「2022」検索結果218件
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舞台『弱虫ペダル』The Cadence! DVD◆キャスト <総北高校> 小野田坂道役:島村龍乃介 今泉俊輔役:砂川脩弥 鳴子章吉役:北乃颯希 巻島裕介役:山本涼介 金城真護役:川﨑優作 田所迅役:滝川広大 <箱根学園> 福富寿一役:髙﨑俊吾 荒北靖友役:相澤莉多 東堂尽八役:フクシノブキ 新開隼人役:瑛 真波山岳役:中島拓人 パズルライダー監督:伊藤玄紀 パズルライダー:村上渉 田上健太 山口拳生other<公演日程・劇場>【東京公演】2022年7月5日(火)~7月10日(日) シアター1010 【大阪公演】2022年7月16日(土)~7月18日(月・祝) COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホールTDV32018D/2022年度マーベラス原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載) 総監督・脚本:西田シャトナー 演出:鯨井康介 音楽:manzo 作詞・歌:桃井はるこ レース演出協力:河原田巧也© 渡辺航(秋田書店)2008/ 舞台『弱虫ペダル』製作委員会舞台『弱虫ペダル』The Cadence! DVDご購入はこちら
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劇場版 舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士-大坂夏の陣- Blu-ray三日月宗近:鈴木拡樹 数珠丸恒次:高本 学 骨喰藤四郎:三津谷 亮 薬研藤四郎:北村 諒 へし切長谷部:和田雅成 大千鳥十文字槍:近藤頌利 泛塵:熊谷魁人 鶴丸国永:染谷俊之 豊臣秀頼:小松準弥 猿飛佐助:風間由次郎 霧隠才蔵:河合龍之介 穴山小助:牧田哲也 三好清海入道:坂口修一 三好伊三入道:竹村晋太朗 海野六郎:高田 淳 由利鎌之助:行澤 孝 筧 十蔵:久保田 創 望月六郎:伊藤教人 根津甚八:星璃 高台院:一路真輝 アンサンブル:あきつ来野良 岡村圭輔 片伯部浩正 亀井英樹 熊倉 功 小林嵩平 小村泰士 白濱孝次 菅田正照 竹内尚文 夛田将秀 橋本浩人 長谷川桂太 日置 翼 福島悠介 藤原儀輝 山田大生 横山慶次郎 米田ほうでん 力丸佳大舞台『刀剣乱舞』シリーズ 5 周年を記念した劇場上映第5弾 Blu-rayの発売が決定! ヘッドフォン用 立体音響(DTS®Headphone:X®)を搭載TBR32007D/2022年度マーベラス原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus) 脚本・演出・総監修:末満健一 音楽:manzo/伊 真吾/KYOHEI ディレクター:渡部武彦 製作:舞台『刀剣乱舞』製作委員会 配給:東宝映像事業部© 舞台『刀剣乱舞』製作委員会 © 2015 EXNOA LLC/Nitroplus劇場版 舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士-大坂夏の陣- Blu-rayご購入はこちら
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劇場版 舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士-大坂夏の陣- DVD三日月宗近:鈴木拡樹 数珠丸恒次:高本 学 骨喰藤四郎:三津谷 亮 薬研藤四郎:北村 諒 へし切長谷部:和田雅成 大千鳥十文字槍:近藤頌利 泛塵:熊谷魁人 鶴丸国永:染谷俊之 豊臣秀頼:小松準弥 猿飛佐助:風間由次郎 霧隠才蔵:河合龍之介 穴山小助:牧田哲也 三好清海入道:坂口修一 三好伊三入道:竹村晋太朗 海野六郎:高田 淳 由利鎌之助:行澤 孝 筧 十蔵:久保田 創 望月六郎:伊藤教人 根津甚八:星璃 高台院:一路真輝 アンサンブル:あきつ来野良 岡村圭輔 片伯部浩正 亀井英樹 熊倉 功 小林嵩平 小村泰士 白濱孝次 菅田正照 竹内尚文 夛田将秀 橋本浩人 長谷川桂太 日置 翼 福島悠介 藤原儀輝 山田大生 横山慶次郎 米田ほうでん 力丸佳大舞台『刀剣乱舞』シリーズ 5 周年を記念した劇場上映第5弾 DVDの発売が決定! ヘッドフォン用 立体音響(DTS®Headphone:X®)を搭載TDV32008D/2022年度マーベラス原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus) 脚本・演出・総監修:末満健一 音楽:manzo/伊 真吾/KYOHEI ディレクター:渡部武彦 製作:舞台『刀剣乱舞』製作委員会 配給:東宝映像事業部© 舞台『刀剣乱舞』製作委員会 © 2015 EXNOA LLC/Nitroplus劇場版 舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士-大坂夏の陣- DVDご購入はこちら
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ブラックナイトパレード Blu-rayサンタの舞台裏、お見せします。TBR33160R/2022年度東宝©2022「ブラックナイトパレード」製作委員会 ©中村光/集英社ブラックナイトパレード Blu-ray
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「僕のヒーローアカデミア」6th DVD Vol.4デクと死柄木、ヒーローと敵ヴィラン。その全面戦争の時が迫る―!Disc1カラー/16:9LB/日本語リニア PCM 2.0ch ステレオ/片面 2 層 ◆第14話~第17話TDV33027R/2022年東宝©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会「僕のヒーローアカデミア」6th DVD Vol.4
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弱虫ペダル LIMIT BREAK DVD Vol.4今、約束の時――!Disc116:9LB/日本語リニアPCM2.0ch ステレオ/片面1層 ◆第13話~第16話TDV33009R/2022年東宝©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル 05 製作委員会弱虫ペダル LIMIT BREAK DVD Vol.4
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『SPY×FAMILY』 Vol.6ロイド・フォージャー:江口拓也 アーニャ・フォージャー:種﨑敦美 ヨル・フォージャー:早見沙織 フランキー・フランクリン:吉野裕行 シルヴィア・シャーウッド:甲斐田裕子 ヘンリー・ヘンダーソン:山路和弘 ユーリ・ブライア:小野賢章 カミラ:庄司宇芽香 ミリー:石見舞菜香 シャロン:熊谷海麗 ドミニク:梶川翔平 ナレーター:松田健一郎人はみな 誰にも見せぬ自分を持っている――Disc1本編:約117分/カラー/MPEG-2 16:9LB/片面2層/音声:1. ドルビーデジタル2.0ch ステレオ/◆第21話~第25話収録TDV31373R/2022年東宝原作:遠藤達哉(集英社「少年ジャンプ+」連載) 監督:古橋一浩 キャラクターデザイン:嶋田和晃 総作画監督:嶋田和晃 浅野恭司 助監督:片桐崇 高橋謙仁 原田孝宏 色彩設計:橋本賢 美術設定:谷内優穂 杉本智美 金平和茂 美術監督:永井一男 薄井久代 3DCG 監督:今垣佳奈 撮影監督:伏原あかね 副撮影監督:佐久間悠也 編集:齋藤朱里 音楽プロデュース:(K)NoW_NAME 音響監督:はたしょう二 音響効果:出雲範子 制作:WIT STUDIO×CloverWorks世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会『SPY×FAMILY』 Vol.6
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弱虫ペダル LIMIT BREAK Blu-ray Vol.3 初回生産限定版今、約束の時――!TBR33016D/2022年東宝©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル 05 製作委員会弱虫ペダル LIMIT BREAK Blu-ray Vol.3 初回生産限定版ご購入はこちら
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劇場版『からかい上手の高木さん』豪華版 Blu-ray高木さん:高橋李依 西片:梶裕貴 ミナ:小原好美 ユカリ:M・A・O サナエ:小倉唯 木村:落合福嗣 高尾:岡本信彦 浜口:内山昂輝 北条:悠木碧 中井:内田雄馬 真野:小岩井ことり 田辺先生:田所陽向 ハナ:水瀬いのり 太田:戸松遥TBR32054D/2022年東宝原作:山本崇一朗『からかい上手の高木さん』『あしたは土曜日』(小学館「ゲッサン」刊) 監督:赤城博昭 構成:福田裕子 脚本:福田裕子、伊丹あき、加藤還一 キャラクターデザイン:髙野綾 美術設定:池田祐二 美術監督:笠原由紀 色彩設計:横井未加 撮影監督:牧野真人 編集:中葉由美子 音響監督:えのもとたかひろ 音楽:堤博明 アニメーション制作:シンエイ動画 主題歌:大原ゆい子「はじまりの夏」(TOHO animation RECORDS) 製作:劇場版からかい上手の高木さん製作委員会 配給:東宝映像事業部©2022 山本崇一朗・小学館/劇場版からかい上手の高木さん製作委員会 ©山本崇一朗/小学館劇場版『からかい上手の高木さん』豪華版 Blu-rayご購入はこちらTOHO animation STORE オリジナルグッズつき限定版はこちら
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劇場版『からかい上手の高木さん』 通常版 DVD高木さん:高橋李依 西片:梶裕貴 ミナ:小原好美 ユカリ:M・A・O サナエ:小倉唯 木村:落合福嗣 高尾:岡本信彦 浜口:内山昂輝 北条:悠木碧 中井:内田雄馬 真野:小岩井ことり 田辺先生:田所陽向 ハナ:水瀬いのり 太田:戸松遥TDV32055D/2022年東宝原作:山本崇一朗『からかい上手の高木さん』『あしたは土曜日』(小学館「ゲッサン」刊) 監督:赤城博昭 構成:福田裕子 脚本:福田裕子、伊丹あき、加藤還一 キャラクターデザイン:髙野綾 美術設定:池田祐二 美術監督:笠原由紀 色彩設計:横井未加 撮影監督:牧野真人 編集:中葉由美子 音響監督:えのもとたかひろ 音楽:堤博明 アニメーション制作:シンエイ動画 主題歌:大原ゆい子「はじまりの夏」(TOHO animation RECORDS) 製作:劇場版からかい上手の高木さん製作委員会 配給:東宝映像事業部©2022 山本崇一朗・小学館/劇場版からかい上手の高木さん製作委員会 ©山本崇一朗/小学館劇場版『からかい上手の高木さん』 通常版 DVDご購入はこちら
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劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』江戸川コナン:高山みなみ 毛利 蘭:山崎和佳奈 毛利小五郎:小山力也 安室 透:古谷 徹 高木 渉:高木 渉 佐藤美和子:湯屋敦子 スペシャルゲスト:白石麻衣 阿笠博士:緒方賢一 吉田歩美:岩居由希子 小嶋元太:高木 渉 円谷光彦:大谷育江 灰原 哀:林原めぐみ真実を守り抜け——— 火が灯された運命のスクランブル!!Disc1カラー/110分 ビスタサイズ/片面2層 音声: 1, ドルビーデジタル5.1ch 2, バリアフリー日本語音声ガイド 字幕:バリアフリー日本語字幕 【特典】予告編SDV32048R/2022年小学館原作:青山剛昌「名探偵コナン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中) 監督:満仲 勧 脚本:大倉崇裕 音楽:菅野祐悟 主題歌:BUMP OF CHICKEN「クロノスタシス」(TOY'S FACTORY)ハロウィンシーズンで賑わう東京渋谷。渋谷ヒカリエでとある結婚式が執り行われていた。そこには、ウェディングドレスに身を包んだ警視庁・佐藤刑事の花嫁姿。コナン達招待客が見守る中、突然乱入してきた暴漢が襲い掛かり、守ろうとした高木刑事の身に危機が—!?©2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』
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「ブラック・ショーマン」完成報告会「ブラック・ショーマン」公式サイト 東野圭吾の原作を映画化した「ブラック・ショーマン」がついに完成! 8月11日に都内で完成報告会が開催され、福山雅治さん、有村架純さん、田中亮監督が登壇しました。福山さんが、一流マジシャンにしてダークヒーローの主人公を演じるという本作だが、会見の冒頭から福山さんはマジックで登場! こちらの会見の模様をレポートいたします! 完成報告会 神尾武史役 福山雅治さん 神尾真世役 有村架純さん 田中亮監督 ■二枚のパネルが登場し、ステージ上を左右に何度も交錯したかと思うと、突然、パネルの後ろから福山さんが華麗に登場しました。 福山さんマジックでの登場だったんですが…うまくいったんですかね(笑)? (会場の反応を見て)大丈夫ですか? 良かったです。今日、初めてやったんです。会場に来たら「こういう風に出てください」って言われまして、しかも「できますよね?」っていう空気だったんで(苦笑)…「はい」とお返事して、やらせてもらいました。あの登場が今日一番緊張しました(笑)。今日は、お集まりいただいてありがとうございます。皆さんはまだ本作をご覧になっていないということですが、答えられる範囲でお答えできればと思っております。よろしくお願いいたします。 有村さんちょうど昨年の秋口に撮影をしました。福山さんをはじめとするキャスト、スタッフさん、皆さん非常に穏やかで、和やかな方ばかりで、作品とはまた別に、優しい空気がずっと流れている現場だったように思います。そういうチームワークの良さが、作品全体を包んでくれているような気がしますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。 田中監督今日こうして「ブラック・ショーマン」の完成を皆さんの前でご報告できる機会があり、非常にうれしく思っております。本作の魅力を、今日は限られた時間ですが、お伝えできたらと思っております。 MC福山さん、有村さんはつい先ほど、完成したばかりの本作をご覧になったそうですが、感想をお聞かせください。 福山さんはい。ズバリ面白かったです。大変楽しめました。スピード感があって、テンポ感も良かったです。「ブラック・ショーマン」ということでマジックのシーンがあるんですが、「これは現場で本当にやっているな」「本当にマジックをしているな」ということが伝わると思います。人力でやっている部分が散りばめられていて、楽しめましたね、僕は。(有村さんに向かって)いかがでしたか? 有村さん私もすごく迫力も感じましたし、テンポの良さも感じました。一つのミステリー・エンターテインメント作品としてしっかり仕上がっていて、劇中で流れている音楽も疾走感あふれる気持ちにさせてくれます。全体のトータルバランスというか、各ピースがカチッとハマっている作品になったんじゃないかと思います。 福山さん隙のない仕上がりになりましたね、監督。 田中監督今、こうしてお二人から感想を聞いてホッとしました。撮影段階から感じてはいましたが、編集の段階でも、皆さんに楽しんでいただけるエンターテインメント作品に仕上がっている手応えを感じていました。先ほど、出演者・スタッフのみんなで本作を観ました。みんなで力を合わせて作ったものが、良い作品になったと思います。本当に早く皆さんに楽しんでいただきたいという思いですね。 MC福山さんは「ガリレオ」シリーズ(2007年からフジテレビ系列にて放送されたドラマシリーズ。主演:福山雅治/劇場版として「容疑者Xの献身」(2008年公開)「真夏の方程式」(2013年公開)「沈黙のパレード」(2022年公開)がある)の東野圭吾先生と再タッグとなりました。そもそも東野先生が原作を執筆されたきっかけが、福山さんの「ダークヒーローを演じてみたい」という言葉だったとうかがったんですが、このように生み出されたキャラクターを演じられていかがでしたか? 福山さん湯川学という「ガリレオ」シリーズのキャラクターを演じている中で、「湯川さんがもしダークサイドの人間だったらどうなっちゃうんだろうな?」っていう考えがずっとあったんですね。彼は、天才物理学者で幸いなことに“正義の人”です。人間の感情にはあまり興味がなくて、事件が面白いか面白くないかという基準で事件に向き合っていく人ではあるんですが、やっぱり善の人、正義の人だと僕は思います。だけど、「もし湯川さんがダークサイドの人だったら…?」と考えた時、湯川さんの人間性は、ちょっとダークヒーローっぽい側面があるんじゃないかと思いながら、ずっと演じていました。だから、よりはっきりとそちらの方に振り切った感じで描いたものが「もしあったら良いですよね?」なんて、ちょっと遠くを見ながら言ったんじゃないですかね…(笑)。 MC有村さんは父親を亡くした悲しみを押し殺して、事件の謎に挑むという大変難しい役柄でした。父の死を目の前にしての涙や、武史との軽妙なやり取りなど、一つの役柄の中で、いろんな振れ幅があって心を揺さぶられました。演じられていかがでしたでしょうか? 有村さんとにかく「父」の存在を自分のなかにしっかりと記憶として残すために、ご本人にもお伝えしたんですが、父親役の仲村トオルさんの写真を待ち受け画面にしていました。携帯は毎日触るものですし、毎日目につくところにトオルさんのお顔があると、自然と父である英一さんというのが刷り込まれていく感覚がありました。撮影期間中は、トオルさんご本人のお写真にすごく助けられたところはありますね。 MCちなみに、役作りと知らず、誰かにたまたま待ち受け画面を見られたことは、なかったですか? 有村さんそれはなかったですね。父とのシーンがそんなに多くはなかったので、どうやってこの時間を紡ごうかと考えた時に、この方法にたどり着きました。 MC東野圭吾先生の原作、福山雅治さんが主演、ヒロインに有村架純さんと、本当に豪華な布陣の本作ですが、監督をされてみていかがだったでしょうか? 田中監督この上ない光栄な機会をいただいたと思ったのと同時に、監督としては「ものすごいプレッシャーだぞ」と感じました。でも、制作を進めていくなかで、そのプレッシャーをなくせるタイミングがありました。 MC福山さんと有村さんは、今回が初共演ということですが、とても初めてとは思えない軽やかなやり取りをされていたという印象です。ご一緒されてみて、どんな印象でしたでしょうか? 福山さん偉そうに聞こえたら申し訳ないのですが、有村さんは、本当に実力がある方だなと思いました。この「ブラック・ショーマン」の世界や、神尾武史というキャラクターが、現実的かと問われれば、非現実的なところが多いです。だからこそ面白い――小説や映画だからこそ楽しめる存在だと思っています。そんな非現実の世界を現実と繋いでくれる存在が、真世であり、真世を演じる有村さんです。有村さんのお芝居が、この「ブラック・ショーマン」という世界、神尾武史というキャラクターにリアリティを持たせてくれる存在だと思います。有村さんのお芝居は、本読みの時から「難しい役だな」と思っていました。僕は、今初めてトオルさんのお写真を待ち受けにしていたという話を聞いたのですが、そういった役作りからも分かるように、有村さんは心からのお芝居、つまり心が動いて体が動く、心が動くと同時に体が動くということを、最初から最後までブレずにやられていました。僕は、そこに甘えさせてもらって、より自由に神尾武史という役を演じられるようになったのだと思います。この作品にリアリティを持たせてくれる有村さんのお芝居と、お芝居に向かう心が、神尾武史というキャラクターを作ってくれて、表現の自由度を高くさせてくれたという実感は、初日からありました。 有村さん恐縮です(笑)。 福山さん本当です。嘘はなく、本当なんです。 有村さん撮影は初めてご一緒させていただきましたが、以前に報知映画賞の授賞式でお会いした時に、「いつかご一緒できたら良いですね」なんて他愛もないお話をしました。でも、まさかこんな大きな作品でご一緒できるとは思いませんでした。しかも、叶うのが早かったなと思って…。 福山さんそうですね。 有村さんご縁があって良かったなと思いました。実際に、現場で見た福山さんは、福山さんが歩まれてきた歴史を背景に感じるような存在でした。ドラマや映画の世界で時代を築いて、先頭を切って歩いてこられた方です。もちろん、気持ちがあってお芝居をするのは大前提ですが、そこにプラスアルファとして「こういうこともできる」「ああいうこともできる」ということを考えられていました。ご自身が持っている武器みたいなものを駆使して、お芝居をされているのを見て、本当に圧倒的な存在だと感じました。それは、映像にしっかりと残っています。 福山さん恐縮です。 有村さんいえいえ(笑)。 福山さん恐縮至極でございます。 MC田中監督は二人のバディを見ていかがでしたか? 田中監督見事だったと思います。お二人の掛け合いのシーンを撮っている時が、本当に監督として楽しかったです。何が見事だったかというと、正反対だと思われているキャラクターが、不思議と絶妙なバランスできっちり噛み合っているんです。「叔父と姪」という、この関係性も東野圭吾さんの発明なのかなと思いますが、このような関係性のバディは、なかなか見たことがないですよね。 福山さん絶妙な距離感ですよね。 田中監督そうですね。この距離感の表現ですが、叔父と姪なので常に一緒にいたわけではなく、会っていなかった時間も当然あるわけです。。映画の中では描かれていない時間も、お二人の掛け合いからすごくにじみ出ていたので、この作品の大きな見どころの一つになっているんじゃないかなと思います。 福山さん監督がおっしゃったように、まさに「そんなに会っていない」という設定が、むしろ肝なのかなと思いました。武史はベガス(ラスベガス)に行っていたんで、姪である真世をちっちゃい時からすごく可愛がっていたかというと、おそらくそういう時間もあまり過ごせていなかったのだと思います。真世も、学生の頃に、「お父さんの盗聴器」と言われたことで、人に対して距離を取らざるを得ない、独特の寂しさを抱えていました。勝手ながらですが、この寂しさが有村さん自身が持っている儚さと、すごく通ずるような気がしています。武史も「バーに住んでいる」なんて言っていますが、どんな生活をしているかよく分からないんですよね。生活感があるような、ないようなところが、武史を演じるうえで演じやすかったです。だから、真世が持つ儚さ、切なさ、寂しさや、その距離感が「最初からあっても良いんだ」というのが、とてもやりやすかったですね。 有村さん特に叔父と姪の関係性については、現場で細かく話し合ったりはしていないですよね。でも、お芝居をする上で、お互いを信頼し合えるかどうかは、すごく肝になってくると思っています。福山さんが心をドーンと開いて待っていてくださったから、序盤からお互いに身を委ね合って、自然に空気を作っていくということがスムーズにできました。私も、この距離感や関係性を楽に作り上げることができました。 福山さんミステリーなんで、例えば殺人事件があったとして、「第一発見者など、一番近い人物が犯人なんじゃないか?」と思われることもたまにあります。でも、本作は、叔父と姪という親族関係なので、間違いなくどっちも犯人じゃない、というところから入ることができたので、そこは入りやすかったですね。 MC福山さんは今回、超一流マジシャン役ということで、マジックの所作などもかなり練習を重ねられたとうかがっています。さらに、ダークヒーロー演じるのも初めてということでした。新しいことづくしの本作だったと思うんですが、振り返っていかがでしょうか? 福山さんそれでいうと、今日の登場が一番緊張しました(苦笑)。 MC一発本番でしたからね。 福山さんやったことがないことを、いきなり取材陣の皆さんの前でやるっていうのは、本当に緊張しました。でも、そういった緊張感の連続は、お芝居をされた経験のある方だと理解してくれると思うんですが、「何かをやりながらセリフを言って芝居すること」が、一番カロリーが高いんですよね。文字を書きながらでも、セリフと書いている文字が違うといった、人間の反射的な動きとは逆のことをやらなければならないから、結構大変だったりするんですよね。だから、もう体に染み込ませるしかなかったです。雨の日も風の日も、ひたすらコインを持って練習する日々でした。ただ、それが俳優という仕事であり、一番大事なことなんです。体に染み込ませるっていうのは、例えば有村さんがトオルさんの写真をずっと待ち受けにしていたように、本人なりのメソッドで役を体に落とし込むことなのだと、新しい発見と学びになりましたね。 MC間近でご覧になっていって、有村さんはどうでしたか? 有村さん物語の冒頭からマジックが出てくるんですが、私が拝見したのもクランクインの日でした。その時、福山さんは代役を一切使わないで、全てご自身でマジックのシーンを撮影されていました。監督も一連の流れで撮影していたので、間近で見ている私も「いつ撮ったの?」と気づかないぐらいでした。モニターで確認した時に「これは楽しみですね」って監督に言ったのを覚えています。 福山さんものが消えるマジックの時ですね。 有村さん「これから、武史さんがどんなマジックを披露してくださるのか、楽しみですね」っていう会話をしたのを覚えています。 MC先ほど、田中監督からのお話にもありましたが、福山さんが制作の中にかなり入って、制作陣とのディスカッションを重ねて様々なアイディアを提案されたそうですが、改めて本作にかける思いというのをお聞かせいただけますか。 福山さん心配性なんだと思います(笑)。僕自身が、ある程度神尾武史という人物像を作る上で、監督さんやプロデューサー陣、そして撮影のカメラチーム、照明部と、“共犯関係”で撮影現場に入った方が良いなと思うんですよね。それはどの作品でも同じですが、特に今回はキャラクターが立っている設定なので、そのキャラクターを一緒に作り上げたいと思いました。僕は、家で一人で練り上げてくるタイプではないので、監督さん、プロデューサーの皆さんと一緒に相談しながら共犯関係になって、「神尾武史ってこうだよね」という人物像を作ってから芝居に入ったら、新たに登場してくる他の役者さんたちも入りやすいんじゃないかと思いました。何だか演劇部的な感じで、監督にも本読みを付き合ってもらって、みんなで作っていきましたね。 MC免許証を出すマジックのシーンでも、福山さんが提案された部分があったとか? 田中監督実際には、手から免許証を出すというシーンだったんですが、福山さんが練習したら、できてしまって、「もう一つ、二つ上のこともやれます」というご提案をいただきました。マジックの技術としてもすごいですが、「神尾武史というキャラクターとしては絶対にそちらの方が面白い」という提案だったので、「ぜひお願いします」と言いました。うれしい誤算ですが、福山さんは、“努力の方”ですからね。 福山さん心配なんですよ(苦笑)。台本上では書かれてないマジックが、現場で発生したりしました。だんだん監督さんもマジック監修のKiLaさんも「これを考えているんですが、できますよね?」という空気になっていましたね(笑)。そして、今日の登場に至るわけです(苦笑)。「これだったらできますよね?」みたいな感じでマジックが増えていきました。でも、それがやっぱり作品の説得力にも繋がったと思います。マジックが、場面ごとのフックになっていて「次に何が出てくるのかな?」と楽しみになります。決してマジックで事件を解決していく話じゃないんですが、場面ごとにマジックが散りばめられているだけで、神尾武史が本当のマジシャンなんだなっていう説得力が生まれていました。これはもう監督やKiLaさんたちに提案してもらえて良かったです。 MC最後に一言ずつメッセージをお願いします。 田中監督時間が来てしまったのですが、たくさん本作についてお伝えしたことはあります。この素晴らしい原作を映像化するにあたり、自分にとってはいろんな武器をいただけたと思っています。その一つが、真世という難しいキャラクターに、有村さんが本当に説得力のある感情を吹き込んでくださったことです。このストーリーを牽引する真世を、原作とはまた違った魅力で表現できたことが、僕としては、作品の一つの大きな指針となりました。あとは、やっぱり音楽ですかね。劇伴を佐藤直紀さんが作ってくださって、作品を本当に豊かに広げてくださいました。そして何よりも、福山さんが作ってくださったテーマソングの「幻界」です。これを先ほどの試写で、オープニングとエンディングで聞きました。観終わった時には「なんて幸せな作品に仕上がったんだろう」と思い、自分が携わっている作品ながらちょっと感動して観終えることができました。このチームで、この素晴らしい原作を映像化する上での使命というのは一つ果たせたと思いました。早く皆さんにも楽しんでいただきたいと思っております。 有村さん「ブラック・ショーマン」は静かな町で起こった、人々のちょっとしたボタンの掛け違いから、ひずみが生まれてしまって、事件に繋がっていく物語です。でも、近年の社会的な問題みたいなメッセージも入っていると思います。コミュニケーションの希薄さが生んだ、ボタンの掛け違いを、本作を観終わった時に「自分はどうかな?」「言葉にできているかな?」とか、自分自身も立ち返りながら楽しめるミステリー・エンターテインメント作品になっていると思います。ぜひ9月12日を楽しみにしてもらえたらと思います。 福山さん今、有村さんがおっしゃっていたように、地域創生や、SNSが人の人生を大きく左右してしまうことだったり、社会課題が「ブラック・ショーマン」の中には横たわっています。神尾武史というキャラクターは、「ダークヒーロー」という言葉の解釈はいろいろありますが、善の人なのか、悪の人なのかは僕自身も分かっておりません。その答えが分かったり、分からなかったり……つまり、マジックのタネのように「これ、本当にどうやってんの?」っていうことにも通じるような気がします。マジシャンですが、彼の存在自体がマジックのような存在になれば良いなと思っていました。彼のマジック、彼の存在そのものがマジックであったとするならば、そういった様々な社会課題を彼なりに、彼にしかできない方法で表現したり、解決していく――そういうことができるのが神尾武史という存在なのかなと思いました。「ブラック・ショーマン」という作品は、極上のエンターテイメントとして、素晴らしいキャスト、そして監督のスキのない演出・編集で仕上げることができたと思います。まもなく「It's Show Time」の始まりでございます。ご覧なってください。よろしくお願いいたします。