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CJ ENM FIFTH SEASON LLC米国における映画・テレビスタジオ ※持分法会社 CJ ENM FIFTH SEASON LLC
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「七人の秘書 THE MOVIE」秘書たちのお悩み相談会「七人の秘書 THE 」秘書たちのお悩み相談会「七人の秘書 THE 」公式サイト人気ドラマの待望の劇場版となる「七人の秘書 THE 」の公開を前に9月26日、東京・新橋のスペースFS汐留にて、本作の試写会が行われました。上映前には、本作にちなんで“秘書たちのお悩み相談会”が開催され、木村文乃さん、広瀬アリスさん、菜々緒さん、シム・ウンギョンさんが登壇しました。ドラマ&映画さながらにバッサバッサと悩みをぶったぎる…? こちらのイベントの模様をレポートいたします。「七人の秘書 THE 」秘書たちのお悩み相談会望月千代役木村文乃さん照井七菜役広瀬アリスさん長谷不二子役菜々緒さん朴四朗(パク・サラン)役シム・ウンギョンさん木村さん今日もたくさんの方にお集まりいただいてありがとうございます。思ったよりも話しやすそうな雰囲気なので、「七人の秘書」というより、私たちの魅力(笑)をお届けできればと思っています。 広瀬さん本日はお越しいただきありがとうございます。短い時間ですが、ぜひ楽しんでいってください。 菜々緒さん本日はよろしくお願いします。 シムさん今日はよろしくお願いします。 MC先日の完成披露はド派手でしたがいかがでしたか? 木村さん今日のこの感じのほうが好みです(笑)。(完成披露は)イベント感が強くて、空気に呑まれた感じが…(苦笑)。 菜々緒さん映像で見たけれど、(木村さんは)登るところを間違えていたよね(笑)? 木村さん間違えちゃった! 菜々緒さん他にも間違えている人いなかった? 木村さんウンギョンちゃんも間違えていた(笑)。 シムさん何かフラッシュが眩しくて…どこを見れば良いのか分からなくなっちゃってテキトーになっちゃったんですね(笑)。そういうつもりはなかったんですが…。 木村さん「ギャルピースをみんなでやって出ようね!」って事前に話し合っていたんです。 MC誰も裏切ることなく、皆さんちゃんと…。 広瀬さんそうなんですよ。実は江口さんが一番ノリノリだったんですよね。「全然良いよ!」って(笑)。「これは裏切ってはいけない」「いっちゃおうよ!」と、舞台袖で話をしていました。そしたら、見事に皆さん、やってくれました。ただ、それから数日経ってから、20代前半の女優さんたちが映画の舞台挨拶でギャルピースをやっていて…。「あぁ、そっちだな、やっぱり…」って思いましたね(苦笑)。 木村さんそうですね。私たちじゃなかったね(苦笑)。 広瀬さんキラキラですごいなぁ…って(笑) MCそんなことないです。熟練の感じで…。 木村さん熟練の(笑)。 MCイベントや取材はドラマの時よりも多いですか? 木村さん取材は断然多いですね。今日もたくさんのマスコミの方に来ていただいて、カメラもたくさんありますしありがとうございます。祭りが始まるなって感じがします。広瀬さんそうですね。(取材は)何日もやっていますし、圧倒的に多いですよね。バラエティもちょくちょく…。 木村さん今日(9月26日)、夜7時から、こないだ撮ったお城の番組(「歴史の専門家が選ぶ 難攻不落!最強の城総選挙」テレビ朝日系列にて放送/SPプレゼンターとして木村さん、菜々緒さん、広瀬さんが出演)だよね? でも、皆さんはこれから映画を観るんですよね? じゃあ、(番組は)観られないね。録画してきました? MCいよいよ今週末の10月2日にはファン待望のSPドラマ(「七人の秘書スペシャル」)が放送されます! どんなお話になっているんでしょう? 木村さん連続ドラマの最終回で粟田口(岸部一徳さん)との激闘の末に何とか勝利しましたが、私たちは秘書を辞めなくてはならなくなって、散り散りになるというところで終わるんですよね。あ、七菜は…(広瀬さんに向かって)何であなた秘書に残ったの(笑)? 広瀬さんありがとうございまーっす! 木村さんそういう状況でみんなが再集結するところから始まります。私は何とかまた秘書の仕事に就いたんですが、その会社で命にかかわる大問題が起きてしまい、その悪をぶっ潰すためにみんながまた再集結をするという話になっています。 MC広瀬さんが演じる七菜はドラマで変化はあるんですか? 広瀬さん相変わらず占い詐欺とかに遭っていますよ。だいたい連ドラでもそうでしたが、私の役は事件を持ってくるタイプの役で、SPドラマでも映画でも変わらず、安定の七菜ちゃんって感じですね。かわいらしいですよ。MC不二子は人生の大きな変化が訪れますね。 菜々緒さんそうなんですよ。一番、人生が激変するような…分かる人には分かると思いますが、不二子さんがお母さんになっているという感じです。皆さんはSPドラマを通り越して映画を観ちゃうことになりますが、注目して観ていただきたいです。MCシムさんの見どころはどんなところでしょうか? シムさんそうですね。サランも相変わらずなんですが、SPドラマでも映画でも初めてアクションに挑みましたので、ぜひ皆さんご覧ください。 ■特別コーナー「ここからは引き取らせてもらおうか! 秘書のお悩み相談会!」 MCでは、ここからは本日の特別コーナーです。秘書たちはラーメン萬で悩める人の依頼を受けますが、今回、「#ラーメン萬たすけて」をつけて悩みを募集したところ、500通を超える相談が届きました。こちらの悩みに皆さんに応えていただきたいと思います。 ちなみに広瀬さんは、「相談したいタイプ」それとも「相談されるタイプ」ですか? 広瀬さん相談もしないですし、全然、頼ってももらえないですね。普段からポンコツなんで(笑)。相談は…あんまりしないですね。自分の中で決めちゃいますね。 菜々緒さん私は圧倒的にされる方が多いですね。 木村さん分かる! 菜々緒さんそんな大それた人間でも何でもないですが、なぜか相談されることが多いですね。 木村さん菜々緒さんは「それってこうじゃない?」「こういうのあるよ」と、答えやアドバイスがスルッと出てくるから相談をしたくなっちゃうんですよね。 広瀬さん秒で答えが出るので、何か聞きたくなっちゃいますね。 MCシムさんは「相談する方」または「相談を受けるタイプ」ですか? シムさん相談されることが全くないです。相談もしたくないというか、やめたというか…もう大人だから、自分で解決しようと思っています。でも、広瀬さんと同じくポンコツです(苦笑)。 広瀬さんポンコツ27歳組です(笑)。 MC木村さんはいかがですか? 相談を受ける方ですか? 木村さん受けているんですかね? あんまり重く受け止めないというか、割と流し聞きしちゃう。 菜々緒さんそんなイメージある。「大丈夫じゃーん」って言っている…。 木村さん「そっかー」って言って終わるので、一方的に聞いてほしい方にとってはとても適切な人間だと思います。いつでもお引き受けいたします。 MC最初のお悩みはこちらです。 【お悩み】「猫の夜泣きで寝不足の日々です。すぐに寝られる秘訣はありますか?」 木村さん寝ると言えば広瀬さん! 楽屋には常に枕とヨガマットを持ってきて、休憩ごとに寝るという。 広瀬さんでも、これ解決法がありますね。耳栓をするか、猫の動画を流すかですね。あえて猫の動画を流すと、猫が反応して鳴かなくなるんです。 木村さんすごい、そうなんだ! 広瀬さんそうなんです。うち、犬がいるんですが、時々吠えるので犬の動画を流すと、全然鳴かなくなります。木村さんだそうです! 広瀬さんおすすめです。「ニャーッ」と聞こえると探し始めて、ずっと画面を見ています。 MCちなみに広瀬さんはどこでもすぐに寝られるという特技をお持ちなんですか? 広瀬さんはい。私はどこでも寝られます。ここで「目をつぶって寝て」って言われたら寝られます。どこでも本当に寝ちゃいそう! MC木村さんは、忙しい中で寝るための対策などは取っていますか? 木村さん対策? あの…座らせたら寝ます。(寝ちゃうから)今は立とうかな(笑)。職業病みたいなところもあるかもですね。 MC菜々緒さんはいかがですか? 菜々緒さん私、どうしているかな? ハーブティーを飲んだり、温かいものを飲んだらリラックスするので、それで寝ることが多いですかね? シムさん私、寝られないかもですね。なぜなんだろう…? 広瀬さん(寝られなくて)悩んでいる? シムさん悩んでいるっていうか、いろいろ仕事のこととか…。でも、家を暗くしてリラックスできるように何とかやってはいるんですが…。 MCハーブティーが良いかもしれませんね。 シムさん今日から飲みます。 菜々緒さんアロマとかも良いかもですね。あとお灸もおすすめです。セルフお灸が薬局でも売っていて、自分でできるんです。ツボを調べて、自分でやってみると結構眠くなりますよ。 広瀬さんそれやったら菜々緒さんになれるんですか? 菜々緒さん近づけるかもしれない(笑)。 木村さん世の中からお灸が消えるかも! 菜々緒さんお灸はおススメです。寝不足の方は、自律神経を整えると良いと思います。 【お悩み】「シャイで友達ができません。これをやったら大丈夫という方法はありますか?」 MC広瀬さんはいかがでしょう? 広瀬さん私もこんなんですが、人見知りなんですよ(笑)。誰ですか、今笑ったの? 私はだいたい待っていますね。 木村さん「待っている」って? 広瀬さんしゃべりかけてもらうのを「待っています」。あと一つ、気をつけないといけないのは「恥ずかしい」っていう感情を出すと話しかけにくくなるので、ニコニコしています。そうやって待っています。そうすると誰かしら話しかけてくれますね。 木村さんそうね、シャイな割に話しかけにくさは感じないよね。 菜々緒さん確かに。あまりに俯いたり、暗そうな感じを出しちゃうと、話しかけようにも話しかけられないところはあるので、シャイでも頑張って、「空間にちゃんとなじむように努力」したり、アリスみたいに「笑顔で頑張ってみる」ような歩み寄り方は大事かもしれないね。 広瀬さん待つだけでなく、こっちからしゃべらなくても良いのでニコニコしているだけでも良いと思いますよ。 【お悩み】「思わせぶりな態度をしてくる男子をどうにかしたい! どうやって撃退したら良いですか?」 菜々緒さん撃退したいんですもんね? 普通に「やめて」っていうのが一番だと思いますね。撃退したいのであれば、ちゃんと「NO」を言うことは必要なことです。それをうやむやにすると、相手も「これくらいだったら良いんだ」って思っちゃうので、その受け答えや反応、自分の表現をちゃんとするのは大事です。女性の皆さんは「YES」「NO」をハッキリ言える人であってほしいと思いますね。 木村さん姐さん! 菜々緒さん意思表示をちゃんとする。あとは「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えれば人間、大丈夫です! 木村さん真理を突いてきた感じ。 MCシムさん、それでも思わせぶりな態度をとってくる人にはどうしたら良いでしょう? シムさん懲らしめてやりますよ(笑)! 【お悩み】「パソコンをサランさんのように速く打てません。何かコツはありますか?」 シムさんこれは私も実際にやったことがないんですが、知り合いに聞いたところ、自分が好きな曲を流しながら曲に合わせてタイピングすると役に立つみたいなのでぜひやってみてください!広瀬さんでも好きな曲が、ヒップホップでガンガンのやつだったらどうする? タイピングが追いつかないよ? エミネムとかだったら早口で…。 菜々緒さん極端なのよ、アリス! エミネムはダメ! バラードとか童謡とかそういうのから始めないとね。しかも日本語じゃないしね。 広瀬さんそっか(笑)。 シムさん私もまだやったことはないんですが、やってみようかなと思います。 MC皆さん、タイピングは速いですか? 菜々緒さんブラインドタッチってコツコツ練習するものですものね。 木村さん(報道陣に向かって)記者の皆さんは、どうやって打っているんですかね? 菜々緒さんどうやってマスターしたか教えていただけますか? 木村さん(マスコミ席を見渡して)みんな目を伏せるじゃない(笑)。 菜々緒さんみんな、目が合わなくなるってどういうことですか(笑)? 木村さん今聞こえるタイピングの音を聞くとものすごく速いですよね! あ、止まっちゃった(笑)。 【お悩み】「靴下を脱ぎっぱなしの旦那を懲らしめる方法はありますか?」 菜々緒さん靴下脱ぎっぱなしの旦那さんを選んだあなたも良くないけれど…。それは本当に自業自得なんですよ。結婚するってそういうことも念頭に置いて結婚するわけですよね? そこは、自分にも非があるということを念頭に置きつつ、でも、この旦那さんも靴下を片付けてもらうために彼女を奥さんにしたわけじゃないはずなので、話し合うことが大事なんじゃないですかね? 広瀬さん以前ニュースで、菜々緒さんのインスタのストーリーがバッサバサ斬っていてすごいってやっていましたね。それかなと思いました(笑)。 MCその旦那さんを選んだあなたにも非があると? 菜々緒さん絶対にゼロじゃないですよね? お互いに歩み寄るのが夫婦なので、解決策を探すのが妥当かなと私は思いますが…。 木村さんどうしますかサランさん? シムさん懲らしめてやりますよ!登壇者の皆さんイェーイ(笑)! 【お悩み】「大好きな人がインスタのストーリーを見てくれません。どうしたら見てもらえますか?」 広瀬さん「インスタのストーリーを見てくれません」? 逆に言うと、ストーリーを見てくれても、その人の本質を見てくれなかったらどうするんですか? インスタのストーリーなんて、いくらでも盛れるじゃないですか? だから一番は直接会って話すことだよと。 木村さんそう思います。 広瀬さん菜々緒さん、どうですか? 菜々緒さんみんなSNSに依存し過ぎですよね。何でもSNSを通してやろうとし過ぎています。時代だからしょうがないですが、アリスが言うように直接会って、本音で話し合ったり、嘘偽りないものをぶつかり合うのが、大切な人とすることだと思います。この悩みがあるって幸せなことですが、もっと違う幸せを見つけるべきだと思いますね。 木村さんそうですね。まずそういう風に思える青春時代を過ごしたかったです…。 MCなるほど…あまり皆さん、こういうことはなかったというか…。 木村さん困っちゃいますよね。こういうことに思い当たることがある人が、「お互いにリアクションしていなかった」って、なってくれたら、あえて公の場で質問する意味があったのかな。私たちがちょっと救ってあげられたような気がします。広瀬さん私、分かりました。「大好きな人に見てもらえない」じゃなく、大好きな人と約束をして、インスタのストーリーに載せちゃえば良いんですよ! 木村さんん? 広瀬さんだから、見てもらえないなら、見てもらえるように遊びに行く約束しちゃえば良いんじゃないですか? 「ご飯行こう」とか「お茶行こう」とか。そうしたら、見てくれるんじゃないですか? シムさんそれが恥ずかしいから、見てもらいたいと思ったんじゃないですか? 菜々緒さんどういうストーリーの話をしているんですかね? それによって変わりますよね。日常のたわいないものを見てもらいたいということなんですかね? MC時々、その人限定にして「今日、空いているんだけど誰か誘って」みたいなことをアップしたりする人も若者の間であるとかないとか…。 木村さん何ですかそれ! 菜々緒さんそういうのだと見てくれなかったらきついですね。それって個人的に送るっていうこと? MCあたかもみんなに送っているように見せかけて、その人限定で送るっていうことですね。 菜々緒さんあぁっ! 木村さんやってみたいですね。 菜々緒さんそういう上級テクニックなんですね。結局、それも「既読無視」的なことってことですかね? 返事が来ないという? 広瀬さんやっぱり、会うのが一番です。 菜々緒さん本当にそれが一番ですよね。だって「大好き」なんでしょ? 広瀬さんだって、仮にこの人と結婚しても、会っていなかったら、靴下脱ぎっぱなしにするかもしれないし。それでストレスが…となるかもしれないから、ちゃんと会って、本質を見極めることが大事です! MCでは最後のお悩みです。 【お悩み】「どうやったらラーメンをおいしいと思える人生を送れますか?」 木村さんこれはですね「七人の秘書 THE 」が10月7日から公開ですから、観ていただいたらラーメンを本当においしく食べられると思います。それくらいスカッと気持ちが良い作品になっています。ぜひ「七人の秘書 THE 」を観た後は、ラーメンを食べに行ってください! MC皆さん、お悩みを聞いていかがでしたか? 菜々緒さんちょっとでも、役に立てれば嬉しいですよね。 木村さん菜々緒ちゃんのアドバイスはピカイチ! 菜々緒さんホント? 「菜々緒の部屋」でも作ろうかしら。「何に悩んでいるの?」って(笑)。広瀬さん良いですね! 私、一人目のゲストになります! 菜々緒さん何に悩んでいるの? 広瀬さん菜々緒さんに会いたくて…。でも普段、会えないから来ちゃった(笑)! シムさん撮影現場でもこの感じでしたね(笑)。
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「線は、僕を描く」完成報告会&完成披露試写会「線は、僕を描く」完成報告会&完成披露試写会「線は、僕を描く」公式サイト2020年「本屋大賞」3位、2019年TBS「王様のブランチ」BOOK大賞を受賞した青春芸術小説を横浜流星さん主演で実写映画化した「線は、僕を描く」。本作の完成報告会が9月27日に都内で行われ、横浜さんをはじめ、清原果耶さん、細田佳央太さん、江口洋介さん、三浦友和さん、小泉徳宏監督が登壇しました。撮影の思い出や、共演の感想、映画の魅力をたっぷりと語り合いました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします!完成報告会&完成披露試写会【「線は、僕を描く」完成報告会】青山霜介役横浜流星さん篠田千瑛役清原果耶さん古前 巧役細田佳央太さん西濱湖峰役江口洋介さん篠田湖山役三浦友和さん小泉徳宏監督横浜さん本日はたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございます。作品の魅力をお伝えできればと思っております。 清原さんたくさんの方々に観ていただける作品になっていたら、嬉しいです。 細田さんここにいる皆さんには本作が届いていると思うと、すごく嬉しくて、ずっと表情筋が上がっています(笑)。その中でもちゃんと作品の魅力をお伝えできるように頑張ります。 江口さんすごく良い作品ができたと思います。この秋にぴったりの、表情筋が上がってしまうような映画になっています。(登壇者の皆さん:笑) ワクワクしながら観ていただける作品になっていると思います。 三浦さん今日はみんな、“黒で”という衣装の指定があったので、そういう形になっています。話が変わってしまいましたね(笑)。とても素敵な作品に参加できて、本当に嬉しいです。また、こういう場所に立てたことも、とても嬉しく思っています。 小泉監督皆さんお越しいただきまして、ありがとうございます。(キャスト陣を見渡しながら)こういった素敵な出演者の皆さんのおかげで、本当にすばらしい作品になったと思っております。ぜひその魅力を皆さんにお伝えできればと思っております。 MC水墨画の世界に触れ、水墨画と向き合ってみていかがでしたでしょうか? 横浜さん「墨」と「水」と「筆」と「紙」だけで、こんなにも美しい絵が広がることに感銘を受けました。実際にやってみて、自然や自分と向き合うことができる、すごく大事な時間になりました。水墨画を通して、自分も大事なことに気づけたので、本当に幸せな時間でした。清原さん水墨画と聞くと、一見「難しそう」と感じられるかと思います。私には今回、「こんなもの自分には描けないだろう」と思うような迫力のある絵を見ながらたくさん練習をする機会がありました。描いていくうちに「どんな人でも挑戦できるものなんだ」と思えました。(水墨画に)触れる機会があって良かったと感じられる日本文化だと思いました。MC水墨画の大家、小林東雲先生が水墨画監修として名を連ねています。小林先生は線を見ただけで、その人がどんな方なのか分かると聞きました。 清原さん私は、先生に「清原さんは思ったより大胆な線を描く人だね」と言われました(笑)。「見た目は少女なのに、こんな線を描くんだ。意外です!」と言われて、何だか恥ずかしくなりました。 MC心当たりはありましたか? 清原さん負けず嫌いなところがあるので、もしかしたらそれが線に滲み出ていたのかも…。「先生、すごい!」と思いました。 MC横浜さんも、先生から何か言われましたか? 横浜さん「力強い線を描くね」と言われました。でも、霜介は繊細な線なので、僕とは真反対なんです。どうしていこうかと思いました。 MCそれは難しいですね。あえて力を弱めて描いたりするのですか? 横浜さんそれがまた難しいところなんです。繊細に、筆圧を弱くして描いたとしても、それはまた違うんですよね。その時の内面が映し出されるので、シーンごとに、しっかりと霜介の気持ちになって線を描くことを大事にしていました。 江口さん横浜さんはすごくストイックでした。彼は一年前からずっと練習をして、本作の中では自分で描いているんです。自分で描いたものが、練習した跡として部屋中にある。だいたいそういったものはスタッフが描いたり、美術さんが用意してくれたりするものなんですが、彼はそれを全部自分で描いて、それを部屋に貼っていました。水墨画にどっぷりと浸かっていましたね。僕も小林先生に(描いた線を)見ていただいたんですが、ひょろひょろひょろっと描いてしまったのか、先生は「ああ…なるほど」と言って、その後には何も言われなかったですね(笑)。横浜さんそうなんですね。 江口さん昔の古い水墨画を見る時に、僕たちは風景を見るじゃないですか。岩があって、竹があって、水があって…と。でも、先生クラスになると、呼吸を見るらしいんです。描いている人の呼吸を見て、「なるほど」と楽しむそうなんです。もう全然僕らでは届かない世界観ですよね。ものすごい奥深さを感じました。でも、ちょっとやってみると、それっぽくできるんですよね。すごくシンプルなんだけれど、奥深い世界だと思っています。 MC水墨画の大家を演じた三浦さんは、水墨画と向き合ってみていかがでしたか? 三浦さん果耶ちゃんが言ったように、油絵や水彩画と違って、入りやすいんですよ。「これは無理だ」というものではなくて、技法をいくつかを教わると、なんとなくそれらしくはなるものなんですね。だから「あ、もしかしたらできるかもしれない」と、可能性をものすごく感じさせてくれるんです。でも、いざ家に持ち帰って、またずっと画仙紙に向かって描き続けていると、先生のお手本は簡単なものでも、絶対にそれに近づけない。蘭の葉っぱ一枚も、同じように描けないんですね。お手本も目の前にあるし、一見簡単そうに見えるし、先生はスッス、スッスと描いている。「これできるでしょ」と(お手本を)渡されるんですが、本当にできなくて大変な思いをしました。MCちなみに三浦さんは、描いた線を見た先生から、ご自身の性格について何かお話はありましたか? 三浦さん何も言ってもらえませんでしたね。ダメなんでしょうね、きっと(笑)。 小泉監督言えなかったんじゃないでしょうか。先生は、三浦さんが目の前にいるということにテンションが上がっていましたね。(登壇者の皆さん:笑) 先生、テンションが上がるんですよ。とてもかわいらしい、素敵な方なんです。 MC水墨画を映画にするには、ご苦労もあったのではないでしょうか。 小泉監督(小林)先生や、原作者の砥上先生も水墨画家でいらっしゃるので、僕も最初に水墨画を教わったんです。本当に「やるべきじゃなかった」と後悔しましたね(苦笑)。難しすぎて、これを映像化するなんて…と。この面白さ、難しさ、すばらしさを、うまく伝えられるのかなというところで、すごく悩んでしまいました。皆さんが練習をしているかたわら、僕はどうやって表現しようかと延々と悩む日々でした。MCどのような工夫をされましたか? 小泉監督俳優の皆さんに、徹底的に練習していただくという解決策です(笑)。 MC先ほど「水墨画を見る時に、描いた人の呼吸を見る」というお話がありましたが、横浜さんは水墨画の呼吸が分かりましたか? 横浜さん自分の中では分からないですが、一年間やっていたので、少しずつ身体に馴染んでいきました。それが呼吸にまで達しているのかは、分からないですが…。 MC細田さんは、水墨画に触れてみていかがでしたか? 細田さん一度、僕も「水墨画がどういうものなのか」ということを教わる機会を用意してもらいました。触って描いてみたりもしました。本当に難しくて、その人が描く、その時の状態によって絵が変わるぐらい、繊細で丁寧なものだと思いました。だからこそいろいろな人がハマり続けて、今まで歴史が積み重なってきたんだろうと感じました。その瞬間に触れることができたのはすごく嬉しかったです。MC呼吸という部分では、清原さんは分かってきたものはありましたか? 清原さんどうなんでしょうか…。高められていたら良いなと願うばかりです。 MCかなり練習をされたと聞いています。 清原さん流星くんは一年間練習をされていましたが、私は短期間でグッと練習する機会をいただきました。先生のレベルの絵は、本当に何十年、何百年単位で練習をしないと描けないものだと思います。私はとにかく、千瑛という役で現場に立たなければいけなかったので、「水墨画にずっと触れて来ていたんだろうな」という所作や、そういったものに注力をしていました。MC水墨画に触れたことがない方、初めて見るという方でも楽しめる映画になっていますね。 横浜さんそう願っています。監督が先ほど水墨画の見せ方が「難しい」とおっしゃっていましたが、すごく試行錯誤していらっしゃいました。僕は本作を観て、水墨画をエンターテインメントとしてダイナミックに描いていて、誰が観ても楽しく、その魅力をお届けできると感じました。少しでも、(水墨画に)興味を持ってくださったら嬉しいなと思っています。 MCそれでは、共演者の皆さんについて印象を伺っていきたいと思います。細田さんは、一番共演シーンが多かったのは、横浜さんですね? 細田さんそうです。「どうやって話しかけようかな」とすごく悩んでいました。僕も人見知りなので「どうしようかな」と思ってふと目にした時に、横浜さんがいつも現場で飲まれている飲み物が、僕の好みと一緒だったので「お好きなんですか!」と話しかけました。 MC好みが合って、良かったですね! 細田さん母が好きで、僕も好きになった飲み物なので、母にも感謝しました(笑)。「良かった、細田家にこの飲み物が伝わっていて」と思いました。炭酸飲料です。それがたぶん、最初にした話です。 横浜さんやっぱり好きなものを共有し合えるというのは、距離が近くなって良いですよね。でも、それがなかったとしても、ちゃんと仲良くなっていたと思います。 細田さんありがとうございます。そう言っていただけると、すごく嬉しいです。 MC横浜さんは、細田さんにどのような印象を持たれましたか? 横浜さん明るくて実直で、好感の持てる方だという印象でした。 細田さん恐縮です! 嬉しいです。 MC清原さんは、いかがですか? 清原さん私は(細田さんと)同じ事務所なので、以前から知っていたんです。今回は現場で一緒なので、「嬉しいなぁ」と思っていました。 MC細田さんは、いかがですか? 細田さん僕は、すごくドキドキしていたんです。同じ事務所というのもあるかもしれないですが、学園祭のシーンでのお芝居で、果耶ちゃんが一回でオッケーを出したから、僕も一回で出さなきゃいけない…みたいな(苦笑)。清原さん(笑)。そんな! 細田さんそういう謎のプレッシャーを抱えながら、僕はやっていました(笑)。 MCキャリアで言うと、どのような感じなんでしょうか。 横浜さんキャリアで言うと、(自分よりも)上だよね。子役からやられていますもんね。 細田さんはい、小さな頃からこの仕事をやっていました。 横浜さん先輩ですよ。 MC細田さんからすると、横浜さんが先輩のような感じですか? 細田さん先輩です! MCお互いにそう思っていたのですね。ちなみに他の皆さんは、お二人が炭酸飲料を飲むので「飲もう」という雰囲気になったりしましたか? ■清原さん、江口さん、三浦さんは「飲まなかった」と回答する。 MCそこは、横浜さんと細田さんだけの絆だったわけですね。では、清原さんの印象もお伺いしたいと思います。江口さん、清原さんの印象はいかがでしたか? 江口さん清原さんは少し影のある役で、難しい役ではあったと思うんです。最初は、彼女がNHKのドラマ(2021年NHK総合にて放送「おかえりモネ」)が終わった頃に現場にやって来ました。まだ前のドラマが終わったばかりでこの役(千瑛役)に入っていくということで、何となく緊張も感じていたんですが、ちょっと話すとケラケラケラと笑っていましたね。そのギャップや、彼女の笑顔がすごく魅力的だと思いました。「彼女の笑顔を撮りたい」と監督のような気分にもなってきました。(登壇者の皆さん:笑) ピシッとしていて、所作がきちっとしていないとできない役なので、やっぱり大変だと思うんです。その部分のギャップ、話した時の笑顔がとても魅力的でチャーミングだと思っていました。 MC三浦さんから見た、清原さんの印象はいかがですか? 三浦さん最初はバリアを張っている感じがして、とっつきにくい感じがしたんです。(登壇者の皆さん:笑) でも、それはお互い様なんですよね。僕にもそんな感じがしたんじゃないかと思っています。でも、最後のシーンでパッと「開いたな!」という感じがありましたね。それが私のクランクアップだったので、最後にそんな笑顔が見られてとても良かったですね。 小泉監督僕は「ちはやふる-結び-」(2018年公開/主演:広瀬すず)の時から一緒に仕事をしていて、その当時清原さんは15歳くらいだったと思います。それくらいから知っているんです。千瑛は霜介の先輩というか、姉弟子役なので、最初は「横浜くんよりも年上のキャストが良いのかな」と考えていたんです。でも、清原さんが候補に上がってきた時に、「たしかに」と思いました。僕の中では15、16歳の清原さんで止まっていましたが、久しぶりにお会いしたらとても大人になって、すばらしい女性になっていました。それでもまだ、当時19歳だったんですが、これは“年下でありながら姉弟子”というところで、(霜介と千瑛としても)すごく良いハレーションを起こすんじゃないかと思いました。見事にそれを再現してくれました。 MC横浜さんは、清原さんについてどのような印象を持たれましたか? 横浜さん年齢としては年下ですが、役者としてリスペクトしています。芯があって、すさまじい集中力を持っていて、本当に頼もしいというか、信頼の置ける方です。以前、三年前に共演(「愛唄 ー約束のナクヒトー」2019年公開/主演:横浜流星)をしたんですが、また芯が大きくなって、たくましく成長された彼女を見て、刺激をたくさんもらいました。 MC江口さんの印象はいかがでしたか? 横浜さん江口さんは、現場の太陽でした。 清原さん(横浜さんの言葉にうなずきながら)太陽でした! 横浜さん誰に対してもフランクに接してくださって、みんなの太陽であり、兄貴的存在です。勝手に僕は、兄貴だと思っています。 清原さん江口さんが現場にいらっしゃると、スタッフの皆さんも、もちろん私自身もなんだか元気が出るんですよね。江口さんはいつも明るくて、本当に太陽みたいな笑顔で現場に来ていたので、勝手に「今日も一日、撮影頑張ろう!」という気持ちにさせてもらっていました。 江口さん(照れ笑い)。 三浦さん僕が以前、江口さんと共演(2006年NHK総合にて放送「土曜ドラマ・ウォーカーズ〜迷子の大人たち」/主演:江口洋介)したのは何年前ですかね? 江口さん(考えながら)10年は経ちますかね。 三浦さん今回は二回目の共演です。その当時と、まったく印象が変わっていたんです。イメージで言うと、岩みたいな感じだったんですよ。(登壇者の皆さん:笑) それが今回、マシュマロマンみたいな感じになっていました(笑)。それにちょっとびっくりして、心境の変化でもあったのかと思ったんですが、どうなんですか? 江口さん(照れ笑いを浮かべながら)今回演じた西濱という役としても、彼女(清原さん)と流星くんの二人を支えるような役だったので、普段から明るくして、何となくその場を温めるような感じで(みんなと)接していました。だからそういった好印象を持ってもらったんだと思います。岩というのは、ちょっと分からないですが(笑)。 MC江口さんが太陽だとすると、三浦さんの印象はいかがでしたか? 横浜さん江口さんが太陽で…(三浦さんは)月のような存在ですね。すみません、たとえが合っているのか分かりませんが、現場を包み込んでくれて、優しく見守ってくれるような懐の深い方です。江口さん本当にそうですね。 横浜さん(江口さん演じる湖峰も、三浦さん演じる湖山も)お互いに霜介を見守ってくれているんですが、「湖山先生が目の前にいる」という感覚で、(三浦さんは)優しく見守ってくださっている存在でした。 MC清原さんは、三浦さんにどのような印象を持たれましたか? 清原さん先ほど三浦さんが「バリアを張っている」とお話をしていましたが、私は何とかして三浦さんとお話がしたいと思って、撮影の合間に三浦さんの隣に座りに行ったんです。そうしたら、優しく話しかけてくださったんです。 三浦さんお互いに、そういうことを感じていたんだね。(清原さんと笑顔を見せ合う) 「ちょっと近づいちゃいけないのかな」とかね。歳の差がありながらも、お互いにそんなことも考えながら(現場に)いるんですね。 清原さんその時のことがすごく嬉しくて、今でも印象に残っています。 MCでは続いて、横浜さんについての印象を教えてください。 江口さん流星くんは、(現場で)会った時にはすでに役に入っている状態でした。心情からその役を作っていくタイプで、「とてもストイックな人だ」と思いました。そして常に炭酸飲料を飲んでいます。(登壇者の皆さん:笑)あれは“ダイエットなんとか”じゃないよね? 横浜さんストレートです(笑)。 江口さんストレートだよね。ストレートの炭酸飲料を飲んでいるんですが、結構大きいボトルでガーッと飲んでいました。僕たちが中学、高校くらいにやっていたようなことを今も再現しているようでした(笑)。活きが良いというか…。それでいて今回は(題材が)水墨画なので「繊細な表現にトライしている」と思いながら見ていました。 清原さん私は数年ぶりにこの作品でご一緒したんですが、この数年でたくさんの経験を積まれて、あの頃よりも背中が何倍も大きく見えました。現場を引っ張っていく感じとか、すごかったです。 横浜さんありがとうございます。 MCお互い、相手が大きく見えたんですね。三浦さんは横浜さんについて、どのような印象を持たれましたか? 三浦さん原作、脚本を読んで、霜介役を演じるのが流星くんだと聞いた時は、正直「ちょっと違うかもな?」と思ったんです。流星くんは都会的な感じがするのと、二枚目すぎるのと、「ナルシズムを楽しんでいるんじゃないか」みたいな印象があったんです。(登壇者の皆さん:笑) 会う前(の印象)ですよ! 撮影に入ってみて、それが偏見だったと気づいたんです。(横浜さんは)現場に、コンビニの小さな袋で来るんです(笑)。その中に台本とか携帯とか入っていてね。毎日それで来るので「バッグはないの?」と言うと、「これなんです」って言っていました。その様子も「ああ、霜介だな」と思いました。偏見を持っていて見ていて失礼をしたなと思いました。すばらしい俳優であり、男であると、本当に思いました。 横浜さんその偏見を覆せてよかったです!(登壇者の皆さん:笑) MC皆さんの思う、オススメのシーンやセリフを教えてください。 小泉監督セリフやシーンは、自分で(脚本を)書いているので「ここが気に入っている」というのもなんですので、そこは皆さんにお任せします。僕は、この作品を作るにあたって、水墨画の先生にお話を伺っていてとても印象に残ったコメントがあるんです。それがある種、本作全体のマインドにもなっています。線を引く時に、もちろん一筆一筆を上手に描こうとするんだけれど、やっぱり時々失敗する時もあるそうです。でも「『失敗してしまった』と思う線も気にせずに、どんどん描き続けていると、それが失敗ではなくて、味わいになっていくことがある。出来上がってみると、この失敗の線があって良かったと思うことがある」と先生がおっしゃっていました。これは作品中というより、先生の言葉ではあるんですが…。映画全体の指針になったようなコメントだったと思っています。そういった思いで本作を作っています。 MCきっと、撮影現場でもいろいろなトラブルがあったりするんですよね。 小泉監督めちゃくちゃあります。やっぱりこれだけの人数、そしてこの背景にはたくさんのスタッフが関わっていると、思い通りにいかないこともありますよね。もちろん天気一つとっても、思い通りに晴れたりはしないわけです。もちろんすべてが思い通りには行かないけれども、作品を作っていく中で、だんだん出演者の方の力を借りたり、スタッフの力を借りたりして、どんどん良いものとしてアップデートしていくんです。その感覚はすごく映画作りに似ているんじゃないかと思っています。何となくそこで水墨画と映画の共通点みたいなものを感じて、これで良いんだなと思いました。 細田さん僕は、湖山先生がおっしゃった「環境が変われば、心も変わる。心が変われば、線も変わる」というセリフがすごく好きです。「人の心って、こんなに自由で良いんだ」「本来、自由なものなんだ」と改めて気づいた感じがしています。水墨画の線を通して、その人の生まれ育ってきた環境や心情というのが、おそらく言葉以上にストレートに伝わるものなんだと思いました。そこまで素直な水墨画というものが、ちょっとうらやましくなったんです。なかなか言いにくいこととか、強がってしまう時もありますが、水墨画はそんなことを考えずにストレートに人の思いを伝えるものなので、そのセリフを聞いて「水墨画って本当に自分の心をそのまま表現してくれるし、きっとそれも魅力の一つなんだろう」と感じたので、そのセリフがすごく好きです。 江口さん二人(霜介と千瑛)のシーンで、最後の方でグッとくるシーンがあるんです。水墨画を描いているところは、黙々と絵に向かっているというシーンばかりなんですが、そこに監督の細かい計算のもと、すごく良いタイミングで音楽が入ってくるんですよね。それが心地良い。流れるように入ってくる。本当はすごく静かで、孤独な世界だと思うんですが、それがステージのように演出されている。すごく気持ち良いんです。本作のもう一つのテーマとしては、二人の関係性として、人には消せない過去があって、そこから一歩踏み出していくというものです。その(ドラマと音楽の)バランスが非常にうまくできていると思いました。監督の頭の中にあった世界を描いているんだという気がしました。 小泉監督ありがとうございます! 清原さん霜介が水墨画を始めて、どんどんハマっていってすごく練習を頑張るんですね。劇中にそのシーンもあるんですが、その霜介の内面が熱く滲み出ているような、熱い、熱い、練習の数々が分かるシーンがすごく好きです。そのシーンは、霜介も努力しているし、流星くんも水墨画と霜介と向き合うことでできた証のようなものなんだろうと思います。観ていて、すごく応援したくなるようなシーンだと思いました。 横浜さん嬉しいですね。僕は、湖山先生の揮毫会のシーンが好きです。圧倒されましたし、心を掴まれました。あそこで湖山先生が霜介に言葉をかけてくれたから、彼は水墨画と出会って、水墨画に魅了されていくんです。だから、あのシーンがなかったら、霜介は普通の平穏な日常を過ごしていたと思うので、あのシーンはすごく好きです。 三浦さん揮毫会というのは、水墨画のイベント、ショーなんですね。お客さんをたくさん入れて、大きなものに、いろいろな筆を使って、一時間、二時間ぐらいかけて描き上げる、そういったものです。本作自体がものすごく静かな作品で、この二人が出ていると「ラブストーリーかな」と思われるかもしれませんが、そういうことはありません。本当に静かで、その中で「水墨画ってこんなに迫力があるのか」というシーンがいっぱい出てくるんです。そのメリハリみたいなものがすばらしく、本当に自分でも見入ってしまうような作品でした。MC個人的には、“後ろから、千瑛が霜介の筆を持つ手を取る”というシーンも印象的でした。 清原さんあのシーンは、現場でずっと「どちらが筆を動かすか」という話をしていました。初心者なので、難しいんです。(撮影の)中身の話をしてしまって申し訳ないんですが…人の手を取って描くってとても難しいんです。どちらが主軸となって動かすのか、みたいな話で盛り上がりました。(清原さ
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『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』公開記念舞台挨拶「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」公式サイト2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして日本テレビ系にてSeason1の放送がスタートした「君と世界が終わる日に」(通称:「きみセカ」)。“ゴーレムウィルス”という嚙まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描き、4シーズンにわたって人気を博してきました。そしてついに、シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響の最後にして最大の戦いを映し出す「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」が1月26日より公開中です。2月7日には「きみセカ」を愛してくれたお客さんへの御礼を込めて公開記念舞台挨拶が行われ、主演の竹内涼真さん、主題歌を担当した菅田将暉さん、菅原伸太郎監督が登壇しました。この日、映画公開まで明かされなかった菅田さんの本編出演情報が解禁となりました。こちらのイベントの模様を詳しくレポートします!公開記念舞台挨拶竹内涼真さん菅田将暉さん菅原伸太郎監督竹内さん今日は本作を観てくださって、本当にありがとうございます。公開後、初めて鑑賞される方も、何回も観ている方もいると思いますが…(会場から手が挙がり)ありがとうございます。いろいろとサプライズがありましたよね。今日は菅田くんが登壇してくれましたが、本編の出演シーンにはびっくりしたんじゃないですか? (会場:拍手)四年間、「きみセカ」のチームの皆さんと作り上げてきた作品に、菅田くんが主題歌を書いてくれて、しかも一緒に出演もできた。僕らがこうやって一緒に登壇するのは、七年ぶりくらいですよね? 菅田さんそうか、そうだよね。「帝一の國」(2017年公開作品)以来だからね。 竹内さんいろいろと感慨深いですが、今日は皆さんとそういったものも共有できればと思います。よろしくお願いします。 菅田さんドラマのSeason1からは四年ぐらい経つんですか? その時にも菅原さんたちから主題歌のお話をいただきました。当時はコロナ禍のど真ん中で、そんな時にゾンビものをやるという心意気がすごくカッコ良いと思いました。「険しい道のりになることが確定している中で動き出そうとしています。その中で竹内さんが響を演じます。」ということを聞きました。あれから、もうそんなに経ったのかと感慨深いです。そして本作で、再度ご一緒できたことをうれしく思います。久々に涼真とも共演ができました。(自分が演じてきた中でも)今までで一番難しい役でしたけれどね(笑)。どうすれば良いのか…、本当にめちゃくちゃ難しい役でしたが、楽しい時間になったのでうれしかったです。今日はよろしくお願いします。 菅原監督今日はありがとうございます。短い時間ですが、貴重なツーショットを楽しんでいただきたいと思っています。(竹内さんと菅田さんの二人の世界を作るように、少し離れるフリをして)私は少しずつこちらに移動して…。(竹内さん&菅田さん&会場:笑) 楽しんで行ってください。竹内さん無理なんですよ。(菅原監督が)一番身長が大きいから。 菅田さんデカすぎる。(会場:笑) 菅原監督こんな扱いをされる監督はいないと思います。(会場:笑) 竹内さん本当に何回見てもカッコ良いんだよなぁ。 菅田さんカッコ良いよね。 菅原監督やめてください。恥ずかしいから…。 菅田さんしかも、この前までは、(菅原監督は)ロン毛で髭もあったからね。本当にこの世界で戦っていたんだなと思いました。 菅原監督髪の毛を切る暇もなかったので、そのまま舞台挨拶に出ようとしたら、「デジタルタトゥーになるよ」と妻に止められました。(竹内さん&菅田さん&会場:笑) MC私が必要ないくらい、お話が盛り上がっていますね。(竹内さん&菅田さん&会場:笑 )さて、公開から二週間が経とうとしていますが、今の心境はいかがでしょうか。 竹内さんなぜなのかは分からないですが、今回はいつもよりも、家族や知り合いの方から本作を観た感想をいただいています。とにかく「すごく感動した」と言ってもらえて、僕はこの四年間で、感動する作品を作り上げることができたんだという自信と喜びみたいなものが心の中にあります。その感情が、今、自分の中で一番ホットかもしれません。 MC今日は鑑賞後の皆さんの前ですので、言ってはいけないことがない舞台挨拶になります。 竹内さん先ほど、全部お話しても良いと言っていました。僕が最後にゴーレムになる映像も出ているので。 MCそんな中、竹内さんにとって「ここが好きだ、ここはぜひ皆さんに伝えたい」と思うシーンはありますか? 竹内さん冒頭の、僕と(来美役の)中条(あやみ)さんがやり取りをするシーンは、すごく「きみセカ」において大切です。サバイバルな状況下だけれど、根底には「ラブストーリーがあるよ」というところは、やっぱり僕が一番好きなところであり、大事にしてきたことです。そこがすべての始まりかなと感じています。 菅田さんやっぱりこれだけ続けられたということが、この作品の一番の迫力になっていると思います。回想シーンって、そのシーンだけを撮ったりするんですが、本作では、回想シーンもドラマで配信されているし、それを皆さんも観ています。そこの重さが違いますよね。最初の幸せな日常の景色も、その後に起きたいろいろなことを経て見ると全然感じ方が違います。たぶん、演じていても違うと思います。また、本作に映し出されている響の熱量は、どれだけCGを使っても、どれだけ特殊効果を使っても、どれだけ音楽をデカくしても、結局は現場でその緊張感をどれだけ保てるかという戦いになっているんですよね。ちょっとでも「こんな世界なんてないよな」「さっき普通にコンビニでコーヒー買ったし」とか、そうやって日常に戻された瞬間に、響の奥さんや娘への愛情が切れてしまいます。でも、本作を観た時に、涼真はこの四年間ずっとそれを絶やしていないところが、一番すごいと思いました。 竹内さんSeasonを一つやるごとに撮影の間が空くのがちょっと嫌でしたね。 菅田さんそうだよね。最長で一年弱くらい空いていることもあるのかな? 竹内さん空いていた。ちょっと不安になっちゃうというか、「大丈夫かな」「また戻れるのかな」みたいな状態が、四年間ずっと続きましたね。 MC今回、菅田さんは主題歌「谺(こだま)する」を手掛けました。作詞、作曲、プロデュースを担当しています。この曲にはどのような思いが込められていますか。 菅田さん一番、近くで涼真や響を見ていた菅原さんたちが、「『お疲れさま』と言ってあげたい」ということでした。そういった感謝も含めた、響に対する曲を最後に流したいということで(その思いを受け取って)作りました。 菅原監督響は、最後にはゴーレムになって命を絶つんですが、レクイエムとしての意味を込めて作ってもらいたいと思っていました。そんなことを頼める人は、菅田くんしかいないだろうと思いました。 MC菅田さんはSeason1でも主題歌「星を仰ぐ」を担当されていました。今回と異なる点やパワーアップされた点はありましたか? 菅田さんこれもちょっと運というか、縁というか…。僕がいつも一緒にライブや、曲作りをしているメンバーに、ドラマーのタイヘイというヤツがいるんです。今回もタイヘイと一緒に作ったんですが、そのタイヘイに、ちょうど(響の娘である)ミライちゃんと同じくらいの娘さんがいるんですよ。それもあって、今回はタイヘイと一緒に作るべきだと思いました。歌詞の中に出てくる親子愛や父親目線での日常のありがたみみたいなものは、タイヘイと一緒でなければできないこともありました。この間、タイヘイと一緒に映画館に観に行ったんですが、だんだん涼真がタイヘイに見えてきました。(竹内さん:笑) さらに、ミライちゃんがタイヘイの娘さんに見えてきました。身内の話みたいな、すごみを感じていて、パッと隣を見ると、タイヘイもそんな顔をしていました。僕らの気持ちとしては、他人事ではない感じも、そこに一つ乗っかっています。 竹内さんうれしいです。 MC主題歌の方向性はすんなり決まったのでしょうか。 菅原監督一度、打ち合わせをしました。その後に作って送っていただいた曲が、少し優しさよりも、カッコ良さの方が強い曲のような気がしました。作品全体のことを考えると、ちょっと違うテイストの方が良いんじゃないかなと思って、「もう一回作り直してもらえますか」と人伝に言ってもらいました…。 MC菅田さんに作っていただいて、一度断っているということですか? 菅田さん一度だけではないです。何ラリーかさせてもらっています。 菅原監督(恐縮しながら)一度は「これだ!」というのをいただいたのに、「これじゃないです」と言ったり…。 菅田さんもう一回、会議をし直しましたね。 菅原監督もう一回お話をして、その時に「レクイエム」というワードが出て、ピタッとハマった感じです。 菅田さん最初は、「響の最後を包み込む讃美歌」のようなものを作っていったんですね。そうしたらもうちょっと優しさというか、重さが必要ということでした。そこで「レクイエムかな」と。 菅原監督その時は、ちょうど撮影をしている最中だったので、「これで竹内さんとご一緒するのも最後だな…」と、感情が昂っていたのもあって、「これじゃないです」と菅田さんに言えたのかもしれないです。 菅田さん言ってもらって良かったです。 竹内さんそれは撮影期間中だったんですか? 菅原監督そうです。 MC今のお話は竹内さんもご存知なかったですか? 竹内さん知らなかったです。 MC竹内さんは、(同じ状況だったとしたら)菅田さんに「別の曲にしてください」と言えますか? 菅田さんそりゃあ、違ったら「違う」と言うべきですよ。 竹内さん仕事だし(笑)! みんな本気だから。でも、人伝で断るかな…。(会場:笑) 菅田さん(菅原)監督には、演者としてお世話になったことがあるんですが、その時は好きなことをやっても許してくれたので、初めてちゃんと「違う」って言われたなと思って…(笑)。 菅原監督(切り札として)カードを切った感じです。(竹内さん&菅田さん:笑) 菅田さんここでカードを(笑)! 竹内さん溜めて、溜めて(笑)? 菅田さん「今まで僕は許していたぞ」と(笑)。 竹内さん人間関係って、そういうものなのかな。 菅田さんそうだよね。 MC改めて、主題歌を聴いた感想を教えてください。 竹内さん僕は、曲を聴いたのが撮影をしている間だったのかな。やっぱり、毎回怖いんですよ。長く続いているシリーズだし、毎年「しっかりと響になれるのだろうか」と思っていました。ずっとやっているからと言って、すぐに役に入れるわけではないんです。毎年、毎シーズン、自分の中にそういう怖さみたいなものがありました。Season4が終わってから二週間ぐらい空いて、今度は映画の撮影があったんですが、「こんなにすぐに入れるのかな」などいろいろな不安がありました。そんな中で、菅田くんが主題歌をやってくれると聞いた時に、「もう一回頑張れるかも」と思いました。そういった前向きな気持ちになれて、背中を押してもらった気がしています。撮影の後半に曲を聴かせてもらうタイミングがあったんですが、その時に、僕は一回聴くのをやめたんです。何だか終わっちゃいそうな気がしたんですね。撮影の最終日に、僕がゴーレムになるシーンの撮影をしたんですが、その撮影が終わって、次の日に乗ったタクシーの中でしっかりと聴いたんですが、何とも言えない感じというか…。お疲れさまではないし、作品の中に残したものをもう一回考えさせられるような…、ちょっと言葉にするのは難しいんですが、すごく新しい感情になりました。作品にマッチしているとかそういうことよりも、あの歌を最後に聴いた瞬間に、僕の中で(本作の)撮影が完結したような感情になりました。菅田さん涼真のため、響のためだけに作ったわけではないですが、響のためという部分がやっぱり一番大きいのでうれしいです。うれしいですし、良かったなとも思います。映画の主題歌をやったことはこれまでにもありますが、実写で、自分も出演している作品でということは、そうそうあることではありません。しかも自分で曲を作っているというのは、たぶんこれまでにもないことなので、その怖さもありました。だから、涼真にそう言ってもらえて良かったです。 MC今回は主題歌のみならず、菅田さんもご出演されています。その経緯について教えてください。 菅原監督台本を作っていて、物語の中盤で、大きく話を転換する役割となる大事な役どころがあったんです。とにかく「意味のある人に出てもらいたい」と思っていました。菅田さんにはSeason1の主題歌もやっていただいているし、この作品への理解度や、気持ちがある方が良いなと思って、ダメ元でお願いしました。その時は、まだ、曲を一度お断りする前だったので、関係性も良かったのかもしれないです。(竹内さん&菅田さん:笑)菅田さんそんな、曲を断られた前後で答えは変わりませんよ(笑)。一緒、一緒! (菅原監督:笑) MCシーズンを重ねている作品の撮影現場に飛び込むのは、どのような感覚でしたか? 菅田さんすごく良い雰囲気でした。主演と監督の二人が、ちゃんとタッグを組んでやってきた月日をすごく感じました。この作品は、どうしたって途中でみんなリタイアしていくので、シリーズが続いていく中で残っているのは、この二人なんですよね。だから、この二人にみんな付いていくことになるんですが、まさにその迫力というか、監督が指示を出しつつも、涼真が意見を言うことで、俳優陣(の空気)が締まる。すごく良い雰囲気だったので、入りにくさみたいなものは全くなかったですね。 竹内さんあのメイクで再会して…(笑)。でも、僕は(菅田さんに)久々に会えるのを楽しみにしていました。 菅田さん撮影所に、「GANTZ」(全2部作品『GANTZ』2011年1月公開。『GANTZ PERFECT ANSWER』2011年4月公開)の玉の模型が置いてあるんですよ。僕、「GANTZ」の中の人(演じたのは橋本まつりさん)とビジュアルが似ていたから、うれしかった。 竹内さんたしかに(笑)! 久々に会った時、(菅田さんの)顔がほぼ隠れていて、目も片目しかない状態だったから、会えてうれしかったんだけど、何とも言えない空気感になったんだよね(笑)。 菅田さん誰だろう? みたいな(笑)。 竹内さんそうそう。ちょっとね、誰だか分からないんですよ(笑)。もちろん菅田くんなんですが、久々に会えたからちょっと小っ恥ずかしいとか、そういう次元の距離感じゃなかったんですよね(笑)。でも楽しかったです。 MCあの特殊メイクをされていると、「久しぶり!」とはなりにくいですかね。 菅田さんなるんですけど…。 竹内さん「うわー! 菅田くん!」って行けないんですよね。見た目があれだから(笑)。 菅田さんそりゃあ、そうだよね(笑)。 竹内さん「(メイク)すごいよねえ」「メイクにこれだけ時間かかって」みたいな。そういうテンションでした。 菅田さん最後の刺す場面の撮影の時に、涼真が先頭を切って「こういう殺し方はどうですか」みたいに、いろんな動きをしていたので、(シリーズを通して)「こうやって作品を作っていたんだな」と感じました。 MC竹内さんは、菅田さんとの共演はいかがでしたか。 竹内さん刺す前のシーンでめっちゃ楽しかった瞬間があったんです。 菅田さんああ、対峙しているところね。 竹内さんもちろん、僕が彼らの頭を刺すことになるんですが、ああいうアクションって、二人の絶妙な力の入れ具合やあうんの呼吸みたいなものがないと、成立しないんですね。でも、それを全部打ち合せしてからやると、作り物っぽくなったり、生々しさが消えてしまうこともあるんです。だから、少ない言葉だけを交わして本番に入ったんです。テイクも一回か、二回しかやっていない気がします。僕はあの瞬間に何とも言えない、(菅田さんと)繋がった感じがしたんです。それがすごく、うれしかったですね。久々の共演とかあまり関係ないなって思いました。 菅田さん分かる。僕も危うく、弟役の板垣(李光人)くんよりも、こっち(竹内さんの方)に気持ちが行きそうになったから「ダメだ、ダメだ」みたいになった。 竹内さんそれぐらい、繋がった感じがしました(笑)! 菅田さんシーン的にもね。 菅原監督竹内くんとは四年間一緒にやってきて、彼が毎年いろいろなものを得て、成長して戻ってくるのを見ていたので、段階を踏んで、俳優として大きくなっているのを感じていました。菅田さんに関しては、数年に一度お会いして、話をしたり、仕事をしたりして、現場ではいつも「こんなことしてくるんだ」という新鮮なものをいただいていました。自分が想像しているよりも、もっと面白い役にしてくれるし、こちらで「こうしてほしい」と言ったことは柔軟に受け入れて、もっと面白いものへとクリエイティブに役を大きくしてくれます。その二人が一緒に演じているのは、見ていても本当に楽しかったです。カットをかけずに、そのまま見ていたいという瞬間は何度もありました。 MCSNSで感想コメントや質問を募集したところ、1500件以上もの反応をいただきました。今日はぜひお三方にお答えいただきたいと思います。この映画は、Season1しか観ていない人が観ても面白い内容になっていますか?【質問1】竹内さんおー! 竹内さん&菅田さんなっています! 菅原監督そのように作ったつもりではあります。 竹内さん台本作りの段階から、そういう話をしていましたよね。 菅原監督初めての方にも観ていただけるように、作ったつもりではあります。 MCでは二つ目です。 竹内さんどんどん来てください! 菅田さんだって1500も質問があるんでしょう? 竹内さん全てに答えるためには、もっとテンポを上げていかないと(笑)!スクリーンで観た菅田さんは、瞬きをほぼされていないように感じられました。あれはどういった演出だったのでしょうか。瞬きのなさに、“人ではあらぬもの感”が感じられてゾクゾクしました。【質問2】竹内さん菅田くんの得意技です。 菅田さん(須賀健太さん演じる)首藤シンジについて何か聞かれた時にだけ、一回ちゃんと瞬きをしようみたいなことを、勝手にしていました。 竹内さんあっ! 僕が「首藤シンジ、知っているか」と質問するところだ。 菅田さんそうそう、その時の反応。監督とも話をしていたんですが、人間的な反応をどこまでやるかというところが難しいと思っていました。僕が(ゴーレムの動きについて)ルールを作ってしまうと、これまでの歴史も変わってしまいます。かと言ってワクチンという、本作における大事なものや、展開としてある頭を刺さないといけないという部分にも繋がってくるので、どのくらいやるかみたいな難しさがありますね。 菅原監督(菅田さんが演じるキャラクターは)理性的な部分と、ゴーレム化しかけていて人間ではない部分が戦っているんですよね。特殊メイク的にも、顔の半分側はゴーレムの要素が強いとか、こちらは人間に近いから、理性を保つためにやっていた腕に噛み跡があるとか、一生懸命戦っているようになっています。 菅田さん感情的になっちゃうとそっち(ゴーレム化)に持っていかれてしまうから、ずっと(感情を)抑えて、ほぼ無感情な状態でいるという作りにしていたんですよね。 菅原監督そうです。それがたぶん、瞬きがないということに繋がったのかなと思います。 菅田さんでも、こちらもアドレナリンが高まってきたり、刺されたりするうちに、身体が反応していってしまう。 竹内さんナチュラルな、人間の身体の反応ってあるじゃないですか、あの(ゴーレムの)メイクをしていると、それからちょっと遠くなりませんか? 菅田さんちょっと動きがノロくなったよ。 竹内さんそうそう! ノロくなる。それ、すごく分かる。 菅原監督話し方もちょっとゆっくりになりますよね。 竹内さんあれは何なんだろう。僕も最後、すごくノロくなったんです。 菅原監督単純にメイクをしていると感触が気持ち悪いというのもあるんじゃないですか。 菅田さんうまく動けないからね。 菅原監督動いたらメイクを崩しちゃうんじゃないかとか、そういう制約があったり。 菅田さん(首を大きく動かしながら)グッとやると、痛いしね。二十年後にミライが会いに行った響は、竹内涼真さんが演じているのでしょうか。その場合は、特殊メイクにどれくらい時間がかかりましたか?【質問3】竹内さん僕です。あれは僕です! MC特殊メイクには、どれくらい時間がかかったのでしょうか。 竹内さん休憩も入れつつ、十時間くらいかかっています。 菅田さんじゃあ、十時間もあの鉄の棒が刺さっていたんだ。 竹内さんそう(笑)。途中で、Season1にも出演している(結月役の)横溝菜帆ちゃんが、すごく美味しいバナナを差し入れしてくれて、それを食べたからまたメイクの時間が伸びちゃった。(会場:笑) 菅田くんが言っていたように、これまでにいろいろなゴーレムがいて、自分がなった時に、どうしようと思いました。これは本当に特殊メイクチームに感謝をしたんですが、作り上げている間、メイクをしている自分の姿をずっと見ていると、だんだんそういう動きになってくるんですよ。僕は何も考えないで現場に入って、気づいたらああいうモーションになっていました。 菅田さんまたすごく(特殊メイクが)良いチームなんだよね。みんなおしゃべりでね。 竹内さんそう! 最高なんですよ! 菅田さんすごく楽しいチームだよね。 竹内さん特殊メイクチームはケーキが好きです! タルトが好きです(笑)! MC菅田さんのメイクは、どれくらい時間がかかっているのでしょうか。 菅田さん僕は、四時間くらいですね。だから、いかに(竹内さんのメイクには)時間がかかっているかということです。竹内さんもっと腐敗しているバージョンなのでね。鉄の棒が刺さっていたのは、響が他の人に迷惑をかけないように、自分で刺して動けないようにしたのでしょうか?【質問4】竹内さんご想像にお任せします(笑)。 菅田さんありがとうございました。(会場:笑) そもそも僕、知らないし(会場:笑)。 竹内さんこれは監督から言ってもらった方が良いのかな。 菅原監督「自分で迷惑をかけないように」というのはおっしゃる通りです。自分で動けないようにしました。さらに、これは特殊メイクチームのアイデアなんですが、(響は)前頭部にかなりダメージを負っています。恐らく、自分であの体勢になって死のうとして、頭を地面に打ち付けた名残があるんですね。それぐらい、響は最後にひっそりと死のうとしたんですが、二十年もあの状態でいたということです。 菅田さん(そのシーンを実演)あの身体の畳み方、すごく好きだった。あれは泣けるね。 竹内さんミライと別れるところね。最後にミライに受け入れてもらえて、僕が左手でミライに触れることができるシーン。最後は高橋文哉くん演じる大和に託して、僕は縮こまって背中を向けるんです。なんだか、ああいう風になったんですね。自然な身体の反応でしたね。 菅田さん(そのシーンを実演しながら)あれ、すごく良かった。(会場:笑) MCいろいろな感情を乗せて、あの形になったということなんですね。 竹内さんそうです。最初にやった時にあの形になったんですが、テストの時に変わったんだったっけ? でも、菅原さんが「最初にやったものが良い」と言ってくれた気がする。 菅原監督そうですね。途中で別のパターンも思いついて、どちらが良いか聞いてくれたんですよね。でもあの形が一番良いなと思ったんですよね。 菅田さん響らしくて良かった。 MC作品を鑑賞後の舞台挨拶も、楽しいものですね。 竹内さん&菅田さん(声を揃えて)楽しいですね! 話せるから。 竹内さんハモっちゃった(笑)。 MCでは、会場の皆さんからも質問を受け付けたいと思います。質問のある方、手を挙げてください。(すぐさま会場から手が挙がる) 竹内さん一番アピールされている方、行きましょう!公
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「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」公開御礼“烏野”舞台挨拶「劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦」公式サイト古舘春一による大人気青春スポーツ漫画の金字塔「ハイキュー!!」の4期にわたるTVアニメ版の続編となる待望の「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」。公開から9日間で観客動員数は260万人を突破し、興行収入は38億円を超える大ヒットを記念して、2月25日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が開催されました。烏野高校のメンバーの声優を務める村瀬歩さん、細谷佳正さん、林勇さん、岡本信彦さん、内山昂輝さんが揃って登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。大ヒット御礼舞台挨拶日向翔陽役村瀬歩さん東峰旭役細谷佳正さん田中龍之介役林勇さん西谷夕役岡本信彦さん月島蛍役内山昂輝さん村瀬さん皆さん、こんにちは!(会場のおとなしい反応に)あんまり大きな声を出せないタイプの人たちかな(笑)? もう一回、聞いてみましょうか。こんにちは!(会場の大きな反応に)すごい! 雨にも負けない良い声をありがとうございます。そして、お集まりいただいてありがとうございます。今日はよろしくお願いします。 細谷さん皆さん、こんにちは!(会場の反応に)やっぱり緊張が解けて良い感じですね。本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。よろしくお願いします。 林さん皆さん、こんにちは。(会場の反応に)良いですね、三回目もちゃんと声出してくれて、本当に良い方ばっかりですね。本日はここにいらっしゃる方たちと、全国の会場が配信で繋がっています。皆さん元気ですか? 短い時間ですが、一緒に「ハイキュー!!」愛を感じながらお話しできればと思います。 岡本さん皆さん、ソイソイソーイ! (会場:「ソイソイソーイ」)もう一回、ソイソイソーイ!(会場:「ソイソイソーイ」)声は出ていますね。「こんにちは」の時より出ていますね。皆さん、ありがとうございます。本日はよろしくお願いします。内山さんはい、本日は寒い中ありがとうございます。 岡本さん温度差! 林さん本当はこれで良いんですよね(笑)。 細谷さん悪い流れを作ってしまったなと…。 林さん悪くはないですよ。良い流れですよ。 内山さん短い時間ですが、よろしくお願いします。 MCアニメ4期から四年余り、ファンの皆さんが待ちに待った劇場版が公開され、大ヒットしています。皆さんの後ろのパネルには、X(旧Twitter)に寄せられた感想コメントが載せられています。 村瀬さんへぇー、すごい。「奥歯を噛みしめてしまって顎痛い」 ――大変ですね。でも最後には「エモっ」で締めているから、心は洗われたんでしょうね。うれしい。…そういうこと? ちがう?僕はSNSもやっているので、このボードに書かれた思いだけではなく、そちらにもたくさん感想をいただいています。メチャクチャうれしいですね。作品が世に出る前に、我々は作っている時に熱を込めたり、スタッフさんの努力も知っているから、手応えというか、「世の中の人に受け入れられるだろう」とは思っていました。でも、蓋を開けてみるまでは分からないので、それがこういう形で耳に入るのはうれしいですね。ありがとうございます。 細谷さん「IMAXで観てきたので旭さんのスパイクの音が重い」というのは、クレームにも似た感想だなと…。 村瀬さんクレームじゃない(笑)! 細谷さんそれだけ音の演出が素晴らしかったんだと思います。僕もXをやっていますが「ハイキュー!!」を引用リツイートするとものすごく伸びますね。「面白い内容を投稿しないとバズらないのかしら?」と思うじゃないですか? でも「ハイキュー!!」は「お願いしやーす」だけですごく伸びるので、作品のすごさを物語っていますね。 岡本さん旭くんの「お願いしやーす」に脳内変化できますからね。 細谷さんなるほど。たしかに。じゃあお願いしまーす。 MC有名声優の細谷さんもそういうことを思うんですね。 細谷さんいやいや、何をおっしゃいますか、僕なんてもう。…「ハイキュー!!」は伸びるぞって話ですよね。 林さんポストへの皆さんのコメントもそうですし、ここにいらっしゃる皆さん、全国にいる皆さんを見ても、それだけでも「ハイキュー!!」に対する熱量がすごいんだなって思います。あとは仕事で会う人、会う人から「見ましたよ」とめちゃくちゃ声をかけてもらいます。今まで携わった作品はいろいろありますが、こんなに声をかけられるのは初めてです。劇場公開が始まった後の「『ハイキュー!!』観ました」という声がすごくて、その度にうれしく思っています。 岡本さんこのパネルもそうなんですが、「旭さんホントにカッコ良かったです」「旭さんスパイクが大砲です」「旭さんすごいです」っていっぱい書いてあってうれしいです。でも、一番気になったコメントがありまして、ツッキーがすごく罪深いんですよ。一番グッと来たのが「月島蛍に心臓を持ってかれました」――これは犯罪者です! 細谷さん心臓を持っていかれたらね。 林さん危ないよ。悪い男やな。 岡本さんそんな風に心がギュッとなるくらい、それぞれのキャラクター、――音駒も、烏野も当然そうなんですが、試合を見に来ている梟谷の方も含めて、いろんなキャラクターに魅力があって見応えがあるんだと思います。それから、個性的なコメントや試合運びとかに進化があったなと思います。 内山さん僕が気になったのは「映画を観ている感覚がなくて、85分の試合を観戦していました」というコメント。アフレコは何日かに分けて行なわれたんですが、僕が参加した日は、できるだけコート内で試合をやっているメンバーを揃えてという形でした。TVシリーズの時はコロナ禍に入っちゃって、できるだけ少人数でのアフレコだったんです。でも、久々に今回は一気に大人数でやれたんです。そうしたらアフレコが本当に終わらなくて…。「こんなに『ハイキュー!!』って大変だったっけ?」って思いました。村瀬さんホント終わらなかった。ワンチャン、永遠に続くんじゃないかって…。 内山さん月島が「勝てない」って言うんですが、あの時、僕は「アフレコ終わらない」って思っていて…。選手の疲労感と僕の疲労感がマッチしていました。「あぁ、これが『ハイキュー!!』だったな」って久々に懐かしくなりました。 MC因縁の音駒との試合が描かれますが、ライバル関係にも注目されています。そこで、キャラクターを演じてみて好きになったライバルとのシーンやアフレコの印象的な出来事などを教えてください。 村瀬さんもう音駒はみんなにドラマがあって、一人一人とリンクしていて、なかなか決められないですね。でも、日向視点で言うと最後のほうで研磨が汗だくになっているシーンは、僕自身も非常にエモーショナルな気持ちになりました。日向はそれを受けて雄たけびを上げるんですが、それがアフレコの終盤だったので、さっきのウッチー(内田さん)の話と同じで、そこまでに積み上げてきたものが自分の気持ちとリンクして、声のことも考えずに、叫び続けていました。まさか全部使われるとは思っていなくてビックリしました(笑)。細谷さん使われていたね。 村瀬さん三回くらい「っしゃー!」って言っていたのを全部使われていました。 細谷さんあれ素敵だったわ。本当に素敵でした。 村瀬さんありがとうございます。 細谷さん印象に残ったセリフがありまして…今日は、ネタバレしちゃいけないかな? 何て言ったら良いのか難しいですね。ものすごくボカして言うと、小っちゃい子がバレーを始める。小っちゃいけどカッコ良いことがやりたい。だけど背丈が足りなくて、「背丈が延びるまで我慢だな」と言っていたら、ネットを下げれば良いんだと教えられて…。そういうこと(身長が伸びるまで)より「好き」っていう気持ちだろっていうあれはメチャメチャ良いなって思いました。それで打てた日にゃ、その日を忘れないみたいな?林さんすごくオブラートに包んでいる(笑)。 細谷さんしゃべりがすごく下手なんじゃなくて、メチャクチャ気を遣っているってことですよ(苦笑)。あのシーンは素敵だったなと思います。 岡本さん何でも同じですよね、バレーだけでなく、声優業だって他のスポーツだってね。 村瀬さん「好き」の力の偉大さですよね。 細谷さんそれが言いたかったんです。 林さんネタバレしないように気をつけないといけないけれど…。 岡本さん緊張感が(笑)。 林さんいやいや、僕、絶好調だから。噛んでいる時は絶好調だから(笑)。 細谷さん続けてください。 林さん僕も村瀬くんと同じところですね。田中と虎の過去の回想もあったりしてライバル関係の描写も良いなと思うけれど、やっぱり研磨と日向かな。研磨がうなだれて、とあること言うんですよ。一言言った瞬間に日向が雄たけびを上げるわけです。僕は同じ日に収録だったので、真後ろで雄たけびを聞いていて、グッとくるものがありました。ちょっと泣きそうになるくらい「あぁ、コイツすげえな」と思いました。田中も田中らしく最後まで全力で声を出さないといけないし、アフレコも終盤に差し掛かってくると結構きつかったんですよ。声を張り上げて、かすれながらやっている人もいました。そんな時に彼の全力の叫びを聞いて、「僕も最後まで田中を演じ切らなきゃ」って突き動かされました。あの叫びは主人公としてのプライドとかいろんなものが詰まっている声だなと感じました。村瀬さんメッチャありがとうございます。 林さん褒めるの上手だった? 村瀬さんめっちゃ上手だった! 岡本さん今回は待望の一戦だったと思うんです。今まで積み上げてきたものがお互いにあって、最強の攻撃と最強の防御という矛盾対決があり、それぞれのライバル関係である西谷さんと夜久さんや、もちろん翔陽と研磨もあるけれど、ツッキーと黒尾さんがズルいんですよ。あの二人の関係性もズルいし黒尾さんもズルいって話をずっと言っていて…。関係性としては一人一人でなくてはいけないのに…。 村瀬さん黒尾さんがいろんな人とエのピソードが…。 岡本さんそう! いろんな人とのエピソードがあり過ぎて、ズルいんですよ。しかも、中村さん(中村悠一)の声もズルくて…。 内山さん声が強いからね。 岡本さん声に説得力があるんですよね。そういう意味で、お互いの積み上げてきたものもそうですが、今回の作品で黒尾がメインキャラクターとしても立っているんです。「俺たちは血液だ」ってセリフがありますが、縁の下の力持ちとして血液を循環させている人に思えて、すごく重要なキャラクターなんだなって改めて思いました。ズルいくらい、カッコいいキャラクターだなと思います。内山さん月島の声を演じている身としては「ツッキー、どうした?」みたいなシーンが多かったです。これまでにもいろんな変化を積み重ねてきたキャラではあるんですが、山口のことを褒めるし、黒尾さんにも感謝っていうか「バレー楽しいです」とか言うし、これまでにない月島蛍をどう表現するかが課題でした。これまでにない感じをギャップを付けてどう表現するか? 律義に黒尾に教えられたことを守っているけれど、ドラマ的に熱いからどうしようかなと悩みつつアフレコをしていました。でも、完成した作品を観たら良い感じでしたね。試合の流れの中でポンッと出てくるので、みんなでアフレコして、時間をかけて大変だったけれど、やったかいがあったと思いました。そこが良い作品につなげられたんじゃないかと思います。 ■室伏広治スポーツ庁長官から応援メッセージが到着!室伏長官皆さん、こんにちは。私はスポーツ庁長官として「する」「見る」「支える」の三つの観点からスポーツ振興に取り組んでいます。その中で大事なのは、皆さんが楽しんでスポーツをすること、スポーツの楽しさを知ること、スポーツを分かち合うことだと思います。この「ハイキュー!!」はスポーツをすることの楽しさを全力で教えてくれます。お互いに切磋琢磨し合える関係性がチームの中にも外にもあって、そうやって汗をかいて必死になって成長する喜びが私たちの中からも湧き出てくるようです。本作を観た皆さんはきっと「バレーボールって良いな」「スポーツって良いな」と感じてもらえたのではないでしょうか。アニメ放送開始から10年目の節目を迎える「ハイキュー!!」を通じて、スポーツの輪が広がっていくことを期待しています。 村瀬さんすごい。まさかの! 林さん素敵なコメントを! 村瀬さん本当にありがとうございます。うれしいです。 MCさらに今回、新たに4DX、MX4D、ドルビーシネマでの上映が決定しました。そして、応援上映の実施も決定しました。「集え!ゴミ捨て場の決戦 応援上映 みんなで生観戦」となっております。 村瀬さんすごいですね。別の作品で応援上映があった時に、キャストさんが参加されて、普通に観るのとまた別の楽しみ方ができると言っていました。例えば「オープン」の声が上がった時、「オープンだよ、日向」と言う回もあれば、「せーの、オープン!」と言う回もあったりして、上映回によって体感することが変わって楽しめると聞きました。臨場感があって、しかも我々はお客さんとして観客席で観るわけじゃないですか? その親和性がすごく高いのではないかと思います。 細谷さんどっちを応援するの? 村瀬さんそんなの烏野に決まっているでしょ? 細谷さんいやいや、音駒も人気ですよ。 村瀬さんえ? 烏野を応援してくれないの?「今日は烏野」「明日は音駒」とか、そういうのもアリかもね。 MC最後に登壇者を代表して村瀬さんからメッセージをお願いします。 村瀬さんまず劇場にお越しくださった皆さん、配信でご覧くださっている皆さん、お越しくださいまして、誠にありがとうございます。「ハイキュー!!」という作品が2014年に放送開始されてから、僕はずっとこの作品を教科書にして生きてきた声優人生だったと思います。原作の面白さもとてもすごくて、毎回、アフレコが始まるたびに見返しています。過去の自分がどうだったかなというのを見て、「今の僕だったらこうする」という気持ちもあるんですが、その時の自分にしかできなかったもので、汗水たらして頑張った結晶だなと思っています。今回の劇場版も10年後に見返したら、この時の自分はその時にできる全力のことを頑張っていたと思う作品になっていると思います。なおかつ、それは自分についてだけでなく、さっきの林さんの話もそうですが、他の人の頑張っている姿や映像、音楽を受けて「もっと頑張ろう」という気持ちになり、一緒のコートで戦っていて、エネルギーを受け渡している感じがものすごく強い作品です。その集大成が皆さんの元に届いて大ヒットという形になったのが、とてもうれしいです。村瀬としてもうれしいです。「ハイキュー!!」という作品に恩義を感じているし、面白い作品が評価されるのはすごくうれしいです。本作を観た方はご存知だと思いますが、メチャクチャ気になる終わり方をしています。今後の展開も、一役者としても、一「ハイキュー!!」ファンとしても気になりつつも、(情報などを)発信していきます。4DX上映とか、またいろいろありますので、まだまだ応援していただけたらと思っています。本日はご来場いただきまして誠にありがとうございました。
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企業概要企業概要 企業概要 profile 商号 東宝株式会社 設立 1932年8月 資本金 10,355,847,788円 代表者 取締役会長島谷 能成 取締役社長松岡 宏泰 従業員 当社単体:447人(嘱託20人を含む)グループ:3,873人(嘱託592人を含む) 事業所 本社:東京スタジオ:東京(成城)直営演劇劇場:帝国劇場(建替工事中)、シアタークリエ海外:ロサンゼルス、ニューヨーク 主な事業内容 映画: 映画作品の企画・製作及び映像配信をはじめとする権利活用 全国に展開するシネマコンプレックス「TOHOシネマズ」の経営 その他映像制作、美術製作、広告事業 IP・アニメ: TOHO animation作品の企画・製作・権利活用、「ゴジラ」のライセンス事業 演劇: 演劇の製作・興行及び芸能プロダクションの経営 不動産: オフィスビルや商業施設等の賃貸を主体とする不動産業 連結子会社のスバル興業(株)が道路の維持管理・清掃等を展開 ビル等の清掃・設備管理・警備等のビルメンテナンス事業を展開 主な賃貸ビル 有楽町センタービル(有楽町マリオン)東宝日比谷ビル(日比谷シャンテ)東京宝塚ビル東宝日比谷プロムナードビル東宝シアタークリエビル新宿東宝ビルHEPナビオ東宝南街ビル 2025年5月29日現在 本社所在地 Access 東京都千代田区有楽町1-2-2 TM & © TOHO CO., LTD.2025年1月末現在 組織図 Organization Chart 2025年10月1日現在 取締役 Director 執行役員 Officer トップ 企業概要 -
「果てしなきスカーレット」製作発表会見「時をかける少女」(2006年公開)、「サマーウォーズ」(2009年公開)、「おおかみこどもの雨と雪」(2012年公開)、「バケモノの子」(2015年公開)、「未来のミライ」(2018年公開)、そして「竜とそばかすの姫」(2021年公開)。過去作すべてにおいて国内外で高い評価を受け続け、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守の最新作「果てしなきスカーレット」。 12月23日「2025年東宝配給作品ラインナップ発表会」がTOHOシネマズ 日比谷にて実施され、「果てしなきスカーレット」の製作発表会見が行われました。細田守監督、スタジオ地図の齋藤優一郎プロデューサーが登壇し、世界配給が決まった同作について語りました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。製作発表会見細田守監督齋藤優一郎プロデューサー(スタジオ地図)細田監督本日は、たくさんの方にお集まりいただいてありがとうございます。おかげさまで、前作「竜とそばかすの姫」は、たくさんの方に観てもらうことができました。ありがとうございます。また新しい作品を作ることになりましたので、ぜひ興味を持って作品を観てくださればと思います。 齋藤プロデューサー「時をかける少女」から19年、いつも我々を応援してくださり、また年末のお忙しい中、細田守監督新作発表会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。 MCまずは監督より新作のタイトル発表をお願いします。 細田監督新しい作品のタイトルは、「果てしなきスカーレット」です。 MCまずは齋藤プロデューサーにうかがいます。「竜とそばかすの姫」まで、細田守監督の六作品を公開され、四年ぶりの新作「果てしなきスカーレット」が発表された、今のお気持ちをお聞かせください。 齋藤プロデューサー改めて「時をかける少女」から19年、皆さんのお力があって、今の我々があると思っています。「竜とそばかすの姫」公開時は、コロナ禍であり、緊急事態宣言中という非常に厳しい状況でしたが、66億円という70億円に近い大きな興行収入と観客動員になりました。感謝しております。多くのファンの皆さんに励まされ、今日という日があります。ありがとうございます。日本に限らず、他の国でも同じようにコロナ禍の混沌とした日常の中で、「竜とそばかすの姫」は多くの方々に観ていただきました。細田監督は、現代性の中にずっと希望を描き続けているので、これからもたくさんの方々に観ていただける作品を作る方だと思います。 MC細田守監督の作品は、世界でも愛している方がたくさんいて、国際映画祭など、世界でも多くの評価を得ています。日本のみならず世界にも作品を届けていくことについて、どのようにお考えでしょうか。 齋藤プロデューサー細田監督は、これまでたくさんのモチーフや、テーマを表現する作品を作ってきました。監督が描き続けてきたインターネットの世界を通して、今や日本と世界の垣根はない、日本があって世界があるのではなく、世界の中に日本があるのだと感じます。また、監督はその中でも、子どもや若者の成長・変化、家族の姿を描き続けています。我々の身の回りで起こるよろこびや悲しみ、その中で起こる奇跡のようなものを描き、世界中でそういった奇跡が起こっているんだという物語を作り続けてきました。だからこそ、私どもスタジオ地図は、そういった作品に呼応しなければならないという思いで、チャレンジを続けてきました。MC今、スクリーンには「全世界配給」という言葉が投影されております。これについて、ご説明をお願いします。 齋藤プロデューサー「竜とそばかすの姫」の公開後、世界では歴史の針が逆戻りするような出来事がずっと続いています。監督と「次の作品をどうするか?」と話し合った時に、「日本のマーケットだけを意識した作品にするより、世界の方々に希望をもたらすような作品を作るべきなのではないか」という議論になりました。その中で、監督から出てきた企画が今回の「果てしなきスカーレット」で、世界的なスケールと、現代性を合わせ持つ企画です。僕がこの企画を見た時の第一印象は、「世界中で社会現象が巻き起こるんじゃないか」「大変な作品になるのではないか」というものでした。そういうこともあり、僕が長年懇意にしている、アメリカで最も影響のあるアニメーションのプロデューサーに、この企画の脚本などを読んでもらいました。すると、僕と同じく「力強い作品なので、これは世界中で共感される作品になるだろう」という感想でした。その感想を聞いて、僕としても確信を持って、世界に向けた作品を作ろうと思いました。そして、この力強い作品を、どうしたら本当の意味で全世界に届けられるかを考えました。全く新しいチャレンジに挑む作品を制作するのは、容易ではありません。本当の意味でグローバルに届けるために、日本映画がまだやっていない世界が手を取り合う新しい仕組みを作らないとダメなんじゃないかと強く感じました。僕としては、細田作品で培ってきた人脈や、経験をフルに生かして、様々なことを考えました。長年パートナーとして、寄り添っていただいている日本テレビさん、KADOKAWAさんや多くの方々がこの途方もないチャレンジに賛同してくださり、背中を押してくれたことには本当に感謝しています。悪戦苦闘している中で、ハリウッドメジャーであるソニー・ピクチャーズ様の代表から「『果てしなきスカーレット』を一緒に作りたい!」「一緒に全世界の国と地域に届けよう!」という熱烈なオファーがありました。並々ならぬ覚悟と思いが双方にあったので、日米ともに新しい枠組みを作って、高度なビジネスモデルを構築することは、並大抵ではありませんでした。でも、僕らはあきらめませんでした。その結果、日本映画界、ハリウッドのメジャーとしても初の試みとなる「果てしなきスカーレット」の共同出資・共同製作に至りました。そして、東宝さんとソニー・ピクチャーズさんのスクラムを作り上げ、全世界配給をするという結果が出せました。日本は東宝さん、それ以外の国と地域はソニー・ピクチャーズさんが配給してくれます。 MCソニー・ピクチャーズさんといえば、「スパイダーマン」シリーズや「ゴースト・バスターズ」など、いわゆるハリウッドメジャーと呼ばれる配給会社です。そのソニー・ピクチャーズさんが、世界配給だけでなく、出資もされるということですね。 齋藤プロデューサーはい。そういった取り組みや仕組み自体がこれまでにない新しいものです。 MC世界配給が発表され、スタジオ地図さんの意気込みをお聞かせいただけますでしょうか。 齋藤プロデューサー例えばですが、過去にスタジオジブリさんが、ディズニーさんとタックを組んで、アメリカに風穴を開けてメジャーへと駆け上がっていったことがありました。そういった歴史を踏まえた上で、我々も新しいチャレンジを積み重ねて、その風穴をさらに押し広げていきたいと思っています。 MCここでビデオメッセージをご紹介します。日本以外の全世界での配給をされる、ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント インターナショナル・ディストリビューション・プレジデントのスティーヴン・オデールさんからです。本日、私たちがとても楽しみにしている「果てしなきスカーレット」について、皆さんにお話しできることを大変うれしく思っています。「果てしなきスカーレット」は、映画の素晴らしさをすべて兼ね備えている作品です。まずは、日本のアニメーション業界において、天才クリエイターの一人である細田監督とともに、全世界に向けた物語が作れるという無限の可能性を楽しみにしています。 「果てしなきスカーレット」は世界中に届けられる作品です。細田監督が紡ぐオリジナルストーリーには壮大なアクションがあり、素晴らしい冒険があります。そして、物語の核にはとても力強く心を揺るがすような人間ドラマがあります。これらすべてを合わせると、本作も今まで世に送り出されてきた名作のような作品になると信じています。 さて、本作の公開は2025年の冬を予定しています。昨年「君たちはどう生きるか」がアメリカで公開された時期です。その大ヒットを受けて、本作にとってもそれがベストな時期だと確信しています。ソニー・ピクチャーズからは、アメリカ、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、日本を除くアジア、中東アフリカなどの国と地域で公開を予定しています。世界中の方々が本作を観たいと思ってくださると、私たちは強く信じています。 それでは皆さん、本日のイベントを引き続きお楽しみください。そして「果てしなきスカーレット」をどうぞご期待ください。きっと、あっという間に公開を迎えると思います。本日はありがとうございました。【スティーヴン・オデールさんからのメッセージ】MC齋藤プロデューサー、オデール氏のコメントを受けて、いかがでしょうか? 齋藤プロデューサーオデールさんには、改めて「ありがとうございます」と伝えたいと思います。一緒に新しいチャレンジをしてくれることに、とても感謝しています。ただ、我々の新しいチャレンジは、単なるビジネスモデルや、世界配給といった、装置や仕組みの話だけではないと、僕は思っています。オデールさんだけではなく、ソニー・ピクチャーズのプレジデントのサンフォード・パニッチさんも、日本のチームと一緒に作品を作っています。これは日米が手を取り合って、本気で新しい未来に向かって作品を送り届けて行こうというチャレンジだと思っています。 MCコメントの中で、公開時期が「2025年冬」とありましたが、これまでの細田守監督作品はすべて夏に公開されてきました。今回、冬の公開とされたことには何か理由があるのでしょうか? 齋藤プロデューサー一つは、本作は超大作になると思っているからです。「時をかける少女」から、三年に一度新作をお届けしてきましたが、今回はこういった三年サイクルや、夏という枠組みを超えて製作する必要がありました。もう一つは、先ほど申し上げた通り、日米で、日本映画界とハリウッドメジャーで初めての取り組みを計画的に進めております。そもそもハリウッドメジャーでは、完成していない作品の公開のタイミングを、一年前から決めることが異例だと聞いております。ただ、今回のソニー・ピクチャーズ様は共同出資者ということもあり、「日本も世界も、一番良い形で興行を盛り上げられるタイミングはいつか?」と、映画祭を含めて戦略的に考え、来年の冬が最適であるという結論に至りました。 MC細田監督、ここまでのビジネス的なお話を聞かれていかがでしょうか? 細田監督今のビデオメッセージでも、「2025年の冬はもうすぐだ」とおっしゃっていましたが、完成は間に合うのかなと思っています(笑)。制作はただでさえ大変なことになっているので、ドキドキしていますが、励ましていただいたと思って、頑張って作っていきたいと思います。 MCここからは、本作について、監督にお話をうかがいます。今回の会見にあたりまして、細田監督に一枚の絵をご用意いただきました。このビジュアルから、今までにない作品の世界観になっているように思いますが、いかがでしょうか。細田監督これまでの爽やかな作品とは、毛色が違うなと感じられるかもしれません。この右上にあるのは、赤い海のような、現実の世界ではないような、厳しそうな世界です。その中に、希望の光を見ているような女性の姿があります。この女性がタイトルにもなっている“スカーレット”です。ご覧の通り、頬が汚れていて、服もボロボロで、マントを羽織って、剣を腰に携えています。主人公の彼女が強い眼差しで、一種の混沌の世界から果てしなく遠いところを見ています。シネスコサイズ(横長のシネマサイズのこと)で描いているので、一場面のような感じに見えますが、まだティザーポスターも作る前なので、今はこんな感じのものを目指して作っている段階です。すごく厳しい世界を旅している女性ですが、この女性は王女なのかプリンセスなのか? 厳しい世界を旅しながらも、アショクションや、ロマンス的なこともあって、皆さんに楽しんでもらえるようなエンタメ作品になると思います。「ワクワクするような映画の魅力を表現する作品」になると良いなという志を持って作っているところです。 MC「これまでの細田監督の作品とは違うのかなあ」という感じがしていますが、制作においてはいかがですか? 細田監督これまでも作品を作るたびにチャレンジを続けてきました。一作ごとに、壁を塗り替えるような気持ちで、「頑張ろう」という感じです。今回は、見た目が、アニメーションの技法を使いながらも、どこかそれを超えていくようになったら良いなと工夫をしているところです。「イメージボードでは、こういう絵を作ったけれど、実際はセル画です」ということではなく、「この絵が、そのまま動く」ということを前提に、頑張っております。でも、それをやるのはなかなか大変で、これまで「こういうアニメーション表現ができたら良いな」と思いながら、現実では難しい部分を乗り越えて、本作を作っていきたいと思っています。こういった挑戦は、ずっと前から準備はしていました。前作「竜とそばかすの姫」の時から、技術的な面をクリアできるか、できないかというギリギリの実験をたくさん積み上げてきました。やっと、今回はいわゆるセルアニメでもなく、ハリウッド的なCGアニメでもない、全く別の新しいアニメーションの可能性が表現できると思っています。 MC2Dのセル画でも、CGでもなく、新しい映像を皆さんにお届けできるということすね。 細田監督はい、そうです。リテラシーというのでしょうか、アニメーションの見方が世界的に浸透していく中で、新しい表現が世界各地で行われていると思います。その中で、今まで通りで良いという考えではなく、「もっと先に進まないと!」という時代になってきていると思うんです。フランスの作品「アーケイン(Arcane)」(2021年Netflixにて世界配信/Fortiche制作)も、非常に新しい表現でした。ソニー・ピクチャーズは、「スパイダーマン:スパイダーバース」(2019年公開)で、いわゆるCGアニメとはまったく違うけれど、CGアニメの影響を受けたようなルックを模索していました。世界中で、新しいアニメーションの表現が模索されて、それが実験だけではなく、観客の皆さんと共有できるのが今の世界的な流れになっています。その中で、僕らの作品も、新しい表現を作っていきたいと思っています。 MC先ほどお話しにありましたが、「竜とそばかすの姫」では、映像技術によって竜の世界の素晴らしさが表現されていたと思うのですが、そこからの連続性や進化はあるのでしょうか。 細田監督「竜とそばかすの姫」は、半分は手書き、半分はCGで制作しました。現実世界とインターネットの世界を描き分けるために、筆を持ち変えて、一方はCG、一方は手書きと、表現の方法を変えました。その結果、非常に手ごたえを感じました。異なる技法を使っても、観る方が、ストーリーの中に入っていけたことに手ごたえを感じました。そこから、さらにもっと高度なものを目指していきたいと思いました。「時をかける少女」からずっと表現を積み上げて、今日に至っています。これをやりたくて、ずっと続けてきたようなところもあります。 MC先ほどビジュアルのお話から、「アクション」や「ロマンス」といったワードが出てきましたが、本作はどのようなストーリーでしょうか。 細田監督いつもは夏公開なので、この時期には「大体こんな話です」と、お話しできるんですが、今回は来年冬の公開なので、今の段階では詳細をお話しすることはできないんです。でも、これまでと違って、冬にぴったりな内容になっています。僕は東映出身なのですが、当時のプロデューサーに教えられたことがあります。「夏は暑いからあまり難しいことを考えずに、爽やかなものを作れば良いんだ。どっしりとした映画のテーマを語るには、秋か冬が良い」みたいなことでした。確かに夏は単純明快なものが良い。そして人生について考えたりするような、大きなテーマで作るなら、秋冬が良い。でも、冬に向けてこういう内容にしたわけじゃないんですが、そういう部分でも、冬という公開時期がしっくりくるのかなと感じています。 MCストーリーの詳細は、続報をお待ちいただければと思います。細田監督は、これまでの作品でも魅力的な主人公を描かれて、世界に大きなワクワクと感動を生み出してきました。今回のヒロイン、スカーレットの眼差しからは強い意志が感じられますが、今回の主人公像について教えてください。 細田監督これまでの「おおかみこどもの雨と雪」「竜とそばかすの姫」でも、「比較的強い女性を描くことが多いですね」と言われることがありました。観客としては、物語の中で様々な困難があっても、主人公にはそれを乗り越えて活躍してほしいという気持ちがあります。それを観ることで、自分たちが励まされたいという気持ちがあると思うんです。そういった意味では、おそらく今回の主人公が、最も困難な条件の中で冒険をすると思います。そのためには、これぐらいキリッと背筋の伸びた女性の主人公である必要がありました。彼女の旅を通して、皆さんが励まされたり、希望を見いだしてくれたら良いなという思いを込めて、この主人公を作りました。 MCこれまでの作品の主人公たちを見てみましょうか。 細田監督「時をかける少女」の主人公は、女性ですね。「サマーウォーズ」は、このビジュアルの女性は夏希ですが、健二という男の子が主人公です。「おおかみこどもの雨と雪」は、花というお母さんが主人公です。「バケモノの子」は、男の子・九太が主人公です。「ミライの未来」の主人公は、くんちゃんです。そう考えると、男・女交互になっていますが、これはたまたまです。なので、「竜とそばかすの姫」は、ベルという女性が主人公で、今回も、女性主人公が続きました。MC新たな挑戦についてもう少しお話しいただければと思います。 細田監督せっかく映画を作るので、アニメーションの可能性、アニメーションを使ってもっと面白い作品ができるんじゃないかという挑戦を、常に考えてきました。ヒットしなければ次は作れないし、商業作品である以上、たくさんの方に観てもらうことが使命です。でも、それだけではなく、僕はアニメーションがとても好きなので、アニメーションの新しい表現や、可能性が広がっていくものが作りたいんです。「世界のどのような方が観ても楽しめるようなもの」、「日本のアニメーションの文脈を知らなくても楽しんでもらえるもの」、「日本のアニメーションの文脈の中にいる人が、驚きを持って新しいアニメーションだと感じるような作品」を作りたいと思っています。なので、一作ごとに挑戦をしていました。改めて、今回の作品は大きなテーマを扱うことになったので、非常に大きな挑戦ですが、しっかりテーマを表現し切りたいと思っています。そして、世界のたくさんの方々に共通するテーマや問題を、気持ちに寄り添い、一緒になって考えられるような作品を作れたら良いなと思います。「アニメーションを、表現の面でもテーマの面でも、今までの枠を乗り越えて作っていきたい」という気持ちがあるから挑んでいます。 MC本作で監督が描きたいメッセージについてうかがいます。 細田監督先ほども話しましたが、本作のテーマが今までで最も大きなテーマです。大きなテーマというとちょっと大げさですが、要するに、本作ではあらゆる人に共通した普遍的な気持ちを表現したいと思っています。「自分には全く関係のないことだと思う人が、世界中に誰もいない」そんなテーマに挑みます。今の段階では言いづらいのですが、「生と死」にも踏み込んでいくような大きなテーマになると思います。だからこそ、主人公には乗り越えて、最終的な場所にたどり着くような人であってほしいと思いながら、スカーレットと言う人物を描いています。今の世の中は混沌としていて、非常に生きづらく、先行きが見えない社会や世界の状況だと思います。その中で、「それでも前を見て、希望を見いだすような人物は、どういう人なのだろうか?」と考え、スカーレットを描いています。「こういう若い人が、未来を切り開いて、今の状況に怖気づかずに強く前を向いて生きてほしいな」という気持ちを込めて作っています。うまくいくかどうか分かりませんが、頑張って作りきりたいと思います。■記者からのQ&A細田監督に質問です。前作の「竜とそばかすの姫」では、音楽とインターネットというテーマがありましたが、今回はモチーフにしたものはありますか?【記者質問1】細田監督「竜とそばかすの姫」は、分かりやすくて、「『美女と野獣』を現代のインターネットの世界でやったらどうなるか?」と考えました。それと同じように、本作も、古典をベースにして、それを現代の中でやるとどうなるかと考えております。その古典について今はまだちょっとお話できないんですが、誰もが知っている世界的に有名な古典がベースです。 記者1スカーレットというと、「風と共に去りぬ」(1936年/マーガレット・ミッチェル作)が思い浮かびますが…。 細田監督確かに、そうですね。キーワードが含まれているとお考えになるのは、さすがです。「風と共に去りぬ」くらい大きなテーマだと良いなと思っております。もうちょっと古い歴史的なバックグラウンドがあるかもしれません。「果てしなきスカーレット」というタイトルに込めた思いを教えてください。【記者質問2】細田監督「果てしなき」という言葉には、いろいろな意味があると思います。この作品は、古典ベースにとどまらない、おそらく時空を超えた作品になります。それで、時空を超えた作品といえば「果てしなき」だと思いまいした。プロデューサーとも「時空を超えるお話と言えば、『果てしなき』がふさわしいのではないか」と話をしました。例えば小松左京さんの「果てしなき流れの果に」(1965年/「S-Fマガジン」にて連載)という作品がありますが、それはとんでもない時空を超えた作品です。そういったものにリスペクトを持って「果てしなき」という言葉があるのかもしれませんし、彼女が目指している地平「カータ」という場所が、果てしないながらも「みんなが見ている場所」という意味もあるかもしれません。細田守監督作品といえば、これまで人と人の絆を、時空や種族を超えて描かれてきたと思います。今回はそういった絆の要素はあるのでしょうか?【記者質問3】細田監督先ほども言いましたが、時空を超えたという点では、スカーレットだけでなく、もう一人の人物がおります。その人物と一緒に旅をするロードムービーです。そういう意味では、絆をかなり深く描く作品になると思います。ロードムービーやバディものになると、対照的な両者が旅をしながら、お互いに学んだり、理解を深めていくようなところも、楽しんでもらえる描写だと思います。ぜひ楽しみにしていただきたいです。齋藤プロデューサーから「世界にものすごい反響を与える可能性があるのではないか」というお話がありましたが、それについてもう少しお話いただけますか。【記者質問4】齋藤プロデューサー本当はお話ししたいんですけれどね。僕は、監督も言いにくそうにしている物語性の部分にそういった印象を受けました。現代を活写している中で、世界中の人たちが今この作品に求めるある種の希望や、誤解を生んでしまうようなテーマなんですが、日常の中で抱えている問題を、みんなで何かこう議論をしてほしいですね。これまでの細田監督の作品の中ではなかったスケール感だと思います。またストーリーが語れるようになったら、もう少しお話したいと思います。 細田監督ごめんなさい。公開が夏であれば、もう少しお話しをすることがあるんですけれど…。これまでずっと日本人を主人公にしてきましたが、今回は、スカーレットという日本人ではない主人公です。現代人ではないかもしれないし、平坦ではない世界で生きているような人ということで、今回は爽やかな場面はないと思います。もう一人のお相手も、同じ時
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「アンダーニンジャ」忍事機密報告会「アンダーニンジャ」公式サイト現代社会に潜む新たな忍者像を描いた漫画「アンダーニンジャ」(著:花沢健吾/講談社「ヤングマガジン」にて連載中)。リアリティのある描写や、引き込まれていく世界観やストーリーから、絶賛する声が後を絶たない大人気漫画がついに実写映画化され、1 月 24 日より全国公開されます。 1月6日には「忍事機密報告会」を実施し、主演の山﨑賢人さんをはじめ、浜辺美波さん、間宮祥太朗さん、白石麻衣さん、山本千尋さん、宮世琉弥さん、坂口涼太郎さん、長谷川忍さん(シソンヌ)、木南晴夏さん、ムロツヨシさん、岡山天音さん、平田満さん、福田雄一監督が登壇しました。 ついに完成を迎えた本作の撮影で印象的だったことなど現場でのエピソードを明かしました。また、忍事ニュースと題して、新情報も発表されたこちらのイベントの様子を詳しくレポートします!忍事機密報告会雲隠九郎役山﨑賢人さん野口彩花役浜辺美波さん加藤役間宮祥太朗さん鈴木役白石麻衣さん山田美月役山本千尋さん蜂谷紫音役宮世琉弥さん瑛太役坂口涼太郎さん担任役長谷川忍さん(シソンヌ)川戸愛役木南晴夏さん大野役ムロツヨシさん猿田役岡山天音さん主事役平田満さん福田雄一監督山﨑さん元々原作がすごく好きなので、本作に出演できてすごくうれしいです。本作はコメディとアクションが融合した、観たことのない現代の忍者映画になっています。すごい作品ができたと思います。ぜひ早く観てもらいたいです。 浜辺さん初めて本作を観た時に、私が演じた野口彩花が出ているパートとは全く違って、忍者たちの暗躍する姿がとてもカッコ良くて、知らない作品を観ているようですごく楽しかったです。 間宮さん「アンダーニンジャ」の実写化、そして福田監督の作品がうまく融合していて、福田作品でもありながら、「アンダーニンジャ」の世界観も楽しめる作品になっていると思います。観たことのないアクションがたくさん出てくるので、斬新な映像の連続だと思います。楽しんでください。 白石さん個性豊かなキャストの皆さん、そしてキャラクター…どこを切り取ってもカッコ良くて面白い作品になっています。早く皆さんの元に届けられるよう、これから宣伝活動を頑張っていきたいと思います。 山本さん花沢先生が描く挑戦的な世界観、そして念願の福田雄一監督作品に出演できました。あざとさ、アクション、そしてコメディと、やりたいことを全て盛り込みました。 宮世さんアクションはもちろん、キャラクターそれぞれの個性が強くて、すごく楽しめる作品です。 二時間があっという間でした。皆さんぜひ観てください。 坂口さん全国苗字ランキング約230位の坂口涼太郎です。本作では、私も浜辺さんと同じで、カッコ良い部分には一切関わっておりません。ですが、福田作品の大切な“笑い”という部分、かつてムロツヨシ先輩が担ってきた大切な役を演じました。 福田監督(ムロさんに向かって)「かつて」って言われているよ(笑)。 坂口さん違うんです! 「勇者ヨシヒコシリーズ」(2011年テレビ東京系列にて放送/主演:山田孝之)のような作品という意味で、今でも素晴らしい俳優さんです。私が大切にしている「おもしろの部分」をたくさん教えてくださった先輩方へ、花束を贈るような気持ちで全力で…。 ムロさん卒業、もしくは引退させようとするんじゃないよ!(登壇者の皆さん:笑) 福田監督花束を贈られたね(笑)。 坂口さんすみません! これからは「おもしろ」の部分は 私が担っていきます。よろしくお願いします。(登壇者の皆さん:笑) 長谷川さん拙者も本作に呼ばれた時に、「これは頑張らなくてはいけないでござるな」ということで、非常に…。すみません、こんなにスベるとは思わなかった…。(登壇者の皆さん:大笑い) ムロさん順調なスベり出しを見せていたね! 長谷川さん拙者の辺りから、坂口さんのコメントをまとめようとして…。(報道陣に向かって)フラッシュの数が半分くらいになりましたね。何人かカメラを下げましたよね? 後半舌打ちも聞こえたように感じますけれど…。 福田監督もういいよ(笑)! 長谷川さんすみません(笑)。ということで、本作が、ぜひ皆さんの元に届くと良いなと思っております。私はポイントで ちょっとだけふざけているだけです。あまり気にせずに観てください。他のキャストの皆さんのシーンは素晴らしいので、ぜひとも楽しみにしてください。 木南さん私は、ボロいアパートのトイレで撮影をして、一日で撮影が終わりました。なので、 「すごく地味な作品なのかしら?」と思っていました。でも、忍者の皆さんのアクションがスーパーカッコ良くて、すごいお金のかかった作品になっていました。みんなが楽しめる作品になっていますので、ぜひ皆さん劇場で観てください。 ムロさん皆さんがおっしゃる通り、本作はコメディとアクションが融合しております。私、今回は残念ながらアクションを担当しませんでしたけれども、坂口くんの言う通りコメディも担当せず…。(登壇者の皆さん:笑) 長谷川さんじゃあ何をしたんだ! ムロさん(真面目なトーンで)シリアスとロマンス、そしてハードボイルドの部分を担当しました。ですから、福田組のファンの皆様、そして「アンダーニンジャ」ファンの皆様、どちらも同時に楽しめる作品ができ上がったと自負しております。今日はこんな落ち着きで頑張りたいと思います。(登壇者の皆さん:笑) 岡山さん本作では、なかなかトライしたことがないアクションを…ごめんなさい。(振り返って岡山さんを見つめる山﨑さんと間宮さんに対して) こっちを見すぎじゃない(笑)? 福田監督でも、天音くんは「キングダム」シリーズ(「キングダム2 遥かなる大地へ」2022年公開、「キングダム 運命の炎」2023年公開、「キングダム 大将軍の帰還」2024年公開)にも出演しているよね? 岡山さん「キングダム」では基本的にコケたりしているだけなので(笑)。 ちゃんと戦える役は今回が初めてです。「どうなるのかな?」と思っていたんですが、完成した作品を観たら、何とかなっていました。本当にカッコ良いアクションとコメディとが融合していて、観たことのないエンタメ作品だと感じました。ぜひ楽しみにしていただければと思います。 平田さん新年早々お集まりいただきましてありがとうございます。僕も本作を拝見しましたが、どんなジャンルか 一言では説明できない作品なので、ぜひご覧になって楽しんでいただければと思います。 福田監督僕は、音楽やCGを入れる編集作業から数えると、たぶん50回近く本作を観たことになると思います。本作は、毎回「今からまた観られるんだ!」って思える作品でした。本当に早くお客さんに観てほしい作品です。今回は、どうしても我慢ができなくて、CGが出来上がる度に、ほぼ全員に「こんなんできたよ!」ってLINEを送っていました。みんなに「すごいですね!」って言ってもらって、めっちゃよろこぶという、監督としてあるまじき行為をしていました(笑)。花沢先生にもCGができたら、全部送っていました。それくらい制作の時から楽しい作品でした。こんなことは初めてです! 早く皆さんに観てほしいです。 MC山﨑さんと浜辺さんにおうかがいします。本作への出演が決まった時のお気持ち、そして役を演じるにあたって心がけたことを教えてください。 山﨑さん出演が決まった時は、すごくうれしかったです。 原作は今も続いているので、「ストーリーのどの部分を、どういった形で映画化するんだろう?」「どういうアクションになるんだろう?」と、すごく気になって、ワクワクしていました。脚本を読んで、確実に面白い作品ができると感じて、うれしかったですし、「頑張ろう」と思いました。 福田監督賢人くんから提案したアクションがあるんでしょ? 山﨑さん三角絞めのところですかね? 絞めている時に、最初は手で足を持っていたんですが、「手を(側頭部)ここに置けそうだな」と思ったし、その方が余裕がある感じが出るかなと思ってやりました。福田監督あれはすごく九郎っぽいよね。(岡山)天音くんがあの登場シーンがカッコ良すぎて、ちょっとイライラしたって言っていたよ。 岡山さん出てきた瞬間、めちゃくちゃカッコ良くて、イラつきました。(登壇者の皆さん:笑) MC 浜辺さんはいかがでしたか? 浜辺さん原作を「何て面白いんだろう」と読み進めていました。 私は、野口という役をいただいたので、「どういう忍者なんだろう?」と思っていたら、最後までただの女子高生でした。「そりゃそうだよな、私に忍者の役が来るわけがないよな」と思いました(笑)。でも、せっかく忍者ではないので、逆に気楽さを感じながら、 皆さんの忍者っぷりを楽しく拝見して、福田組を楽しめたら良いなと思っていました。 MC福田組の雰囲気はいかがでしたか? 浜辺さん私は洗礼を受けました。(福田監督:笑)初日から「こういう感じなんだな」って思いましたね。脚本以上の表現が現場で足されるので、撮影が終わった後は喪失感がちょっとありました(笑)。 MC洗礼というのは、これまで見たことがないような表情の浜辺さんがいらっしゃいましたが、その部分のことでしょうか? 浜辺さんはい、まさにそこのシーンですね。監督から「こういう表情で」と、いろんな指示を受けたんですが、終わった後に達成感よりも喪失感がありました。(登壇者の皆さん:笑) でも、すごく楽しかったです。皆さんの演技がずっと面白いので楽しいんですが、いざ自分の番になると、心臓の高鳴りがすごかったですね。 福田監督でも、チーフカメラマンから、「今、失ったんじゃなくて、何か大切なものを得たんだよ」って言われたんでしょ? 浜辺さんそう言われたんですが、帰る途中に「本当かな?」 とちょっと思いました(笑)。でも、その言葉を信じて公開を楽しみに待ちたいと思います。MC山﨑さんは、福田組はいかがでしたか? 山﨑さん今回で三回目になるんですが、 福田組は基本的にずっと楽しいので、すごく大好きなチームです! MC福田監督は、本作では脚本も担当されましたが、制作秘話などがあれば教えてください。 福田監督僕はあんまり漫画を読まないので、最初は原作も未読だったんです。でも、仲の良いプロデューサーさんから「山﨑くんがこれをやりたがっているんですけれど…」と言われたんですよ。僕は何年かに一度は山﨑賢人とやらないと、“山﨑賢人欲”が 出てくるんですが、ちょうど「賢人くんとそろそろやりたいな」と思っていました。だから、「賢人くんがやりたいんだったら、ぜひ!」とお答えして、原作を読み始めました。原作は、設定から何まで、すごく面白かったです。ただ、なかなか際どいセリフもあったので、「ちょっと山﨑賢人にこのセリフは言わせられないぞ、どうしようかな」というところもありましたね(笑)。でも、自分的にはうまくまとめられたんじゃないかと思っています。 MC続いての質問は、撮影で一番印象に残っていることを、それぞれのチームごとにお話をうかがいます。まずは、忍者組織チームの皆さんの山﨑さん、間宮さん、白石さん、宮世さん、岡山さん、お願いします。 間宮さん天音がアクションの練習をすごくしていました。15回くらい…もっとですか? 福田監督全部合わせたら80回くらいかな? 岡山さん時間が空いたら、練習を入れていたので、その時期は本当に休みがなかったですね。 福田監督天音くんは自分で木刀を買ったんだから! 間宮さん公園で練習していたってやつですか? 岡山さんはい。Amazonで買いました。 間宮さんすごく仕上がってはいたんですが、練習のしすぎで、本番の時にちょっと腰を痛めていました。 (登壇者の皆さん:笑)反り返る体勢の時に、「腰が!」って言っていました。 岡山さん腰に電流が走りました(笑)。 福田監督アクションシーンの撮影終わりに、天音くんと焼肉を食べに行ったんですが、「監督聞いてくださいよ。間宮くんは、アクション練習が二日で終わったらしいんですよ。ちょっと嫌な感じじゃないですか?」って言っていました(笑)。(間宮さんに向かって)本当に二日で終わったの? 間宮さん二日で「もう大丈夫ですね、良いですね!」となって終わりました。その時、すでに天音くんは20回くらいやっていました。 岡山さん間宮くん抜きで、めちゃくちゃ練習しました。本番では、「間宮くんは僕の10分の1ぐらいの練習量でこれなんだ」と衝撃でした。カッコ良かったです。MC白石さんはいかがでしたか? 白石さんアクションシーンは、私も結構緊張しました。岡山さんが演じる猿田とのアクションは、私もたくさん練習して本番に挑みました。緊張感がある中での撮影だったんですが、アクションシーンを撮り終わった時は達成感がありましたよね?岡山さん僕はまだアクションシーンがいっぱいあって、間宮くんとも戦わないといけなかったので…。でも、白石さんとのアクションシーンは「何かあってはならない」という緊張感がありましたね。 福田監督本作は、(白石)麻衣ちゃんのアクションから始まるんです。なので、ものすごく大切なオープニングアクションなんです。 MC宮世さんはいかがでしたか。 宮世さん僕一人だけ衣装が半ズボンだったんですよ。 低空戦のアクションが多かったので、膝をつくことが多かったんですが、半ズボンだと映像に映ってしまうので、サポーターをつけられなくて、けっこう痛かったですね。 MC続いては講談高校の皆さんの浜辺さん、山本さん、坂口さん、長谷川さん、平田さん、撮影で印象に残っていることはいかがでしょうか。 浜辺さん穏やかなもんでしたよね。 坂口さんすごく仲良く、楽しかったですね。 山本さんおやつ食べたりしましたね! 坂口さんSNSとかでたまに見かける、「この共演者の方々は、あまり撮影中にお近づきになれなかったんだな」みたいな距離感の写真の真似をして撮ってみようという試みがありました。(登壇者の皆さん:笑)実際はすごく仲が良いんですが、「あんまり仲良くなれなかったです」みたいな写真を撮るのが、面白かったです。 浜辺さんやりましたね。私と長谷川さんが後ろの方で映りたくなさそうにピースをしていました(笑)。 MC浜辺さんと長谷川さんは、本作の撮影を通してかなり意気投合されたとうかがいました。 長谷川さんそんな意気投合というか…。皆さんが見ている浜辺さんは虚像というか…。 浜辺さん何ですか?(登壇者の皆さん:笑) 長谷川さんスーツを着た大人が何人か動き出したので、これくらいで止めておきます(笑)。撮影中は、和気あいあいと、休憩時間も一緒にお話をしましたね。僕はただただ驚く演技をするだけでしたが、一応アクションシーンもありました。本番では、思っていたよりも激しいアクションだったのでけっこう良い驚き方ができたんですが、あんまり使われていませんでしたね。 ちょっと顔芸をやりすぎました。 浜辺さん私は長谷川さんにお菓子をいっぱい持って行きました。長谷川さんがそれを全部おいしそうに食べてくれるんです。花沢先生がたくさん差し入れを持ってきてくださるので、「これもありましたよー」って持っていくと、「(長谷川さんの真似をしながら)何それ?食べようか。」ってたくさん食べるんです(笑)。 長谷川さん餌付けみたいに言わないでよ。浜辺さんが、ニヤニヤしながらお菓子を渡してくるんですよ。「うわ、こいつ本当に食う…こいつ持ってきたもの全部食うぞ」みたいな感じで、全部食わせてくるんですよ。(登壇者の皆さん:大笑い)食べさせるだけ食べさせておいて、次の日に撮影があると、「体調とか大丈夫ですか?」って、お前が食わせたんだろ! って感じですよ(笑)。 浜辺さん全部食べてくれるんです(笑)。MC平田さんは学校のシーンはいかがでしたか? 平田さん僕は生徒じゃないし、学園ドラマには全くご一緒していないんです。なので、うらやましいなと思っていました。 長谷川さんすみません。今度甘いものを持って行きます。(登壇者の皆さん:笑) MC最後に九郎が住むアパートの住人の皆さんの木南さん、ムロさん、印象的なエピソードなどおうかがいできますでしょうか。 ムロさんすごく緊張感を持って…。 福田監督噓をつけ!(登壇者の皆さん:笑) ムロさん本作の撮影で、久しぶりに木南さんとお芝居をしました。数年ぶりでしたので、お互い緊張感がありましたね。福田さんとも久々の映画でしたからね。 福田監督全然久々じゃなかったよ。(登壇者の皆さん:笑) ムロさんでもね、賢人くんとは本当に久しぶりだったんですよね。五・六年ぶりぐらいだったんです。最初は二人のシーンでドキドキしました。 福田監督木南はトイレのシーンからクランクインしたんだもんね。 木南さんそうですね。その後に二人(山﨑さんとムロさん)のシーンを撮っているのを待っていたんですけれど、すっごく長くて…。ずっと同じシーンの同じワンカットをずっと撮っていました。 ムロさん(福田監督を指さして)全然OKを出さないの。「(福田監督の真似をしつつ)あー違うなぁ。もう一回かなぁ。」って。(福田監督:大笑い) 木南さんずっと撮っていてさ、「まだ終わっていないの?」って思っていました。 福田監督でも、花沢先生の一番好きなシーンはあそこだってよ。(登壇者の皆さん:笑) ムロさん花沢先生ありがとうございます! 後でゆっくりご挨拶させてください。 MC続いては、新年を迎えたということで、「2025年はどんな年にしたいですか」という質問です。ぜひ、新年の抱負などを教えてください。 山﨑さん2025年は、忍者のように …(登壇者の皆さんから「おぉ!」という声)蛇のように…(登壇者の皆さんからさらに大きく「おぉ!」という声)どうしよう、蛇にしようかな…巳年だから…蛇のように! 脱皮を繰り返し…良い人になれるように生きていたいと思います。(登壇者の皆さん:大笑い) 福田監督何年経っても賢人くんの舞台挨拶って変わらないね(笑)! 山﨑さん(困った表情で)何を言ったら良いか全然分からなくて…。 福田監督何を言ったら良いか分かんない顔をしているもんね(笑)。浜辺さん私は、皆さんのアクションシーンを観て「カッコ良いな」と思ったので、まずは体力をつけるところから始めたいと思って、ウォーキングです。 間宮さん僕は、胃に優しい年にしたいです。年末年始で色々と食べ過ぎてしまったので、早く七草粥を食べたいです。それくらい色々食べたので、今年は胃に優しい年にしようかなと思います。 白石さん私は、健康第一で、風邪を引かない一年にしたいです。お仕事をする上で、体が資本なので、免疫を高めて風邪を引かないで一年終われたら良いなと思います。 山本さん本作の撮影で、この歳になって、初めて制服を着た役柄を演じました。なので、いつまでも制服が着られるように、健康管理や美容などを頑張りたいと思っています。 宮世さん先日、俵のお米を持ったんですが、45キロくらいありました。それを持った時に「筋肉不足だな」と思ったので、1月1日から筋トレを始めようと思いました。毎日筋トレが続けられるように頑張りたいです。坂口さん私は、今エッセイを週刊連載でやっています。執筆作業をロイヤルホストでやっているので、「ロイヤルホストにいかにお金を落とすか」ということを目標にしていこうと思います。長谷川さん僕は、2025年の1月から、ふるさと納税をして、年末にかけてバタバタしないように、 1月から見据えていきたいと思います。ちゃんと季節ごとにフルーツが届くようにしたいですね。(カメラを下げている報道陣に対して)ちょっと! もうちょっと長谷川にカメラを…。(登壇者の皆さん:笑) 木南さん私は、今年40歳になるので…。 福田監督え! 40歳になるの? 木南さんそうなの!福田監督「ヨシヒコ」の時は何歳? 木南さん24、5歳とかかな? 福田監督(驚いて)マジか! 木南さんなので、健康・体力それだけに絞って、ここからの10年芸能界を生き抜いていこうと思います。 ムロさん「2025年の抱負を何にすべきか。」なんて考えながら、三が日を過ごしてまいりました。そんな時に携帯が鳴って、「結婚しました」と伊藤沙莉から連絡が来ました。抱負を考える時間がなくなりました。(登壇者の皆さん:笑)お相手がまさかの20年来の友人でした。私の抱負は、今年一年、伊藤沙莉を支えようと思います。 福田監督自分が結婚しないと! ムロさんそれはないよ! 福田監督しないとだめだよ。孤独死するよ。 ムロさんしない。みんながいるから生きる!(登壇者の皆さん:笑)長谷川さん孤独死はさせないです。僕らが責任を持ってムロさんの貯金で、ちゃんとそういう施設に入れます。その辺は僕らがちゃんとやります。(登壇者の皆さん:笑)平田さん実は、僕は今年年男なんです。でも、次の年男を迎えられるかどうか分からないので、 日々、楽しんでいきたいと思っています(笑)。福田監督平田さん、舞台はやらないんですか? 平田さんやります。今年は二、三本やります。 福田監督楽しみにしています!僕の抱負はね、一日も休まないというのを目標にしています。(登壇者の皆さんから驚く声が上がる) ムロさん&木南さんえー! 休みなよー。 福田監督一日も休まず働こうと思っています! 現段階で年末までのスケジュールを考えると、一日も休みがないです(笑)。 今年は働きます。 MC休みたいとは思いませんか? 福田監督休んでいてもやることがないんですよね。ずっとNetflixさんを観ているだけなんですよ。そんなつまんない時間があるんだったら、働きたいと思います。 MC本日は、本作に関わる重大な認事ニュースが届いておりますので、発表いたします。一つ目の認事ニュースは、本作の4DXでの上映が決定いたしました。 福田監督これはすごいですね! ムロさんアクションシーンは分かるけれど、アパートの部屋とか、学校の時は、どうDXするの? (登壇者の皆さん:笑) 福田監督どうDXするんだろうね? ムロさんNO DXなの? ちゃんとそこも動くんですかね? MCシーンに合わせて何らかの演出がるということです。匂いや、水が飛んでくる演出もありますからね。山﨑さん、4DX上映が決定しましたがいかがですか。 山﨑さんアクションの映像がすごいので、楽しみですね。僕も観に行きたいです! 福田監督でも、賢人くんは「キングダム」でも4DX上映をやっていたから、観たことがあるでしょ? 山﨑さん観たことはあります! すごいです。戦場にいる感じで、揺れたりします。 MCそして、もう一つ重大な忍事ニュースがございます。本作の初お披露目の舞台が 、なんと、映画の聖地ロサンゼルス、ハリウッドに決まりました! ハリウッドで「アンダーニンジャ」ワールドプレミアを開催することが決定し、代表して山﨑賢人さん、浜辺美波さんが参加することも決定いたしました! (登壇者の皆さん:拍手)山﨑さん、浜辺さんそれぞれ意気込みをお願いいたします。 山﨑さん日本の忍者という歴史…違うな。(登壇者の皆さん:笑)「アンダーニンジャ」を背負ってLAに行って、めっちゃ盛り上がったらうれしいです。世界中に「アンダーニンジャ」を轟かせてやろうと思います。 浜辺さん私はこういうイベントに参加したことがあまりありません。山﨑さんはすごく慣れていらっしゃると思うので、山﨑さんの後ろで暗躍したいと思います。MCそれでは、最後に山﨑さんからメッセージをお願いします。 福田監督頼むよ! 山﨑さん(気合いを入れて)はい!本作は最初から最後までずっと面白い映像のオンパレードです。 忍者は、日本の代表的な歴史ある文化で…すみません…。(登壇者の皆さん:笑) 坂口さん(小声で)さっきそれを言って、自分でも気に入っていなかったよね(笑)。 山﨑さんそっかそっか。(話を変えて)学校が舞台で、たくさんの方に楽しんでいただける、今まで観たことのない作品になっています。笑って泣ける最高忍者エンターテインメント大作です! (登壇者の皆さん:笑)ぜひ、楽しんで観ていただけることを祈っております。今日
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「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~」 聖なる夜の大感謝祭「聖☆おにいさん THE ~ホーリーメンVS悪魔軍団~」公式サイト<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が、東京・立川の風呂なし六畳一間のアパートで二人暮らしをしながら、下界でバカンスを満喫している日常を描くギャグ漫画「聖☆おにいさん」(著:中村光/講談社「モーニング・ツー」連載中)。<ギャグ漫画日本代表>とも呼べる「聖☆おにいさん」初の実写映画「聖☆おにいさん THE ~ホーリーメンVS悪魔軍団~」が12月20日より全国公開しました。 12 月25日、にTOHOシネマズ 日比谷にて「聖なる夜の大感謝祭」を実施し、松山ケンイチさん、染谷将太さん、そして福田雄一監督が登壇しました。イエス生誕日に集まってくださった観客の皆さまへ“大感謝祭”と銘打ち、クリスマスらしくプレゼント大抽選会や、サプライズ演出を行った、こちらのイベントを詳しくレポートします。聖なる夜の大感謝祭イエス役松山ケンイチさんブッダ役染谷将太さん福田雄一監督松山さんクリスマスにお越しいただきありがとうございます。 染谷さんメリークリスマス! 福田監督クリスマスに本当にすみません。何せイエスの誕生日ですから、(イベントを)やらざるを得なかったんです。 MC本作の上映後のイベントは、今回が初めてとなります。 松山さんそうですね。最後の(ルシファー役の藤原)竜也さんがすごかったですよね? (会場のお客さん:笑)「何を持ってきているんだ!」って思いましたよね? 福田監督まさか出てくるとは思わないもんね。 松山さんアレは台本になかったからね。 染谷さんなかった! 福田監督台本にはわざと書かなかったんです! 松山さんそうなの? 福田監督最初から台本に書いておくと、プロデューサーから「絶対にダメ」って言われると思ったので、竜也くんの撮影の三日前に帰りの車の中で北島プロデューサーに言いました。 染谷さん後出しじゃんけんだ。 福田監督「デスノートを、竜也くんから松山くんに差し出すのを撮りたいんです」って言ったら、プロデューサーの顔色が真っ青になっていました(笑)。「だって藤原竜也が出てくるんですよ!松山ケンイチがいるんですよ!デスノートを出さなくてどうするんですかって!」訴えました。プロデューサーからは、「出したら面白いのは分かります!でも、ダメです」って言われましたが、「(原作の大場つぐみ/小畑健)先生に聞いてみましょうよ!」と説得しました。そしたら、先生が二つ返事でOKをしてくださったんです。あのデスノートは、映画の撮影で使われていた本物なんですよ! 作品のプロデューサーが、ジュラルミンケースに入れて持って来てくれました。「本物です」といわれたので、ノートを開いたら、劇中で竜也くんが書いた名前がブワーッとあって「すげー、本物だ!」って思いました。 MC時を経てのデスノートはいかがでしたか? 松山さん「デスノート」って久しぶりに言ったので、どういう言い方にするか悩みましたね。最終的に、(染谷さんが)「南無三」で締めてくれました。 染谷さん(藤原さんと松山さんの)二人がこんなことになっていて、「僕は一体どうすれば良いの?」って、僕が一番困りましたよ。あれは、苦肉の「南無三」でした。 松山さん素晴らしい「南無三」だったと思うよ(笑)。 福田監督確か竜也くんには、前日に、「デスノートを出してもらえませんか?」って言いました。一応、「竜也くんから『イヤだ』と言われたら諦めます」って言っていたんですが、竜也くんも快諾でした!(会場のお客さん:笑) MC松山さんと染谷さんのクリスマスに関するエピソードを教えてください。 松山さん昨日、僕の息子の友だちの高校二年生からクリスマスプレゼントをもらいました。中を見たら、のど飴でした。今乾燥しているから、「めっちゃ気を遣ってくれている!すげえうれしい」と思いました。それが一番うれしかったプレゼントかな。年下からクリスマスプレゼントをもらうことって、なかなかないのでびっくりしました! 福田監督なかなかない! 染谷さんそれは印象的ですね。 松山さんだから今、めっちゃお返しのプレゼントを悩んでいます。 染谷さん本作のムビチケはどうですか? 松山さんそれも良いね! そろそろお年頃だと思うから、髭剃りにしようかなと思っていたけれど…。(染谷さん&福田監督:笑) 福田監督染谷家は、昨日クリスマスパーティーはやった? 染谷さんうちは25日がメイン…って今日だ! 福田監督じゃあ、この後帰ってからだ! 染谷家は、ツリーの下にプレゼント置くの? 染谷さん子どもたちが、サンタさんのためにクッキーと飲み物を置いて、後はみかんも置いていました。それが朝になるとなくなっていて、プレゼントが置いてあるって感じです。 福田監督すげぇー! 凝った演出ですね。それは、サンタさんが食べたという設定? 染谷さんそうです。(松山さんに向かって)サンタさん大変ですよね? 松山さんうちはもうサンタクロースの存在を疑い始めているから。(染谷さん&福田監督:笑)だけど、「信じている人の前にしかプレゼントは来ないよ」って伝えています。 染谷さんうちもです。 松山さんそのせめぎ合いだよね。いつまで続くんだろうね、これ? 福田監督(笑)。僕のところはギリギリまで小芝居をやりましたよ! 染谷さん大丈夫ですよね? 今日は、小さいお子さんいませんか? (と会場を見渡す)サンタさんはいますからね! 松山さん大丈夫! 信じない人の前には、サンタさんは来ませんからね。 染谷さん「いる」という概念があったらいるんです。■「聖☆お兄さん、聖なる夜の大抽選会」のコーナー MC松山さん、染谷さん、福田監督には、抽選ボックスから会場の皆さんが座っている座席番号が記された紙を引いていただきます。当たった方には、特別なプレゼントがございます。プレゼントは、松山さんが引く「イエス賞」、染谷さんが引く「ブッダ賞」、そして福田監督が引く「特賞」をご用意しています。ちなみに、本編の中にも福引のシーンがありましたよね? 松山さんありましたね。 福田監督あのおじさんがね、「おめでとうございます」ってなかなか言えなくてね。「何で言えないんだろうなぁ」と思っていたんだよね。 松山さんあれ、めっちゃ面白いですよね。僕、大好きなんです。(梵天役の)賀来くんもですけれど、何か言えない姿って面白いですよね。勢いでいきますからね。 染谷さん賀来くんも、言えないのに押し切るからね。 福田監督言えないのにそのままドアを閉めるからね。(会場のお客さん:笑) MCでは、まずは松山さんからお願いいたします。 松山さんはい。E列23番の方! おめでとうございます!「イエス賞」はこちらです! 今日来ていただいて「マジ神」だなと思ったので、「マジ神T」です。福田監督松山くんが書いた素敵なTシャツだよ! MCお次は「ブッダ賞」です。染谷さんお願いします。 染谷さんJ列の13番! おめでとうございます。「ブッダ賞」は、僕から会場のお客さんへの気持ちと、これ(Tシャツ)を着た方の周りの方への気持ちのつもりで、僕が書きました。「みんな好き♡」です。(福田監督:大笑い&会場のお客さん:拍手)ぜひこれを着て、周りに愛を振りまいてください。MCそれでは、監督の「特賞」にいきましょう。 福田監督「特賞」って何だろう? 僕はTシャツに何も書いていないよ! K列の30番! 「特賞」当たりましたよ! MCおめでとうございます! それでは「特賞」をご用意いたします。 ■ステージに仏像が運ばれました。会場のお客さん&登壇者の皆さん(大笑い)。 福田監督(当選者の方に向けて)今日は何でここまで来ましたか? 電車ですか? 電車だとこれを運ぶのはどうかな? 松山さんこれは、劇中でイエスとブッダが運んだやつですよね? 二人でも重かったよ! 福田監督今日はお一人でいらっしゃいましたか? あ、二人ですか。じゃあ大丈夫かな。(会場のお客さん:笑) 染谷さん「じゃあ大丈夫」じゃないでしょ(笑)!MC諸事情で、という場合には、別途、超豪華な映画グッズをご用意しておりますのでお選びいただけます。 染谷さん絶対そっちの方が良いじゃん! 福田監督(当選者の方に)どっちが良いですか? 当選者の方ちょっと考えます!(福田監督:笑) 松山さんでも、(仏像の腕を示して)ここにバックとかを掛けられますし、帽子とかも掛けられるので、良い感じになりますよ。福田監督でも、(大きくて)タクシーには乗らないでしょう? 染谷さんタクシーは無理ですよ。これはジャンボタクシーですよ! 福田監督ジャンボタクシーならいけるか? 松山さんタクシーの窓を開けて、仏像の顔を出せば、もしかしたらいけるかもしれない。(会場のお客さん:笑) もしこれを持ち帰られた場合は、どこに置いたかが気になるので、ぜひ写真を撮って見せてください。 福田監督SNSなどに写真を上げていただきたいですからね、できれば仏像を持ち帰ってほしいですね。MC舞台挨拶はもう少し続くので、その間にどちらにされるかをじっくり考えていただければと思います。そして、松山さん今日でイベントは最後になりますが、何かやり残した事はありますか? 松山さんやり残したこと…本作は超豪華キャストの方が出演していますので、できれば何か絡みたいですね。僕ら三人ではパワーが足りないというか…何かできないですかね?…もう電話しちゃおうか! ■突撃テレフォンショッキングコーナー 福田監督誰に電話しますか? 松山さん日曜劇場(「海に眠るダイヤモンド」/TBS系列にて放送)は、たぶん撮影は終わっていると思うので、ヨハネ神木(隆之介)に電話します。(会場のお客さん:拍手) 福田監督そうですね! もう端島にはいないと思います。 ■電話のコール音が鳴り響く。 MC一向に出る気配がないですね。 松山さんじゃあやめよ! (通話を切る)誰かリクエストありますか? 染谷さん僕、昨日(十一面観音役の)仲野太賀に会ったんですよ。暇しているんじゃないかな? 福田監督太賀は、まだ大河ドラマの撮影に入っていないなら、暇しているんじゃない? ■電話のコール音が鳴り響く。 松山さんやっぱり突撃は良くないよね。(会場のお客さん:笑) 福田監督これは誰からの着信って表示されているの? 「松山ケンイチ」って出るの? MCいえ、「神」になっていると思います。(会場のお客さん:笑) 福田監督(笑)。そりゃ電話に出ないわ! 松山さん(電話を切って)監督はリクエストありますか? 福田監督本作を観た皆さんだったら分かると思うけれど、(帝釈天役の)勝地涼が、そんなに面白くないんですよ(笑)。(会場のお客さん:笑) 染谷さんひどい…! 松山さん&染谷さん(客席に向かって)面白かったですよね? 福田監督だから、最後の最後に、勝地にチャンスをあげたい気持ちがある。爪痕を残せなかった勝地が、ここで爆笑とったら、明日ニュースになるかもしれない。 松山さんだけど、(電話に)出ないんじゃないですか? 出なかったらスベったままってことですか? 福田監督それはあいつの運がなかったってことです(笑)! ■勝地さんが1コールで出る。 勝地さんはい! もしもし! (登壇者の皆さん&会場のお客さん:大笑い) 松山さん勝地くん、電話に出てくれただけで、爪痕残しているよ! 勝地さん勝地、爪痕残していないけれど? 松山さん今ので完全に残った! めっちゃ面白かった。 勝地さん会場は盛り上がっている? 勝地で大丈夫? (会場のお客さん:笑) 登壇者の皆さん大拍手ですよ! 勝地さん僕に一番に電話をかけたんですか?(会場のお客さん:笑) 福田監督ごめん! 正直に言うと三番目です(笑)! 勝地さん三番目かい! 松山さん今は何をしているんですか? 勝地さん今? クリスマスなのに舞台が終わったら風邪をひいて、家で寝込んでいる。 福田監督さみしいな! 勝地さんさみしいのよ! 僕、皆さんに伝えたいことがあります。今回、本作のグッズで、キャラクターのアクリルスタンドを作ったじゃないですか。それで、Xを見ていると「勝地のアクスタを譲るので、岩ちゃん(ミカエル役の岩田剛典さん)をください」という投稿があって、勝地のアクスタ、譲ってばかりなんだけれど、大丈夫かな? みんな勝地を求めてよ! (登壇者の皆さん&会場のお客さん:大笑い)松山さんそんなことがあるんだ? 勝地さん勝地は、すごいエゴサーチをしちゃうから、傷ついている。登壇者の皆さん&会場のお客さん:大笑い) 福田監督あれってランダムなんだ? 勝地さんそう。でも考えたんですよ。もし選んで買える商品だったら、勝地の賞品が余っちゃう。(登壇者の皆さん:笑) 松山さんもう、風邪をひいているからネガティブ(笑)!1月1日にコントをやるんだよね!(「ドリフに大挑戦 正月から全力初笑いスペシャル」/フジテレビ系列にて放送) 勝地さんそうです! ドリフのコントをやります。 松山さん&染谷さんめっちゃ楽しみ! 勝地さんそこでも爪痕残せていなかったら、僕やばいな。 松山さん爪痕を残せた実感はある? 勝地さん実感はない! (会場のお客さん:笑) 福田監督勝地さんは、僕のドラマで一回加藤茶さんを演じているでしょう! 勝地さんそうですよ! 松山さん僕もさっき1月1日の番組の画像を見たけれど、あれは加藤さんが演じていた役? それとも志村さんが演じていた役をやるの? 勝地さん今回は、志村けんさんが演じていた役をやります。 福田監督じゃあ、ちょっとハードルが高めだね。 勝地さん(お笑い芸人の)ラブレターズと一緒にやりました。なので、またちょっと難しかったです。 福田監督志村けんさんを超えていないと滑ったことになるね? 松山さんそれはやばい(笑)。 勝地さん風邪気味の勝地だから、今自信がない。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)会場は楽しそうだなぁ! 福田監督楽しいよ! クリスマスだというのに満員です! 勝地さん僕の近くには猫しかいないよ…。 福田監督勝地、今日ウケたから、明日はネットニュースの見出しになると思います。 勝地さんなりますか? 頼みますよ! 松山さんそうだ! 折角だから、最後に何か一言どうぞ。 勝地さん真面目なことを言います。本作を観た人から、勝地への反響は特に無いけれども、「面白い!」という感想はいっぱい来ています! 本当に老若男女が楽しめる作品になっているので、ぜひ観てほしいです。(会場のお客さん:拍手) MC勝地さん、ありがとうございます。良いお年をお迎えください。(会場のお客さん:拍手) 松山さんちなみに、上映後の舞台挨拶中なんですが、会場のお客さんに向けて何かありますか? 勝地さん観た後の方たちが、勝地が電話に出て笑ってくれたという事は、ちょっとだけでも勝地で楽しんでくれたってことかな? 大丈夫? (会場のお客さん:拍手) 松山さんもう、勝地くん風邪をひいているからネガティブ(笑)! 福田監督(勝地くんは)降臨祭(本作の完成報告会)の時に、バスの中で散々いじられていましたからね。 勝地さん(走馬灯に現れる人(スズキタケルA)役/プロデューサーの)山田孝之くんに、「本当に何もやってねぇな」って言われました(笑)。今日は本当にそちらの会場に行きたかったです。 松山さん僕の隣には、なぜか仏像があるよ。 勝地さんあれ? 染谷さんは? 染谷さん染谷、います! 勝地さんいますよね! 今日は電話に出られて良かったです。 松山さん病気、早く治してくださいね。 染谷さん&福田監督お大事に。 勝地さんありがとうございました!(会場のお客さん:拍手) MC病床でしたが、体調は大丈夫ですかね? 松山さんでも、声は元気でしたね。 MC それで、仏像はどうしましょうか? 当選者の方もうちょっと考えます! 松山さん年内には決めてくださいね。 福田監督宅急便で送るわけにはいかないんですか? MC我々は、今日こちらに運ぶまでなので、この後お持ち帰りいただくのは、ご自身の力で何とかしていただきたいと思います。 松山さん本当にめちゃくちゃだよ。 MC最後に松山さん、染谷さんからメッセージをお願いします。 染谷さん本作を観て、「面白い」「笑った」という方がいらしたら、周りの方にその笑いを伝達してほしいです。年末年始、それに冬休みも始まったことですし、ぜひお子さんや、甥っ子姪っ子、実家に帰省して親戚一同や、ご家族揃って楽しめる作品なので、観ていただけたらうれしいです。今日はありがとうございました。 松山さんほぼ神と仏しか出ていない作品なので、きっとご利益があります。なので、0歳から100歳まで全員劇場に来ていただけたらと思います。個人的なことですが、僕は「聖☆おにいさん」をきっかけにXを始めて、Xでいろいろ遊びました。そして、今日はクリスマスなので、クリスマスプレゼントを載せました。「松山アラーム」です。もし良ければ目覚ましなどに使っていただければと思いますので、ダウンロードしてください。今日は本当にありがとうございました。 ■フォトセッションでは、松山さんによる会場の皆さんとの自撮りタイムもありました。
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「ファーストキス 1ST KISS」完成披露舞台挨拶「ファーストキス 1ST KISS」公式サイトこれまで幅広いジャンルで高い評価・注目を集め、日本のドラマ、映画界を牽引する脚本家・坂元裕二さんと、数々の大ヒット作を生み出してきた塚原あゆ子監督が初タッグを組んだオリジナル劇場公開作品「ファーストキス 1ST KISS」が2月7日より公開となります。 カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した坂元裕二さんが、この時代に問いかける新たなラブストーリーとは? 「ファーストキス 1ST KISS」というタイトルが意味するものとは? 様々な期待の声が寄せられる中、1月13日イイノホールで完成披露舞台挨拶が開催され、松たか子さん、松村北斗さん、吉岡里帆さん、森七菜さん、脚本の坂元裕二さん、プロデューサーの山田兼司さんが出席しました。本作の撮影秘話や、2009年にタイムトラベルするという本作の内容にちなみ、自身の2009年当時を振り返りました。上映後の会場から温かな拍手で迎えられ、笑顔でトークを繰り広げたこの日の模様を詳しくレポートします!完成披露舞台挨拶硯カンナ役松たか子さん硯駈役松村北斗さん天馬里津役吉岡里帆さん世木杏里役森七菜さん脚本坂元裕二さんプロデューサー山田兼司さん■上映の感動や興奮が冷めやらぬ中、キャスト陣が客席の間を通って登場。大歓声を浴びながら、リボンドロップ(発泡スチロール状の飾り)が舞い散るステージに上がりました。 松さん皆さんに観ていただけて、すごく幸せです。 松村さん初めて本作について語れる人と出会えて、すごくうれしいです。楽しい時間を過ごせたらと思います。 吉岡さん楽しい会になるよう、頑張って話したいと思います。 森さん今日は、より本作が面白くなるようなお話ができたら良いなと思います。 坂元さん私も(キャストの皆さんにように)客席から出てきたかったです。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) リボンドロップが飛んでいて羨ましいなと思っていました(笑)。 山田さん本日はお越しいただきまして、本当にありがとうございます。 MC今日は初めてお客さんに本作をご覧いただきました。改めて本作は、どのような作品になったと感じていますか? 松さん駈とカンナのお話ではあるんですが、観ていくと二人を取り巻く人たちにも目が行って、想像が膨らみます。そんなことをしていると、自分自身に返ってくるようなお話なのかなと思っています。松村さん内容に関しては、皆さん様々に感じていると思います。なかなか客観視することが難しかったんですが、本作を観終わった後、二時間も観たという体感はありませんでした。時間の長さをあまり感じない作品でした。それでいて、たくさんの物語と展開と人生を観たし、たくさんのメッセージや考えるものをもらいました。そういった重さが手の中にあって、ものすごく密度のある作品だと感じています。似合わない言葉かもしれないですが、ある意味コスパが良い作品です。(会場のお客さんの笑いを感じて)そうですよね、クスクスしちゃいますよね。高級さを伝えたいのに、コスパという言葉を使ってしまいました(苦笑)。ですが、それくらい密度が高いのに疲れさせない、稀有な作品だと感じています。 吉岡さん私は本作を試写会で観ましたが、両隣の女性が、嗚咽のような感じで大号泣されていました。お二人とも涙が止まらない感じでしたね。本作は、ご結婚されている方や、カップルの方、お友だち同士でも、すごく大事な人がいるのに、その大事さを忘れてしまっている人が観たら、絶対にもう一度その人のことちゃんと見つめ直そうと思える。そういったギフトのような作品だと思います。 森さん台本の時点で、ものすごく感動したので、試写会には絶対にハンカチを持っていこうと思っていて、それが活躍しました。寂しいところから始まる物語は切ないけれど、自分のどこかにある世界観かもしれないと思うと、すごく親近感の湧く物語でした。観ていて、心が動かされることがたくさんありました。 MC松さんと松村さんは、今回が初共演となりました。会う前と今で、印象が変わったことはありましたか? 松さんどうですかね…? 変わったというか、松村さんを知った、出会ったという感じです。 MCお会いする前は、松村さんについてどのように思われていましたか? 松さん(どう表現しようか戸惑いながら)…人気者(笑)。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 松村さん松さんは、僕の印象について「輪郭がはっきりしている」という謎の回答をし続けているんです。その一本刀なので、今何も出てこないんですよ。輪郭以外の話はないですか? 松さんない…(笑)。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)私的には「輪郭がはっきりしている」という表現がすごくしっくりくるんですけれどね。 松村さん(会場に目を向けながら)松さんと同じでしっくりきている方がいるかもしれないですね。 松さん思っていたより、シルエットがちゃんと見える方だったということなんです。 松村さん分かる方、いらっしゃいますか? (会場から「分かる」という共感を示すように拍手が上がる) 松さん(拍手を耳にして)良かった。 松村さんシルエットと言っても、肩幅が広いとかは関係ないそうです(笑)。 MC松村さんは、松さんに対してどのようなイメージを持っていましたか? 松村さん会う前は“芸能人・松たか子”という印象でした。僕の中では、会う前と会った後というより、初対面の時と比べて、撮影で一緒に過ごす中で、イメージとの差や、その人を知ったことが比べるポイントです。松さんは会った初日から今日まで、距離感や話し方が本当に変わらない方です。初対面の時からずっと知っていたように振る舞ってくれました。そのおかげで、夫婦役を少しずつやれたと思っています。 吉岡さん私は、松さんとは、坂元さん脚本の「カルテット」(2017年TBS系列にて放送/主演:松たか子)という作品でご一緒しました。(松さんは)緊張する人であり、緊張を解いてくれる人でもあります。お芝居の現場に行く前はめちゃくちゃ心臓がバクバクするんですが、いざ入ってみると「大丈夫だよ」と言ってくれる方です。当時も、そうしてもらった記憶があります。今回は何年かぶりの共演で、(羨望の眼差しを向けるように)「ああ、松さんだ…」「今日も松さんに会えた…」と、遠くから言っていました。また、私が演じる里津のお父さん役を、リリー(・フランキー)さんが演じているんですが、リリーさんは松村さんにすごく母性本能をくすぐられていました。 松村さんリリーさんと連絡先も交換させてもらって、僕から「良かったら」と連絡をして、その後に二回食事に行きました。 吉岡さん(リリーさんが松村さんに)どハマりされていました。 松村さんお食事に行きました。リリーさんと話しているとすごく楽しいです。今日はなぜ、リリーさんがいないんでしょうか? (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) いてほしかったです。MC森さんは、松さんの印象はいかがでしたか? 森さん松さんは、私がまだ高校生の時に「ラストレター」(2020年公開/監督・岩井俊二)でお母さん役を演じてくださって、私が松さんの学生時代も演じさせてもらいました。以前共演した時もすごく優しくしていただいたので、テレビで拝見する度に「お母さんに会った」と思いながら拝見しています。本作では久しぶりにお会いできて、「そうだ。あの時、こんな女性になりたい」と決意したんだと思い出しました。撮影はそんなに長くなかったですが、すごく楽しかったです。人生のためになる時間でした。 松さん私もすごく楽しかったです。このお話の中では、私が演じるカンナはいろいろなところを走り回っているんですが、吉岡さん演じる里津と、森さん演じる杏里にいろいろなことを教えてもらいながら過ごしているので、彼女たちはとても重要な存在なんです。そういう役で吉岡さん、森さんと再会できたことは、とてもラッキーだったと思います。 MC「一生の思い出になる作品を作ろう」ということで、企画が始まった作品とうかがいました。坂元さんと山田さん、本作の映画化の経緯を教えてください。 山田さん僕は坂元裕二さんと「怪物」(2023年公開/監督・是枝裕和)という作品を一緒に作りました。その時に、「また一本、映画を作らせてもらえませんか」とお願いしたところ、快諾していただきました。皆さん誰にでも“生涯の一本”という作品があると思います。人生のいろいろなタイミングで観返すような作品。せっかく坂元さんともう一本作るんだったら、「そういうのを作りたいですね」なんて話し合いながら、企画が始まりました。まさかこんなに世界一感動する“餃子”と“靴下”の物語を紡いでくださるとは、予想もしていませんでした。坂元さん山田さんがよく家族、妻の話をされているので、いつかこの方と「夫婦の物語を作りたいな」という気持ちがどこかありました。打ち合わせを重ねながら「夫婦の映画を作りませんか」という話をしたところ、「ぜひ」と言っていただきました。 MC実際に山田さんのお話も入っているのでしょうか。 山田さん大変シビアなエピソードが家庭に溢れていまして、坂元さんにはいつもよろこんで聞いていただいています(苦笑)。なので、そういうことが積み重なったのかなと思います。すみません。(会場のお客さん:笑) 坂元さんちょっとジャンルが変わってしまうぐらいの話をよく聞いているので、あまり取り入れてはいないんですが…。(登壇者の皆さん&会場:笑) 山田さん今日は妻が会場に来ておりまして…。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) MCついに完成した本作の感想を教えてください。 坂元さん僕は、餃子をよく焦がしてしまうことがあるんです。焦げた餃子が、フライパンにくっついてしまう人もいるし、そうじゃない人もいるかもしれませんが、それを作品にできたことが個人的にはすごくうれしくて、ちょっとよろこんでいます。また、僕にとって、松さんと映画を作ることは念願でした。こうして一本作ることができました。松さんとは、こういう華やかな格好をされているところでお会いしたことがなかったので、先ほどエレベーターで一緒になった時に、ちょっとドキドキしました。本作を作って良かったと、その時に思いました。(松さん:笑) 松村さんは、29歳と45歳という演じ分けをほぼご自身で、多少のCGはあるかもしれませんが、演じ分けていたので、びっくりしました。もちろん素晴らしいCGは世の中にあるとは思いますが、お二人ともほぼCGに頼らずに表現されていて、俳優の力を見せてもらった気がします。MC年齢によって、声も変えていましたか? 松村さん試写を観た時に、「40代の駈の声は、加工で声のトーンを下げてくれたんだな」と思って、塚原監督に、「声は加工してくださったんですか」と言ったら、「あれはそのままですよ」 とおっしゃっていました。肉襦袢みたいなもので太らせていたので、声がよく響いていたみたいです。(松さんにこっそり打ち明けるように)今日、僕のトーク空回っていますよね…?(会場のお客さん:笑) 松さん(励ますように)言わなきゃ、誰も気づいていないです。(会場のお客さん:笑)松村さん必死にシーンをやっていく中で、松さんのサポートと、塚原監督のアドバイスもあり、自分でも気づかない間に45歳にたどり着いたのかなと思います。そこまで行けて良かったと、今安心しています。 MC坂元さんからは、松さんと映画を作ることが「念願だった」というお話がありました。 坂元さん松さんは一度も考えたことがないと思います。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 松さん(笑)。坂元さんが脚本を手掛ける映画には出たことがなかったので、そう言ってもらえてうれしかったです。坂元さんと映画でご一緒して、松村くん、吉岡さん、森さん、皆さんとご一緒して、自分がこういう役をやるというのはもう最後だと思います。それがこのお話で良かったなと思っています。 MCキャストの皆さん、初めて台本を読まれた時の感想を教えてください。 松さん面白いと思いました! 「どう映像化するの?」と思いました。 松村さん坂元さんが、タイムトラベルを扱ったことがすごく衝撃でした。最初は今の本編よりも、もっとボリュームのある台本でしたが、あっという間に読んでしまいました。しかも、どこも「あれって何だっけ?」とならなくて、「これはものすごい台本だ」と思いました。そこから少しずつ映画サイズになっていく進化も一緒に追うことができて、台本を読んでいる時間がすごく楽しかったです。「早く皆さんに観てもらえるタイミングになれ」と、台本の段階から思っていました。それくらい楽しみな作品でした。 吉岡さん私は、坂元さんの書くセリフを話す松さんがすごく好きです。全部のセリフが明るくて飄々としていそうなのに、すごく切なさとか苛立ちとかの含みがある声の感じがあって、台本を読んでいると、松さんの話し方で再生されていました。「ミューズってこういうことなのかなぁ」と思いました。勝手に脳内で映画が完成するぐらいでした。実際に松さんが演じると、イメージしていたものと「こういう違いがあるんだ」と思うこともありましたが、松さんが演じるからこそ、カンナさんがとても魅力的でした。坂元さんの脚本を読んでいると、「松さんしか考えられないな」と思います。そして松村さんが旦那さん役ということで、「どのような化学反応が起きるんだろう」「早く完成した作品を観たい」と思うような脚本でした。MC松さんは、坂元さんにとってのミューズだという言葉もありました。 松さん(照れ笑いしつつ)自分がやったことよりも、それを観た方の感想があって自分はまた生きられるというか、生き延びた感じがしますね。ありがたいです。 MC森さんは、脚本を受け取った印象はいかがでしたか。 森さん私も「松さんは、女神だなぁ」と、脚本を読んでいる時から思いました。私は、もともと坂元さんの作品がものすごく…すみません…(隣に並んだ坂元さんをチラリと見て)お隣にいるのですごく恥ずかしいんですが、坂元さんの作品が好きなんです。高校生の時には坂元さんのトークショーにも行きました。「カルテット」もシナリオブックを買って、皆さんが演じられたセリフをいままでたくさん見てきました。なので、本作の脚本を読んで、「これはまだ誰も声にしたことのないセリフなんだ」と、感動を味わいました。ちょうど高校生ぶりに乗る大分までのバスで読んで、すごく泣きました。あの時も「寂しい、苦しい」と思いながら泣いていたなと、台本と一緒に自分もタイムトラベルしたような感じでした。自分にとって特別な台本です。MC本作は、2024年から2009年にタイムトラベルするという内容になります。先日、本作の公式SNSで「2009年、あなたは何をしていましたか?」という投稿をしたところ、「夫と付き合い始めました」「二歳でした」「愛犬を迎えました」「就職しました」「人生で初めて一目惚れをしました」など想像以上にたくさんのコメントをいただきました。そこで、キャストの皆さんにも2009年を振り返っていただきたいと思います。当時のご自身が何をしていたか、またその時の自分にどのような声をかけたいですか? 松さん正確なことは覚えていませんが、さっき聞いたところによると、事務所など、仕事をする環境がちょっと変わった時期みたいです。ちょっと寂しい環境になりつつ、ちょっと身軽になった時期らしいです(笑)。 MCその時の自分には何と声をかけたいですか? 松さん「頑張っていれば、良い出会いがあるよ」と言いたいですね。だから「頑張れ」と言っておきます。 松村さん僕は、2009年がすごく大事な年なんです。芸能界の活動を始めたのが、2009年の2月で、まさに今から15年前です。アドバイスは正直ないですね。思うままに進んできたら、ここに来るという奇跡が待っていました。一つでも間違えれば、あっという間に消し飛んでしまうので、当時の自分には何も言えないです。 MCそのままで良いということですね。 松村さんそうですね。たくさん間違えるけれど、それがあってのこれだと思います。 吉岡さん私は、当時は高校生だったんですが、絶対に言いたいことが一つあります。本当に戻りたいんですが、とにかく「パスポートを部屋から出すな」と言いたいです。高校生の時の修学旅行が海外だったんですが、パスポートを前日に紛失して行けなかったんです。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:「ええー!」と驚き)高校生の時の私に会ったら、パスポートを初めて取得してうれしいしいからといって、「パスポートを外に持ち出したりしないで」と言いたいです。 MCパスポートは見つかったのでしょうか? 吉岡さんそれが見つからなかったんです。「思い出を丸っと失うよ」と言いたいですね。その後に、修学旅行に行けなかった分の単位取得として「とんでもない勉強をしなくちゃいけなくなるよ」という警告もしたいです。 森さん2009年は、私はまだ関西人でした。八、九歳ぐらいまで大阪に住んでいて、関西弁をしゃべっていました。今は、大分弁です。履歴書のようなものには一応(大分弁と関西弁の)バイリンガル的に書いていますが、関西弁はほぼ忘れかけています…。役として、関西弁は使う機会が多いので、絶対に関西弁を忘れないようにしておいてほしいです。 MCでは、関西の方と話すと、関西弁になりますか? 森さんちょっとだけ出ますが、「この人、すごいエセ関西弁をしゃべってくるじゃん」みたいな目を時々感じます。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) ちゃんとした関西弁をずっと覚えていてほしいと思います。 MC今日は成人の日でもあります。松さんと松村さんから、新成人の方にメッセージをお願いいたします。 松さん新成人の皆さん、おめでとうございます。自分が思っている以上に可能性をいっぱい持っていると信じて、これからもたくさん失敗をして、前に進んでいってほしいと思います。未来をよろしくお願いします。 松村さん僕は、今年30歳になります。なんとか20代を過ごしたんですが、30代からいよいよ頑張り時だという気持ちがすごく強いです。この10年を振り返ると、20代はたくさん失敗し続けられる時期だったと改めて思います。皆さんも恐れずに、失敗をしにいろいろなところへ行ってみてください。 MCそれでは最後に、一言ずつご挨拶をいただきたいと思います。 山田さん本日はお越しいただきまして、本当にありがとうございました。本作を観た方の一日一日の過ごし方が、観たその日から素敵なものに変わるような、そんな作品になってくれればと思っております。 坂元さんこの物語は、夫婦がタイムトラベルを通してやり直していく物語です。観終わった後に「これってもしかしたらタイムトラベルなんてしなくても、自分たちの気持ちや行動でやり直していけるんじゃないだろうか」。そんな風に思っていただけたら良いなと思っています。 森さん本作は、大人のラブストーリーということで、ちょっと早いですがバレンタインシーズンの2月7日公開です。本作を観て、大人なバレンタインシーズンを過ごしていただければと思います。 吉岡さん坂元さんの脚本で、すごく好きなセリフがあります。カンナさんと駈さんが15年ぶりに再会するシーンで、カンナさんが「まだ初めましてです」というセリフです。この設定でしか言えないとても素敵なセリフで、大好きです。今、これから起こるその瞬間や、今日のこの瞬間こそが、一生取り返せないほど素敵でキュンとする日々なんだということが、皆さんにも自然と伝わったら良いなと思っています。私はそこにすごくグッと来ました。本作の良いところを、これから観る方にも伝えていただけたらうれしいです。 松村さん本作は夫婦の物語ですが、観る人によっては自分の身近な親友であったり、家族であったり、仕事の仲間であったり、いろいろな物語に変わっていく作品だと思いました。観た人の明日が少しキラッとするような作品として届くと良いなと思います。 松さん皆さんに本作をお届けできる日とあって、とても緊張していましたが、こんなにたくさんの方に集まっていただけて幸せです。二人に目を向けていただいたら、次は二人を取り巻く人に目を向けてみてください。そうすると、自ずと「自分の話だな」と思えるような展開になるんじゃないかなと思います。ぜひ映画館に足を運んでいただけたらと思います。今日は本当にありがとうございました。
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「SAND LAND」ジャパンプレミア in IMAX映画『SAND LAND』公式サイト漫画家・鳥山明さんは、全世界で累計発行部数2.6億部という驚異的な人気を誇る漫画「DRAGON BALL」や「Dr.スランプ」など、数々の国民的作品・キャラクターを世に送り出してきました。そんな鳥山作品の中でも、“圧倒的完成度を誇る名作”と称される漫画「SAND LAND」(全1巻)は、魔物と人間が共存する水を失った砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオと、砂漠のどこかにある”幻の泉”を探す危険な旅に出る物語です。そんな伝説の名作が8月18日より、442館という最大規模での公開を迎えます。 8月15日、国内では公開前唯一、かつIMAXスクリーンでのプレミア上映をTOHOシネマズ 日比谷にて実施しました。声優を務めた田村睦心さん、山路和弘さん、チョーさん、鶴岡聡さん、imaseさん(主題歌)、横嶋俊久監督、ベルゼブブ(着ぐるみ)が登壇した、こちらのプレミアムなイベントの様子を詳しくレポートします。ジャパンプレミア in IMAXベルゼブブ役田村睦心さんラオ役山路和弘さんシーフ役チョーさんアレ将軍役鶴岡 聡さん主題歌「ユートピア」imaseさん横嶋俊久監督田村さん皆さん、こんにちはー! こちら(会場)にいらっしゃる皆さんは、めっちゃ運が良いとお聞きしました。今日はいっぱい楽しんでいってください。 山路さん今日は、お忙しい中来ていただきありがとうございます。思いきり楽しんでもらえると思います。ごゆっくりなさってください。 チョーさんお元気ですかー!(会場:拍手) 元気にここへ来ましたか。元気が一番でございます。今日という日、皆さんに会えたことを、感謝します。 鶴岡さん本日は非常にわずかな時間ですが、どうぞごゆっくりお過ごしください。 横嶋監督今日は、大勢の方に足を運んでいただいて、胸がいっぱいです。楽しんでもらえる作品になっていると思うので、ぜひよろしくお願いします。 MC田村さん、鳥山先生の作品にベルゼブブ役での出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか。 田村さん私は小さな頃から「DRAGON BALL」を観て育ったので、「あの鳥山明先生の作品に出られるなんて、ちょっと信じられない」という思いでいっぱいでした。オーディション自体は、コロナ禍以前に行われて、コロナ禍に入ってすぐにPVを撮ったのですが、それから音沙汰がなかったので、「もしかしてPVのオーディションで、映画の本編は別の方がベルゼブブの声をされるのかな?」と思っていました。でも、私がベルゼブブをやらせてもらえると分かり嬉しかったです。ベルゼブブは悪魔の王子という、人間の感覚からすると「悪魔=悪いやつ」のイメージにはなります。いたずら好きで、悪いことをしがちですが、心根はとてもピュアで純粋で、人を助ける優しい心を持っています。(着ぐるみのベルゼブブの様子を見て)「優しい心」と言われるのは、ベルゼブブ自身は嬉しくなさそうですね。(ベルゼブブの声で)「よせやい!」(ベルゼブブが声に合わせて動く)みたいな、かわいいキャラクターです(笑)。MCチームワークが完璧ですね。 田村さん完璧ですね! ベルゼブブはよく動くね。元気いっぱいだね。歯磨き…した?……歯磨きはしていないのね。やっぱりワルだからね(笑)。 MC山路さんに伺います。この「SAND LAND」は、鳥山先生のこだわりが詰まった作品だと思います。中でも先生がお好きだと公言する、おじいちゃん。今日はリスペクトを込めて、じじいと表現します。“じじい”という先生のこだわりが詰まったラオというキャラクターを、山路さんはどのように表現されたのでしょうか。 山路さんワルい役ばかりやってきた私ですので、こういう世の中のためになることをやる役はあまり機会がありませんでした。最初にお話をいただいた時は、先ほど田村さんが話したようにPVを撮ったのがオーディションだと思っていたような状態でした。善人の役を私がやって良いものかと思いましたし、すごく感激しました。“じじい”に関して言えば、このアニメーションは平均年齢が高い!田村さん(笑)。 山路さんそういうアニメ作品は、他にあまりないと思います。いわゆる世の中のおじさん、おじいちゃんと言われている方々に楽しんでいただけると思います! MCチョーさん、シーフも実はおじいちゃん役ですね。 チョーさんもう、しっかりとおじいちゃんです! もうこの作品は、“じじいによる、じじいのための、じじいだけのための作品”でございます! 田村さんそんなことない(笑)! チョーさん「ついに“じじい”の時代がやってきたか!」と、本当に嬉しいです。(会場:拍手が起きる) 拍手をありがとうございます。もっと拍手しても良いんですよー!(と会場をあおる)ここは合わせて、じじいのために拍手!(盛大な拍手と締めの手拍子) ありがとうございます。MCまさかの“じじい”で会場に一体感が生まれました。 チョーさんもう本当に嬉しいです。 MC鶴岡さん、以前コメントで「この世界で生きていて、一度は飛び込んでみたい鳥山明先生の世界」とおっしゃっていました。実際に飛び込んでみていかがでしたか。 鶴岡さん正直、やっている最中はついていくのが精一杯でした。とにかくアレ将軍と気持ちを一緒にすることが最優先だったので、自分の浮ついた気持ちを出している余裕はなかったです。その結果、ああいうフィルムが出来上がったことは光栄でした。その時に、「あぁ、僕は本当にこの世界の中に入ることができたんだ!」と思えて、すごく幸せな気持ちでした。 MC本作で旅をするのは、ベルゼブブ、ラオ、シーフになりますが、この三キャラクターは実は魔物と人間の種族を超えたトリオでした。改めて本編をご覧になって、三キャラクターのチャーミングな部分、三人の関係性が変わっていくところなど、どのように感じられたのでしょうか。 田村さん最初は、人間のラオが魔物の里にやってきて、旅の同行を頼むんです。魔物からすると「何だ?!あの人間」という感じでしたが、触れ合っていくうちに、「こいつもピュア」だと分かり、「面白そうだ」と感じるようになり、三人で旅に出ます。とにかくやりとりが軽妙で、楽しいシーンが多かったです。実際にアフレコを三人で録ることは難しかったんですが、セリフやかけあいを見て、楽しいと思いました。それに楽しいだけではなく、ピンチに陥り、大変なシーンもあるので、三人でそこをどのように乗り越えていくのかも見どころの一つだと思います。 山路さん人間よりも純粋な心を持っているのが魔物だということが、少しずつ自分の中で分かっていきました。ベルゼブブとシーフは、ずっと漫才みたいなことをやっていて、ラオはそれを心から微笑ましく見ている。コロナ禍の中でのレコーディングでしたから、そのことが、その時の我々には分からなかったんです。完成した映像を観て、それをつくづく感じて、本当に幸せな気持ちになりました。 チョーさん本当にそうですね。この三人トリオ、これは「てんぷくトリオ」(1960年代から1970年代にかけて活躍した三波伸介さん 、戸塚睦夫 さん、伊東四朗さんによる三人組のお笑いグループ)を彷彿とさせます。皆さん、知らないでしょう? 田村さん知っている方、いらっしゃる?チョーさん知らないでしょうねえ。昔はトリオの時代だったんです。昭和にはそういう時代があったんです。コンビじゃなくて、トリオでうまくやるんです。ボケ、ツッコミ、真面目がいるんです。その中で織りなしていく、三人模様を楽しんでいただければ幸いです。 MC鶴岡さん、今回、アレ将軍はトリオとは敵対します。そんなトリオを見ていかがでしたか。 鶴岡さん僕もトリオに入りたかったです! 田村さん絶対にそうですよねー! 鶴岡さん絶対に楽しいもん! 田村さん楽しかったです! 鶴岡さんそうでしょう! 羨ましいです。その名前や行動だけで、空気を凍りつかせるところに国王軍の脅威がある気がしていました。そこをいかに大きく壊していけるかというのは、僕の中では大きなテーマでした。それがうまく作品に反映されていると良いなと思います。あとは、ただただトリオに入りたかったです。 田村さん(笑)。 山路さんでも、アレ(将軍)はすごく素敵だった。 田村さん本当に。 鶴岡さんありがとうございます。恐縮です。 MC皆さんも、これから作品をご覧いただく時に、このトリオとアレ将軍にご注目いただければと思います。横嶋監督、先日アメリカで開催されたサンディエゴ・コミコンでワールドプレミアを、さらにカナダで開催されたファンタジア国際映画祭にも参加されました。そしてファンタジア国際映画祭では審査員特別賞を受賞されました。おめでとうございます!(会場:拍手) 海外での反響はいかがでしたか。 横嶋監督直前まで(本作の仕上げの)作業をしていて、ヘロヘロな状態で行きました。2000人規模の会場だったので、それだけの人が入ってくれるのか不安がありましたが満席でした! 反響としては、ギャグのところでは笑いが起きて、良いシーンでは拍手が起きていました。 田村さん日本語? 吹替えですか? 横嶋監督日本語のオリジナル音声に英語字幕だったんですよ。だから、後方の座席の方は字幕が見えていなかったのではないかと……。それでも会場全体が沸いてくれて、楽しんでくれているリアクションが、僕には嬉しかったです。「本当に携わって良かった」と思いました。 MC海外のファンの方からかけられた言葉はありましたか。 横嶋監督いろいろなことを言っていただいたのですが、英語が分からないので、「ありがとう!」ぐらいしか返せませんでした(笑)。皆さん本当にリアクションが良くて、必ず感想を伝えてくれました。それから、めちゃくちゃな人数と一緒に写真を撮りました。僕は、写真を撮ると「表情がかたい」と言われますが、ちょっと笑顔が作れるようになりました。 田村さんそれほど写真を求められたんですね。それは、すごく嬉しいですね! 横嶋監督そうなんですよ! MC日本での公開を前にして、こうして海外でも盛り上がっているのは嬉しいですね。 田村さんそうですね。でも「(製作国の)日本ではなく、先に海外なんだ!」とは思いました(笑)。でも、海外で盛り上がってくれたら「いろいろな展開があるのかもしれない」という期待もありますよね。 鶴岡さん実写になるとか? 田村さん(驚いて)実写に?! ま、そういう展開もありますよね。ハリウッドとかね。 山路さんなるほどねぇ。 田村さんその時の吹替え版(の声優)はぜひ私たちにやらせてほしいです。 田村さん&山路さん&チョーさん(揃って)ぜひよろしくお願いします。 鶴岡さん砂の描写とか大変そうですね。 田村さん確かに。でも、ハリウッドならなんとかしてくれると思う(笑)。 MCここからは、もうお一方、スペシャルなゲストをお迎えして進めてまいります。早速、ご登場いただきましょう。本作の主題歌「ユートピア」を歌ってらっしゃいます、アーティストのimaseさんです。(会場:拍手)imaseさん本作の主題歌を担当しました。よろしくお願いします。 MC本作に主題歌で参加されて、改めてお気持ちを伺えますか。 imaseさん鳥山明先生の作品「SAND LAND」に参加することができて、本当に光栄に思います。 MC主題歌「ユートピア」は、ご自身で作詞・作曲を手がけられたということですが、どのような思いを込めて制作されたのでしょうか。 imaseさん原作を読んで、「やっぱり本当に大切なものは自分の周りにあるのではないか」、「たまには自分自身を愛してみることも大切なのではないか」と思って制作しました。ワクワク感やアドベンチャー感が溢れる作品になっていますので、そこも楽曲から演出できるように華やかできらびやかな楽曲を目指して作りました。 MC先ほどの「(本作の関係者の)平均年齢が高い」というお話からすると、かなり若い方が参加されました。山路さん、いかがですか。 山路さん頼もしく感じます。MC横嶋監督、改めて本作のエンドロールで「ユートピア」が流れますが、はじめて聴いた時はどのように感じましたか。 横嶋監督imaseさんには、一度リモートで打ち合わせをした時に、僕の思いはお伝えしました。それをものすごく考えて楽曲にしてくれました。僕としては、「軽快な気持ちで劇場を出て行ければ、ありがたいです」というオーダーだったので、オーダー通り、いえオーダー以上の楽曲になっていました。聞いた時に、スタッフ全員で盛り上がった記憶があります。 MCimaseさんは今回が初めての映画主題歌となりますが、横嶋監督の今のお言葉を聞いていかがでしょうか。 imaseさん初めての映画主題歌が鳥山明先生の作品ということで、すごくプレッシャーがありました。それに、「自分で大丈夫なのかな?」という気持ちもありました。横嶋監督とリモートでお話をして、作品も観て、気合いを入れて頑張って制作したので、そのように言っていただけてすごく嬉しく思います! MC映画の舞台挨拶も今日が初めてということで、imaseさんにとって記念すべき舞台挨拶になるかと思います。実は、それだけではないのですよね? imaseさんはい。今日は主題歌「ユートピア」をパフォーマンスしたいと思います!(会場:拍手)田村さんおー! すごい! MC本日が、映画公開前の唯一の試写会、かつIMAXでのプレミアム上映、かつimaseさんの「ユートピア」生パフォーマンスという、とてつもなくスペシャルなイベントになりました!本日は、imaseさんだけでなく、ダンスクリエイターチーム「Hoodie fam」の皆さんにもダンサーとして参加していただきます。Hoodie famの皆さんは、imaseさんの楽曲「NIGHT DANCER」の振付を担当されており、世界的にも今人気です。 ■imaseさん×Hoodie famさんの主題歌「ユートピア」生パフォーマンスMCかなりパワフルでアツいライブでした! ありがとうございました。 田村さんすごく良いですね! 「SAND LAND」は、骨太な戦いもありますが、最後には明るく爽やかに理想郷のユートピアを感じる雰囲気で締められると思うので、それが歌に現れていて、すごく素敵だと思いました。ダンスパフォーマンスも良くて、仲間に入りたくなりました。見ていてめちゃくちゃ楽しかったです。 MCベルゼブブも踊っていましたね。 鶴岡さんしれっと並んでいてびっくりしましたね。「あ、行くんだー!」って思いました(笑)。 田村さん可愛かったですね。(ベルゼブブに向かって)頑張った?! ベルゼブブ(リアクション)MCimaseさん、映画館での初ライブはいかがでしたか。 imaseさん初めてなので少し緊張しました。でも、皆さんがすごく温かくて、クラップ(手拍子)もしてくれて、パフォーマンスできて嬉しかったです。(会場:拍手) MCベルゼブブくんはワンステージ終わってもまだ動けそうですね。 ベルゼブブ(元気に動き回る) ■フォトセッション。鶴岡さんとベルゼブブが一緒にスキップのようなダンスを披露。MC最後に、代表して田村さんからご挨拶をいただきます。 田村さん皆さん、楽しんでいただけましたでしょうか。(会場:拍手)私たちもすごく楽しかったです。でも、皆さんにはこの後本編の上映というもっとワクワクが待っています。絶対に楽しんでいただけると思います。お子さんから、年配の方まで幅広く楽しんでもらえる作品ですので、ご家族やご友人などお誘いの上、いっぱい観てくださると嬉しいです。今日は本当にどうもありがとうございました。
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劇場版『トリリオンゲーム』完成披露舞台挨拶劇場版『トリリオンゲーム』公式サイト2023年夏の注目作として大きな話題となった連続ドラマが、劇場版『トリリオンゲーム』となって登場。1月14日にTOKYO DOME CITY HALLで完成披露舞台挨拶が開催され、目黒蓮さん、佐野勇斗さん、今田美桜さん、福本莉子さん、鈴木浩介さん、原嘉孝さん、竹財輝之助さん、シシド・カフカさん、田辺誠一さん、石橋凌さん、村尾嘉昭監督が登壇しました。 天性の人たらしで信念のためにワガママを突き通す“世界を覆すハッタリ男”【通称:ハル】と、気弱で心優しい“凄腕エンジニア”【通称:ガク】という正反対の二人がタッグを組み、予測不能な作戦で成功を重ねていく姿を描く本作。劇場版では、カジノリゾートを舞台にハルとガクがこれまで以上に難解な強敵に立ち向かいます。 総勢11名が登壇した舞台挨拶では、ドラマから築かれたチームワークや劇場版から加わった新キャストとの化学反応について、熱く語り合いました。この日の模様を詳しくレポートします!完成披露舞台挨拶天王寺陽役目黒蓮さん平学役佐野勇斗さん黒龍キリカ役今田美桜さん高橋凜々役福本莉子さん蛇島透役鈴木浩介さん桜心護役原嘉孝さん長瀬忠則役竹財輝之助さんラモーナ・タキガワ役シシド・カフカさん宇喜多隼人役田辺誠一さんウルフ・リー役石橋凌さん村尾嘉昭監督【上映前完成披露舞台挨拶】■総勢11名のメンバーが、大歓声を浴びながら赤絨毯の敷かれた大階段を降りてステージに登場。 目黒さん一人でも多くの方に観てもらえるように、一生懸命作ってきた作品です。これから皆さんに観ていただけるので、うれしい気持ちと共にドキドキワクワクしています。今日は皆さんと楽しい時間が過ごせたらと思っています。 佐野さん(低音ボイスを響かせ)こんばんは。 目黒さん良い声! (会場のお客さん:笑) 佐野さんツッコミが早いのよ(笑)。こんばんは! (会場:「こんばんは!」)本作は昨年の2月頃に撮影をしました。ようやく皆さんに観ていただけるので、うれしい気持ちでいっぱいです。笑って、泣いて、たくさん感情が動く作品になっているので、ぜひ楽しんで、たくさん宣伝してください! (会場:笑) 今田さんドラマに続き、また本作で桐姫として戻って来られてとてもうれしいです。とてもハラハラドキドキして、笑って泣ける作品になっていると思います。ぜひ皆さん、今日は楽しみましょう。 福本さんドラマから引き続き、こうしてトリリオンゲーム社の一員としてこの作品に携わることができてとてもうれしかったです。早く皆さんに観ていただきたいです! 今日は皆さんと楽しい時間を過ごせたら良いなと思っています。 鈴木さん僕はドラマの途中からの参加だったんですが、本作にも参加できて最高にラッキーでした。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) この作品には、素敵なわがままが込められていると思います。今日は楽しんでいってください。 原さんこんばんは! (会場:「こんばんは!」) 僕も鈴木さんと同じく、途中参加だったんですが、劇場版をやると聞いた時に、プロデューサーさんじゃなくて、まず目黒に「僕、出られるの?」って聞きました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 出られて、良かったです! 目黒さん僕はその権限を持っていないからね(笑)。 原さんでも、参加できて良かったです。ドラマ版から引き続き、熱い作品になっています。ぜひ皆さんのお力を借りて、たくさん盛り上げていただけたらと思います。本日は楽しんで行ってください。 竹財さん私の役割は、ドラマ版から引き続き裏方だと思っていたので、ここに立っているのが不思議でなりません。(長瀬役になりきって悔しそうに)なぜ(今田さん演じる)キリカ様の横じゃないんだ? (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 本作もさらにパワーアップして皆さんにお届けしますので、楽しんでいただければと思います。 田辺さんこんばんは。財閥の御曹司役の田辺誠一です。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) お坊ちゃんの役です(笑)。キャスト、スタッフの皆さん、ファンのみんなが作った『トリリオンゲーム』という作品に、劇場版から参加できてすごくうれしいです。かき回して、盛り上げられたらと思っていました。今日はなかなかない大きなスクリーンサイズで観てもらえるということで、うれしいですね。 シシドさん私も劇場版からの参戦となりました。ドラマから続く時の流れに、ちょっとした色が残せていると良いなと思います。今日は皆さんに楽しんでいただけたらうれしいです。 石橋さん私もドラマを非常に楽しく観ていました。そして、本作ではウルフ・リーという面白い役をいただいて、感謝しています。今日はハルとガクの新しいタイプのバディムービーを最後までどうぞ、ごゆっくりとお楽しみください。 村尾監督まずは、この原作を作ってくださった稲垣理一郎先生と池上遼一先生に、お礼を申し上げます。『トリリオンゲーム』という作品を私たちに預けてくださって、本当にありがとうございます。こんなに素敵なキャストの皆さんと、優秀な素晴らしいスタッフと一緒に、皆さんに本作を届けるところまで来られたことを誇らしく思います。関わってくれたすべての皆さんに感謝しています。アトラクションのような、映画館で観るべき作品になったと思います。 MCドラマから、いよいよ劇場版となって公開を迎えます。改めて今の気持ち、そして再びハルを演じた感想を教えてください。 目黒さんドラマからの同じチームで、そして新たに本作から参加してくださったキャストの皆さんと、一つの作品を作ることができて本当にうれしいです。ドラマの頃から、ハルというキャラクターに、僕自身がすごく勇気をもらっていたと思います。ハルにしか考えられないようなアイデアを持っていて、ワクワクさせてくれるキャラクターです。今回も勇気をもらいながら、演じることができたと思います。MC見ていて元気をもらえるキャラクターであると共に、目黒さんのカッコ良さが詰まっていますよね。 目黒さん恐縮です(照笑)。 MCそのハルとは切っても切れない関係性にあるのが、ガクです。佐野さん、再びガクを演じてみていかがでしたか? 佐野さん皆さんドラマは観てくれましたか? (会場のお客さん:拍手) 目黒さん&佐野さんありがとうございます! 佐野さんドラマから引き続き、ガクは本作でもハルくんに振り回されていますが、ドラマよりアドリブが多かったですよね? 目黒さん佐野くんのアドリブが多くて迷惑だったよ。(会場のお客さん:笑) 佐野さん迷惑は言い過ぎだろ! (会場のお客さん:笑) 目黒さん(笑)。でも、楽しかったですね。 佐野さんすごく楽しかったです。そういった二人の楽しさももちろんありますが、ここにいるキャストの皆さんが演じているキャラが、みんな“濃すぎ”です(笑)。皆さん、今日は、お腹いっぱいになって帰ることになると思います。MC佐野さんのアドリブが多かったのですね? 目黒さん本当に多かったですね。芝居中に、笑いを堪えるのに必死でした(笑)。ただ、本作には佐野くんとだからできたバディ感が詰まっているので、そこにも注目して観ていただきたいです。 MCそして今田さん、本作のキリカ様の「ここに注目してほしい」というところはありますか? 今田さんドラマを観た皆さんはきっとご存知だと思いますが、キリカは衣装が本当にゴージャスです。本作ではパワーアップして、さらにゴージャスになっています。そこがキリカの見どころです。後は、何と言ってもハルとガクの絆にはすごくグッと来るものがたくさんあります。ぜひ注目してほしいです。 目黒さんありがとうございます。 MCキリカ様は、「ハルたちのライバルなのか?味方なのか?」と思わせる絶妙な存在ですよね。 今田さんキリカはシーンごとに、「味方なのか?敵なのか?」と、もぞもぞする瞬間がいっぱいあると思います(笑)。そこも観てください。MC福本さん演じる凜々は、本作はガクとのシーンが多かったように思いますが、いかがでしたか? 福本さんドラマ版に引き続き、佐野さんとのお芝居はリラックスして挑むことができました。ドラマ版の最終話では、ガクさんが凜々をご飯に誘うところで終わっています。本作はその二年後から始まるので、撮影前に「その間にガクと凜々はどういうデートをしていたんだろう」と佐野さんと話してから演じました。 佐野さんそうだね。目黒さんこの二人の恋の行方が、どこまで描かれるのかという点も見どころだと思います。 MCここは期待して良いところですよね? 佐野さん&福本さんふっふっふ。(会場のお客さん:笑) 佐野さんそこはお楽しみにですね。 MC凜々さんは、本作では少し大人っぽくなった印象がありました。 福本さんそうなんです。凜々は、ドラマの時はまだ学生だったので、学生らしい服装でした。でも、今回は社会人になったので衣装もちょっと大人っぽくなっています。MC少しずつキャラクターの成長が見られるということですが、ガクに関しては、メガネなどはわざと変わらないようにしたとうかがいました。 佐野さん監督と、「ガクが、すごくゴージャスなサングラスをかけるようになったら嫌じゃない?」という話をしたんです。確かそれで、「良い塩梅で」ということにしたんです。(村尾監督に向かって)そんな感じでしたよね? 村尾監督そうだったと思います。ちょっとカッコ良いメガネもあったんですが、やっぱりガクはあのメガネだろうということで、あのメガネに戻したんですよね。 MC今回の物語の舞台となるカジノのセットも素晴らしかったです。 目黒さんすごかったですね。みんなで美術さんに拍手とお礼を伝えました。そのセットの中で、ウルフさんやラモーナさんのカッコ良さが引き立っていて、映え方がすごかったですね。 MCまた、ハルやガクにとっては、トリリオンゲーム社のチームも大事な存在です。鈴木さん、今回の撮影現場の雰囲気はいかがでしたか? 鈴木さん目黒くんも佐野くんも、本当に優しいんですよ。途中から撮影に参加するとなかなか馴染むのが大変なんですが、温かく迎えてくれました。『トリリオンゲーム』のチームはスタッフもキャストもすごく仲が良くて、良い空気なんです。伸び伸びとやらせていただき、本当に感謝しています! 僕から見どころだけ言っても良いですか? 目黒さんお願いします(笑)! 鈴木さんアクションが満載で、本当にアクションがすごいんですよ!それと、今日初めてシシドさんにお会いできたんですが、背が大きいですね! 今日はお会いできてうれしいです! 石橋さんとも撮影ではお会いできなかったので、初めまして! 本当にカッコ良いです! ありがとうございます! 以上です! (鈴木さんの興奮ぶりに登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)目黒さん僕たちはやっぱり、トリリオンゲーム社に戻って、みんなに会った時にどこかホッとするんですね。 鈴木さんうれしい…。 目黒さんドラマからの関係性があるので、帰って来たなとホッとするようなところがありました。一緒のシーンは、すごく楽しかったです。 佐野さんめっちゃ安心感がありましたね。 原さん(目黒さんに向かって)ニヤニヤしていたもんな、お前。本当にうれしそうにしていた。(目黒さん&会場のお客さん:笑) 鈴木さん今日ね、この人(原さん)緊張しているんですよ! 原さんやめてくださいよ! それ言うのやめてくださいよ(笑)! (会場:笑)鈴木さんそれを目黒くんに相談していたのは本当に微笑ましい現場です。 目黒さんさっき裏で「目黒、僕、緊張しているんだけど。何を話したらいい?」と聞かれたので、「いつも通りでいたら?」と答えました。(原さんの奮闘を称えて)彼は頑張っています。 MCそんな原さんにお話をうかがっても良いですか? 原さんはい、こんにちは。(会場のお客さん:笑) MCこんにちは(笑)。昨年からいろいろな挑戦もあった原さんですが、ドラマから映画も参加されていかがでしたか? 原さん本作に出られるとは思っていなかったです。僕にとって目黒という存在は、同期(目黒さんと原さんはジャニーズジュニア内ユニット「宇宙Six」の元メンバー)で、ずっと二人でやってきた仲なので、すごく大きいんです。それがドラマで共演して、大きなスクリーンで、二人で同じ画角に映るというのも、個人的には感慨深いものがあります。まぁ、僕以上に目黒がよろこんでしまっているんですけれどね。(会場のお客さん:笑) 目黒さん緊張しながらボケるのやめられる? (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 原さんトークがガラガラガラッとなった(笑)。 目黒さんガラガラガラッとね(笑)。 原さんでもね、共演できたのはうれしかったです。 目黒さんそうですね。 MC原さんは目黒さんに常に目線を送っていて、この距離感が良いですね。 原さんはい。(目黒さんに向かって)どうしたら良い? 目黒さん(笑)。僕も、原がしゃべり出すとソワソワしちゃって…。 原さん(笑)。 目黒さんいつでも助けられるように、マイクを口に当てています(笑)。 原さんありがとう! 本当に心強い。 MC原さん演じる桜は、元気印のキャラクターですね。 原さんはい、こんにちは。(会場のお客さん:笑)ドラマ版でもそうでしたが、桜はすごく熱い役ですが、ちょっと抜けているかわいさもあります。劇場版もぜひそこに注目していただければと思います。MC目黒さん、今の原さんのコメントはバッチリでしたね。 目黒さん合格です。 原さんやったー! (目黒さん&会場のお客さん:笑) MCそして、竹財さんが演じた長瀬は、本作で変わっている部分があるそうです。 竹財さんそこぐらいしか話すことがないですからね(笑)。はい、どこかが変わっております。でも、今日は僕のところは観なくても大丈夫です。メインのお話には全く関係ないので。(会場のお客さん:笑) 公開されてから、もう一回観ていただいて、僕の違いを探していただけるとありがたいです。でも、探さなくても結構です(笑)! 何なら僕、出ているかどうか分かりません! (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 村尾監督出ています(笑)! 竹財さん本当ですか? キリカ様の隣にいた気はするんですが、キリカ様の画角だと(ご自身の口元辺りを指して)ここだから、ここから上は切れているんじゃないかな? 村尾監督そんなカメラマンはダメですよ(笑)。 ちゃんと映っています。 竹財さん(会場のお客さんに向かって)僕が出ているかどうか、確かめてください! 見つけてください! (会場のお客さん:笑)MCどこが変わっているかは、言わないということですね? 竹財さんはい。どうでも良いことなので(笑)。 MCキリカ様は気づいていますよね? 今田さんはい。あれのことですよね? 竹財さん気づいていないだろう(笑)? 今田さん(笑)。(竹財さんと目を合わせながら)あれ、あれね? 竹財さんそうそう、あれね(笑)。 MCでは、本作とドラマを観て、絶対に違いを探してもらいましょう。 竹財さんありがとうございます。微妙な違いです。 MCぜひ注目してください。そして田辺さんは、劇場版から登場となりました。 田辺さんそうですね。目黒くんと会うのは、二年ぶりくらいだったのかな? 目黒さんそうですね。 田辺さんあの頃から20センチぐらい、背が伸びているよね。 目黒さん伸びていないです(笑)。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 田辺さん15センチか。 目黒さん15センチも伸びていないです(笑)。 田辺さん伸びていないですか(笑)? それぐらい今では役者としてガッシリしていたのでね。 目黒さんありがとうございます。 田辺さん僕は、敵対する役です。ハルくん、ガクくんもそうだけれど、とにかく前に進むというか、上に進んでいくような役だから、目から髪の毛から指先まで、全部にエネルギーが溢れていました。そこに対抗しなければいけないので、頑張りました。 MC二年前は先生と生徒の役(「消えた初恋」2021年テレビ朝日系列にて放送/主演:道枝駿佑、目黒蓮)を演じていましたが、今回ライバル役として共演されました。お互いに正義感を持っているので、憎めないライバルのように感じました。 田辺さんそうですね。お互いの正義感のぶつかり合いがありましたね。MCそして、シシドさんは凄腕ディーラーの役ということで、所作もかなり練習されたとうかがいました。 シシドそうですね。撮影が始まる一カ月くらい前から、カードの練習が始まりました。でも、一カ月では全然足りなかったので、撮影中もずっとカードを触るようにしていました。目黒さん現場でも練習をしていましたし、「ものすごく練習を重ねて撮影に来ているんだな」というのが見て分かりました。全部ご自身でやられているので、カードさばきも見どころです。 MC目黒さんは、シシドさんの近くにいる時に意識されていたことがあるそうです。 目黒さんシシドさんは背が高いので、並んだ時にちょっと胸を張ろうと思っていました。(姿勢を正して)ピッと、ちゃんと立つというのを意識していました。 MCそして、石橋さんの演じるカジノ王ウルフ・リー。ハルの師匠という役どころです。二人の対峙シーンも素晴らしい迫力でした。 石橋さんありがとうございます。私は本作から参加したんですが、先ほど鈴木さんが言っていましたけれど、現場の雰囲気がとても良かったです。セットはすごくゴージャスですし、気持良くパフォーマンスができた現場でした。 MCご自身から提案されて、ウルフ・リーの役作りとして金髪にしたとうかがいました。 石橋さんウルフ・リーはチャイニーズアメリカンという設定なので、まずイメージとして浮かんだのが狼でした。それで人生初の金髪にしました。後は、ジェルネイルですね。黒いネイルを施しました。また20代の頃に開けたピアスを久しぶりに付けてみました。(登壇者の皆さん&会場のお客さんから「おおー」という声が上がる) 目黒さん役を作るためにいろいろなアイデアを出したり、それを実際に落とし込んでいく姿は、本当に勉強になりました。実際にお芝居で対峙する時も、とても学びが多かったです。撮影の合間も、石橋さんの今までのご経験などのお話をたくさん聞かせてもらって、本当に素敵な時間をいただいたと感謝しています。 MCまさに撮影中も師匠といった感じだったんですね。 目黒さんそうですね。 石橋さん私が言うまでもなく、皆さんご存知と思いますが、言葉は古いですけれど、本当に蓮くんは好青年。ナイスガイなんですよね。勇斗くんも同じくです。この二人が座長を務める現場ですから、本当に気持ちが良い現場でした。MCそして、村尾監督は、『トリリオンゲーム』をドラマから映画へと導かれました。 村尾監督映画化できるなんて思っていなかったので、本当にうれしかったです。 MC目黒さんの成長についてはどのように感じましたか。 目黒さん何か成長はありましたか…? 村尾監督ありました! 目黒さんはドラマの時から、主演という責任や、原作へのリスペクトの気持ちがすごく強くて、背負うものも多かったと思います。ドラマの最後の方では二人で映画化の話を少ししたんですが、そこで覚悟みたいなものを共有した気がしています。その覚悟があるからなのか、本当に背中が大きく見えました。 目黒さん(照れ笑いしつつ)ありがとうございます。 村尾監督撮影でも、象徴的に撮っている背中のシーンがあるんですが、そういった時も含めて、ドラマ版の時よりもっとスッと先を見据えている背中、眼差しになったと思います。それがハルに通じるものがあって、重なるなと感じました。目黒さんありがとうございます! 僕は、この豪華なキャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒に作品が作れたというだけでうれしいです。先ほどもちょっとお話しましたが、僕自身も気持ちが落ちたる時に、ハルというキャラクターや『トリリオンゲーム』という作品を思い浮かべて、「ハルだったらどうするのかな?」と、ふと考えたことがありました。それくらい僕自身も勇気をもらえた作品です。皆さんにも、明日への生きる活力や、夢に大きさなんて関係ないとか、勇気が届けば良いなと思っています。【上映後完成披露舞台挨拶】■エンドロールが終わると、ドラマ主題歌の「Dangerholic」(SnowMan)が流れる中、ステージの左側から目黒さん、右側から佐野さんがサプライズで登場。思わぬ二人の登場に観客から大歓声が湧き起こりました。ステージ中央で合流した二人がハグとハイタッチを交わし、会場のボルテージは最高潮に達しました。 目黒さん皆さん、本作はどうでしたか? (会場のお客さん:歓声&拍手) ありがとうございます。皆さんの観終わった後の表情が見たくて出てきてしまいました。(会場のお客さん:拍手) うれしいですね。 佐野さんめちゃくちゃうれしいですね。 初めて、本作を観た皆さんの顔が見られて、うれしいです。心なしか皆さん、興奮して火照っていらっしゃる? (会場のお客さん:笑) MCこうしてお二人が出て来てくれるとは、皆さん思っていませんでしたので、最高の時間だと思います。すでに本作をご覧いただいたので、少し内容にも触れていきたいと思います。 目黒さんそうですよね。率直に「どう受け取ってくれたんだろう」と、気になっています。 MCアクションシーンも素晴らしかったです。カッコ良かったですよね? (会場のお客さん:拍手) 佐野さんマジ、カッコ良かった! 目黒さん(会場からの拍手が鳴り止まず)うれしい。すごくうれしいです。ありがとうございます。 MC村尾監督も大絶賛で、ほぼ一発でOKを出されたそうです。 目黒さんもっとアクションをしていたいなと思うくらい、すごく楽しかったです。ドラマでも、ガクを助けるところで少しだけアクションのシーンはありましたが、本作でもドラマと時と同じアクションチームの皆さんとできたので、すごくやりやすかったです。アクションの中で、ハルとガクの気持ちの流れみたいなものも表現したので、やっていて楽しかったよね。 佐野さん楽しかったですね。 目黒さんあと、逃げるシーンもね。 佐野さん序盤のね、モンテネグロのシーンね。 目黒さんあのシーンの撮影は夜中だったんですよ。 佐野さんそうなんですよ。ワンちゃんに追われたりするシーンでね。 目黒さん夜中に走り回っていたら、変なテンションになってきて、すごく楽しかったですよね。 佐野さん楽しかったですね。 目黒さん僕が追いかけてくる相手の邪魔をしようと、洗濯物をバサっとやったら、洗濯物が佐野くんに掛かっちゃったね(笑)。 佐野さんそう! マジで迷惑だった(笑)。めっちゃ逃げづらかったもん。(目黒さん&会場のお客さん:笑) 目黒さんそれが本編で使われていました。そういったバタバタしている感じも二人っぽいのかなと思います。 佐野さん観直したいシーンはいっぱいあります。目黒くんのカジノ台の上のアクション。あれ、マジで蹴っているんですよ! あれも一発でブーン! とやっていて、ズルイよ! カッコ良すぎるでしょう! 僕もそこで滑ったりしているんですが、目黒くんのアクションシーンは格闘技とかやっていたのかなと思うくらい、本当にうまかったです。 目黒さんうれしいです。 佐野さん僕はちょっと格闘技をやっていたんですが、本当にやっていたのかなと思うくらいでした。蹴りも、脚が長くてね…。マジですごかった! 目黒さんありがとうございます! MC派手なアクションをしても、スーツは破れなかったですか? 目黒さん破けなかったですね。伸び伸びとできました。 MC佐野さんが本当に怖そうな表情で逃げるので、それがまた良いですよね。 目黒さん分かります! 面白い逃げ方をするんですよ。(佐野さん&会場のお客さん:笑) それが毎回、見ていて楽しかったです。 MC後半になるにつれて、二人のやり取りで胸が痛むようなシーンもあります。どのような感情で臨まれましたか? 佐野さん目黒くんが演じるハルにとって命の危険があるシーン。そういうシーンって結構難しいんで