「8」検索結果443件
-
炎のごとく<東宝DVD名作セレクション>movie熱く、燃え、怒る。 剣と血の幕末を 男は炎のごとく駆け抜けた。TDV34159D/1981年度東宝©1981 TOHO CO.,LTD.炎のごとく<東宝DVD名作セレクション>ご購入はこちら
-
「ラーゲリより愛を込めて」完成報告会見「ラーゲリより愛を込めて」完成報告会見「ラーゲリより愛を込めて」公式サイト二宮和也さんが主演を務め、第二次世界大戦終了後にシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で不当に抑留され捕虜となりながらも、過酷な状況下において生きることへの希望を捨てなかった男・山本幡男の半生を描く映画「ラーゲリより愛を込めて」がついに完成し12月9日より公開となります。8月17日に東京都内で完成報告会見が開催され、二宮さんをはじめ、北川景子さん、松坂桃李さん、中島健人さん、桐谷健太さん、安田顕さん、瀬々敬久監督、平野隆プロデューサーが出席しました。これまで未解禁だった、山本と共に極限のラーゲリを生き抜く捕虜仲間を熱演した豪華キャストが一挙発表されると共に、キャスト陣が過酷ながらも充実感溢れる撮影についてたっぷりとエピソードを披露しました。こちらのイベントの模様を詳しくレポートします!完成報告会見平野隆プロデューサー瀬々敬久監督山本幡男役二宮和也さん山本モジミ役北川景子さん松田研三役松坂桃李さんSexy Zone/新谷健雄役中島健人さん相沢光男役桐谷健太さん原幸彦役安田顕さん平野プロデューサー私がこの作品を作りたいと思ったのはコロナ禍の前で、社会全体がとても窮屈で生きづらい時代になってきたなと日々感じておりました。そんな折に山本幡男さんという方に出会い、どんな状況においても、極限の状態になっても「人間らしく生きるとはどういうことか」と、心を打たれました。そしてコロナ禍となり、ロシアのウクライナ侵攻が始まり、現在はその時と比べてますます閉塞していると思っております。こんな時代に、この作品を皆さんにお届けできることを運命のように感じております。これを観ていたいだ皆さんが、この作品に希望を見出すことができればとても幸せです。瀬々監督この作品を作る前は、ウクライナで戦争が起こるとか、そういったことがなかった状況でした。それが自分たちの身近になっている状況の中でこの作品が完成し、皆さんに観ていただくという意味合いをすごく感じています。ここに登壇されている方々含め、スタッフ、キャストのおかげで良い作品になったと思います。ぜひこの作品を伝えていきたいと思っていますので、ご協力お願いいたします。二宮さん僕がこの作品のお話をいただいた時は、まだ嵐の活動をしている最中だったので「それが落ち着いてから参加させていただければ」というお願いをしたところ、快く受け入れてくださいました。まずは観ていただいてというところが本音なんですが、今ここに立っているメンバーだけではなく、収容所の人々を演じたメンバーも、それぞれが考えを持って、ベストパフォーマンスを出すためにコンディションを整えていました。そういったことが作品を観て伝わると思っています。北川さん今回はほとんどが初めて共演する方ばかりで、また瀬々監督とも初めてで、「参加しない」という選択肢はありませんでした。昨日完成した作品を観て、どんな状況でも人は懸命に生きることが大切なんだということ、そして自分が"想う人"や"想ってくれる人"など、"人の愛"というものが人間を突き動かして、生きること、生かされることができるんだと感じました。まだ余韻に浸っているのですが、本当に良い作品なので、今日は皆さんにその作品の良さを伝えたいと思っております。松坂さん最初にこの作品のお話をいただいた時は、戦争が終わってもなお、終わらない戦争というものが11年以上も続いていたということに衝撃を受けました。その時代に生きた人たちの強い想いというものを、映画というかたちにして届けたいという気持ちで今はいっぱいです。中島さん僕が心から尊敬している役者でもあり、先輩でもある二宮くんの大作の一部になることができて、心から幸せに思っています。この作品が描いた歴史は、個人的には僕たちの世代やこれから未来を引っ張っていく方々にきちんと継承していかなきゃいけないと感じています。しっかりと責任感を持って、この作品に臨みました。とにかく今日、本作がたくさんの方に伝わるように、愛を込めてしっかりとお話したいなと思っております。桐谷さんこういった素敵な作品に出演できたこと、本当に感謝しています。撮影は毎日が印象的でした。毎日のように現場にいてくれた平野さん、そして真摯に撮影に取り組んでいらっしゃった瀬々監督。こうしてみんなでここにいられることは、本当に奇跡だなと思っています。人間は失った時に忘れてしまうことがありますが、この作品を観て「当たり前にある日々は奇跡なんだな」と感じてもらえたらうれしいです。本当に感謝しています。安田さん最初に脚本を拝読した時に、心が震えました。実話をもとにした作品ですが、我々の先人たちの想いが礎となって今があるんだということを胸に、現場に取り組みました。先日試写を拝見して、宣伝部の方に感想を求められた時に、自分自身としては珍しいんですが「言葉にできない」と答えていました。その時に言葉にしてしまうと何かが溢れてしまいそうで、言葉にできずに胸を抑えました。それくらいの震え、感動がありました。たくさんの方に観ていただきたいと思います。普遍的な愛、心の奥底から響く愛を伝えている映画だと思います。プロデューサー、監督、スタッフ、キャストの皆さんとの出会いに感謝を申し上げます。MC登壇者の皆さんに、映画をご覧になった感想を伺っていきたいと思います。 北川さん私はこの作品の中ではところどころに出演しているということもあって、(完成作で)初めて観る部分がたくさんありました。特にラーゲリの男性陣のシーンは、もちろん台本では読んでいるんですが、本当にすごかったです。たぶん皆さん身体も絞られていると思うんですが、身体つきや顔つきにも驚くものがあり、厳しい状況において、懸命に生き抜く男たちの姿を目にしました。でも、暗い気持ちにはならないというか、作品を観終わった後には、「私たちは今、物や情報などいろいろなものに恵まれているけれど、果たしてこの方々のように、自分の心は豊かだろうか」ということを考えてしまいました。皆さんが知恵を絞ったり、手を取り合って、力を合わせて、なんとか困難な状況を切り抜こうとする姿を見て、「人間って本来こういう力があるはずなんだよな」「昔の人たちってすごいな」と感じて、観終わった後には「自分も頑張ってみよう」と思いました。松坂さん「ラーゲリより愛を込めて」という、「愛を込めて」という意味が本当に伝わってきました。逆に言うと、僕はラーゲリ内にいて、北川さんのシーンは見ていなかったので、すごく新鮮な気持ちで観られました。 北川さんのほほんとしていましたよね。 松坂さんいやいやいや、待っている側の表情だったり、気丈に振る舞う姿とか、妻として、女性としての心だったりとか、そういったものをスクリーンで拝見した時に「愛を込めて」という意味が伝わってきました。 北川さん良かったです...。(ラーゲリと)温度差があるかなと思って心配していました。 中島さんこの作品を観て、時代は変われど、人を想う愛や気持ちは変わらないんだと感じることができました。今僕らがこの時代を生きていく中で、どれだけ普通の日常というものが幸せなのかということも感じることができました。作品に臨むにあたって、僕はおじいちゃんをはじめ、いろいろな方に報告しました。おじいちゃんからは「自分たちの歴史を、今の僕たちの世代にちゃんと伝えてほしい」と話をもらいましたが、作品を観ていると、きっとたくさんの方に「今この作品は絶対に観るべきもの」だというメッセージが伝わると思えました。随所随所に愛が溢れた作品で、とにかく僕は二宮くんのお芝居にワンカット、ワンカット、感銘を受けていました。そこが印象に残っています。二宮さん(照れ隠しのように肩をすくめながら)あざす!(登壇者の皆さん:笑) MC特に印象的だった、二宮さんのお芝居はありますか。 中島さん全てなんですよね。特出して「これ!」と言うと、そこを贔屓しているみたいになるので、ダメだなと思うので全部です。 二宮さん(再び照れ隠しのように肩をすくめながら)あざす!(登壇者の皆さん:笑) 中島さん言葉の教科書、薄くないですか(笑)? 二宮さんありがたいです、そんなふうに言っていただいて。でも恥ずかしいですね(笑)。 MC撮影は、過酷なものでもあったのではと想像します。振り返ってみて、いかがでしょうか。 二宮さん過酷な日々ではありました。収容所チームと言われるメンバーはAチーム、Bチーム、Cチームとあったんですが、僕が一番しんどいと思ったのが、野球をするシーンの撮影です。その前日くらいに「大雪になる」という予報が出ていて、撮影日の朝にAチーム、Bチーム、Cチームが駆り出されて、みんなで雪をどかす仕事から始まった日がありました。僕はそれをやりたくなくて、ギリギリまで部屋の端っこでいないフリをしていました。(登壇者の皆さん:笑) 「しんどそうだなあ」と思っていました。みんな汗だくで、本当に野球をやっているくらいの感じになっていましたね。桐谷さん僕と健人はちゃんとやっていたからね。 二宮さん(笑)。みんなすごかったね。僕はこうやって隠れて...。 中島さんみんな、ニノ先輩どこかなって思っていましたよ。 二宮さん(笑)。みんなが、ちゃんと芝居を作ってから撮影を始めたり、カメラに映っていなかろうと(その場に)呼ばれていなかろうと、みんながみんなずっと現場にいて、お芝居を見ていたり、参加したり、常にそういうことがある印象的な現場でしたね。 桐谷さん完成した作品を観て、本当に出演できて良かったと思いましたし、泣きましたし、子供たちに観てほしいと感じました。あまり深くしゃべると、ちょっと泣きそうになってしまうんですが、出演できて良かったです。ニノも言ったように、収容所の(メンバーを演じた)みんなも全力でやっていて、その日々を思い出すだけでも胸が熱くなります。みんなのエネルギーで出来上がった作品なので、一人でも多くの方に観てほしいです。衝撃的な内容ではあると思いますが、お子さんがいらっしゃる方は、お子さんにもぜひ観せてあげてほしいと思います。MC桐谷さんの感想を伺っていると、こちらも泣きそうです。 桐谷さん泣いて良いんですよ、泣きたい時は。(登壇者の皆さん:笑) 僕もこの作品の話になると、みんなの顔を見ているだけでちょっと胸に迫るものがあるんです。撮影は過酷な部分もありましたし、だからこそ、今ここにみんなで立っていられることが本当にうれしいです。 MC安田さんはいかがでしたか? 安田さん言葉にできない。言葉にできない...。(登壇者の皆さん:笑) エンドロールの最後まで席を立たないでほしいと思っています。僕は立てませんでした。最後の最後に、二宮さんと北川さんが海辺で座っているシーンがあるんですが、あれにはグッと来ましたね。温かくなりました。良い終わり方だと思うし、あれでこの作品は締まるんだろうと思いました。心の奥底まで響く普遍的な愛の物語であるということが、最後の二人の座る背中に集約されているような気がします。そして12月9日公開なので、年明けに食べるおせちは、どんな思いで食べるのかなと思っています。「いただきます」と「ごちそうさま」をきちんと言おうと思っています。MC脚本を読んだ時の感想を教えてください。 二宮さん(描かれている状況は)過酷なものではありますし、そこからまだ一世紀も経っていないという現実があります。とにかく過大も過小もせずに、僕は脚本に書かれていることを淡々とやっていこうと思いました。そこは瀬々監督たちから、手助けやアドバイスをいただきながら、撮影に挑んでいました。脚本を読み解いたりするというよりは、そこにポンと投げられて、どう動くかということに集約していたという感じです。 MC私は、今日ご登壇者の方々が出てくるシーンで、お一人あたり一回ずつは泣いています。 二宮さんそんなに泣いたんですか? 我々としては本当にうれしいです。 MCただ涙だけではなく、とても温かい気持ち、幸せな気持ちになる映画でした。実話をもとにした映画ですが、瀬々監督、平野プロデューサーはどのような思いで作品に向き合っていましたか? 瀬々監督苛烈な物語なんですが、主人公の山本幡男さんは、どんな状況でも希望を捨てないことを信念として生きていた人です。それが周りの人たちに友情として伝わっていって、最後に愛の奇跡を生むという話です。先ほど日常の大切さという話もありましたが、どんな状況でも輝けるものがあるというか、ラーゲリという大変な状況でも友情が芽生えたり、分かり合えたり、結束していく...。そういった輝きや気持ちの高揚から、「生きているな」という感じが伝わりました。二宮くんはその場所にポンと投げられたと話していましたが、僕たちはそういう場所を作って、みんなに化学反応を起こしてもらえたらと思っていました。 平野プロデューサー最初からずっと「若い人に観てもらいたい」と思っていました。確かに先人たちの話ではありますが、若い人に観てもらうためには、どうすれば良いんだろうと考えました。もちろん戦争がベースにはなっていますが、この物語で表すべきことは、愛の物語であるということです。山本さんとモジミの物語は究極のラブストーリーだと思いますが、最初に知った時は「こんな実話があるんだ」と思ったぐらいに震えました。もう一つには、山本さんと松田さん、シンちゃん(新谷さん)、相沢さん、原さんという、男たちの命をかけた友情の話であるということです。こんなに強い絆があるんだということを、今の若い人たちになんとか分かってほしいなと、そこを気にかけながら作っていきました。 MC撮影中に印象的だったエピソードをお伺いできればと思います。 二宮さん野球のシーンも印象的ですし、また僕が演じた役はロシア語が話せるキャラクターだったので、撮影前から準備をしていく中で、ずっと(ロシア語を)反芻していたのが印象的でしたね。先生についていただいて、ロシア語をカタカナの字に起こして、ひたすら読み込んでいきました。 MC皆さん、二宮さんのロシア語はいかがでしたか? 二宮さんみんなロシア語を話せる人がいないので、きっと間違っていても分からないと思います(笑)。 桐谷さん「これがロシア語なんだ!」って思いました。(登壇者の皆さん:笑) MC勉強は相当大変だったのではないでしょうか。 二宮さんそうですね。僕にとって馴染みがないものだったので、一からでしたが、先生が細かく丁寧に教えてくださいました。ロシア語を話すシーンが終わると、気が楽になっていたというのはありましたね。 MC北川さんは、いかがでしょうか。 北川さん自分のシーンというよりも、皆さんのシーンばかりが心に残っています。野球のシーンや詩を読むシーン、全員で歌うシーンなど、山本さんを中心に、男性たちみんなが一つになって、大変な状況の中でも日常の小さな幸せや喜びを見つけようとしていくシーンすべてに、笑ったし、泣きました。台本を読んで内容は知ってはいましたが、こんなに良いシーンだったんだと思いました。なぜ歌を歌っているのかは言えないんですが、すごく良いシーンです。みんながこんなにも山本さんのために動いているんだということも感じられて、妻としてはうれしかったです。 松坂さんもともと雪が降っていない設定のシーンがあったんですが、その撮影当日にものすごく雪が積もってしまって...。でも撮影をしなければいけないということで、そのシーンは雪が積もった状態で撮影をしたんです。それが逆に良かったです。お芝居としても、感情が一層入りやすい環境になっていました。二宮さん生きづらさみたいなものが見えるというか。あそこすごく良いシーンでしたよね。 松坂さんそうなんですよね。天気が味方してくれたというか、映画の神様が味方してくれたようで、すごく良いシーンになったなと思っています。 MC雪も、いろいろな効果をもたらしているんですね。 桐谷さん僕らは雪かきしましたけどね。(登壇者の皆さん:笑) 中島さんニノ先輩、どこかなって。(登壇者の皆さん:笑) 二宮さん気持ちを、作っていました。(登壇者の皆さん:笑) MC二宮さんは結果、雪かきはしましたか? 二宮さん(立ち上がって、脚で雪をどける仕草をしながら)こうですね。(登壇者の皆さん:笑) 桐谷さんそれ、(撮影を)待っている時の仕草やん。 二宮さん(笑)。みんな良い靴も履いていませんから、(雪が足に)染み込んじゃって、ガチガチになりながらやってくれていたので感謝ですよね。ありがとうございます。 中島さん個人的な出来事なんですが、人生で初めて丸刈りにしたんです。それがとても衝撃でした。プラス、裸で川に入るシーンがあったので人生で初めてふんどしを履きました。二宮先輩、あの日は気温が0度くらいでしたっけ? 二宮さん撮影の始まりの方だったので、10月くらいですね。 中島さんそうですよね。かなり寒いシーズンの撮影だったんですが、僕は瀬々組が初めてで、瀬々監督もいるし、二宮大先輩もいるし「負けられないな」と思って、待ち時間もロケジャン(ジャンパー)を着るのをやめたんです。ずっと裸で「俺は強いんだ」というアピールをしていたんですが、監督から「着ろ!」と怒られました。(登壇者の皆さん:笑) シチュエーションとしてはみんな寒くて、目の前にいる二宮くんに「寒いので、ロケジャンを着てください」と言ったら、「後輩がこんなに寒がっているのに、僕は絶対にロケジャンを着ることはない」と、裏でもめちゃめちゃ映画スターでした! 二宮さんだって、素っ裸の人に「服を着てください」と言われて、着られます? 着られないですよ。(登壇者の皆さん:笑) 中島さんご心配をおかけしてしまったんですが、二宮先輩は(ジャニーズの)丸刈りの先駆者なので、僕がその後継として、二宮くんの映画でそのヘアスタイルができたことが、本当に光栄でした。 MC二宮さんは、本作での中島さんのキラキラ具合はどのように感じましたか? 二宮さん重要なんだと思いました。楽しい作品ではないので、観ている最中もいろいろなことを考えるシーンがあるとは思うんですが、シンちゃんが出てくると明るくなるというか...。(新谷が出会う子犬)クロの存在も非常に大きかったと思います。クロのシーンは大変な時もありましたが、作品全体の重さのようなものを軽くしてくれたんじゃないかと思っています。 桐谷さんここにいるキャストの皆さんもそうなんですが、収容所のメンバーを演じるキャスト陣とものすごく仲良くなりました。一人一人の顔が思い浮かぶくらい、大好きな人たちが一気にできた作品です。ものすごく寒い時にみんなで雨の中、ずっと外で立っているというシーンがあったんです。帽子を被っていない人もたくさんいて、頭が濡れるだけで相当体感温度も下がって、みんなが倒れるギリギリくらいまでずっと撮影をしました。ストーブに当たる時って普通は手を温めると思いますが、みんな頭をストーブに向けていましたね。それくらい過酷な撮影でした。そんな中でも弱音を吐かず、愚痴も言わずにやっている姿というのは、ものすごく良かったですね。むちゃくちゃ良い撮影しているなという感じがして、とても印象的です。安田さん皆さんがおっしゃっているシーン、一つ一つ、私にとってもすごく印象深いです。北川さんがおっしゃった、歌声。クロという犬。そして空。全てが良かったと思います。全部が印象的ですよ。これだけ(先に)言われて、最後に聞かれる身にもなってください。(登壇者の皆さん:笑) 二宮さん最初に聞いてあげてください。(登壇者の皆さん:笑) 安田さんだいたい、自分の順番が来る頃には全部言われていますね。(登壇者の皆さん:笑)クロ、歌、空! これです! MC次からは、安田さんに最初に伺いますね。 安田さんそれはそれで困ります!(登壇者の皆さん:笑) MC本作の主題歌として、「Mrs. GREEN APPLE」が新曲「Soranji(ソランジ)」を書き下ろしました。起用の経緯を教えてください。 平野プロデューサーこの作品を若い人たちに観ていただきたいという想いがありました。以前「Mrs. GREEN APPLE」の皆さんとご一緒した時にも感じましたが、「Mrs. GREEN APPLE」というグループは作品のことを非常によく考えて咀嚼して、それを魂のように歌に乗っけてくれるんです。今回は難しい作品でもあるので、出演者、製作者など、我々の想いを歌に込めてやってくれる方を考えました。本当に、我々の想いを最後の歌に込めてくれたなと思っています。 二宮さん彼らがこの台本や物語から、どういうメロディを思い浮かべ、どういう言葉でそれを我々に伝えたかったのかということを、歌から聴き取れると思います。(観客にも)最後まで映画を観ていただいて、聴いていただきたいですね。 MCでは本日お越しのマスコミの方々からも質問を受け付けたいと思います。 Q二宮さんと北川さんは、初共演で夫婦役を演じられました。撮影裏でのエピソードを教えてください。 北川さんずっと話していたはずなんですが、たいした話じゃなかったかもしれません(笑)。 二宮さん観ていただいたら分かるんですが、一緒のシーンがそこまで多くなかったんですよね。何を話していたかな...。子供たちと一緒に話していることの方が多かった気がしますね。 北川さんそう! かわいかった! 二宮さんそちらの方がメインになって、核心に迫る話みたいなものは現場ではしなかったような気がしますね。 北川さんすごく楽しかったですね。 二宮さん家族のシーンは楽しかったですね。現場で一番下の子を本当に寝かしつけたり、最初のシーンでもギリギリまでというか、カメラが回ってもあやし続けて「本番行ける」となったら、そこからスタートするみたいな感じだったので、わりと子供たちの面倒を見ていました。 Q過酷な撮影だったようですが、過酷さを忘れるくらいほっこりしたという瞬間がありましたら、教えてください。 二宮さん撮影の期間中に、撮影の都合で1日、僕がお休みになる日がありました。その時に東京に帰ったら、東京はすごいところでした。(登壇者の皆さん:笑) 夜まで明るいし、温かいし...。現場に帰ってからみんなに「おい、東京はすごいぞ」と伝えました。現場では山と雪と収容所くらいしかないので「東京、マジですごい! ディズニーランドの袋を持っている女の子が歩いているぞ!」と、そんな話をずっとするくらいでした。僕はそういったことを感じられるまでの経験がなかったので、それだけ集中して作品の世界観に没頭していたんだなと、その1日ですごく感じました。 北川さん撮影の合間合間に、プロデューサーに「昨日のラーゲリはどんな感じだったの?」と撮影現場のスチールを見せてもらうことにハマっていて、本当にすごかったんです。「昨日はみんなこんな大変な撮影をしていたの」と思ったり。一方で私は、魚を焼いていたり、子供たちと歌っていたりとか、幸せなシーンが多かったので、「申し訳ないな」と思いながらも、かわいい子供たちとその幸せをかみ締めながら、温かいセットの中で撮影をさせてもらいました。すみません、ありがとうございますという感じです。 松坂さんラーゲリ内での、メンバーの何気ない会話みたいなものが楽しかったですね。ここにはいない主要キャスト以外のメンバーとの会話みたいなものが、ちょっとした"ほっこりタイム"のような...。一日ごとに一人一人、話題になる人が変わってくるんですよね。それがまた面白くて(笑)。撮影の合間のトークが癒しを与えてくれました。 中島さんロケなので遠征をしていたわけなんですが、その宿泊地からラーゲリに行く時の、車の中でのラーゲリメンバーの会話がすごく楽しかったです。桃李さんとはカードゲームの話もしましたし、キリケン(桐谷)さんは「今度、肉に行こうな」という話もしてくれました。ヤスケン(安田)さんはずっと役に集中されていたので、そんなにお話はできなかったのですが、緊張感がありました。それを二宮くんと「個性がみんな
-
「百花」大ヒット祈願イベント「百花」大ヒット祈願イベント「百花」公式サイト映画プロデューサー・脚本家として「告白」(2010年公開/主演:松たか子)「悪人」(2010年公開/出演:妻夫木聡 深津絵里 他)「君の名は。」(2016年公開/主演(声の出演):神木隆之介 上白石萌音)など多数の映画を製作してきた川村元気さん自身が監督・脚本を手掛け、自らの体験から生み出した小説を映像化した「百花」が、いよいよ9月9日より公開となります。8月23日には浅草寺伝法院で大ヒット祈願イベントが行われ、母子役としてW主演を務めた菅田将暉さんと原田美枝子さんが出席しました。都内最古の寺・浅草寺の本堂でヒットを祈願するとともに、国の重要文化財に指定され、普段は入ることのできない伝法院にて祈願報告会を実施しました。本作のタイトルにちなみ"百"日紅の前で母子ツーショットを披露した菅田さんと原田さんが、貴重なひとときとなったご祈祷の感想や、「もし本当の親子だったら...?」という質問に笑顔で回答したこの日の模様を、詳しくレポートします!大ヒット祈願イベント■菅田さんが原田さんの手を取りエスコートをして入場。葛西 泉役菅田将暉さん葛西百合子役原田美枝子さん菅田さん今日は素敵なヒット祈願をさせていただき、こんなに素敵な場所でいろいろとお話ができるのも楽しみです。原田さん浅草寺さんには何度かお参りに来ているんですが、今日のように本堂の中に入ってお祈りをしていただくのは初めてだったので、本当に気持ちの良い時間を過ごさせていただきました。MC今日は都内最古の寺・浅草寺の本堂で、大ヒット祈願をしていただきました。今の感想をお聞かせください。 菅田さんすごく気持ち良かったです。音や隙間を流れる風など、そういった物理的な気持ち良さももちろんあるんですが、じっと目を閉じて(ご祈祷を)聞いていると、すーっと溶けていくような感覚がありました。お祓いやヒット祈願って、やっぱりこちらも気が張るし、疲れたりもするものなんですが、今日は全然疲れなかったですね。癒された感じがしました。 原田さんきっとそれは、観音様の波動だと思います(菅田さんに笑顔を向ける)。本当に穏やかな、すごく静かな気持ちになる時間でした。 MC今いらっしゃる伝法院大書院の外には、きれいな百日紅の花が咲いていました。本作のタイトルは「百花」となりますが、改めて完成作をご覧になった感想を教えてください。 菅田さん(本作を)観た時は、ちょっと安心しました。撮影現場ではワンシーンワンカットで撮っていたりもしたので、チェックする間もなかったり、ワンシーン撮り終わったらヘトヘトになっていたりしたので...。「次どうしようか、次どうしようか」という感じで、振り返る作業がなかったこともあり、本作を観て安心しました。僕がいないシーンもたくさんあったので、そういった場面も、(完成作を)観て感動しました。原田さん私が試写を観たのは、昨年の暮れでした。まだ撮影が終わってから日が浅かったので、客観視が全然できませんでした。だから、もう少ししたらまた観てみたいと思っています。 MCワンシーンワンカットでの撮影も多かったとのことですが、撮影現場には独特な雰囲気がありましたか? 菅田さんそうですね、独特なのかなあ...。ドキュメンタリーチックに一台のカメラでずっと追いかけながら、カットをかけずに撮影をすることもありますが、またちょっと今回は違いましたね。やっぱりそれは、川村監督が持つムードなのかなと思います。 原田さん現場は大変でした(笑)。何秒間か集中するのと、3分間、5分間集中するのも全然違います。監督の求めていたものが、単に芝居を埋めていく作業というよりも、その奥の奥、さらに奥にある"香り"のようなもので、それを引き出すまでオッケーが出ないんです。最初は、「一体監督は何を撮りたいんだろう」と謎で(苦笑)...とても大変でしたが、「監督が奥にあるものを映し出そうとしているんだ」と感じてからは、だいぶ楽になりました。あ、楽にはなっていないですが(笑)。菅田さん信頼ができたという感じで? 原田さんそうそう! 信頼関係ができたんだと思います。 MC菅田さんにお伺いします。大先輩の原田さんとの共演で、学ばれたことはありましたか? 菅田さん贅沢な時間でした。こういったプロモーション活動で、撮影が終わって一年ぶりに原田さんにお会いして「菅田くんって、そんな人だったんだね」と言われた時に、現場での集中力は本当にすさまじかったんだと思いました。特に今回の役自体、のめりこまなければいけないような役で、本当に大変だったので、(こうやって話すことができて)プロモーションがあって良かったと思います。 迫力がありましたね。それはもちろん大先輩だからというのはあるかもしれませんが、きっと同世代でも「うわ!」とびっくりするような迫力というか、人間のパワーみたいなものをすごく感じました。 原田さん現場では、私は百合子として泉を見ていて、菅田さんは泉として百合子を見ているので、そこからほとんど一歩も出ていない感じだったんですよね。芝居が大変すぎて、普通の会話はほとんどなかったです。休憩だからといって「やあ、元気」みたいな、軽い会話ができるような状況ではなかったので...。 MCそれほど撮影は大変だったのですね。だからこそプロモーションで、改めてお互いの素顔を見ているわけですね。 原田さんそうなんです。だからこそ私は、「菅田さんは、みんなをギュッとまとめるような大きさのある人なんだな」とキャンペーンをやっている中で気づいたんです。なんか、「良い人だな」「良い子だな」って、息子のように言ってしまいますが(笑)、「この人と仕事ができて良かった」と思ったんです。すみません、一年経って最近、気がついたんです(笑)。 菅田さん「良い人」と言ってもらえて、良かったです(笑)。僕は(原田さんに対する印象は)そんなに変わっていないのかもしれません。舞台挨拶の発言一つにしても、インタビューの発言一つにしても、(原田さんには)言葉の強さみたいなものがあるんです。それと、現場での監督に対する言葉の強さはやっぱり変わらないと感じています。責任を持って、一つ一つの行動を起こしている姿は、後輩としてはシビれるものがありました。現場で一番シビれていたのは、監督だと思います。ビリビリになっていたと思います(笑)。良い緊張感がありました。 MC今日は浅草に来ていますので、浅草の思い出がありましたら教えてください。 菅田さん僕は高校二年生で上京したので、夏休みになると、地元の高校の友達とかが会いに来てくれて、「わー、渋谷だ!」「新宿だ!」「浅草だ!」と、遊びに来た思い出があります。 MC先ほど、原田さんは浅草寺にお参りに来たことがあるとお話されていました。 原田さん子供の頃に、父に花やしきに連れて行ってもらったんですが、なぜだか花やしきが怖すぎて(笑)。ものすごく小さかったので、「花やしき」という言葉を聞くだけで、怖い気がしていました(笑)。大人になってから浅草寺に来るようになって、空気や、気が良いところだと感じています。 MC浅草は、親子で行きたい観光地としても人気です。もしもの話ですが「菅田さんのお母さんが、原田さんだったとしたら...」と想像してみてください。 菅田さん「おかん」って呼べるかなあ...。原田さん(笑)。 MC原田さんも、「もし菅田さんが息子だったら...」と想像してみてください。 原田さん良いですね。「長男!」っていう感じがするよね。お兄ちゃんって感じ。菅田さん恥ずかしい(笑)。 MC親子二人で出かけるとしたら、どこに行って、どんなことをしてみたいですか? 菅田さんさきほどチラッとお話していた時に、海外に行った思い出とかを聞かせていただいたんですが、原田さんは、「友人と車でいろいろなところをドライブして回った」とお話しされていたので、そういうのも良いですよね。僕、いくらでも運転します。 原田さん本当ですか! 菅田さんぜひサングラスとかかけて、スカーフを首に巻いた原田さんが、スポーツカーに乗って...。 原田さんオープンカーでね。 菅田さんオープンで(笑)、ヨーロッパの街をめぐる。すごくざっくりヨーロッパと言いましたが、...パリ! パリとか行きたいですね。 原田さんうれしいですね。ぜひ行きましょう。 菅田さん(サングラス&スカーフ姿の原田さんは)カッコ良さそうだなあ。 MC原田さんはいかがでしょうか。 原田さんどこに行こうかな...。もしも浅草だったら、夜に隅田川を船で渡る。橋がたくさんあって、きれいなんですよね。そして最後に、花火を見る。そういうのが楽しそうだと思います。 菅田さんうわー! 良いですね。この作品を経て、一緒に花火を見たら...。 原田さん涙、出ちゃうね。 菅田さん泣いちゃいますね。すごく良さそう。 MC本作の撮影でも実際に花火を上げたそうですね。きれいでしたか? 菅田さんすごかったですよね。 原田さん音と(花火の)近さ。その衝撃が、そのまま本作に映っています。 菅田さんそのままですね。きれいすぎるのでCGに見えるぐらいですよ。びっくりしましたね。しかも、撮影のためにセリフに合わせて(花火が上がるよう)花火師さんが調節をしてくださいました。お芝居をするフィールドとして、こんなに広いことはないというか...。なんだか地球全体で(花火を感じているようで)、本当に生きている感じがしました。原田さん前もってリハーサルをして、タイミングが合うように花火師さんにお願いをして、その通りにやってくださったんです。 菅田さん結局一日では撮りきれず、二日目もやってくださいました。 MC他に撮影現場で印象的だったことはありますか? 菅田さんやっぱり、(原田さんの)ピアノは印象的ですね。原田さんは、いまだにピアノを習われていると聞きました。 原田さんそうなんです。この作品でピアノが大好きになって、撮影中はそんなにうまく弾けるようにはならなかったんですが、(本作でピアノの指導をしてくれた)先生にそのまま教えていただいているんです。でも、菅田くんはめちゃくちゃピアノがうまいんですよ! びっくりしました。菅田さんいやいやいや、そんなことはないですが...。僕も、昔ピアノを習っていたので、(原田さんがピアノを弾くシーンは)すごく既視感のある景色でした。原田さんが現場のピアノで練習をされていたんですが、なんだかすごく落ち着くんですよね。良かったです。 MCお母さんがピアノを弾いているシーンは、本当に素敵でした。 菅田さん生音を使っていますからね。 原田さん使っているところも、あります。 菅田さん映画の撮影で、同録(画面撮影と同時に録音すること)で楽器の収録をするなんて、普通はないですからね。今回はプロのサウンドの中に、しっかり(原田さんの弾いたピアノの音が)混ざっているので、そこはぜひ観てほしいですね。 原田さんありがとうございます。本当にうれしいです。 MCでは最後に、本作を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いいたします。 原田さん川村監督は、今の時代に携帯も置いて、パソコンも閉じて、映画館に行って、映画館の暗闇の中で何時間かその物語と対面するということが、一番の贅沢な時間なのではないか、そうあってほしいと願いながら本作を作ったそうです。ぜひ映画館に足を運んでいただいて、この二人の親子の姿を、大きな画面を通して感じ取っていただけたらうれしいです。 菅田さん二年前、川村さんから「コロナ禍でずっと家にいる中、自分で書いたこの本を、菅田くんと一緒に映画として撮りたいんだ」と言っていただきました。勝手な使命感として、監督のもとで、これを一緒にやらなければと思っていました。撮影を経て、公開が近づき、今日はこんなに素敵なところで、穏やかな時間を過ごし、穏やかなトークができて、祈願もできて、すごく気持ちが良いです。ぜひ映画館に足を運んでいただけたらうれしいです。
-
「僕のヒーローアカデミア」7th DVD Vol.3初回生産限定版animeいよいよ“最終決戦”の時が近づく。TDV34138D/2024年東宝©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会「僕のヒーローアカデミア」7th DVD Vol.3初回生産限定版ご購入はこちら
-
映画『からかい上手の高木さん』完成披露舞台挨拶映画『からかい上手の高木さん』公式サイト山本崇一朗著の人気コミックをベースに描く、映画『からかい上手の高木さん』がついに完成。中学生時代に隣の席だった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。そんな二人が離ればなれになって10年の月日が経った頃に、再会するところから始まる物語です。 5月16日に、映画『からかい上手の高木さん』完成披露試写会をイイノホールにて実施しました。永野芽郁さん、高橋文哉さん、江口洋介さん、鈴木仁さん、平祐奈さん、前田旺志郎さん、志田彩良さん、今泉力哉監督が出席し、完成の喜びを語りました。トークセッションでは、全編・香川県小豆島で撮影をした思い出や、「10年の時を越えて紡がれる物語」にちなんで「10年間ずっと続けていること」を披露しました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。完成披露舞台挨拶高木さん役永野芽郁さん西片役高橋文哉さん田辺先生役江口洋介さん中井役鈴木仁さん真野役平祐奈さん浜口役前田旺志郎さん北条役志田彩良さん今泉力哉監督■イベント開始前ナレーションを、永野さんと高橋さんがサプライズで行いました。 ■客席を通って皆さんが登壇すると、会場からは歓声が上がりました。永野さん初めてお客さんに、本作を観ていただけるこの日を迎えることができて、本当にうれしく思っております。完成した本作を観た時は、小豆島で一カ月半弱撮影していた日々を思い出しました。本当に穏やかで、観ていて心がほっこりするような作品ができたと思います。今日は皆さんに観ていただけることが本当にうれしいです。 高橋さん僕は、本作を観て、西片そして高木さんが作り出す空気が、本当に存在するんだなと思いました。小豆島で全編撮影をしたんですが、小豆島だからこそ出せた西片の表情や、二人の空気感もたくさん作品の中に散りばめられています。ここに並んでいる素敵なキャストと監督、そしてスタッフ全員が全力で命を吹き込んだ作品です。皆さんに今日届けられるのを本当にうれしく思います。 鈴木さん完成した作品を観て、中井としては知らない、出演していないシーンがたくさんありました。それを観て、キュンキュンしました。何かムズムズもしたし、とにかく本当に僕も楽しめた作品なので、今日皆さんに初めて観てもらえるのがすごく楽しみです。 平さん平日の学校やお仕事帰りに集まっていただき、ありがとうございます。今日は、撮影の時以来キャストの皆さん、監督とお会いできました。本作の初お披露目に、こうしてみんなで集まれてうれしく思います。私も、本作を観て本当にかわいくてキュンキュンしました。私自身、こういった“からかわれる”っていう体験があまりないので、すごく素敵だなぁと思いました。あとは、それぞれの恋愛模様にも本当にほっこりする素敵な作品だと思いました。 前田さんこうやってたくさんの人に観てもらえるのは、すごくうれしいなぁと思っております。僕も、本作を観て、やっぱり小豆島の画の力をすごく感じました。めちゃくちゃきれいですし、その画のパワーに、どんどん吸い込まれていくような感覚になりました。何といっても、高木さんと西片の…本当にキュンキュンしました。それ以上の、ギュンギュンするぐらいでした。心がドキドキしながら僕は観たので、今日の皆さんもキュンキュンを超えて、ギュンギュンして帰っていただけたらと思います。 MC永野さん、高橋さん、前田さんはギュンギュンきていたらしいですが、いかがでしょうか。 高橋さん僕はギュンギュン狙いですから! まんまと思うツボです。 永野さん(笑)。思うツボです! 志田さん私は、「からかい上手の高木さん」は原作から観ていました。だから、お話をいただいて、今泉さんが監督をされると知ると、「これは間違いなく素敵な作品になるだろう」と思っていました。実際に完成した作品を観て、本当に芽郁ちゃんと文哉くんの演じる高木さんと西片が、あまりにも素敵過ぎて……実は観ながらこっそり涙していました。今日は、いろいろな高木さんと西片を観て、いろいろな気持ちになると思います。ぜひ、その感情を、皆さんもお家に持ち帰っていただけたらと思います。 江口さん教頭先生を演じました。僕は、中学生時代から二人の教師として見守っていたんですが、生徒たちが本当にかわいかったですね。その二人がめちゃめちゃキュートでした。二人が大人のキャストになって初めての撮影の時に、中学時代の二人にちょっと似ていたんですよ。(永野さんに向かって)あれは、何か芝居とかを研究したの? 永野さんはい。観て研究しました。 江口さんやっぱり! それがまたかわいいんですよ。 永野さんうれしいです。ありがとうございます。 江口さん高橋くんも? 高橋さんそうですね。僕も黒川くんの動きを真似しました。 江口さん目の動きとか? 高橋さんはい! 江口さんそういうところを観て、ほのぼのしました。すごく長い時間を使って描いている作品なんだなと思いました。僕も、キュンキュンしました(照れ笑い)。皆さんもキュンキュンできるかわいい作品だと思います。今日観て、良かったら宣伝してください。 今泉監督出演されているみんなが、めちゃくちゃキュンキュンする作品が作れたことをとてもうれしく思います。本当にスタッフ・キャストの方に恵まれて作れた作品だと思います。初めて一般の人に観てもらう場ですので、ぜひ楽しんでいってください。 MCまずは今泉監督にうかがいます。本作は非常に人気のある原作の実写化になります。本作の作品作りで意識したことや心がけたことをぜひ教えてください。 今泉監督すごく人気のある原作で、アニメもすごく話題になっています。今、みんながキュンキュンと話していましたが、そこにある気恥ずかしさや照れといった原作にあるピュアな時間がちゃんと閉じ込められたらなっていうことを心がけました。あとは、山本先生や、原作ファンの方も楽しめるものにしたいなぁということと、本作で初めて知る人にも楽しめる作品になればという思いで、みんなで一生懸命に作りました。 MCきれいな映像も本作の魅力の一つかと思います。小豆島での思い出やエピソードがあったらぜひ教えてください。 永野さん小豆島での思い出は、もう一カ月半弱いたので、たくさんあります。食事も島ですることが多いので、いろんなお店にいきました。居酒屋さんを経営している方とお話する機会があったり、スナックのママさんとお話したり、島の方との交流もすごく多かったです。最近、久しぶりに小豆島にお仕事で帰ったんですが、その時にお世話になったお店にお土産を持って回ったんですよ。そしたら、劇場で配られているサイズの作品ポスターをお店に貼ってくれていました。小豆島の方が本作の公開を楽しみにしていることがうれしくて…ちょっと話がそれましたが、お店の人との思い出がいっぱいあります。 MCそれはうれしいですね。お店の方も永野さんのことを覚えていましたか? 永野さんはい。事前にお伝えしないで、お店に行ったので、「本物?」って言われました。「ニセモノに見えますか?」と。 前田さんカッコいい一言ですね! 永野さん公開をすごく楽しみにしてくださっていました。 MCもしかしたら、今の永野さんの言葉で「うちのお店に来てくれた?!」と、思い返している、お店の方もいるかもしれません。何かメッセージを送っておきますか? 永野さん皆さん、お元気ですか? また遊びに行くからね。 高橋さん永野さんのお話を聞いて、思い出しましたが、僕も小豆島で出会いがありました。本当に好きなご飯屋さんができて、週に二回ぐらい行っていました。一人で行ったり、マネージャーさんと行ったり、小豆島に家族が来た時に連れて行ったりとか…。帰る時に「明日帰ります」と伝えたら、「また来てね!」と言ってもらえました。僕は連絡先の交換ができなかったんですが、マネージャーさんがしていたらしくて、先日、米が10キロ、みかんが2箱送られてきました。「えっ?そんな人情深い!」と、本当にうれしかったです。小豆島のお米、とっても美味しいんです。それが僕の今の楽しみの一つです。(逆に)僕がカレンダーを出すタイミングや、僕が表紙の雑誌とかがあった時に、サインを書いて送ります。今まで、そういう風に店主の方と深く交流をとったことがなかったので、とても素敵な体験をさせてもらったと思っています。 MCそれは息子への仕送りじゃないですか。 高橋さんですよね! ありがたいです。 MC送った人が「私が送ったのよ」と言っているかもしれません。 鈴木さん僕の思い出は……二人のあったかい話の後に話しにくいんですが、オフの日に旺志郎と二人でエンジェルロードを歩いたね。 前田さん歩いたね! あれも僕らからするとあったかい話じゃない? 鈴木さん島の方々との交流は多少あったけれど……。 前田さん僕たちは(滞在)期間が短かったからね。 鈴木さん(永野さんたちを見て)話を聞いてないもん! 高橋さんごめんなさい! 永野さん(高橋さんの顔に)糸が…まだ取れていないんですよ。(鈴木さんに向かって)話を続けてください。鈴木さんそんなの、続けられないよ(笑)! 前田さん続けられない(笑)! 鈴木さん誰もこっちを見ていない。全員こっち(永野さんたちの方)向いているから! 平さん今、視聴率100%! ■永野さんが、高橋さんの手を糸のついたところに誘導すると、糸がとれ、客席から歓声が上がる。 永野さん取れた! 高橋さん僕がハンカチで顔の汗を拭いたら、糸くずがついちゃったみたいです。…今のせいで、また汗が出ちゃいました(笑)。(永野さんに)ありがとうございます。 鈴木さんで、何の話をしていたっけ? 前田さんエンジェルロードに行った話の続き! 鈴木さんそうだ。それで、一緒に鐘を鳴らしたよね? 前田さん小豆島に、恋愛成就の鐘があるんですよ。その鐘を仁と二人で、こう…(と動きを再現しながら)一緒に鳴らしました。鈴木さん&前田さん以上でーす! MC最高の思い出ですね。では、女子チームの平さんと志田さんは? 平さんみんなで海の家に行きましたね? 志田さん行ったね! 平さん海に飛び込みました。夏だったので、海に入ると気持ち良かった。志田さん海の家で浮き輪をレンタルして…。 平さん(高橋さんに向かって)子どもと仲良くなっていましたよね? 高橋さんマブダチになりました! 「二人でボートに乗って、行けるところまで行っちゃおうか」って話をしました。 平さん楽しかったです。青春をしました! MC江口さんは? 江口さんオリーブ園に行きました。オリーブにもいろいろな種類があって、「小豆島の初めてのオリーブの木はコレです!」「これから株分けしました」いう説明をしてもらいました。そのオリーブの入ったオリーブ素麺を食べました。あと、すごかったのは山奥にある猿山ですね。猿がたくさんいて、ちっちゃい猿がその辺を猫のように歩いていました。時間がすごくゆっくり流れていて、自然にいっぱい触れ合うことができました。良かったです。 MC先ほども少しお話が出ましたが、江口さんはこの作品で、中学生時代のキャストさんから大人になったキャストの皆さんまで多くの方々と共演されましたが、いかがでしたか。 江口さん最初にお話をいただいた時に、僕は原作を知りませんでした。ロケに行く時はフェリーに乗って行きました。フェリーはすごく穏やかで良いんですが、その時にアニメだったかな? ジャージを着た田辺先生の等身大のすごく怖い顔をしたパネルがあって、「僕がこの役をやるのか?」と思いながら乗りました。それが撮影の初日でした。現場に行ったら、子供たちがめちゃめちゃかわいかった。学校も海の近くで日差しが入って、雰囲気が良かったですね。普段いろいろな撮影をして、本当にピリピリする時もあるんですが、みんながニコニコしていて、ものすごく穏やかでした。また、今泉監督はすごく長く回すんですよね。長く回す監督だとは聞いていたんですが、本当に長ーく回す! 僕は「長いな」と思っても、子どもたちは穏やかに対応していました。そんな風にうまく導いて作品を完成させていく時間も含めて、きっとちょっとほっとできる作品になるだろうと思いました。その作品が完成して、初めて皆さんに観ていただくわけですが、ちょっとでも気持ちが穏やかになってもらえたら良いなと思います。MCその穏やかさの中に「からかう・からかわれるという関係性」がポイントになってくるわけですが、永野さんと高橋さんは「からかう側」「からかわれる側」ならばどちらでしょうか? もしくはお互いにどっちかなと予想してください。 永野さん文哉くんは「からかわれる側」です。 高橋さん永野さんは「からかう側」です。永野さん役のまんまですね。「意外!」と言われますが、日常生活で「からかい」という言葉をあまり使わなかったので、本作をやることで「からかいはマイナスな言葉じゃない」と知りました。そういう意味で言うと、私は文哉くんをちょっといじることが多かったので、高木さんと近い「からかう側」かなぁと思います。 MC登壇者の皆さんの認識も永野さんは「からかう側」ですか? 永野さん(登壇者の皆さんの反応を見て)…何か違う?! 高橋さん今、左側はみんな「うん!」と言っていました。右側は首をかしげていました。 前田さんでもどう? 鈴木さんやっぱり「からかう側」じゃない? 永野さんそうだよね! 鈴木さんでもね、全力で「からかう側!」って答えにくいというか、「答えて良いものなのかな?」って思ってね。 永野さんそういうこと? 気を遣ってくれたんだね。ありがとう! 高橋さん僕が歩んできた人生は、「からかう側」だったんですが、永野さんに出会って変わりましたね。(手で線引きして強調して)“ここだけ”です! 永野さん(笑いながら)あら! 高橋さんそれこそ、平さんと僕なら(平さんを)「からかう側」です。 平さんうん! 永野さんえ! そうなの? うそっ!! 高橋さんえ? なぜここで嘘を付くんですか。 永野さん日常的に「からかわれる側」じゃないんだ? 前田さん(高橋さんの)からかいはすごく上からくるから! 鈴木さん文哉が、女性にからかわれるのは想像していなかったかも。 永野さん光栄でございます。 高橋さんこちらこそ! MC本作は10年の時を超えて紡がれる初恋の物語ということですが、皆さんが10年間ずっと好きなこと、または10年間ずっと続けていることがあったらうかがいたいと思います。江口さんからお願いします。 江口さん好きなものは何十年も好きですよ。ギターとかバイクとか、結構長いですね。20代の時のものを未だに使っているので、古いものは30年選手で使っています。まあ、ずっと持っているだけなんですけれどね。出会ったものはそのまま手放さない感じです。 志田さん今、24歳ですが、お仕事を始めたのが14歳なので、お仕事はちょうど10年ぐらい続けています。楽しく飽きずに唯一できています。 前田さん僕は地元の親友ですかね。大阪出身なんですが、小学・中学生の時の親友はずっと好きですね。ほぼ毎日電話している親友もいます。年越しも、毎年親友の家で過ごしていますし、相当仲が良いのでそこは一生ものの仲ですね。 平さん私は神社が好きで、よくお参りに行きます。御朱印集めを始めて十年目ですが、今、18冊目になりました。 MC御朱印集めの魅力は? 平さん神職さんによって筆の使い方が違って、美しさや厳かな感じが違います。それに、特別御朱印や、素敵な形の御朱印があるので、そこが魅力的だと思っています。 鈴木さん漫画です。とにかくずっと大好きなので、単行本を集めて実家で保管しています。漫画を読み始めてからは10年以上経っていますが、集め始めてからは10年ぐらいだと思います。 高橋さん僕は、10年以上になっちゃう大切で好きなものがあります。「毛布」です。今の家にもその毛布が一枚あります。(「集めている?」の声に対して)集めているわけではなくて、まず僕の家に一枚毛布があるのを想像してください。物心ついた時からずっと一緒の毛布なんですが、初めて一人暮らしをする時に買えなかったから、その毛布を持って行きました。その後も引っ越す度に一緒に持って行っています。布団やマットレス、タオルケットは変えても、その毛布は絶対変えない。僕自身、長くものを持つことがあまりないんですが、その毛布についてだけは物持ちが良いです。物持ちの悪さを上回る、物持ちの良さ。 前田さんそれ、シワシワやカサカサになっていないの? 高橋さんなっている! でも、その匂いとかに安心するので、夏でも冬でも一年中掛けています。まあ、夏は朝起きたら掛けていないですけどね(笑)! 永野さん私は本当にお恥ずかしいんですが、「ラーメン」です。 MC何がお恥ずかしいのでしょう? 永野さん皆さんにはちゃんと思い出やエピソードがあるのに、私は「10年好きなもの」って思ったら、ラーメンぐらいしかなくて……。 MCラーメン愛を教えてください。 永野さん毎日食べます。このお仕事をしていると、撮影の状況によって、食事時間が短くなることがあるんです。「早く食べて、ちょっとでも仮眠を取りたい」と思っちゃうんです。なので、おいしくて温かいラーメンがちょうど良いんです。ラーメンが好きになって、ずっと食べています。美味しいお店に行くのも好きですが、お家で自分で作る即席麺も好きです。MC最後に一番好きなラーメンの味はなんでしょうか? 永野さん(息を深く吸って)辛いの! ■フォトセッション MC最後に、ご挨拶をお願いします。 高橋さん本日はご来場いただきありがとうございます。キャストと監督が全力をかけて、小豆島で最高の作品を撮れたと思います。僕も本作を観て、本当にもどかしくありながらも、どこかかゆいところをかかれるような、そんな作品だと思うので、幅広く多くの方に楽しんでいただける作品だと思います。ギュンギュンして帰っていただけたらと思います。 永野さん皆さん、改めまして本日はありがとうございます。皆さんがそれぞれに忙しい毎日を過ごしていると思いますが、本作は映画館でゆったりと過ごすことができる作品になっています。本作を観て、「劇場に入る時よりも帰る時の方が、体が軽くなるっていうことがあるんだ」と思いました。皆さんが本作を観てどこか癒されて、そしてキュンキュンして、また明日からちょっとでも笑って過ごせる日々になったら良いなと思います。ぜひ、本作を観て、たくさんの方に共有していただけたらうれしいです。
-
ミュージカル『マリー・アントワネット』2018年版キャストのDVD発売日が4/26(金)に決定!合わせて特典映像の内容などを、公式サイトにアップいたしました。
-
鹿賀丈史と市村正親の共演が実現した2008、2009年版「ラ・カージュ・オ・フォール」CDが遂に5月5日発売決定! 2008年日生劇場公演キャストによるハイライト・ライヴ録音盤!
-
国際秘密警察 火薬の樽 <東宝DVD名作セレクション>三橋達也/星由里子/佐藤允/若林映子/水野久美/二瓶正也/中丸忠雄movie地球上にばらまかれたミサイル基地 人はそれを“火薬の樽”と呼ぶ!Disc1本編96分 カラー シネスコサイズ 片面1層 音声:1. 日本語モノラル(オリジナル)【映像特典】◆予告編 ◆スチールギャラリー(静止画)TDV31358D/1964年度東宝監督:坪島孝/脚本:関沢新一/音楽:広瀬健次郎北見次郎(三橋達也)は、核爆弾を遠隔操作で爆破できるゼータ線装置を研 究している龍野博士(田崎潤)を守るために日本にやって来た。だが既に博士は何者かに誘拐されていた。北見は敏腕刑事・柳生(佐藤允)と共に博士の行方を追うが、博士の娘・華代(星由里子)までもが誘拐されてしまった……。刀が仕込まれた歯ブラシや鉄を腐食させる歯磨きクリーム、発煙筒になるパジャマなど、特殊な武器が続々登場するのも楽しいシリーズ第3弾。©1964TOHO CO.,LTD.国際秘密警察 火薬の樽 <東宝DVD名作セレクション>
-
「コンフィデンスマンJP 英雄編」初日舞台挨拶「コンフィデンスマンJP 英雄編」初日舞台挨拶脚本家・古沢良太さんによるオリジナル脚本の「コンフィデンスマン JP」シリーズの劇場版第三弾『コンフィデンスマンJP 英雄編」は1月14日より公開となりました。 1月14日、信用詐欺師(コンフィデンスマン)の華麗なる活躍を描く本作の初日舞台挨拶を、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催。ダー子を演じている主演の長澤まさみさんをはじめ、東出昌大さん、小手伸也さん、小日向文世さん、瀬戸康史さん、城田優さん、生田絵梨花さん、江口洋介さん、田中亮監督が出席しました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。初日舞台挨拶ダー子役長澤まさみさんボクちゃん役東出昌大さんリチャード役小日向文世さん五十嵐役小手伸也さんインターポールの捜査官、マルセル・真梨邑役瀬戸康史さん元マフィアのジェラール・ゴンザレス役城田 優さん畠山麗奈役生田絵梨花さん赤星栄介役江口洋介さん田中 亮監督長澤さん本日は皆さん、ありがとうございます。映画は、楽しんでいただけましたか?(会場:拍手)......良かったです! たくさんの方にこの映画を観てもらえる日を迎えることができて、とても嬉しいです。「コンフィデンスマンJP」シリーズを観たことがない方にも楽しんでもらえる作品になっていると思いますので、たくさんの方にどうか(映画館に)足を運んでいただきたいと思っております。東出さん短い時間ではありますが、クロストークを交えながら、作品の雰囲気そのままに楽しい舞台挨拶にできればと思います。小日向さん(会場の方々は)今日ご覧になられた皆さんなので、お分かりになると思いますが、一回ですと把握しきれないところもたくさんあると思います。ですので、最低でも二回は観てもらいたいです。それから、お友だちにも宣伝してください。(映画化)第四弾のためにも興行成績を上げたいと思っております!(会場:笑) MC小日向さんは、昨日は一時間睡眠だったと伺いました。 小日向さんそうですね。実質は一時間も寝ていないかもしれないです。今日、皆さんにお会いするのが楽しみで寝られませんでした!小手さん小手伸也を演じております五十嵐です。(会場:笑) この日を迎えられることが、本当に嬉しくて仕方がありません。今まで長らく全国キャンペーンで回ってきて、ようやくネタバレができる人たちが増えることは嬉しいです。とはいえ、皆さんにはネタバレはしてほしくはないですが...。秘密をこうして共有する仲間が増えていくのは嬉しいです。その仲間が何千、何万と増えていくことを心から願っております。今日は短い時間ですけど、よろしくお願いします! あ、そうだ! あれをやらなきゃ! 長澤さん忘れていたの? 小手さん声は出せないですが、皆さん、僕に合わせて「いたのか、五十嵐」で手を上げていただけますでしょうか。やりたくない人はやらなくて結構でございます。 いきますよぉ!「いたのか、五十嵐」(小手さんに応えるように会場からたくさんの拳があがる) ありがとうございます!(会場:拍手)瀬戸さんまずは、この「コンフィデンスマンJP 英雄編」という作品に参加できたことが本当に嬉しいです。まだまだ、ちょっと言えないことがたくさんあるんですが、今日は楽しみたいと思います。城田さん今回の"おサカナ"でございます(笑)。本当に楽しい撮影でした。僕も(完成した映画を)初めて観た時に、「あ!こんなに......」という感じで、自分たちが撮影している時には分からなかったことなど、物語の全容のパズルがすべて揃った感覚で楽しめました。小日向さんがおっしゃっていたように何度も観ないと分からない部分や伏線がありますので、ぜひ何度も楽しんでもらいたいです。生田さんこのような最高の作品をこうして皆さんと共有できることがとても嬉しいです。私は今回の作品を試写で観ました。台本を読んでいるので内容は知っているはずなのに、新鮮な驚きを感じました。公開されたら絶対に劇場へ観に行こうと思いましたので、早く皆さんと同じ観客側として映画を観られることが楽しみです。江口さん赤星という役をドラマの1話からやらせてもらって、(劇場版の)パート3まで、こんなに長く演じるとは思っていませんでした(笑)。 小日向さん確かに(笑)! 江口さんでもですね、今回は役の中で、もう一つ役作りができるという、かなり楽しい撮影でした。皆さん、どうでしたか? 満足していただけましたか?(会場:拍手) ありがとうございます。今はこういう状況ですが楽しいことをいっぱい仕入れて元気にいきましょう!田中監督本日は、お越しくださいましてありがとうございます。「英雄編」は、「コンフィデンスマンJP」チームが、たくさんの想いと愛を込めてつくりました。それが皆さんに届いていると嬉しいです。今日もネタバレは厳禁なので、お話しできることは限られますが、シリーズ最高傑作かどうかは観てくださった方々に委ねることにいたします。僕からは「(小日向さんが演じるキャラクターの)リチャード史上最高傑作であること」は、間違いなく言えるでしょう。ね、コヒさん?!(小日向さんに尋ねる) 小日向さんそれは自信を持って、はい! ふふふ......あれ? あまり反応がない......。(会場:大きな拍手) MC大拍手ですね! 小日向さん本当ですか?!MCついに劇場版第三弾「英雄編」が公開になりました。最初のドラマ「ゴッドファーザー編」のクランクインが2017年の12月ということで、そこから数えますともう五年目になります。改めて、今どのような気持ちで初日を迎えられているのでしょうか。 長澤さんこんなに長く続くとは思っていませんでした。この役をどんどん好きになり、「コンフィデンスマンJP」に取り組む姿勢も、回を重ねる毎に貪欲になっていきました。本当にこの作品からもらったものはたくさんあります。ありがたい気持ちです。 MC長澤さんは、以前に「ダー子という役は宝くじに当たったようなもの」だと表現されていました。 長澤さんはい。こういった底抜けに明るくて、前向きで、みんなの太陽のような存在の"ダー子"というキャラクターには、なかなか出会えませんし、なかなか生まれるものでもないので、演じられて幸運でした。 MC東出さんはいかがですか。 東出さん僕も五年も続くとは思いませんでした。ドラマ版も劇場版もだいたい最初の撮影シーンは、ダー子のスイートルームから始まります。あの部屋に入ると、僕らはすぐにこの世界に入れて、「また帰ってきたな」という思いを毎回かみ締めています。 MC小手さんは? 小手さんまったくその通りでございます! ......急に話を振るから...! 順番順番! MCここは自由に皆さんにお話いただきたいです。 長澤さんクロストーク? 小手さんそうですよね! 長澤さん(小手さんに)自分の意見を言いなさいよ!小手さん良いんですか? 長澤さんどうぞ、どうぞ! 小手さん「コンフィデンスマンJP」のドラマが、僕にとって初めてのドラマのレギュラーのお仕事でした。そこから小手伸也の革命の日々が始まっているので、感慨深いです。なので、もう五年、まだ五年かという感じです。 田中監督(笑)。それ、自分で言う? って、今みんなが思ったと思う。 小手さん以外の登壇者(笑)! MC笑っちゃってごめんなさい! 田中監督革命的な小手伸也の人生がこの五年で始まっているということみたいですね。 小手さんなんで翻訳しているんですか?! 伝わっているでしょう! この作品が起点となって、僕がすごくイジられポジションになっているんですよ。 長澤さんお家芸! 小手さん「コンフィデンスマンJP」でイジられれば、イジられるほど、ほかの現場の方々が、「あの人(=小手さん)はイジっていいんだ」という空気になっています。いま撮影中のドラマ「ドクターホワイト」(フジテレビ系列で月曜22時より放送/主演:浜辺美波)の現場でも、そうなっているんですよ! 長澤さんでも、そういうのを何て言うか知っている? 小手さん(真顔で)何て言うんですか? 長澤さん「愛されキャラ」って言うの。(会場:拍手) 江口さんおー! MCその通りです! 長澤さん良いじゃないですか! 小手さんありがとうございます。 長澤さん減るもんじゃないし! MC小日向さん、本当に楽しい現場なのでしょうね。 小日向さんそうですね。こんなに仲良くなるとは思っていなかったです。ドラマの時は、演じる上において大変難しくなるんじゃないかと......撮影に入った時は、結構シビアな雰囲気でした。連続ドラマが終わって、劇場版が三本目! 想像もしていなかったですね。......やる度に、長澤まさみちゃんの身長が高くなっている気がします!長澤さんなっていないです! 小日向さん(身長が)デカくなっていない?! 長澤さんヒールを履いているからです。 小日向さん僕は明らかに(背が)縮んでいます! 小手くんは絶対に太鼓腹になっていますよね? 小手さん(お腹をさすりながら笑う)なっていますね! 小日向さん幸せ太りでしょう? 小手さんまぁーねぇ! 小日向さん五年ってあっという間ですが、変化していますよね。 江口さんやっぱりいろいろ変化しているのでしょうね。自分もここまでの映画になるとは思わなかったですし、毎回海外ロケも多くて、スタッフの皆さんと本当に楽しい時間を過ごしました。それがすべて役として膨らみました。劇場版はパート3ですからね。ちょっと信じられない感じです。でも、本作がまた大ヒットしてパート4、パート5になるんじゃないかと思います。(会場:拍手)MC本作も海外旅行に行った気分になりましたよね? 長澤さんマルタ島、きれいでしょう?(会場:拍手) MCこのご時世ですから、気持ちが良いですね。 長澤さんありがとうございます! MCさて、本作からシリーズに参加された皆さんにお話を伺います。まずは瀬戸さん、怪演ぶりがすごかったです! 瀬戸さんそれは言って大丈夫ですか? ......どこまで言って良いの? MC「大丈夫」だそうです。セリフで英語とフランス語を駆使されていましたが、元々できる方なのですか? 瀬戸さんいえ、日本語だけです! これまでもフランス語や英語を話す役柄を演じたことはありましたが、こんなにもフランス語を話したことは初めてでした。アフレコに8時間かかりました。 MC見た目も、これまでの瀬戸さんのイメージとは違いましたよね? 瀬戸さん見た目に負けないお芝居をしないといけないですからね。 田中監督それは十分にやっていただきました! 瀬戸さん(嬉しそうに)本当ですか! 僕にとっては"すごく革命的な役"になったんじゃないかな。(会場:笑) すごく楽しかったですね。 小手さん(瀬戸さんにハンドサインでナイス=サムズアップを贈る)MC東出さん、瀬戸さんの演技はいかがでしたか。 東出さんいやー、すごかったです。外国語のセリフも、よどみなくしゃべっていて、迫力もありました。現場で「どうやって覚えているの?」と尋ねたら、「えっ、行き帰りの車で」(瀬戸さん)って言っていました。「セリフの勉強はそれだけ?」と聞いたら、「いや、まあ」というやりとりがありました。でもね、努力の跡を見せないところがあると思うんです。本当にすごかったです。 瀬戸さんありがとうございます。セリフをあまり入れすぎても......(小日向さんに)何かね。 小日向さん僕は(英語のセリフは)「Let's Celebrate」って......二言だったから!東出さん(大笑い)! MC城田さんからご覧になっていかがでしたか? 城田さん僕のスペイン語は、スペイン人の血も流れていますから、それはまあ分かります。けれど、誤解されやすいのですが、僕の英語は独学なので、多少しゃべれるだけですから! 小手さんご謙遜を! 城田さん本当に! でも、本当に瀬戸くんは、日本語、英語、フランス語、スペイン語と、誰よりも外国語のセリフが多かったです。本当にあっぱれでした! 想像を絶する努力をされていらっしゃるんじゃないでしょうかね。 瀬戸さん僕は、城田さんにそんなことを言ってもらえるんですか!? 城田さんえっ、そうよ! 瀬戸さんうれしい! ありがとうございます。 城田さん台本を見た時に「(フランス語)」って書いてあるんですよ。しかも結構あって...「どんだけ(フランス語を)しゃべるん?」という感じでした。フランス語なんてねぇ......僕は絶対に無理です!! 瀬戸さん城田さんが、この作品に入る前に「本当に頑張ろう!」と連絡をくださいました。すごく嬉しかったです。プライベートでの親交はありますが、お仕事でご一緒することはなかなかなくて......。 城田さん十七年前から知っているんですが、(事務所以外での)仕事での共演は、本作が初めてです。それがすごく嬉しかったんです。ゲストとして参加するのでどうにか盛り上げられたら良いなと思いました。 MC城田さんの役は元マフィアということでしたが、「こういうマフィアっているんだろうな」と思わされました。(登壇者の皆さん:笑) 城田さん(笑)。え、そんなに変な役でしたか? MC(客席に)城田さんのマフィアぶり、すごかったですよね?(会場:拍手) 城田さんあ、はい、マフィアぶり......。僕って、たくさんの映画やドラマに出ていますが、いただく役の8割が悪者なんです。何でか分からないんですが...。なので悪い役は慣れっこなので......。 長澤さんでも、今回は笑える悪者でしたよね! 面白かったです! 城田さんチャーミングな部分がね...良かったです! 長澤さんすごく笑ったところがありました。 城田さんえー、どこどこ? 長澤さん椅子に座っているところ。 城田さん椅子?! 長澤さんまぁ、だいたいが椅子に座っているシーンでしたけど......。(登壇者の皆さん:笑) 城田さん全然分からないんだけど...。 長澤さん(田中監督に)言っても大丈夫ですか? 田中監督どの椅子のところ? 長澤さんゴンザレス邸でダー子が......言葉に反応して...。 城田さんママーのところ...。あそこで笑ってくれましたか? 監督、あそこはね、「どれが良いかな?」とアフレコでいろいろなパターンを録ったんですよね。 田中監督より面白くなるのを探りました! 城田さんでも、まさみちゃんに笑ってもらえたのならやった甲斐がありました! 長澤さんめちゃくちゃ面白かったです! 城田さんそういう、ただ悪いだけじゃないちょっと可愛い部分もあるゴンザレスさんにも注目していただきたいです。 長澤さん(城田さんに)名前が似合う! 城田さんゴンザレス? あのね、余談なんですが、うちの母親がですね、ゴンザレス......。 長澤さんそうなんですか? 城田さんあ、ゴンザレスじゃないわ。嘘をつきました(笑)! 小手さん母親がゴンザレスって! 城田さんなんで今、そんな嘘をついたんだろう?(登壇者の皆さん:笑)長澤さんコンフィデンスマンになっちゃったんですね! 東出さんジェラールは? 城田さんジェラールは......ま、いいや僕の話は置いておいて......。ちょっと間違えました。何で間違えたのか後で考えます! MC大変気になりますが......。それでは生田さんに伺います。魔性の女・麗奈役にメロメロになった方が多いと思います。生田さんのこれまでのイメージをがらりと変える役柄でしたね。 生田さん私の周りの人からも「誰だか分からなかった」という感想をもらいました。演じる前は、「どう役作りしようか?」と迷いました。でも、衣装合わせの時に、「これはもうアリアナ・グランデだ」と思いました。髪型もメイクも衣装もアリアナ・グランデの印象だったので、アリアナ・グランデの動画をたくさん見て、話をする時の仕草を観察しました。性格の悪い人に見えないように、彼女のグローバルな感じをヒントにしました。 MC小日向さん、生田さんの魔性ぶりはいかがでしたか。 小日向さん僕は、現場で一度もお会いしていないので......。スタッフから「こういうシーンを撮りました」という動画をチラッと見せてもらいました。「何だろう、すごく色っぽいな」と思いました。生田さんとは、田中監督の作品の「イチケイのカラス」(2021年フジテレビ系列にて放送/主演:竹野内豊)を一緒にやらせてもらっていました。その時にゲストで来てくれた時とは、全然違う雰囲気でした。ですから、生田さんという方は「どちらが本当なんだろう?」と、僕も俳優をやっていますが、「すごいな、女優さんって!」と思いましたね。 長澤さんこの映画の番宣で生ちゃんとロケに出かけた時に、「今回の役のイメージが生ちゃんではない!」とみんなが言っていました。でも、一体どういうイメージだったのかを私は知らなくて、生ちゃんとは"麗奈"として出会ったので、天真爛漫な麗奈がしっくりきます。小悪魔なところは可愛いなと、勝手に思っていたので、その言葉に今驚いています。静かなイメージだったの? 生田さん静かというか......「乃木坂46」のグループが、大人しめが多くて、(衣装の)スカート丈は長めだったり...。私も(今回の役は)新しい扉を開けた感じです。 長澤さんこの役を演じて変わったんだもんね? 生田さん私も"革命"を起こしました! 小手さん(生田さんにハンドサインでナイス=サムズアップをおくる)MCここでも革命が! この映画では皆さんがいろいろな革命を起こしていますね。 田中監督小手さんのワードを拾う優しさが! 小手さんみんな、優しさで拾ってくれているの? MCさて、「コンフィデンスマンJP 英雄編」は、当代随一というコンフィデンスマンの三代目ツチノコをめぐるバトルの物語でした。そこで皆さんに伺います。皆さんの中で、「伝説の詐欺師・ツチノコを継ぐとしたらどなたが一番ふさわしいと思いますか?」 役としてではなく、ご本人として考えてください。思いついた方から挙手をお願いします。 長澤さんはい!(と手を挙げる) 一番に答えても良いですか? この「コンフィデンスマンJP」はドラマから続いています。この作品を愛される作品にするために一番頑張ってくれていたなと思う人がいます。その人がいたからこそ、この作品はどんどん愛される作品になった気がしています。それは、小手さんのおかげです!(会場:拍手) 東出さん僕も小手さん! 小手さん(驚きのあまり)やだ......やだやだ。何、その今まで散々落としてきて、急に持ち上げるの何? 長澤さん今日もすっごく頑張っていたんです! 小手さん今日もこの登壇の前に「コンフィデンスマンTV」(WEB番組)の配信の収録がありました。皆さんにインタビューをするやつで......。 長澤さん(優しい声で)インタビューするやつで...ねえ? 小手さん急に優しい声! 長澤さん涙目になっていました。 小手さん何をやったかは配信をご覧ください。 長澤さんあんな小手さん見たことなかったです。 小日向さん本当に。僕も今日は小手くんの涙目を見たので......。応援団というか広報課としてものすごく頑張ってくれているなと思いました。僕は(伝説の詐欺師・ツチノコを継ぐのは誰が良いかという問いに)まさみちゃんを推そうと思ったけれど、今のまさみちゃんの話を聞いて、僕も小手さんにします。 MC小手さん、三人からの指名です。 小手さんいや、この流れはちょっと調子が狂っちゃう! 長澤さんなんか、また目が潤んできてる! 小手さんだって嬉しいから! 僕は意外とピュアなんですよ! 長澤さん泣いてもいいんだよ! 小手さんやーだよ! 泣かないよ。いろいろ記事に書かれるもん。(会場:拍手)MCでも、本当にうるうるしちゃって...。(会場:拍手) そんな小手さんは? 小手さんそうねぇ、生田さん! 生田さんえ! 荷が重いです。 小手さんだって、この中で一番本性が分からないですもん。今までは「乃木坂46」のトップアイドルで、すごく清楚なものを貫いてきた人がですよ、急に役作りだからって、あんなにドSになれますか? 生田さん(笑)。小手さんに連絡先を聞かれて、断っただけじゃないですか!(会場:拍手)(登壇者:笑) 長澤さんそれは断っていい! 城田さん僕も生田さんですね。あのね、彼女は皆さんが思っているよりもポテンシャルが高いんです。これから徐々に出てくると僕は思っています。 生田さんそんな......。隠し持っていますか? 城田さん隠し持っていますよ! さきほど、小手さんをイジる空気という話がありましたよね。そのイジることに慣れていない人間って、最初は戸惑うんです。でも、彼女は完璧にこなしてました。 小手さん完璧でした! 生田さん(大笑い)! 小手さん素晴らしい! 完全に地に足がついていました。 城田さんそう、完全に! さきほどもそういう瞬間がありまして、もうイジりは百点です。だから、これからはバラエティ女優としてもね。 生田さんいえいえいえ、正統派の女優を目指させてください! 城田さんたぶん自分でも知らない、いろいろな引き出しがこれから出てくると思います。その引き出しの一つを小手さんが開いてくれたんです。 小手さんおいで! 生田さんいや、もういろいろな壁(小手さんまでにいくつものパーテーション)があるので! 小手さん何層も! 生田さん何層もあります! 小手さん(笑)。 生田さん嬉しいです、これから頑張ります! MC生田さんは? 生田さんでも、やっぱりただものじゃないなと思ったのはコヒさんです。崖のシーンは風と砂埃がすごくて、撮影以外の時はだいたいみんな車の中で待機していました。でも、コヒさんだけは「気持ちいい~」って、ずっと外にいました。こんなすごい人がいたら敵わないなと思いました。 小日向さんそう言っていただけると嬉しいです。 MC瀬戸さんは? 瀬戸さんこの流れは難しいですね。 MC流れは気にしないでください。 瀬戸さん僕は長澤さんだと思います。圧倒的リーダー感。 長澤さん本当ですか? ありがとうございます。 瀬戸さんついて行きたくなります。 MC江口さんは? 江口さんまさみちゃんですね。圧倒的な"英雄感"があります。長いこと知っていますが、連続ドラマからやって、こういう役を膨らませていくのは、なかなかすごい作業だと思うんです。それをあっけらかんとやりきっていますね。その潔さは英雄感があります。 長澤さんありがとうございます。 田中監督僕も"英雄感"でいうと、長澤さんですね。ダー子という役は、完成したものを見た皆さんは自然に受け止めてくれているかもしれないですが、これを演じきるのはとてつもないパワーが必要です。この『英雄編』の完成を観た、広末涼子さんの第一声が「まさみちゃん、すごいね!」で、「このダー子をどうやっているの?」と言っていました。ですから、広末さんの票も込みで、僕だけ二票を投じます。 MC監督から長澤さんに対して、何か指示したことはあるんですか? 田中監督ダー子に関しては、連続ドラマから作り上げてきたので、毎回だます側の衣装からカツラ、年齢設定などは一緒に作ります。すべてそうですが共同作業です。 MCやはり長澤さんに票が集まりました。 長澤さん(ダー子の)役柄に助けられて、ここまでやってこられています。ありがたいです。 MC最後に主演の長澤さんからご挨拶をいただきます。 長澤さん今日、お集まりの皆さん、短い時間でしたがお付き合いくださり、ありがとうございました。劇場版は、第三弾になりました。長く長く愛される作品になったことは、本当に皆さんのおかげだと思います。ありがとうございます。そして、この作品がたくさんの方に届くように、「目に見えるモノが真実とは限らない」「何が本当で、何が嘘か」ぜひ映画館で確かめてください。今日は、ありがとうございました。
-
駅前旅館<東宝DVD名作セレクション>movie老舗旅館を舞台に、悲喜こもごもの人間模様を描いた豪華喜劇大作!!TDV34000D/1958年度東宝©1958 TOHO CO.,LTD.駅前旅館<東宝DVD名作セレクション>ご購入はこちら
-
「鹿の王 ユナと約束の旅」完成披露試写会「鹿の王 ユナと約束の旅」完成完成披露試写会2015年度の本屋大賞を受賞した上橋菜穂子のベストセラー巨編「鹿の王」がアニメーション映画に!「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「君の名は。」などに携わってきた異才アニメーター安藤雅司が初めて監督を務めた「鹿の王 ユナと約束の旅」完成が遂に完成。二度の公開延期を経て、1月17日東京・内幸町のイイノホールで完成披露試写会が行われました。上映前の舞台挨拶には声優を務めた堤真一さん、竹内涼真さん、杏さんと安藤雅司監督が登壇! こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!完成披露試写会MC(辻岡義堂日本テレビアナウンサー)本日の進行は、「鹿の王 ユナと約束の旅」完成で、一言だけではなく二言、声の出演している辻岡義堂が担当いたします。「鹿の王」は2015年に本屋大賞を受賞した上橋菜穂子さんの小説を、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「君の名は。」の原画を担当した安藤雅司さんが初めて監督を務めて映画化しました。当初は2020年の公開予定でしたが、二度の公開延期を経てようやく完成披露を迎えました。ヴァン役堤真一さんホッサル役竹内涼真さんサエ役杏さん安藤雅司監督堤さんこんにちは、ようやく公開することができる「鹿の王」です。今日は短い時間ですが楽しんでいってください。よろしくお願いいたします。竹内さん「鹿の王」、二度の公開延期に経て、運命に抗い、やっと2022年に公開できるのが、運命なのかな? と思います。どうぞよろしくお願いします。あと義堂さん、僕と絡んでいるみたいですが、全く気付かなかったです。 MC本当ですか? 二言しゃべっているんですが...ぜひ劇場でご覧ください!杏さん私もこの作品が大好きなので、参加できて良かったです。作品を楽しんでいただければと思います。安藤監督延期、延期でやっとこの日を迎えることができました。ぜひご覧になっていただきたいと思います。よろしくお願いします。MC竹内さん、今日は実は特別な日だそうですね? 竹内さんはい! 安藤さんの誕生日です。 堤さん、竹内さん、杏さんお誕生日おめでとうございます! MC53歳の誕生日だそうですが、どんな1年にしたいですか? 安藤監督良い1年にしたいですね。ちょうどこの映画の公開も決まって...。映画の誕生日ってことも含めて、ちょうどこんなめでたい日を同じ日に迎えられて嬉しい限りです。ありがとうございます。 MC堤さんは実は本作が声優デビュー作だそうですね? 堤さんそうなんですよ。初めてですよ。 MCびっくりですね? 堤さんびっくりですね、本当に。原作は読んでいて、ファンだったんですが、実写化にせよアニメ化にせよ壮大過ぎて難しいだろうと思っていたんです。お話をいただいて嬉しかったんですが、アフレコの経験がなかったので、もしやるなら「我慢して我慢して...何回NGを出しても良い環境」でやらせてくださいとお願いしました。やったことがないので、(声優の)落合福嗣くんという知り合いがいまして、彼は声優をやっているので、いかに難しいかを聞いて...。彼は簡単だって言うんですが、「僕には無理だな」って思っていたので、あまりにご迷惑をおかけするならお断りしたほうが良いのかなと思っていました。MCやってみていかがでしたか? 堤さん二度とやりたくなくなるくらいに難しかったです。僕には本当に難しかったです。 MC竹内さんもアニメ映画の声優は今回が初めてだったそうですね? 竹内さん初ですね。「あんなに素敵でカッコ良い役を?」って最初に聞いた時はびっくりしました。アニメーションの声をやるのは自分とは無縁だと思っていて、意識していなかったので、「自分で良いのかな」っていう思いもありました。でも、「あの美しいビジュアルから聞こえてきてほしい声って何なんだろう」とか、「ホッサルの人となり」であったり、「彼が何を求めて生きているのか? 」とかいろいろと自分の中で役作りをしてから現場に入りました。でも、他の方とはアフレコでご一緒できなかったんです。相手役をしてくださった声優さんがものすごくて、求められているものを完璧に一発で出していくのがすごく悔しくて...。もう3年くらい前ですが、監督に寄り添っていただいて、何テイクも何テイクも重ねて...。安藤監督自らNGを出されたりもしていましたね? 竹内さん悔しくて、自分で...。でも、結果ホッサルと共鳴できたので嬉しかったです。 MC杏さんは原作の大大大大大ファンだったそうですね? 杏さん上橋先生が本屋大賞を受賞された時に対談をさせていただきました。「鹿の王」の世界についていろいろ質問をして...、まさか数年後にこの世界に入って役をやらせていただけるなんて本当にびっくりしました。上橋先生とはその後も交流していたので、「私がやります」とかじゃなく、まず先生に聞かないといけないと思って「私がサエで大丈夫ですか?」とお電話したら「やっていただければ」とおっしゃっていただけました。MC杏さんが思う「鹿の王」の魅力とはどういうところにあると思いますか? 杏さんファンタジー小説だけど、政治とか医学とか、普段ドラマでもなかなか扱わないくらい重たいテーマをファンタジーの世界で描くことで、私たちが今生きている世界がすごく浮き彫りになる気がします。この作品には決して作られた世界ではない真実がたくさん詰まっていると思います。さらに、いろんな病が蔓延するってところもメッセージ性をもっていて、先ほど竹内さんが「運命」とおっしゃっていましたが、まさに運命と言える作品になっていったんだなと思います。どのように立ち向かっていくかを皆さんで共有していただければと思います。私もしていきたいと思います。 MC安藤監督から見て、皆さんのアフレコはいかがでしたか? 安藤監督いや、もう皆さん本当に素晴らしくて、ブースのこちら側で「良い声だな」というのが何度聞こえたことか。こちらも堪能させていただきました。 MC堤さんは自信がなかったとのことでしたが...? 安藤監督とんでもないですよ。ほとんど、どのテイクとっても良いと思うくらいでした。三人とも共通して、本当に謙虚に取り組んでくださって、誠実で真摯に取り組んでいただいているのが伝わってくる感じでした。 堤さん救われます! 本当に...。 MC今回の作品、当然ですが安藤監督のアニメーションも見どころになると思いますが、キャストの皆さんにお気に入りのシーンを教えていただければと思います。一斉にフリップを広げてください! お願いいたします。 堤さん「鹿」。 ピュイカですね。ヴァンの相棒的な存在なんです。竹内さん一緒ですね。「ピュイカ」です。 杏さん私も「鹿のかわいさ!!」です。 MCまさかの鹿かぶりですね。 杏さん鹿しかない(笑)! 堤さんいろんな意味で物語に深く関わってくるので。 竹内さん安藤さんが描かれるピュイカが気づいたら懐に入ってくる...。瞳もすごく素敵だし、「もののけ姫」にも安藤さんが描く動物が出てきますが、やはり安藤さんが描く動物って本当にすごいんですね。本編を観て改めて感じました。杏さんうちの子どもたちが特に鹿が大好きで、子ども服とか子どものオモチャで鹿のデザインって探すと、驚くほどあるんですね。なので、うちは鹿だらけです。この作品も公開されたらぜひ子どもたちと観に行こうかなと思っています。すごく鹿に思い入れがあり、鹿を子どもたちもすごく身近に感じられるので、鹿を堪能したいと思います。MC杏さんのおうちは"鹿ブーム"なんですか? 杏さん鹿のぬいぐるみも何個かあるし、鹿の総柄のズボン、鹿のタオルキャップ、鹿のトレーナ―...。 MC鹿のデザインのものってそんなにあります? 杏さんあるんですよ! 一つのブランドからも何点も出ていたり。 MC竹内さん、これ本当ですか? 竹内さん本当ですよ。というか、何で知らないんですか? って感じです。 MC堤さんも竹内さんも、これだけ鹿にハマっている杏さんをご存知でしたか? 竹内さん有名ですよ。全然勉強していないなぁ...、義堂さん。 堤さん「奈良に移住しようかと思ってる」っていう。 杏さん奈良、絶対に行きますね。いつか(笑)。 MC安藤監督も、三人が「鹿」でそろうとは...。 安藤監督そうですね...複雑ですが(苦笑)。でも、描きがいがありました。 MC鹿を描く難しさもあるんでしょうか? 安藤監督そうですね。動物って昨今、なかなか描く機会が少ないもので、そんな中でこの作品では描かなくてはいけなく、それが印象に残ったのなら嬉しいです。 竹内さんもちろん人間なら共に生活してるわけで、顔の表情、身体の動きがイメージできると思うんですが、動物の表情とか、今回であればピュイカが、動物として人に発信する表情とか瞳であるとか、僕はいままで当たり前に見てたんですが、よく考えてみたらすごく難しい作業なんだなと思いますね。 杏さん鹿もそうですし、オオカミも出てくるし、森のシーンがたくさんあるんですが、全てがそこに生きている感じがするんですね。 MC鹿には人一倍詳しい杏さんから見ても...。 杏さんもう、牡鹿、牝鹿、仔鹿、いっぱい出てきます。 堤さんお聞きしたのは、(動物は)骨格が全て違うから、犬とオオカミも骨格が違うので、僕らからしたら犬の少し大きいのがオオカミくらいの感覚ですが、その姿勢だったり、その角度だったり...それを普通に描くだけでなく動かすっていうのがまた難しいみたいですね。 杏さんしかもリアルなだけでなく、「飛ぶ鹿」と書いてピュイカなので、人を乗せて飛ぶことができるんです。現実には大きさ的にそんな鹿はいないわけで、そういった部分がアニメの世界では描かれていて夢があって「乗りたいな」と思います。 MC安藤監督はそういった技術はいつ学ばれたんでしょうか? 安藤監督いや、学ぶというか、経験として...「もののけ姫」とかでやらせていただいた時に染み付いたものが、今回はかなり役に立ったかなと思いますね。 MC竹内さんは「もののけ姫」も大好きだそうですが...。 竹内さん好き...好きなんです。でも、「もののけ姫」って気づいたら知っていたっていうくらい身近な作品じゃないですか? 何なんだろうな、この感覚というか...「もののけ姫」に出てくるヤックルも気づいたら好きでした。動物なのに、見ていて何ていうか親近感があって、心をかよわせている描写だったり、ああいうものを子どもの頃から漠然と見ていて、ものすごく心に...。安藤さんが描く動物は、すごく魅力があるんだなと思いますね。 MC安藤監督からも「鹿の王」の注目ポイントを教えていただけますか? 安藤監督いや、まあ動物ですかね...難しいのは「どれくらい擬人化して良いのか?」ですね。親しみやすいといいつつも、やはり動物ならではの距離感、自然な挙動みたいなものがあります。感情と言っても人間の感情ではないところで動いてる、その微妙なニュアンスの距離感がうまく出せればなと思って描いた部分はあるので、その辺を観ていただいてどう感じていただけるか楽しみです。 MCこの作品において「鹿の王」というのは、仲間のために命を懸けて戦う者たちのことを指しますが、皆さんにとっての"鹿の王"と言える存在について教えてください。 堤さん鹿の王......人生を変えるきっかけになったという意味で、仕事をする度に"鹿の王"がいてくれているからここまでできたんだと思います。真面目な話になりますが、その一番最初のきっかけは、僕がほぼ初めてちゃんとした舞台(1990年公演「双頭の鷲」)に立った時の演出家であるデヴィッド・ルヴォー(五つのトニー賞にノミネートされた英国の劇場監督)というイギリスの演出家ですね。本当にケチョンケチョンにやられて、芝居を教わりましたね。25歳くらいかな? 「お客さんはお前を観に来てるんじゃないんだ。この役とこの役の関係性を観に来てるんだ」と言われました。あと「セリフは自分の役を説明するための道具じゃない」ってことを徹底的に言われましたね。 MC竹内さんと杏さんが「うんうん」とうなづかれています。 竹内さんおこがましいですが、すごく分かるなというか、偉大な言葉だなと思います。 杏さん徹底的にやられるって言葉を聞いてドキドキしちゃいました。 堤さん稽古場行く時は怖かったですよ。若かったし、セリフを舞台で言うのもほとんど初めてで...。稽古場に行く途中に毎日「もうじき、殺されるんだろうな...」って思いながら、車道に体が寄っていくんですよ。車に轢かれたら稽古に行かなくていいって...でも、稽古場に着いちゃって「あぁ、着いちゃった」っていう毎日でした。 MC竹内さんはいかがですか? 竹内さん僕はまだ28ですが、28年間生きてきた中で、分岐点で手を差し伸べてくれた方はたくさんいます。いまパッと思い浮かんだのが大学の時で、その当時はほぼスポーツしかやっていなかったんですが、部活のスタッフさんたちに「将来、俳優の仕事をやってみたいと思っている」ということを、新学期の初めに面接で相談したことがあったんです。「これからどうしたいんだ?」ってことで、「こういう会社に就職したい」という人もいれば、「ずっとサッカーを続けたい」という人もいたと思うんですが、僕は「俳優をやりたくてオーディションを受けようと思っている」って言いました。すると「いやいや、お前、何言ってるの? サッカーしかやってきていないでしょ?」と笑い話にすることもできたのに、「良いんじゃないの?」と真剣に聞いてくれたんですね。「どうやったらその道に行けるか考えてみたら?」「応援します」と言ってくれたのが、僕が踏み出すきっかけになったんですね。そこで実際にオーディションを受けてこの世界に入ったので、すごく感謝しています。チームメイトではなくスタッフなんですが...。 MC今でも交流を? 竹内さん連絡を取ったりもします。僕は途中でサッカー部を辞めているんですが、今、僕が活躍していることを見ていただいて少しでも恩返しできるならいいかなと思います。 堤さん監督も周りの人も嬉しいでしょうね。 杏さんそうやって迷いなく背中を押してくれるって、互いの信頼関係があるからで、しかもそれがずっと続いてるって素敵だなと思います。 MC杏さんの"鹿の王"を教えてください。 杏さん私は友達......一人じゃないんですが、10代の頃から互いを知ってる友達が、お互いにいろんなことを話して、お互いの人生を共有しているみたいになっています。これからも手を差し伸べ合ったり、支え合ったりしていくんだろうなと思います。おばあちゃんになってもそうやってワーワー言っているんだろうと思います。付き合いが古い子だと幼稚園から一緒だったり、30年以上ずっと一緒ですね。最近、特にSNSとかもあるので、20代の頃はそんなに連絡を取り合わなかったけれど、今は雑談をするように会話ができるツ―ルもあるので、結構みんなでワイワイと話していますね。 MC良いアドバイスをくれたり、きっかけとなる言葉をくれたり? 杏さん何かもう、本当に何をなげうってでも、互いに話を聞いてほしい時は駆けつけるし、私も行くし、それがかなわないなら電話でもメールでお互いに話が尽きるまで、整理がつくまで話を聞くし、そういうことをこれまでも都度、都度してきました。たぶん、これからもしていくんだろうなと思います。 MCそれでは最後に堤さんから、これから映画をご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。 堤さん締めになるかどうか分かりませんが、二度も公開が延期になって、ようやく公開できることになりました。ファンタジー、サスペンスなどいろんな要素がある映画で、疫病を中心に描かれていますが、今のこの時期に観るべき作品だと思います。この状況だからこそ明るいものをもらえるし力をもらえる作品になっていると思います。立場によって...単純じゃない、政治的な話も出てくるんですが、それぞれの立場で共感できる存在も必ずいるし、違う意見も出ると思ういます。ぜひ、より多くの人に観ていただければと思います。よろしくお願いします。
-
札幌東宝ビル(通称:札幌シャンテ)北海道札幌市中央区南一条西一丁目札幌市中央区672.30㎡2004年11月株式会社竹中工務店株式会社竹中工務店乗用エレベーター(B2~4階・客用)1基 地下道接続用エレベーター(B2~1階・直通)1基 人荷用エレベーター1基 エスカレーター(B2~3階)3,978.53㎡21.62m札幌シャンテ東宝株式会社地上4階・地下2階・塔屋1階798.38㎡鉄骨鉄筋コンクリート造及び鉄骨造4F梅の花3FLa’vie(ラ・ヴィ) カルド札幌2FAQUA札幌 Russeluno Sapporo ピグマリオン整骨院1階SUIT SELECT1F~B1F札幌・井上眼科クリニックB1Fメガネの井上 札幌シャンテ店B2F饂飩・四国 麻布茶房飲食・物販店舗