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映画『8番出口』初日舞台挨拶「8番出口」公式サイト 世界的人気ゲームを実写映画化し、カンヌ国際映画祭でも喝采を浴びた『8番出口』が8月29日についに公開を迎え、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて舞台挨拶が開催されました。主演の二宮和也さん、小松菜奈さん、河内大和さん、川村元気監督が舞台挨拶に登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします! 初日舞台挨拶 迷う男役 二宮和也さん ある女役 小松菜奈さん 歩く男役 河内大和さん 川村元気監督 二宮さん本日は、数多くある映画の中から本作を観ていただきありがとうございます。皆さんは本作を観た後なので、楽しい話ができればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。 小松さん皆さん、こんばんは。今日は初日舞台挨拶にお越しいただきありがとうございます。現場でも感じていましたが、改めてスクリーンで観ると、ゲームの世界観の再現度が本当に素晴らしくて、圧倒されました。観ている自分が、プレーヤーになった気分になれます。常に何かに自分も見張られているような、追われているような疑似体験ができる。そんな新感覚な面白さが本作にはあると思います。今日、皆さんには本作を観ていただいたかと思いますが、「ここはどういう意味なのかな?」といった考察も楽しんでいただければと思います。 河内さん今日はこの劇場にお越しいただきましてありがとうございます。僕はもう本当に、この日を待ち望んでおりました。「おじさん」がなぜ歩いてるのか? なぜ笑ってるのか? その意味を皆さんはもうお分かりだと思います。皆さんの感想を楽しみに待っています。本当にありがとうございます。 川村監督まずは、初日に来ていただき、本当にありがとうございます。今まで、僕らはプロモーション期間中、作品について言えないことが多すぎて、苦しかったです。今日も言えることがある程度制限はされますが、観終わった方々と楽しい話ができればと思っております。よろしくお願いいたします。 MC本作は、本日8月29日から全国407館(IMAXを含む)で公開されております。先ほど速報が入ってまいりました。そこから計算したところ、この金土日の3日間で『8番出口』だけに、8億円を目指す大ヒットスタートになっております。 二宮さんありがとうございます。 MCせっかくなので、ピッタリ8億円で止めたいみたいな…。 二宮さん止めたいんだ(笑)? MCさらに専門家の方が最終興行収入を計算したところ、最終的に40億円を目指す大ヒットが見込まれるとのことです。 二宮さんこれ、逆にお客さんにプレッシャーがかかっちゃうかな? 先ほど挨拶でも言いましたが、現在、様々な作品が上映している中で、自分で言うのもなんですが、このヘンテコな作品を選んでいただいて、(会場:笑) 皆さんは変わった人だと思います。入口と出口が全く違うような映画はなかなかないと思うので、皆さんとこの作品を共有できたのはすごくうれしいですね。 川村監督まず、本作を選ぶというのは、勇気がいる選択だと思います(笑)。あのゲームが、一体どういう作品になっているのか、さっぱり分からないですよね。だって、ゲームにストーリーがないので…。二宮くんに本作の企画書を渡した時に、すごく不安そうな顔をされたのをさっき思い出しました(苦笑)。入口の印象と、観終わった出口の印象は、かなり違っていると思います。そこの感情を、これから観る前の人たちに、上手な形で広めてもらえたらうれしく思います。 MCSNSの感想を見ると、「ゲーム好きでやり込んでいるから『厳しい目で見てやろう!』と思って行ったら、面白かった!」みたいなものがあります。 二宮さんそれはうれしいですよね。 MC「どんな映画になるんだ?と思ったら、こう来たか!」という感想もありますね。 二宮さん「おじさん」がずっと歩いているんでね…。いや、「歩くおじさん」がずっと歩いているんでね…。 河内さん「歩く男」です。「歩くおじさん」じゃないです(苦笑)。 二宮さんああ、「歩く男」か…えっ! 「歩くおじさん」じゃないの? 河内さん「おじさん」こと「歩く男」なんです。「歩くおじさん」じゃないんですよ。 二宮さん「歩くおじさん」じゃないんだ(笑)? 「歩く男」なんだね。そういう精密さ加減とか、セットもそうですが、ゲームをやり込めばやり込んでくれている人ほど、その再現度の高さに感心・感動してくれるんじゃないかなと思いますね。 MCさっき小松さんも「ゲームの中に自分が入り込んだみたいだった」という話をされていましたが、それだけではないところもありますよね? 小松さんそうですね。特に私の役はオリジナルなので、「小松菜奈はどういう役で登場するんだろう?」という声を聞いていました。やっと公開して、全貌が明らかになり、やっとしゃべれると思ったら安心しました(笑)。 MC前回の「88m無限ループカーペットアライバルイベント」の時は何も言えない感じでしたもんね? 小松さんそうですね。ほぼ何も言えない感じで…。 MCSNSでは他にも「映画を観た後、地下鉄に乗って帰るのがちょっとドキドキする」というものがありましたが、これは会場の皆さんも、絶対そうですね。 二宮さん来るかもしれないからね? 河内さん出会うと思いますよ(笑)。 MC今、河内さんが地下鉄の駅を歩いていたら、ドキッとしますよね? 河内さん白シャツで歩いていたら、ドキッとするんじゃないですか(笑)? MC他にも、「ホラー映画なのかと思って、ちょっとドキドキしながら観ました。地下通路にこんな壮大な人生ドラマがあったということを知って思わず涙!観る前と後ではとっても印象が変わる映画だと思いました」という感想もあります。 川村監督そうですね。本作の結構大事な部分を、真ん中の二人(二宮さん&小松さん)が演じてくれました。そこを早く観てほしいと思っていたんですが、一切それについてしゃべれない(苦笑)。「海」っていうことだけは言っても良いですか? (登壇者の皆さん:笑) じゃあ、「海のシーン」良かったと思うんですが、いかがだったでしょうか? ■会場から拍手! MCあのシーンはいかがでしたか? 二宮さん全員、楽しかったですよ。河内さんも撮影現場に来てくれたんです。 河内さん僕は出番がないのに見学に行きました。 MC砂浜は歩いていないですよね? 河内さん歩いていないです。海の上から歩いてこようかと思ったんですが、出来ませんでした(笑)。僕としては、(地下通路の)あのシーンばかりだったので、海のシーンは絶対に行きたいと思っていました。美しいシーンでした。 MCこんな感想も届いています。「俳優の皆さんの演技が凄まじかった!登場人物が少なくて、それぞれの役がとても難しい役のはずなのに、俳優さんって本当にすごいなと思いました。中でも無限ループする空間で迷う男を演じた二宮さんの飽きさせない男!もう日本代表だと思います」ということです。 ■会場から拍手! 二宮さん飽きさせないので(笑)。 MC新しい称号を手に入れましたね? 二宮さん次回作で使いたいと思います。「飽きさせない男」! MC二宮さんは、ほぼ一人で出ているシーンも多かったですね。 二宮さんそうですね。多かったです。原作に忠実にというか、再現性の高さを目指しているつもりなので、物語を大きく動かす前は、いかに原作を敬愛しながら、汚さずにちゃんと表現できるか MC小松さんは「ある女」を演じてみていかがでしたか? 小松さんそうですね、私は最初に声の出演があるんです。声色を変えるというか、自分的には自然に伝えているつもりなのに、「ちょっと怒っている」と思われてしまう部分もあったので、監督と話し合ってそこの調節をしていきましたね。あとは、急遽撮影で顔が出るシーンが増えました。最初、声だけだったんですが、「やっぱり登場させよう」となって、出演させていただきました。 川村監督本当に本作は、こんなことばっかり起きています。全然シナリオ通り進まなかったり、さっき二宮さんは「飽きさせない男」っていう話でしたが、シナリオ通りに演じてもらって、編集してみたら「飽きるね」となったり…。 MC「飽きさせる男」だったんですか? 二宮さん現場をね(笑)。「現場を飽きさせる男」(笑)。 川村監督それでもう一回話し合って「ちょっと芝居を変えよう」とか。 二宮さん話し合ってみたら「やっぱり(小松さんに)来てもらった方が良い」ってなって…。でも、 「いなくて良い」って言われてんのに次の日には急に「来てもらった方が良い」って言われたら不安ですよね? 小松さんでもなんか「呼ばれるかな」って思いました。 二宮さん本当? 小松さん現場に数日いてみたら、「これ呼ばれるな」と思っていました。だから、呼ばれた時は「キター!」って思いました(笑)。 川村監督それくらい、現場で毎日シナリオを書き換えて、変わりながら撮っていました。その作り方がすごく「ゲーム的」というか、一回やってみてうまくいかなかったから、シナリオを書き換えて、お芝居も変えて撮る…という繰り返しでした。僕らが先を読めないで作っているから、お客さんはもっと読めないんじゃないかと思います。 MC日本での公開を皮切りに、ここからさらに海外の映画祭へ羽ばたいていきます。9月にはカナダのトロント国際映画祭、韓国の釜山国際映画祭。10月にはスペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭への出品も決定しております。おじさんも国境越えて、世界中で大人気になるんじゃないですか? 河内さんこの作品のオファーをいただいてから、初めて川村監督とお話した時に「おじさんはこの作品のアイコンになるんで、覚悟しておいてください」みたいなことを言われたんです。今、日本の映画館と本屋が大変なことになっていて…。どこに行っても自分がいるっていう(笑)。 二宮さんSNSを見ていると「こんなにいろんなパターンを撮ってたの?」って思いました。 河内さんみんなが知らないところで、撮影が終わった後に一人居残りをして、撮っていたんです。「居残りおじさん」です。 MCSNSでもやっぱり子供人気がすごいですよ。 河内さん子どもに声をかけられることが多いです。「8番出口の人だ!」って。 二宮さんへぇ! もう「変なおじさん」と同じですね(笑)。 河内さんいやいや(苦笑)! でも、うれしいです。大人の方は、多分まだ怖いから、声がかけられないんですよね。 MC見る前と見た後で印象がガラリと変わる部分もあったりして、その辺も演じていて面白い部分もあったんじゃないすか? 河内さんそうですね、最初ゲームを見て「このおじさんをやるのか」と思いました。 二宮さん(笑)。思いますよね。それは、思うと思います。 河内さん「これどうやって演じるんだろう?」と思いましたが、脚本を見て「なるほどな」と思いました。おじさんは、おじさんなりに、ああやって歩いている理由があって、ああやって笑顔になる理由がきっとあるんだなと思いました。それを撮影しながら探している感じでしたね。 MCそして、釜山国際映画祭からも素敵なニュースが入ってきております。映画祭の人気プログラムに「アクターズハウス」というプログラムがあります。これは… 二宮さん(MCの言葉を遮るように先走って照れ笑いをしながら)あぁ、(選ばれてしまって)すみません(深々と頭を下げる)。 MC早い!早い! 川村監督ちゃんと聞こう! MCこの「アクターズハウス」というのは、演技力だけではなく、スクリーン内外で際立つスター性を放ち、高い評価を得ている俳優にスポットを当て、俳優自身の魅力に迫るトークプログラムです。過去には「ミナリ」(2020年公開/監督:リー・アイザック・チョン)で韓国人初のアカデミー賞助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンさんや、是枝裕和監督の「ベイビー・ブローカー」(2022年公開/出演:ソン・ガンホ、カン・ドンウォン他)に出演したカン・ドンウォンさんなど、韓国のスターの皆さんが登壇してきた人気プログラムです。今回、初の日本人俳優として二宮和也さんの登壇が決定しております!(二宮さんは客席の左右あらゆる方面に向かって頭を下げる)この、「スクリーン内外で際立つスター性」という…。 二宮さんスクリーン内外で…すみません。(苦笑しながら頭を下げる) MC今までの俳優人生を語ったりするということなんですが…。 二宮さんだとすれば、怯えます! いや、どういったものなのっていうのは…。 川村監督当日イ・ビョンホンさんと出るらしいですよ。何を話します? 二宮さんいや、とりあえず写真を撮ってもらいます。 河内さん写真好きだな! 二宮さん絶対に写真は撮りたい。やっぱり本作と一緒に海外に行くっていうのは、本当に旅行してるみたいで、いろんな思い出が増えていきますよね。河内さんも一緒に行くんですよね。 河内さん行かせていただきます! MCそうなんですね。川村監督は行かれますか? 川村監督行きます。おじさんと一緒にレッドカーペットを歩くんですが、衣装をどうしようかなって考えているんです。 二宮さんドレスコードないんですか? 川村監督いやどうなんですかね? 二宮さんちょっとワクワクしてきちゃった! MCさて、ここからは映画の世界観を表す重要なキーワードである「異変あり」「異変なし」の二択にちなんで、テーマトークを皆さんとしていきたいと思います。これから、いくつかの質問をいたしますので、「その通りだな」と思ったら「異変なし」の札を、「いや、それは違うよ!」と思ったら「異変あり」の札を挙げてください。 本作の撮影はかなり変わった撮影手法だったとうかがっておりますが、何の問題もなくスムーズに撮影できたなと思ったら、「異変なし」。 いや、結構大変で苦労したかなと思ったら「異変あり」を挙げてください。 【質問1】 ■全員「異変あり」。 小松さん良かった! 二宮さんみんなが同じ思いでしたね。「もう一回観てもらいたい」という意味を込めてなんですが、映画の中のメインストリートみたいところがあるじゃないですか? MCループしていく通路ですね。 二宮さんあそこに「迷う男」が三歩入ると、(おじさんが)出てくるんですよ。これをずっーと守らなきゃいけないんです、我々は。 河内さん(爆笑)。 二宮さん同じところで「おじさん」って言わなければならないので、僕がちょっとタイミングをずらしてしまっても、おじさんがちゃんと調整をして、いるべきところにいてくれるんです。それって、お芝居とはまたちょっと違う脳が働いているんですよ。それは「異変あり」という感じでした。 MCそれは大変だったということですか? 二宮さん大変というよりも、新しい感覚でしたね。 河内さんそうですね。どのタイルのどの部分で曲がって、どちらの足で曲がるかは、決めていたんですよ。でも、やっぱり二宮さんは毎回、芝居が違うじゃないですか? 二宮さんいい意味でね(笑)? MC「飽きさせない」から。 河内さん(笑)。その「飽きさせない」が如実に出ていましたね。スタッフさんがキューを出してくれるんすが、その通りに出ても違う時が結構ありました。毎回、スピードが違うから、その速度調整とかは結構大変だったんですが、楽しかったですね。 二宮さんそんなのやったことなかったから、楽しかったですね。まあ、僕はもう基本的に自由にやっているから、(河内さんが)全調整をしてくれて。 MC一点を見つめながら微妙に調整して? 河内さんそうそう、(真っすぐしか)見れないからね。こうやって(真っすぐに一点を)見るんですが、タイルをずっと見ていると、何だかクラクラしてくるんですよ。 二宮さん分かるかも。 ■二宮さんと小松さんと監督は後ろにあるセットのタイルの絵をじっとみる。 河内さんだからもう、グワーンってなりながら歩いている時もありました。でも、舞台みたいで面白かったですね。 MC小松さんも「異変あり」を挙げていますが? 小松さんマイナスな捉え方ではないんですが、聞いてもらいたくて…。 二宮さんこれからマイナスなことを言おうと? 小松さん違います、違います(笑)! そうじゃないよと(笑)。 二宮さんそうじゃないのね。 小松さん私は現場で見ていたんですが、「迷う男」が黄色い部屋に入っちゃうシーンがあるんですが、その部屋のタイルが黄色なんです。そこで監督が「いや、この黄色じゃないんだよな…」って言って、もう一回それを撮り直しするっていう話を聞こえてきたんです。その時にアンミカさんの「白は200色あんねん」って言葉が浮かんできて(笑)。いや、どの黄色が正解なんだろうって思いました。 二宮さん塗り直しましたからね。しかも、乾かすのに二日くらいかかりました。 MC監督はそんなの当たり前だよという感じですか? 川村監督いやいや、黄色に異常なこだわりを持っていた二カ月間でしたね。でも、全然違うんですよ。(会場のセットを差して)この黄色とそこの黄色も全然違うじゃないですか。黄色って、ちょっとした差で印象が変わるんですよ。怖くもなるし、温かくもなるので、結構面白い色だなって…言い訳です。 小松さんでも、細部にまでこだわって、みんなで話し合って、追求していくっていう時間はすごく良かったと思います。 MC監督も「異変あり」ですが…? 川村監督小松菜奈さんの初日の話なんですが…。今言われたので、ちょっと言い返そうかなって(笑)。小松さんは、久しぶりの映画の現場だったんですよね? 一年ぶりくらいでしたっけ? 小松さんはい、そうでした。 川村監督結構、スンとした顔でやってくるんですよ、この人は。 小松さんそういう顔なんですよ(笑)。 川村監督「小松菜奈が“スン”とした顔でやってきたな…」って思っていたら、現場のパイプ椅子に座って緊張で震えているんですよ。声を録っても、声がずっと震えているから「これはダメだ!」って思うくらいでした。 小松さんそうなんです。そう見えちゃうのが良いところなのか悪いところなのか? 二宮さん良いところなのよ。でも実際、緊張しているんだもんね? 小松さんめちゃくちゃ緊張しています。ノミの心臓なんです(苦笑)。 川村監督今日も、ずっと挨拶の前に「はぁ、緊張して吐きそう」って言っていましたよね。 二宮さん「何しゃべって良いか分からない…」って言っていましたけど、さっきからベラしゃべりですよ(笑)。 小松さんそんなことは言っていないですよ。「緊張しています」って言っていたんです。 私は身の回りの日常生活に起きる異変に全く気づくことができないタイプだ。 気づかない場合は「異変なし」いやいろいろ気づいちゃうんですよね、細かいとこも…という場合は「異変あり」を挙げてください。 【質問2】 ■二宮さん「異変なし」、小松さん、河内さん、川村監督は「異変あり」 二宮さん僕はあんまり気づかないというか、あんまり私生活に興味がないのかもしれないです。違っていても自分で直せばいいし…、という感じで、あんまり気にしたことがなかいですね。 河内さんあんまり気にしなさそうですよね。何が起きても動じない感じがします。いい意味で、自然とそこにいるんですよ。中はどうなのかは分からないですがね。 小松さん「緊張するんですか?」というお話をしたら「全然しない」って言っていました。 MC緊張したことはないんですか? 二宮さんさすがにしたことはありますよ(笑)。でも、あんまりしないかも。 川村監督僕が驚いたのは、カンヌ国際映画祭でスタンディングオベーションを受けている時って、パニックになるんですよ。でも、二宮さんはカメラに向かって投げキッスをしていましたからね。それを見た是枝裕和監督から「ニノすごいね」っていう一言だけのコメントが来ました(笑)。(登壇者の皆さん:笑) 「投げキッス、カンヌでやれる人はいないよね」って。 二宮さんそういうところがありますよね(笑)。でも、人生一回きりだからね。 MC小松さんは「異変あり」なので、結構、細かいところに気づいちゃう? 小松さんわりと敏感かもしれないです。人としゃべっていても「今日疲れていそうだな」「何かあったのかな?」って聞くと「そうなの。よく気づいたね」って言われますね。 MC河内さんも「異変あり」? 河内さん僕、ビビリなんで(苦笑)。何かあるとすごく声が出ちゃうんすよ。ビクってなるし、いろんなことに過剰に反応しちゃうんですよ。そういえば、今日の僕の異変に気付きました? 二宮さん本人じゃない? 河内さん(爆笑)。 二宮さんあ、髪ね! 河内さん(後ろを向いて)初日だから、三つ編みヘアが8本あるんです。 二宮さんすごいね…。 MC川村監督は? 川村監督僕は細かいことを気にするので、河内さんにはとにかくCGみたいに動いてほしかったんです。毎回同じように歩いてほしいし、毎回同じ笑い方をしてほしかったんです。でも、同じ顔を人はできないじゃないですか? それが何回も繰り返されることがCGみたいで怖い――人間がCGのような動きをするのが怖いっていうのを表現してもらったんです。あまりにしつこくやるから、河内さんの顔面の筋肉がおかしくなっちゃいました(苦笑)。本作を二回目以降に観る時に観てほしいんですが、振り向いたらっていうシーンが三回ありますが、三回目の顔は震えています。それが好きです。 河内さん僕も人間だからね。あれはやばかったですね…。 実は、今、二宮和也さんに異変が起きている…? 異変に気づいたら「異変あり」、ないと思ったら「異変なし」を挙げてください。 【質問3】 ■二宮さんと川村監督は「異変あり」、小松さん、河内さんは「異変なし」 二宮さん(小松さんに向かって)別に普通だよね? 小松さんはい…髪の毛が、今伸びたとか(笑)? 河内さんずっといつもの二宮さんですよね? 全くいつもと変わらないフラットな感じです。 川村監督半袖になっている(笑)? 二宮さんそれは、最初から! MC二宮さんから異変を説明していただけますか? 二宮さん僕もこれは、SNSを見て「気づいた」んです。でも、説明は受けていたと思うんですよね。ということは、聞き流していたんだろうな…。今、SNSで私のプロフィールが「八宮」になっているっていう話なんです。「八宮和也」になっているらしいんですよ。その画像を見て「え?マジでなっているじゃん!」って。僕としては、勝手にやられているイメージなんです。でも、説明は受けているはずなんだ。でも、忘れているんだよね、きっと。 MCプロモーション活動の一環として名前を変えるっていうのは、若手芸人みたいな感じですね。 二宮さんでも、もしかしたら、この世界中で八宮と仕事をやりたいっていう人がいるかもしれないので、八宮と仕事するんだったら、今オファーをするしかないですよ! MCでも、こちらは本日(8/29)23時59分までとなります。 二宮さんええ!? そうなの? 短いなあ…。 MCSNSで気づいている人は結構いました。 二宮さんですよね。僕もSNSの書き込みで気づきました。 MC「よくやるなあ。さすが」って思いました。 二宮さん僕もそう思いました。「よくやるなあ。さすが」って思いました。 MC最後に二宮さんからメッセージをお願いします! 二宮さん本日は観ていただきましてありがとうございました。映画がたくさんあふれかえる世の中になって思うのは、エンターテインメントに関わる仕事は、有事の際や、それこそコロナ禍になったりすると、自粛をせざるを得ないカテゴリーの一つだということです。その時は、もう世の中を応援することしかできない。見守ることしかできないんです。今はこうやって映画がたくさん出てきて、僕たちも映画を封切ることができる世の中は、すごく平和なんだなと思います。そして、幸せな時じゃないとエンターテインメントには触れることができないものです。なので、僕らはいろんな作品を作ることに集中して、熱中して、こういった尖った作品や、王道なものなど、いろんなものを生み出しています。我々は、また新しい作品を…いや、「我々(このメンバー)」でやるわけじゃないですが(笑)、それぞれに新しい作品を作ると思います。そ
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ゴーストブック おばけずかん Blu-ray豪華版(2枚組)その本を開いてはいけない—TBR32065D/2022年度東宝©2022「GHOSTBOOK おばけずかん」製作委員会ゴーストブック おばけずかん Blu-ray豪華版(2枚組)ご購入はこちら
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ゴーストブック おばけずかん DVD 通常版その本を開いてはいけない—TDV32064D/2022年度東宝©2022「GHOSTBOOK おばけずかん」製作委員会ゴーストブック おばけずかん DVD 通常版ご購入はこちら
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ゴーストブック おばけずかん Blu-ray城 桧吏 柴崎楓雅 サニーマックレンドン 吉村文香 釘宮理恵 杉田智和 下野 紘 大塚明夫 田中 泯 神木隆之介 / 新垣結衣その本を開いてはいけない—TBR32063R/2022年度東宝監督・脚本・VFX・ストーリー原案・キャラクターデザイン:山崎貴 原作:作・斉藤洋 絵・宮本えつよし『おばけずかん』シリーズ(講談社刊) 主題歌:星野源「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」(スピードスターレコーズ)夜中に子供たちの枕元に現れて「願いを叶えたいか?」と耳元でささやく、白い布をかぶった謎のおばけ。どうしても叶えたい願いがあった一樹(城桧吏)たちは、おばけに導かれるまま、どんな願いも叶えてくれるという「おばけずかん」を探すことに。瑤子先生(新垣結衣)と一緒に、あやしい店主(神木隆之介)のいる迷路のような古本屋で図鑑を手に入れるが、古本屋から出た外の世界は、もう彼らの知っている世界ではなかった――。図鑑の秘密を知る 図鑑坊(CV:釘宮理恵)の力を借り、おばけたちを相手に命懸けの試練に挑むことになる子供たち。彼らはおばけを図鑑に封印することで願いを叶え、運命を変えることはできるのか?©2022「GHOSTBOOK おばけずかん」製作委員会ゴーストブック おばけずかん Blu-ray
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ゴーストブック おばけずかん DVD城 桧吏 柴崎楓雅 サニーマックレンドン 吉村文香 釘宮理恵 杉田智和 下野 紘 大塚明夫 田中 泯 神木隆之介 / 新垣結衣その本を開いてはいけない—TDV32062R/2022年度東宝監督・脚本・VFX・ストーリー原案・キャラクターデザイン:山崎貴 原作:作・斉藤洋 絵・宮本えつよし『おばけずかん』シリーズ(講談社刊) 主題歌:星野源「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」(スピードスターレコーズ)夜中に子供たちの枕元に現れて「願いを叶えたいか?」と耳元でささやく、白い布をかぶった謎のおばけ。どうしても叶えたい願いがあった一樹(城桧吏)たちは、おばけに導かれるまま、どんな願いも叶えてくれるという「おばけずかん」を探すことに。瑤子先生(新垣結衣)と一緒に、あやしい店主(神木隆之介)のいる迷路のような古本屋で図鑑を手に入れるが、古本屋から出た外の世界は、もう彼らの知っている世界ではなかった――。図鑑の秘密を知る 図鑑坊(CV:釘宮理恵)の力を借り、おばけたちを相手に命懸けの試練に挑むことになる子供たち。彼らはおばけを図鑑に封印することで願いを叶え、運命を変えることはできるのか?©2022「GHOSTBOOK おばけずかん」製作委員会ゴーストブック おばけずかん DVD
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TOHO animation STOREにて「ジャンプフェスタ2023」限定グッズの受注生産による先行販売を実施!「ジャンプフェスタ2023」特設ページはこちらからTOHO animation STOREでは、「ジャンプフェスタ2023」オリジナルグッズを販売!「呪術廻戦」「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」「SPY×FAMILY」「Dr.STONE」の描き下ろしイラスト等を用いたグッズ販売を、下記期間中に受注生産による先行販売にて実施いたします。 TOHO animationレーベルが贈る、会場ブースやスーパーステージ詳細は後日発表!お楽しみに! 【期間限定<先行受注販売>受付期間】 2022年12月14日(水)正午12:00 ~ 12月18日(日)17:00迄 ※「ジャンプフェスタ2023」の開催は 2022年12月17日(土)・18日(日)の2日間です。 ※上記期間中は、売り切れなしの<受注販売>となります。 ※2022年12月19日(月)正午12:00~<一般販売>を行います。こちらは在庫がなくなり次第、販売終了とさせていただきます。 【お届け予定日】 2023年2月下旬頃より順次発送予定(一部商品3月・4月以降お届け予定)ⒸTOHO animation STORE Ⓒ古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS Ⓒ堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 Ⓒ芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 Ⓒ米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会 Ⓒ遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員
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『SPY×FAMILY』 Vol.4 初回生産限定版 Blu-rayロイド・フォージャー:江口拓也 アーニャ・フォージャー:種﨑敦美 ヨル・フォージャー:早見沙織 フランキー・フランクリン:吉野裕行 シルヴィア・シャーウッド:甲斐田裕子 ヘンリー・ヘンダーソン:山路和弘 ユーリ・ブライア:小野賢章 カミラ:庄司宇芽香 ミリー:石見舞菜香 シャロン:熊谷海麗 ドミニク:梶川翔平 ナレーター:松田健一郎人はみな 誰にも見せぬ自分を持っている――TBR31368D/2022年東宝原作:遠藤達哉(集英社「少年ジャンプ+」連載) 監督:古橋一浩 キャラクターデザイン:嶋田和晃 総作画監督:嶋田和晃 浅野恭司 助監督:片桐崇 高橋謙仁 原田孝宏 色彩設計:橋本賢 美術設定:谷内優穂 杉本智美 金平和茂 美術監督:永井一男 薄井久代 3DCG 監督:今垣佳奈 撮影監督:伏原あかね 副撮影監督:佐久間悠也 編集:齋藤朱里 音楽プロデュース:(K)NoW_NAME 音響監督:はたしょう二 音響効果:出雲範子 制作:WIT STUDIO×CloverWorks世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会『SPY×FAMILY』 Vol.4 初回生産限定版 Blu-rayご購入はこちら
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『スペースアドベンチャー コブラ』復刻版劇場パンフレット&復刻版チラシの特別セット発売のお知らせSFアニメーション映画『スペースアドベンチャー コブラ』の公開40周年を記念して、12月2日(金)より本作の4K特別上映を2週間限定で実施いたします。 本上映に合わせて『スペースアドベンチャー コブラ』の復刻版劇場パンフレットを上映劇場にて数量限定で発売決定! 1982年公開当時の劇場パンフレットを完全復刻!さらに、特典として公開当時の復刻チラシがついてくる、『コブラ』ファンなら垂涎の特別セットで販売いたします!劇場にお越しの際は是非チェックしてください!※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合がございます。価格:880円(税込)/A4サイズ/20ページ + 復刻版チラシ 発売日:2022年12月2日(金)© BUICHI_TERASAWA/ART_TEKNIKA・TMS東宝株式会社 映像事業部 -
『SPY×FAMILY』 Vol.4 初回生産限定版 DVDロイド・フォージャー:江口拓也 アーニャ・フォージャー:種﨑敦美 ヨル・フォージャー:早見沙織 フランキー・フランクリン:吉野裕行 シルヴィア・シャーウッド:甲斐田裕子 ヘンリー・ヘンダーソン:山路和弘 ユーリ・ブライア:小野賢章 カミラ:庄司宇芽香 ミリー:石見舞菜香 シャロン:熊谷海麗 ドミニク:梶川翔平 ナレーター:松田健一郎人はみな 誰にも見せぬ自分を持っている――TDV31369D/2022年東宝原作:遠藤達哉(集英社「少年ジャンプ+」連載) 監督:古橋一浩 キャラクターデザイン:嶋田和晃 総作画監督:嶋田和晃 浅野恭司 助監督:片桐崇 高橋謙仁 原田孝宏 色彩設計:橋本賢 美術設定:谷内優穂 杉本智美 金平和茂 美術監督:永井一男 薄井久代 3DCG 監督:今垣佳奈 撮影監督:伏原あかね 副撮影監督:佐久間悠也 編集:齋藤朱里 音楽プロデュース:(K)NoW_NAME 音響監督:はたしょう二 音響効果:出雲範子 制作:WIT STUDIO×CloverWorks世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会『SPY×FAMILY』 Vol.4 初回生産限定版 DVDご購入はこちら
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舞台「呪術廻戦」 Blu-ray◆キャスト 虎杖悠仁:佐藤流司 伏黒 恵:泰江和明 釘崎野薔薇:豊原江理佳 禪院真希:高月彩良 狗巻 棘:定本楓馬 パンダ:寺山武志 七海建人:和田雅成 伊地知潔高:田中穂先 家入硝子:石井美絵子 真人:太田基裕 吉野順平:福澤希空(WATWING) 夏油 傑:藤田 玲 漏瑚:山岸門人 花御:南 誉士広 両面宿儺:五十嵐拓人 五条 悟:三浦涼介 アンサンブル:河野凌太、小泉 凱、遠井公輝、長嶋拓也、望月 凛other<公演日程・劇場>【東京公演】2022 年 7 月 15 日(金)~7 月 31 日(日)天王洲 銀河劇場 【大阪公演】2022 年 8 月 4 日(木)~8 月 14 日(日) メルパルクホール大阪TBR33000D/2022年度東宝株式会社原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載) 脚本:喜安浩平 演出:小林顕作©芥見下々/集英社・舞台「呪術廻戦」製作委員会舞台「呪術廻戦」 Blu-rayご購入はこちら
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『ブラック・ショーマン』大ヒット御礼舞台挨拶「ブラック・ショーマン」公式サイト 原作・東野圭吾×主演・福山雅治による映画「ブラック・ショーマン」の大ヒットを記念して9月23日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が開催され、福山雅治さん、有村架純さん、田中亮監督が揃って登壇しました。有村さんが、福山さんにマジックをプレゼントし、それに対し、福山さんも華麗なコインマジックを生で披露するというサプライズも! こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします! 大ヒット御礼舞台挨拶 神尾武史役 福山雅治さん 神尾真世役 有村架純さん 田中亮監督 福山さん本日は、この日比谷にお越しいただきありがとうございます。そして、日本全国の映画館からもご覧になっていただきありがとうございます。長崎の皆さんや九州の皆さん、そして、北海道に至るまで、全国各地からご覧いただいているとうかがっています。本当にありがとうございます。 有村さん劇場にお越しの皆さん、そして配信を楽しんでいただいている皆さん、どうもありがとうございます。今日は祝日ですよね? 福山さんそう、そう! 有村さん本日のこのイベントが、祝日の良い時間になったら良いなと思います。少しばかりですが、楽しんで帰ってください。よろしくお願いします。 田中監督皆さん、「ブラック・ショーマン」は楽しんでいただけましたでしょうか。 ■会場から大きな拍手! 田中監督ありがとうございます。映画の醍醐味は、作品を観て楽しんでいただいた皆さんの表情を直接拝見できることだと思います。我々としては、非常にうれしい機会ですね。この「ブラック・ショーマン」は、撮影地の岐阜の中津川、郡上八幡に大変お世話になりましたね。愛知県の足助(豊田市足助町)の香嵐渓(こうらんけい)の紅葉も映画では大きなポイントとなりました。本当に映画作りに協力していただいて、感謝申し上げます。今日、こうして会場にいらっしゃる皆さん、また全国から見てくださっている皆さんは、我々と共に、この「ブラック・ショーマン」を今後も盛り上げてくれる仲間だと思っています。今後ともよろしくお願いします。 MC本作は9月12日に公開を迎え、9月22日までの興行収入は13.3億円、観客動員数96.5万人となり、本日中には100万人を突破することが確実です。公開4日間の成績としては、2022年公開「沈黙のパレード」の107%で、興行収入30億円超を狙える大ヒットスタートとなっております。 福山さんもちろん作品のヒットを目指して、監督・スタッフ、キャストの皆さんと一丸となって頑張ってきたわけですが、夢中になって作品を作ってきました。ですから、実際にこうした結果が出るとね、本当に、本当にうれしいです。そして、やっぱりエンターテインメントですから、皆さんに楽しんでいただけていることが、何よりもうれしいです。また、様々な考察も始まっていると思います。「この映画ってこうだよね」とか、「マジック面白いよね」「楽しいよね」っていうところから始まり、皆さんが少しずつ本作が描いているテーマのようなものに気づいてくれていることを感じてうれしいです。日本のみならず世界中が抱えている、地域経済の問題であるとか、本当は言いたいけど言えないといった同調圧力みたいなことに対しても触れています。僕らが監督も含めて、セリフやお芝居一つ一つを多面的に作っていったものに対して、少しずつ皆さんが語っていくれているのを感じて、それがうれしいですね。 有村さん気軽に「あ、この映画観てみようかな」とか、「福山さんが出ているから観てみようかな」とか、「観てみようかな」の入りは、たくさんあると思います。本作には、興味をそそられる何かが宿っているのかもしれないですが、「ブラック・ショーマン」という作品が、皆さんの中で、気軽に足を運べる作品で、観終わった後に「ああ、何かいい2時間ちょっとだったな」という気持ちになった方々がこれだけたくさんいたんだと思うと、本作に参加できて良かったなと思います。 田中監督まずは、何はなくとも東野先生の原作の力によるところが大きいと思います。その上で、福山さん、有村さんと共に、映画としてより良いものにしようと、仕上げた作品が、受け入れられていることが本当にうれしいです。「観客動員数100万人」と聞くと、すごいことに思いますが、ここにいるお一人お一人がいての100万人です。その顔を、こうして見ることができるのは、本当にうれしいですね。 MC周りの方からの反響などはありましたか? 福山さんありましたね。「マジック頑張りましたね」って褒められました。やっぱりね、褒めてもらえて良かったなと思うんですけど、私も50代ですからね…。50代の人が、今までやったことがないことに挑戦して、できている感じを、「いや、良かったね、ちゃんとできていたよ」みたいな親心のような感じで褒めてくれているんでしょうね(笑)。それはでも、褒めていただけるのはうれしいことですよ。だって、年を取るっていうことは、それまでできていたことができなくなる方がどっちかっていうと多くなっていくじゃないですか。速く走れなくなったり、階段を上ると10段でもう息が上がるようになるわけですからね。そんな中で、新しいことができるようになるというのは、僕にとっても励みになりましたね。だから、そういうことを「ちゃんとできてましたね」って褒めてもらえるのは、うれしいことですよ。 有村さん以前、私と一緒に頑張ってくれていたマネージャーさんがポスターと一緒に(ポスターを指差したポーズで)こうやって写真を撮って「観たよ」って言ってくださったり、日頃から身体のケアをしていただいている方も「観ました」って言ってくださいました。 田中監督いろいろな感想をいただいているんですが、一番聞いたのが、「ラストのトラップハンドで、英一さんと真世さんの二人のやり取りに涙した」ということですね。そんな感想を周りの方からも聞いて、それは伝わって良かったなと思いました。そこからのエンドロールの「幻界」を聴いて、晴れやかな気分で劇場を出たというお話も聞いて、観終わるまで楽しんでいただけたんだなって思ってすごくうれしい感想でしたね。 MC福山さん、最後にあの曲がかかって、あれがカッコ良くて、より感動が深まったという意見もすごく多いです。 福山さん撮影中は楽曲制作に全く取りかかれなくて、撮影が終わった後にやっと取りかかれたんで、プレッシャーでしたね。遅いんですよね、作るのがね(苦笑)。本当に申し訳ないです…。最初のベガスのショーは、最後の教室のシーンを撮った後でしたよね。居残りだったんです、私。 有村さん撮影は三日間でしたっけ? 田中監督練習も含めると、もっとですよね? 福山さんいや、あれも疲れましたね。 田中監督あれも褒めていただけました。 福山さん褒めていただけて良かった。教室のシーンが終わって、オープニングのシーンを撮ったおかげで「あ、こういうサウンドが鳴っていても良いんだな」と思いましたね。撮り終えたからこそ浮かび上がってきたんですよね。ご覧になって、お気づきになる方はお気づきだと思うんですが、あれは戦闘シーンではないです。本当の戦闘シーンだったら、もうちょっと違う殺陣になっていくと思います。今回のは、演武というか、剣舞というか…。且つ、「日本人がやっているベガスのショー」なんで、監督と相談をして、いろいろな日本映画や有名な映画のアクションシーンをコラージュして散りばめるというアイデアを元にやったんですよね。最初の刀のシーンで、腕でギューっと刀を拭くような仕草は「十三人の刺客」の役所広司さんへのオマージュです。あとはジャッキー・チェンの「酔拳」へのオマージュだったりとか、「座頭市」へのオマージュです。そうやっていろいろなものを散りばめていって、恐縮ながらですが、タランティーノ的解釈というか、日本映画に対してのオマージュ的な演出をしました。「あ、この方法ありだな」と思って、実は「幻界」という楽曲の中にも、ものすごく有名な楽曲のフレーズを一度、分解して再構築したものが何曲も散りばめられているんです。それが、ある意味、マジック的表現というか…。マジックにはタネが必ずあるように、「幻界」という曲の中に、その元ネタとなる世界的に有名な楽曲のフレーズが散りばめてあるけれど、言わなければ分からないような感じで仕込んであるんです。映画のオープニングの殺陣には映画の有名なシーンのオマージュをコラージュをしていて、「幻界」には有名なフレーズのオマージュをコラージュされているという作り方なんですよね。 MCもうすでに本作を観るのは二回目、三回目ですよっていう方もたくさんいらっしゃいます。本作を何度も観ることを“追いショーマン”と言うそうです。そこで、二回目、三回目に本作を観る時、こういうところに注目したら面白いかもよっていうポイントがあれば教えてください。 田中監督“追いショーマンポイント”ですね。二つ上げても良いですか?まず一つ目は、こういう舞台挨拶でよく話題になる、福山さんと生瀬さんの最初のシーンで、警察手帳やスマホなどを抜き取る「ピックポケット」って言われるマジックのシーンですね。実際に福山さんにマジックをやっていただいているんですが、スマホを抜き取る時、実は観客の皆さんにはチラッと見えるようなカメラアングルとカメラワークで撮っているんです。でも、生瀬さんと丸山(智巳)さんと、有村さんからは見えないような視線になっているので、それに気づいた上で観ていただくと、武史さんとの共犯関係の上で、あのマジックを堪能できると思います。なので、そこはぜひもう一回観ていただきたいです。あと、もう一つは、僕がこの映画の中で好きなショットです。物語中盤で、公園で武史さんが真世さんに「もう手を引け、足手まといはもういらない」と言うシーンです。真世さんはそれでも食い下がるんですが、武史さんは行ってしまうというあのシーンのラストカットの最後に振り向いた真世さんの顔が、今まで叔父に振り回されてきた姪ではなく、一人の大人として事件を解決するという成長を見せる表情を一発で表現していただきました。且つ、夕日を背負った素晴らしく美しいショットになっているので、あそこは何回観ても良いんじゃないかと思います。 MC有村さんは“追いショーマン”ポイントありますか? 有村さん教室の長いシーンがあったと思うんですが、あのシーンは実は三日間かけて撮っているんですね。で、もしかしたら、分かる人には「あれ? これ次の日かな?」とか分かるかもしれません…。 福山さんそんな部分ありましたか? 有村さん、途中で髪を切ったりしました? 有村さんえ(笑)? 福山さんまさかそんなことはやっていないよね? 有村さん教室のシーンを撮る前に半年空いたんですよね。で、その間に、皆さん別の作品の撮影が入ったりして…。私は、髪を切りました! 福山さんそれはそうですよね。 MC半年空けてもう一度撮るとなって…。 有村さん私は髪を戻してから撮影に挑みました。撮影は順撮りでしたが、「ここまでは今日」「ここまでは翌日」、「ここから最後までは三日目」という感じの撮影だったので、間で一度寝たりしているので…。 MC顔がむくんだりしている人いるんですか? 有村さん(何度もうなずく)。 田中監督コンディションが分かる(笑)? 有村さん皆さんプロですし、私も気持ちを繋げるために、準備は100%にして行きましたが、もしかしたら分かる人には、「あ、これ次の日だな」って分かるかも…(笑)。 MC誰かの顔がむくんでいるってことですね(笑)? 田中監督それは一回では分かんないと思いますので、“追いショーマン”を何度もしてもらわないと…。 MC福山さんは何かありますか? 福山さんそうですね、まあ前回もお話しましたが、やっぱり一番苦労したのは、生瀬さんとのライターマジックのところですね。風が吹くと火がついちゃうんですよ。だから無風の時を狙うしかなくて、あれはもう本当に大変だったんで、気に入っています。肝入りのシーンです。あとは、皆さんからいただいた感想で、監督がおっしゃったラストシーンですね。「英一さんが娘の真世に対しての思いを表現しているところで泣けた」というのは、すごくうれしいことですね。事件も解決したし、真世との「叔父さんって言われるのが…」というくだりもあって、そこで終わりでも良いじゃないですか。だから、その後に持ってくる話っていうのは、冗長というか、まあちょっと長いかなっていうところだと思うんです。でも、あそこでもう一回、真世の気持ちと英一さんの気持ちに物語を持っていけるのは、この「ブラック・ショーマン」という作品の奥行きの深さだと思います。そして、それが伝わっているというのは、何回も観ていただけるものになっていると思います。やっぱり「泣ける」っていうのはすごいですよ。泣ける作品っていうのは、なかなかないので、また泣きに来ていただければと思います。(会場の皆さんに向かって)泣くっていうのは、つまりあれでしょ? 皆さんにも思い当たる節があるんでしょ? MCいやいやいや、お客さんを問い詰めるのやめてください。 福山さんいやいや、そうじゃなくて、家族というものに対して、愛情はあるけれどもという部分がね…。真世だって、英一さんに対して愛情があるけれども、そんなにさ、「お父さん、大好き」「愛している」とか、感情表現はなかなかできないですからね。 (会場の皆さんに向かって)…皆さんも思い当たる節あるんでしょ? 家族に対して素直になれないみたいなところがね。そういったところも踏まえて、感じていただけるとうれしいなと思います。 MC福山さんと有村さんは初共演でありながら、撮影そしてプロモーション活動も一緒にやってきました。もう完璧に息がぴったりな最強バディにもなっていると思います。そこで、それを確かめるために、一問お二人に、せーので答えてもらってもいいですか? ■有村さんがうなずく。 福山さん有村さんは度胸がある人なので「大丈夫ですよ。はい、分かりました。何でもどうぞ」みたいなところがあるんです(笑)。でも、私は「絶対うまくいかない…」と、思っていますよ(苦笑)。 MC今日は秋分の日ということで「○○の秋」とよく言いますので、二人に「○○の秋」とせーので言っていただければ、バチっと合うんじゃないかと思います。 福山さんえ?「○○の秋」? 何を聞いているの? MCいやいやいや(笑)。例えば「芸術の秋」とか言う答えを、お二人でせーので答えていただきたいと…。 福山さんあぁ、秋について聞きたいと? 一問だけ?(会場:笑) MC今、この間にマジック的な感じで二人で打ち合わせをしていますか(笑)? 福山さんいやいや、秋について答えれば良いの? 「〇〇の秋」って?(会場:笑) …今の流れだと合う気がしてきました。 有村さんうんうん。 MC行きますか? 福山さん…うん。(その間に会場:笑) 有村さん「○○の秋」ですよ? 福山さんこれ「○○の秋」と言っても、必ずしも二文字に収まる必要はないわけですよね? 有村さん「秋と言えば何ですか?」ということですね。 MCでは、「秋と言えば〇〇」にしますか? 福山さん「今年の秋」と言えばですか?(会場:笑) MCまあ、そうですね。急に去年の秋のことは聞かないですね。 福山さん地球が誕生して以来の秋の話ではなく、2025年の秋と言えばの方が合うんじゃないかな? 有史以来の秋ではなく…。 MCそうですね。「ブラック・ショーマン」の公開を迎えた今年の秋ということで。ではせーので行きたいと思います! せーの! 福山さん:「『ブラック・ショーマン』の秋」 有村さん:「芸術の秋」 【「〇〇の秋」の答え】 ■福山さん&有村さん笑い。会場からは大きな拍手。 福山さん今、何ておっしゃいました? 有村さんそれ(福山さんの答えの「ブラック・ショーマン」)も含めて「芸術の秋」です。 ■会場から大きな拍手! MCいやいや、今のは拍手ですか? おかしくないですか? 完全に「芸術」って言っていましたよ! 福山さんそれも含めて入っているんです。 MC映画も芸術だから「ブラック・ショーマン」も映画だから芸術という…。 福山さん「○○」って言っちゃうと、「芸術の秋」みたいな漢字二文字が入っちゃうから…「〇〇の秋」だとアレだなと思ったんですよ。だって、今何のために来ているかって「ブラック・ショーマン」の宣伝のために来ているわけでしょう? 宣伝のためというならば、「ブラック・ショーマン」という言葉をこすり続けるしかないでしょう? だから、「2025年の」って、「有史以来の秋ではなく」って言ったじゃない。 MC私も「ブラック・ショーマン」が公開される今年の秋と言いました。 福山さん言ったよね? だからね、有村さんもさすがに「『ブラック・ショーマン』の秋」と言うと思った。ただ、まあ芸術という枠の中には入っているからね。息ぴったりでしたね? ■会場から拍手! MC有村さんは、本日、福山さんに披露したいものがあるそうですね? 何なんでしょうか。 有村さん何なんでしょうか…? MC私に聞き返さないでください! 有村さんあ、マジックを…。 MC自信あるんですよね、有村さん? 有村さん(あっさりと)はい、もう。 福山さん有村さんは「やりますか?」って言われると、やってくれる人だから(笑)。ここまで散々マジックの映画だなんだって言って、最初のイベント(完成報告会)では扉から登場したり、新宿ペペではカードを当てたりしてきて……相当、ハードルが上がった中で何をやるんですか? ■台に乗った銀の器と蓋が登場! 有村さんこの器に蓋をします。…はい、では「It's Show time!」(有村さんがマイクに指を近づけて指を鳴らそうとするが上手くいかず何度もチャレンジする) 福山さんいやいや、ちょっと待ってください。そこで大事なのはキレでしょ?(有村さん:笑) 有村さん(もう一度指を鳴らして、蓋を開ける) ■器の中にバラの花束が登場! MCマジック大成功です。 ■有村さんから、そのバラの花束を福山さんにプレゼント! MCどうですか?この上達ぶり。 福山さんいや、すごい! MCすごいでしょ? 福山さん(苦笑いしながら)……今、何かしました(笑)? 有村さん(笑)。 福山さんこれ(バラの花束)を監督に渡したら、監督が消すみたいな…。 田中監督できませんよ(笑)! 福山さんありがとうございました。 MC最後に有村さん、福山さんから皆さんにメッセージをお願いします。 有村さん本当にたくさんの方々にこの「ブラック・ショーマン」を楽しんでいただけて、本当にうれしく思います。作品に参加しているキャストの方々、スタッフの方々が全力で現場を楽しんでいたり、「良いものを作ろう」という同じ気持ちで、同じ方向に向かって作り上げる作品は、こうやって観てくださる方々に届くものなんだなっていうことを改めて再確認しました。今後そういう気持ちで頑張ろうと思えるような作品に出会えて、私もすごくうれしいです。引き続き「ブラック・ショーマン」を“追いショーマン”して楽しんでいただけたらと思います。ありがとうございました。 福山さん大ヒットなので、僕も何かやりましょうか?(会場:拍手) ■福山さんは持っていたマイクを監督に渡すと、ポケットからコインを取り出す。 MC急にですか? コインを持っているんですね! 福山さんコインロールと呼ばれるものをずっとやっていました。見えますか? 中継の皆さんにはカメラで見えると思いますが…。 ■福山さん、華麗にコインを掌の上で操る。 福山さん「リテンションバニッシュ」(手に持っていたコインを消すマジック)というものがあるんですが、なかなか披露する場がないですからね。(指でつまんだコインを反対の手の平に置く)こうやって置いて…。(手を握ってふっと息を吹きかけて手を開くとコインが消失すると、会場から拍手が湧き上がる)(手を開いたり、重ねたりしながら、両手を握って)今、コインはどっちにあると思いますか? 福山さん(右手を広げるとコインがない。左手を広げてもコインがない。会場から驚きの声が挙がる)…そして、有村さんのお顔から…(有村さんの顔の近くで指を鳴らすと、コインが出てくると会場から拍手が沸き起こりました) MCおおっ! 福山さんこういったことを細々とやっています。こういうことを一個ずつ積み重ねて、この作品は作られています。マジックは虚構ですが映画もそうですよね。その虚構を見せるためには、本物のことが起こらなければ虚構が見せられないということの証明なのかなと、本作のことを思います。この「ブラック・ショーマン」という作品の根幹、骨子になっているものは、本当のことがベースになって虚構が描かれています。そして、それがエンターテインメントになっている。最終的には、虚構といっても、そこで描かれているものが皆さんの心に本物の感情として届いていくということなのかなと思っています。なので、……まあ、もうちょっと“追いショーマン”していただきたいなと思っています(笑)。そのために、今日はいままであまり見せてこなかった生マジックを披露しました。生マジックの請求は、“追いショーマン”でよろしくお願いします。本当に今日はありがとうございました。「ブラック・ショーマン」を引き続き愛していただければと思います。「It's Show time!」
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「秒速5センチメートル」完成披露試写会「秒速5センチメートル」公式サイト 「君の名は。」(2016年公開)、「天気の子」(2019年公開)、「すずめの戸締まり」(2022年公開)など、記録的な大ヒット作を生み出してきた新海誠さんの劇場アニメーションを実写映画化する「秒速5センチメートル」が、10月10日に公開となります。主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生の旅を、幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描き出す本作。 9月17日にはTOHOシネマズ 六本木ヒルズで完成披露試写会舞台挨拶が行われ、松村北斗さん、高畑充希さん、森七菜さん、青木柚さん、木竜麻生さん、上田悠斗さん、白山乃愛さん、宮﨑あおいさん、吉岡秀隆さん、奥山由之監督が出席しました。観客にはサプライズで、原作の新海誠さんが駆けつけ、本作への思いを明かしました。この日の模様を詳しくレポートします! 完成披露試写会 遠野貴樹役 松村北斗さん 篠原明里役 高畑充希さん 澄田花苗役 森七菜さん 高校時代の貴樹役 青木柚さん 水野理紗役 木竜麻生さん 幼少期の貴樹役 上田悠斗さん 幼少期の明里役 白山乃愛さん 輿水美鳥役 宮﨑あおいさん 小川龍一役 吉岡秀隆さん 奥山由之監督 原作 新海誠さん 松村さん今日は足をお運びいただき、誠にありがとうございます。世界で初めて、ここにいる皆さんに実写「秒速5センチメートル」を観ていただけるのだと思うと、すごく感動的です。アニメーションの「秒速5センチメートル」が、すでに世の中にはありますが、このように実写映画も完成しました。本作を観た皆さんの中で、アニメーションと実写でどのような違いを感じて、どのような共通点が生まれるのか…。そして、本作で初めて「秒速5センチメートル」の世界に触れる方々が、心の中でどのように作品を育ててくれるのか、すごく楽しみです。今日はよろしくお願いします。 奥山監督今日はお越しくださいまして、本当にありがとうございます。(キャスト陣を見渡しながら)この作品は、ご覧のように、誠実にそして、真摯に作品に向き合ってくれる皆さんと、ひとシーン、ひとシーンを大切に、誠実な思いで積み重ねて作った作品です。こうして、皆さんにご覧いただける日が来たことを、心からうれしく思います。 MC新海誠監督作品としては、本作が初の実写映画化となります。注目度もとても高く、皆さんにとっても大きなチャレンジとなった作品だと思います。そして、完成した作品を一般のお客さんがご覧になるのは、今日が初めてとなりますが、今の率直なお気持ちを教えてください。 松村さん原作であるアニメーション作品への尊敬もありますし、もちろん実写化ということで、作品の基盤はアニメーションにあるんですが、今回の実写版で初めてこの物語と触れる方も多くいると思っています。なので、そこのバランスや、本作を観て「アニメーションの時ってどうだったんだろう」という興味であったり、「ものを見る・知る」ということへのきらめきが皆さんの中に増えていくと良いなと思います。まだ公開をしていないので、まだ誰も観ていないから、何だかちょっと夢の中で話しているような感覚です(笑)。何とか作品について伝えたいんですが、皆さんがまだ「本作はどういうものなんだろう」と思っている、この僕たちとのギャップがちょっといじらしくも感じます。そういったことも楽しいイベントだなと思います。とにかく今は、皆さんに本作が届くのが楽しみですね。 MC「秒速5センチメートル」という作品は、実写映画とアニメーションでは、それぞれ心の中での育て方が違いそうな作品でもあります。 松村さんそうですね。奥山さんもその辺を特に意識されていましたが、アニメーションだから描けることと、生身の人間だから描けるものは、それぞれに素晴らしさを持っていると思います。奥山さんが、この作品を「生身の人間がやる理由」を追求してくださったので、アニメーションと実写の違いに、きっと感動していただけるんじゃないかと期待しています。 高畑さん緊張しています。正直、すごくドキドキしています。アニメーションのファンの方はたくさんいらっしゃると思います。原作のストーリー自体、すごく人を引き付けるものがある作品です。もちろん一生懸命やったんですが、生身の人間が演じてどう届くのか、皆さんの反応を、薄目で見たいという感じがしています。各部署の方々の原作への熱量や「絶対に良いものにするぞ」という熱量が素晴らしい現場だったので、参加できて、ここまでたどり着けたことは、すごくありがたいことだと思っています。 森さんもちろん今も緊張しているんですが、撮影の時もすごく緊張していました。それは、本作には皆さんにとっても、自分たちにとっても、大切な原作があるからです。原作を大事に、寄り添いながら演じ、それを撮ってもらった日々でした。原作ファンの皆さんに観ていただくことへの緊張ももちろんありますが、すごく大事に作った結果、原作をまだ観たことがない方には、「すごく良い新しい作品が観られた」と思っていただける出会いになると思っています。原作を知っている人、知らない人、観たことがある人、大好きな人…、いろいろな方がいると思いますが、どんな方でも楽しめる独特の魅力がある作品だと思います。 青木さんアニメ「秒速5センチメートル」は、リアルに高校生の時に観ていたので、そこに自分が参加することには緊張もありました。出演が決まってからも、撮影に入ってからも、ずっと実感が湧かなかったんですが、今日こうして登壇者の皆さんが揃われているのを見たり、お客さんを前にしたり、(後ろに飾られた大きなパネルを見ながら)このどデカパネルを見て(笑)、やっと本当に公開するんだという実感が湧いてきました。ただ、ちょっと今坊主になってしまっていて…。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) みんなに気づかれなくて、実感がまた薄れつつあるんですが、本編ではちゃんとあります。 森さん髪の毛が「あります」ってことだよね?(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 青木さんそうそう。劇中では髪の毛があります。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)撮影はずっと種子島でしていました。「忘れられない夏」とよく言われますが、本当に「忘れられない夏」になりました。この先、この思い出を超えられるだろうかという気持ちです。その思い出が映像にも詰まっていると思うので、楽しみに観ていただけたらと思います。 木竜さん私はパートで言うと「現代」パートに参加しました。撮影に入る前に、先ほど森さんや青木さんがおっしゃっていた種子島の映像を、これから撮影する私たちにも共有してくれました。その映像を見たことで、生きている時代が違うパートを撮ってはいましたが、まるでチームのみんなでバトンを繋いでいくような、そんな力をもらいながら撮影に臨むことができました。このチームでこの作品を作れたこと、そして参加ができて挑戦できたことも、すごくうれしく思っています。今日来ていただいた皆さんに、楽しんで観ていただけたらと思っています。 上田さん初めてのこういう舞台で、しかも僕は初めて俳優として参加した作品なので、すごく緊張しています。 MC緊張感が伝わります。今の気持ちはいかがですか? 上田さん怖い…。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 松村さん(上田さんを励ますように)怖いよな、こんなにいっぱい人がいたらな。会場にもいっぱい人がいると思って、横を見ても登壇者の皆さんがいっぱいいるしね。 MC撮影はリラックスして臨めましたか? 上田さんはい、すごく楽しくできました。 MCそれは、白山さんと仲良くなれたからでしょうか。 上田さんはい。 MC上田さんは、松村さんの大ファンだとうかがっています。 松村さん(上田さんの反応を見て)ちょっと違うっぽいですよ。 上田さん違くはないです。 松村さん違くはないんだ…。すごくうれしいんですが、照れくさいですね。僕は、どうしてもそういう話は「違う」ということに無理やりしちゃうんですよ。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) …好きでいてくれているんだ。 上田さんはい。 松村さん(しみじみと)ありがとう。きっと裏で具体的に僕の好きなところについて話してくれると思うんですが、ちょっと今は、皆さんが怖いので無理かな…。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 冗談ですからね。 白山さん私は、これから観る皆さんに、明里として認めてもらえるかという不安な気持ちと、やっと観ていただけるというワクワクした気持ちが混ざっています。 MC高畑さんからご覧になって、幼少期の明里を演じた白山さんにはどのような印象を持ちましたか? 高畑さん(噛み締めるように)かわいい…。(会場のお客さん:笑)実は、撮影は私の方が先だったんです。だから、「乃愛ちゃんの明里はどんな感じかな」「(白山さんの演じる明里に)合わせたいな」と、ずっと思っていたんですが、撮影の順番で「大人の明里はこうなります」と、そっと差し出す感じになってしまいました。でも、すごく素敵なシーンを(上田さんと白山さんが)二人で紡いでくださいました。お二人が幼少期を演じてくださってうれしいです。 宮﨑さんすごい作品に参加したんだなと、改めて感じています。試写で奥山監督の「秒速5センチメートル」を観た後に、新海監督の「秒速5センチメートル」を観直す機会がありました。素直に「どちらも好きだな」と思えて、そんな風に感じられたことがとても幸せだと思いました。これから本作を観る方にも、そう思ってほしいなと感じています。先ほど青木さんがおっしゃったように、去年の夏に種子島で「今後、あの夏を超えられないんじゃないか」と思うくらい、すごくキラキラとした楽しい時間を過ごしました。撮影が終わった後、飛行機に乗る前に(森さんと青木さんと)三人で海をバックに記念撮影をしたんです。あの写真がすごく好きで、いまだに「良い夏だったなぁ…」と思いながら見返しています。この作品の中にも、種子島のとても素敵な時間が流れているので、ぜひそこも楽しんでいただきたいと思います。 森さん(青木さんと顔を見合わせてうれしそうに)見返してくださっているなんて…。 青木さん(しみじみと)やったぁ…。うれしいなあ! (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 吉岡さん(申し訳なさそうに)僕、撮影期間が二日間だったので…。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 皆さんの素敵なお話を聞いて、僕は撮影が二日間しかなかったのに、「こんな華々しいところにいて良いのかな」という気持ちになっています。すみません。でき上がった作品を観たら、五十五歳の僕でも、キュンキュンするような素晴らしい作品になっていました。その中に僕も役としていられたことは、とても光栄なことですし、何よりも奥山作品がまた生まれたことがうれしいです。 MC吉岡さんは、貴樹に影響を与える人物を演じています。とても重要な役どころですね。 吉岡さん僕は、貴樹の気持ちが分からないではなくて、それと同時に、現場では北斗くんが貴樹そのものに見えました。彼が持っている、憂いを帯びた、ちょっと悲しげな切ない視線が、いつも僕を(演じた)館長にしてくれるような気がしていました。 奥山監督原作となる新海さんのアニメーションを、十八年を経て実写化していますが、「秒速5センチメートル」は、いつの時代でも、誰もが普遍的に感じるずっと大切に抱いている原風景のような作品だと思います。例えば、“小さい頃の大切な人との思い出”や、“青春の時の真っ直ぐな気持ち”、“大人になることへの迷いや惑い”など、誰しもが感じることが描かれています。今回、改めて実写として「秒速5センチメートル」という物語を、皆さんにお届けできること、そして作品の監督として関わらせていただいたことが、ものすごく誇らしく、そしてうれしく思っています。 MC本作は大切な人との「巡り合わせ」を描いた物語です。皆さんにとって、「巡り合わせ」を感じた瞬間について教えてください。 松村さん僕の一番仲の良い、高校からの友だちが似たような仕事をしていて、最近珍しく舞台に出たんです。うれしくて、僕も観に行ったら、僕が芸能界に入るために受けたオーディションで、一緒にオーディションを受けて、その後違う道に進んだ方が、主演をされていました。あれが2009年のことなので、もう十六年前のことになります。その後会って話したりはしていないんですが、今も変わらず頑張っているところを目の前で見て、すごく刺激になりました。 MCそういった巡り合わせは、自分の背中を押してくれる存在になりますね。 松村さんその方が主演をされているとは知らずに観に行ったので「なんか似ているな」と思いながら、ただ、お互いにいろいろな経験も重ねているので、ちょっと確信が持てなかったんですよ。でも「似ているな、似ているな」と思っていて…。終わった後に親友とご飯に行ったら、「あの人、オーディションで一緒だったらしいよ」と言われて、「ああ、やっぱり!」となりました。その瞬間にいろいろなことを考え始めちゃって、しばらく黙ってご飯を食べていました。 MC十六年前の姿を覚えていたんですね。 松村さんたくさんいた中で、話しをすることができたのは数人だったんですが、その方がそのうちの一人でした。みんなが緊張している中で、ムードメーカー的な存在だったので、これからもたくさんの人に元気を与えるんだろうなと思うと、負けていられないなと思いました。 高畑さん私はこの作品のことになるんですが、以前、歌番組(フジテレビ系列にて放送の「2022FNS歌謡祭 第1夜」)で歌うことになった時に、「何の曲でも良いですよ」と言われたんです。なので、周りの人に「何が良いと思う?」と聞いて、歌うことに決まった曲が、山崎まさよしさんの「One more time,One more chance」だったんです。それを歌わせていただいてから間もなくして、この作品のお話をいただいたので「エモい…!」と思って、すごくうれしくてお受けした記憶があります。 奥山監督この作品では、図らずも、たまたまの巡り合わせのようなことが多々起きていました。そういった、奇跡が詰まっているような制作過程でした。 森さん今年の初めぐらいにカナダに留学へ行っていたんですが、そこで同じクラスだった男の子が、私が初めて主演を務めたドラマで制作部にいて、一緒にドラマを作っていた男の子でした。「こんなところでまた再会できるんだ」と思って、すごく不思議な気持ちになりました。ちょうどその子も「勉強したい」と、シフトチェンジしたタイミングで、私も「ここは行けるな」と思ってカナダに行ったタイミングで、そのタイミングがガチっとハマったのがすごくうれしかったです。その後もその子を含めて、みんなでご飯を食べたり、スキー場に行ったりしました。 MC吉岡さんも俳優生活の中で、そういった巡り合わせを経験したことはありますか? 吉岡さん(突然話を振られて驚きつつ)僕ですか…? ないですね…(苦笑)。ただ、最近の話なんですが、ちょっと前にテレビを点けて「なんか見たことある子供がいるな」と思ったら、僕でした。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)「北の国から」(1981年からフジテレビ系列にて放送。吉岡さんが黒板純役を演じたドラマ)が放送されていたんです。自分に向かって「お前これからまだまだ(俳優業を)四十年後もやっているぞ」という気持ちになりました。これは巡り合わせでしょうか? MCそれは吉岡さんしかできない巡り合わせです。宮﨑さんはいかがでしょうか。 宮﨑さん十代の頃からお世話になっているスタイリストさんがいるんですが、その方とバッタリ会う確率がすごく多いんです。商業施設のエレベーターで待っていて扉が開いたらそこにいたり、スーパーから出たら目の前にいたり、街を歩いていたら目の前から歩いて来たりします。(劇中で演じた)美鳥さんが「会いたい人とは会える」というセリフを言う場面があるんですが、それはすごく実感を持って、自分の中から自然に出てくるセリフだったと感じています。最近も移動車に乗っていた時に、後ろを振り返ったらその人の車がいたことがありました。だから、お互いが引き寄せ合うって、すごくあることなんだなぁと思っています。私も会いたい人とは会えるタイプだと思うので、美鳥さんの気持ちがよく分かります。 奥山監督僕も、たまたま会いましたよね。 宮﨑さんたまたま会いました! 奥山監督この作品の打ち合わせをした数日後に、街で「奥山さん」と声をかけられました。眼鏡をかけていたので、最初は「誰だろう」と思っていたら、「宮﨑です」と挨拶をしてくれました。「え、宮﨑あおい!?」ってなりました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) すごくびっくりしました。だって、街中で宮﨑あおいさんに会うことなんてないじゃないですか。だから、これは不思議な巡り合わせだなと思いました。 MC会場の皆さんにはお伝えしていなかったんですが、本日はもうお一人、素敵なゲストの方にお越しいただいております。 ■山崎まさよしさんの楽曲「One more time,One more chance」が流れる中、新海誠さんがステージに登場。大きな拍手を浴びました。 新海さん皆さんの話を裏で聞いていたんですが、原作にとても気を遣っていただいて、まるで不朽の名作みたいに言ってくださって…。でも、本当に大した作品じゃないんです。二十年前くらいに、まだアニメの作り方もよく分からないまま、アパートの一室でスタッフを集めて、見よう見まねで作った作品なので、「こんなもので良かったんだろうか」という後悔がずっとありました。もちろん必死に作った作品ですが、自分の心残りみたいなものがギュッと詰まった、でも愛おしい作品でもあります。今回、実写映画化していただくと聞いて、「この作品で良いんですか」と、すごく不安で申し訳ない気持ちになったんです。もっと他に素晴らしい原作があるんじゃないかと思ったんですが、脚本を読んで、キャストの方に会って、試写を拝見したら、あまりにも素晴らしい作品になっていました。ここで原作者がでしゃばるのは良くないと思ったんですが、今日は皆さんにお礼だけお伝えしたく、少しだけお邪魔しに参りました。本当に素晴らしい作品をありがとうございました。(会場のお客さん:拍手) MC試写をご覧になった時には、どのような感想を持たれましたか? 新海さん最初はどういう気持ちで観て良いのか分からなかったんですが、観ている内に何だかよく分からない涙が出てきてしまって…。もしかしたら、当時の辛かった制作のことを思い出して泣いているのか、あるいは当時の映画に含まれていたかもしれない、いくつかの要素をものすごく広げてくれた物語の強さに泣いているのか。または、もう過ぎ去ってしまった2000年代という、日本が持っていた可能性みたいなものに泣いているのか…。何だか分からないままに、自分が原作を作ったにも関わらず、奥山組の作品に泣かされてしまいました。本当に経験したことのない、感動でした。皆さん、期待して観ていただいて良いと思います。 MC映画の中で生きる、貴樹と明里はいかがでしたか? 新海さん先ほどアニメを見よう見まねで作ったと申し上げましたが、当時はキャラクターを描くというのが、どういうことかもよく分かっていなかったので、貴樹がどういう男なのか、明里がどういう女性なのかは、よく分からないまま作っていたんです。特に、「明里はどういう女性なんだろう」と、未だに分かりませんでした。でも、本作を観たら、北斗くんと高畑さん、奥山監督から、「貴樹はこういう男です」「明里はこういう人です」と、教えていただきました。だから、ようやく貴樹と明里と知り合えたような気がしました。 松村さん原作がある以上、やはり「原作者の方にとって良い映画である」というのが、必要な要素というか、大切にしたいものだと思っています。実は、新海さんが原作者であるということが、僕の中でプレッシャーでもあったので、こういう感想をいただだいて、やっと安心しました。これで、100パーセントの気持ちでお客さんに向けて一歩踏みだすことができます。今、新海さんからいただいた言葉は、まさにそんな言葉でした。 高畑さん私もホッとしたというのが一番大きいです。衣装合わせの段階でも「明里ってどんな人なのだろう」と、分からない要素が多かったので「どうしよう、どうしよう」と監督に泣きついたりもしていたんです。でも、新海さんも今「分からなかった」とおっしゃっていたので、ちょっとホッとしました。 新海さん(笑)。 高畑さん一緒に悩んでくれるチームの皆さんがいて良かったと思いましたし、新海さんが涙して作品を観てくださったのは、本当にありがたいことだと思います。 奥山監督まずは本当に、光栄です。ありがとうございます。新海さんが先ほどおっしゃっていた、「なぜ涙しているのかわからないような感動」は「こうだから感動できる」「こうだから泣ける」みたいに説明できることを超えた、心の内から体から感動する瞬間だと思っています。そういう経験を僕は何度かしたことがあるんですが、新海さんのお言葉で、本作をそういう作品にできたという自信を持たせていただきました。そして、実写化したことの意義を感じることができました。まずは、我が子のような原作・物語を預けていただいたことを、本当にありがたく思っています。(新海さんの方を見ながら)ありがとうございます。(お互いの距離がステージ上で離れた場所にいたことから)距離が遠くて、すみません。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 新海さん遠いですね(笑)。でも、本当に素敵な作品にしてくださって、心から感謝しています。 奥山監督ありがとうございます。 MCキャストの皆さんの中には、これまでの新海監督作品に参加されている方もいらっしゃいます。「すずめの戸締まり」には松村さん、「天気の子」には森さん、「雲のむこう、約束の場所」(2004年公開)には吉岡さんが出演されていました。新海さんから、森さん、吉岡さんに伝えたいことはありますか? 新海さんこんな巡り合わせがあるということで、誰がキャストを決めたんだろうと思ったりしました。七菜ちゃんに関しては、(森さんが彰子役を演じた公開中の映画)「国宝」を観ましたよ。 森さんありがとうございます(照笑)。 新海さん「国宝」を観た方がたくさんいらっしゃると思いますが、本当に素晴らしかったです。すごく大人っぽい役をやっていたので、僕の知っている七菜ちゃんとは違う、遠いところまで行った役者さんになっていて、びっくりしたんです。でも、同じような時期に「秒速5センチメートル」を観たら、こっちでは高校生の花苗になっていました。僕が知り合ったばかりの、大分の高校生の女の子の時と同じ七菜ちゃんが、スクリーンの中にいました。そこで、七菜ちゃんの天才性みたいなものを目の当たりにしました。2019年に「天気の子」に出演していただいてからここまで、彼女の獲得してきたものの大きさを「秒速5センチメートル」を観ながら感じました。(実感を込めながら)すごいですね…。 森さん身に余るお言葉です。そもそもこの舞台に、新海さんと一緒に立たせていただけること自体が、本当に光栄なことです。 新海さん久しぶりですね。 森さんとても久しぶりです。素敵な言葉をいただいて、とてもうれしいです。ありがとうございます。 新海さん「雲のむこう、約束の場所」は、もう20年前の作品になります。僕の商業長編デビュー作なんですが、吉岡さんには、その作品の主役をやっていただきました。あの時は、本当に怖いもの知らずで「一番好きな声の人だから」という理由で、吉岡さんにお願いしてしまいましたが、まさかお受けしてくださるとは…。僕は子どもの頃からずっと、吉岡さんが好きです。「北の国から」は、いろいろなものの原点です。吉岡さんとは二歳くらい年齢が違うんですが、「北の国から」で純くんが遭ういろいろなひどい出来事が、自分の未来予想図みたいに思えて、自分の未来の姿、