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『ミズ・マーベル』 『シークレット・インベージョン』パンフレット発売のお知らせTOHO theater Store でも販売いたします。マーベル公式『マーベルズ』の公開を記念し、11月10日(金)より上映劇場にて『ミズ・マーベル』と『シークレット・インベージョン』のパンフレットを発売致します。マーベル作品ファン必携の情報が満載です!商品名:『ミズ・マーベル』パンフレット 仕様:300×225㎜ P54 価格:880円(税込)『マーベルズ』の新たなヒロイン、ミズ・マーベルの誕生秘話。キャスト&スタッフのインタビューや撮影裏話、バックステージも含めた豊富なビジュアルギャラリーを収録。ミズ・マーベルの誕生秘話がこの一冊に凝縮!世界観やキャラクターの魅力に迫ります。商品名:『シークレット・インベージョン』パンフレット 仕様:300×225㎜ P48 価格:880円(税込)『シークレット・インベージョン』は『キャプテン・マーベル』のその後の衝撃と、『マーベルズ』への前日章としての重要なエピソードを描くドラマ。ニック・フューリーが主人公となる本作は、前代未聞の侵略と陰謀、そしてその背後の人間ドラマを探求し、物語の核心へ迫ります。キャスト&スタッフのインタビューや撮影裏話、貴重なアートワークまで惜しげもなく収録。発売日:2023年11月10日(金) ©2023 MARVEL 東宝株式会社 ライツ事業部 -
『ぷにるはかわいいスライム』Blu-ray Box① 初回生産限定版これはスライムのぷにると中学生のコタローがともだちじゃなくなるまでの物語……TBR34264D/2024年東宝Ⓒまえだくん/小学館/ぷにる製作委員会『ぷにるはかわいいスライム』Blu-ray Box① 初回生産限定版ご購入はこちら
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劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』初日舞台挨拶劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』公式サイト2021年7月期にTBS日曜劇場枠で放送されたドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」。オペ室を搭載した大型車両(ERカー)で事故や災害の現場に駆け付け、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チーム“TOKYO MER”の活躍を描き、多くの感動を呼びました。そんな大人気ドラマの映画化が実現し、ついに公開を迎えました。4月28日にはTOHOシネマズ 六本木ヒルズで初日舞台挨拶が開催され、鈴木亮平さん、賀来賢人さん、中条あやみさん、要潤さん、小手伸也さん、佐野勇斗さん、ジェシーさん(SixTONES)、フォンチーさん、菜々緒さん、仲里依紗さん、石田ゆり子さん、松木彩監督が出席しました。上映終了後の興奮の熱冷めやらぬ観客のもとへ、キャスト陣が役衣装で駆け付けて大盛り上がりとなったイベントの模様を、詳しくレポートします!初日舞台挨拶喜多見幸太役鈴木亮平さん音羽尚役賀来賢人さん弦巻比奈役中条あやみさん千住幹生役要潤さん冬木治朗役小手伸也さん徳丸元一役佐野勇斗さん潮見知広役ジェシーさん(SixTONES)ホアン・ラン・ミン役フォンチーさん蔵前夏梅役菜々緒さん高輪千晶役仲里依紗さん赤塚梓役石田ゆり子さん松木彩監督■場内が暗くなり、ステージ上に赤色灯が光る。危機管理対策室・目黒大知役の猪塚健太さんの声都庁危機管理対策室より伝達。東京・港区のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の上映が終了。多くのお客様が待ち侘びている模様。出演者の登壇が必要な大規模特別舞台挨拶事案と認定。「TOKYO MER」の出動を要請する! 鈴木さんMER、了解。出動します! ■鈴木さんの声に、観客も大興奮している中、役衣装に身を包んだキャスト陣が客席の間を通ってステージに登壇し、会場をさらに盛り上げました。MCいよいよ初日を迎えました。お一人ずつ、ご挨拶をお願いいたします。 鈴木さん本作を早く観てほしかったです。ついにこの日が来ました。自分たちで言うのも何ですが、自信作です。皆さん、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』いかがでしたでしょうか。(会場:拍手)ありがとうございます。その拍手と皆さんの顔を見るだけで、胸がいっぱいです。今日は存分に楽しんでいってください。 MCドラマが2021年7月期から始まり、二年弱が経ちました。劇場版の公開初日を迎えたお気持ちはいかがでしょうか。 鈴木さん信じられないですね。本当に大変な中、撮影が始まったドラマでした。毎週コロナや時間との戦いもあり「これは最後まで撮り切れるだろうか」という思いもありました。たくさんの戦いがあった中で、こんなにたくさんの方にお集まりいただいて、我々全員で役衣装を着てこの場に立てた…。二年前のあの日を思い出すと、信じられないです。それもすべて、愛してくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。賀来さん皆さん、こんばんは。あれ、こんにちは? (迷っていると会場から「こんばんは!」と声がかかり、嬉しそうに微笑みながら)こんばんは!(登壇者の皆さん&会場:笑) 本日はお忙しい中 、初日に観に来ていただき本当にありがとうございます。こんなに大きな、臨場感あふれるスクリーンで観てくださって…。実は僕、大きな劇場ではまだ観ていないんです。だから、皆さんのことが羨ましくて仕方ないです。 中条さん一年前にみんなで大変な中撮影をして、こうして皆さんに観ていただける日が来るということを、本当に嬉しく思います。スペシャルドラマ(2023年4月16日TBS本作系列にて放送「TOKYO MER~隅田川ミッション~」)でも比奈先生の成長の姿が描かれていました。スペシャルドラマの放送の後には「比奈先生、めっちゃ成長しているじゃん」と言っていただいたので、本作ではセカンドドクターとして頑張っている比奈先生を観ていただけてすごく嬉しいです。 菜々緒さん今日こうして「TOKYO MER~走る緊急救命室~」を愛してくださっている皆さんに観ていただけて、本当に感無量です。包み隠さず言いますと、私は(撮影が大変なあまり)続編が嫌で嫌で仕方なかったんです。(登壇者の皆さん:笑) でも「このメンバーとだったら乗り切れる」という自信がありました。「このメンバーとだったらまた一緒に戦友として乗り切っていける」「頑張れる」と思いました。この作品が完成して、皆さんにお届けできてすごく嬉しいです。 MC菜々緒さんは、イベントのたびに「続編が嫌だった」とおっしゃっています。初日を迎えられたことで心境に変化はありましたか? 菜々緒さんやはり、ちょっと帳消しになる部分はありますね。 鈴木さん菜々緒さん、現場ではすごく楽しそうでしたよ! 菜々緒さん現場は楽しいんですよ! 現場は大好きですし、皆さんのことも大好きなんですが、とにかく撮影が大変。大変だったでしょう?(鈴木さんに語りかける) 賀来さんこの人に聞いても無駄だよ(笑)。 鈴木さんいつも言っていますが、僕は大変なほうが好きだから! 菜々緒さんそうなんですよね。ちょっと、サイコパス気質なんですよね。(登壇者の皆さん&会場:笑) 鈴木さん(菜々緒さんは)階段でもぶっ飛んでいましたもんね! 菜々緒さん大変でしたね。非常階段や空港のシーンを貸切のような形でやらせていただいたり、とにかくスケールがどんどん大きくなっていました。台本を見ても、撮影現場に入っても「本当に撮れるのか?」と不安で仕方なかったんですが、できるものですね、映画って(笑)。 MCその苦労や努力が本作となって、ついに全国の皆さんにお届けできました。 菜々緒さん一人でも多くの皆さんに観ていただけたら、すごく嬉しいなと思っています。 小手さん皆さん、お忙しいところ劇場までを足を運んでいただいて、ありがとうございます。「TOKYO MER」麻酔科医を演じました冬木治朗こと、要潤です。(登壇者の皆さん&会場:笑) 鈴木さん何で嘘をつくんですか! 小手さん完成披露試写会の時に、(要さんが自分と)名前を交換したということを聞いて…。 鈴木さん(完成披露試写会時に、要さんが「要潤こと、小手伸也です」と挨拶したことを思い出し)ああ! 要さんが言ったやつですか。 小手さんだから、僕が要潤なんだろうなと思って。 要さん似ていますもんね、僕ら。(登壇者の皆さん&会場:笑)鈴木さん二人とも髪型がオールバックですもんね。 小手さんあと(完成披露試写会時に)何かやっていたっけ? (思い出したように)小手伸也役の、冬木治朗です。(完成披露試写会時にジェシーさんがやっていたボケを真似しながら、自身にツッコむように)逆じゃん! ジェシーさん「逆だね」です。でも、ちょっと違います(笑)。 小手さん僕はあの場所にいなかったので、YouTubeを観たんですが悔しくて…。今日はそれを(完成披露試写会で盛り上がっていたことを)全部やりたいです。 鈴木さんジェシーくん、小手さんのお世話をお願いします! ジェシーさんもちろんです! 小手さん以上です! MC以上で良いですか? 小手さん本当に素晴らしい作品に携わることができて、無事に全国の皆さんにお披露目することができて、僕自身も本当に好きな作品で、ものすごく新鮮な思いでやらせていただいたので、皆さんに楽しんでいただけたら幸いです。今日は短い時間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 佐野さんこんばんは。徳丸元一役の佐野勇斗です。正解だね!(登壇者の皆さん&会場:笑) 前回、ジェシーくんがめっちゃウケていたので、すごくやりたかったんです。今日やろうと思っていたのに(小手さんに)先にやられてしまったので…。急遽、変更しました。ついに初日を迎えられました。この錚々たるメンバーの中に入れたことを、すごく嬉しく思っております。皆さん、今日は本作を観た後ということで、すごく感動してくださっている方々もいらっしゃって、とても嬉しいです。ぜひたくさん広めていただいて、今日はなかなかない…キャストに会える機会…。(徐々にしどろもどろになる) 鈴木さん大丈夫? 佐野さん大丈夫です。僕は、泣かないですよ。皆さん、今日は楽しんでいってください。失礼します! 鈴木さん何で「失礼します」なんだ(笑)! 佐野さんお疲れ様でした!(登壇者の皆さん&会場:笑) ジェシーさん潮見知広役を演じました、潮見知広です。(自身にツッコむように)ジェシーはどこ!?(登壇者の皆さん&会場:笑)(周囲から「すごい」「さすが」「芸人さんだ」と声が上がる)アイドルだよ!(再び登壇者の皆さん&会場:笑)僕は劇場版から参加したんですが、チームもできあがっているので最初は不安でした。皆さんがすごく優しく受け入れてくれたので、すんなりバッと入れました。皆さんの背中を見て、すごく刺激をもらいました。素晴らしい作品ができたと思っています。短い時間ですが、楽しんでいっていただけたらと思います。 MC佐野さんから「すごい」という声が漏れていました。 佐野さん(ボケ倒すジェシーさんは)カッコ良いです。 鈴木さんどこに憧れているんだ(笑)。 フォンチーさん小手さん、佐野くん、ジェシーくんの後はすごくやりにくいです(苦笑)。このように愉快なメンバーだったので、大変な撮影も乗り越えられました。「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の集大成とも言える作品になったんじゃないかと思います。今日を皮切りに、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の輪が全国に広まったら嬉しく思います。皆さん一回と言わず、二回、三回、四回と、大切な人とこの作品を何回でも観ていただけたら嬉しいです。 要さんこうして皆さんの顔を見ていると「満足していただけたのかな」と思っております。映画というのは、お客さんと我々製作陣の両方で成長させていくものだと思っています。本作を面白かったと感じたら、ぜひご友人や家族、知り合いや赤の他人の方に(会場:笑)、どんどん話していただいて、みんなでこの作品を盛り上げていけたらと思っています。 仲さんこの白衣姿で喋ることにすごく違和感を覚えているんですが、大丈夫ですかね?(登壇者の皆さん&会場:笑) MC大丈夫ですよ! 仲さんすごく違和感があって、「う、う、う…!」という感じなんですが、大丈夫? 浮いていないかな?(会場から「大丈夫」という意思表示の拍手)やったー! (かわいくポーズを決めながら)高輪先生だよー! ゴールデンウィークの予定が決まっていない方は、毎日観ていただいても良いので。(登壇者の皆さん&会場:笑)いろいろな映画館の空き(空いている席)を探していただいて、何回も観て、さらにお友だちや家族、いろいろな方を誘ってまた観てください。 石田さん皆さん、こんばんは。赤塚梓を演じました、石田ゆり子です。(いつもボケ倒すジェシーさんを気にしながら)私は普通です(笑)。 鈴木さん普通で良いんですよ! この二人がおかしいんですから。(登壇者の皆さん&会場:笑) 石田さん(笑)。初日にこうして来てくださる皆さんは、どれだけ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」のファンでいてくれたんだろうと思うと、胸がいっぱいになります。私の周りでも「こんなに面白かったという感想を聞くこともないんじゃないか」と思うくらいファンの多い作品です。(登壇者の皆さんを見ながら)私は、劇中ではなかなか皆さんと同じシーンがないんです。普段は会えないので、こうやってみんなに会うとちょっとテンションが上がってしまいます(笑)。赤塚さんがMERを作ったので、なんて光栄な役だろうと思っています。何度でも観ていただけたらと思います。たくさんの方に宣伝してください。 松木監督本日は皆さん、お忙しい中お越しいただき本当にありがとうございました。ちょうど二年前の4月の終わり頃は、テレビドラマシリーズ第一話のバスとトラックの衝突事故の撮影をしていました。まだ放送もされていなかった時期ですが、すごく撮影に時間がかかって、「大変な番組が始まりそうだぞ」と(キャストの)皆さんも思われたと思います。「果たしてこの作品を受け入れていただけるのか」とドキドキしていたんですが、こうして二年後の今日、劇場版という形で皆さんに続編をお届けすることができて、本当に光栄だと思っております。二年間(ファンの方々が)応援してくださって、キャストの皆さんやたくさんの力強いスタッフが一緒に走ってくれたので、改めて感謝したいと思っています。末長く愛していただけたらと思っております。 MC皆さんの中で、一番印象的なシーンや好きなシーンを教えてください。 鈴木さんでは僕から言って良いですか? (周囲から「お願いします!」と声が上がり)二つあります。音羽統括官がパーカー姿でうどんを食べているところ。(登壇者の皆さん&会場:笑) 「音羽先生って、ものを食べるんだ」と思って。 賀来さん今まで見たことないですからね。鈴木さんそう。しかもパーカーだったんだって…。あとは、どこまで言って良いのかな。(杏さん演じる)鴨居チーフがさ…(ネタバレを気にして)やめようかな。ライバルなんだけれど、鴨居チーフも良い人なんですよね。そこにもキュンとするし、あともう一つはちょっとマニアックなところなんですが、ジェシーくん(演じる潮見)がヘルメットを落とすところ。(登壇者の皆さん&会場:笑) 僕がふっと振り向くんですが、その時の顔がすごくかわいそうで…。ヘルメットを落とすくらいの感じなんだって思って、その後のセリフはすごく優しく言ったつもりです(笑)。 ジェシーさんありがとうございます。 賀来さん最初に喜多見チーフが、カッコ良く助けて、でも「時間を忘れていた、ヤバい!」となって走り出す…。あの本作の始まり方、あれ、良き! あのシーンは、好きですね。作品として最高のスタートです。ギャップっていうんですかね。畳みかけるようなスタートから、ちょっと一回落として、そこからオープニングに入るという作品の構造。それがすごく好きです。 鈴木さんあの「ヤバい」の言い方は、現場ですごく相談しましたよね。 松木監督そうですね。何パターンか撮らせていただいて、一番あれが良かったと思います。 鈴木さん最初は(慌てるような)「ヤバい!」という感じだったんです。でも、何となく仲さん(演じる高輪先生)の顔が浮かんだ時に「怒っているから、手遅れだな」と思って(恐怖や諦めを感じているように)「うん、ヤバい」という言い方にしました。「そっちの方が良いんじゃないか」みたいな話をしていましたね。結果、後者になりました。 菜々緒さん爆破に巻き込まれた時に、ジェシーくんだけがきょとんとしていて、みんなが「ここで爆破なんて起きていない」くらいの勢いでバーッと手術を再開するシーンが好きです。熟練したMERチームと、取り残されているジェシーくんという、対極にある感じが良いですよね。ジェシーくんの「え、この人たち怪物なのか?」というあの表情、すごく良いですよね。 ジェシーさんもちろん役ですよ。ジェシーだったら、もうちょっとちゃんとやりますから。(登壇者の皆さん&会場:笑) MCジェシーさんは、MERチームの迅速なオペシーンを間近でご覧になっていかがでしたか? ジェシーさん素晴らしいですよ。ポカンと見ちゃいます。やっぱりチーフがいると安心してしまうので、僕はセリフを忘れてしまうシーンもありました。僕が印象に残ったシーンは、ジャックがこうやって、後ろからローズを抱きしめるシーン。 鈴木さんそれ「タイタニック」(1997年公開/出演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット他)だね! 作品が違うね!ジェシーさんあ! 「タイタニック」ですか! すみません! 賀来さん昭和だよね! 鈴木さん(ジェシーさんは)ボケなきゃ気が済まない。現場でもこのテンポで全部、ギャグが入ってくるからね! ジェシーさん(笑)。本当の話をすると、僕が「ああ…涙が出てしまう」というシーンは、チーフが心臓マッサージをするシーンです。あそこは「本当に助かるのか、助からないのか」というシーンで、チーフの「帰って来い!」という感じには、シビれましたね。仲さん全部好きなんですが、怒っていた高輪先生が好き。ドラマの時から思っていたんですが、理由としては意外と可愛い怒り方をしているなと思っていました。一度別れてしまった理由もそうですが、(高輪先生は)“仕事と私、どっちが大事なの系女子”じゃないですか。私は完璧に、喜多見さんに同情をしてしまうんです。だって、面倒臭くないですか?(登壇者の皆さん&会場:笑)私は「だって、仕事だし」と思っちゃうから。 鈴木さん先月(喜多見は)は、四回しか帰って来ていないからね。 仲さん私は、(喜多見は)すごく頑張っているから「全然四回で良い」「四回も帰って来てくれた」と思うタイプです。でも、高輪先生は、ホルモンバランスとかあったのかな。妊娠中だし、ネガティブになったりとかもあったのかな…。そうやって怒っていた高輪先生だけれど、医者の時は強い人。意外とそういうところ(喜多見に怒ってしまうところ)は可愛いんだなと思って、とても印象的でした。 MCこの二人が夫婦になったということも、本作の見どころの一つです。 鈴木さん思ったより、喜多見さんはダメな夫でしたね。(登壇者の皆さん&会場:笑) しどろもどろになっていましたもんね。もう少し「分かった、分かった。でもな、千晶」という感じかと思ったら、「いや、でもさ…」「ああ…了解…」みたいな…。でも、僕はそんな喜多見がすごく好きです。「こういう人間っぽいところがあるんだ」と思いました。 MC劇中では、どんなに困難な状況でも現場に駆けつけ、多くの患者を助けてきたMERチームですが、皆さんが最近「助けてほしい」「助けられたな」と思ったエピソードがありましたら、教えてください。 鈴木さん一問目に答えてなかった人に、聞きたいですね。 小手さん全然最近のことでもないし、むしろこの撮影現場に対する愚痴になってしまうかもしれませんが、冬木先生って、麻酔器があって、いつも患者さんの頭側にいるんですよね。患者さん頭の部分が(カメラに)映らない場合は、ダミーヘッドが置いてあるんです。ものすごく雑な発泡スチロールが置いてあって、さすがにこれではお芝居の助けにならないので「何とかしてほしいな」と思っていたら、次にはめちゃめちゃリアルなダミーヘッドが置かれるようになりました。目がこんなになっている(リアルな)やつがあるんです。それだと「ちょっと怖いんだよな」と言っていたら、次は空のペットボトルが置いてありました。(登壇者の皆さん&会場:笑)「さすがにペットボトルは!」と思って言ったら、最終的には何もない状態での撮影になりました(笑)。 鈴木さん文句を言うからですよ。 小手さん僕だって助けてほしいですよ! 患者さんの表情を見ながらお芝居をしたい。せめて、何か…。 賀来さんその三つだったら、どれがやりやすかったですか? 小手さんいっそ最初の発泡スチロールで良かったですね。ペットボトルが置いてあるという状況はない! どこかで言ってやろうと思っていました(笑)。 中条さん私は、皆さんにすごく助けてもらった出来事がありました。クランクインの時にみんなで和歌山に行ったんですが、空き時間があったので、一緒に遊園地に行ったメンバーがいるんです。何人かに分かれてタクシーに乗って遊園地に向かったんです。「よーし空き時間だー!楽しむぞ!」というテンションだったのに、遊園地の中に入る手前で「あれっ。携帯がない!タクシーに忘れた!」となりました。その後20分くらい、みんなでタクシーを待ちました。でも、心優しいタクシーの運転手さんと、心優しいみんなが一緒に待ってくださったおかげで、その後も楽しく遊園地を楽しむことができました。あの時は本当にすみませんでした! 鈴木さんみんなで「おいー!」と(ツッコんで)ね。 小手さんあの時の連携はすごかったですよね。「誰かレシート持っているよね」「じゃあ、僕(電話)かけるよ」って。 中条さんそうなんです。すごい連携があって、さすがMERチームだなと思いました。 鈴木さんそこまでは、テンションが上がり切っていたもんね。 中条さんみんなのテンションを一回、壊してしまいました。 菜々緒さんこの作品って、クレームしか出てこないですよね。(登壇者の皆さん:笑) 控え室がないのも助けてほしいですね。(周囲から「ああー」と同調の声が上がる)「TOKYO MER~隅田川ミッション~」の時は、私たち廊下で待たされていました。 賀来さんいつも僕たちが待合室のように使っているところが、NHKのリハーサルに使われていて、座れる席がなかったんですよね。 菜々緒さん「三時間ぐらい使って良いよ」みたいな時がありましたよね。 鈴木さんだから、愚痴大会じゃないのよ!(登壇者の皆さん&会場:笑) すみません! (MCに向かって)「”プライベート”などで助けてほしいと思った面白い話はないですか?」という質問ですよね? MCそうです、そうです(笑)。 中条さん監督はありますか? 松木監督今が一番、助けてほしいかもしれません。(登壇者の皆さん&会場:笑) 鈴木さん急に振られて(笑)? 松木監督先日のスペシャルドラマ「TOKYO MER~隅田川ミッション~」は、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」としても過去最短で撮らなければいけない作品でした。同じページ数を撮影するのに、今までの3分の1くらい(のスピード)で撮らないといけなくて…。「うまく撮れるかな」と思って…。 鈴木さんだからそれ、愚痴なんですよ!(登壇者の皆さん&会場:笑) 松木監督皆さんがものすごい勢いでやってくださったので、「すごく助かりました」というお話です(笑)。ありがとうございました。 鈴木さん「日数くれよ」という愚痴ではない? 松木監督そうなってしまいますね(苦笑)。 要さんつい先ほどの話なんですが、これ言って良いのかな…。(迷いながらも)僕はちょっと今日、朝からすごくバタバタしていて、食べ物を何も口にせず「ヤバい」と思いながらギリギリに入ったんですね。そうしたら、控え室に叙々苑弁当があったんです。オールスター感謝祭(2023年4月8日TBS系列にて放送)の優勝記念の叙々苑弁当があって、三分で食べきりました!(登壇者の皆さん&会場:笑) ごちそうさまでした! ありがとうございました! 鈴木さんとんでもないです! (オールスター感謝祭で)アーチェリー、頑張りました!(会場:拍手)今の話で一つ、思い出しました。日常で「助けてほしい」と思ったこと、ありました。皆さんは、あるかな。僕だけかな? 弁当を食べる時に力が入りすぎて、箸がバキン!と折れちゃうことないですか?(会場:笑) 菜々緒さんあと鈴木さん、和歌山の時にバッグの中にお弁当を落としていませんでしたっけ(笑)? 鈴木さんそうでしたっけ(笑)? 菜々緒さん落としていた!(登壇者の皆さん&会場:笑) 鈴木さんしょっちゅうやるので、覚えていないんですね(笑)。 要さんあと本番中に、iPadが鳴っていましたよ。 鈴木さん愚痴ですよね?(登壇者の皆さん&会場:笑) 小手さんあと(鈴木さんは)羽田から和歌山の空港に行く時の荷物検査で、練習用のマイクーパー(外科手術で使用されるはさみ)が引っかかっていましたね。 鈴木さんハサミね。「ハサミ、ダメですよ」と言われました。 フォンチーさん愚痴ばかりなので、良いことを言います! 大変な撮影が続いていたんですが、気づくと、佐野くんが机の上においしいドリンクを置いてくれていたんです。すごく優男でした。(周囲から「フー!」という声、会場からは拍手が上がる。佐野さんはご満悦の表情)…女子メンバーに、媚を売るように。(登壇者の皆さん&会場:笑)佐野さん(フォンチーさんの言葉にびっくりして)おかしくない!? (周囲が「女子メンバーに?」とざわつく)ち・が・い・ますって!(男性陣から、「佐野さんから何かもらったことはない」と次々に口にする) フォンチーさん特に菜々
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TVアニメ「アオのハコ」 DVD Vol.6 初回生産限定版猪股大喜:千葉翔也 鹿野千夏:上田麗奈 蝶野雛:鬼頭明里 笠原匡:小林千晃 針生健吾:内田雄馬TDV34263D/2024年東宝原作:三浦糀(集英社「週刊少年ジャンプ」連載) 監督:矢野雄一郎 キャラクターデザイン・総作画監督:谷野美穂 シリーズ構成・脚本:柿原優子 色彩設計:今野成美 美術監督:藤井王之王 撮影監督:川下裕樹 編集:笠原義宏 音響監督:明田川仁 音楽:大間々昂 クリエイティブアドバイザー:モギ シンゴ 企画プロデュース:UNLIMITED PRO UCE by TMS アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム オープニングテーマ:Official 髭男dism「Same Blue」(IRORI Records / PONY CANYON) エンディングテーマ:Eve「ティーンエイジブルー」(TOY'S FACTORY)©三浦糀/集英社・「アオのハコ」製作委員会TVアニメ「アオのハコ」 DVD Vol.6 初回生産限定版TOHO animation STORE 限定版ご購入はこちら
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「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」 DVD Vol.2可愛らしい隣人との、甘くて焦れったい恋の物語TDV33082D/2023年東宝Ⓒ佐伯さん・SB クリエイティブ/アニメ「お隣の天使様」製作委員会「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」 DVD Vol.2ご購入はこちら
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ブラック・ショーマン©2025映画『ブラック・ショーマン』製作委員会
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「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」 Blu-ray Vol.2可愛らしい隣人との、甘くて焦れったい恋の物語TBR33081D/2023年東宝Ⓒ佐伯さん・SB クリエイティブ/アニメ「お隣の天使様」製作委員会「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」 Blu-ray Vol.2ご購入はこちら
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TRIGUN STAMPEDE Vol.3 Blu-ray 初回生産限定版不朽の名作『TRIGUN』が25年の時を超えて新生する。TBR33047D/2023年東宝© 2023 内藤泰弘・少年画報社/「TRIGUN STAMPEDE」製作委員会TRIGUN STAMPEDE Vol.3 Blu-ray 初回生産限定版ご購入はこちら
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「秒速5センチメートル」完成報告会「秒速5センチメートル」公式サイト 「君の名は。」(2016年公開)、「天気の子」(2019年公開)、「すずめの戸締まり」(2022年公開)など、記録的な大ヒット作を生み出してきた新海誠の劇場アニメーションを実写映画化する「秒速5センチメートル」が、10月10日に公開となります。主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生の旅を、幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描き出す本作。 8月27日にはTODAホール&カンファレンス東京で完成報告会が行われ、松村北斗さん、高畑充希さん、森七菜さん、上田悠斗さん、白山乃愛さん、宮﨑あおいさん、吉岡秀隆さん、奥山由之監督が出席しました。ついに完成を迎えた本作の感想や役にかける想いなどを明かしたこの日の模様を、詳しくレポートします! 完成報告会 遠野貴樹役 松村北斗さん 篠原明里役 高畑充希さん 澄田花苗役 森七菜さん 幼少期の貴樹役 上田悠斗さん 幼少期の明里役 白山乃愛さん 輿水美鳥役 宮﨑あおいさん 小川龍一役 吉岡秀隆さん 奥山由之監督 松村さん今日は足をお運びいただき、本当にありがとうございます。奥山さんの手によって、素晴らしい作品が出来上がりました。ぜひ皆さんのお力を借りつつ、たくさんの方の元へお届けできればと思います。今日はよろしくお願いします。 高畑さんこんなに美しい物語に参加できたことを、とても幸せに思っています。 森さん「秒速5センチメートル」という偉大な作品の前で、この時代に新しい風が吹くことを楽しみにしてもらえるように今日を過ごせたらと思います。 上田さん今日はすごく緊張しています。よろしくお願いします。 白山さん今日はたくさんの方にお越しいただき、本当にうれしいです。少し緊張していますが、少しでもこの作品の良さを伝えられるように頑張りますので、よろしくお願いします。 宮﨑さん本日はお集まりいただき、ありがとうございます。奥山組の仲間に入れていただけて、本当に幸せだと思っています。今日は短い時間ですが、よろしくお願いいたします。 吉岡さん(上田さんと白山さんを和ませるように)とても緊張しています。(会場:笑) 毎日、暑いですねぇ。こうやって奥山作品が生まれたことを、本当にうれしく思っています。 奥山監督この作品は、皆さんが温かい気持ちで愛情を持って、丁寧に作られた映画だと思います。無事に完成して、こうして皆さんに報告できることをとてもうれしく思っています。 MC先日初号試写を終えて、無事に完成いたしました。映画の完成おめでとうございます。新海誠さんから、初号試写をご覧になった感想をいただいております。 自分でも驚いたことに、泣きながら観ていた。 「秒速5センチメートル」を作っておいて良かったと、心から思えた。 【新海誠さんのコメント】 MC奥山監督にとって本作は、初めての大型長編商業映画作品となりました。完成した作品の手応えはいかがでしょうか。 奥山監督皆さんが切実さと誠実さを持って、本当に真摯に向き合ってくださったので、これ以上の手応えはないだろうというぐらい自信を持って送り出せる作品になりました。先日、新海さんとお会いした時に「自分が一体、何に泣かされているのか分からなくなるような、まるで現象的な感動があった」とおっしゃっていました。言語化できないぐらい、心から湧き上がるような身体的な感動のある作品に仕上がったということだと感じ、すごく自信になりました。 MC多くの原作ファンがいる作品ですが、松村さんもそのうちの一人だったとうかがっています。主人公の遠野貴樹を演じるという話を初めて聞いた時には、どのように受け止めましたか? 松村さんまず企画書で知ったんですが、「恐ろしいな」という感情が一番に湧き上がってきました。十八年前に生まれて、ずっと愛され続けている新海さんが作った「秒速5センチメートル」という作品を、実写化する。「この作品の登場人物たちが生身の人間になるんだ」というワクワクする気持ちと、「得体の知れない恐怖」みたいなものが出てきました。もう一枚企画書をめくったら、「遠野貴樹役 松村北斗」と書いてありました。あの憧れていた遠野貴樹を「僕なんかがやるんだ」という恐怖が同時に襲ってきたというのが、最初の印象でした。でも、その後に奥山さんとお話しする時間をいただいて、これ以上にない信頼感と安心感が生まれました。ものすごく熱量のある会話が一時間、いや二時間くらいですかね? 結構時間をいただいて話をしました。だから、僕はこの方と一緒に、この恐ろしいチャレンジに参加させてほしいと思うことができました。そこから一緒に撮影の日々を過ごす中で、信頼が減る瞬間は一度もなかったので、あの話し合いはなんて意味のあるものだったんだろうと今、改めて思っています。 MC初号試写の際は、新海さんと同じ回でご覧になったそうですが、完成した作品をご覧になった感想はいかがですか? 松村さん今日はここに多くのキャストの方がいますが、全員が主人公といってもおかしくないぐらいの作品で、全員が特別なキャラクターです。いろいろな方が「自分が出ている作品は冷静に観られない」とよく言っていますが、本作は、自分が出演していないパートがいっぱいあった分、映画作品を普通に観た時のような感想が湧きました。僕は、本作を観た時にすごく良い映画だなと思いました。特に悠斗と乃愛ちゃんのパートでは、自分の失われた十代というか、その頃の感覚や懐かしさがフラッシュバックしてきました。僕も、新海さんも、なぜだか涙を流しているような時間もありました。なので、「すごく良い映画を観た」という思いがあります。観た後に、奥山さんや新海さんと話す時間もあったので、すごく素敵な初号試写でした。 MC新海さんとは、どのような言葉を交わされましたか? 松村さん新海さんが皆さんに発表している感想とは別に、僕自身にも感想をくれたんです。本作の撮影に入る前に、新海さんが「北斗くんの貴樹、観たいですね」と言ってくれたことが、チャレンジするきっかけの一つになっていました。だから、「観たかった貴樹は、どうだったんだろう」と、すごく不安でもありました。でも、新海さんが「貴樹がほっくん(松村さん)で本当に良かった」と言ってくれた時に、それまでにかけられていた期待や、怖かったハードルを新海さんが飛び越えさせてくれました。 MC高畑さんは、貴樹がずっと想い続ける女性である明里を演じました。原作では大人になった明里はほとんど登場しませんが、実写化に際して明里役のオファーがあった時にはどのように受け止めましたか? 高畑さん私ももちろん、新海さんの作品は拝見していました。明里は、貴樹目線で見ていたキャラクターだったので、女神というか、マドンナみたいな存在だという印象がありました。自分にお話が来た時は、「何かの間違いだろう」と思いました(苦笑)。だから、恐る恐る話し合いに参加させていただいて、台本をいただきました。その台本を見たら、作品へのリスペクトに溢れながらも、それぞれのキャラクターがたくましく、人間らしく浮かび上がっていて、明里さんに少し共感できる部分を見つけることができました。でも、本作に参加することに対しては、恐怖が八、九割くらいありました。ただ、聞いていた座組や、奥山さんとは十年ほど前からの知り合いで、写真を撮っていただいているし、同い年だし、その奥山さんのチャレンジに声をかけてもらえたうれしさが勝って、ぜひ参加したいと思いました。 MC恐怖が八、九割くらいだったものが、減っていった段階はありますか? 高畑さん今日まで減ってはないです(苦笑)。でも、チームの熱量が最初から最後まで変わらないのを目の当たりにしていますし、新海さんが観て、とても喜んでくださったというお話を聞いて、自分自身に対してというよりは、自分自身がこのチームに入れたことが最高に良い選択だったと思っています。 MC森さんは、貴樹を一途に想い続ける高校生の花苗を演じました。どのような気持ちで撮影に臨みましたか。 森さんやっぱり、ドキドキしました。しかも、自分が撮影に参加した種子島は、独立したパートで、私たちは夏パートのみでした。だから、皆さんの空気感を掴むことができないまま、クランクインしました。ここで、自分がこれまでの空気を台無しにする可能性もあるかもしれないという恐怖を抱きながら臨みました。でも、原作に対する愛と、自分が好きなものを体現できる喜び、お芝居できる喜びを大事にすれば、きっと新海さんもファンの方にも、喜んでもらえるものができるんじゃないかという希望を大事にしながら撮影をしていました。 MC全体を通して、完成した作品をご覧になった感想はいかがでしたか? 森さん私のパートだけしか知らないので、「全体的にこういう作品だったんだ」と思うところもあります。人の悩みや誰かに対する想いがそれぞれのパートでしっかりと描かれていて、観た人にとって薬になる作品だろうと予感できる作品になっていました。そこに参加できたことが喜びですし、早く皆さんに観ていただきたいと思います。 MC上田さんは、およそ五百人のオーディションから、物語の中でも非常に重要なキャラクターである幼少期の貴樹役を射止めました。本作で初演技、しかも、もともと松村さんの大ファンだったとうかがっています。松村さんと同じ役を演じた感想を聞かせてください。 上田さんすごく怖くて、演技が初めてなのに、「僕がやっても良いのかな」という不安と同時に、楽しいとか、この役をやれてうれしいという感情が込み上げてきました。 MC松村さんは、上田さんがご自身の大ファンだというのは知っていましたか? 松村さん僕たちは貴樹の幼少期と社会人時代を演じているので、もちろん同じシーンはありませんでした。でも、(上田さんが)現場にちょっと早く来てくれた時に、会えたことがありました。(上田さんをやさしく見つめながら)でも、あの時は緊張していたのかな? 「そんなに会話はしなくて良いです」みたいな雰囲気がありました。(登壇者の皆さん:笑) 上田さん緊張していました。 松村さん雑誌の取材などもいくつか一緒にやったんですが、「そういう場も慣れていないから」と、わざわざ見学に来てくれたこともありました。その後に、会話もたくさんしたんですが、その中でも一回も「好きです」という言葉は聞けていないですね…。(登壇者の皆さん&会場:笑) むしろ、「せっかく来てくれたんだから、椅子を横に持ってきて座ったら良いじゃない」と言うと「僕はここで結構です」って、そこそこ離れた位置にいました。(登壇者の皆さん&会場:笑) 高畑さん好きすぎるんだ。 松村さん好きすぎるからですか? 上田さん(うなずく)。 松村さん僕は、雑誌の取材などの際に、そんなに声量が大きい方ではないので、多分(自分の声が)聞こえていないと思うんですよね。あの時、聞こえていた? 上田さんはい。 松村さんあ、聞こえていたんだね。耳が良いんですね。(登壇者の皆さん&会場:笑) MC松村さんのことは、お好きですよね? 上田さんはい、好きです。(淡々とした言い方に、登壇者の皆さん&会場:笑) 松村さんその感じって、「お母さん、好きですか?」に対する答えと、同じ感じの「好きです」だよね。(登壇者の皆さん&会場:笑) でも、うれしいですね、聞けて良かったです。 MC白山さんもおよそ五百人のオーディションを経て、幼少期の明里役を演じることになりました。どのような気持ちで撮影に臨みましたか? 白山さんまずオーディションに受かって、明里を演じられることがとてもうれしかったです。オーディションで明里をやってみて、明里を演じたいという思いがすごく強くなっていました。オーディションで初めて会った奥山監督も、すごくやさしそうな雰囲気が溢れ出ていたので、ご一緒したいと思っていました。だから、受かった時は、本当にたくさん喜びました。 松村さん本作は、冒頭を社会人パートから入って、そこからすぐに二人の幼少期パートに入るんですが、幼少期パートだけで良いぐらい、ものすごいドラマを含んでいます。多分、誰しもが(幼少期の淡い思い出など)思い当たるところがある話だと思います。いつまでも観ていたい物語であり、二人のお芝居が奥山さんと共鳴して、ものすごくすばらしい作品になっています。「この後に自分が出てくるんだ」と思うと、一瞬凹むぐらい本当にすばらしいお二人でした。 白山さんありがとうございます。 MC宮﨑さんは、貴樹の通う種子島の高校教師・美鳥を演じました。大人になった貴樹と東京で再会して、その後の彼の人生に影響を与える人物でもあります。美鳥役演じてみていかがでしたか。 宮﨑さん私は種子島の撮影が最初だったんですが、種子島が最高すぎて、(奥山監督と頷き合いながら)本当に楽しかったですよね。 奥山監督楽しかったですね。 宮﨑さんインする前に、ヘアメイクさんから「監督が、ちょっと色が黒くなってくれたらうれしい」と言っていますと聞いて、「もちろんです!」と言って、夏の間にちょっと日焼けをしてから種子島に向かいました。(森さんに笑顔を向けながら)すると森さんも、同じように真っ黒になっていました。二人とも肌がこんがりした感じが、種子島とすごくマッチしていたように思います。種子島での撮影によって、美鳥さんというキャラクターが自分にしっくりと来た感じがありました。種子島の自然に助けられ、癒やされながら、撮影が進んでいきました。 MC完成した作品をご覧になっていかがでしたか? 宮﨑さん幼少期のお二人、そして高校生の妹たちが本当にかわいかったです。森さんから「好き」が溢れている感じが良かったです。どのシーンも「貴樹くん、好き!」みたいなものがダダ漏れで、それが姉としては本当に愛しかったです。愛が溢れている素敵な作品になったと思いました。 MC吉岡さんは、科学館の館長・小川という原作には登場しない、オリジナルキャラクターを演じました。本作に参加するに至ったきっかけをお聞かせください。 吉岡さんきっかけは、お仕事をいただいたので…。(登壇者の皆さん&会場:笑)でも、そこ(「秒速5センチメートル」)に手をつけるんだということは、とても怖かったですね。僕自身も大好きな新海監督の作品で、それを実写でやるという恐怖、そこに自分も参加するのは、とても怖くもありました。でも、北斗くんと監督と初めて会った時に、北斗くんは、すでに貴樹が歳を取ってそこにいる感じでいてくれたので、これはもう極力邪魔をしないで、監督の繊細さと貴樹になっている北斗くんに任せれば良いと思いました。なので、極力邪魔をしないようにと心がけていました。 MC完成した作品をご覧になっていかがでしたか? 吉岡さん観終わってすぐに新海監督がいらっしゃって、「ありがとうございました」と言ってくださいました。それは、「ようやく終わった」「新海作品ではなく、奥山作品になった」という瞬間だったと思います。そこにいられたことは、とてもうれしかったです。原作の方に「ありがとうございました」と言われることほど、うれしいことはないです。(登壇者の皆さん、頷く) MC奥山監督にうかがいます。原作アニメーションが公開されたのは、十八年前の2007年。新海さんが、三十三歳から三十四歳になる時に手掛けた作品です。当時とは価値観も大きく変わったこの令和の時代に、当時の新海さんと同じく三十四歳の奥山監督がなぜ実写映画として「秒速5センチメートル」を描こうと思われたのでしょうか。 奥山監督時代も大きく変化していますが、幼少期の純真さや青春の高潔さ、大人になることの惑いなど、そういった普遍性が「秒速5センチメートル」という作品にはあると思います。それを描きたいと思っていました。三十代前後は不安や焦燥感など、精神的に人生のちょうど中間地点にいるような時代です。だからこそ、そういった貴樹の心情に僕もすごく寄り添えた気がしています。おそらく新海さんも、当時貴樹という人物に自分の焦燥感みたいなものを投影していたと思います。僕もそこに重ねるようにしながら描ける確信を持って、本作に向き合っていました。 MC奥山監督を始め、若いスタッフが集まったとても温かい現場だったとうかがっています。昨年の夏から今年の春にかけて、四季をまたいで東京、種子島と全編オールロケで撮影された本作ですが、現場の雰囲気は、どのような感じでしたか。 松村さん僕に不安なこと、うまくいかないことがたくさんあった時には、奥山さんは時間も、体力も惜しまず、たくさん言葉を尽くしてくれました。最終的には、話をしすぎて、お互いに「ごめんなさい、何を言ってのるか分からないです」みたいなところまで行きついてしまいました(笑)。お互いに言葉が多く、スタッフの皆さんが待っている状況でも「構いません」という熱量で向き合ってくれました。「どうなるか分からないけれど、実際にやってみましょう」と、やったみた後に駆け寄ってきて、「言葉にならなくても良いんですが、今のです」と太鼓判を押してくれたので、安心した状態で本番を迎えられました。こんなに熱量と体力のある監督はいないんじゃないかと思っています。(奥山監督がいることで)日に日に現場に行くことが安心になっていくと同時に、何て言うんですかね…何と言う言葉で、奥山さんを表現すれば良いんですかね…。 高畑さん天然ですか? (登壇者の皆さん:笑) 松村さん天然…。ちょっと変わっている(笑)。 奥山監督そういえば、先ほど(イベントスタッフから)「正面を向いてください」というカンペを出されていました。そんなに僕、斜めになっていましたか? 松村さん遠近感がおかしくなるくらい、斜めになっていました。 高畑さん(奥山監督の面白さが)じわじわ、来る。 松村さん(高畑さんの言葉に頷きながら)そう、面白くて、じわじわ来る。だから、現場のみんなが奥山さんを愛おしい目で見ているような現場でしたね。宮﨑さんと食事を摂りながらしゃべるシーンで、別に盛り上がるようなシーンでも何でもないはずなんです。まあ、僕としては楽しくて乗っているシーンではあるんですが、急にどこか遠くから奥山さんの(声を張って)「よーし!良い感じだぞー!」という声が聞こえてきたんです。(登壇者の皆さん:笑) 奥山さんは、すごく盛り上がっているなと思いました。 奥山監督そうなんですよ。一人だけ大声になっている時があるんです。なぜ、ああなっちゃうんですかね。(登壇者の皆さん:笑) 自分でもちょっと分からないんですが、「おー!」と思えるものが撮れていたからだと思います。なぜ今これが撮れているか分からない、奇跡的な瞬間で、お芝居とは到底思えなくて、お芝居とかそういう次元を超えた「そこで起きている出来事を目の当たりにしている」ような瞬間がたくさんあって、興奮したんですよね。それで、カットをかける前に、「めっちゃ良い!」みたいになってしまう。演じている側からしたら、「それはカットの後に言ってくれよ」となりますよね(笑)。 MC高畑さん、どうですか? 松村さん(奥山監督とは)一番、付き合いが長いですからね。 高畑さんそんなに密な十年じゃなくて、要所要所で会っていたという感じだったので、本作を通してすごく仲良くなれたと勝手に思っています。 奥山監督こちらこそ、ありがとうございます。準備期間にも、いろいろとお話をさせていただきました。 高畑さん準備期間でもいっぱいお話をして、「ここが不安だ」と言うと、一緒に悩んでくれたので、私も安心できる時間がどんどん増えていきました。淡々とすごいことをする人なので「すごいな」と思って見ていると、感情の変化の段階が見えない方なので、急に絶叫したり、「やったー!」みたいなポジティブな反応が来たりします。良い意味ですよ(笑)。現場では(奥山監督の)急な感情の爆発がよく見ていたので、後半はあまり驚かなくなりました(笑)。 MC感情の爆発が頻発していたんですか? 高畑さん一日、一回くらい…。 奥山監督僕は自覚できていないので、今初めて「そういう感じだったんだ」ということを知りました。 高畑さんそれが、じわじわと来て…(笑)。いつの間にか、奥山さんを見るために現場に行っているんじゃないかって思うくらい夢中になるほど好きになってしまいました(笑)。 MC森さんは、種子島の撮影現場で印象に残ったエピソードはありますか? 森さんもっぱら、サーフィンですね。クランクインは夕方だったので、朝からサーフィンに行って練習をしていました。宮﨑さんはサーフィンをするシーンはないんですが、(宮﨑さんと笑顔で顔を見合わせながら)一緒にサーフィンしました。マネージャーさんたちも置いて、遠くまで泳いだりしていました。 MC宮崎さんは、サーフィンのご経験があるのでしょうか。 宮﨑さんなかったんです。森さんが練習をされると聞いて、監督と打ち合わせをした時に「良いな、私もサーフィンしたいな」と思ったんです。そうしたら「宮﨑さんも練習されますか?」という連絡が来て、「します!」と言って、ついて行きました。森さんは、東京でも何回かやっていたようですが、私は一度だけやりました。でも、種子島に行ってからは、毎日、海に入っていました。ホテルから波が見えるので、「今日の波は良いなぁ」と思いながら、一人でオールを担いで海に入って行くような、本当に美鳥と同じような生活をしていました。 MC宮﨑さんは種子島だけでなく、東京でも撮影がありました。 宮﨑さん東京と種子島とでは、別の作品を撮っていたみたいな感じがありました。自分が知らないシーンもたくさんあるので、客観的に作品を観ることができました。東京編で、貴樹くんと一緒のシーンの撮影の時に、私が立体パズルを持っていたんです。それを、現場のみんなで一緒にやる時間があったんですが、松村さんがすごくお上手でした。「この形を作りなさい」という課題を、瞬間的にパパッと触って完成させてしまうんです。みんなで「すごい!」と言いながら遊んでいました。 MC松村さんは、立体パズルがお得意なんですか? 松村さんいえ、初めて見ましたが、そういうのが好きなんです。すごく面白そうだと思って、(パズルをやっている様子をうかがう再現をしながら)最初はちょっと遠くから見ていたんですが、もうちょっと近づいて…と、やっているうちに(宮﨑さんが)「やります?」と声をかけてくれました(笑)。やってみたら、ものすごく楽しくて、好きになったので、もちろん買いました。ここでまた登場するのが奥山さんです。(登壇者の皆さん:笑)奥山さんも、「何ですか?」「僕もこういうのが得意なんですよ」と、やり始めるんです。実際にすごく得意だったようで解くのが早いんですよ。問題のレベルが難しくなっていくと「これだ!」「ああ、違うか…」「これで完成だ!」「ああ、違うな…」と熱中して解き始めるんです。そうなると、誰も話しかけられないような状況になってしまうんです。でも、後ろから助監督さんが「もう撮影をしたいのにな」とジーッと見ているんです。それでも終わらないので、「もう撮影に入って、良いですか?」と、ちょっと叱られて、奥山さんが「じゃあ、やりますか…」となったこともありましたね。 奥山監督本当に面白かったんですよ。プロフェッショナルが集まった現場ではあるんですが、「本番を撮りましょう」と撮影をしていたら、ヘッドホンからカチャカチャという音が聞こえてきたことがありました。演じているお二人のセリフを聞きながら、「この音、聞いたことあるな」と思っていました。多分、僕らがやっているのを見て「やりたい」と思ったスタッフさんが、手元でカチャカチャとパズルをやっていたんです。(登壇者の皆さん:笑) 松村さん息抜きですね。あくまで休憩時間ですからね。 MC上田さんと白山さんは撮影が始まる前に、奥山監督とレクリエーションをして仲を深めたと聞きました。 白山さん最初は(奥山監督に)お芝居を見てもらうのかなと考えていたんですが、たくさん遊んでいただきました。鬼ごっことか、スタッフさんと一緒に犬とじゃれあったりして、すごく遊んでく
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