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「ミステリと言う勿れ」初日舞台挨拶「ミステリと言う勿れ」公式サイト累計発行部数1800万部を突破する田村由美さんによる大人気漫画を原作とし、2022年にフジテレビ月曜9時枠で放送された連続ドラマの劇場版「ミステリと言う勿れ」がいよいよ9月15日に公開を迎え、興行収入50億円突破を目指せる大ヒットスタートを切りました! TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた初日舞台挨拶には、菅田将暉さん、柴咲コウさん、松下洸平さん、町田啓太さん、原菜乃華さん、萩原利久さん、松山博昭監督が登壇しました。映画の注目ポイントを語り合うだけではなく、「また共演するとしたら、どんな作品で、どんな関係性が良い?」というアイデアを膨らませるなど、キャスト陣の仲の良さに会場も大盛り上がりとなりました。この日の模様を、詳しくレポートします!初日舞台挨拶久能整役菅田将暉さん赤峰ゆら役柴咲コウさん車坂朝晴役松下洸平さん狩集理紀之助役町田啓太さん狩集汐路役原菜乃華さん波々壁新音役萩原利久さん松山博昭監督菅田さん足元の悪い中、初日に劇場まで来てくださって本当にありがとうございます。本作を観終わった後なんですよね。いろいろなことをしゃべりたいのですが、(取材の)カメラが入っているので、「あまりしゃべるな」と言われてしまいました。(会場:笑) でも、今日はギリギリまでしゃべれたらと思っています。 柴咲さん初日を迎えられて、そして皆さんに観ていただくことができてホッとしています。ドラマからずっと走り続けて、整くんを演じてきてくれた菅田さん、お疲れ様です。 菅田さんありがとうございます。 柴咲さん整くんのたくさんの言葉で救われた人、勇気づけられた人がいると思います。私は個人的に(自身が演じた)ゆらさんに投げかけてくれた言葉に、女性として勇気づけられた点がありました。ただたくさん良いセリフを話せば話すほど、「俳優・菅田将暉の頭の中は大丈夫かな」みたいな気がして、勝手に心配していました。でも、現場では(菅田さんの)そういった大変さというのは一切見ることがありませんでした。天から降りてきた言葉をそのまま、整くんのフィルターを通しておしゃべりしていたような、整くんそのものだったと思います。 松下さん初日にこんなにたくさんの方にご覧になっていただき、本当にうれしいです。撮影は昨年の年末から今年の1月、2月にかけて行われたので、まだ新しい記憶として残っています。キャスト勢揃いで、皆さんの前でこうしてお話したり、記者の方々の前でお話ができる機会は、おそらく今日が最後になってしまうんじゃないかと聞きました。僕自身も、撮影期間中は本当に楽しくて、(現場の)皆さんに会えると思うと撮影現場に行くのがいつも楽しみでした。本作は、良い思い出がたくさんできて、僕にとっても宝物のような一作になりました。今日は時間の許す限り、皆さんとお話ができればと思います。 町田さん僕は原作が大好きで、「ミステリと言う勿れ」に出会えて本当に幸せです。こうして皆さんの前に立っていることも、とてもうれしいです。共演者の皆さん、スタッフの皆さんとの出会いもかけがえのないものになりました。それをまたスクリーンを通して、今日こうして皆さんに作品を届けられたことが、本当にうれしくてたまりません。 原さん今日が来ることをすごく楽しみにしていました。ずっと「(自身が演じた)汐路に見えるだろうか」と緊張や不安もありました。でも、こうして皆さんに温かく迎えていただき、すごくうれしいです。本当に素晴らしい作品に参加できて、こんなに素晴らしくて優しく温かい現場に参加できたんだと、今すごく幸せを実感しています。 萩原さん僕は参加した作品が公開されるたびに、観てくださる方がいるということは本当に素晴らしくて、幸せなことだと思っています。今日もたくさんの方に観ていただけて、すごくうれしいです。松下さんも先ほどおっしゃっていましたが、(本作は)撮影からあまり期間を空けずに公開されたので、現場での記憶もたくさん残っています。その状態で本作を観た方の感想を聞くことを、少しソワソワしつつ、楽しみにしています。 松山監督本日は足元の悪い中、初日にこんなにたくさんの方に集まっていただき、本当にありがとうございます。本作はきっと、観た方の置かれた立場や環境によって、それぞれ感じ方や考えることが違う作品かなと思っています。もう一つ言うと、きっと何回観ても違った感情、いろいろな考えが浮かぶ作品だと思っています。「もう一回(映画館に)来い」とは言いませんが、いろいろなことを考えて、感じていただけたら幸いです。 MC(フジテレビの軽部真一アナウンサー)ぜひ二、三回と観ていただきたい。リピーターになっていただきたいという、松山監督からのメッセージでした。(会場:笑) 菅田さんそう言ったようなものですよね。(会場:笑) 松山監督ちょっと、いやらしかったですかね(照笑)。 菅田さんいやいやいや! 監督としては、二、三回と観てほしいですよね。 松山監督いろいろと気づくことがたくさんあると思います。 菅田さん結構、複雑な話だったりもしますから。 MC本作の宣伝活動において菅田さんは、物語の舞台となった広島と、嚴島神社で本作の大ヒットを祈願しました。広島でのキャンペーンはいかがでしたか? 菅田さんロケでも行きましたが、すごく気持ちの良い場所なので「行けて良かった」と思っています。ドラマの撮影期間はコロナ禍ど真ん中の時期だったので、僕らはロケには行けず、ほとんど缶詰状態で撮影をしていました。ドラマなので舞台挨拶などはなかったですが、その時期にやった舞台挨拶はほぼ無観客、もしくはリモートで行うという状況でした。だから、大ヒット祈願という形で嚴島神社に行けて、しかも鳥居も完成(改修工事が完了)していて、すごく清らかな気持ちになって癒されました。お好み焼きもおいしかったです。 MC8kgにも及ぶしゃもじを持って、フォトセッションもされました。 菅田さんしゃもじはすごかったですね。重かったです。嚴島神社の空気に癒されて、最大限に脱力している状態だったので、結構しんどかったです(笑)。 MC8kg以上の重さを感じたかもしれませんね。 菅田さんそうですね。22kgくらいの重さを感じました。(会場:笑) MCこれから本作をご覧になる方々に向けて、また本日ご覧になった皆さんが、さらに二回、三回と観たくなるような注目ポイントや、好きなシーン教えてください。 菅田さん(松下さん演じる)朝ちゃんが、焼き芋を半分に分けるシーン。すごくかわいい言い方をしていたんですよね。「焼き芋ー」って。松下さん(笑)。 菅田さん(会場に語りかけるように)分かりますか? ちょっともったいぶって渡す感じで、「焼き芋ー」って(笑)。あの言い方がすごく好きなんです。しかもあれはクランクインの日だったんですよね。「もう朝ちゃん、完璧だ」と思って、そこからの撮影が楽しみになりました。 松下さんこれは皆さん、もう一回観ましょう。(会場:笑) なんとなく記憶はある。 菅田さんあるでしょう? 原さん「焼き芋ー」って言われた後、私も思いっきり飛び込んで良いんだと思いました。 菅田さんそうだよね。あれで一気に二人の関係性も見えるし、(キャラクターの)優しさとかチャーミングさも分かるんですよ。 松下さんどんな感じ? 菅田さん(劇中の松下さんの演技を真似ながら)「焼き芋ー」って。(会場:笑&拍手) あの言い方が、現場でものすごく刺さったんですよ(笑)! MC松下さんは、そのシーンを覚えていますか? 松下さん撮影初日で緊張していたのもあって、焼き芋を渡すくだりの時に「変な言い方をしちゃったな」という記憶はあります。なんか変だったなっていう。 菅田さんそうなんだ(笑)? 変じゃないよ! 良かった。 松下さんもう一回、スクリーンで確認します。 菅田さんその時(松下さんが)ライブ中か何かで、発声がすごく良かったんですよ。 松下さん喉が開きっぱなしでした(笑)。 菅田さんあんなに柔らかい「焼き芋ー」は聞いたことがない。(会場:笑) 松下さん歌うように(笑)。 菅田さん歌うような「焼き芋ー」(笑)。あれすごく好きだったな。 MCそれは確認したいですね(笑)。柴咲さんはいかがでしょうか。 柴咲さん私は個人的に、喫茶店にみんなで集まっているシーンが好きです。役としても(それぞれの登場人物と)結束したり、疑心暗鬼になったりといろいろな感情が複雑に混ざるシーンで、みんなで一つのテーブルを囲んで真剣に演じました。でも、撮影の合間のみんなとの会話が、すごく和んだんですよ。脳内をお花畑にしてもらえたと思っています。 菅田さんお花畑でしたね。 柴咲さん松下さんがいらっしゃったので、そのおかげですごく優しくて、フローラルでボタニカルな雰囲気だったんですよ。 菅田さんボタニカル。 柴咲さんボタニカル(笑)。 菅田さんそうだ、あの日から「ボタニー」が始まったんだ(笑)。(松下さんのことを「ボタニカル」や「ボタニー」という愛称で呼ぶようになったことを回想) 町田さん「ボタニー」思い出しました(笑)。 松下さん「ボタニカル、ボタニカル」と呼ばれて、「いじられている」とは思いました(笑)。 菅田さんいやいや! とてもフローラルで自然体なので、松下さんが歩くと、そこに小花が咲くようなマイナスイオンを感じたんですよ。そういえば、松下さんが、メイク中にいきなり「人間のここ(手のひらの膨らんだ部分)を食べたらおいしそうだよね」という話をするんです。(登壇者の皆さん&会場:笑) (鶏の部位)「ぼんじりのよう」って話してて(笑)。 松下さん(タジタジになりながら)ニュースになっちゃうからぁ……。(登壇者の皆さん&会場:笑) 町田さん僕に関しては、「全身がおいしそう」って言われました。(登壇者の皆さん&会場:笑)菅田さんそれはしょうがない。おいしそうだから(笑)。町田くんは鍛えているせいで、可食部分が一番大きい(笑)。 町田さんおかしい。食べちゃダメです(笑)。 菅田さんあれは本当に仲良くなったシーンでしたね。 MC松下さんがムードメーカーだった様子ですね。そんな松下さんが思う、本作の注目ポイントを教えてください。 松下さん今日ご覧になって、体験したと思うんですが、やはり「ミステリと言う勿れ」の面白いところは、「誰が犯人なのか」という謎解きの部分ですよね。皆さんにもその推測を楽しんでいただくために、作品の中に(登場人物)それぞれを「怪しいぞ」と思わせるようなカットがちょこちょこ散りばめられています。 菅田さん廊下の町田くんとかね(笑)。止まって、外を見つめる背中とか、あれは明らかに怪しい。 松下さんまさにそのシーンが好きなんです。 菅田さんあそこ良いよね! 松下さんあそこ良い! 町田くんの眼鏡がキラーンとなる瞬間が一回あるんですよ。(会場:笑) 町田さんよく見ていますね(笑)。 松下さんあそこ好きだなぁ…。「絶対犯人じゃん」って思う。 菅田さんあと、庭園で一人遠くを見ているあの町田くんも良い。町田さん(笑)。 松下さん眼鏡キラーンのリッキー(理紀之助)最高でしたね。 町田さん監督が覚えているかは分からないですが、今おっしゃったところはたぶん、何回もやって、一番テイク数を撮りましたよね。 松山監督何回もやりましたね。ちょっとしたタイミングで、眼鏡がキラーンとしなかったりね。 町田さん「後ろからの光が、ちょうど眼鏡からこぼれてほしい」という調整があったりしました。 菅田さん眼鏡がキラーンとするのは、狙って撮っていたんですか? 松山監督奥に太陽があったので(町田さんが)振り向いた時にその太陽がキラーンと光るようにしたかったんです。でも、これがちょっとズレると被ってしまうんですよね。 町田さん眼鏡のキラーンは(撮影する上で)計算されています。ミリ単位の調整で時間がかかりましたね。 菅田さんあのカットは良いですね。 松下さん今日ご覧になった皆さんは「誰が犯人なのか」ということはお分かりになったと思いますので、それを分かった上でもう一回観るとちょっと面白いと思います。 菅田さんその面白がり方はニッチすぎる(笑)。 MC確かに犯人が分かった上でまた観てみるというのも面白そうです。町田さんは、お好きなシーンはありますか? 町田さん数々あるので、難しいですね…。そういえば、一緒にそのシーンを演じていても、知らなかったことがありました。利久くん、アドリブを入れたんだよね。 菅田さん今回、実は(萩原さんが)一番果敢にアドリブを入れていました。 町田さんあたかも台本にあるかのように、アドリブを入れたシーンがあったんですが、気づきました? 松下さんそのシーンに僕もいた? 菅田さん(松下さんは)いないシーンだ! 冒頭のシーンですよね? 町田さんそうです、そうです。「ブロッコリー」というセリフです。 萩原さんブロッコリー(笑)。(会場からも驚きの声が上がる) 菅田さん(そのセリフは)原作では「カリフラワー」なんですけどね。 町田さんあのアドリブが原作愛にも溢れているし、よく出てきたと思った。萩原さん「ブロッコリー」で行くか、「カリフラワー」で行くか、自分の中でだいぶ審議しました(笑)。 菅田さん利久がドライ(最初のリハーサル)で「ブロッコリー」と言った時には、松山監督はどのように思ったんですか? 松山監督「ぶっ込んできたな」と思いました。(登壇者の皆さん:笑) 「良いと思ったらそのまま行こう」と思って、そのまま使っています。 菅田さん監督とも脚本の話をしつつ、事件とは関係ないけれど、そういった本人の性格とかが見えるものは「ちょっと足したい」と言っていたんですよね。 松山監督現場でも、「あれ足そう」「これ足そう」みたいな話はしていましたね。 菅田さんそういう話をしていたら、クランクイン初日にいきなりぶっ込んでくれました。素晴らしいハートです。ただ暗闇の中で探し物をしている場面で、整くんが「ちょっとトイレ」と言った時に、(萩原さんによる)「漏らすなよ!漏らすなよ!」というアドリブはカットでしたね。(登壇者の皆さん&会場:笑) 萩原さん不採用でした(笑)。アドリブは、数を多めに打っています。 菅田さんジャブを打つことは大事だからね。 MC台本にはないアドリブをやるのは萩原さんが多かったんですか? 萩原さん新音役は比較的テンションも高く、口数も多いので(アドリブを)入れやすいというか、反応しやすい部分があったと思います。 菅田さん(松下さんを見つめながら)「焼き芋ー」は(台本にあった)セリフだったの? 松下さん(ツッコむように)セリフですよ(笑)。あれは言い方でしょう? (会場:笑) 松山監督朝一回リハーサルをやって、その時に「セリフを変えよう」という話をして、結果変わったことはいろいろとあるような気がします。でも、本番で突然ボン!と出てきたのはあまりなかったと思います。 萩原さん僕の注目ポイントとしては、言われて嬉しかったことですが、「だんだん狩集家のみんなが本当の従兄弟に見えてきた」と言われたことがとても嬉しかったです。撮影に入る時に、兄弟とも、友だちとも違う、“従兄弟感”を自分たちで出すのってすごく難しいと思っていたんです。「どうやったら出るのかな」と思っていたんですが、仲良く皆さんとたくさんお話できたおかげで従兄弟感が出たのかなと思います。 菅田さんある日から、「顔がちょっと似てない?」と思いましたもんね。(登壇者の皆さん、笑いながら大きくうなずく) 萩原さんそれがうれしい。観ている方にもそのあたりを感じていただけたらうれしいなと思います。 菅田さんだんだん利久が、町田くんに似てくる。 松下さんそして最後は一つになる。(登壇者の皆さん&会場:笑) 菅田さん(萩原さんがダチョウにハマっていて、撮影の合間にもダチョウの話をよくしていたことから)でも利久だけダチョウに似てくるかもしれない。若干、最近ダチョウに似ているし(笑)。 萩原さん最後くらい、ダチョウの話はナシで行こうと思ったのに(笑)! 菅田さんごめん、ごめん(笑)。 萩原さん今日も今日とて、ダチョウですか(笑)。 菅田さん(会場の皆さんも笑っているのを見て)でも笑ってくれているということは、みんなも利久がダチョウを好きだということを知っているんだね。(会場:「知っている」と表現するように拍手) 萩原さん(観客に向かって)ありがとうございます。今日はここまで順調だったんですよ。「今日は真面目に話せている」って思っていました。 菅田さんダチョウダチョウって、番宣で言い過ぎなの(笑)。 萩原さんここくらいは「カッチリした部分を見せてやるぞ!」と思っていたんです。 菅田さん良い話だったけどね。 MC現在は(軽部アナがエンタメコーナーを担当している)「めざましテレビ」の9月のマンスリーエンタメプレゼンターを務めています。皆さん、ご覧になっていますでしょうか。(会場:拍手) 次が最終回ですが、またダチョウ尽くしで行きましょうか。「めざましテレビ」では、ダチョウクイズというのをやっているんです。 菅田さんそうなんですね! なんでも仕事になるもんだね。 萩原さん本当ですね。 MCこちらもダチョウが何キロで走るのかなど、いろいろと勉強になります。 菅田さんまた(ダチョウの話が)面白いんですよね。 萩原さんまた全部ダチョウの話になっちゃうから(笑)! 最近、ダチョウとセットみたいになっています! MCでは原さんの好きなシーンを教えてください。 原さん(柴咲さん演じる)ゆらさんに対する、整くんの言葉がとても好きです。長セリフなんですが、その撮影をするタイミングで「私はセリフを覚えるのがすごく苦手なんですが、皆さんはどのように覚えていらっしゃいますか?」というお話をした時に、菅田さんが物理的に「文字を体に刷り込む」とおっしゃっていました(笑)。 菅田さん(ドラえもんのひみつ道具)暗記パンの体バージョンのやつね。(会場:笑) 原さん本当にありそうだなと思いました。 菅田さんいやいやいやいや! (会場:笑) 原さん松下さんも「服を着ないで覚える」っていうのはありそうだなって思いました(笑)。 菅田さん(松下さんに向かって「そういうことを言うのは」)良くないよ、本当に(笑)。 原さんありそうだなと思っていたら、「冗談です」とお二人がおっしゃって、「冗談を言い合える仲になったんだ」と思って、すごくうれしかったです。そういう話を先ほど、町田さんとの取材でお話しました。MC松下さんは、セリフを覚える時に服を着ないんですか? 菅田さん(煽るように)どういうことですか? 松下さん(タジタジになりながら)セリフを覚える時に、極力身軽な状態で、まっさらな脳みそで、ということ…です。 菅田さんなるほどね。一糸まとわないがゆえに、吸収力が上がるということですね。 松下さんそうです、そうです! そう考えると、自ずと“服を着ない”ということになります。「一糸まとわない姿でセリフを覚える」…という冗談を言ったんです! セリフを覚える時はちゃんと服を着ています。(登壇者の皆さん&会場:笑) 原さん本気だと思いました。 松下さんそこからは「服を着ない人」みたいな感じでいじられるようになりました。 菅田さん服を着ていない姿は…ちょっと美しい感じがしますよね。 松下さん美しくないですよ、おかしいでしょう(笑)。町田さんその周りには花が咲いているんですよね。 菅田さん木がね、ワーっと周りに生えてくる。リンゴの木とか。(どんどんイメージを膨らませていくと、会場も再び大爆笑) 松下さんアダムみたいにね。(登壇者の皆さん&会場:笑) MC(会話が盛り上がりすぎて)巻きが入ってしまいました。松山監督はいかがでしょうか。 松山監督美術館の雪のシーンがとても印象に残っています。広島のクランクインの日だったんですが、広島に着いたら、ものすごい雪が降ってきて撮り切れなくなって「これはヤバいな」という話になりました。 菅田さん(大雪で)撮影どころじゃなかったですもんね。 松山監督半分ぐらい撮ったんですが、その時はスケジュール的にもパンパンだったので、そこから岡山に行ったり、東京に戻ってセットのシーンを撮ったりして、12月の頭にロケをして、最後に広島に戻ったんですよね。 菅田さん二月ぐらいにもう一回広島で撮影できるチャンスがあったんですよね。 松山監督ただシーンとして繋げる必要があるので、我々も雪を降らせる準備をして行ったんですね。そしたら、その日、広島に雪が降ったんですね。 菅田さん撮影で広島に訪れた二日だけ降ったんですよね。 松山監督「この作品はきっと神様が守ってくれている」と思いました。 菅田さん二日目の雪が降りすぎて、「映像が繋がらないかも」と心配するくらいでしたよね。 松山監督そうなんです(笑)。だから、一日目の映像にはCGで雪を足しています。ちなみに広島でのクランクインで、(原さん演じる)汐路ちゃんは初日に待機していたけれど、何も撮らずにそのまま終わっちゃったんです。 菅田さん雪で、待っているだけだったね。 松山監督あのシーンは、広島クランクインの日とブルーバックの二つが混ざっているんですが、そう見えないのは奇跡だったと思っています。 MCここまでトークを伺っていても、皆さんの仲の良さが伝わってきます。もしまたこの六人で共演するとしたら、どんな話で共演したいですか? (会場から「また共演してほしい」という意味の拍手が上がる) 柴咲さん(手を挙げて)先に言おうと思います(笑)。「推し活に勤しむ六人」の話。 菅田さん良いですね! (会場:拍手) 柴咲さん推されている人がいても良いけれど、推す方が良いです。推す対象は共通していなくても良いかもしれない。考えがいがありそうです。 菅田さん誰が主演ということもなく、六人みんなの物語というのは良さそうですね。好きなものを語り合って、けんかとかするのも面白そうですね。 松下さん服は着ても良いですか? (登壇者の皆さん&会場:笑) 菅田さんどうでしょうか(笑)。 萩原さんせっかくこの六人で集まるなら…今回はちょっとバチバチしていたので、学園ものをやりましょう! (会場:拍手) 全員、同級生で。 菅田さん学園もの? 現役で(笑)? 萩原さん全員同級生で、「よお!」とか「部活、だりーな!」とかやってみたいです(笑)。 菅田さんどういうのが良いんだろう。(この六人なら)何でもできそうだもんなぁ…。六人のロードムービーなのか、六人みんなで店を経営しているのか、そういう群像劇が良さそうだなと思っています。あとは「ラスベガスをぶっつぶせ」(2008年公開のアメリカ映画)のように、みんなで協力して何かを企むやつとかはどうですか。 松下さん「オーシャンズ11」(2001年公開のアメリカ映画)とかね。 菅田さん「オーシャンズ11」か…、でももっとダサいやつが良いな(笑)。 松下さん何が良いですかね。医療ものとかどうかな。(会場:拍手) 菅田さんリアルなことを言いますね。医療もので何をされるんですか? 天才的な何をやりますか? 松下さん(笑)。天才…天才眼科医! (登壇者の皆さん&会場:笑) 菅田さん天才眼科医…あまり聞かないですね! 松下さんそれぞれが名医で。原さんはひよっこナースで奮闘する。 柴咲さん体のことについても学べそうだね。 菅田さん確かに。それぞれに専門分野があれば学べますね。 松下さん菅田さんは天才耳鼻咽喉科ですよ! (登壇者の皆さん&会場:笑) 耳鼻の鬼(笑)。 菅田さん耳鼻の鬼ね(笑)。 MC町田さんはいかがですか? 町田さん今回はとても頭を使う物語だったので、スポーツものも良いかなと思います。六人いますから、バレーボールとかね。(会場:拍手) MCバレーボールの選手ということですか? 町田さん選手になるんじゃないですか? 菅田さん選手になるの? 公民館とかでやるような市民バレーとかではなくて? 町田さんガチ選手。 松下さんそれぞれ暗い過去を持ったみんなが、バレーで一つになるみたいなね。 (登壇者の皆さん&会場:笑) 菅田さん熱血青
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「キングダム 運命の炎」天下無双の大ヒット御礼舞台挨拶「キングダム 運命の炎」公式サイト中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く、漫画「キングダム」を実写映画化した第三弾「キングダム 運命の炎」が7月28日より公開しました。 9月12日、山﨑賢人さん、吉沢亮さんによる“天下無双の大ヒット御礼舞台挨拶”をTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて実施しました。シリーズ三作連続して興行収入50億円を突破という大大大ヒットを祝し、待望の続編公開(シリーズ四作目)を遂に発表しました。また、映画の公開まで一切明かされていなかった超豪華シークレットキャストの吉川晃司さん・小栗旬さん・佐久間由衣さんが、キングダムに欠かせない重要なキャラクターを演じていることについてもイベント内で触れました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。天下無双の大ヒット御礼舞台挨拶信(しん)役山﨑賢人さん嬴政(えいせい)役吉沢 亮さん山﨑さん公開から一カ月半経って、こうしてまた皆さんとお会いできてうれしいです。 吉沢さん本日は劇場に足を運んでいただきありがとうございます。公開から一カ月半経って、またこうして皆さんとお会いできる機会を設けられたのも、「キングダム 運命の炎」がたくさんの方に愛していただけているからだと、うれしく思います。 MC今日は映画が公開されてから47日目およそ一カ月半です。本当に大ヒットおめでとうございます。(会場:拍手) 山﨑さんありがとうございます! MC本年度映画オープニングナンバーワン。そしてシリーズ初となる四週連続ナンバーワン。そして現時点でのシリーズ三作連続となる邦画実写ナンバーワン。そして映画が公開してから47日となる昨日までで観客動員数358万人、興行収入は51.3億円を突破しました。(会場:大きな拍手) 山﨑さんすごくない?!吉沢さんすごいじゃん! 山﨑さんすごいよね! 吉沢さんもしかしたらだけど…すごいよ! MCお二人は今「すごい」しか言っていなかったですね。山﨑さん、こうして改めてファンの前に立てるのはいかがですか? 山﨑さんそうですね。本当にこういう機会があるのは、「キングダム」を皆さんが楽しんで、愛してくださったからだと思うので、うれしく思います。 吉沢さん本当にうれしいですね。これだけいろいろな方に愛していただける作品を作るのに、みんながものすごく熱量高く挑みました。それが三作も続いて、たくさんの方に観ていただけているのは、なかなかないことです。そんな作品に携われて光栄だと思います。 MC本日は、SNSに投稿されたファンの方の熱いコメントを、ほんの一部ですがバックボードに並べました。コメントを見て気になるものがあったら教えてほしいのですが、いかがですか。山﨑さん「嬴政と紫夏は、ジーパンがベチャベチャになるくらい泣ける」吉沢さんこれは賢人(のコメント)でしょ? 山﨑さんこれは僕(のコメント)だよね? 吉沢さんこれは賢人だ! 山﨑さんこれって、僕が投稿したやつでしょ! 吉沢さん「ジーパンがビチョビチョになった」って言っていたもんね! 山﨑さんそう! 涙を垂らして、ジーパンの味にしちゃったからね。 MC吉沢さんはそれを聞いていかがですか? 吉沢さんやっぱりうれしいです。この紫夏とのストーリーは、僕も原作の中で大好きなシーンです。絶対に自分で演じたいと思っていたので、よりうれしく思います。 MC吉沢さんの中でも相当こだわりがあったのでは? 吉沢さんこだわり…ありました! 「キングダム」「キングダム2 遥かなる大地へ」と嬴政を演じ、王様として背負っているものを意識しながら演じてきました。(紫夏のエピソードは)そこに至るまでのストーリーなので、一旦そういうものを全部脱いで“一人の青年としてその場にいる”ということを意識しました。 MC吉沢さんが気になるコメントはどれですか? 吉沢さんやっぱりコレですね。「隊の名を聞かれ、『飛信隊』と答える信の表情がなんとも言えないくらい好き」っていうコメント。…分かる!! 皆さんも分かりますよね? 「キングダム」「キングダム2 遥かなる大地へ」と観て、そこで印象的だったのは、信は将軍とか組織の上にいる人たちを見ているということです。信の憧れている表情と、そこから何かを学んでいる感じが「キングダム」シリーズでは印象的でした。今回、信はそんな人たちと、どこか対等に向き合っていて、飛信隊という隊の隊長として、同じ目線でものを見ているように思いました。これまでのシリーズでは見られない信の表情が、新たな魅力として本作では観られたと思います。僕にも、それがすごく印象的でした。MC山﨑さんコメントを聞いていかがですか? 山﨑さんうれしいですね(笑)。 吉沢さんうれしいよね。 山﨑さん三作続けてきたからこそ、「飛信隊」と言われた時の信の気持ちも重みがあるというか、そういうものを表現できてうれしかったです。 MCあのシーンで山﨑さんのこだわりはありましたか。 山﨑さん今までの信だったら、勢いで名乗っていたと思うんです。でも、今回は「みんなの思いを背負って言う」と、監督と話し合って演じました。 MCそれを聞くと、改めて観たくなりますね。せっかくなので、コメントについてもう一つ聞いていきましょう! 山﨑さん「(右下を示して)20ダム」じゃないですか?吉沢さんダム映画! MCこの20ダムは、20回観たということだと思います。 山﨑さん本作を観たことをそういう呼び方にしているという発見と驚きがありますね。そういう風に楽しんでくださっていることがうれしいです。会場に20ダムされた方はいますか? 吉沢さんあちらに!会場のお客さんもっとたくさん観ました! 山﨑さんすごいな! MCちなみに、何ダムですか? 会場のお客さん24ダムです! 山﨑さん&吉沢さん(声を揃えて)24ダム! 吉沢さん公開されてから47日なので、一日一回観たとして、二日に一回は観ていることになりますよね。 山﨑さんすごい! 山﨑さん&吉沢さんありがとうございます。 MCそして、シークレットキャストとして、本作が公開されてからも、公式には発表されていなかったキャスト情報がついに解禁となりました。お二人が宣伝活動する中でもシークレットな情報が多々あったと思いますが、いかがでしたか。 山﨑さん本作の魅力でもあるのに、それを言えないっていうのは、「それもまた良いのかな」と宣伝活動をやっていました。吉川さんと小栗さんと…すごい日本映画だなって思います。これだけ豪華な方々が出演してくださっているのは、すごいっす。 MC山﨑さんは、龐煖(ほうけん)役の吉川晃司さんと共演もされていますが、いかがでしたか? 山﨑さん(コメントで)「龐煖(ほうけん)イカつくてやばい」って書いてありますが、これが本当にイカついんです! あれ? これ僕かな?吉沢さんこれ、賢人のコメントなの? ボードのコメントの中にちょくちょくいるんだね。 MC山崎さんのコメント、結構採用されていますね。 山﨑さんそうですね! MC吉沢さんは、いかがですか? 吉沢さん本当にすごいです。「やっと言えた」という感じです。取材の時も、友だちと話している時も「誰がやんの?」って聞かれても「まだ言えないです」みたいなくだりがなくなったことにホッとしています。 MC吉川さん、小栗さん(李牧(りぼく)役)、佐久間由衣(カイネ役)さんの熱演をまだ観ていない方は、ぜひ映画館の大きなスクリーンで観ていただきたいと思います。もうお二人が隠していることはないですよね? 吉沢さん(山﨑さんに)どうですか? 山﨑さん実はね…。 吉沢さん言っちゃう? (会場がざわつく) 山﨑さん言っちゃう! 吉沢さんじゃあ、言わせていただきますか。 山﨑さんはい。 吉沢さんそれでは発表をお願いします。 山﨑さん29才になりました! 吉沢さんおめでとうございます!(拍手)(会場からも拍手と「おめでとう」の声) 山﨑さんつい先日29才になりました。ありがとうございま~す。 吉沢さんそして? 山﨑さんそして? …続編あります! (会場から歓声と拍手!) 吉沢さんこのくだり、裏で練習しました。「一回違うのを入れとく?」って言いながら練習しました。 MC誕生日もおめでたいですが、映画「キングダム」続編制作が明らかになりました。おめでとうございます! 本作をご覧になった方々から「続編を観たい」という声は多々ありました。やっと発表ができるという感じですか? 山﨑さん「言えないんだ」ってずっと思っていました。 吉沢さん本作を観た人は、「そりゃそうだろう!」「あそこで終わるわけなくね?」っていう感じだと思います。やっと言えるね! 山﨑さん本当にありがたい話です。 MCお二人は続編をご覧になっているのですか? 山﨑さんまだです。 吉沢さんまだですが、撮影自体はもう終わっています。 MC作品の公開時期は聞いていますか? 山﨑さん&吉沢さんまだ聞いていないです。 MCお二人も聞いていないんですね。 山﨑さん今はCGや音楽など、プロフェッショナルな方々がすごく時間をかけて編集をしてくださっています。完成を楽しみに待っています。 MCお二人も早く観たいですか? 山﨑さん観たいです! 吉沢さん観たいよね? あそこで終わっているんだもん。あの続きとなると相当熱いでしょ? 山﨑さんうん! 吉沢さん相当楽しみです! MC続編の制作も発表になりましたが、まだまだ大ヒット上映中の本作をぜひ劇場の大きなスクリーンと迫力ある音響システムで観ていただきたいと思います。そして、ここでもう一つ重大発表があります。本作の大ヒットを記念して現在絶賛編集中の続編から、先日ほんの少しだけ先行カットが上がってきたようです。その先行カットを含む続編のティザー映像は、今絶賛編集中ということですが、今週末15日の金曜日から映画館で本作を観ると上映後に流れます。まだ本作を観ていない方、もしくはおかわりをしようとしている方はぜひ足を運んでみてください。 山﨑さんその映像を観たいです! 皆さん、もう一ダムしてください! MC最後にお二人からそれぞれご挨拶をいただきたいと思います。 吉沢さん皆さん短い時間でしたが、ありがとうございました。さっき発表された続編もありますが、まずはこの「キングダム 運命の炎」がまだまだ上映中なので、もっともっとたくさんの方に観ていただけるように、皆さんも友だちに勧めたり、SNSにコメントを載せたりと、僕らと一緒に本作を盛り上げてくださるとうれしいです。そして15日からは新たな予告編も流れるらしいので、もう一度ぜひよろしくお願いします。 山﨑さん今日は、まさかまたこうやって皆さんに会えると思っていなかったので、すごくうれしかったです。続編がありますが、そこまでは「キングダム 運命の炎」の炎を皆さんの胸の中にずっと持って、その上で続編も楽しんでもらえたらうれしく思っています。本当に「キングダム」は皆さんと一緒に熱くなれる作品です。みんなで楽しく熱くなって、楽しんでもらいたいと思っています。本作も続編もよろしくお願いします。
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「お嬢と番犬くん」完成披露舞台挨拶「お嬢と番犬くん」公式サイト累計発行部数336万部突破の人気コミック「お嬢と番犬くん」(講談社/はつはる著)。極道の孫娘であることを隠し、“普通の青春と恋”をすることを固く心に決めた高校生のヒロインと、彼女のお世話係の若頭との恋愛模様を描いた、溺愛ロマンティックコメディが、遂に実写映画化されます。 2月9日には、完成披露試写会が実施され、W主演を務めた福本莉子さん、ジェシーさん(SixTONES)をはじめ、櫻井海音さん、ぐんぴぃさん、杉本哲太さん、小林啓一監督が揃って舞台挨拶に登壇しました。福本さんとジェシーさんが、開演直前の“影ナレーション”にも挑戦し、会場は大いに盛り上がりました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートします。完成披露舞台挨拶瀬名垣一咲役福本莉子さん宇藤啓弥役ジェシーさん(SixTONES)田貫幹男役櫻井海音さん関谷香織役佐々木希さん瀬名垣太助役杉本哲太さん天馬竜也役ぐんぴぃさん小林啓一監督■開演前に福本さん、ジェシーさんの影ナレーションによる上演前の注意が読み上げられました。その後、客席通路から登壇者の皆さんが登場しました。福本さん本日はお集まりいただき、ありがとうございます。先ほどの影ナレーションは、気づいていただけましたか? (会場のお客さん:拍手)良かったです。短い時間ですが、皆さんと楽しい時間を過ごせたら良いなと思っています。 MC影ナレーションでは、ジェシーさんにペースを乱されませんでしたか? 福本さん乱されましたね(笑)。「ジェシーさんみたいに言ってみようかな」と思ったら、まんまとつまずいてしまって、ダメでした…(苦笑)。 ジェシーさん宇藤啓弥役を演じました小林啓一です。あ、すみません、間違えました(笑)。ジェシーです。本日は短い時間ですがよろしくお願いします。 MC影ナレーションはどうでしたか? ジェシーさん副業で影ナレーションをやろうかなと思います。合いの手とか良い感じでしたよね? 福本さん斬新で良かったと思います。合いの手のおかげで、注意事項を分かってくれているのが伝わりました。 ジェシーさんちゃんと返事もしないとね。 福本さんありがとうございます。 櫻井さん本日はお集まりいただきありがとうございます。僕たちは裏にいて、お二人の影ナレーションが聞こえなかったので、アーカイブか何かがあれば…。 ジェシーさん聞こえなかった? じゃあ今やりましょうか? 櫻井さん今は大丈夫です(笑)。本日は短い間ですがよろしくお願いします。 佐々木さん(ジェシーさん演じる)啓弥と(福本さん演じる)一咲の間に、ちょっとだけスパイスを入れさせていただきました(笑)。皆さんに本作を楽しんでいただけるとうれしいです。 ぐんぴぃさん “溺愛ロマンティックコメディ”に出られて誠に光栄です。今日は短い時間ですが楽しんで帰ってください! 杉本さん組長という恐い面と、優しいおじいちゃんの面を持つ、二重人格の役を演じました。 小林監督ジェシーくんの手前、ちょっとボケようと思ったんですが、怒られそうなんでやめました。本日は短い間ですが、よろしくお願いします。 MCまずは完成披露試写会を迎えた今のお気持ちをお聞かせください。 福本さん公開は一カ月後ですが、今日はやっと皆さんに本作を観ていただけるので、どう思うのかすごく興味があります。 ジェシーさん撮影は去年の夏頃だったので、早く皆さんに観てほしいと思っています。それから、僕も福本さんと同じで、今日お集まりいただいた皆さんが本作を観た後の反応が楽しみです。 僕たちも演じながら、「本作を観たらたぶん最後はとろけて帰るんじゃないかな」と思っていました。最後まで楽しんでください。 MC完成した作品をご覧になっていかがでしたか? ジェシーさん自分で自分にときめきました。普段のジェシーを一回でも見たことがある人は、分かると思いますが、僕は大体ふざけています。でも、本作ではジェシーではなくて、宇藤啓弥がちゃんといると思います。普段全然言わないことも言ったりしています。原作ファンの方も、どのシーンが入っているのかすごく楽しみにしてらっしゃると思うので、そこもぜひ楽しんでほしいです。いろんなシーンがあって、一回じゃたぶん分からないので、何度も観て、ときめいていただけたら“うジェシー”(うれしい)なと思います(笑)。 MCジェシーさん、今日も飛ばしていますね。 ジェシーさんこれでも落ち着いていると思います(笑)。 福本さん撮影中は、不安な気持ちになることもありましたが、完成した作品を観たら、心から純粋に楽しめました。音楽が加わって、より作品の色が明るくなったと思います。“極道”って怖いメージがあるんですが、全然そんなこともなく、すごくポップに楽しんでもらえると思います。コメディもあるし、アクションもあるし、ときめきもあって、本当にいろんな要素が詰まった素敵な作品になっていると思いました。MC大人気コミック原作の実写化ということで、実写化にあたり小林監督が意識されたことを教えてください。 小林監督なるべく自分自身も現場でときめけるように意識しました。ときめきを大事にして臨みました。 ジェシーさん現場では「(小声で)ジェシー、今のすごく良かったよ…」って…。もっと大きい声で言ってくれたらうれしいのに「(小声で)良かったよ」って言うんです(笑)。その監督を見て、逆に僕が「かわいらしいな」ってときめいていました(笑)。 MCOKテイクは、監督自身もときめいたということですか? 小林監督もちろんです。自分が感動しないと皆さんにお届けできません。 ジェシーさん僕は男性なので、男性の方が「ときめいた」って言ってくださるのは、すごくうれしかったです。「今の芝居、良かったんだ」って、自信になりました。MC監督から見て、福本さんの一咲はいかがでしたか? 小林監督福本さんが演じる一咲も、男性から見た「かわいらしさ」は、もちろんあると思いますが、女性から見ても、「かわいい」と思ってもらえるものを追求しました。周りの女性のスタッフに「今の(芝居)どうだった?」と聞いてから、「OK」を出すという感じで撮影をしていました。MC福本さんも周りとコミュニケーションを取りながら役づくりをされましたか? 福本さんときめきシーンは、探り探りでした。「どのセリフで、啓弥の方を見るか?」「このセリフは目を見て言うか?」とか、ちょっとしたことでも見え方が変わるので、みんなと「ときめきとは?」を研究しながら、作り上げました。 MC本作は“溺愛ロマンティックコメディ”ということで、キャストの皆さんには、「このシーンに注目してほしい」という皆さんが“溺愛”しているシーンをうかがいたいと思います。 福本さん予告でも使われていますが、啓弥との保険室のシーンがお気に入りです。ジェシーさんは身長が高いので、普段は私の目線が上に行きがちなんですが、保健室のシーンでは、ジェシーさんが膝下にいるので、上目遣いのジェシーさんが見られるポイントだと思います。 ジェシーさん原作とは角度がちょっと違うんですが、監督と「皆さんにときめきを与えられるか?」という会話しながら、カメラさんといろいろな角度で撮影して、最終的にこういう形に落ち着きました。僕の溺愛シーンは、まだ皆さんは本作を観る前なので、僕も予告の中のシーンで絞ります。入学した一咲が、走っている学生にぶつかられて転びそうになるところを啓弥が抱えるシーンです。啓弥が一咲のことを溺愛しすぎて裏口入学してしまう、個人的にはここが溺愛シーンだと思います。 MC啓弥とジェシーさんご本人とで似ている部分はありますか? ジェシーさん今はいろいろな“○○ハラ”とかがあるので、本作までのことはできないですね。 MCジェシーさんも「○○ハラ」は気をつけているんですね。 ジェシーさんもちろんです。なので、言葉で「大丈夫ですか?」って言いますね。 福本さんジェントルマンですね。 ジェシーさんジェントルマンです。 櫻井さん僕は、予告でも少し映っていますが、幹男が啓弥にハイキックするシーンが個人的にはポイントです。ジェシーさんがカッコ良いんですよ! 僕の蹴りを、顔前でパシッて止めるんです。皆さん、ジェシーさんに蹴りを止められたことはないですよね(笑)? 蹴りを止めている姿がめちゃくちゃカッコ良いです。僕は正面の特等席で見ていました。 ジェシーさんじゃあ、皆さん一人ずつやりましょうか(笑)? MCそのシーンの撮影は何回もやりましたか? 櫻井さん練習もあったので、合計で30回くらいやったと思います。 MC櫻井さんは、幹男とご自身を比べて似ている部分はありますか? 櫻井さん一緒って言ったらちょっとまずい気がするんですが、内に秘めた寂しさや孤独感、ちょっとした尖りみたいなものを自分自身とリンクさせて、表現しました。佐々木さん私も、福本さんがおっしゃったシーンが印象的でした。二人が本当にかわいくて、素敵でした。本当にキュンとしました。それ以外だと、放課後のシーンかな? 福本さん教室のシーンですか? 佐々木さんそうです。女性は憧れるシーンだと思います。 ジェシーさん後ろからギュッとするシーンですね。 佐々木さん素敵ですよね。キュンとしました。 MC学校が舞台ですから、青春時代を思い出すようなシーンがたくさんありますね。 佐々木さんそうですね。忘れていたものを取り戻すような感じがしました。お二人が本当にかわいらしくて、なのに間に入ってしまって、すみませんでした。 ジェシーさんいえいえ、ありがとうございます! お忙しい中、現場に来ていただき、マネージャーさんもありがとうございます。 MC佐々木さんはちょっと大人の役柄で登場されているとうかがいました。 佐々木さんそうですね。着物を着て登場するんですが、だいぶお姉さんな感じで登場しています。 ジェシーさん全く世界が違います。 佐々木さんそうですね。楽しんでいただけたらうれしいです。 ぐんぴぃさん僕もネタバレにならない程度にお話しします。天馬が啓弥と電話するシーンがあるんですが、ジェシーさんの電話を取ったことがある人、いないですよね? MC毎回皆さんに確認しなくても大丈夫ですよ! ジェシーさん一人ずつ電話しましょうか? ぐんぴぃさんもう電話すらもカッコ良いんですよ! 極道のしびれる感じがありました。 MC啓弥は、極道のシーンと高校生のシーンとで全然違いますもんね。 ぐんぴぃさん全然違いますね。 杉本さん私は、登場シーンで猫を抱いているんですが、その猫がかわいくて溺愛したいです。NGも出さずに、「おいで」と言えば乗ってくれて、ずっと我慢して大人しくしていました。 ジェシーさん猫は「ひろしさん」という名前ですよ。 杉本さん「ひろしさん」だったの(笑)? MC哲太さんも、現場でジェシーさんを笑わせにかかったりしていたとうかがいました。 ジェシーさんだいたい変顔していましたよ(笑)。 杉本さん緊張していたから覚えていないです(笑)。 ジェシーさん緊張していたら変顔はしないでしょ! 笑わせにかかってきたので、僕は我慢していました。 杉本さん思い出しました。ジェシーとは、そんなに一緒のシーンがなかったので、ちょっと爪痕を残そうと思ってやりましたね(笑)。MCでは、皆さんが溺愛しているお気に入りのコトやモノを教えていただければと思います。 福本さんお茶全般ですね。日本茶の中でも緑茶、煎茶、玉露、ほうじ茶、それから中国茶、紅茶…いろんな種類を持っています。現場にも必ず持っていきます。家から淹れて持っても行きますし、現場でもまた新しく淹れます。お茶を飲むとホッと一息できます。 MCいつごろからハマっているんですか? 福本さん前からお茶は好きなんですが、ここ最近はかなりハマっています。美味しいお茶があったら教えてください。 ジェシーさん僕は洋服とか下着です、ヨレヨレになるぐらいまで使います。ヨレヨレだから、あげても後輩はうれしくないと思うんです(笑)。だから、捨てれば良いんですが、捨てられないんですよね。「これは小さい時のあのダンスをした時のだ」、「あの曲の時のだ」とか、思い出があるので…。 MCそうすると、洋服が増えていく一方ですね。 ジェシーさんそうなんですよ。どうしましょう? 後輩とかにあげたりはするんですが…あとは売っちゃうとか? 結構溜まっているんですよ。パジャマもすごくダラダラした服を着ています。 MC物を大事にするのも良いことですよね。 ジェシーさんそれが言いたかったです。 櫻井さん私は、焼き鳥です。もうね、焼鳥とはかれこれ一年の付き合いになるんですが…。 福本さん短い(笑)。 ジェシーさん365日(笑)? 櫻井さんでも焼鳥を食べに行く日は、朝食、昼食を抜くくらい、焼鳥に懸けています! ジェシーさん会話をしていても、ずっと焼鳥なんですよ。 櫻井さんいろいろな場面で「焼鳥」って言い過ぎているので、「もう良いだろう」ってなっているとは思うんですが、本当に好きなんです。先日は、日帰りで静岡県の浜松まで焼鳥だけを食べに行きました。 MC食べる順番や好きな部位はありますか? 櫻井さん順番は大体コースなので、決まっているんですが、特に好きなのは“ソリ”です。 佐々木さんおいしい! 櫻井さんソリはモモの付け根にある希少部位なんですが、フランス語の「ソリレス(Sot-l'y-laisse)」という言葉から“ソリ”という名前になったそうです。フランス語で、「これを残すものは愚か者だ」っていう意味だそうです。(佐々木さんに向かって)ご存知でしたか? 佐々木さん私も最近それを勉強したばっかりなんです! 捨てちゃいけない部位なんですよね。 櫻井さんそうですよね。初めて焼鳥の話が通じました(笑)。 佐々木さん“ソリ”おいしいですよね!私の溺愛しているものは、子どもとの時間です。最近、子どもがトランプにハマっていて、それに付き合って、私も毎日ババ抜きやジジ抜きをやっています。二人きりより、人数がいたほうが良いと思うんですが、子どもとの時間がすごく楽しくて、ずっと付き合っています。ぐんぴぃさん僕が溺愛しているのはグミです。最近のグミって、ぶどうグミが、ぶどうを超えることがあるじゃないですか? あと、最近知ったんですが、グミって分類すると、肉らしいんです。ゼラチンをたくさん使って作られているんですが、ゼラチンの原材料は肉が多いそうなんです。「肉って良いじゃないか!」と思いました。 ジェシーさん一石二鳥ですね。 ぐんぴぃさんそうなんですよ。コンビニとかで新しいグミだ! と思って買っちゃいます。 ジェシーさんグミの中で好きな部位ってありますか? ぐんぴぃさん焼鳥みたいに部位はないです(笑)。杉本さん僕は「食べるラー油」ですね。京都の撮影所の近くにある中華屋さんでしか買えない食べるラー油があるんです。ネットでも買えないので、そのお店に行って、食べないと手に入らないんです。白いご飯でも、何にでも合います。 MC何年くらい溺愛されているんですか? 杉本さんもう10年くらいになりますね。 MC2月14日はバレンタインデーです。今日は特別に、福本さん、佐々木さんの二人から、登壇者の男性陣の皆さんにサプライズがあります。 ■チョコレートケーキが登場しました! MCこちらは福本さんと佐々木さんが飾り付けをされたそうですね? 福本さん先ほどいろいろ試行錯誤しながら、一緒に飾り付けをしました。 佐々木さん「どこに何を置いたら良いかな?」とか、言いながらやったよね。 福本さん&佐々木さん&ジェシーさんねー(笑)。 MCジェシーさん、「ねー」のキーを合わせなくて良いですよ! 福本さん、飾りつけのポイントを教えてください。 福本さんポイントは、このお花がポスターのお花と一緒なんです。あとは、「Valentine's Day」の「Valentine's」だけのプレートもあったんですが、せっかくなら「Day」もつけようということで、こちらにしました。イチゴやブルーベリーも入れて、華やかに見えるようにしました。 福本さん&佐々木さん&ジェシーさんねー(笑)。 MCジェシーさんは「ねー」は言わなくて良いですよ(笑)。 ジェシーさん(立ち位置が福本さんと佐々木さんに)挟まれちゃうんでね(笑)。うれしいです。サプライズありがとうございます。 杉本さん素敵ですね!MC最後に福本さん、ジェシーさんからメッセージをお願いします。 福本さん本作は今までにないような「極道×青春」ロマンスコメディになっています。公開まで、皆さんと一緒にこの作品をもっともっと盛り上げていけたらと思います。たくさんの方に観ていただけたら、うれしいです。本日はありがとうございました。 ジェシーさん全く一緒でした(笑)。 福本さん本当ですか(笑)? ジェシーさん本作は3月14日に公開です。大人の皆さんにも、今学生さんの皆さんにもいろいろなシーンを楽しんでいただけると思います。「大人のときめき」がテーマの、溺愛ロマンティックコメディとなっておりますので、ぜひ楽しんでください。何回も観られる作品です。本日はありがとうございました。
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「TOHO CINEMAS BOAT」にて、映画『野生の島のロズ』アクティブラーニング上映会開催!TOHO CINEMAS BOAT映画『野生の島のロズ』東宝グループは、サステナビリティの基本方針に基づき、「子どもたちへの原体験の提供やクリエイターの支援・育成による、将来のお客様と未来の才能の創出」を目標に掲げています。 その取り組みの一環として、TOHOシネマズでは、未来ある子供たちに向けた映画体験による思考形成プログラム「TOHO CINEMAS BOAT」を2023年より実施しています。映画を一緒に観る。そして、その映画のなかに登場する舞台や設定を実際に体験し、みんなで語り合う事で「自分の考え」を作っていく。映画を起点とした子どもたちの思考力を育むためのアクティブラーニングです。TOHO CINEMAS BOATこの度、第4回目となる「TOHO CINEMAS BOAT」を、1月13日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催しました。 今回は、約20名の小学生とその保護者をご招待し、映画『野生の島のロズ』を上映後、作品テーマにちなみ、ロボットを題材にしたワークショップを実施しました。『野生の島のロズ』は、最新型アシストロボット・ロズが未知の環境で学び、成長していく姿を描いた物語です。映画鑑賞を通じて子どもたちは先端テクノロジーや未来の可能性に思いを馳せるきっかけを得ました。 上映後のワークショップでは、本作の声優キャストであり、ロボット工学識者のいとうまい子さんに加え、日本のロボットメーカー3社とそのロボットたちをゲストに招き、未来のロボットについて考えるプログラムを実施しました。映画より着想を得た子どもたちは、ゲストと直接コミュニケーションを取ったり、本物のロボットと触れ合ったりしながら、未来のロボットについて自由に考えを巡らせました。最後の発表では、「光合成を増やしてくれるAI」や「お母さんを助けてくれる料理ロボット」など、想像力を発揮した多彩なアイデアが披露され、楽しみながら自ら積極的に学びを深める有意義な時間となりました。 また、本イベントは様々なメディアに取り上げられ、多くの反響をいただきました。 今後も、TOHOシネマズでは、未来を担う子どもたちに映画を通じて「GOOD MEMORIES」を提供するため努めてまいります。 【イベント概要】 ■日時:2025年1月13日(月・祝) ■上映作品:映画『野生の島のロズ』 ■ゲスト: いとうまい子、Pepper(ソフトバンクロボティクス)、Romi(MIXI)、BOCCO emo(ユカイ工学) ■主催:TOHOシネマズ ■協力:東宝東和、ギャガ、電通、ホワイトドッツ
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俳優オーディション「TREASURE HUNTING」グランプリが決定!株式会社トライストーン・エンタテイメント、合同会社ユー・エス・ジェイ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)、東宝株式会社、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの4社による新たな俳優オーディション「TREASURE HUNTING」~あなたの才能を探す冒険に出かけよう~の最終審査を、2月1日(土)にユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて開催いたしました。 本オーディションは、国内市場はもちろん、これからの海外市場に求められるエンターテイメント性にも応え得る俳優の発掘・育成を図るという趣旨の元、エンターテイメント業界を代表する4社が賛同しての初の開催。応募総数8216名の中から、約半年間におよぶ審査やレッスンを経て、ファイナリスト12名による最終決戦となりました。 特別審査員には、株式会社トライストーン・エンタテイメント代表取締役社長 小栗 旬や同社所属俳優の坂口 健太郎、株式会社ソニーミュージック・アーティスツ所属俳優の森田 望智、さらに各社代表者が参加。 最終審査の結果、神奈川県出身の17歳、雑賀天成(さいが・てんせい)さんがグランプリを獲得、準グランプリには東京都出身の13歳、中本羽美(なかもと・うみ)さんに決定しました。俳優オーディション「TREASURE HUNTING」グランプリが決定!グランプリ・雑賀天成さん準グランプリ・中本羽美さん開催日時:2025年2月1日(土)14:00~17:30終了 場所:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内特設会場ステージ33(大阪府大阪市此花区桜島2丁目1-3) 司会:中井美穂・笠原秀幸 特別審査員:山本 又一朗(株式会社トライストーン・エンタテイメント代表取締役会長) 小栗 旬(株式会社トライストーン・エンタテイメント代表取締役社長) 坂口 健太郎(株式会社トライストーン・エンタテイメント所属俳優) 村山 卓(合同会社ユー・エス・ジェイ執行役員 副社長 CMO) 御園 ジェリー 研策(合同会社ユー・エス・ジェイブランド・メディア部 部長代理) 市川 南(東宝株式会社取締役 専務執行役員) 臼井 央(東宝株式会社映画企画部長) 村松 俊亮(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役社長CEO) 辻野 学 (株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント取締役 執行役員) 桂田 大助(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント執行役員) 森田 望智(株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ所属俳優)俳優オーディション「TREASURE HUNTING」最終審査
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「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」ラストマッチイベント「劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦」公式サイト2024年上半期、エンタメ界を席巻した「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」。8月19日の“ハイキュー!!の日”を前に8月18日に、“もう一回がない全国一斉上映!「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」ラストマッチ”と銘打って、最後となる舞台挨拶が東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて開催されました。村瀬歩さん、梶裕貴さん、石川界人さん、内山昂輝さん、入野自由さんが登壇したこちらのイベントは、全国351館で同時中継も行なわれ、ネタバレ全開の熱いトークに会場は興奮に包まれました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!ラストマッチイベント日向翔陽役村瀬歩さん孤爪研磨役梶裕貴さん影山飛雄役石川界人さん月島蛍役内山昂輝さん菅原孝支役入野自由さんMC本作は8月17日までの184日で観客動員数は797万人、興行収入は114億円を突破しました! そして、こちらの舞台挨拶の模様は、全国351館の映画館でも生中継されています。それではお一人ずつご挨拶をお願います。 村瀬さん皆さんお越しくださいまして、そして全国からご覧になっているカメラはこちらでしょうか?先ほど、数字の話が出ました。もちろん数字が全てではないですが、作品に関わる身として、たくさんの人に、映画・TVアニメの「ハイキュー!!」が好きで、何度も足を運んでくれた方がたくさんいると聞いています。なので、今日は楽しい話ができたら良いなと思っています。 梶さん本日、紅一点。音駒高校の“赤”ですからね(笑)。こういった舞台挨拶に何度か立っていますが、この光景はすごくうれしくなります。この作品を多くの方が観に来てくれているんだと直に感じることができるし、全国の映画館にも足を運んでくれているということが本当にうれしいです。それをかみしめながら、今日の時間を過ごしたいと思います。 石川さん皆さんは、今、本作の上映をご覧になった直後ということですよね? これまで、作品の内容を深く話せる機会がありませんでした。いわゆる“ネタバレ禁止”で話すことが多かったので、本作を観た直後の感動を分かち合いながら、皆さんと話せるのが楽しみでこの場に立っています。そして、皆さんの応援もありまして、大ヒットとなりました。本当に感謝しています。皆さんに感謝を伝えられる場として、僕自身も楽しめればと思っています。 内山さん今日は楽しんでいってください。よろしくお願いします。 MC本作は、半年余りの長きにわたって、多くのファンの方たちから応援をしていただき、大ヒットを記録しました。本日で本作のイベントはラストとなります。半年間、ファンの皆さんから応援をいただいた心境を教えてください。 村瀬さん街を歩いていても、いたるところに「ハイキュー!!」グッズを持っている人がたくさんいました。今日も、ここに来るまでに小さなバスに乗って来たんですが、烏野のユニフォームを着ている方もいました。 梶さんこの会場にもいらっしゃいますね。 村瀬さん後はグッズを持っている皆さん……何か、音駒の人、多くない(笑)? 梶さん良いじゃない! 村瀬さんあ。あそこにいるのは烏野? 梶さんあの黒い服を着ている人も烏野ですよね? 村瀬さんあ、そうか! 梶さんオレンジも烏野ですから。 村瀬さん良かった! 安心しました(笑)。あと、…白鳥沢もちょこちょこいますね(笑)。 梶さんホントだ(笑)。 村瀬さんこの場には、「ハイキュー!!」が好きで観に来てくれている人だと思いますが、普通に歩いている時も、グッズを持っている人を見かけます。電車とかに乗っている時も「ハイキュー!!」の話をしている人がいると、うれしく思います。そんなことがすごく増えて、日常的に「ハイキュー!!」を感じるので、手応えを感じていますね。でも、今日がラストなんですね。(内山さんに向かって)ウッチー、ラストだって! 内山さんねぇ。 梶さんウッチーは、こういう機会で舞台挨拶するのは…? 内山さん前に一回、舞台挨拶をやりました。でも、その時は「受験生たちが、受験が終わったら観るのを楽しみにしるから、烏野が勝ったことも言わないでくれ」と言われていました。でも、もう8月でしょ? 受験も終わってもう夏休みでしょ? 村瀬さんこれから指定校推薦とかAO入試も始まりますね。 内山さんつまり、それほど長い間公開していたのがすごいなって思っています。本当にすごいことです。すぐ上映が終わっちゃう作品もありますから…。 登壇者の皆さんいやいやいや(苦笑)。 梶さんこれは、難しい話が始まっちゃうな…(苦笑)。 内山さん公開が中止になる作品もあるからね。 村瀬さんやめなさい! 内山さん今日はね、ネタバレありで包み隠さず話して良いということだからね。 MC梶さんはどのように受け止めていますか? 梶さん記録というか、数字的な意味では、もちろん僕らもうれしいです。絶対に、皆さんのリアクションとか作品の良さはもちろんですが、数字というのは、「それだけ頑張ったんだ」という証になります。だから、制作してくださったスタッフさん、原作サイドの皆さんにとっては、間違いなく励みになるし、頑張りが報われるだろうなと思います。何気ないところで「ハイキュー!!」や、バレーボールというスポーツに触れる機会も増えたなと感じています。そのあたりも含めて、この作品の意義や重みを感じています。「ハイキュー!!」を観て、バレーボールを始めて、活躍されている方もたくさんいらっしゃると思います。そういう作品に携われたありがたみを、今感じています。僕は、中国での上映イベントに登壇しましたが、世界中で愛されている作品だと感じる機会になりました。 石川さん本作のアフレコの時、「今回は音駒が主役の作品にしたいと思っています」と、監督から伝えられていました。そして、どんどん音駒のファンが増えているのを実感しています。やはり「ゴミ捨て場の決戦」は、「ハイキュー!!」の中でもかなり大きな戦いです。今日も(音駒の)赤いパーカーを着ている方がすごく多いですが、作品の作り手としては、狙った通りに、皆さんがちゃんと音駒の魅力を感じてくれたんだと思っています。一応、僕は烏野なんですよ(笑)! MC応援上映も話題になりました。 梶さん(会場に向けて)観に行かれた方いますか? 村瀬さん(会場からの反応に)ありがとうございます! 梶さんどこが一番盛り上がるのかな? 回によっても違うんだろうね。 村瀬さん観るのが一回目の人と、何回も行っている人では感じ方が違うんだろうな。後は、あれじゃないですか? 「東宝!」とか「ハイキュー!!製作委員会!」とかやるんじゃないですか? 梶さんそこ(笑)? 石川さん「楽しぃ…」(研磨のセリフ)とか、みんな絶対に言っているでしょ? 梶さんあとツッキー(月島)のとことか、みんな絶対に言うでしょ?「上に飛べ!」って。 石川さん飛んじゃダメだけれどね(笑)。 MC菅原孝支さんが応援団長を務めて応援上映を盛り上げてくださっていましたが、本日はそんな応援団長・菅原孝支役の入野自由さんにサプライズでお越しいただきました! ■主題歌が流れる中、会場の声援に応えながら入野さんが登場。入野さん皆さんこんにちは。私が、菅原孝支の声をやっております、応援団長の入野自由です! (他の登壇陣に)しゃべり過ぎだ、お前らは! 梶さんハリウッドから来たわけじゃないですよね? 入野さんいや、もう大変だったよ(苦笑)。30時間くらいかけて来たよ。 梶さん皆さんすみません。裏で盛り上がったやり取りをちょっと披露しています。 村瀬さんずっとね、イチャイチャイチャイチャと、二人で話をしていますからね(苦笑)。 梶さん(入野さんに)ご挨拶を! 入野さんしたよ! 梶さん改めてね。 入野さん私、みんなが大好きな菅原孝支役をやっております入野自由です。今日はみんなを応援しに来ました! あくまでも応援です。MC皆さんがそろったところで、本作の内容についてもお話していきたいと思います。本日はNG事項はございませんので、皆さんのお気に入りシーン、グッときたシーンを教えていただければと思います。 村瀬さんやっぱり、研磨との最後のやり取りがすごく好きですね。当たり前ですが、終わったら、我々は帰るわけです。でも、それだけじゃなくて、「またな!」って言うところが、この後も研磨も日向も、そして烏野のみんなも、音駒のみんなもバレー生活が続いていくんだな…と感じました。それは、当たり前なんですが、あの「またな」という三文字に全てが入っている気がしていました。だから、日向は、「また戦いたいんだろうな」と思って演じたら「もう戦いじゃなく、元の感じに戻ってください」と言われました(笑)。日向は、天真爛漫で元気なんですが、試合の時は、集中して自分を追い込むスイッチがあるんですよね。だから、まだ日向の中では試合が終わっている感じがしていませんでした。何か、影山に諭される――あの感じが僕にも若干、入っていたのかな? と思ったので、すごく印象に残っていて、好きなシーンです。 梶さんネタバレOKということなので、ようやく言えるのは、終盤の研磨の視点に合わせて、1カットでグルグル回るボールを追いかけるシーン――あそこを作るのは本当に大変な作業だったと思います。でも、観ている皆さんは、実際にバレーボールをしているような感覚を味わえたんじゃないかと思います。僕も、研磨を演じていて、彼と一緒に呼吸をしているような感覚で演じたシーンだったので、印象的でした。この話ができてうれしいです(笑)。後は、クロ(黒尾鉄朗)をはじめとする三年生のことを思うと、これで部活動が幕を閉じてしまうのかなって考えながら観ると、込み上げてくるものがある作品でしたね。 石川さん今までは音駒の魅力を伝えたいと思って、なるべく音駒の話をしていたし、黒尾さんの「ハッハーッ!」のところとかも大好きなんです。でも、影山の話をすると、スパイカーの道を開くためのセッターからのオープンの流れが、今までの影山からの変化を表していると思っています。ちゃんと日向のことを見て、日向が一番うれしいタイミングでオープンで上げるという選択を取れたのは、今まで他校の人たちと戦ってきたからこそ、そういうセッターの形になったんだと思います。最初の印象や、漫画を読んだ時には、「張り上げてモノローグをやろうかな」と考えていました。でも、セッターであるという実感が、このオープンの時に沸いてきたのであれば、「ちょっと落ち着いているかな」とか、いろんなことを考えながら演じたので、すごく印象に残っています。 内山さん月島蛍の声をやっている身からすると、黒尾さんとネット際で話すシーンが多かったので、そこが印象的です。「バレー、最近どう?」って聞かれて「面白いです」って答える本当にちょっとしたシーンですが、月島がバレー部に入った時のこと何かを考えると…「そんなバカな!?」っていう(笑)気持ちになります。これは、驚天動地(きょうてんどうち)なサプライズ的な流れだと思います。でも、たまに面白いのが月島蛍らしいなとも思います。あとは、終盤で、合宿などで学んだことを生かして、「上に飛べ」と言うところは、黒尾さんや木兎さんの教えを受けて、月島なりに、頭の中で何度も何度も反復練習してきたんだろうなっていうのをあの1カットで伝えられたらと思っていました。家で練習している時もそのことを考えながらやったので、劇場で本作観て、映える作りになっていったかなと思うので、印象に残っています。 入野さんさっき梶くんも言っていましたが、僕自身も最後の長回しのシーンは見どころだと思っています。アニメーション技術としてもすごいですが、アニメで言うと10年間、ずっとみんなで一緒にいろんな試合、いろんなセリフを経験して、ようやくこのシーンにたどり着いた というあの感覚が、燃えるんですよね。あのシーン単独で観ても面白いですが、それだけじゃない。歴史を感じて涙が出てくるし、胸が熱くなる――それが「ハイキュー!!」の強みであり、大好きなシーンの一つでもあります。 MC本作は、海外でも大ヒットをしており、79の国と地域で合計90億円、日本国内も合わせると全世界興行収入は204億円を突破しております。 村瀬さん「すごいな」という一言しか出てこない。現実味を帯びないというか…。先日やっていたパリオリンピックでもネーションズリーグでもそうですが、いろんな国の方がツッキーのぬいぐるみを持っていたり、タトゥーが入っているのを見ました。日本という島国で生まれて、古舘春一先生が描かれた“イズム”というものや、描かれてきた思いが、全世界に広がっているということが、ただ胸アツという感じですね。でも、同時に「そうだよな」って気持ちもあります。だって「ハイキュー!!」ってメチャクチャ面白いから「伝わって当然だよな」と思います。「ハイキュー!!」を魅力的に伝えてくださるProduction I.Gさん、音楽の林ゆうきさんや、監督・音響チームもすごく努力をしてくださっていました。だから、そこにあぐらをかくのではなく、地盤をしっかりと固めた上で、面白いものをより耕していける双方向化みたいなものがあったんじゃないかと、勝手にいち「ハイキュー!!」ファンとして思っています。 梶さん「ハイキュー!!」を知って、観て、読んで、バレーボールを始めたという人が、これからもどんどん増えていくと思います。日本の部活動が、世界に共通するかっていうと感覚が違うとは思います。でも、それを超えて、言葉が違っても、表情や心情からは伝わるものある。だからこそ、「ハイキュー!!」が世界中で愛されているんだと思います。漫画・アニメの底力、魅力を改めて感じます。 石川さん「ハイキュー!!」は、バレーボールという競技に集まった人たちを描いたドラマです。何か一つのことに打ち込んでいる人、悔しくて涙が出るほど一生懸命努力をしている人――そういうところを、世界中の人たちが、「頑張っている人を応援したくなる」という気持ちで繋がっているのかなと思います。人の頑張りや、熱い気持ちは、言語の壁では止められない。そういう作品なんだと思います。 内山さんこの間、仕事で、アメリカのワシトンD.C.に行きました。飛行機の中で観られる映画の邦画の中の一番上に「ハイキュー!!」がありました。「あ、もう飛行機で観られるんだ」と、思いました(笑)。現地で、サイン会をやったんですが、音駒のユニフォームで来ていた人もいました。作品の人気の高さを肌で感じましたね。 入野さん僕は以前、半年くらいお休みをもらって海外に行っていた時期があります。6~7年くらい前ですが、イギリスでやっているアニメのイベントに参加したこともあります。その時、いろんなコスプレをしている人もいて…、あの段階で、僕はツッキーのコスプレをしている人と写真を撮ったからね(笑)。菅原のコスプレの人もいたので、写真を撮ってもらいました(笑)。日本のコンテンツが世界に広がるのはうれしいことだと思います。これからもどんどんと広がっていくんだろうなと思っています。 MC本日は、皆さんにお伝えする新たな情報が四つあります。一つ目はこちらです。スクリーンにご注目ください。 ■「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」Blu-ray&DVD発売決定!登壇者の皆さんおぉっ! 村瀬さんこれは大事ですよ。 梶さんお家で観られますからね。「もう一回がない試合」が何度でも観られますからね。 村瀬さんやったー! ■「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」展 開催決定!登壇者の皆さんおぉっ! 梶さんやったー! すごいですね、「ゴミ捨て場の決戦」をフィーチャーしているってこと? 石川さん作品単位なら聞きますが、劇場版一本でやるんですか。 入野さんこれは、無限にできるね(笑)。 梶さんいっそ、話数ごとにやります(笑)? MCそのためのビジュアルも描き下ろしております。こちらです!登壇者の皆さんおぉー…!! 入野さんあれ? 菅原さんがいないですね(笑)。 内山さん(枠の外側を指しながら)この辺かな(笑)? MC2024年12月27日より松屋銀座にて開催です。その後、金沢、大阪など全国を巡回します。 登壇者の皆さんすごい! 梶さん今、映画館でこのイベントを観ている方の近くでも開催されるかもしれません。 ■アニメ「ハイキュー!!」10周年ラストイベント実施決定!梶さんラストイベント? 村瀬さん「10周年」の、ラストイベントだね。 石川さん今、「10周年」でいろいろと企画が動いているから、そのラストだね。「ハイキュー!!」が終わっちゃうのかと思った(苦笑)。 入野さん10年前を振り返ると、収録現場が懐かしいね。 梶さん最初に行った時、悪ガキばかりでビックリしたもん(笑)。 村瀬さん入野さん、靴隠されていたよね(笑)。 入野さんそうだよ。あれはいじめだよ、いじめ! 呼ばれて、靴脱いで椅子に座っていたら、靴がなくなっているんだもん(笑)。 梶さんみんな大きくなったね。 石川さんこの10年でようやく内山さんと話せるようになったし…。 内山さんいやいやいや、しゃべっていただろう! 村瀬さん遅くね(笑)。 入野さん内山さんも、10年でだいぶ社交的になったよね。 内山さんもう良いから(苦笑)!イベントについて教えてください(笑)! どんなイベントなんですか? MCタイトルは「ハイキュー!! 10thイベント NEXT STEP」です。登壇者の皆さん「NEXT STEP」(笑)?? MC2025年3月2日、昼の部、夜の部で行ないます。 梶さん(会場に向かって)皆さんは、早くスケジュールを確認したいですよね。 MC場所なんですが…。 内山さん(入野さんと梶さんが二人でおしゃべりを続けているので、二人に向かって)ちょっとうるさいよ(笑)! 梶さんワンチャン、入野さんがまたサプライズの可能性があるから…。 内山さん(ちょっと強めに)場所は!?(登壇者の皆さん:笑) 梶さん10年で変わりましたね(笑)。 MC東京・有明アリーナです。 梶さんすごい! 聖地ですね。 入野さんバレーボール…やるのかな? 内山さん適当なこと言わないでくださいよ(笑)。 梶さんウッチーが(バレーボールをやるの)? 内山さんやんねーよ(笑)! 石川さんでも、最初の頃、バレーボールやったよね? 村瀬さんやりましたねぇ…(笑)。懐かしい! 梶さんちょっと、だんだんアフレコ現場みたいな空気になっているよ(笑)。 村瀬さん「NEXT STEP」の話をしましょう! 入野さん場所は? 登壇者の皆さん言ったよ(苦笑)!! 入野さんごめんごめん。有明アリーナでバレーボールをするんでしたっけ。 梶さん話がループしているから! 入野さん応援しに来たのに…。 梶さん邪魔だよ(苦笑)!! 邪魔しに来ているの(笑)? MCキャストは村瀬歩さん、石川界人さん、ほか…。 梶さんほか? まだ分からないのか? 石川さん落選しているかもしれないの? 梶さん僕、他校だもん…。 入野さん梶くんは、本作で終わりかもしれないし…。 登壇者の皆さんいやいやいや! 梶さん僕だってウッチーがバレーしているところ見たいんだから! ■山口と月島が仙台市の観光特使に決定!登壇者の皆さんおぉー! 梶さんおめでとう! 内山さん先日「萩の月」というお菓子のパッケージがツッキーになっているやつが販売されました。 石川さん楽屋にありましたね。 内山さんお召し上がりください(笑)。 梶さん観光特使だ! 石川さんパッケージのデザインのために、わざわざ描き下ろしをしているんです。メチャメチャ色気があるので、ぜひ皆さんご覧ください! 色気がすごいんす。 入野さん会場の皆さんに一個ずつ配ったら良いんじゃない? 内山さんなんで僕が(笑)? MCそろそろお時間なのですが、ここで“この方”から、これまで本作をご覧いただいた方へのメッセージを頂戴しております。スクリーンにご注目ください! ■スクリーンに古舘春一先生の描いた、イラスト付きのお礼のメッセージが映し出される。登壇者の皆さんおぉっ!! 村瀬さん先生! しかも日付が今日だ! 梶さん良い笑顔だねぇ…。 MCせっかくですので、メッセージを村瀬さんから代読していただいてもよろしいですか? 村瀬さんはい!「ゴミ捨て場の決戦 沢山の応援 本当にありがとうございました!!!!!!」MC最後にキャストを代表して、村瀬さんからメッセージをお願いします。 村瀬さん皆さん、暑い中、お越しいただき誠にありがとうございます。全国の劇場でご覧くださった皆さんもありがとうございます。僕が「ハイキュー!!」に関わったのは、2013年からなので、「ハイキュー!!」のアニメ自体は10周年ですが、もう11年になります。皆さんが、この作品が「本当に大好きだ!」という思いで観に来てくださっているのが、本当にうれしいですし、力になります。本作も、最後の最後に(星海光来役の)花江夏樹がね、何か印象的な感じで出てきました。この続きができたら良いなと、役者として胸に抱きつつ、今後の展開を皆さんと一緒に楽しみに待っていたいと思います。最後なので、「ハイキュー!!」イベントでは恒例の「おつかれした!」という掛け声で締めたいと思います。皆さんにもお願いしても良いですか? ちょっと練習しますか? 梶さん全国で観ている皆さんも一緒にね。 村瀬さんそうですね。(中継先の会場に向けて)他人事じゃないからね! 石川さん急に強いな…。 梶さん別に他人事だとは思ってないと思うよ? きっとやる気満々だと思うよ(苦笑)。 村瀬さん10年間で僕も変わっちゃいましたね(笑)。強めの村瀬が出ちゃいました。一回練習しましょう。では、行きますよ? 「おつかれした~!」 会場の皆さんおつかれしたー! 村瀬さんあぁ……。 梶さん物足りない(笑)? 村瀬さんもっとエネルギーをほっしちゃっています。ここがコートだと思ってね。コートの内側は、みんな仲間だから! 逆に声出していないヤツなんている?では行きますよ? 梶さん本番? 村瀬さん本番行きます! 梶さん全国の皆さんも気を抜かないでね…(笑)。部長に怒られるよ(苦笑)。 入野さん部長、本番で(笑いが止まらなくなりながら)言えなくなったこと、ありましたもんね? 村瀬さんそれは、あなたのせいですよ(苦笑)! 梶さん思い出トークが長いって(笑)! 村瀬さん行きましょう!「おつかれした~!」会場の皆さんおつかれした~!! 村瀬さんありがとうございました!
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「すずめの戸締まり」おかえり上映「すずめの戸締まり」公式サイト新海誠監督の「すずめの戸締まり」のBlu-ray&DVDが9月20日に発売となり、これを記念して同日より“おかえり上映”と称して、10月5日まで全国100館にて特別バージョンの映画本編が上映されます。 東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて、新海監督と主人公・鈴芽の母親である椿芽の声を担当した花澤香菜さんによる舞台挨拶が行われました。新海監督と花澤さんが一緒に舞台挨拶に立つのは、「言の葉の庭」(2013年公開)の公開以来、実に10年ぶりのこと! こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。おかえり上映新海誠監督岩戸椿芽役花澤香菜さん新海監督初めましての方、もしかしたら何度も見ているという方もいらっしゃるかもしれませんが「すずめの戸締まり」の監督をしました新海と申します。今日はお忙しいところ来ていただいてありがとうございます。楽しい時間にできればと思いますのでよろしくお願いします。 花澤さんこのイベントが上映前で良かったかもしれません。上映後だと、観終わった後は私は大号泣だったと思うので、皆さんが私たちの話を聞いているどころじゃなかったと思います(笑)。ぜひ楽しんでいってください。 MC新海監督、とうとう花澤さんが「すずめの戸締まり」の公式イベントに来てくださりました。 新海監督花澤さんと一緒に舞台挨拶に立つのは、ちょうど10年前の「言の葉の庭」という作品で主演を務めていただいた時の初日イベント以来じゃないですかね? 花澤さんそうですね。それ以降もお仕事は一緒していますけれどね。 新海監督お仕事ではご一緒していますが、登壇は10年ぶりですよね。こんな機会をいただけてうれしいです。 花澤さんこちらこそうれしいです。ありがとうございます。 MC本日、「すずめの戸締まり」のBlu-ray&DVDが発売されました。 花澤さんおめでとうございます。 新海監督ありがとうございます。MC今年の5月に終映して、三カ月半ぶりにスクリーンで再び上映となりました。 新海監督5月に「これで最後です」と、皆さんとお別れしたんですが、わりとすぐ戻ってきてしまって申し訳ないです(笑)。実は、鈴芽の旅は2023年の9月を描いたつもりだったので、ちょうど今のお話なんです。「このタイミングに合わせて上映ができたら良いよね」という話は、去年からしていたので、それが今回実現できたことはうれしいです。公開して十カ月も経つ作品にこんな風にたくさんの方に来ていただいてうれしいですし、幸せだなと思います。改めて今日は来てくださってありがとうございます。 MC本日、発売されたということで、すでに自宅でDVDやBlu-rayを観て来たという方もいるのではないかと思います。 新海監督そうですね。最初にちょっと、僕から会場の皆さんに質問しても良いですか?実はまだ、DVDも観ていなくて、映画館でも観ていなくて、これからこの作品を初めて観るという方はいらっしゃいますか? 花澤さんいるかもしれない…あ! いた! 良かった! 新海監督来てくださってありがとうございます。じゃあ、ネタバレしないようにしないといけませんね。 花澤さんそうですね、それは難しいですね(苦笑)。 新海監督花澤さんは観客の皆さんに聞いてみたいことはありますか? 花澤さん「言の葉の庭」を観たことあるよって方いますか? (会場を見ながら)いらっしゃいますね! ありがたいです。 新海監督花澤さんと初めて一緒に仕事した作品で、今でも「『言の葉の庭』が一番好き」と言ってくださる方がいるんですよね。10年前の花澤さんのお芝居が見られるのでぜひ観てみてください。 花澤さんじゃあじゃあ、この質問を聞いてみますか? Blu-rayを観てから来たよって方はいらっしゃいますか? (多くの手が挙がった会場を見て)すごい! ありがとうございます。 新海監督朝から「すずめ」漬けですね。普通、一日に同じものを何度も観ないですよね(笑)。実は、パッケージに収録されているものと、今日、これから皆さんに観ていただくものはちょっとだけバージョンが違うんです。もちろん物語は一緒で、内容も99%一緒なんですが…。これから観られると思うのであまり言えませんが、物語の本当に最後のところで、去年まで公開していた時には入っていなかった一言が入っているんです。花澤さんあ、あれだ!映画館で聴きたいですね! 新海監督パッケージの特典映像にもその部分の独立したクリップが入っているんですが、それともまた違う、今回の劇場版のために編集し直したバージョンです。もしかしたら、もう何度も「すずめ」を観たという方は気づくかもしれません。あと、もう一個だけ、本当にマニアックな方向けですが、前半でも一カ所だけ、「んんっ」と息を追加しているカットがあります。松村北斗くんが演じているキャラクターが、一生懸命何かを押しているシーンで、「ここに息がほしい」と思っていたんですが、入れていなかったカットがあったんです。そこを今回追加しました。ほっくん(松村さん)にもそれはまだ言っていないんですが、他のシーンでの息のお芝居を取ってきて、入れています。すごくちょっとした差ですが、ここでしか見られないバージョンを今日は観ていただけると思います。 MC監督のお話にもありましたが、Blu-ray&DVDには様々な特典などがついています。副音声も入っているんですが、今回、副音声付きの上映も行っています。監督の作品で副音声上映をするのは初めてですよね? 新海監督オーディオコメンタリーを僕と助監督の三木陽子の二人で録ったんですが、今日、本作を観ながらそれを聴いてもらえるということで、こちらも後半、DVDに収録されているものからちょっとだけ録り直しをています。ここに来ている皆さんに話しかけるつもりで再収録しているので、もしアプリがある方は聴いてみてください。今日、初めて本作を観るという方は、「周りの人たちが何をしているんだ?」 となるかもしれませんが、初めての方にはできれば最初は普通に本作を観ていただければと思います。 花澤さん大丈夫ですか? コメンタリー内で怒涛の爆笑トークはしていないですか(笑)? みんなクスクスしちゃったりしませんかね。それも味わいたいですね。 新海監督笑うべきところじゃないところで笑っていたりね(笑)。 MC花澤さんには、改めて今回新海監督から「すずめの戸締まり」の岩戸椿芽役でオファーを受けた時のお話を聞ければと思います。 花澤さんオファーをいただいた時のことなんですが、実は本編より先に、ハンバーガーチェーンのCMの椿芽の収録をやっていました。 新海監督映画のコラボ企画でハンバーガーチェーンのアニメCMを作ったんですが、その中で、鈴芽が全国を旅しながらお母さんとハンバーガーを食べた子供の頃のことを思い出す、というシーンを作ったんです。それが花澤さんの「すずめの戸締まり」の最初のアフレコだったんですよね。 花澤さんオファーをいただいた時点では「ハンバーガーチェーンのCMへの出演です」という話だと思っていたので、本編の出演もあると聞いて「えぇっ!『すずめの戸締まり』に出られるんだ!」となってびっくりしました(笑)。 MCもちろん、CMに出ていただいたからついでにオファーしたわけではなく、ちゃんと最初から「すずめの戸締まり」本編のオファーということで…? 新海監督当たり前じゃないですか(笑)。 花澤さんそういうことだったんですね。 新海監督たまたま最初に収録したのがCMでした(笑)。 花澤さんそういうことだそうです(笑)。お母さんの役っていうのをいただいて、それはすごく感慨深かったです。新海監督私も大人になったなと(笑)? 花澤さん違います! だって「言の葉の庭」で監督とご一緒したのは24歳の時で、ちょっと背伸びした女性の声を演じたんです。そこから(「天気の子」では)小学生になりました(笑)。 新海監督そうでしたね。 MCこの花澤さんの変遷に関しては皆さんも気になると思いますので、映像にまとめました。ぜひ皆さんと一緒に花澤さんの遍歴を見ていきたいと思います。 ■「言の葉の庭」、「君の名は。」、「天気の子」、「すずめの戸締まり」の花澤さんの演じた役柄の映像が流れる。 花澤さんまとめてくださってありがとうございます。MC改めてお二人ともどうですか? 新海監督劇場の大きな画面とスピーカーで、今すごく久しぶりに(「言の葉の庭」の)雪野先生とかのセリフを聞いて、ちょっと鳥肌が立ちました。本当に素晴らしいお仕事をしてもらっていたんだと思いました。ご自身ではどうでした? 花澤さんいやあ、「ちっとも変わらないなぁ」と(笑)。 MCそうですか? 花澤さん「言の葉の庭」とかは、結構、自分なりに背伸びしたつもりでしたが、今の声と変わらないかもしれない。 新海監督花澤さんの声ではありましたが、雪野は27歳で、ちょっと仕事に疲れた女性という雰囲気を出してほしいと思いつつも、どこかまだ幼さのある女性の演技がほしかったんです。ですから25歳以上の女性からオーディションをしようと思ったんですが、まだ規定に達していない24歳の花澤さんの応募があったんです。 花澤さん無鉄砲にも「新海監督のオーディション、絶対に受けたいんです!ちょっと忍ばせてください!」とマネージャーさんにお願いしました。 新海監督だけど、オーディションで声を聴いたら、「僕がイメージしていた雪野さんとは全然違うところが、もしかしたら雪野さんなのかもしれない」と思わせてくれる説得力があって、最終的にお願いしたんですよね。アフレコの初日を僕はすごくよく覚えています。「(舞台になった)新宿の日本庭園に行ってきました」とおっしゃっていました。アフレコ初日に日本庭園を散歩してきたんですよね。確か、その時緑色の服を着ていましたよね? 花澤さん緑色の服、着ていましたね! 新海監督作品のイメージをまとって来てくださったんだと思いました。役への向き合い方みたいなことも含めて、すごい人だと思いました。 花澤さん「どうやったら雪野先生になれるんだろう?」っていうことばっかりあの時期は考えていました。オーディションで、声だけじゃなくて、ちょっと面接っていうか、顔合わせ的なものがあるっていう経験も初めてでした。 新海監督すみません、何かご面倒をかけてしまって(苦笑)。 花澤さんいや、そうじゃなくて、それで心構えができたというか、ちゃんと自分を見てもらったっていう感じはしました。 新海監督あの時も、何人かの役者さんとお会いして、どういう人かを確認してからやりたいと思っていました。「君の名は。」の時も、(主人公の瀧を演じた)神木隆之介くんと、ちょっと面接じゃないけれどお話をして、それで確信を持って彼にお願いしたんですね。今回も、原菜乃華さんに鈴芽役をお願いしたんですが、ちょっとお会いしてお話をしてみて、そこで確信を持てたので、「スタッフ何百人かが何年もかけて作ったものを、この人に託そう」という気持ちでお願いしました。 花澤さん役のことだけじゃなくて、私のこと――大学時代どうだったかとか、いろんなことをお話したのを覚えています。丁寧に面接していただきました。 新海監督あの時、もう、僕らにとって花澤さんは超人気の声優さんでした。「言の葉の庭」の後、どんどん活躍の幅を広げられて、武道館のコンサートも行った覚えがあります。今朝もちょっと久しぶりに会うということで、花澤さんのYouTubeチャンネルを見てきました。 花澤さん本当に何を見ているんですか! やめてください(笑)! 新海監督「花澤香菜への100の質問」とかあるので、よかったら皆さんも見ていただければと思います。おかげで、今は花澤さんに詳しいです。嫌いな食べ物が砂肝で、好きな動物はカエルだそうです。 花澤さんちょっと怖いです(笑)! 新海監督(笑)。自分たちの作品の外での活躍を見ることが増えて、まぶしい気持ちで見ていたんですが、久しぶりに一緒に壇上に立ててうれしいです。 花澤さんこちらこそ、うれしいです。 新海監督母親としての椿芽役も、やっぱり雪野さんとは明確に違うものをいただけたと、さっきの映像を観ても分かりました。 花澤さんお母さん役というのが、本当に徐々に増え始めた頃にオファーをいただいたので、「ちゃんと演じられたらすごく自信になるだろうな」って思いながらやっていました。 新海監督じゃあ、おばあちゃん役までお付き合いよろしくお願いします。 花澤さんよろしくお願いします(笑)。MC「言の葉の庭」と同じ役柄なので、「君の名は。」にも出ていただくのは分かりますが、「天気の子」はなぜ小学生役で、しかも「カナ」という名前にしたのですか? 新海監督単に作品ごとに花澤さんに会いたいなという気持ちもあるんですが(笑)。でも、それだけでなく、ちゃんといくつか理由があるんです。「すずめの戸締まり」は、子どもの役、例えば子どもの頃の鈴芽も出てくるんですが、それは実際の子役に演じてもらっているんですね。「すずめの戸締まり」は、出てくるキャラクターが“キャラ”というよりは実在の人物みたいな、そんなトーンで描きたいと思ったんです。それは観ていただくと分かると思いますが、この作品は、日本の大きな災害と絡む物語なんですね。なので、現実と地続きの話にしたいと思って、キャラクターも現実味のある人物にしたいと思ったんです。「天気の子」の時は、フィクション色が強い展開や結末だったこともあって、ややキャラクターたちも漫画などに寄せたバランスにしたいと思いました。だから出てくる子どもたちも、大人の声優の方に子どもの芝居をやってもらったんです。そんな中で、僕の知っている声優さんは花澤さんと佐倉綾音さんくらいだったので、おなじみの方にお願いするのが一番安心だなと思ったんです。 花澤さんキャラクターと名前まで一緒にしていただいて、うれしかったです。エンドロールを見ながら「良いのかな? 本当に…」ってずっと思っていました。 新海監督佐倉さんも、僕はZ会のCMでご一緒していたので、なじみがありました。花澤さんと一緒にお呼びしたんですけれど、佐倉さんは花澤さんが大好きなんですよね。 花澤さんそうですね。慕っていただいています(笑)。 新海監督だから「花澤アヤネ」という名前を本編に出したりして。その後、佐倉綾音さんのラジオに呼んでいただいた時に、その役名の話をしたら「私、花澤さんと結婚しているじゃないですか!」と彼女が叫んでいました。 花澤さんとんでもない発想力ですよね(笑)。 新海監督でも、そんな風に喜んでもらえて良かったと思ったっていうことを急に思い出しました。 MC「すずめの戸締まり」は、主役の鈴芽ちゃん役で原菜乃華さん、宗像草太役で松村北斗さんが出演していますが、花澤さんもアフレコでご一緒されたそうですね? 花澤さんそうなんですよ。直接お二人と絡むシーンはなかったんですが、私のアフレコを見てくださっていました。 新海監督二人ともアニメーションも大好きなので、「憧れの人に会いたい」って来ていましたね。 花澤さん後ろからじっと見られている感じがして、そのプレッシャーったらなかったです! 音響監督の山田陽さんがお二人に「何か花澤に聞きたいことあったら聞きな」みたいな話をしているのが聞こえて「そんなのあるわけないじゃないですか!」って思ったんです。でも、「走りながらのセリフの時はどうしているんですか?」とか具体的なことを聞いてくださったりしましたね。 新海監督二人ともアフレコが初めてだったので、必死に「どうやればできるんだろう」ということを毎日探すような状態だったと思うんです。そこで「本物が来た」っていうことで、何かちょっとでも持ち帰ろうとしていたのを思い出しますね。 花澤さん「声大きい!」と言われたのは覚えています。 新海監督そうそう。マイクの通りが全然違うとびっくりしましたね。 花澤さんいや、私にとっても貴重な体験でした。 新海監督最近の二人の話で言うと、この間、久しぶりに菜乃華さんと北斗くんに会いました。パッケージができたので渡すのと、菜乃華さんのお誕生日も近かったのでみんなで食事に行ったんです。花澤さんは「言の葉の庭」の後、すごく活躍なさっていますが、二人も「すずめ」の後もものすごく活躍していて、菜乃華さんは「ミステリと言う勿れ」(2023年9月公開/主演:菅田将暉)という今公開している作品に出ていて…観た方はいらっしゃいます? (会場の観客に問いかける)結構いますね。めちゃくちゃ面白いんですよ。「原菜乃華映画」みたいで、最初から最後までずっと菜乃華ちゃんが出ていて、声の芝居がすごく良いんですよ。 花澤さんいや、菜乃華ちゃんの声、めちゃくちゃ良いですよね。すごく好きです。 新海監督そうなんです。だから芝居も、声にも力がある人だと思います。北斗くんも来月、岩井俊二監督の「キリエのうた」っていう作品に出演しますよね。岩井さんのことはご存知ですよね? 花澤さんもちろん知っていますし、監督と仲良しなんですよね? 新海監督僕、岩井さんが「キリエのうた」を撮っている時に、現場で「北斗くんという子がすごく良いんだよ」って聞いたんです。「じゃあ、オーディションに呼んでください」って言って、そこでほかの参加者の方々と一緒にフラットにオーディションを受けてもらって「良いな」と思いました。そういう意味では、岩井さんのおかげで出会えたという部分もあるんです。僕がパクっているんですけどね(苦笑)。「キリエのうた」も観たんですが、北斗くんの声がものすごく良かったんですよね。他の作品の話ばっかりして申し訳ないですが(笑)、彼の芝居が、草太ともまた少し違って、本当に魅力的な別の人物として良いので、良かったら観てください。 MCちょっと花澤さんの話に戻るんですが、先ほど四作の映像を観ましたが、どの作品がお好きかを会場の皆さんから聞けたらと思います。 花澤さんじゃあ…「言の葉の庭」が好きだよって方? あ、結構いらっしゃいますね。うれしい。ありがとうございます。 新海監督「君の名は。」は「言の葉の庭」と同じキャラクターですよね(笑)。だけど、作中では何年か経っていて、ちょっと大人になっているんですよね。 花澤さんじゃあ「天気の子」は? 新海監督(手を上げる観客を見て)小学生版が好きだということですね、分かります。 花澤さんでは「すずめの戸締まり」は? 結構いらっしゃるんだ! 新海監督これから初めて観る方もいらっしゃると思うんですが、ちょっと切ないシーンで、悲しくなるぐらい幸せな時間を演じてくださいました。 花澤さん親子役で一緒に録りましたね。 新海監督小さな鈴芽役の三浦あかりちゃんと一緒に。手取り足取り教えてあげていましたね。 花澤さんそんなことないです。あかりちゃんがめちゃくちゃ上手でした。 新海監督上手でしたね。花澤さんもデビューは子役ですよね。 花澤さんでもあんなに達者じゃなかったです。 MC今回、お母さん役を演じるっていうことで、監督からアドバイスはあったんですか? 新海監督アドバイスみたいなのは特になくて、もう台本を読んでもらえれば、あとは花澤さんの思うようにやっていただければ全く問題ないと思っていました。そんなに話していないよね。 花澤さんそうですね、あんまり話していないですね。本当にただ世間話をしただけでしたね。私は演じるにあたっては、この作品の中で、さっき監督もおっしゃっていましたが、「見ていて切なくなるぐらい、本当に幸せに演じたら良いのかな」と頭に置いておいて、あとはもう、二人の掛け合いをどれだけ密にできるかっていうのを意識してやっていましたね。ほかに意識したのは、方言の演技ですね。新海監督日本各地を回る話なので、キャラクターごとにちょっとずつ方言があるんですよね。お母さん(椿芽)は、東のほうの出身ということにしているから、ちょっとだけその地方の訛りをにじませているんですよ。 花澤さん訛りの度合いを調整してやっていましたよね。一番訛りが強いとどんな感じかというのを、方言指導の方に入っていただき、演じてもらってっていうのを繰り返していました。 新海監督方言の演技でいうと、深津絵里さんが演じる環が、とても複雑な役なんですよね。環は椿芽の妹なので同じ東のほうの出身でもありながら、今住んでいる九州の人でもある。二つの方言が、だんだん移り変わっていくという難しい演技だったので、東西それぞれの方言指導の方に入っていただいて、バランスを調整して録っていました。 花澤さんそうだったんですね。それめちゃくちゃ大変そうですね! 新海監督すごくご苦労されつつも、「もう少しここはこっちの方言が強い方が良いんじゃないですか」と主張されて、勉強になりました。 花澤さんその環さんの声とちょっと似ているって言われるのがすごくうれしかったんですよ。ちゃんと姉妹になれていたんだなって思いました。それに深津さんの姉なんて、最高じゃないですか! 新海監督底知れない人でした。僕の中では深津絵里さんとRADWIMPSの野田洋次郎さんの雰囲気がすごく似ているんですよ。この人たちの前でちょっと嘘を言ったり、ちょっとお世辞を言ったりすると全部ばれちゃうような感じがしました。なんか全部見透かされてしまうようなすごみのある二人で、すごく似ていると思いました。 花澤さんそれは直接お会いしてみないと分からないかもしれないですね。 MC花澤さんから見た新海誠監督作品の魅力みたいなものも聞かせていただきたいです。 花澤さん私はやっぱり、モノローグで畳み掛けていくところが、監督の作品を観ていて一番グッとくるところですよね。 新海監督「言の葉の庭」でも結構多いですよね。「27歳の私は、15歳の頃の私より少しも賢くない」とか。モノローグを書くのが、すごく好きなんですよ。なので、「言の葉の庭」で花澤さんや入野自由くんにモノローグを言ってもらえて、すごく楽しかったんです。だけど、その後、「君の名は。」では東宝のプロデューサーとかから「モノローグをなくしませんか?」みたいなことを言われるようになりました。「そのほうが、大衆映画としては見やすいです」といったことを、川村元気プロデューサーからも結構言われましたね。「すずめの戸締まり」も最初はモノローグから始めていたんですが、「外しましょう」と言われて、じゃあ外してみるかと思って外してみたら、ちゃんと成立していたんですね。自分が好きなものと、多くの観客が好きなものってちょっとずつ差があったりするから、この10年ぐらいはそのギャップをどうやって見つけて、でもどうやって自分がより好きなものにしていくかっていう、試行錯誤の期間でもあったんです。でも、今日花澤さんの言葉を聞いて、次の作品はモノローグを入れようと思いました。 花澤さん良いですね。モノローグ合戦みたいにしてください。 新海監督すごく入れると思います(笑)。 MC花澤さんに、新海監督の次の作品やこれから先、監督の作品で観てみたいものを聞こうと思っていたんですが、モノローグいっぱいの作品ですね。 花澤さんモノローグいっぱいで、やっぱり大人の恋愛を見てみたいなと思います。 新海監督「言の葉の庭」は少し近いものがありましたね。大人かぁ…。やりたいんですが、やるべきタイミングがもう少し先にあるような気がするんですよね。今はもう少し小さな子から大人まで劇場に足を運んでくれる人を作りたいと思っているんです。ですから、もうちょっと時間が経ったら…。「黄昏流星群」って漫画知っています? 人生の黄昏時の50代、60代、70代の人ばかりが恋愛をする漫画なんですが、すごく好きなんです。 花澤さんありますね。 新海監督日本の平均年齢もどんどん上がっているから、いつかああいうアニメーションを作りたいなってずっと思っていますね。 MC監督がそれぐらいの年齢になった時にどうですか? 新海監督花澤さんにおばあちゃん役をお願いします。 花澤さんよろしくお願いします。 MCちなみに監督の新しい作品はいつ頃観られるんですかね? 新海監督そうですね。なるべく早くお客さんに観てほし
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