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「ディア・ファミリー」初日舞台挨拶「ディア・ファミリー」公式サイト映画「ディア・ファミリー」が6月14日に公開を迎え、TOHOシネマズ 日比谷で開催された初日舞台挨拶に大泉洋さん、菅野美穂さん、福本莉子さん、川栄李奈さん、新井美羽さん、松村北斗さん、月川翔監督が登壇しました。心臓に疾患を抱える娘の命を救いたい一心で人工心臓の開発をはじめ、その後に世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを生みだした父親の実話を映画化した本作。映画の内容にちなみ、自身の家族への思いや、次に叶えたい夢など、それぞれが胸の内を明かしました。また、実際にバルーンカテーテルによって命を救われたお子さんを持つご家族から手紙が届くなど、感動的なひと時となりました。この日の模様を詳しくレポートします!初日舞台挨拶坪井宣政役大泉洋さん坪井陽子役菅野美穂さん坪井佳美役福本莉子さん坪井奈美役川栄李奈さん坪井寿美役新井美羽さん富岡進役松村北斗さん月川翔監督大泉さんついに初日を迎えることができました。宣伝活動をする中で、何度も何度も雨の日があったんですが、ついに快晴の中で今日を迎えることができました。今日は「足元の悪い中」と言わずに済むということで…(笑)、「大変に足元の良い中」ありがとうございます。今年一番の暑さだそうです。暑さに乗って、本作をたくさんの方に観ていただければと思っています。 菅野さん今日は観てくださってありがとうございます。天気も良く、このように晴れ晴れとした気持ちでこの日を迎えられたことをうれしく思います。観終わったお客さんのお顔を拝見していると、「初日を迎えたんだな」と思えました。 福本さん満席の中で登壇をして、やっと「初日を迎えられたんだ」という気持ちになりました。どうぞよろしくお願いいたします。 新井さん実感があまりなかったんですが、皆さんと一緒に登壇したら、「初日なんだ」と感じられて、今すごく幸せな気持ちです。 川栄さん本作を早く皆さんに観ていただきたかったので、こうして皆さんにお届けできて、とてもうれしく思います。 松村さん「坪井一家の中になぜ僕がいるんだ」という気持ちはありますが、劇中で演じた役と同じようにほどよく支えられたらと思っています(笑)。どうぞよろしくお願いいたします。 月川監督「この物語を、とにかく多くの人に届けたい」と思って、この作品を作ってきました。なので、こうして初日を迎えることができて、とてもうれしく思っています。 MC2022年の年末から、2023年の年始にかけて撮影が行われたとうかがっています。いよいよこの愛と命の物語を全国のお客さんにお届けできる日がやってまいりました。SNSなどでも「温かい涙がこぼれた」という感想も見受けられます。改めて、初日を迎えたお気持ちを聞かせてください。 大泉さん撮影が行われたのはもう、2年ほど前になります。公開はまだ先だと思っていたので、「やっとこの日が迎えられた」という思いでいっぱいです。撮影している時は必死ですし、宣伝活動をしている時は早く皆さんに観てほしいと思うんですが、こうやって皆さんの元に本作が届くと、それはそれでどこか寂しい思いもあります。ここからは、「ディア・ファミリー」という作品は、皆さんに育ててもらう順番になるんだと思います。我々は、作品の中で坪井一家という役を務めました。本作は、名古屋で今もお過ごしの筒井家の皆さんのお話です。少しでも多くの方に観ていただいて、(劇中の次女のモデルとなっている)佳美さんが天国で喜んでくれると良いなという思いでいっぱいです。感無量です。 菅野さん筒井家の皆さんの大切な思い出をお預かりして、「本作からこの物語をたくさんの人に届けることができたら」と思いながら撮影をしていました。試写を拝見した時に、温かい涙が流れてきました。一人でも多くの方に本作が観てもらえたらと、素直に思いました。そんな気持ちで、宣伝活動もお手伝いしていました。今こうして、皆さんに観ていただけて、いよいよ本作も独り立ちの時が来たんだなと、晴れ晴れとした気持ちです。大泉さんがおっしゃるように「みんなで頻繁に会えるのもこれで終わりなんだな」と感慨深いものもあります。「誰かを思うと人は頑張れるんだ」と、本作を通じて、その思いを新たにしました。また、ご存命の家族の物語を演じることには、演じ手として責任があると感じて、これまでとは違った思いで撮影に臨みました。その意味でも、私にとっても本当に大切な一本になったと思います。 福本さんこうして家族(演じた坪井家)みんなでたくさん宣伝活動もしてきて、名古屋にも行きました。その時からずっと、「初日が早く来ないかな」と思っていたので、今日こうして無事に公開することができて、とてもうれしいです。佳美さんの「たくさんの人の命を救いたい」という思いから始まったこの物語が、たくさんの人に届いて、観てほしいです。そして、天国の佳美さんが、この作品のことを喜んでくれていたらうれしく思います。 新井さんこのお話をいただいた時、すごく繊細なシーンが多いし、私にとっては少し挑戦でもあると、不安もありました。撮影や宣伝活動をしていくと、皆さんから「早く観たい」など、楽しみにしている声を聞いて、今日を迎えることが本当に楽しみでした。そして、今日はたくさんの方が観てくれて、すごく幸せです。この作品がもっとたくさんの方に広がれば良いなと思っています。 川栄さん撮影中から大泉さんと菅野さんがとても明るくて、優しくて、パワフルでした。そんなお二人が引っ張ってくださったので、家族の温かさを映し出せたと思っています。本作を、悲しいだけではなく、希望や愛に溢れた前向きな作品だと、皆さんに思ってもらえたら良いなと思っています。 松村さんどちらかと言うと、坪井ファミリーを見ている時間が多かった分、作品もそういう気持ちで観ることができました。やっと自分の好きな映画、好きな人に出会えたような感じで、すっかり本作のファンなので、早く観た人の感想に出会いたいです。初日を迎えて、感想をいくつか見ましたが、すごくうれしかったです。「早くみんな観て」という思いでいっぱいです。 月川監督僕は、実在する人物を描くのは初めての経験でした。大切な思い出をお借りして、作品を作るということで、すごくプレッシャーを感じていました。スタッフも、キャストの皆さんも、とても誠実にこの作品を一緒に作ってくださいました。映画はお客さんに観てもらえてようやく完成となりますので、今日、ようやく完成したんだと思っています。上映後の皆さんの表情を見られるのは、ご褒美のようで、ちょっと感極まっています。 MC娘の命を救うために、不可能に挑んだ家族の姿を描く本作ですが、作品を通じて、皆さんが改めて感じた“家族への思い”がありましたらお聞かせください。 大泉さん家族と言われると、私が作った家族もありますし、私の両親が作った家族もあります。…そうですねぇ。(じっくり考えながら)この物語は、自分の娘を助けるために、知識がないところから人工心臓を作るというすごい話です。僕も、家族のために、やれることは何でもするだろうと思います。「人工心臓を作る」という決断にまでなるかは分からないですが、「全てを投げ打ってでも何かをする」という思いは同じだと思いました。私は両親に、「本作が公開になります。映画というのは、公開になってから週末の三日間が大事なんだ」と言いました。(会場:笑)「この三日の間に必ず観て」「今、行け」と言ったんです。うちの両親はもう八十七歳の高齢ですから、「あんたね、そう言うけどね、年寄りが三日の間に行けと言われても大変なんだよ」と返ってくるわけです。でも、こちらは「良いから行け」と言っても「でも私たち二人が行って、何か変わるのかい」と返ってきます。(会場:笑) 「良いんだよ、良いから行けよ」と言ったら、「そんなに言うんだったらあんたが何百枚もチケットを買えば良いんじゃいの?」と言われまして、「うるさい、良いから行け。友だちに伝えろ」と言ったんですよ。(大泉さんの止まらないご両親とのやり取りの再現に、会場はずっと大笑い)(急に我に帰り)私は一体、何を言いたいんでしょう。 (会場:爆笑) MC三日間が大事。初動が大事だと。 大泉さん私は別に初動が大事だと言いたいわけではなくて(笑)、両親に感謝しているんです。両親はこの三日の間に本作を観に行くでしょう。僕が「老体に鞭を打って、行け」と言いましたからね。「できれば二、三回行け」と。(会場:笑) 菅野さん私の母は、今度の火曜日に観ると言っていました。(会場:笑) 大泉さんそれだとちょっと遅いですね! もうちょい早めに! (会場:笑)菅野さんそうですよね。明日、明後日…金、土、日が大事ですね。母はちょっとその辺りが分かっていないみたいなので。 大泉さん電話番号を教えてください! 「週末までに行け」と私が言いますから。(菅野さん&会場:笑) 菅野さん(松村さんに向かって)そうなんです。週末が大事なんですよ(笑)。 松村さん(急に話を振られて)僕ですか…?大泉さん(爆笑)。 松村さん心得ていますよ、もちろん。 大泉さん(爆笑)。 菅野さんあ、ご存知だった? 松村さんもちろん。映画だってCDだって、全部そうですよ(初動が大事)。 菅野さん皆さんも明日、明後日とスケジュールがお忙しいでしょうから。行かれない方もいるとは思いますが、週末に観てほしいですね。 大泉さん(爆笑)。 菅野さん私の母からも「本作を楽しみにしている」と言ってもらいました。私自身、育児中なので、母の手を借りながら子育てをしています。今も手伝ってもらっていて、本当にありがたいと思っています。育児をしていると、本当に余裕がなくなってイライラしてしまうこともしょっちゅうですが、やっぱり家族がいなければ知り得なかった気持ちが確実にあるんです。「子供はかわいいだろうな」「愛おしいだろうな」というのは、何となく想像通りなんですが、「こんなにも子育ては大変なんだ」と思いました。些細なことでイライラしたり、それが積み重なっていっぱいいっぱいになるということは、想像できませんでした。私の母もこういう思いをしながら私を育ててくれたんだろうと思いました。もちろん陽子さん、宣政さんも、お仕事も大変な中で、三人の育児をするっていうのは並大抵のことではないと思うので、本当にすごいなと思います。「幸せ」と「辛い」という漢字はよく似ていると思います。自分が望んだもの以外の感情を知ることも含めて、それが人生の彩りなのかなと思います。それは家族がもたらしてくれるものだと思います。(またまた初動が大事だという話を持ち出し)やっぱり金、土、日が大事だなと。(会場:笑) 大泉さんもうその話は良いですよ。(トークを)締めてください(笑)。菅野さん以上です! (会場:笑) 福本さん私は大阪出身なので、高校を卒業して上京してからは、家族が一堂に会することがなかなかなくなってしまいました。でも、本作を観て「家族に会いたいな」という気持ちになりました。こういった毎日が永遠に続くわけではないので、気恥ずかしいけれど、感謝を伝えられる時にはきちんと伝えなければいけないなと思いました。 MC大泉さん、菅野さん、こういうお話です。 大泉さんこういうことですね!(会場:笑) 福本さんでも、初動は大事ですよね。(会場:笑)姉は「絶対に泣いて目が腫れてしまうので、休みを取って本作を観に行くね」と言っていました。 大泉さん次の日、仕事がない時に行った方がね。 菅野さんじゃあ、週末が良いですよね!(会場:笑) 福本さん「明日、明後日で行って」と勧めておきます! 菅野さん(イベントのトークなど)若い人にいろいろと教わりますね。(会場:笑) 大泉さん本当に教わりますね。私の話なんて、老人に対して「週末に映画に行け」という話ですから。ひどい話ですよ。(会場:笑) MC新井さんはいかがでしょうか? 新井さん完成披露の舞台挨拶をお母さんが観に来ていました。帰りに「良い経験になったね。すごく良い作品だったよ」と言ってくれて、少しでも恩返しでしたかなと思いました。私は、家族と一緒に暮らしていますが、十七年間それが当たり前のように生活をしてきました。でも、「私もあと何十年もお家にいるわけじゃないんだろうな」と思ったら少し寂しい気持ちになりました。だから、家族との限りある時間を大切にしたいなと思いました。川栄さん家族は、一番近くで支えてくれたり、背中を押してくれる存在だと思います。それが生まれてからずっと続いていると、それが当たり前だと思うことは、皆さんにもあると思います。私は、この作品を観て、一日一日をより大切に、家族や周りの人に感謝しながら生きなくちゃいけないと思いました。私も“家族に感謝する”ということを忘れずにいたいなと思いました。 大泉さんやっぱりちょっと一回親に電話して「今週末じゃなくても良い」と伝えようかな。三人の話を聞いていたら、感謝が足りなかったと思いました。(会場:笑) ちょっと、僕は心が汚れていました。なぜあんなことを言ってしまうのか…。もっと親への感謝の気持ちを伝えなきゃいけない。(会場:笑) 菅野さんパンフレットも買ってもらえたら最高ですよね!(会場:笑) 大泉さんもうその話に乗らないで! より話が大きくなってしまうから!(会場:笑) 松村さんこの後、しゃべりづらいって…。(会場:笑) 僕は真面目な話をします。 大泉さん真面目な話をしてください。 松村さんこの作品は、親から子への無償の愛のお話です。僕は、自分が主人(あるじ)となる家族がないので、どちらかと言うと(劇中の)三姉妹の方に近い感覚です。子供たちも同じぐらいの気持ちで、「親に生きていてほしい」という思いがあるよなと、最終的に思いました。そういう思いというのは、教えられず、実は見失ってしまうものだと思います。僕みたいに、息子・娘の立場の人には、そういう思いを探しながら観てもらいたいです。自分が主人(あるじ)である人たちには、子供もそう思っているんだ、逆も然りだよと思いながら観てほしいと思います。僕は、親にそんな思いを馳せていました。 月川監督僕には、二人の子供がいます。何よりも大切な存在だと思っていますが、どうしても日々仕事に埋没してしまって、一緒に過ごす時間をちゃんと取れずにいます。明日も息子の運動会があるのに、自分は撮影をしている…というような生活をしています(苦笑)。この作品を作った身として、ちょっと改めなきゃいけないなと思っています。 菅野さん監督は、台本にご家族の写真をびっしり貼っているんですよ。表だけじゃなくて、裏表紙にも。「お父さんがこんなにも子供を思いながら撮影しているんだ」と、すごく胸に来るものがありました。 MCどんな困難がのしかかっても「次はどうする?」という言葉を胸に、諦めない人々の姿を描く本作にちなみ、皆さんの「次に叶えたい夢」を教えてください。 松村さん僕は、大泉さんのかねてからのファンというか、マニアなので…。 大泉さんマニアって言わないで(笑)。 MCここに移動する車の中でも、面白かったお話を、大泉さんにもう一回しゃべらせていましたもんね。 大泉さん(爆笑)。 松村さん「あの話が面白かったです」と言うと、全部しゃべってくれるんです。 大泉さん(爆笑)。 松村さんまるで再生ボタンを押したように、当時の声色のままなんです。 大泉さんジュークボックスのようにね。 松村さん本当に奇跡のような方です。大泉さんの出演された舞台や、作った舞台もありますが、どれか一個、リメイク的(再演)にいつかやってみたいです。 大泉さんええ!? それは素晴らしいよ! やって! (松村さんの所属するグループ)SixTONESで(TEAM NACSの舞台)「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」とかやってよ! 松村さん(会場に向かって)分からない方はごめんなさい。大泉さんが脚本を書いて、演出もしたTEAM NACSさんの家族のお話があるんです。SixTONESでやってみたい! でも、うちのメンバーは六人なので、(「下荒井兄弟」が五人の兄弟の絆を描く舞台であることから)ちょっと一人多いんですが…。 大泉さん誰か一人、辞めさせてよ。(会場:笑) 松村さんバカを言うんじゃない!(大泉さん&会場:笑) うち(SixTONES)は一人でも欠けたら意味がない。 大泉さん僕の作品のために、一人辞めさせて…。 松村さん一生、恨みますよ。(大泉さん&会場:笑) でも、本当に「下荒井兄弟」をSixTONESの六人でやれたら、僕はもうこの人生はクリアだと思っています。 大泉さんおおー! 分かった、頑張ろう。僕が、書く! 松村さんあとは、五人が大泉洋というものにどれほど熱があるかどうか…。(会場:笑) 大泉さんないの? 君ほどは、ないの?(会場:笑) 松村さんごめんなさい、これはもう当たり前です。 大泉さん何が当たり前なの! 松村さんあとの五人は「すごい俳優さんだな」という感じですよ。マニアは僕だけですから。 大泉さん(SixTONESメンバーの)ジェシーとか、全然ないの? 松村さん(ジェシーさんの真似で)「ああ、大泉さんね。えっへっへっ!」って感じですよ。(大泉さん&会場:笑) 大泉さんじゃあ僕も、新しい夢ができました。SixTONESにやってもらえるように、「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」を六人バージョンで書き直します。 松村さんこれは、実は、僕が十年くらい秘めていた思いです。 大泉さんありがとうございます。これは、台本料もだいぶ入るね。(会場:笑) 松村さん小っちゃい劇場でやってやる! (会場:笑) 川栄さん私は二十歳で(AKB48)グループを卒業する時に、朝ドラのヒロインをやること、大河ドラマに出ること、日本アカデミー賞を獲ることという三つの夢を掲げて卒業しました。朝ドラヒロインと大河ドラマは叶えることができましたが、日本アカデミー賞を獲るという夢はまだ叶っていないので、ぜひその夢を叶えたいと思っています。(会場:拍手) 大泉さんすごい速さで、二つの夢が叶っちゃったの? 川栄さんでも、十年かかっています。 大泉さん朝ドラってすごいよね。朝ドラの主役はなかなかできないよね。 川栄さん本当に運が良いなと思います。 MC大泉さんは、日本アカデミー賞の常連ですもんね。 川栄さんいつも拝見しています。 大泉さん私なんて、参加することに意義があるみたいな感じですからね。賑やかしですよ。(会場:笑) 新井さん私は、中学と高校の最初はコロナ禍で、ちゃんと学校行事ができませんでした。高校二年生の修学旅行が海外の予定だったんですが、それも叶わなくて、海外に行く機会を、何度か逃しています。ずっと行きたくて、今年は絶対に行ってやろうと思っています。だから、今年の目標は海外に行くことです。とりあえずパスポートの写真を撮って、行く気は満タンです。それを早く達成したいなと思っています。ハワイとか…。 大泉さんそれはきっと叶うんじゃない? 新井さん行けたら良いなと思います。 菅野さん今ね、パスポートを取るのにすごく時間がかかるみたい。(会場:笑) 大泉さんそういう、本当のお母さんみたいな情報はいらないから(笑)。 菅野さんいらない? ためになるから聞いた方が良いよ! 申請に行くでしょう? 番号をもらうでしょう? そこで四時間待ちとかになるんですよ。しばらく待っていたんですが、全然(順番が)動かないから、一回家に帰って餃子を焼いたんですよ。でも、まだ順番が来なかった。それくらいのつもりで取に行った方が良いよ。(会場:笑) すごく時間がかかりますから! 大泉さん何の話をしているんだ。(会場:笑) MC時間に余裕を持っていくと良いですね(笑)。福本さんはいかがでしょうか。 福本さん今回は大泉さんと親子役でしたが、ちょっと寂しいシーンも多かったので、今度は元気な姿で大泉さんとバディを組んでみたいです。 大泉さん良いですねえ! すごく良いです! バディ、良いです! 福本さん本当ですか!? 凸凹コンビとか。 大泉さん分かりやすいやつ! やりましょう! 福本さんやったー! 大泉さん(バディものの設定を妄想しながら)新人の福本さんがやって来る。メガネかなんかかけて、初日から遅刻したりして、「あー、まずい!」と言いながらドンっと僕にぶつかったりしちゃってね。「何だ君は!」なんて言われながら会社に行ったら、僕が上司だったみたいな! やりましょう! (会場:笑)福本さん良いですね(笑)。楽しそうです。 MC松村さんが「大泉さんのバディは僕じゃないのか?」という顔をされています。 松村さん映画公式の対談で、僕がバディをやりたいと言ったら、「良いじゃないですか!やりましょう!」って言っていましたよね。何バディやるんですか! (大泉さん&会場:笑) 大泉さんバディ、好きだから(笑)。 松村さん僕の時は「師弟コンビが良いんじゃないか」って言ったんですよ。とにかく敬っている、師匠と弟子。 大泉さんここにいる人全員とバディを組みたいですからね。バディ好きだから、やりましょう! 素晴らしい夢だ。 MC菅野さんはいかがでしょうか。 菅野さん私は、カブトムシの幼虫を成虫にしたいです。(会場:笑) 大泉さんあなたは、とにかく話を荒らすよね(笑)。舞台挨拶を荒らす! 何だって?菅野さん大変なんですよ。何年か前に幼虫を育てていたんです。サナギになろうとする時にサナギマンション(人工蛹室:人工的に作ったさなぎになったカブトムシが過ごす部屋)作りのお手伝いをしたんです。サナギって、自分で部屋を作るんですよ。 MCこれは何の時間ですか?(会場:笑) 菅野さんでも、そのまま大人になれなかったということもあるんですね。 福本さん私は小学生の頃に、サナギからカブトムシを飼っていました。 菅野さんええ! すごい! 大泉さんまさかこの話が広がるとは思いませんでした! (会場:笑) 福本さんゼリーで育ちました。 菅野さんゼリーが一番良いんですよね。また、若い人にフォローしていただきました(笑)。 MC最後に大泉さんの夢も教えてください。 大泉さん(菅野さんを見るながら)面白い人だよねぇ(笑)。カブトムシの幼虫かあ…。私の夢ですよね(笑)? 私もたまには真面目にと思いまして、川栄さんのお話にもありましたが、(アメリカの)アカデミー賞を日本の作品で獲れたら素晴らしいですよね。日本の作品で、海外で素晴らしい賞をいろいろな方が獲りますが、ああいう作品が作れたら良いなと思います。…ダメか、僕が真面目なことを言ったら。(会場:笑) (会場の反応に)良いじゃないか! (会場:拍手)日本の役者が海外に出ていくというのもありますが、日本の作品として海外に行きたい。最近は、そういうものが作れたら良いなと思います。バディもので。バディ、募集中!(会場:笑) MC本作の宣伝中に、とある家族との出会いがありました。四歳のお子様がバルーンカテーテルの治療によって、実際に命を救われたというご家族です。そのお母様から、お手紙をお預かりしていますので、今日はこの場をお借りしてご紹介します。菅野さんに代読をお願いします。 ■菅野さんが手紙を開き、大泉さんがマイクのサポート。菅野さんが手紙を読み始めました。映画スタッフ、キャストの皆さんへ。 私は心臓病を持ち、バルーンカテーテルに命を救われた四歳の男の子の母です。そして陽子さん、奈美さん、佳美さん、寿美さんと同じ学校の卒園卒業生です。佳美さんたちは私の大先輩です。 試写会で「ディア・ファミリー」を観ました。皆さんが自分たち家族と重なって、涙が止まりませんでした。今まで息子を助けてくれた医師、看護師、医療従事者の方々には何度も「ありがとうございました」と伝えてきました。そして、思ってきました。しかし、医療機器・バルーンカテーテルに対して「ありがとう」と思ったことは一度もありませんでした。でも、宣政さんたちが作ってくださったバルーンカテーテルというバトンを、時を経て確かに受け取りま
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「キングダム 大将軍の帰還」ワールドプレミアレッドカーペットイベント&舞台挨拶「キングダム 大将軍の帰還」公式サイト中国春秋戦国時代を舞台に天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・ 信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描き、累計発行部数1億部を突破する漫画「キングダム」。公開するたびに大きな話題を呼んできた実写映画シリーズの最新作「キングダム 大将軍の帰還」が、6月13日に遂に世界初お披露目の日を迎えました! 新宿・歌舞伎町ゴジラロードとTOHOシネマズ 新宿でワールドプレミアレッドカーペットイベント&舞台挨拶が行われ、山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさん、清野菜名さん、新木優子さん、岡山天音さん、三浦貴大さん、要潤さん、髙嶋政宏さん、山田裕貴さん、佐藤浩市さん、玉木宏さん、佐藤信介監督が晴れやかな笑顔でレッドカーペットを歩きました。この日の模様を、詳しくレポートします!ワールドプレミアレッドカーペットイベント&舞台挨拶信役山﨑賢人さん嬴政役吉沢 亮さん王騎役大沢たかおさん羌瘣役清野菜名さん摎役新木優子さん尾平役岡山天音さん尾到役三浦貴大さん騰役要 潤さん昌文君役髙嶋政宏さん万極役山田裕貴さん呂不韋役佐藤浩市さん昌平君役玉木 宏さん佐藤信介監督【ワールドプレミアレッドカーペットイベント】■新宿・歌舞伎町ゴジラロードにレッドカーペットが敷かれ、会場はキャストや監督を待ちわびるファンの熱気でいっぱいの中、秦国・趙国両軍の甲冑を着た両軍兵がカーペットを進軍。■登壇者陣が車から降り立つと、大きな歓声が沸き起こりました。山﨑さん&吉沢さん、清野さん&岡山さん&三浦さん、大沢さん&新木さん、要さん&髙嶋さん、佐藤浩市さん&玉木さん、山田さん&佐藤監督がそれぞれ組となって、ファンに手を振りながらレッドカーペットを闊歩しました。山﨑さん今日は、こんなに豪華なイベントをやることができて、たくさんの人が見に来てくれて、すごくうれしく思います。七年前に「キングダム」シリーズの動きが始まりましたが、信と一緒に成長した七年だったと思います。スタッフ、キャスト、みんなで熱い思いを持って始まった「キングダム」シリーズが、いろいろな人の思いを背負いながら、今回最終章を迎えられて本当にうれしく思います。ものすごい映画ができあがったので、ぜひ楽しんで観てもらいたいと思います。 吉沢さん一作目「キングダム」が公開されたのがもう、五年前になります。たくさんの方に愛し続けていただいて、今回最終章を迎えました。本当にあっという間だったなと思います。そして、最終章と呼ぶにふさわしい素敵な作品ができたと思っております。今日は最後までよろしくお願いします。 大沢さん今日は、皆さん、来ていただいてありがとうございます。先ほど山﨑くんも言っていましたが、このプロジェクトは準備から考えると七年ぐらい前からやってきました。その時から、より多くの皆さんに観てもらうことを目指して、スタッフ、キャスト一同、頑張ってきました。ようやく今日、お披露目の舞台に来ることができました。一人でも多くの皆さんに楽しんでほしいです。「キングダム」「キングダム2 遥かなる大地へ」「キングダム 運命の炎」と、おかげさまですごくヒットしました。本作は、「今までとはまた次元の違う世界まで行こう」ということで、山﨑くんをはじめ、キャスト・スタッフ全員が、一つ一つ魂を込めて撮影してきました。ぜひ劇場に足を運んでいただけるとうれしいです。 清野さん今日は、皆さんとこういった時間を過ごせて、とても幸せです。私は、レッドカーペットを歩くのが人生で初めてのことなので、とても興奮した時間になりました。私は、「キングダム2 遥かなる大地へ」「キングダム 運命の炎」に出演しましたが、本作のアクションは、前作を超えてスケールアップしていて、本当にレベルの上がったものになっています。羌瘣と(吉川晃司さん演じる)龐煖のアクションシーンにもぜひ注目して観ていただけたらと思います。 新木さん私は、一作目から映画館で「キングダム」シリーズを観てきた一ファンとして、「キングダム 大将軍の帰還」が上映されることを、すごくうれしく思います。摎役を演じて、王騎役の大沢さんとこうしてまたお会いすることができて、すごくうれしいです。私が出演しているシーンが、劇中では過去のお話ということもあって、皆さんとお会いする機会がなかったので、皆さんとお会いできたこともすごくうれしいです。 岡山さん僕は「キングダム2 遥かなる大地へ」から参加をしました。途中から乗せてもらった「キングダム」という大きな船に、引き続き乗せてもらい、ここまで漕ぎ着けたことを本当にうれしく思っています。試写で本作を観て、「自分が出ていなくてもファンになっていた作品だな」と改めて感じました。シリーズものは難しいものだと思うんですが、「キングダム」シリーズは回を重ねるごとにどんどん濃くて強い作品になっていると感じました。とても大好きな作品ですし、本作は一緒に演じた貴大さんと兄弟としても、大切な話になっています。皆さんに楽しんでいただけることを僕も楽しみにしています。 三浦さん尾兄弟としても、すごく大切なシーンのある作品なので、非常に思い出深いです。僕は、原作漫画の「キングダム」がすごく好きなので、このシリーズに出演できると聞いた時は本当にうれしかったです。撮影に入ったら、想像を絶する規模で、ものすごく素敵な現場でした。作品が出来上がってみると、さらにその壮大なスケールが感じられる作品になっていました。このシリーズ作品の中に登場人物としていられたことは、本当に幸せなことだと感じています。 山田さん僕は「キングダム 運命の炎」から参加しました。今、ここにいらっしゃる皆さんが、秦国の皆さんで、僕だけ敵国の趙軍なので、ちょっと心細いです。(登壇者の皆さん&会場:笑) でも、作品としては皆さんは仲間です。皆さんと力を合わせて作品を作りました。僕も、原作が大好きなので、「キングダム」シリーズの中にいる幸せを噛みしめながら現場にいました。原作にも描かれていた熱いシーンがたくさん詰まっているので、たくさんの人に届くと良いなと思っています。 要さん皆さんもおっしゃっていますが、本当に最高傑作が出来上がったと確信しています。一足先に本作を拝見しましたが、始まった瞬間から“キングダムワールド”が全開です。片時も目を離せず、あっという間に終わった記憶があります。なので、必ず興奮できることを約束できると思います。 髙嶋さん私も一足先に観ました。当然、私は台本も読んでいるのでセリフは分かっているんですが、試写が始まった瞬間に、あまりのすごさに笑ってしまいました。その後に、震えて泣くという、今までにない作品になっていると思います。よくこういう場所だと盛って話したりするものですが、「キングダム 大将軍の帰還」に関しては、どんなに言葉を並べ立てても及ばないくらい、すさまじい作品です。劇場に一人でも多くの方に足を運んでいただきたいと思います。 佐藤浩市さん「キングダム」シリーズは本作で最終章となりますが、歌舞伎町でこんな大きなイベントをやるとは予想だにしませんでした。本作は、これだけのイベントをやっても、決して負けない作品になっていると思います。ぜひ劇場で楽しんでください。 玉木さん近年でもなかなかない、スケールのシリーズだと思っています。このような派手なイベントに参加できてすごく幸せだと思います。僕も原作が大好きで、「キングダム」が公開された時には初日に劇場に行きました。そして、「どうにか出られたらな」と思っていたところ、昌平君役をいただくことができました。好きな作品の中に飛び込んで、撮影ができる時間は幸せでした。皆さんもおっしゃっていますが、映像を観ても、すごく興奮する内容になっています。ぜひ劇場で観ていただきたいと思っています。 佐藤監督七年という長い時間をかけて、シリーズとして作ってきました。これだけの規模と、物語、そして素敵なキャストの皆さんと作品を作るということで、過去を考えてもなかなかないシリーズに出来上がったと思っています。振り返ると、何万というカットを撮ったと思います。本当に気が遠くなるような作業を、スタッフ・キャストの皆さんと、汗水垂らしながらやってきました。積み重ねでしか到達できない作品が、今回作り上げられたと思っています。今はいろいろなモニターで作品を観ることできますが、その最大のモニターである劇場で、一番の力が発揮できるように、技術や感性を全て投入して作りました。ぜひ、皆さん劇場で最大の映像体験をしていただければと思います。 MC本シリーズを牽引してきた山﨑さんは、ニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF)において、素晴らしい演技を披露した俳優に与えられる賞「The Best from the East Award」を日本人で初受賞されました。 山﨑さんうれしいですね。日本の最高のチームで作り上げた「キングダム」シリーズを、世界の人々にたくさん観てもらえて、評価をしてもらえました。これをきっかけに、「キングダム」シリーズを観てくれる人がどんどん増えて、「キングダム 大将軍の帰還」も観てもらって、どんどん盛り上がっていってくれたら本当にうれしいです。 MC今日は総勢13名の皆さんが顔を揃えました。改めてどのようなチームだと感じていますか? 山﨑さん最強です! (会場:拍手) 大沢さん監督もおっしゃったように、積み重ねがあってここまでたどり着いた作品です。山﨑くんがニューヨークで賞を獲ったと聞いた時も、「当然だ」と思いました。そんなことには全然驚かないですよ。彼は、七年間この「キングダム」シリーズに向き合い続け、努力し続けてきました。僕らはそれに引っぱられるように頑張ってきたんです。本当に良いチームで「キングダム」シリーズをやることができたと、心から感謝しています。MC大沢さんにとっては、どのようなチームだと感じていますか? 大沢さんチームというより、家族みたいなものですね。僕にとっては宝物だし、人生の誇りです。最初からやっている山﨑くんや吉沢くんだけではなく、「キングダム2 遥かなる大地へ」「キングダム 運命の炎」から参加してくださった方々、今回から参加してくれた新木さんも含めて、僕にとっては、家族以上の存在です。このような機会をいただけて感謝しています。俳優としても、人生にとっても本当に誇りだと心から思っています。(会場:拍手) ■ワールドプレミアレッドカーペットイベントの最後には、山﨑さんの「夏は!」の掛け声に続いて、全員で「キングダム!」と発声してキャノン砲が放たれました。【ワールドプレミア舞台挨拶】山﨑さん今日は足をお運びいただき、本当にありがとうございます。今日は、初めて皆さんに「キングダム 大将軍の帰還」を観ていただけます。やっと皆さんに観てもらえると思うと、ワクワクしています。「キングダム」シリーズの集大成と言える、ものすごい作品ができました。最後まで楽しんで観ていただけたらうれしいです。 吉沢さん「キングダム」シリーズの集大成と呼べる、本当に素晴らしい作品ができたと思っています。ぜひ、最後まで楽しんでいただけたらうれしいです。 大沢さん今日は、ようやく初めて皆さんに本作を観ていただく機会となりました。僕らもずっとドキドキしていました。七年前くらいから準備を始めて、この日を目指して、みんなで魂を込めてずっとやってきました。本作は、「キングダム」「キングダム2 遥かなる大地へ」「キングダム 運命の炎」を超える素晴らしい作品になっていると思っています。 清野さん本作には、瞬きをするのがもったいないと思えるほど、素敵なシーンが本当にたくさんあります。これから皆さんは本作を観るということですので、最後まで楽しんでいただけたらなと思います。 新木さん皆さんと一緒に、この舞台に立つことができて、本当に幸せです。 本日は短い時間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 岡山さん僕も出演しているんですが、試写で観た時に、本当に楽しくて、熱くなれる最高の作品になったと感じました。皆さんも思う存分、楽しんで帰ってください。 三浦さん僕にとっても本作は思い出深い作品です。こんなにたくさんの皆さんに本日観ていただけるということで、本当に感無量です。 山田さん今日は、本作を一早く観ようと駆けつけてくださって、ありがとうございます。僕がこうして「キングダム」シリーズの仲間としていられること、そして、集大成となる決戦の場に立てたことがものすごくうれしいです。皆さんの感想が楽しみです。 要さん僕は一作目「キングダム」から参加していますが、皆さんがおっしゃるように、本当に最高の、そして最強の作品ができました。ぜひ皆さん、最後まで楽しんで帰ってください。 髙嶋さん本作をもって、僕たちが足掛け七年戦ってきた全てが終わります。今日は、僕たちの“絶対に負けられない戦い”を観て、何かを感じて持って帰っていただけたらうれしいです。 佐藤浩市さん今夜は「キングダム」の世界をたっぷり楽しんで帰ってください。 玉木さん前作までとはまた違った魅力がたくさん詰まった作品になっています。ぜひ最後まで堪能して帰ってください。 佐藤監督完成してから、まだそんなに日が経っていません。なので、お客さんに観てもらうのは今回が初めてです。なので、私もドキドキしています。本作が、自分たちの手を離れて、皆さんに届く日が来て、本当にうれしく思います。本作には長い間、積み上げてきたものが詰まっています。時間をかけて積み上げてきたからこそ、到達できた作品になったと思います。今日は楽しんで帰っていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 MC山﨑さんは、信のどのようなところに注目して本作を楽しんでいただきたいですか? 山﨑さん前作で王騎将軍から“飛信隊”という名前をいただき、その隊の隊長として成長した信の姿や、みんなが信を守ろうとするようなシーンもあるので、“飛信隊”のみんなとの絆も見てほしいです。そして、遂に王騎将軍が戦場に出ます! 天下の大将軍に憧れて生きてきた、信の目線になって観てもらえたら、面白いと思います。 MC本作での王騎将軍は、いかがでしたか? 山﨑さん王騎将軍とはかなり多くの時間を一緒に過ごしましたが、すごかったです。 MC一方、山﨑さんにとって信はどのような存在になりましたか? 山﨑さん信は、とにかく真っ直ぐエネルギッシュに夢に向かって進んできた人物です。その真っ直ぐさに僕も影響を受けながら、「こうであったら良いな」「観た人にもそういう気持ちになってもらえたら良いな」と思いながら、信のセリフを言ってきました。そして、本当に信からたくさんパワーをもらいました。そんな信が憧れた王騎将軍の姿を、たくさん間近で見ました。皆さんも楽しみにしていてください。(会場:拍手)MC大沢さんは、本作の王騎将軍を演じてみていかがでしたでしょうか。 大沢さん気持ちとしては、六年前に撮影に入った時と全く変わらずに最後までできたことにホッとしています。現場では、山﨑くんや吉沢くんをはじめ、ここにいる皆さんが役そのものでいてくれたので、それが僕のエネルギーや、励みになりました。本日、「キングダム 大将軍の帰還」のお披露目を迎えられてうれしいですし、改めて皆さんと一緒にできたことに深く感謝しています。 MC要さんと髙嶋さんは、劇中で王騎将軍と過ごす時間も多かったと思います。今回の王騎将軍はいかがでしたか? 髙嶋さん僕だけしか感じていないかもしれませんが、大沢さんとは昔から何度も共演しているので、もともと友情と信頼がありました。本作で、さらにそれが深まった気がします。だから、王騎と昌文君は共に乱世を生きている同志であり、戦友だという感じがして、常に幸せな気持ちでいました。 要さんこの言葉につきると思うんですが、“レベチ(レベルが違う)”です。(登壇者の皆さん&会場:笑)“レベチ”がこれから現れます。ぜひ楽しみにしてください。“レベチ”です。MC今の言葉を受けて、大沢さんはいかがですが。 大沢さん言い得て妙、その通りだと思います(笑)。(登壇者の皆さん&会場:笑) MC吉沢さんは、本作の嬴政を演じていかがでしたでしょうか。 吉沢さん戦場はとんでもなく熱いことになっているので、本作を観た時に「すごいな」と思いました。僕は、玉座に座っているだけだったので。(会場:笑)戦場のとてつもない熱量を、何も見ていない状態で、それを受け止めるお芝居をするのは、なかなか難しくて、大変だなと思いながら演じました。試写で観た時には、大沢さん演じる王騎や、信、皆さんの“レベチ”なパワーがすごすぎました。カッコ良すぎて泣きました。シビれすぎて、「かっけえー!」。涙がポロッ…みたいな感じでした。 MC清野さんは、本作でもアクションがたくさんありました。 清野さん私の演じた羌瘣は、龐煖と戦うシーンがありましたが、吉川晃司さんは本当に手足が長くて、スタイルが“レベチ”でした。(会場:笑)自分が思っているよりも、深いところまで剣が来るので、その距離感を考えながら、呼吸を合わせていくのはとても難しかったです。撮影に入る前に、何度も吉川さんと練習をしました。そのシーンの撮影が始まる前に、何度も剣を合わせました。吉川さんはリアルを追求されて、「もっとギリギリまで来てほしい」とおっしゃるんですが、今回の羌瘣の龐煖に対するアクションは、「殺めにいくアクション」だったので、急所を狙うところが多くて、かなり緊張感のあるシーンになったと思っています。 MC新木さんは、とても重要な役として参加されました。 新木さんまずは、皆さんのチームワークの良さにすごく感動しました。本作から参加したので、「撮影はどんな感じなのかな」と、ドキドキしていました。でも、監督をはじめとして皆さんのチームワークが出来上がっていたので、私は役としてそこにいるだけで良い状況を作ってくださいました。それはすごくありがたかったです。私は皆さんとご一緒する機会が少なかったんですが、その少ない機会の中で、大沢さんにはいろいろな表情を見せていただきました。それを受けることで、摎としてそこにいられました。また、私としては、「こんな表情は摎にしか見せないよなあ」という王騎の表情を目の前で見られて、キュンキュンしていました。 大沢さん本当に大事なシーンなので、一作目の「キングダム」を撮る時から、摎とのシーンを想像しながらいろいろと組み立ててきました。その撮影の前日は、寝られなかったです。現場に行って、役になった新木さんと会った時、秦国・六大将軍の一人で、戦士の摎がそこにいました。今、ここにいるきれいな新木さんとは別人でした。それに僕は感動しましたし、武者震いをしました。新木さんが摎を演じてくれて本当に良かったと思いました。そして、「この子のためだったら、王騎は命懸けで戦うんだろうな」と思わせてくれて、本当に感謝しています。MC山﨑さんは、新木さんが演じる摎にどのような印象を持たれましたか? 山﨑さん試写で観た時に、馬上での戦いもそうですが、めちゃめちゃカッコ良かったです。 MC王宮のシーンでは、皆さんの繊細な表情を見ることができます。佐藤さんは、今回の呂不韋を演じていかがでしたか? 佐藤浩市さんアクションの部分と、そうではない部分の戦い。それがうまく伝わってくれれば良いなと思っていました。 MC玉木さんはいかがでしょうか。 玉木さん僕は「キングダム2 遥かなる大地へ」から参加をしましたが、原作が大好きで、この作品に携わることができてすごくうれしかったです。お客さんが、それぞれの登場人物にここまで思い入れを持って観る作品も、そんなにないと思います。だからこそ、僕たちもやりがいを感じるんだろうし、やっぱり現場の熱量は“レベチ”でした。(会場:笑) MC吉沢さん演じる嬴政は、王宮のシーンでは玉座に座っています。王宮に集う皆さんの存在感は、すごかったですよね。 吉沢さん本当にすごいんですよ。王宮のシーンは、言ってしまえば大先輩しかいないんです。そんな中で、一人だけ玉座にポツンと座って、上から見下ろすわけです。個人的には緊張感しかありませんでした。その緊張感は、ちょっと“レベチ”でしたね。(会場:笑) MC本作では尾兄弟も欠かせない存在です。観客の皆さんにはどのようなことを伝えたいですか? 岡山さん「キングダム」シリーズにおいて、強くないキャラクターは少数派というか、モンスターのような人がいっぱい出てきます。その中で、“一般人代表”のような立ち回りやポジションが、コミカルさだけではなく、尾兄弟にとっての新しい表情になったと思います。また、本作は兄弟にとっての大きなターニングポイントが描かれた作品だと思っています。 三浦さん僕も、尾兄弟を一般人代表のような立ち位置として、皆さんが感情移入してくれたらうれしいなと思っています。誰しもが感情移入しやすいキャラクターだと思うので、そういったところを大事にしながら演じました。本作は、特に兄弟の絆がよく表れた作品だと思います。また、尾兄弟の、信に対する幼なじみとしての思いが表れた作品でもあるので、そういったシーンも観ていただければと思います。MC山田さんは、本日の登壇者の中ではお一人だけ、趙軍のメンバーである万極を演じています。 山田さんまず、試写で本作を観た後に、「皆さん本当にすごいな」と思いました。スタッフさんが作り上げた「キングダム」の世界観で、キャストさんはそれを体現しているので「俳優さんってすごいな」と思いました。自分も俳優なので、頑張れという話なんですが…。(会場:笑)また、原作では、僕が演じる万極にはまがまがしいオーラを出している描写があるんです。それが出せるほどの“レベチ”な役作りはできなかったんですが、 目をかっぴらいて、万極のトレードマークでもある目を意識して、演じました。山﨑さん本当に(山田さん演じる万極は)すごく魅力的でした。めちゃめちゃカッコ良かったです。最高です。MC要さんは、今回の騰を演じていかがでしたか? 要さん今回は、「大将軍の帰還」というテーマです。僕は大将軍の副官ですので、今回は初めて戦場に降り立ちました。「戦場って、こんなに緊迫感があるんだ」と思いました。アクションの撮影方法は、あまりこういう表現をしない方が良いのかもしれませんが、“レベチ”でしたね。(会場:笑) MC最後に、山﨑さんと大沢さんから、これからご覧になる方に向けてメッセージをいただければと思います。 大沢さん準備を入れると七年間、「キングダム」シリーズをやってきました。その集大成が、今回の「キングダム 大将軍の帰還」です。六年前に撮影に入った時から、この日をみんなで夢見て、ずっと頑張り続けてきました。コロナ禍で苦しい時期もありましたが、「お客さんに良いものを届けるんだ」という思いで、ここまでたどり着きました。「キングダム 大将軍の帰還」は、キャスト・スタッフ全員の魂のこもった作品になっています。僕にとっても宝物であり、我々の誇りでもあります。ぜひ、我々の思いを受け取って帰っていただけたらうれしいです。上映がこれから始まります。楽しんでください。(会場:拍手) 山﨑さん七年間、信と共に成長をしてきたと本当に思います。僕も、信からパワーをもらっています。みんなで思い描いた夢が、四作目まで続いているのが本当にうれしいです。「キングダム」シリーズには、「みんなの思いを背負って、どんどん強い力がついていく」というメッセージがあります。スタッフ・キャストみんなで頑張ってきた時間と、作品を観た皆さんが一緒に熱くなってくれたことが、「キングダム」シリーズをどんどんデカくしたのかなと思います。「キングダム 大将軍の帰還」も本当に面白いので、ぜひ観てもらって、どんどん盛り上げてもらえたらうれしく思います。今日はありがとうございました! (会場:拍手)
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