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「ゴールデンカムイ」完成披露舞台挨拶「ゴールデンカムイ」公式サイト累計発行部数2700万部を突破する野田サトルの大人気コミックを豪華キャストで実写化した「ゴールデンカムイ」の完成披露試写会が1月10日、東京・有楽町の東京国際フォーラムにて開催されました。山﨑賢人さん、山田杏奈さん、眞栄田郷敦さん、矢本悠馬さん、工藤阿須加さん、栁俊太郎さん、大谷亮平さん、高畑充希さん、木場勝己さん、玉木宏さん、舘ひろしさん、久保茂昭監督が上映前の舞台挨拶に登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!完成披露舞台挨拶杉元佐一役山﨑賢人さんアシㇼパ役山田杏奈さん尾形百之助役眞栄田郷敦さん白石由竹役矢本悠馬さん月島基役工藤阿須加さん二階堂浩平・洋平役栁俊太郎さん谷垣源次郎役大谷亮平さん梅子役高畑充希さん永倉新八役木場勝己さん鶴見篤四郎役玉木宏さん土方歳三役舘ひろしさん久保茂昭監督■スペシャルムービー上映後、ステージの紗幕が振り落とされ、一斉に登壇者の皆さんが登場。中央の花道を進んで会場の皆さんの近くへと進む。山﨑さん今日は完成した「ゴールデンカムイ」をついに皆さんに観てもらえるということで、すごくワクワクしています。長い時間をかけて、みんなで愛情を込めて、リスペクトを込めて作ってきました。今日は楽しんでいってください。 山田さん今日は、こんなにも多くの皆さんに本作を初めて観ていただくということで、すごく楽しみです。ぜひ皆さん楽しんでいってください。 玉木さん今日こうして皆さんに初めて観ていただけることをうれしく思います。非常に素晴らしいものが出来上がっていると思いますので、最後まで楽しんで観てください。 眞栄田さん今日はこんなにたくさんの方にお越しいただいてありがとうございます。よろしくお願いいたします 矢本さんまだ公開前なのに、これほどのお客さんに足を運んでいただき、このすごい景色を見られてすごく感動しています。今日は楽しんで帰ってください。 工藤さん早い段階で、皆さんにこうして本作をお届けできることをうれしく思っています。今日は一日楽しんで帰ってください。 栁さんこの熱い作品を、やっと皆さんに届けられてうれしく思っています。今日はよろしくお願いします。 大谷さん一足先に本作を観たんですが、ものすごい作品でした。皆さんも楽しんでいってください。 高畑さん個人的には今日が仕事始めになります。そんな日にこんな華やかな舞台で皆さんと一緒の時間を過ごせることを幸せに思っています。 木場さん今日はぜひ楽しんでいってください。そして面白かったらぜひ宣伝をしてください。よろしくお願いします。 舘さん原作のあの世界観をどう映像化するのかと思っておりましたが、本当に素晴らしい作品になりました。今日は最後まで楽しんでいってください。 久保監督こんなに素敵な、素晴らしいキャストの皆さんと、このような舞台に立てて幸せに思っています。今日、初めて本作を観ると思いますが、楽しんでいってもらえればと思います。 MC本日、一般の方に初めて観ていただきますが、今のお気持ちをうかがえますか? 山﨑さん本当にありがとうございます。観て面白かったら、ぜひ広めていただきたいと思います。それに尽きます。観ていただければ分かると思いますが、やれることは全部やりました。 MC改めて撮影をふり返っていかがでしたか? 山﨑さん撮影で北海道に行ったんですが、わざわざ北海道で撮影をした意味は、間違いなくありました。雪の中でのアクションだったり、寒さを感じながらご飯を食べたり、本当に行ったからこそ出せたものがたくさんありました。自然の雄大さもそうですが、北海道の魅力が詰まった映像になっていると思います。MC山田さんは最初にアシㇼパ役が決まった時はどんなお気持ちでしたか? 山田さん決まった時は、マネジャーさんと今までで一番なんじゃないかってくらい本当に喜びました。「やったぜ!」と言いました(笑)。ここに立つと改めて感じますが、すごく多くの方に愛されている作品で、なおかつ愛されているキャラクターをやるということで、しっかりと責任感を持ってやらないといけないなと身の引き締まる思いでした。アクションはほぼ初めてだったので、練習時間をとっていただいて基礎の基礎から教えていただくという感じでした。MCアシㇼパと言えば変顔も印象的ですが、あれはどのように? 山田さん変顔は、携帯のカメラで自分の顔を撮って、原作の漫画と比べて練習しました。白目をむいている変顔が多いので、鏡だと見えないんです。それをカメラで撮ったので、今もスマホの中に変顔がいっぱいあります(笑)。 山﨑さん現場では笑ってしまいましたが、笑っちゃいけないんで(苦笑)。漫画の一コマとそっくりな変顔を見られてうれしかったです。 山田さんありがとうございます。 MC玉木さんは鶴見中尉の狂気を演じる上で、特に気をつけたことやシーンなどはありますか? 玉木さんネタバレしちゃうのであれですが…、原作を知っている方は分かると思います。山﨑くんの隣でコソコソとしゃべって、その後に何かをするなど、狂気を感じさせるシーンもたくさんあります。それを匂わせてはいるんですが「やるぞ!」感をそんなに出さないようにブレーキをかけながら、いきなりやることを心がけました。MC山﨑さんは現場で対峙されていかがでしたか? 山﨑さん現場でお会いする時は、衣装の額あてもあったので、完全に鶴見中尉の姿でした。玉木さんと話しているのか鶴見中尉と話しているのか分からなくなるような感じでした。現場ではずっと鶴見中尉としての緊張感がありましたね。 MC杉元、鶴見、そして舘さんが演じる土方歳三らとの金塊を巡る大争奪戦が繰り広げられますが、山﨑さんと舘さんと共演されていかがでしたか? 玉木さん賢人くんは良い意味ですごくフワフワしているんです。ものすごく大変なことをやっているのに、周りに大変だと思わせないでやり切ってしまうすごさがありましたね。力の抜けた感じは素晴らしいと思いました。でも、やっていることは本当にすごいので、あれは山﨑くんにしかできないことなのかなと思いますね。 MC山﨑さんは大変に見せないように頑張っているというわけではないんですよね? 山﨑さんはい(笑)。 玉木さん本当にすごいことをやっているんですよ。でも「大変だ」とは言わないんですよ。しかもできちゃうんです。 MC舘さんとの共演はいかがでしたか? 玉木さん舘さんとは、そんなにガッツリとご一緒していないんですが、本当にカッコ良いですね。凛とされていて、「もっとやりたいな」と思わせてくださる方でした。 舘さんやめてください、本当に(苦笑)。僕のことはほっといてください…(笑)。 玉木さんいやいや、舘さんのお話ですから。 舘さん(玉木さんとの共演は)ほんの一瞬でしたが、映像を観たら、狂気を感じさせる素晴らしいお芝居でした。 MC眞栄田さんは原作の大ファンで尾形が好きだそうですが、銃の練習もされたんですか? 眞栄田さん銃の扱いから尾形の説得力が出るので、練習もしながら現場では常に触って、自由自在に扱えるようにしていました。MC雪上アクションもかなり激しいものでした。 眞栄田さん賢人さんと初めて会った日が、あのシーンのアクション練習でした。一日練習して、次の日が撮影だったので大変だったんですが、すごく気持ち良く、テンポ良くできたアクションだったと思います。 MC雪が積もっている中で激しく戦うのは大変だったかと思いますが。 眞栄田さんちょっと慣れるまでは時間がかかりました。でも、滑り止めとか付けつつやりましたね。 山﨑さん本当に雪で滑って、一歩間違えたら剣が刺さってしまうような危険性もありましたが、緊張感も含めて良いシーンになったと思います。 MC矢本さんも原作のファンだそうですが、白石の魅力はどんなところにあると思いますか? 矢本さん金塊争奪戦の中で白石は異色な存在です。各キャラクターに信念や志とか明確な目的があるんですが、白石はもともとギャンブル好きで「儲かる話があるならちょっと乗っとこうかな」ってくらいの気持ちで参戦しています。そのラフさや自由な感じが白石の魅力かなと思います。 MC演じる上で、どういうところを大事に演じられたんでしょうか? 矢本さんまずは初めて原作を読んだ時、白石由竹と出会った時の印象やイマジネーションを大事にしました。こういう仕事をしているので、「白石役が回ってきたら良いな」とは思っていたんです。でも、まさか自分が本当に演じるとは思っていなかったので、いざ演じると決まったら、覚悟も変わりました。もう一回台本と原作を一巻から読み直しました。そこで新しい発見もあり、そういう部分を大事にして演じました。MC山﨑さんや山田さんとの共演の中で気づいた部分もありましたか? 矢本さんやっぱり自由さを大事にしたかったので、あんまり計算的にならず、現場での瞬発力や、インスピレーションを大事にしてその場で思いついた感じでやりました。それで他のキャストの皆さんがどう出てくるか…という感じで立ち回っていました。 山田さんこういう原作がある作品でアドリブをやるのって、かなり大変だろうと私は身構えてしまいます。でも、それを白石の魅力そのままに、矢本さんならではのアドリブが効いていて、本当にすごいなと尊敬します。 MC“白石”として現場で言葉が出てくるわけですね? 矢本さんま、そっすね(笑)。 MC矢本さんから見て、杉元やアシㇼパはいかがでしたか? 矢本さんまず、衣装を着たお二人に会うのがすごく楽しみでした。でも、「杉元とアシㇼパはどういう感じで来るんだろう?」「何も作らずに来たけれど、僕だけテンションが変だったら…大丈夫かな」と、ちょっと緊張もしていたんです。お二人とは共演経験もあったので、それぞれの持ち味も知っていました。だから、最初からストレスなしにキャラクターに入ってうまく打ち解けられたかなっていう印象ですね。僕は! 山﨑さん僕も。 山田さん私も! 矢本さんじゃあ、最高でしたね。これ、ヒットします。(会場:笑) MC工藤さんは、撮影現場で鶴見中尉を演じる玉木さんのお芝居を見て気付いたことはありましたか? 工藤さん玉木さんが演じる鶴見中尉の再現度があまりにも高かったです。僕も原作が好きで読んでいたので、玉木さんの再現度が高すぎて、すごく楽な気持ちで月島でいられたというのはあります。(鶴見との)距離感を大事にしようと思っていたんですが、ある意味、原作やアニメーションにヒントがあるので、それを現場で演じる時に「どう演じるか?」「どう立とうか?」と思いました。でも、そんな時に、(玉木さんが)鶴見中尉の空気をまとっているので、自ずと、鶴見中尉を守ることも攻めることもできる、いろんな角度でいられるポジションを自分の中で探ることができました。もし皆さんが本作を観て「月島だな」と思ったら、それは玉木さんのおかげです。玉木さんそんなことないでしょ。 工藤さん玉木さんのおかげです(笑)。共演させていただくのは今回が初めてではなかったんですが、話しすぎないようにちょっと気を付けるようにしていましたね。合間にたくさん話しかけるよりは、ちょっと引いておこうかなくらいの感じでいました。でも、普段はめちゃめちゃ優しいんですよ(笑)! MC栁さんは二階堂を一人二役でやられましたが、あの絶妙な動きは自分で考えて作っていったんでしょうか? 栁さんアクションも多くて、キャラクターを見て気持ち悪い動き担当だなって思いました。そこはアクション部の方と話し合いながら作っていきました。二役って、大変ですね…(苦笑)。自分が今どっちを演じているのか、スタッフさんも分からなくなって「次どっちだっけ?」って聞かれて「いや、分かんないっす」っていうのはありましたね(苦笑)。MC出来上がった作品を観てどんな感じでしたか? 栁さんメチャクチャ気持ち悪かったです(笑)。画面に自分が二人いるってすごく気持ち悪いんですよ。でも、二階堂の魅力というか気持ち悪さを出せたかなと思います! 山﨑さんめっちゃかわいいです(笑)赤ちゃんみたいにみえてきて、それがまた良いんですよね。兄弟愛もちょっと泣けるんじゃないかと思います。 MC谷垣も原作で人気のキャラクターです。 大谷さん谷垣という男はとても生真面目で誠実な男なんです。これだけの面々の中で、すごく人間的というか、一番普通の人間な感じもあるんです。でも、このメンバーに入るとそれが個性になる気がしました。なぜが僕も真面目な印象を持たれることが多いので、そういう部分をしっかり出して演じようと思いました。MC玉木さんは、このすごいメンバーの第一師団をまとめていくのは大変だったかと思います。 玉木さん本当に個性豊かな面々ですからね。 眞栄田さん皆さん、原作の個性をコピーするだけではなく、生身の良さがあって、僕はシーンが少なかったんですが見ていて本当に楽しかったです。 MC高畑さんは杉元の幼馴染の梅子役でしたが、山﨑さんとは再共演でしたね。 高畑さん以前はオタクのカップル(「ヲタクに恋は難しい」2020年公開/監督:福田雄一)で、前の現場ではずっと「ザキヤマさん」って呼んでいたんですが、今回はあまりのたくましい座長っぷりにもう「ザキヤマさん」とは呼べないと思いました。今回、この作品に出演したのは、もちろん原作ファンだったというのも大きいですが、やっぱり「山﨑くんが杉元だ」というのもありました。またご一緒できて良かったです。MC山﨑さん、聞きましたか? 山﨑さん聞きました(笑)。いや、本当にうれしかったです。梅ちゃんとのシーンは杉元という人物の核となる部分なんですが、充希ちゃんとは関係性もできていて、お芝居もしやすかったので、すごくリラックスした状態で撮影ができました。クランクインが梅ちゃんとのシーンだったので、充希ちゃんとのシーンでだんだん杉元ができていったと思います。最初にそういうシーンから撮れて、すごくうれしかったです。 MC原作ファンの高畑さんから見て、出来上がった本作はいかがでしたか? 高畑さん皆さんがまんま過ぎて、「キャラクターが息をしている!」って思いました。私は最初にクランクアップして、皆さんを送り出す感じでした。(本作を観て)北海道ロケなので息も白くて、何でもないシーンで「寒かったんだろうなぁ」って思って泣きそうになりました。撮影が終わってちょっとしてから「どう?頑張ってやっている?」って山﨑くんにメールをしたら、顔に串が刺さった写真が送られてきて、携帯を落としそうになりました。皆さんの情熱が画面からあふれ出るような作品になっているので、参加できて幸せでした。 MC木場さんは舘さんと同い年で、36年ぶりに映画の現場での再会となったそうですね。まるで本作の土方と永倉の再会と同様ですね。 木場さんそうですね、舘さんとは同い年で、私は去年の暮れに74歳になりました。舘さんはもうすぐなるそうです。36年ぶりにお会いしたのが衣装合わせの時で、じっと顔を見て「生きていて良かったな」と思いました。調べてみると、永倉新八さんは土方の大ファンなんですね。私、木場勝己は舘さんの大ファンなので、役作りには何の心配もなかったですね。なんちゃって(笑)。舘さんやられました(笑)。もう本当に永倉新八という感じでした。 MC舘さんはいつか土方歳三を演じてみたいと思われていたそうですが、このタイミングで演じられていかがでしたか? 舘さん本当にずっと土方歳三という人物は演じてみたいと思っていたんです。でも、実際の土方歳三は34歳で函館で亡くなっているので、私にはもう絶対無理だと思っていたんです。でも、野田先生の素晴らしい発想で70代まで生きている土方がいて、この役を演じられるのは幸運だったと思いました。MC監督はこの素晴らしいキャストとの撮影はいかがでしたか? 久保監督皆さんのお話を聞いていると、一言目には「過酷」という言葉が出てきていますね…(笑)。でも、できるだけリアルな世界で演じてほしくて、北海道とかリアルな空間の現場で皆さんに演じてもらいました。僕は、客観的に皆さんのお芝居を見て、本当に皆さんが活き活きと楽しんで演じているなと思いました。各々のキャラクターや個性が出ていて、見ていて楽しかったです。「ゴールデンカムイ」って、杉元がいてアシㇼパがいて、二人の物語でもあるけれど、白石の話でもあり、鶴見の話でもあり、尾形の話でもあり、それぞれがみんな主役なのかなと思っています。皆さんには、今日観ていただき、一緒に冒険を楽しんでもらえたらと思います。また、二回、三回と観る時は、アシㇼパ目線、次は白石目線とか、そうやって何度も観られる作品になっていると思います。まずは今日、初めての冒険を楽しんでもらえたらと思います。 MC山﨑さん、山田さんには新年早々の舞台挨拶ということで、主題歌「輝けるもの」に因み、「今年、輝かせたいもの」を教えてください! 山田さん水回り(笑)。水回りをキレイに輝かせていられる、心に余裕のある2024年を送れたらと思います。掃除はしているんですが、ピカピカにしたいなと思いました(笑)。 MCそれを受けて山﨑さん、いかがでしょう? 山﨑さん皆さんの笑顔が輝いてくれればと思います。この「ゴールデンカムイ」を観て、皆さんが輝いている姿を見たいと思っております! MC最後に山﨑さんからメッセージをお願いします。 山﨑さん皆さん、今日は本当にありがとうございました。今年は年始早々から大変なことがあって、すごくつらい思いをされている方も多いと思います。一日でも早く、皆さんの心が穏やかな状態に戻って、エンターテインメントを楽しんでもらえる日常が、少しでも早く取り戻せる日が来ることを願っております。「ゴールデンカムイ」にはいろんな要素があります。ミステリー、歴史ロマン、グルメ、アイヌ文化、コメディ、冒険、個性豊かな魅力あるキャラクターたち…これらのいろんな魅力が詰まって「ゴールデンカムイ」という面白くて、素晴らしい作品になっていると思っています。それを、この最強のキャストで作り上げたので、ぜひ皆さんに「ゴールデンカムイ」にしかない世界を、年始一発目に楽しんでいただけたらと思っています。今日はありがとうございました!
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旅役者/なつかしの顔<東宝DVD名作セレクション>『旅役者』 馬の足とて、俺は役者 馬より馬らしい馬を見せてやる! 『なつかしの顔』 ニュース映画のスクリーン 言葉を失いただ見つめた遠い戦地で戦う君の姿を…TDV34274D/1940年度/1941年度東宝©1940 TOHO CO.,LTD./©1941 TOHO CO.,LTD. ※2作品を1枚のディスクに収録。旅役者/なつかしの顔<東宝DVD名作セレクション>ご購入はこちら
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「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」大ヒット御礼舞台挨拶「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」公式サイト集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて2019年3月より連載がスタートし、数々のマンガ賞にも輝き、最新コミックス12巻までのシリーズ累計発行部数が3,400万部を突破。2022年にテレビ東京にて放送されたTVアニメではあらゆるトレンドを席巻、初のミュージカル化が大成功を収め、現在放送中のTVアニメSeason 2も大好評と、常に盛り上がりを見せる大人気マンガ作品「SPY×FAMILY」(遠藤達哉・著)。 敏腕諜報員・〈黄昏(たそがれ)〉こと父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、凄腕の殺し屋・〈いばら姫〉こと母・ヨル、未来予知犬・ボンドからなる仮初めの家族・フォージャー家が、ロイドの任務(オペレーション〈梟(ストリクス)〉)継続とアーニャの〈星(ステラ)〉獲得のため、初めての全員での家族旅行に行くことから物語が動き出す「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」が12月22日に公開されました。 1月20日、大ヒット御礼としてTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶を実施し、レギュラー声優の江口拓也さん、種﨑敦美さん、早見沙織さん、松田健一郎さん、劇場版のゲスト声優、中村倫也さん、賀来賢人さんが登壇しました。全国108館の劇場で生中継され、劇場版イベントでは初となるフォージャー家声優四人(江口さん、種﨑さん、早見さん、松田さん)とゲスト声優として作品を盛り上げた中村さん・賀来さんが、大ヒットを記録した感謝を伝えるとともに、公開後だからこそ語れるマル秘エピソードを披露しました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶ロイド・フォージャー役江口拓也さんアーニャ・フォージャー役種﨑敦美さんヨル・フォージャー役早見沙織さんボンド・フォージャー役松田健一郎さんドミトリ役中村倫也さんルカ役賀来賢人さん江口さんこの後たっぷりとしゃべります。短い時間ですが楽しんでいってください。 種﨑さん外は雨が降ってきました。お足元の悪い中、ありがとうございます。中継先の皆さん、こんにちは。フォージャー家揃ってうれしいです。 早見さんお越しいただきまして、そして中継先でご覧いただきまして、ありがとうございます。本作をご覧になっていただいたということで、興奮状態のままの皆さんにたくさんお話ができたらと思います。 松田さん本当にたくさんの皆さんにお越しいただいてありがとうございます。そして中継先にもたくさんの皆さんがいらっしゃるということで、すごく緊張しています。 中村さんこんにちは!(会場から「こんにちは!」の返答)元気の良いお子さんがたくさんいらっしゃって、ありがとうございます。本日はご来場ありがとうございます。中継先の皆さ〜ん!(大きく手を振る)…よろしくお願いします。 賀来さん本日はありがとうございます。この方々と舞台挨拶をさせてもらうのは三回目なので、そろそろSPY×FAMILYの一員になったと僕はその気になっています。よろしくお願いします! MC本作が公開されてから本日で29日目、およそ1カ月が経ちました。興行収入が50億円を突破! 江口さん全然ピンとこない! MC観客動員数は370万人を突破しました! 皆さん、ありがとうございます。この劇場版でフォージャー家の四人が揃ったのは、今日が初めてです。江口さん、実感はありますか? 江口さん370万人という実感はないです! 数字を教えてもらっても「そうなんだ」という感じです。本当にたくさんの方にご覧いただきました。ちなみに本日お越しの皆さんで、二回目もしくは二回以上観ている方はどれぐらいいらっしゃいますか?(会場の大多数の方が手を挙げる)これだけの数字ですから、初めてご覧になる方もいらっしゃるでしょうが、こうして何度も足を運んで作品を観てくださる方がいるということを、今実感しましたね。 早見さんうれしいですね。周りの方からも「お正月のお休みに本作を観に行ったよ」という連絡がありました。じわじわどんどん広がっていくとうれしいですね。 MC劇場版から参加の中村さんと賀来さんは、一歩引いた立場での部分もあるかと思います。 賀来さんうちの子、SPY×FAMILYブームが来ていまして、本当に毎日観ているんですよ。ボンドのぬいぐるみを、毎日どこに行く時でも連れて出かけます。この前劇場にも行きましたが、満席でした。それに、まぁすごいです、熱狂が!種﨑さんはい!(挙手をして、賀来さんに質問)お子さんは、声がパパだと分かっているんですか? 賀来さん本当は内緒にして行きたかったんです。ただ、その前に一度実家に寄った時に、本作のパンフレットみたいなものを見てしまったんですよ。僕がカッコ良くキメてパンフレットに載っていたので、「パパ出るの!?」みたいになって…。 種﨑さんへぇ、分かるんですね! 賀来さんそうなんですよ! 劇中でルカが出てきた瞬間に、(子供の動きを再現しながら)こんな感じでスクリーンと僕と交互に見ていて、気づいていました。 種﨑さんかわいい! 中村さん僕の知り合いからモヤイ像がアーニャになっている写真が送られてきました。まぁ、知り合いって言っても、うちのマネージャーなんですが…。何だかいろいろなコラボをめちゃくちゃしていますよね。それから、「出ていることを知らずに、本作を観に行っていたら観てびっくりした」っていう連絡をもらったりもしました。本作の公開が始まる前は「宣伝お願いします」みたいに言われ、「いやいやもうとんでもないことになるぞ」と思っていましたが、まさに大ヒット! このまま2024年末までロングランをしたら面白いなと思っています。そんなの聞いたことないじゃないですか! MC確かに! 今、V4(興行収入ランキング四週連続の首位)なので、どこまで記録を伸ばせるか期待したいですね。さて、作品の公開から一カ月が経っていますので、いろいろな裏話も聞いていきたいと思います。まずは今週15日に大ヒットへの感謝の気持ちを込めまして、公開後ポスターが解禁されました。スクリーンに投影したいと思います。 ■スクリーンに公開後ポスターが映し出されました。 江口さんあのシーンですよ! 松田さんボフッ!(両手を上げてポスターのボンドと同じポーズをする) 早見さんかわいい! 中村さん(松田さんに)本当に似ていますよね(笑)! 松田さん似ていますか? MC今日はお洋服もモフモフな感じですからね。出来上がったこのシーンはいかがですか? 早見さん家族の絆というか、同じ大きな目的に向かって、無心でそれに注力することで、「ここまで家族の絆が積み上がってきたんだなぁ」と感じましたね。 江口さん力を合わせるシーンってベタですが、「やっぱり良いなぁ」って思います。それが見たいんだよなぁと思います。 早見さん結構細かいところまでアドリブが入っていましたよね。あとはアーニャさんの顔芸が……。 種﨑さんアフレコの時に、絵は完成していなかったんですが、アーニャがあんな表情になることは、完成していなくても分かるなぁって感じでした。MC種﨑さん、あのシーンでは、あの神様もでてきましたからね。 種﨑さんそれは、もう言って良いの? 言葉にするのははばかられますが、楽しく観ていただけて本当によかったなとホッとしています。でも、最初はドキドキだったんです。言ってしまいますが、”うんこ”にこの尺を使って良いのかなぁって……。アニメーションのプロの方々が、本気であの”うんこ”に注力しているので、アニメーションが素晴らしくて音にもこだわって作られています。CVの千葉繁さんが……。 江口さん千葉さんは「ダメ!」と言われた時のために、三パターンぐらい(演技プランを)用意していたらしいです。 種﨑さんさすがぁ〜。音姫(トイレの擬音装置)のところでは、後ろでずっとその音が鳴っているので、良かったら耳をすまして観てください。 MCそして、中村さんと賀来さんは、アーニャのドミトリとルカからの逃走劇も演じられました。 中村さん追いかけっこは即興だったんだよね。 賀来さんそうそう、あれはね。そんなことよりも”うんこ”が!中村さんそうそう、僕が! 賀来さんこの人、すごいんですよ! 江口さん何があったんですか? 中村さんアーニャがトイレを我慢しているのをずっと見張っている時に、「もう出るのか?」「トイレ行くか?」って言うセリフがあったんです。それを、僕が天然で言い間違えて、「うんこ出たか?」と言ってしまいました。すぐに「ごめんなさい!間違えました」と謝ったんですが、(スタッフから)「それ、面白い!」「使い(採用)で」となりました。 賀来さん“うんこ”を一個増やしているんです! フォージャー家の皆さん(大笑い)。 中村さん置き“うんこ”をしました! そのやりとりを見て、何か知らないですが賢人が興奮していました! 賀来さん「すげえ、こいつ!SPY×FAMILYのセリフに“うんこ”刻んだ」って思ったんですよ! 中村さん(笑)。 江口さん採用されたんですね! 賀来さんいやー、すごい! 中村さん40歳前で、“うんこ”で爪痕を残しました!…すみません、よその現場を汚してしまいました。 種﨑さんいえいえ。置き土産をありがとうございます。 中村さん貢献しました! MCそれを踏まえた上で、もう一度そのシーン振り返りたいですね。 中村さんあの“うんこ”は、中村の“うんこ”なんです!もう僕は、この部分が活字になるのが楽しみで仕方がない。(取材の記者に)この空気感をお願いしますよ! …でも、コメント欄が荒れるかもしれない。 賀来さん中村の“うんこ”って良いね! 江口さんコメント欄が“うんこ”だらけになるかも…。 中村さん(満足げに大笑い)。 MC本日は大ヒット御礼舞台挨拶ということですので、実は公式X(旧Twitter)上で、事前にファンの皆さんからの質問を募集しました。 ■質問ボックスがステージに登場。 MCこのボックスから、順番に質問を引いていただきます。質問の内容を読み上げてから、質問に答えていただければと思います。 江口さん早速参ります! 中村さんお願いします! 江口さん(めちゃくちゃテンションを上げて)はい!(と質問カードを引く)アーニャ語録だったり、アーニャの感情豊かな展開に対して、幼子特有のアクセントやセリフ回しなどがものすごくナチュラルな印象です。役作りに参考にされているモノや人はありますか?【質問1】種﨑さんアーニャを演じる上での参考……特定の何かを参考にはしていないです。昔から子どもたちの会話を聞くのが好きなので、街を歩いていても、ファミレスとかでも、電車の中でも「子どもってどんな風にしゃべるんだろう?」って割と耳をすましていました。アーニャをやるようになってからは、より聴くようになりました。 江口さん種﨑さんの言い方って、くせになるんですよね。 種﨑さん(照れて)次の質問に行っても良いですか?(種﨑さんが質問カードを引く)演じていて一番楽しかったのはどんなシーンですか?【質問2】江口さん僕は、本作のド頭のスパイ活動をしている時かな。変装をして、「これがいつもの仕事です」っていうあの大人のアダルティな雰囲気をまといながらやっているところが楽しいって思います。 松田さん僕は、ボンドはもちろん楽しいですが、ナレーションですね。冒頭しか入らないんですが、読んでいて楽しいなぁって思います。昔、吹替のスパイ作品を観ていた時に流れていたナレーションを、自分でもやっているというのがうれしいですね。なかなか映画でやると昂るものがありました。 江口さん作品の導入で雰囲気と色付けが必要な部分だと思うので! 松田さん(ナレーションを再現して)「男の名は黄昏!」みたいな感じの。すごく楽しかったです。 中村さん僕は登場シーンが楽しかったです。やり方が分からなかったので、「どういう声を求められているのか」「どういう表現をすれば良いのか」がまったく分からなかったんです。俳優としてある程度キャリアを積んでくると(俳優の仕事では)そういうのがあまりなくなってくるので、なんだかすごく新鮮な気持ちで、「できたのかな?」みたいなことを言いながらやっていました。 賀来さんこの人はね、ずっと楽しそうにやっていました。 中村さんだって楽しいでしょう。モニターを見たらアーニャさんたちがいるんだから。 賀来さん僕は、緊張でしかなかった。緊張と反省と後悔。五秒後には反省しているタイプの男です。 江口さんコントラストが! 中村さんそういう賢人を見ているのも面白かったです。 MC続いて早見さん、質問カードをお願いします。 早見さん(ヨルの声で)参ります!(質問カードを引く) 江口さんはい、お願いします!江口さん、早見さん、種﨑さんに質問です。 ロイド、ヨル、アーニャ、どのキャラにも裏の顔がありますが、表の顔と裏の顔で声を変えているとか意識していることを教えてください。【質問3】江口さんま、アーニャさんは表も裏もそのままなので使い分けは…。 種﨑さん裏はないですね。 江口さんヨルさんは激しいですが、どうなんだろう? 早見さん今回の劇場版でも特にそうだったんですが、ヨルさんは全部意識して変えているわけではないです。バトルシーンでも、ものすごく怖い表情で相手を追い詰めたかと思えば、不意にやられた時のリアクションは“ふにゃん”みたいなものだったりします。ピリッとしたシーンから急に普段のヨルさんの顔になるので、場合によってはカットごとに全部違ったりします。なので、あんまり考えていると、逆にできなくなります。このカットが裏の顔でこのカットが表の顔でと、考えている間に終わってしまったりするので、私はあまり考えすぎないようにしております。 江口さんそうですよね。ロイドは、明確に表・裏みたいな感じで切り替えをしているので、自分の中でいろいろとチェックしないと追いつかないです。 早見さんモノローグのセリフが長いですよね。 江口さんそう! 表、裏、表…みたいに無茶じゃなければそのまま録ります。そういう時の切り替えポイントみたいなものは、ある程度自分の中でしていかないと、感情が置いていかれる時がありますね。表情が変わらない時も工夫しています。 中村さん台本に書き込みはしますか? 江口さんちょっとしたマークですが、結構書きます。セリフの頭にそのマークがあったら表、このマークがあったら裏という風に、なんとなくですけれど。 中村さん表は桃、裏はみかん? 江口さんかわいい! でも、描き方によっては「これは桃?みかん?どっち?」と混乱しそう。 中村さん(笑)。 江口さんバッテンみたいな時とか、あとは三角とか、本当にちょっとした印です。 MC次は松田さん、質問カードをお願いします。 松田さん何が出るかな? 何が出るかな?(質問カードを引く)ボンドの「あれってしゃべってるよね選手権」をお願いします。 観覧車に乗り込むヨルさんが、咄嗟に「アーニャさんを頼みますね」と言った時のボンドの「ボッフ」が、「分かった」にしか聞こえなくて毎回面白すぎます。きっと他にもあると思うので松田さんや皆さんに聞いてみたいです。【質問4】松田さんこれは、本作に限った話なのか、他もありなのか。 種﨑さんはい、あります!本作の最初の方で、おでけけが決まった時に、アーニャとボンドが腕組みをして、アーニャの「おでけけ」に合わせてボンドが言っています! 松田さん(ボンドの声で)「ボフッフッフッ!」…演出の指示通りですね。 種﨑さん最高です! MCちなみに、質問でご指摘の「分かった」の部分は、「分かった」と言っているんですか? 松田さんえーっと、それは…ご想像に…。でも、しゃべっていました? たぶん、(ボンドの声で)「ボボフッ!」だったと思います。 江口さんボンドをやる時は自分の中で作ったりするんですか? 松田さんSPY×FAMILYの現場はいろいろと自由なので、「やっちゃって良いのかなあ?」と不安になりながらもやってみたら意外とオッケーが出る。 江口さんそうなんですよ! SPY×FAMILYの現場は意外とオッケーが出るので、果敢に攻めると採用されることが多いです。 中村さんそうじゃない現場もあるんですか? 江口さん「アドリブはなるべく入れないでください」と言われる現場もあります。逆に「アドリブどうぞ!」という現場もあるので、それぞれです。SPY×FAMILYは、絵と同時進行で作っているので(作画が)アドリブに対応できるか否かにもよります。 松田さん「分かった」の「ボボッフ」はテレビシリーズでもやっている気がするから…探してみたら面白いと思います。 MCありがとうございます。では続いて中村さん質問カードをお願いします!みんなでボンドになりきって、会話をしてほしいです!🐶🐶❤【質問5】江口さんイヤです! 事故しか起きない(笑)。 早見さんこの流れですごい引きですね。 ■登壇者の皆さんがそれぞれボンド語で話始める。 江口さんちょっと待って! もはやボンドじゃなくて、今、宇宙人がいましたよ! ■途中で松田さん(ボンド)からのダメ出しも出たりしながら。 中村さんどうやれば良いんですか? 松田さん自分の体がふくよかになった気持ちで、喉の奥の方から出します。 ■登壇者の皆さんがアドバイス通りにボンド語を練習し始める。 中村さんちょっとお待ちくださいね。(会場:笑) 江口さん初めて調律をするので、少し時間をください。 中村さんおっ、僕は合格もらいました! 皆さん頑張ってください。 松田さん(江口さんのボンド語を聞いて)死んじゃう死んじゃう!(会場:笑) 早見さん(江口さんのボンド語を聞いて)限界の犬? 賀来さん僕、結構自信あるよ!(お疲れ気味風のボンド語)中村さんちょっと休憩した方が良いね。 早見さんお疲れ気味ですね。 賀来さん(見本を)お願いします。 松田さん「ボッフ」 江口さんすごいな、こんな講座が開かれるなんて!(会場:笑) 早見さんこれで皆さんもお家でボンドができますよ。 松田さんいろんな場面で使っていただけたらと思います。 早見さんボンドはみんなの心の中にいますから。 松田さんボンドは死んじゃったんですか(笑)。 早見さん違う違う! お家に帰ったとしても、心の中にいるよってことです。 MCでは、最後に賀来さん質問カードをお願いします! 賀来さんはーい。皆さんは、アーニャが娘だったら、甘やかしたり、英才教育をしたりなど…どんな親になると思いますか?【質問6】江口さんアーニャが娘…。これは、想像ですからね。きっと自由にさせちゃいそうだなぁ。だから……育てるって大変ですね。 中村さん想像でそこまでいきますか? 江口さん育てたことがないから。近くや身内にも小さい子供がいないので、身の回りにいなさすぎて想像しかできません。どうなんですかね? MC子育て経験がある賀来さんはどうですか? 賀来さんいやー、アーニャね…。ある種、めちゃめちゃ賢くて利口な子ですから、言い方は良くないですが育てやすいというか、親は育てるのが楽だと思います。 中村さんでも、心を読まれちゃうよ。 賀来さんあぁ…。 中村さん父、今おやつないって言ったけど、あそこにある! 賀来さん嘘も心の乱れも許されない。すごい緊張感でしょうね。でも、実際の子供もそうですよ。嘘はやっぱり見抜きます。 中村さんじゃあ、自由に走り回らせるのが良いのかな? 賀来さんそうかもしれないですね。 江口さん疲れさせる。ボンドと一緒に遊んでもらう! MC最後にお一人ずつご挨拶をお願いします。 賀来さん本当にこんな素敵な作品に関われて光栄に思います。SPY×FAMILYの輪がこれからも一カ月、さっきも話したように一年ぐらい続く勢いで、まだまだ上映してほしいと思います。何回も観ていただけたらうれしいです。 中村さん本当にたくさん本作を観ていただきたいです。これからも二回、三回、四回、五回、六回と、…スタンプラリーとかやったら楽しいのにね。全国の劇場で観たらみたいな、なんかそういう催し物にして考えてもらったらと思います。僕らは、皆さんの声があれば、これからもSPY×FAMILYのファミリーになれるので…。何より時代を動かすのは世論だと聞いています。ちょっとアニメの方でも通行人とかで出たいのでお願いします。 賀来さんお願いします! 中村さん中継の皆さん! ありがとうございました。 松田さん今回は前回とまた違った趣向で楽しませてもらってありがとうございました。何というか、ここまで大ヒットしたのは皆さんのおかげとしか言いようがないです。劇場版、原作、そしてテレビアニメも、配信やらソフトとかあるので、そちらでも見ていただけたらと思っています。どうかフォージャー家の活躍をお楽しみいただけたらと思います。 早見さん会場にお越しいただきまして、そして中継でご覧いただいてありがとうございます。公開から一カ月が経っているので、きっと今ここで新しく出た情報もあった気がします。ぜひ今日の情報を元にまたお時間ある時に劇場で楽しんでいただけるとうれしいです。ずっとずっと続いてほしいと思っています。 種﨑さん会場の皆さん、中継の皆さん、ありがとうございます。あのトイレのシーンでのこだわりみたいなことをお話しましたが、あのシーン以外にもアニメーションスタッフの渾身のお仕事っぷりが随所にございますので、もっと細かいところまで何度も観てもらえたらうれしいです。それから、言いそびれたんですが、トイレのシーンに出てくるキメラさんが大好きで、何か被って…ますよね。被っているんですよ! あれだけでも一生見ていたいんですが、そんな細かいところまで…(会場にキメラさんを見つけて)ありがとうございます! この先もどうぞSPY×FAMILYをよろしくお願いします。江口さん本日は本当に皆さん、ありがとうございました。冒頭の方で聞きましたが、今日が二回目の以降の方がほとんどでした。やっぱりこの作品は何度観ても楽しめて、観る場所によって味わい方や感じ方がまた変わってくる面白さがあるからこそ、たくさんの方を惹きつけているんだということを本当に改めて感じました。もう一カ月経ったんだとも思いますし、まだ一カ月なんだとも思います。本当にここから先さらにさらに「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」がもっともっとたくさんの方に観ていただけることを願っております。ここにいらっしゃる皆さんにも、まだまだ楽しんでいただきたいと思いますので、引き続きSPY×FAMILYを今年もよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。 ■フォトセッションで、お祝いのくす玉を割りました。
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「ゴールデンカムイ」初日舞台挨拶「ゴールデンカムイ」公式サイト野田サトルによる大人気漫画を豪華キャストで実写化した映画「ゴールデンカムイ」が1月19日(金)に公開を迎え、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて舞台挨拶が行われました。山﨑賢人さん、山田杏奈さん、眞栄田郷敦さん、矢本悠馬さん、工藤阿須加さん、栁俊太郎さん、大谷亮平さん、勝矢さん、玉木宏さん、舘ひろしさん、久保茂昭監督が登壇したこちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!初日舞台挨拶杉元佐一役山﨑賢人さんアシㇼパ役山田杏奈さん鶴見篤四郎役玉木宏さん尾形百之助役眞栄田郷敦さん白石由竹役矢本悠馬さん月島基役工藤阿須加さん二階堂浩平・洋平役栁俊太郎さん谷垣源次郎役大谷亮平さん牛山辰馬役勝矢さん土方歳三役舘ひろしさん久保茂昭監督山﨑さん初日を迎えられて、登壇者の皆さんとこの場に立てて、今日から皆さんに観ていただけることが本当にうれしいです。(会場にたずねるように)もう観終わったんですもんね? いやぁ…どうでしたか? (会場:拍手) ありがとうございます。本作は、今日から公開です。さっそくSNSなどでも「面白かった」という声をいただけてうれしいです。ここにいる皆さんにも楽しんでいただけていたら良いなと思います。 山田さん本日はお越しいただきありがとうございます。 玉木さん一年ほど前に撮影したものが、こうして公開を迎えられて、すごくうれしく思っています。そして、初日からたくさんの方に観ていただけたこともうれしく思います。本作はここからがスタートだと思います。皆さんの周りの方にも勧めていただいて、さらに広めていただければと思います。 眞栄田さん今日はこのたくさんの方々と一緒に初日を盛り上げられることをすごくうれしく思います。 矢本さん撮影が終わって、今日という日をずっと楽しみにしていました。どういうリアクションが返ってくるのかワクワクドキドキしています。ご満足いただけたなら、どんどん拡散して盛り上げてほしいです。 工藤さんこうして皆さんに観ていただける日がついに来たことを心からうれしく思います。皆さんから、満足いただけた雰囲気を感じるので、その思いをSNSなどで拡散していただければうれしいです。 栁さんやっと初日を迎えて、皆さんに観ていただけることをうれしく思います。これからは皆さんの手で「ゴールデンカムイ」をさらに盛り上げてほしいと思います。 大谷さん私も公開初日を無事に迎えられたことを本当にうれしく思っています。今日は短い時間ですが楽しんでいってください。 勝矢さん “不敗の牛山”を演じました、令和の牛山を目指している勝矢と申します。皆さん、本作を初日に観て、興奮していると思います。僕も興奮して、ほぼ牛山みたいな格好で来ました。皆さん、今日は思いきり楽しんでいきましょう。 舘さん何を言って良いかよく分かりませんが、皆さん、本日はよくいらっしゃいました。 久保監督今、皆さんに観ていただいた映画「ゴールデンカムイ」の監督をした久保茂昭です。初日を迎えられて最高にうれしいです。イエィ(笑)! MC前回の完成披露試写会では「今年、輝かせたいもの」を聞かれた時に「皆さんの笑顔」と答えていましたが、今、本作を観たばかりの皆さんのお顔を見ていかがですか? 山﨑さん皆さん、本当に輝いています。うれしいです。ありがとうございます。 MC改めて、不死身の杉元という主人公を演じるプレッシャーはありましたか? 山﨑さんプレッシャーはあったんですが、それ以上に「ゴールデンカムイ」の面白さと杉元のカッコ良さ、優しさ、生命力の強さに魅力を感じました。本当に気合を入れて、良い作品ができればと思って演じていました。やれることは全部やって、最高の「ゴールデンカムイ」ができたとみんなで自信をもって言えるので、今日を迎えられてうれしいです。 MC実は本当に過酷だったというシーンはありますか? 山﨑さん基本的に、マイナスの気温の中での撮影だったので寒かったんですが…、それが過酷だったのかなと…(笑)。 玉木さんもっとあるでしょう? これだけのアクションをやっているんだから(笑)。 山﨑さん最初の二〇三高地の戦いの時に、1カットで撮影をしていました。ずーっと戦って、最後に「オレは不死身の杉元だ」と言うんですが、メチャクチャ動いた後に言うのが結構、大変でした。それも相まって、死に物狂いで言っているリアルさがあったと思います。今思うと、余裕があって言うんじゃなくて、声もガサガサになっていて、息切れもしていて、スモークもたかれているような過酷な状況で、「声が出ない」と思いながら気合いで言ったのは「杉元っぽい」と思います。過酷でしたが、良かったと思います。MC一方で、永尾柚乃ちゃんが演じるオソマとのシーンなどほっこりするシーンも多々ありました。 山﨑さんそういうギャップみたいなところも「ゴールデンカムイ」の魅力だと思います。でも、オソマの柚乃ちゃんがかわいくて、すごく楽しかったですね。優しい気持ちになりました。アシㇼパと白石と一緒に食事しているシーンは心が温まりました。ありがとうございます! MC山田さんは改めて、相棒の杉元役の山﨑さんと共演されていかがでしたか? 山田さん心情的にもすごく大変なシーンもたくさんあったと思います。でも、日露戦争帰りの杉元の背中と、今までいろんな大作で大変な現場をいくつも乗り越えてきた山﨑さんの背中が重なって、すごく頼もしかったです。まさに「不死身の山﨑」だなと思いました(笑)。山﨑さんうれしいです(笑)。 MC背中を見ながら「さすがだな」と思っていたわけですね? 山田さんそういう「さすがだな」と思わせる部分もありつつ、こういう風にみんなを和やかに引っ張ってくださる感じもあって、すごく素敵な座長だと思いました。 山﨑さんありがとう。 MC山田さんは、舘さんと初めて共演されてうれしかったことがあったそうですね? 山田さん作品の中では、そんなにご一緒していないんですが、現場でご一緒した時に、舘さんが衣装部のスタッフさんを下の名前で呼んでいたんです。それを「良いな」と思って、私も「杏奈」と呼んでほしいなと思っていました。そしたら、勝矢さんが「舘さん、“杏奈”って呼んでほしいらしいっすよ」って言ってくださって、それからずっと「杏奈」と呼んでくださるんです。 舘さん杏奈(笑)。 山田さん撮影が終わってからもずっと…。今日も「杏奈、そのドレス素敵だね」って言ってくださって、今、ルンルンでここに立っています。 舘さんいや、本当に素敵ですよ。 山田さんありがとうございます。 MC玉木さんは、鶴見中尉を演じるにあたり、額当てなど細かい部分まで作り込んでいたそうですね? 玉木さんああいう特殊メイクを顔にすることはなかなかないのですが、最初に作っていただいたものが、まぶたの上までメイクがあって、目が開けづらかったんですね。鶴見にとって目力は必要になってくるので、形をちょっと変えてもらったりして、テストを何度かしました。額当てに関しても、氷点下の北海道で撮影することは分かっていたので、その素材が気になっていました。素材によっては氷点下でおでこまで凍っちゃうんじゃないかって(笑)。一枚、何かを噛ませたいと思い、スポンジのようなものを当てて、少し浮かせたりと、何度かテストを重ねて臨みました。MCメイクだけでなく、鶴見中尉にはたくさんの名ゼリフがありますが…。 玉木さんセリフに限らず行動も、強烈ですよね(笑)。セリフで言うと「ろうそくボリボリしちゃおうか」ってすごいセリフだなと思いながら吐き出していました。正解がよく分からないけれど思い切ってやる感じでした(笑)。 MC眞栄田さん自身も大ファンだったという尾形百之助を演じる上で大事にされたことはどんなことですか? 眞栄田さん本作の中だと、尾形について何も明かされていないので、ミステリアスな感じや、目的が分からない不思議な雰囲気を大事にしました。 MC山﨑さんは尾形と対峙されていかがでしたか? 山﨑さん完璧でした。 眞栄田さんありがとうございます。 山﨑さん「尾形がいる」って思いました。本当にすごかったし、楽しかったですね。二人が戦うところも、原作を読んでいた時にワクワクしたシーンだったので、対峙するシーンを郷敦と一緒につくれて楽しかったです。 眞栄田さんアクション練習の時が初対面だったんですが、ナイフアクションは息を合わせなくてはいけなかったので、すごく楽しみながらやりましたね。 MC原作ファンとしてこのシーンは最高だったと感じたところはどこですか? 眞栄田さんいっぱいあるんですが、杉元と白石が川に落ちるシーンの二人の掛け合いですかね。凍え死にそうになっている二人の掛け合いが、原作のコメディ部分の世界観が実写化されていてすごく好きでした。山﨑さん楽しかったですよね(苦笑)? 矢本さん楽しかったです…(苦笑)。 MC矢本さんの白石の再現度が高すぎると話題です。 矢本さん旧Twitterを開けば「DAIGOさんにやってほしかった」という意見が多数だったので(苦笑)、ここからは「矢本悠馬で良かった」と言ってもらえるようになったらうれしいですね。 MC第七師団の拠点に忍び込むシーンは、かなり気合いを入れて臨まれたそうですね? 矢本さんあのシーンは、原作の中でも白石由竹というキャラクターの特異体質というか、特殊能力みたいなものが色濃く出ていて、白石由竹にとっても爪痕を残すシーンだと思います。それに、「ゴールデンカムイ」にとっても印象的なシーンでもあったので、この作品が決まった時点から緊張やプレッシャーがありました。実写で再現するのが結構難しいシーンだと思いつつ、自分で準備できるのは肉体作りなので、決まった瞬間からジムに行き、漫画を見ながらマッチョだけどちょっと脂の乗った丸みを帯びた体をつくりました。原作の通りにするのは難しいし、実写化のリアリティを持たせないといけないし、杉元から「妖怪」って言葉を引き出さないといけないので、現場でアクション部のスタッフさんや監督ともいろいろ相談しました。どんな動きで、どれくらいヌルヌル度があって、気持ち悪い芝居をしないといけないのか? ツチノコみたいになれたら良いなという感じで、「ツチノコで」と言ったら“あれ”になりました(笑)。久保監督あそこで、白石の最高の良さを出さなきゃいけないと思ったんです。矢本くんが一発でニュルニュルッと決めてくれました。あの時はメッチャ寒かったんですが…。 矢本さん川より寒かったです(笑)。スタジオで撮っていたんですが、スタッフさんたちはダウンを上下着ているのに、僕だけふんどし一丁で、ローションを塗っているんです。ローションが身体から流れなくてヌルヌルを維持してくれるんですが、そのローションがずっと体を冷やし続けていたので一人だけ冷蔵庫にいるみたいな状態でした。ほんと、ずっと風邪気味でした。 久保監督すみません(笑)。 MC工藤さんは、撮影に入ってからも体を鍛えられていたそうですね? 工藤さん周りのメンバーと体格を合わせたほうが良いのかなと思うんですが、ただでさえ僕はでっかくなりやすいので、やり過ぎには注意しようと思っていたんです。でも、現場に行くたびに「大きくなった?」ってみんなに言われていました。デカくし過ぎたかなと反省しています(苦笑)。MC首のあたりまで大きくなっていましたね。 工藤さん大きくなっています。原作ファンの方も多いと思いますが、月島のあの体をつくらないといけないプレッシャーもありました。月島は僕のイメージでは、ここ(上半身)だけデカくても首のラインが細いと月島感が出ないと思ったので、首のトレーニングもしました。重りを乗せてずっと…。 MC「あの首の感じ、月島だな」と観ていただきたいですね。 工藤さんホントですか? もうちょっと別のところに注目してほしいですが…(笑)。 MC栁さんはかなりの寒さの中での撮影で、当時の軍服を再現された衣装を着ているため、寒さ対策が難しかったそうですね? 栁さんそうですね。カイロとかを中に仕込むにも限界があるんですよね。一応、ケアはしてもらっていましたが、さすがにカイロじゃ防げないくらい寒かったです。耳につららができたよね?工藤さんできた! やばかった! 吹雪いているシーンで耳につららができているんで、ぜひ。 栁さんあれは痛かった…。 工藤さんあれはヤバかったですよね、玉木さん? 玉木さんヤバかったよね。「耳ついているかな、僕ら」って確認するくらい、痛寒かったです。 工藤さん風と吹雪と…撮影は1カットで終わるわけがなくて、ずっと吹雪かせるので、ずっと耳につららができるんですよ。「やっと溶けた」と思ったらまたできての繰り返しでした。 MC体づくりに関しては、眞栄田さんはどのように? 眞栄田さん今回に関してはそんなにないですかね。そこまで身体が見えるシーンもなかったので、続編があれば頑張りたいです。原作は脱いでいるシーンも多いので。 MC大谷さんはスキーのシーンがありましたが、今のスキーとは違うものだったそうですね? 大谷さんあれは手作りしてもらった板なので、エッジが全然効いていないんです。それで、この客席くらいの斜面…いや、もうちょっと急だったかもしれないですが、「その中間くらいで止まってくれ」と言われたんですが、止まることなんてどだい無理なんですよ(苦笑)。そのあたりは僕も頑張ったと思います。皆さんの話を聞いていると、すごく苦労されていて、僕はそんなに苦労するシーンはなかったんですが、そこは大変でした。体幹で止まろうとするんですが、流されて行ってしまうので、大変でしたね。みんなコケていましたね(笑)。MC勝矢さんも大の原作ファンで、「不敗の牛山は絶対に自分が演じたい」と思っていたそうですが、演じることが決まった時はいかがでしたか? 勝矢さんいやもう、それは大歓喜ですよ。一人で「マジか!」「来たかー!」って言って喜んだんですが、その後に「牛山やるんだ、ちょっと真剣に向き合わなきゃ…」って恐怖心…牛山のデカさが襲ってきました。楽しくやりましたけれど。 MC出来上がった作品を観ていかがでしたか? 勝矢さんまだちょっと牛山には足りないかなと思っています。もっと…「MORE!牛山」を目指したいなと(笑)。 MC勝矢さんを中心に「舘さん会」が開催されたそうですね? 勝矢さん皆さんで集まって、楽しい話や夢を和気あいあいと語ったり、しょうもないことを語ったり、本当に楽しく良い会をしました。一番良かったのはみんな平等で対等だったんです。これだけ年齢差があって、お酒を飲んでワーッとやる中で、みんなで対等にしゃべれたのは、舘さんのお人柄だと思います。そんな場を作っていただき、最後には舘さんにお会計していただきました。「兄貴、ごちそうさまです!」という感じで終わりました(笑)。舘さん被害者は僕一人です(笑)。若い人と一緒にごはん食べるって、楽しかったですよ。 MC舘さんと玉木さんの出演解禁時に「Wヒロシ」と話題になり、Xのトレンドになっていましたが、そういう世間の反響はいかがですか? 舘さん玉木くんと「トレンド」になったの? 光栄です。 玉木さんこちらこそ。畏れ多いです。 MC出来上がった作品をご覧になっていかがでしたか? 舘さん本当に何て言うか…これまでの日本作品と全然違うというか、素晴らしいと思いました。MC久保監督はついに初日を迎えての心境、そしてIMAXでの同時公開ですが、そちらの魅力についてもお願いします。 久保監督まず今回の作品の画角がIMAXと一緒です。ロケを一生懸命、皆さんが言ったように過酷な中で撮っていますので、IMAXで観ると、もっと細かいところまで観られます。より本作の世界観に入り込みながら一緒に冒険ができると思います。今日、一回観ていただきましたが、次は推しを観に来てもらって、推し活をしていただけると良いかなと思います。 MC山﨑さんと山田さんに、お互いの“不死身”なところ、最強ですごいと思うところを教えていただければと思います。 山田さん足が速くて不死身(笑)? ご覧いただいた方は分かると思いますが、アシㇼパと杉元が雪原を駆け回るシーンがちょくちょくあるんです。たぶん、山﨑さんはゆっくり走ってくださったんだと思いますが、アシㇼパのキャラクター的には先陣を切って行きたいのに、抜かせない…。足がすごく速いと思いました。最強です。 MC山﨑さんから見て、山田さんの不死身なところはいかがですか? 山﨑さんいつもニコニコしていて、柔らかい人柄が不死身だと思います。何一つ文句を言わず、朝はスープを飲んで…。 勝矢さん何か、中学生同士が告白し合っているみたいだな(笑)。「足が速くて良いです」って(笑)。 山﨑さん山田さんは、朝、スープを飲んで、柔らかく現場にいてくれて、最高の相棒だと思いました。 MC最後に山﨑さんから代表してメッセージをお願いします。 山﨑さん本当に皆さん、今日はありがとうございました。「ゴールデンカムイ」が、ついに初日を迎えられてうれしく思っています。スタッフ、キャストともに愛とリスペクトをもって、最強の作品が完成しました。本当にいろんな要素があって、金塊争奪戦、歴史ロマン、アイヌ文化、お料理、コメディ、アクション、ミステリ…いろんな要素があるので、原作ファンでなくても、いろんな角度から興味を持って観ていただけたらと思います。金塊争奪戦が開幕するように、今日、本作が初日を迎えて、どんどん広がっていくのを楽しみにしています。今日はありがとうございました。
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「劇場版ドクターX」初日舞台挨拶「劇場版ドクターX」公式サイト米倉涼子さん演じる、孤高のフリーランスの外科医・大門未知子の活躍を描いた医療ドラマ「ドクターX」。長年にわたって愛され続けている国民的医療ドラマの初の劇場版にして、FINALとなる「劇場版ドクターX」が12月6日についに公開されました! これを記念して東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて初日舞台挨拶が行われ、米倉涼子さん、田中圭さん、内田有紀さん、染谷将太さん、岸部一徳さん、今田美桜さん、遠藤憲一さん、西畑大吾さん、勝村政信さん、田村直己監督が登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。初日舞台挨拶大門未知子役米倉涼子さん森本光役田中圭さん城之内博美役内田有紀さん神津比呂人・多可人役染谷将太さん神原晶役岸部一徳さん大間正子役今田美桜さん海老名敬役遠藤憲一さん東村練役西畑大吾さん加地秀樹役勝村政信さん田村直己監督米倉さん本日はご来場いただき本当にありがとうございます。今まで何回も舞台挨拶をやってきましたが、本作を観てくださっ…(苦笑)。 内田さんおーい(笑)! 米倉さん観てくださったお客さんとお会いできるのが初めての体験…。ごめんなさい、緊張していて…(笑)。 内田さんみんなも一緒にしゃべろうか(笑)。 米倉さん上映後の舞台挨拶だから「楽しんでね」じゃないんだよね。楽しんでもらえましたか?(会場のお客さん:大きな拍手)まあね、「楽しんでもらえましたか?」って聞かれたら、拍手しなきゃいけないよね。どのくらいなのかっていうのをね…。 内田さん本心を聞きたいってことね。 米倉さんダラダラ長くなってしまい、すみません(苦笑)。この後もありますので、よろしくお願いいたします! 田中さん第1シリーズから携わって、今日皆さんと一緒にこの場に立ててうれしいです。今日は会場の皆さんは本作を観ていただいた後ですからね。 米倉さんすごーい、何でそんなにスラスラしゃべれるの? 田中さんちょっと姐さんの分、時間を巻こうかなって思って…嘘ですよ(笑)。 内田さん気にしちゃうから(笑)。 田中さん今日は短い時間ですが楽しんでください。 内田さん城之内博美役の内田有紀です。「城之内博美役」と言うのも今日で最後だなと思って、感慨深く思っております。挨拶の前にずいぶん話してしまったので、改めて何か言うのも恥ずかしいんですけれど…(笑)。ヨネちゃんも気にしていますが、皆さんは本作を観終わったということで、どんな感想を持ったのか聞きたいところです。少しの時間ですが、キャスト全員が揃うのは今日が正真正銘、最後です。なので、しっかり目に焼き付けていただければと思います。私も、皆さんの顔をしっかり目に焼き付けていきたいと思います。 染谷さん僕も皆さんとここに立ててすごく光栄です。上映後ということで、ファンの方は「こいつ!」って思ったんじゃないかなと思っていました(苦笑)。でも、拍手で迎え入れてくださってありがたかったです。 岸部さんほとんど「メロン」と「請求書」と「スキップ」の12年間でした。本作で最後となります。こういう形で終わるのを、皆さんがどんな風にご覧になったのかを聞いてみたいなっていう感じですが、多分楽しんでいただけたと思います。 今田さん今日でキャストの皆さんとご一緒できるのも最後ですし、本作を楽しまれた皆さんと、最後まで全力で楽しみたいなと思っています。 遠藤さん観終わった後で、「皆さんどんな感じになっているんだ?」と思ったら、すごく元気だったので、きっと満足されたんですね。実は、僕もつい最近観たんです。涼子ちゃんの芝居、すごくなかったですか? 僕はびっくりして…ドクターXシリーズは、何年目? 9年目? 米倉さんはい? 遠藤さん8年目? 11年目? 米倉さんそれ、わざとでしょ? 遠藤さんいや、全然分からないの(笑)。 内田さんさっきから増えたり減ったり(笑)。 米倉さん12年! 遠藤さん涼子ちゃんは、「12年を全部背負って演じたんだな」「すごい芝居していたな」って思いました。 米倉さんサンキュー(笑)。 遠藤さんお疲れ様でした。もう一度、涼子ちゃんに拍手をしてあげてください。(会場のお客さん:拍手) 西畑さん本日、こういう場に立てたことを光栄に思います。短い時間ではございますが、皆さん一緒に楽しんでいきましょう。 勝村さん「腹腔鏡の魔術師」加地秀樹役の勝村です。今日、すごくLINEが届いて「何だろう?」と思ったら、「映画観ました」っていう連絡でした。「そうか、今日初日だったんだ!」って改めて思いました。皆さんにほめていただいて、ありがとうございます。ドラマだとお客さんと直接お会いすることはないんですが、映画だとこうして観てくださった皆さんを目の前にすることができて、改めて映画ってすごいなと思いました。 遠藤さん何の魔術師だっけ? 勝村さんふ、ふ…腹腔鏡の…やめてくださいよ(苦笑)! 田村監督皆さんが言ったように、本作はみんなの12年の集大成になっています。米倉さんは特にですが、みんなもすごく魂を込めて演技しています。皆さんに本当に魂を込めて作ったのが伝わっていると良いなと思っています。皆さんに届きましたか? (会場のお客さん:大きな拍手)ありがとうございます! MC初日を迎えた今のお気持ちを教えてください。 米倉さんこうやって一緒にいられるのは、最後なんです。オペのシーンの途中とか、みんなで円になって、毎日一緒にたわいもない話をしながら、集中する時間を作るということを、12年間続けてきました。宣伝活動もたくさんしたので、「思い残すことはもうないかな」って思っていました。でも、本作の公開は今日からですが、こうしてみんなと会える日が来なくなっちゃうんだと思うと、少し寂しいです。全力投球して作った作品なので、多分悔いはないです。ドクターXで皆さんとお会いできて、映画にまですることができて、本当にうれしいです。観てくださった皆さんのおかげです。田中さん僕の友だちも、数日前から「映画観に行くね」と言っていて、すごく楽しみにしてくれる人がたくさんいます。今はもちろん寂しいですが、現場で米倉さんのエネルギーをダイレクトに感じていたので、それがいよいよ「皆さんのところに届くんだな」と思うと、うれしい気持ちもあります。本作がみんなに届いてほしいという、その思いだけです。 内田さん12年間、だいたい毎年秋、9月から10月頃にかけてクランクインしていました。「また会えたね」って言いながら、このメンバー全員が揃うんです。先ほどヨネちゃんが言ったように、前室のような場所で、みんなと円卓で冬はほっこりみかんを食べながら、難しい手術のセリフを練習したりして、それぞれ自分たちの役に入っていくという形で、毎年やっていました。それが、本作で集大成となり、スクリーンで皆さんに届ける形で、最後になります。今、シリーズの再放送もしていますが、見返してみると、「こんなに長くやらせてもらっていたんだ」と思います。松田監督や、ヨネちゃんが若い頃からお仕事をしていた監督もいて、西田(敏行)さんもいました。今ここにいない方たち、それからスタッフの方たち、皆さんの力で、この12年間ヨネちゃんを先頭に走り切ってきました。今日やっと公開初日を迎えました。ぜひ「ドクターX」ファンの方々の、楽しんでくれているパワーを、全国に届けていただけたらと思います。私たちも宣伝活動をまだまだしていきますので、ぜひぜひよろしくお願いします。今日は皆さんと会えて良かったです。会場の皆さんも、これから「みんなで打ち上げをするのかな?」なんて思いながら、今日を過ごしたいと思います。 染谷さん12年という歴史が積み重なったシリーズが、こうして劇場版として、世の中に旅立っていく姿は、「本当に美しいな」ってずっと思っていました。それは本当にすごいことだと思います。そんな作品に参加できて、大門先生の前に敵として立てて、本当に幸せな時間をいただけたと思っています。「劇場版として飛び立った『ドクターX』が、広く広く、どんどんどんどん成長していくんだろうな」と思っております。岸部さんドラマで終わらなくて良かったと思います。12年間、本当に良い人たちと一緒に仕事をして、日々積み重ねたものが空気となって、本作の画面に映っていたような気がします。これからこのメンバーが集まることはないんですが、一人一人が前を向いて、新しい「ドクターX」以上のものに出会うことを願っています。 今田さん私は第6シリーズから参加しました。最初は、大先輩の皆さんとご一緒するので、緊張しすぎて、頭真っ白になりながら、顔合わせ、本読みを過ごしたことを、今でも鮮明に覚えています。撮影現場では、本当に皆さんが家族みたいで、そこに私も参加できて、毎日毎日、本当に撮影が楽しかったです。この先、それがないのがすごく寂しいです。でも、こうして劇場版にも参加できて、正子として皆さんに会えたことは、私の財産です。今後、自分がお仕事する上で、この撮影を思い出しながら頑張りたいと思います。観てくださった皆さんも、感動したと思うので、何度でも観に行ってください。遠藤さんこの「ドクターX」で、一番の宝物になったのは、気を使わないメンバーになったっていうことが、すごく大きいです。特に涼子ちゃんは、もう忘れていると思うけれど、最初に会ったのは大河ドラマでした。絡みはないけれど、すれ違った時に、お互い人見知り同士だから「どうも…」みたいな(笑)。「とっつきにくい人だな」っていうのが初めの印象でした。それがまさかこんな長く一緒にやることになるとは…。今では、皆さんに言えないようなことを、涼子ちゃんにはいっぱい話しています(笑)。全てを知り尽くしている間柄になったので、そういう関係ができたのが一番の宝物です。MC米倉さんは、遠藤さんとの出会いは覚えていますか? 米倉さんんふふふふふ…(笑)。 遠藤さん覚えていないでしょ? 米倉さん覚えているの(笑)? 遠藤さん僕は覚えているよ(笑)。 米倉さんごめんなさい、緊張していたんですよ。私はまだ幼稚園クラスのような段階だったから。 遠藤さんバリアを張っていたもんね。 米倉さんそんな感じでした。 遠藤さん「ドクターX」で最初に会った時も、まだ結構バリアがあったと思うよ。 米倉さん私のバリア? 遠藤さん僕自身もね。 米倉さん皆さん、本当にごめんなさい(笑)。 遠藤さん特に僕にね(笑)。人見知り同士だから。 米倉さんでも、「遠藤さん、よろしくお願いします」って挨拶しに行きましたよ。 遠藤さんもちろんそうだけれど、何かものすごい壁があったんだよね…。 米倉さんそんなに壁はなかったよ。 遠藤さん良いじゃん! それが取れたって話をしているんだから(笑)! 勝村さんもうこの話は切っちゃって良いですよ。そんなに大した話はしていないんで(笑)。 遠藤さんそれが何でも話せる間柄に…。 内田さんまだ続けるの(笑)? 仲良くなりましたから安心してください。 西畑さん僕は先日放送された「ドクターY ~外科医・加地秀樹~」(11月30日テレビ朝日系列にて放送)という勝村さん主演のスピンオフドラマからの参加でした。そこから本作に出演できるとは思っていなかったので、すごくうれしかったです。スタッフの皆さん、キャストの皆さんにとって、「ドクターX」という存在の大きさや、本当にたくさんの方に愛されてきたんだということを感じています。今日は皆さんに観ていただけて、これからはもっとたくさんの人が本作に触れるんだと考えると、すごくうれしいです。個人的には、今週末に両親が観に行ってくれるので、感想を聞きたいと思います。両親が「ドクターX」シリーズのめっちゃファンなので、すごく大きい親孝行ができました。勝村さん第1シリーズでは、それぞれちょっと距離がありました。さっき、有紀ちゃんから名前が出ましたが、松田監督という暴れん坊がいました。とにかく役者と罵り合っていて、楽しかったです。田村監督とも罵り合いつつ、楽しくっていうのを繰り返しているうちに、だんだんスタッフとも絆が深くなりました。10年が過ぎた頃には「僕たち親戚なんじゃない?」という感じでした。先ほど横でスタンバイしている時も、全員でしゃべっていて、何を言っているのか全然分からなかったです。「緊張しろよ!」っていう感じです(苦笑)。ドラマの撮影中も、緊張はしているんですが、みんながいると本番一秒前までしゃべってリラックスできるんです。もう10年も同じ役を演じているので、自分の中では核ができています。それをリラックスしたままスタートできるなんて、こんな夢のようなチームは他にはないです。ファンの皆さんにも感謝ですが、チームの皆さんにも感謝です。最高のメンバーです。 田村監督今、勝村さんがすごく素敵なことを言ってくれました。チームとして、皆さんに感謝していますし、スタッフもみんなそう思っています。米倉さんが「出し切った」とおっしゃっていましたが、僕もテレビシリーズからやってきて、「出し切るというのは何なのかな?」と考えました。皆さんに観ていただいた本作の最後のオペシーンには、「ドクターX」の全てというか、映画にする意味があったと思っています。あのシーンにみなさんの熱演がちゃんと収まっていて、それをお届けできたことが、「出し切れたということなのかな」と思っています。あれ以上はなかなかできないと思うので、観てくださってありがとうございました。MC今日は一つ発表がございます。「ドクターX」を愛してくださった全国のファンの方々へ、12年間の感謝を伝えるため、「ありがとう大門未知子 全国舞台挨拶キャンペーン」と題して、全国ツアーを12月16日から実施することになりました。米倉さん、岸部さんを中心に、札幌、名古屋、大阪、福岡、そして最後の締めくくりとして、東京で最後の舞台挨拶「舞台挨拶ファイナル」を行ないます。米倉さん楽しみですね! 米倉さん各地に「私、失敗しないので。」看板があるらしいので、ぜひそれを「ドクターX」ファンの方は、探しに行ってくれたらうれしいです。それと同時に、私と一徳さんと、シークレットメンバーが各地に参ります。その時にみんなと直接お会いして、12年間のお礼と、本作を観に来てくださったお礼をしっかりとお伝えしたいなと思っています。 岸部さん楽しみですね。ちょっと想像がつかないですが、多分歓迎されるんじゃないですか。皆さん米倉さんと会うのを楽しみにしていると思います。 米倉さんそうですかね? 師匠と弟子の二人で参ります! 後はスーパーシークレットな仲間が参りますので、楽しみにしていてください。 MCファイナルというと寂しくなりますけれども、終わりがあれば始まりもあるということで、ちょっと早いかもしれませんが、皆さんが新しく挑戦したいことを教えていただけますか? 米倉さん私、ちょっと落ち着いて観てみようと思って、一昨日改めて本作を観たんですよ。「こうすればよかった」「これは何かできたんじゃないの?」とかいろいろな反省がありました。でも、そういうものを含めて、最後に思ったのは、本作を撮影している時も、私は全力投球でやったつもりです。でも、「もっともっと全力投球で、真っ向勝負できるような俳優になりたいな」って思ったんです。「遠慮とか、そういうことを吹き飛ばせるような俳優になれれば良いな」っていうのが一つの挑戦です。本作の中で、(岸部さん演じる)晶さんが未知子に「あなたは私の誇りよ」と…。 内田さん泣かないの(笑)! 米倉さんそう言ってくれたのを思い出すと、米倉涼子も「周りから誇りに思ってもらえるような人でありたいな」と思いました。 MC岸部さんは今のお話を聞いていかがですか? 岸部さん「あなたは私の誇りよ」って、本当にそう思っていましたからね。僕は、もともと映画をずっとやってきたんですが、テレビの面白さをいろんなところで知りました。「ドクターX」では、共演する人たちが仲良くなるのも楽しいんだなって、テレビドラマの一番良いところに出会いました。本作で「ドクターX」が終わって、「ドクターX」以外にそういうことに出会う作品もなかなかないので、もう一度映画に戻ろうかなって思います。本作を観て、「やっぱり映画は良いんだ」とも思いました。だからちょっと「映画の方に自分を向けてやってみたいな」と改めて思いましたね。MC田中さんは、新たな挑戦はいかがですか? 田中さんこの二人の後に僕…? 本当ですか…? MC一回、エンケンさんに行っておきましょうか? 遠藤さんやめてくださいよ(笑)! 米倉さん良い考えかもしれない(笑)。 勝村さん箸休めにね(笑)。 田中さんどんな些細なことでも良いですか…? MC些細なことでも良いです。 田中さん僕が挑戦したいことは、プライベートでも革靴を履くという…(周りの静かな反応を見て)やっぱり、やめときゃ良かったな(笑)!(登壇者の皆さん&会場のお客さん:大笑い) 米倉さん普段スニーカーとかだからってこと? 田中さん基本、現場ではサンダルばかりなんです。最近いろんな人に「サンダルを履くな」って言われて、現場じゃない時はスニーカーにしていたんです。でも、普段スウェットやパーカーを着る時に、足元をちょっと革靴にするだけで、だいぶ印象が変わると聞いたんです。革靴を履いたら疲れそうだけれど、40歳を越えて「革靴とかも履いた方が良いのかな」とか、考えていたんですが…。話すタイミングを間違えましたよね(苦笑)。勝村さんやはり、遠藤さんを挟むべきでしたね…。 内田さん圭ちゃん、頑張ったね。 田中さんすみません(笑)。 内田さん大門未知子は、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌って、フリーランスとしての主義だけで頑張っていくという女性ですよね。先ほど、ヨネちゃんも本作を観て「俳優としてもっと頑張りたい」っていうことを言った時に、「私もそう思っている!」って思いました。 米倉さん(内田さんとハイタッチを交わし)イエーイ! 内田さん私も、年齢を重ねてもまだまだ初心を忘れずにいたいです。どの現場に行っても、「はじめまして」の監督さんや、キャストさんがいます。こんなに仲の良いファミリーの温かさにずっと浸かってはいられません。「一匹狼」とまでは言わないけれど、自分のスキルを信じて、自分のスキルを磨いて、良い役者になっていきたいと思います。「味のある女優になっていきたい」というのが挑戦したいことです。なので、ヨネちゃんと同じでした。米倉さん同じでしたー! 内田さんくねくねしない(笑)! MC田中さん、本当にすみませんでした。 田中さん話を戻さなくて良いですから(笑)! MC染谷さんはいかがですか? 染谷さん今回の比呂人役が挑戦でした。本作に飛び込んで、大門先生と対峙するということに挑戦を使い果たしました。 米倉さん嘘ぉ(笑)! 染谷さん本当にドキドキでした。それ以外の新たな挑戦というのであれば、ここにいる皆さんと敵対しない役柄で共演したいと思います。 今田さん私も、しょうもないことを考えていて…。 田中さん大丈夫! 今田さん本当に申し訳なくて…どうしよう…。 田中さん言った方が良いよ! しょうもないことなんてないから、大丈夫! 今田さん私は、一人旅がしたいです。 内田さん良いじゃん! 今田さん旅行は好きなんですが、一人旅をしたことがないんです。でも、海外だったり、いろんなところに行くと、出会いや文化に触れたりすることができるので、一人旅をしてみたいです。 米倉さん素晴らしい! MC西畑さんはいかがですか? 西畑さん僕は、めっちゃインドア派で、休みの日は家から出ないんです。でも、最近、僕の所属する「なにわ男子」というグループで、アジアツアーをして、台湾に行きました。それで「海外ってすごく楽しいな」って思ったんです。お仕事で行っても楽しかったので、多分旅行で行っても楽しいだろうなと思って…。だから、僕も「一人旅」です。台湾ビールと空芯菜がめっちゃおいしかったので、また行きたいです! 遠藤さん過去に挑戦した話でも良いですか? 米倉さんこれからだって(笑)! 遠藤さんいや、圭くんの話に戻すけれど、僕はね、ビーチサンダルが大好きでした。でも、僕の奥さんがマネージャーなんですが、「どこにでもビーチサンダルで行っちゃダメ! 禁止!」って厳しく言われました。そのおかげで、僕はビーチサンダルをあっちこっちで履かないっていうことに挑戦して、卒業しました。だから、頑張って! 田中さん先輩、ありがとうございます! 内田さん圭ちゃん、助けられたね(笑)。 遠藤さんやればできるから。僕も、サンダル好きなの分かるんだよね。でも頑張れば、大丈夫! 勝村さんこれ、何の回ですか(笑)? 米倉さん自分の挑戦したいことは言わないの? 遠藤さんまともなことを言いそうだったからやめる(笑)。 田中さん言って良いですよ! 何か僕のせいだな(笑)。 遠藤さん僕はこんな顔して、泳げないんです(笑)。挑戦するとずっと言っているのに、できていないから泳げるようになりたいんです。でも、プール行っても歩くだけなんです。涼子ちゃんも泳げないよね? 泳げるようになった? 米倉さんバタ足はできるようになったけれど、ビート板がないとね…(苦笑)。 遠藤さんバラエティー番組で、25m水泳に挑戦して、息つぎの仕方を教わったけれど、何回も真ん中で立っちゃって…。最初はスタッフさんも笑ってくれていたんだけれど、だんだん「マジでいつまでやるんだよ?」ってなっちゃって…(苦笑)。最終的には息つぎのふりをして、息を止めて25mを泳いだら、本当に泳ぎが大嫌いになっちゃったんです。なので、またいつか挑戦できたら…って何の話? これ(笑)。 米倉さんすごく分かる! 遠藤さんいつもそう言いながら、やっていないから、いつか挑戦したいなって。 米倉さん分かるよ! 遠藤さんサンダルの話はやめておけば良かったね(笑)。 田中さんそんなことないです! 勝村さん大体こういう場所に来る時はシックな黒の服装が多いじゃないですか。でも、今日の服装を見てもらえば分かるかと思うんですが、今日はちょっと挑戦してシルバーにしていただいたんです。「ちょっと映えるかな?」と思ったら、今田さんがターザンみたいな恰好をしてきて…「こんな衝撃的な恰好ある?」って思いました。遠藤さん「ターザン」っていうのはやめなよ(笑)。 勝村さんジャングルでしょ、これ! 米倉さんそんなことないでしょ(笑)。 内田さんおしゃれだから! 勝村さんだから挑戦としては、こういう機会では黒ではなくて、今田先生にならってちょっとおしゃれな服や色に挑戦できたら良いなと思っています(笑)。 今田さんおしゃれしましょう(笑)! MC最後に米倉さんからご挨拶をいただきます。 米倉さん本作をご覧いただき本当にありがとうございました。皆さんが、今どんな思いでいらっしゃるか、私たちにはちょっと分からないですが、まだまだ見逃しているところや、目をつぶっちゃったところがたくさんあるんじゃないかと思います(笑)。エンドロールもね、ちゃんと見えなかったでしょ? それをちゃんと覚えるくらいまで、何回でも足を運んで観てもらえたらうれしいなって思います。まだ始まったばかりですので、たくさんの方に、私たちの思いを届けたいなと思っております。皆さんも、お友だち、ご親戚、ご兄弟、数々のお知り合いに宣伝してください。たくさんの方に観に来てもらえるように、皆さんのお力をお借りしたいと思っております。どうぞよろしくお願いします!
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「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」ゴーレムアライバルイベント&完成披露舞台挨拶「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」公式サイト2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして日本テレビ系にてSeason1の放送がスタートした「君と世界が終わる日に」(通称:「きみセカ」)。“ゴーレムウィルス”という嚙まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描き、4シーズンにわたって人気を博してきました。そしてついに、シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響の最後にして最大の戦いを映し出す「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」が登場! 1月15日には六本木ヒルズアリーナとTOHOシネマ 六本木ヒルズにて、ゴーレムアライバルイベント&完成披露舞台挨拶が行われ、竹内涼真さん、高橋文哉さん、堀田真由さん、板垣李光人さん、黒羽麻璃央さん、窪塚愛流さん、橘優輝さん、須賀健太さん、吉田鋼太郎さん、菅原伸太郎監督が出席しました。ゴーレムアライバルイベントでは、極寒のレッドカーペットにゴーレム(=ゾンビ)が大量に発生する中、登壇者陣がファンサービスを実施。500人のファンから大歓声を浴びました。この日の模様を、詳しくレポートします!ゴーレムアライバルイベント&完成披露舞台挨拶間宮響役竹内涼真さん柴崎大和役高橋文哉さん羽鳥葵役堀田真由さん天城ジン役板垣李光人さん加地裕也役黒羽麻璃央さん藤丸礼司役窪塚愛流さん松山寿人役橘優輝さん首藤シンジ役須賀健太さん西条玄役吉田鋼太郎さん菅原伸太郎監督【ゴーレムアライバルイベント】■本格的と定評のあるゴーレム(=ゾンビ)がレッドカーペットに大量発生。ゴーレムたちは唸り声を出したり、襲いかかる様子を見せたりと大暴れ。観客からは「キャー!」「怖い!」とそのリアルさに驚きの声が上がる中、キャストが登場! ■竹内さんがゴーレムに戦いを挑むようなポーズを披露し、会場も大盛り上がり。キャスト陣はそれぞれ笑顔いっぱいにファンと交流を図りながら、ステージに上がりました。■ステージにラインナップしたメンバーは、ハンディキャノンでゴーレムを撃退するド派手な演出を披露。強風のため、キャノン砲から飛び出したテープがキャスト自身に巻きついてしまうハプニングもありつつ、お互いに絡まったテープを楽しそうに取り合うなど、固い絆の伝わる展開になりました。極寒の中のイベントとなりながら、会場からは終始大歓声が湧き起こる、熱い幕開けとなりました。MCそれではご挨拶をお願いいたします! 竹内さん寒ーい! (登壇者の皆さん&会場:笑) 寒すぎる。さすがにスタッフさんもこの強風は予想していなかったでしょう。これが「きみセカ」です(笑)。今日は寒い中、足を運んでいただき本当にありがとうございます! 四年間、「きみセカ」がチーム一丸となって走り続け、そして大きなスクリーンを通して僕らの集大成が皆さんのもとに届くということが、僕としても誇らしいです。愛が詰まった作品なので、一人でも多くの方に届けば良いなと思っています。今日は寒いですが、盛り上がりましょう。高橋さん涼真さんが駆け抜け、作り上げてきた「きみセカ」の世界で、大和として最大限に暴れました。短い時間ですが、最後まで楽しんでくれたらうれしいです。 堀田さんすごく寒いんですが(笑)、皆さんの温かい歓声で心はとても温かいです。私は劇場版からの参加だったので、Season1からの皆さんの気持ちを胸に、精一杯演じました。 板垣さん本日は寒い中ありがとうございます。こうして、「きみセカ」という作品の集大成に参加できたことを光栄に思います。今日は皆さんの熱で劇場を温めていただいて、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。 窪塚さんレッドカーペットを歩くのは、これで二回目になります。こんなに華やかなステージに立てたことをとても嬉しく思っています。めちゃくちゃ寒いですが、僕らの心に秘めているエネルギーで最高のイベントを作り上げられたらと思います。 橘さん松山寿人役を演じました、橘優輝です。「きみセカ」という大きな作品で、このような華やかな場に立てて、大変うれしく思います。 黒羽さん(今は)寒いですが、作品はとても熱く、また座長を筆頭に熱いメンバーが集まったので、ぜひここで温まっていってください。 須賀さん先ほど出てくる時に、僕にも歓声をくださって本当にありがとうございます(笑)。温まりました。みんなで最後まで楽しみましょう。 吉田さん(歓声を受けて)ありがとうございます。私ごとですが、昨日1月14日は誕生日で、65歳になりました。(周囲から「おめでとうございます!」という声が上がる)ご存知の方もいると思いますが、65歳というのは前期高齢者(65歳以上75歳未満の高齢者)でございます。前期高齢者ともなりますと、こういう寒さすら愛おしいという心境になってまいります。(登壇者の皆さん&会場:笑)この「きみセカ」という素晴らしいチームに、僕は初参加でございます。しかも悪役なんですが、ぜひ温かい目で見守っていただけたらと思っております。 菅原監督「きみセカ」は竹内くんと四年間、毎年冬に撮影をしていました。でも、今日が一番寒い気がしています。(登壇者の皆さん:笑) こんなに大きなイベントを開いていただいてありがとうございます。 MCついに「きみセカ」の劇場版が公開となります。竹内さん、映画化が決まった時の感想を教えてください。 竹内さん心から喜びました。実は、Season1の撮影の時に、「きみセカ」をずっと撮っているカメラマンさんと「映画とかできたら良いよね」と話をしていたんです。まさか現実になるとは思いませんでした。そして、完成披露を迎えられて、チーム全員で四年間走り続けてきて良かったと心から思っています。 菅原監督最初から、竹内くんが「映画にしたい」という思いを持っている話は聞いていたので、実際に決まってとてもうれしかったです。すごくプレッシャーはあったんですが、テレビや配信ではやれないことを映画でやってやろうと、思い切りやったつもりです。 MC菅原監督は、竹内さんの熱い思いを聞いていたんですね。「FINAL」ということになりますが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたでしょうか。 竹内さん「きみセカ」の現場は、皆さんが今、体感しているこの寒さなんですよ。(登壇者の皆さん:笑) 僕は四年間この作品をみんなと撮影してきました。今、この時期にこうやって舞台挨拶をしていると、途中で命を落とした仲間たちとか、みんなのことを思い返して本当にグッときちゃいますね。そういう仲間たちの思いも背負って、劇場版に臨みました。そういう気持ちも入っていますし、素晴らしいキャストの皆さんの良いパワーと勢いが合体して、すごく良いものが現場で生まれたという印象があります。 MCでは、劇場版から初参加となった皆さんにうかがってまいります。「きみセカ」の現場に参加されて、いかがでしたでしょうか。 高橋さん涼真さんを筆頭に、スタッフの皆さんは、約四年も作品を一緒に作られていたので、クランクインした瞬間に、現場の一体感とパワーをすごく感じました。そこに僕のエネルギーを全部ぶつけて、化学反応が起きるように一生懸命お芝居をしました。MC演じた役柄は、高橋さんにとって普段はあまりない役でしょうか。 高橋さんこういった男らしいというか、強い・熱い青年というのは、あまりやってこなかったと思います。なので、すごくやりがいがあって、楽しい役でした。 堀田さんすごく温かくて、楽しい現場でした。本読みの段階から、竹内さんは響としてそこにいらっしゃいました。背中で語ってくださる座長で、その姿を見ているだけで、「付いていきたいな」と思うことができました。そして大和と葵は、響と(中条あやみさんが演じた)来美を想起させるような関係性でもあるのかなと思っています。「FINAL」に新しい風を吹かせられたら良いなと思いながら演じました。板垣さんこの作品に参加できてすごくうれしかったです。現場に入って、見るもの全てに感動しました。やっぱりこの作品と言えばゴーレムなんですが、会場の皆さんも先ほど近くで見たと思いますが、本当にディテールがすごいんですよね。「目のところはどうなっているんですか?見せてもらって良いですか?」と、怖さよりも感動の方が先に来てしまって、聞いてしまいました(笑)。また、“長く続いているシリーズに参加する”という不安を、涼真さんが、“長く続いているからこそ出せるグルーヴ感や楽しさ”を味わえる現場で吹き飛ばしてくださいました。すごく楽しかったです。 窪塚さん僕は高校二年生の時、ご飯を食べ終わってからお風呂に入るまでの時間に、Season1をテレビで観ていました。今回ご一緒し、同じスクリーンの中にいられて、作品に携われることができてすごくうれしかったです。僕がまず圧倒されたのは、現場のスタジオです。隅々まで「きみセカ」の空気感がありました。それがあったからこそ心から芝居ができたのかなと思っています。 MC役柄の印象はいかがでしたか? 窪塚さん自分に似たところが多かったです。この中で一番ビビリな役なんです(笑)。僕も実際、本当にビビリなので、共通点があって演じやすかったです。 橘さん僕も高校三年生の時に家で観ていました。 竹内さん何をしている時に観ていたの? 橘さんご飯を食べている時に観ていました。 窪塚さんご飯を食べている時に観られますか? 橘さんそれが、イケちゃうの。(窪塚さんと顔を見合わせて二人で笑顔) 全然イケるんですよ。まさかシリーズ化したこの作品に出られるとは思っていませんでした。経験が少ないなりに「自分にできることは何だろう」「作品のために何ができるだろう」と考えている時に、涼真さんを筆頭に優しい先輩の方々が支えてくださいました。おかげで、やりやすい環境で芝居ができました。 MC竹内さんとの共演はいかがでしたか? 橘さんこんなにも早く涼真さんと一緒に作品を作らせてもらえるとは思っていませんでした。涼真さんのおかげで、演じることができました。 竹内さん彼がお父さんに髪の毛を切ってもらっている、角刈りの頃から(橘さんのことを)知っているんです。「僕の行っている美容室に来れば?」という出会いなので、なんだか変な感じですよね。(橘さんと笑顔を見合わせる) こんなに早く一緒にステージに立てて僕も光栄です。 橘さん(驚き、恐縮しながら)いや! こちらこそですよ。 黒羽さん視聴してくださっていた皆さんと一緒の気持ちですが、現場に入って、生の響に会って、生のゴーレムに会って、「きみセカ」の世界観の中で生き抜けた日々、お芝居ができた日々に本当に感動しています。何よりも座長が、本当に素晴らしいんですよ。いろいろと今後放送される番宣でも言っているかもしれませんが、「同い年でこんなに素敵な人に出会えてうれしい」という気持ちで、勝手に現場で尊敬と憧れの眼差しで(竹内さんを)ずっと追っていました。(竹内さんの方を見ながら)変なヤツだと思われていたら、ごめんなさい(笑)。すごく幸せな座組に参加できたと思っています。撮影は大変でしたが、ゴーレムの入り時間に比べたら「キツイ」とは言えないというのが、正直なところです。ゴーレムにもMVPをあげたいと感じています。(登壇者の皆さん:同意を表現するように拍手) 吉田さん人気シリーズで、しかも「FINAL」で、ファンの皆さんの期待もすごく高まっている。そして、恐らく一番お金もかかっているだろうし、竹内涼真のボルテージも一番上がっているであろう「FINAL」への参加…。正直、僕で良いのかなと思いました。しかし、選んでいただいたからには「何とか役割を果たせれば」と、武者震いをしながら参加しました。 MC演じた役柄の印象はいかがでしたでしょうか。 吉田さんいわゆるラスボスでございます。竹内涼真とは映画で一緒になったことがあるんですが、それほど絡みがありませんでした。今回は竹内涼真との一騎打ちのようなところもたくさんあります。皆さんもおっしゃっていますが、竹内涼真というのはすごく優れた俳優であり、今の映画界を代表する俳優です。がっつりと絡めたことは僕の財産になっています。本当に楽しかったです。竹内さんありがとうございます! MCドラマから引き続き、劇場版でも出演が決まった須賀さん。感想を教えてください。 須賀さん僕はSeason3から参加しました。Season3の時は、涼真くんと一緒に旅をする側の人間でした。元々本シリーズのお話をいただいた時から、実は僕の役は「敵側の人間だよ」と教えてもらった状態で撮影をしていました。本作ではようやく皆さんに正体を明かした状態で(シリーズに)戻って来られました。Season3の最終話が配信された時に、SNSで「須賀健太、やりやがったな」というコメントが僕のところにすごく来ました。そういう意味では、最初から敵役として涼真くんと対峙できたのは、改めてすごく幸せな経験になったと思っています。 MCでは、ここからはフォトセッションを行いたいと思います。 竹内さん一つだけ良いですか? MCどうぞ! 竹内さん今日はゴーレムがいたじゃないですか。Season1から劇場版もずっと、特殊メイクチームが寝ずにやってくれました。特殊メイクチームの方にも拍手を送ってあげてください、お願いします! (会場:拍手)特殊メイクチームがいなかったら、僕らは成立していません。ありがとう!MCどうしても感謝を伝えたかったのですね。 竹内さんあのチームがいなかったら、「きみセカ」は成り立っていないんです。今日のゴーレムも、しっかり作っていただいてありがとうございました。 ■観客が見守る中、にぎやかにフォトセッションが行われました。 MC最後に登壇者を代表して、竹内さんご挨拶をお願いいたします。 竹内さん今日は寒い中、イベントにお越しいただき本当にありがとうございました。「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」ついに公開です。僕らがやってきたのは、ゾンビサバイバルではありません。最大級の愛の物語です。愛に溢れた壮大なラブストーリーをぜひ! 劇場で観てください! お願いします! ■竹内さんの「きみセカ FINAL!」という掛け声を合図に、銀テープが飛び出し華やかにイベントが幕を閉じました。【完成披露舞台挨拶】竹内さんこの作品は約四年続いてきました。まさか大きなスクリーンで皆さんのもとに届けられるとは思っていなかったので、心からうれしいです。感動しています。撮影のエピソードや裏話など、愛に溢れた本作が皆さんに伝わるようにお話できればと思います。短い時間ではありますが、一緒に盛り上がっていきましょう。高橋さん今日、やっと皆さんに届くということで、本作を観て、すごく熱い気持ちになって、大切な人や、自分が守るべき人を、より大切に思ってもらえたらうれしく思います。ぜひ楽しんでいってください。 堀田さん「きみセカ」の集大成でもある劇場版に参加することができて、本当にうれしく思います。皆さんのアクションがとてもカッコ良いのはもちろんなんですが、愛やそれぞれの正義が絡み合った人間力の高い作品になっていると思います。今日は皆さんに作品をご覧いただけることが、すごくうれしいです。 板垣さん本日は一足先に皆さんに本作を観ていただけるということで、キャスト、スタッフが一丸となって作った愛と、そして作品の中でそれぞれのキャラクターが追い求める愛を、ぜひ皆さんに感じて、受け取っていただけたらうれしいなと思います。 窪塚さん本日は皆さんと共に、同じ時間を過ごせることを心から楽しみにしてまいりました。「今日ここに来てよかった」と心の底から思えるような完成披露舞台挨拶になるよう、全力で努めます。 MC窪塚さん、ガチガチじゃないですか! (登壇者の皆さん&会場:笑) 高橋さんさっき緊張するって言っていたもんね。結婚式に来たみたいだって。さっき「お招きいただきまして」って言っていたもんね。(登壇者の皆さん&会場:笑) 窪塚さんありがとうございます(笑)。 橘さん長く続いた「きみセカ」シリーズの集大成ということで、皆さんに楽しんでいただけたらうれしいです。 黒羽さん短い時間ではありますが、先ほどの(ゴーレムアライバルイベントのような)寒い外ではなく、温かい場所で、熱いキャストと一緒に盛り上がる話ができたらと思います。 須賀さん僕はSeason3から参加して、涼真くんと一緒に旅をしました。疑似的ではあったんですが、僕、須賀健太自身は(竹内さんを見つめながら)仲間のような気持ちを持って…。 竹内さん(須賀さんをいじるように)はい? 何でしょう。(登壇者の皆さん&会場:笑) 須賀さん須賀健太自身は仲間のつもりでいましたが、今回はシンジ役として響と敵対する役柄になります。 竹内さん(またまたいじるように)役名は何でしたっけ? 須賀さん首藤シンジです。この名前を気に入っているの、涼真くんだけだから! (登壇者の皆さん:笑) 今回は涼真くんの敵役として参加できたことを、本当にうれしく思っています。大きなスクリーンで今から皆さんに観ていただけるのが本当にうれしいです。 吉田さん人気シリーズで、たくさんのファンの方が楽しみにしていらっしゃる作品の「FINAL」に参加できて、非常に光栄です。若いイケメンの方々の中に、多少の違和感はございますけれども(登壇者の皆さん&会場:笑)、その辺も温かい目で見守っていただければと思います。 菅原監督Season1の撮影から四年。なかなかこんなに時間をかけて作る作品はなかったので「FINAL」として華々しい舞台で皆さんにご覧いただくことができて、本当に感無量です。今日は楽しんでいってください。 竹内さんちなみに、身長は何センチでしたっけ。 菅原監督190センチです。 竹内さん(拍手をしながら)おおー! 須賀さんそれは何の情報なの(笑)。 MC間宮響の物語が完結を迎えます。約四年間、シリーズを通じて響を演じ続けた竹内さん。感想を教えてください。 竹内さん今監督がおっしゃったように、四年間も同じ作品に携われるのは、日本だとなかなか珍しいことですよね。そんなに簡単に実現することではないです。まずSeason1から、Season2、3、その間にスペシャルがあって、Season4、そして本作の劇場版になります。僕自身この作品と共に人間的にも、お芝居、現場の技術もレベルアップしていったという実感があります。「きみセカ」チームのプロデューサー、監督、撮影チームに感謝したいです。僕は本作を二回観たんですが、すごく愛にあふれています。ゾンビやサバイバルという点は分かりやすく、インパクトも大きいので、そこが先行しがちですが、僕らはSeason1の時に「サバイバル・ラブストーリーをやろう」と言って始めました。そこをもう一回、皆さんに伝えたいと思っています。 MC手応えはいかがでしょうか。 竹内さん手応えは、本作を皆さんに観てもらってからじゃないですか? 僕はあまり普段エゴサーチをしないので、マネージャーに(エゴサを)してもらって後ほど感想を聞きたいと思います。 MCぜひ皆さん、「#きみセカ」で感想をお願いします。 竹内さん覚えておいてください(笑)。 MCではキャストの皆さんに、ご自身が思う本作の印象的なシーンや、現場の雰囲気などをお聞かせいただきたいと思います。 高橋さんドーム型の場所で、響と対峙したシーンがあるんですが、全身、埃や砂まみれになってアクションをやりました。「なるべく力を抜かないようにやろう」と涼真さんが言ってくださって、僕も本当に「うーん!」と全力でやっているので、ぜひ映像からあふれ出るアクションの迫力を楽しんでもらいたいと思っています。 MC現場の雰囲気は、いかがでしたか? 高橋さん元気です、ここにいらっしゃる人、全員。(登壇者の皆さん:笑) 「行くぞ!」という雰囲気もありつつ、本番になるとギュッと締まって、元気があふれている現場でした。 竹内さんすごく相性が良かったんだと思います。キャスティングのセンスが抜群だった。本作の本編最初から勢いがすごいです。(高橋さんとは)「初めまして」でしたが、初日から良い雰囲気でバチバチにぶつかり合っていました。 堀田さん私は研究のタワーの中にいることが多かったんですが、その中で印象的なシーンがありました。幼馴染みの大和からもらったプレゼントを、研究タワーでも大切に持っているんですが、(須賀さんの方を手で示しながら)あちらにいらっしゃる首藤チーフに奪われるというシーンがとても印象的です。 竹内さん最悪だよね! (登壇者の皆さん&会場:笑) 須賀さん役! そういう役なの! 竹内さんいやらしい男! (登壇者の皆さん&会場:笑) 須賀さんそういう役だから! (登壇者の皆さん&会場:笑) 竹内さん役なの? だったら「役です」って言っておいた方が良いよ。 須賀さん劇中でやる僕の所業は全部、役だから。よろしくお願いします。(登壇者の皆さん&会場:笑) 堀田さん少しトラウマになるような、良いシーンでした(笑)。 MC実際にご覧になったゴーレムの印象は、いかがですか? 堀田さん撮影の裏側では、ゴーレムの皆さんも朝ごはんを食べていたり、「入り時間は早かったですか?」とか結構お話もしていたので、怖くはなかったです(笑)。しかも響さんの子供であるミライちゃんも全然怖がっていなかったので、すごいなと思いました。 MC高橋さんとのシーンの際には、現場でコミュニケーションを取られたりしたのでしょうか。 堀田さんなかなかお会いできなかったんですよ。その中で印象的なのは、300人ぐらいのエキストラの皆さんとご一緒したシーンですね。 高橋さん(うなずきながら)序盤のね。 堀田さんはい、序盤の。街を封鎖して撮ったシーンがあるので、そこは「きみセカ」の世界にいるんだなとすごく感じました。 板垣さん先ほど文哉くんも話していましたが、埃や砂がすごい場所など、ディストピア感のある場所がロケ地となると、電波が入らないところも多かったです。待機中に携帯が使えなかったりしたんですが、自然とキャスト同士で会話することも多くなりました。修学旅行の夜に携帯を没収されているみたいな感じでした(笑)。そういったことで絆みたいなものも、すごく深まったんじゃないかと思います。そういえば、ちょっと薄暗いロケ地があったんですが、そこで涼真さんが怖い話をしてくれました。 竹内さん(怖い話など)そういうものも、ちょっと隠し持っています。(登壇者の皆さん&会場:笑) 板垣さん場所の雰囲気とも相まって、その話は怖かったです。その夜、一人でトイレに行くのがちょっと怖かったくらいです。(登壇者の皆さん&会場:笑) 竹内さん怖いでしょう。 高橋さん(竹内さんの顔を見て)自信満々の顔(笑)。 竹内さん本気でやりました。(登壇者の皆さん&会場:笑) 窪塚さんずっと「良いなぁ」と思っていたアクションシーンがありました。自分が演じた藤丸礼司という役は、他の男性キャストの皆さんと違って、ちょっとビビりなので、あまり戦うシーンがなかったんです。でも、戦うシーンで一緒にいることもあり、竹内さんや高橋さんの後ろに隠れている…というシーンがあったんです。カメラでは見られない、皆さんが戦っている背中。「僕だけしか見られないんだろうな」というアクションシーンでの皆さんの後ろ姿がものすごくカッコ良かったので、自分もいつか戦える役をいただきたいと思いました。竹内さんそういうことを言うと、シリーズが続いちゃうよ。始まると思うよ。大丈夫ですか? (登壇者の皆さん&会場:笑) 窪塚さんぜひ! (深々とお辞儀しながら)待っています。 橘さん僕は、響を連れてくるシーンがありました。 台本には「連れてくる」と書いてあっただけなんですが、涼真さんが「僕のこと、思い切り蹴って良いよ」と言ってくださいました。何回か蹴ったんですが、涼真さんに「まだ弱い!」「もっと蹴っていいよ!」と言われて、“何回も先輩を蹴った”というエピソードが、すごく印象に残っています。 MC竹内さんとはど
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『すずめの戸締まり』あしなが育英会との貸切上映会開催!一般財団法人あしなが育英会東宝グループは、サステナビリティの基本方針に基づき、子どもたちに映画・演劇の原体験を提供することを目標に掲げています。 その取り組みの一環として、2023年より国内外の遺児を支援する一般財団法人あしなが育英会と連携し、所属する奨学生の皆さまを映画のイベント上映会や演劇公演に継続的にご招待しています。 11月には初めてとなる貸切での上映会を開催しました。あしなが育英会のACジャパン広告に、幼い頃に震災で親を亡くした主人公の「すずめ」が起用されていることを受けて、この上映会では『すずめの戸締まり』を上映しました。また、東京と大阪で合わせて小学生から大学生までの約200名の奨学生にご参加いただきました。 映画館ならではの大画面と迫力ある音響の中、家族や仲間たちと一緒にポップコーンを楽しみながら、心に残る映画体験を満喫していただきました。 今後も東宝グループは、このような取り組みを通じて子どもたちに原体験の機会を提供し、エンタテインメント文化に触れる喜びを知っていただけるよう努めてまいります。大阪:2024年11月3日(日)〈TOHOシネマズ 梅田〉 東京:2024年11月16日(土)〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ・開催団体:東宝、一般財団法人あしなが育英会 ・上映作品:『すずめの戸締まり』(2022年)【イベント概要】大阪会場〈TOHOシネマズ 梅田〉上映中の様子・2023年 映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』ジャパンプレミア〈TOHOシネマズ 日比谷〉 舞台『千と千尋の神隠し』公演〈御園座〉 映画『ゴジラ-1.0』初日舞台挨拶〈TOHOシネマズ 日比谷〉 『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』初日舞台挨拶〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ・2024年 『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』公開記念舞台挨拶〈TOHOシネマズ 六本木ヒルズ〉 『僕のヒーローアカデミア THE ユアネクスト』公開記念舞台挨拶〈TOHOシネマズ 日比谷〉=過去の開催実績=
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「ゴジラ-1.0」大ヒット御礼白黒舞台挨拶「ゴジラ-1.0/C」公式サイト昨年11月3日に公開され、日本のみならず、北米をはじめ世界中で大ヒットを記録している「ゴジラ-1.0」のモノクロ版となる「ゴジラ-1.0/C」が1月12日に公開されました。これを記念して同日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて、大ヒット御礼白黒舞台挨拶が開催され、神木隆之介さん、浜辺美波さん、佐々木蔵之介さん、山田裕貴さん、田中美央さんが登壇しました。米アカデミー賞視覚効果賞ノミネートに向けてのロビー活動で渡米中の山崎貴監督もオンラインで参加をしたこちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!大ヒット御礼白黒舞台挨拶敷島浩一役神木隆之介さん大石典子役浜辺美波さん秋津淸治役佐々木蔵之介さん水島四郎役山田裕貴さん堀田辰雄役田中美央さん神木さん皆さん、今年もよろしくお願いします。皆さんは、今本作を観られたということですが、いかがでしたでしょうか? 白黒上映ということで、一つの映画作品の上映で色を変えるってことは、なかなかないことだと思うので、新たな挑戦だと思います。そんなおめでたい初日にこうやって皆さんに来ていただけてうれしい気持ちでいっぱいです。浜辺さん皆さん明けましておめでとうございます。こんなに公開から時間が経ったのに、こうやって大ヒット御礼、モノクロ公開記念舞台挨拶でまた皆さんにお会いできる――その機会を作ってくださったのも皆さんだと思いますので、本当にうれしく思います。当時のことを思い出しながら、ここにはいないですが、山崎さんとの楽しいお話ができることを楽しみにしております。 佐々木さん公開して二カ月くらい経って、このように再び皆さんの前でご挨拶できることはうれしいです。そして、この作品に出演できたことに感謝しています。大ヒット御礼で、二度あることは三度あるということで、「大大ヒット御礼」が、もういっぺんあるかなと思っております。本日は楽しんでいってください。 山田さんレッドカーペットから初日の舞台挨拶にも登壇したんですが、感想を見ていると「あ、山田裕貴出ていたんだ?」と…(笑)。あまり僕が出ていたことが広まっていない事実を知って、「舞台挨拶に絶対に立ちたい!」と思いました(笑)。本作を観て、「あ、山田裕貴だ!出ていたんだ!」と言ってもらえたらと思います。その作品が海外に行って、ちょっとXのポストでは賞を獲り過ぎていて、何の賞か分からないくらいの賞を受賞しています。こうやって日本の作品が世界で評価されて、またそれが帰ってきた時、「あ、日本の映画って面白いんだな」と思ってもらえる。そんなムーブメントを起こす作品に携わることができて本当にうれしいなと思います。そして、今一度、僕がこの作品に出ているということを宣言していきたいと思います。田中さん皆さん、明けましておめでとうございます。「海神(わだつみ)作戦を開始する!」(※劇中の堀田艦長のセリフ)の山田でございます。 ■会場から大きな拍手! 山田さん堀田艦長(笑)! MC「衝撃に備えろ!」も言っていただいてもよろしいでしょうか? 田中さん「衝撃に備えろ!」 ■再び大きな拍手! 田中さんまさかここに立たせてもらえるとは思わなかったので、感謝でございます。私も我慢しきれず、朝10時から渋谷のTOHOシネマズでモノクロ版を観てきました。観たばかりなので、まだ興奮しておりますので、この興奮を皆さんと共有できればと思います。 MC公開から70日間で興行収入52億円、観客動員数339万人を突破しております。世界に目を向けても北米興行収入は4974万ドル――約72億円で、北米での日本実写映画のNO.1を記録し、アニメを含めても歴代二位です。また日本を除く世界興行収入は6110万ドルで約88億円を突破し、日本国内を合わせて140億円を突破しております。さらに、登壇者の皆さんの後ろには熱い感想のメッセージが寄せられています。 神木さん(後ろのパネルに書かれた観客からのコメントを見ながら)これ気になりますね。「やっぱり山崎監督には、このキャストで続編を作ってほしい」ってありますよ! 山田さんよっしゃ! 浜辺さん出られる(笑)! MC皆さんの周りでの反響や感想はいかがですか? 神木さん公開初日から、役者仲間や一緒にお仕事をしたスタッフさん、親戚、各方面から「観たよ」「二回目」「三回目」といった連絡も来ています。SNSでも毎日のように「『ゴジラ-1.0』観に行ってきた」という声を、ポストですか…? (ツイートではなく)ポストで良いんですか? 山田さん(ツイートから)ポストに変わりましたね。 神木さんまだ口が慣れていない(笑)。 山田さん慣れていないよね。僕もさっき「ポスト」って言いながら「ポストだよね?」って思っていたもん。 神木さん皆さんのご意見や感想を見ちゃうんですよね。公開して70日くらい経つけれど、毎日のように(ポストが)流れているんですが、それがうれしいんですよね。白黒版も公開されて、また違う見方になったので、白黒版を観て「こういう捉え方、表現になるんだ」という新しい感想がこれからは見られるのを楽しみにしています。 MC神木さんがエゴサをしているという…。 神木さんしていますよ。 MC浜辺さんはいかがですか? 浜辺さんたくさん反響をもらいましたね。他の作品の打ち上げをしているのに「『ゴジラ-1.0』どうだった?」「どうやって撮ったの?」とか、それくらい業界の方から話しかけられました。私の母も「もうすごく泣いた」って言っていました。私が出演する作品でも、怖いものや私がイヤな目に遭う作品は、母は観られないし、観ても「嫌だ」って言うんですが、本作は「すごく泣けて良かったし、ゴジラも怖かった」と言っていました。私の予想をはるかに超える反応をしていて、すごくうれしかったです。「母にも届くんだ」という驚きがありました。佐々木さん僕もいっぱい…業界も友だちも家族もいっぱい観てくれています。しかも、一回じゃなく二回、三回と観てくれているんですね。「ゴジラ-1.0」を初めて観て「あんなに怖いって知らなかった」「海を泳ぐって知らなかった」とか言っていました。「すごく怖かった」と言っていた人が、次は4DXで観て「メッチャ面白かった!メッチャ楽しかった」って言っていて、「そんなに変わる?」って…(笑)。いろんな見方があるんだなって思いました。この白黒でまた違う見方になるだろうと楽しみです。山田さん僕の周りも「こういう人まで観てくれているんだ」っていう感じです。わざわざ「『ゴジラ-1.0』観たよ」と声をかけてくれる俳優さんもいました。歴史ある作品なので、「ゴジラ」はちょっと昔のものだと思う感覚もあると思いますが、いつもお世話になっているメイクさんが、お子さんと一緒に家族で観に行って、本作にハマったそうです。今日の会場の真ん中にもいらっしゃいますが、ああやってフィギュアを持って、誕生日プレゼントに「ゴジラのフィギュアがほしい」「キングギドラがほしい」と言っていたみたいです。巡り巡って新たに子どもたちに素敵なものを芽生えさせているんだと思うと、だからこうやってたくさん愛されるんだなと感じました。 田中さん僕も周りの友だちが一回のみならず二回、三回、お子さんや友だちを連れて観に行ってくれています。会場にも「13回観ました」という方がいらっしゃいますが、モノクロを入れて僕は15回観ています。勝っちゃいました(笑)!MC劇場で(堀田艦長だと)気づかれているという話でしたが…? 田中さんいや、一度も声はかけていただいていないです。 MCでも、目撃情報が結構ありますけれど…。 田中さん日比谷のゴジラ像の前にぽつんと座っているんで、いつでも声かけてください。 MCそんなにたくさん観ても見飽きないですか? 田中さん飽きないです。大好きです。 MC山崎監督は今はアメリカにいらっしゃり、本日は欠席されています。本作がアカデミー賞視覚効果賞へのノミネートに王手をかけているということで、アカデミー賞に向けてのロビー活動の一環で渡米されています。本日は渡米中の監督とリモートでつながっておりますので、神木さん、監督をお呼びいただけますか? 神木さんじゃあ、良いですか?「世界の貴(タカシ)!」 山田さん貴(タカシ)~! ■ハリウッドの丘を背景に設定した山崎監督がスクリーンに登場!神木さんそこって、ホテルでしょ(笑)? 山崎監督夜中の二時のホテルです。背景だけうさん臭いハリウッドに…(笑)。 山田さんこれ、視覚効果としては良くないですね(笑)。 山崎監督バレバレだね。東京にいるのにハリウッドにいるフリをしている人みたいになっています(苦笑)。神木さん何時ですか? 山崎監督夜中の二時です。辛いです(苦笑)。 神木さんそちらでは何をしているんですか? 山崎監督いろいろやっていますよ。現地の取材を受けたり、あと超巨匠の監督たちに会っています。 神木さんえぇっ? ちなみに「超巨匠」というのは…? 山崎監督言えない、言えない! 言えないくらいの巨匠たちに会っていますね。 山田さん言えないくらい? 巨匠って言っちゃダメなの? 山崎監督なんか、まだ言っちゃダメみたい。 神木さんヒントは? 山崎監督本当に上から数えるような人たちです。「タカシに会いたいんだよ」って連絡があって、何人も会っています。あとはノミネートに向けたプレゼンテーションもあるので、それのリハーサルがあって、これから本番です。 浜辺さんこれから本番? 山崎監督明後日ですかね。あとはクリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)という大事な賞の「外国語映画賞」にもノミネートされているので、その授賞式にも行きます。まだ決まるかどうかは分かりません。もう大変! 訳が分かりません(苦笑)。 浜辺さんたしかにいつもより声も低いですよね。いつも「ゴジラ-1.0」の舞台挨拶にはお人形さんを持って来てくれるんですが…。 山田さん二時ですからね。 神木さん昼間にずっとしゃべられて、疲れちゃっていますよね。 山崎監督昼間ずっといろいろやってからの二時ですよ。 神木さんちなみに、監督にはこの(キャスト陣が使っている)マイクを使わないと声が聞こえないんですか? 山崎監督そうなんです。だから、会場の皆さんが拍手をしているかどうか全然分からないんです。 ■会場からは拍手と「貴(タカシ)!」コールがわき起こる。神木さん聞こえました? 山崎監督聞こえました。ありがとうございます。でも、ものすごく呼び捨てされているのが、うれしいけれど切ない気持ちです。 山田さん愛されているんですよ! そこは気にするんですね(笑)。 山崎監督大丈夫です(笑)。皆さんありがとう! MCせっかくこうして山崎監督とリモートでつないだので、白黒上映が始まりましたし、ここで監督に聞いておきたいこと、白黒ハッキリさせておきたいことを皆さんから尋ねていただければと思います。 神木さん僕、よく「世界の貴(タカシ)」と呼ぶじゃないですか? あれってイヤですか(笑)?山崎監督イヤだよ! 神木さんじゃあ、これからも呼びますね! 山崎監督いやいや。 MC普段から呼んでいらっしゃるんですね? 山崎監督ちゃんと「世界の」を付けるからね…。 神木さんそこは付けなきゃいけないなと。 MCアカデミー賞を獲ったら本当に「世界の貴(タカシ)」ですからね。 山崎監督何だか安っぽいな…(苦笑)。ただのパチモンみたいになっている(笑)。 MC浜辺さんはいかがですか? 浜辺さん白黒つけておきたいこと…? 監督が今までのシリーズの中で一番好きな怪獣は何ですか? 山崎監督ゴジラですよ。 浜辺さん二番目! 山崎監督二番目? キングギドラですね。僕の地元の松本を初めて襲った怪獣なんです。もしかしたらゴジラより好きかもしれない怪獣です。 MC「続編を」という熱がすごくありますが、いかがですか? ■会場から拍手が! 神木さん世界の貴(タカシ)! 浜辺さん貴(タカシ)~! 山崎監督知りません(苦笑)。でも、続編作りたいですよね。みんなで東宝に言いましょう。でも、どう作るんでしょうね。 MCキャストの皆さんはそのまま続投で? 山崎監督「スケジュールがどうの…」とか言わないでしょうね? 佐々木さんMr.タカシ・ヤマザキに聞きたいんですが、監督の取材とかをいろいろ見ていた中で、一番心に残ったのが「映画館に来ていただける作品を作りたい」「コロナを経て、みんなに映画館に来てほしい」ということでした。本作は、エンタメで間口を広く、そしてこれまでの「ゴジラ」に敬意を払って作られたと思います。本当にプロデューサー的な思考を持ちつつ、有言実行で、日本のみならず世界でもお客さんが入っていますが、「ここは自分が思い描いた予想以上にうまくいった」という部分と、「ここはうまくいかなかった」部分を言える範囲で教えていただけますか? 山崎監督そうですね、今の状況は、世界展開も含めて夢のようですが、すごくドメスティックな物語だったのに、世界の人が反応してくれたのは完全に予想外ですね。国内で頑張ろうと思っていたものが、海外でもものすごくたくさんの人に観ていただけて、本当に予想外でうれしいです。うまくいかなかったことは……ないです! うまくいきすぎて、今アメリカに来ていることも含めて「夢じゃないか」って思います。こんなことは滅多にないので、しっかりと味わいたいと思っています。 MC山田さんはいかがですか? 山田さん満足しちゃったな、もう…何だろう? たくさんの人に愛される作品になったのは、どこが決め手でしょうか? 山崎監督今日、とある監督に会ったんですが「みんなの演技が素晴らしい」と言っていました。「ものすごく伝わってくる」と言っていたんで、そういうことじゃないですか? 皆さんのお芝居が言葉の壁を超えて伝わったんですよ。それが大きかったと思います! 田中さんいろんなお客さんの意見を聞いている中で「『ゴジラ』映画で初めて泣いた」という方が多いです。監督ご自身が編集などをされている中で、涙があふれてくるようなことはありましたか? 山崎監督作っている最中に何回も観るので、涙まではいかないですが、何回も観ているのにグッとくる瞬間はあります。それは本物なんじゃないかと思います。 田中さん僕は何回観ても泣けます! MCせっかくですから監督からキャストの皆さんに聞いておきたいことはありますか? 山崎監督せっかく「新生丸」メンバーが来てくれているので聞きたいんですが、また海に行きます? ■神木さん、佐々木さん、山田さんは苦笑を浮かべつつ無言で、目をそらす。浜辺さん(神木さんらの様子に)そんなに辛かったんだ(笑)? MC誰も即答しないですね。 神木さんたしかに迫力はあったよね? 山田さん確実に迫力はありました。 佐々木さんあったね(笑)。 神木さんリアルな揺れで、本当に命を懸けて、僕らは見えないゴジラと戦い…フルスロットルで進んでいく船の最後尾で戦ったりしたじゃないですか? でも…どうなんでしょうね(苦笑)? スタジオで撮ったらどういう風になるのか? 山田さん比較したいよね(笑)。だって視覚効果がすご過ぎるんだもん! 神木さん取材でも「え?あの海のシーンスタジオでしょ?」とおっしゃる方もいましたからね。CGがすご過ぎるんですよ。「いやいや、ちゃんと海に出ていますよ」と言っておきました。 山田さんリアルな海での撮影が認められちゃっているからね…「視覚効果がすごい」って。 神木さんどうなんでしょう?…スタジオで揺れても…。 山田さんカメラさんも揺れていましたが…。 神木さんそのスタジオ撮影での揺れと、海の揺れとではどっちが酔うんだろうね? 山田さん僕らもう、酔う話しかしていない(笑)。 佐々木さんだって、僕は取材でも言ったもん。「涙も、汗も、鼻水も、違うものも出していました」って(笑)。僕らだけでなくスタッフさんもね。 山田さん監督もね。 佐々木さん監督自身が行きたいのか行きたくないのかをはっきりさせた方が…(笑)。 山崎監督僕は出してはいないですよ(笑)。我慢していました。 田中さん僕は一番海に行かなアカンのに、全部スタジオでした(笑)。 神木さん臨場感はね、気持ち良かったですけれどね。楽しかったですし。 佐々木さんあれでチームが結束したのはありましたよね。 山田さんまた行きましょうよ(笑)。 浜辺さんいってらっしゃ~い(笑)! 山崎監督典子だって行く可能性はあるよね? 浜辺さん行かないですよ! 山田さんまた、電車で良いんじゃないですか? 浜辺さん次に典子がいるかも分からないんですから! 神木さん電車! 電車! 浜辺さん電車もないです(笑)! 山田さん(典子の)最後に反応した細胞がゴジラを探すカギになるかもしれないから、一緒に海に…って(笑)。 浜辺さんイヤだ、イヤだ! そんなおとりみたいに使わないでくださいよ。エサ(笑)? MCそろそろお時間になりますので、神木さんからメッセージをお願いします。 神木さんこうやって長きにわたって、皆さんにゴジラという存在、本作を愛してくださり、本当にありがとうございます。今日から白黒版もさらに愛していただければと思っております。そして、せっかくなので監督からも皆さんに一言お願いします。 山崎監督モノクロもすごく怖いので、ぜひ観ていただきたいです。世界の方たちがすごく喜んでくださっているので、日本の皆さんにもまた何度も観て、しっかり楽しんでいただきたいと思っています。本当にずっと「ゴジラ」を応援してくださってありがとうございます。よろしくお願います。
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