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11月11日(金)公開 新海誠監督 最新作『すずめの戸締まり』より、 TOHO animation STORE限定商品が登場! 更に劇場商品の取り扱いを実施『すずめの戸締まり』TOHO animation STORE特設ページはこちらからTOHO animationの公式ECサイト「TOHO animation STORE」では、2022年11月11日(金)公開の新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』のTOHO animation STORE限定商品を予約受付中です。 劇中に登場する「ダイジン」や「すずめの椅子」のぬいぐるみは、 「ほぼ等身大(約15cm)」「約30cm」とそれぞれ存在感のあるサイズ展開で、ご自宅や外出先でお楽しみ頂けます。さらには『すずめの戸締まり』にて”キー”アイテムとなる「鍵」や、「ダイジン」をモチーフとしたアパレル雑貨各種を展開中。 「シルバーペンダント」は、劇中に登場する「閉じ師」の鍵をモチーフとしたシルバーアクセサリーで、チェーンと組紐をお好みで付け替えることが可能です。また、各種キャラファイングラフでは、『すずめの戸締まり』ティザービジュアル&メインビジュアルや、劇中の印象的な場面カットを、ハイクオリティな印刷技術を用いて商品化。 キヤノンが開発した高品位美術印刷技術により高品質・高精細に再現。デジタルリトグラフ印刷手法、12色顔料による高級美術プリントを使用し、額装・ シリアルナンバー付でお届けします。 ※シリアルナンバーは、注文順となりますのでご指定はできません。 【TOHO animation STORE限定商品】 <ぬいぐるみ各種> ・ダイジン:3,080円(税込) ・すずめの椅子:4,620円(税込) <アパレル雑貨各種> ・シルバーペンダント:14,300円(税込) ・パーカー:7,700円(税込) ・クッションブランケット:5,500円(税込) <キャラファイングラフ各種> ・B2キャラファイングラフ(全2種):各30,250円(税込) ・B5キャラファイングラフ(全7種):各9,900円(税込) 更に、映画館で販売される各種「劇場商品」もTOHO animation STOREにて取り扱い中です。 この機会に是非、TOHO animation STOREをご利用ください。 ©2022「すずめの戸締まり」製作委員会
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「TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』×サンリオキャラクターズ」コラボ第2弾のイラストを使用した TOHO animation STORE 限定グッズが登場!商品詳細・ご注文はこちらからTOHO animation STOREでは、TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」とサンリオキャラクターズとのコラボ第2弾のイラストを使用した、限定グッズの販売を開始いたしました。 コラボデザインの缶バッジセット、大きなリボンがあしらわれたヘアバンドや普段使いが可能なエコバッグ等、様々なグッズをご用意しております。 【商品詳細】 ■缶バッジセット(全5種) ・缶バッジセットA(緑谷&爆豪&麗日):1,320円(税込) ・缶バッジセットB(飯田&轟&蛙吹&切島):1,760円(税込) ・缶バッジセットC(オールマイト&相澤):880円(税込) ・缶バッジセットD(エンデヴァー&ホークス):880円(税込) ・缶バッジセットE(死柄木&荼毘&トガ&トゥワイス):1,760円(税込) ■ポーチ入り付箋(全15種):各770円(税込) ■ヘアバンド(全3種):各1,980円(税込) ■巾着(全3種):各660円(税込) ■エコバッグ(全3種):各2,200円(税込)※商品仕様・内容・デザイン等は予告なく変更になる場合がございます。 ※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合がございます。予めご了承ください。 ©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 ©2021 SANRIO CO., LTD. TOKYO, JAPAN Ⓛ
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「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」大ヒット御礼舞台挨拶「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」公式サイト1980年に映画第1作目が公開された「映画ドラえもん」シリーズ。藤子・F・不二雄の生誕90周年となる記念すべき年に、シリーズ第43作目となる「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」が、3月1日より公開になりました。シリーズ初の“音楽”をテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんとのび太たちが素敵な仲間と出会い、“音楽”を通じて心を通わせ新たなハーモニーを生みます。 3月21日、本作の大ヒット御礼舞台挨拶をTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催し、ゲスト声優の芳根京子さん、平野莉亜菜さん、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫が登壇しました。ミッカの印象的なセリフ“ピピっと響いた”にちなんだ「以心伝心ゲーム」を行い、ドラえもんたちが本作にまつわるお題を出題しました。果たして芳根さんと平野さんの二人は、ピピっと響き合えたのか……。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶ミーナ役芳根京子さんミッカ役平野莉亜菜さんMC3月1日公開となった本作品ですが、公開初週の週末興行ランキングで1位を獲得しました。3月20日までの公開20日間で、観客動員数は170万人、興行収入は20.4億円を突破して、春休みのファミリー映画として大ヒットしております。それでは、ドラえもんたちをステージに呼びましょう。私が、「ドラえもん」と呼びますので、ドラえもんたちが登場したら皆さんは大きな拍手で迎えてあげて下さい。せーの、ドラえも〜ん! 会場の皆さんドラえも〜ん! ドラえもんみんな、行くよ~! スネ夫(会場を見渡して)おぉ、すごい! ドラえもんうれしい! ありがとう! MC皆さん、ご挨拶をお願いします。ドラえもんこんばんは! ボク、ドラえもんです~。 のび太野比のび太で~す! しずかちゃん源静香です! ジャイアンオレ様はジャイアンこと剛田武だ! スネ夫骨川スネ夫です! ドラえもん今日は僕たちの映画を観に来てくれて、本当にありがとう。こうやって、またみんなに会うことができて、僕たちとってもうれしいです。 のび太みんな、僕たちの大冒険は楽しんでくれたかな? (会場:拍手) スネ夫みんな、感性が良いねぇ~。 しずかちゃんミッカちゃんたちとの演奏も、とっても楽しかったわ。 ジャイアンどうなることかと思ったけど、音楽の力で地球やファーレの殿堂を守ることができて良かったぜ! スネ夫ジャイアンもカッコ良かったよ! 僕たち、音楽の達人になっちゃったもんね。 MC皆さんの演奏、本当にカッコ良かったです。 スネ夫ありがと~! あの……MCさん、何か臭くない? MC臭くないよー! スネ夫何の匂いだろ? のび太あー!!!!!! 僕ぅ、おならしちゃった!(会場:笑) しずかちゃんやだ~! ドラえもんもぉ~、のび太くんはしょうがないなぁ~。 スネ夫映画の中だけで充分だよ! MCみんなの前でびっくり!そうだ、素敵なゲストのお二人を呼び込まないと! ドラえもんそうだった! スネ夫おならをしている場合じゃないよ! MCゲスト声優の芳根京子さん、平野莉亜菜さんにご登場いただきましょう。芳根さん本日は短い時間ですが、楽しい時間を過ごせたらと思います。 平野さん舞台挨拶は、今日が初めてなので、とても緊張しています。本作を観てくださった皆さんにお会いできて、とてもうれしいです。 MC今のお気持ち、そして周りの方からの反響はいかがですか? 芳根さん本当にたくさんの方から「ドラえもん観たよー」って言われます。それに対して、「ありがとう!」って返すのがすごく不思議な気持ちです。改めて本当に「ドラえもん」の世界に参加できたということを実感します。「引き込まれた」という感想をもらったので、「ドラえもん」の世界に馴染めていたのかなと思ってうれしく思います。 平野さん完成した本作を観て、みんなに「ミッカちゃん、かわいかったよ」と言ってもらえて、とってもうれしかったです。本作の完成を、私もずっと楽しみにしていたので、こうして映画館でたくさんの方に観てもらえて、本当にうれしくてワクワクしています。スネ夫二人とも毎年(ゲスト声優として)出てほしいよ! MC芳根さん、平野さんはいかがでしたか? 芳根さんめちゃくちゃかわいいです。 平野さんありがとうございます。 MC平野さんは、ミッカ役で、とっても透き通った素敵な声を披露されています。二年前に平野さんが「東宝シンデレラオーディション」に参加されていた時の様子を、本作の今井一暁監督が見て、その歌声に惚れ込んでオファーをされたと伺いました。改めて平野さん、この作品に参加できたお気持ちを聞かせてください。 平野さんまさか「ドラえもん」の映画に出られるなんて夢にも思っていなかったので、オファーをいただいた時は本当にびっくりしました。こんなにかわいい役を演じられるなんて、本当にうれしかったです。劇中では大好きな歌も歌わせてもらえて、幸せでした。 ドラえもん僕たちも幸せだよね~。 MC芳根さんは、平野さんの演技をご覧になっていかがでしたか。 芳根さん透き通っていてとても美しく、でも、力強くて唯一無二の声ですよね。とっても魅力的です。 平野さん芳根さんにそう言ってもらえてとてもうれしいです。ありがとうございます。 スネ夫歌だったら、ジャイアンも負けていないよね。 MCスネ夫くん何てこというの! みんなが耳を塞がないといけなくなるじゃない。そういえば、平野さんは昨日小学校を卒業されたんですよね? 登壇者の皆さん(平野さんに)おめでとう!(会場:拍手)平野さんありがとうございます。 MC周りのお友だちからは何か言われましたか? 平野さん「ミッカちゃん、卒業おめでとう」って言われました。 MC先ほどもお話されていましたが、舞台挨拶に登場するのは初めてということです。芳根さん、平野さんに舞台挨拶を乗り切るための秘訣を何か教えてくれますか。 芳根さん莉亜菜ちゃんは、しっかりしているので大丈夫だと思います。私が心がけているのは、「ドラえもん」という作品の好きなところを皆さんに精一杯お届けすることです。それから、舞台挨拶を楽しむことが大事だと思います。 平野さんアドバイス、ありがとうございます。 MC楽しめそうですか。 平野さん楽しめています。 MC芳根さん、これまで本作にまつわるたくさんのPR活動をされてきたと思います。一番思い出に残っているのは何ですか? 芳根さん本当にいろんな場所に行きました。もちろん、皆さんとのこうした舞台挨拶も思い出になりました。でも、何といっても「ドラドラ♪シンフォニー楽団コンサート」のイベントで、葉加瀬さんの指揮で子どもたちと一緒に、私はフルートを演奏しました。MC「題名のない音楽会」(テレビ朝日系列で放送)にも出演されましたよね? 芳根さんはい。莉亜菜ちゃんも一緒に、ね? 本当に夢のような時間で一生忘れないと思います。 ドラえもんすごく素敵だった。感動して、僕泣いちゃった。 芳根さんうれしい。ありがとう! MCずっとフルートを続けてきた芳根さんにとって、オーケストラの音楽会に参加するのはうれしいものでしたか? 芳根さん思ってもいなかったことでした。学生時代は、区民センターで(フルートを)吹いていたので、まさか、東京オペラシティで演奏できるなんて驚きが隠せませんでした。家族もみんな、すごく喜んでくれました。 MCドラえもんと共演して、舞台にも立って、たくさんの良い思い出ができましたね。 芳根さんとっても濃い宣伝活動期間でした。改めて皆さん、ありがとうございました。 MCここからは、せっかくなのでドラえもんたちに質問をしてもらおうと思います。それでは、のび太くん!お二人は、何か苦手なものや克服したいことはありますか?【のび太からの質問】芳根さん私は、注射がとにかく苦手です。なかなか得意な人はいないと思いますが、昔から苦手で、今でも怖がり過ぎちゃって、看護師さんに「大丈夫だよ。痛くないよ」と言われます。さすがに27才にもなってそれは恥ずかしいなと思うので、ちょっと克服したいと思っています。 スネ夫ドラえもん、何かひみつ道具を出してあげなよ。 ドラえもんどうしようかなぁ…良いひみつ道具が思い付かない! じゃあ、付き添いで僕が京子ちゃんと一緒に行くよ。(のび太たちも「一緒に行く!」と言い出して)じゃあ、みんなで付き添いをしよう! 芳根さん見守られながら注射するの? ……ありがとう。心強いな。すごいパワーだね。 平野さん私は、キノコが苦手なので克服したいです。お母さんはキノコが大好きなのですが、私のせいでいつもお味噌汁に入れられないんです。それが何だか申し訳ないので克服したいです。 スネ夫キノコの何が苦手なの? 食感? 平野さん食感ですね。 スネ夫そうなんだ。大人になったら食べられるようになるかもよ! 小学生の僕が言うのもなんだけれど……(笑)。これから、私たちの大冒険を観てくれる方、そしてすでに観てくれた方にも、また観たくなるような本作の見どころや、一番好きなシーンを教えてください。【しずかちゃんの質問】ジャイアンオレ様の活躍は、何回でも観てほしいもんな! 平野さん私は、ペガサスの上での、ミッカの歌とのび太くんのリコーダーの掛け合いのシーンが一番好きです。 しずかちゃん素敵だったわよね。 MC平野さんはどんな気持ちを込めて演じましたか? 平野さんペガサスも好きだし、のび太くんとの掛け合いのシーンなので、「楽しい」という気持ちでした。それから、のび太くんはお兄ちゃんみたいな存在なので、「お兄ちゃんと一緒に歌えて楽しい!」って思いました。とにかく楽しい気持ちで演じました。 スネ夫のび太はどうだった? のび太楽しかったに決まっているでしょう! 芳根さん私は、最後にみんなで演奏するところが大好きです。音が重なっていく「これぞ音楽」っていう楽しさをぜひ感じていただけたらと思います。あと、Vaundyさんの主題歌「タイムパラドックス」も本当に素敵な歌なので、ぜひ最後まで楽しんでほしいと思います。 MC(スネ夫が、ステージを歩いてMCに詰め寄る)最後は、スネ夫くん! 圧がすごいな。お二人にやってもらいたいことがあります。今回、お二人が演じたミーナとミッカは、実はとても深いつながりがありました。それにちなんで、京子ちゃんと莉亜菜ちゃんもお互いにピピッと響き合えるのか、「以心伝心ゲーム」をやってもらいたいと思います。【スネ夫からのお願い】■以心伝心ゲーム ドラえもんそれは、どういうゲームなの? スネ夫今から僕たちが「〇〇といえば?」と質問をするので、お互いの答えを予想しながら、二人で同じ答えを出すゲームです。簡単でしょ? ジャイアン例えば、「好きな動物は?」と聞いて、二人とも「ライオン」と答えたら、成功ってことだな? 芳根さんヒントは出しても良いんですか? MCスネ夫さん、どうしましょうか? スネ夫最初はヒントなしでやりましょう!ドラえもんのひみつ道具といえば?<以心伝心ゲーム・お題1>ドラえもんたくさんあるからなぁ、どれかな? MC私が「せーの!」と言いますので、思い浮かべたひみつ道具を教えてください。いきます、「せーの!」 芳根さんどこでもドア。 平野さんどこでもドア。 ■成功して大喜びの二人。スネ夫以心伝心だ! 芳根さんうれしい~! 平野さんタケコプターにするか迷ったんですが、やっぱり「ドラえもん」といえば、どこでもドアだと思いました。 MC芳根さん、ヒントはなくても大丈夫そうですね。 二問目のお題を出してくれる人? 芳根さんいらないですね。 ドラえもんじゃあ、僕いいですか? 二人の意見が揃うといいな。今回の作品に出てくる楽器といえば?<以心伝心ゲーム・お題2>スネ夫そんなのは、僕のバイオリンに決まっているよ! ジャイアンいやいや、オレ様のチューバが一番だよな! しずかちゃんえー、私のボンゴもとっても楽しいわよ! のび太僕もみんなと一緒に演奏できるように、リコーダーの練習を頑張ったよ! スネ夫のび太はおならで演奏していただろ! MCさぁ、いろいろな楽器が出てきましたが、お二人はどの楽器の名前をあげるのか。いいですか、「せーの」。 芳根さんリコーダー。 平野さんリコーダー。 ドラえもんすごい! びっくりした。ピピっときまくりです! MCスネ夫くん、良いゲームだったね! スネ夫良かった。二人だったら、ピピっと揃うんじゃないかと思っていました! 芳根さん&平野さんありがとう! MC残念ながらお時間になってしまいました。芳根さんと平野さんからご挨拶をいただければと思います。 平野さん本作は、音楽があふれるとても素敵な作品です。もっともっとたくさんの方に観ていただいて、心にピピっと響いたらうれしいです。本日はありがとうございました。 芳根さん今日で、ドラちゃんたちとの活動が最後なのかなぁと思うと、すごく寂しいんですが……。 スネ夫やだよ、毎日会いたいよ! 芳根さん本当? 毎日? そしたらウチに来る? あとで連絡先を交換しましょう! ドラえもんわーい! お友だち! 芳根さんこの作品や宣伝活動を通して、音楽の素晴らしさや楽しさ、音楽で心動く瞬間をたくさん経験できました。これから春休みが始まりますが、ドラえもんたちの頑張りをもっとたくさんの方に観ていただけたらうれしいです。そして、「ドラえもん」を通して音楽の魅力が一人でも多くの方に伝わるとうれしく思います。観てくださった方は、ぜひ広めていただけるとうれしいです。 ■フォトセッション。MC最後に、ドラえもんから一言お願いします。 ドラえもん今日は、楽しかったね。これから春休みに入って、僕たちの大冒険はまだまだ続いていきます。これからもどうぞよろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました。 のび太たち(揃って)お願いします! ありがとう~!
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「ラーゲリより愛を込めて」スノーカーペットイベント&完成披露舞台挨拶「ラーゲリより愛を込めて」公式サイト二宮和也さんが主演を務め、第二次世界大戦終了後にシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で不当に抑留されながらも、過酷な状況下において生きることへの希望を捨てなかった男・山本幡男の半生を描く映画「ラーゲリより愛を込めて」が、12月9日より公開となります。公開を約一カ月後に控えた11月8日、本作のスノーカーペットイベント&完成披露舞台挨拶がTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われました。華やかにドレスアップした二宮さんをはじめ、北川景子さん、松坂桃李さん、中島健人さん、桐谷健太さん、安田顕さん、瀬々敬久監督が、雪景色を思わせるホワイトカーペットにスモークバブルの降り注ぐ中、華麗に登場しました。それぞれが“希望を与えてくれた人、言葉”について告白をした完成披露舞台挨拶の様子と合わせて、イベントを詳しくレポートします!スノーカーペットイベント&完成披露舞台挨拶瀬々敬久監督山本幡男役二宮和也さん山本モジミ役北川景子さん松田研三役松坂桃李さん新谷健雄役中島健人さん(Sexy Zone)相沢光男役桐谷健太さん原幸彦役安田 顕さん【スノーカーペットイベント】■登壇者の皆さんが、劇場前の階段に敷かれたスノーカーペットに登場。姿を現すとちょうど心地よい風が吹き始め、スモークバブルが美しく舞う中、それぞれが笑顔でカーペットを闊歩しました。中島さんは、ゴールドに輝くドレス姿の北川さんの手を取ってエスコートし、会場を沸かせました。MC登壇者を代表して、二宮さんからご挨拶をいただきます。 二宮さん本日は、お集まりいただきありがとうございます。約一カ月後に「ラーゲリより愛を込めて」が公開になります。この作品は、史実に基づいた作品となっております。「こういうことがあったんだ」ということもそうですが、その先にある希望、絆、愛情などがより深く感じられる作品になっていると思います。12月9日より公開いたしますので、映画「ラーゲリより愛を込めて」をどうぞよろしくお願いいたします。【完成披露舞台挨拶】二宮さん皆さんは、まだ本作を観る前ということですので、(話せることに)制限があるかもしれませんが、いろいろとお話ができたらと思っております。 北川さん二宮さん演じる幡男を、「生きている」と信じ続ける妻の役を演じました。完成した本作を観て、男性陣の頑張りというか、命を削ったお芝居がすごくて、本当に素晴らしい作品に参加したのだなと、とても光栄に思っています。 松坂さんいよいよ公開が近づいてきたなと、本当に嬉しく思っています。観終わった後はぜひ、皆さんが感じたままの言葉で良いので、SNSなどを使って広めてもらえたら幸いです。今日は皆さんの力をお借りしたいと思っております。どうぞ最後まで楽しんでいってください。 中島さん一人の俳優としても、このような超大作に参加できて本当に光栄に思っております。本作を観終わった後、皆さんにとって、愛のこもった時間になっていたら良いなと思っています。 桐谷さん素晴らしい作品に出演できたことを、本当に誇りに思います。今日はどうぞゆっくり楽しんでください。 安田さん皆さんよりも一足早く本作を拝見しました。改めてこの作品に参加できたことが誇らしく、光栄に思いました。皆さんにとって明日への糧となるような…、そんな風に感じてもらえる作品になっていたら良いなと思っています。 瀬々監督撮影をしたのが一年前で、こうやって(出演者の)みんなと無事に再会できることを喜んでいます。頑張ります! MC第35回東京国際映画祭のオープニング作品に選出されるなど、世界から注目される作品になりました。その時は監督とお二人でしたが、今日は豪華メンバーが顔を揃えました。 二宮さん全員が揃って本当にホッとしています。先日は瀬々監督と二人だけだったので、今日はいろいろな方がいて楽しい日になりました(笑)。 MC改めて、このメンバーとの共演はいかがでしたか? 二宮さん(このキャスティングは)一生見られないんじゃないかと思うくらい、贅沢な使い方だと思います。一枚絵にこの人たち全員が収まっていて、とても貴重な絵になっていると(完成作を観て)感じました。MC山本幡男役を演じるにあたって、瀬々監督ともいろいろとお話をされたそうですね。 二宮さん山本幡男さんはすごい人ではあるけれど、神がかった感じに表現してしまうと、それはそれで違うんじゃないかと感じました。なので、監督に「一人の人間として息づいているような形にしたいです」とお話しました。 瀬々監督最初にお会いした時に、二宮くんは「聖人君子のようなヒーローとしてやるのではなく、もっと普通の人としてやりたい」とおっしゃいました。それをこの作品で貫き通してくれました。映画を観ていただければ分かりますが、笑顔がとってもチャーミングなんです。 二宮さんありがとうございます! MCそれでは、山本がラーゲリで出会うメンバーを演じた皆さんにお話を伺います。豪華メンバーとの共演はいかがでしたでしょうか。 松坂さんこれだけの方たちと同時に「よーいドン」で共演できるということを知った時は、正直ちょっと武者震いがしましたね。二宮さんもおっしゃっていましたが、後にも先にもこういうメンツで一緒に作品を作れる機会というのはなかなかないと思います。なので、その時間を、1分1分、1秒1秒、噛みしめようと思いました。 中島さん一生に一度の機会だと思って、撮影に臨みました。俳優界の“アベンジャーズ”というか、すごいじゃないですか。(キャスト陣を見渡して笑顔に) 横一列になって皆さんと並んで歩く時にも「自分がいて良いのかな」と思ってしまうぐらいのスター揃いですよね。僕も“(映画の)アベンジャーズ”の中でいうところの、スパイダーマン的なポジションになれるように頑張りました。(登壇者の皆さん:笑) MCではその“アベンジャーズ”のお二人、桐谷さんと安田さんは皆さんと共演していかがでしたか? 桐谷さんアイアンマンとしては…。(登壇者の皆さん:笑、会場:拍手)松坂さんそこに行くんですね?(登壇者の皆さんから、続々と「アイアンマン!?」とツッコミが入る) 桐谷さんいや、分からへん。そんなに(アベンジャーズには)詳しくはない(苦笑)…。 二宮さん(アベンジャーズの中で)知っているヒーローをね(言った感じ)…(笑)。(桐谷さんは)キャプテンアメリカっぽいけど。 桐谷さんじゃあ、キャプテンアメリカとしては…(笑)。本当にこうやって、みんなで揃うのもすごく久しぶりなんです。こうやって会えて、こうやって話せることが単純に嬉しいです。 安田さん“アベンジャーズ”を作った、何らかの博士としては…(登壇者の皆さん:笑) 中島さんそっちなんですね! プロフェッサーの方(笑)。 安田さん“アベンジャーズ”ということで言えば、また(集まって)作品を作ることはできるんじゃないかと思います! でも、皆さんお仕事で忙しいですから、なかなか会うことができなかったんです。でも、今日こうしてお会いできて本当に嬉しいです。 MCその男性陣を待つ身だったのが、北川さんの演じたモジミです。完成作で、男性陣のシーンをご覧になってどのように感じましたか? 北川さんすごすぎて何も言えなかったです。幡男さんご自身ももちろんすごいんですが、完成した作品を拝見した時に、「そこに本当に幡男さんがいるのかな」というような感じがしました。二宮さんがお芝居をしているようにまったく見えなくて…。すごいなと思いました。「ラーゲリ(強制収容所のシーン)の撮影に見学に行きたい」と言ったら、二宮さんに「来ないほうが良い」と言われたんです。それぐらいみんな死ぬ気でやっていたんだというのが、スクリーンから伝わってきました。みんなの結束もそうですし、幡男さんをきっかけにみんなが希望を持って行くところなど、何もかもがすごかったです。だから、何も言えなかったです。 MC二宮さんは、北川さんから「現場に行きたい」という相談を受けたんですか? 二宮さん「危ないからダメだ」と言いました(笑)。 北川さん止められちゃった(笑)。 二宮さん男の人がいっぱいで、危険だし、みんなに変な頑張りが入っちゃうから(笑)。 MC男性陣の撮影の様子など、耳にすることはありましたか? 北川さんプロデューサーから「昨日このシーンの撮影があったんだ」とちょっとしたムービーを観せていただいたり、現場のスチール写真を観せていただいていました。そのムービーや写真の中の皆さんは、この舞台挨拶で立っている皆さんとは、全然違う顔をしていました。すごく精悍で厳しい顔をしていて、皆さんすごくカッコ良かったです。 MC演じられたのは、待ち続ける女性・モジミです。瀬々監督とは、役作りについてどのようなお話をされましたか? 北川さん「サザエさんみたいな感じで」と言われました(笑)。「サザエさんみたいな感じのキャラクターにしたい」って最初に言われたんですよ! 私も「ん?」と思ったんですが、(瀬々監督の方を見ながら)サザエさんのようにチャーミングにということですよね。 瀬々監督そうです。山本幡男さんのご子息に(モジミさんについて)いろいろとお話を聞かせてもらいました。すごくドジなお母さんだったらしいんです。料理もうまくないし、学校の先生なんだけれど、図画工作と音楽の授業の前の日は暗くなっているとか(笑)。それを北川さんにお伝えして、良妻賢母ということではなくて、「チャーミングなお母さんでお願いします」と話しました。見事に(北川さんは)やってくれました! 北川さんありがとうございます。(会場:拍手) サザエさんを意識して、毎回サザエさんだったらどういう風に驚くだろうかと考えたりしました(笑)。 松坂さん“サザエさん”というワードが、インパクト強すぎますよね(笑)。 北川さん状況が結構シリアスだったりするんですが、それでも深刻すぎずということを大事にしていました。皆さんが大変なシーンをやっているから、合間合間に(観客の)皆さんがほっこりできるというか、笑えたり、温かい気持ちになれるシーンにしたいなと思いました。そのためには、監督のおっしゃる通り「サザエさんなんだろうなぁ」と思っていました。シリアスになりすぎないように、どこか明るさを持って演じたいと思っていました。 MC天候などもかなり過酷な撮影だったと伺っています。瀬々監督が、本作に取り組む際に心掛けていたことや、大切にされていたのはどのようなことでしょうか。 瀬々監督当時の資料があまり残っていなかったんですが、僕らスタッフ陣はラーゲリ収容所という厳しい場所を作ることが大事だと思いました。労働をしている場所にも雪が降ったり、厳しい環境が続くんです。そういう場所を作って、提供して、あとは「自由にやってください」という感じでしたね。それで僕たちはドキュメントを撮るように、その化学反応を撮るんだということを肝に銘じながらやっていました。ある雪の降った日は、桐谷さんや中島健人くんが、雪かきをしてくれました。ありがとうございます!(会場:拍手) 桐谷さんありがとうございます。 中島さん協力できて光栄です。 MC名前が二人しか上がらなかったんですが…。 中島さんあれ、ニノくん? 桐谷さん(二宮さんが)遠巻きに見ていたという話は耳にしていますが…。 二宮さん「近づくな」みたいにね…(言われた)。 桐谷さん近づくな…?「近づくな」って言われていたの(笑)? 二宮さんその時は、そう言われたんで…。僕もやりたかったんですよ! 桐谷さん僕たちが雪かきをしているのに対して、「近づくな」と? 二宮さん(制止するような動きをしながら)「やめましょう!」と(言われて)。中島さん僕と桐谷さん、待っていましたよ(笑)。 二宮さん本当に二時間ぐらいやっていましたよね。 MC二宮さんは、その二時間は何をしていたんですか? 二宮さん二時間…(物陰から見ているような仕草をしながら)物陰に隠れながら、こうやって見ていました。(登壇者の皆さん:笑) 桐谷さんそれやったら、雪かきしているほうが楽やで(笑)。 二宮さん(笑)。 MCでは、本作の魅力について、お伺いしたいと思います。 二宮さん(「どうしよう…」と悩みながら)いっぱいあるから、悩んでいるんですよ! 魅力がいっぱいあるから…。自分たちで言うのも何ですが、20代、30代、40代(のキャスト)だけで、ここまで作り上げられたのは一つの魅力なのではないかと思っています。史実に基づいた作品というのは、いろいろな年代がいて、いろいろな物差しがあって、いろいろな見方があって、いろいろな価値観があるというのは当然なんです。でも、20代後半から30代、40代のそこだけの層で、(映画に)これだけ厚みが出たということについて、僕は「すごい」と思いました。それは本当に魅力だと思います。 北川さん脚本を読んだ時に、「こんなことが本当にあったのか」と思うぐらいの奇跡がたくさん起きるし、「これが実話だ」ということにまず震えました。そして幡男さんが「そこに希望はあります」と、どんな状況でも希望を見出そうとするその姿勢を見て、ラーゲリの仲間たちも生きる希望を見つけていく…。人間にここまで人を変える力があるんだ、どんな状況でも前向きになろうという底力はあるんだということに、私はすごく感動しました。これが実話だということは、ものすごい魅力だと思いますし、今日来た人は、絶対全員泣くと思います。良い涙が絶対に流れると思うので、そういう意味での「泣ける映画」という魅力もあると思います。 松坂さん山本さんだけではなく、他の登場人物の方たちにも細かくフォーカスを当てているので、それぞれの方たちがどのような生き方をしてきたのか、どういう心情で今こう思っているのかということが、手に取るように分かります。それぞれの登場人物の“感情の形”みたいなものが(見えてくるのが)、魅力だと思います。 中島さん劇中に、クロというワンちゃんが出てくるんです。ストーリーの中で、クロが皆さんの心をつなぐ役割を果たします。クロをしっかりと演じ切ったワンちゃんを観てほしいです。ラーゲリの中の抑留者の方々とクロとの絆も、「すべて事実なんだ。それも実話なんだ」という気持ちで、ぜひ本作を楽しんでいただきたいです。 桐谷さんいろいろな世代の方たち、子どもたちに観てほしいと思える作品になりました。衝撃的なシーンももちろんありますが、観ていただいた方に「やっぱり戦争って嫌だな」とか「幸せな方がやっぱり良いよね」と思っていただいて、その意識がどんどん広がっていけば、すごく良い未来になっていくんじゃないかと感じています。本作が少しでもそういう力になれば嬉しく思いますし、そうなると信じています。そういった思いも込めて、みんなで作りました。その思いを少しでも感じてもらえる作品になっていると思います。皆さんの前に、胸を張って立つことのできる作品になりました。 安田さん異国の地にいる人がいて、日本という国で待っている人がいて…。そうやって距離的に離れているからこそ、より強く感じられる絆や希望、愛というものを提示することができているんだと思います。皆さんが本作をご覧になった時に、自分に近しい人、恋人、家族など、自分が愛している方たちのことを思うことのできる映画です。現在も過去も未来も決して変わることのない、普遍的なものを描いている作品だと思います。そこが魅力だと思います。 MC幡男は周囲に希望を与えた人物ですが、皆さんにとって、「希望を与えてくれた人、言葉」などがありましたら教えてください。 安田さん今パッと思い浮かんだのは、20代前半ぐらいの時に「ちょっと家賃が払えない…金を貸してくれないか」と言った時に、金を貸してくれた人ですね。(登壇者の皆さん:笑) 高校時代の友だち二人に当たってみたんです。二人とも今も付き合いがありますが、「2 、3万円貸してくれないか?」と言った時に、一人は「そういうことをすると、君と今までと同じような関係を続けられるかどうか、分からない。だから本当に申し訳ないけれども、君にお金を貸すことはできない」と言ってくれました。もう一人は「貸してくれないか?」と言ったところ、もう社会人として働いていたんですが、わざわざ家まで来て、新聞を入れるところにポンと(お金を)入れてくれたんです。そして、「さっき(ポストに)入れておいた。返すのはいつでも良いよ」と言ってくれました。この二人は僕にとってすごく大事な人で、舞台をやると今も全部観に来てくれます。その二人が、思い浮かびました。 二宮さんお金を返したのか気になります。 安田さん返しておりません! だっていつでも良いって言うから! (悪い顔で笑いながら)かれこれ30年近く、返しておりません(笑)。中島さんヤスケンさんのこんな悪い顔、初めて見ました(笑)。 桐谷さん僕はうちの事務所の社長です。「命をかけてあなたを大成させる」と言ってくれたんです。誰かに「命をかける」と言われたのは、後にも先にもその時しかありません。もちろん、うちのオカンも命がけで僕を産んでくれたんですが、やっぱり社長のその言葉は自分の中ですごく刺さっています。 MC桐谷さんの今の姿を見たら、社長さんも喜んでいらっしゃるでしょうね。 桐谷さんありがとうございます。僕は、五歳からこの仕事をやりたかったんです。こうして夢がかなっているので、僕も命をかけてやっていきたいと思っています。 中島さん僕は母の言葉ですね。「自分の仕事に誇りを持ちなさい。昨日までの自分を否定すると、今日の自分が頑張れない」と言ってくれたことがありました。その言葉はとても自分の胸に響いた言葉です。それならば一歩一歩頑張ることが大切だと思えるし、本作に関しても、ちゃんと役作りをした上で誇りを持って「作品に参加しよう」という気持ちになれました。この言葉が胸に残っていて、いつも思い出すようにしています。 MC二宮さん、皆さんステキな言葉ばかりですね。 二宮さん良いこと(エピソード)ばかりが出てくるので、「そっちの方向か」と思っています。(これから話す自分のエピソードについて)ちょっと方向転換します。(登壇者の皆さん:笑) 中島さんもっと違う方向に行った方が良かったですか? 間違えましたか? 二宮さんいやいやいや! みんな良い話だからね。「そうか、こういう流れか」と…。 中島さん早く言っちゃった方が、楽ですよ。 二宮さんまだMCさんが話を振ってくれないのよ! (登壇者の皆さん:笑) MC良い話が三連発ですからね。では松坂さんにお願いしましょう。 松坂さんちょっと前の話なんですが、肺炎になった経験があります。その時にお医者さんから「即入院です」と言われました。「ちょっと待って…明日以降も作品に入るし、めちゃめちゃ仕事が入っているんだけど…」と思ったんですが、それも全部キャンセルになりました。いろいろな人に迷惑がかかると思って、なぜだか分からないですが涙がドバーッ!と出たんです。その時にチーフマネージャーさんが一緒にいてくれて、肩にポンと手を当てて「大丈夫、大丈夫」と声をかけてくれました。それにはとても救われました。あれがなかったら、結構落ち込んでいたかもしれないですね。「大丈夫」という何気ない一言が、その時の僕にはとても救いだったと感じています。 北川さん私は、「DGDG」という言葉があって(笑)…。ドラマや映画など、自分の作品を観て「これで大丈夫だったのかな」と心配になることが結構あるんです。「感動できるのかな?」とか「自分の演技、もうちょっとこうだったのかな」と不安になることがあって、だいたい夫に(作品を)観てもらうんです。そうすると、“DAIGO大号泣”。(会場:拍手) 改めてそう言ってもらえるだけで、「これで良かった」て思います。だから、私にとって希望となる言葉はアルファベットですね。“DGDG”=“DAIGO大号泣”です。(再び会場:拍手)MCこれは北川さんだけの特権ですね。 北川さん私だけですね(笑)。 二宮さん僕は、事務所の偉い人に言われた言葉ですね。「来年からは忙しくなるぞ」というのを、八年くらい言われていました。(登壇者の皆さん:笑) 言われ始めた時は「ありがとうございます!」と思ったんですが、だんだん「この人、何を言っているんだろう?」って思うようになりました。(登壇者の皆さん:笑) でも、八年目でようやく本当に忙しくなれたので、ありがたかったです。そういったゲン担ぎにも似た言葉は、根拠はないですが「頑張ろう」という気持ちにはさせてくれましたね。聞いてもいないのに、毎年「来年は忙しくなるぞ」と言ってくるんで、「何を根拠に言っているんだろう」と思っていましたが、意味のない言葉で救われることもあるじゃないですか。だから、「やめないで良かった」「続けてこられて良かった」と思います。 MC結果的に、日本で一番忙しくなりましたね。 二宮さん(茶目っ気たっぷりに)日本で一番忙しくなりましたか!(会場:拍手) いやいや、拍手なんて…値しませんよ(笑)。何くそ根性で頑張れたというのもあると思います。 MCいろいろなお話ありがとうございました。では、二宮さんから最後のご挨拶をお願いいたします。 二宮さんいろいろとお話をしましたが、我々はやりたいこと、言いたいこと、観てもらいたいことは、全部作品の中に置いてきました。観ていただいて、感じていただいたものがすべてだと思います。なかなか観ることができない作風にもなっていて、辛い、苦しい、重たいシーンも続きますが、じっくり向き合っていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
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「きみの色」製作報告会「きみの色」公式サイト「けいおん!」『映画 聲の形』などの山田尚子監督の最新アニメーション映画『きみの色』の製作報告会が3月18日、都内で開催されました。山田監督、川村元気プロデューサー、声の出演の鈴川紗由さん、髙石あかりさん、木戸大聖さんが出席し、本作に込めた思いや物語の魅力について語りました。こちらのイベントの模様をレポートいたします。製作報告会山田尚子監督川村元気プロデューサー日暮トツ子役鈴川紗由さん作永きみ役髙石あかりさん影平ルイ役木戸大聖さん山田監督今日は大変な強風の中、お集まりいただき、ありがとうございます。作品本編は1月末に完成しました。まずはスタッフの皆さん、お疲れさまでした。そして、これから本作に関わってくださる皆さん、どうぞ『きみの色』をよろしくお願いします。皆さんに観ていただくのはまだ少し先になりますが、楽しみにお待ちいただければと思います。 川村プロデューサーイベント冒頭で流れた映像は、世界で初めての映像です。本作は全世界のアニメーションファンのみならず、映画ファンが楽しみにしている山田尚子監督の新作となります。短い時間ですが、楽しんでいただければと思います。 MC川村プロデューサー、世界中から注目を集める山田尚子監督の「きみの色」ですが、本作に懸ける意気込みをお聞かせください。 川村プロデューサーまず、僕自身が山田尚子監督作品のファンで、「けいおん!」(2009年、2010年にテレビアニメ放送/劇場版が2011年公開)「たまこまーけっと」(2013年にテレビアニメ放送/劇場版が2014年公開)がすごく好きす。『映画 聲の形』(2016年公開)は度肝を抜かれ、『リズと青い鳥』(2018年公開)を観た後に新海誠監督から連絡があり「すごい映画ですね」と話していました。どの作品においても演出力がずば抜けていて驚かされました。新海監督からは「山田尚子さん、最近どうなんですか?」とよく聞かれます。「嫉妬を感じる才能だ」とも言っていますし、僕もそれは感じています。国際映画祭で、海外の配給会社の方に「山田尚子の新作はまだか?」ってよく言われますね。世界中にファンがいる事を感じますし、僕自身が早く山田さんの新作を観たいという気持ちで、数年間、一緒に企画をやってきました。 MC新海誠監督の「嫉妬を感じる才能」という言葉を聞いていかがですか? 山田監督とんでもない話だと思いました(笑)。光栄です。頑張ります! MC今回、国内にとどまらず、すでに海外からも多くのラブコールを受けているとお伺いしました。 川村プロデューサー210の国と地域での公開が予定されています。まだ完成品を観ていない状態で、これだけのグローバルセールスが決まるのは、ジブリ作品や新海作品並みだと思います。ここまで期待されている事実に僕も驚きました。 MC世界中から注目されていますが、本作の着想の経緯を教えてください。 山田監督映画に対しての尊敬があり、映画を作ることへの憧れを持っています。まず一番に「映画を観る方の映画体験を大事にしたい」と取り組みました。 MC本作のテーマ、伝えたいことは何でしょうか? 山田監督「観た方の気持ちに何か寄り添える映画を作りたい」という気持ちでやっています。 MC本作を作る上で楽しかったこと、ご苦労されたことはどんなことでしたか? 山田監督たくさんのスタッフと気持ちを一つにして、作品を作り上げていくという過程が、何度経験しても最高で楽しい瞬間だと思います。苦労した点は、オリジナル作品なので、「作品の世界とか大事な部分を、スタッフと共有するためにどういう言葉を使って、どういう目線で話をしていこうか?」というところです。でも、結果的には、すごいパワーで、スタッフの皆さんが駆け抜けてくれました。MC川村プロデューサーは山田監督とご一緒されていかがでしたか? 川村プロデューサー本作はサイエンスSARUという素晴らしいスタジオで制作され、スタートするタイミングで、優れたアニメーターの方々が自ら「山田監督と一緒に仕事がしたい」と集まってくれました。本編のセリフとセリフの間だったり、「うれしい」「悲しい」といった感情がたくさん映っています。それは、映画館で集中して観ないと見落としてしまいそうな感情や色です。僕も横で見ていて「これが山田尚子なんだな」と納得しました。MC人が“色”で見えるというアイディアはどういうところから生まれたのでしょうか? 山田監督「時間」と「色」と「動き」といった、何か言語化出来ない感覚的なものを受け取って帰ってもらえる映画にしたかったんです。主人公・日暮トツ子の世界の受け取め方がどんなものかと想像した時、感覚や触覚、そんなことを思って、「色で表現したい」と思いました。 MC山田監督といえば「青春」というイメージも強いです。本作はどういった期待をさせていただけるんでしょうか? 山田監督まさに「音楽」です。「音楽体験」です。 川村プロデューサー補足すると、十代の子たちの言語化できない感覚を描くのが日本一うまい監督だと思っています。それから、山田尚子ファンは「けいおん!」だったり、(山田さんの)音楽の演出がとても好きだと思います。本作はその二つが両方ともが入っている贅沢な山田フィルムであると一ファンとして思います。 ■声の出演の鈴川さん、髙石さん、木戸さんが登場。 鈴川さんこういう場が初めてなので緊張しています。楽しんでお話ができたらと思います。 髙石さんオーディションから始まり、やっとこの日が来てすごくうれしいです。この作品のことを多くの方に知っていただけるように、本日はよろしくお願いします。 木戸さん今日の製作報告会で、作品の魅力を少しでもお伝えできたらと思います。 MCお三方は、オーディションで決まったということですが、まずは監督に、キャスティングの決め手と声の印象などをお聞きしたいと思います。 山田監督トツ子役の鈴川さんの決め手は、「独り言がかわいかった」です(笑)。覚えているかな…? テープオーディションで、トツ子が猫に話しかけるシーンがありました。鈴川さんが演じたトツ子は、自分の中だけですごく楽しんでいる子――その自分の中の世界がすごく幸せそうな子でした。そこで、ひとめぼれというか、ひと耳ぼれのような感じでした。オーディションで実際にお会いしたらトツ子にしか見えなかったです。髙石さんは、オーディションの時に、午前中のすごく早い時間なのに、2リットルの水がもう空の状態で持ってきました。「すごく飲むんですね」って言ったのを覚えています(笑)。そこから、あふれる不思議な魅力のとりこになりました。実際に声を聴いたら、耳にこびりつくような不思議な音をしていて、すごく心地良くて、そこに魅力を感じて決めました。たくさん歌も歌ってもらいました。ルイくんの木戸さんは、持っている雰囲気の柔らかさ――セリフだけではなく、普通にお話する時のトーンや色味が、私が想像する影平ルイくんにぴったりきていたので、「木戸さんで!」という感じでした。 木戸さんありがとうございます。 MC1600名の中からオーディションで選ばれた時のお気持ちはいかがでしたか? 鈴川さん私は、事務所の方からサプライズで教えてもらいました。最初に聞いた時は「うれしい」という感情がなくて、信じられなくて、頭が真っ白になって涙が止まりませんでした。声優のお仕事が、ずっとやりたいと思っていた目標の一つだったので、結果がくるまでごはんが喉を通らず緊張していました(笑)。髙石さん私も、オーディションの期間が意外と長かったので、一日、一日が不安で、「受かる」とは想像もしていなかったので、聞いた時はびっくりしました。何度も繰り返しシーンを見るくらい山田監督の作品が好きなので、その最新作に出演できるのことがうれしくて、頭が真っ白でした(笑)。 木戸さんお二人と同じで、監督の作品に出られる喜びが押し寄せてきました。それと同時に、長い時間をかけて監督や川村さんが準備しているアニメに声を入れるというのは、魂を注ぎ宿らせることだと思いますし、僕も声の仕事は初めてなので、正直、「自分で大丈夫かな?」という不安とプレッシャーもありました。 MC改めてこの作品の魅力をどのように感じていますか? 鈴川さん誰もが経験する、思春期ならではの悩みや、抱えている思いを、三人が出会って、音楽活動を通して心を通わせて成長していく、その姿にとても勇気をもらえる作品です。私も共感できる部分がたくさんありました。三人の日常をのぞき見しているような感覚で、とてもほっこり癒してくれる作品だと思います。髙石さん映像美が本当にすごくて、監督が描く線の一つ一つに、ものすごいこだわりを感じます。まつげ一本一本の普通の動き、人がときめいた瞬間、そういうところの描き方が本当に魅力的でキラキラしているんです。「私があの時、ときめいた感情は映像にするとこんなにキレイなんだ!」と思える素敵な映像作品になっていると思いました。 木戸さん思春期の人たちが持つ悩みは、だれしも経験があって、今まさに、その悩みに向き合っている人もいると思います。主人公三人の設定が10代なので、きっと誰しもが共感できる作品だと思います。出会いがあって、感情の変化が起きる。今回だと音楽や色でそれが表現されています。その繊細さが『きみの色』の大きな魅力かなと思っています。 山田監督くすぐったかったです(笑)。ありがとうございます。 MCアフレコは三人で一緒に収録もされたんですか? 髙石さんはい、三人で…。 鈴川さん一緒に録りました。 髙石さん声を当てるお仕事は、数日だけなんですが、その中でも仲を深められたと思います。 鈴川さん髙石さんは、最初クールな方かと思っていました。でも、たくさんお話をしてくれました。すごく笑い声が素敵で、パワフルで、一緒にいて楽しいです。木戸さんは、すごく穏やかな雰囲気をまとっていて、安心感があるお兄さん的な存在でした。 髙石さん紗由ちゃんって、本当にトツ子みたいで、見ていると引き込まれちゃうような魅力的な方です。でも、芯があって役について考えている時はカッコ良いと思いました。木戸さんは、年は離れているんですが、私たちにも優しくて、すごく低姿勢というか、柔らかい雰囲気がルイくんにピッタリだと思いました。それから、声が想像と全然違って、ルイくんそのまんまで、驚きでした。 木戸さん(二人のコメントが)すごく気持ち良いですね(笑)。うれしいです。僕がいまだに覚えていることは、紗由ちゃんのことで、「そこのイスにトツ子が座っている」という印象がすごくありました。緊張していて、トツ子が一人で「ウーっ」ってなっているところが、オーディションの時の紗由ちゃんと同じで、声もかわいらしくてピッタリだと思いました。あかりちゃんは、三人で録っている時、すごく明るくて、現場を和ませてくれる感じがありました。その上、きみちゃんとしての力強い声もピッタリで、一緒に録っている時のほうが、ルイをやりやすかった印象があります。MC山田監督の印象はいかがでしたか? 鈴川さん最初は写真でしか見たことがなかったので、クールな方だと思いました。でも、実際は関西弁がかわいくて…(笑)。私も関西なので親近感がありました。穏やかな雰囲気をまとっていて、初めてのアフレコで緊張していたんですが、リラックスして臨むことができました。 髙石さん本当に柔らかい方で、「心で会話してくださる方」だと思いました。役のこと、作品のことについて話す時、分かりやすくではなく、自分の気持ちをそのまま伝えてくださるのが一番刺さりました。より良いものを監督に見せたい気持が強くなったし、そんな監督が作る作品は絶対に素敵なんだろうと思いました。でも、人見知りで(笑)、かわいい方だと思いました。 木戸さん初めて三人一緒にお会いした時、監督が一番緊張されていました(笑)。それを見た時に「監督も緊張するんだ」と思って、逆に僕らはリラックスできました。僕らと同じ目線でいてくれる優しい監督で、でも作品への情熱も伝わってきて、「頑張ろう」と思わせてくれる監督でした。 MC川村さんはプロデューサーとして、三人のこれからに期待されることはどんなことですか? 川村プロデューサーアニメーションの声を探す時は、毎回とてつもないオーディションになるんです。何が正解か分からないし、なるべく新しい声に出会いたいと思っています。なので、今回は、1600人――聞くだけで途方に暮れました。延々と声だけを数日間聞いた結果、この三人が唯一無二の声だと思いました。ここで出会った方々が、アニメーションに限らず実写映画でも、将来映画界を必ず背負ってくれる人だと信じています。また一緒に仕事をしたいと思っています。声の良い俳優は売れる――その条件が揃った三人であり、更にはオンリーワンの声を持っているので、この映画のみならずどんどん活躍していってほしいと思っています。 MC今回、劇中歌もあります。 山田監督「水金地火木土天アーメン」という、トツ子ちゃんが作詞作曲した歌で、きみちゃんとルイくんと三人で編曲したバンドの曲です。 MC牛尾憲輔さんと一緒に作られたそうですね? 山田監督今回、音楽を牛尾憲輔さんにお願いしました。「バンド曲に挑戦しましょう」ということで、音楽を牛尾さんが作って、歌詞はトツ子やきみちゃん、ルイくんが書くという風にやっています。一番大事にしたのは、この三人が演奏している楽曲だということですね。とても難しい展開があったり、すごく練習が必要なのではなく、一生懸命練習したら弾けるもの――でも熱があって、かわいらしくて、この時期に彼女たちが作ったことに納得できる曲であることを大切にしました。 MCボーカルを髙石さん、コーラスを鈴川さんが担当されていますが、この楽曲の印象をお聞かせください。 鈴川さんさっき流れていた曲はトツ子からきみちゃんへの思いがたくさん詰め込まれた曲ですが、歌詞がトツ子らしくて、言葉選びがチャーミングでかわいらしいので、音楽もつい鼻歌で口ずさんでしまう中毒性がある楽曲だと思います。 髙石さん本当にチャーミングでポップで踊り出したくなるような曲です。でも、その曲が劇中で流れた時に、私は涙を流したんです。思い入れがあるからっていうのはもちろんですが、一つ一つの物語を経て、たどり着いたその一曲が本当に美しかったんです。それを皆さんにも体感していただきたいです。 木戸さん二人があの曲を収録していた時、僕はいなかったので、僕は本編を観て初めて二人のあの歌を聞きました。本当に鳥肌が止まらないというか、ワクワク感、イントロから何かが始まりそうなキャッチーな部分を覚えています。観終わった後も帰り道に口ずさんでしまうような、すごく素敵な曲だと思いました。 MC映画は本当に音楽が大切ですね。 川村プロデューサー山田監督が「バンドものにする」と言った時、僕はうれしかったですね。「山田監督のバンドものを観たいな」と思っていたし、しかも、この三人が演奏して、アニメのキャラクターなのに、試写室から三人が出てきたんじゃないかって思うようなバンドのグルーヴ感がありました。「あぁ、音楽映画になった」という思いがありました。 MCそして三人を導くキーキャラクターのシスター日吉子は新垣結衣さんが声を当てています。新垣さんよりコメントをお預かりしていますので、代読いたします。完成した作品を観た時、すべてが柔らかくて繊細で心に春色の風がそよぐような優しい気持ちが画面からあふれていると感じがしました。 トツ子、きみ、ルイは個性豊かで本当に愛らしくて、試写の後に、鈴川さん、髙石さん、木戸さんと顔を合わせた時には、まるで物語の中の三人に会ったような気持ちになって高揚してしまいました。 ご本人たちが並んでいる感じも、何だか役にピッタリな感じがします。 シスター日吉子は、物語の登場人物の中では、大人たちとトツ子たちの間にいる人だと監督から説明をいただきました。トツ子たちに対して、他の大人たちよりも一つ距離が近いというか、静かに、でも熱くいや実はかなり熱くトツ子たちを見守っている人です。 気持ちを分かりやすくストレートに表すセリフはあまりない印象だったので、日吉子が何か言葉を呑み込んだ時の、その奥の気持ちはどんなものかと想像するのもとてもやりがいのある作業でした。 アフレコ本番は、山田監督と音響監督の木村さんをはじめ、スタッフの皆さんに、長い時間、大変根気強く、付き合っていただき、支えていただきました。この場を借りて、改めて本当にありがとうございました。 ぜひたくさんの方に観ていただきたい作品です。【新垣結衣さんコメント】MC山田監督、お聞きになられていいかがでしたか? 山田監督感無量です。私自身、新垣さんのことはテレビや映画、スクリーンを通してしか知らなかったんです。勝手な思い込みかもしれませんが、きっと芯が強くて、こだわりもあって、ものすごくぶっきらぼうなくらい真面目な方なんじゃないかと思っていました。それに、シャレっ気もあって、すごくチャーミングな方だと思っていたので、今回のシスターに日吉子にピッタリだと思いました。ダメ元でアタックしてみましたが、まさかお受けいただけると思っていませんでした。 MC実際にご一緒されていかがでしたか? 山田監督素晴らしかったです。物語の一つは、シスターの話といっても良いかもしれないです。作品を編み込んでくださるような役目で、その役割をすごく真面目に受け取ってくださいました。セリフの一つ一つ、ちょっとしたイントネーションの違いもとても大切にしてくださって、いろんな日吉子を見せていただきました。ものすごく感激しました。 MC最後に山田監督からメッセージをお願いします。 山田監督『きみの色』はオリジナル作品ですが、観てくださった方の今までや、これからあるかもしれないことなど、きっとどこか触れることができる作品だと思います。そして、何より劇場で「映画体験」をしていただくことを大切に思って作った作品なので、ぜひ劇場に足を運んでいただければと思います。
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舞台『千と千尋の神隠し』上海文化広場2025年7月14日~8月17日
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燃えよ剣 Blu-ray(2枚組)岡田准一 柴咲コウ 鈴木亮平 山田涼介/伊藤英明 尾上右近 山田裕貴 たかお鷹 坂東巳之助 安井順平 谷田歩 金田哲 松下洸平 村本大輔 村上虹郎 阿部純子 ジョナス・ブロケ 大場泰正 坂井真紀 山路和弘 酒向芳 松角洋平 石田佳央 淵上泰史 渋川清彦 マギー 三浦誠己 吉原光夫 森本慎太郎 髙嶋政宏 柄本明 市村正親movie時代を追うな。夢を追え。本編ディスク:(Blu-ray)本編:148分+映像特典 カラー HD ワイドスクリーン 1920 × 1080p 2層(BD50G) 音声: 1, 日本語 DTS-HD Master Audio7.1ch 2, 日本語 DTS-HD Master Audio2.0ch 3, 視覚障がい者用音声ガイド 日本語 DTS-HD Master Audio2.0ch 4, 日本語 DTS-HD MasterAudio2.0ch (オーディオ・コメンタリー) 字幕: 1, バリアフリー日本語字幕 2, 英語字幕特典ディスク:(DVD)16:9LBサイズ 片面2層 音声:1, 日本語ドルビーデジタル 2.0ch ステレオ(一部モノラル) 字幕:なし【特典内容】<本編ディスク> 【音声特典】 ◆オーディオ・コメンタリー 原田眞人監督 × 岡田准一 × 鈴木亮平 × 原田遊人(編集) 【映像特典】 ◆予告編集(特報・予告編・TV-SPOT) <特典ディスク(DVD)> ◆メイキング・オブ・映画「燃えよ剣」 ◆イベント映像集(完成報告、公開直前、初日舞台挨拶、公開御礼舞台挨拶) ◆特番 ◆3分でわかる新選組 ◆劇場宣伝用メイキング <外装・封入特典> ◆特製アウターケース(三方製 BOX&トールケース) ◆ブックレット(20P予定)TBR31349D/2021年度アスミック・エース司馬遼太郎「燃えよ剣」(新潮文庫刊/文藝春秋刊) 監督・脚本:原田眞人 / 音楽:土屋玲子開国か倒幕か—— 動乱の幕末でわずか6年だけ存在した「新選組」と副長・土方歳三の知られざる真実。武州多摩の“バラガキ”土方歳三は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇、沖田総司ら同志と共に京都へ向かう。徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨を局長に擁し、市中を警護する新選組を結成。土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率、新選組は倒幕派勢力制圧に八面六臂の活躍を見せる。お雪と運命的に出会い惹かれあう土方だったが、時流は倒幕へ傾いていき—— 剣を手に命を燃やした男たちの知られざる【愛】と【戦い】が、今幕を開ける!© 2021「燃えよ剣」製作委員会燃えよ剣 Blu-ray(2枚組)
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燃えよ剣 DVD(2枚組)岡田准一 柴咲コウ 鈴木亮平 山田涼介/伊藤英明 尾上右近 山田裕貴 たかお鷹 坂東巳之助 安井順平 谷田歩 金田哲 松下洸平 村本大輔 村上虹郎 阿部純子 ジョナス・ブロケ 大場泰正 坂井真紀 山路和弘 酒向芳 松角洋平 石田佳央 淵上泰史 渋川清彦 マギー 三浦誠己 吉原光夫 森本慎太郎 髙嶋政宏 柄本明 市村正親movie時代を追うな。夢を追え。本編ディスク:(Blu-ray)本編:148分+映像特典 カラー 16:9LB サイズ 片面 2 層 音声: 1, 日本語ドルビーデジタル 5.1ch 2, 日本語ドルビーデジタル 2.0ch 3, 視覚障がい者用音声ガイド日本語ドルビーデジタル 2.0ch 4, 日本語ドルビーデジタル 2.0ch(オーディオ・コメンタリー) 字幕: 1, バリアフリー日本語字幕 2, 英語字幕特典ディスク:(DVD)16:9LBサイズ 片面2層 音声:1, 日本語ドルビーデジタル 2.0ch ステレオ(一部モノラル) 字幕:なし【特典内容】<本編ディスク> 【音声特典】 ◆オーディオ・コメンタリー 原田眞人監督 × 岡田准一 × 鈴木亮平 × 原田遊人(編集) 【映像特典】 ◆予告編集(特報・予告編・TV-SPOT) <特典ディスク(DVD)> ◆メイキング・オブ・映画「燃えよ剣」 ◆イベント映像集(完成報告、公開直前、初日舞台挨拶、公開御礼舞台挨拶) ◆特番 ◆3分でわかる新選組 ◆劇場宣伝用メイキング <外装・封入特典> ◆特製アウターケース(三方製 BOX&トールケース) ◆ブックレット(20P予定)TDV31350D/2021年度アスミック・エース司馬遼太郎「燃えよ剣」(新潮文庫刊/文藝春秋刊) 監督・脚本:原田眞人 / 音楽:土屋玲子開国か倒幕か—— 動乱の幕末でわずか6年だけ存在した「新選組」と副長・土方歳三の知られざる真実。武州多摩の“バラガキ”土方歳三は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇、沖田総司ら同志と共に京都へ向かう。徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨を局長に擁し、市中を警護する新選組を結成。土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率、新選組は倒幕派勢力制圧に八面六臂の活躍を見せる。お雪と運命的に出会い惹かれあう土方だったが、時流は倒幕へ傾いていき—— 剣を手に命を燃やした男たちの知られざる【愛】と【戦い】が、今幕を開ける!© 2021「燃えよ剣」製作委員会燃えよ剣 DVD(2枚組)
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映画「変な家」大ヒット御礼舞台挨拶「変な家」公式サイト謎のクリエイター・雨穴さんによるYouTube動画とその前身である同タイトルのウェブメディア記事を元に、物語の続きを書き加える形で待望の書籍化したミステリー小説「変な家」。「読み出したら止まらない」と大反響の原作書籍は、単行本と文庫本あわせて異例の140万部を超えるベストセラーとなっています。そんな話題騒然の「変な家」が映画となり、3月15日より全国公開され、興行収入20億を目指せるロケットスタートを切りました。 そんな本作の大ヒットを記念して、3月25日に東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が行われ、間宮祥太朗さんと佐藤二朗さんがそろって登壇しました。二人の“バディ度”を測るチャレンジを行い、二人のバディ力が試された、こちらの舞台挨拶の模様をレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶雨男/雨宮役間宮祥太朗さん栗原役佐藤二朗さん■間宮さんと佐藤さんが登場。「二朗さん」などと書かれたボードが会場のあちこちに。 佐藤さん珍しく僕のファンがいるよ。 間宮さん前の舞台挨拶で催促したからじゃないですか(笑)? 佐藤さん催促したかいがあったな(笑)。「二朗、二朗、二朗」ってあるよ。 MC本作は昨日までで110万人動員、興行収入15.5億円突破の大ヒットとなっております。 間宮さん「『変な家』が大ヒット」といろんな方面から聞いて、うれしく思います。今日もこうやってたくさんの方が来てくれて、友だちには「観に行ったら満席だった」と言われました。劇場で「キャー」とか言いながら盛り上がって観ているとの報告もあって、今も具体的な数字が出て、「これは本当に大ヒットしているんだ」と感じています。本当にヒットしていないと具体的な数字は出てこないですからね(笑)。佐藤さん言わないね。何となくごまかす感じになるよね(笑)。 間宮さん本当にうれしいです。今日はありがとうございます。 佐藤さん先日、僕もこっそり観に行きました。平日だから空いているかと思ったら、結構埋まっていて、駆け込みで制服を着た子たちがバーッと来てて、上映が終わった後、同じ回を観ていた女の子の一団が、トイレの前で大騒ぎしていたんですね。「ちょ、ちょっと待って!このトイレの間取り大丈夫?窓ある?」って(笑)。「いやいや、ここは普通にTOHOシネマズのトイレだから」って思いました。あと、(会場を指して)そこのうちわを持っているあなた! ごめんなさいね。あのね「(佐藤二朗の)朗」の字が違うの。「右側が月」なのよ。間宮祥太朗と同じなの。 間宮さん「朗らか」の方ですね。 佐藤さんよく間違えられるんですが、それだけでも覚えて帰ってくださいね、お嬢さん。でも本当にありがとうございます。 MCお二人の後ろには、寄せられた感想が書かれたメッセージボードがあります。気になる感想はありますか? 間宮さん太字に目がくんですが…「油断してた」? 佐藤さん擬音が多いね。「ゾクゾクッ」っていう感じの。(「ゾクッ…ゾクッゾクッゾクッゾクッ…」と書かれたのを指して)これなんて「ゾクッ」しか言っていないよね。 間宮さんこの「ゾクッ」にこんなにスペース使う必要あったのかな? 半分くらいで良かったんじゃない? 佐藤さんこれ、「ゾクッ」というキャンペーン(「#映画変な家でゾクッとキャンペーン」映画を観て体験したことを(((ゾクッ)))の数で表現してください)をやっているんだよね? …って聞いていた? 間宮さんいや、読んでいました(笑)。 佐藤さんさっきの女子高生の一団の時、騒ぎになっちゃいけないからと思って、顔を隠してトイレに入ったんですよ。でも、そこにも男子中学生か高校生がいて、「お前、どこが一番怖かった?僕、オノ。」って言っていました。考えてみたら、あのシーンには僕も出ているから、知っているはずなのにビクッとなったからね。怖かったぁ。 間宮さん宣伝のインタビューで「体感型というか、アトラクションみたいな映画になっている」と言っていましたが、本当にそうなっているみたいですね。学生が集団で「ジェットコースターのようなドキドキ感でした」とここにも書いていますが、一緒に体感しているんだなと思いました。 佐藤さんさっきプロデューサーも言っていたけれど「怖いから一緒に行こうぜ」っていうノリがあるんだと思う。 MCうちの娘は中学生ですが、友だちに聞くと「両親と一緒に行った」という子も多かったみたいです。 佐藤さんありがたいね。僕にもメールが何通か来ました。今やっている映画(撮影中)のプロデューサー陣からも「おめでとうございます、大ヒット」って来ました。ありがとうございます。 MC間宮さんも映画館で反応を見てみたいんじゃないですか? 間宮さん映画館に行ってみたいですね。ポルトガルの映画祭では観客と一緒に観ましたが、また全然違う反応でしょうね。 佐藤さん分かりやすく、生の反応が聞ける作品だからね。 間宮さん二朗さん、トイレで会話を聞いていて、もし悪口を言われていたらどうするつもりでした? かなりショックですよね。 佐藤さんなんちゅう答えづらい質問をするんだ、間宮! まあ、でもそれはそれで…。 間宮さん真摯に受け止める? 佐藤さんもちろん、いろんな反応があって当然だからね。ただ、10代の若い子たちは集団だと反応が分かりやすいじゃない? さっきの「間取り大丈夫?」って声とか、男の子も僕の隣で「どこが怖かった?」って感じで、全部反応が分かりやすいから、間宮も映画館に行ってみたらどうだ?間宮さんそうですね。 MC映画の中でバディを組んだお二人ですが、どうやって役作りをされたんでしょうか? 間宮さん雨宮個人としては、映画を観ていただければ何となく分かると思います。動画クリエイターとして何本か動画が当たったんだろうけれど、そこからなかなか鳴かず飛ばずで、DJ松永くんが演じた柳岡さんに「早くバズる動画作ってよ」とせかされてネタを探しているんですよ。でも、なかなかストイックというか、ポジティブになれないまま毎日を消費していくという導入から入ろうと思いました。そこから、事件をきっかけにエンジンがかかっていく役になればと思って演じました。二朗さんとのバディ感は現場で作っていった感じですね。 佐藤さん僕の役は、簡単に言うと、ある部分が突出して優秀な人で、他のところが全部ダメだったりするので、そこは意識しました。ミステリーとかに対して、洞察力は異常にあるんだけれど、他のことには全然かまわないので寝ぐせがあることにすら気づいてないというね。後、取材で間宮が言っていて「なるほど」と思ったのは、「いちいち驚かない」ってことですね。長く一緒にいて、ある種の信頼関係があるので、お互いに「お前のことが好き」ってことは一切言わないし、顔にも出さない。でも、ずっと一緒にいるから栗原の行動にいちいち反応しないっていうのは「なるほど」と思いました。それはバディ感として作品に反映されていると思います。 MC特に二人のバディ感が見えてきた部分などはありましたか? 間宮さん今言ったように、本作で初めて出会った二人ではないので、以前からの関係性がある感じは序盤から見えてくるかなというところはありつつ、後半のああいうシチュエーションになっていく中で、あうんの呼吸というか…。後半の「足」のところは、もともとは違ったんですよね? 佐藤さん絶体絶命のシーンで、仏壇の足を見て「足!」って言って雨宮が仏壇の足を蹴って崩れ落ちるというシーンですね。もともとは「雨宮さん!」って言って二人で体当たりする感じだったんですが、撮影本番の一時間前に「『足!』って言うのはどうだろう?」と、監督と間宮に提案しました。冷静な栗原さんがあそこまで激しているっていう展開にもなるし、「変な家」という間取りを題材にした作品に、仏壇の足というものが薄くでもリンクするかなと思ったんです。そういう説明をしたら二人とも「良いんじゃないか」と言ってくれたので、そうなりました。僕ら二人、年齢も親子ほど違うし、顔の彫りもものすごく深いのと、浅いのにもほどがあるのと、年齢の割にものすごく落ち着いている男と、ものすごく落ち着いていない男という、全部が正反対なんです。でも、それがバディとして良いんじゃないかという感じはあると思います。 MCそんな二人のバディ度を試す三つのチャレンジをしていただきます。まずは「究極の二択」で、どれだけ息がピッタリかを測らせていただきます。A:家派 B:アウトドア派【第一問:二人で過ごすなら?】佐藤さんこれは、間宮がどう答えるか推察するの? MCお二人の素直な気持ちをお答えいただいて、バディ度を測りたいと思います。 佐藤さんこれ、言うほど究極の二択でもないな(笑)。普通は「カレー味の…」。 MCそういうマスコミの方が使いづらい言葉は使わなくて良いですから! 佐藤さんこういうことをすると、僕がマネージャーに怒られるだけなんで(笑)。間宮さん:A 佐藤さん:A■第一問の回答MCそろいましたね。これはどういうことでしょう? 佐藤さん間宮の家に押しかけて一緒に酒を飲みたいなと思いました。 間宮さん二朗さんは晩酌されるので、僕はつまみを作って二人で飲みながら映画を観たり…。 佐藤さん良いじゃないの、それ。ホントに良いじゃん! ごめん。頭の中はもう晩酌でいっぱいになっちゃった(笑)。A:過去 B:未来【第二問:二人で時空を旅するなら?】間宮さん:A 佐藤さん:B■第二問の回答間宮さん僕は、過去に行って、幼少期からの二朗さんの人生を二朗さんのナレーション付きで楽しみたいですね。(佐藤さんの口調で)「間宮、僕、この時ね…」って(笑)。副音声付きで二朗さんの人生を楽しみたいです。 佐藤さん僕は初めて間宮祥太朗が僕のモノマネをするのを見ました(笑)。 MC佐藤さんは未来に? 佐藤さん一度、取材で10年後、20年後の話を聞かれて「20年後は、今でもYouTube発祥の映画ができるくらいだから、どうなっているか分からないけれど、映画は大好きだから繁栄していてほしいな」という話をしていたのを思い出して「未来」としました。A:最初に食べる B:最後まで取っておく【第三問:好きな食べ物は?】間宮さん:A 佐藤さん:A■第三問の回答間宮さん(二人の答えがそろったので会場から拍手。)何かすみません、こんなことで拍手を(苦笑)。 佐藤さんこれは拍手した人もそんなに「めでたい」と思っていないね(苦笑)。「拍手しとくか…」くらいの感じだね。 MC続いてはこちらの問題です。A:第一の家 B:第三の家【第四問:「変な家」に登場した家の中で、住むなら?】佐藤さんこれはわりと究極ですね。だって、第三の家に住みたい人いる? そういうと僕の答えが想像できちゃうけれど…。間宮さん:B 佐藤さん:A■第四問の回答佐藤さん何でだよ間宮! 間宮さんえ? 佐藤さん「え?」じゃないよ。ハトが豆鉄砲食らったみたいなかわいい顔をするな! だって、ここに住んだらエライことになるよ? 間宮さんえ? これは、「家」だけで考えて良いんですよね? 第三の家に住んだからって本作で起きたことが起こるとは考えなくて良いんですよね? 佐藤さん間取りはそのままだよ? 間宮さんだったら、第一の家は、二階が使い物にならないから嫌ですもん。 佐藤さん現実的! 間宮さん階段上がって、くるっと回ってトイレがなくて、子供部屋があって…それで考えると、第三の家は間取りは良くないですか? 僕、和室好きなので畳の部屋があるのうれしいし。使いやすいじゃないですか? 佐藤さん僕、やっぱりBに答えを変えます。僕は、世界で一番間宮に説得されやすいおじさんです。そりゃそうだ。二階使えないもん。 間宮さん使い勝手が悪過ぎますよ、第一の家は。 佐藤さんそうだ。A:ライバルとして共演 B:バディとして共演【第五問:次に共演するなら?】間宮さん:B 佐藤さん:B■第五問の答え間宮さん(会場:大きな拍手)今回の拍手は少し本気っぽいですね(笑)。 佐藤さん正直、理由としては、さっきも言ったように全てが正反対の二人がライバルになる設定が思いつかなかったですね。 間宮さん見えないですね。 佐藤さん例えば、恋のライバルとかあり得ないですよね? (会場の反応に)ちょっと笑い過ぎだぞ! 間宮さんライバルだと僕もなかなか浮かばなくて…何のライバルでしょうね? 佐藤さん例えば大学の研究員で、どっちが先に発明をするかとか? 特に面白くもないことを言ってしまった…。無駄な時間を申し訳ない(苦笑)。 MCというわけで、二人のバディ度はほぼ100%ですね。続いてのチャレンジはこちらです。 ■箱がステージに登場。 MC次は「箱の中身な何でしょう」です。 佐藤さんこれは、箱の中を触るやつですか? 僕は帰ります。世の中で一番苦手なヤツです。見るだけで汗が出てきています…。 間宮さんこれ、お客さんからは中身が見えているんですよね? だったら大丈夫ですよ。大したことないですよ。本当にヤバいもんが入っていたら、リアクションがもっとすごいですから。 佐藤さん確かに。…中身が分かった! 「変な家」の原作本とかでしょ? おじさん、生き物だけはだめですからね。 間宮さん僕が以前やった時は、タコが入っていました。 佐藤さん絶対ダメです! 僕は以前、ダウンタウンさんの「佐藤二朗100の質問」の時に三分くらいつかめずに汗だくで終わるという結果になったんだよ。 MCでは、制限時間15秒です。それではスタートです。 ■佐藤さん、箱の中に手を入れるも大慌て。佐藤さんお前、何でそんなに落ち着いているの? MC佐藤さん。触りましたか? 佐藤さん触りました。僕としては奇跡です。今の奇跡を「日比谷の奇跡」と呼んでいただいて大丈夫です。何か固い部分と毛みたいのがありました。 間宮さん僕、分かりました。80%くらい正解だと思います。本作に関係するものだと思うんです。何の関係もないものだと話が広がらないし…。 佐藤さんなるほど…でも、分かんない。本作に関わるもので、固い部分と毛みたいなものがあるものってある? 間宮さん分かりますよ。「毛」から想像してください。 佐藤さん何にも分かりません…。 間宮さん(会場に向かって)本作に出てきますか? (会場の反応に)OK、出てきていますね。自分の想像としては、本作の半分もいかないくらいで登場していると思います。 佐藤さんむしろ分からなくなってきました。むしろ、今DJ松永くんの顔しか思いつかない…。 MCそれでは、回答をどうぞ! 間宮さん&佐藤さん仮面! MC正解です! 佐藤さんこの仮面がね、撮影中に、誰も何も触っていないのに「ゴト」って動いたの…。本当ですよ!MCでは最後のチャレンジです。お二人には、最近、ショート動画でも話題の「知恵の輪チャレンジ」(人間で作った知恵の輪を30秒以内で解く)にチャレンジしてもらいます。 佐藤さんまあ、これは僕がジッとしていても間宮が解いてくれるでしょ?間宮さん全然、分かんないです。 佐藤さんあ、僕分かったかも。僕に任せろ! MCではスタートです! 佐藤さんじゃあ間宮は両手を広げて座って。 ■間宮さんをまたごうとするも、上手くいかない。佐藤さん全然ダメ! 誰かぁ!!!MCハイ終了です。これは正解がちゃんとあるので、動画を見ていただければと思います。 間宮さん僕は30秒間二朗さんのケツを見ただけでしたね…。 佐藤さん僕のイメトレでは、あれで完全に抜けるはずだったんだよ。正直、片足を浮かした時点で「ダメだ。違うわ」って思いました(苦笑)。 MC改めて、お二人のバディ度、シンクロ率の高さはいかがでしたか? 間宮さんまあまあシンクロはできて良かったですが、いろいろ取材も一緒に受けてきて、二人の空気感がだいぶ板についてきたと思います。 佐藤さんたまに川栄(李奈)が入ってきてな。 間宮さん三人の空気感が良いですよね。 佐藤さんあれは見た? 咀嚼音の…。 間宮さんASMR? 佐藤さん三人でやったやつ見た? あれ、メッチャ面白いよ。 間宮さん「静かにしろ」って言っているのにメッチャうるさかったやつ? 佐藤さんそうそう。間宮だけがちゃんと守っていて、川栄なんて「あははは」って笑っていて(笑)…。あれは面白かった! MC現場の雰囲気もすごく良かったってことですね。 佐藤さんそうですね。それに興行収入がありがたいことに伸びているしね。本作に限らずですが、やっぱり、映画は初日に旅立っちゃったら、後はお客さんに育てていただくしかないので、そうなっていることにうれしく思います。 MCでは最後にお二人からメッセージをいただきたいと思います。 佐藤さんさっき、もう言っちゃったな、締めの言葉…。どうしようか? あれです。X(旧Twitter)にもポストしましたが、心から思っているのは、「末永くこの作品をかわいがっていただきたい」ということです。お客さんに育てていただきたいと言いましたが、口コミっていうのは宣伝の中でも本当に効果があるので、家族、友だち、親戚、ちょっと通り過ぎた人に……「本作が面白い」ということ、「映画館に行こう」ということを広めていただけたらと思います。SNSがすごく効果があるので、ぜひ今日のことも広めてください。 間宮さん今日は二人で結構ゆっくり話せましたね。本当は、時間が余ったら「東宝は、実は東京宝塚の略だ」っていうことを知ったので、そのことを話そうかと…。 佐藤さんさっき、トイレがどこにあるか分からなくて、二人で探していたら「東京宝塚ビル」って書いてあるのをみつけたんですよ。「間宮、僕はすごいことに気づいたぞ。“東宝”って、東京宝塚の略じゃないか」ってなったんですよ。 ■会場は微妙な反応。 佐藤さんなんという薄いリアクション! 「ふーん」って困らせてしまったね。 間宮さん時間が余ったら、その話をしようかって話していたんですが、結局しちゃいましたね(笑)。本当に温かく迎えていただき、楽しい舞台挨拶でした。そして、大ヒットということで本当にありがたいです。配信など、いろんな形で映画を楽しめる時代に、映画館に人が入ってくださるのはうれしく思います。本作は、誰かと一緒に驚いたり、怖がったりして、一緒にアトラクションのように体感して楽しめる作品です。一緒に行った友だちとはもちろんですが、劇場にいる人たちみんなと共有して、二時間前後を過ごすのは、家で過ごす時間とはまた別の特別な時間だと思います。それが、豊かな時間になったら良いなと思います。これだけたくさんの人が入っているのをうれしく思いますし、さらにこれから、たくさんの人が評判や口コミで観に来てくれるとうれしいです。今日はありがとうございました。
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あこがれ<東宝DVD名作セレクション>内藤洋子/田村亮/新珠三千代/小沢昭一/賀原夏子movie求めてはいけない愛でしょうか? 孤独を突き破りひたむきに愛に憧れる少女は虹のように美しいDisc1本編85分 カラー シネスコサイズ 片面1層 音声:1. 日本語モノラル(オリジナル) 【初DVD化】【映像特典】◆予告編 ◆スチールギャラリーTDV31336D/1966年度東宝原作:木下恵介/脚本:山田太一/監督:恩地日出夫/音楽:武満徹/製作:金子正且平塚の瀬戸物屋の若旦那・一郎(田村亮)は、養子だった。ある日、一郎はあかつきこども園で一緒だった信子(内藤洋子)と再会する。信子は父親と一緒に工事現場を転々としていた。一郎は信子を好きになるが、一郎の養父、こども園の保母・園子(新珠三千代)をはじめ、周囲は猛反対。二人の恋の行方はどうなるのか ……。 「けがれを知らぬ男女の清らかな恋を内藤、田村で描き出したい」と恩地日出夫監督が抱負を語った、内藤洋子の初主演作。©1966TOHO CO.,LTD.あこがれ<東宝DVD名作セレクション>
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伊豆の踊子<東宝DVD名作セレクション>内藤洋子/黒沢年男/西村晃/酒井和歌子/田村奈巳movie黒目がちの大きな瞳と豊かな髪をもった美しい少女―― それが踊子だったDisc1本編85分 カラー シネスコサイズ 片面1層 音声:1. 日本語モノラル(オリジナル) 【初DVD化】【映像特典】◆予告編 ◆スチールギャラリーTDV31337D/1967年度東宝原作:川端康成/脚本:井手俊郎 恩地日出夫 /監督:恩地日出夫/音楽:武満徹/製作:金子正且天城に向かう山道を歩く一高生(黒沢年男)は、旅芸人の一行と出会う。彼は太鼓を背負った黒髪の踊子・薫(内藤洋子)に魅せられてしまう。下田まで芸人たちと一緒に旅をすることにした彼に、薫も淡い思いを寄せるのだった。『あこがれ』で新鮮な魅力をふんだんに発揮した、恩地日出夫監督と内藤洋子のコンビが、再び組んで贈る純愛文芸大作。©1967TOHO CO.,LTD.伊豆の踊子<東宝DVD名作セレクション>
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めぐりあい<東宝DVD名作セレクション>黒沢年男/酒井和歌子/田村亮/進千賀子/黒沢博movie若いあなただけが知る青春の歓びと哀しみ… そして恋のときめき――Disc1本編91分 カラー シネスコサイズ 片面1層 音声:1. 日本語モノラル(オリジナル) 【初DVD化】【映像特典】◆予告編 ◆スチールギャラリーTDV31338D/1968年度東宝脚本:山田信夫 恩地日出夫/監督:恩地日出夫/音楽:武満徹/製作:金子正且自動車工場の組立工・江藤(黒沢年男)は、小さなベアリング店に勤める典子(酒井和歌子)と知り合った。江藤は弟の進学と父の失業という問題を抱え、典子は母の再婚という悩みがあり、二人はすれ違ってゆく。さらに江藤は仕事で大きなミスを犯し、鍛造部という過酷な職場に配置転換されてしまうのだった…。 恩地日出夫監督が働く若者の純愛を描く青春篇。工業都市・川崎を舞台に、都会に置かれた若い男女を温かく見つめています。©1968TOHO CO.,LTD.めぐりあい<東宝DVD名作セレクション>