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映画『少年と犬』祝!公開御礼舞台挨拶映画『少年と犬』公式サイトノワール小説の旗手として日本の文学界の先頭を走り続ける馳星周さんが2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部数55万部を突破している名作「少年と犬」(文春文庫)をベースに、実写化した映画『少年と犬』が3月20日に公開となりました。 4月1日には、本作の公開御礼挨拶が、TOHOシネマズ 日比谷にて実施され、主演の高橋文哉さん、西野七瀬さん、“多聞”役のジャーマンシェパードドッグのさくらが登壇し、感想コメントや、キャンペーンに寄せられた愛犬たちの写真が掲載されたパネルを見ながら、本作の撮影を振り返りました。 また、原作者である馳先生から高橋さんへのサプライズお手紙があり、さらに、さくらが瀬々監督からダブル主演を務めたお二人へのお手紙をステージまで持ってきてくれる一幕もあり、会場は温かい空気に包まれました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。祝!公開御礼舞台挨拶中垣和正役高橋文哉さん須貝美羽役西野七瀬さん高橋さん本日は上映後の舞台挨拶なので、本作の余韻が残るようなお話ができたらと思います。 西野さん今日で本作の宣伝活動も一区切りになるので、最後の舞台挨拶を楽しみたいと思います。 MC高橋さんと西野さんは、本作の宣伝活動で様々な番組に出演されていましたが、印象に残っている番組はありますか? 高橋さん僕は、「王様のブランチ」(TBS系列にて毎週土曜日9:30より放送)の生放送です。(多聞を演じたジャーマンシェパードドッグの)さくらと三人で生放送番組に出演するのは、緊張感がありました。さくらがいるので、何が起きるか分からないと思っていたのですが、現場の皆さんが「何でも対応します」という雰囲気で迎えてくれて、頼もしかったです。新鮮で楽しい撮影でした。あとは、「THE TIME」(TBS系列にて毎週月曜〜金曜日5:20より放送)ではシマエナガダンス(「シマエナガの歌~今日もいい日に~」に合わせて出演者と番組公式キャラクターのシマエナガちゃんが躍るダンス)も踊りましたね。 西野さんやりましたね。シマエナガダンスは、各自でダンスを覚えて、リハーサルなしで本番だったので、ちょっとドキドキしました。 高橋さん本番の前に「大丈夫ですかね?」「いけますかね?」と話していたんですが、僕は本番で振りを間違えました。 西野さん間違えたの? 高橋さん内緒ですよ。カメラに映っていないところで、大間違いをしました(笑)。 MC西野さんも様々な番組に出演されましたが、何か印象的に残っている番組はありますか? 西野さん電波ジャックは、怒涛の一日だったので印象に残っています。外で天気予報の撮影にも参加して、楽しかったです。 MC西野さんは、電波ジャックを楽しみにしていたとうかがいました。 西野さん電波ジャックに参加するのがとても久しぶりだったので、お祭りみたいな感覚で、楽しみにしていました。あと、「ひるおび」(TBS系列にて毎週月曜〜金曜日10:25より放送)では、カニをきれいに剝く方法をレクチャーしてもらいました。 高橋さんカニね! やりましたね。 西野さん私はカニをきれいに剝けなくて、二本とも失敗して、危うく食べられないところだったんです。でも、文哉くんがもう一本素早く剝いてくれて、二人で食べられました。 高橋さん生放送って感じがして、楽しかったですね。 高橋さん一緒にお仕事をしている人たちや、友だち、あとは友だちや僕の親の友だちも本作を観に行ってくれました。いろんな人から感想をもらって、皆さん「泣いた」って言っていました。僕の周りの犬好きの方たちにも、本作を勧めました。「正直に感想を教えてください」と聞いたんですが、皆さん「しんどいね~」って言っていました(笑)。 西野さん私も本作を観た方から「ずるい~」ってよく言われます(笑)。あと、母も観てくれたんですが、私が子どもの頃に、劇中の滋賀県のキャンプ場でキャンプをしたと言っていました。私は覚えていなかったので、撮影中には分からなかったんですが、親が覚えていて、すごい縁だなと感じました。 MC本作で、お二人はそれぞれ、和正そして美羽の関係をどのように考えて演技をされたのか教えてください。 高橋さんお互いに「今、和正はこう思っています」「美羽はこう思っています」ってお話をしたこともありましたね。出会いからラストにかけて関係性が目まぐるしく変わっていくので、そこをどういう風に表現するのか、すごく考えながら演じました。劇中では、言葉にもせず、体現もしていませんが、最終的にはお互いが間違いなくかけがえのない存在になるので、そこに向かって関係性を紡いでいくイメージでした。 西野さん「美羽が何をきっかけに和正に対する思いが変わったのか」を、ちゃんと段階を経て表現しないといけないと思いました。観ている方が、「あれ?いつの間に?」って、違和感を覚えないように意識しました。私は、台本に美羽の和正に対する信頼度みたいなものを、パーセントで書き込んで「ここのシーンでは何%ぐらいかな?」と決めて演じていました。 高橋さん例えば、どのあたりのシーンで数値を付けていたんですか? 西野さん一緒に歌うシーンは、大分信頼度は高かったと思います。 高橋さん70%くらい? 西野さんそうだったはずです。 高橋さんあれで70%だったんですね。僕は、あの時は240%くらいでした。(会場のお客さん:笑) 西野さん差があるのもまた良いですよね。 高橋さん僕は、病院のシーンでもう60~70%くらいでした(笑)。 西野さん和正よりは、ちょっと後を追っていく感じだったのかもしれないですね。 高橋さんテンションの違いも含め、特殊な関係性ではありますからね。 MC西野さん演じる美羽の方が勝手に素性を調べられて、警戒感もありますからね。 西野さんそうなんですよ。名前を調べられたり、家の写真とかも見られて、美羽にとっては不審者ですよ(笑)。 高橋さん皆さんも気を付けてくださいね。僕、すぐ調べますからね(笑)。(会場のお客さん:笑) 西野さん怖い(笑)。特定しちゃうんだね。 高橋さんすぐに特定しちゃいますよ(笑)。でも、僕はそれが和正の多聞に対する思いの強さだと思っているので、「和正は変なやつじゃないよ」って言いたいです。MCそして、西野さんは本作の公開特番で、原作者の馳星周先生にお話をうかがいに行かれたんですよね? 印象はいかがでしたか? 西野さんめちゃくちゃ愛犬家な方で、その日も愛犬のわんちゃんと一緒にいらっしゃいました。この作品の原作を作るにあたって、「人間にとって犬がどれだけ特別で大切な存在かを伝えたかった」と、おっしゃっていました。また劇中で、(柄本明さん演じる)片野弥一のセリフは、馳さんの思いでもあるとおっしゃっていました。そして、震災の被害に遭われた方々へ「『これからも忘れないし、忘れていません』というメッセージを届けたい」とおっしゃっていました。 MC直接お話をうかがうことができて良かったですね。高橋さんは、お会いできなくて残念でしたね。 高橋さんタイミングが合わず、残念です。 西野さんなので、今日は馳さんから文哉くんへお手紙を預かっております。 高橋さんえ! 僕に? うれしいです! ありがとうございます。 西野さんでは、代読させていただきます。高橋文哉 様 わたしは最近の芸能関係にすっかり疎いので、 高橋文哉という若い役者がどのような役者で、どのような作品でどのような役柄を演じているのか、まったく知りませんでした。 『少年と犬』の主演が高橋文哉に決まったと聞かされても、なんのことやら。 しかし、妻が教えてくれたのです。 バラエティ番組に出てる子だよ。 ああ、それで顔がわかりました。たまに、彼が出演する番組を見ることがあったのです。 だから、番組に出演しているときのイメージを胸に抱いて『少年と犬』を見ました。 驚きました。わたしがイメージしていたのとはまったく違う高橋文哉がそこにいました。 役者ってすげえなあ。 これからも成長して、どんどん上手くなって、もっともっといい役者になっていくのでしょう。 わたしは31歳でデビューしましたが、45歳をすぎてやっと、 小説を書くことを楽しめるようになりました。道を究めるというのはきっとそういうことなのです。 45歳の高橋文哉を、楽しみにしたいと思います。 馳星周■原作者の馳星周先生から高橋さんへのお手紙高橋さんありがたいお言葉ですね。小説や漫画が原作の作品に出演する中で、原作を描かれた先生がイメージする役を、自分がこの世で唯一存在させることができる権利をいただいたんだと思って、役者として大事にしながら演じています。本作の和正という役は、自分の中で和正像がしっかりできるまで、いろんな道のりがありましたが、その時々で原作の和正に助けてもらいました。原作で馳さんが作られた和正という人間を、僕の中でどういう風に嚙み砕いて、映像にしていけば良いのかを日々考えていました。そして、馳さんが僕のイメージを持って本作を観て、そのイメージを裏切ることができたのは、光栄だと思います。また、馳さんが作り上げる作品に出演できることがあれば、頑張りたいと思います。 MC馳先生は「45歳の高橋文哉を楽しみにしている」と、おっしゃっていましたね。 西野さんあと何年後ですか(笑)? 高橋さん21年後ですね。僕もどうなっているのか分かりません(笑)。今のお手紙で「楽しいと思うまでには時間がかかる、道を極めるとはそういうことだ」とおっしゃっていました。それを聞いて、仕事の中で楽しいだけでやっている訳じゃない部分も、「いつか純粋に楽しめる日が来るんだろうな」「もうすぐ分かってくるのかな」と思えて、一筋の光が見えた気がします。 MC馳先生お手紙ありがとうございました。そして西野さん、代読ありがとうございました。本日はお二人の背景に隠されたパネルがございます。こちらの除幕をお二人にしていただきたいと思います。 ■MCの「せーの!」という掛け声に合わせて、高橋さん、西野さんが幕を引きパネルが登場しました。MC本作への感想に加え、「私と犬キャンペーン」で皆さんに投稿いただいたワンちゃんのお写真をパネルでご用意しました。気になる写真や感想があれば教えてください。 高橋さんでっかい! いろんなワンちゃんがいますね。 西野さんかわいいですね。 高橋さん(パネルの写真をみて)うちの子に似ているワンちゃんがいますね(笑)。うちの親が投稿したんじゃないかと思うくらい似ています。 西野さん(パネルの写真をみて)この子すごい。寝顔かな? 白目をむいています(笑)。 高橋さんこの感想も良いですね。「まさか『ヘビーローテーション』を歌う西野七瀬を観られるとは思わなかった。それをだけで行く価値がある」僕もそう思います! 西野さんいやいや(笑)。ありがとうございます。 高橋さん台本を読んだ時は、「現場にいる僕の立場を考えてくれ」「僕はどんな顔をして隣で歌えば良いんだ」と思っていました。 西野さんめっちゃ良かったですよ。 高橋さん楽しかったですね。 MC西野さん、「ヘビーローテーション」を歌うことになっていかがでしたか? 西野さん2011年あたりにリリースされた曲の中で、他にもたくさん候補はあったんですが、たまたま選ばれたのが、AKB48さんの「ヘビーローテーション」だったんです。 高橋さん西野さんは何が合ってもキーを外さないでいてくれるので、僕がどんなに上下しても、歌自体がぐちゃぐちゃになることは絶対になかったです。なので、僕からすると、西野さんで良かったと思いました。 西野さん和正は歌があまり上手じゃない設定だったよね? 高橋さんそうですね。上下の幅が大きい歌い方でした。 西野さん気持ちで歌うタイプみたいな? 高橋さん「キーとか関係ねぇんだよ」みたいな(笑)。あの瞬間は恐らくいろんな思いがあったので、気持ち良く歌いたかったんだと思います。 MC西野さんは、気になる感想はありましたか? 西野さん(感想を見て)「何日経っても語りたくなる映画です」って、うれしいですね。観た後も余韻が残っているのはうれしいです。 高橋さんさくらに対する感想もありますね。「あなたの存在感で全部持っていかれましたわ。震災シーンも、犬さんの映画もトラウマだったのに、あなたが演じてくれたことで塗替えられた気がします、ありがとう、さくらさん。」これは、ぜひ飼い主の鈴木さんに聞かせてあげたいですね。ここだけ切り取って鈴木さんにあげたいです(笑)。僕も、さくらの持っている力は本当にあると思っています。「さくらが多聞を演じてくれて良かったな」と現場でずっと思い続けていました。こういう風にワンちゃんが出てくる作品は観られず、トラウマだったという人の垣根を超えられたのは、さくらの愛くるしさのおかげだと思います。西野さん友だちもそうなんですが、ワンちゃんが好きだからこそ、本作を観たい気持ちもありつつ、迷っている方が多いと思います。なので、この「塗替えられた気がします」という感想はうれしいですね。 MCパネルの真ん中にあります「『ここにいるよ』という言葉がずっと残っています」という感想も良いですね。 高橋さん「大切な人は必ずここにいる、とても考えさせられました」と書いてありますね。本作でも、核となるセリフだと思います。本作の中だけでなく、誰にでも通ずる言葉だと思っているので、こういった感想はうれしいですね。 ■ここで多聞役のジャーマンシェパードさくらが登場。 高橋さん(さくらが「ワン!ワン!」と吠える様子を見て)「今日は雨なので散歩に行けていない」と言っています(笑)。いつもより少し力が有り余っている感じがしますね。(さくらが首に掛けているものに気づいて)これは何ですか(笑)? 西野さん何ですかね(笑)? 見たことがないです。 MC手にとってみてください。 西野さん良いんですか? では、失礼します!(西野さんがさくらの首にかかっているものを外す)あ! お手紙です!MC実はもう一人、今度はお二人宛にお手紙を書いてくださった方がいます。本日は、それをさくらちゃんが届けてくれました。 高橋さんなるほど! (さくらに向かって)ありがとうね。 MCこちらのお手紙を高橋さんに代読をしていただきます。まずは、どなたからのお手紙か発表していただけますか。 高橋さん(手紙を開けて)瀬々監督からです! たくさん書いてくださっています。(さくらに向かって)さくらも一緒に聞くんだよ。それでは代読します!高橋文哉さま 西野七瀬さま 今日、僕は仕事でその場に伺えないのですが、二人には長期間にわたり、 そして、信じられない数の番組や取材で宣伝活動をしてもらいました。本当にお疲れさまでした。 思えばもう撮影から一年が経ちます。なんだかよく訳の分からない、つたない演出だったと思いますが、一生懸命聴いてもらって、これも感謝です。 高橋くんは最初、震災の被害を描いている映画ということで切実に対応しようとして生真面目な和正像を演じようとしていましたね。 それは無理もないのですが、僕が「もっと軽やかに」と結構無茶ぶりして、その言葉に少し戸惑っている印象を感じました。 「チャーミングに」とも言って、この言葉がどうも伝わってない気がして、自分のおっさん度合いに気づかされたりでした。 でもそれが、いつの間にか、こちらの真意をくみ取ってくれたみたいで、一見軽そうに見えるけど、その実、誠実な和正像を自分のモノにしてくれていました。 高橋君のそういう芝居の入念な取り組み方、一個一個を確実に積み上げて作り上げていく取り組み方、それが、すごく好ましく思えたのを覚えています。 一方、西野さんは、直感型と言いますか、その場所、その空間、あるいは相手の役者さんのお芝居、その都度、その環境に一気になじんでいくと言いますか、その場にピタッと収まっていく、ちょっと巫女的な感性の人だなあと驚いたのを覚えています。 特に美羽という役柄は撮影初日の殺傷シーンから始まり、心も体もハードな撮影の連続だったと思います。 それらの過酷なシーンの連続に、愚痴をこぼすこともなく、ただ、ひたむきに立ち向かってくれました。本当に感謝です。 そんな西野さんにとって、多聞を演じたさくらと、和正である高橋君は、本当に現実の守護天使だったのかも知れません。 一見、真逆の役者体である高橋くんと西野さんが演じるシーン、その化学反応もあって本当に微笑ましく、生きている人間の生を感じることが出来ました。 そして、後半見ることの出来る「見守る高橋君」のたたずまい、僕は大好きでした。 映画はやっぱり良いです。ですが、調子のいいことばかりじゃありません。 でも、たった一人でも自分たちの映画に心動かされた人がいるなら、好きだと言ってくれる人がいるなら、映画を作っていける。そう思ってやってきました。 二人にはどうか、これからもずっと映画に出続けてください。 そして、何より確実なのは、一年前、あの場所に、僕たちは確実にいて、高橋君と西野さんの生を、その姿を映画に収めることが出来た。あの場所に二人は確実にいた。 そう、誇って言える映画になっていると僕は思っています。二人には、ほんとう、ありがとうです。 最後にさくら、貴方は多聞でした。そして、今日、その場にいてくださった皆さん、ありがとうございます。 映画『少年と犬』の監督、瀬々敬久■瀬々監督から高橋さん、西野さんへサプライズのお手紙MC高橋さん、ありがとうございました。西野さん、いかがでしたか? 西野さん瀬々監督は、どの役者さんに対してもそうらしいんですが、撮影中に必要な会話以外はしないんです。現場でも「良かったよ」とかも一切なくて、ただただ「OK」が出て、次のシーンに移るという感じでした。だから、「本当に良かったのかな?」「大丈夫かな?」「瀬々さんどう思っているんだろう」って思ったりすることもあったので、こうしてしっかりと文章で伝えてくださって、すごくうれしかったです。 MC高橋さんはいかがですか。 高橋さん「チャーミング」「軽やか」っていう言葉が、瀬々さんのおっしゃる通り、正直僕にはあんまりピンと来ないまま、演じている時間がありました。和正のバックボーンや、関わるキャラクターも落ち着いている人が多いので、どうしても和正は(テンションが)落ちがちだなと、自分でも思っていたんです。瀬々さんが、一番近くで客観的に見ているから、その瀬々さんが思い描く和正像に近づけようと、僕が思っている和正像をもっとふわっとチャーミングに、軽やかにしながら、一緒に和正像を作り上げてもらいました。すごく素敵で、光栄な時間だったなと思います。 MC「これからもお二人は映画に出てくださいね」という、瀬々監督からのラブレターのようにも聞こえました。 高橋さんそう言ってもらえるとうれしいです。一つ認めてもらえたような気持ちです。「またご一緒させていただきたいな」と、改めて思いました。 西野さん私も本作でダブル主演をさせてもらって、すごく良い経験になりました。自分にとってめちゃくちゃ大事な作品になりました。これからまたどんな作品に出会えるのか、すごく楽しみです。 MC瀬々監督、サプライズのお手紙ありがとうございました。 ■フォトセッションでは、高橋さん、西野さんがパネルにサインをし、さくらはサインの代わりに手形を押しました。MC最後にお二人からメッセージをいただきたいと思います。 西野さん本作は、私にとってすごく大事な作品です。本作を通して、皆さんに何かを届けられたら、すごくうれしいです。そして、皆さんにとっても本作が良い出会いになっていたら、良いなと思います。二人と一頭でたくさんの宣伝活動ができたことも、すごく良い思い出になりました。本作は引き続き公開中ですので、ぜひ犬好きの方にもおすすめしてもらえたらと思います。今日は楽しい時間をありがとうございました。 高橋さん皆さん、今日は来ていただいて誠にありがとうございます。さくらも、頑張ってくれてありがとうございます。馳先生と、瀬々監督からお手紙をいただいて、すごく良い経験ができました。ありがたいお言葉もいただいて、役者としてこれからも頑張って行こうと思える作品に、この年で出会うことができました。(さくらが「ワン!ワン!」と吠える様子を見て)さくらとも、二人と一頭で宣伝活動を頑張って、さくらのマイクフォローや通訳もできるようになりました。すごく良い時間でした。本作で、多聞にとって少年・光くんがいるように、皆さんにとっても、この「少年と犬」という作品が光になったら良いなと思います。周りの大切な方と一緒に、また劇場にお越しいただければすごくうれしいです。改めて、本日はありがとうございました。
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「百花」大ヒット祈願イベント「百花」大ヒット祈願イベント「百花」公式サイト映画プロデューサー・脚本家として「告白」(2010年公開/主演:松たか子)「悪人」(2010年公開/出演:妻夫木聡 深津絵里 他)「君の名は。」(2016年公開/主演(声の出演):神木隆之介 上白石萌音)など多数の映画を製作してきた川村元気さん自身が監督・脚本を手掛け、自らの体験から生み出した小説を映像化した「百花」が、いよいよ9月9日より公開となります。8月23日には浅草寺伝法院で大ヒット祈願イベントが行われ、母子役としてW主演を務めた菅田将暉さんと原田美枝子さんが出席しました。都内最古の寺・浅草寺の本堂でヒットを祈願するとともに、国の重要文化財に指定され、普段は入ることのできない伝法院にて祈願報告会を実施しました。本作のタイトルにちなみ"百"日紅の前で母子ツーショットを披露した菅田さんと原田さんが、貴重なひとときとなったご祈祷の感想や、「もし本当の親子だったら...?」という質問に笑顔で回答したこの日の模様を、詳しくレポートします!大ヒット祈願イベント■菅田さんが原田さんの手を取りエスコートをして入場。葛西 泉役菅田将暉さん葛西百合子役原田美枝子さん菅田さん今日は素敵なヒット祈願をさせていただき、こんなに素敵な場所でいろいろとお話ができるのも楽しみです。原田さん浅草寺さんには何度かお参りに来ているんですが、今日のように本堂の中に入ってお祈りをしていただくのは初めてだったので、本当に気持ちの良い時間を過ごさせていただきました。MC今日は都内最古の寺・浅草寺の本堂で、大ヒット祈願をしていただきました。今の感想をお聞かせください。 菅田さんすごく気持ち良かったです。音や隙間を流れる風など、そういった物理的な気持ち良さももちろんあるんですが、じっと目を閉じて(ご祈祷を)聞いていると、すーっと溶けていくような感覚がありました。お祓いやヒット祈願って、やっぱりこちらも気が張るし、疲れたりもするものなんですが、今日は全然疲れなかったですね。癒された感じがしました。 原田さんきっとそれは、観音様の波動だと思います(菅田さんに笑顔を向ける)。本当に穏やかな、すごく静かな気持ちになる時間でした。 MC今いらっしゃる伝法院大書院の外には、きれいな百日紅の花が咲いていました。本作のタイトルは「百花」となりますが、改めて完成作をご覧になった感想を教えてください。 菅田さん(本作を)観た時は、ちょっと安心しました。撮影現場ではワンシーンワンカットで撮っていたりもしたので、チェックする間もなかったり、ワンシーン撮り終わったらヘトヘトになっていたりしたので...。「次どうしようか、次どうしようか」という感じで、振り返る作業がなかったこともあり、本作を観て安心しました。僕がいないシーンもたくさんあったので、そういった場面も、(完成作を)観て感動しました。原田さん私が試写を観たのは、昨年の暮れでした。まだ撮影が終わってから日が浅かったので、客観視が全然できませんでした。だから、もう少ししたらまた観てみたいと思っています。 MCワンシーンワンカットでの撮影も多かったとのことですが、撮影現場には独特な雰囲気がありましたか? 菅田さんそうですね、独特なのかなあ...。ドキュメンタリーチックに一台のカメラでずっと追いかけながら、カットをかけずに撮影をすることもありますが、またちょっと今回は違いましたね。やっぱりそれは、川村監督が持つムードなのかなと思います。 原田さん現場は大変でした(笑)。何秒間か集中するのと、3分間、5分間集中するのも全然違います。監督の求めていたものが、単に芝居を埋めていく作業というよりも、その奥の奥、さらに奥にある"香り"のようなもので、それを引き出すまでオッケーが出ないんです。最初は、「一体監督は何を撮りたいんだろう」と謎で(苦笑)...とても大変でしたが、「監督が奥にあるものを映し出そうとしているんだ」と感じてからは、だいぶ楽になりました。あ、楽にはなっていないですが(笑)。菅田さん信頼ができたという感じで? 原田さんそうそう! 信頼関係ができたんだと思います。 MC菅田さんにお伺いします。大先輩の原田さんとの共演で、学ばれたことはありましたか? 菅田さん贅沢な時間でした。こういったプロモーション活動で、撮影が終わって一年ぶりに原田さんにお会いして「菅田くんって、そんな人だったんだね」と言われた時に、現場での集中力は本当にすさまじかったんだと思いました。特に今回の役自体、のめりこまなければいけないような役で、本当に大変だったので、(こうやって話すことができて)プロモーションがあって良かったと思います。 迫力がありましたね。それはもちろん大先輩だからというのはあるかもしれませんが、きっと同世代でも「うわ!」とびっくりするような迫力というか、人間のパワーみたいなものをすごく感じました。 原田さん現場では、私は百合子として泉を見ていて、菅田さんは泉として百合子を見ているので、そこからほとんど一歩も出ていない感じだったんですよね。芝居が大変すぎて、普通の会話はほとんどなかったです。休憩だからといって「やあ、元気」みたいな、軽い会話ができるような状況ではなかったので...。 MCそれほど撮影は大変だったのですね。だからこそプロモーションで、改めてお互いの素顔を見ているわけですね。 原田さんそうなんです。だからこそ私は、「菅田さんは、みんなをギュッとまとめるような大きさのある人なんだな」とキャンペーンをやっている中で気づいたんです。なんか、「良い人だな」「良い子だな」って、息子のように言ってしまいますが(笑)、「この人と仕事ができて良かった」と思ったんです。すみません、一年経って最近、気がついたんです(笑)。 菅田さん「良い人」と言ってもらえて、良かったです(笑)。僕は(原田さんに対する印象は)そんなに変わっていないのかもしれません。舞台挨拶の発言一つにしても、インタビューの発言一つにしても、(原田さんには)言葉の強さみたいなものがあるんです。それと、現場での監督に対する言葉の強さはやっぱり変わらないと感じています。責任を持って、一つ一つの行動を起こしている姿は、後輩としてはシビれるものがありました。現場で一番シビれていたのは、監督だと思います。ビリビリになっていたと思います(笑)。良い緊張感がありました。 MC今日は浅草に来ていますので、浅草の思い出がありましたら教えてください。 菅田さん僕は高校二年生で上京したので、夏休みになると、地元の高校の友達とかが会いに来てくれて、「わー、渋谷だ!」「新宿だ!」「浅草だ!」と、遊びに来た思い出があります。 MC先ほど、原田さんは浅草寺にお参りに来たことがあるとお話されていました。 原田さん子供の頃に、父に花やしきに連れて行ってもらったんですが、なぜだか花やしきが怖すぎて(笑)。ものすごく小さかったので、「花やしき」という言葉を聞くだけで、怖い気がしていました(笑)。大人になってから浅草寺に来るようになって、空気や、気が良いところだと感じています。 MC浅草は、親子で行きたい観光地としても人気です。もしもの話ですが「菅田さんのお母さんが、原田さんだったとしたら...」と想像してみてください。 菅田さん「おかん」って呼べるかなあ...。原田さん(笑)。 MC原田さんも、「もし菅田さんが息子だったら...」と想像してみてください。 原田さん良いですね。「長男!」っていう感じがするよね。お兄ちゃんって感じ。菅田さん恥ずかしい(笑)。 MC親子二人で出かけるとしたら、どこに行って、どんなことをしてみたいですか? 菅田さんさきほどチラッとお話していた時に、海外に行った思い出とかを聞かせていただいたんですが、原田さんは、「友人と車でいろいろなところをドライブして回った」とお話しされていたので、そういうのも良いですよね。僕、いくらでも運転します。 原田さん本当ですか! 菅田さんぜひサングラスとかかけて、スカーフを首に巻いた原田さんが、スポーツカーに乗って...。 原田さんオープンカーでね。 菅田さんオープンで(笑)、ヨーロッパの街をめぐる。すごくざっくりヨーロッパと言いましたが、...パリ! パリとか行きたいですね。 原田さんうれしいですね。ぜひ行きましょう。 菅田さん(サングラス&スカーフ姿の原田さんは)カッコ良さそうだなあ。 MC原田さんはいかがでしょうか。 原田さんどこに行こうかな...。もしも浅草だったら、夜に隅田川を船で渡る。橋がたくさんあって、きれいなんですよね。そして最後に、花火を見る。そういうのが楽しそうだと思います。 菅田さんうわー! 良いですね。この作品を経て、一緒に花火を見たら...。 原田さん涙、出ちゃうね。 菅田さん泣いちゃいますね。すごく良さそう。 MC本作の撮影でも実際に花火を上げたそうですね。きれいでしたか? 菅田さんすごかったですよね。 原田さん音と(花火の)近さ。その衝撃が、そのまま本作に映っています。 菅田さんそのままですね。きれいすぎるのでCGに見えるぐらいですよ。びっくりしましたね。しかも、撮影のためにセリフに合わせて(花火が上がるよう)花火師さんが調節をしてくださいました。お芝居をするフィールドとして、こんなに広いことはないというか...。なんだか地球全体で(花火を感じているようで)、本当に生きている感じがしました。原田さん前もってリハーサルをして、タイミングが合うように花火師さんにお願いをして、その通りにやってくださったんです。 菅田さん結局一日では撮りきれず、二日目もやってくださいました。 MC他に撮影現場で印象的だったことはありますか? 菅田さんやっぱり、(原田さんの)ピアノは印象的ですね。原田さんは、いまだにピアノを習われていると聞きました。 原田さんそうなんです。この作品でピアノが大好きになって、撮影中はそんなにうまく弾けるようにはならなかったんですが、(本作でピアノの指導をしてくれた)先生にそのまま教えていただいているんです。でも、菅田くんはめちゃくちゃピアノがうまいんですよ! びっくりしました。菅田さんいやいやいや、そんなことはないですが...。僕も、昔ピアノを習っていたので、(原田さんがピアノを弾くシーンは)すごく既視感のある景色でした。原田さんが現場のピアノで練習をされていたんですが、なんだかすごく落ち着くんですよね。良かったです。 MCお母さんがピアノを弾いているシーンは、本当に素敵でした。 菅田さん生音を使っていますからね。 原田さん使っているところも、あります。 菅田さん映画の撮影で、同録(画面撮影と同時に録音すること)で楽器の収録をするなんて、普通はないですからね。今回はプロのサウンドの中に、しっかり(原田さんの弾いたピアノの音が)混ざっているので、そこはぜひ観てほしいですね。 原田さんありがとうございます。本当にうれしいです。 MCでは最後に、本作を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いいたします。 原田さん川村監督は、今の時代に携帯も置いて、パソコンも閉じて、映画館に行って、映画館の暗闇の中で何時間かその物語と対面するということが、一番の贅沢な時間なのではないか、そうあってほしいと願いながら本作を作ったそうです。ぜひ映画館に足を運んでいただいて、この二人の親子の姿を、大きな画面を通して感じ取っていただけたらうれしいです。 菅田さん二年前、川村さんから「コロナ禍でずっと家にいる中、自分で書いたこの本を、菅田くんと一緒に映画として撮りたいんだ」と言っていただきました。勝手な使命感として、監督のもとで、これを一緒にやらなければと思っていました。撮影を経て、公開が近づき、今日はこんなに素敵なところで、穏やかな時間を過ごし、穏やかなトークができて、祈願もできて、すごく気持ちが良いです。ぜひ映画館に足を運んでいただけたらうれしいです。
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「ディア・ファミリー」完成披露試写会「ディア・ファミリー」公式サイト心臓に疾患を抱える娘のために、医療知識ゼロから医療機器開発に挑む父親と家族の奇跡の実話を映画化した「ディア・ファミリー」が6月14日に公開となります。 5月13日に、東京国際フォーラムにて完成披露試写会が開催されました。イベントには大泉洋さん、菅野美穂さん、福本莉子さん、川栄李奈さん、新井美羽さん、光石研さん、上杉柊平さん、松村北斗さん、そして本作の監督を務めた月川翔監督の豪華な9名が勢ぞろいしました。実話をベースにした本作に参加した感想や、撮影の裏側などを語りました。こちらの会見の模様をレポートいたします。完成披露試写会坪井宣政役大泉洋さん坪井陽子役菅野美穂さん坪井佳美役福本莉子さん坪井奈美役川栄李奈さん坪井寿美役新井美羽さん佐々木肇役上杉柊平さん富岡進役松村北斗さん石黒英二役光石研さん月川翔監督【完成披露試写会】大泉さん私はこんなに大きな会場で映画のイベントをやったことがないので、ちょっと驚きました。これはコンサートでございますね。しかも、Mrs. GREEN APPLEの曲がすごいから、僕のリサイタルみたいな気持ちで出てきちゃいました。(会場:笑)僕がMrs. GREEN APPLEの歌でも歌うのかなと思っちゃいました。これから多くの方に「ディア・ファミリー」を観ていただくということで、大変うれしく思っています。ある種とても重たいお話ですが、観終わった後には、とても勇気が生まれるというか、前に進もうと思える作品です。どうぞ安心して楽しんでいただければと思います。菅野さん皆さん、今日はお足元の悪い中ありがとうございます。本作は実話を基にして作られた作品です。坪井さんご家族の思い出をお借りしながら、一人でも多くの方にこの奇跡の実話をお届けしたいという思いで撮影をしました。今日、皆さんに本作を観ていただけることをとてもうれしく思います。 福本さん本日はお足元が悪い中、お越しいただき本当にありがとうございます。こんなにたくさんの方に、今日本作を観ていただけると思ってワクワクしています。キャストの皆さんと本作のお話をして、より良い時間を皆さんと一緒に過ごせたらと思っています。 新井さん本日はお足元の悪い中…。 大泉さんもうそれは良いんじゃない? 雨が降っているのはもう知っているんだし、君たちさっきから何回も何回も…。(会場:笑) 菅野さん今日は今年一番の雨らしいから、逆にそこに触れないのはね(笑)? 大泉さんもう良いでしょ。皆さん足元が悪いのは分かっているよ。何だか全員が、僕のせいみたいな顔しているし…。 新井さん(笑)。私は、今日皆さんに初めて本作を観ていただけるということで、すごく緊張もありますが、楽しみです。 観ていただく前に本作の魅力がたくさんお伝えできればと思います。 上杉さん本当に素晴らしい作品になっています。上映前なので、内容についてはなかなかお伝えできない部分があると思います。でも、本作を観終わった後に、誰かのことを思ったり、気持ちが大きく持てるような作品になっていると思います。そんな本作の魅力をお伝えできればと思っております。楽しんでいってください。 川栄さん本作は、本当に希望に満ちあふれていて、愛のあるとても優しくて温かい作品です。本作を皆さんに初めて観てもらえることを本当にうれしく思います。 今日は短い時間ですが、楽しんでいただけたらうれしいです。 松村さん今日のイベントを、この後本作を観る皆さんや、これから劇場で観ようと思っている皆さんにとって期待感が上がるような時間にできたらと思います。 光石さん本作は、スタッフ、キャストみんなが自信を持ってお届けできる作品になっております。短い時間ですが、どうぞよろしくお願いします。 月川監督この作品の企画が動き出したのは五年ほど前でした。ちょっと長い時間がかかったんですが、皆さんにお届けできる日が来て、とても喜ばしく思っております。 MCまずは、すでに本作をご覧になった方々から、様々な感想が届いておりますので、ご紹介いたします。娘の命を救おうと奔走した両親の真っ直ぐな姿と、それを応援する家族や研究者たちの温かさに心を打たれました。【感想1】これが実話であることに衝撃を受けました。映像化される意義のある作品だったと思う。【感想2】諦めない人間の強さを感じました。 現在大学院で研究を行っていますが、本気で取り組めていないことを実感しました。【感想3】MCキャストの皆さんも、実話であるこの物語と向き合い、完成した本作を一観客としてご覧になっていると思います。まずは完成した本作をご覧になった感想を、大泉さんいかがでしょうか。 大泉さん 撮っている時からとっても手応えのある作品でした。監督の手腕といいますか、どのシーンも愛情にあふれた作品になっていました。自分が出演した作品は、なかなか客観的には観られないんですが、それでも多くのシーンで、本当に胸が熱くなってしまいました。他人事ではいられない作品だと、改めて思いました。 菅野さん私も試写で観ました。大泉さんは、結構初めの方から涙されているのが背中から雰囲気で伝わってきました。私も、自分も演じた作品ではありますが、作品の持っている力があるというか、「辛い現実を乗り越えて、前を向いて進んでいこう」っていうエールをくれるような作品で、良い映画だなって思います。こういう風に素直に言えるのはなかなかないことです。ぜひ楽しみにご覧くださいと申し上げます。福本さん私は本を読んでいた時にも思ったんですが、実話とは思えないようなお話です。 本当に苦しい部分もありますが、観終わった後は本当に胸を張れるような、勇気をもらえる作品になっています。私が演じた佳美さん目線で言うと、本を読んだ時に「お父さんはこんなに頑張っていたんだ」って思ったんですが、映像で観たら、お父さんが奔走して、こんな風に思ってくれていたんだっていうのを、改めて感じることができました。MCさっき菅野さんもおっしゃっていましたが、大泉さんと菅野さんと福本さんは一緒に本作を観たんですか? 福本さんそうなんです。大泉さんが一番後ろで、真ん中が私でした。 菅野さん私は前の方でした。 大泉さん何となく「やっぱり泣くかもしれない」と思ったんですが、それを悟られたくないと思ったんでしょうね。それでも菅野さんに悟られていたっぽいです。 菅野さん気配はしました。 福本さん前後から結構すんすんって聞こえてきました(笑)。 MC大泉さんは、ご自分で演じているからストーリーが分かっているのに、どうしても胸が熱くなって泣いてしまうシーンが多々あったんですね。 大泉さんそうですね。これからご覧になる皆さんの前で感想を言ってもね。変にハードルが上がり過ぎると作品が楽しめないですよね。もう、始めましょう!MCまだまだですよ! 新井さんいかがでしたか? 新井さん人の強さ、 決心の強さ、言葉の強さをすごく感じました。人のために奔走する、愛の深い人たちや、親の偉大さというか、家族の愛の大きさをとても感じました。 上杉さんどんな時代でも、何かを変える人の動機って、「身近な人や手の届く人を幸せにしたい」っていう気持ちなんですよね。初めて感じた感覚ですが、それが広がってできた社会にいるんだなって思いました。本作が、そんな思いを伝える一つのきっかけになるんじゃないかってすごく思いました。だから、この思いがどんどん広がっていったら良いなと感じています。川栄さん私は、本作を観終わって、役者としてこの作品に出られて本当に良かったと心から思いました。そんな素敵な作品でした。 MC松村さんいかがでしょう。 松村さんやっぱり坪井家の皆さんのシーンが多いので、結構客観的に観れましたが、かなり感動しました。何か泣けたとか、感情が大きく動いたとかそういう消費的なものではなく、この後ずっと心に残るような、自分の財産になるような感動がすごくたくさん詰まった作品だなって感じましたね。 大泉さん坪井家じゃないから、ちょっと他人事のように観られたっていうこと?松村さん何て言葉が悪い…あなたは…。(会場:笑) テレビで見てもお会いしても言葉が悪い(笑)。(会場:笑) 大泉さん何かそういう感じじゃないですか? 坪井家じゃないからだいぶ客観的に観られたって…。 松村さんという言葉を、ドレスアップしてお届けしたんです! MC光石さんはいかがでしたか? 光石さんそうですね。坪井家の皆さんとはあんまり同じシーンがなかったので、僕も全然他人事のように観られたんですが…。(会場:笑) 大泉さん「全然他人事で観られた」はおかしいですよ(笑)。 光石さん坪井家の皆さんとは全然会わなかったんで…。僕は、大泉さんとしか絡んでいないんですよね。でも、脚本や原作を読んだ時には、本当に感動しました。ただ、こうやって自分が出演している作品を「どうだ!感動するだろ?」っていうのはものすごく照れくさいんですよ。でも、今回の作品に関しては、これ見よがしのカットがないっていうか、これ見よがしの芝居がないんです。僕は、大泉洋さんとは昔からお友だちで、まさか大泉洋に泣かされるとは思いませんでした。本当にそういう作品です。楽しんでください。大泉さん僕よりも先に光石さんが試写をご覧なったんです。ずいぶんと久々にメールが来ました。「まさか大泉さんのお芝居で泣く日が来るとは思いませんでしたよ。私の背中を追っていたあの青年が、こんな良いお芝居をするなんて。光石ファミリーの大泉洋がこんなに大きくなった。本当に僕はうれしい。」って来たんですよ。僕、彼の背中を追ったことなんてないんですよ。(会場:笑) MCファミリーなんですか? 大泉さんファミリーでもないです。何かこう…、光石さんはあれだけ素晴らしい作品を観た後にずっとふざけているんですよ。言いたくはないんですが、これだけ良い作品の撮影中もずっとふざけていましたよ。お会いするのが久々だったので、「あ、光石さん久しぶりですね」って言おうと思ったんです。でも、どこかの地方の大学か、劇団員みたいなキャラになり切って、「はい、光石です。どうぞよろしくお願いします。本当、精一杯やらしていただきます。どうぞよろしくお願いします」みたいに、何か緊張しているエキストラみたいな芝居をしてくるんですよ。こっちも役に入っているんですが、そう来たら何か構うしかないから「大丈夫?緊張しているんじゃないの?大丈夫、できる?」って言うと「はい、頑張ります。はい。」って…。こっちは役に入りたいのに、ずっとそういう小芝居を要求してくるんですよ。もう、構って光線が大変でした。MCでも、その背中を追っかけてきたと…。 大泉さんそんなことはないんですよ! 背中を追っかけたことはないんですよ!(会場:笑) よくそんなメールを送ってくるなって思いますよ。 MC監督、今キャストの皆さんがいろんな思いをおっしゃっていましたが、どうでしたか。 月川監督本当にうれしい感想をいただきました。僕としては、愛情に満ちた素敵な物語をお預かりしたので、それをただ精一杯作品として作って、多くの人の心に深く届くと良いなと思います。その手応えを感じている作品でもあります。上映前なので、あまり多くはお話しませんが、皆さんに届くとうれしく思います。 MC先ほどからお話に出ていますが、本作のモデルになった筒井一家に実際にお会いしたり、作家の清武さんによる緻密な取材の数々があったと思います。そして、先ほど「映像化すべき物語だ」と思ったという感想の方もいました。監督は、どういう思いでこの映像化すべき作品と向き合ってこられたんでしょうか。 月川監督概要だけ聞いて「そんな奇跡みたいなお話があるのかな」というところから、ご家族の中でどんなやり取りや、物語があったんだろうというところに興味を持ちました。知れば知るほど胸を打たれました。先ほど上杉さんも言っていましたが、「まずは身近な人を助けたい」という思いから始まって、今や世界で17万人の命を救う医療器具になっているということが事実だということに、僕はもう胸を打たれてしまいました。それをたくさんの人に、伝えたいという思いでした。MCでは、ここで大泉さん、菅野さん、福本さん、川栄さん、新井さんの坪井家の皆さんにうかがいます。先日、家族決起会見というマスコミの皆さんに向けた会見を行いました。その時、控え室から本当のご家族のようなチームワークの良さを感じました。撮影初日から家族写真のシーンを撮られたんですよね? 最初から何となく家族のような繋がりを感じられたんですか? 菅野さん初日どうでした? 緊張しましたよね? 川栄さんでも、このファミリーはお母さんとお父さんがすごく盛り上げてくれるので、私たちはそれについていくという形でやっていました。福本さん初日とは思えないぐらいにスッと輪に入れたのは、本当にお二人(大泉さんと菅野さん)のおかげかなって思います。 大泉さんお母さんのおかげですから。 菅野さんいやいや、お父さんのおかげよ。 大泉さんいやいや、母さんのおかげだよ。 菅野さんあなた、良いのよ。 MCどこでもコントを始めますね。先ほどから、このお話は実話ですと何度も申し上げておりますが、この物語を少しでも多くの方々に届けたいという思いがキャストの皆さんの中にもあったと思います。坪井家の皆さんは、撮影中にこの方のこの行動が印象的だったというのはありましたか? 菅野さん豊橋での撮影の時、大きな部屋でみんなそれぞれが支度をするって感じだったんです。その部屋で、大泉さんが正座でちょこんと座って、福本さんとお話をしていたのを思い出します。大泉さんって結構大柄だと思っていたんですが、あの時は福本さんより小さく見えて…。 大泉さん(爆笑)。何のエピソード? 菅野さんもっと良いエピソードが良かったですか? 大泉さんそれは、僕が小さく見えたってエピソードですか?私はね、やっぱり同じ豊橋で、菅野さんが持ってきたスイーツが良かったですね。名古屋でめっちゃ並んで買うお菓子なんですが、それをものすごい数買ってきてくれたんですよ。 菅野さん空き時間だったから、やることがなくて。 大泉さんあれはびっくりしましたよ。菅野さんも並んだんでしょ。 菅野さん並びました。 大泉さんマネージャーさんとメイクさんとかで手分けしていろんなところに並んで買ってきてくれたんですよ。美味しかったわ。 MCそのエピソードもさっきとそんなに変わらないですよ(笑)。 菅野さん本作に関する良いエピソードが良いんですよね。 川栄さんよんちゃん(佳美)がちょっと弱っていくシーンで、菅野さんが段取りの時から本当に涙を流されていました。本番の撮影って何回かやるのに、同じように涙を流していたのがすごく印象的でした。 菅野さんありがとうございます。そういうエピソードですよね? (大泉さんに向かって)年下に助けられていちゃダメじゃない。 大泉さん光石研が、現場で、ずっとふざけているんです。松村くんが、何かの番組で見た時に「僕は役者として参加する時は、現場には地味な格好で行くようにしているんです」とか言っているのを見たんですよ。僕の現場にはめちゃめちゃハイブランドを着てきていました。(会場:笑) 松村さんそんなことないでしょ! 菅野さん何かアロハシャツみたいの着ていたよね。 大泉さん何かの番組で言っていたよな? 現場になるべく…。 松村さんそうですそうです。俳優じゃないので、畑違いの場所に入るから、少しでもハードルを下げようと思っているんです。だから、ものすごく安い服を着ていくっていう話をしました。大泉さんいや、ばりっばりのハイブランドを着ていましたよ。 松村さん着ていないですよ(笑)。大泉さんにとってのハイブランドって、いくらからなんですか?(会場:笑) 大泉さんお前、随分と失礼なこと言うな(笑)! 「僕にしてみたらそんなに高くないですが、大泉さんにしたら高いんですか」みたいなこと言って、余計にいやらしいよ(会場:笑)。 松村さん無地のスウェットですよ、毎日。 大泉さんいやいやいやいや、違いました! (松村さんの服を)「めっちゃかわいいな」と思って見ていたんですよ、そしたら…ああ~ああ~、みたいな。 松村さんいやいや、もう靴下なんか穴だらけ。(会場:笑) 大泉さん靴下は穴が開いていても良いですが、全然言っていることと本当は違います。何か良い顔して他の番組であんなこと言っているのを見て、「ばりっばりにハイブランド着ていたやんけ」って思っていました。「やっぱりSixTONESで儲かるんだな」って思って見ていましたよ。 菅野さん(たしなめるように)大泉さん、ふざけている。MC「ディア・ファミリー」に繋がっていくような良い話をしてくださいよ。 大泉さん本当にもう本作を観てもらいましょうよ。観る前になんかもう…、どんだけみんなで真面目にやってもちゃんちゃらおかしくなっちゃう。 MC上杉さんにもお話を聞きたいです。 大泉さん彼はさっきから良いことを言う。あなたの話はすごく良い。上杉さんどうだった? 撮影中にどんな僕の良い話があった? 上杉さん僕は、基本的に、ご家族と離れて研究先にいるから、家族が見られない大泉さんの姿をずっと見ていたんです。でも、光石さんとずっとふざけていました。 MCやっぱり! 光石さんが一方的にふざけているとおっしゃっていましたが…。 上杉さん僕、すっごく覚えています。大泉さんが、光石さんに「あなた大御所なんですからもっとドシっとしなさい」とおっしゃるんですが、光石さんもずっとふざけているし、大泉さんも一緒になってコントをしていました。(監督が)「よーい」って言うぐらいまでずっとやっていましたからね。 菅野さん悪い先輩~(笑)。 大泉さん光石さんはおかしいですよ。このキャリアでこんなにふざけている人。 MC松村さんは、この作品において、ある方と共演したことで、「これで役者としての夢が叶った」とおっしゃっていました。それが誰かを改めてうかがってもよろしいですか? 松村さん作品と全く関係ない僕の話で大丈夫ですか? 僕は、昔から大泉洋さんが大好きで…。 大泉さん(ドヤ顔) 松村さん(会場:大きな拍手)…まあ、大泉さんは座長だから良いのか…。(大泉さんが会場の拍手に応える)大泉さんそれなのにですよ。「夢が叶った」とまで言える私と、これだけ良い役で共演をしておきながら、この男はちっとも宣伝をしません。やっと今日イベントに来ましたけれど…。 松村さん公開は6月14日ですから。 菅野さん現場で見ていましたが、すっごく大泉さんのことが好きな感じでした。 松村さんもちろん、もちろん。 菅野さん「水曜どうでしょう」のエピソードを事細かに教えてくれた。 松村さん大泉さんのすごいところは、1エピソードを出すと、先回りして次のエピソードを話し出すっていう。 大泉さん(爆笑)。 松村さんどれだけご自分がご自分を好きでいるかっていう…。そこも含めて本当に好きな方です。 MC俳優としてではなく、そういうところが好きだという。 松村さん入口がバラエティとか、人柄の方だったので。でも、本当にこれは冗談抜きで芸能界の中で一番憧れているし、尊敬している方です。 大泉さんでも、今日あんまり君は僕の株を、今のところ上げていないからね。上がるようなことを言ってくれないと…。撮影中あっただろ。 松村さんありますよ。もちろん俳優として素晴らしいことは、国民が知っていることじゃないですか。だから、裏の座長としての顔をお話します。座長として、どれだけこの組を引っ張っていくのかっていう話なんですが…。 大泉さん(松村さんの言葉に何度も大きくうなずく) 松村さんすごく気の利く方で、ある時、卵サンドを買ってきてみんなに振る舞ってくれたんですよ。それがちょうど、ちょっと雨で待ちみたいな時で…。 大泉さん雨の話はいらないよ。 松村さん(大泉さんに向かって)しょうがないじゃないですか、雨を降らすから。(会場:笑) 右に行けばこっちが雨、別の場所に行けばこっちが雨っていう方ですからね。その雨でちょっと待っているタイミングで卵サンドを差し入れてくれたんです。でも、メイクさんはちょっとメイク直したいなっていうタイミングだったりして、誰も(卵サンドに)手を伸ばさなかったです。そしたら、(大泉さんが)「そんなのは良いから、一回これを食え」と、みんなに卵サンドを分け与えたんです。みんなでいざ食べてみると「おいしいね」ということで、気持ちがこう…一丸となったという一夜がありました。 大泉さんそれだと、ちょっと押し付けがましそうに映ったね。仕事をしようとしている人に対して、「良いから僕の買ってきた卵サンドを食え!」と言っている人にちょっと見えたね。 松村さんそうか…。(悔しそうに) 大泉さん(爆笑)。彼が僕のファンだということは、あんまりプラスにならないな。僕の良いところがあまりにもマニアック過ぎて伝わらなかったんですよ。 MC光石さんは、カテーテル治療が、ご自身の近いところにあるというお話をうかがったんですが…。 光石さん真面目な話なんですが、カテーテルをやったことあるんですよ。大泉さんカテーテルの役をやったっていうことですか?(会場:笑) 菅野さん真面目な話って言っていたよ。 大泉さん(カテーテル役の演技をする) 光石さんそんなこと思った人は誰もいないし。(カテーテルの役をしながら)やれないですよ、こんなの(笑)。 大泉さん何でもやるから、…松重豊さんが(カテーテルを)入れたのかと思ったよ。それで、(ご自身が)カテーテルをしたんですか。 光石さんしたことはあるよ。動脈瘤だったかな…カテーテルを入れて検査をして、幸い治療までいかなくて良かったです。そしたら、一昨年父が動脈解離になって、カテーテルをやりました。「カテーテル親子」ということでやらせていただきました。 MCだからこそ、まさに本作を観て、皆さんが頑張って作り上げてきたというのを知ったということですね。 光石さんそうです。こういう話があったのかと、初めて知りました。 大泉さんでも、光石さんの役的には、それを阻む役でしたもんね。 光石さんええ、まあ。 大泉さんそういう男ですよ。 MCごめんなさい。たっぷりしゃべっていただいたら、時間をオーバーしてしまいました。 大泉さん上映しようって何度も言っただろ。 ■フォトセッション。 MCでは、これから本作をご覧になる皆さんに一言いただいてもよろしいでしょう。 大泉さん本作をこれから観る皆さんにする舞台挨拶ではなかったと、今も袖でけんけんがくがくと揉めておりました。(会場:笑) 「全く何を話してんだか分からない」「良いことを一つも言わねえな」などと揉めておりました。これから観ていただく作品はですね、そういうくだらない役者の作品ではございません。大変素晴らしい、実話の物語でございます。どうぞ皆さん、一度先ほどの舞台挨拶を全て忘れて、まっさらな気持ちで観ていただければと思っております。そして、何か感じるものがあれば、多くの方に伝えていただきたいと思っております。今一度、今日の舞台挨拶を全て忘れて、本作をお楽しみください。よろしくお願いいたします。【上映終了後舞台挨拶】■エンドロール後、スクリーンが上がり登壇者の皆さんがサプライズで登場しました。大泉さん観ていただきありがとうございました。一度にこれだけ多くの方に作品を観てもらうことは初めての経験です。私自身、感動しています。観ていただけたら分かりますように、本作は大切な子供を亡くした家族の話ではなく、自分以外の誰かのために何ができるかという作品だと思います。少しでも多くの方に観てもらいたいので、本作を観て良かったと思う方は、多くの方にそれを伝えてください。本当に悲しいだけの作品ではなく、すごく元気になれる、人のために何か頑張りたいと思える作品だと思います。どうぞ「ディア・ファミリー」のことをよろしくお願いいたします。菅野さん観ていただいたお客さんの前に再び顔を見せるのは初めての経験です。皆さんからの温かい拍手を直に聞くことができて、こんなに幸せなことはないと
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(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 大森さんみんなで作ってきたものがいろいろ詰まっているからね。 菊池さんそうそう。夜の校舎でみんなで文化祭の準備をしていた時間が、良かったなみたいな。…あれ? 僕、何か良いこと言っています? (会場のお客さん:笑) 大森さんそうでもないけどね(笑)。(会場のお客さん:笑) でも、分かるよ。 菊池さんそんな気分ですね。でも、何よりもうれしいです。 MC大森さんと菊池さんは、本作の真相に迫るYouTubeチャンネル「#真相の部屋」を始動させたり、宣伝活動もあったりと、二人で過ごす時間が多かったと思います。 大森さんやっとナチュラルに会話ができるようになって、今は仲良くさせてもらっています。 菊池さんそうだね。「#真相の部屋」の「#1【W主演】大森×菊池YouTubeチャンネル始動!」の動画は、お互いに人見知りをしていて、ひどいよね(笑)。 中条さんひどかった(笑)! 大森さんあれ、照れるよね! 菊池さんあの距離感はちょっと照れるね。 大森さんお互い人見知りだからね。 菊池さんそうそう。 大森さんあれが精一杯だったんです。お互いに頑張りました! 菊池さん頑張りました! 大森さんだからこそ、宣伝活動に終わりが見えてきて、少し寂しいんですよね。 MC中条さんは、撮影時からお二人の関係性を見てきたと思います。お二人の距離感に変化はありましたか? 中条さん私は、お母さんのような目で二人を見ていました(笑)。最初は距離があった二人が、今はこんなに仲良くなったなんて…もう、涙が出ちゃう…。(涙を拭うふりをして、会場のお客さん:笑) 菊池さんこの人、マジでふざけています。(会場のお客さん:笑) 良い加減にしてください。 大森さんいつもこうですね。 菊池さんいつもふざけていますからね。 中条さん(先ほどの菊池さんの発言を引き合いに出して)文化祭? 遠足? どっちだっけ? 菊池さん文化祭だね。(会場のお客さん:笑) 中条さん文化祭、みんなで盛り上げていこう! (拳を挙げて)エイエイオー! (会場のお客さん:笑&拍手) 菊池さん頼もしいようでもあり、怖くもありますね(笑)。(会場のお客さん:笑) (盛り上げ役を買って出てくれた中条さんに対して)ありがとうございます。 MC岡山さんは、静かに皆さんのお話を聞いていらっしゃいますね。 菊池さん今、聞いてすらいなかった可能性もありますよ! (突然話を振られたことに)ビクッとなっていたから! 大森さん逃がさないからね! 岡山さん(MCの発言に対してタジタジとなりながら、)まさに、そうだと思います。(会場のお客さん:笑) MC本作をご覧になったお客さんからは、「衝撃的だった」「ハラハラ、ゾクゾクした」「泣いた」など、たくさんの感想が届いています。皆さんの元にも、本作をご覧になった方からの反響が届いていますか? 大森さん本作のタイトルにハッシュタグが付いているので、そういう意味でも感想を目にしやすいですね。僕のところにも朝から感想が届いています。 MC印象的だった感想はありましたか? 大森さんいろいろな方々が、それぞれ違った感想を述べていることが、印象的です。観る方によって作品の感想が変わる、不思議な作用のある作品だなと、強く感じました。 菊池さんいろいろな感想を見て、何度も楽しめる作品だと思いました。本作をご覧になった方がSNSに感想を投稿する時は、「##真相をお話しします」と、タイトルの前にハッシュタグをつけるんでしょうか? 大森さんしない、しない。 菊池さんタイトルのまま行くんだ。じゃあ、僕も裏アカではそうしようと思います。(会場のお客さん:笑) 大森さんどういうことなの(笑)? 菊池さん感想を真面目に投稿したいと思います。(大森さん:笑)MC中条さんの元にも、感想は届いていますか? 中条さん私も朝から皆さんの感想を見ていたんですが、「もう一回観たい」「結末が分かってから、もう一度観たい」という方がいました。他にも、「結末についてみんなで話したい」「一緒に話したい」と言ってくれている方も見かけて、とても良いことだなと思いました。みんなでいろいろな意見を述べるべき、価値観を共有すべき作品だと思うので、皆さんどんどん感想を話してもらえたらうれしいです。 岡山さん僕はSNSをやっていないので、会ったことのない人の感想を知ることができないんです。でも、皆さんがおっしゃったように、観る人によって最後の印象が全く異なる作品だと思います。皆さんがどのように感じたのかが楽しみです。僕も早く感想が聞けるように、身内が早く観てくれることを祈ります。 豊島監督台本を作った時に、自分としても最後のシーンが一番面白かったので、「そこをどうやって成立させるか」に、かなり力を注ぎました。投稿されている感想の中で、「最後が良かった」という方も多かったので、ものすごく安心しています。 MC大森さんはどのような思いで鈴木役を演じたのかについて教えてください。 大森さん鈴木は本当に不思議な人です。一見、突飛に見えるんですが、いろいろなことを振り返って、僕の人生とも照らし合わせてみると、すごく人らしいなと思っています。ものすごく純粋で人懐っこいからこそ、いろいろなことに傷ついてきた人なんだろうなと思っています。演じる上では、まず鈴木と仲良くなるというか、鈴木を深く理解することを意識しました。 MCご自身との共通点や、一方で「ここは全然似ていないな」と感じるところはありますか? 大森さん僕は声を荒げたりはしません(笑)。鈴木は荒げますが、僕にはそういうところはないなと思いました。 豊島監督声を荒げるところは、元貴くんのアイデアです。台本にないことをやってもらいました。 大森さん僕は、鈴木はある種普通の人だと思っています。誰しも自分の感情をハンドリングして、コントロールすることって、そんなにできないじゃないですか。台本のままだと、鈴木という人間がすごく器用な人に映るような気がしたので、おこがましいんですが、「もっともっと鈴木に不器用なところがあっても良いんじゃないか」という提案をしました。僕と鈴木の似ているところは、人が好きなところだと思います。 MC菊池さんの演じた役どころは、観客の代弁者のような立場でもあるかもしれません。演じるにあたって、どのようなことを意識しましたか? 菊池さんもともとの桐山と、事件をきっかけに変わってしまった桐山で、二人いるイメージでした。どちらかというと事件の前の桐山は、作られた桐山、自分の中で、「自分はこうじゃなきゃいけない」と繕っているような気がしました。事件が起きた後に鈴木とちゃんと話している桐山が、実は本当の桐山なんだと思います。心が壊れてしまった分、本音が見えているような気がして、よりナチュラルな雰囲気を出せるように意識していました。MC中条さんと岡山さんが演じたのは、本作の真相の鍵を握る重要な役どころでもありました。心を動かされたシーンや驚いたシーンがあれば教えてください。 中条さん私は、子どもたちのシーンがすごく好きです。本作ではいろいろな事件が起きます。その中でも冒頭の子どもたちのシーンは、まだ何も知らない純粋な子どもたちの心がいかにきれいだったかというのが描かれていて、本当に良いシーンだと思います。本作では、子どもたちが成長していく中で「知ることの大切さ」を伝えているような気がしています。人の優しさを知ることによって、自分もより人に優しくできると思います。 大森さん子どもたちのシーンは、かわいくて癒されるよね。 中条さん(うなずきながら)本当にそうですね。 岡山さん僕は限られたパートしか現場にいなかったんですが、かなり印象に残ったのは伊藤英明さんの演じたキャラクターですね。カッコ良いのかキモいのか分からない、あの絶妙な感じは、英明さんにしか出せないと思いました。(会場のお客さん:笑) 今日ステージにいる皆さんもそうですが、いろいろなところで活躍されていて、キャラの濃い方たちが集まっています。僕が出演している作品ではありますが、僕の出ているシーン以外は、客観的に観てお客さんとして楽しんでいまいた。強いメッセージ性もありますが、そういった間口の広い楽しさみたいなものもあると思っています。すごく痛快でした。 MC本作の主題歌は、Mrs. GREEN APPLEが本作のために書き下ろした新曲「天国」です。こちらはまだリリース前ということで、今は本作のエンドロールが、唯一「天国」を聴ける場所となっています。大森さん、今の心境を教えてください。 大森さんこういった試みはあまりなかったので、ミセスとしてもドキドキです。「天国」を作るにあたって、お芝居とは全然違う角度で、また本作に向き合い直しました。誰が悪いとかではなくて、誰もが悪くて、みんなが贖罪を抱えている。そんなどうしようもないお粗末な生き物を、どうやったら愛していけるのか。そういったところに立ち返って、ミュージシャンとして書きました。この作品と共に、僕としても新しい側面と表現を世の中にお送りできることが、すごく感慨深いです。とにかくうれしい気持ちでいっぱいです。 MC菊池さんは、撮影時からこの曲を聴いていたそうですね。 菊池さん大森くんの怖いところは、撮影期間中に「撮休があったから作っちゃった」って曲を作っちゃうんですよ。「余り物があったからラーメン作っちゃった」みたいな。(大森さん&会場のお客さん:笑) しかも、デモの段階からクオリティがめちゃくちゃ高かったんです。(岡山さんに向かって)聴かせてもらったでしょう? 岡山さんそうですね、一緒に聴ききました。 菊池さん一つのイヤホンを共有して聴いたんです。あれは好きになっちゃうよね。(大森さん&会場のお客さん:笑) めちゃくちゃ良い曲だし、デモの段階からカッコ良くて、壮大な曲でした。役に入り込もうという意識があるから、自分の役や物語と曲がリンクするんです。僕は、あの曲好きですね。 大森さんありがとう。照れる。(会場のお客さん:笑) 菊池さん照れるよねえ(笑)。 MC様々なフィールドで活躍されている方々が顔を揃えた本作は、映画化の発表時から大きな反響がありました。監督、このすばらしい俳優の皆さんとご一緒した感想を教えてください。 豊島監督今日登壇している四人は、実はずっと一緒に芝居をしていたんです。風磨くんたちが警備員室で観ている映像も、中条さんと天音くんはその場にいて、リモートで繋いで演じてもらったんです。異種格闘技戦と言いますか、皆さんそれぞれ出自が全然違いますよね。元貴くんはミュージシャン、中条さんはすでに女優歴の方が長いかもしれませんが、ファッションモデルでもあります。そして風磨くんが、アイドルでしょう? 菊池さんめちゃくちゃアイドルです。(会場のお客さん:笑) 豊島監督めちゃくちゃアイドルですね(笑)。そして天音くんは、「中学生日記」(NHKにて1972年から2012年放送)出身の生粋の俳優です。住んでいる惑星が違う人たちが、同じ空間に集まって芝居をして、皆さんがちょっとずつ影響し合う感じがすごく面白かったです。あまりないことだと思います。MC劇中では、菊池さん演じる桐山。そして観客に向けて、ある究極の二択が提示されます。皆さんにとってこれまでに直面した一番の「究極の選択」について教えてください。 岡山さん僕は最近、引っ越しをしたんです。 菊池さんえ、どこどこ? (会場のお客さん:笑) 岡山さん言えるか! 別に言っても良いですけどね(笑)。久々の引越しだったので、部屋をバキバキにオシャレにしようと思って、手始めに四角いフロアマットを、床に敷こうと思ったんです。もともと引っ越す前から、買っておいたんですが、大変だからなかなか手をつけていなかったんです。でも、ある時に「やろう」と思って、夜10時からやり出したんです。家具を一度全部どけて、…朝10時までかかりました。「今、やるぞ」と夜10時に思ったのは、究極の選択でした。 中条さん怖い。(会場のお客さん:笑) 菊池さん衝動的で何か怖いな。(会場のお客さん:笑) 岡山さん(菊池風磨さんが出演しているYouTubeチャンネル)「よにのちゃんねる」を観ながら作業しました。(会場のお客さん:笑) 菊池さん「よにのちゃんねる」を観ながらやったんですか?岡山さんはい。作業が終わった朝10時頃には、もうすべて観終わりました。 菊池さんだいぶ観ましたね。 岡山さん関連作品で別のものもいろいろと観ましたよ。 菊池さんヤバいね。それでフロアマットはうまくいったんですか? 岡山さんうまく貼れずにずれちゃって、下のフローリングが見えています。あれ、難しいですね。 菊池さん何なんだ、この人。(会場のお客さん:笑) 岡山さんずれちゃっているから、また夜10時に貼り直すかもしれないです。 菊池さんもっと早い時間からやってくれよ。何でキックオフが夜10時と決まっているんですか? 岡山さん一番モチベが上がる時間なんですよ。 中条さん私は、本作にクランクインする直前に起きた出来事です。電動自転車で、街を爽快にひゃーっと走っていたんですが、ちょっとした段差を見逃して、車輪がガラガラガラと絡まってしまったんです。これはコケるなと思った瞬間に、全てがスローモーションになったんです。そこで「これは手から行くべきなのか?はたまたどこなんだ?」と究極の選択をしました。 菊池さんどう落ちれば良いのかと? 中条さんそうです。ちょうどその頃オリンピックが開催されていて、柔道を観ていたので、「いつも受け身はどうしていたっけ?」と考えて、「肩だ!」と思ったんです。なので、肩から着地したら折れないだろうと思って、肩から着地したので、肩だけの傷で済みました。(満面の笑みで)成功です! 菊池さんいやいやいや、とんでもない傷を作っていましたよ。 中条さんその傷があるまま、本作の撮影に入ったんです。 菊池さんあれは、ちょっと引いたもん。(中条さん:笑) 豊島監督だから、あの(ヨガ教室経営者役の)傷は、メイクじゃないんですよ。実際に自転車に乗ってできた傷です。 中条さん傷を生かして、コスパも良く済みました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 菊池さん(岡山さん、中条さんに向かって)この人たち何しているんだよ。怖いよ。(会場のお客さん:笑) 中条さんあれは究極の選択でしたね。 MC大森さんはそのお話を聞いた時に、どう思いましたか? 大森さん「プロだ!」と思いました。(会場のお客さん:笑) 中条さんありがとうございます。 菊池さん何でよ? プロはイン前に転ばないのよ。 大森さん肩から転ぶって見たことないですけれどね。どんな角度でどうなったら、そうなるのか…。 中条さん柔道のおかげですね。菊池さんいやいや、柔道の人も推奨してないのよ。 中条さんぜひ皆さんも肩から。(会場のお客さん:笑) 菊池さん変なことばかり言わないでください。(会場のお客さん:笑) MCでは菊池さんの究極の二択について教えてください。 菊池さん昨日、大森くんがやっていたインスタライブにあやみちゃんも一緒にゲリラで参加して、三人で軽くしゃべったんです。その時に、あやみちゃんが「サウナに行こうかな」と言っていたのが頭に残っていて、夜中にサウナに行きたくなっちゃったんです。今日は電波ジャックで、朝からTBSの番組に出演するために5時半には起きなきゃいけなかったんですが、昨日は家に帰ってきたのが1時くらいで、そこからサウナに行ったので、寝たのは3時半でした。(登壇者の皆さん&会場:驚きの声) 大森さん天音くんとやっていることがそんなに変わらないよ。衝動に駆られている(笑)。 菊池さん僕はちゃんと寝ているから(笑)。どうしても行きたくなったんです。 MC中条さんの一言に触発されたということですか? 菊池さんそう! サブリミナル効果みたいになって「サウナ行きたい」ってなりました。 中条さん私のせい? いつもサウナに行っているじゃない! 菊池さん確かに、今週は毎日行っていますね。 中条さん撮影中も「今日は何をするの?」と聞くと、「サウナ」って言っていました。だから、私のせいじゃありません! (会場のお客さん:笑) MCサウナに行ったことが、今日は吉と出ていますか? 菊池さん今、めちゃくちゃ眠いです。(会場のお客さん:笑) 大森さん朝イチに会った時、全然寝ていない人だったよね。生原稿を読む時、めちゃくちゃだったよ(笑)。 菊池さんヤバかったよね、めちゃくちゃだったな(笑)。 MC朝から電波ジャック、ありがとうございました。 菊池さんなかなか出られないですから、楽しかったですね。 大森さん楽しかったです。 MC続いて、大森さんの究極の二択を教えてください。 大森さん日々、選択をしていますが、一番大きかったのは、本作のオファーをいただいた時に、出演するか否かですね。あれは、僕の中で究極の二択でしたね。「出て良いものなのか?」と思いました。でも、「なぜ鈴木という役のお話が僕に来たのか」を熱く語っていただいて、脚本も拝見して、「なるほど!」と思ったんです。そこで何かお力添えできることがあればと思って、覚悟しました。それは僕の中で大きな選択でした。 MC今日は初日舞台挨拶に立っていますが、その選択をしたことについて、どのように感じていますか? 大森さん本当に刺激的な毎日を送っていました。本作がどのように皆さんに届くのかは、観ていただいて初めて決まるものだと思いますが、個人的には楽しい日々でした。 菊池さん僕なんて、二つ返事で「出ます」と言いましたよ。(大森さん&会場のお客さん:笑) (一緒にダブル主演を務めるのが)大森くんで本当に良かったです。 MC最後に主演のお二人から、ご挨拶をお願いします。 菊池さん今日はこうして五人で舞台挨拶をしましたが、本作には豪華なキャストの皆さんがたくさん出ています。僕もお客さんとして本作を観て、胸を打たれるシーンがたくさんありました。観終わってからも、ぜひ本作の題材について考えていただけたらと思います。今日はありがとうございました。 大森さん僕は本作が大好きです。エンタメなのか、エンタメじゃないのか。現実なのか、現実じゃないのか。観る人によって、様々な答えが存在する作品だと思っています。2025年がどのような時代なのかということも、見えてくる作品だと思っています。そこに賭けてみたい、信じてみたい、そんな作品です。より多くの方に観ていただきたいです。今日はありがとうございました。
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劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」公開記念舞台挨拶「名探偵コナン 隻眼の残像」公式サイト国民的大ヒットアニメシリーズ「名探偵コナン」の劇場版28作目となる「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」が4月18日より公開となりました。 4月19日には、TOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が開催され、高山みなみさん、山崎和佳奈さん、小山力也さん、高田裕司さん、小清水亜美さん、さらにゲスト声優を務めた山田孝之さん、山下美月さんが登壇しました。 登壇者の皆さんが、本作の感想やアフレコの裏側を明かし、会場は大きな盛り上がりを見せました。また、本作の舞台が長野県の雪山であることから“山”にちなんで、それぞれの「登り詰めたいこと」を発表した、こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!公開記念舞台挨拶江戸川コナン役高山みなみさん毛利蘭役山崎和佳奈さん毛利小五郎役小山力也さん大和敢助役高田裕司さん上原由衣役小清水亜美さん大友隆役山田孝之さん円井まどか役山下美月さん高山さん(報道陣のカメラのフラッシュを受けながら)こうやってフラッシュを浴びていると、(劇場版の冒頭で流れるあらすじ紹介にある)「俺は高校生探偵・工藤新一」というセリフをいつも思い出します(笑)。今日は皆さんの熱い気持ちのおかげで、外の気温は30度だそうです! この熱さをずっと持続させたいと思っています。 山崎さん公開後の舞台挨拶は、作品をご覧になった方たちのお顔を初めて拝見するので、一番緊張します。「皆さんがイマイチって顔をしていたらどうしよう…?」と思っていたのですが、すごくニコニコしていて安心しました。 小山さんたくさんの方にご来場いただき、本当にありがとうございます! 高田さん本作では、長野県警がフィーチャーされているので本当にうれしいです。今日は皆さんの前でご挨拶ができて感激です。 小清水さんまさか「名探偵コナン」の劇場版で長野県警として舞台挨拶に立つ日が来るなんて、思ってもいませんでした。緊張で雪山ぐらい頭が真っ白です。 山田さん僕が小学生の時にテレビアニメのシリーズが始まって、未だに続いているというのは、すごいことだと思います。今回、そんな作品に参加できて本当にうれしいです。 山下さん本作を多くの方に観ていただくために、コナンくんと二人でたくさんテレビ番組に出演しました。今朝も生放送に一緒に出演して、週五くらいでコナンくんと会っていたんですが、毎回、「何か事件が起きるんじゃないか…? 」とヒヤヒヤしていました(笑)。ここまでみんなで頑張ってきたので、たくさんの方に本作を観ていただけてうれしいです。 MCお話しをうかがう前に、一つニュースが飛び込んできました! 本作ですが、4月18日の公開初日で、興行収入10.5億円、観客動員数69万人を突破しました! 公開初日の興行収入は、前作の劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」と比較して109%と、前作突破を見込める大ヒットスタートとなりました。 高山さん(小山さんに向かって)すごいね、おじさん! おじさん効果だね! 小山さん良かった…! 興行収入がガクンと落ちたら、どうしようかと思っていました(笑)。ありがとうございます。 MC会場の皆さんは、先ほど本作を観終わったばかりですが、いかがでしたか(会場のお客さん:大きな拍手)先日開催されたファンミーティングでは、本作を一回観ることを、「一ヶ岳登頂済み」と呼ぶことに決まりましたが、すでに複数回登頂された方はいらっしゃいますか? 高山さん(客席を見渡して)おっと! 手を振っているぞ(笑)! ちょっと登頂回数が多めの方から聞いちゃおうかな。小“山”・“山”崎・高“山”の三連山しちゃった人は? ■客席から手が挙がる。 高山さんいるんだ(笑)! 小山さんまだ公開から一日しか経っていないよ! 高山さんじゃあ、“山”田さん、“山”下さんまでの「五ヶ岳」は? ■客席から手が挙がる。 高山さんいるんだ! 舞台となった長野県の「八ヶ岳」はさすがにいないかな? ■客席から手が挙がる。 高山さんいるんだ! すごい! もう八ヶ岳制覇! 山崎さん寝ていますか(笑)? 高山さんちゃんと寝ている? 小山さん(本作では眠らない小五郎に掛けて)眠らない! 高山さん今回は眠らないからね(笑)。本当にありがたいですね。すでに八ヶ岳を制覇している人がいて、正直、すごく驚いています(笑)。でも、それだけ何回観ても面白い作品なんだということを再確認しました。私も何回も観たいって思っています。(会場のお客さんに向かって)何回も登りたくなるよね? (頷くお客さんを見て)ありがとうございます! でも、今のは否定しにくいかな(苦笑)?小山さんNOとは言えないよね(笑)。 山崎さんでも、頑張り過ぎずに観てくださいね! 遭難しないように! 高山さんそうそう。遭難しないように、下山(映画館からの帰り道など)の際も気をつけて! MC公開から一日でこれだけ多くの方に観ていただいていますが、山田さん、山下さんにも反響などは届いていますか? 山下さんSNSでも、私の周りの方も、初日に観に行ったという方が本当に多かったです。本作は、一回観た後に、原作やアニメの「この部分をもう一回観直して、また観たい」と、何回も観に行きたくなる作品だと思います。 山田さん実写の作品を、公開二日目でもう八回観ているっていうのは、ありえないことだと思うので、すごいですよね。それだけ「コナン」の人気はすごいなと思います。MC小山さん、今回は小五郎の活躍もあって、ファンが眠れません! 小山さんいやいや、皆さんのおかげです。山田さんと山下さんも、たくさんプロモーション活動してくださって、ありがとうございました。 山田さんもしかしたら小五郎さんが寝なかった分、お客さんが寝てしまっているのかもしれないですね。それで、八回目でやっと最後まで観られたんじゃないですか?(笑)。 高山さんなるほど! 小山さん寝過ごして(笑)? まあ、映画館にいてくれさえすれば、それでも良いんですが(笑)。 山崎さんお父さん(笑)! 小山さんいやいや、本当にありがとうございます! MC本作では、コナンが公安警察を手玉に取る“暗躍”するようなシーンもありました。 高山さん大人たちを良いように使ってしまい、本当に人使いの荒い子どもでしたね(笑)。本作では最前線におっちゃん(小五郎)も長野県警もいるので、そこは任せて、どちらかと言うと情報収集をして、点と点を繋いでいく役割でした。風見さんとか、風見さんとか、風見さんとかに、すごくよく働いてもらいました(笑)。 小山さんあの不憫な男ね(苦笑)。 MCそんな高山さんから見て、本作では最前線で活躍していた毛利小五郎は、どのように映っていましたか? 高山さんやっぱりできる人だなって思いました。もちろん知っていましたけれどね。(会場のお客さん:拍手)「やればできる子はやらない子」って言うじゃないですか。でも、「やればできる子はやる子」だったんですね(笑)。 山崎さんいやいや、良く言いすぎ! 小山さんこらっ! 父親に何てことを言うんだ(苦笑)! 高山さん今回は、褒めておかないと…で、持ち上げて落とす(笑)。でも、素敵でしたね。 山崎さん蘭は、お父さんが活躍しているところを見ていないんですが、本作を観て「カッコ良いな」って思いました。だから「この姿をお母さんが見ていたら良いのにな」って思いました。でも、誰にもカッコ良いことを悟られないんですよね。 小山さん不憫なんです。 高山さんそこがカッコ良いところだよね。ひけらかさないところがね。 MC本作では、蘭が少年探偵団と巻き込まれるシーンで、お姉さんとして活躍していました。 山崎さんすごいキックで入ってきて敵と戦う、正義の味方チックな姿にスカッとしました。本作でもいつも通り戦っています(笑)。 MC意外だったのが、蘭は中国の故事に詳しいんですね。 山崎さん何の説明もないまま、漫画でも唐突にそういうシーンが出てくるんです。勝手に蘭の空手の師匠が、空手を教えてくれる時に中国の故事になぞらえて「戦うとは何ぞや」みたいなことを教えてくれたのかなって想像しています。MC小五郎は、劇場で活躍するのは20年ぶりだと言われていますね。 小山さんそうなんです。だから、皆さん本当に観てくれてありがとうね。「一ヶ岳、二ヶ岳、三ヶ岳…」と本作を観ていただかないと、もう(小五郎の活躍する話は)ないよ(笑)! だから観てね! MC客席には「毛利小五郎」というボードを掲げたファンの方もいらっしゃいます。 小山さんありがとうございます! 高山さんおじさんの探偵事務所もよろしくお願いします! MC小五郎のお気に入りのシーンなどはありますか? 小山さんお気に入りのシーンは、もちろん“あれ”です。詳しく話すとすぐネタバレになるので言えませんが、やっぱり「腕は落ちていない!」ですね。 MC涙を流す意外なシーンもありましたね。 小山さんいつもはヨダレを流しているんですけれどね(笑)。今回は涙を流しました。おっちゃんにも、ちゃんと人の心があるんですよ。 MC長野県警の皆さんとの絡みはいかがでしたか? 小山さん長野県警は本当に優秀なので、安心して共闘できました。「何でお前が警部になったの…?」みたいな人とか、有能なんだけれど頭が固すぎるじいさんとか、そんな人もいますが、長野県警は本当に優秀なので、安心して信頼して、共に行動することができました。MCそんな長野県警の大和敢助役の高田さんにうかがいます。隻眼となった過去が本作で明かされましたが、プレッシャーを感じた部分はありましたか? 高田さん最初に本作のお話をいただいた時には、あんまり内容を分かっていませんでした。ただ、長野県警がちょこちょこ登場するぐらいに思っていたので、プレッシャーは皆無でした。でも、たまたまテレビシリーズの収録があった時に、高山さんから「高田さん、次の劇場版はお願いしますよ。長野県警が頑張りますからね。イベントも、プロモーション活動もありますから、よろしくお願いしますよ」と言われました。そして、その時に、いろいろレクチャーをいただいて、その辺からはそれなりのプレッシャーを感じるようになりました。でも、台本をいただいてストーリーを確認したら、プレッシャーと言うより、「頑張るぞ!」という気持ちのワクワクした緊張感に変わりました。敢助のキャラクター像や背景は、僕も大雑把にしか知らなかったんですが、本作を通して「こういう景色の中でこうやって負傷したんだ」と僕自身も感じることができました。少しですが負傷する前の初々しい敢助の姿も見られて、すごく新鮮でした。MC小清水さんも、本作では様々な取材やイベントに参加されていますが、長野県警の盛り上がりや、ファンの皆さんの熱量を感じていらっしゃいますか? 小清水さん覚悟して「よし頑張るぞ!」という気持ちでいたんですが、想像を大きく超える皆さんの期待と愛を受けて、未だにドキドキが収まりません。高田さんが、みなみさんからお話を聞いた後すぐにお会いしたんですが、「亜美ちゃん、聞いた?次の劇場版は長野県警がメインでいっぱいしゃべったり、いろいろやるらしいよ。どうしよう!」っておっしゃっていました(笑)。 高田さんその時は本当に緊張感が走りました。 小清水さんだから、「一緒に頑張りましょう!」って話をしました。私たち、共にやらせてもらってきましたらね。アフレコも本作は、雪山のシーンがすごく多かったので、大変で…。 小山さん(高田さんと小清水さんに向かって)そこの二人は、何でそんなに見つめ合っているの(笑)? 高山さんすごいラブラブだよね? 良い感じになっているよね(笑)? 小清水さん一緒にいる方が安心できるので、つい見ちゃう(笑)。 高山さん僕は、「どうしたのかな?」って思って、見てしまいます(笑)。 小清水さん雪山のシーンは、まだ画ができ上がっていなくて、白い背景のところが多かったんです。なので、アフレコ用に、前もっていただいた映像には、セリフを入れるタイミングが分かるように、タイムコードが入っているんですけど、そのタイムコードも白字だったので、雪山とタイムコードが一つになってしまって…(苦笑)。高田さんそうでしたね。あと、今回はアクションシーンもすごくあったのでね。 小清水さん二人で「敢ちゃん、ここはたぶんこうだと思う」みたいなやり取りをしながら、アフレコをしました。 MC高田さんのことは、普段から「敢ちゃん」呼びなんですか? 小清水さんバラバラです。「高田さん」って呼んだり、気持ちが入っている面では「敢ちゃん」って呼んだりしますね。 MCアフレコを通して、グッと距離が縮まったんですね。 小清水さんそうですね。 MC高山さんは、お二人のここまでの活躍ぶりをどう感じていらっしゃいますか? 高山さん長野県警は、とても優秀な方々なので、今回も、「事件を任せても絶対に大丈夫」だと思っていたんですが、それ以上の“事件”が今ここで起こっているような…(笑)。 小清水さん「恋の風林火山」です(笑)。 高山さん「恋の風林火山」がね(笑)。スタジオでも、例のシーンはみんな口元が緩んだ感じで観ていました(笑)。この二人は良い感じですよね。皆さんも、両手を広げちゃった時にはもう、「はい、はい、はい!」みたいな感じでしたよね? この先の展開も楽しみな長野県警ですね。 MCゲスト声優の山田さんは、感情に緩急のある役どころだったと思いますが、アフレコはいかがでしたか? 山田さん難しいところがありました。気持ちが昂ると、どうしても声がうわずるんですが、実写の作品ならそれでOKでも、アニメでは、感情よりもキャラクターとしての声を重視しないといけないのが難しかったです。「あんまり声が高くならないようにお願いします」という演出をいただいて…、あんまりやったことがないことだったので「ムズっ!」と思いながらアフレコをしました。MC初号試写で本作を観た青山剛昌先生が、山田さんの声がイケボすぎて「キャラクターデザインをもっとイケメンにすれば良かった!」とお話されていたとうかがいました。 山田さんそれは僕の声がミスだったってことじゃないすか(苦笑)? もうちょっと大友隆っぽい声を出せば良かったです。 MCそして山下さんは、本作が初めての声優として参加した作品ということですが、改めて今のお気持ちはいかがでしょうか? 山下さん実写の作品では、初号試写で席が満杯になっているのを見たことがなかったんですが、本作の初号試写は、関係者の方で全席埋まっていました。まずその光景が異様でしたね(笑)。 小山さん「異様」(笑)。 山下さん「名探偵コナン」がすごすぎて、「こんなにスタッフさんがいるんだ!」と、すごく緊張しちゃいました。しかも私が通された席が、山田さんと青山先生の間っていう、激ヤバな席で…(笑)、もちろん作品は楽しく拝見したんですが、それ以上に緊張で手汗が止まらなかったです。すごい体験をしました。 MC山下さんのお気に入りのシーン、注目ポイントや見どころがあれば教えてください。 山下さんたくさんあるんですが、個人的には、本作に限らず「名探偵コナン」の女性陣の強さ、カッコ良さがすごく好きです。本作でももちろん、蘭姉ちゃんや、哀ちゃん、由衣さんのそれぞれの特性を生かした強さ、カッコ良さがあって、本当にときめきました。 MCアフレコで何か印象に残っていることはありますか? 山下さん登場シーンが、マグカップで飲み物を飲んでいるカットでした。なので、実際に紙コップに水を入れて、それを飲んで音を出しながらアフレコをしたんです。実写のお芝居では、なかなかない撮影方法でした。でも、何回やっても蕎麦をすする音みたいになってしまいました(苦笑)。初体験で、すごく難しかったですね。MC本作の舞台が雪山で、出演者の皆さんにも高山さん、山崎さん、小山さん、さらにゲスト声優は山田さん、山下さんと、お名前に“山”とご縁があります。それにちなみまして、登壇者の皆さんには「今年、登り詰めたいこと」をフリップに書いていただきました。皆さん発表をお願いします。今年は旅行を登り詰めたい【山下さんの今年登り詰めたいこと】山下さん私は、友だちとも行くんですが、一人でいろんなところに行くことが多くて、今月だけでも三回くらい一人旅に行きました。来週もヨーロッパに一人で行ったり、来月もヨーロッパに行く予定があります。めちゃくちゃ旅行に行っているので、とにかくいろんな国に行きたいなということで、「旅行」にしました。今年はじめて相撲に挑戦して土俵際まで関登り詰めたい【山田さんの今年登り詰めたいこと】MC相撲をするんですか? 山田さんそうですね。本格的にやったことはないのでやってみたいです。 MCなぜ相撲をやりたいと思ったんでしょうか? 山田さん関取を土俵際まで詰めるのは、憧れですよね。そういうのって男だけなんですかね? 高山さん撮影とかではなくて? 山田さん撮影だと忖度されるかもしれないので、嫌じゃないですか。 高山さん素で相撲をやるの(笑)? 山田さんやってみたくないですか? やっぱり男だけなんですかね? MC小山さんはそういう憧れは…? 小山さん相撲ですか? 私は空手は少しやりますが、相撲は恥ずかしいかな? MC高田さんは相撲はいかがでしょうか? 高田さん相撲は見るだけですね。 MC相撲部屋に入門している山田さんも見てみたいですね。 山田さん部屋に入るというか、「ちょっと相撲で決着をつけようぜ」みたいなことありませんか? 今年は、最終的には関取を土俵際まで詰めたいと思っています。今年は良い塩梅の怠惰登り詰めたい【小清水さんの今年登り詰めたいこと】小清水さん良い具合にだらけるのは難しいなと思っているんです。だらけすぎちゃったり、逆に休まな過ぎちゃったり、みたいなことが多いので、良い塩梅の怠惰を登り詰めたいなと思っています。今年はゴルフ登り詰めたい【高田さんの今年登り詰めたいこと】高田さん歴は長いんですが、全然進歩がありません。なので、今年こそはポンコツを卒業したいなと思っています。山に例えると、今はまだ麓の道の駅をウロウロしてるような感じです。 MCちなみにスコアはどれくらいですか? 高田さん一応、歴は長いので90半ばぐらいです。でも、何かあると100とかいっちゃうんですよ。もっと突き詰めて、雲海が見えるぐらいの景色にたどり着きたいと思っています。今年は代々木でバズーカぶっぱなしたからこのまま2045年まで登り詰めたい【小山さんの今年登り詰めたいこと】小山さんこれしかありませんね。先週のファンミーティングで、代々木の体育館でバズーカをぶっぱなしたんです。ということで、この勢いのまま、衰えることなく、次は2045年まで登り詰めたいです。小五郎が活躍する劇場版は、20年に一回ですから、皆さん、2045年に会おう!(笑)今年は縄文杉登り詰めたい【山崎さんの今年登り詰めたいこと】山崎さん何か木に登りたいみたいになっちゃうんですが…(笑)。そういうわけじゃなくて、少し前にテレビシリーズで鹿児島讀賣テレビとのコラボ作品(「屋久島の山姫(前編・後編)」/2025年2月15日・22日読売テレビ・日本テレビ系列にて放送)の舞台が屋久島だったんです。いろいろお話を聞いていたら、スタッフの方はロケハンで行っていて、すごく羨ましいなと思ったんです。私も屋久島に行って、縄文杉までたどり着きたいなって思いました。今年は衣替え登り詰めたい【高山さんの今年登り詰めたいこと】MCちょっとハードルが低そうな目標ですね…? 高山さん私、オチになりました(笑)? たぶん皆さんお感じになっていると思うんですが、ここのところの気温の季節感がないですよね。「衣替えいつするの?」「今じゃない?」って思ったのに、「今じゃないよね」「じゃあ、来週時間あるからやろう」と思ったら、「いや、来週また寒くなるし」みたいことが何度かあったんです。それで、二年くらい何もできていなくて、夏物冬物が全部一緒になっています(苦笑)。服の“山”ができていて、ウォークインクローゼットを開けてもウォークインできないでいます。 山崎さん何ヶ岳くらい? 高山さん二ヶ岳くらいかな(笑)。「この山を越えないと衣替えができない」と、いつも思っています。衣替えができていない人、他にもいると思うよ。時間もかかるし、意外と大変なんですよね。MCここでもう一つエピソードがございます。昨晩、新宿歌舞伎町で主題歌「TWILIGHT!!!」を歌うアーティストのKing Gnuさんのゲリラライブがあり、たくさんの人が集まったそうです。コナンくんは、King Gnuさんに会ってきたんだって? 高山さん(コナンの声で)会ってきたよ! ライブすごかった! カッコ良かったよ。みんな盛り上がっていたよ。 MC本日はKing Gnuさんから、公開を記念して舞台挨拶にお越しの皆さんにコメント映像をいただきました。 ■King Gnuさんのコメント映像がスクリーンに上映されました。 高山さん主題歌も盛り上がっていると聞いています。特にあの“扉”の音には「おぉっ!」っていう感じがします。これから何回も耳にする機会があると思うんですが、どんどん好きになる曲だと思います。 MC最後に高山さんから、皆さんにメッセージをお願いします。 高山さん皆さん、今日はお越しいただきありがとうございます。全国の劇場に足を運んでくださっている方々にも、本当に感謝しています。こうしてまた作品が公開されて、皆さんに会うことができてうれしいです。このうれしさ、この熱さをずっと続けていきたいので、私はこれからもみんなと一緒に何ヶ岳でも登っていきたいと思います。今日は本当にありがとうございました。 MC最後にいつもの“あれ”をお願いできますか? 高山さん大きい声を出していこうね! 分かるね? いつもの“あれ”だよ!(笑)前の人の頭を突かないように気をつけてね! 椅子の背もたれに指を突いちゃうと、突き指しちゃうからそれも気をつけてね。大きい声を出していくよ!「真実はいつもひとつ!」