情の浜辺さんがいらっしゃいましたが、その部分のことでしょうか? 浜辺さんはい、まさにそこのシーンですね。監督から「こういう表情で」と、いろんな指示を受けたんですが、終わった後に達成感よりも喪失感がありました。(登壇者の皆さん:笑) でも、すごく楽しかったです。皆さんの演技がずっと面白いので楽しいんですが、いざ自分の番になると、心臓の高鳴りがすごかったですね。 福田監督でも、チーフカメラマンから、「今、失ったんじゃなくて、何か大切なものを得たんだよ」って言われたんでしょ? 浜辺さんそう言われたんですが、帰る途中に「本当かな?」 とちょっと思いました(笑)。でも、その言葉を信じて公開を楽しみに待ちたいと思います。MC山﨑さんは、福田組はいかがでしたか? 山﨑さん今回で三回目になるんですが、 福田組は基本的にずっと楽しいので、すごく大好きなチームです! MC福田監督は、本作では脚本も担当されましたが、制作秘話などがあれば教えてください。 福田監督僕はあんまり漫画を読まないので、最初は原作も未読だったんです。でも、仲の良いプロデューサーさんから「山﨑くんがこれをやりたがっているんですけれど…」と言われたんですよ。僕は何年かに一度は山﨑賢人とやらないと、“山﨑賢人欲”が 出てくるんですが、ちょうど「賢人くんとそろそろやりたいな」と思っていました。だから、「賢人くんがやりたいんだったら、ぜひ!」とお答えして、原作を読み始めました。原作は、設定から何まで、すごく面白かったです。ただ、なかなか際どいセリフもあったので、「ちょっと山﨑賢人にこのセリフは言わせられないぞ、どうしようかな」というところもありましたね(笑)。でも、自分的にはうまくまとめられたんじゃないかと思っています。 MC続いての質問は、撮影で一番印象に残っていることを、それぞれのチームごとにお話をうかがいます。まずは、忍者組織チームの皆さんの山﨑さん、間宮さん、白石さん、宮世さん、岡山さん、お願いします。 間宮さん天音がアクションの練習をすごくしていました。15回くらい…もっとですか? 福田監督全部合わせたら80回くらいかな? 岡山さん時間が空いたら、練習を入れていたので、その時期は本当に休みがなかったですね。 福田監督天音くんは自分で木刀を買ったんだから! 間宮さん公園で練習していたってやつですか? 岡山さんはい。Amazonで買いました。 間宮さんすごく仕上がってはいたんですが、練習のしすぎで、本番の時にちょっと腰を痛めていました。 (登壇者の皆さん:笑)反り返る体勢の時に、「腰が!」って言っていました。 岡山さん腰に電流が走りました(笑)。 福田監督アクションシーンの撮影終わりに、天音くんと焼肉を食べに行ったんですが、「監督聞いてくださいよ。間宮くんは、アクション練習が二日で終わったらしいんですよ。ちょっと嫌な感じじゃないですか?」って言っていました(笑)。(間宮さんに向かって)本当に二日で終わったの? 間宮さん二日で「もう大丈夫ですね、良いですね!」となって終わりました。その時、すでに天音くんは20回くらいやっていました。 岡山さん間宮くん抜きで、めちゃくちゃ練習しました。本番では、「間宮くんは僕の10分の1ぐらいの練習量でこれなんだ」と衝撃でした。カッコ良かったです。MC白石さんはいかがでしたか? 白石さんアクションシーンは、私も結構緊張しました。岡山さんが演じる猿田とのアクションは、私もたくさん練習して本番に挑みました。緊張感がある中での撮影だったんですが、アクションシーンを撮り終わった時は達成感がありましたよね?岡山さん僕はまだアクションシーンがいっぱいあって、間宮くんとも戦わないといけなかったので…。でも、白石さんとのアクションシーンは「何かあってはならない」という緊張感がありましたね。 福田監督本作は、(白石)麻衣ちゃんのアクションから始まるんです。なので、ものすごく大切なオープニングアクションなんです。 MC宮世さんはいかがでしたか。 宮世さん僕一人だけ衣装が半ズボンだったんですよ。 低空戦のアクションが多かったので、膝をつくことが多かったんですが、半ズボンだと映像に映ってしまうので、サポーターをつけられなくて、けっこう痛かったですね。 MC続いては講談高校の皆さんの浜辺さん、山本さん、坂口さん、長谷川さん、平田さん、撮影で印象に残っていることはいかがでしょうか。 浜辺さん穏やかなもんでしたよね。 坂口さんすごく仲良く、楽しかったですね。 山本さんおやつ食べたりしましたね! 坂口さんSNSとかでたまに見かける、「この共演者の方々は、あまり撮影中にお近づきになれなかったんだな」みたいな距離感の写真の真似をして撮ってみようという試みがありました。(登壇者の皆さん:笑)実際はすごく仲が良いんですが、「あんまり仲良くなれなかったです」みたいな写真を撮るのが、面白かったです。 浜辺さんやりましたね。私と長谷川さんが後ろの方で映りたくなさそうにピースをしていました(笑)。 MC浜辺さんと長谷川さんは、本作の撮影を通してかなり意気投合されたとうかがいました。 長谷川さんそんな意気投合というか…。皆さんが見ている浜辺さんは虚像というか…。 浜辺さん何ですか?(登壇者の皆さん:笑) 長谷川さんスーツを着た大人が何人か動き出したので、これくらいで止めておきます(笑)。撮影中は、和気あいあいと、休憩時間も一緒にお話をしましたね。僕はただただ驚く演技をするだけでしたが、一応アクションシーンもありました。本番では、思っていたよりも激しいアクションだったのでけっこう良い驚き方ができたんですが、あんまり使われていませんでしたね。 ちょっと顔芸をやりすぎました。 浜辺さん私は長谷川さんにお菓子をいっぱい持って行きました。長谷川さんがそれを全部おいしそうに食べてくれるんです。花沢先生がたくさん差し入れを持ってきてくださるので、「これもありましたよー」って持っていくと、「(長谷川さんの真似をしながら)何それ?食べようか。」ってたくさん食べるんです(笑)。 長谷川さん餌付けみたいに言わないでよ。浜辺さんが、ニヤニヤしながらお菓子を渡してくるんですよ。「うわ、こいつ本当に食う…こいつ持ってきたもの全部食うぞ」みたいな感じで、全部食わせてくるんですよ。(登壇者の皆さん:大笑い)食べさせるだけ食べさせておいて、次の日に撮影があると、「体調とか大丈夫ですか?」って、お前が食わせたんだろ! って感じですよ(笑)。 浜辺さん全部食べてくれるんです(笑)。MC平田さんは学校のシーンはいかがでしたか? 平田さん僕は生徒じゃないし、学園ドラマには全くご一緒していないんです。なので、うらやましいなと思っていました。 長谷川さんすみません。今度甘いものを持って行きます。(登壇者の皆さん:笑) MC最後に九郎が住むアパートの住人の皆さんの木南さん、ムロさん、印象的なエピソードなどおうかがいできますでしょうか。 ムロさんすごく緊張感を持って…。 福田監督噓をつけ!(登壇者の皆さん:笑) ムロさん本作の撮影で、久しぶりに木南さんとお芝居をしました。数年ぶりでしたので、お互い緊張感がありましたね。福田さんとも久々の映画でしたからね。 福田監督全然久々じゃなかったよ。(登壇者の皆さん:笑) ムロさんでもね、賢人くんとは本当に久しぶりだったんですよね。五・六年ぶりぐらいだったんです。最初は二人のシーンでドキドキしました。 福田監督木南はトイレのシーンからクランクインしたんだもんね。 木南さんそうですね。その後に二人(山﨑さんとムロさん)のシーンを撮っているのを待っていたんですけれど、すっごく長くて…。ずっと同じシーンの同じワンカットをずっと撮っていました。 ムロさん(福田監督を指さして)全然OKを出さないの。「(福田監督の真似をしつつ)あー違うなぁ。もう一回かなぁ。」って。(福田監督:大笑い) 木南さんずっと撮っていてさ、「まだ終わっていないの?」って思っていました。 福田監督でも、花沢先生の一番好きなシーンはあそこだってよ。(登壇者の皆さん:笑) ムロさん花沢先生ありがとうございます! 後でゆっくりご挨拶させてください。 MC続いては、新年を迎えたということで、「2025年はどんな年にしたいですか」という質問です。ぜひ、新年の抱負などを教えてください。 山﨑さん2025年は、忍者のように …(登壇者の皆さんから「おぉ!」という声)蛇のように…(登壇者の皆さんからさらに大きく「おぉ!」という声)どうしよう、蛇にしようかな…巳年だから…蛇のように! 脱皮を繰り返し…良い人になれるように生きていたいと思います。(登壇者の皆さん:大笑い) 福田監督何年経っても賢人くんの舞台挨拶って変わらないね(笑)! 山﨑さん(困った表情で)何を言ったら良いか全然分からなくて…。 福田監督何を言ったら良いか分かんない顔をしているもんね(笑)。浜辺さん私は、皆さんのアクションシーンを観て「カッコ良いな」と思ったので、まずは体力をつけるところから始めたいと思って、ウォーキングです。 間宮さん僕は、胃に優しい年にしたいです。年末年始で色々と食べ過ぎてしまったので、早く七草粥を食べたいです。それくらい色々食べたので、今年は胃に優しい年にしようかなと思います。 白石さん私は、健康第一で、風邪を引かない一年にしたいです。お仕事をする上で、体が資本なので、免疫を高めて風邪を引かないで一年終われたら良いなと思います。 山本さん本作の撮影で、この歳になって、初めて制服を着た役柄を演じました。なので、いつまでも制服が着られるように、健康管理や美容などを頑張りたいと思っています。 宮世さん先日、俵のお米を持ったんですが、45キロくらいありました。それを持った時に「筋肉不足だな」と思ったので、1月1日から筋トレを始めようと思いました。毎日筋トレが続けられるように頑張りたいです。坂口さん私は、今エッセイを週刊連載でやっています。執筆作業をロイヤルホストでやっているので、「ロイヤルホストにいかにお金を落とすか」ということを目標にしていこうと思います。長谷川さん僕は、2025年の1月から、ふるさと納税をして、年末にかけてバタバタしないように、 1月から見据えていきたいと思います。ちゃんと季節ごとにフルーツが届くようにしたいですね。(カメラを下げている報道陣に対して)ちょっと! もうちょっと長谷川にカメラを…。(登壇者の皆さん:笑) 木南さん私は、今年40歳になるので…。 福田監督え! 40歳になるの? 木南さんそうなの!福田監督「ヨシヒコ」の時は何歳? 木南さん24、5歳とかかな? 福田監督(驚いて)マジか! 木南さんなので、健康・体力それだけに絞って、ここからの10年芸能界を生き抜いていこうと思います。 ムロさん「2025年の抱負を何にすべきか。」なんて考えながら、三が日を過ごしてまいりました。そんな時に携帯が鳴って、「結婚しました」と伊藤沙莉から連絡が来ました。抱負を考える時間がなくなりました。(登壇者の皆さん:笑)お相手がまさかの20年来の友人でした。私の抱負は、今年一年、伊藤沙莉を支えようと思います。 福田監督自分が結婚しないと! ムロさんそれはないよ! 福田監督しないとだめだよ。孤独死するよ。 ムロさんしない。みんながいるから生きる!(登壇者の皆さん:笑)長谷川さん孤独死はさせないです。僕らが責任を持ってムロさんの貯金で、ちゃんとそういう施設に入れます。その辺は僕らがちゃんとやります。(登壇者の皆さん:笑)平田さん実は、僕は今年年男なんです。でも、次の年男を迎えられるかどうか分からないので、 日々、楽しんでいきたいと思っています(笑)。福田監督平田さん、舞台はやらないんですか? 平田さんやります。今年は二、三本やります。 福田監督楽しみにしています!僕の抱負はね、一日も休まないというのを目標にしています。(登壇者の皆さんから驚く声が上がる) ムロさん&木南さんえー! 休みなよー。 福田監督一日も休まず働こうと思っています! 現段階で年末までのスケジュールを考えると、一日も休みがないです(笑)。 今年は働きます。 MC休みたいとは思いませんか? 福田監督休んでいてもやることがないんですよね。ずっとNetflixさんを観ているだけなんですよ。そんなつまんない時間があるんだったら、働きたいと思います。 MC本日は、本作に関わる重大な認事ニュースが届いておりますので、発表いたします。一つ目の認事ニュースは、本作の4DXでの上映が決定いたしました。 福田監督これはすごいですね! ムロさんアクションシーンは分かるけれど、アパートの部屋とか、学校の時は、どうDXするの? (登壇者の皆さん:笑) 福田監督どうDXするんだろうね? ムロさんNO DXなの? ちゃんとそこも動くんですかね? MCシーンに合わせて何らかの演出がるということです。匂いや、水が飛んでくる演出もありますからね。山﨑さん、4DX上映が決定しましたがいかがですか。 山﨑さんアクションの映像がすごいので、楽しみですね。僕も観に行きたいです! 福田監督でも、賢人くんは「キングダム」でも4DX上映をやっていたから、観たことがあるでしょ? 山﨑さん観たことはあります! すごいです。戦場にいる感じで、揺れたりします。 MCそして、もう一つ重大な忍事ニュースがございます。本作の初お披露目の舞台が 、なんと、映画の聖地ロサンゼルス、ハリウッドに決まりました! ハリウッドで「アンダーニンジャ」ワールドプレミアを開催することが決定し、代表して山﨑賢人さん、浜辺美波さんが参加することも決定いたしました! (登壇者の皆さん:拍手)山﨑さん、浜辺さんそれぞれ意気込みをお願いいたします。 山﨑さん日本の忍者という歴史…違うな。(登壇者の皆さん:笑)「アンダーニンジャ」を背負ってLAに行って、めっちゃ盛り上がったらうれしいです。世界中に「アンダーニンジャ」を轟かせてやろうと思います。 浜辺さん私はこういうイベントに参加したことがあまりありません。山﨑さんはすごく慣れていらっしゃると思うので、山﨑さんの後ろで暗躍したいと思います。MCそれでは、最後に山﨑さんからメッセージをお願いします。 福田監督頼むよ! 山﨑さん(気合いを入れて)はい!本作は最初から最後までずっと面白い映像のオンパレードです。 忍者は、日本の代表的な歴史ある文化で…すみません…。(登壇者の皆さん:笑) 坂口さん(小声で)さっきそれを言って、自分でも気に入っていなかったよね(笑)。 山﨑さんそっかそっか。(話を変えて)学校が舞台で、たくさんの方に楽しんでいただける、今まで観たことのない作品になっています。笑って泣ける最高忍者エンターテインメント大作です! (登壇者の皆さん:笑)ぜひ、楽しんで観ていただけることを祈っております。今日
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「劇映画 孤独のグルメ」初日舞台挨拶「劇映画 孤独のグルメ」公式サイト久住昌之原作、谷口ジロー作画によるハードボイルドグルメ漫画を原作に2012年に深夜ドラマとして放送がスタート。これまで多くの人々に愛されてきた「孤独のグルメ」が「劇映画 孤独のグルメ」として、主演の松重豊さんが監督・脚本を務める形で映画化! 1月10日に公開初日を迎え、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が行われました。当日は松重豊さん(監督・脚本・主演)に内田有紀さん、磯村勇斗さん、村田雄浩さん、オダギリジョーさん、さらに韓国からユ・ジェミョンさんも駆けつけ、映画の公開を祝いました。こちらの舞台挨拶に模様をレポートいたします。初日舞台挨拶監督・脚本・井之頭五郎役松重豊さん志穂役内田有紀さん中川役磯村勇斗さん滝山役村田雄浩さん中華ラーメン店「さんせりて」店主役オダギリジョーさん入国審査官役ユ・ジェミョンさん松重さんどうも皆さん、改めまして本当にありがとうございました。13年にわたって井之頭五郎というキャラクターを務めましたが、13年前は、こうやって映画になって、舞台挨拶をするなどとは夢にも思いませんでした。こういう素晴らしいキャストのお力を得て、何とか皆さんの前でお披露目することができました。申し訳ございません、ちょっと腹が減ったでしょ? この映画は、お腹がすくように仕組まれているんです(笑)。本日は最後までお楽しみください。 内田さん今日は、劇場に足を運んでくださりありがとうございます。そして、お腹が減っている体を抑制しながら、私たちとしばらくのお時間をお過ごしください。 磯村さん本日は皆さん、お越しいただきまして、本当にありがとうございます。短い時間ですが楽しんでいってください。 オダギリさん今日、昼過ぎぐらいに違う映画館で1本観て来ました。その注意の際に「前の席を蹴らないでください」っていう注意が出ていました。皆さんも、蹴らないでくださいね。 村田さん本当に、この寒い中来ていただいて、ありがとうございます。本当に手まで振っていただいて…みんな、元気? もうみんなすごい! みんなが手を振ってくださって分かったんですが、劇場が本当にお客さんでいっぱいですね。素晴らしい! インフルエンザが流行っている中で、半ば命がけですよね。本作は楽しんでいただけたんじゃないかと思います。今日はもう少しお付き合いをお願いいたします。MC先ほど松重さんからもありましたが、会場の皆さんは大変お腹が空いていると思います。ちらほらとポップコーンを召し上がっている方もいらっしゃいますが、TOHOシネマズ限定の「濃厚とんこつラーメン味ポップコーン」と一緒に映画を楽しんでくださいましたか? ちょっと召し上がった方は手を挙げてください。(会場の反応に)おっ! 何となく豚骨の香りがするなと思っていましたが、結構いらっしゃいますね。 松重さん本作で、最終的なスープが出てくるまでに1時間以上かかるんです。「そこまで、ポップコーンが持つかな?」とかって考えたんですよ。だから、最初は上の方にオニオングラタンチーズをかけて、途中からちゃんぽん味に変わって、それからチゲ鍋のような味になって、最後に濃厚とんこつにするって言ったら「無理!無理!」って言われました。それで、結局濃厚とんこつ味に落ち着きました。ただ、本作が始まると、お腹が空くシーンが続くので、最後までポップコーンが持つか心配だったんですが、どうでしたか? 持ちました? そういうタイアップもやっております。 内田さん五郎さんが食べている映像も様々な媒体とかで流れていたので、見た方もいると思いますが、おいしそうに食べますよね。 松重さん僕はね、そういう商売なんです。そういう宿命なんです。あと、ポップコーンで駄目だった方にはスープ(劇映画孤独のグルメ井之頭五郎の魚介とんこつしゃぶしゃぶ鍋スープ)がスーパーで売っているんでね。監修していただいたフードスタイリストの飯島奈美さんが、スープの素を作ってくださったんですよ。…何の宣伝に来ているのか分からないですが、これで僕のところに小銭がチャリンチャリンと入ってくるシステムじゃないんですよ。だから、皆さんが幸せになれればと思います。 MC会場の皆さんは、本作を観たばかりですので、今まで話せなかったことも含めてお話をうかがえればと思います。まずは松重監督、これまで話せなかったことと言えば、あのタイミングで遠藤憲一さんが出てくるとは驚きました。 松重さん街なんかで声を掛けてくださる方の10人に1人ぐらいに、「よく観ています『孤高のグルメ』」って言われるんですよ。「『孤高のグルメ』を観ています」って言われても、一応返事はしていました。だったら、本作のシノプシスというあらすじを書いた段階から「『孤高のグルメ』を出してやろう」と思いました。その際、役者は遠藤さんが良いだろうと思いました。若い頃から役を取り合ったというか、僕ができない時には遠藤さんがやって、遠藤さんができない時には僕がやっているぐらい、本当にかぶっているキャラクターだったんです。その遠藤さんに「善福寺六郎」という役を送ろうと思いました。井の頭公園の上に善福寺公園があって、五郎の次は六郎だろうということで、善福寺六郎というキャラクターを演じていただきました。遠藤さんもこの作品に出ることをすごく楽しみにしていたんですが、ポスターに名前が載っていないし、完成披露にも呼ばれていないので、すごく寂しかったみたいです。でも、今日から情報解禁なので、もう遠藤さんの名前も連呼できます。遠藤さんとは、来週の舞台挨拶を、井之頭五郎と善福寺六郎のツーショットでやるという企画があります。ちなみに、善福寺六郎の衣装は、僕が昔着ていた衣装です。村田さんサイズって合うの? 松重さんそれが、サイズは合うんですよ。ガリガリな二人なので。 MC五郎さんのお下がりだったんですね! 松重さんお下がりという言い方は失礼ですが(笑)、同じ衣装を着ています。 MC磯村さんが「孤高のグルメ」の助監督役というのも初出しの情報でしたね。オダギリさんはそのドラマの撮影で取り上げられるラーメン屋の店主役で、遠藤さんと共演されました。遠藤さんとの撮影はいかがでしたか? オダギリさん素晴らしいです。 磯村さん本当にもう「孤高のグルメ」の主人公として立っていてくださいました。ただ、僕はカチンコを扱わなければいけなかったんですが、役者が助監督さんのカチンコを持つことがほとんどないので、いろいろとご指導いただいて、家に持って帰って練習もしました。だから、遠藤さんもいる中でのカチンコはめちゃくちゃ緊張しました。最初にやる時は震えていましたね。 松重さんなぜか喫茶店でパフェの写真を撮っていたのは、「孤高のグルメ」の助監督への伏線だったんです。「この店は撮影に使えるかな?」みたいな感じで、助監督がロケハンに行った時の仕事をやってもらいました。ちょっと細かいところですが、エキストラへの報酬がペン一本というのは、某テレビ局に対しての暗喩という感じです(笑)。 MCオダギリさんは遠藤さんとの共演はいかがでしたか? オダギリさんまだ聞きますか(笑)? とっても充実した、濃厚な時間を過ごしましたよ。すごかったです。 MC実際の「孤独のグルメ」のスタッフに聞いたところ、中川のようにお客さんとしてお店に足を運んで、お店の方と丁寧にやり取りをしてドラマの撮影の了承を得るとうかがいました。そんな精神も本作には取り入れたわけですね。 松重さん今回、監督補で付いてくれたスタッフの彼がモデルなんですが、AD時代からずっとこの番組を支えてくれていました。彼らは店を選んで、自分が紹介した店が番組で取り上げられて何が一番うれしいのかっていうのは「美味しかったよ」っていう一言なんですよ。だから、遠藤さん、いや善福寺さんにも「おいしかったよ! プライベートでも来るね」っていう一言を言ってもらいました。これは、お店にとっても礼儀にもなるし、今まで12年間やってきた証にもなっているとおもったので、中川という役に反映させています。 MC内田有紀さん演じる志穂とオダギリさん演じる店主は、実は元夫婦という設定がありました。直接のご共演はなかったですが、夕景の中で夫について語るシーンは、すごく切ない表情が印象的でした。 内田さんこの画面いっぱいの夕日を観て、皆さんもその場所にいるような気持ちになられた方も多かったと思います。あの夕日を見ながら、その先の彼を思ってお芝居できました。しかも、贅沢なことに松重さん演じる五郎さんが優しく包んでくださっていたので、本当に自然と志穂さんになれて、幸せな気持ちでいっぱいでした。本当にありがとうございます。松重さんいろんなところで言いましたが、本作をやる時に、ラブストーリーを主軸に入れたいっていうのがありました。井之頭五郎がどうのってことじゃなくて、夫婦の絆っていう――コロナ禍における飲食店というものもありましたし、そういうものをラブストーリーとしてちゃんと描きたいと思っていました。でも、内田さんとオダギリくんをキャスティングできた時点で、僕の中では話が動き出していました。でも、お二人には共演歴がなかったんです。それはもう本当に何か奇跡ですね。 オダギリさんそうですね。初めてお会いしたのが、2~3週間前でした。 松重さん完成披露試写会の時に「初めまして」って挨拶をしていました。それを見て、僕は感動していました。今日のお客さんは、何か幸せな気持ちになれると思います。二人がここ東京で、また出会ったんだと思うかもしれないですからね。 内田さんそうですね。本当に希望が見えるように終わりましたし、思い描いていた通りの店主でした。画面が変わって、彼が出てきた時に「あぁ、私の元ダンナさんだ」と思いました。 松重さん本人はちょっととぼけていますがね。 内田さんそういうこと言わない! 素敵な夫婦をさせていただきました。 MCオダギリさんは…。 オダギリさんえ(苦笑)? 結構、聞いてきますねぇ…。 MCいっぱい引き出したくなっちゃうんですが、内田さんが元妻というのはいかがでしたか? オダギリさん同い年で、学生の頃から拝見していました。内田有紀さんのことが大好きな友だちがいるんですが、本当に嫉妬されたところです。こんな感じで…良いですか?MC松重監督は、本作の登場人物は、どこかに孤独を抱えているキャラクターにしたそうですが、この点はどういう意図なのでしょうか? 松重さん幸せそうに見えるご夫婦でも、誰しもが孤独を抱えて生きていると思うんですよね。そこは「孤独のグルメ」というタイトルでやっているわけですから、それぞれがお一人になった時の孤独感みたいなものが、どこかに感じられるようなストーリーだったら、深く感じていただけるんじゃないかなと思いました。それぞれの登場人物が一人になった時に、佇まいとして、「どのくらいの孤独感があるかな」みたいなものは考えながら作っていました。 MCもはやドラマを含めた唯一の準レギュラーと言える村田さんですが、村田さん演じる、滝山が本作に出演したお気持ちを教えてください。 村田さんいや、それはもうありがたいですよ。うれしいっていうか…。結局、私も松重さんと一緒で13年ぐらい前からドラマに関わって来ているんですが、あんまりそんな実感がないんですよね。なぜかっていうと、本作を含めて、レギュラーなのに三回しか出ていないんですね。でもね、映画ですからね。シリーズの最初から参加していますが、二回目は配信(孤独のグルメ配信オリジナル「孤独のグルメ~美味しいけどホロ苦い…井之頭五郎の災難~」)での参加で、次は映画ですよ! しかも、初日からこんなにお客さんがいて、この場に居られるっていうだけで、もう死んでも良い! ただね、“グルメ”って付く映画であり、ドラマなんですが、私は、パンケーキと、配達した時にちょっと残っているデザートを盗んで食べたのと、今回はアイスを食っていました。甘いものしか食べてないんです。 松重さんでもね、ラーメン屋で四人で食べるシーンは、伊丹十三監督の「たんぽぽ」(1985年公開)という映画のオマージュになっています。僕は伊丹十三さんの作品には、残念ながら出たことがないんですが、伊丹作品の匂いを漂わせられる方は、もう、村田さんしかいないということで「そういう空気感だったのか!」って、感じていただけたらと思ったんです。 村田さんなるほど! 皆さんはそこを感じていただけましたでしょうか? それも伝わっているんだとすれば、本当に監督の腕ですね。お声をかけていただいて、ありがとうございます! 松重さんとにかくちっちゃい車に四人で入るのが面白かったですよね。 村田さんあれは本当に息苦しかった。しかも男が四人で乗っているし、結構年齢が高いから、ちょっと加齢臭がぷんぷんしていました。唯一、(磯村さんを指して)この方だけが若いっていう感じがしました。でも、楽しい思い出ばっかりですね。本当にありがとうございます。ところで、私のレオタード姿はいかがだったでしょうか? 松重さんちゃんと笑いが起きていますからね。 村田さんそうですか。ありがとうございます。 MC皆さんは、本作で、多くのお客さんを笑いに誘った韓国でのユ・ジェミョンさんが演じた入国審査官とのシーンを覚えていらっしゃいますか? 松重さん「ダイジョウブです」というシーンは、何回見ても笑えるんですよね。 MC世界的に人気の「梨泰院クラス」などに出演された韓国を代表する俳優のユ・ジェミョンさんですが、松重監督からのラブコールで入国審査官役としてご出演いただき、釜山国際映画祭では、松重監督と一緒に舞台挨拶を行いました。そんな、ユ・ジェミョンさんが、本作の公開を祝うために、緊急で日本に駆けつけてくださいました。 ■ユ・ジェミョンさんが登壇しました。ユさん(日本語で)韓国の俳優のユ・ジェミョンです。ご招待ありがとうございます。 MC松重監督、ユ・ジェミョンさんもお越しくださいました。今、どんなお気持ちですか? 松重さん今回、プロジェクトの段階から、韓国との面白い話を作りたいっていうのはありました。それで、韓国の俳優さんと、どういうやり取りができるかなと考えて、言葉のコミュニケーションではなくて、言葉が通じなくても何か心の交流――それはどういうシーンかなと考えていました。たとえば、不法入国した人に対して、入国審査官はどういう対応をするのかなっていう…。僕自身が、入国審査官に親切にしていただいたんです。だから、「この人を出したい」と思って、だったら誰が面白いかなと思った時に、「ユ・ジェミョンさんだ!」と思いました。それで、熱烈なラブコールをして、出演していただきました。そしたらもう、思った以上のシーンになったという経緯です。 MCユ・ジェミョンさんは、日本の映画への出演は初めてでしたか? 出演されての印象をお聞かせください。 ユさん私は20年前に「KT」(2002年公開/監督:阪本順治/出演:佐藤浩市)いう、金大中拉致事件をテーマにした作品で、初めて日本映画に出演しました。その時は、演劇俳優として、オーディションを受けて、役を勝ちとって参加しました。その後、演劇の公演で、三度ほど来日したことがあります。今回「孤独のグルメ」に出演できて、大変光栄に思います。 MC釜山国際映画祭では松重監督と一緒に登壇されていかがでしたか? ユさん釜山は私の故郷です。釜山に行くたびに心が躍り、そして、故郷のありがたみを感じなから帰ります。10月のとても良い季節の夜に、故郷の方たちとともに、松重監督と一緒に舞台挨拶に立てたことをうれしく思っております。 MC思い入れのある釜山で、松重監督と一緒に撮影をしましたが、そこでのエピソードなどがありましたら教えていただきたいです。 ユさん監督が、紳士的で、慎重に突き詰めて演出をしているのを間近で見ていました。私は、韓国では、演出の方と会話を積み重ねながら、映像・芝居を作り上げていきます。でも、初めの内は、意見を言うのが申し訳ないというか、恐れ多いと思っていました。でも、少しずつ意見を交換し合う内に、気持ちが一つになっていく印象を受けました。短い出番でしたが、その瞬間を非常に重く受けとめ、大事に思って一緒に作り上げていく過程がとても幸せでした。松重さんあのシーンは、台本に書いてあったことっていうよりも、シチュエーションコメディとして、言葉の通じない不法入国者と、どういうやり取りをするかっていう設定のエチュードですよね。ある程度、長回しで撮っていて、「やっぱり芝居っていうのは言葉じゃないんだな。気持ちで通じ合えるんだな」っていうのを改めて確認しました。 MC他のキャストの皆さんは、今回初めてユ・ジェミョンさんにお会いしたと思いますが、「劇映画 孤独のグルメ」のあのシーンはいかがでしたでしょうか? 内田さん私も、実際に完成した作品を観て、あの間は…あれはアドリブでしょうか? 松重さんアドリブの部分が多いですよ。韓国海苔のシーンとかも自由演技です。 内田さん決まりがなく、二人の呼吸ですか? 松重さんそうですね。「どういうシチュエーションで何を言うか?」「どんな気持ちになるか?」「『腹減った』っていう気持ちをどんだけぶつけるか?」みたいな感じでした。 内田さんいや、ちょっと驚きますね。 磯村さんお話を聞いていると、本当に日本と韓国を代表する先輩の役者さんのすごいエチュードを贅沢に堪能できたんだなと思いました。演劇もやられているっていうお話でしたが、やっぱりワンカットを耐えるのは、役者さんとしては難しいスキルだと思うんです。そういうところも「学ばせていただいた」と言うと、ちょっと恐縮ですが、すごく素敵なシーンでした。 松重さんそれが本当にきっちり笑いになっているんで、何度観ても笑えるんです。たぶん、お客さんも非常に楽しかったんじゃないかなと思います。まさか、家族を連れて食べに来て、「サバがうまいんだよ」って言っているので、「井之頭とあの後にサバを食ったんだな」っていうことなんですよね。そして、テレビを見たら井之頭が出ているっていうオチになるんですが…。 ユさん撮影の時も非常に良い季節でした。コジェという、韓国の趣きのある港町での撮影でした。その夜に、俳優たちと全てのスタッフたちと過ごした時間など、そういった撮影の合間の時間が、いまでも素晴らしい時間として残っています。 MC「劇映画 孤独のグルメ」は韓国での公開も予定されています。 松重さん本当にドラマの時から韓国、台湾、中国では非常に人気があって、釜山国際映画の時も、4000人のお客さんが入りました。ある取材で、「あんたは韓国国内じゃ大谷翔平より有名だよ」って言われて(笑)、ちょっと天狗になっているところがあるんです。だから、ちょっと天狗になった勢いで韓国でブイブイ言わせてこようかと思います! MC本日、日本での公開初日を迎えました。まだまだこれがゴールではないということで、韓国でも大ヒットをお願いしたいと思います。松重監督は、明日から三日間、都内や関東近郊での舞台挨拶に奔走して、1月19日には遠藤憲一さんとの舞台挨拶があり、地方での舞台挨拶もあるとうかがっております。 松重さんできる限りのことを、やらせていただきます。ですので、皆さんには、ぜひ「面白かった」という拡散をしていただければ幸いでございます。 MC最後に松重監督からメッセージをお願いいたします。 松重さんドラマが始まって12、13年経ちますが、今回の試みは、だいそれたことをやっているという自覚はあります。ただ、映画はもっと面白い時代になっていかないといけないと思っています。ここまでやってきたスタッフ、後に続くキャストやスタッフの方にとっても、こういう一俳優が少し動きをつけたことが、何かの起爆剤になれば良いなと思っています。本作が、本当に多くのお客さんに支持されれば、何か次に繋ぐことができます。それを祈って今日からの日々を過ごすつもりです。とにかく、皆さん、面白かったら、周りをお誘いのうえ、ぜひ劇場に来ていただけたらと思います。本当に今日は最後までありがとうございました。
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舞台『弱虫ペダル』 THE DAY 1 Blu-ray<総北高校> 小野田坂道 役:島村龍乃介 今泉俊輔 役:砂川脩弥 鳴子章吉 役:北乃颯希 巻島裕介 役:山本涼介 金城真護 役:川﨑優作 田所迅 役:滝川広大 <箱根学園> 福富寿一 役:髙﨑俊吾 荒北靖友 役:相澤莉多 東堂尽八 役:フクシノブキ 新開隼人 役:百成瑛 泉田塔一郎 役:青柳塁斗 真波山岳 役:中島拓人 <京都伏見高校> 御堂筋翔 役:新井將 パズルライダー監督:伊藤玄紀 パズルライダー:村上渉 山口拳生 若林佑太otherTBR33221D/2023年度マーベラス原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載) 脚本・レース演出メソッド創作/監修:西田シャトナー 演出:鯨井康介 音楽:manzo 作詞・歌:桃井はるこ レース演出協力:河原田巧也© 渡辺航(秋田書店)2008/ 舞台『弱虫ペダル』製作委員会舞台『弱虫ペダル』 THE DAY 1 Blu-rayご購入はこちら
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「SAND LAND」ジャパンプレミア in IMAX映画『SAND LAND』公式サイト漫画家・鳥山明さんは、全世界で累計発行部数2.6億部という驚異的な人気を誇る漫画「DRAGON BALL」や「Dr.スランプ」など、数々の国民的作品・キャラクターを世に送り出してきました。そんな鳥山作品の中でも、“圧倒的完成度を誇る名作”と称される漫画「SAND LAND」(全1巻)は、魔物と人間が共存する水を失った砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオと、砂漠のどこかにある”幻の泉”を探す危険な旅に出る物語です。そんな伝説の名作が8月18日より、442館という最大規模での公開を迎えます。 8月15日、国内では公開前唯一、かつIMAXスクリーンでのプレミア上映をTOHOシネマズ 日比谷にて実施しました。声優を務めた田村睦心さん、山路和弘さん、チョーさん、鶴岡聡さん、imaseさん(主題歌)、横嶋俊久監督、ベルゼブブ(着ぐるみ)が登壇した、こちらのプレミアムなイベントの様子を詳しくレポートします。ジャパンプレミア in IMAXベルゼブブ役田村睦心さんラオ役山路和弘さんシーフ役チョーさんアレ将軍役鶴岡 聡さん主題歌「ユートピア」imaseさん横嶋俊久監督田村さん皆さん、こんにちはー! こちら(会場)にいらっしゃる皆さんは、めっちゃ運が良いとお聞きしました。今日はいっぱい楽しんでいってください。 山路さん今日は、お忙しい中来ていただきありがとうございます。思いきり楽しんでもらえると思います。ごゆっくりなさってください。 チョーさんお元気ですかー!(会場:拍手) 元気にここへ来ましたか。元気が一番でございます。今日という日、皆さんに会えたことを、感謝します。 鶴岡さん本日は非常にわずかな時間ですが、どうぞごゆっくりお過ごしください。 横嶋監督今日は、大勢の方に足を運んでいただいて、胸がいっぱいです。楽しんでもらえる作品になっていると思うので、ぜひよろしくお願いします。 MC田村さん、鳥山先生の作品にベルゼブブ役での出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか。 田村さん私は小さな頃から「DRAGON BALL」を観て育ったので、「あの鳥山明先生の作品に出られるなんて、ちょっと信じられない」という思いでいっぱいでした。オーディション自体は、コロナ禍以前に行われて、コロナ禍に入ってすぐにPVを撮ったのですが、それから音沙汰がなかったので、「もしかしてPVのオーディションで、映画の本編は別の方がベルゼブブの声をされるのかな?」と思っていました。でも、私がベルゼブブをやらせてもらえると分かり嬉しかったです。ベルゼブブは悪魔の王子という、人間の感覚からすると「悪魔=悪いやつ」のイメージにはなります。いたずら好きで、悪いことをしがちですが、心根はとてもピュアで純粋で、人を助ける優しい心を持っています。(着ぐるみのベルゼブブの様子を見て)「優しい心」と言われるのは、ベルゼブブ自身は嬉しくなさそうですね。(ベルゼブブの声で)「よせやい!」(ベルゼブブが声に合わせて動く)みたいな、かわいいキャラクターです(笑)。MCチームワークが完璧ですね。 田村さん完璧ですね! ベルゼブブはよく動くね。元気いっぱいだね。歯磨き…した?……歯磨きはしていないのね。やっぱりワルだからね(笑)。 MC山路さんに伺います。この「SAND LAND」は、鳥山先生のこだわりが詰まった作品だと思います。中でも先生がお好きだと公言する、おじいちゃん。今日はリスペクトを込めて、じじいと表現します。“じじい”という先生のこだわりが詰まったラオというキャラクターを、山路さんはどのように表現されたのでしょうか。 山路さんワルい役ばかりやってきた私ですので、こういう世の中のためになることをやる役はあまり機会がありませんでした。最初にお話をいただいた時は、先ほど田村さんが話したようにPVを撮ったのがオーディションだと思っていたような状態でした。善人の役を私がやって良いものかと思いましたし、すごく感激しました。“じじい”に関して言えば、このアニメーションは平均年齢が高い!田村さん(笑)。 山路さんそういうアニメ作品は、他にあまりないと思います。いわゆる世の中のおじさん、おじいちゃんと言われている方々に楽しんでいただけると思います! MCチョーさん、シーフも実はおじいちゃん役ですね。 チョーさんもう、しっかりとおじいちゃんです! もうこの作品は、“じじいによる、じじいのための、じじいだけのための作品”でございます! 田村さんそんなことない(笑)! チョーさん「ついに“じじい”の時代がやってきたか!」と、本当に嬉しいです。(会場:拍手が起きる) 拍手をありがとうございます。もっと拍手しても良いんですよー!(と会場をあおる)ここは合わせて、じじいのために拍手!(盛大な拍手と締めの手拍子) ありがとうございます。MCまさかの“じじい”で会場に一体感が生まれました。 チョーさんもう本当に嬉しいです。 MC鶴岡さん、以前コメントで「この世界で生きていて、一度は飛び込んでみたい鳥山明先生の世界」とおっしゃっていました。実際に飛び込んでみていかがでしたか。 鶴岡さん正直、やっている最中はついていくのが精一杯でした。とにかくアレ将軍と気持ちを一緒にすることが最優先だったので、自分の浮ついた気持ちを出している余裕はなかったです。その結果、ああいうフィルムが出来上がったことは光栄でした。その時に、「あぁ、僕は本当にこの世界の中に入ることができたんだ!」と思えて、すごく幸せな気持ちでした。 MC本作で旅をするのは、ベルゼブブ、ラオ、シーフになりますが、この三キャラクターは実は魔物と人間の種族を超えたトリオでした。改めて本編をご覧になって、三キャラクターのチャーミングな部分、三人の関係性が変わっていくところなど、どのように感じられたのでしょうか。 田村さん最初は、人間のラオが魔物の里にやってきて、旅の同行を頼むんです。魔物からすると「何だ?!あの人間」という感じでしたが、触れ合っていくうちに、「こいつもピュア」だと分かり、「面白そうだ」と感じるようになり、三人で旅に出ます。とにかくやりとりが軽妙で、楽しいシーンが多かったです。実際にアフレコを三人で録ることは難しかったんですが、セリフやかけあいを見て、楽しいと思いました。それに楽しいだけではなく、ピンチに陥り、大変なシーンもあるので、三人でそこをどのように乗り越えていくのかも見どころの一つだと思います。 山路さん人間よりも純粋な心を持っているのが魔物だということが、少しずつ自分の中で分かっていきました。ベルゼブブとシーフは、ずっと漫才みたいなことをやっていて、ラオはそれを心から微笑ましく見ている。コロナ禍の中でのレコーディングでしたから、そのことが、その時の我々には分からなかったんです。完成した映像を観て、それをつくづく感じて、本当に幸せな気持ちになりました。 チョーさん本当にそうですね。この三人トリオ、これは「てんぷくトリオ」(1960年代から1970年代にかけて活躍した三波伸介さん 、戸塚睦夫 さん、伊東四朗さんによる三人組のお笑いグループ)を彷彿とさせます。皆さん、知らないでしょう? 田村さん知っている方、いらっしゃる?チョーさん知らないでしょうねえ。昔はトリオの時代だったんです。昭和にはそういう時代があったんです。コンビじゃなくて、トリオでうまくやるんです。ボケ、ツッコミ、真面目がいるんです。その中で織りなしていく、三人模様を楽しんでいただければ幸いです。 MC鶴岡さん、今回、アレ将軍はトリオとは敵対します。そんなトリオを見ていかがでしたか。 鶴岡さん僕もトリオに入りたかったです! 田村さん絶対にそうですよねー! 鶴岡さん絶対に楽しいもん! 田村さん楽しかったです! 鶴岡さんそうでしょう! 羨ましいです。その名前や行動だけで、空気を凍りつかせるところに国王軍の脅威がある気がしていました。そこをいかに大きく壊していけるかというのは、僕の中では大きなテーマでした。それがうまく作品に反映されていると良いなと思います。あとは、ただただトリオに入りたかったです。 田村さん(笑)。 山路さんでも、アレ(将軍)はすごく素敵だった。 田村さん本当に。 鶴岡さんありがとうございます。恐縮です。 MC皆さんも、これから作品をご覧いただく時に、このトリオとアレ将軍にご注目いただければと思います。横嶋監督、先日アメリカで開催されたサンディエゴ・コミコンでワールドプレミアを、さらにカナダで開催されたファンタジア国際映画祭にも参加されました。そしてファンタジア国際映画祭では審査員特別賞を受賞されました。おめでとうございます!(会場:拍手) 海外での反響はいかがでしたか。 横嶋監督直前まで(本作の仕上げの)作業をしていて、ヘロヘロな状態で行きました。2000人規模の会場だったので、それだけの人が入ってくれるのか不安がありましたが満席でした! 反響としては、ギャグのところでは笑いが起きて、良いシーンでは拍手が起きていました。 田村さん日本語? 吹替えですか? 横嶋監督日本語のオリジナル音声に英語字幕だったんですよ。だから、後方の座席の方は字幕が見えていなかったのではないかと……。それでも会場全体が沸いてくれて、楽しんでくれているリアクションが、僕には嬉しかったです。「本当に携わって良かった」と思いました。 MC海外のファンの方からかけられた言葉はありましたか。 横嶋監督いろいろなことを言っていただいたのですが、英語が分からないので、「ありがとう!」ぐらいしか返せませんでした(笑)。皆さん本当にリアクションが良くて、必ず感想を伝えてくれました。それから、めちゃくちゃな人数と一緒に写真を撮りました。僕は、写真を撮ると「表情がかたい」と言われますが、ちょっと笑顔が作れるようになりました。 田村さんそれほど写真を求められたんですね。それは、すごく嬉しいですね! 横嶋監督そうなんですよ! MC日本での公開を前にして、こうして海外でも盛り上がっているのは嬉しいですね。 田村さんそうですね。でも「(製作国の)日本ではなく、先に海外なんだ!」とは思いました(笑)。でも、海外で盛り上がってくれたら「いろいろな展開があるのかもしれない」という期待もありますよね。 鶴岡さん実写になるとか? 田村さん(驚いて)実写に?! ま、そういう展開もありますよね。ハリウッドとかね。 山路さんなるほどねぇ。 田村さんその時の吹替え版(の声優)はぜひ私たちにやらせてほしいです。 田村さん&山路さん&チョーさん(揃って)ぜひよろしくお願いします。 鶴岡さん砂の描写とか大変そうですね。 田村さん確かに。でも、ハリウッドならなんとかしてくれると思う(笑)。 MCここからは、もうお一方、スペシャルなゲストをお迎えして進めてまいります。早速、ご登場いただきましょう。本作の主題歌「ユートピア」を歌ってらっしゃいます、アーティストのimaseさんです。(会場:拍手)imaseさん本作の主題歌を担当しました。よろしくお願いします。 MC本作に主題歌で参加されて、改めてお気持ちを伺えますか。 imaseさん鳥山明先生の作品「SAND LAND」に参加することができて、本当に光栄に思います。 MC主題歌「ユートピア」は、ご自身で作詞・作曲を手がけられたということですが、どのような思いを込めて制作されたのでしょうか。 imaseさん原作を読んで、「やっぱり本当に大切なものは自分の周りにあるのではないか」、「たまには自分自身を愛してみることも大切なのではないか」と思って制作しました。ワクワク感やアドベンチャー感が溢れる作品になっていますので、そこも楽曲から演出できるように華やかできらびやかな楽曲を目指して作りました。 MC先ほどの「(本作の関係者の)平均年齢が高い」というお話からすると、かなり若い方が参加されました。山路さん、いかがですか。 山路さん頼もしく感じます。MC横嶋監督、改めて本作のエンドロールで「ユートピア」が流れますが、はじめて聴いた時はどのように感じましたか。 横嶋監督imaseさんには、一度リモートで打ち合わせをした時に、僕の思いはお伝えしました。それをものすごく考えて楽曲にしてくれました。僕としては、「軽快な気持ちで劇場を出て行ければ、ありがたいです」というオーダーだったので、オーダー通り、いえオーダー以上の楽曲になっていました。聞いた時に、スタッフ全員で盛り上がった記憶があります。 MCimaseさんは今回が初めての映画主題歌となりますが、横嶋監督の今のお言葉を聞いていかがでしょうか。 imaseさん初めての映画主題歌が鳥山明先生の作品ということで、すごくプレッシャーがありました。それに、「自分で大丈夫なのかな?」という気持ちもありました。横嶋監督とリモートでお話をして、作品も観て、気合いを入れて頑張って制作したので、そのように言っていただけてすごく嬉しく思います! MC映画の舞台挨拶も今日が初めてということで、imaseさんにとって記念すべき舞台挨拶になるかと思います。実は、それだけではないのですよね? imaseさんはい。今日は主題歌「ユートピア」をパフォーマンスしたいと思います!(会場:拍手)田村さんおー! すごい! MC本日が、映画公開前の唯一の試写会、かつIMAXでのプレミアム上映、かつimaseさんの「ユートピア」生パフォーマンスという、とてつもなくスペシャルなイベントになりました!本日は、imaseさんだけでなく、ダンスクリエイターチーム「Hoodie fam」の皆さんにもダンサーとして参加していただきます。Hoodie famの皆さんは、imaseさんの楽曲「NIGHT DANCER」の振付を担当されており、世界的にも今人気です。 ■imaseさん×Hoodie famさんの主題歌「ユートピア」生パフォーマンスMCかなりパワフルでアツいライブでした! ありがとうございました。 田村さんすごく良いですね! 「SAND LAND」は、骨太な戦いもありますが、最後には明るく爽やかに理想郷のユートピアを感じる雰囲気で締められると思うので、それが歌に現れていて、すごく素敵だと思いました。ダンスパフォーマンスも良くて、仲間に入りたくなりました。見ていてめちゃくちゃ楽しかったです。 MCベルゼブブも踊っていましたね。 鶴岡さんしれっと並んでいてびっくりしましたね。「あ、行くんだー!」って思いました(笑)。 田村さん可愛かったですね。(ベルゼブブに向かって)頑張った?! ベルゼブブ(リアクション)MCimaseさん、映画館での初ライブはいかがでしたか。 imaseさん初めてなので少し緊張しました。でも、皆さんがすごく温かくて、クラップ(手拍子)もしてくれて、パフォーマンスできて嬉しかったです。(会場:拍手) MCベルゼブブくんはワンステージ終わってもまだ動けそうですね。 ベルゼブブ(元気に動き回る) ■フォトセッション。鶴岡さんとベルゼブブが一緒にスキップのようなダンスを披露。MC最後に、代表して田村さんからご挨拶をいただきます。 田村さん皆さん、楽しんでいただけましたでしょうか。(会場:拍手)私たちもすごく楽しかったです。でも、皆さんにはこの後本編の上映というもっとワクワクが待っています。絶対に楽しんでいただけると思います。お子さんから、年配の方まで幅広く楽しんでもらえる作品ですので、ご家族やご友人などお誘いの上、いっぱい観てくださると嬉しいです。今日は本当にどうもありがとうございました。
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ミュージカル『SPY×FAMILY』<初回数量限定版> (Blu-ray 3枚組)ロイド・フォージャー:森崎ウィン/鈴木拡樹 ※W キャスト ヨル・フォージャー:唯月ふうか/佐々木美玲(日向坂 46) ※W キャスト アーニャ・フォージャー:池村碧彩/井澤美遥/福地美晴/増田梨沙 ※クワトロキャスト ユーリ・ブライア:岡宮来夢/瀧澤翼(円神) ※W キャスト フィオナ・フロスト:山口乃々華 フランキー・フランクリン:木内健人 ヘンリー・ヘンダーソン:鈴木壮麻 シルヴィア・シャーウッド:朝夏まなと ドミニクほか:楢木和也 新井海人 大津裕哉 小倉優佳 鎌田誠樹 栗山絵美 桑原柊 柴田実奈 島田彩 丹宗立峰 堤梨菜 般若愛実 深堀景介 福田えり 藤岡義樹 湊陽奈 宮野怜雄奈 元榮菜摘 山野靖博 ユーリック武蔵 LEI'OH ロイドの幼少期 齋藤詠真/米本吉之介 ※W キャスト 男子児童:大澤空翔/齋藤 潤 ※W キャストother<公演日程・劇場>2023年3月8日(水)~29日(水)帝国劇場 2023年4月11日(火)~16日(日)兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール 2023年5月3日(水・祝)~21日(日)博多座BSL-2312/2023年度東宝原作:遠藤達哉 (集英社「少年ジャンプ+」連載) 脚本・作詞・演出:G2 作曲・編曲・音楽監督:かみむら周平©遠藤達哉/集英社ミュージカル『SPY×FAMILY』<初回数量限定版> (Blu-ray 3枚組)ご購入はこちら