「2023」検索結果300件
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TVアニメ「呪術廻戦」初のスマートフォンゲーム「呪術廻戦 ファントムパレード」、ハーフアニバーサリー情報解禁!『呪術廻戦 ファントムパレード』ロゴ「呪術廻戦」アニメ&ゲーム連合特番ハーフアニバーサリー特設サイトティザーPV「呪術廻戦 ファントムパレード」公式サイト東宝株式会社(以下、当社)が企画・制作し、サムザップが企画・制作・開発・運営を行う、スマートフォンゲーム「呪術廻戦 ファントムパレード」(以下、「ファンパレ」)のハーフアニバーサリー情報が公開されました。 「呪術廻戦 ファントムパレード」は、2018年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の芥見下々(あくたみげげ)氏による人気漫画を原作としたTVアニメ「呪術廻戦」を元にした、作品初のスマートフォンゲームです。本ゲームは、2023年11月21日(火)に正式サービス開始し、500万ダウンロードを突破(2024年4月11日時点)しています。TVアニメ「呪術廻戦」第1期の物語を追体験できるだけでなく、福岡を舞台にした「ファンパレ」オリジナルのストーリーが楽しめるコマンドバトルRPGとなっています。2024年2月に発表された「Sensor Tower APAC Awards 2023」では「ベストIPゲーム」を受賞しました。高専時代の五条 悟と夏油 傑を描くハーフアニバーサリー キービジュアル解禁!特設サイト・ティザーPVの公開や、「懐玉・玉折」イベントの五条 悟のカードイラストも先行公開!2024年5月21日(火)でスマホゲーム配信開始から半年を記念して、ハーフアニバーサリー企画を実施します。ゲーム内では、高専時代の五条 悟と夏油 傑を描く「懐玉・玉折」のイベントを予定しており、「呪術廻戦 懐玉・玉折」のキービジュアルを公開しました。本イベントの詳細は、2024年5月19日(日) 20時より配信予定の「「呪術廻戦」アニメ&ゲーム連合特番」で発表します。「ファンパレ」ハーフアニバーサリー キービジュアル公開!ハーフアニバーサリーの特設サイトを公開しました。本サイトでは、ゲーム内イベントやプロモーション情報のほか、グッズや6月1日・2日に予定しているリアルイベント「ファンパレード」の情報を随時更新し、スペシャルコンテンツも掲載予定です。また、夏油 傑(CV:櫻井孝宏)のモノローグでゲーム内イベントへの期待が高まるティザーPVも公開しました。ハーフアニバーサリー特設サイト・ティザーPVを公開!ハーフアニバーサリーを記念して開催される「懐玉・玉折」イベントにあわせて登場する「SSRキャラクター[蒼き最強]五条 悟」のイラストを公開しました。「懐玉・玉折」イベント開催決定!高専時代の五条 悟のカードイラストを先行公開・タイトル:呪術廻戦 ファントムパレード ・ジャンル:RPG ・価格:基本プレイ無料(アプリ内課金あり) ・対応OS:iOS/Android(機種によりご利用いただけない場合があります) ・PC版推奨環境 : 対応OS:Windows 10 (64-bit) 以降 CPU : Intel(R) Core i5-8265U 以上 メモリ : 8GB 以上 ディスク空き容量 :20GB 以上 グラフィック : Intel(R) UHD Graphics 620 以上 ・企画・制作:株式会社サムザップ、東宝株式会社 ・開発・運営:株式会社サムザップ ・権利表記:©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 ©Sumzap, Inc./TOHO CO., LTD. <『呪術廻戦 ファントムパレード』主題歌「アヴァン」について> Eve「アヴァン」 作詞・作曲 : Eve 編曲 : Numa (TOY'S FACTORY)『呪術廻戦 ファントムパレード』概要2018年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の、芥見下々氏による人気漫画を原作としたTVアニメです。2020年10月よりTVアニメ第1期の放送が始まり、2021年12月24日より『劇場版 呪術廻戦 0』が公開。2023年7月より放送が開始された第2期の最終回では、続編「死滅回游」の制作が決定致しました。また、原作コミックスは電子版を含めて、シリーズ累計発行部数が9,000万部(2024年1月4日時点)を突破。TVアニメ「呪術廻戦」作品概要
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東宝スタジオにて、「女性スタッフお花見会」の開催に協力しました!東宝グループは、サステナビリティの基本方針に基づき、「あらゆるステークホルダーの人権を尊重し、持続的に『健全な娯楽』を提供できる体制の追求」を目標に掲げています。 その取り組みの一環として、東宝スタジオでは、映画制作現場の労働環境改善を目指し、女性を含むすべてのスタッフが安心して働ける環境づくりを推進しています。この度、「育児サポート勉強会」の有志メンバーが主催した「女性スタッフお花見会」に協力しました。 「育児サポート勉強会」では、映画制作と育児の両立について様々な映画・映像のスタッフたちが2023年から意見交換を行なってきました。この勉強会に参加する有志メンバーの主催により、映画制作に関わる女性スタッフらを対象とした「女性スタッフお花見会」が、3月下旬に初の試みとして東宝スタジオで開催されました。TOHOスタジオ㈱は会場としてスタジオを提供し、東宝㈱はベビーシッターサービスの費用を補助するかたちで、子育て中のスタッフも気兼ねなく参加できる環境づくりを支援しました。 春の陽気に包まれた会場には、100名以上のスタッフと約30名のお子さまたちが集まり、お食事を楽しみながら映画制作現場の働き方や育児との両立について活発な意見交換が行われました。参加者からは、「同じ制作現場で働く女性としての悩みを共有できてよかった」「映画業界の働き方やありかたについての意見交換ができ、今後の課題について考えられた」といった声が寄せられました。このイベントは、女性スタッフにとって貴重な交流の場となっただけではなく、今後の映画業界における女性の働き方や労働環境の改善に向けた新たな一歩となりました。 東宝グループは今後も、誰もが安心して活躍できる職場環境づくりを推進するとともに、東宝グループの事業活動に関わるすべての人々の人権を尊重し、持続的にエンタテインメントを提供できるよう努めてまいります。「女性スタッフお花見会」の様子
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「ゴジラ-1.0」初日舞台挨拶「ゴジラ-1.0」公式サイト国産ゴジラ映画として、記念すべき30作品目となる「ゴジラ-1.0」が11月3日の“ゴジラの日”(1954年の第一作目の「ゴジラ」が公開された日)に公開を迎えました! 東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が行われ、主演の神木隆之介さんをはじめ、浜辺美波さん、山田裕貴さん、青木崇高さん、吉岡秀隆さん、安藤サクラさん、佐々木蔵之介さん、山崎貴監督が登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!初日舞台挨拶敷島浩一役神木隆之介さん大石典子役浜辺美波さん水島四郎役山田裕貴さん橘宗作役青木崇高さん野田健治役吉岡秀隆さん太田澄子役安藤サクラさん秋津淸治役佐々木蔵之介さん山崎貴監督神木さん今日、ついに初日を迎えられて本当にうれしい気持ちと、安心感があります。でも、まだ初日なので、皆さんにどういう風に伝わって、どういう風に届いていくのかというちょっとした不安もあります。その中で、今日11月3日のこの日、本作を観に来るという選択をしてくださって本当にありがとうございます。まだ緊張していますが、皆さん、いかがでしたでしょうか(笑)? ■客席から大きな拍手! MCなんでそんなに低く出るんですか(笑)? 神木さんまだ不安もあるので(笑)。公開されたら皆さんの作品になっていきます。これからどんどん皆さんの心の中に残り続ける作品になれば良いなと思っています。今日は短い時間ですがよろしくお願いします。 浜辺さん「文化の日」、そしてゴジラの誕生日に劇場に足をお運びいただきありがとうございます。本作は、たくさんの情報を隠してきたので、まっさらな状態で本作が皆さんの元に届くのが楽しみです。本日はすでに本作を観ていただいたということで、今までとは違った話ができたらと思います。 佐々木さんようやくこの日を迎えることができました。去年の春から撮って、本日11月3日のゴジラの日、1954年一作目の「ゴジラ」が公開されたこの日に観に来てくださった皆さんとゴジラを共有できることをうれしく思っています。本日はお楽しみください。 吉岡さん皆さん、お元気ですか? 何だか本当に不安定な世の中ですが、作品のコピーにもある「生きて、抗え。」という言葉を胸に、いよいよ山崎ゴジラが世界に向けて動き出したんだと感無量です。 安藤さんこんにちは、お隣のおばちゃんです。今日、ここに立った時、皆さんのすごい拍手と熱気を感じました。「ブラボー」という声も聞こえてきました。その前には神木くんや美波ちゃんともお話できました。「今日はこの場に立ちあえて光栄だな」と、お隣のおばちゃん感覚でとても感動しました。 青木さん本日11月3日「ゴジラの日」、そしてうちの愛犬のおこげちゃんの誕生日に劇場にお越しくださってありがとうございます(笑)。皆さんの楽しんだ表情を見られてうれしく思います。 MCお誕生日おめでとうございます。 青木さんありがとうございます。五歳になりました! 山田さんいくつか取材を受けましたが、今までは「新生丸に乗り込む見習い」としか言えませんでした。でも、本作の全貌が皆さんに伝わると思ったら今日という日が楽しみで楽しみで仕方なかったです。こんな豪華な皆さんとここに立てているのも幸せです。僕が神木の隆ちゃんのことを語るのも野暮ですが、「昨日は緊張して眠れなかった」と言っている彼を見て、「いろんなものを背負っていたんだな」と思い、その覚悟が皆さんに伝わると思ったら、それもうれしいなと思いました。それに、僕は自分のキャラクターも相まって楽しく本作に参加したので、その思いが伝わると良いなと思っています。 山崎監督本作を作っている時もそうですが、僕は子どもの頃からゴジラの映画に関わりたいと思っていたので、本当に五十何年来の夢がようやく叶った日でもあります。しかも非常に素晴らしいキャストの皆さん、素晴らしいスタッフの皆さんと、自分的にはベストの状態で本作を作れたことが本当にうれしいです。それをようやく皆さんに届けられる日が来たということが心からうれしいです。 MC山崎監督、ようやく公開を迎えて、初めて上映後のお客さんに向けての舞台挨拶です。今、皆さんに何を伝えたいですか? 山崎監督ずっと長いこと「ゴジラを撮りたい人」で来ましたが、もう「ゴジラを撮っちゃった人」になって、寂しくてしょうがないです(苦笑)。作品がリリースしちゃって、またフェーズが変わって「ゴジラを撮りましたよね?」となってしまいました。あまりにもこれまで「ゴジラを撮りたい」「ゴジラを作れる!」「ゴジラを撮っている!」と、その段階があまりにも楽しかったので、今日は超ドナドナ気分です(苦笑)。結構寂しくて、自分でもびっくりしました。公開されてうれしい気持ちもあるんですが、嫁に出しちゃった気分で寂しいですね。もう一本くらい撮らせてほしいです。 MC出演者の皆さんも、今まで言えなかったことが多かったですが、今の心境などをお聞かせいただければと思います。 神木さん取材の時に、僕はある程度言えたんですが、一番初めに裕貴と取材を受けた時に、裕貴は「水島」としか言っちゃダメって言われていました(笑)。「名前しか言っちゃダメ!それ以外は解禁できません」と言われていて、お話を聞いてくださる方も全てを知った上で取材してくださるんですが、「どんな人ですか?」「言えません」となってしまって、そのくらい情報管理を徹底していたんですよね。制約のある中で、どう言えば伝わるかなと考えながら取材を受けました。僕は、新生丸で海に出るんですが、「撮影のエピソードはありますか?」と聞かれて、「船に乗るシーンが…」と答えたら、「神木さん、まだそれは言えないです」と止められて、「海もダメですか?」ってなりました(笑)。何をどうしたら良いのか、本当に試行錯誤しながらやってきました。山田さん「ゴジラが出ます」しか言えなくてね(苦笑)。当たり前だろっ! 神木さん本当に細々としたことしか言えなかったんですが、これは改めて言いたいです!「海に出たところは本当に僕らが海に出ています!」一部では「VFX、すごいですね」「海も船もすごかったですよね、VFX」って言われています。いや、あれはVFXじゃないんです! 本当に10日間苦労して海に出たんです! 「自然と戦いながらゴジラと戦いました」ということをやっと言えることが、気持ちが良いなと思っています。 佐々木さん「プールで撮った」みたいに言われていたもんね(笑)。 神木さん「波の感じも再現できていて」って、いやいや本物! 山田さん本物(笑)! 神木さんそこだけは誤解なきようにお願いします! 浜辺さん言えなかったことは、私は「明子」のことかな。明子、覚えていますか? NG事項だったので、「明子を連れて、強く生きている」ってことを言っちゃいけなかったんです。私にとって大事な存在の明子との撮影は大変でしたね。皆さんにとっての海が、私にとっては明子でした。明子とはなかなか心が通じなくて…。山崎監督現場の緊張を感じた瞬間にギャン泣きなんです。とにかく泣いちゃう。 浜辺さんうちの愛犬のポプちゃんが三歳なんですが、連れて行ったんです。ワンコには懐くんですが、私にはなかなか懐いてくれなかった(苦笑)。 神木さん(明子役の子は)よく見ているなと思いましたね。 浜辺さん私は「明子がいたんだよ」ってみんなに知ってもらえてうれしいです。スッキリしています。 佐々木さん言っちゃいけなかったことを話せばいいんですか?最初に「一切、しゃべるな」という誓約書を書かされましたね。白本(台本になる前段階の準備稿)には「No.30」とあって、撮影所に行った時も「山崎組の『No.30』を撮りに来ました」と言っていました(笑)。途中から「G」になりましたね。「そこまでやらなあかんの?」って思っていました。その後、初号試写を観て「面白かった!」と思ったら、また「一切しゃべっちゃダメです」「あなたが出たことも言っちゃダメです」って言われました(苦笑)。 山崎監督すごく盛り上がった感じで試写室から出てきて「これ言っちゃダメなん? 言っちゃダメなん?」って言っていましたね(笑)。 佐々木さん「一切、しゃべるな」と(笑)。本当に今日はうれしいです。 吉岡さん僕はベラベラしゃべっていましたよ(笑)。 山崎監督自由だなぁ! 吉岡さん試写を観た後も僕も「今日、観たってことも言わないでくれ」と言われましたが、そりゃ、帰ってオフクロに「すごかったよ」って話しましたよ。そりゃ我慢できないですもん。すみませんでした(苦笑)。 安藤さん明子はね、私も一番一緒にお芝居したかな。ずっと抱っこしていたから、撮影の次の日は筋肉痛になっていました。 浜辺さん二歳の子って重たいんですが、安藤さんはずっと抱っこしてお膝の上に置いて、距離を詰められていました。 安藤さんメッチャ筋肉痛でした(苦笑)。名演でしたよね? 山崎監督みんなの協力で名演に見えるようになっています。ただ、蔵之介さんに抱っこされると、静かになるんですよ。イケメンが好きなんです(笑)。 浜辺さんそうなんです! 山崎監督その時だけ静かで満足そうな顔していました。 佐々木さん僕も何か動けなかったです(笑)。 青木さん僕も明子に会いたかったんですが、接点がなかったんですよね。僕にも言えないことはあって、敷島とつながるアイテムがあって、いろんな思いもあってね、あと職業柄…。 神木さん取材の時に、橘と敷島の関係について「敵対」と言うだけで、宣伝スタッフに「後でちょっと言い方を変えます」とか言われていましたよね。 青木さん結構、おいしい出方をしましたね。最初の出会いはそういう風でしたが、二人にしか体験できなかったことが、後につながっていくありがたい役をいただきましたね。 山田さん今言いたいこと? 僕の話じゃないんですが、三、四年付いている現場マネジャーが年下で、すごくクールで、いろんな作品を経ても「裕貴さんのお芝居が…」とか言う人じゃなかったんです。でも、本作を観終わった時「裕貴さん、邦画史上No.1です」って(笑)。山崎監督大きく出たね(笑)。 山田さん内心では思うところはあったかもしれないんですが、本当にそういう感想を言葉でもらったことがなかったので、すごくうれしかったですね。本人は、今「言わないでくれ」って思っているかもしれないです(笑)。 MCゴジラ映画に参加することは自慢だとも思いますが、周囲に自慢したことなどはありましたか? または周りに羨ましがられたりしましたか? 神木さん僕はないですね。プレッシャーのほうが大きくて、自慢していなかったです。例えば親に話す時も「ゴジラなんだよね」「え?」「大丈夫かな?できるかなぁ?いや、やんなきゃいけないんだけれど、大丈夫だよね?」みたいな方が大きかったです。情報が解禁されて、周りから「出るんだ?」って言われても「まあ、そうなんです。でも、公開されていないから全ては公開されてからだよ」みたいなテンションでしたね。自慢できる余裕がなかったです。 山田さん僕は、小さい頃、母親がゴジラの映画に連れて行ってくれたので、母親にしか言っていないですね。いや、あんなに「言っちゃいけない」って言われているのに「僕、ゴジラに出るんだよ!」ってできないですよ(笑)。 佐々木さん僕は、公開されてから、ものすごく自慢しました。「音がすごかった」「怖かった」と。先日、監督とお話したんですが、ゴジラの鳴き声は、千葉マリンスタジアムを貸し切って、あの声を流して録音したらしいです。山崎監督十数人の録音部のスタッフが「七人の侍」みたいに集まってきて、マリンスタジアムのいろんなところに散るんですよ。そこにゴジラの鳴き声を流して、録音しました。響きがめちゃくちゃ良いんですよね。 佐々木さんこれを自慢しまくっています。今、CMでも流れまくっているあの音! って(笑)。 山崎監督球場を借り切って、デカいスピーカーを設置して、いろんなところで録音しました。 浜辺さん私も似たような感じですが、今までのゴジラは手が(下に向き)こういう感じで、「シン・ゴジラ」はゴッド(神)だから手が上を向いていて、今回のゴジラは横を向いているんだって山崎さんから聞いて、ちょっと誇らしげに「らしいよー?」って言っています(笑)。 山崎監督「今回のゴジラは神様と獣の中間だからこうらしいよ?」ってね(笑)。 浜辺さん話した時には悦に浸っていました。気持ち良かったです。 青木さん本当にゴジラに出演したことは誉れですよね。僕もあまり人には話していないですが、できるならおもちゃで遊んでいた5歳の頃の自分に自慢してやりたいですね。一時期、メカゴジラに浮気していましたが(笑)、ゴジラ愛を最後まで貫いて良かったです! MC安藤さんは俳優一家ということで、ご家族からも反応があったんじゃないですか? 安藤さんちなみに本日11月3日は、柄本明の誕生日です(笑)。 青木さん明さんも? 明さんとおこげが同じ誕生日? 山崎監督「文化の日」に生まれたんだ? 安藤さん呼び捨てにしちゃった(笑)。実家と我が家に、歴代のゴジラのフィギュアがあるくらいみんな大ファンなんですよ。今日から彼らがみんな映画館に行って「出ていたね」と家族内で私の自慢が始まります! あれだけいる中で、この「ゴジラ」は私しか出ていないのでね。吉岡さん神木くんと一緒で、台本を読んで「こりゃ大変だ…」と思いました。とりあえず西武園ゆうえんちに行って、監督の作った「ゴジラ・ザ・ライド」に修学旅行生と一緒に乗りました。「絶対に良い作品を作ってやるぞ!」と思いました。でも「ちょっとこのゴジラは倒せないんじゃないか?」とヘコんだ思い出があります。MC監督は周りの人たちに対しては…? 山崎監督ウチはスタッフが参加しているので、その中でぐるんぐるんしていました。ゴジラ好きは結構いるんですがCGのスタッフってクールなんです。でも、その時だけはウキウキしている感じで「ゴジラっすか?」「やれるんですか?」って、「いよいよゴジラをやれるんだ!」っていう感じがありました。 MC実際に撮影されて、何が大変で楽しかったですか? 神木さん船はもちろんですが、僕は大型バイクがメチャクチャ大変でした! 年代もののマニュアル車のバイクをお借りしたんです。僕はバイクを持っていないし、撮影でスクーターに乗ったことしかなかったんです。だから、人生で二台目のバイクがマニュアル車でした。 吉岡さん昔の本当に貴重なヤツでしたね。良く乗れたね。 神木さんあれでスタジオを走って止まってくれって言われました。運転が上手かったら良いですが、ボコボコした道でリーチもないし、ブレーキのかけ方も慣れていないので、危うくひきそうになりました。だから「なるべく僕の前に出てこないで!」って言いました。でも(本作の中では)「買っちゃったぜ」みたいな顔で帰ってこないといけなくて、そこは難しかったです(苦笑)。 佐々木さんあのライダースジャケットは、もらったんじゃないの? 神木さん茶色のやつをいただきました! 安藤さん似合っていたね。 神木さん途中でみんなに「これ似合っています?」って聞きました(笑)。秀さんにも…。 吉岡さん「秀さんともサイズが合うから、野田の衣装もほしいな」って言っていたよね?「え? こっちも?」って(笑)。 神木さん根こそぎ持っていこうと思いました(笑)。愛着というか、ほしくなるんですよね。好きな映画のグッズってほしくなるじゃないですか? 公式グッズも良いんですが、作品の中で使われていたモノってマネして買いたくなる気持ちと一緒で「良いなこれ、ゴジラの衣装だよね」って。 吉岡さん「聞いてみたら?もらえるんじゃない?」って。 神木さん野田さんのはもらえなかったですが、茶色の革ジャンはもらいました。それを「秀さん、これ似合いますか?」って話していました(笑)。 浜辺さん私はゴジラから逃げるところかな…? MC電車からぶら下がる大変なシーンがありました。 浜辺さんあれは火事場のバカ力を出して、リハーサルもちゃんとやりました。脚本を読んだ時に「これ本当に私でやるのかな?」って思いました。監督は私が運動が苦手なのを知っているから「正気かな…?」って思いました(笑)。 MC今のCG技術で簡単にできそうですが…。 山崎監督表情はちゃんとね、ぶら下がってもらわないと。 浜辺さん自重でちゃんとぶら下がっていないと…。 山崎監督セーフティが付いていたので助けてもらっていたのかと思ったら、意外と本人がちゃんとぶら下がっていたみたいです。 浜辺さん皆さんの協力があってやりましたが、次の日は歩けないと思いました。筋肉痛もあったし、関節の間がすごく広がっちゃった感じがしました。 山崎監督健康になったんじゃない? 浜辺さん身長が伸びたんじゃないかと思いました。 佐々木さん僕はやっぱり船ですかね? 新生丸で、ジョーズのようにゴジラが追いかけてくるところがあるじゃないですか。あれは、何メートルだったっけ? 山田さん「100メートル先です」とか「200メートルです」って言われてやっていました。 佐々木さんでも、本作を観たら、メチャクチャ近くて「えー?」ってなりましたよ(笑)。 山田さん想像より大きかったですよね? 佐々木さん大きかった。監督もアフレコで「思ったより、大きかった。よくこれと戦いましたね」って言っていました。 MC船も相当揺れていましたね? 佐々木さん相当揺れていました。最初の衣装合わせの時に、新生丸の艇長の役ということで「僕一級船舶免許持っています」「大船に乗ったつもりで」なんて思っていたんです。でも、あの木造船、すごかったですね。転覆するかと思いました。 山崎監督上が重たいんです。美術でいろいろ上につけていて。みんな真剣な顔ですが、酔って気持ち悪くなっている顔です(苦笑)。 山田さん船の最後尾に足をかけて、ハンドルをグルグルと回していましたよ。 吉岡さんいや、あそこね、山田くんはまだ捕まるところあったでしょ? 僕は後ろから小道具を最後に投げる時、へりがないんですよ! 神木くんが機関銃を撃つ上の台のところから「秀さん、落ちないでくださいね」って(苦笑)。あれはCGだと思われたくない! 本当にやっているんですから! 山田さん命がけでしたね。 MCVFXが得意な山崎監督があえてそこでリアルを追求したのは…。 山崎監督やはり、ドキュメンタリーじゃないとあの顔は撮れないんじゃないかと思ったんですよ。でも、海に出て一番初めに後悔したのは僕ですね。船に強かったはずなのに海に出てモニターを見た瞬間に気持ち悪くなって「もう帰ろう、帰ろう!」ってなりました。「監督、まだ一カットも撮っていません」って(苦笑)。安藤さんこの話の後では、私には何もございません(笑)。 青木さん何かに乗っていなかったですか? 安藤さん乗っていないです。でも楽しいことは、一回、私が出ていない長野の撮影に遊びに行きました! 山崎監督「怪物」(2023年6月公開/監督:是枝裕和監督)の撮影で諏訪に来ていたようです。 安藤さん同じ時期に同じ場所で撮影をしていたんですね。 山崎監督突如「現場に安藤サクラ現る」って(笑)。 安藤さんでも、大変そうなシーンだったので、静かに帰りました。 青木さん僕は整備士の役だったので、飛行機のシーンでした。スタッフさんが素晴らしいセットを作ってくださいました。印象的だったのは、神木くんをボコボコに殴るところ。あれは許せなかったですね。神木さん初日でしたよね。あれは闇討ちですよね(笑)。真っ暗な中、いきなり後ろから襲われるという。 青木さん最初だったので、遺恨が残るシーンを撮る前に、神木さんは素晴らしい人間なのに、これをどう恨むんだと思いました。練って練って練り上げて、本当にムカつくと思ってやりました。 神木さん過去に弁慶と義経(NHK大河ドラマ「平清盛」/2012年NHK総合にて放送)を演じたり、「るろうに剣心」でもご一緒していました。今回、久しぶりにお会いしたから「崇さん、おはようございます!」って言ってもシーンって…。 青木さんちょっとどうかしていたと思う(苦笑)。 神木さんその雰囲気のまま、本番が進んでいくんです。でも、崇さんがすごいのは、本番で「OK」が出ると、その度に「ありがとね」ってハグしてくれるんですよ! 青木さんやめてくれよ! (報道陣に向かって)書かないでくれよ(苦笑)! やめてくれよー! 神木さんその時に「あ、崇さんだ…」と安心しました! 青木さんいやいや、こちらこそありがとうございました。 MC本作はアメリカでの公開も決まっており、12月1日に公開で、1500館以上という実写日本映画としては異例の多さとなっています。北米プレミアには山崎監督と神木さんが出席されます。 山崎監督だいぶゴジラはハリウッドに進出されていますからね。FROM JAPANの力を見せつけてきますよ! どういう反応が来るか楽しみです。アメリカの人が観たらどう思うんですかね。でも、本家ですのでね、本家が乗り込むということで、堂々と行ってこようと思います。 神木さん初めて行く場所で、初めての参加なので緊張していましたが、今の監督の言葉を聞いて「付いて行こう」と思いました。付いて行けば監督が全てちゃんとやってくれるんだろうと思えたので(笑)、安心しました! 山崎監督いやいや、座長として前に! 神木さん海外で、お客さんの声を実際に聞けるっていうのはなかなかないですよね。日本の文化やゴジラについて、どういう存在でどう見えているのかなどを肌で感じるのが楽しみなので、無事に行って帰ってこられるように頑張ります。お土産は何にしようか考えています。監督、お願いします! 挨拶も期待していますんで! 山崎監督いやいや。神木くんが、全部英語で…。いつもの英語力を発揮する瞬間です! 神木さんそんなのいつ発揮しましたか(笑)? MC最後に神木さんから、皆さんにメッセージをお願いします。 神木さん改めまして、本当にありがとうございます。これまでの話と重なってしまいますが、個人的には本当に不安で、不安で、この日が来るのが楽しみなような、でも半分以上は「大丈夫かな?」「みなさんに受け入れてもらうことできるのだろうか?」と不安でいっぱいでした。でも、ここに立って、みなさんの反応を見て、ホッとしました。30作品目、70周年のゴジラということで、特別なゴジラだと思える、そういう作品になっていればと思います。今日はありがとうございました。そしてこれからも本作のことをよろしくお願いします。
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「劇場版 呪術廻戦 0」大ヒット御礼舞台挨拶「劇場版 呪術廻戦 0」大ヒット御礼舞台挨拶芥見下々による人気漫画を原作に、TVシリーズに続いて制作された「劇場版 呪術廻戦 0」が興行収入100億円を突破! 2月12日に東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が行われ、声優の緒方恵美さん、花澤香菜さん、中村悠一さん、櫻井孝宏さんが登壇! さらにTVシリーズの主人公・虎杖悠仁役の榎木淳弥さんがサプライズで登場し、予告されていた「重大発表」として「TVシリーズ第2期放送決定」を発表! こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。大ヒット御礼舞台挨拶乙骨憂太役緒方恵美さん祈本里香役花澤香菜さん五条 悟役中村悠一さん夏油 傑役櫻井孝宏さん緒方さん公開後ここまで時間が経ってから、こうやって皆さんに御礼を申し上げる機会がいただけるということは本当に幸せなことだと思います。今日は最後まで楽しんでいってください。よろしくお願いします。花澤さんこんにちは~! 劇場にお越しいただきありがとうございます。大大大大大ヒットですね? ね? 本当にちょっとネタバレしても良いんですよね? じゃあ、好きな五条先生のセリフは「怖い怖い」です...。分かるかな(笑)? はい以上です。中村さんそんなに長い時間じゃないんですが、楽しいこといっぱいあると思うんでよろしくお願いします。櫻井さん猿どもの皆さん! こんにちは。初日の舞台挨拶で「100億を超えるのが確実だ」と聞いて、「本当かなぁ...?」と思っていましたが、100億を超えて、まだまだ多くの人たちが劇場に足を運んでくださっているということを聞いて、嬉しく思っています。MC12月24日の公開から昨日までの公開50日で観客動員数784.1万人、興行収入は108.3億円を突破し、2021年に公開された映画の中でNO.1です! 皆さんの周りからも反響が届いてるんじゃないかと思います。 緒方さんあまり多くはないんですが、関係者の皆さんから「観たよ」的なLINEが多いのはビックリでした。コロナ禍前だったら「話したいので飲もうか」となることが多かったのですが、今は集まって飲みには行けないので、その分の熱い思いを書いてくださってビックリしました。それと同時に嬉しかったです。 中村さんこの映画に出ていない「呪術」の奴らからは言われました。「ヒットしていますね」とか他人事の顔をしていましたね。 花澤さん私もいろいろたくさんの人に「観たよ」って言ってもらえたり...。あとは「里香ちゃんホルダー(祈本里香型ドリンクホルダー)」! 「あれをゲットしに行くよ」って人がいたりしました。私もゲットしに行きたかったんですが、なかなか行けなくて...。まだ(本作も)一回しか観に行けていないんです(笑)。これからどんどんね、まだ長いことやってくれるんじゃないかと思いますので、行きたいと思います。中村さん緒方さんと同じく、現場でスタッフさんで、そんなに今まで交流がなかった人から「この間息子と観てきたんですよ」とか聞いたので、「それだけ多くの方に幅広く観ていただけているんだな」と、ありがたかったです。櫻井さん同じですね。例えばナレーションの現場に行った時、そっとビックリマン(「呪術廻戦マンチョコ」「劇場版 呪術廻戦 0マンチョコ」が2月8日より発売)が置いてあったり(笑)。 中村さん意図的に? 櫻井さん非常に意図的です。触れざるを得ないので、「これは!」とか...。そういうのヘタなんですけれど(笑)。それで、お話しをすると「もう映画館に三回行きました」とか教えてくださったりして、嬉しかったですね。 MCこういう時に聞きたいのは、やはり今だから話せる裏話なんですが...。アフレコやプロモーション時のまだしていない話などがあれば...。 緒方さんというかですね、コロナ禍で、本当に一緒に録っている時間が短かったので、私だけでなく全員が...個別取材をかなり多く受けてきたんですが、たぶんそこで語り尽くしているところありませんか? 中村さんありますよ(笑)。つまりネタがないんです、ぶっちゃけた話。 MC何とか絞り出していただければ...。 中村さん「絞り出して」? エグイ舞台挨拶ですね(笑)。 緒方さんでも、五条先生と夏油さんは、最後の方のことをしゃべってはいけなかったので、その辺の話はあまりしゃべってはいなかったんじゃないですか? そこは(ネタバレが)大丈夫なようなので、どうですか? 櫻井さん初日もそうでしたが、私はコメントが難しいなとか思っていて...。あまりに克明に言ってしまうのもなっていうのもあったんです。でも、やはりあそこの収録の時は、人知れず、胸にグッと来ていましたね。中村くんもどこかで言っていましたが、実際の収録の時には、聞こえないフレーズを...。 中村さん台本プレゼントキャンペーンをやっていましたが、あそこはどうなるんですか?櫻井さんあそこは(プレゼント用の台本には)ないそうです。プレゼント用と収録用で台本が違うという。我々だけしか知らないんですが、観てくださった後ですもんね? あのシーンは自分の中でもすごく良い感じでパフォーマンスできてるんじゃないかと思ったんです。僕が思うのは五条ってすごいなって。TVシリーズから劇場版にかけて、ずっと作品の顔というか、支えているというか...。五条がいるからこそっていうのを今回、すごく感じていますね。五条の力がすごいなって感じています。 中村さんありがとうございます! MC中村さんはいかがですか? 中村さん収録に関しては語り尽くしたので、いろんな媒体に散らばった情報ではあるんですが、収録を緒方さんと櫻井さんと三人でできて良かったです。収録時は圧巻というか、刺激をもらっていました。年明けに映画を観に行ったんですが劇場で観た時に、収録時に二人の芝居で気づけなかったことをスクリーンで観たことによって気づくこともあったし...。緒方さんの呼吸の演技がめちゃくちゃすごくて...。 櫻井さんそうなんですよ。 中村さん今吸った呼吸の音で、グッとこっちの心を持っていかれるという...。 櫻井さんそうなんですよ。 緒方さん収録の時は、今ここにあるアクリル板よりもさらに厚いものが両脇にガンとあって、(共演者が)立って隣でしゃべっていても全部が聴こえないんですね。以前はもう少し息づかいとかも聴こえていたんですが...。息だけじゃなくて、気配とか空気...それは一緒に録っているほうが感じられるんです。今回も、それは聴こえてきたんですが、細かい息遣いが今は聴けない状態で録っていたので、我々も全部スクリーンで、できたのを観て初めて知ることはありましたね。中村さん「おぉっ!」って。面白かったです、映画。 緒方さん私は、花澤さんのお芝居に圧倒されて...。 花澤さんいえいえ! 緒方さん! 緒方さん一つ残念だったことがあって...本編を見たら、「大大大大大好きだよ!」って言ってくれているシーンでゾワっとなって鳥肌が立ったんですが、あれは尺が長すぎて録り直した方だったんですよね? 花澤さんそうです。 緒方さんOKテイクはちょっと短くなっていまして、もちろん本編の演技もすごく良かったんですが...。(使われなかった)一発目がものすごかったんで、残念だったなとは思いました(苦笑)。 花澤さんあそこからセリフを畳みかけていくじゃないですか? その良いきっかけになれたのかなって思いました。 緒方さんいままで話していないことで言うと、あの辺の一連のシーンのセリフに関しては、事前に話さないようにってかん口令が敷かれてたんですが、夏油さんに「女誑し」と言われてしまう一連のセリフをどうしようかって考えていたんですね。一番最初はもっと「悔しい」とか「どうしても勝ちたい」って気持ちが強く出るのかな? と思って芝居をしてたんですが、「そうじゃない。凪いでいてほしい」と監督に言われて。「どうやったら凪いでいられるのか...?」 と思ってたら、「そうか」って思ったことがありました。「一緒にいよう」ってセリフが最後にありますが、それを「結婚しよう」って言う気持ちでしゃべりました。結婚するってことは一緒に向こうの世界に行って...ということですが、その両方をすべて覚悟して内省して、腹に据えた状態でそこに向かってしゃべるってことを意識してやったので、それを言った後で「大好きだよ」と言われたので本当に幸せでした! 花澤さんおぉー。 緒方さんぜひ観て感激してください。 花澤さんいや、もう私、次に観に行ったら「大大大大大好きだよー!」って言っちゃいそうです! 緒方さんいやいや、発声は禁止なので(笑)! MC花澤さんは何かありますか? 花澤さんいろいろ言えること言いつくしちゃったんですが...。これは前も話しましたが、幼少期の憂太くんがめちゃくちゃかわいくて、「あぁ、こりゃ好きになっちゃうよ」って思いました。アフレコの前も思いを募らせて行ったんですが、アフレコでも「里香ちゃんには憂太くんしかいないな」って思えて、緒方さんと一緒にアフレコができて良かったなと思います。 MCコロナ禍の中で限定的とはいえ、皆さんでアフレコできたことが大きかったということですね? 緒方さんそれができなかったら、最後のほうのシーンも全然違うものになっていたと思います。改めて、当たり前なんですが、一緒に芝居するというのは、一緒にやらないのとは違うなって思えました。今は一緒に収録できる機会はすごく重要なシーンだけになってしまいましたが、それでも一緒にやれるシーンがあって良かったなと思います。コロナ禍の中で、だいぶアニメーションの在り方、お芝居の掛け合いが変わってきてしまった部分もあって、若手の声優さんの中には、まだ一度も掛け合っていない方もいます。でも、(一緒に掛け合いながら収録すること)それが大事で、その結果がそういう映像になるということを、もちろんお客様もそうですが、業界の皆さんにも、もう一度確認していただいて...。音響スタッフさんには本当に頑張っていただいてるんですが、また一緒に掛け合える日常に戻りたいなと思います。 中村さん特に五条って、TVシリーズもそうですが、たいして自分自身の気持ちをしゃべっているわけじゃなく、説明が多いじゃないですか。それを一人で録った場合、説明で終わる可能性があるけれど、一緒に録ると、受けてもらえる息づかいが発生するので「じゃあ、こういうふうに説明していこうか」って、気持ちが変わってきたりもするんです。今回、一緒に収録できたし、説明が多かったところはすでに緒方さんの声が入っていたので、それを聞きながらできたのは、すごく大きかったですね。それが(緒方さんの声の収録)できていなかったら完成形がちょっと違っていたんじゃないかと思います。 櫻井さん私も同じだと思います。どうしても個別での収録だと、算数みたいに計算して演技しないといけない部分があるんです。今回は全部ができたわけじゃないですが、それでも(一緒に収録することができて)余計なこと考えずに没頭できたんです。それは自分以外の人がいて、という空気感があったからこそできた表現、セリフがあったと思います。 MCさて、今日の舞台挨拶では「呪術廻戦」に関する重大発表があるということでTwitterのトレンドも「重大発表」で埋まっていました。それを発表させていただきますので、例のものをお願いします! ■スタッフが大きな箱を舞台中央に運び込む。花澤さん何だ? 箱だー! 中村さんもう里香ちゃんのケーキはいいですよ(苦笑)? 花澤さんありましたね(笑)。 MCそれではお願いします。どうぞ! ■箱から「祝!大ヒット」と書かれたタスキを掛けた、虎杖悠仁役の榎木淳弥が飛び出す!虎杖悠仁役榎木淳弥さん榎木さん大大大大大ヒットおめでとう!花澤さんあはははは(笑)。 榎木さん憂太、大大大ヒットおめでとうだよぉ!めちゃくちゃ怖かった、これ! (スロープを上る時に)ガタガタして、何なんだろうこれって...このために用意していただいて。 MC箱に隠れて、タスキを掛けた状態から飛び出すという仕事をこれまでされたことは? 榎木さんないです。初めてです。 花澤さんなかなかないですね。 中村さん僕も未経験です。初めて見ました。やりたくはないですけれどね。MC何か重大発表があると聞いていましたが、この「祝!大ヒット」が重大発表ですか? 花澤さんあれ? 榎木さんそんなわけないじゃないですか! では発表します!(榎木さんは後ろを向く)じゃん! これ見えてますか? ■榎木さんが後ろを振り返ると、タスキの後ろに「祝TVアニメ第2期」の文字!榎木さんTVアニメの第2期、2023年放送決定でございます! 花澤さん(後ろを向いたままの榎木さんに)ちょっと顔も見せていただけますか(笑)? 緒方さんお客さんに背中向けるのはもうやめよう(笑)! (スクリーンに)映っているから大丈夫だから(笑)。 MCこれはめちゃくちゃ嬉しい発表ですね。全国のファンの皆さんが、このサプライズを待っていました。どんな内容になるんでしょうか? 榎木さん僕もね、まだ知らないんですが、原作の流れだと劇場版で活躍している五条と夏油の過去の話などもあるので、お楽しみにしていただければと思います。 MC皆さんが急にカンペを見始めました。言って良いことと、いけないことがあるんですね? 中村さんそうですね、今回、観ていただいた劇場版の中で数シーン、過去の夏油とのシーンも入っていましたが、あの辺なんですかね? あれだと良いな? 榎木さん濁すなぁ(笑)。 MC夏油さんとしてはどうですか? 櫻井さんじゃあ、カンペを読みますね(笑)。TVアニメがあって、そこから描かれてたことからすると、夏油が10月31日に五条を封印するってことなんで。 中村さん日付指定? すげー日付指定してくるんですよ。 櫻井さん日付指定してくると頑張れるじゃん? 目標があった方が。 MCまとめますと榎木さん、どうなりますか? 榎木さんつまり、そういうこと、ですね! 花澤さん何それ(笑)? 榎木さんこれ以上はちょっと...。そういうこと。そうですね。 MCこのほかにもお伝えする情報がございます。 ■2月23日(水・祝)19時より3時間特番放送決定! ■4月3日(日)より毎週日曜日の17時から、全国28局でTVアニメの第1期放送をもう一度! MC榎木さんは今回の劇場版を観ましたか? 榎木さん観ました。というか、中村さんと行きました。 中村さん一緒に行きました。出ていないやつらと一緒に行きました。 榎木さん(伏黒 恵役の)内田雄馬くんと、(釘崎野薔薇役の)瀬戸麻沙美さんと。 中村さん楽しかったですよね? 櫻井さんそれ話せよ! 中村さんいやいや、箱で(榎木さんが)出てくるから...と思って。すごかったですね。三人(榎木さん、内田さん、瀬戸さん)は初めて観るじゃないですか? 僕は収録しているから流れを分かっているけれど、リアクションが楽しみでしたよ。原作にないシーンとか、この隣の人たちどういう気持ちで見ているんだろうとか(笑)。 榎木さんアクションシーンとかも原作から膨らませているんです。終わった後、みんなで感想を言ったりしてめちゃくちゃ興奮しましたね。何かもう、結構、泣けましたね。里香ちゃんの序盤の「頑張れ」が好きで...。 花澤さんホント(笑)? 榎木さんすごく喜んでくれていますね。他にも、憂太の気合いみたいものが画面から伝わってきて終始圧倒されましたね。あとはもう、(内田さんと瀬戸さんは)二人とも小学生のようにはしゃいでいましたね。「おもろかった~」って瀬戸さん言っていましたね。 MCそれを聞いて、中村さんはほくそ笑むという。 中村さんそうですね。特に終盤の追加シーンとか「今どんな気持ち?」って観ている最中に言えないんでね、「TVシリーズの主役チームだけ出ていないってどんな気持ち?」って(笑)。それを心に秘めながら映画館を出ましたね。 榎木さんあの七海の出方もね。 中村さんあれはずるいよな? 榎木さんずるいですよね。あれ黒閃(威力が通常の2.5乗倍の打撃の必殺技)ですよね? 七海が原作で「調子が良いと出せますよ」って言っていたやつをここで出すんだ? とか、面白かったです。 MCそしてもう一つ、サプライズで原作者の芥見下々さんからイラストコメントをいただいてきました! ■スクリーンに芥見先生によるイラスト&コメント入りの色紙が映し出される。MC緒方さん、色紙のコメントをお読みいただけますか? 緒方さん「劇場版大ヒットだってよ~! TVアニメ2期も作ってくれるって~。読者、視聴者、関係者の皆様、いつもありがとう~! 芥見下々」花澤さん良いですねー。良いですね、この里香ちゃんが。「里香ちゃんで読んで」って言われるかと思ったんですが...(笑)。 MC読んでいただいても良いですか? 花澤さん良いですか?(特級過呪怨霊の里香の声で)てれびあにめ~登壇者の皆さんそっち(笑)? 花澤さんあれ? どっちだろう? 中村さん忘れちゃった? 緒方さん本当は(本編の里香の声は)加工が入っているんです。 中村さん本当はもっと上手なんですよ! 花澤さんそうそう思い出しました! 加工の技術がすごいって内山くんから聞きました! 舞台挨拶に一緒に登壇した時に後ろで、「『呪術』チームの音声加工すごいんだよ」「そうなんだねー」って話をしました。裏話でした。 緒方さん里香ちゃん頑張りました。 MC公開記念の舞台挨拶に芥見先生がいらしてくださっていたそうですね? 緒方さんいらっしゃっていたんですが、あの日は12月24日で年内最後の金曜日ということで、道がめっちゃ混んでいて、我々が舞台挨拶直前に滑り込む感じで劇場入りしたんですね。なので、お会いしたんですが「もう出なくちゃなんない」って感じでほとんど会話できなかったんですよね。ご挨拶くらいしか。 櫻井さん私も「夏油です」って言うのが精一杯でした。 緒方さん「(映画について)良かった」と言ってくださったと思うんですが、本当にあっという間だったので...。 MCそれでは最後に榎木さん、緒方さんからメッセージをお願いいたします。 榎木さん劇場版も100億円を突破したということで...僕は出ていないんですが...でも本当に嬉しくてこんなに多くの方に観ていただけているのが信じられないというかすごいなと思います。本日、第2期の放送も決定しましたので、引き続き、多くの皆さんに「呪術廻戦」を楽しんでいただけたらと思います。本当に皆さん今日はお越しいただきましてありがとうございました。 緒方さん前回の舞台挨拶でもお話させていただいたんですが、この映画がこんなにヒットしたのは、もちろん芥見先生の原作のお力があるからであり、TVシリーズのキャスト・スタッフの皆さんが熱を込めて作ってくださったからです。それが皆さんに伝わって、「呪術廻戦」という作品が盛り上がりを見せた中で、私どもが劇場版を担当させていただいたという形なので、全ての「呪術廻戦」チームの思い、そしていろんな努力の結晶だと思っています。100億とかという数字のことは正直あんまりよく分からないし、肌にも感じにくいんですが、一つだけ分かっているのは、今日もこれだけたくさんの皆さんが観に来てくださっていて、全国の皆さんもそうですし、ここに今日はいないけれど観に来てくださった皆さん、お一人お一人が観て、心震わせて、いろんな方に伝えてくださったおかげだと思います。たくさんの方にご支持いただけたのは、本当に幸せなことですし、そういう作品に関われて幸せです。ご覧の通り、とても稀有な素晴らしい作品だと思います。コロナ禍でこの作品を作れたことが一番大きいかもしれません。未来につながる、そういう仕事になったと思います。私個人にとってもですが、先ほども少し話しましたが、業界的な意味でも...というと、不遜かもしれませんが、いろんな形でつながっていく作品だと思います。これからもアニメ業界、漫画業界をいろんな形で楽しんでいただいて、皆さんのお力で、より未来につながっていくようにしていただけたら嬉しいなと思います。今日は本当にありがとうございました。
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『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第4巻猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 阿多妃:甲斐田裕子 梅梅:潘めぐみ 白鈴:小清水亜美 女華:七海ひろき やり手婆:斉藤貴美子 羅門:家中宏 李白:赤羽根健治 小蘭:久野美咲 やぶ医者:かぬか光明 ナレーション:島本須美anime薬屋の娘が宮中を揺るがす――――TBR34030D/2023年東宝原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)キャラクター原案:しのとうこ 監督・シリーズ構成:長沼 範裕 副監督:筆坂 明規 キャラクターデザイン:中谷 友紀子 色彩設計:相田 美里 美術監督:髙尾 克己 CGI ディレクター:永井 有 撮影監督:石黒 瑠美 編集:今井 大介 音響監督:はた しょう二 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間 ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第4巻ご購入はこちら
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『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第3巻猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 阿多妃:甲斐田裕子 梅梅:潘めぐみ 白鈴:小清水亜美 女華:七海ひろき やり手婆:斉藤貴美子 羅門:家中宏 李白:赤羽根健治 小蘭:久野美咲 やぶ医者:かぬか光明 ナレーション:島本須美anime薬屋の娘が宮中を揺るがす――――TBR34029D/2023年東宝原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)キャラクター原案:しのとうこ 監督・シリーズ構成:長沼 範裕 副監督:筆坂 明規 キャラクターデザイン:中谷 友紀子 色彩設計:相田 美里 美術監督:髙尾 克己 CGI ディレクター:永井 有 撮影監督:石黒 瑠美 編集:今井 大介 音響監督:はた しょう二 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間 ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第3巻ご購入はこちら
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『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第2巻猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 阿多妃:甲斐田裕子 梅梅:潘めぐみ 白鈴:小清水亜美 女華:七海ひろき やり手婆:斉藤貴美子 羅門:家中宏 李白:赤羽根健治 小蘭:久野美咲 やぶ医者:かぬか光明 ナレーション:島本須美anime薬屋の娘が宮中を揺るがす――――TBR34028D/2023年東宝原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)キャラクター原案:しのとうこ 監督・シリーズ構成:長沼 範裕 副監督:筆坂 明規 キャラクターデザイン:中谷 友紀子 色彩設計:相田 美里 美術監督:髙尾 克己 CGI ディレクター:永井 有 撮影監督:石黒 瑠美 編集:今井 大介 音響監督:はた しょう二 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間 ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第2巻ご購入はこちら
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『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第1巻猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 阿多妃:甲斐田裕子 梅梅:潘めぐみ 白鈴:小清水亜美 女華:七海ひろき やり手婆:斉藤貴美子 羅門:家中宏 李白:赤羽根健治 小蘭:久野美咲 やぶ医者:かぬか光明 ナレーション:島本須美anime薬屋の娘が宮中を揺るがす――――TBR34027D/2023年東宝原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)キャラクター原案:しのとうこ 監督・シリーズ構成:長沼 範裕 副監督:筆坂 明規 キャラクターデザイン:中谷 友紀子 色彩設計:相田 美里 美術監督:髙尾 克己 CGI ディレクター:永井 有 撮影監督:石黒 瑠美 編集:今井 大介 音響監督:はた しょう二 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間 ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会『薬屋のひとりごと』Blu-ray 第1巻ご購入はこちら
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「窓ぎわのトットちゃん」完成披露舞台挨拶映画『窓ぎわのトットちゃん』公式サイト女優、タレント、司会者、エッセイスト、ユニセフ親善大使などあらゆる顔を持ち、博識でありながら愛らしい人柄が広い世代から支持を集め、今もなおその姿をテレビで見ない日はない黒柳徹子さん。そんな彼女が自身の幼少期を描き、世界累計発行部数2500万部のベストセラーとなった小説「窓ぎわのトットちゃん」がアニメーションとして初映画化されます。11月18日にはTOHOシネマズ 六本木ヒルズで完成披露舞台挨拶が開催され、黒柳さんをはじめ、トットちゃんを演じた大野りりあなさん、トモエ学園でトットちゃんの担任の大石先生を演じた滝沢カレンさん、八鍬新之介監督が登壇しました。黒柳さんが初めての映画化が叶った感激を明かしたこの日の模様を、詳しくレポートします!完成披露舞台挨拶原作黒柳徹子さんトットちゃん役大野りりあなさん大石先生役滝沢カレンさん八鍬新之介監督黒柳さん今日はお忙しいところ、ありがとうございます。これは、私が小学一年生ぐらいの時の本当の話を書いたものなんですが、本はベストセラーになりまして、たくさんの映画化のご要望がございました。テレビドラマや舞台、ミュージカルなどいろいろあったんですが、皆さんが読んでくださって、皆さんの中にあるトットちゃんができている方が良いと思ったので、全部お断りしました。それから42年経って、いろいろと考えたところ「もしかしたら、やっぱり映画にしておいた方が良いんじゃないか」と思いました。またちょっと(世界情勢など)きな臭くなっているところもあったりしたものですから、「映画にして作っていただければ」と思っていたところに、監督から「アニメでやったらどうか」というご要望がございました。そこで企画書を見たところ、とても丁寧に書かれていたのでお願いしました。それからずいぶん経って、六年くらい経ちましたでしょうか? 八鍬監督企画書をお見せしてからは七年になります。 黒柳さん七年…ものすごい時間が経って、やっと出来上がったものを観ました。いろいろなことが思い出されただけではなく、当時の世の中のこと、学校のこと、そういったものが私がいた時のまま描かれていて、お友だちも、本当に当時の友だちのようでした。そういったこともあって、本当に観終わった時に涙が出ました。原作を読まれた方にも、読まれていない方にも、本作を観ていただけたらうれしいなと思っております。共演者の皆さんも素晴らしいですし、なんといっても監督が七年もかけて作ってくださったものです。それは並大抵のことではなかったと思います。一つの作品に七年もかけてくださって、心からお礼申し上げます。 八鍬監督ありがとうございます。 大野さん今日はこんなに素敵な場所に立つことができて、皆さんにも会えて本当にうれしいです! アフレコは難しいところもあったけれど、監督さんや皆さんがすごく優しく教えてくれたので、楽しく、いっぱい感動できました。 滝沢さん徹子様の歴史の中に入れたような、本当にうれしい瞬間がたくさんあったので、そのことについてお話できればと思います。 八鍬監督先ほど徹子さんが おっしゃったように、企画から七年でようやく本作が完成いたしました。この作品を皆さんにお届けできることを心よりうれしく思っています。 MC七年の時を経て、ようやく完成した本作をこれから皆さんに観ていただくことになります。八鍬監督は、なぜ今この時代にトットちゃんを映画化しようと思われたのでしょうか。 八鍬監督今、世界中で人種や宗教をめぐって戦争が起きていて、たくさんの難民の方や犠牲者の方が出ています。遠い国の出来事のように感じるかもしれませんが、78年前に日本も同じように戦争をしていました。徹子さんの書いた「窓ぎわのトットちゃん」には、戦争中でも思いやりの心を忘れずに生きた人々が描かれています。その姿を映像化して世界に届けることができれば、少しでも明るい未来につながるんじゃないかと思って企画しました。 MC黒柳さんは、本作をご覧になって涙が出たとお話されました。今日はいよいよお客さんに観ていただくことになりますが、今の気持ちはいかがでしょうか。 黒柳さんワクワクしております。皆さんがどのようにお感じになるのか、知りたいと思います。本を読んでくださった方もいるかもしれないし、読んでいない方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらにしてもご覧になってくださった方は、胸を打たれるところがあると思います。またとても面白いところもありますし、りりあなさんのような子供が主役なので、皆さんもびっくりなさると思いますが、どうぞ楽しんでいただければと思います。 MCアニメ映画化されるにあたって、誰がトットちゃんを演じるのかと話題になりました。大野さんは、どのような気持ちでオーディションを受けられましたか? 大野さん五歳の時に女優さんとアナウンサーになりたいと思っていました。でも、「本当になれるかな?」と思っていたんです。お母さんとお父さんと一緒に徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」の原作の本を読みました。トットちゃんも新しい環境の中で頑張って、それが今の徹子さんになっているんだと思ってすごく勇気をもらいました! オーディションの時には、自分が本当にトットちゃんだと思いながらやりました。監督さんやスタッフの皆さんがすごく優しくいろんなことを教えてくれて、おしゃべりもすごく楽しかったので、今までで最高のオーディションになりました。 MC(大野さんのコメントに)滝沢さんも拍手をされていますが、本当にしっかりされていますね。 滝沢さんはい。(しみじみと)素敵な方です。 MC大野さんは、トットちゃんとご自身が「似ている」と思うところはありますか? 大野さん全部似ていると思いますが、その中でも一番似ていると思うところが二つあります。一つ目はおしゃべりが大好きなところです! トットちゃんはおしゃべりを始めると止まらなくなっちゃうんです。私もおしゃべりを始めると止まらなくなってしまうので、そこが似ていると思っています! 二つ目は、いろいろなことに興味があるところが似ていると思っています。トットちゃんはいろいろなことにチャレンジをしますが、私も「これもやってみたいし、これもやってみたいし、これもやってみたい!」という感じなので、そこが似ていると思います。それに、お友だちにも「チャレンジしようよ」と声をかけるところも似ていると思います。 MCトットちゃんとの共通点がとても多いですね。 大野さん(うれしそうに)えへへ。(会場:笑) MC徹子さんは、大野さんの声が吹き込まれたトットちゃんはいかがでしたか? 黒柳さんとっても可愛かったです。 大野さんありがとうございます!MC滝沢さんは、本作のオファーが届いた時にどのように感じましたか? 滝沢さんオファーをいただいて、「窓ぎわのトットちゃん」という徹子さんの小学生時代を描くアニメの声をやるとなった時に、ずっと見ていた黒柳徹子さんの話なので、その人生の中に飛び込ませていただくチャンスをもらえたことはとてもうれしかったです。また、自分の声で「徹子さんの小学生時代を絶対に汚したくない」「自分のせいで何かあったら嫌だ!」と思ったので、本当にいろいろと気をつけようと思いました。 MCそれぐらい滝沢さんにとって、黒柳さんは憧れの方なのでしょうか。 滝沢さんはい! 憧れの方ですし、妖精のような方なので「どうやったら私みたいな人間がこの世界に入れるのかな」と思いました。 MC徹子さん、滝沢さんから「妖精のようで、大好きで、憧れの方」というお話がありました。 黒柳さん光栄でございます。うふふ。滝沢さんは本当に普段からお知り合いですが、とても純粋で、何て言ったら良いのかしら…。あまりいない女の子のように思います。ちょっと形容しがたいんですけれど(笑)、こういう可愛い女の子は少ないと思います。そういう中の一人が滝沢さんだと思います。 滝沢さんうれしいです。その言葉をお返しします。(黒柳さん&会場:笑) MC続いて、皆さんがご覧になって印象に残ったシーンについて教えてください。 大野さん小林先生とトットちゃんが初めて会った時に、トットちゃんが小林先生に早口でおしゃべりをするんです。その後トットちゃんが「どうしてみんな、私のことを困った子っていうの?」というセリフがあるんです。その後に小林先生が「君は、本当は、良い子なんだよ」とトットちゃんに言うところがすごく感動するので、大好きです。 MCこの小林先生からのお言葉は、本当に毎日のように先生からいただいていた大事な言葉なんですよね。 黒柳さんそうなんです。今でも何かあった時には、「『君は、本当は、良い子なんだよ』と言われたんだから、『私は良い子に違いない』」と思って、良い子であるように頑張っています。 MC素敵な言葉です。続いて滝沢さんはいかがでしょうか。 滝沢さん私が本当に驚いたのは「徹子さんから見る電車の教室は、本当にこんな感じだったんだろうな」と感じたシーンです。本当に走っていく電車のようで、動いている電車のようで、その世界からお花が見えたり、友だちが見えたり、魚が見えたりと、本当に楽しそうな世界です。「自分で想像できる限りの楽しいものを全部頭で一回想像してください」と言われたような世界がアニメになっています。これはアニメだから描けたものではなくて、「きっと徹子さんのその時、その時の頭の中が、このような電車みたいだったんだ」と思うような、すごく素敵なシーンです。“子供心”だけれど、これが“徹子さん心”なんだと感じられました。これからぜひ観てほしいなと思います。 八鍬監督私はトットちゃんと泰明ちゃんが一緒に木登りをするシーンです。初めて原作を読んだ時に、ここのくだりがすごく好きでした。文章も内容もすごく美しくて、「このシーンを映像化したい」と思ったのが(本作を映画化したいと思った)きっかけでした。木登りではありますが、片手片足が麻痺している泰明ちゃんにとっては、命綱なしで高いビルに登るような作業と同じぐらいの大冒険だったと思います。それを支えるトットちゃんとの心の交流を、ぜひ観ていただきたいと思います。 MC黒柳さんはどのシーンが印象に残っていますか。 黒柳さん先ほど(大野さんが)おっしゃったように、小林校長先生が「本当は良い子なんだよ」と私におっしゃってくださるところは、「ああ、ここが本作にあって良かった」と、とてもうれしかったです。そして、今お話にあった、泰明ちゃんとのシーン。泰明ちゃんは小児麻痺の子で、歩く時も大変だったんですけれども、とても仲が良かったので、本作を観て泰明ちゃんを思い出して、ちょっと泣いたりしました。学校の先生は、「そういった障害を持っている子供にみんなで優しくしなければいけない」とはおっしゃらないんですけれど、そういう風にいつも行動していました。私たちは泰明ちゃんに優しくして、一緒に遊んで、一緒に木に登っていました。木に登らせてあげるのは大変だったので、私もよくあんなことをやったなと思います(笑)。ちょうどポスターに描かれているのがその場面なんですが、私が立って引っ張ったので、ちょっと危なかったんです(会場:笑)。それでも泰明ちゃんはとってもうれしかったようで、「木に登るってこういうものなのか」と言っていました。良い思い出を残してあげられたかなと思っています。 MC本日は残念ながら会場にいらっしゃることができなかった、こちらの皆さんからビデオレターをいただいております。 スクリーンにご注目ください。 ■スクリーンに、小林先生役を演じた役所広司さんの姿が映し出されました。徹子さん、こんにちは。(スクリーンに向かって、黒柳さんが手を振る) そして会場の皆さん、初めまして。小林先生役を演じました役所広司です。 完成披露試写会、おめでとうございます。徹子さん、今日は参加できなくてすみません。先日、録音の時に徹子さんが陣中見舞いに来ていただき本当に感謝しています。久しぶりに徹子さんにお会いできて、うれしかったです。どうぞいつまでも、お元気でいてください。 小林先生という徹子さんにとって大切な方を演じることができて本当に光栄でした。「小林先生はこんなんじゃない。こんな声じゃない」と言われたらと、ちょっとプレッシャーでした(苦笑)。何とか合格点をいただけるとうれしいです。またお会いする日を楽しみにしています。 皆さんにはこれから本作をご覧いただきますが、気に入っていただけたら、ぜひご家族、友人の方に勧めてください。では、本作を楽しんでください。役所広司でした。(会場:拍手)【役所さんからのメッセージ】■スクリーンに、ママ役を演じた杏さんの姿が映し出されました。徹子さん、こんにちは。杏です。そして劇場の皆さん、こんにちは。本作の完成、おめでとうございます。 子供の頃から読んでいた「窓ぎわのトットちゃん」が映画化されること、そして大好きな徹子さんのお母様の役を演じられたこと、とても光栄に思っております。皆さんにはこれから本編をご覧いただくので、あまりたくさんの言葉は必要ないかなとは思いますが、私がよく知っている自由が丘という町が、かつてはこんなに洋風でモダンで、すごく素敵な町だったんだと、町並みごとカラフルに描かれていたのがとても印象的でした。子供の頃に読んでいて「トットちゃんってすごいな。可愛いな。なんて自由な女の子なんだろう」と思っていました。その気持ちは今も変わらないんですが、大人になってから見てみると、お母さん、お父さん、そして先生、さらにトットちゃんを取り巻く全ての大人たちが、こんなに温かく、そして自由な心を持っていたんだということにとても感銘を受けました。お子さんも、そして大人にも大変、心に響く作品になっていると思います。それではこれから本編をお楽しみください。 徹子さん、また直接会いましょう! (映像の中で手を振る杏さん。黒柳さんもそれに応えるように手を振る)【杏さんからのメッセージ】MCお二人からビデオメッセージをいただきました。役所さんが演じられた小林先生、そして杏さんが演じられたお母様は、いかがでしたか? 黒柳さん共に私を育ててくださった方々ですので、(本作で観られて)心からうれしく思いました。本当にとてもよく描かれていました。先生も、それから私の母も本当にそのままに描かれていて、監督には「うれしかった」ということを申し上げました。 八鍬監督ありがとうございます。 MCキャスティングの際には、どのようなことを大切にされましたか? 八鍬監督実在した方々なので、ご本人をよく知っている徹子さんにアドバイスをいただきながらキャスティングを進めていきました。例えば、小林先生は低くて優しい声で、田舎にいるおじさんのようだとか、パパは芸術家肌で、とにかくカッコ良いということでした。 MCパパ役は小栗旬さんが演じていますね。 八鍬監督そうなんです。そのように実際の人となりをお聞きして、それを演じていただける方にお話をしました。 MCそして本日は、今回の映画を象徴する主題歌「あのね」を担当したあいみょんさんから、黒柳さんに向けて、手書きのお手紙が届いています。黒柳さん、お読みいただいてもよろしいでしょうか。 ■黒柳さんにあいみょんさんからの封書が渡され、黒柳さんが朗読しました。黒柳徹子さまへ。この度は大切な作品の主題歌アーティストに私を選んでくださって、本当にありがとうございました。約40年間も映像化することのなかった「窓ぎわのトットちゃん」。主題歌を担当するのが私で大丈夫なのかと不安もありました。作品から伝わる温もり、そして徹子さんの存在に支えられて、「あのね」を作ることができました。 徹子さんご本人から指名をいただけたこと、これからの私にとって確かな自信になります。この経験が私を励まして、私を救ってくれます。2022年の紅白の時に「よろしくお願いしますね」と声をかけてくださったこと、一生忘れません。本当にうれしかったです。本作と徹子さんの思いが日本中、そして世界中に届きますように。 2023年11月18日 あいみょん。【あいみょんさんからの手紙(黒柳さんの代読)】黒柳さん(黒柳さんが思い出を振り返り)この時は、私がたまたま紅白に出ていて(ゲスト審査員として出演)、あいみょんさんもいらっしゃったので「よろしくお願いしますね」と、主題歌のことを言ったんですが、あいみょんさんは何のことか分からなかったらしくて(笑)。後で分かったそうです。 MC本作に欠かせない曲になりますが、この主題歌を聴いてどのように感じましたか? 黒柳さん純粋なところ、悲しいところ、優しいところ、面白さもあって、とても良い音楽だと思いました。本作の最後のところで流れて、すごく良い曲だなとつくづく思います。 滝沢さん私にも、すごく染み入りました。最後の最後に、本作が終わったところで、物語を頭の中で最初からもう一回再生させているような感じになって…。とても心地良く、「あれもあった、こんな思い出もあった」と自分の卒業アルバムを一ページ、一ページ開いて、最後に閉じていくような曲です。皆さんの心にも響くとうれしいです。 大野さんあいみょんさんの「あのね」を聴いて、心がぽかぽかしました。歌詞にも本作に描かれているような意味がいっぱい入っているので、そういうことも探してみてほしいです。そして、「窓ぎわのトットちゃん」を観て、最後にこの曲を聴いて、いろいろなことを思い出してほしいと思います。 MC「あのね」というタイトルも、おしゃべり好きなトットちゃんを表現しているような曲ですね。 黒柳さん本当ですよね。ちょっと長い歌なんですが、子供がお話をしているような、私が誰かにお話をしているような、他の子供とお話をしているような、本当に子供らしい曲だと思っています。私も覚えて歌ってみようと思ったんですけれど、ちょっと難しかったです(笑)。 MCいつか皆さんと歌える日が来ると良いですね。最後に皆さんからメッセージをいただければと思います。 大野さん「窓ぎわのトットちゃん」の映画には、友情の大切さ、親子との関係、先生と子供たちの関係、そして争いというのがどれだけ寂しいものか、そういったいろいろなメッセージが込められている作品です。本作を観て、ぜひ皆さんに感動してほしいです。そして本作を世界中のいろいろな人に観てもらえたらと思います。 黒柳さん(大野さんのしっかりとしたコメントを聞いて)すごい! (会場も同意を表すように:拍手) 本当にしっかりしていて、びっくりします。 滝沢さんこれから本作を観ていただくということで、今日は絶対に温かい一日になることは決まったと思います。私は本作を観ていて、友だち作りを今日からまたもう一回、頑張りたいと思えました。こうやって声をかけて友だちを作ってみたり、誘ってみたりすることって、子供の頃だからできたのではなくて、大人になってもできるんじゃないかと、大人にもそんな不思議なパワーをくれる作品です。きっと子供さんだったら、絶対に学校に行くのが楽しくなるような、ワクワクする冒険間違いなしの作品なので、皆さんもぜひ観てください。 八鍬監督本作は、本当にたくさんの方のご協力、スタッフの懸命な努力があって、完成させることができました。日本を代表する方々がこの作品のために集まり、長い時間をかけて作った大作となっております。トットちゃんと一緒にトモエ学園に入学するつもりで、ぜひ最後まで楽しんでいただけたらと思います。 黒柳さん伺ったところによると、機械も使っていますが、手でも描いているんでしょ? 十六万枚でしたっけ? 八鍬監督十二万枚です(照笑)。 黒柳さん十二万枚! 十二万枚の紙に描いたものが本作になっているので、その皆さんの努力というものは口では言い表せないものだと思います。皆さんが一生懸命描いてくださったんだと思うと、本当にうれしく思います。皆さんの心もお届けしたいと思いますので、そういうお気持ちも汲んで観ていただければうれしいです。(会場:拍手)