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舞台『刀剣乱舞』蔵出し映像集―綺伝 いくさ世の徒花 篇― DVD歌仙兼定:和田琢磨 山姥切長義:梅津瑞樹 にっかり青江:佐野真白 亀甲貞宗:松井勇歩 獅子王:伊崎龍次郎 篭手切江:大見拓土 古今伝授の太刀:塚本凌生 地蔵行平:星元裕月 大友宗麟:三浦浩一 細川忠興:早乙女じょうじ 黒田孝高:山浦 徹 高山右近:黒川恭佑 小西行長:堀田 勝 大村純忠:石原正一 淡海 優 有馬晴信:船木政秀 伊東マンショ:松村龍之介 千々石ミゲル:佐藤永典 中浦ジュリアン:深澤大河 原マルティノ:湯本健一 細川ガラシャ:七海ひろき アンサンブル:荻堂 燗、奥平祐介、工藤翔馬、小村泰士、澤田圭佑、下尾浩章、福島悠介、藤原儀輝、真鍋恭輔、宮永裕都、山下 潤、山田大生、横田 遼、横山慶次郎other舞台『刀剣乱舞』―綺伝 いくさ世の徒花 篇― 待望の蔵出し映像集が発売!TDV33061D/2022年度マーベラス原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus) 脚本・演出:末満健一© 舞台『刀剣乱舞』製作委員会 © 2015 EXNOA LLC/Nitroplus舞台『刀剣乱舞』蔵出し映像集―綺伝 いくさ世の徒花 篇― DVDご購入はこちら
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舞台『刀剣乱舞』蔵出し映像集―綺伝 いくさ世の徒花 篇― Blu-ray歌仙兼定:和田琢磨 山姥切長義:梅津瑞樹 にっかり青江:佐野真白 亀甲貞宗:松井勇歩 獅子王:伊崎龍次郎 篭手切江:大見拓土 古今伝授の太刀:塚本凌生 地蔵行平:星元裕月 大友宗麟:三浦浩一 細川忠興:早乙女じょうじ 黒田孝高:山浦 徹 高山右近:黒川恭佑 小西行長:堀田 勝 大村純忠:石原正一 淡海 優 有馬晴信:船木政秀 伊東マンショ:松村龍之介 千々石ミゲル:佐藤永典 中浦ジュリアン:深澤大河 原マルティノ:湯本健一 細川ガラシャ:七海ひろき アンサンブル:荻堂 燗、奥平祐介、工藤翔馬、小村泰士、澤田圭佑、下尾浩章、福島悠介、藤原儀輝、真鍋恭輔、宮永裕都、山下 潤、山田大生、横田 遼、横山慶次郎other舞台『刀剣乱舞』―綺伝 いくさ世の徒花 篇― 待望の蔵出し映像集が発売!TBR33060D/2022年度マーベラス原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus) 脚本・演出:末満健一© 舞台『刀剣乱舞』製作委員会 © 2015 EXNOA LLC/Nitroplus舞台『刀剣乱舞』蔵出し映像集―綺伝 いくさ世の徒花 篇― Blu-rayご購入はこちら
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映画「おそ松さん」大ヒット御礼舞台挨拶映画『おそ松さん』大ヒット御礼舞台挨拶人気TVアニメを実写化した映画「おそ松さん」が3月25日公開となり、SNSでの公開初日のトレンド入りを果たすなど大きな盛り上がりを見せています。4月2日には、全国のお客様へ大ヒットの感謝を伝えるべく、東京・六本木TOHOシネマズにて大ヒット御礼舞台挨拶を実施! 主演を務めたSnow Manの岩本照さん、深澤辰哉さん、ラウールさん、渡辺翔太さん、向井康二さん、阿部亮平さん、目黒蓮さん、宮舘涼太さん、佐久間大介さんが登壇しました。 全国197劇場の映画館と中継を繋げつつ、事前に公式SNSで募集した本作への質問にメンバー全員が全力で回答! メンバー同士の仲の良さも伺える、終始笑いに溢れたこちらのイベントの模様をレポートいたします。大ヒット御礼舞台挨拶Snow Man/おそ松役向井康二さんSnow Man/カラ松役岩本照さんSnow Man/チョロ松役目黒蓮さんSnow Man/一松役深澤辰哉さんSnow Man/十四松役佐久間大介さんSnow Man/トド松さんラウールさんSnow Man/エンド役渡辺翔太さんSnow Man/クローズ役阿部亮平さんSnow Man/ピリオド役宮舘涼太さん向井さん中継先のニューヨーク! 佐久間さんないない(笑)!! 向井さんイオンモール橿原TOHOシネマズの皆さん! そのイオンモールにあるタワーレコードの店長さんと僕の父が一緒に写真撮りました。そして、作品をご覧いただきありがとうございました(笑)。岩本さんMOVIXさいたま! イオンシネマ羽生! そして最後まで楽しんでいってください!目黒さん全国の皆さんにたくさん笑っていただいて、楽しんでいただければうれしいです。深澤さんTジョイ京都と、北海道! 北海道はご飯がおいしくて僕は好きです。 映画「おそ松さん」が大ヒットは皆さんのおかげです。ありがとうございます。佐久間さん09シネマズ佐賀! 僕の第二の故郷が佐賀で、佐賀大好きなんです。 全国の皆さんにも短い時間ですが僕たちと一緒に楽しんでいただければうれしいです。ラウールさん皆さんがたくさん作品を観て、楽しんでくださったおかげで、大ヒットになりました! ありがとうございます。渡辺さん小さい時によく行っていた映画館がMOVIX亀有です。あと、キャナルシティ博多にも映画を観に行ったことがあります。阿部さんあべのアポロシネマ! TOHOシネマズららぽーと船橋! この作品はもう何回観ても面白いところが発見できる、素敵な作品になっているので、1、2、3、4回と...イーアルザンスーと...何度も観ていただけるとうれしいです。 佐久間さんそれ一カ月前から考えたやつだろ(笑)。宮舘さん中継先のTOHOシネマズ六本木! あ、ここだ(笑)。全国の映画館に集まってくれている皆さん! 今日は最後までよろしくお願いいたします。 深澤さん良い声よ(笑)。■事前に公式SNS上で募集された質問を元にクロストークが行われました。 Q今作は皆さんが主演ではありますが、あえて選ぶとすれば、皆さんが思う今作におけるMVP、主演男優賞は誰ですか? 向井さん(観客の皆さんは作品を)観終わったということで...、僕は一人しかいないです...舘様ですね。今作では新しい舘様が見られましたね。あんなに映画で暴れるかっていうくらいでした。終わらせ師はアドリブが多いのですが、舘様のシーンではめっちゃ笑いました。もうちょい見たいな、と...。 深澤さん撮影はかなり長かったんですよね。 宮舘さんすごく長かったんですよね。でも監督は全部使ったとおっしゃっていました。 佐久間さんピリオドがつかまれる時の音、グニュッていうのが本当に良いですよね。 宮舘さんまさかあんな音が使われているとは思いませんでした。 岩本さん僕は阿部ですかね。阿部の関西弁が途中で切り替わるところが新鮮でした。あと、ヒゲの阿部も良かったです。 佐久間さん意外と似合っていましたよね。 阿部さん絶対ヒゲの役なんてないと思っていたから、そう言ってもらえてすごくうれしいです。 目黒さん僕は絶対にしょっぴー(渡辺さん)ですね。 渡辺さん(目黒さんと見つめ合って)めめ(目黒さん)...。 向井さん(本編で流れた)あの曲流そか(笑)? 目黒さん純粋に、面白かったです。あと、ところどころでポロッと出るセリフ回しが自然で、普段のしょっぴーをそのまま持ってきた感じで素敵だなって思いました。 佐久間さん「終わらせ師!」って呼ばれて(渡辺さんが)「はい!」って出てくるところでジャニーズJr.時代を思い出しましたよ(笑)。 MCMVP候補が分かれていますね。 深澤さん僕はみんなかな...。 向井さんそれは最後の人が言うのよ! 深澤さんじゃあ、自分じゃないですかね。僕は一松に瓜二つだったんですよね。 ラウールさん(深澤さんのほうを向いて)自分で言うと恥ずかしいと思うから僕が言いますよ。深澤さんは本当に一松でしたね。「おそ松さん」は当初実写化が難しいと言われていましたが、一人だけちゃんと実写化できていましたね。 深澤さん人に言ってもらえるほうがうれしいです。外見とかは意外と何もしていないんですよね。普段から猫背で、ジト目なので...。 佐久間さん外見は形態模写ですね(笑)。 MCまだ候補が割れていますね。 佐久間さん僕はラウールですね。トド松のかわいらしさの表現が本当にうまいんですよね。瞬きとか、手をペンギンみたいにして立っているところ(手のひらを足の横で下に向けて)、内股にしているところが良いですよね。仕草が本当にトド松なんですよ。僕は好きでしたね。 ラウールさん僕はとても(背が)大きいのですが、(松野家の)あの子たちは小さいじゃないですか。(しゃがむ姿勢をして)ずっとかがんでいました。 佐久間さん催事場で、キャラが変わるところ、あのシーンが僕は好きなんですよね。一番笑いましたね。 MCやはりまだ候補が割れていますね。 ラウールさん僕は(先ほども言った通り)深澤さんですね。 渡辺さん僕はめめ(目黒さん)ですね。役名何でしたっけ? 目黒さんありがとうございます。でも、(選んでおきながら)「役名何だっけ?」はないでしょ...(笑)。 渡辺さんみんな(役名の)末尾に"松"が付くから、何か分からなくなっちゃいました(笑)。(目黒さんは)単純にお芝居がうまくて、撮影中に笑っちゃいました。真剣に普通のセリフを言ってちゃんと面白くなっているのが、お芝居がうまい証拠かなと思います。 深澤さんたしかに「面白いでしょ」って見せながら演じるのはちょっと違いますよね。 目黒さんめっちゃうれしいです。あとでしょっぴーに何か買ってあげようと思います。 佐久間さん横断歩道で蓮がナンパするところは面白かったですね。普段からは想像できないんですよ。 目黒さんナンパというのを初めてしました。朝から渋谷のスクランブル交差点に行って、信号が青に変わったタイミングで車から降りて行きました。 Snow Manの皆さんスゲ~(笑)! MCちょっとの時間しかなかったんじゃないですか? 目黒さんそうなんですよ。青信号の間に撮らなくちゃいけないので...。すごく大変でしたが、初めての良い経験でした。 阿部さん僕の選ぶMVPは佐久間ですかね。この九人の中でも一番原作のアニメを見ていて、十四松を演じる上で「ここはこうしたい!」というこだわりがたくさんあり、一番よく役のことを考えていました。それを僕は間近で見ていて、彼のこだわりがスクリーンにも反映されていたので、良かったなと思いました。 ラウールさん笑い声とか、声が(アニメの十四松に)めっちゃ似ているよね。 佐久間さんありがたいですね。 阿部さん(袖から手を出さない)手の感じとかも似ていましたね。 佐久間さん撮影中は絶対に(袖から)手を出せなくて、おにぎりも袖のまま食べましたね。大変でしたね。 深澤さん箸を使うシーンもありましたもんね。 MC好きだから余計にプレッシャーもあったんじゃないですか? 佐久間さん最初に話をいただいた時は「本当に?!」って思いました。その後、「十四松は野球が好きだから素振りの練習をしよう」と思ったり、アニメで声優をされている小野大輔さんの声の出し方を研究したりしました。 渡辺さん(佐久間さんの方を向いて)というか、いつ髪染めたの? 佐久間さん昨日の生放送ではピンクでしたよね。でも、ペッてやれば黒になるんでね。 向井さんそんなテレビゲームみたいに...。 宮舘さん今までいろんな意見が出ましたが、僕がMVPに選びたいのは...(横を向いて)ここにある門松です。 Snow Manの皆さんおい(爆笑)!宮舘さんここまで(皆さんが話している)長い間考えに考えた末の答えです。 佐久間さん右見たら、新たな松がいましたよね。七人目の"松"がいましたね(笑)。 宮舘さん冗談はさておき、僕が選びたいのはおそ松です。 向井さん選ばれました! ありがとうございます。 宮舘さん前回の舞台挨拶でも良さをお伝えしたのですが、まだまだやはりお伝えしたいな、と。作品を改めて見させてもらったら、知らないシーンもたくさんあったのですが、(向井さんは)演技プランなどすごく考えているなと思いました。心の底からジーンとくるものがありましたね。普段から一緒に活動していることもあって、なおさらよく分かりました。僕自身もとても刺激を受けました。 向井さん(その場にしゃがみ込む) 深澤さんお腹痛いの? 佐久間さんもしかして、商店街のシーンを再現しようとしているの(笑)? 向井さんうれしすぎてこうなったんや! 宮舘さん舞台挨拶でそういう座り方する人ってなかなかいないよね(笑)。 向井さん(Snow Manの)メンバーから言われるっていうのが味噌ですよね。何味噌かは知らんけど...(笑)。 MCここまでMVPを選んでもらいましたが、皆さんそれぞれに票が入って、深澤さんにだけ二票入りましたね。 岩本さん(一歩前に出て)僕、呼ばれていないけれど...! Snow Manの皆さん(爆笑)。 岩本さん(メンバーの皆さんを順番に指差しながら)一票、一票、一票、一票...(自分を指差し)あれ、僕どうした? みんなに票の入る、平和な感じでいくと思ったら、あれっ(笑)? 深澤さん誰が言い出してこんな雰囲気になったの? 岩本さん(深澤さんを指し)お前だよ(笑)! 深澤さん岩本さん、あの...スタイルが良いよね(笑)。 佐久間さん腕のかたちがいい! 半袖がかっこいい! 髪刈り上げていて良いね! 岩本さん(フォローは)いらない、いらない(笑)! 阿部さんこの流れだと、もう照が主演男優賞じゃない(笑)? Snow Manの皆さんそれは違う(爆笑)! QSnow Manの皆さん全員でまた映画を撮ることがあれば、どんな作品で、どんな配役で撮りたいですか? 佐久間さん渡辺翔太のラブストーリーが見てみたいですね。 向井さん&深澤さん全員主演の作品でってこと? 渡辺さん絶対嫌(笑)! 向井さん僕は...(メンバーの皆さんを数えながら)九人で刑事の役とかやっても良いですけどね、特捜みたいに。特捜で9...「特捜9 season5」、4月6日に放送しますので、よろしくお願いします! 深澤さん「おそ松さん」の舞台挨拶ですよ。 向井さんごめんなさい(笑)。九人もいるから。忍者ものとかどうですか? お金持ちからお金を盗んで、お金のない人に配っていくストーリーなど...。 佐久間さん聞いたことのあるストーリーですね。"ね"から始まる話ですかね(笑)? 向井さん「ねずみ小僧」ですね(笑)。 深澤さん僕がやってみたいのは、「おそ松さん2」ですね。(会場:拍手) 佐久間さんセカンドシーズン! 向井さん&ラウールさん配役は変えるの? 深澤さん僕の場合...終わらせ師のキャラクターが今回強過ぎるので、もし僕が次回終わらせ師を演じるとしても今回のクオリティを超えるのは難しいかもですね。僕のイメージに合うキャラクターだとすれば...カラ松ですかね。 岩本さん僕、なんか気まずいんですが...(笑)。 渡辺さん(岩本さんは)さっきの話の流れでまだ気遣われているんじゃない(笑)? 深澤さん僕が岩本さんに気遣うわけないじゃないですか。何にせよ、終わらせ師のキャラクターは僕が演じても越えられない壁だと思います。でも、配役やストーリーがどうなるにせよ、またみんなでやりたいなと思います。楽しいものになるのではないかと。 佐久間さんたしかに面白いものになりそうですね。英監督にはまた準備してもらいたいですね。スケジュールは空けておいていただきたいです。 Qおそ松さんのストーリーのようにもし自分が超お金持ちになったら、「養子がほしいな」と思った時にSnow Manのメンバーの中で誰を養子にもらいますか? ラウールさん(Snow Manのメンバーは)みんな年上だからな...。あえて言うとしたら、岩本くん...? 阿部さん僕も(岩本さんと)言おうとしていた(笑)! ラウールさん(岩本さんの疑いの表情を見て)マジですマジです! (岩本さんのような)強い遺伝子がほしいんですよ。強そうだから、誰かが家に侵入してきた時にやっつけてくれそうですし。 MC養子というよりボディーガードですね(笑)。 ラウールさん家にいてくれたらうれしいな、と...。 岩本さんじゃあ、いてやるよ。 深澤さんじゃあ、僕も(養子にするのは)岩本さんが良いです。 佐久間さん便乗だな~(笑)! 目黒さん僕も岩本くんが良いです。体のことをいろいろ教えてくれて、健康になれそうですね。 岩本さんそれ、養子にならなくても教えてやるよ(笑)! 深澤さんめめは本心で言っているんですよね? 岩本さんうれしいですよ(笑)。 渡辺さん僕も岩本が良いですね。僕はお金持ちっていう設定じゃないですか。(岩本さんを)養子にして、鼻血が出るくらいまでチョコを与えたいです(笑)。 ラウールさん&深澤さんなるほどね(笑)。 渡辺さんそれぐらい、かわいがるので(笑)。 阿部さん僕もマジで照ですね(笑)。 深澤さん照、めっちゃすごいじゃん。 岩本さん僕、この後何かあるんですか(笑)? 阿部さん一緒にチョコを食べたいです。 深澤さん今でも(岩本さんは)一緒に食べてくれるって(笑)。 宮舘さん僕が養子にしたいのは、阿部亮平ですね。 Snow Manの皆さん(爆笑)。 宮舘さんやはり(阿部さんの)頭が良いじゃないですか。勉強だったり、天気予報士の資格も持っているので、一週間分の天気を予想して僕に教えてもらったりして、それで生活をするという...(笑)。 阿部さんありがとうございます(笑)。 渡辺さん僕も、(岩本さんから)阿部ちゃんに変えて良いですか(笑)? 岩本さん(隣の渡辺さんとの間のアクリル板をノックする仕草) 佐久間さんアクリル板突き抜けて(岩本さんの)腕が出てくるよ(笑)。 岩本さんこれ、「どれくらいの厚さなのかな」と思って...(笑)。 深澤さん怖いね...(笑)。まだ(養子を誰にするか)言っていないのは、佐久間と康二だけですね。 佐久間さん(お辞儀をしつつ早口で)僕は深澤くんで大丈夫です、はい。 深澤さんええっ?! じゃあ、康二は? 向井さん僕どうしようかな、じゃあ全員もらおうかな。 ■一瞬の沈黙。 向井さん(床に倒れ込み)ごめんなさい! Snow Manの皆さん(爆笑)。 ■作品の大ヒット御礼特典映像として、本編エンドロールの後に、映画撮影風景を切り取った10分におよぶドキュメンタリー、「大ヒット御礼!映画『おそ松さん』メイキング映像」【夏編】(4月8日~14日 1週間限定)、【冬編】(4月15日~21日 1週間限定)がそれぞれ特別上映されることがアナウンスされました。 佐久間さん先に観させてもらいましたが、盛りだくさんの内容となっています。ファンの皆さんに喜んでもらえる内容になっているかと思うので、ぜひ皆さん観に来てください。 MC最後に代表して岩本さんに締めのご挨拶をお願いします。 岩本さんすでに作品を観てくださった皆さんも、まだ観ていないお友だちもたくさんいると思うので、みんな連れてまたいらっしゃってください。とにかく、何も考えずに笑える作品になっているので、ぜひ何回も観て一緒に盛り上げてほしいと思います。本日は舞台挨拶【春編】、ありがとうございました(笑)。
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「劇場版ラジエーションハウス」完成披露試写会「劇場版ラジエーションハウス」完成披露試写会2019年4月期、2021年10月期にフジテレビの"月9"で放送され、人気を博したドラマを映画化した「劇場版ラジエーションハウス」がついに完成! 4月4日に東京・六本木のTOHOシネマズにて完成披露試写会が行われました。上映前の舞台挨拶に窪田正孝さん、本田翼さん、広瀬アリスさん、山口紗弥加さん、遠藤憲一さん、浜野謙太さん、矢野聖人さん、鈴木伸之さん、八嶋智人さん、和久井映見さん、鈴木雅之監督が登壇。"ラジハ"チームの仲の良さに会場は温かいムードに包まれました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!完成披露試写会鈴木雅之監督五十嵐唯織役窪田正孝さん甘春 杏役本田翼さん広瀬裕乃役広瀬アリスさん黒羽たまき役山口紗弥加さん小野寺俊夫役遠藤憲一さん軒下吾郎役浜野謙太さん悠木 倫役矢野聖人さん辻村駿太郎役鈴木伸之さん田中福男役八嶋智人さん大森渚役和久井映見さんMCまずは鈴木雅之監督、ご挨拶をお願いします。鈴木監督今日は雨の中、お越しいただいてありがとうございます。この映画は一昨年ちょうどコロナ禍が始まった年に脚本を作り、去年コロナ禍真っ盛りに撮影をして、これから公開となります。我々はある意味、コロナと戦っていた最先端の医師ではない、同じ境遇の技師という仕事をメインに描いておりますので、そういう人たちへのエールになれば良いなと思って作りました。もちろん、エンタテインメントですから、気軽に楽しく、そして笑って観ていただければ良いんですが、ちょっとそのへんも感じて観ていただけたら良いなと思っています。窪田さん皆さん、外はすごい雨ですよね? ちょっと大変な天気の中、今日は「劇場版ラジエーションハウス」のためにお越しいただきありがとうございます。去年の夏に、約半年間かけてみんなでドラマから映画まで作りました。みんなと過ごした時間、仲の良さが映像に詰まっていると思いますので、ぜひ楽しんで観て帰っていただけたらと思います。本田さん今日はどんよりとした天気になってしまいましたが、この映画を観れば、そんな天気が「晴れた!」という気持ちになるくらい、楽しい気持ちになれる作品なので、皆さん楽しんでください。広瀬さん本日はお足元の悪い中、お越しいただきありがとうございます。人数が多いんで、私は短めに、これで終わります(笑)。短い時間ですが皆さん、よろしくお願いします。山口さん「ラジハ」メンバーのエネルギーをこの大きなスクリーンから感じ取っていただければと思います。遠藤さん広瀬アリスです(笑)。 八嶋さん違うだろ! 遠藤さん違うか(笑)? 八嶋さんちげぇだろっ! 遠藤さんこんなにいっぱい入った客席を見て、エネルギーをいただいています。僕も映画を観て、美しい映像に感動した部分もあったので、ぜひ感動して帰ってください! 今日はありがとうございます。浜野さん今日はありがとうございます。こんなに人数がいて、それぞれキャラが立っていて、すごく面白いんですよ、映画が。 ■隣の鈴木監督が浜野さんに何かささやく。 浜野さん全然聞き取れない(苦笑)。すごく面白いんですよ。軒下も結構、面白いです。矢野さん皆さん、こんばんは。「ラジエーションハウス」は何かと雨と関係性がある作品です。なので、今日の雨は良い雨だと思います。 登壇者の皆さんおぉー! 八嶋さん言っちゃった! 矢野さんやめて、やめて! そういうのやめて! この後、何もないから(笑)。今日はよろしくお願いします。鈴木さん本当に「ラジエーションハウス」は雨とか水に関係のある作品になっています。...あれ? みんながこっちを見て「やめて、やめて!これ以上ないから」っていうくだりをやろうとしたんですが...、何もなかったみたいです。こちらからは以上です(苦笑)!八嶋さん元気ですかー? ありがとうございます。今はコール&レスポンスがダメな世の中なので、こんなにたくさんの拍手をいただき本当にありがとうございます。この映画は必ず元気になる映画です。その元気をなくす源をちゃんと見つけてそれを解決していく、そういう映画です。皆さん元気をもらって帰っていただければと思います。元気ですかっ? 騙されて言ったりしないよね? じゃあ現場にお戻しします。和久井さんこんなに素晴しい個性を持った皆さんが、またスクリーンの中でさらに輝いています。みんなの思いの力がいろんなことを動かすことができる――そんなことを考えてキュンとくる作品になっているんじゃないかと思います。私も観ながらちょっと涙しました。今日は楽しんでお帰りください。ありがとうございます。MC皆さんは、本当に仲が良くチームワークがばっちりだと伺っています。そして、皆さんで集まるのは久しぶりだと聞いています。 窪田さん久しぶりだと思えないくらい、そこ(待機する舞台袖)でみんな、ずーーーっとしゃべっていましたよね。入ってきた時に、それぞれ歩いていたけれど、(本田さんに)あなたが一番すごかったよ? 嬉しさが出まくってたよ(笑)?本田さんそうでしたか(笑)? 今日は遠藤さんがフルMAXだなって感じがしましたが。 遠藤さんありがとうございます...。 八嶋さんちょっとみんな、本番に弱い人みたいになっているけれど大丈夫? 遠藤さん久しぶりに会って嬉しくなっちゃってね(笑)。扉の向こう側を見せたかったね。みんな、「ホントに?」「あと何秒?」「ホントに?」「どうぞ!」みたいな感じで。 八嶋さんそれは撮影の時もそうですからね。ギリギリまでワーッとやっていて「よーい、スタート!」みたいな。それが今から流れますからね。笑ってやってください。 MC本作は病の第一発見者である放射線技師と放射線科医を描く作品ですが、これにちなんで「最近、発見したこと」「本作の撮影中に発見したこと」を教えてください。監督はいかがですか? 鈴木監督ないんですよね、あんまりね。 八嶋さんないんですか? 何か新しい発見もなかったんですか? 我々に? 鈴木監督たいした発見なかったね(笑)。 八嶋さんおい! 鈴木監督コロナ禍になっておとなしく家に帰るようになってみたら、毎晩飲みに行かなくても生きていけるなってくらいですかね? 発見したことは。 MC監督は雨男だと伺いましたが本当ですか? 鈴木監督存じ上げません(笑)。 八嶋さんそうだよね? 広瀬さんシーズン1の初日、シーズン2の初日、あと劇場版の島? 本田さん島、ひどかったですね、もう7割雨! 矢野さん「1」の時、すごく覚えてる。オープニング撮る時、雪でしたからね。 八嶋さん雨を通り越して? 本田さん認めてください、監督、そろそろ雨男だと。 鈴木監督存じ上げません(笑)。 MC窪田さんはいかがですか? 窪田さん発見したこと? 何かな? 最近? 家で観葉植物を育てているんですが、植物に話しかけると花が早く開くってこと? 遠藤さん素敵エピソード! 窪田さん本当なんですよ。ポジティブな言葉、「ありがとう」とか「おはよう」とか声を掛けていたら、二つ大きな花がバサッと一週間で。ホントに! 本田さん声かけなかったら10日くらいかかってたってこと? 窪田さんそれはちょっと分からないけれど...(笑)。ちゃんと話しかけてあげると喜んで育つから、皆さん、家に植物があったらぜひ...。 八嶋さんどういう言葉をかけるんですか? 窪田さん「おはよう!」、「今日も元気?」とか。 八嶋さん(客席の)皆さんが植物だと思ってやってみて。 窪田さん(客席に向かって)おはよう! 今日もかわいいね。たくさんお水あげるよ。 八嶋さん皆さんも育つんでしょうねぇ(笑)。ありがとうございます。 MC本田さんはいかがですか? 本田さん発見したことですか? 何かありますかね? 窪田さんいや、あなたに聞いているから(笑)。 本田さん日々、発見の連続ですからね。 八嶋さんおっ! 良い入り方したよ。 本田さん毎日スムージーを飲むと朝が気持ち良いですし、寝る前にソファのクッションをちょっとポンポンと直してあげると、次の日起きた時に「部屋、キレイだな」って発見がありますし...。そんなところですかね。八嶋さん日々の小さいことの積み重ね、その連続が大事だってことですね? 本田さん小さい発見!(フォローを)ありがとうございます! MC山口さん、今の話は分かりますか? 山口さん私は本田の背中にくぎ付けで...(笑)。 八嶋さんドキドキしちゃいますよね。 山口さんちょっと(客席に)見せたら良いんじゃない? 八嶋さんせっかくですので! 本田さんじゃあ...ちょっと矢野っちに話しかけよっかな。(本田さんの後ろにいる矢野さんのほうを向いて客席に背中を見せる)矢野っち!八嶋さんフー! 遠藤さん矢野っち、やべぇんじゃねえか? 矢野っち大丈夫か(笑)? 矢野さん何がですか(笑)? 何が大丈夫? MC続いて広瀬さん。 広瀬さんそうですね、発見したこと? このメンバーってメチャクチャ仲良しなんですよ。現場の前室でもこのテンションで。これよりもっと騒いでますよね。メチャクチャ面白いけれど、これを傍から見ると全然面白くないという(苦笑)。 登壇者の皆さん爆笑。 八嶋さんあるある。 窪田さんあるよね。 広瀬さん全く知らない人から見たら、何が何だか...。 窪田さん(客席に向かって)ちょっと皆さん、置き去りにされてます...? 大丈夫ですかね? 八嶋さん(客席に)「大丈夫じゃない」って方、手を挙げていただけますか?(客席の反応から)それはないみないですよ! 窪田さん優しい。 本田さん(客席を指して)一瞬、手を挙げましたよ? 八嶋さんその方は純粋に映画だけを楽しんでいただければね(笑)。 広瀬さんこのワチャワチャ感は、どう伝えてもうまく伝わらないって最近、発見しました。 MC続いて山口さん、お願いします。 山口さんすみません私事で、四十にして。客席に「紗弥加ちゃん」ってキラキラのカードを持っている方を見つけて、ちょっと泣きそうになっています。ありがとうございます! 広瀬さん何人かいらっしゃいますよ。 八嶋さんあちらにもいらっしゃいますよ。 山口さん今発見して、ちょっと感動しています...。 八嶋さん今発見したのね? 良いなぁ...。 MC続いて遠藤さん、お願いします。 遠藤さん僕、最近ウォーキングよくやるんです。東京駅の丸の内側で結婚する人がよく記念撮影をしてるの知っている? ウェディングドレスで、東京駅をバックに。カメラマンの人が「良いですねぇ!良いですねぇ」って撮っているので、それを見て「(後ろから覗き込んで)良い写真ですねぇ」て言ったら(カメラマンは遠藤さんから離れながら)「えぇ、そうなんです」って逃げていくのね。「良いですね」「(逃げながら)はい」って。キャップを被ってマスクしていたから、不審者扱いされたんですね。キャップとマスクはヤバい人柄になっているんだなって思いました。どんどん逃げられて...。 MCそんなフランクに周囲の方に話しかけるんですね? 遠藤さん写真とか好きなんで。「キレイですね」「はい」ってどんどん逃げられたという話です(苦笑)。 八嶋さん結婚する二人の写真を撮っているわけですからね、そこに殺し屋みたいな人が近づいてくると、それは「危険かな...?」って匂いはするんでしょうね。 遠藤さんキャップとマスクでより不審な感じがするんだなって分かりました。 MCエンケンさんだと分かったらびっくりするでしょうね。 遠藤さんもっと逃げるかもしれない(苦笑)。 MC続いて、浜野さんお願いします。 浜野さんこの間、泊りのロケに行った時に面白いことあったので、帰ってきてから家族でロイヤルホストに行って「こんなことあったんだよ!」って話しをしていたら、妻がなんか「うん...」「うん...」って感じで...。気づいたら僕、自分の話ばかりしていて、妻の話を全然聞いていなかったんですよね...。 八嶋さんおぉっ? 奥さんへの愚痴? 広瀬さん反省ですね。 浜野さん反省です。 矢野さんドラマの1シーンみたいな気づきがね。 浜野さんそう...。その間(浜野さんが泊まりでロケをしている間)、家族はずっとどこにも行けず、僕の車も出せずに家にいたのに、いきなり父親に「こんなことあった」って話ばかりされてもイヤだろうなって...。 広瀬さんいつも家族のことで悩んでますよね? 撮影の時もずっと「コミュニケーションが...」って。私はずっと心配しています。 浜野さんいつも相談に乗ってくれてありがとう...。 矢野さん浜野さんは奥さんのこと大好きなんですよね? だからとりあえず、楽しいことを報告したいんだよね? 浜野さん報告したくて...。 MCでもおしゃべりなダンナさんって良いですよね? 本田さん、いかがですか? 本田さん私ですか...(苦笑)? でも、ちょっと一方的なのは...やっぱり(笑)。 MC広瀬さんは? 広瀬さんあ、私全然いけますよ。同じくらい話すんで。 八嶋さんそれはお互いに自分のことだけ話して、何も聞いていないという(笑)。 遠藤さんそれは楽しいね。 広瀬さん(相手の話に)「何だっけ?」って(笑)。 矢野さん(自分たちの)前室じゃん? それ! 窪田さん(客席に)皆さん、大丈夫ですか? ついてきていますか? MC皆さんの中では誰が一番聞き上手ですか? 遠藤さん聞き上手? 八嶋さん矢野っち? 矢野さん八嶋さんもすごく聞いてくれますよ。 八嶋さんでも僕しゃべるよ? 知っていると思うけれど。 矢野さん話すし、聞きますよね。 八嶋さん聞く? そんなイメージもある? 本田さんいや、ないですね。 八嶋さん本田さん! 今すごく良い流れになってたじゃん。ブった切るね(苦笑)。 本田さんやっぱり矢野くんかなあ? 聞いてくれますよね。 遠藤さんはじめから言っていたよ、矢野くんが聞き上手だって(笑)。 八嶋さん矢野くんが聞き上手! 本田さんやったじゃん(笑)? 矢野さんやめなって、そういうの(笑)! やめてやめて! MCこの流れで矢野さん...。 矢野さん「この流れ」って何の流れもないでしょ(苦笑)! 八嶋さん誰の話を聞いていて一番「めんどくせーな」って? 矢野さんそんなのないですって! 失礼でしょ! 本田さん本当は(笑)? 八嶋さんじゃあ、誰の話がためになる? 自分の参考になることもあるでしょ? 矢野さんなんでMCになっているんですか(笑)? 八嶋さんおしゃべりだから。 矢野さん(MCの)仕事をとっちゃっているじゃないですか? 八嶋さん僕ね、おしゃべり病なの。和久井さんとか何かございますか? 和久井さんいつも、矢野さんも八嶋さんもすごく聞いてくださってますよね? みんなの声を。 八嶋さんそうですね、僕は楽屋を使わず、前室にずっといるんでね。みんなの話を聞いて栄養にして、しゃべりをしているんです。 MC鈴木さんは、話し上手、聞き上手どちらですか? 鈴木さん僕はどっちなんだろうなぁ...? 聞き上手? 本田さん結構しゃべりません? 鈴木さんちょくちょくしゃべるみたいです。 八嶋さんでも、伸ちゃんは何かをする時に矢野さんに必ず聞くんです。「矢野っちぃ、○○しても良いですか?」って聞いて、で矢野さんは何て言うんですっけ? 矢野さん「いいよ」(笑)。 八嶋さんって言うんですよ。で行動に移す。 矢野さんだからこれ、あそこ(前室)でやるのは良いけれど、ここでやってもダメなんですって(苦笑)。 広瀬さんこんなに散らかっている舞台挨拶、私、初めてです。 MC矢野さんは発見したことは? 矢野さんせっかくなんで、今日来れなかった丸山(智己)さんのことを。丸山さんは、あんなに身長が高くてスマートで料理上手なパパですが、天然なところがあることに気づきました。本番中に胸ポケットに駄菓子を入れたまま撮影っしちゃうってことがありまして...。ただ、実はそこに山口さんも関与してるって噂が...。 八嶋さんあら紗弥加ちゃん? 本田さんえ? ねえさん(笑)? 山口さんいや(笑)。窪田さんが差し入れで駄菓子屋さんを開いてくださったんですね。すっごくたくさん種類があって、ワーって気持ちが上がって、「どれを子どものお土産にしようかな」って選んでたから「これとこれが良いんじゃない?」って胸ポケットにひょいと入れたらそのまま本番に行っちゃって......。すみませんでした(苦笑)。 八嶋さんしかも、本番に行ったら「(ポケットに)入っていますよ」って普通は言うじゃないですか? 監督もいるわけで。でもそれ気づかずに撮っちゃったんだ? 鈴木監督僕じゃないよね? それ。 八嶋さん映画の時じゃない? 山口さん映画だったと思います。 八嶋さんじゃあどこかで映ってるかもしれない。(TV番組のテロップが出ている風に下を指さしながら)気づいた人はこちらまで! MCそこには何も出ていないです(笑)。続いて、鈴木さん。 鈴木さん皆さんは放射線技師で僕は医師だったんですが、僕は1シーンだけ撮って帰ることがすごく多くて、みんなから現場で「1シーン侍」って呼ばれていて...。僕が着替えていると、後から来られた方から「もう今日は斬ったの? 1シーン侍」「斬り終えました」「お疲れ!」というやりとりが続いて...それが発見したことでしたね。 八嶋さん映画も1シーンだけしか出ていないもんね? 鈴木さんいやいや、もうちょっと出ています(笑)。でもあの島に行ったのは一日だけでしたね。 MC続いて八嶋さん、お願いします。 八嶋さんいや、みんなもう辟易としているだろうと思いますが、発見したこと...あります! この映画の中で僕の演じる田中と浜野さんの軒下さんの二人がワチャワチャするシーンが多いんです。ライバルだったり、良い関係のコンビとして。前室でもずっとふざけていて、ある時、ドタバタコントみたいになってバターンとなった時、僕たちはすごく面白くて楽しいつもりでやっていたんですが、本田さんは「もう...、それ昭和のバラエティだよ」っておっしゃったんですね。「僕たちが楽しいと思っていたことは昭和のバラエティなんだ!」って発見できました。 本田さんだってもう動きがドリフのコントみたいだったんですよ。ホント、動きすぎて机もガタガタガタってなっているの見たら「もう!」となっちゃいました(笑)。 MC和久井さんはいかがですか? 和久井さんあんまりないんですが、この「ラジエーションハウス」の中で、今日はいらしていない浅野和之さんとか髙嶋政宏さんがいらっしゃるんですが、浅野さんはこのチームが大好きすぎて、楽しすぎて、本当の入り時間より早く来ていたと耳にしたんです。「それは本当なのかな?」って聞いてみたいなと。 八嶋さんそうなんです。僕は浅野さんと同じ事務所なんですが、すごく余裕を持って現場に来るのは良いんですが、控室じゃなくて直接、皆さんがスタンバイされている前室に来られて、いじられたりするのも好きだし、女優さんにお会いするのも嬉しいみたいで、本当にすごく早く来ていました(笑)。グループLINEに一つ書き込みを入れると、誰よりも早く反応するのが浅野和之さんです。 窪田さんいつも早いなとは思っていました。アリスとか...若い女性がとにかく好きなんですよ(笑)、浅野さんは。「みんなに会いたーい!」って(笑)。 遠藤さんいや、歳をとるとね、みんな若い女性が大好きなの(笑)。みんな。 窪田さんそれがすごく素直で。あの歩く国宝のような浅野さんのことをアリスは普通に「ジイジ」とか言えちゃって、僕はそれが「すげぇなぁっ」て思っています。それくらいフランクで、浅野さんもそれを喜んでるんですよ。良い関係だなって思いました。 MCでは、残念ですが、ワチャワチャと楽しい時間を過ごしてきましたが...。 八嶋さんさすがに今、本音が出ましたね! 普通は司会者は「ワチャワチャ」って言葉はチョイスしませんよ? ついに本音が! MC良い意味です(笑)。最後に窪田さんからメッセージをお願いします。 窪田さん皆さん楽しかったでしょうか? 大丈夫でしょうか...(苦笑)? 「ラジエーションハウス」のドラマを見てくださった方はいますか? (客席の多くの人が手を挙げているのを見て)ありがとうございます。嬉しい。「シーズン1」から「シーズン2」までやって「1」の頃から応援してくださったファンの皆さんのおかげで映画まで到達できたと思っています。関わったスタッフさん、キャストも一体となって作り上げてきましたが、それも見てくださった皆さんの反応がなかったら、みんなで劇場に来ることもできなかったし、コロナ禍で映画館がすごく寂しい場所になっているのも事実です。みんなでこうやって一つの映画、同じコンテンツを見て笑い合ったりすることが映画ファンとしてすごく嬉しいことなので、その一つとして「劇場版ラジエーションハウス」を観ていただいて、懐かしい気持ちだったり、お互いにマスクなしで顔を見合ったり、話したりしていた時間をちょっと振り返ってみてもらえたら嬉しいかなと思います。ワチャワチャした時間でしたが今日はありがとうございました。
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「ゴールデンカムイ」完成報告会見「ゴールデンカムイ」公式サイト「実写化不可能」と言われた野田サトルの2600万部突破の大人気漫画「ゴールデンカムイ」がいよいよ実写化となります。その完成報告記者会見が12月20日、東京・日本橋のマンダリンオリエンタル東京にて開催されました。主演の山﨑賢人さんをはじめ、山田杏奈さん、矢本悠馬さん、工藤阿須加さん、栁俊太郎さん、大谷亮平さん、玉木宏さん、久保茂昭監督、松橋真三プロデューサーが出席しました。こちらの記者会見の模様をレポートいたします!完成報告会見杉元佐一役山﨑賢人さんアシㇼパ役山田杏奈さん白石由竹役矢本悠馬さん鶴見篤四郎役玉木宏さん月島基役工藤阿須加さん二階堂浩平/洋平役栁俊太郎さん谷垣源次郎役大谷亮平さん久保茂昭監督松橋真三プロデューサー■原作者の野田サトルさんからのコメントが公開されました。原作者である私の頭の中にも映像としてのゴールデンカムイがあります。 なので、実は、内心ものすごく心配していましたけれど試写を拝見いたしましてホッとしています。 今回の映画には、私の頭の中にも無かった良いところが沢山ありました。 特に役者さん方はかっこよくて、渋くて、可愛くて、キャラクターに合っていて漫画とはまた違った生身の魅力があふれていました。 動物のCGも心配ありません。 ものすごく謙遜して言わせて頂きますと観に行って損することはないと思います。【原作者・野田サトル先生のコメント】山﨑さん今日、「ゴールデンカムイ」の完成を報告することができてうれしく思っています。杉元という、すごく生命力の強い、心優しい男を演じられてうれしいです。 山田さん今、こうやって皆さんとこの場にいることで、「いよいよ公開するんだな」という実感がわいてきました。すごく贅沢な環境で、素敵な俳優の皆さんやスタッフの皆さんと一緒に作ったものが世に出るんだと思うと感慨深いです。 矢本さん個人的に大好きな漫画で、一ファンとして、一読者として白石由竹という人物が実写になった時、「こうであったら良いな」というものを作りました。 玉木さん鶴見中尉はすごくやりがいを感じる役柄でもあり、現場にいても非常に熱量の高い作品だったと思います。皆さん、楽しみにしていてください。 工藤さん月島という役を演じるにあたって、僕個人としてもこの作品のファンであり、何より月島のファンでもあったので、心からうれしかったです。演じる上で、矢本さんが言ったように、「自分だったらこういう月島が良いな」というのを全力で注ぎ込みました。素敵な作品になっていると思うので、皆さんに観ていただければ嬉しいです。 栁さん二階堂浩平/洋平の二役を一人で演じました。僕も原作を読んでいたので、インパクトの強いイカれた兄弟を演じられることを幸せに思いました。また、早くいろんな人に届けば良いなと思います。この作品の素晴らしさを伝えられたらと思います。 大谷さん先日、完成した本作を観ましたが、アクションが本当にすごかったです。たぶん、ここにいる皆さんの中では僕だけアクションシーン少なかったんですが、本作を観ながら内心ホッとするくらい、観応えのある素晴らしいアクションが多かったです。早く皆さんに劇場で本作を観ていただきたいと思いました。 久保監督僕も原作の大大大ファンで、どれくらいファンかというのを語ったら半日くらい必要になると思いますし、フィギュアを全部持っているくらいのオタクです。本作を撮らせていただけて本当に光栄に思っております。全てにこだわって撮っています。キャストの皆さん、過酷な撮影を本当にありがとうございました。雪の中での撮影は本当に大変で、そんな中で、皆さんは素晴らしいお芝居で、素晴らしいキャラクターを演じてくれています。いろんな人に観ていただきたいと願っています。 松橋プロデューサー本日は、このようにたくさんの方々にご取材に来ていただき、ありがとうございます。今作に注目いただき、本当にありがとうございます。ここまで長い道のりでしたが、無事、素晴らしい作品が完成しましたので、このような形でご報告できることを光栄に思います。 MCまずは山﨑さん、原作者の野田サトル先生からのコメントがありましたが、役者陣がキャラクターにピッタリ合っていて魅力にあふれいているとおっしゃっていました。 山﨑さん現場に先生が見学に来られた時に「いろんなことを言われたりすると思うけれど、僕は味方ですから」と言っていただいて安心しました。その言葉に背中を押されました。みんな役にピッタリで、すごいです。みんな原作にリスペクトして、愛を持ってやっていました。 松橋プロデューサー私その後、野田先生からお話をうかがうことがありまして。なかなか山﨑くんの口から自分のことを言うのは大変だと思うので僕がお話すると、「山﨑さんは杉元と本質的に似ているところがあると思う」とおっしゃっていました。それは、私が思うに、カッコ良くて強いというところだけでなく、心根、人間の本質がとても優しくて、器が広くて、多くを語らずに行動で示すところを、直感的にご覧になって感じられたんじゃないかと思います。そこが杉元に似ていたんじゃないかと推測しています。 山﨑さん不死身の部分かと思った(笑)。 MC今の話を聞いていかがでしたか? 山﨑さん多くは語らないようにします(笑)。うれしいです。 MC不死身の杉元を演じる上で、役作りはどのように進めたんでしょうか? 山﨑さん二〇三高地の戦いを撮影する前に、幼なじみの梅ちゃんと寅次とのシーンを撮影しました。戦争に行く前の杉元から丁寧に作っていけたので、男としての強さはあるけれど心優しい、という部分を撮影してから二〇三高地の撮影ができて良かったと思います。ワンカットでの長回しもあったのですが、「不死身」ということを表す上で、すごく意味のある撮影だったと思います。そこから、「金塊探し」になっていくんですが、戦争で傷ついた心、人間として忘れてしまった大事な部分をアシㇼパさんと出会い、少しずつ(心が)ほぐれていくのを表現できたらと思ってやっていました。MC成長していくだけじゃないんですね。 山﨑さん成長していくんですが、今回は成長し切っている杉元が、取り戻していくというか、取り戻しながら、また新たな成長をしていくという気持ちでやりました。 MCこれまでもいろんなアクションをやってきた山﨑さんも、やったことのないアクションがあったとお聞きしました。 山﨑さん冒頭の長回しもそうですが、狂気というか、杉元は生きるために「やられる前にやる」という鬼神のようだと言われる部分が出せたら良いなと思っていました。あとは馬ぞりですかね。馬ぞりは、引っ張ってもらって…。実際に地面の上を馬に引っ張ってもらったんです…(笑)。 MC普通は本人がやらないようなアクションですね。 久保監督普通は合成などをするシーンなんですが、賢人くんはそういうところにも挑戦してくれる方なので、スタッフの甘えとリスペクトもあってやってもらいました。北海道の夜はハンパなく寒いんですが、そこで馬ぞりで雪を浴びながら、引きずられる――本当に過酷どころじゃなく、「すみません」としか言えないです。でも、それ以上に素晴らしいシーンが撮れました。夜の北海道での撮影は、肌も手も出していられない寒さの中で頑張っていただきました。 山﨑さんいや、でも楽しかったですね。人生でそんなに馬車で引きずられることはないので、楽しみながらやりました。 MC肉体もすごく大きくなっていました。 山﨑さん強さを出すために体重は約10キロ増やしました。あとは、軍事練習もやりました。日本の武道から来ている戦い方を練習しました。例えば尾形と対峙した時、冷静に倒しにいったり、感情を出して戦うところなどいろいろありましたが基本は日本の武道から来ています。 MC山田さんはアシㇼパを演じる上で学ばれる部分も多かったと思います。 山田さん意識したことは、アイヌの少女ということで、文化的なものを学んで、アシㇼパの考えの根底には何があるのかをアイヌ語・文化監修の中川先生にも教えていただきながら、少しずつ作っていきました。彼女は信仰の部分を大事にしつつ、合理的なところもあって、原作でも「私は新しい時代のアイヌの女だから」と言っていますが、そういう部分も大事にしようと思いました。山の中を駆け回っていて、本当にたくましいですし、すごくしっかりとした考え方もそうですが、芯の強い人だなと思いました。MC雪の中でのアクションや弓など大変な部分もあったかと思います。 山田さん私は、ほぼほぼアクションは初めてで、走り方・立ち止まり方から教えていただきました。だから、本当に「皆さんすごいな」と完成した作品を観ながら思いました。大谷さんもおっしゃっていましたが、私も「ここまで激しいアクションがなくて良かった」と思うくらいの大迫力でした。弓矢はおうちに持って帰って、家のカーテンに向けて撃つ練習をしていました(笑)。弓をつがえる動きが極力スムーズになれば良いなと思い練習しました。 MC白石はコメディ部分も担う役で、身体を張る部分も多かったですが、演じる上でプレッシャーもあったのでしょうか? 矢本さんもちろんプレッシャーはありました。もともと原作の大ファンで、たくさんのキャラクターがいて、どのキャラクターも魅力的で好きなんですが、僕は白石推しなんです。コメディ部分を担う以前に、まさか僕が演じられるとは思っていなかったので、それだけで肩に力が入ってガチガチでした。すごい大作だし、さらにガチガチになって(苦笑)、最初の一日目、二日目とかは調子が悪かったです。「撮り直してぇ!」って思うくらい力が入っちゃっていました(苦笑)。でも、白石は他のキャラクターと違って、志とかどうしてもという祈願もない中で金塊争奪戦に入っていく自由なキャラなので、「自分が固くなっていたら白石の良さを引き出せない」と思って、とりあえず全部忘れてやるようになってからは調子が良かったですね。久保監督最初から調子良かったよ(笑)。 MCオープニングの映像でも「マイナス10度」という表示も出ていましたが…。 矢本さん特に辛かったのは、原作にもある雪山の川に入るシーンですね。原作を読んでいる時はゲラゲラ笑っていましたが、生の肉体で12月から1月にかけての雪山の川に入るのは笑えなかったですね。当時風邪はひかなかったですが、撮影が終わってから取り戻すかのように今年、風邪をひいて、他の現場に迷惑かけちゃいましたね。 MC山﨑さんも川に入っていましたが、凍っていたとか…。 山﨑さん朝、川が凍っていたのを、スタッフさんたちが僕らが入る前に砕いていました。 矢本さん砕いたら温度が上がるわけじゃないですからね(笑)。また固まる前に入った感じですね…。一番寒かったかもしれないです。寒いというより痛かったです。 MC山﨑さん、山田さんとのトリオはいかがでしたか? 矢本さん作品のお尻のほうから撮り始めたので、仲が深まってなきゃいけなかったんですが、それが撮影一日目だったので調子が悪くてすみませんでした(苦笑)。 山﨑さん最初からメッチャ良かったです(笑)。 矢本さん器がデカい男ですね(笑)。 MC鶴見中尉は絶大なカリスマ性と狂気を持ったクセの強いキャラクターですが、演じる上でどのようにされたんですか? 玉木さん僕も原作が大好きだったのですが、まさか自分が鶴見中尉を演じるとは思っていなかったです。イメージは原作を読んでいて分かっていたのですが、実写で演じる上では、杉元や周りを脅かす存在でなければいけない、「怖さ」が必要だけど、一方で、どこか愛嬌みたいなのもなければ部下がついてこないし、先の読めない得体の知れない存在感を目指してやりましたね。「何かやらかすぞ」という感じじゃなく、いきなり何かをやってしまうような怖さのさじ加減が難しかったです。MCその鶴見中尉と対峙した山﨑さんはどうでしたか? 山﨑さんイヤぁ、ゾクゾクしました。串で刺されるシーンとか、いきなりですから(笑)。 玉木さんさっき、用意されていたお弁当に串だんごがありましたよね。狙って置いたのかと…。ステージに持ってこようかと思いましたが、やめました(笑)。 山﨑さん僕もだんごを見たらすぐに思い出します(笑)。 玉木さんそうだよね! なかなか串だんごを見て思い出すってないですけど(笑)。 MC完成した作品を観ていかがでしたか? 玉木さん鶴見のシーンは多くはないですが、台本以上に皆さんのシーンは迫力があり、VFX CGの部分はすごく説得力があるものに仕上がっていました。冒頭の熊のシーンとかどうするのかと思っていたら、(作品を観たら)現実との境目が分からないくらいの恐怖を感じました。やっぱり、今でないと実写化はできないものだったんだと感じました。 MC工藤さんはそんな鶴見の忠実な部下である月島をどのような思いで演じたんですか? 工藤さん月島は、鶴見の絶対的な命令を全て遂行する、冷酷でもあり機械的でもあるキャラクターです。映像を撮られている時は、小細工かもしれないですが、僕は目を開き過ぎると垂れ目になるので、なるべく開かないようにしたり、ちょっと顔を伏せ気味にしたりと、なるべく月島のイメージを外見からでも取り入れようと監督ともお話をしました。どうしても緊張すると声が上ずって高めになるんですが、なるべく重くてしっかりした声で言いたいというのがあって、家でずっと「はい」の練習をブツブツ言っていました。「はい…ちょっと違うな。はい!」って。MC工藤さんも馬ぞりのシーンがありますが… 工藤さん僕もあそこまでガッツリとアクションをやるのは初めてでした。山﨑さんが数多くアクションをやられているので、おんぶにだっこというか、頼り切ってしまった部分もありました。でも、メチャクチャ楽しくできたので、(山﨑さんに)ありがとうございます。 山﨑さんいえいえ、ありがとうございます。 工藤さんあんまり多く語らないよね(笑)? 山﨑さん多くは語らないです。 工藤さん身のこなしもそうですが、山﨑さんは速いので、ついていくのに必死でした。月島も、キャラクターの中で上位に入る強いキャラクターなので、それをどう表現するのかをアクションスタッフの皆さんと協力して作りました。でも、やはり一番は山﨑さんが引っ張ってくれたおかげかなと思っています。 MC栁さんは一人二役をどのようなところに気をつけて演じられたんでしょうか? 栁さんまず、「双子は同じ時にどうやって芝居をすれば良いんだ?」っていうところから疑問でした。ボディダブル(代役)の方が、僕の動きを覚えてくれて、自分が浩平をやっている時には洋平を演じてくれました。そういう感じで撮影をしていたんですが、こんがらがりました…。スタッフさんも「次、どっちだっけ?」と分からなくなってこんがらがりました。MC栁さんにも馬ぞりなどのアクションがありました。 栁さん自分は型というより、キャラクター的にも変わった動きをしようと思っていたので、自由に動いていました。あとは山﨑さんが受け止めてくれたので、ケガがないようにだけ気をつけていました。 MC大谷さんは原作でも人気の谷垣を演じました。どのように準備して、演じられたんでしょうか? 大谷さんアクションはあまりなかったんですが、マタギ出身ということで、雪山を難なく走ったり歩いたりできる身体を作らないといけなかったので足腰だけは鍛えました。キャラクターの中では、すごく真面目で誠実な男なのですが、あんまり僕はそっちのタイプじゃないので、誠実に見えるようにそこは大事に演じました。MC久保監督は、日本各地での大規模ロケ、特に作品の舞台となる北海道でのロケはいかがでしたか? 久保監督なるべく本当の北海道の雪の中で撮りたいということは強く言わせていただきました。9割くらいが雪のシーンなんですが、それをほとんど本当の雪の中で撮るというのは、こういうエンタメ作品ではあまりなかったと思います。躍動するキャラを大自然で撮りたいと思ったんですが、雪での撮影自体、普段の4倍くらい時間がかかるイメージでした。ただ、僕らの体感としては、準備も含めて15倍くらい大変な感じがしました。そんな過酷な中で準備をして撮影をしました。 MC衣装や銃など細かい部分まで大切に作られたそうですね? 久保監督今回、アイヌの物語でもあるので、アシㇼパの衣装は実際にアイヌの方たちに刺繡を手縫いで作っていただきました。一着作るのに半年以上かかっています。杉元の銃に関しても、日露戦争の二〇三高地の時の三十年式銃は日本には残っていないので、それを改良して作られた三八式銃という銃を改造して、主要人物の銃を一つ一つこだわって作りました。特にアシㇼパのものは、アイヌの方たちに一つ一つ大事に作ってもらった小道具になっています。 MC松橋プロデューサーは「実写化不可能」といわれたこの作品、完成してどういう作品になっていると思いますか? 松橋プロデューサーまずは、この場を借りて幹事会社のWOWOWさんに感謝したいと思います。こういう大きな作品を作るにあたっては、巨大資本が必要で、今の日本映画の環境ではなかなかそこにチャレンジして踏み出してくださる方は少ないので感謝しております。今、世界ではいろんな国の作品が観られる環境が整っている中で、日本のエンターテインメントがどうなっていくかが問われていると思います。そんな中で、ドンッとすごい作品を出して「日本のエンタメはすごいんだ」と世の中に出したい気持ちで企画を立ち上げました。皆さんには本作をぜひご覧いただきたいですが、世界に出して恥ずかしくない、むしろ「日本のエンタメはすごいんだ」という作品に仕上がっていると思います。こういった作品をどんどん日本から出して、世界中のエンターテインメントを日本の作品で埋め尽くしていきたいと思っています。そんな作品に仕上がっていると思いますので、どうぞ楽しみにしてください。 MC最後に山﨑さん、メッセージをお願いします。 山﨑さん本当に「ゴールデンカムイ」は、スタッフ・キャストみんながそれぞれ愛を持って、リスペクトを持って、魂を込めて作った作品です。広大な北海道の自然があり、キャラクターそれぞれに正義・信念があり、それに向かって生きています。そういう中での人間ドラマがあり、迫力あるアクションもあり、ごはんを食べるグルメ要素もあり、囚人たちを探すミステリ要素もあり、コメディの要素もあり、全部入っています! 全部入っている最高のエンタテインメント作品ができました。あと、熊も出てきます! ぜひ大スクリーンで観ていただきたいです。
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舞台『刀剣乱舞』蔵出し映像集―心伝 つけたり奇譚の走馬灯 篇― DVD加州清光:松田凌 大和守安定:植田圭輔/和泉守兼定:田淵累生 堀川国広:小西詠斗 長曽祢虎徹:松田岳 孫六兼元:砂川脩弥/監査官:内藤大希 <歴史上人物> 近藤 勇:佐々木 崇 土方歳三:小早川俊輔 斎藤 一:池岡亮介 永倉新八:足立英昭 谷 三十郎:阿見 201 山南敬助:栗原功平/沖田総司:早乙女友貴otherTDV34208D/2024年度マーベラス原案「刀剣乱舞 ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS) 脚本・演出:末満健一 アクション監督:栗田政明 音楽:伊 真吾/KYOHEI 振付:三井 聡©NITRO PLUS・EXNOA LLC/舞台『刀剣乱舞』製作委員会舞台『刀剣乱舞』蔵出し映像集―心伝 つけたり奇譚の走馬灯 篇― DVDご購入はこちら
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舞台『刀剣乱舞』蔵出し映像集―心伝 つけたり奇譚の走馬灯 篇― Blu-ray加州清光:松田凌 大和守安定:植田圭輔/和泉守兼定:田淵累生 堀川国広:小西詠斗 長曽祢虎徹:松田岳 孫六兼元:砂川脩弥/監査官:内藤大希 <歴史上人物> 近藤 勇:佐々木 崇 土方歳三:小早川俊輔 斎藤 一:池岡亮介 永倉新八:足立英昭 谷 三十郎:阿見 201 山南敬助:栗原功平/沖田総司:早乙女友貴otherTBR34207D/2024年度マーベラス原案「刀剣乱舞 ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS) 脚本・演出:末満健一 アクション監督:栗田政明 音楽:伊 真吾/KYOHEI 振付:三井 聡©NITRO PLUS・EXNOA LLC/舞台『刀剣乱舞』製作委員会舞台『刀剣乱舞』蔵出し映像集―心伝 つけたり奇譚の走馬灯 篇― Blu-rayご購入はこちら
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「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」初日舞台挨拶「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」公式サイト集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて2019年3月より連載がスタートし、数々のマンガ賞にも輝き、最新コミックス12巻までのシリーズ累計発行部数が3,400万部を突破。2022年にテレビ東京にて放送されたTVアニメではあらゆるトレンドを席巻、初のミュージカル化が大成功を収め、現在放送中のTVアニメSeason 2も大好評と、常に盛り上がりを見せる大人気マンガ作品「SPY×FAMILY」(遠藤達哉・著)。 敏腕諜報員・黄昏(たそがれ)こと父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、凄腕の殺し屋・いばら姫こと母・ヨル、未来予知犬・ボンドからなる仮初めの家族・フォージャー家が、ロイドの任務(オペレーション〈梟(ストリクス)〉)継続とアーニャの〈星(ステラ)〉獲得のため、初めての全員での家族旅行に行くことから物語が動き出す「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」が12月22日に公開されました。 映画の公開を記念して、12月22日に初日舞台挨拶をTOHOシネマズ 日比谷にて実施し、レギュラー声優の江口拓也さん、早見沙織さん、松田健一郎さん、劇場版からのゲスト声優、中村倫也さん、賀来賢人さんが登壇しました。トークだけではなく、敏腕諜報員ロイドにちなみ、スパイに必要な要素を試すミッションに挑むなど大盛り上がりとなりました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。初日舞台挨拶ロイド・フォージャー役江口拓也さんヨル・フォージャー役早見沙織さんボンド・フォージャー役松田健一郎さんドミトリ役中村倫也さんルカ役賀来賢人さん江口さん「ね!」(笑)。ようやく皆さんに本作を観ていただけたので、いろいろな話ができたらと思います。 早見さん「ね!」(笑)。本作を皆さんはご覧いただいたかと思います。今日は、アーニャさんはお家で宿題をやっているんですが、我らフォージャー家は洋服にアーニャカラーを入れていますので、心は一つということで! いろいろとお話できればと思います。 松田さん「ねっ!」皆さんに囲まれて、本日は緊張しております。(ボンドの声で)ボフッ! 中村さん(会場からの拍手に)優しい人たちですね。一応「ヌン」って言おうと思っていたんですが…。 賀来さん…言わなくて良かったね。 中村さんそうだね。(賀来さんが)きっと何か言うので待ってあげてください(笑)。 賀来さん「プッ!」(会場:拍手)このような場に立ててうれしく思います。今日は楽しんでいってください。 MCさっそくお話をうかがってまいりましょう! 目の前にいらっしゃるのは、先ほど本作を観終わったばかりの皆さんです。皆さん、本作はいかがでしたか?(会場:大きな拍手)江口さん、本作の公開初日を迎えた今の率直なお気持ちを聞かせてください。 江口さんお話をいただいてから収録を経て、本作をついに皆さんに観ていただけたという実感が湧いています。ここからどんどん周りの方々に伝えていただきたいです。この熱と、本作のすごさみたいなものを周りの方々に話してもらえたらうれしいなと思います。 MC中村さんと賀来さんは、劇場版からの参加となりましたがどうでしたか。周りからの反響等はありましたか? 賀来さんキャストが発表になって、僕たちが出ると決まった時に、まずうちの子供が「良いなぁ」って言いました。アーニャと写真を撮っているのを見て、「ずるい!」って言われました。 中村さん僕は、同業者から「マジか?!」と羨ましがられましたね。僕も知り合いがここに立っていたら、「良いなぁ」と思うので、頑張ってきて良かったです。 MCせっかくの上映後の舞台挨拶ですが、ネタバレにならない範囲で本作のお話もうかがいたいと思います。まずは江口さん、銃撃戦そして格闘シーンなどカッコ良いシーンが本当に盛りだくさんでした。しかも劇場版のアフレコは、スナイデル役の銀河万丈さんと一緒にされたそうですね。 江口さんはい! 一緒に収録をしました。銀河さんと言ったらレジェンド声優ですからね。普段は謙虚な方なので「おはようございます」と静かに入ってくるんです。でも、マイクの前に立つと、とにかく激しいんです! それこそ最後のシーンは本当に白熱のシーンだったんですが、僕は銀河さんのアフレコする姿を後ろから見ていました。「僕もこういうお芝居のアプローチをしたい」と思えました。本当にカッコ良かったです。 MC今回映画版のアフレコということで意識したことはありますか? 江口さん本作の収録自体が、TVアニメのSeason 2の収録をしているスケジュールの流れで収録できたので、ある意味普段と変わらない感じというか、彼らがある意味そのままスクリーンにいるような、そんな感覚でやっていました。だから特に劇場版という意識はあまりしていないと思います。 MCアーニャをさらった、ドミトリとルカをボコボコにするような、普段はクールなロイドの感情が乱れるシーンもありました。 江口さんその辺のやりとりは、他人同士だけど利害の一致で一緒になっている家族なので、その中で生まれる言葉には表せない感情や、何気ない会話の中には感動させようとは思っていないんだろうなと思います。でも、ふとした瞬間に何かぐっと来てしてしまいます。そこには根本的に流れている不思議な関係性をすごく感じます。そういう部分も良いなと思いながら観ています。 MC早見さんもアクションシーンがすごかったです。 早見さん今回のアクションシーンは、今までで一番ヨルさんが戦っているんじゃないかっていうぐらいすごかったです。江口さんカメラの動きもすごかったですよね! 松田さん回り込んでね! 早見さんアフレコの時はあのシーンがあんなに燃え盛っているとは思っていませんでした。「すごいところで戦っているな、ヨルさん!」という感じでびっくりしました。タイプF役の武内(駿輔)さんと一緒に収録をしたんですが、横に並んでマイクに向かってお芝居をしていても気迫をすごく感じました。TVアニメのSeason 2の豪華客船編では、戦闘中に焦ったり緊張することがありましたが、基本的にはヨルさんが戦闘中に焦ったりすることはあまりないんですね。でも、今回の劇場版の戦闘シーンは手に汗握るものがありました。戦闘シーンでのアドリブというか、「フッ!」「ハッ!」「トオーッ!」みたいなのは、ヨルさんはあまり入れないのですが、劇場版の収録をしている時には「ここからさらに絵がブラッシュアップされて、ヨルさんがどれだけ動くかまだ分からないので、戦闘のアドリブを20個ぐらい録っても良いですか?」と言われました。大きな攻撃の「ハーッ!」や、小さい攻撃の「ハッ!」みたいなボイスだけをいっぱい録りました。でも、さらにブラッシュアップされた縦横無尽に動くヨルさんにベストマッチするように、後から音声を録ったりもしました。 MC弟のユーリにアーニャさんを重ねるシーンにはグッとこみ上げるものがありました。Season 1からのヨルさんの心境の変化をどのように感じていますか? 早見さん最初は、お互いの利害が一致したから擬似家族となって物語は進みました。ヨルさんも、家族に対しては、自分の小さい時から一緒だったユーリに対しての思いが一番強くて、そういう疑似家族を組むことになったと思うんです。でも、Season 2の豪華客船編ではやられてしまってピンチの時に、最初に思い浮かんだのが「ロイドさんのクリーニングしたシャツを取りに行っていない」「アーニャさんの図書館の本を返さないといけない」という、疑似家族のほんの些細な日常のことなんですね。そこにはもちろんユーリの存在も重なってくるんですが、重なるくらいユーリのこともフォージャー家のことも、ヨルさんの中では、同じぐらい大事な家族として無意識に浸透しているんだと、今回の劇場版でも感じました。 MC松田さん、テレビアニメの豪華客船編ではお留守番でしたが、今回は初めてボンドも含めたフォージャー家揃っての家族旅行になります。今回は寂しくなかったですね。 松田さん(ボンドの声で)アウーン。(会場:笑)今回はお留守番しないでみんなと一緒に出かけられたのがすごくうれしいですね。ボンド自身が本当にうれしそうにアーニャの側をついて回っているのを演じていて、すごくうれしかったです。 MC(犬の鳴き声の)「ボフ!」という一言で感情を表すのはすごく技術が必要かと思うんですが、何か表現するにあたってコツなどありましたら教えていただけますか? 松田さん人間と一緒です。うれしかったら「ワウっ!」って言いますし、悲しかったら「ワウ…」って言いますから。思ったことを、感情に乗せて「ボフ!」と言うので、そんなに難しいことはありません。割とみんなできちゃうんじゃないかな。 MCそれでは今、ここで喜怒哀楽をやっていただくことはできますか。(会場:拍手) ■松田さんによるボンドの喜怒哀楽を実演されました。 MC松田さん、ありがとうございます。そして、今回のゲスト声優のお二人にもお話をうかがいましょう。中村さんと賀来さんは、先日開催されたファンミーティングを始め、本編でもお二人の掛け合いが面白いですが、お二人が演じられて楽しかったシーンはどこでしょうか? 賀来さん僕は、(声優陣の)皆さんの声を聴きながらアフレコできたことです。ヨルさんやアーニャと一緒にお芝居ができたんです。それはもう本当にただただ楽しかったです。これはもうファンからしたら最高の思い出です。 中村さんネタバレっていうほどのことじゃないので言ってしまいますが、僕ら二人はヨルさんにちょっとひねられるシーンがあります。あれはもう…変な意味じゃなく、変な意味じゃないですよ! 興奮しました! やっぱりうれしかったよね。賀来さんそうだよね。 中村さん(記者に向かって)「変な意味じゃない」って書いといてくださいね。 江口さん余計に強調されるっていうね。 賀来さんその辺はね、ファン冥利につきますし、興奮しましたね。 MC「SPY×FAMILY」ファンのお二人ですが、本日目の前にいるのは本作を観終わったばかりの皆さんですが、二回目を観るとしたら、「ここに注目してほしい」というところはありますか? 賀来さんアーニャと追いかけっこするシーンあるじゃないですか。僕たち二人で、あそこは結構ぶっつけ本番みたいな感じに即興でやりました。 中村さんそうそう! 「君たち、面白いことやって」って言われてやりました。 賀来さん結構なむちゃぶりだったんです。絵もまだそんなに完成していなくて、パラパラ漫画みたいな感じだったんですよね。中村さんそうだったね。 賀来さん二回目観る方は、そのライブ感みたいなところをぜひ! 中村さん僕らの普段の実写のお芝居では、ありえない速さのリズムでした。あそこは声優をやっている気がしました。 賀来さんそうだよね。 MCそれをいきなりできるということは、声優の才能がやはりあるということでしょうか? 江口さんあそこのシーンって、空間は現実的に言うと歪んでいるんですよね。こっちから来てあっちからも来てという、ある意味お約束のパターンではあるんですが、あそこで切り替えて演じるには技術が必要ですよね。だからそれこそ種﨑さん(アーニャ役)もそこのシーンではいろいろなアプローチを考えていましたね。「作品はまだできていないんですが、こっちからも来て、あっちからもってなります」って言われて、いろいろなニュアンスを考えていましたね。それぐらいに発想力というかそういった力が必要なシーンだなと感じました。 ■特別企画「ナンバーワンスパイ決定戦」 MCここからは様々な角度から皆さんに楽しんでいただきたいということで、企画をご用意しました!「ナンバーワンスパイ決定戦」です!そして、皆さんの応援と特別審査員としてアーニャちゃんが駆けつけてくれました。皆さん大きな拍手でお迎えください。 早見さんアーニャさーん! ■アーニャさんがステージに登場。 MCではルールをご説明いたします。本作の主人公である凄腕スパイの〈黄昏〉ことロイド・フォージャーにちなみまして、スパイに必要とされるであろう素質を試すミッションをご用意しました。これから皆さんには三つのチャレンジに挑戦していただきます。瓦割り【力】・イラスト対決【技術】・ひもくじ【運】の三番勝負で、誰が〈黄昏〉のような凄腕スパイに近いのかを競っていただきます。まずは皆さんの前に今回特別にご用意したホワイト瓦をスタンバイいたしましたので、これを実際に割っていただきたいと思います。割った瓦の枚数がそのまま得点になりますので、ぜひ皆さん気合を入れて【力】の勝負に挑戦してください。 江口さん瓦割りを人生でやることありますか? 松田さんないですねー。 早見さん舞台挨拶で瓦って割るんですね! 江口さん初めて聞きました。 松田さん(笑)舞台挨拶ではないですよね。 MC皆さん、自信の程はいかがですか? 江口さん未知数です。どんな感覚なのかが分からないです。 早見さんがんばりましょう! MCそれでは早速ですが、皆さん準備はよろしいですね。安全を配慮してグローブをつけてくださいね。中村さんどうやって割るのかも分からない…。(登壇者の皆さん:笑) MC私の「せーの!」という掛け声を合図に力いっぱい割っていただければと思います。せーの! ■登壇者の皆さんが一斉に瓦割にチャレンジ!江口さんきれいに割れるものなんですね。 MC瓦一枚あたりが1ポイントで、マックスが8ポイントになります。なので、全員が全ての瓦を割ったということで、全員8ポイント獲得です。(会場:拍手)では、次の競技に参りましょう! 次のミッションは、「スパイと言えば言葉を発せられない状況下でも的確に情報を伝える能力が必要」ということで、イラスト対決に挑戦していただきます。 松田さんイラスト対決! 中村さん(笑)。いい声だ…。 MCこちらの優勝者には10ポイントを差し上げます。そして、優勝者の絵は一部の劇場で、宣伝ポスターとして実際に飾る予定です。ぜひ心してご参加ください。 江口さんこれはね、ちょっと我々に分がありますね。先日、ジャンプフェスタに出演した時に、原作の遠藤達哉先生からアーニャの描き方レクチャーがありました。どういう風に書けばうまくなるかということをちょっと教えていただきました。 早見さん(描くには)ポイントがありますからね! 江口さんパース! 松田さんレイヤー! 賀来さん何ですか? それは? MC本日は、アーニャちゃんがせっかく来てくださっていますので、登壇者の皆さんには「アーニャの好きなところ」をテーマに、アーニャのイラストを事前に描いていただきました。まずは、今回のゲスト声優の中村さんと賀来さんから発表いただきたいと思います。まずは、賀来さんからお願いします。 賀来さん一番目かよ! いくぜ! テテン!(効果音を付けながら発表)松田さんん? 早見さんえ? 賀来さん(会場:拍手)マジで!? 本当? 早見さん発想力がすごい! 賀来さんアーニャのこの顔が好きなんです! これは予想外な反応だぜ! 江口さんこれだけ寄ってもアーニャだって分かりますね。 MC次は中村さんお願いします! 中村さん僕もこんな顔です。賀来さん上手いなあ。 早見さん絵心がある! 中村さんさっき10秒ぐらいで描いたものなのでごめんなさい。心の声を読んで、引いている時の表情です。 江口さん10秒で描けるものなの? MCレベルが高いですね。 中村さん(江口さんたちは原作者の先生に)教えてもらっているわけですからね。 MCでは、続いては松田さんお願いします。 松田さん私の描いたアーニャはこちらです。早見さんあ! (賀来さんの絵と)一緒!? 賀来さん被っちゃった! 松田さんアーニャといったら笑顔ですから。 江口さん(松田さんに上手なので)昨日から描いていましたか? 松田さん今日描いたの! MCでは、続いて早見さんお願いします。 江口さんえ? 早見さんからで良いんです? 僕、今ちょっと見えちゃったんですが、(早見さんの答えは)最後にしたほうが良いですよ! 早見さんそんなわけないじゃないですか! 私、今回遠藤先生にパースとレイヤーを教えていただいたので、自信作ができました! アーニャさんの好きなところ、ドン!(絵を発表)江口さんこわいって! 早見さんいかがですか? アーニャさん!(アーニャ逃げる) 江口さん&松田さんおびえてる! 早見さんアーニャさん? あれ? おかしいなあ…。 江口さんすごい化け物がいっぱいいる…。 早見さん皆さんの描いている表情と同じですよ! 江口さん同じですか? 中村さんどの子ですか? 全部ですか? 早見さんはい。全部です。つまりですね、アーニャさんの表情の豊かさを表現しました。 中村さんなるほど。 江口さんこの化け物に囲まれたら、絶対に殺されるな。 早見さんちょっと! 優勝するかもしれないんですからね! 江口さん狂気を感じます! 早見さん遠藤先生からパースとレイヤーを習いまして、奥行きみたいなことだったと思うんですよ。手前を大きく奥を小さく描くとか、目の割合が多いとか…。 賀来さん(早見さんの絵を示して)一番奥の子は、吐いているんですか?早見さんびっくりして、絶叫している顔です。「こ、殺し屋!」って言っている時の表情です。 中村さん表情豊かなバリエーションの説明を一個ずつほしいですね。 江口さん確かに、解説がほしいですね。 早見さん「CODE: White」ということで、一応ベレー帽もかぶらせています。 中村さんベレー帽?! MCヨルさんは独特ですね! 中村さんこれだけで15分は話せますね。 賀来さん噛めば噛むほど味が! 中村さん良いつまみですよ。 江口さん早見さんとちょっと何か似ています。表情豊かなそれぞれの顔を描きました。こちらです!登壇者の皆さん(笑)。 早見さん悲鳴が上がっていますよ。 江口さん悲鳴って何ですか! 早見さんお客さんがのけ反っています。 中村さんそれは魔除けか何かですか? 江口さん魔除けじゃないです! アーニャ! これ、アーニャだよ。(会場の反応に)何で? いろんなバリエーションの表情がほしかったんです。まず、パースですね。 賀来さん待って、パースって何? 江口さんパースとレイヤーです! 早見さん一つの体に頭が全部…。 松田さん某悪魔超人…じゃん。 江口さん右と左を見ているのがこの絵から分かると思うんですが…。 中村さん人間の闇か何かなの? 江口さん違います! すごく楽しそうにしているアーニャです。 松田さん何かあると横の顔がカチャカチャって変化するんですよね? 早見さんみんなバラバラにしゃべりそう。 MC全員のイラストが出揃いましたので、アーニャちゃんに審査をしてもらいます。ということで発表いたします。優勝は「全部良かった」ということで、全員優勝です。勝負は引き分けです。 江口さん優しい! 早見さんやったー! MC瓦割りも、イラストも全員同じ得点です。皆さんの絵は全国の劇場に飾りますので、どこに飾られるのかなどの詳細は作品の公式Xにてお知らせします。 賀来さん(江口さんの絵を)これヤバイのよ。 中村さん何でシースルーの服を着せたんですか? 冬だって言っているのに。 江口さんシースルーじゃない! MCそれでは最後のミッションです。高難度のミッションをクリアするためには、時として運も必要です。ということで、最後は運試し企画です。本編でもメレメレのさくらんぼリキュールを巡ってさまざまな事件が巻き起こっていますが、皆さんの前にボックスを置きます。箱から出ているロープが1本だけさくらんぼリキュールにつながっています。私の掛け声でお好きなロープを引いていただきます。勝者の方には50ポイント差し上げます。 江口さん運をつかみ取りたい! MCそれでは、選んでください。 松田さんどうぞどうぞ、選んでください。 賀来さんよし、じゃあこれにします! 中村さんあ、このロープ重いわ…(当たりが)来てるな。 MCそれではいきます! せーの! ■ロープを登壇者の皆さんが一斉に引く。松田さんのロープの先にあたりのさくらんぼリキュール。賀来さん来い! 早見さんあっ! 松田さんやったー! 50ポイント! これでナンバーワンスパイ! MC松田さん、喜びの声を聞かせてください。 松田さん(ナンバーワンスパイの喜びをボンドの声で)「ボフ!」(会場:拍手) 江口さんいいなあ。幸せな気持ちになる。 松田さんありがとうございます。 MC最後に、登壇者を代表して江口さんからご挨拶をいただきます。 江口さん皆さん、本日は初日に足を運んでいただき本当にありがとうございます。楽しんでいただけましたでしょうか。(会場:拍手) ありがとうございます。本作を観た直後の感想をいろいろな人と分かち合いたいかと思います。ぜひその感想を身近な方に伝えてください。やはり初日に観ていただいたということは、皆さんは「SPY×FAMILY」のガチ勢だと思います。ぜひ映画館で公開しているこの期間にまた足を運んでいただけたらうれしく思います。本日は本当にありがとうございました。
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LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族2025年6月27日(金)公開 配給:TOHO NEXT原作:モンキー・パンチ ©TMS
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「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」大ヒット御礼舞台挨拶「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」公式サイト集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて2019年3月より連載がスタートし、数々のマンガ賞にも輝き、最新コミックス12巻までのシリーズ累計発行部数が3,400万部を突破。2022年にテレビ東京にて放送されたTVアニメではあらゆるトレンドを席巻、初のミュージカル化が大成功を収め、現在放送中のTVアニメSeason 2も大好評と、常に盛り上がりを見せる大人気マンガ作品「SPY×FAMILY」(遠藤達哉・著)。 敏腕諜報員・〈黄昏(たそがれ)〉こと父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、凄腕の殺し屋・〈いばら姫〉こと母・ヨル、未来予知犬・ボンドからなる仮初めの家族・フォージャー家が、ロイドの任務(オペレーション〈梟(ストリクス)〉)継続とアーニャの〈星(ステラ)〉獲得のため、初めての全員での家族旅行に行くことから物語が動き出す「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」が12月22日に公開されました。 1月20日、大ヒット御礼としてTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶を実施し、レギュラー声優の江口拓也さん、種﨑敦美さん、早見沙織さん、松田健一郎さん、劇場版のゲスト声優、中村倫也さん、賀来賢人さんが登壇しました。全国108館の劇場で生中継され、劇場版イベントでは初となるフォージャー家声優四人(江口さん、種﨑さん、早見さん、松田さん)とゲスト声優として作品を盛り上げた中村さん・賀来さんが、大ヒットを記録した感謝を伝えるとともに、公開後だからこそ語れるマル秘エピソードを披露しました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶ロイド・フォージャー役江口拓也さんアーニャ・フォージャー役種﨑敦美さんヨル・フォージャー役早見沙織さんボンド・フォージャー役松田健一郎さんドミトリ役中村倫也さんルカ役賀来賢人さん江口さんこの後たっぷりとしゃべります。短い時間ですが楽しんでいってください。 種﨑さん外は雨が降ってきました。お足元の悪い中、ありがとうございます。中継先の皆さん、こんにちは。フォージャー家揃ってうれしいです。 早見さんお越しいただきまして、そして中継先でご覧いただきまして、ありがとうございます。本作をご覧になっていただいたということで、興奮状態のままの皆さんにたくさんお話ができたらと思います。 松田さん本当にたくさんの皆さんにお越しいただいてありがとうございます。そして中継先にもたくさんの皆さんがいらっしゃるということで、すごく緊張しています。 中村さんこんにちは!(会場から「こんにちは!」の返答)元気の良いお子さんがたくさんいらっしゃって、ありがとうございます。本日はご来場ありがとうございます。中継先の皆さ〜ん!(大きく手を振る)…よろしくお願いします。 賀来さん本日はありがとうございます。この方々と舞台挨拶をさせてもらうのは三回目なので、そろそろSPY×FAMILYの一員になったと僕はその気になっています。よろしくお願いします! MC本作が公開されてから本日で29日目、およそ1カ月が経ちました。興行収入が50億円を突破! 江口さん全然ピンとこない! MC観客動員数は370万人を突破しました! 皆さん、ありがとうございます。この劇場版でフォージャー家の四人が揃ったのは、今日が初めてです。江口さん、実感はありますか? 江口さん370万人という実感はないです! 数字を教えてもらっても「そうなんだ」という感じです。本当にたくさんの方にご覧いただきました。ちなみに本日お越しの皆さんで、二回目もしくは二回以上観ている方はどれぐらいいらっしゃいますか?(会場の大多数の方が手を挙げる)これだけの数字ですから、初めてご覧になる方もいらっしゃるでしょうが、こうして何度も足を運んで作品を観てくださる方がいるということを、今実感しましたね。 早見さんうれしいですね。周りの方からも「お正月のお休みに本作を観に行ったよ」という連絡がありました。じわじわどんどん広がっていくとうれしいですね。 MC劇場版から参加の中村さんと賀来さんは、一歩引いた立場での部分もあるかと思います。 賀来さんうちの子、SPY×FAMILYブームが来ていまして、本当に毎日観ているんですよ。ボンドのぬいぐるみを、毎日どこに行く時でも連れて出かけます。この前劇場にも行きましたが、満席でした。それに、まぁすごいです、熱狂が!種﨑さんはい!(挙手をして、賀来さんに質問)お子さんは、声がパパだと分かっているんですか? 賀来さん本当は内緒にして行きたかったんです。ただ、その前に一度実家に寄った時に、本作のパンフレットみたいなものを見てしまったんですよ。僕がカッコ良くキメてパンフレットに載っていたので、「パパ出るの!?」みたいになって…。 種﨑さんへぇ、分かるんですね! 賀来さんそうなんですよ! 劇中でルカが出てきた瞬間に、(子供の動きを再現しながら)こんな感じでスクリーンと僕と交互に見ていて、気づいていました。 種﨑さんかわいい! 中村さん僕の知り合いからモヤイ像がアーニャになっている写真が送られてきました。まぁ、知り合いって言っても、うちのマネージャーなんですが…。何だかいろいろなコラボをめちゃくちゃしていますよね。それから、「出ていることを知らずに、本作を観に行っていたら観てびっくりした」っていう連絡をもらったりもしました。本作の公開が始まる前は「宣伝お願いします」みたいに言われ、「いやいやもうとんでもないことになるぞ」と思っていましたが、まさに大ヒット! このまま2024年末までロングランをしたら面白いなと思っています。そんなの聞いたことないじゃないですか! MC確かに! 今、V4(興行収入ランキング四週連続の首位)なので、どこまで記録を伸ばせるか期待したいですね。さて、作品の公開から一カ月が経っていますので、いろいろな裏話も聞いていきたいと思います。まずは今週15日に大ヒットへの感謝の気持ちを込めまして、公開後ポスターが解禁されました。スクリーンに投影したいと思います。 ■スクリーンに公開後ポスターが映し出されました。 江口さんあのシーンですよ! 松田さんボフッ!(両手を上げてポスターのボンドと同じポーズをする) 早見さんかわいい! 中村さん(松田さんに)本当に似ていますよね(笑)! 松田さん似ていますか? MC今日はお洋服もモフモフな感じですからね。出来上がったこのシーンはいかがですか? 早見さん家族の絆というか、同じ大きな目的に向かって、無心でそれに注力することで、「ここまで家族の絆が積み上がってきたんだなぁ」と感じましたね。 江口さん力を合わせるシーンってベタですが、「やっぱり良いなぁ」って思います。それが見たいんだよなぁと思います。 早見さん結構細かいところまでアドリブが入っていましたよね。あとはアーニャさんの顔芸が……。 種﨑さんアフレコの時に、絵は完成していなかったんですが、アーニャがあんな表情になることは、完成していなくても分かるなぁって感じでした。MC種﨑さん、あのシーンでは、あの神様もでてきましたからね。 種﨑さんそれは、もう言って良いの? 言葉にするのははばかられますが、楽しく観ていただけて本当によかったなとホッとしています。でも、最初はドキドキだったんです。言ってしまいますが、”うんこ”にこの尺を使って良いのかなぁって……。アニメーションのプロの方々が、本気であの”うんこ”に注力しているので、アニメーションが素晴らしくて音にもこだわって作られています。CVの千葉繁さんが……。 江口さん千葉さんは「ダメ!」と言われた時のために、三パターンぐらい(演技プランを)用意していたらしいです。 種﨑さんさすがぁ〜。音姫(トイレの擬音装置)のところでは、後ろでずっとその音が鳴っているので、良かったら耳をすまして観てください。 MCそして、中村さんと賀来さんは、アーニャのドミトリとルカからの逃走劇も演じられました。 中村さん追いかけっこは即興だったんだよね。 賀来さんそうそう、あれはね。そんなことよりも”うんこ”が!中村さんそうそう、僕が! 賀来さんこの人、すごいんですよ! 江口さん何があったんですか? 中村さんアーニャがトイレを我慢しているのをずっと見張っている時に、「もう出るのか?」「トイレ行くか?」って言うセリフがあったんです。それを、僕が天然で言い間違えて、「うんこ出たか?」と言ってしまいました。すぐに「ごめんなさい!間違えました」と謝ったんですが、(スタッフから)「それ、面白い!」「使い(採用)で」となりました。 賀来さん“うんこ”を一個増やしているんです! フォージャー家の皆さん(大笑い)。 中村さん置き“うんこ”をしました! そのやりとりを見て、何か知らないですが賢人が興奮していました! 賀来さん「すげえ、こいつ!SPY×FAMILYのセリフに“うんこ”刻んだ」って思ったんですよ! 中村さん(笑)。 江口さん採用されたんですね! 賀来さんいやー、すごい! 中村さん40歳前で、“うんこ”で爪痕を残しました!…すみません、よその現場を汚してしまいました。 種﨑さんいえいえ。置き土産をありがとうございます。 中村さん貢献しました! MCそれを踏まえた上で、もう一度そのシーン振り返りたいですね。 中村さんあの“うんこ”は、中村の“うんこ”なんです!もう僕は、この部分が活字になるのが楽しみで仕方がない。(取材の記者に)この空気感をお願いしますよ! …でも、コメント欄が荒れるかもしれない。 賀来さん中村の“うんこ”って良いね! 江口さんコメント欄が“うんこ”だらけになるかも…。 中村さん(満足げに大笑い)。 MC本日は大ヒット御礼舞台挨拶ということですので、実は公式X(旧Twitter)上で、事前にファンの皆さんからの質問を募集しました。 ■質問ボックスがステージに登場。 MCこのボックスから、順番に質問を引いていただきます。質問の内容を読み上げてから、質問に答えていただければと思います。 江口さん早速参ります! 中村さんお願いします! 江口さん(めちゃくちゃテンションを上げて)はい!(と質問カードを引く)アーニャ語録だったり、アーニャの感情豊かな展開に対して、幼子特有のアクセントやセリフ回しなどがものすごくナチュラルな印象です。役作りに参考にされているモノや人はありますか?【質問1】種﨑さんアーニャを演じる上での参考……特定の何かを参考にはしていないです。昔から子どもたちの会話を聞くのが好きなので、街を歩いていても、ファミレスとかでも、電車の中でも「子どもってどんな風にしゃべるんだろう?」って割と耳をすましていました。アーニャをやるようになってからは、より聴くようになりました。 江口さん種﨑さんの言い方って、くせになるんですよね。 種﨑さん(照れて)次の質問に行っても良いですか?(種﨑さんが質問カードを引く)演じていて一番楽しかったのはどんなシーンですか?【質問2】江口さん僕は、本作のド頭のスパイ活動をしている時かな。変装をして、「これがいつもの仕事です」っていうあの大人のアダルティな雰囲気をまといながらやっているところが楽しいって思います。 松田さん僕は、ボンドはもちろん楽しいですが、ナレーションですね。冒頭しか入らないんですが、読んでいて楽しいなぁって思います。昔、吹替のスパイ作品を観ていた時に流れていたナレーションを、自分でもやっているというのがうれしいですね。なかなか映画でやると昂るものがありました。 江口さん作品の導入で雰囲気と色付けが必要な部分だと思うので! 松田さん(ナレーションを再現して)「男の名は黄昏!」みたいな感じの。すごく楽しかったです。 中村さん僕は登場シーンが楽しかったです。やり方が分からなかったので、「どういう声を求められているのか」「どういう表現をすれば良いのか」がまったく分からなかったんです。俳優としてある程度キャリアを積んでくると(俳優の仕事では)そういうのがあまりなくなってくるので、なんだかすごく新鮮な気持ちで、「できたのかな?」みたいなことを言いながらやっていました。 賀来さんこの人はね、ずっと楽しそうにやっていました。 中村さんだって楽しいでしょう。モニターを見たらアーニャさんたちがいるんだから。 賀来さん僕は、緊張でしかなかった。緊張と反省と後悔。五秒後には反省しているタイプの男です。 江口さんコントラストが! 中村さんそういう賢人を見ているのも面白かったです。 MC続いて早見さん、質問カードをお願いします。 早見さん(ヨルの声で)参ります!(質問カードを引く) 江口さんはい、お願いします!江口さん、早見さん、種﨑さんに質問です。 ロイド、ヨル、アーニャ、どのキャラにも裏の顔がありますが、表の顔と裏の顔で声を変えているとか意識していることを教えてください。【質問3】江口さんま、アーニャさんは表も裏もそのままなので使い分けは…。 種﨑さん裏はないですね。 江口さんヨルさんは激しいですが、どうなんだろう? 早見さん今回の劇場版でも特にそうだったんですが、ヨルさんは全部意識して変えているわけではないです。バトルシーンでも、ものすごく怖い表情で相手を追い詰めたかと思えば、不意にやられた時のリアクションは“ふにゃん”みたいなものだったりします。ピリッとしたシーンから急に普段のヨルさんの顔になるので、場合によってはカットごとに全部違ったりします。なので、あんまり考えていると、逆にできなくなります。このカットが裏の顔でこのカットが表の顔でと、考えている間に終わってしまったりするので、私はあまり考えすぎないようにしております。 江口さんそうですよね。ロイドは、明確に表・裏みたいな感じで切り替えをしているので、自分の中でいろいろとチェックしないと追いつかないです。 早見さんモノローグのセリフが長いですよね。 江口さんそう! 表、裏、表…みたいに無茶じゃなければそのまま録ります。そういう時の切り替えポイントみたいなものは、ある程度自分の中でしていかないと、感情が置いていかれる時がありますね。表情が変わらない時も工夫しています。 中村さん台本に書き込みはしますか? 江口さんちょっとしたマークですが、結構書きます。セリフの頭にそのマークがあったら表、このマークがあったら裏という風に、なんとなくですけれど。 中村さん表は桃、裏はみかん? 江口さんかわいい! でも、描き方によっては「これは桃?みかん?どっち?」と混乱しそう。 中村さん(笑)。 江口さんバッテンみたいな時とか、あとは三角とか、本当にちょっとした印です。 MC次は松田さん、質問カードをお願いします。 松田さん何が出るかな? 何が出るかな?(質問カードを引く)ボンドの「あれってしゃべってるよね選手権」をお願いします。 観覧車に乗り込むヨルさんが、咄嗟に「アーニャさんを頼みますね」と言った時のボンドの「ボッフ」が、「分かった」にしか聞こえなくて毎回面白すぎます。きっと他にもあると思うので松田さんや皆さんに聞いてみたいです。【質問4】松田さんこれは、本作に限った話なのか、他もありなのか。 種﨑さんはい、あります!本作の最初の方で、おでけけが決まった時に、アーニャとボンドが腕組みをして、アーニャの「おでけけ」に合わせてボンドが言っています! 松田さん(ボンドの声で)「ボフッフッフッ!」…演出の指示通りですね。 種﨑さん最高です! MCちなみに、質問でご指摘の「分かった」の部分は、「分かった」と言っているんですか? 松田さんえーっと、それは…ご想像に…。でも、しゃべっていました? たぶん、(ボンドの声で)「ボボフッ!」だったと思います。 江口さんボンドをやる時は自分の中で作ったりするんですか? 松田さんSPY×FAMILYの現場はいろいろと自由なので、「やっちゃって良いのかなあ?」と不安になりながらもやってみたら意外とオッケーが出る。 江口さんそうなんですよ! SPY×FAMILYの現場は意外とオッケーが出るので、果敢に攻めると採用されることが多いです。 中村さんそうじゃない現場もあるんですか? 江口さん「アドリブはなるべく入れないでください」と言われる現場もあります。逆に「アドリブどうぞ!」という現場もあるので、それぞれです。SPY×FAMILYは、絵と同時進行で作っているので(作画が)アドリブに対応できるか否かにもよります。 松田さん「分かった」の「ボボッフ」はテレビシリーズでもやっている気がするから…探してみたら面白いと思います。 MCありがとうございます。では続いて中村さん質問カードをお願いします!みんなでボンドになりきって、会話をしてほしいです!🐶🐶❤【質問5】江口さんイヤです! 事故しか起きない(笑)。 早見さんこの流れですごい引きですね。 ■登壇者の皆さんがそれぞれボンド語で話始める。 江口さんちょっと待って! もはやボンドじゃなくて、今、宇宙人がいましたよ! ■途中で松田さん(ボンド)からのダメ出しも出たりしながら。 中村さんどうやれば良いんですか? 松田さん自分の体がふくよかになった気持ちで、喉の奥の方から出します。 ■登壇者の皆さんがアドバイス通りにボンド語を練習し始める。 中村さんちょっとお待ちくださいね。(会場:笑) 江口さん初めて調律をするので、少し時間をください。 中村さんおっ、僕は合格もらいました! 皆さん頑張ってください。 松田さん(江口さんのボンド語を聞いて)死んじゃう死んじゃう!(会場:笑) 早見さん(江口さんのボンド語を聞いて)限界の犬? 賀来さん僕、結構自信あるよ!(お疲れ気味風のボンド語)中村さんちょっと休憩した方が良いね。 早見さんお疲れ気味ですね。 賀来さん(見本を)お願いします。 松田さん「ボッフ」 江口さんすごいな、こんな講座が開かれるなんて!(会場:笑) 早見さんこれで皆さんもお家でボンドができますよ。 松田さんいろんな場面で使っていただけたらと思います。 早見さんボンドはみんなの心の中にいますから。 松田さんボンドは死んじゃったんですか(笑)。 早見さん違う違う! お家に帰ったとしても、心の中にいるよってことです。 MCでは、最後に賀来さん質問カードをお願いします! 賀来さんはーい。皆さんは、アーニャが娘だったら、甘やかしたり、英才教育をしたりなど…どんな親になると思いますか?【質問6】江口さんアーニャが娘…。これは、想像ですからね。きっと自由にさせちゃいそうだなぁ。だから……育てるって大変ですね。 中村さん想像でそこまでいきますか? 江口さん育てたことがないから。近くや身内にも小さい子供がいないので、身の回りにいなさすぎて想像しかできません。どうなんですかね? MC子育て経験がある賀来さんはどうですか? 賀来さんいやー、アーニャね…。ある種、めちゃめちゃ賢くて利口な子ですから、言い方は良くないですが育てやすいというか、親は育てるのが楽だと思います。 中村さんでも、心を読まれちゃうよ。 賀来さんあぁ…。 中村さん父、今おやつないって言ったけど、あそこにある! 賀来さん嘘も心の乱れも許されない。すごい緊張感でしょうね。でも、実際の子供もそうですよ。嘘はやっぱり見抜きます。 中村さんじゃあ、自由に走り回らせるのが良いのかな? 賀来さんそうかもしれないですね。 江口さん疲れさせる。ボンドと一緒に遊んでもらう! MC最後にお一人ずつご挨拶をお願いします。 賀来さん本当にこんな素敵な作品に関われて光栄に思います。SPY×FAMILYの輪がこれからも一カ月、さっきも話したように一年ぐらい続く勢いで、まだまだ上映してほしいと思います。何回も観ていただけたらうれしいです。 中村さん本当にたくさん本作を観ていただきたいです。これからも二回、三回、四回、五回、六回と、…スタンプラリーとかやったら楽しいのにね。全国の劇場で観たらみたいな、なんかそういう催し物にして考えてもらったらと思います。僕らは、皆さんの声があれば、これからもSPY×FAMILYのファミリーになれるので…。何より時代を動かすのは世論だと聞いています。ちょっとアニメの方でも通行人とかで出たいのでお願いします。 賀来さんお願いします! 中村さん中継の皆さん! ありがとうございました。 松田さん今回は前回とまた違った趣向で楽しませてもらってありがとうございました。何というか、ここまで大ヒットしたのは皆さんのおかげとしか言いようがないです。劇場版、原作、そしてテレビアニメも、配信やらソフトとかあるので、そちらでも見ていただけたらと思っています。どうかフォージャー家の活躍をお楽しみいただけたらと思います。 早見さん会場にお越しいただきまして、そして中継でご覧いただいてありがとうございます。公開から一カ月が経っているので、きっと今ここで新しく出た情報もあった気がします。ぜひ今日の情報を元にまたお時間ある時に劇場で楽しんでいただけるとうれしいです。ずっとずっと続いてほしいと思っています。 種﨑さん会場の皆さん、中継の皆さん、ありがとうございます。あのトイレのシーンでのこだわりみたいなことをお話しましたが、あのシーン以外にもアニメーションスタッフの渾身のお仕事っぷりが随所にございますので、もっと細かいところまで何度も観てもらえたらうれしいです。それから、言いそびれたんですが、トイレのシーンに出てくるキメラさんが大好きで、何か被って…ますよね。被っているんですよ! あれだけでも一生見ていたいんですが、そんな細かいところまで…(会場にキメラさんを見つけて)ありがとうございます! この先もどうぞSPY×FAMILYをよろしくお願いします。江口さん本日は本当に皆さん、ありがとうございました。冒頭の方で聞きましたが、今日が二回目の以降の方がほとんどでした。やっぱりこの作品は何度観ても楽しめて、観る場所によって味わい方や感じ方がまた変わってくる面白さがあるからこそ、たくさんの方を惹きつけているんだということを本当に改めて感じました。もう一カ月経ったんだとも思いますし、まだ一カ月なんだとも思います。本当にここから先さらにさらに「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」がもっともっとたくさんの方に観ていただけることを願っております。ここにいらっしゃる皆さんにも、まだまだ楽しんでいただきたいと思いますので、引き続きSPY×FAMILYを今年もよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。 ■フォトセッションで、お祝いのくす玉を割りました。
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「ゴールデンカムイ」初日舞台挨拶「ゴールデンカムイ」公式サイト野田サトルによる大人気漫画を豪華キャストで実写化した映画「ゴールデンカムイ」が1月19日(金)に公開を迎え、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて舞台挨拶が行われました。山﨑賢人さん、山田杏奈さん、眞栄田郷敦さん、矢本悠馬さん、工藤阿須加さん、栁俊太郎さん、大谷亮平さん、勝矢さん、玉木宏さん、舘ひろしさん、久保茂昭監督が登壇したこちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!初日舞台挨拶杉元佐一役山﨑賢人さんアシㇼパ役山田杏奈さん鶴見篤四郎役玉木宏さん尾形百之助役眞栄田郷敦さん白石由竹役矢本悠馬さん月島基役工藤阿須加さん二階堂浩平・洋平役栁俊太郎さん谷垣源次郎役大谷亮平さん牛山辰馬役勝矢さん土方歳三役舘ひろしさん久保茂昭監督山﨑さん初日を迎えられて、登壇者の皆さんとこの場に立てて、今日から皆さんに観ていただけることが本当にうれしいです。(会場にたずねるように)もう観終わったんですもんね? いやぁ…どうでしたか? (会場:拍手) ありがとうございます。本作は、今日から公開です。さっそくSNSなどでも「面白かった」という声をいただけてうれしいです。ここにいる皆さんにも楽しんでいただけていたら良いなと思います。 山田さん本日はお越しいただきありがとうございます。 玉木さん一年ほど前に撮影したものが、こうして公開を迎えられて、すごくうれしく思っています。そして、初日からたくさんの方に観ていただけたこともうれしく思います。本作はここからがスタートだと思います。皆さんの周りの方にも勧めていただいて、さらに広めていただければと思います。 眞栄田さん今日はこのたくさんの方々と一緒に初日を盛り上げられることをすごくうれしく思います。 矢本さん撮影が終わって、今日という日をずっと楽しみにしていました。どういうリアクションが返ってくるのかワクワクドキドキしています。ご満足いただけたなら、どんどん拡散して盛り上げてほしいです。 工藤さんこうして皆さんに観ていただける日がついに来たことを心からうれしく思います。皆さんから、満足いただけた雰囲気を感じるので、その思いをSNSなどで拡散していただければうれしいです。 栁さんやっと初日を迎えて、皆さんに観ていただけることをうれしく思います。これからは皆さんの手で「ゴールデンカムイ」をさらに盛り上げてほしいと思います。 大谷さん私も公開初日を無事に迎えられたことを本当にうれしく思っています。今日は短い時間ですが楽しんでいってください。 勝矢さん “不敗の牛山”を演じました、令和の牛山を目指している勝矢と申します。皆さん、本作を初日に観て、興奮していると思います。僕も興奮して、ほぼ牛山みたいな格好で来ました。皆さん、今日は思いきり楽しんでいきましょう。 舘さん何を言って良いかよく分かりませんが、皆さん、本日はよくいらっしゃいました。 久保監督今、皆さんに観ていただいた映画「ゴールデンカムイ」の監督をした久保茂昭です。初日を迎えられて最高にうれしいです。イエィ(笑)! MC前回の完成披露試写会では「今年、輝かせたいもの」を聞かれた時に「皆さんの笑顔」と答えていましたが、今、本作を観たばかりの皆さんのお顔を見ていかがですか? 山﨑さん皆さん、本当に輝いています。うれしいです。ありがとうございます。 MC改めて、不死身の杉元という主人公を演じるプレッシャーはありましたか? 山﨑さんプレッシャーはあったんですが、それ以上に「ゴールデンカムイ」の面白さと杉元のカッコ良さ、優しさ、生命力の強さに魅力を感じました。本当に気合を入れて、良い作品ができればと思って演じていました。やれることは全部やって、最高の「ゴールデンカムイ」ができたとみんなで自信をもって言えるので、今日を迎えられてうれしいです。 MC実は本当に過酷だったというシーンはありますか? 山﨑さん基本的に、マイナスの気温の中での撮影だったので寒かったんですが…、それが過酷だったのかなと…(笑)。 玉木さんもっとあるでしょう? これだけのアクションをやっているんだから(笑)。 山﨑さん最初の二〇三高地の戦いの時に、1カットで撮影をしていました。ずーっと戦って、最後に「オレは不死身の杉元だ」と言うんですが、メチャクチャ動いた後に言うのが結構、大変でした。それも相まって、死に物狂いで言っているリアルさがあったと思います。今思うと、余裕があって言うんじゃなくて、声もガサガサになっていて、息切れもしていて、スモークもたかれているような過酷な状況で、「声が出ない」と思いながら気合いで言ったのは「杉元っぽい」と思います。過酷でしたが、良かったと思います。MC一方で、永尾柚乃ちゃんが演じるオソマとのシーンなどほっこりするシーンも多々ありました。 山﨑さんそういうギャップみたいなところも「ゴールデンカムイ」の魅力だと思います。でも、オソマの柚乃ちゃんがかわいくて、すごく楽しかったですね。優しい気持ちになりました。アシㇼパと白石と一緒に食事しているシーンは心が温まりました。ありがとうございます! MC山田さんは改めて、相棒の杉元役の山﨑さんと共演されていかがでしたか? 山田さん心情的にもすごく大変なシーンもたくさんあったと思います。でも、日露戦争帰りの杉元の背中と、今までいろんな大作で大変な現場をいくつも乗り越えてきた山﨑さんの背中が重なって、すごく頼もしかったです。まさに「不死身の山﨑」だなと思いました(笑)。山﨑さんうれしいです(笑)。 MC背中を見ながら「さすがだな」と思っていたわけですね? 山田さんそういう「さすがだな」と思わせる部分もありつつ、こういう風にみんなを和やかに引っ張ってくださる感じもあって、すごく素敵な座長だと思いました。 山﨑さんありがとう。 MC山田さんは、舘さんと初めて共演されてうれしかったことがあったそうですね? 山田さん作品の中では、そんなにご一緒していないんですが、現場でご一緒した時に、舘さんが衣装部のスタッフさんを下の名前で呼んでいたんです。それを「良いな」と思って、私も「杏奈」と呼んでほしいなと思っていました。そしたら、勝矢さんが「舘さん、“杏奈”って呼んでほしいらしいっすよ」って言ってくださって、それからずっと「杏奈」と呼んでくださるんです。 舘さん杏奈(笑)。 山田さん撮影が終わってからもずっと…。今日も「杏奈、そのドレス素敵だね」って言ってくださって、今、ルンルンでここに立っています。 舘さんいや、本当に素敵ですよ。 山田さんありがとうございます。 MC玉木さんは、鶴見中尉を演じるにあたり、額当てなど細かい部分まで作り込んでいたそうですね? 玉木さんああいう特殊メイクを顔にすることはなかなかないのですが、最初に作っていただいたものが、まぶたの上までメイクがあって、目が開けづらかったんですね。鶴見にとって目力は必要になってくるので、形をちょっと変えてもらったりして、テストを何度かしました。額当てに関しても、氷点下の北海道で撮影することは分かっていたので、その素材が気になっていました。素材によっては氷点下でおでこまで凍っちゃうんじゃないかって(笑)。一枚、何かを噛ませたいと思い、スポンジのようなものを当てて、少し浮かせたりと、何度かテストを重ねて臨みました。MCメイクだけでなく、鶴見中尉にはたくさんの名ゼリフがありますが…。 玉木さんセリフに限らず行動も、強烈ですよね(笑)。セリフで言うと「ろうそくボリボリしちゃおうか」ってすごいセリフだなと思いながら吐き出していました。正解がよく分からないけれど思い切ってやる感じでした(笑)。 MC眞栄田さん自身も大ファンだったという尾形百之助を演じる上で大事にされたことはどんなことですか? 眞栄田さん本作の中だと、尾形について何も明かされていないので、ミステリアスな感じや、目的が分からない不思議な雰囲気を大事にしました。 MC山﨑さんは尾形と対峙されていかがでしたか? 山﨑さん完璧でした。 眞栄田さんありがとうございます。 山﨑さん「尾形がいる」って思いました。本当にすごかったし、楽しかったですね。二人が戦うところも、原作を読んでいた時にワクワクしたシーンだったので、対峙するシーンを郷敦と一緒につくれて楽しかったです。 眞栄田さんアクション練習の時が初対面だったんですが、ナイフアクションは息を合わせなくてはいけなかったので、すごく楽しみながらやりましたね。 MC原作ファンとしてこのシーンは最高だったと感じたところはどこですか? 眞栄田さんいっぱいあるんですが、杉元と白石が川に落ちるシーンの二人の掛け合いですかね。凍え死にそうになっている二人の掛け合いが、原作のコメディ部分の世界観が実写化されていてすごく好きでした。山﨑さん楽しかったですよね(苦笑)? 矢本さん楽しかったです…(苦笑)。 MC矢本さんの白石の再現度が高すぎると話題です。 矢本さん旧Twitterを開けば「DAIGOさんにやってほしかった」という意見が多数だったので(苦笑)、ここからは「矢本悠馬で良かった」と言ってもらえるようになったらうれしいですね。 MC第七師団の拠点に忍び込むシーンは、かなり気合いを入れて臨まれたそうですね? 矢本さんあのシーンは、原作の中でも白石由竹というキャラクターの特異体質というか、特殊能力みたいなものが色濃く出ていて、白石由竹にとっても爪痕を残すシーンだと思います。それに、「ゴールデンカムイ」にとっても印象的なシーンでもあったので、この作品が決まった時点から緊張やプレッシャーがありました。実写で再現するのが結構難しいシーンだと思いつつ、自分で準備できるのは肉体作りなので、決まった瞬間からジムに行き、漫画を見ながらマッチョだけどちょっと脂の乗った丸みを帯びた体をつくりました。原作の通りにするのは難しいし、実写化のリアリティを持たせないといけないし、杉元から「妖怪」って言葉を引き出さないといけないので、現場でアクション部のスタッフさんや監督ともいろいろ相談しました。どんな動きで、どれくらいヌルヌル度があって、気持ち悪い芝居をしないといけないのか? ツチノコみたいになれたら良いなという感じで、「ツチノコで」と言ったら“あれ”になりました(笑)。久保監督あそこで、白石の最高の良さを出さなきゃいけないと思ったんです。矢本くんが一発でニュルニュルッと決めてくれました。あの時はメッチャ寒かったんですが…。 矢本さん川より寒かったです(笑)。スタジオで撮っていたんですが、スタッフさんたちはダウンを上下着ているのに、僕だけふんどし一丁で、ローションを塗っているんです。ローションが身体から流れなくてヌルヌルを維持してくれるんですが、そのローションがずっと体を冷やし続けていたので一人だけ冷蔵庫にいるみたいな状態でした。ほんと、ずっと風邪気味でした。 久保監督すみません(笑)。 MC工藤さんは、撮影に入ってからも体を鍛えられていたそうですね? 工藤さん周りのメンバーと体格を合わせたほうが良いのかなと思うんですが、ただでさえ僕はでっかくなりやすいので、やり過ぎには注意しようと思っていたんです。でも、現場に行くたびに「大きくなった?」ってみんなに言われていました。デカくし過ぎたかなと反省しています(苦笑)。MC首のあたりまで大きくなっていましたね。 工藤さん大きくなっています。原作ファンの方も多いと思いますが、月島のあの体をつくらないといけないプレッシャーもありました。月島は僕のイメージでは、ここ(上半身)だけデカくても首のラインが細いと月島感が出ないと思ったので、首のトレーニングもしました。重りを乗せてずっと…。 MC「あの首の感じ、月島だな」と観ていただきたいですね。 工藤さんホントですか? もうちょっと別のところに注目してほしいですが…(笑)。 MC栁さんはかなりの寒さの中での撮影で、当時の軍服を再現された衣装を着ているため、寒さ対策が難しかったそうですね? 栁さんそうですね。カイロとかを中に仕込むにも限界があるんですよね。一応、ケアはしてもらっていましたが、さすがにカイロじゃ防げないくらい寒かったです。耳につららができたよね?工藤さんできた! やばかった! 吹雪いているシーンで耳につららができているんで、ぜひ。 栁さんあれは痛かった…。 工藤さんあれはヤバかったですよね、玉木さん? 玉木さんヤバかったよね。「耳ついているかな、僕ら」って確認するくらい、痛寒かったです。 工藤さん風と吹雪と…撮影は1カットで終わるわけがなくて、ずっと吹雪かせるので、ずっと耳につららができるんですよ。「やっと溶けた」と思ったらまたできての繰り返しでした。 MC体づくりに関しては、眞栄田さんはどのように? 眞栄田さん今回に関してはそんなにないですかね。そこまで身体が見えるシーンもなかったので、続編があれば頑張りたいです。原作は脱いでいるシーンも多いので。 MC大谷さんはスキーのシーンがありましたが、今のスキーとは違うものだったそうですね? 大谷さんあれは手作りしてもらった板なので、エッジが全然効いていないんです。それで、この客席くらいの斜面…いや、もうちょっと急だったかもしれないですが、「その中間くらいで止まってくれ」と言われたんですが、止まることなんてどだい無理なんですよ(苦笑)。そのあたりは僕も頑張ったと思います。皆さんの話を聞いていると、すごく苦労されていて、僕はそんなに苦労するシーンはなかったんですが、そこは大変でした。体幹で止まろうとするんですが、流されて行ってしまうので、大変でしたね。みんなコケていましたね(笑)。MC勝矢さんも大の原作ファンで、「不敗の牛山は絶対に自分が演じたい」と思っていたそうですが、演じることが決まった時はいかがでしたか? 勝矢さんいやもう、それは大歓喜ですよ。一人で「マジか!」「来たかー!」って言って喜んだんですが、その後に「牛山やるんだ、ちょっと真剣に向き合わなきゃ…」って恐怖心…牛山のデカさが襲ってきました。楽しくやりましたけれど。 MC出来上がった作品を観ていかがでしたか? 勝矢さんまだちょっと牛山には足りないかなと思っています。もっと…「MORE!牛山」を目指したいなと(笑)。 MC勝矢さんを中心に「舘さん会」が開催されたそうですね? 勝矢さん皆さんで集まって、楽しい話や夢を和気あいあいと語ったり、しょうもないことを語ったり、本当に楽しく良い会をしました。一番良かったのはみんな平等で対等だったんです。これだけ年齢差があって、お酒を飲んでワーッとやる中で、みんなで対等にしゃべれたのは、舘さんのお人柄だと思います。そんな場を作っていただき、最後には舘さんにお会計していただきました。「兄貴、ごちそうさまです!」という感じで終わりました(笑)。舘さん被害者は僕一人です(笑)。若い人と一緒にごはん食べるって、楽しかったですよ。 MC舘さんと玉木さんの出演解禁時に「Wヒロシ」と話題になり、Xのトレンドになっていましたが、そういう世間の反響はいかがですか? 舘さん玉木くんと「トレンド」になったの? 光栄です。 玉木さんこちらこそ。畏れ多いです。 MC出来上がった作品をご覧になっていかがでしたか? 舘さん本当に何て言うか…これまでの日本作品と全然違うというか、素晴らしいと思いました。MC久保監督はついに初日を迎えての心境、そしてIMAXでの同時公開ですが、そちらの魅力についてもお願いします。 久保監督まず今回の作品の画角がIMAXと一緒です。ロケを一生懸命、皆さんが言ったように過酷な中で撮っていますので、IMAXで観ると、もっと細かいところまで観られます。より本作の世界観に入り込みながら一緒に冒険ができると思います。今日、一回観ていただきましたが、次は推しを観に来てもらって、推し活をしていただけると良いかなと思います。 MC山﨑さんと山田さんに、お互いの“不死身”なところ、最強ですごいと思うところを教えていただければと思います。 山田さん足が速くて不死身(笑)? ご覧いただいた方は分かると思いますが、アシㇼパと杉元が雪原を駆け回るシーンがちょくちょくあるんです。たぶん、山﨑さんはゆっくり走ってくださったんだと思いますが、アシㇼパのキャラクター的には先陣を切って行きたいのに、抜かせない…。足がすごく速いと思いました。最強です。 MC山﨑さんから見て、山田さんの不死身なところはいかがですか? 山﨑さんいつもニコニコしていて、柔らかい人柄が不死身だと思います。何一つ文句を言わず、朝はスープを飲んで…。 勝矢さん何か、中学生同士が告白し合っているみたいだな(笑)。「足が速くて良いです」って(笑)。 山﨑さん山田さんは、朝、スープを飲んで、柔らかく現場にいてくれて、最高の相棒だと思いました。 MC最後に山﨑さんから代表してメッセージをお願いします。 山﨑さん本当に皆さん、今日はありがとうございました。「ゴールデンカムイ」が、ついに初日を迎えられてうれしく思っています。スタッフ、キャストともに愛とリスペクトをもって、最強の作品が完成しました。本当にいろんな要素があって、金塊争奪戦、歴史ロマン、アイヌ文化、お料理、コメディ、アクション、ミステリ…いろんな要素があるので、原作ファンでなくても、いろんな角度から興味を持って観ていただけたらと思います。金塊争奪戦が開幕するように、今日、本作が初日を迎えて、どんどん広がっていくのを楽しみにしています。今日はありがとうございました。
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「ゴジラ-1.0」大ヒット御礼白黒舞台挨拶「ゴジラ-1.0/C」公式サイト昨年11月3日に公開され、日本のみならず、北米をはじめ世界中で大ヒットを記録している「ゴジラ-1.0」のモノクロ版となる「ゴジラ-1.0/C」が1月12日に公開されました。これを記念して同日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて、大ヒット御礼白黒舞台挨拶が開催され、神木隆之介さん、浜辺美波さん、佐々木蔵之介さん、山田裕貴さん、田中美央さんが登壇しました。米アカデミー賞視覚効果賞ノミネートに向けてのロビー活動で渡米中の山崎貴監督もオンラインで参加をしたこちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!大ヒット御礼白黒舞台挨拶敷島浩一役神木隆之介さん大石典子役浜辺美波さん秋津淸治役佐々木蔵之介さん水島四郎役山田裕貴さん堀田辰雄役田中美央さん神木さん皆さん、今年もよろしくお願いします。皆さんは、今本作を観られたということですが、いかがでしたでしょうか? 白黒上映ということで、一つの映画作品の上映で色を変えるってことは、なかなかないことだと思うので、新たな挑戦だと思います。そんなおめでたい初日にこうやって皆さんに来ていただけてうれしい気持ちでいっぱいです。浜辺さん皆さん明けましておめでとうございます。こんなに公開から時間が経ったのに、こうやって大ヒット御礼、モノクロ公開記念舞台挨拶でまた皆さんにお会いできる――その機会を作ってくださったのも皆さんだと思いますので、本当にうれしく思います。当時のことを思い出しながら、ここにはいないですが、山崎さんとの楽しいお話ができることを楽しみにしております。 佐々木さん公開して二カ月くらい経って、このように再び皆さんの前でご挨拶できることはうれしいです。そして、この作品に出演できたことに感謝しています。大ヒット御礼で、二度あることは三度あるということで、「大大ヒット御礼」が、もういっぺんあるかなと思っております。本日は楽しんでいってください。 山田さんレッドカーペットから初日の舞台挨拶にも登壇したんですが、感想を見ていると「あ、山田裕貴出ていたんだ?」と…(笑)。あまり僕が出ていたことが広まっていない事実を知って、「舞台挨拶に絶対に立ちたい!」と思いました(笑)。本作を観て、「あ、山田裕貴だ!出ていたんだ!」と言ってもらえたらと思います。その作品が海外に行って、ちょっとXのポストでは賞を獲り過ぎていて、何の賞か分からないくらいの賞を受賞しています。こうやって日本の作品が世界で評価されて、またそれが帰ってきた時、「あ、日本の映画って面白いんだな」と思ってもらえる。そんなムーブメントを起こす作品に携わることができて本当にうれしいなと思います。そして、今一度、僕がこの作品に出ているということを宣言していきたいと思います。田中さん皆さん、明けましておめでとうございます。「海神(わだつみ)作戦を開始する!」(※劇中の堀田艦長のセリフ)の山田でございます。 ■会場から大きな拍手! 山田さん堀田艦長(笑)! MC「衝撃に備えろ!」も言っていただいてもよろしいでしょうか? 田中さん「衝撃に備えろ!」 ■再び大きな拍手! 田中さんまさかここに立たせてもらえるとは思わなかったので、感謝でございます。私も我慢しきれず、朝10時から渋谷のTOHOシネマズでモノクロ版を観てきました。観たばかりなので、まだ興奮しておりますので、この興奮を皆さんと共有できればと思います。 MC公開から70日間で興行収入52億円、観客動員数339万人を突破しております。世界に目を向けても北米興行収入は4974万ドル――約72億円で、北米での日本実写映画のNO.1を記録し、アニメを含めても歴代二位です。また日本を除く世界興行収入は6110万ドルで約88億円を突破し、日本国内を合わせて140億円を突破しております。さらに、登壇者の皆さんの後ろには熱い感想のメッセージが寄せられています。 神木さん(後ろのパネルに書かれた観客からのコメントを見ながら)これ気になりますね。「やっぱり山崎監督には、このキャストで続編を作ってほしい」ってありますよ! 山田さんよっしゃ! 浜辺さん出られる(笑)! MC皆さんの周りでの反響や感想はいかがですか? 神木さん公開初日から、役者仲間や一緒にお仕事をしたスタッフさん、親戚、各方面から「観たよ」「二回目」「三回目」といった連絡も来ています。SNSでも毎日のように「『ゴジラ-1.0』観に行ってきた」という声を、ポストですか…? (ツイートではなく)ポストで良いんですか? 山田さん(ツイートから)ポストに変わりましたね。 神木さんまだ口が慣れていない(笑)。 山田さん慣れていないよね。僕もさっき「ポスト」って言いながら「ポストだよね?」って思っていたもん。 神木さん皆さんのご意見や感想を見ちゃうんですよね。公開して70日くらい経つけれど、毎日のように(ポストが)流れているんですが、それがうれしいんですよね。白黒版も公開されて、また違う見方になったので、白黒版を観て「こういう捉え方、表現になるんだ」という新しい感想がこれからは見られるのを楽しみにしています。 MC神木さんがエゴサをしているという…。 神木さんしていますよ。 MC浜辺さんはいかがですか? 浜辺さんたくさん反響をもらいましたね。他の作品の打ち上げをしているのに「『ゴジラ-1.0』どうだった?」「どうやって撮ったの?」とか、それくらい業界の方から話しかけられました。私の母も「もうすごく泣いた」って言っていました。私が出演する作品でも、怖いものや私がイヤな目に遭う作品は、母は観られないし、観ても「嫌だ」って言うんですが、本作は「すごく泣けて良かったし、ゴジラも怖かった」と言っていました。私の予想をはるかに超える反応をしていて、すごくうれしかったです。「母にも届くんだ」という驚きがありました。佐々木さん僕もいっぱい…業界も友だちも家族もいっぱい観てくれています。しかも、一回じゃなく二回、三回と観てくれているんですね。「ゴジラ-1.0」を初めて観て「あんなに怖いって知らなかった」「海を泳ぐって知らなかった」とか言っていました。「すごく怖かった」と言っていた人が、次は4DXで観て「メッチャ面白かった!メッチャ楽しかった」って言っていて、「そんなに変わる?」って…(笑)。いろんな見方があるんだなって思いました。この白黒でまた違う見方になるだろうと楽しみです。山田さん僕の周りも「こういう人まで観てくれているんだ」っていう感じです。わざわざ「『ゴジラ-1.0』観たよ」と声をかけてくれる俳優さんもいました。歴史ある作品なので、「ゴジラ」はちょっと昔のものだと思う感覚もあると思いますが、いつもお世話になっているメイクさんが、お子さんと一緒に家族で観に行って、本作にハマったそうです。今日の会場の真ん中にもいらっしゃいますが、ああやってフィギュアを持って、誕生日プレゼントに「ゴジラのフィギュアがほしい」「キングギドラがほしい」と言っていたみたいです。巡り巡って新たに子どもたちに素敵なものを芽生えさせているんだと思うと、だからこうやってたくさん愛されるんだなと感じました。 田中さん僕も周りの友だちが一回のみならず二回、三回、お子さんや友だちを連れて観に行ってくれています。会場にも「13回観ました」という方がいらっしゃいますが、モノクロを入れて僕は15回観ています。勝っちゃいました(笑)!MC劇場で(堀田艦長だと)気づかれているという話でしたが…? 田中さんいや、一度も声はかけていただいていないです。 MCでも、目撃情報が結構ありますけれど…。 田中さん日比谷のゴジラ像の前にぽつんと座っているんで、いつでも声かけてください。 MCそんなにたくさん観ても見飽きないですか? 田中さん飽きないです。大好きです。 MC山崎監督は今はアメリカにいらっしゃり、本日は欠席されています。本作がアカデミー賞視覚効果賞へのノミネートに王手をかけているということで、アカデミー賞に向けてのロビー活動の一環で渡米されています。本日は渡米中の監督とリモートでつながっておりますので、神木さん、監督をお呼びいただけますか? 神木さんじゃあ、良いですか?「世界の貴(タカシ)!」 山田さん貴(タカシ)~! ■ハリウッドの丘を背景に設定した山崎監督がスクリーンに登場!神木さんそこって、ホテルでしょ(笑)? 山崎監督夜中の二時のホテルです。背景だけうさん臭いハリウッドに…(笑)。 山田さんこれ、視覚効果としては良くないですね(笑)。 山崎監督バレバレだね。東京にいるのにハリウッドにいるフリをしている人みたいになっています(苦笑)。神木さん何時ですか? 山崎監督夜中の二時です。辛いです(苦笑)。 神木さんそちらでは何をしているんですか? 山崎監督いろいろやっていますよ。現地の取材を受けたり、あと超巨匠の監督たちに会っています。 神木さんえぇっ? ちなみに「超巨匠」というのは…? 山崎監督言えない、言えない! 言えないくらいの巨匠たちに会っていますね。 山田さん言えないくらい? 巨匠って言っちゃダメなの? 山崎監督なんか、まだ言っちゃダメみたい。 神木さんヒントは? 山崎監督本当に上から数えるような人たちです。「タカシに会いたいんだよ」って連絡があって、何人も会っています。あとはノミネートに向けたプレゼンテーションもあるので、それのリハーサルがあって、これから本番です。 浜辺さんこれから本番? 山崎監督明後日ですかね。あとはクリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)という大事な賞の「外国語映画賞」にもノミネートされているので、その授賞式にも行きます。まだ決まるかどうかは分かりません。もう大変! 訳が分かりません(苦笑)。 浜辺さんたしかにいつもより声も低いですよね。いつも「ゴジラ-1.0」の舞台挨拶にはお人形さんを持って来てくれるんですが…。 山田さん二時ですからね。 神木さん昼間にずっとしゃべられて、疲れちゃっていますよね。 山崎監督昼間ずっといろいろやってからの二時ですよ。 神木さんちなみに、監督にはこの(キャスト陣が使っている)マイクを使わないと声が聞こえないんですか? 山崎監督そうなんです。だから、会場の皆さんが拍手をしているかどうか全然分からないんです。 ■会場からは拍手と「貴(タカシ)!」コールがわき起こる。神木さん聞こえました? 山崎監督聞こえました。ありがとうございます。でも、ものすごく呼び捨てされているのが、うれしいけれど切ない気持ちです。 山田さん愛されているんですよ! そこは気にするんですね(笑)。 山崎監督大丈夫です(笑)。皆さんありがとう! MCせっかくこうして山崎監督とリモートでつないだので、白黒上映が始まりましたし、ここで監督に聞いておきたいこと、白黒ハッキリさせておきたいことを皆さんから尋ねていただければと思います。 神木さん僕、よく「世界の貴(タカシ)」と呼ぶじゃないですか? あれってイヤですか(笑)?山崎監督イヤだよ! 神木さんじゃあ、これからも呼びますね! 山崎監督いやいや。 MC普段から呼んでいらっしゃるんですね? 山崎監督ちゃんと「世界の」を付けるからね…。 神木さんそこは付けなきゃいけないなと。 MCアカデミー賞を獲ったら本当に「世界の貴(タカシ)」ですからね。 山崎監督何だか安っぽいな…(苦笑)。ただのパチモンみたいになっている(笑)。 MC浜辺さんはいかがですか? 浜辺さん白黒つけておきたいこと…? 監督が今までのシリーズの中で一番好きな怪獣は何ですか? 山崎監督ゴジラですよ。 浜辺さん二番目! 山崎監督二番目? キングギドラですね。僕の地元の松本を初めて襲った怪獣なんです。もしかしたらゴジラより好きかもしれない怪獣です。 MC「続編を」という熱がすごくありますが、いかがですか? ■会場から拍手が! 神木さん世界の貴(タカシ)! 浜辺さん貴(タカシ)~! 山崎監督知りません(苦笑)。でも、続編作りたいですよね。みんなで東宝に言いましょう。でも、どう作るんでしょうね。 MCキャストの皆さんはそのまま続投で? 山崎監督「スケジュールがどうの…」とか言わないでしょうね? 佐々木さんMr.タカシ・ヤマザキに聞きたいんですが、監督の取材とかをいろいろ見ていた中で、一番心に残ったのが「映画館に来ていただける作品を作りたい」「コロナを経て、みんなに映画館に来てほしい」ということでした。本作は、エンタメで間口を広く、そしてこれまでの「ゴジラ」に敬意を払って作られたと思います。本当にプロデューサー的な思考を持ちつつ、有言実行で、日本のみならず世界でもお客さんが入っていますが、「ここは自分が思い描いた予想以上にうまくいった」という部分と、「ここはうまくいかなかった」部分を言える範囲で教えていただけますか? 山崎監督そうですね、今の状況は、世界展開も含めて夢のようですが、すごくドメスティックな物語だったのに、世界の人が反応してくれたのは完全に予想外ですね。国内で頑張ろうと思っていたものが、海外でもものすごくたくさんの人に観ていただけて、本当に予想外でうれしいです。うまくいかなかったことは……ないです! うまくいきすぎて、今アメリカに来ていることも含めて「夢じゃないか」って思います。こんなことは滅多にないので、しっかりと味わいたいと思っています。 MC山田さんはいかがですか? 山田さん満足しちゃったな、もう…何だろう? たくさんの人に愛される作品になったのは、どこが決め手でしょうか? 山崎監督今日、とある監督に会ったんですが「みんなの演技が素晴らしい」と言っていました。「ものすごく伝わってくる」と言っていたんで、そういうことじゃないですか? 皆さんのお芝居が言葉の壁を超えて伝わったんですよ。それが大きかったと思います! 田中さんいろんなお客さんの意見を聞いている中で「『ゴジラ』映画で初めて泣いた」という方が多いです。監督ご自身が編集などをされている中で、涙があふれてくるようなことはありましたか? 山崎監督作っている最中に何回も観るので、涙まではいかないですが、何回も観ているのにグッとくる瞬間はあります。それは本物なんじゃないかと思います。 田中さん僕は何回観ても泣けます! MCせっかくですから監督からキャストの皆さんに聞いておきたいことはありますか? 山崎監督せっかく「新生丸」メンバーが来てくれているので聞きたいんですが、また海に行きます? ■神木さん、佐々木さん、山田さんは苦笑を浮かべつつ無言で、目をそらす。浜辺さん(神木さんらの様子に)そんなに辛かったんだ(笑)? MC誰も即答しないですね。 神木さんたしかに迫力はあったよね? 山田さん確実に迫力はありました。 佐々木さんあったね(笑)。 神木さんリアルな揺れで、本当に命を懸けて、僕らは見えないゴジラと戦い…フルスロットルで進んでいく船の最後尾で戦ったりしたじゃないですか? でも…どうなんでしょうね(苦笑)? スタジオで撮ったらどういう風になるのか? 山田さん比較したいよね(笑)。だって視覚効果がすご過ぎるんだもん! 神木さん取材でも「え?あの海のシーンスタジオでしょ?」とおっしゃる方もいましたからね。CGがすご過ぎるんですよ。「いやいや、ちゃんと海に出ていますよ」と言っておきました。 山田さんリアルな海での撮影が認められちゃっているからね…「視覚効果がすごい」って。 神木さんどうなんでしょう?…スタジオで揺れても…。 山田さんカメラさんも揺れていましたが…。 神木さんそのスタジオ撮影での揺れと、海の揺れとではどっちが酔うんだろうね? 山田さん僕らもう、酔う話しかしていない(笑)。 佐々木さんだって、僕は取材でも言ったもん。「涙も、汗も、鼻水も、違うものも出していました」って(笑)。僕らだけでなくスタッフさんもね。 山田さん監督もね。 佐々木さん監督自身が行きたいのか行きたくないのかをはっきりさせた方が…(笑)。 山崎監督僕は出してはいないですよ(笑)。我慢していました。 田中さん僕は一番海に行かなアカンのに、全部スタジオでした(笑)。 神木さん臨場感はね、気持ち良かったですけれどね。楽しかったですし。 佐々木さんあれでチームが結束したのはありましたよね。 山田さんまた行きましょうよ(笑)。 浜辺さんいってらっしゃ~い(笑)! 山崎監督典子だって行く可能性はあるよね? 浜辺さん行かないですよ! 山田さんまた、電車で良いんじゃないですか? 浜辺さん次に典子がいるかも分からないんですから! 神木さん電車! 電車! 浜辺さん電車もないです(笑)! 山田さん(典子の)最後に反応した細胞がゴジラを探すカギになるかもしれないから、一緒に海に…って(笑)。 浜辺さんイヤだ、イヤだ! そんなおとりみたいに使わないでくださいよ。エサ(笑)? MCそろそろお時間になりますので、神木さんからメッセージをお願いします。 神木さんこうやって長きにわたって、皆さんにゴジラという存在、本作を愛してくださり、本当にありがとうございます。今日から白黒版もさらに愛していただければと思っております。そして、せっかくなので監督からも皆さんに一言お願いします。 山崎監督モノクロもすごく怖いので、ぜひ観ていただきたいです。世界の方たちがすごく喜んでくださっているので、日本の皆さんにもまた何度も観て、しっかり楽しんでいただきたいと思っています。本当にずっと「ゴジラ」を応援してくださってありがとうございます。よろしくお願います。