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「ゴジラ-1.0」大ヒット御礼白黒舞台挨拶「ゴジラ-1.0/C」公式サイト昨年11月3日に公開され、日本のみならず、北米をはじめ世界中で大ヒットを記録している「ゴジラ-1.0」のモノクロ版となる「ゴジラ-1.0/C」が1月12日に公開されました。これを記念して同日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて、大ヒット御礼白黒舞台挨拶が開催され、神木隆之介さん、浜辺美波さん、佐々木蔵之介さん、山田裕貴さん、田中美央さんが登壇しました。米アカデミー賞視覚効果賞ノミネートに向けてのロビー活動で渡米中の山崎貴監督もオンラインで参加をしたこちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!大ヒット御礼白黒舞台挨拶敷島浩一役神木隆之介さん大石典子役浜辺美波さん秋津淸治役佐々木蔵之介さん水島四郎役山田裕貴さん堀田辰雄役田中美央さん神木さん皆さん、今年もよろしくお願いします。皆さんは、今本作を観られたということですが、いかがでしたでしょうか? 白黒上映ということで、一つの映画作品の上映で色を変えるってことは、なかなかないことだと思うので、新たな挑戦だと思います。そんなおめでたい初日にこうやって皆さんに来ていただけてうれしい気持ちでいっぱいです。浜辺さん皆さん明けましておめでとうございます。こんなに公開から時間が経ったのに、こうやって大ヒット御礼、モノクロ公開記念舞台挨拶でまた皆さんにお会いできる――その機会を作ってくださったのも皆さんだと思いますので、本当にうれしく思います。当時のことを思い出しながら、ここにはいないですが、山崎さんとの楽しいお話ができることを楽しみにしております。 佐々木さん公開して二カ月くらい経って、このように再び皆さんの前でご挨拶できることはうれしいです。そして、この作品に出演できたことに感謝しています。大ヒット御礼で、二度あることは三度あるということで、「大大ヒット御礼」が、もういっぺんあるかなと思っております。本日は楽しんでいってください。 山田さんレッドカーペットから初日の舞台挨拶にも登壇したんですが、感想を見ていると「あ、山田裕貴出ていたんだ?」と…(笑)。あまり僕が出ていたことが広まっていない事実を知って、「舞台挨拶に絶対に立ちたい!」と思いました(笑)。本作を観て、「あ、山田裕貴だ!出ていたんだ!」と言ってもらえたらと思います。その作品が海外に行って、ちょっとXのポストでは賞を獲り過ぎていて、何の賞か分からないくらいの賞を受賞しています。こうやって日本の作品が世界で評価されて、またそれが帰ってきた時、「あ、日本の映画って面白いんだな」と思ってもらえる。そんなムーブメントを起こす作品に携わることができて本当にうれしいなと思います。そして、今一度、僕がこの作品に出ているということを宣言していきたいと思います。田中さん皆さん、明けましておめでとうございます。「海神(わだつみ)作戦を開始する!」(※劇中の堀田艦長のセリフ)の山田でございます。 ■会場から大きな拍手! 山田さん堀田艦長(笑)! MC「衝撃に備えろ!」も言っていただいてもよろしいでしょうか? 田中さん「衝撃に備えろ!」 ■再び大きな拍手! 田中さんまさかここに立たせてもらえるとは思わなかったので、感謝でございます。私も我慢しきれず、朝10時から渋谷のTOHOシネマズでモノクロ版を観てきました。観たばかりなので、まだ興奮しておりますので、この興奮を皆さんと共有できればと思います。 MC公開から70日間で興行収入52億円、観客動員数339万人を突破しております。世界に目を向けても北米興行収入は4974万ドル――約72億円で、北米での日本実写映画のNO.1を記録し、アニメを含めても歴代二位です。また日本を除く世界興行収入は6110万ドルで約88億円を突破し、日本国内を合わせて140億円を突破しております。さらに、登壇者の皆さんの後ろには熱い感想のメッセージが寄せられています。 神木さん(後ろのパネルに書かれた観客からのコメントを見ながら)これ気になりますね。「やっぱり山崎監督には、このキャストで続編を作ってほしい」ってありますよ! 山田さんよっしゃ! 浜辺さん出られる(笑)! MC皆さんの周りでの反響や感想はいかがですか? 神木さん公開初日から、役者仲間や一緒にお仕事をしたスタッフさん、親戚、各方面から「観たよ」「二回目」「三回目」といった連絡も来ています。SNSでも毎日のように「『ゴジラ-1.0』観に行ってきた」という声を、ポストですか…? (ツイートではなく)ポストで良いんですか? 山田さん(ツイートから)ポストに変わりましたね。 神木さんまだ口が慣れていない(笑)。 山田さん慣れていないよね。僕もさっき「ポスト」って言いながら「ポストだよね?」って思っていたもん。 神木さん皆さんのご意見や感想を見ちゃうんですよね。公開して70日くらい経つけれど、毎日のように(ポストが)流れているんですが、それがうれしいんですよね。白黒版も公開されて、また違う見方になったので、白黒版を観て「こういう捉え方、表現になるんだ」という新しい感想がこれからは見られるのを楽しみにしています。 MC神木さんがエゴサをしているという…。 神木さんしていますよ。 MC浜辺さんはいかがですか? 浜辺さんたくさん反響をもらいましたね。他の作品の打ち上げをしているのに「『ゴジラ-1.0』どうだった?」「どうやって撮ったの?」とか、それくらい業界の方から話しかけられました。私の母も「もうすごく泣いた」って言っていました。私が出演する作品でも、怖いものや私がイヤな目に遭う作品は、母は観られないし、観ても「嫌だ」って言うんですが、本作は「すごく泣けて良かったし、ゴジラも怖かった」と言っていました。私の予想をはるかに超える反応をしていて、すごくうれしかったです。「母にも届くんだ」という驚きがありました。佐々木さん僕もいっぱい…業界も友だちも家族もいっぱい観てくれています。しかも、一回じゃなく二回、三回と観てくれているんですね。「ゴジラ-1.0」を初めて観て「あんなに怖いって知らなかった」「海を泳ぐって知らなかった」とか言っていました。「すごく怖かった」と言っていた人が、次は4DXで観て「メッチャ面白かった!メッチャ楽しかった」って言っていて、「そんなに変わる?」って…(笑)。いろんな見方があるんだなって思いました。この白黒でまた違う見方になるだろうと楽しみです。山田さん僕の周りも「こういう人まで観てくれているんだ」っていう感じです。わざわざ「『ゴジラ-1.0』観たよ」と声をかけてくれる俳優さんもいました。歴史ある作品なので、「ゴジラ」はちょっと昔のものだと思う感覚もあると思いますが、いつもお世話になっているメイクさんが、お子さんと一緒に家族で観に行って、本作にハマったそうです。今日の会場の真ん中にもいらっしゃいますが、ああやってフィギュアを持って、誕生日プレゼントに「ゴジラのフィギュアがほしい」「キングギドラがほしい」と言っていたみたいです。巡り巡って新たに子どもたちに素敵なものを芽生えさせているんだと思うと、だからこうやってたくさん愛されるんだなと感じました。 田中さん僕も周りの友だちが一回のみならず二回、三回、お子さんや友だちを連れて観に行ってくれています。会場にも「13回観ました」という方がいらっしゃいますが、モノクロを入れて僕は15回観ています。勝っちゃいました(笑)!MC劇場で(堀田艦長だと)気づかれているという話でしたが…? 田中さんいや、一度も声はかけていただいていないです。 MCでも、目撃情報が結構ありますけれど…。 田中さん日比谷のゴジラ像の前にぽつんと座っているんで、いつでも声かけてください。 MCそんなにたくさん観ても見飽きないですか? 田中さん飽きないです。大好きです。 MC山崎監督は今はアメリカにいらっしゃり、本日は欠席されています。本作がアカデミー賞視覚効果賞へのノミネートに王手をかけているということで、アカデミー賞に向けてのロビー活動の一環で渡米されています。本日は渡米中の監督とリモートでつながっておりますので、神木さん、監督をお呼びいただけますか? 神木さんじゃあ、良いですか?「世界の貴(タカシ)!」 山田さん貴(タカシ)~! ■ハリウッドの丘を背景に設定した山崎監督がスクリーンに登場!神木さんそこって、ホテルでしょ(笑)? 山崎監督夜中の二時のホテルです。背景だけうさん臭いハリウッドに…(笑)。 山田さんこれ、視覚効果としては良くないですね(笑)。 山崎監督バレバレだね。東京にいるのにハリウッドにいるフリをしている人みたいになっています(苦笑)。神木さん何時ですか? 山崎監督夜中の二時です。辛いです(苦笑)。 神木さんそちらでは何をしているんですか? 山崎監督いろいろやっていますよ。現地の取材を受けたり、あと超巨匠の監督たちに会っています。 神木さんえぇっ? ちなみに「超巨匠」というのは…? 山崎監督言えない、言えない! 言えないくらいの巨匠たちに会っていますね。 山田さん言えないくらい? 巨匠って言っちゃダメなの? 山崎監督なんか、まだ言っちゃダメみたい。 神木さんヒントは? 山崎監督本当に上から数えるような人たちです。「タカシに会いたいんだよ」って連絡があって、何人も会っています。あとはノミネートに向けたプレゼンテーションもあるので、それのリハーサルがあって、これから本番です。 浜辺さんこれから本番? 山崎監督明後日ですかね。あとはクリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)という大事な賞の「外国語映画賞」にもノミネートされているので、その授賞式にも行きます。まだ決まるかどうかは分かりません。もう大変! 訳が分かりません(苦笑)。 浜辺さんたしかにいつもより声も低いですよね。いつも「ゴジラ-1.0」の舞台挨拶にはお人形さんを持って来てくれるんですが…。 山田さん二時ですからね。 神木さん昼間にずっとしゃべられて、疲れちゃっていますよね。 山崎監督昼間ずっといろいろやってからの二時ですよ。 神木さんちなみに、監督にはこの(キャスト陣が使っている)マイクを使わないと声が聞こえないんですか? 山崎監督そうなんです。だから、会場の皆さんが拍手をしているかどうか全然分からないんです。 ■会場からは拍手と「貴(タカシ)!」コールがわき起こる。神木さん聞こえました? 山崎監督聞こえました。ありがとうございます。でも、ものすごく呼び捨てされているのが、うれしいけれど切ない気持ちです。 山田さん愛されているんですよ! そこは気にするんですね(笑)。 山崎監督大丈夫です(笑)。皆さんありがとう! MCせっかくこうして山崎監督とリモートでつないだので、白黒上映が始まりましたし、ここで監督に聞いておきたいこと、白黒ハッキリさせておきたいことを皆さんから尋ねていただければと思います。 神木さん僕、よく「世界の貴(タカシ)」と呼ぶじゃないですか? あれってイヤですか(笑)?山崎監督イヤだよ! 神木さんじゃあ、これからも呼びますね! 山崎監督いやいや。 MC普段から呼んでいらっしゃるんですね? 山崎監督ちゃんと「世界の」を付けるからね…。 神木さんそこは付けなきゃいけないなと。 MCアカデミー賞を獲ったら本当に「世界の貴(タカシ)」ですからね。 山崎監督何だか安っぽいな…(苦笑)。ただのパチモンみたいになっている(笑)。 MC浜辺さんはいかがですか? 浜辺さん白黒つけておきたいこと…? 監督が今までのシリーズの中で一番好きな怪獣は何ですか? 山崎監督ゴジラですよ。 浜辺さん二番目! 山崎監督二番目? キングギドラですね。僕の地元の松本を初めて襲った怪獣なんです。もしかしたらゴジラより好きかもしれない怪獣です。 MC「続編を」という熱がすごくありますが、いかがですか? ■会場から拍手が! 神木さん世界の貴(タカシ)! 浜辺さん貴(タカシ)~! 山崎監督知りません(苦笑)。でも、続編作りたいですよね。みんなで東宝に言いましょう。でも、どう作るんでしょうね。 MCキャストの皆さんはそのまま続投で? 山崎監督「スケジュールがどうの…」とか言わないでしょうね? 佐々木さんMr.タカシ・ヤマザキに聞きたいんですが、監督の取材とかをいろいろ見ていた中で、一番心に残ったのが「映画館に来ていただける作品を作りたい」「コロナを経て、みんなに映画館に来てほしい」ということでした。本作は、エンタメで間口を広く、そしてこれまでの「ゴジラ」に敬意を払って作られたと思います。本当にプロデューサー的な思考を持ちつつ、有言実行で、日本のみならず世界でもお客さんが入っていますが、「ここは自分が思い描いた予想以上にうまくいった」という部分と、「ここはうまくいかなかった」部分を言える範囲で教えていただけますか? 山崎監督そうですね、今の状況は、世界展開も含めて夢のようですが、すごくドメスティックな物語だったのに、世界の人が反応してくれたのは完全に予想外ですね。国内で頑張ろうと思っていたものが、海外でもものすごくたくさんの人に観ていただけて、本当に予想外でうれしいです。うまくいかなかったことは……ないです! うまくいきすぎて、今アメリカに来ていることも含めて「夢じゃないか」って思います。こんなことは滅多にないので、しっかりと味わいたいと思っています。 MC山田さんはいかがですか? 山田さん満足しちゃったな、もう…何だろう? たくさんの人に愛される作品になったのは、どこが決め手でしょうか? 山崎監督今日、とある監督に会ったんですが「みんなの演技が素晴らしい」と言っていました。「ものすごく伝わってくる」と言っていたんで、そういうことじゃないですか? 皆さんのお芝居が言葉の壁を超えて伝わったんですよ。それが大きかったと思います! 田中さんいろんなお客さんの意見を聞いている中で「『ゴジラ』映画で初めて泣いた」という方が多いです。監督ご自身が編集などをされている中で、涙があふれてくるようなことはありましたか? 山崎監督作っている最中に何回も観るので、涙まではいかないですが、何回も観ているのにグッとくる瞬間はあります。それは本物なんじゃないかと思います。 田中さん僕は何回観ても泣けます! MCせっかくですから監督からキャストの皆さんに聞いておきたいことはありますか? 山崎監督せっかく「新生丸」メンバーが来てくれているので聞きたいんですが、また海に行きます? ■神木さん、佐々木さん、山田さんは苦笑を浮かべつつ無言で、目をそらす。浜辺さん(神木さんらの様子に)そんなに辛かったんだ(笑)? MC誰も即答しないですね。 神木さんたしかに迫力はあったよね? 山田さん確実に迫力はありました。 佐々木さんあったね(笑)。 神木さんリアルな揺れで、本当に命を懸けて、僕らは見えないゴジラと戦い…フルスロットルで進んでいく船の最後尾で戦ったりしたじゃないですか? でも…どうなんでしょうね(苦笑)? スタジオで撮ったらどういう風になるのか? 山田さん比較したいよね(笑)。だって視覚効果がすご過ぎるんだもん! 神木さん取材でも「え?あの海のシーンスタジオでしょ?」とおっしゃる方もいましたからね。CGがすご過ぎるんですよ。「いやいや、ちゃんと海に出ていますよ」と言っておきました。 山田さんリアルな海での撮影が認められちゃっているからね…「視覚効果がすごい」って。 神木さんどうなんでしょう?…スタジオで揺れても…。 山田さんカメラさんも揺れていましたが…。 神木さんそのスタジオ撮影での揺れと、海の揺れとではどっちが酔うんだろうね? 山田さん僕らもう、酔う話しかしていない(笑)。 佐々木さんだって、僕は取材でも言ったもん。「涙も、汗も、鼻水も、違うものも出していました」って(笑)。僕らだけでなくスタッフさんもね。 山田さん監督もね。 佐々木さん監督自身が行きたいのか行きたくないのかをはっきりさせた方が…(笑)。 山崎監督僕は出してはいないですよ(笑)。我慢していました。 田中さん僕は一番海に行かなアカンのに、全部スタジオでした(笑)。 神木さん臨場感はね、気持ち良かったですけれどね。楽しかったですし。 佐々木さんあれでチームが結束したのはありましたよね。 山田さんまた行きましょうよ(笑)。 浜辺さんいってらっしゃ~い(笑)! 山崎監督典子だって行く可能性はあるよね? 浜辺さん行かないですよ! 山田さんまた、電車で良いんじゃないですか? 浜辺さん次に典子がいるかも分からないんですから! 神木さん電車! 電車! 浜辺さん電車もないです(笑)! 山田さん(典子の)最後に反応した細胞がゴジラを探すカギになるかもしれないから、一緒に海に…って(笑)。 浜辺さんイヤだ、イヤだ! そんなおとりみたいに使わないでくださいよ。エサ(笑)? MCそろそろお時間になりますので、神木さんからメッセージをお願いします。 神木さんこうやって長きにわたって、皆さんにゴジラという存在、本作を愛してくださり、本当にありがとうございます。今日から白黒版もさらに愛していただければと思っております。そして、せっかくなので監督からも皆さんに一言お願いします。 山崎監督モノクロもすごく怖いので、ぜひ観ていただきたいです。世界の方たちがすごく喜んでくださっているので、日本の皆さんにもまた何度も観て、しっかり楽しんでいただきたいと思っています。本当にずっと「ゴジラ」を応援してくださってありがとうございます。よろしくお願います。
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会社情報会社情報|東宝株式会社会社情報EntertainmentforYOU世界中のお客様に感動を「映画」「アニメ」「演劇」「不動産」4つの事業を柱に、私たちは成長を続けます。お知らせNews一覧を見る会社情報informationグループポリシー経営理念/経営戦略サステナビリティコーポレートガバナンス企業概要沿革グループ事業関連情報RelatedinformationIR/株式・株主情報東宝のIR情報や株主優待について不動産事業東宝の不動産物件情報について採用情報Recruitあなたも、感動を届けるお仕事をしてみませんか。私たちは、映画・演劇の作品を通して、感動と忘れられないひとときをお客様にお届けすることを目指しています。採用情報トップトップ会社情報
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隣のステラ©餡蜜/講談社 ©2025 映画「隣のステラ」製作委員会
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執行役員2025年6月1日現在 エンタテインメントユニット長 経営戦略部、内部監査部各直轄 松岡 宏泰(まつおか ひろやす) 社長執行役員 コーポレート本部長 コーポレート本部コーポレートコミュニケーション担当 太古 伸幸(たこ のぶゆき) 副社長執行役員 エンタテインメントユニット映画本部長 市川 南(いちかわ みなみ) 専務執行役員 不動産本部長 瀬田 一彦(せた かずひこ) 専務執行役員 エンタテインメントユニット演劇本部長 池田 篤郎(いけだ あつお) 専務執行役員 エンタテインメントユニットアニメ本部長 エンタテインメントユニットライツ事業、 同事業統括、TOHO Digital Lab.各担当 大田 圭二(おおた けいじ) 専務執行役員 エンタテインメントユニット映画興行担当 TOHOシネマズ株式会社代表取締役社長 池田 隆之(いけだ たかゆき) 上席執行役員 不動産本部不動産経営担当 和田 薫一郎(わだ くんいちろう) 上席執行役員 コーポレート本部グループ経営推進、 同情報システム各担当 本多 太郎(ほんだ たろう) 上席執行役員 エンタテインメントユニット演劇本部 演劇担当 宇田 典弘(うだ のりひろ) 上席執行役員 コーポレート本部総務、同法務各担当 福田 明宏(ふくだ あきひろ) 執行役員 エンタテインメントユニット映画本部 映画営業、同宣伝各担当 兼映画本部映画営業部長 吉田 充孝(よしだ みつたか) 執行役員 エンタテインメントユニット映画本部 映画調整担当 上田 太地(うえだ たいち) 執行役員 エンタテインメントユニット国際担当 TOHO Global 株式会社代表取締役社長 植田 浩史(うえだ こうじ) 執行役員 エンタテインメントユニットアニメ本部 TOHO animation担当 兼アニメ本部TOHO animation部長 山中 一孝(やまなか かずたか) 執行役員 コーポレート本部人事担当 松浦 容子(まつうら ようこ) 執行役員 コーポレート本部経理財務担当 兼 コーポレート本部 経理財務部長 吹春 剛(ふきはる つよし) 執行役員 経営戦略部長 高橋 亜希人(たかはし あきと) 執行役員 エンタテインメントユニット映画本部 映画企画担当 兼 映画本部 映画企画部長 臼井 央(うすい ひさし) 執行役員
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ゴジラ新作映画製作決定
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『ゴールデンカムイ』劇場版2(仮)製作決定©野田サトル/集英社 ©映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
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「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」大ヒット神頼みイベント「聖☆おにいさん THE ~ホーリーメンVS悪魔軍団~」公式サイト<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が、東京・立川の風呂なし六畳一間のアパートで二人暮らしをしながら、下界でバカンスを満喫している日常を描くギャグ漫画「聖☆おにいさん」(著:中村光/講談社「モーニング・ツー」連載中)。<ギャグ漫画日本代表>とも呼べる「聖☆おにいさん」初の実写映画「聖☆おにいさん THE ~ホーリーメンVS悪魔軍団~」が12月20日より全国公開します。 公開前日の12月19日、徳川家康公(東照大権現)を神様としてお祀りする上野東照宮にて、大ヒット神頼みイベントを開催し、松山ケンイチさん、染谷将太さん、山田孝之プロデューサー、福田雄一監督が出席しました。重要文化財でもある同本殿で本作の大ヒットを祈願していただき、その後、金色に輝く拝殿前にて、いよいよ公開となる今の気持ちを率直に語りました。また、 笑いの祝福とご利益を「おみくじ」で大ヒットの予測をしました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。大ヒット神頼みイベントイエス役松山ケンイチさんブッダ役染谷将太さん走馬灯に現れる人(スズキタケルA)役/プロデューサー山田孝之さん福田雄一監督■本殿にてご祈祷を受けました。松山さん重要文化財であり、とてもパワーのある場所で、本作の大ヒット祈願ができてとても光栄です。これで本作にもすごくパワーがついたと思います。 染谷さんヒット祈願をさせてもらえて本当にありがたいです。いよいよ明日から本作が公開になるんだと、背筋が伸びる思いです。 山田さんこのパワーをいただいて、多くの方に本作を知っていただきたいです。本作はただただ笑ってもらう作品です。今年の締めになると思っています。 福田監督僕は、栃木県出身ですが、日光以外に東照宮があることを知りませんでした。今日は大ヒット祈願ができて、とてもありがたく思います。本作は、明日から公開です。ちょっと寒いですが、皆さんに観ていただければと思います。 MC松山さんは、上野東照宮に興味がおありだとうかがいました。 松山さん先日、「ミステリープラネット」(TBS系列にて放送)というテレビ番組に出演した時に、こちらの御本殿の中を撮影している風景を見たんです。床が全面漆で、壁が金箔で、著名な画家の方の絵が飾られていて、伝統美の最たるものだと思いました。なかなか見ることができないので、「行きたいな」と思っていたところ、大ヒット祈願をこちらですることになったんです。今年は、もうこれ以上の興奮はないと思います。締めくくりとしては最高でした。 福田監督こちらは「空襲で燃えなかった」と言っていましたね。 松山さん免れて被害を受けなかったんですよね。 福田監督相当ラッキーな建物なんだよね。 松山さん徳川家康の「“鬼門”のところにパワーを置く!」ということで、ここは特別な場所なんです。 福田監督日光東照宮も確か“鬼門”なんですよ。 松山さんそうなんですね。 福田監督たぶん江戸城から見ると、どちらも“鬼門”なんですよ。 松山さん“鬼門”っていうと、ネガティブなイメージがありますが、それを正の力に変えたのが、家康の街づくりだと言われています。ですから、ここはすごくパワーがある場所だと思います。MC今日は染谷さんは、朝から宣伝活動をされていますが、今朝の東京は初雪も降り、肌寒かったですよね。 染谷さんはい。それなのに今は雲一つない快晴ですね! これは吉兆ですかね。神々に守られている感じがします。僕は雨男なので、こういったイベントの時は大体雨なんですが…今日は快晴ですね! MC本作のお話もうかがいます。松山さんは、先日行われたワールドプレミアで、お客さんと一緒に本作をご覧になったと聞きました。 松山さんはい。どうしてもお客さんと観たかったんです。どういうところで皆さんが笑い、どう反応しているのか、感じたかったんです。全編94分を通して、どこかのタイミングでドカッと笑いが起きるのではなく、どのシーンも目玉みたいで、とんでもない俳優たちがどんどん出てくるので、ずっと心を震わされっぱなしでした。お客さんにもよろこんでもらえたと思います。山田さんが「本作は笑いに特化しているので、笑って笑って、結局観終わった後に何も残らない」と感想を言っていましたが、僕も本当にそう思いました。お客さんも、笑いすぎてたぶん何も残らないと思います。 福田監督試写会が終わった後に、プロデューサーから「最後の飛び道具のところは会場が揺れました」って連絡が来ました! 松山さんそうなりますよね。「まさかこんなことが起きるんだ!?」って、衝撃を受けますよね。 MC山田さん、「笑って笑って、最後に何も残らない作品」というのは、かなり珍しいと思うのですが、いかがでしょうか。 山田さん学びや気づきがある作品もあれば、本作のように、ただただ笑う作品もあって良いと思います。この94分間は全てを忘れて笑って、リセットして、またそれぞれの人生を頑張ろうと思っていただけたら良いですね。 MC本作は、明日公開を迎えますが、公開初日は、皆さんどのように過ごされる予定ですか? 松山さん僕は、朝一からドラマの撮影です。(登壇者の皆さん:笑) 福田監督緊張を忘れられて良いよね! 松山さんそうですね。「(ドラマの)セリフがちゃんとしゃべれるかな?」ということだけを考えていると思います。なので、「今日ここにすべてを置いていきたい」と思っています。もちろん、まだまだイエスとして、いろいろな事は仕掛けています。まだまだやっていくつもりなんですが、この体はもうドラマに預けてしまっているので、映画館には行けません(笑)! 染谷さん僕は、明日何をするんだっけ? スケジュールを忘れちゃったんですよね(笑)。でも、家族で本作を劇場に観に行きたいです。まだお客さんと一緒に観ていないので、実際に劇場に来てくださったお客さんの反応を見つつ、一緒に楽しみたいです。 福田監督家族で行くの良いね! 染谷さんのお子さんは今いくつでしたっけ? 染谷さん子どもは八歳と五歳です! 福田監督八歳と五歳が笑ってくれたら、うれしいね! 染谷さんうれしいですね。家族みんなで楽しめる作品だと思います。山田さん僕は、明日は(カンペを読む人役の)ムロツヨシさんとご飯を食べる約束をしています。このイベントの直前に、「ご飯の前に『聖☆おにいさん THE 』を観に行きませんか?」ってメッセージを送りました。まだ返答は見ていないですが、おそらくムロさんと二人で本作を観に行くと思います(笑)。 福田監督ちょい役の二人で行くんだね(笑)!僕は、明日は来年の作品の衣装合わせです。映画の公開初日ってすごく緊張するんです。三日前ぐらいから緊張しているので、明日は本作のことを考える時間がなくて、ちょうど良かったです。救われました。 松山さん公開初日は、確かに緊張しますね。 MCキャストの皆さんにとっては、初日よりも前日にこういったイベントがあったほうが良いんでしょうか? 松山さんそうかもしれないです。初日に舞台挨拶をするのが普通だと思うので、前日に行うのは珍しいですよね? 染谷さんうん、珍しい! 松山さんでも、もう公開されているような気がして、何だか変な感じです…。 染谷さんそうそう! 僕は今日が公開日で、金曜日だと思っていましたが、木曜日でした。 福田監督コロナ禍の時は舞台挨拶すらできなかったですから、こういうことがやれるのはすごくありがたいです。 MCこれまでいろいろなプロモーションを積み重ねた結果、今日は大ヒット祈願ということで、最後は神頼みイベントとなりました。これまで皆さんが「神頼み」だったなというエピソードがあればお聞かせください。 松山さん僕は、普段からお腹が痛い時は神頼みをしています。僕はよくお腹をこわすので、それこそ(本作に登場する)病弱なヒーローのあの人の気持ちが良く分かりますね。そういう時に、僕は薬に頼るのではなく、神頼みをします。 MCその神頼みは効きますか? 松山さん効きますよ! なので、ものすごく信頼しています。 染谷さん僕は方向音痴なので、たまに自分で仕事場に行く時は、毎回神頼みですね。本当にひどい時は、場所を間違えていたこともあります。毎回迷ってしまうんです…全然違うところに着いたこともありました。 MCそれはうまくいきますか? 染谷さん毎回、道を間違えていますからねぇ。僕の神頼みは、あまりうまくいっていないですね。 山田さん僕は、常にしていますよ。「(悲痛な表情で)神様、仕事をください。お願いします。まだもうちょっと頑張ります。」って。 福田監督具体的にどうやっているの? 山田さん「仕事をくださ~い!お願いします!(目を伏せて手を合わせて祈る)」松山さん(笑)。祈る相手は、プロデューサーじゃないんですか? プロデューサーという名の神様。 山田さんまぁまぁ(笑)。でも、普段あまり神頼みをする事はないですね。いつもは、感謝を伝えています。 MCここで、今日は運試しとしておみくじに挑戦していただきたいと思います。 染谷さん僕、生まれて初めておみくじを引きます。 松山さん(驚きつつ)え? それは珍しいね! ■おみくじを持つ巫女さんより、福田監督、染谷さん、松山さん、山田プロデューサーの順番で、おみくじをひきました 山田さん(おみくじ以外にも)何か入っている! 僕は“だるま”でした。染谷さん“カエル”です。 松山さん僕も“カエル”でした。 福田監督これ…(戸惑いながら)「ウソ」って書いてあるんだけれど…。 松山さん(覗き込んで)それはウソという鳥ですね。MCおみくじの結果はいかがでしたか? 福田監督うわっ! 「小吉」だ! 最悪! (登壇者の皆さん:笑) 山田さん何でそういうことを言うの(笑)? 福田監督これだったら「凶」を引いた方が良かった…。 松山さんおみくじの下のほうに何か書いていませんか? 福田監督願い事は「他人の助けがあって思うようになる」って書いてある。 松山さん他人っていうのは、きっと上野東照宮のことですよね。間違いなく上手くいきますよ! 福田監督何とかしてください! 商いも「他人の世話で利あり」って書いてある。争い事は「始めは危うく後よろし」って書いてある。じゃあ、本作の出だしは良くないけれど、口コミで拡散されて伸びるのかな? でも、そのパターンもありだよね! それが良い! 山田さん僕は「大吉」です。 福田監督やっぱり、運を持っているんだな! 山田さん初めて大吉を引いたかも。おみくじの山の中で、一つだけひっくり返っていたので、それを引きました。願い事は「できかねるように危惧を覚えますが、のち整う」ですって。商いは「買うのは損、控えよ」。(おみくじを覗き込む松山さんに)何か気にものありますか? 松山さん大吉でも、戒める言葉が多いんですね。 福田監督そうなんだよ! 何げに「大吉」は戒める言葉が多いんだよ。それで「凶」は希望論的な事を書いてあることが多いです。 山田さん相場のところは、「大利益あり」って書いてありますよ! 本作は結果的にヒットするってことなのかな? 福田監督「大吉」めちゃくちゃ良いね。後は主役の二人も「大吉」を引いてくれたらなぁ! 松山さんどっちからいきますか? 染谷さんじゃあ、自分からいきます。どこに書いてあるんだろう?(松山さんと福田監督が書いてある場所を指す)あ、「小吉」だ…! 願い事は「思いのままです。他人の世話をよくせよ」。やった!松山さん(「思いのまま」ということで)どうなりたいですか? 染谷さん口コミで本作が大ヒット! と、健康で過ごせれば、もうそれ以外ないですね。 福田監督(染谷さんのおみくじに)争いごと「勝つ!」って書いてあるよ。 染谷さんでも「人に頼むが吉」って書いてある。小吉は人頼みなんだな(笑)。 松山さん「他人の世話をよくせよ」だって。これから渋谷でイベントがあるから、そこでとにかく人の世話をしまくれば良いんじゃない? 山田さんこの後、渋谷で(ティッシュ配りをする予定だったことから)人の役に立つイベントがあるじゃない! 染谷さんあ、ありますね! そうしたら「思いのまま」になれるかもしれない! 松山さん今日の染谷さんは、動き回らないといけないですね! 渋谷だけじゃなくて、ちょっと範囲を広げてみるのはどうですか? 染谷さん一人で(笑)? (登壇者の皆さん:笑)松山さん(自身のおみくじを見て吹き出しつつ)「中吉」です(笑)。(登壇者の皆さん:笑) MC「大吉」「中吉」「小吉」が揃いましたね! 松山さん願い事、「早く叶いてよろこびあり、人を敬いてせよ」。早く叶うってことは、明日から大ヒット間違いないと思います。争いごとは、「騒がずとも自ずと勝つ」。黙っていれば、勝てるんですよね?! 山田さん今日は(渋谷に行かずに)このまま帰りますか? (登壇者の皆さん:笑) 福田監督商いはどうなっている? 松山さん商いは、「売り買い物、いずれも吉」。めちゃくちゃ良いじゃん! 待ち人は、「障りなく来る」。お客さんに劇場へ足を運んでいただければなと思います。ポジティブな事しか書いてないですね。ありがたいです。 MCまとめますと、明日から公開の本作は、人の力を借りて、人に奉仕をして、大ヒットを目指すということですね。 福田監督要は、SNSで拡散だね。人に頼ろう! 山田さん僕、明日はムロさんとちょっと頑張ってみますね。劇場前で、呼び込みをするとか。(登壇者の皆さん:笑) 福田監督ムロくん、力がなさそうだなぁ(笑)。 松山さんいえいえ、すごい騒ぎになると思いますよ。 MCそれでは、人頼み、神頼みで、大ヒットを掴んでいきましょう!最後に主演のお二人からご挨拶をお願いいたします。 染谷さん本作は、笑うためだけに作られた、笑うことしか考えられていない作品です。笑ったら、免疫力もアップして健康になりますし、悪い事は何一つないです。良い事しかおきない作品ですので、年末年始は劇場へ、皆さん揃って来ていただけたら幸いです。 松山さん本作は、明日公開になります。先ほどのおみくじでも「人頼みじゃないとなかなかうまくいかないんじゃないか」との戒めの言葉もありましたので、皆さんの力が必要です。マスコミの方々には、ぜひ「聖☆おにいさん」の記事を出していただければと思います。 福田監督今、ここにいる方たちに向けてね! 松山さんはい、そうです!一番大事な方たちなので、これから一人ずつハグしにいきますので、よろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました。
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「TikTok TOHO Film Festival 2024」受賞結果が発表詳細は公式サイトをご覧ください「TikTok(ティックトック)」と東宝株式会社は、今年で4回目の開催となる縦型映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2024」を開催。2024年6月26日(水)から10月29日(火)まで縦型映画作品を公募しました。 今年で4回目となる本映画祭には、約400の幅広いジャンルの応募作品が投稿され、11月22日(金)に実施された審査会にてファイナリストに17作品が選出。そして12月19日(木)に実施された授賞式には、アンバサダーと審査員を務める三吉彩花(俳優・モデル)、審査員の萩原健太郎(映画監督)、岡村和佳菜(プロデューサー)、MEGUMI(女優・プロデューサー)、しんのすけ(映画感想TikTokクリエイター)に加え、グランプリ受賞者の新作映画に主演する齊藤京子(俳優)が出席し、グランプリ/準グランプリ/アニメ・CG賞/特別賞/今年新設された「きみの色」賞の発表を行いました。授賞式の模様はTikTok LIVEでも配信されました。 グランプリに輝いたのは約400作品の応募の中から総合的に最も高く評価された「遊園人」でした。制作者の一寸先はおじが受賞し、映画祭史上初めてのアニメーション作品がグランプリとなりました。「TikTok TOHO Film Festival」2024受賞結果が発表
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楽天地のサステナビリティ楽天地のサステナビリティ6月15日(土)・16日(日)の2日間、墨田区が主催する「すみだ環境フェア2024」と連携し、本年で4度目の開催となる「サステナ祭」が開催されました。1階正面広場では、「ハンパ石鹸ワークショップ」や「コード化点字ブロック」の展示、館内では、墨田区内の福祉施設を利用する方々が描いたデザインの館内装飾が催され、大勢の人々で賑わいました。 また、TOHOシネマズ錦糸町楽天地では、サステナ祭期間と合わせた16日(日)、障がいにより、映画館で映画を見ることが難しいお子様とそのご家族が一緒に映画を楽しんでいただくことを目的とした、貸し切り上映会の会場提供を行いました。協力:東京石鹸堂 石鹸の製造時に発生し、そのままでは販売できない切れ端等の「ハンパ石鹼」を使って、環境に配慮したオリジナルの石鹸を作るワークショップを行いました。「ハンパ石鹸で作る環境に優しいマイソープ」ワークショップ協力:iU 情報経営イノベーション専門職大学 情報を設定した点字ブロックをアプリで読み込むことで、音声で情報を提供するコード化点字ブロックに関する取り組みについて、展示と説明をいたしました。「コード化点字ブロック」の展示協力:みんな北斎プロジェクト 昨年に引き続き2度目の実施となる本企画。「新・本所七不思議」と題し、墨田区内の福祉施設を利用する方々が思い思いに描いた「不思議」を館内の装飾として展示いたしました。フシギのある街、錦糸町
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「ディア・ファミリー」大ヒット御礼舞台挨拶「ディア・ファミリー」公式サイト医療知識ゼロから医療機器開発に挑む父親と家族の姿を捉えた映画「ディア・ファミリー」。娘の命を救いたい一心で人工心臓の開発をはじめ、その後に世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを生みだした実話ベースの物語です。 6月14日より公開し、週末興行ランキングでは二週連続の一位を記録しました。この大ヒットを記念して、6月30日に大泉洋さん、菅野美穂さんが登壇し、TOHOシネマズ 日比谷にて大ヒット御礼舞台挨拶を行いました。 劇中で夫婦を演じた二人の丁々発止のやりとりに会場は笑いに包まれ、さらに年末までロングランヒットしたあかつきには、大泉洋の「洋」と菅野美穂の「菅」で、「洋菅(ようかん)として再びステージに立ちます!」との宣言がなされました。こちらのイベントの模様を詳しくレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶坪井宣政役大泉洋さん坪井陽子役菅野美穂さん大泉さん皆さん、今日は久しぶりに“足元の悪い中”(会場:笑&拍手)、お越しくださりありがとうございます。何とか公開初日くらいまでは天気は良い感じでした。でも、皆さんの前に現れて挨拶するのは最後になるという日に、やはり雨が降りました。(会場:拍手) ありがとう! 何の拍手なのか意味が分からない(笑)! でも、雨が降っていても、皆さんは私がいるからちょっとうれしいよね。(会場:拍手)大体、雨が降ると気持ちが重くなるものです。雨が降ったら「やるな、洋ちゃん!」と思えますよね。でも、本当に“足元の悪い中”で申し訳ないと思っています。その分、楽しい舞台挨拶にしたいと思っております!菅野さん今日は、初日の舞台をしてから、またこうして皆さんにお目にかかれるとは思っていませんでした。なので、本当にうれしく思っております。今日は「ディア・ファミリー」の大ヒット御礼舞台挨拶なんですが、大泉洋さんの新しい芸名のお披露目会としてもお楽しみいただけるかなと思っております。 大泉さんひょっとして、また?! 菅野さんはい。「新しい」と言いましたが、既に披露しているのを、皆さんご存知ですか?(会場:拍手) 大泉さん二つね! 菅野さんすでに二個考えたんです。「大泉余雨(よう)」と「大泉与雨(よう)」です。余る雨の方は、本名より良い画数になっていますので、気が向いたら替えていただいて。たぶん今、この辺に(テレビのワイドショーのテロップをイメージして)「大泉余雨」ってテロップが出ていると思います。大泉さんいや、やめてほしいですね。(テロップを手で払う) 菅野さん「大泉与雨」かもしれません! 大泉さん縁起でもない! やめてほしいです。(さらにテロップを会場の遠くに放り投げるジェスチャー) ■大泉さんがジェスチャーで投げたテロップを会場のお客さんが受け止める。 菅野さん(笑)。キャッチしていただいてありがとうございます!すみません。今日は皆さんと楽しい一時を過ごせたらと思っております。 MCこれまでは、坪井家のキャストの皆さんでの家族決起会見から始まり、医療者キャストの方々とご一緒した完成披露試写会、そして初日舞台挨拶と様々なイベントを行ってきました。でも、夫婦役のお二人だけでの舞台挨拶は、今日が初めてとなります。 大泉さんそうですか!(なぜか他人事のような反応) 菅野さん避けていたんでしょうね(笑)。 大泉さん(爆笑)。 MCどんどんブッこんできますね。 菅野さんこの二人だと作品のトーンに合わないからね。 大泉さんそうですね。でも、今日は観終わった後なんですよね? それにしては、会場に入ってきた時から、観終わった後とは思えない盛り上がりでしたね。あれですね、たぶん、本作を観るのが一回目じゃないんだと思う。そうでしょう? 二回目以上だっていう人は?(会場から多くの手が挙がる) 初めて観たリアクションにしては軽いもの! 菅野さん(爆笑)。 大泉さん本当だったら、もっとドーンときていますもん!(涙をぬぐうジェスチャー) 菅野さんMrs. GREEN APPLEさんの「Dear」を聞いた後だとね。 大泉さん我々が来て、涙ながらに「ありがとう」なら分かるんですが、今日の反応は軽めでした。(笑顔で拍手をしながら)「あ、来た来た!」「雨が降っているぞ」みたいなね。 MCやっぱりプロモーション活動は、撮影現場とは違いますか? 大泉さんやっぱり違うんじゃないですかね。 菅野さんシリアスな演技が多かったですからね。こんな感じではなかったですよね。でも、宣伝活動を振り返ってみると、「何て宣伝がしやすいんだ!」「何てしゃべりやすいんだろう」と感じています。 MC大泉さんも、ずっと「菅野さんの笑い方が山賊だ」「どこにいても聞こえてくる」と言っていましたよね。 大泉さんそうです。今日も、東宝の本社の立派な控え室にいたんですが、それでもしっかり菅野さんの笑い声は聞こえてきました。「今日も盛り上がっているなぁ」と、微笑ましく思っていましたよ。 菅野さんいやいやいや。何をしゃべっていたんだろう? 大泉さん(菅野さんの笑い方の真似をする) MC先ほど菅野さんもおっしゃっていましたが、大ヒット御礼舞台挨拶はスケジュールの関係で開催できないという話もありました。でも、皆さんからご好評をいただいているということで、ここで数字を発表させてください。6月14日に初日を迎えた、映画「ディア・ファミリー」ですが、6月29日までの16日間で動員が61万人を突破し、興行収入が8億4000万円を突破しております。(会場:拍手) さらに、満足度が脅威の95.1%です。なかなかない数字になっております。さらに週末動員ランキング二週連続でナンバーワンをいただいております。おめでとうございます! 大泉さんありがとう! なかなか今の時代、実写映画で二週連続は珍しいんですよ。 MCそういえば、一位が「ディア・ファミリー」で、二位が大泉洋さんも出演している「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」なので、大泉洋さんのワンツーフィニッシュです! 菅野さんおめでとうございます。 大泉さんワンツーと、決めさせていただきました。そう言っていただけると大変ありがたいですが、「名探偵コナン」……僕は主役でもないし、川添善久っていう刑事役で、ちょこっと出ているだけなんですよ。あの目立つポスターに川添善久は出ていないですからね。たぶん今後は出てこないであろう川添善久役ですからね…。そこで「ワンツーですよ!大泉さん」って言われてもね。私がコナンの声でもやっていたら「ありがとうございますっ!」ってなりますが…。 MCでも、二週連続の一位ですからね。そういえば、初日舞台挨拶で大泉さんがおっしゃっていた「ご両親の本作の感想がどうだったのか」聞きたいです。 大泉さんあの日、「いよいよ公開だ!」と(実家に)電話をして、「この金土日が大事だから、この三日間に観に行きなさい。初週が大事なんだ」と言いました。大泉さんのお母さん「年寄りが観るのに、「三日間で行け!」と言われたって困るんだよ!」大泉さん「良いから行け」そう言いました。大泉さんのお母さん「あれだよ。私たちが二枚チケット買ったからって、何か変わるのかい?本当はあんたがチケットを百枚…。」大泉さん「うるさい!良いから行きなさい。」そんなやり取りから、すっかり二週間忘れておりました。今日のイベントの台本を見たら、この話が出ると書いてあったので、先ほど実家に電話をしました。 菅野さん(爆笑)。 大泉さん親父が出まして、北海道弁なんですが、うちの電話は、出る時にこう言います。大泉さんのお父さん「はい、パパでした」 菅野さん過去形(笑)?! 大泉さんもう、クイズの答えかのように、「誰だと思う?」「パパでした」。(会場:笑)大泉さんのお父さん「どうしたんだ?」大泉さん「本作は観たのか?」大泉さんのお父さん「観たぞ!」大泉さん「ありがとう!いつ観た?」大泉さんのお父さん「……いつ?いやいつだったかなぁ……だいぶ前に観たぞ!」大泉さん「いつよ?」大泉さんのお父さん「何だ?いつってそんなに大事なのか?ちょっと待っていろ、カレンダーを見るから!……16日じゃないかな」って言っていて、見事に日曜日に観に行っているんです。(会場:拍手)大泉さん「初週に貢献したんだね。よくやった!作品はどうだった?」大泉さんのお父さん「たいした良い作品だったよ。素晴らしかったよ。僕はな、お前の父親だから、正直周りでは泣いとる人もいっぱいいたけれど、涙がにじむ程度だったな」あの父が、息子の映画を観て「涙がにじむ」だけでもすごいんですよ!で、問題は母親です。母は、本当に手厳しい人ですから、僕の出演作を何本か「何にも面白くない」と言った人なんです。「新解釈・三國志」(2020年公開/監督・脚本:福田雄一)の時にそう言っていましたが、あのシュールな世界観は母には難しかったんだと思います。あと、「アイアムアヒーロー」(2016年公開/監督:佐藤信介)も、「ただあなたが逃げているだけで何にも面白くない」って言っていたんですよ。そんな母が「素晴らしい作品だった」と言っていました。 菅野さん&会場(拍手) 大泉さん大泉さんのお母さん「優しくてね、丁寧で素晴らしかったよ。どうしてもあんた(大泉さん)が出ていると、“洋が出ているな”と思うけれど、今回の作品は、“洋が出ている”と思わなかったよ。ちゃんと役で見られて、洋が出ていて気になることはなかったよ」大泉さん「分かった!ありがとう」って、電話を切りました。母親からその後にメールが来て「一つ言い忘れた。あなたにはもう父親役しかこないのかしら。もう少し若い役をやらせてあげたいけれど」って書いてありました。(会場:笑)母親ならではの感想ですよね。でも、51歳で父親役以外にあるでしょうか? でも、下手したら、僕はじいちゃんの役が来るかもしれない歳ですよ。母は僕に、おそらく学生役をやってほしいんだと思います。世の中そういう作品がいっぱいあるでしょ? キラキラとした胸キュン作品が。 MCそういう役はやったことがないんですか? 大泉さんだって、私三十歳超えてからしか(役者を)やっていませんからね。でも、やはり母はそういう役をやってほしい、もっと言えばもっと若い役をやってほしいんだと思います。だから、この場をお借りして、「日本のプロデューサーの皆さん、どうぞ私に学生の役を!」老い先短い母のために一度ぐらいは、「からかい上手の高木さん」みたいな、作品に出たいなと思いますね。 MC菅野さんも、初日舞台挨拶で同じような話をされていましたよね。 菅野さん母は「火曜日に行ってくる」って言っていました。 大泉さん火曜日? 菅野さんはい。うちの家族は二週目に貢献しました。 MCありがとうございます。 大泉さん二週目って貢献していますかね? あれはやっぱり公開した週の週末なんですよ。 菅野さんえ? 大泉さん週末三日間の動員が大事なの。 菅野さんそんなこと聞いていないですよ!…はぁ、勉強になった。 大泉さんそうなんです。だから火曜日に行っているあなたのご両親は貢献していないんです。 菅野さん何と! MC菅野さんのご両親はどんな反応でしたか? 菅野さん本作を観た時に、会いに来てくれる約束をしていたんですが、子供が風邪をひいてしまいまして、「会うのはまた来週にしよう」ってことになりました。だから、感想もお預けで聞いていないです。 大泉さん私はさっき北海道まで電話したんですよ! 菅野さん(笑)。大泉さんはお母さんからメールまで来ているんですもんね。マネージャーさん、私の母に今電話して感想聞いてもらえますか?大泉さん(笑)。そこまでしなくても良いです。 MC全国から本当にたくさんの感想をいただいております。後ろのボードにどーんと感想がありますので、見てください。 大泉さん(ボードを指しながら)「今年ベスト、いや人生ベストかもしれんこの映画」。(会場:拍手) こういうのはどこに書いてあるんですか?MCSNSです。 菅野さん(ボードを指しながら)「泣きすぎて辛い、なのにもう一回見たい、最高すぎる映画」。大泉さん&菅野さんありがとうございます。 大泉さん(ボードを指しながら)「全世代、見た方がいいです」。 菅野さんたくさんの方からのご感想、本当にありがたいですね。 大泉さんすごいですね。(ボードを指しながら)「なんだか家族に会いたくなった、帰ったら電話しようかな」 菅野さんそれは大泉さんが書いたんじゃないですか? 大泉さん私じゃないですよ。私はさっき電話をしましたから。来ました!(ボードを指しながら)「洋ちゃんの泣き演技はだめ。洋ちゃんが娘ちゃんを溺愛しているお父さんってのも知ってるから、リンクしててグッとくるものがあった…」でも、ここで「洋ちゃん」て書いちゃうと僕のファンだって分かって、いまいちグッとこなくなっちゃう……。 MCなんで感想の添削をするんですか? 大泉さん新しい映画ファンを取り込むために「洋ちゃん」ではなく「大泉さん」なんですよ。「洋ちゃん」って書いたらこれはファンだから、「それは褒めるだろう」と思われちゃう。でも、「大泉さん」と書けば、普段あんまり好きじゃないけれど、今回の大泉を観てグッと来ている。ファンじゃない人が大泉洋の演技を観てこんなにグッと来ているって思うじゃないですか。だから、「洋ちゃんって書いちゃダメなんだよ」って私の子猫ちゃん(ファンの皆さん)には教えているんですがね。「洋ちゃん」って書いちゃダメなんです。「大泉さん」または「大泉洋」ってなっていると、僕のファンじゃないのに観ているって感じになりますからね。まあ、ここでこれを言っちゃうと元も子もないですけどね。(会場:笑)これはずっと読んでいられますね。今日これ(=巨大なボード)持って帰ります。 MC分かりました。じゃあ一緒に車に乗ってください。 大泉さん(苦笑)。みんなで頭上に掲げて、こうやって歩きます。 MC全国の皆さんからもたくさんのメッセージをいただきましたが、本日はこの作品ととても深い関わりのある、あの方々からもムービーメッセージが届いております。皆さん、スクリーンにご注目ください。 ■Mrs. GREEN APPLEの皆さんがスクリーンに映し出される。 大森さん(Mrs. GREEN APPLE)こんにちは。Mrs. GREEN APPLEです。映画「ディア・ファミリー」の大ヒットおめでとうございます。 藤澤さん&若井さん(Mrs. GREEN APPLE)おめでとうございます。 大森さん大泉さん、菅野さんをはじめ、出演されている方々のお芝居が本当にすばらしく、楽曲制作にもすごくエネルギーをいただきました。素晴らしい作品と出会えて、そして関わることができて光栄です。ありがとうございます。僕たちの中でもこの「Dear」という楽曲は、もうライブでも披露していますが、「すごく特別な、骨太なエネルギーを持っている曲だ」と思っています。大地を感じるというか、生命のパワーを僕ら自身も演奏しながら、そして歌いながら感じています。演奏しているのに、自分が鼓舞されるような不思議な感覚が「Dear」にはあります。僕らも映画館で観たいですね。観に行きましょう!ということで、以上(三人で)Mrs. GREEN APPLEでした。 大泉さんいや〜、うれしいですね。(後ろを向いて、感想ボードを示して)「エンディングに流れるDearで最後まで涙が止まらなかった」とありますね。最後の最後に「Dear」という曲が流れて、我々の気持ちや、背中を後押ししてくれるんですよ。後押しというレベルではなく、(蹴るジェスチャーを交えて)背中を蹴ってくるくらいすごいんです! 菅野さん確かに! おっしゃる通りです。 大泉さん菅野さんは、試写の時に立ち上がって、(ライブ会場のように腕を左右に振る動きで)携帯をこう振っていたんですよ! 菅野さん私は、大泉さんと福本莉子ちゃんと一緒に試写を観たんですが、最初から大泉さんは涙されていました。「本編が終わって、もうこれで終わりだ」と思ってからの「Dear」…。あのイントロは前向きな力がありました。その時に初めて聞いたので、全部の歌詞は聞ききれなかったですが、とことん作品に寄り添ってくださっていることが分かりました。「座ってただ聞いてなんていられない!」と思って、立ち上がってスマホのライトをオンにして振っていました。(動きを再現する二人に会場:笑) MCちょっと待ってください。 菅野さん普通は「携帯の電源をお切りください」っていう映画館での約束事があるじゃないですか。私も自分が出演している作品で、そんなことをしたのは初めてです。でも、そのくらい思いがあふれる曲でした。(菅野さんも涙ぐみながらスマホライトを揺らす動きを再現)MC大泉さんは、携帯を振る菅野さんを見ながら? 大泉さんこうやって(座席に座って見上げている雰囲気)見ていました。菅野さんしか(スマホライトを)振らないですからね。途中で、座られていましたが「だろうねぇ」と思いました。でも、最後の方で果敢にまた立ち上がっていて、終わってからこっちに振り返って「最高でしたね!」って言ってきたんですよ。 菅野さん(笑顔)。 大泉さん「Dear」を最高の音響で聞くなら、やっぱり映画館ですよね。ミセスのライブに行ければ良いですが、本作を上映している間は最強の音響で聴けますからね。だからミセスさんファンの皆さんも、本作を絶対映画館で観なきゃいけない! 菅野さん確かに。 大泉さん家で聞くよりも、やっぱり映画館が最高! しかもそこに二時間分の良い作品が付いてきます。(会場:笑)絶対に、ただ「Dear」を聞くよりも、その前に二時間の本作を観た方が「Dear」が良くなると思います。考え方を変えれば、「Dear」のPVだと思って観てください。(会場:笑) まだ観ていない人は、二時間の最高のPVだと思って観てほしい。最高に楽しめますからね。 MC圧倒的に時間がどんどんと押しております。(会場:笑) 大泉さんおかしいじゃないですか。二人しかしゃべっていないのに。(会場:笑) MC今日はお二人で、最後の共同作業が待っております。 大泉さんやだ、寂しい……。 ■くす玉セレモニー MC初共演で夫婦役を演じられた大泉さんと菅野さんに、本作のプロモーションも一区切りということで、最後に大ヒット記念、かつ夫婦役の最後の共同作業ということで、縁起の良いくす玉セレモニーを行います。(会場:拍手) 大泉さん(くす玉を見ながら)大きいですね。映画がヒットするとくす玉もデカいんですね。楽屋に入っていたお弁当もだいぶ良いものでしたね。ヘアメイクさんが速攻で調べ出して、「最低でもいくらしますよ」って言っていました。(会場:笑) MC掛け声は、今日はお二人で決めてください。 大泉さん今回は、私たちの作った「ディア・ファミリー」ではありますが、観ていただいたお客さんのおかげでヒットしたということで、我々が「ディア・ファミリー」と言いますから、今日お集まりの皆さんに「大ヒット!」と言ってほしいです。 MC一発勝負でいきますか? 大泉さんそこまで私は信用していませんから、一発でやったら、なんか微妙な感じで「大ヒットぉ〜」ってなって、次の日のテレビで見て、ガッカリするんですよ。なので、ガチガチに練習します。できるまで帰れないからね!(会場:笑) MCまだくす玉の紐は引いちゃだめですよ。 大泉さん分かっていますよ。菅野さんもほら、紐から手を離しましょう。 菅野さんそうしましょう。(山賊の大笑い)どっちなの? フリなの?(会場:笑) 大泉さんフリじゃねぇよ!(会場:笑) ■会場の皆さんとくす玉を割る練習。 大泉さん僕たちが何回か練習しているうちにカメラさんもカメラワークを練習しますからね。じゃあもう一回やりましょうか。 大泉さん&菅野さん「ディア・ファミリー」! 会場の皆さん大ヒット! 大泉さん&菅野さん(紐を引くアクション) 大泉さん(「Dear」前奏を歌う)ダンダンダンダンダーン。(翌日のワイドショーのアナウンサーを真似て)「昨日、東京で映画『ディア・ファミリー』の大ヒット記念した舞台挨拶に大泉さんと菅野さんが登壇しました。」 MC見えてきましたね。 ■スタッフから「拳を挙げてほしい」というお願い 大泉さんすみませんね、皆さん。「大ヒット!」の時に腕を上に挙げてください。僕のファンなんて、大体もう肩上がらないんだから、挙げられる方の腕で良いですよ。私は右が上げられませんから、左でやります。(会場:笑) ■再び練習。 大泉さんすごいよ。皆さん、腕が上がっていましたよ! でもあれよ、無理しちゃダメよ。これが原因で肩を痛めたりするんだから! そういう年代なんだから! ■いよいよ本番。 大泉さん&菅野さん「ディア・ファミリー」! お客さん大ヒット! ■くす玉が割れて会場全体で拍手!大泉さんありがとう! 本当に「Dear」は良いですね。 菅野さん素晴らしい! 大泉さんお祝い事は全部「Dear」を流せば良いと思いますよ。違う作品の時でも、「この曲良いから使って!」って貸してあげたくなっちゃう。(会場:笑) ■フォトセッション MC大ヒットして、ロングランになりましたら、劇中の印象的なセリフでもある「次はどうする?」ですが、菅野さん、何かありますか? 菅野さんコンビを組みましょう! コンビ名も考えました。コンビ名は大泉洋の「洋」と菅野美穂の「菅」で「洋菅(ようかん)」。(会場:拍手) 大泉さん(爆笑)。年末までヒットしたらM-1に出ます!(会場:拍手) MC最後にご挨拶をお願いします。 菅野さん皆さん、本日は本当に温かい時間を過ごさせていただきありがとうございました。大泉さんのお人柄に引っ張られての今まででした。最後は本当に大泉さんらしく“大雨”となりました。皆さん雨具はお持ちでしょうか。とても思い出に残る一日になりました。ありがとうございました。 大泉さんありがとうございます。皆さんのおかげで本当に大ヒットしました。皆さんに喜んでいただけて、本当にうれしさでいっぱいです。様々な感想を、私もいただきました。「本当に大泉さんが言っていた通り、決して悲しい作品じゃなかったね」「お涙ちょうだいの作品ではなかった」「本当に前向きになってすごく頑張ろうと思え、勇気がもらえる作品」「グズグズしている自分がダメに思える」「“何か始めたい”と、『Dear』と共に思わせてくれる作品」など、たくさんの感想をいただきました。本当にうれしい限りです。そして本当にその通りだなと思います。筒井家の皆さんもそうですし、佳美さんも本作のこの状況を、喜んでくれているんじゃないかと思います。「本作を作って本当に良かった」と心から思っております。ぜひ皆さんの熱い思いを、まだ観ていない方にお伝えいただいて、まだまだたくさんの方に観てもらえればと思っております。そして、ロングランして、年末まで公開していたあかつきには、「洋菅」という新しい漫才コンビが「M-1に初挑戦する!」という突然の新しい夢ができました。何とかこの夢を叶えさせてください! 今後とも我々「洋菅」をどうぞよろしくお願いします。 菅野さんよろしくお願いします。
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「キングダム 運命の炎」初日舞台挨拶「キングダム 運命の炎」公式サイト中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」を実写映画化した第三弾「キングダム 運命の炎」の公開がいよいよスタート! 7月28日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで初日舞台挨拶が開催され、山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさん、清野菜名さん、岡山天音さん、片岡愛之助さん、佐藤信介監督が登壇しました。入場時には山﨑さんと吉沢さんが熱いハグを交わした他、映画のタイトルにちなみ「運命」についてトークを繰り広げて会場を盛り上げたこの日の模様を、詳しくレポートします!初日舞台挨拶信(しん)役山﨑賢人さん嬴政(えいせい)役吉沢亮さん王騎(おうき)役大沢たかおさん羌瘣(きょうかい)役清野菜名さん尾平(びへい)役岡山天音さん馮忌(ふうき)役片岡愛之助さん佐藤信介監督■キャスト陣が、劇場の中央扉から客席の間を通って登場。反対側の扉から現れて中央で落ち合った山﨑さんと吉沢さんは熱くハグを交わし、会場から大歓声を浴びました。山﨑さん「キングダム 運命の炎」の初日にお越しいただいて、本当にありがとうございます。今日この日を迎えられて、本当に嬉しく思います。皆さんに、「キングダム」シリーズをたくさん観て愛してもらったからこそ、「キングダム 運命の炎」をまた皆さんに観ていただけます。本当に嬉しいです。 吉沢さんついに皆さんに観ていただける日が来たということで、すごくドキドキしています。短い時間ですが、楽しいお話ができたら良いなと思っております。 大沢さん本日は暑い中、ご来場いただいて本当にありがとうございます。今日、本作を観ていただいて、皆さんどうでしたでしょうか。今回は三作目なんですが、我々は常に上を、高みを目指して、ようやく初日に辿り着くことができました。皆さんに少しでも、熱い想いや感動が届けば良いなと思っています。ここにいるキャストだけではなく、今日は来ていないキャスト、スタッフ、たくさんのみんなと今日という日を待ち望んでいました。皆さんが良い思い出を持って帰っていただければと思います。 清野さん本日は猛暑の中、足を運んでいただきありがとうございます。皆さんは本作を観た後ということで、さらに暑くなっていると思いますので、クールダウンを忘れずに(会場:笑)。 岡山さん撮影が行われたのは少し前なんですが、ようやくこうして公開できて本当に嬉しく思います。これからも、皆さんと一緒に「キングダム」の世界の熱を感じていけたらと思っています。 片岡さん本日はこんなにたくさんの方にお集まりいただき、本当にありがとうございます。皆さんにこうやってお会いできて、非常に嬉しく思っております。 佐藤監督撮影の時は埃まみれ、汗まみれで、しかも暑い時もあれば、震えるほど寒い時もありました。そんな日々の中で撮影をしていたことを思い出します。そこから仕上げに時間を要して、ようやく皆さんにお披露目できたことを本当に嬉しく思っております。この炎が皆さんに届いていることを願い、届いていましたらまたお友だちなどに知らせていただければと思います。 MC本日、ついに公開となりました。皆さん撮影はもちろんのこと、宣伝活動も全力で駆け抜けてきましたが、改めて今のお気持ちを聞かせてください。 山﨑さんいざこの日が来たら、本当に「あっという間だったな」という感覚です。作品を重ねるごとに新たなキャストの方も加わって、「キングダム」の魅力がいろいろな側面から見えてきました。いろいろな伝え方ができるので、どんな人にも響くんじゃないかと思えることがたくさんありました。宣伝をしている期間中にもいろいろな発見があって、「キングダム」の魅力は計り知れないと思いました。 吉沢さん「キングダム」「キングダム2 遥かなる大地へ」とやってきて、毎回いろいろと公開前に宣伝などをやりました。今回は今まで以上に番宣をやりました。前回の完成披露試写会も「映画でこんなに大規模なイベントをやるんだ」と思うくらい大規模なイベントで、スタッフさんの「この作品を盛り上げていこう」という熱量をすごく感じました。ここに立っている僕らも、今までの「キングダム」シリーズを超えた傑作が生まれたという自信があります。そういった熱量が皆さんに届けば良いなと思いながら、今日まで過ごしてきました。 MC皆さん、熱量は届きましたか? (会場:大きな拍手で応える) 大沢さん二人が言ったように、「キングダム」「キングダム2 遥かなる大地へ」とやってきて、今回の「キングダム 運命の炎」で三作目です。続編というとどうしても「だんだんトーンダウンしてくる」と言われがちです。でも、「キングダム」はみんなで一致団結して、逆にどんどん熱くなって、どんどん厳しい戦いをしていこうとしています。三作目にして、二人もこれまで以上に宣伝をしているし、僕も普段出ないような謎のバラエティ番組に出たりしました。(登壇者の皆さん&会場:笑) それも全部「『キングダム』が成功しなきゃいけない」と思っているからこそです。 競争ではないけれど、「年間の実写ランキングで一位にならないといけない」「必ず成し遂げなければいけない」という思いで、できればこれから全国をまわりたいという気持ちもあります。これまではコロナ禍でご挨拶できなかった場所に行って、今までの「キングダム」シリーズを応援してくれて、そして本作を観て楽しんでいただいた人に感謝を込めたいと思うほど、全員が気合を入れて今日を迎えています。だからこそ今日は、皆さんの前に立てたことを本当に嬉しく思っています。「楽しかったな」「今までの『キングダム』シリーズよりも良かったな」「さらに感動したな」と感じてもらえたら、我々にはそれが一番嬉しいことです。MC本作では、信が率いる「飛信隊」が大活躍します。「飛信隊」の一員を演じた清野さん、岡山さん、撮影はいかがでしたか? 清野さん前作よりもチームワークがすごく強くなっていました。それがアクションのスケールアップにも繋がっていると思います。(田中美央さん演じる)渕さんを筆頭に、現場でみんなが自分のことを「副長」と呼んでくれたのがすごく嬉しかったです。自分は二作目からの参加だったんですが、みんなに受け入れてもらえているんだなという“キングダム愛”をすごく感じました。 岡山さん暑かったり、寒かったり、大勢の中での戦いの撮影だったり、「キングダム」ならではの撮影というものをたくさん体験しました。時間をかけて作られたものが今日公開されて、本当に感慨深いです。試写で観た時には、スケールが大き過ぎて、現場で自分が見たことのない知らない世界が広がっていました。(現場で)お会いしていない方もたくさん出ていますし、こういった夏にピッタリで、とても楽しい作品に参加できて嬉しいなと改めて感じています。 MC山﨑さんは、「飛信隊」との撮影はいかがでしたか? 山﨑さん僕も菜名ちゃんと一緒で、みんなに「隊長」と呼ばれるのがすごく嬉しかったです。名もない少年だった信が、百人隊の隊長になるということがとても嬉しかったです。「飛信隊」での撮影は、人数も多くみんなで歩いて移動したりしたので、ずっと一緒でした。キツいことも楽しいことも、ずっと一緒に経験してきた気がしています。「飛信隊」はみんな衣装が布切れ一枚のような感じなので(会場:笑)、みんなで「寒いね」と言いながら暖房のそばに集まって話している感じも「飛信隊」っぽいなと思いました。炎を真ん中に話をしたり、撮影以外の時間に会話もできて、そういった何気ない感じから「飛信隊」の空気ができていったんじゃないかと思います。 岡山さん今(山﨑さんが)お話していた通りで、撮影は今までにないぐらい寒かったり、暑かったです。しかも山の中なので、暑さも寒さも全部を全身で感じていました。「この寒さ、撮影中止じゃないの?」というくらい寒い中での撮影は信じられなかったです(苦笑)。また、芝居どころじゃないくらい、暑い時もありました。 MC愛之助さんは、大好きな「キングダム」のために駆けつけてくださったと聞いています。 片岡さん最初はマネージャーから勧められて観たんですが、すっかりハマってしまいました。信が成長して行く様が大好きで、僕は「キングダム」を拝見していた側で、まさか出演できるなんて思っていなかったので、本当に嬉しかったです。もっともっと皆さんと一緒に時を過ごしたかったと思っていたんですが…。(登壇者の皆さん&会場:笑)撮影前に「馬に乗れますか?」と聞かれたので、「もちろん乗れますよ。大丈夫ですよ」とお答えしたんです。でも、「何かあったら危ないので、お稽古に行ってください」ということで、何度か馬のお稽古に行きました。でも、本作を観ていただいたら分かると思いますが、(馮忌は馬の上で)微動だにしないんです!(会場:笑) ずっと座っているんですよ。「もっと走り回ったりしたかったな」と思っているうちに、撮影は終わってしまいましたね(笑)。佐藤監督馬から降りなかったですもんね(笑)。 片岡さんそうなんですよ(笑)。 佐藤監督これだけ動きを抑制した中で演技をすることも、なかなかないと思っています。 片岡さん監督は、撮影がすごく速いんですよ。「はい、行きます!」とパッパッパッと撮るんです。話し合いながら良い具合に撮影できたので、とても嬉しかったです。 佐藤監督愛之助さんは馬に乗られているので、こちらは見上げながら話すことになるんです。そうすると、すごく気持ちが高揚するというか、本当に将軍と話しながら一緒に作っている感じがしました。馬に乗られている感じもすごく良かったです。だから、とにかく「すぐ撮ろう」とどんどん撮っていきました。でも皆さん、あれだけ抑制された中であっても表情も非常に素晴らしいので、その微細な表情の動きを撮りたいなと思っていました。MC本作をご覧になった方は、納得がいく映画タイトルだったと思います。「キングダム 運命の炎」というタイトルにちなみ、本作の撮影を通して感じた「運命」や「炎」について教えてください。 山﨑さん「キングダム」という作品に出会えて、信という役を演じるということが、運命かなと思います。 吉沢さん一緒です。嬴政を演じられたことが運命ですね。僕は「キングダム」はお話をいただく前から大好きで読んでいたんですが、「やるなら嬴政をやりたいな」と勝手に思っていました。そういった中でプロデューサーさんから「嬴政役は吉沢くんが良いと思っているんだけど」という話をしていただきました。それから一年以上、決まるかどうか分からない期間があって、ようやく「決まりました」というお話をいただきました。そこから観ていただく方が増えて、この作品にすごく成長をさせてもらったなという思いもあります。だから、「キングダム」で嬴政を演じられたことが、運命ですね。大沢さん今お二人の話を聞いて、普段は自分も役をいただいた時はそういった運命を感じるんですが、王騎に関してはさすがに自分とキャラクターが違い過ぎていましたね。(王騎は)ほぼ人間じゃないくらいの役なので…。(登壇者の皆さん&会場:笑) さすがにこれは運命じゃないと思って、知人に「なんでこの話が来たんだろう」と話しました。そしたら、「唇じゃない?」と言われたので、「唇が厚いからなのか」と思って、プロデューサーさんに聞こうとしたら、連絡が取れず「もうやらなきゃいけないんだ」という感じでした(笑)。でも、結果として、こうやって三作目にも参加して、今日この場に来てみると、運命とご縁をとても感じます。皆さんに今日会えたことも運命だと思います。このメンバーとは世代も性別も違うけれど、同じことを思いながら一緒にここに立っていることにもすごく運命を感じるし、すごく嬉しいことだと思っています。 清野さん以前、前世が「剣舞者」「剣を扱う人」だと言われたことがあるんです。それを聞いた時にはすでにこの作品が決まっていたので、すごく鳥肌が立ちました。羌瘣という役をやっていてもしっくりくるし、剣を扱うことがすごく楽しかったです。「自分はこの役をやるために生まれてきたのかな」と思うくらい、羌瘣という役に運命を感じました。岡山さん皆さんのすごく素敵な話の後には話しづらいんですが…。街を歩いていると、僕もたまに声をかけられることがあるんです。「岡山天音さんですよね」と声をかけられて「はい」と言うと、「今日、山﨑賢人くんの作品を観ました」「山﨑くんのこういうところが好きです」と言われます。(登壇者の皆さん&会場:笑) 街を歩いていると、そうやって賢人ファンの、“賢人愛”の炎を感じる機会があります。(笑っている山﨑さんを見ながら)それを言われている時に、どんな顔をしていたら良いのかマジで難し過ぎて、いまだに正解が見つかっていません。(登壇者の皆さん&会場:笑) 今日いらっしゃっている皆さんもそうだと思いますが、本人ではなくても思いを伝えたいくらい、みんな賢人のことが好きなんだなと思います。本人よりも、ファンの炎をもしかしたら感じているかもしれません。 MC岡山さんは、山﨑さんと小さな頃からご一緒しているんですよね。 岡山さん小さな頃…(笑)。そうですね、仕事を始めた頃からです。山﨑さん16歳くらいから、10年以上ずっと一緒です。 MC山﨑さんの元にも、「岡山さんのあの作品観ているよ」という声が届いているかもしれないですね。 山﨑さん(じっくりと考えて)それは…あまりないですね。(会場:笑) でも、天音は「『賢人の作品を観たよと伝えてください』って言われたんだよ」とちゃんと伝えてくれるので、天音は本当に良い人だと思います(笑)。 MCちゃんと報告するなんて律儀な方なんですね。 岡山さんはい。(会場:笑) MC愛之助さんはいかがでしょうか。 片岡さんこのお話をいただいてから、コロナ禍でもあったのでいろいろと(スケジュールが)前後してしまいました。僕は歌舞伎の舞台が先々まで決まっていたので、「もしかしたら本作に出られない」と思う時もあったんです。そうなるともう、”神頼み”です。いろいろな神社で手を合わせました(笑)。そうしたらお話が戻ってきたので、「良かった。運命だったのかな」と思いました。 MC本作は日本映画のスケールを超えるような大迫力の作品ですが、音についても、かなりこだわって制作されたと伺っています。 佐藤監督映画館に行って、日本映画と洋画を観比べることはあまりないと思うんですが、実は比べてみるとちょっと差があったりするんですね。この差を埋めよう、もしくは越えていくぐらいの気迫で本作を作りたいと思いました。映画作りの時に、他の作品と比較しながら作るということはあまりないんですが、今回は名だたる作品のオープンデータを入手して、それを分析しながら「どれくらい越えられていなかったか」という点を視覚的に見ていきました。きちんと分析しながら、自分たちのやっていなかったこと、やれていなかったこと、届かなかったところを、しっかりと話し合いました。そして、「それを越えるためには何をしたら良いのか」ということを考えて、かなり時間をかけて音を設計し直しました。「キングダム」シリーズは一つずつ自分たちに課題を課しながらステップアップしています。 今回の音に関してはかなりステップアップしているので、日本映画の中では、かなり最高位に来ていると思っています。今日は観ていただいて、本当にありがとうございます。Dolby AtmosやIMAXなどいろいろな方式でやっていますが、それぞれのポテンシャルを活かした音作りをしています。これは自宅ではなかなか聴けませんので、ぜひ劇場で上映しているうちに楽しんでいただけたらと思います。 山﨑さん「キングダム」は映画館で、大スクリーンで観るための作品と言いますか、ものすごく時間をかけて、たくさんの人たちが強い思いを持って臨んでいます。ぜひ大スクリーンで観てほしいです。 吉沢さん音だったり、カメラワークだったり、総合芸術を感じられる作品です。僕らも本気でやっていますが、スタッフさんたちの職人技、本気度というものがビンビンに伝わってくる作品だと思います。個人的には、(杏さん演じる)紫夏のシーンで、それまでグワっと来ていた音がサッと消える。その音の使い方がすごくて、「ここで無音にするんだ」と、あそこで僕は泣きました。 MC最後に皆さんを代表して、山﨑さんからご挨拶をお願いいたします。 山﨑さん本作の初日を迎えられて、本当に嬉しく思います。自分自身の人生と照らし合わせながら演じられる役はなかなかないので、「キングダム」と信に、自分はかなり力をもらっています。「キングダム」には、人生において大切にすべきことが、ほとんど全部詰まっているんじゃないかと思います。みんなで熱くなってほしいです。信がみんなに支えられて隊長として突き進んで前に行けたように、僕も自分の力だけでは今ここに立てていないと思います。たくさんの人の力があって、「キングダム」というとてつもない作品ができていると思うので、皆さんにも熱くなって、楽しんでもらいたいなと思っています。(会場:拍手)
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「TikTok TOHO Film Festival 2024」の開催が決定公式サイト・過去受賞作はこちらから公式TikTokアカウント公式Xアカウントショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」と東宝株式会社は、今年で4回目の開催となる縦型映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2024」の開催を決定しました。 2021年の第1回目のアンバサダーを務めた北村匠海からバトンが引き継がれ、第2回目は磯村勇斗、第3回目は池田エライザ、そして第4回目は三吉彩花が就任し、6月26日(水)より動画作品の公募を開始する事が決定しました。TikTok TOHO Film Festival 2024」の開催が決定