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「国宝」大ヒット御礼舞台挨拶「国宝」公式サイト 吉田修一の最高傑作との呼び声も高いベストセラー小説を映画化した「国宝」が公開から17日間で観客動員数152万人、興行収入21.4億円を突破! この大ヒットを記念して6月23日に東京・新宿のTOHOシネマズ 新宿にて舞台挨拶が開催されました。主演の吉沢亮さんと李相日監督が登壇し、事前に寄せられた質問に回答しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。 大ヒット御礼舞台挨拶 立花喜久雄(花井東一郎)役 吉沢亮さん 李相日監督 吉沢さん本日は劇場に足を運んでいただき誠にありがとうございます。この作品が、本当にたくさんの方に愛していただけて、うれしい限りでございます。(会場の皆さんに向かって)「もう(本作を)観たよ」って人は? ■会場から多くの手が挙がる。 吉沢さんすごい! それじゃあ、逆に初めて見るという方はいらっしゃいますか? ■こちらも多くの手が挙がる。 吉沢さんすごい! ぜひ皆さんが、より本作を楽しんでもらえるようなお話ができればと思っております。 李監督こんばんは。お越しいただきありがとうございます。ちょっと二人だと緊張するね。公開初日の時は、ずらっと13人ぐらいの方々が登壇していたから…。あんな風に大勢で並ぶことは、なかなかないんだなと思いました。今更ながら、良い時間だったと思い返しています。これだけ多くの方がリピートして観ているなら「今日はもうネタバレしても良いのかな」というぐらいの気持ちです(笑)。 吉沢さんでも、初めてご覧になる方もいるので…。 MC「国宝」の興行成績ですが、6月22日までの公開から17日間で、観客動員数152万人、興行収入は21.4億円を突破しました。また、驚異的な推移を示しており、二週目には一週目の143%を超えるお客さんがきてくださいました。さらに、土日の前週比は113.1%と、週を追うごとにお客さんの数が増加している状況です。その結果、6月20日から6月22日の週末観客動員数では、ついに第一位を獲得しました。最終興行収入の見込みは50億円突破は確実で60億円も目指せるほどの素晴らしい成績になっています。 李監督(数字を言われても)何だかピンとこない感じですね(笑)。ただ前の週から観客動員数が伸びるというケースはあまりないことなので、うれしいですよね。 吉沢さん本当に、今までにないぐらい知り合いから連絡をたくさんいただいています。すごく熱のこもったメッセージをたくさんいただく中で、個人的に一番うれしかったのは、同い年で役者をやっている友人からです。その友人が「やっぱり役者ってカッコ良い仕事なんだなって改めて思った」っていう連絡をくれたんです。その言葉は非常に僕自身にも何かグっと来るものがあって、うれしかったです。 MC同業者の間でもかなり話題になっているんですね。 吉沢さんそうですね。表現をやっている人は、観てくださるイメージがあります。 MC李監督はこの盛り上がりについて、どのように感じていらっしゃいますか?上海国際映画祭にも参加されていたんですよね? 李監督はい、昨日戻りました。日本と同じように熱気があって、1300人ぐらい入る劇場で、何度か上映していたんですが、帰る直前にサプライズで上映後に短い舞台挨拶を行いました。日曜日の朝9時からの上映だったので、「お客さんの数もだいぶ減っているかな?」と、思ったんですが、口コミが広がり、回を重ねるごとに来場者が増えていき、最後の回も1300人の劇場がいっぱいでした。Q&Aでも非常に良い質問をいただきました。それから、歌舞伎のシーンで「ぶっ返り」(一瞬で衣装替えを行なう技法)とかがあるじゃないすか。そのシーンでは歓声が上がったそうです。それぐらいライブ感を持って観ていただけていたんだなと思いました。良かったです。 MC吉沢さんも海外の反響を受けてどうですか? 吉沢さん我々のこの作品に込めた思いとか、メッセージをすごくしっかりと受け取ってくださっていると感じます。日本の伝統芸能をベースにした作品で、すごく日本色が強いので、海外の方がどのように受け止めるのかを、カンヌでの最初の公式上映までは、ちょっと不安もありました。でも、本当にすごい熱量で迎えてくださって、観てくださって、本当にうれしかったですし、安心しました。 MC日本国内でも、実は歌舞伎に触れたことがないという方も多いと思いますが、そんな方が「国宝」を観て、「歌舞伎も観たくなった」という、うれしい声も多いです。 李監督うれしいです。年齢を問わず、幅広い方に観ていただけていることと、そして何よりうれしいのは「映画館で観て良かった」という声ですね。心のどこかでは「まあ、配信でやるよね」って思いながら、ちょっと距離ができちゃうこともあるんですが、「やっぱりこの作品は映画館で観なきゃ」という流れが生まれているのがうれしいですよね。 ■SNSで募集した質問に登壇者のお二人が答える。 もともと体は柔らかいんですか? 歌舞伎のシーンで、後ろにのけぞるシーンがありましたが、もともと柔らかいのか、稽古の賜物なのかを知りたいです。 【吉沢さんへの質問】 MCあれは結構、反っていましたよね。 吉沢さん反りましたね。今やったら、多分腰がいっちゃいます。もちろん、もともとはできませんでした。稽古を重ねて、寝る前にもベッドの上でちょっとやってみたりして、撮影に入る直前ぐらいにようやくできるようになった感じです。もともとは、メチャクチャ硬いんですよ(苦笑)。だから、基本的に、どんな役をやる時も、必ず苦労するんです。だから、この作品で歌舞伎を成立させるために、いろいろと、やることがたくさんありました。 ビルの屋上で舞うシーンは、ほぼアドリブだったと聞いています。あの時、喜久雄、そして吉沢さんは何を感じていましたか? あまりにも切なく、儚く、美しすぎて目に焼き付いて、未だに離れません。 監督にはこのシーンの撮影エピソードをぜひ聞きたいです。 【吉沢さんと監督への質問】 MCこれは一番多かった質問です。 李監督これから観る方もいらっしゃいますが、まあ、予告にも映っているシーンですからね。 吉沢さんあのシーンは、アドリブというか、セリフが少し書かれている台本はあったんですが、ほとんど関係なくなっていました。頭から終わりまでを、長めのテイクで三回撮りました。本作に使われているのは、たぶん三回目のテイクです。毎回テイクごとに監督が僕に一言だけ何かを伝えるんですよ。三テイク目の時は「とりあえず森七菜ちゃんの顔を見ていて」みたいなことを言われて「分かりました」って感じで撮りました。そして、(森さんの顔を)見ていたら…この先のことは、あんまり言えないですね。 李監督それまで言っていなかったセリフを言ったんだよね。 吉沢さんあそこで踊っていたものは、事前に踊りを教えてくださっていた舞踊家の谷口先生と事前に相談して、「こういうのをやろうか」と、何となくは作っていたんです。でも、現場入ったらもう関係なくなって、その場の空気でやりました。 李監督あのシーンに関して、順序立ててお話をすると、まず谷口先生と「踊りのベースは決めておこう」ということになりました。そこから後は、感情が入ってどうなるか分からないけれど、一旦ベースになる部分は決めたんだよね。それから、あのシーンは、本来は夜だったんです。だから、日が暮れてから照明を当てて撮る予定で、夕方6時ぐらいから夜中ちょっと過ぎるぐらいまでに撮ろうという設計だったんです。でも、当日現場でお昼に天気を見た時に「今日はいける」と思って、「スカイラインでやりましょう」って言っちゃったんですね。“スカイライン”っていうのは、日が暮れかかる、日が暮れる直前のちょっと空がブルーになっていく時間のことです。そこを狙おうということになったんですが、そうすると、撮影時間が長くても30分しかないんですよ。だから、ちょっと早めに来てもらって、リハーサルを現場でやったんですね。普段は、なるべくスタッフも少人数でリハーサルを行い、撮影時に皆が集まるようにしています。でも、このシーンだけは、みんなに来てもらって、大体…30~40人ぐらいで、吉沢さんと森さんのリハーサルを見てもらいました。それで、上は70代から下は20代のスタッフに、感じたことを言ってもらいました。 吉沢さんあのリハーサルは、結構気まずかったです(苦笑)。僕の周りを40人ぐらいが取り囲んでいる中でやったので…。 李監督でも、良い意見が出るんですよ。「ちょっと喜久雄の狂気が足りないと思います」「森さんの悲しみが一番見えるところなのに、そこが『あれ?』と思います」とか、ポイントを突いた感想を浴びるわけですよね。そこで、何が必要かということをしっかり共有しました。カメラマンも「手持ちのカメラで演技を切らさないで全部回そう」ってなって、リハーサル中に動きを頭に入れていたんだと思います。いざ撮影に入ってみると時間が30分もなくて、一回目二回目とやって、それまでは振り向いていないんです。次がもうギリギリだなと思いましたが、三回目に賭けたわけじゃないんですが、吉沢くんには「森さんの方を見て。そうしたら、彼女が何か言うからそれに反応して。後は自分の世界に入ってください」と伝えました。そして、森さんには「最後だけ彼がこっちを見てくるから、でも、その目には自分が映っていないなって感じたら、「○○○○」というセリフを言って」と伝えたんです。それが、あのシーンです。もう一か八かですよね。だから、アドリブというか、森さんの芝居に反応して、ああなったんだよね? 吉沢さんありがとうございます(笑)。全て言っていただきました。 李監督本当に見事でした。 撮る前と撮った後では、吉沢亮さんに関して抱いていた印象に変化はありましたか? 【監督に質問】 李監督ないですよ。いや「ない」と言うと語弊がありますが、何か隠しているとは言いませんが、「まだ何かあるでしょ?」と常に思わせてくる感じは変わらないですよね。底知れないというか、底が全く見えない感じ――「底かな」と思ったら、また別の扉があるみたいな感じで、非常に面白い人だと思います。 吉沢さん底が見えない? どうなんでしょうね。僕は別に何も隠してはいないんですけれど…(笑)。 MC吉沢さんは、出演を熱望していた李監督とご一緒されて印象はいかがですか? 吉沢さん事前にお話を聞いていた限りだと、同じシーンを何十テイクも撮ったりして、「すごく怖いよ」と聞いていたので、覚悟を決めて現場に入りました。でも、「怖い」というよりは、むしろ逆で、すごく愛情を感じる…。何だろうな、ものすごく目の前にデカい壁を立てられるんですが「お前ならこれは越えられるよね?」っていう、絶大な信頼を寄せながら与えてくれる感じがするんです。なので、ものすごく困惑はするんですが「絶対乗り越えてやろう」っていう気持ちにもなるんです。その安心感みたいなものは半端じゃなかったので、そういう意味ではちょっと印象が違ったかもしれないです。 喜久雄と重なるところはありますか? 【吉沢さんへの質問】 吉沢さん僕的にはないんですが、やはり「お芝居しかない」感じと言いますか、僕もそこまでとは言わないですが、お芝居をしている時が一番楽しいですから。一番苦しい気持ちにもなるし、「生きている」って実感する瞬間はお芝居をしている時だったりします。そういう部分は似ているというか、理解はできるなって思いました。 MC李監督は主題歌「Luminance」を井口理さんにお願いした理由を教えてください。作詞の坂本美雨さん、作曲の原摩利彦さんとはどんなお話をされたんでしょうか? 李監督エンディングになる前までの楽曲に関しては、原さんと細かくディスカッションを重ねて作りました。でも、エンディングに関しては「声が降ってくる」という一点だけをリクエストしました。女性なのか男性なのか判別のつかない声、あるいは両方混じった声が降ってくる…それだけをお願いしました。後はもう原さんの世界観と、本作を観た美雨さんが喜久雄という人間をどう捉えるかという、彼らの感性にお預けしてできた曲です。それこそ井口さんの最初の声を聞いた時、鳥肌が立ちましたよね。自分がイメージしていたものがこうやってイメージを超えて具現化されていく。それは本当に素晴らしかったです。 吉沢さん本当に素晴らしかったです。この作品においての主題歌っていうのは、すごく難しいだろうなって思っていました。「誰がどういう曲を作っても合わないんじゃないかな?」みたいなことを、この曲を聞く前までは思っていたりもしました。でも、本当にこの世界をスーッと、昇華してくれるかのような美しい歌声と音でした。こんなにも作品にぴったりな曲があるんだなと思って、素晴らしいなと思いました。 MC最後にお二人からメッセージをお願いします。 李監督皆さん、この場に来られたということは、本作を広めなければいけない責任があると、十分お分かりだと思います(笑)。でも、そんなことはこちらからお願いすることではなく、末永くこの「国宝」という作品を愛してください。「国宝」というタイトルだからじゃないですが、皆さんにとって宝のようになってくれたらと望んでおります。どうもありがとうございました。 吉沢さん本日は誠にありがとうございます。公開から二週間くらい経っても、これだけたくさんの方に愛していただいて本当にうれしい限りです。これからもっともっとたくさんの方にこの作品が広まってくれればうれしく思います。「良い作品だな」と思ったら、いろんなところでこの作品を広めていただけたらと思っております。ぜひ皆さんと一緒にこの作品を盛り上げて、長く続く作品にしてほしいと思います。ぜひよろしくお願いします。今日はありがとうございました。
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『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』劇場用パンフレットのお知らせ原作:モンキー・パンチ ©TMS 2025年6月27日(金)公開『LUPIN THE IIIRD THE 不死身の血族』の上映劇場で販売いたします。 パンフレットは公開劇場にてお買い求めください。 A4サイズ/P44(表紙込み・オールカラー)/1,100円(税込) 『LUPIN THE IIIRD THE 不死身の血族』劇場用パンフレット INTRODUCTION ATTENTION ※物語の核心に触れているため、鑑賞後にお読みください。 STORY CHARACTER STAFF INTERVIEW プロデューサー:浄園 祐 脚本:高橋悠也 クリエイティブアドバイザー:石井克人 ART BOARDS DIRECTION・絵コンテ KEY FRAME・原画 STAFF INTERVIEW 監督:小池 健 音楽:ジェイムス下地 CAST INTERVIEW 栗田貫一 大塚明夫/浪川大輔/沢城みゆき/ 山寺宏一 片岡愛之助/森川 葵/ 空気階段(鈴木もぐら・水川かたまり) SONGS COMMENT B'z 主題歌「The IIIRD Eye」歌詞紹介 LUPIN THE IIIRD SERIES CREDIT
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「わたしの幸せな結婚」公開直前!昔遊び三番勝負イベント「わたしの幸せな結婚」公式サイト日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」で連載がスタートし、シリーズ累計発行部数550万部を突破した原作を映画化した「わたしの幸せな結婚」が、3月17日(金)より公開となります。2月27日(月)には、大正ロマンを思わせる時代を背景に描いた本作にちなみ、大正時代に設立された国の重要文化財である自由学園明日館で公開直前イベントが開催され、映画単独初主演を果たした目黒蓮さん(Snow Man)、ヒロインを演じた今田美桜さんをはじめ、渡邊圭祐さん、大西流星さん(なにわ男子)が登壇しました。高級松阪牛をかけた三番勝負で大いに盛り上がったこの日の模様を詳しくレポートします!公開直前!昔遊び三番勝負イベント久堂清霞役目黒蓮さん(Snow Man)斎森美世役今田美桜さん鶴木新役渡邊圭祐さん堯人役大西流星さん(なにわ男子)目黒さん本日はお集まりいただきありがとうございます。最後までよろしくお願いいたします。 今田さん今日は全力で楽しみたいと思います。 渡邊さん本日は、より作品の魅力が伝われば良いなと思っています。 大西さん公開日が近づいて来て、すごくワクワクしています。今日は皆さんと一緒に楽しめたらと思います。 MC本作は、物語の世界観にちなみ、国宝や重要文化財などでロケが行われました。歴史的建造物での撮影で、印象的だったことはありますか? 目黒さん豪華な場所で撮らせていただいたんですが、専修寺はすごく印象に残っています。大西くんとの初めてのシーンでもあり、あんなに豪華な場所でお芝居をすることもなかなかないと思うので、すごくありがたかったです。 今田さん私もいろいろな場所に行きましたが、どこも印象的でした。なかでも三重県の六華苑は、斎森家の撮影に使わせていただいて、印象的なシーンも多かったです。また洋館と日本家屋の雰囲気が両方あって、すごく大きくて、(邸宅の)どこに行っても感動しました。渡邊さんこういったものが、こんなにもきれいに日本に残っているんだという感動が大きかったです。この場所もそうですが、大切に保管されている場所で撮影をさせていただけることも、作品冥利に尽きると思っていました。 大西さん僕は、途中からの参加だったのですが、僕が撮影させていただいた専修寺は大きいですし、良い感じに傷があって、「わたしの幸せな結婚」の世界観にぴったりな場所だったので、すんなりと馴染むことができたと思います。撮影前に散歩をして、空気に馴染めるように研究をしていました。 MC本作は純愛ラブストーリーでありながら、劇中では“異能”と呼ばれる特殊能力も登場します。目黒さんは本格的なアクションにも挑戦していますが、完成した作品をご覧になっていかがでしたか? 目黒さんすごくリアルな戦い、アクションになっていると思いました。そういった経験ができて、すごく嬉しかったです。撮影の時は、”異能”がどういう演出になるのかなど、監督と話し合いながら、頭の中でイメージをふくらませてアクションをやりました。でも、自分のアクションがCGと一緒になった完成した映像を観ると、自分がイメージしていたよりもさらに上をいく豪華さや、スケールの大きさを感じて、すごく感動しました。 MC劇中では清霞が火を操ったりもしていましたが、やはり完成作品を観ると感動するものなのですね。 目黒さんそうですね。プライベートでは火は出せないので…(笑)。 今田さん清霞が火を出したり、戦いの中で異能を使ったりするのは、私も想像の中でしかイメージがありませんでした。だから、実際にどんな風に火が出て、どんな風にお風呂が湧くのかなど、全部が想像だったので、完成作を観てびっくりしました。私は、アクションシーンも完成した映像で初めて観たのですが、いつも“静”の清霞とシーンをご一緒することのほうが多かったので、あんなに激しく動いている清霞を見て、感動しました。 渡邊さん異能は、自分の想像を遥かに超えていました。「もうちょっと手元に収まるぐらいのものかな」と想像していたんです。完成作品を観た時には、清霞のアクションもそうですが、その生々しさと、相反する壮大さみたいなものもあり、すごく素敵な描き方だと思いながら観ました。 大西さんいろいろな異能を使われる方がいるんですが、僕自身にはそこまでアクションシーンがありませんでした。完成した映像で他の共演者さんがアクションシーンをされていて、男のロマンというか、少年心をすごくくすぐられるシーンがたくさんありました。しっかりと殴る蹴るという場面もあるけれど、ところどころで出てくる異能にちょっとドキッとする感じがあって、そこも面白い部分だと感じました。 MC劇中に登場する異能にちなみ、皆さんが自分自身に備わっている異能、特技のようなものがありましたら教えてください。 目黒さんあります。プライベートでもよく使っている異能です。 大西さんすごい(笑)! 目黒さんご飯を炊く時に、お水を入れるじゃないですか。あれを一発で正確な目盛りの量の水を入れられます。(登壇者の皆さん:笑) 大西さんすごい(笑)! 目黒さんしかも地面に置かずに、片手で持ったまま、ぴったりにできる。 大西さん置けば良いじゃないですか。(登壇者の皆さん:笑) 目黒さんそこは置かず(笑)。 渡邊さんしかも(目盛りを)見ていないんでしょう? 目黒さん…見ていないです。 渡邊さん今の間は、見ている間だな(笑)。 目黒さん見ていますが(笑)、平衡感覚っていうんですか? 斜めになっていたら無理じゃないですか。そこは異能で調節しています。 今田さん私は特技というか、発見だったんですが、人よりもまぶたの可動域が広いなって…。(登壇者の皆さん:笑)。 MCそれはお芝居をしていても感じることですか? 今田さんそうですね。びっくりするシーンとか。(まぶたの開き具合が)結構行くなぁって…。 渡邊さん「私、結構行くな」って自分で思うんですね(笑)。 MCちなみに今、可能な範囲でそれを見せていただくことは可能ですか…? 渡邊さん(記者がカメラを構えた様子を見て)一斉にカメラが向けられましたよ(笑)。 今田さんすごく恥ずかしい。ちょっと待ってくださいね(笑)。行きます…!(今田さんが目を大きく見開くと、登壇者の皆さんから拍手と笑いが起こる。)大西さんすごい! 目黒さん確かに、誰でもできるようなものじゃないですね。本当にそれは特殊能力。(登壇者の皆さん:笑) 今田さん最近の発見でした。 渡邊さんできそうで、できないライン。でも、ギリギリ「良いな」とも思わない。(登壇者の皆さん:笑) 大西さん日常で使わないですよね(笑)。 目黒さん心も鍛えられそうな感じの特殊能力ですね(笑)。 MC渡邊さんは何か特技がありますか? 渡邊さん日常生活でも常に役立っているんですが、目視で人の身長を当てることができます。見ただけで、誰でも分かります。 目黒さん靴とか履いているじゃないですか。 渡邊さんその分も引くんです。昔、アパレルで仕事をしていたので…。 登壇者の皆さんおおー! すごい! 渡邊さん(履いている)そのヒールの分もちゃんと引きますし、兄が美容師なので、髪の盛り具合とかも分かります(笑)。 登壇者の皆さんすごい! MC登壇者の皆さんはオフィシャルで身長を公表されているので、私の身長を当ててもらっても良いですか? 大西さん行けます? 距離感とか。 今田さん難しそう…。 目黒さん(MCの身長を当てるべく、じっと目視している渡邊さんを見て)集中していますね(笑)。 渡邊さん(じっーっと目視を続けて)…そうですね、良いですか? (再び考え込んで)158センチ! MC正解と言いたんですが、159センチなんです。 登壇者の皆さん惜しい! 渡邊さんこれをやっていたのが、五年前だったので。(登壇者の皆さん:笑) MC私も一年ぐらい身長を測っていないので、もしかしたら縮んでいるかもしれません。1センチくらいは誤差だと思います。 目黒さんそこまで近い数字に行けるのはすごいです。 大西さんすごいです! 渡邊さん最近(特技を)使っていなかったので、ちょっと久しぶりだったから誤差がありました。(登壇者の皆さん:笑) 大西さん異能、僕もありますよ。いくつかあるんですが、その中で厳選したものを挙げると、友達同士でやっているゲームで、「マスクの下の口の形を当てるゲーム」があるんです。相手に口元を隠してもらって、変顔とか、ちょっとおかしな口をしてもらって「どんな口をしているか」を当てられます。 MC渡邊さん、お手伝いいただいても良いですか? 手で口を隠していただいても良いでしょうか。 大西さん変な、面白い口をしてください。 ■口を隠した渡邊さんを、大西さんが凝視。どのような口をしているのか、予想しました。大西さん(自信満々に)はい、分かりました。 MCでは、予想したものと同じ口を大西さんにもやっていただいて、お二人で同時に口元を披露してください。 ■「せーの!」で渡邊さんと大西さんが口元をオープン。渡邊さん、口元に力を入れた変顔。大西さんは、口元を突き出す表情。 大西さん全然ちゃうやん(笑)! (渡邊さんは)ちゃんと面白い顔をされていました? 悔しい。(恥ずかしそうにして)こんな恥ずかしいことあります!? 目黒さんどれも(どの異能も)メンタルが強くなりますね。 大西さんこの異能は、切り捨てたいと思います。 渡邊さん楽しい異能です。 目黒さん盛り上がる異能ですね。 ■公開直前! 幸せを掴み取れ。昔遊び三番勝負!MCここからはますます本作を盛り上げていくべく、大正時代にもあった昔なつかしい遊び「けん玉」「輪投げ」「巨大折り鶴」のゲーム対決に挑んでいただきたいと思います。勝利数が最も多い方が優勝となります。昔遊びのゲームに自信はありますか? 目黒さん昔遊びって、なかなかやる機会がないですよね。でも、気持ちだけは絶対負けないようにやります! 渡邊さん豪華賞品があるんですよね MC優勝者には、公開日の3月17日、撮影地にもなった三重県にちなんで、総重量3.17kgの高級松阪牛のサーロインステーキが贈られます! 意気込みをお聞かせください。 今田さん絶対に獲ります(笑)! 渡邊さん最初に謝っておきます。(自分が獲ります)ごめんなさい。 大西さん人って単純なんですね。お肉と聞いたら、すごくテンション上がってきました(笑)。 MCもしも同率だった場合は山分けになりますので、ぜひ一人勝ちを目指してください。 ■一つ目のチャレンジは「けん玉」。けん玉の最もポピュラーな技である、「とめけん」(けん先に玉を指す技)にチャレンジ。 MCけん玉が得意な方はいますか? 目黒さんMyけん玉を持っているメンバーもいます。 大西さんはい、実家にあります! “Myけん玉”あります。遊び感覚で買ったので、得意というわけではないです。 目黒さん僕は大皿に乗せるのも精一杯という感じです。(登壇者の皆さん:笑) 渡邊さん僕は、バラエティで「特技は?」と聞かれたら、「けん玉」と答えています。 登壇者の皆さんええー! 渡邊さん異能について聞かれた時、一回「けん玉」と書いたことがあります。(自信がありそうな表情で)一番、3.17kgに近い男です。登壇者の皆さんヤバい(笑)! 今田さん私も最近ハマっていて、けん玉を買いました。技とかもやります。 渡邊さん3.17kgに近い人ですか? 今田さん(自信がありそうな表情で)はい! MC“Myけん玉”率が高いですね。チャレンジは一回きりです。失敗したら、ポイントはゼロポイントです。ではまずは目黒さん、お願いいたします。 目黒さん行きます! ■会場に、チャレンジスタートの合図として「ベベン!」という三味線のような効果音が鳴り響く。突然の効果音に目黒さんも登壇者の皆さんも思わず笑顔をこぼしました。そんな中でチャレンジした目黒さんは、「とめけん」に失敗! 目黒さん(膝から崩れ落ちるも、自然とかっこ良いポーズになりながら)ああ…!登壇者の皆さんイエーイ! やったー! 目黒さんこれは難しい…! 渡邊さん失敗した後が、アホみたいにカッコ良かった。(登壇者の皆さん:笑) MCトップバッターの方にとって、「ベベン!」という音が鳴ることは想像つきませんよね。 目黒さん(チャレンジャーの皆さんに注意喚起するように)「ベベン!」があるから気をつけて! (登壇者の皆さん:笑) 大西さん「ベベン!」注意! 目黒さんもう一回やりたい。(登壇者の皆さん:笑) ■続いて、今田さんがけん玉の「とめけん」にチャレンジ。今田さん行きます!(ベベン!と効果音) ■今田さんも「とめけん」に失敗! 今田さんああ…! 悔しい! 目黒さんみんなミスれば同点ですから。 今田さんそうですよね! ■続いて、渡邊さんがけん玉の「とめけん」にチャレンジ。渡邊さんちなみに、バラエティでもほとんど成功したことないから。(登壇者の皆さん:笑) 行きます!(ベベン!と効果音) ■渡邊さん、「とめけん」に見事成功! 会場から大きな拍手が起こる中、渡邊さんは勝ち誇ったような表情でけん玉を高く掲げました。 目黒さんすごい! 大西さん(技の決まり方が)きれいだった! 渡邊さん今、3.17に一番近いです。(登壇者の皆さん:笑) 大西さんそれはちょっと悔しいな! ■続いて、大西さんがけん玉の「とめけん」にチャレンジ。 目黒さん落ち着いて。 大西さん行きます!(ベベン!と効果音) ■大西さん、「とめけん」に見事成功! 会場から大きな拍手が起こる中、大西さんは嬉しそうに笑顔を弾けさせました。大西さん緊張しました…! 渡邊さんしかも良い入り方。 目黒さんスッと入りましたね。 大西さんコツは、「ジャジャン」を聞かないことです。(登壇者の皆さん:笑) MCけん玉対決は、渡邊さん、大西さんに1ポイントずつ点数が入りました!(会場:拍手) 渡邊さん、コツは何でしたか? 渡邊さん膝です。膝、膝! (登壇者の皆さん:笑) 今田さん次で絶対にやり返します。 目黒さんまだ一つ目なので! ■二つ目のチャレンジは「輪投げ」 MCボードに1から9まで数字が書かれていますが、そこに向かって一分以内に輪を三つ投げてください。その合計得点が高い方にポイントが与えられます。 目黒さん9(の数字)に入れたら、9点もらえるということですよね。 MCそうです。三回連続で9に入ると最も高い得点になります。目黒さん、輪を操ることはできそうでしょうか。 目黒さん操れると思います…(苦笑)。けん玉がダメだったので、ここは頑張らないと。 ■まずは大西さんの「輪投げ」チャレンジ。 大西さん(自信をのぞかせつつ)何か行けそう! 行きます!(ベベン!と効果音) ■大西さんが投げた輪は、一つ目が「9」、二つ目も「9」、三つ目も「9」に見事にかかり、合計27点の高得点をゲット! 今田さん(次々と輪が「9」にかかる様子を見て)嘘や! 大西さんやったー! MCこの後に方々にプレッシャーがかかりそうです。「割と行けるのかな?」という気持ちにもなりますか? 渡邊さんなっちゃいましたし、若干ですが、やる気も削がれました。(登壇者の皆さん:笑) 目黒さん削がれないでください! 渡邊さん簡単? 大西さん一回「9」に入る感覚を覚えてしまえば、同じことをすれば行けるので一回目が大事です。 MC皆さん、身体能力が高いので成功していますが、イベント前にスタッフさんがやった時は全然入らなかったんです。 渡邊さんなんで僕たちの、身体能力が高い雰囲気にするんですか…。プレッシャーが(苦笑)。 ■続いて、渡邊さんの「輪投げ」チャレンジ。 渡邊さん行きます! (ベベン!と効果音)■渡邊さんが投げた輪は、一つ目が「9」にかかったものの、二つ目で外し、落ち込んだ様子を見せながら投げた三つ目も外してしまい、合計9点となりました。 渡邊さん悔しい! 目黒さん難しいですか? 渡邊さん簡単だと思っています。意外と入ります。でも一本しか入りません。(登壇者の皆さん:笑) MCだんだんコツが分かってくるので、あとのお二人は有利かもしれないですね。 今田さんプレッシャーがありますね。 ■続いて、今田さんの「輪投げ」チャレンジ。 今田さん行きます! (ベベン!と効果音) ■今田さんが投げた輪は、一つも数字にかからず…。0点となりました。 今田さんなんだかもう、悔しくもないです。(登壇者の皆さん:笑) 目黒さんその感情すらも湧いてこない(笑)。 今田さん悲しいです(苦笑)。 ■続いて、目黒さんの「輪投げ」チャレンジ。 目黒さん行きます! (ベベン!と効果音)■目黒さんが投げた輪は、一つ目が「9」、二つ目も「9」にかかりますが、三つ目は失敗…。合計18点となりました。 目黒さん(悔しそうな表情で、頭を抱えしゃがみ込みました) 渡邊さん調子に乗っていた? 目黒さん(渡邊さんと顔を見合わせ)僕ら、調子に乗ったタイプです。(登壇者の皆さん:笑) MC最後に迷いが出ましたか? 目黒さんそうですね。最後も「行けるかな」と思って調子に乗っちゃいました。 MCということで、「輪投げ」の勝者は大西さんです! 大西さんやったー! (会場:拍手)これは後にやる人のほうが緊張するかもしれないですね。 目黒さん(大西さんの輪投げが)マジで上手かった。 大西さん嬉しい! MCこれから特技として(アンケートなどに)書けるのではないでしょうか。 大西さん輪投げですか(笑)? 書きます! ■三つ目のチャレンジは「巨大折り鶴」 MC続いて、最後の戦いとなります。大きな紙が運ばれてきました。こちらの紙で巨大折り鶴を折っていただきます。誰よりも速く完成させた人が優勝ですが、そこでしっかりと鶴になっていないと不合格になります。鶴をきちんと折ってください。鶴が折れた方は手を挙げてください。 渡邊さんこれは最初に鶴が折れた人が1ポイント(獲得)ですか? MCそれがきちんと鶴になっていたら1ポイントです。 目黒さん最後だけ2億ポイントとか…。(登壇者の皆さん:笑) 今田さん逆転チャンス! MC(スタッフに確認しながら)なんとスタッフからOKが出ました。 目黒さんでもそれは、大西くんが決めることですね。やっぱり今トップなので。 大西さんでは最後は…2億ポイントで! (大西さんの懐の深い判断に、会場:拍手) MC鶴の一声で二億ポイントとなりました。ありがとうございます。では皆さん、「巨大折り鶴」にチャレンジしていただきます! ■一斉に「巨大折り鶴」への挑戦がスタート。それぞれが一生懸命に折り鶴を折り始めたものの、途中から折り方が分からなくなる人が続出。 大西さんどうやって折るんやったっけ! 渡邊さん(完全に手が止まり、気を取り直して一度元に戻して取り掛かろうとしつつも)二度と戻れなくなりました…。(登壇者の皆さん:笑) 今田さんこの折り紙、難しい…(苦笑)。 目黒さん(司会から良いペースで進んでいることが伝えられ)マジですか! 渡邊さん(紙の折り目をまっさらな状態まで戻し)最初に戻ってみました。(登壇者の皆さん:笑)目黒さん初心が大事ですからね。でも久しぶりにやると楽しいですね。今田さん(折り方が分からなくなり)あれ? 渡邊さん最初に戻ってみたら? (登壇者の皆さん:笑) 大西さんそのシステム、何なんですか(笑)! 今田さん(分かった!という顔で)あ! 分かった! あれ? でも何か違う… ■誰もなかなか完成できないことから、残り一分でゲームを終了することに。 今田さんできる、できる! 大西さん(残り時間を気にして)ヤバい! 今田さん(完成した様子で手を挙げる)はい! ■全員が折る手を止め、今田さんの鶴の完成度をチェック。今田さんが鶴の羽を広げてみると、完成していたのは不思議な形の鶴。会場も「あれ!?」と大爆笑となりました。大西さん思っていた鶴とちゃうかった! MCではあと7秒です。皆さん、取り掛かってください! 目黒さん(完成した様子で手を挙げる)はい! ■全員が折る手を止め、目黒さんの鶴の完成度をチェック。しかし完成していたのは、こちらも不思議な形の鶴。会場は再び大爆笑となりました。 大西さんできました! (開いて)良いですか!? ■大西さんの鶴の完成度をチェックすると、目黒さんの鶴と似てはいるものの、大西さんのほうが完成度が高い模様。 MCでは、美術ポイントで勝者を決めさせていただきます。勝者、大西さんです! 大西さんやったー!(会場:拍手) MC2億ポイントが大西さんに入り、三本勝負の優勝者は大西さんとなりました! (会場:拍手) 目黒さん、勝負はいかがでしたか? 目黒さんただただ悔しいですが、大西くんが、何ポイントですか? 2億2ポイント(笑)? 圧倒的な強さを感じました。 MC大西さんには、3.17kgの高級松阪牛のサーロインステーキの目録をプレゼントさせていただきます! 大西さん(目録を受け取り)やった! まさか先輩を差し置いてこれを持てるとは思っていなかったので、嬉しい反面、申し訳ない気持ちがあります。でも皆さんと一緒に昔のゲームができて、楽しくて、ワクワクしました。ありがとうございます! (会場:拍手)今田さん大西さんが強すぎて何も言えないです。楽しかったです。おめでとうございます! 大西さんありがとうございます。 渡邊さん全部のゲームでポイント取られたので、何も言うことないですが、僕は一応「2位でしたよ」ということだけ、皆さん分かっていてください。2位でしたよ。「けん玉」が僕のピークでした。(登壇者の皆さん:笑) 目黒さんみんなと笑いながら楽しく昔の遊びができて嬉しかったです。最後はなかなかの泥試合でしたが(笑)、その感じもすごく楽しくできました。ありがとうございました。 MC最後に目黒さんから、公開を待っている皆さんにメッセージをお願いいたします。 目黒さん本作はタイトルにも入っているように、 結婚から始まる純愛ラブストーリーです。その中に“異能”を使ったアクションだったり、守りたい人を必死に守るような姿、そういったものが詰まった本当に素敵な作品だと思います。たくさんの方、幅広い方に観ていただけたら嬉しいです。ぜひ劇場でご覧になってください。よろしくお願いします。(会場:拍手)
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サーカス五人組/噂の娘<東宝DVD名作セレクション>『サーカス五人組』 ビールの泡沫の如き 果敢なきジンタ生活 わびしい温泉町に生ける楽隊屋の旅愁を描く感傷の秋の名画 『噂の娘』 父を想い母を案ずる内気な邦江 我儘一杯の紀美子 この二人を娘に持つ父は、時代の流れに何を思うのか…。TDV34083D/1935年度東宝©1935 TOHO CO.,LTD. ※2作品を1枚のディスクに収録。サーカス五人組/噂の娘<東宝DVD名作セレクション>ご購入はこちら
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「アキラとあきら」大ヒット御礼舞台挨拶「アキラとあきら」大ヒット御礼舞台挨拶「アキラとあきら」公式サイト「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」など数々の大ベストセラーを生み出してきた日本を代表する作家・池井戸潤さん。骨太なストーリーと多彩な感情表現で多くのファンを魅了する池井戸作品の中で、対照的な宿命を背負った若者のドラマを描く同名小説が、劇場版「アキラとあきら」となって8月26日より全国338館にて公開されました。9月8日にはTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて大ヒット舞台挨拶が開催され、竹内涼真さん、横浜流星さん、三木孝浩監督が登壇しました。メンバーが事前に公式SNSで募集した質問に全力回答するとともに、ティーチインも実施! 会場からの熱い感想に耳を傾けながら、真摯な答えを繰り出して大いに会場を盛り上げました。この日の模様を詳しくレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶山崎 瑛役竹内涼真さん階堂 彬役横浜流星さん三木孝浩監督竹内さん公開して10日ぐらいですか? 観てくださった皆さんから、うれしい言葉をたくさんいただいています。こうやって、また皆さんと一緒に同じ空気を吸える時間を持てたことがすごくうれしいです。「アキラとあきら」という作品が、皆さんに育ててもらい、どんどん、どんどん大きくなっている実感があります。自分の心も、すごく充実しています。短い時間ですが、今日もよろしくお願いします。 横浜さん皆さん、平日にもかかわらずお越しいただきありがとうございます。公開して10日。本当にたくさんの方に観ていただけていることを実感していますし、すごくうれしいです。 三木監督公開してからも、SNSやネットでうれしい感想をたくさんいただいています。主演二人の熱さや思いの丈が皆さんに届いたんだと、本当にうれしく感じております。今日は観終わった後ということで、その熱さを共有しながら、楽しいお話できればと思います。 MC公開初日のアンケートでは、満足度が驚異の93.8パーセント。SNS上でも絶賛の声をたくさんいただいています。いくつか、いただいた感想をスクリーンに映し出してみようと思います。 ■「泣けた!こんなに泣ける作品とは知らなかった!」「控えめに言って最高だった」など、スクリーンに観客の感想コメントが投影される。三木監督(「こんなに泣ける作品とは知らなかった!」というコメントを見て)そうなんですね。 竹内さんそういう声が多かったんですね。(「真っ直ぐで信念を持って、真剣に仕事に向き合う気持ちを思い出させてくれる映画でした」というコメントを見つけて)働いている方や、毎日お仕事を頑張っている方へのエールになったという感想は、やっぱりうれしいですね。 横浜さん今、竹内くんが言ってくれた言葉(読み上げた感想)は、やっぱりうれしいですね。僕らは「仕事を頑張っている人たちにエールを送れたら」と思っていたので、作品が届いているんだと感じました。「やっぱり池井戸潤原作の作品はいいなーって思った。個人的には今年に観た邦画、ナンバーワン」というコメントもあります。 竹内さんこれはうれしいですね! 横浜さんうれしいですね。その人にとって「この映画が一番良い」と言ってくださるというのは…。 MCこのような熱い感想が届いていることに関して、改めてどのように感じられましたか? 竹内さん本作の制作過程では、一生懸命にやり、監督や流星くんと、たくさん話し合いをしながら取り組んできました。こういった感想をもらうためにやっていたかと言われると、そうではないんです。観てくださる人にはいろいろな角度からの見方、評価、感想があると思うので、そこは本当に未知数なんですよね。こうして実際に本作が公開されてから少し経ってみると、僕らとしてはちょっと予想外な反応をもらったりすることもあります。「泣ける作品です」というのは、番宣の時に僕らも言っていないと思うんです。こうやって可能性のある広がり方をしているというのは、僕ら作り手としては、すごくうれしいことだと思います。横浜さん汗水をたらしながら(映画づくりを)やっています。僕らは、さきほど竹内くんが言ったように、そのために頑張っているわけではないんですが、観てくださる方々からこういった熱い言葉をいただけると、「報われたな」「報われているな」と感じます。うれしいです。 MC周りの方からの反応は、どのようなものがありましたか? 竹内さんどこらへんの感想が良いですか(笑)? 最近、家族からはあまり感想とかをもらえなくなってきて…(笑)。直近で言うと、今ドラマをやっているんですが(テレビ朝日系列で現在放送中の木曜ドラマ「六本木クラス」)、ドラマチームの監督さんや、僕のスタイリストをしてくれているチームの方が観てくれました。「すごく良かった」、「毎日、前向きに仕事を頑張れる気持ちになった」という意見をくれました。「六本木クラス」の監督は、(瑛と彬の)二人がお互いを求め合って、社会人として(壁を)乗り越えていく過程にすごく感動したそうで、めちゃくちゃテンションを上げて現場に来ていました(笑)。 横浜さんうれしいですね。 竹内さんめちゃくちゃうれしかった! (「アキラとあきら」チームに)「『素晴らしかった』と伝えておいてください」と言われました。そういえば、今思い出しました。 MC「ライバルでもある、(瑛と彬の)二人の関係性がうらやましい」という感想がすごく多いですね。 竹内さんこの映画内でもそうですが、ライバルというか、良い意味で意識し合っている二人というのは、すごく良い関係ですよね。 横浜さん僕の周りでは親と同級生が観てくれたんですが、「良かった」。それだけでした。(登壇者の皆さん:笑) 竹内さんその「良かった」に集約されているんだよね。横浜さん(うなずきながら)「良かった」にすべてが込められているのかな。でも、観てくれてただけでうれしいです。 MC三木監督は、これまで青春恋愛映画をたくさん撮られてきました。今回は、客層の雰囲気としても違ったところがあったと思います。監督の周りでは、どのような反応がありましたか? 三木監督映画の関係者の方々の中には、「ティーンの恋愛映画をよく撮ってきた三木孝浩が、池井戸原作をどう映画化するのか」というところで興味を持ってくれた人がいました。観た後の感想を聞いて「“二人の主役”というところが良かったのかな」と思いました。未熟な二人が意識し合い、反目しながらも、だんだんと絆を結び、「二人じゃないと、その高い壁を越えられない」というところに行き着く(という内容)。それはある種、これまで自分がやってきた恋愛映画のフォーマットと近い気がしました。僕が過去に撮った作品も、恋愛そのものを描くのではなく、「それぞれが“あるべき姿”に向かって、一生懸命もがいて、成長していく過程を描きたい」と思いながらやってきました。それは、この二人の友情物語も一緒だと思っています。「僕が描きたい映画ってこういうことなんだ」と、いろいろな感想や評論を見て気づかされました。 MC“二人の主役”というお話がありましたが、竹内さんは以前「今このタイミングで横浜さんと二人で主役をやれることが、すごくうれしかった」とおっしゃっていました。 竹内さん二人で一緒に取材を受けていても、(二人の主役について)結構聞かれるんです。(横浜さんとは)同時期にヒーロー(「仮面ライダードライブ」竹内涼真さん出演/「烈車戦隊トッキュウジャー」横浜流星さん出演/両作品ともに2014年テレビ朝日系列にて放送)をやりながらも、なぜかこれまで交わらず、なぜか東映撮影所でも話さずに、ここまで来ました。でも、以前からお互いのことを知っている。「アキラとあきら」をやることになった時に、もう一人の“あきら”が横浜流星くんだと聞いて、「今、一緒にやれるんだ」と思って僕はとてもうれしかったんです。実際に一緒にやってみて、考えているポイントやタイミングなど、いろいろと絶妙な部分でマッチする部分もありました。やっぱり、流星くんは熱いんですよね。そして、真面目なんです。やっぱり僕は、真面目な人が好きです。熱くて真面目な男が好きです。そういう人たちと仕事をするのは楽しいし、現場でも熱い気持ちで戦っていれば、今回の「アキラとあきらの」ように、僕らが心から喜べるような感想ももらえるんだと思いました。 横浜さん僕も本当に、今一緒にやれて良かったと思っています。特撮が終わって、数年後に共演していたとしたら、こんなに距離が縮まっていないかもしれないですね。お互いに尖っているものが取れて、丸くなり、(そういった時期だったからこそ)距離がぐっと近づけたと思います。(特撮作品で)同時期に戦っていた二人が、またここで戦えるというのは、すごく感慨深いです。僕も裏表がなく、熱い人が大好きなんです。竹内くんも言ってくれたけれど、僕も熱い人が大好き。志が一緒なのかな? 向かっていく方向が一緒なので、そういう人と仕事できるということは、すごく幸せなことですね。だからこそ今回の撮影は、本当にとても楽しかったです。MC公式SNSでは、事前に質問を募集していました。こちらにも熱い質問がたくさん届いています。 【質問】買ったポップコーンが全然減らないほど面白かった。あっという間すぎて、10回は観たいです。お三方に質問です。作品の中で瑛と彬にとっては、入行してから十数年の年月が経過していきます。その年月の変化をどのように演じられましたか? 演出、見た目、役作りなどがどのように変化していったのかを教えてください。(40代女性会社員) 竹内さん(映画の)二時間の中で、かなりの年月を過ごすことにはなるんですが、今回、僕がこの役を作る上で一番大事なポイントだと思っていたのは、幼少期と「最後にどういったゴールを迎えるか」ということでした。ゴールに向かって、少しずつ成長しながら人間関係を育んでいきます。人間関係の中でも瑛と彬の築く関係はとても大事なもので、二人の(セリフや感情の)キャッチボール、そして“離れていても、必ずどこかでお互いを求め合っている”という意識を大切に演じました。また監督、流星くんも一緒に、お互いのスーツのシルエットの違いなども話し合って、少しずつ微妙な部分は出していました。もちろん年月に関しては心のどこかには置いていましたが、そこが一番重要なポイントではないので、そんなに意識はしていないです。やっぱり自分がいる場所も変わるし、階級や場所も変わっていきます。その周りの人とのコミュニケーションを大事にすることによって、自然と自分の成長が描けると思っていました。僕は、本作が「年月を見せる映画」ではないと思ったので、周りの人たちとのセッション、流星くんとの、瑛と彬としてのやり取りを一番大切にしました。あと、髪型はこだわりました。渾身のバンカーの髪型です。(登壇者の皆さん:笑) キリッとね、サイドはハサミを使わずにバリカンで刈り上げる。渾身の“アキラヘア”なんです(笑)。横浜さん年月か…。今回は30代までを演じましたが、僕はまだ25歳なので、想像でしかない部分もあります。ただ見た目に関しては、新入社員の時はああいった髪型をしているけれど、社長になると髪の毛を全部上げていたり、声のトーンなどもおそらく年を取るにつれて、変わってくると思うんです。あとは所作、立ち居振る舞いなども気にはしていました。でも一番大事なのは、(キャラクター同士の)会話なので、会話をしながらその時に生まれる感情を大事にしました。また、階堂は最初は鎧をまとっているけれど、山崎と出会ったことでどんどん削ぎ落とされていきます。そうすることでより熱くなっていくんです。その“削ぎ落とされていく”ということは、ポイント、ポイントで、意識しました。 三木監督新入社員時代の二人は、それぞれが足りないものをお互いに補い合って、成長していきます。その成長過程があれば、年月が描けると思っていました。シーンごとに、「瑛と彬は、相手のこういうところを得て成長したんだな」と観てもらえたら良いなと思いました。 【質問】皆さんの熱い演技に心打たれて、「作品を作る上でどれだけ努力してきたんだろう」と思うと、その部分でも涙を流してしまいました。話の内容はちょっと難しい部分もありましたが、とても良い作品だと感じました。今回の映画では“宿命”がキーワードになっていますが、宿命はあると信じますか?(10代女性) 竹内さん分かりません(笑)! 横浜さん同じく、分かりません(笑)! 竹内さん僕らはこの映画の宣伝をたくさんしてきたから、そこで“宿命”という言葉をよく聞きました。それまでは考えたことがなかったな。 横浜さんそうですね。この作品を機に考えたという感じですね。 三木監督“宿命”については分からないですが、“巡り合わせ”はあると思っています。僕は、竹内さんと横浜さんそれぞれの主演作(「青空エール」2016年公開/出演:土屋太鳳、竹内涼真。「きみの瞳が問いかけている」2020年公開/主演:吉高由里子、横浜流星)を撮ってきて、今回は二人が主役の作品をこうして撮ることができました。サイクルというか、タイミングや巡り合わせってあるんだと感慨深かったです。さきほども「同時期に特撮をやってきた」という話がありましたが、今このタイミングの巡り合わせで(二人を主演にした映画を)やれるという運命、縁みたいなものはすごく感じました。 竹内さん確かに。タイミングはあるかもしれないです。“宿命”という言葉でくくると難しいですが、「この仕事をやるか、どうしようか」と考える時のタイミングとかって、自分の中である? 横浜さんあります。 竹内さんあるよね。そういうのはあるかもしれないです。宿命という言葉を使うならば、「今回こういう形で自分の方にまわってきたとしたら、僕はこれをやる宿命なのかな」など、そう感じながら「やります」という時はありますね。 【質問】夏休みに息子をポケモンの映画に連れて行った折に、この映画の予告編を観て名作の予感をひしと感じ、公開二日目に観に行きました。もうすでに二回鑑賞しました。山崎瑛は人を救うことを志し、階堂彬は家業を救うことを志し、それぞれバンカー、経営者として、大きな困難を乗り越えました。竹内さん、横浜さんが、役を演じる上で“志していること”はどんなことでしょうか?(40代男性会社員) 竹内さん真面目な話になっちゃいますね。志かあ…。(深く考え込む) 横浜さん(こちらも深く考え込みながら)志していることですよね…。自分が生きる役を誰よりも理解して、愛して、その世界で違和感なく生きることですかね。そして(演技は相手との)会話なので、さきほども言いましたが、決めていくのではなく、作り込みすぎず、生の感情を大事にできれば良いなと思いながら、いつもやっています。 竹内さん流星くんが言ったように、僕が、今本当に楽しい瞬間というのは、会話やセッションなど、自分で作り上げた人物を演じながら、現場で周りの人物とキャッチボールをしながら、「そこで何が生まれるのか…」ということにすごくドキドキ、ワクワクする時なんです。100パーセント、毎回充実できたら良いんですが、100パーセントに辿り着くことはやっぱり難しいし、障害も出てくるし、気になることやストレスのかかることもたくさんあります。それでも演じることが好きな我々は、やっぱりその100パーセントに向かっていくことが幸せだし、そうやって充実させたものをお客さんに観てもらって、うれしい言葉をいただければ、一つ報われるという感じですね。時間が押しても良いんですよ。現場でみんな一緒に「ああでもない、こうでもない」と言いながら、そうやって楽しくやれることを志しているのかもしれないです。その結果、作品が良くなるかもしれないし、もしかしたらつまらなくなるかもしれない。これは出来上がってみないと分からないです。そうやって試行錯誤しながら、延々と追い求めている感じなのかもしれないです。 【質問】気づけば大人になって久しく、少し疲れて、それでも人生に迷いがちな日々です。若い二人が全力で突き進む姿にハートを燃やして生きることの大切さを思い出すことができました。山崎瑛が、(劇中に登場するアイテム)ベアリングペンダントに問いかけながら原点に立ち返るシーンがとても印象的でした。お二人は決断に迷った時に拠り所にしているものや考え方などはありますか?(40代女性会社員) 三木監督先ほどの竹内くんの言葉と近いかもしれないですが、僕が仕事をしていく上で「ヤバい、苦しい、辛い」と思った時に一つ、大事にしている言葉があります。矢沢永吉さんが言った、「楽しめ」という言葉です。苦しい自分を客観的に見て、そういった状況も楽しんでしまう。ロールプレイングゲームじゃないけれど、ゲーム感覚で「過酷な状況をどうやってクリアしていくか」を楽しむような心の余裕があれば、乗り越えられる気がしています。その矢沢さんの言葉は、苦しい時に思い出したりします。 MC横浜さんはいかがでしょうか。迷った時に立ち戻る場所や、助言を求める人などはいますか? 横浜さん仕事で言うならば、事務所に行ってマネージャーに聞きます。(登壇者の皆さん:笑) 竹内さんマネージャーとの話し合いだよね。これは、一番大事なんですよ! マネージャーとは二人三脚なので、マネージャーの意見と僕らの意見が良いところで一致すると、うまくいきます。 横浜さんあとは(ファンの)皆さんのことを考えたり…。さっきも、マネージャーさんと「どうしようか」という話をずっとしていました。 竹内さんさっきもスケジュールの確認をしていたよね(笑)。 横浜さんいろいろと話をしていました。でも、決断に迷ったら「どちらの方が心躍るか」を考えます。でも基本的に、迷うことはないですね。自分が信じた道がきっと正しいと思っているので、「楽しい」と思った方を選びます。 竹内さん「自分の居場所を、どこに置くと幸せにつながるか」ということを考えるかな。僕が追い詰められている時はだいたい、ある夢を見るんです。「高校時代のサッカーの監督にめちゃくちゃ怒られる夢」(笑)。その夢を見ると「追い詰められて、悩んでいるんだな」と思います。 【質問】私の息子は銀行員で、入行して四年目です。先日本作を一緒に観に行きました。立派なバンカーになれるよう、息子に熱いエールを送ってください。(50代女性) 三木監督これはもう、仕事をしていたり、就職活動を始める人や悩んでる人、すべてにエールを送りたいですね。 横浜さんこの映画を観てください。(登壇者の皆さん:笑) 竹内さん確かに、それがエールになるね。あとは、ファイトー! 行けー!とかですかね(笑)(登壇者の皆さん:笑)僕らもクランクインする前に勉強をしましたが、“融資する、しない”という仕事は、ものすごく大変なことがいろいろが動いているし、もし失敗したら…というリスクもある。(融資先が)日本を代表する企業になる可能性だってあるわけですからね。銀行員として、日本を背負っているわけですから、「頑張れー!」…なんて言っている場合じゃないかな。 横浜さんみんな頑張っていると思うんですよね。 竹内さん僕らは今回、銀行員の役を演じたからなのか、最近は銀行の前を通りかかると今までとはちょっと違う気持ちで見てしまいますよね。「いろいろ抱えているんだろうな」「頑張っているんだろうな」って思います。映画の中でも「4800人を救う」とか「稟議が通る」「融資をする」「融資をしない」といった展開がありましたが、やっぱりそれだけの人の人生を背負うわけですから、自分を信じて、自分を見失わずに頑張ってほしいですね。MCここからは会場の方からも、質問を受け付けたいと思います! 質問がある方! (会場から手が挙がる) 竹内さん、どうしましょうか。 竹内さんでは目の前の、ピンク色に髪を染めている女性。あなたのアピールが届きました(笑)。 Q私はまだ就職を考えていないんですが、これから先にたくさん困難があっても、二人の姿を見ていたら頑張っていけそうな気がしました。(涙ぐむ)うれしくて…すごくファンなんです。初めて会えて、本当にうれしかったので…(涙)。毎日、本当に頑張ります! ありがとうございます。 竹内さん「頑張る」という報告だね。本当にうれしいね。(会場:拍手) MCせっかくなので、何か質問はありますか? Q竹内さんは、なぜそんなにスタイルが良いんですか? (登壇者の皆さん:笑) 横浜さんそれは僕も思っていた。 竹内さんすごい質問が来たな。僕のお父さんの身長が182センチなので、だいぶ遺伝で受け継いでいます。そこには感謝しています。僕のお母さんは160センチないくらいなので、お父さんの遺伝子が強めだったのかな。ただ太らないように日々の食事には気をつけたり、トレーニングもしています。そんなに簡単にこれを維持しているわけではありません。僕も頑張っています(笑)。一緒に頑張りましょう。(会場:拍手) MCもう1問、いきましょう。横浜さん、どうしましょうか。 横浜さん今、僕を応援してくれている方だったので、次は竹内くんを応援してくれている方にしましょう。(会場を見渡す) 後ろの方の方。Q(指名されたことに驚き)ええ! すごく本作、面白かったです。最後のベアリングが(伏線になって)つながったところで、グッときました。 MCでは、お隣の方のご意見も聞いてみましょう。 Qその最後のシーンが、(説明もなく)無言なところがとても良かったです。(瑛と彬がお互いの)顔を見て分かったんだと感じられたところが、とても印象的でした。質問ですが、撮影中一番難しかったシーンについて教えてください。 三木監督クランクインして一発目のシーンとなった、研修ファイナルのシーンは序盤の山場でしたね。そこで役柄をつかまないといけないから、二人も撮影前に準備をしてくれていました。エキストラさんもたくさん参加してくれたシーンです。あそこを乗り越えられたから、その後もスムーズに行ったという感じがしています。 横浜さん撮影的に、あのシーンは大変でしたね。あそこで僕も山崎との距離感をつかめたし、階堂としても「こういれば良いんだ」というのがつかめました。 竹内さん確かに、最初の研修での戦いのシーンは印象的ですよね。(質問をくれた)お二人がおっしゃってくださった最後のベアリングを拾うシーンは、一回撮った後に、もう一度撮り直しをしたシーンなんです。「無言でいるのが良かった」という感想をいただきましたが、どちらとも受け取れるラストにしたくて…。「完璧にお互いが通じ合っている」と思う場合もあるし、本当に宿命として二人がつながったのかは、観てくれた人に委ねたいという話し合いが(現場で)あって、ああいったシーンになりました。 MCでは最後に、竹内さんと横浜さんからメッセージをお願いいたします。 横浜さん本日はありがとうございました。熱い言葉をくださったり、皆さんが思いの丈をぶつけてくださり、本当にうれしかったです。幸せな時間でした。まだまだ本作の上映は続きますので、最後までよろしくお願いします。「アキラとあきら」を愛してください。ありがとうございました。(会場:拍手) 竹内さん映画を観てくれた皆さんからの言葉をたくさんいただいて、「アキラとあきら」という映画がこれからどんどん可能性を広げて、大きくなっていくんだと、自分自身でも自覚できました。すごく撮影も充実していて、流星くん、三木監督とセッションをしたその結果が、この映画に詰まっていると思います。「アキラとあきら」が、皆さんの生活や、毎日仕事を頑張りながらも腰が重くなったり、辛くなった時に、すっと手を伸ばしてくれる一つの鍵となれば、僕らとしてはすごくうれしいです。これからどんどん、この映画が皆さんの手に渡っていくことを心から祈っています。今日はありがとうございました。(会場:拍手)
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