「8」検索結果528件
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舞台『弱虫ペダル』 THE DAY 1 DVD<総北高校> 小野田坂道 役:島村龍乃介 今泉俊輔 役:砂川脩弥 鳴子章吉 役:北乃颯希 巻島裕介 役:山本涼介 金城真護 役:川﨑優作 田所迅 役:滝川広大 <箱根学園> 福富寿一 役:髙﨑俊吾 荒北靖友 役:相澤莉多 東堂尽八 役:フクシノブキ 新開隼人 役:百成瑛 泉田塔一郎 役:青柳塁斗 真波山岳 役:中島拓人 <京都伏見高校> 御堂筋翔 役:新井將 パズルライダー監督:伊藤玄紀 パズルライダー:村上渉 山口拳生 若林佑太otherTDV33222D/2023年度マーベラス原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載) 脚本・レース演出メソッド創作/監修:西田シャトナー 演出:鯨井康介 音楽:manzo 作詞・歌:桃井はるこ レース演出協力:河原田巧也© 渡辺航(秋田書店)2008/ 舞台『弱虫ペダル』製作委員会舞台『弱虫ペダル』 THE DAY 1 DVDご購入はこちら
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『Dr.STONE』3rd SEASON Vol.5石器時代から現代文明まで、科学史 200万年を駆け上がる! 前代未聞のクラフト冒険譚(アドベンチャー)、ここに開幕!Disc1第15話~第18話TDV33180R/2023年東宝©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE 製作委員会 【発売日変更に関するお詫びとお知らせ】 2024年2月21日(水)にリリースを予定しておりました当該商品につきまして、諸般の事情により、発売を変更させて頂くこととなりました。商品を楽しみにお待ち頂いているお客様には、多大なるご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。『Dr.STONE』3rd SEASON Vol.5
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『Dr.STONE』 4th SEASON Vol.3石器時代から現代文明まで、科学史 200万年を駆け上がる! 前代未聞のクラフト冒険譚(アドベンチャー)、ついに最終(ファイナル)シーズン突入!! 収録:第9話~第12話TDV35028R/2025年東宝©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE 製作委員会『Dr.STONE』 4th SEASON Vol.3
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『Dr.STONE』3rd SEASON Blu-ray BOX 2 初回生産限定版石器時代から現代文明まで、科学史 200万年を駆け上がる! 前代未聞のクラフト冒険譚(アドベンチャー)、ここに開幕!TBR33178D/2023年東宝©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE 製作委員会 【発売日変更に関するお詫びとお知らせ】 2024年1月24日(水)に発売を予定しておりました当該商品につきまして、諸般の事情により、発売を変更させて頂くこととなりました。商品を楽しみにお待ち頂いているお客様には、多大なるご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。『Dr.STONE』3rd SEASON Blu-ray BOX 2 初回生産限定版ご購入はこちら
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『Dr.STONE』 4th SEASON Vol.2石器時代から現代文明まで、科学史 200万年を駆け上がる! 前代未聞のクラフト冒険譚(アドベンチャー)、ついに最終(ファイナル)シーズン突入!! 収録:第5話~第8話TDV35027R/2025年東宝©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE 製作委員会『Dr.STONE』 4th SEASON Vol.2
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「アンダーニンジャ」高校生限定試写会「アンダーニンジャ」公式サイト漫画家・花沢健吾さんによる、現代社会に潜む新たな忍者像を描いた漫画「アンダーニンジャ」(講談社「ヤングマガジン」連載)が、山﨑賢人さんを主演に実写映画化され、1月24日より公開となります。 1月16日、高校生限定試写会をTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて実施し、上映後に間宮祥太朗さん、白石麻衣さん、福田雄一監督が登壇しました。監督によるティーチイン実施にあたり、間宮さんと白石さんがニンジャのように変装して客席に潜入するサプライズ演出もありました。撮影秘話や自身の学生時代についてなどトークを繰り広げた、こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。高校生限定試写会加藤役間宮祥太朗さん鈴木役白石麻衣さん福田雄一監督福田監督(入場後すぐに客席を見渡して)すげえなぁ。満員じゃん! 僕に会いたかった人? (挙手に対して大笑いしながら)嘘だろー(笑)! 僕目当てで来てくれたの? おいおい、大丈夫? 山崎貴監督とかじゃないんだよ。でも、今日は本当にありがとう! 今日の観客が10人くらいだったらどうしようと思っていたんです。登壇ゲストが僕しか告知されていないから、絶対に観客が少ないだろうと思っていました。だから、Xに「無理して来なくて良いよ!」って書いたんですが…。みんなは本当に高校生なの? 嘘をついている人はいない? (会場の反応を見て)いないんだ? すごいですね! ありがとう! めっちゃうれしいです。僕と何を話したいんだろう?(高校生の皆さん:笑) MC皆さん、本作をご覧になって楽しかったですか? (高校生の皆さん:拍手) 福田監督すごくうなずいてくれている。ありがとう! うれしいです! MC本作を観たばかりの高校生の皆さんに、監督のお気に入りのアクションシーンや、コメディシーンをご紹介ください。 福田監督僕が好きなアクションシーンは、本作のど頭で、白石麻衣ちゃんと外国人が戦うシーンです。あの外国人は、アレクセイという名前で、麻衣ちゃんとアレクセイが戦っているところに山﨑賢人くんがバーと走ってくるんですが、そのアクションが無表情なんです。それがめっちゃカッコ良いんです。あそこのアクションが一番好きです。コメディシーンは、賢人くんが珍しい苗字をムキになって言うところが好きです。(力を込めて)「さえもんさぶろう」って言うところですね。賢人くんは自分で言いながら笑ってしまっていましたね。 MC今日の高校生の皆さんに、どういう思いを持って帰ってほしいですか? 福田監督とりあえず拡散してほしいです! 周りの方に「観てね」って言ってほしいです!あと、皆さんから質問を受けたいです! 僕に質問がある人はいますか? MC質問してくれた方には、「アンダーニンジャ」特性グッズをプレゼントします。 福田監督本作のことじゃなくても良いよ! 高校生1はい! 今日の朝ご飯は何ですか? 福田監督(笑)。今日は、朝から仕事だったので、朝ご飯はジョナサンの蟹クリームスパゲティー(蟹のアメリカンソースパスタ)です。僕は、基本的に朝ご飯は食べないんですが、食べるとしたらUber Eatsで朝マックを頼みます。 高校生2本作のアドリブシーンはどこですか? 福田監督賢人くんとムロ(ツヨシ)くんが、襖を開け閉めするところです。あのシーンは、本当はムロくんが、途中でセリフを言わないといけないところなんです。でも、ムロくんが全然セリフを言ってくれなくて、最終的にセリフを言う前にカットしました。それでもあのシーンは三分あります。もう一回撮ったんですが、ムロくんが、台本と全然違うこと言ったので、賢人くんが笑いを抑えられなくて、爆笑したので、さすがに使えませんでした。あのシーンはアドリブというか、賢人くんが「えっ!」と言ったら、ムロくんも「えっ!」って言い出して、お互いに「えっ!」って言い合っていることが面白くなっちゃったみたいで、延々と言っていましたね。でも、原作者の花沢先生は、「この作品であのシーンが一番好きだ」って言っていました(笑)。あと、佐藤二朗さんがお風呂で歌を歌うシーンは、あと二分ぐらいあったんですが、つまらなかったので切りました! (高校生の皆さん:笑) 最初の方は、僕が「こんな歌を歌ってください」って指示を出していたんです。でも、二朗さんが本番前に「面白そうだから足していい?」と提案してきたので、「足して良いよ」と答えたんですが、つまらなかったです。だから切りました!(高校生の皆さん:笑) 高校生3(白石麻衣さんがマスクとコートで変装し、客席に座っている)こんばんは! ■周りの高校生の皆さんがザワつき、「まいやんだ」という声が上がって大騒ぎになりました。 高校生3(白石麻衣さんがマスクとコートで変装)監督が忍者だったら、どんな術を身につけたいですか? 福田監督麻衣ちゃん、もう気づかれてるから! 舞台に来て! MC皆さん、白石麻衣さんです。(会場:拍手)すぐにバレてしまいましたね。 福田監督何でバレたんだろう? だいぶ重装備だったのに! 白石さん改めまして、白石麻衣です。よろしくお願いします。(カメラマンに扮した間宮祥太朗さんが白石さんに近づく)MCちょっと、カメラさんが近いですね。 ■動きが不自然だったからか、会場からは「えっ!」という声が上がる。 福田監督(白石さんと共にカメラマンの顔をのぞき込んで)間宮くんです!■福田監督の言葉に会場は大騒ぎ。「ヤバい」という声が響きました。それでも間宮さんはカメラマンを続けていると…。 福田監督もう良いよ! バレたよ! MCマスクをして、スタッフジャンバーを着ていたのにバレてしまいましたね。改めまして、間宮祥太朗さんです。 間宮さんこんにちは!福田監督今回はニンジャ映画なので、二人に会場に忍んでみてもらいました! 間宮は、僕が話をしている間、ずっと最前列のマスコミさんと一緒にいたんでしょう? 間宮さんはい。後ろを向いてしまったので、ちょっとバレたかなぁって思った時に、誰かが「賢人!」って言っていましたね。それはやめてほしかったです。(登壇者の皆さん&高校生の皆さん:笑) 賢人じゃないのよ~! 福田監督みんな! 本作での間宮はカッコ良かったよね? ガラスをバリーンと割って出てくるところ良かったでしょ? (高校生の皆さん:拍手で同意)白石麻衣のファーストアクションもカッコ良かったでしょう?(高校生の皆さん:拍手で同意) 間宮さんありがとうございます! 白石さんありがとうございます! うれしい! 福田監督このサプライズ、成功しましたね! 間宮さん一瞬ドキっとしたことを言っても良いですか? 福田さんが「僕しか告知していないのに」と言った時は、「サプライズに気がつく人がいるかも?」って思いました(笑)。 MCでも、成功ということで、さすがニンジャですね。(高校生の皆さん:拍手) MC間宮さんと白石さん、今回の福田組への参加はいかがでしたか? 間宮さんまず久しぶりだったのと、今回はアクションがあったので、今までとは違う福田組という感じでした。現代で、忍術や手裏剣などを使うとどうなるのかという斬新なアクションだったので、面白かったです。 白石さん私は二度目の福田組の作品でした。「楽しかったなぁ」という印象です。私もアクションをやらせてもらって、監督からも「カッコ良かった」と何度も言っていただけたので、うれしかったです。ありがとうございます。 福田監督:頑張ったよね! 今回は、オープニングを麻衣ちゃんにお任せすることになったので、オープニングのアクションがすごくカッコ良く決まって良かったです。最初の靴を飛ばすところがカッコ良い! 白石さんあそこは何回も練習しました。 福田監督僕は、麻衣ちゃんがアレクセイに首を絞められる時の顔が一番好きです。 白石さんわぁ、うれしい! 良かったです。 MCお二人はアクションとコメディ、どちらがお好き、もしくは得意ですか? 福田監督麻衣ちゃんは、(佐藤)二朗が五度見するシーンで爆笑しちゃって、一テイク目はNGでした。 白石さん耐性がついてないので、最初の一、二回はどうしても笑ってしまいますね。笑わないように心がけてはいますが、少しずつ慣れてきてもどこかしらで笑ってしまいますね。 間宮さん僕は今回、コメディがないので、ちょっと寂しかったです。撮影中もコメディがやりたくなりました。でも、アクションはアクションで面白かったですよ。 MC印象に残っているキャラクターはいますか? 間宮さん(猿田役を演じた)岡山天音ですかね。原作漫画の猿田の作画は、天音をモデルにしているらしいですよ。 福田監督僕が、花沢先生に最初にお会いした時に「猿田は誰が演じるんですか?」と聞かれて、まだ確定はしていなかったんですが、「岡山天音くんにお願いしようと思っています」と答えたんです。そうしたら、花沢先生が天音くんを検索して、「この人、猿田のモデルにした人だ!」って言ったんですよ。それを聞いたプロデューサーが、「絶対に天音くんに演じてもらわなきゃ!」と思ったそうです。裏話ですが、天音くんは、本作の撮影時期が、連続ドラマの撮影と被っていて、「絶対にできない」と言っていました。でも、プロデューサーが、事務所まで出向いて、二時間かけて頼んだそうです。そこまでして落としました。 MC岡山さんは実際に猿田役にハマっていましたか? 白石さんハマっていましたね。 福田監督原作と同じ顔しているからね。(高校生の皆さんに向かって)誰か、間宮と麻衣ちゃんに質問したい人いる? 高校生4間宮さんは、何でそんなにカッコ良いんですか? 間宮さん(困ったように)いやぁ…でも、山﨑賢人って「何であんなにカッコ良いんだろうね」って話になっちゃうから…。 福田監督でも、山﨑賢人とは違う流派のカッコ良さだよね。 間宮さん「作画が違う!」ってやつですよね。「カッコ良い」って言ってもらえてありがたいんですが、二十代の10年間は、世の中が塩顔ブームで…。僕は、真逆なので、なかなかしんどい時期でした(笑)。 福田監督僕は、今回久しぶりに間宮に会ったんですが、「カッコ良くなったなぁ」と思いました。「ニーチェ先生」(2016年日本テレビ系列にて放送)や、舞台(「ナイスガイ in ニューヨーク」2016年上演)も一緒にやりましたが、その時に比べたら「どえらくカッコ良くなったなぁ」って思いました。撮影中に、(間宮さんの所属事務所の社長を務める)小栗旬が見学に来ていて、僕の横に座ったんですよ。「間宮、カッコ良くなったね」って言ったら、小栗くんが「ありがとうございます!」って完全に社長ムーブになっていました(笑)。小栗くんが、「いろいろやって、自分に自信がついたんじゃないかなぁ」と言っていましたよ。最初の加藤と九郎(山﨑賢人さん)の二ショットもカッコ良いよね。 間宮さん加藤の役がカッコ良いんですよ。本作では描かれていない部分もありますが、すごくカッコ良い役です。加藤役を任せてもらえることが決まった時は、すごくうれしかったです。 福田監督麻衣ちゃんに質問ある人? 間宮さん本当は、こういう質問コーナーはなくて、監督がやり始めたことなので、質問できたらラッキーだよ。 高校生5麻衣ちゃんは何でそんなにかわいいんですか? 白石さんうれしいですね。女子高生の方と実際にお話をする機会はないので、すごく貴重です。年齢を重ねてきているので、「いつまでも綺麗でいたい」という気持ちを強く持つようにしています。しっかり睡眠をとって、最近は食事も気をつけるようになりました。 福田監督でも、麻衣ちゃんは、めっちゃ食うんだよ! 賢人くんと三人で焼肉に行った時に、僕より食うんだよ! 白石さん「締めの冷麺は頼む人?」と聞かれて、「監督は絶対に手を挙げるだろう」と思って、手を挙げたら、監督は食べなかったんです。だから、私一人だけ、締めの冷麺を食べました。 福田監督その日は、みんなで焼肉に行く話になっていたんですが、「麻衣ちゃんは早く上がっちゃったから来ないね」って言っていたんです。でも、焼肉の時間までゲームセンターで時間をつぶしたりして、参加してくれました。 白石さん空き時間を有効に使いました! MC登壇者の皆さんは、どのような学生でしたか? そして、どんな夢を持っていましたか? 間宮さん中学三年生の15歳から、芸能の仕事を始めたので、高校生の時はもう仕事をしていました。芸能の仕事も、学園ものの作品が多かったので、同世代が多くて学校みたいな感じでした。今でも仲の良い友だちにも出会いましたね。賢人とも、学園ドラマ(「弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」2014年日本テレビ系列にて放送)(「水球ヤンキース」2014年フジテレビ系列にて放送)で、立て続けに共演をしました。そんな賢人と、十年ぶりくらいに本作でまた共演できたのはうれしかったです。学生の時の夢は、中学生までは野球をやっていたので、その時は野球選手を目指していました。 福田監督野球選手から役者への急カーブは何で? 間宮さん同じチームに、一日中、野球の事しか考えていない人がいて、「一分一秒を野球のために生活している人がプロの選手になるんだなぁ」って思いました。僕はそこまでの情熱じゃなかったので、野球をやめました。役者になったのは、映画が好きだったからですね。 福田監督(納得いかない様子で)へぇ…映画が好きなんだ。 間宮さんそんなに引っかかる事は言っていないですよ(笑)。 福田監督役者を目指すってなかなかだと思ってさ。 間宮さん役者を目指したわけではないです。 福田監督え、スカウトされたってこと? 間宮さんまぁ、それに近い感じです。僕ばかりが話していると、麻衣ちゃんの話す時間がなくなりますから(笑)。そこのいきさつはいろいろな媒体で答えているので、興味がある方は検索してください(笑)。 福田監督麻衣ちゃんは高校生の時の夢は何でしたか? 白石さん私は、高校生の時は保育士になりたくて、保育の勉強をしていました。高校生までは普通に過ごしていて、19歳の時に乃木坂のオーディションに合格しました。 福田監督保育士からの乃木坂への急カーブは何で? 白石さん高校三年生の終わりくらいに、音楽に興味を持って、音楽理論を学びたくて、専門学校に行ったんです。その学校でAKBさん関連のオーディションがあるという情報を聞いて、当時仲の良かった友だちと四人で「思い出作り感覚」で受けたのがきっかけです。 福田監督友だちと四人で受けに行って、麻衣ちゃんだけが受かった? 白石さんそうなんですよ。(福田監督:大笑い) 受かっても、正直あまり芸能界に入る気持ちがなかったので、何度も親に連絡をして「どうしよう、やめようかなぁ」という話をしました。前に出て目立つようなタイプでもないし、悩んでいたんですが、「せっかく合格したんだから頑張ってみるのも良いんじゃない?」と、親に背中を押してもらって、乃木坂を続けられました。自分でも思っていなかった人生でした。 福田監督すごいな。 MC最終的にニンジャになりましたもんね。 白石さんそうですね! 人生何があるか分からないですね。 MC監督の高校時代は? 福田監督僕は不登校だったんですよ。僕が通っていたのは超進学校で、「家で勉強をしたい人はそうして良いよ」っていう感じの学校でした。学校へ行っても教室に半分ぐらいしか生徒がいなかったですね。でも、僕は家で勉強をしていたわけじゃなくて、プロゴルファーを目指していたので、ゴルフばかりやっていました。 MCそこからの急カーブですね! 福田監督プロゴルファーからの演劇人という、すごい急カーブですよね。間宮くんは野球を諦めて役者だし、僕もゴルフを諦めての演出家だし、人生はいろいろあるね。 MC皆さん参考になりましたか? 人生には急カーブもあるということですよ。 福田監督高校生の時に「何をしたいか」っていうのが決まってなくても良いと思います。僕は30歳までニートだからね。間宮さん今の僕たちぐらいまで! 福田監督そう! 僕は30歳まで完全なニートでした。アルバイトも一度もしたことがなかったんです。28歳でプロポーズをしたんですが、その時の月収は9万円でした。 間宮さんプロポーズをした時は、ニートだったんですか? よく受けてくれましたね(笑)。 福田監督本当にね(笑)! よく親も許したよね。だから、高校生で夢とか、何も持っていなくても良いと思います。 MC最後に、未来を担う高校生の皆さんにメッセージをお願いします。 間宮さん今、話をしていて思ったんですが、「演劇や映像制作の世界に入ってみたいな」と思っている人はいますか? (数人の高校生の手が挙がる)意外といますね! 福田監督役者? 間宮さんアイドル? 高校生6プロデューサーです。 福田監督プロデューサー(笑)。 間宮さんその笑いは何ですか? 高校生7テレビ業界に入りたいです。 間宮さんそれぞれの夢や、急カーブがあった話がありましたが、僕はその急カーブの末に、こうして役者をやっています。皆さんも、何かそういったことがあっても、恐れず楽しく生活してもらいたいです。 白石さん先ほど監督がおっしゃっていたように、今夢がある子もいれば、何もないという子もいると思います。人生何があるか分からないので、私もそれで良いと思います。何か自分のやりたいことが見つかった時に、挑戦する一歩はなかなか難しいですが、自分の夢が叶うように踏み出してみてください。私はそれを応援する立場でありたいです。とにかく、今を楽しく過ごしてもらいたいと思います。 福田監督ちょっと時間がないんで、動画を撮らせてもらっても良いですか? 間宮さん何で時間がないのに動画を撮るんですか(笑)? 福田監督(自らの携帯電話を取り出しつつ)掛け声は「『アンダーニンジャ』観てね!」でお願いします。 ■間宮さん、白石さんと会場の高校生の皆さんで、動画撮影を行いました。福田監督みんなのお父さんとお母さんにも本作を観てもらってください。ありがとうございました。
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『Dr.STONE』3rd SEASON Vol.6石器時代から現代文明まで、科学史 200万年を駆け上がる! 前代未聞のクラフト冒険譚(アドベンチャー)、ここに開幕!Disc1第19話~第22話TDV33181R/2023年東宝©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE 製作委員会 【発売日変更に関するお詫びとお知らせ】 2024年3月20日(水)にリリースを予定しておりました当該商品につきまして、諸般の事情により、発売を変更させて頂くこととなりました。商品を楽しみにお待ち頂いているお客様には、多大なるご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。『Dr.STONE』3rd SEASON Vol.6
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「ゆとりですがなにか インターナショナル」完成報告会見「ゆとりですがなにか インターナショナル」公式サイト2016年4月に日本テレビ系列で放送された連続ドラマ「ゆとりですがなにか」は、《野心がない》《競争意識がない》《協調性がない》と揶揄される“ゆとり世代”と勝手に社会に括られた、アラサー男子三人が、仕事に、家族に、恋に、友情に、迷い、あがきながらも人生に懸命に立ち向かう物語です。笑いあり涙ありの痛快社会派コメディとして描かれた同作が、満を持して映画になります。 8月23日、10月13日公開の「ゆとりですがなにか インターナショナル」の完成報告会見を品川インターシティホールにて実施しました。岡田将生さん、松坂桃李さん、柳楽優弥さん、脚本の宮藤官九郎さん、水田伸生監督が登壇し、ドラマから映画化に至るまでのエピソードや撮影裏話、そして完成したばかりの本作を観た感想と手応えを熱く語りました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。完成報告会見坂間正和役岡田将生さん山路一豊役松坂桃李さん道上まりぶ役柳楽優弥さん脚本宮藤官九郎さん水田伸生監督MCまずはこの方「サラリーマンを辞め、家業を継ぐも、妻の茜との夫婦仲もイマイチ。時代の波に乗り切れていない男・坂間正和」を演じた岡田将生さんお願いします。 岡田さんちょっとヒドい紹介ですね(笑)。 MC台本通りで失礼しました。 岡田さんいえ、もちろん分かっていますよ。本作にちなみまして、特殊な挨拶をさせてもらいます。「岡田将生ですがなにか」それぐらいテンションが上がっている作品でございます。たくさんの方々に観ていただきたいと思っています。 MC続いて「優しく真面目だが、未だに女性経験ゼロの小学校教師・山路一豊」を演じた松坂桃李さん、お願いします。 松坂さんいや、本当になかなかない紹介内容ですよね(笑)。今回も、何ていうんでしょうねぇ……童貞でした。「山路ですがなにか」でおなじみの松坂桃李です。七年前にできた作品が今こうして映画化することを嬉しく思います。本作をたくさんの方々に届けていければと思っています。 MC続きまして、「元客引きで、十一浪目にして悲願の大学合格を果たすも、卒業後に中国での事業に失敗し、結局出戻りでフリーターになる破天荒な男・道上まりぶ」を演じた柳楽優弥さん、ご挨拶をお願いします。 柳楽さんはい。「まりぶですがなにか」……ですね(笑)。本当に、自分の中での大切な作品で、こうしてみんなで映画化できました。皆さんの前に立てていることに感謝して、「ありがとうございます」という気持ちです。本当に面白い作品ができたので、楽しみにしていてください。 MCドラマシリーズから引き続き、脚本を担当されている宮藤官九郎さんと、メガホンを取られている水田伸生監督です。 宮藤さん(ゆっくりと)「宮藤官九郎ですがなにか」(笑)……です。“ゆとり世代”というくくりでドラマ(の脚本)を書いて、すごくこじんまりやってきたつもりです。今回のタイトルが「インターナショナル」とありますが、これまでとまったく同じスケールです。(会場:笑) なので、安心して観に来てください。 水田監督「水田ですがなにか」MCさんは、この連続ドラマを放映していた時は、まだ(日本テレビに)入社していないんですよね? MCはい。入社前で、大学生でした。 水田監督ドラマは観ていましたか? MCはい、観ていました。 水田監督面白かったですか? MC面白かったです。 水田監督誘導尋問ではありませんが、そう言っていただけて本当にありがたいです。宮藤さんの発案で企画を立て、それでシナリオ作りをしながら、キャスティングの打ち合わせをしました。オファーの時は、第一希望の三人に「当たってくだけろ!」でしました。「断られたらしょうがない」と、いつも思っていますが、この三人は特にそうでした。当時から、この世代ナンバーワンの三人ですから、どう見てもライバル関係で、(キャスティングは)「まず無理だろう」と思いました。それが実現して、顔合わせで揃ってくれた時は、「絶対にしくじれないな」と、こちら側は緊張感を持ちました。映画版の撮影で約七年ぶりに再会すると、見事に成長していて、圧が強くなっていたので、「力が入るのかな」と思ったら本当にすんなり世界観に入っていて、それはこの三人の共感力と順応性の高さによるものだと思います。あっという間に七年前に戻ってくれた現場でした。MC「ゆとりですがなにか」は社会現象になったドラマですが、岡田さん、松坂さん、柳楽さんから「またやりたい!」という声があったと伺いました。宮藤さん、映画化になるまでの経緯を伺えますか。 宮藤さんうまく説明できるかな。ドラマの後にスペシャルドラマ(「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」2017年7月日本テレビ系列にて放送)をやりましたが、それでは飽き足らず……いや、飽き足らずというのはヒドいか(笑)。別の作品の打ち上げで、桃李くんにお会いした時に「ゆとりで、映画『ハングオーバー!』の感じの、できませんか?」と言われました。「良いじゃん!」と思って、そのまま水田さんにお伝えしたところ、「じゃあ、海外ロケだ!」「インターナショナルというタイトルをつけましょう!」なんて盛り上がって、そこまではすごく早く決まったんです。でも、コロナ禍があり、いろいろと話をしているうちに「ゆとりの人たちであれば海外に行かなくても、逆に海外の方が日本に来ているし、いつもの八王子から高円寺の間でインターナショナル感を出せるのでは?」となりました。(会場:笑) それで海外に行くのはやめました。 松坂さん(笑)。グッと縮まりましたね。宮藤さんそうなんです。ですから「海外に行くつもりだった」という意味のインターナショナルです。“海外に行けなかった人たち”ですから、忘れないでください。 岡田さんその話、いらないと思います(笑)。 宮藤さんだから、その“なごり”ですね。気持ちだけは海外という感じです。(松坂さんに)流れとしては、そうですよね? 松坂さん“なごり”……なるほど!宮藤さんに会う前に、たまたま(映画)「ハングオーバー!」を観ていたんです。普通にゲラゲラ笑って観ていたのに、途中で「何かに似ている」と思い始めて、考えたら「“ゆとり”の三人だ!」と気が付きました。それ以降は、登場人物たちが、僕には“ゆとり”の三人にしか見えなくなりました。それで「これを“ゆとり”でやれるんじゃないかな」と宮藤さんに雑談の温度感でフワッと話をしたら、実現に向けてコトを運んでくださいました。連ドラの後でも三人(岡田さん、松坂さん、柳楽さん)で「またやりたいね」という話をしていたので、「言ってみるもんだな」と実感しました。 宮藤さんだから“ゆとり”の映画の中で、「ハングオーバー」というセリフが出てきます! MC実際に映画化が決まった時はいかがでしたか。 松坂さん連続ドラマをやって、スペシャルドラマをやって、その後に「やるよ!」というのを聞いた時は、「お!じゃあ連ドラ、また行くか!」みたいな感じで、三人でフワッと話をしたんですよね? (岡田さんと柳楽さんを見つめる) 岡田さんした? 柳楽さんしました! 岡田さんした……か……。 松坂さんえーっと、(岡田さんは)覚えていないです(笑)! 岡田さん&柳楽さん(笑)。 松坂さん「映画化!」と聞いた時は、(岡田さんと柳楽さんを見つめて)三人でビックリしたよね? 岡田さんビックリした! 柳楽さんビックリした! 連続ドラマやってスペシャルドラマやって映画化という経験がないから! 松坂さん「居酒屋で男三人がくだ巻いている話が映画化になるのか」って、ちょっと緊張したよね。 柳楽さん「自分のキャラはどうだったっけ」ってなったんですが、撮影が始まったらすんなりと入れました。このメンバーは俳優としてもですが、実生活でも一緒に成長しているんです。そんな感覚は貴重なので、“より大切な仲間だ”と感じました。 MC岡田さんは、どうでしたか? 岡田さん皆さんと同じで、本当にただただ嬉しかったです。またみんなで集まってお芝居ができる楽しさと、あとは“ご褒美だな”と思いながら、この現場に臨みました。こうやって今、皆さんと会見しているのも、今まで参加した会見の中で、一番楽しくできています。 宮藤さん良かった! 松坂さん嬉しいですね。 岡田さん安心して、この場に座っていられることを本当に嬉しく思っています。 MC“ご褒美のような現場”というお話もありましたが、この劇場版は昨年の秋に撮影が行われました。久々のゆとりチームの現場だったと思いますが、撮影中の印象的なエピソードや思い出をお話いただけますか。 岡田さんこの映画の中でハロウィンのシーンが出てきます。渋谷のスクランブル交差点で撮影をしました!……(首を横に振り)あ、していないです。 松坂さんしたんでしょ! “撮影をした!”って感じじゃないの? 岡田さん違う、違う! 模したんです。すごい数のエキストラの方が集まってくださって、本当に楽しく撮影に参加してくださいました。「ゆとり」のファンだったという方から、時折「観ていました」と声をかけてもらうこともありました。「正和、なんで血を流しているんですか?」と聞かれて、「ちょっとそうなんですよね~、すみません!」と答えました。そんなやりとりが、「こんなにも『ゆとり』を待ってくださる方々がいるんだな」と感じられてすごく印象に残っています。 松坂さんすごかったですね! 本作のハロウィンについて話すと、僕も小学校の授業で、ハロウィンの仮装をしてイベントに行くんです。その仮装のメイクが、すごいんです。でも、このメイクの内容はあまり言わない方が良いと思うので、それは劇場で確認してください。エキストラさんがたくさんいる中で、そのメイクをしていると“ヘンな感じ”で見られるんです。それがすごく恥ずかしくて……かなり印象に残っています。 柳楽さん僕は……、中国語のことって話をしても良いの? (松坂さん:大丈夫です!) 水田監督大丈夫です! 柳楽さん中国語のセリフがたくさんありまして、難しいのでなかなか覚えられないんですよね。ただ、シーンとしてちゃんと面白い雰囲気になっていたので、「頑張って良かったな」と思いました。そういうところも楽しみにしてもらえたら嬉しいです。 MC中国語はどのようにして? 柳楽さん文法とかまったく分からないので、音で繰り返し聞いて、ひたすら練習して覚えました。 岡田さん観たらすごかったです! 「さすが柳楽優弥!」と思うぐらい完璧でした。ストイックな方なので、本当に素晴らしいと思いました。 柳楽さんありがとうございます。謝謝(シェイシェイ:中国語のありがとう) 岡田さんあ、シェイシェイ(笑)。そこだけインターナショナルが残っていますね。まりぶくんだけが補ってくれますね。 松坂さんそうね! 宮藤さんまりぶは劇中で、中国語で「おっぱいいかがですか?」と言っています。(会場:笑) 柳楽さん(小声で)中国語だけじゃない……。 宮藤さんいろいろな言語で言っていて、そこだけインターナショナルです(笑)。本当にすみません。 MC皆さんの仲の良さが出ていますね。宮藤さんと水田監督から見たキャストの印象と、現場でのチームワークについて伺えればと思います。 宮藤さん僕はあえて映像を見返さずに、自分の記憶の中にあるドラマの時の関係性を基にして、第一稿を書きました。それから、間違っていたところを直しました。彼らがしゃべりそうなこと、話の内容、山路が女性に対して言いそうなヒドい言葉とか、それらは自分の魂の叫びにもなっているので、「ちゃんと書かないと!」となりました。書いていると、三人のキャラクターがちゃんと降りてくる感じがして、完成した原稿を読んだら、ちゃんと再現されていました。それで、「僕自身の中に、正和と山路とまりぶがいるんだな」と実感できました。でも、これは(彼らが)成長しないっていう意味ではないですよ。 水田監督最初に三人の話はしたので、それを繰り返すのも何ですから……先ほど別の取材で申し上げたことを話しましょうか。僕が思っていることなのですが、この三人は“サッカーのワールドカップ日本代表のゴールゲッター”です。誰がセンターで、誰がサイドウイングでとかではなくて、三人がコロコロとポジションを入れ替わりながら、共演者の立ち位置や、自分たちへのチェックを目配せもしないで気配だけで位置取りを変えて、見事にゴールを決めてくれる存在です。ですから、(現場で)演出をするなんておこがましいことは、まったく考えていませんでした。芝居のしやすい環境をお膳立てするお手伝いができればと思って、撮影を終えました。自分が監督した映画を「面白い!」と言うのは、なかなか言えないですが、「(本作は)何回観ても面白いですよ!」MCキャストの皆さんは、これまでのインタビューで「ゆとりですがなにか」は特別だとお話されてきたと思います。改めて、ゆとりチームのスタッフやキャストは、皆さんにとってどのような存在でしょうか。 岡田さんこの言葉は、たぶん間違っていないと思うのですが、本当に「家族」みたいな感じです。今回、久々に皆さんと集まって、スタッフの方から「今回は何でも準備しているから、どんな芝居でもできるよ」と声をかけてもらったり、事前にキャストの皆さんと「映画が始まりますが、よろしくお願いします」という連絡をとったりしました。集まることが楽しいだけではなく、皆さんがストイックに「面白いもの、良いものを作ろう」というのが、良い方向に向かっている現場でした。会うと安心しますし、相談もします。ずっと側にいてほしいというチームなので、僕は「家族」にしました。 松坂さん今、岡田さんも言いましたが、チームの皆さんは本当にストイックで、七年前の衣装がそのまま残っていました。「いつでも、どういう球が来ても大丈夫」という万全な体制を常にとってくださっていました。だからこそ、こちらも安心して飛び込むことができました。改めて「すごいな!」と思いました。今回の衣装合わせでも、「七年前の衣装を着られるんだ!」というのと、キャストのみんなが(その衣装を)着ても違和感がなかったのにも「すごいな!」と思いました。スペシャルドラマでも映画でも感じた安心感は、「お風呂につかっている感じの温かさ」ですね。(登壇者の反応を感じて)すみません、ちょっと間違えましたね(笑)。それぐらいこの現場は安心するんです。たくさんのすごい人たちが、自分の周りにいることは本当に心強いです。 柳楽さんスタッフもキャストもドラマの時から同じで、数年前にも作品を作っている家族であり、仲間であるという貴重な存在で、安心感をすごく感じます。それに目的に向かってより成長して再会できる貴重な座組に参加できたと改めて感じます。腹を割って相談できる関係は、本当にありがたいです。 MC連続ドラマから始まったこの作品の映画が完成しました。映画をご覧になった感想をお願いします。 岡田さんとても面白かったです。僕は初号試写でスタッフとキャストの皆さんと観ました。自分が出ているものは緊張しますし、そういう試写ではあまり笑いが生まれないんですが、すごく和やかで、本作を楽しんでいる空気感がありました。観たことのないシーンもたくさんありましたし、吹き出して笑ってしまうことも多々ありました。連続ドラマから始まり、映画になりましたが、「ドラマを観ていない方でも面白く観てもらえる作品になっている」と思いました。 松坂さん岡田さん(演じる正和)が、のたうちまわりながら何かを叫ぶシーンがあるんです。めちゃくちゃ笑いました。自分が出ていないシーンも「生で見たかったな」と思うぐらい本当に全部が面白かったです。あとは、個人的に三人が揃うシーンに感動しました。時が経っているせいか、久しぶりにこの三人を見て、「あぁ、なんか帰ってきたな」とすごく感じました。 柳楽さん本当に面白いですよねぇ~。観ていただいて、より感じてもらえることがあると思うので、劇場で観ていただきたい作品ができたと思います。 宮藤さん実はコロナ禍になる前から考えていた話が、コロナで延びたり、その間に世の中が変わってきたりして、それに合わせて地道に脚本を直したりと、いろいろと合わせていきました。完成作を観て、「この時代だから」「今だから」彼らはどう行動するか、何を考えるかという作品になっている気がします。ヒドいところもいっぱいあるんですが、根底には社会への鏡のような、「ゆとりの三人は社会をこう思っているんだ」ということをすごく感じました。日本には世界各国の方が生活をしているので「インターナショナルだな」という、最初に自分が考えたところに戻ったような気がしました。“最後は原点に”ということで、まとめてください。 水田監督先ほど「面白い!」と言ってしまいましたよ(笑)。もう少し、この三人について申し上げると、現場で阿吽の呼吸が生まれる理由は、三人はとてつもなく深い準備をして現場に来るからです。柳楽さんの中国語だけではなくて、撮影に挑むための準備をしてくる。すべての仕事に一番大切なのは、質の高い準備だと思います。この三人は、この世代の俳優の中でもずば抜けています。僕自身も感じますし、三人がお互いに影響し合っていると思います。桃李くんが、柳楽さんに「優ちゃん、すごい」と言ったのも記憶しています。将生くんほど主演俳優なのに共演者を気遣う俳優は見たことないし、優弥くんほど妥協しない俳優は見たことがないです。宮藤さんの脚本を演じる、この三人を観るだけで、木戸銭(=料金)の元は取れると思っています。 MC水田監督からお話がありましたが、お三方はそれぞれライバル意識だとか、意識し合う部分はありますか? 松坂さん意識していました?岡田さん(困惑した表情で)僕、友だちだと思っていて…(笑)。 水田監督何だよ~! 岡田さん(立ち上がってオロオロして)いやいや、ちょっと……。(着席して、左右に手を向けて軽めに)めちゃくちゃライバルです! (口調を強めて)めちゃくちゃライバルだからね! 松坂さん&柳楽さん(笑)。 岡田さんでも、やっぱり根底には「友だち」っていうのがあって、皆さんの作品を観て刺激を受けたいし、刺激を与えられる俳優になりたいし、友人でありたいというのはあります。以前、何かのインタビュー記事を読んだら、松坂さんが「岡田将生がライバルだ」と言ってくれていました。それを見て、「そうか、“ライバル”と言ったほうが良いんだ!」と思ったことを、思い出しました。 松坂さんほぉ! 岡田さん&松坂さん(笑)。 岡田さん本当に“ライバル”ですよ! 松坂さん僕も二人のことを“友”とも思えるし、“ライバル”だとも思っています。この作品を七年前にやって、スペシャルドラマもやって、今回の映画もやって、“戦友”みたいな感覚でもいます。仕事でもプライベートでも、「どんなことしているのかな?」とずーっと気になる二人ですね。それはたぶん変わらないです。 柳楽さん僕もそう思います。 岡田さん&松坂さん&柳楽さん(見つめ合いつつ笑顔)。 柳楽さんより成長している姿で会えているのが…。 松坂さん良いよね! 柳楽さん強烈ですよね。刺激的な仲間という感じがします。 ■記者からの質問このドラマ、映画ではお三方は“ゆとり”という部分でくくられていると思いますが、実生活での共通点がありましたら教えてください。【記者質問】松坂さんこの三人の共通点…共通点。 岡田さんあれ! みんな気ぃ遣い! 松坂さん良い言い方をすると“気遣い”ですね。例えばご飯に行く約束をします。お互いが気を遣い過ぎて日にちが決まらない。場所も決まらない。 岡田さん決まらないですねぇ。「みんなは何を食べたいのかな?」と思っているんですよ。「まだ発言しないほうが良いのかな」とか。 柳楽さん「どこが良い?」 松坂さん「これも良いねぇ~」 岡田さん「良いね良いね!」 松坂さん「そうだよねぇ~!」(手を伸ばして話が流れる様子)ふわ~! 岡田さん「食べに行かないんかい!」って(笑)。 松坂さんそうなんです。気を遣い過ぎて何も決まらない。 岡田さんそこに(茜役の)安藤サクラさんがいてくださると、「何が食べたいの?」「肉かな」 松坂さん「じゃあ、焼肉!」「いつ?」「じゃあ(日付は)ココ!」みたいな。 岡田さん「じゃあ、はい」って(笑)…そんな三人です。 MCそれでは最後に、代表して岡田さんからご挨拶をいただきます。 岡田さん「ゆとりですがなにか」は僕にとって大切な作品です。ドラマ、スペシャルドラマ、そして映画になりました。これはひとえに応援してくださったファンのお声もあり、今回の作品になったと思います。「またみんなで集まって120%の力で面白いものを作ろう」と、面白いものが出来上がりました。全国のいろいろな方々に観ていただきたいと思っております。本日はありがとうございました。
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「お隣の天使様にイベントでも駄目人間にされていた件」開催決定! TOHO animation STORE にてイベントグッズ各種のご予約受付中!商品詳細・ご注文はこちらからイベント特設サイトはこちら2023年10月8日(日)開催「お隣の天使様にイベントでも駄目人間にされていた件」より、各種イベントグッズを予約受付中! イベントグッズの販売はインターネット通販サイト「TOHO animation STORE」と、イベント会場にて行います。※一部対象外の商品がございます。ご了承くださいませ。 ※イベント当日に会場にてチケットをお持ちの方を対象に物販の実施を予定しており、 お手元に届くタイミングは【会場販売が最速】となります。 ※会場で販売する数量には限りがございますので、予めご了承ください。 下記期間にてインターネット通販サイト「TOHO animation STORE」による<【受注販売】>を行います。 ◆<受注販売> 受付期間 8月24日(木)10:00~8月30日(水)23:59迄 ◆ お届け予定 2023年10月中下旬 ※イベント終了後のお届けを予定しております。 ※上記期限内は「受注生産」となりますので、品切れはございません。 ※8月31日(木)以降のご注文は、在庫がなくなり次第終了となります。ご了承ください。©佐伯さん・SBクリエイティブ/アニメ「お隣の天使様」製作委員会
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舞台『千と千尋の神隠し』中国・上海文化広場(上海文化广场)にて上演決定2022年3月に世界初演として帝国劇場にて開幕した舞台『千と千尋の神隠し』。 2024年公演は、3月に帝劇で開幕し、4月から6月にかけて国内ツアーを上演、並行してカンパニーが渡英し、4月~8月にロンドン・コロシアムで上演(135公演)してまいりました。 ロンドン公演は、日本人キャストによる日本語での海外上演としては演劇史上最大規模、また東宝株式会社主催公演としても史上初の試みとなり、ウェストエンド最大級となる客席数約2,300席を連日満席にし、約30万人を動員いたしました。 そしてこの度、舞台『千と千尋の神隠し』が、中国・上海文化広場(上海文化广场)にて上演されることが決定いたしました。 上海文化広場(上海文化广场)は、主要施設がすべて地下にあるのが特徴で、地下型の劇場としては世界最大の規模を誇る劇場です。席数は1,949席で、主に国内外の演劇やミュージカル、バレエなどが上演されています。 日本人キャストによる日本語での中国上演としては演劇史上最大規模です。 東宝演劇の海外上演は、これまでも多数あり、現地キャスト・現地語上演の形で行ってまいりました。 1972年にロンドン、1973年にロサンゼルスにてミュージカル『風と共に去りぬ』(作:菊田一夫、原題:スカーレット)が上演され、その後も『ローマの休日』『マリー・アントワネット』『レディ・ベス』『四月は君の嘘』が韓国などの現地プロダクションで上演されています。 ですが、この度のように、日本上演時のプロダクションが、ロンドンに続き、中国において日本語による演劇を上演することは、東宝としても初挑戦です。(2025年上海公演のキャストは後日発表)舞台『千と千尋の神隠し』海外公演ふたたび決定。 日本人キャストが、上海の舞台に立つ舞台『千と千尋の神隠し』上海公演ビジュアル舞台『千と千尋の神隠し』は、10歳の少女千尋が、神々の世界に迷い込み豚の姿に変えられてしまった両親を救う為に懸命に働き、生きる力を呼び醒ます姿を描いた宮﨑駿監督による大ヒットアニメーション映画をもとに、2022年に東宝創立90周年記念公演として初の舞台化がなされた作品です。ミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』オリジナル版の潤色・演出を担い、そのほか『ナイツ・テイル-騎士物語-』や『ダディ・ロング・レッグズ』など演劇史に残る名作を生み出してきた英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、映画の世界から飛び出したようなキャラクターたちと、熱い息遣いまでが感じられるライブならではの醍醐味が相まった舞台は、大衆演劇の優れた業績を表彰する『第47回菊田一夫演劇賞』で上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞する快挙を成し遂げるなど、高い評価を得ました。 2023年名古屋御園座での再演を経て、2024年3月東京・帝国劇場からスタートし、名古屋・御園座、福岡・博多座、大阪・梅田芸術劇場メインホール、北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruでの全国ツアー公演と並行して、4月から8月にかけて、ロンドン・ウェストエンドのロンドン・コロシアムでの初の海外公演を上演いたしました。【作品紹介】上海文化広場は、上海市中心部に位置し、1952年に設立されました。敷地面積は47,639㎡、建築面積は64,476.4㎡です。文化広場は、上海で重要な市民参加型の政治・文化活動の拠点の一つであり、現代的な公演、芸術展示、文化体験を一体化させた空間として、音楽劇の公演を主軸に、さまざまなクラシックやトレンディな芸術を補完的に展開しています。「文化の楽園、夢の花咲く場所」というビジョンを掲げ、音楽劇の発展を支える舞台の構築に取り組むとともに、文化的なレジャーの形態をリードし、市民に広く知られる文化のランドマークを目指しています。 この13年間で、文化広場では3,000回以上の公演が行われ、延べ約400万人の観客を魅了してきました。また、約3,000回の公益活動を開催し、40万人以上が参加しています。これまでに『オペラ座の怪人』『エリザベート』『ウエスト・サイド・ストーリー』『ロックオペラ モーツァルト』『ノートルダムの鐘』などの名作を成功裏に誘致し、さらに『マイ・バケットリスト』『ラフマニノフ』『ロミオとジュリエット』『ファンレター』『シェイクスピア・ワンダーランド』『モンテ・クリスト伯』などの中国語版ミュージカルを制作・上演してきました。また、全国で初めてのオリジナルミュージカル育成プログラムを立ち上げ、『南唐後主』『生死签(生死の契り)』『对不起我忘了(ごめん、忘れた)』『无法访问(アクセス不可)』など、数々のオリジナルミュージカルを発表し、その巡演は全国各地に広がっています。 現在、文化広場はメインシアターを擁し、観客席は三層構造で合計1,949席を有します。舞台の間口は幅20メートル、高さ11.5メートルで、オーケストラピットを備え、昇降、スライド、回転などの機能を持つ各種舞台装置が完備されています。この劇場は国内で初めて音楽劇を主要ジャンルに位置づけた専門劇場として誕生しました。【上海文化広場(上海文化广场)のご紹介】上海文化広場(上海文化广场)外観上海文化広場(上海文化广场)客席2022年 2-3月 帝国劇場 4月 梅田芸術劇場メインホール 5月 博多座 6月 札幌文化芸術劇場hitaru 6-7月 御園座 2023年 8月 御園座 2024年3月 帝国劇場 4月 御園座 4-5月 博多座 5-6月 梅田芸術劇場メインホール 6月 札幌文化芸術劇場hitaru 4-8月 ロンドン・コロシアム 2025年 7-8月上海・上海文化广场(上海文化広場)【舞台『千と千尋の神隠し』上演の歩み】2025年7月14日(月)~8月3日(日) 【中国・上海】上海文化广场(上海文化広場)公演情報原作:宮﨑 駿 翻案:ジョン・ケアード 共同翻案:今井麻緒子 オリジナルスコア:久石 譲 音楽スーパーヴァイザー・オーケストレーション・編曲:ブラッド・ハーク 音楽スーパーヴァイザー補・オーケストレーション・Abletonプログラミング:コナー・キーラン 美術:ジョン・ボウサー パペットデザイン・ディレクション:トビー・オリエ 振付・ステージング:井手茂太 照明:勝柴次朗 音響:山本浩一 衣裳:中原幸子 ヘアメイク:宮内宏明 映像:栗山聡之 音楽監督:深澤恵梨香 舞台監督:北條 孝/大刀佑介 演出補佐:今井麻緒子 演出補:永井 誠 プロデューサー:尾木晴佳 演出:ジョン・ケアード 協力:スタジオジブリ 製作:東宝株式会社 主催:上海町芸文化伝播有限公司 上海文化広場劇院管理有限公司上海公演 スタッフクレジット
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「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」大ヒット御礼舞台挨拶「しん次元!クレヨンしんちゃん THE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」公式サイト1990 年より「漫画アクション」で連載が開始され、1992 年にTVアニメの放送がスタート、幅広い世代に笑顔と感動を届けてきた「クレヨンしんちゃん」。この夏、シリーズ初の3DCG アニメーション作品となる「しん次元!クレヨンしんちゃん THE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」が大ヒット。公開21日間で、観客動員数153万人、興行収入18.5億円を突破しました。 8月25日、本作の“しん次元”な大ヒットを記念して、大ヒット御礼舞台挨拶が開催されました。本作のゲスト声優を務めた空気階段の水川かたまりさんがMCを務めたこちらのイベントには、同じくゲスト声優の空気階段の鈴木もぐらさん、声優の森川智之さん、そして主題歌「Future is Yours」を手がけたサンボマスター(山口隆さん、近藤洋一さん、木内泰史さん)が登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。大ヒット御礼舞台挨拶池袋教授役鈴木もぐらさん(空気階段)ヌスットラダマス二世役水川かたまりさん(空気階段)野原ひろし役森川智之さん主題歌山口隆さん(サンボマスター)主題歌近藤洋一さん(サンボマスター)主題歌木内泰史さん(サンボマスター)かたまりさんまずは「大人にも響く説はホントなのか?本音で語る“クレヨンしんちゃんTHE “」と題し、心に響いたシーンやセリフについてお伺いします。 木内さんひろしの「誰かを幸せにすれば自分も幸せになれる」というセリフにとてもグッときました。 森川さん僕は、回想シーンでの非理谷くんとしんのすけとのやりとりですかね。自分の子供の頃を思い出しました。完成した作品を観た時は思わず涙が出ましたね。もぐらさんみさえが、地球の平和よりも家庭の平和を優先して国際超能力研究所から帰るシーンですね。身近な一人一人の積み重ねが、大きな平和になっているんだと感じましたね。そのシーンを観て思ったんですが、スロットっていう、数字とかを揃えて、当たったら光るゲームがあるんですが、なかなか揃えられないおばあちゃん、おじいちゃんがいたら、揃えてあげなきゃダメだなと思いますね。 近藤さん&木内さん分かります。 山口さんその話はもういいよ!かたまりさんそれでは続いては、「大人から見た“クレヨンしんちゃん”のカッコ良さ」についてお伺いします。 森川さん大人はいつから鎧を身につけるになったのでしょうね。しんちゃんを観て、カッコ良さというのは何もまとっていない、素のままじゃないかと思いました。あの生き方がやっぱりカッコ良いんじゃないかと思いましたね。私もカッコ良いセリフの時はカッコつけないんです。逆にカッコ悪く見せたい時はカッコつけるんです。 山口さんしんちゃんのすごい所はノーネガティブな所ですね。ネガティブな空気を見たことない。いつでも何か可能性を見ている感じがします。僕なんかは何かと反省して、ネガティブになってしまいます。しんちゃんはそうならずに正直なところがカッコ良いですね。 もぐらさん登場人物全員が無視をしないところ。一緒に楽しむんですね。怒っていたとしても、きちんとその相手を注意する。誰かをいないことにしないところですかね。…競馬とかも同じなんですよね。 山口さんその話はもういいよ!(会場:笑) ■会場から本作の感想を募ると、客席からは「ほ~い」と聞き覚えのある声が。元気よく手を挙げたのはしんちゃんでした。その登場に水川さんがツッコミを入れつつ感想を聞きました。しんのすけ「オラの仲間をいじめるな!」あは~、あんなカッコ良いセリフなかなか言えないゾ~。 ■登壇者たち”大人”の悩みをしんのすけにぶつけるコーナー しんのすけえぇ~。五歳児に悩みを相談するって大人としてどうなの?ライブ中にしゃべり過ぎて、MC をし過ぎて、予定演奏時間を超えてしまう【山口さんの悩み】山口さんフェスの時間をいつも押してしまい、曲を減らそうと思うこともあったんですよ。 しんのすけオラの母ちゃんがいつまで~も長電話しているのと同じことだね。わかったゾ! おしゃべりは楽しいかもしれないけれど、ちゃんとまわりを見たほうがいいゾ!曲を歌わず、ずっとおしゃべりしちゃえば~。山口さんその手があったか~。(会場:笑)長く寝られない…何時に寝ても起きる時間が一緒【木内さんの悩み】布団に入ってからすぐに寝られません【近藤さんの悩み】しんのすけオラそれ知ってる。秋田のじいちゃんが「歳とってから長く眠れない」って同じこと言っていたゾ。あと、お腹がいっぱいでも眠れないんだって。でもオラといっぱい遊んだ日はすぐ寝られるって言っていたから、オラと遊べば良いんじゃない? 声優の小林由美子さんが「40歳過ぎたら、長く眠ることは諦めたほうがいい」ってさっき言っていたゾ!幼稚園児のみんなに尊敬される大人になるにはどうすれば良いですか?【森川さんの悩み】しんのすけまず足は臭くない? 大丈夫?(匂いを嗅ぐしぐさ)それから、時々トム・クルーズになったり、ユアン・マクレガーになったりすることも言ったほうが良いゾ。母ちゃんたちはイケメンに弱いから「すごーい」ってなるでしょ? こどもって親の影響をすぐ受けるからこれでばっちりだゾ。オラの父ちゃんの声に似ているからきっと大丈夫だゾ!飛行機に乗ることがとても怖くて、飛行機に乗る前日は夜眠れません。どうすれば飛行機が怖くなくなりますか?【鈴木さんの悩み】しんのすけ飛行機には“しーえー”のおねいさんが乗っているんだゾ! オラだったら住みたくなっちゃうけど~。とりあえず、前の日に眠れないっていうのはオラといっぱい遊べば良いんじゃない? もぐらさんしんちゃん飽きていない? しんのすけオラ、眠くなってきたゾ。 ■サンボマスターが歌う主題歌「Future is Yours」と、本作のコラボレーション映像がスクリーンに映し出されました。 山口さんしんちゃんに曲を紹介してもらえて感動…。こんな素晴らしい映像を作っていただいて、映画を観た方と一緒に共有することができて、本当に幸せです。 しんのすけ胸アツ~で、尻アツ~な映像で、「サイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!」だったゾ~。 かたまりさんそれでは最後にしんちゃんから会場の皆さんにご挨拶をお願いします。 しんのすけみんなはもうオラの仲間だゾ! 困った時はオラがいつもそばにいるゾ。「頑張れ!」って応援するゾ! まだまだみんなのこと、映画館でオラ待っているから、いっぱいいっぱい観に来てね~。
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「沈黙の艦隊」完成報告会&完成披露舞台挨拶映画『沈黙の艦隊』公式サイト1988年から1996年まで週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)にて連載され、累計発行部数3200万部(紙・電子)を誇る大ヒットコミックを実写映画化した「沈黙の艦隊」が、いよいよ9月29日に劇場公開を迎えます。8月24日には東京都内で完成報告会と完成披露舞台挨拶が開催され、大沢たかおさん、玉木宏さん、水川あさみさん、ユースケ・サンタマリアさん、中村倫也さん、中村蒼さん、笹野高史さん(完成披露舞台挨拶のみ)、夏川結衣さん、江口洋介さん、吉野耕平監督、原作者のかわぐちかいじさん(完成報告会のみ)、Amazon スタジオのダナエ・コキノスさんが出席し、作品に込めた熱い思いを語りました。この日の模様を詳しくレポートします!完成報告会&完成披露舞台挨拶海江田四郎役大沢たかおさん深町洋役玉木宏さん速水貴子役水川あさみさん南波栄一役ユースケ・サンタマリアさん入江蒼士役中村倫也さん山中栄治役中村蒼さん竹上登志雄役笹野高史さん曽根崎仁美役夏川結衣さん海原渉役江口洋介さん吉野耕平監督原作者かわぐちかいじさんAmazon スタジオ ローカルコンテンツディレクターダナエ・コキノスさん【完成報告会】大沢さん本日はご来場頂き、ありがとうございます。短い時間ではありますが、少しでもこの作品の魅力が伝われば良いなと思っております。 玉木さん僕も二、三日前に完成した本作を観たんですが、台本で読んでいた以上に非常に素晴らしい作品に仕上がっていると思います。 水川さん(会見の幕開けに会場に流れた)予告編を観ただけでも重低音が体に響くようで、ものすごい迫力が今もまだ体に残っています。今日は短い間ですが、よろしくお願いいたします。 ユースケさん皆さん、今日はようこそいらっしゃいました。海軍ナンバーワン、ソナーマン。“みんなの南(なん)さん”こと南波栄一役を演じました、ユースケ・サンタマリアです。今、初めて最新の予告を観たんですが、僕が一切映っていないことにびっくりしました。(登壇者の皆さん&会場:笑) その代わり、大沢さんの船に乗っていたソナーマンの彼がいっぱい映っていました。僕は劇中でメガネをかけているんですが、彼もメガネをかけていました。彼の方が有能に見える。(登壇者の皆さん&会場:笑) それがちょっとショックでした。僕もつい先日、完成した本作を観たんですが、本当に面白かったので、早く皆さんに観てほしくて、うずうずしています。 中村倫也さん先ほどから皆さんもおっしゃっていることではあるんですが、自分が関わっている作品ですが、僕も完成作を観た時に鳥肌が立ちました。予告を観て「面白そうだな」と期待して観に行ったとしても、予告の期待値を遥かに超えてきます。ぜひ早く皆さんに同じ興奮と驚きと感動を届けたいと、楽しみに公開を待っています。 中村蒼さん壮大なスケールの作品に参加できて、そして大沢さんと共に撮影することができて、すごく嬉しく思っていました。潜水艦での話なので、撮影中は暗い中での撮影でした。今日はついに一足先にお客さんに観てもらえるということで、とても嬉しく思っています。 夏川さん私も先日本作を観ました。私は政治部(のキャラクター)を演じましたが、「潜水艦の中はこうなっているんだ」と一観客として十分に楽しんでしまいました。これから観るたくさんの方々にも大満足していただけると思います。 江口さん僕は、海原という内閣官房長官を演じました。現場でもプロデューサー、大沢くん、スタッフとかなり長い間をかけて、準備をしました。大沢くんと玉木くんの二人がツートップで進むこの物語の中で「自分はどういう立ち位置か」と思いながら、脚本を読みましたが、予想をかなり超える大エンターテインメントでした。今は配信などいろいろとありますが、「劇場で観る大きな価値がある」作品が完成したと思っています。ぜひIMAXで、深海を感じてもらいたいと思っています。ぜひ感想を世の中に広めてください。よろしくお願いいたします。 吉野監督僕がずっと憧れてきた物語を、この素晴らしいキャスト、スタッフと一緒にチャレンジできたことに、今幸運をすごく感じています。 かわぐちさん一足先に試写を観ました。いかにこの作品が面白かったかということを、この場で皆さんに伝えたいと思います。期待して待っていてください。 コキノスさん「沈黙の艦隊」の完成をお祝いするために、アメリカのシアトルから来日しました。私もこの日を大変楽しみにしていました。 MCコキノスさんに伺います。Amazonスタジオが満を持して、日本の実写映画を世に送り出します。マスコミの皆さんに向けてメッセージをお願いいたします。 コキノスさん世界的に人気の漫画であり、実写化が不可能だと言われてきた「沈黙の艦隊」の映画化の製作として携われたことを大変光栄に思います。それと同時に、レガシーであるこの漫画をしっかりと実写化しなければいけないという責任を感じてまいりました。素晴らしいキャストの皆さん、関わってくださった全ての方々のおかげで、大変素晴らしい作品になったと思います。まず、この映画の成り立ちからお話をいたします。かわぐちかいじ先生が描かれた作品に感銘を受けた松橋真三プロデューサーがプロジェクトを立ち上げて、才能あふれる大沢たかおさんとAmazonスタジオに声をかけてくださいました。こちらにいらっしゃる皆さんをはじめ、素晴らしい俳優の皆さん、日本の才能あふれるクリエイターたちと共にこのプロジェクトに関われたことを嬉しく思います。そしてもう一つ、プロジェクトの開始当初から多大な支援をしてくださった防衛省、海上自衛隊の皆さんにも感謝いたします。これだけの壮大なスケールで実現できたことに、非常に感謝しています。Amazonスタジオは日本ではまだ新しいと言っても良いかもしれませんが、世界的にはこれまでも、ベン・アフレックとマット・デイモン主演の映画「AIR/エア」(2023年4月公開)や、アカデミー賞を受賞した映画「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」(2021年10月公開)など数々の世界的な映画を劇場公開してきました。そして私たちとして初の日本での劇場映画が、「沈黙の艦隊」のような野心的なプロジェクトであることを大変誇りに思います。 MC大沢さんは本作では主演だけではなく、プロデューサーとしても参加しています。本作には、どのように携わられたのでしょうか。 大沢さん最初に企画が立ち上がった時に、松橋プロデューサーから「こういうものにトライできないか」と声をかけていただきました。この原作を知っている人から見れば、とても(実写化するには)ハードルの高い作品だと思います。スケールもありますし、もう一つには核の問題などタブーに真っ直ぐ切り込んでいく作品だということです。また、防衛省や海上自衛隊の協力を得ることができるのかという二つの大きな課題があるところからのスタートでした。「実現するのは難しいかな」と思いながらも、時間を掛けて、ゆっくり一つ一つ進めていきました。その中でAmazonさんや、ここにいる皆さんに協力していただいて、まずスケールが確保できて、そして防衛省、海上自衛隊の皆さんに「(「沈黙の艦隊」を実写映画化するのは)今だからこそ良いんじゃないか」「協力したい」と快い言葉をいただいたことで、プロジェクトが始動しました。自分がメインでやるところは、そこまで辿り着くことだったので、あとは俳優としての仕事をメインで行いました。この場に来ると「すごく長い道のりだったな」と思いつつも、今日はようやくスタートラインに立っているので、ワクワクドキドキしている最中です。 MC吉野監督に伺います。潜水艦映画という、エンタメ大作に挑戦された感想を教えてください。 吉野監督潜水艦の中というのは、窓が一つもなく、周りは真っ暗闇というかなり特殊な環境です。そういった中での非常にスリリングな物語になります。また地上でも同じように、非常にスリリングなやり取りが続いていくという原作を脚本化して、映画として「どのような形にしていこうか」と非常に悩みました。キャストの方々の熱いエネルギーにも背中を押され、そして、技術・CGのスタッフたちの中にも「これを形にしたい」という原作を愛している方々が非常に多かったということもあり、公開まで結びつけてくれたのかなと思っています。ぜひ多くの人に楽しんでもらいたいと思います。 MCかわぐち先生は、完成された作品をご覧になっていかがでしたでしょうか。感想を教えてください。 かわぐちさん漫画も映画も、登場人物や人間が生きていないと、その世界が嘘八百に見えてしまいます。そういう世界なんですね。海江田艦長を映画の中で観た時に、「海江田艦長が生きている」という力を感じました。そして彼が動くと、その周りの登場人物たちもみんな生き生きとしてくるんです。それは海江田艦長が、力を持って物語を引っ張っていき、皆さんが、この物語を生き生きと作り上げているんだと感じました。また本物の潜水艦が登場するという、本物の力、圧力のようなものを本作を観てひしひしと感じました。原作では物語の要素があちこちに散らばっているんですが、そういった枝葉をきちんとそぎ落として、テーマにピシッと焦点を合わせた演出をしている、監督の力にも感動しました。「自分の漫画の面白さを再確認させていただけた」という気持ちでいっぱいです。MC海江田を演じる大沢さんと、深町を演じる玉木さんをご覧になっていかがでしたでしょうか。 かわぐちさん漫画の原作では、「海江田艦長と深町艦長はライバル」ということしか描いていないんです。ライバルだから、彼らは角を突き合わせる(仲が悪くて、何かにつけて争っている)し、お互いを認め、お互いを許さないという関係になっているんだと説明をしています。でも、映画でそれを描くとなると「その関係はどういうところから生まれているのか」ということをきちんとストーリーで説明しないと、よく分からないものになってしまうんですね。本作を拝見してみると、「なぜ深町は海江田を追いかけるのか。なぜ許せないのか。なぜ認めるのか」ということが、きちんと説明されています。漫画とは違って、映画は二時間ぐらいの間に、きちんと観客の皆さんにも分かってもらえるようにすることが条件になりますが、そういったシナリオがきちんとできていたと思います。本作を観て、非常に「あ、そうだな」と納得しました。 MCご出演者の皆さんにも、撮影中のエピソードや役作りについて伺いたいと思います。まずは潜水艦<シーバット>の乗組員を演じた皆さんからお聞きします。大沢さんは、海江田という人物をどのように捉えて演じていましたか? 大沢さんシンプルに言ってしまうと、海江田は主人公なんですが、実はこの人はテロリストで、反旗を翻して、自分の理想を求めて走り出し、仲間を連れて謀反を起こしてしまうという人物です。先生の描かれた原作だと、(海江田は)すごく顔が凛々しくて、男っぽくて、骨っぽいんですが、残念ながら僕は結構真逆だったんですよね。(登壇者の皆さん&会場:笑) そういった中で今の時代、今にしかできない映画作りや映画の構造の中で主人公を演じることができないかと思い、自分なりの解釈を新しく入れながら、演じました。 MC映画を拝見したところ、海江田という主人公は、必ずしも正義の味方、スーパーヒーローではないと感じました。 大沢さんおっしゃる通りですね。映画では「主人公が成長していく」というのが、多くの物語のベースになっていると思うんですが、この作品はとても面白くて、全く新しいものになっています。主人公の成長物語というよりも、玉木くんが演じた深町や、江口くんが演じた海原など、周りの人々みんなが実は主人公なんです。海江田が事件を巻き起こして、周りのみんながどんどん「これはどうする」「日本はどうする」と解決していこうとする中で成長していくんです。これは新しい構造の映画だなと思っています。僕が演じる海江田は、事件を引き起こしていきます。そしてここにいるみんなが主人公であり、みんなが成長していく様を描いている映画だと思っているので、バタフライエフェクト(非常に小さな出来事が予想もしていなかったような大きな出来事につながること)のようにみんなに影響していくという、そういったみんなの姿が見どころだと思っています。 MC玉木さんとの共演はいかがでしたか? 大沢さん(玉木さんとは)乗っている艦が違うんですね。僕は<シーバット>、玉木くんは<たつなみ>という艦に乗っています。ほとんど一緒にならないので、撮影は一日だけしか一緒になりませんでした。一日だけ、声のみで会話をするシーンがあったんです。そういった場合、通常はスタッフがやったり、録音で対応するんですが、玉木くんに呼び出されまして…(笑)。玉木さん呼び出してはいないんですが(笑)、来ていただきました。 大沢さんそこで<たつなみ>チームを見た時に、みんな本当に集中していたし、「潜水艦乗りのような顔付きだ」と思えるすごく厳しい顔をしていました。我々の部隊も頑張らなきゃなと思わせてくれました。 玉木さん(オファーをいただいて)大沢さんと共演できるんだなと思いながらも、潜水艦が違うと撮影では一緒にならないんですね。「今回どれくらいご一緒できるのかな」と思っていたところ、大沢さんがわざわざ足を運んでくださって、声のやり取りに付き合っていただきました。(録音ではなくて)大沢さんの生のお芝居で合わせていただくと、非常に緊迫感が上がりますし、それがきちんと画にも表れてくると思うんです。すごく助かりました。ありがとうございました。 大沢さんちなみに僕の声の時は、来てくれなかった(笑)。 玉木さん(笑)。スケジュールを全く把握できておりませんでした。すみません!(登壇者の皆さん&会場:笑) MC中村蒼さんにもお伺いします。今回、大沢さんと共演されていかがだったでしょうか。 中村蒼さん本当に素晴らしかったです。僕たちが乗っている<シーバット>は最先端の潜水艦なんですが、それを生かすも殺すも、僕たちのような潜水艦に乗っている人間です。だからこそ際立つ、海江田さんのすごみのようなものがあったと思います。僕たち乗組員は、そのすごみや海江田さんに魅了されて、相当な覚悟を持って<シーバット>に乗り込んでいるので、そういう気持ちに自然とさせてくれるような存在感を、大沢さんはめちゃくちゃ放っていました。僕たち乗組員は、自然と大沢さんの背中を見て役作りしていました。劇中では<シーバット>で一生懸命に任務をこなすんですが、みんなが「少しでも大沢さんに近づきたい」という気持ちで撮影していました。 MC潜水艦<たつなみ>のメンバーである玉木さん、水川さん、ユースケさんにお伺いします。オファーを受けた時の感想を教えてください。 玉木さん僕はこれまでも潜水艦ものを何作かやっていて、もちろんその大変さも分かりつつ、その面白さも分かっているので「すごく楽しみだな」と思ったことを覚えています。かわぐち先生の原作は30年ぐらい前のものではありますが、 今読んでも全く色褪せていない感じがします。今だからこそできる技術もあると思いますし、「今やることの意味を考えながら、撮影に臨もう」と思ったことを覚えています。 MC水川さん演じる速水は、女性乗組員となります。オファーを受けた時の感想をお聞かせください。 水川さん原作では、速水という役は男性なんです。今回の劇場版では、私が女性として演じるということになりました。女性の私が速水を演じるということで、「私の役割は何なのかな」と考えた時に、実際に今は艦隊員の中にも女性がすごく増えてきていると伺いました。副長という艦長の右腕として、すごく重要な立ち位置で女性が活躍するという、速水の覚悟や葛藤をしっかりと自分の中で感じることで、女性にも観ていただけるような目線を作れたら良いなと思って、撮影に臨みました。 MCユースケさんは、オファーを受けていかがでしたでしょうか。 ユースケさん「Amazonスタジオ、分かってるー!」と思いました。(登壇者の皆さん&会場:笑) 僕はもともと原作を読んでいたんですが、実写化する際にまさか自分が参加するなんて思っていなかったし、ソナーマンという役柄も演じたことはありませんでした。ただ僕も昔から潜水艦が主人公の映画というのは、海外のものも含めてよく観ていて、なんとなく馴染みがあったので、勝手に「やれる」と思っていました。今回本当に光栄でした。そしてうちの<たつなみ>にはあさみちゃんをはじめ二名の女性がいるんですが、それが良かったですね。(登壇者の皆さん&会場:笑)やっぱり(ジュディ・オングさんの楽曲「魅せられて」の歌詞を引き合いに出しながら)「女は海」とはよく言ったもので、<シーバット>の様子を映像で観ていると、全員男性なので「みんな大変そうだな」と思いました。ソナーチームにも一人女性がいますし、それだけで現場がちょっと和むので、緊張感もありながら、現場の雰囲気はとても良かったです。MC中村倫也さんは、吉野監督とタッグを重ねています。役どころや監督の印象を教えてください。 中村倫也さん役どころとしては、どこまで話して良いのかちょっと分からないんですが…(苦笑)。自分の役柄に起きるある出来事が、登場人物たちの行動に影響を与えるといった、 ある種のキーパーソンとなるようなキャラクターです。吉野監督とは三回目になります。ご本人は現場で「緊張している」「悩んでいる」とおっしゃっていたんですが、存在感や、監督としての説得力がどんどん増しているのを感じています。それは完成作を観た時に、なおさら感じました。こんなにもド正面から人や物を撮って、こんなにも説得力と重さと圧力を出せるってすごいことだなと思います。完成作を観て「監督には自信があったんだ」と思いました。画や音響がすごい作品などいろいろとあると思いますが、潜水艦って情報が少ないじゃないですか。本作は潜水艦を舞台として描かれる物語なので、外の景色がないんですよね。だけど完成した作品を観ると、すごく情報に溢れているんです。原作を元に作品を作りながら、なかなかそこまで潜水艦の中で起きる物語をしっかりと描くということは本当に難しいミッションじゃないかと思っていたんですが、見事にそれを成し遂げていたので、僕は鳥肌が立ったんです。また何かやる時は、呼んでください。(吉野監督の方を向きながら)これだけ褒めたのでお願いします。(登壇者の皆さん&会場:笑) 吉野監督元気が出ました! またよろしくお願いします。 MC日本政府のキャラクターを演じた皆さんは、演じる上でどういったことを意識していましたか? 江口さん撮影パートがすごく分かれていて、僕は最後の方の撮影で、もうお二人(大沢さん、玉木さん)の撮影は終わっていました。海の中の世界が描かれる中、官房長官を演じた僕は陸上にいるんですが、役作りのために今まで撮った映像や、これからCGをつける部分など、監督が丁寧にいろいろと観せてくれました。それを参考に自分の立ち位置を考えながら、やっていきました。海原は、こういう事件が起こった時に、揺れ動く国民の目線のような、動揺を表現する役だったように思います。決して強い男を演じたわけではなく、日常の幸せの裏にある、「何かがこれから起こりうるかもしれない」ということへのディフェンダー(攻撃から自陣を守る人)のような役です。またいろいろな資料を見せてもらったり、監督とやり取りする中で、「海江田はただの狂人ではないだろう」という憶測を持ちながら戦っていく、という役柄を作り上げていきました。すごく楽しく、安心して演じることができました。 夏川さん私は、閣僚の役をオファーしていただいたことが初めてでした。私には貫禄や説得力など、そういったものが欠けているので(苦笑)、「どうしたものか」と迷いましたが、そんな役をオファーされることはそうそうないことなので、「これから先、もうないかもしれない」と思ったら、「これはやっておかなければ」と自分でも楽しめるようになりました。皆さんとご一緒することで、一つ自分に何か得るものがあるように感じました。監督から撮影初日に話しかけていただいて、曽根崎の立場や派閥、総理大臣との距離感、他の政治家の方たちとの距離感など、曽根崎には曽根崎の立場があるんだという、曽根崎の役割に関して説明をいただきました。それからすごく演じやすくなったというか、その初日の話し合いがとても的を得ていたので、 私の中で「この監督と一緒にやっていくのは楽しそうだ」と思うことができました。 MC原作の連載から30年の時を経て、豪華なキャストの皆さんによって映画化されました。かわぐち先生は、キャスティングについてどのように感じていらっしゃいますか。 かわぐちさんこの漫画を描いたのは30年前なんですが、その当時は女性自衛官や閣僚の方はほとんどいなかったんですね。だから漫画の世界は、男性だけの社会で描いています。それから30年経って、昨日の試写で映画を観た時に、女性が活躍していました。「これは今なんだ。これは現代の物語である」とすごい力を持ってアピールできていました。良かったなと思いました。 MC最後に大沢さんから、ご挨拶をお願いいたします。 大沢さん改めまして、本日はご来場いただきありがとうございました。何度か言葉に出ていますが、「今だから」ということだと思っています。もちろんご存じかと思いますが、原作はかわぐち先生が30年前に描かれた漫画で、「それがなぜ今(実写化)なのか」というのは、自分でも不思議に思っています。実はこの話は二年前ぐらいから、準備を始めていました。当時は、うまくいくか、いかないかという感じもあったんですが、いろいろなご縁があってうまくいって、撮影が終了して、ようやく来月に公開となります。撮影当時には起きるとは思わなかった、ロシア、ウクライナ問題や、潜水艦の悲劇的な事故など、作品のテーマに関連することがいっぱい起きて、複雑な思いの中で、ようやく作品が完成しました。それもこれもタイミングを狙っていたわけでもなく、なぜかこのタイミングになったということは、作ったというよりも「作れ」と言われているのかなと思えてきます。防衛省の皆さん、海上自衛隊の皆さんからも「今だから、ぜひ協力したい」という言葉をいただき、30年前の当時「問題作だ」と話題になった作品が、30年の時を超えて2023年に映画として観ていただいても、おそらく議論を巻き起こすような問題作になるのではないかと思っています。ぜひ皆さんで議論していただきたいと思います。また僕も皆さんの議論を耳にしながら、これから先どのように自分が生きていけば良いのかと、この作品を通して、これからの人生においてもいろいろと参考にさせてもらいたいと思っています。もちろん大エンターテインメントなので、皆さんに楽しんでもらいたいのは前提なんですが、「今だからこそ」ということも思いながら観ると、より楽しんでいただけると思います。来月公開ですが、この後は完成披露もあります。そこで初めて一般の方のリアクションを聞けると思うので、ちょっとドキドキしていますが、ぜひ宣伝にご協力していただければと思います。本日はどうもありがとうございました。【完成披露舞台挨拶】■日本で初めて海上自衛隊、潜水艦部隊の映画撮影協力を得て、実際の潜水艦を使用しているという本作。会場に浜田靖一防衛大臣や、制服に身を包んだ海上自衛隊の方々も駆けつける中、舞台挨拶がスタートしました。 MC日本初の原子力潜水艦に核ミサイルを搭載し、反乱逃亡する海江田四郎役を演じられた、大沢たかおさんです。 大沢さん急に「逃亡した男」と紹介されるのも 不思議な感じです(笑)。実はこの作品は今週の月曜日に完成した出来たてホヤホヤなので、僕も月曜日に観たばかりです。一般の方に観ていただくのは、もちろん今日が初めてです。そういう意味ではドキドキと不安もたくさんありますが、今すごくワクワクした瞬間を感じております。 上映前の舞台挨拶も少し