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『ヴェノム:ザ・ラストダンス』パンフレット発売のお知らせジャーナリストのエディ・ブロックに地球外生命体シンビオートが寄生し誕生したヴェノム。 強靭な肉体と鋭い牙、真っ赤な舌で人を喰らう〈最も残虐な悪〉であり、マーベルコミックではスパイダーマン最大の宿敵となるダークヒーロー。 その最新作にして最終章となる今作では、ヴェノムに隠された秘密を知るシンビオートの<神>ヌルが2人を分かつ最大最凶の敵として登場! ぜひ劇場にてお買い求めください!『ヴェノム:ザ・ラストダンス』の公開を記念し、11月1日(金)より上映劇場にて劇場パンフレットを販売致します。商品名:『ヴェノム:ザ・ラストダンス』劇場パンフレット 仕様:300×225㎜ 32P 価格:990円(税込)【パンフレット】発売日:2024年11月1日(金) 東宝株式会社 ライツ事業部 © 2024 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All rights reserved. -
『SPY×FAMILY』 Vol.4 初回生産限定版 DVDロイド・フォージャー:江口拓也 アーニャ・フォージャー:種﨑敦美 ヨル・フォージャー:早見沙織 フランキー・フランクリン:吉野裕行 シルヴィア・シャーウッド:甲斐田裕子 ヘンリー・ヘンダーソン:山路和弘 ユーリ・ブライア:小野賢章 カミラ:庄司宇芽香 ミリー:石見舞菜香 シャロン:熊谷海麗 ドミニク:梶川翔平 ナレーター:松田健一郎人はみな 誰にも見せぬ自分を持っている――TDV31369D/2022年東宝原作:遠藤達哉(集英社「少年ジャンプ+」連載) 監督:古橋一浩 キャラクターデザイン:嶋田和晃 総作画監督:嶋田和晃 浅野恭司 助監督:片桐崇 高橋謙仁 原田孝宏 色彩設計:橋本賢 美術設定:谷内優穂 杉本智美 金平和茂 美術監督:永井一男 薄井久代 3DCG 監督:今垣佳奈 撮影監督:伏原あかね 副撮影監督:佐久間悠也 編集:齋藤朱里 音楽プロデュース:(K)NoW_NAME 音響監督:はたしょう二 音響効果:出雲範子 制作:WIT STUDIO×CloverWorks世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会『SPY×FAMILY』 Vol.4 初回生産限定版 DVDご購入はこちら
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舞台「呪術廻戦」 Blu-ray◆キャスト 虎杖悠仁:佐藤流司 伏黒 恵:泰江和明 釘崎野薔薇:豊原江理佳 禪院真希:高月彩良 狗巻 棘:定本楓馬 パンダ:寺山武志 七海建人:和田雅成 伊地知潔高:田中穂先 家入硝子:石井美絵子 真人:太田基裕 吉野順平:福澤希空(WATWING) 夏油 傑:藤田 玲 漏瑚:山岸門人 花御:南 誉士広 両面宿儺:五十嵐拓人 五条 悟:三浦涼介 アンサンブル:河野凌太、小泉 凱、遠井公輝、長嶋拓也、望月 凛other<公演日程・劇場>【東京公演】2022 年 7 月 15 日(金)~7 月 31 日(日)天王洲 銀河劇場 【大阪公演】2022 年 8 月 4 日(木)~8 月 14 日(日) メルパルクホール大阪TBR33000D/2022年度東宝株式会社原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載) 脚本:喜安浩平 演出:小林顕作©芥見下々/集英社・舞台「呪術廻戦」製作委員会舞台「呪術廻戦」 Blu-rayご購入はこちら
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「すずめの戸締まり」御礼“お返し申す”舞台挨拶「すずめの戸締まり」公式サイト新海誠監督最新作「すずめの戸締まり」の大ヒットを記念して11月28日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて「すずめの戸締まり」御礼“お返し申す”舞台挨拶が開催されました。 イベントには新海監督をはじめ、声優を務めた原菜乃華さん、松村北斗さんが登壇しました。事前に集められた質問に登壇陣が答える質疑応答では、芹澤朋也役で出演した神木隆之介さん本人からの質問が届くサプライズが! さらにサプライズゲストとして、ダイジン役の山根あんさんも駆け付けるなど大きな盛り上がりを見せたこちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。御礼“お返し申す”舞台挨拶新海誠監督岩戸鈴芽役原菜乃華さん宗像草太役松村北斗さん新海監督お忙しい中、わざわざ足を運んでいただき感謝いたします。二時間の映画を観た後でお疲れかと思いますが、三人で楽しい時間にできればと思います。どうぞ一緒に楽しみましょう。 原さん本日はお越しいただきありがとうございます。こんなにたくさんの方がこの「すずめの戸締まり」という作品をご覧くださって、本当に感謝しかないです。本日は短い時間ですが、よろしくお願いします。 松村さんここに入ってきただけで、皆さんのこの作品に対する熱量とか、ふつふつとわき上がってくる思いをすごく感じて、それを受け取っています。このイベントのタイトルのように「お返し申す」――皆さんのこの熱量にお返しができるような時間にできたらと思います。 MC昨日までの17日間で観客動員数460万人、興行収入62.2億円の大ヒットです。 新海監督ちょっと数字が大きすぎてピンとこないですね。前にもお話したことがありますが、僕はデビュー作が50人の小さな劇場で上映された自主制作映画でした。あの時の50人の拍手でも、本当にその後の人生が変わるくらいのインパクトでした。それが、460万人…? 本当に分からないんですが、ここにいる方も二回目、三回目という方もいると思いますし、ここまで本作に付き合ってくださって心より感謝しております。嬉しいですよね? 松村さんすごい数字なので、僕らもピンと来ないですよね。 原さん来ていないです。 松村さん嬉しい意味でピンときてないです。やはり新海さんがこの作品にはこういう声が必要で、こういう画が必要で…と、かき集めたものに僕らも混ぜてもらった感じでした。僕も原さんもどっちかというと観客目線もあるので…。 原さんそうですね。一観客としても、出演者の一人としても、本当に特別な作品なので、皆さんにとって特別な作品になっていると思うと嬉しいです。 松村さん一人でも多くの人にこの作品が届けば良いなと一人の新海ファンとして思っています。 MC今、日本全国を回りながらキャンペーンを行なっていますが、印象的な場所などはありましたか? 新海監督北斗くんとは、つい最近は、博多でご一緒して楽しかったです。その前に、北斗くんと一緒だったのは神戸・大阪で、その前は菜乃華さんと一緒でしたね。僕が印象深かったのが、公開から日が経つにつれて、特に東京から離れるにつれて、会場にいらっしゃる観客の層、年齢が幅広くなっていくのが日に日に分かりました。博多もそうですが、最後の宮崎とかは、70代の方から小学校低学年の方まで来てくださいました。こんな風に広がっていくんだというのが目に見えて、すごく幸せでした。原さん私は宮崎に深津(絵里)さんがサプライズで来てくださったのが…。 新海監督深津さんが来てくださったんですよ。 松村さんウワサではかねがね。SNSで拝見しました。 新海監督(SNSを)見ているんだね(笑)。 松村さん僕ね、仕事の都合で行けないことが悔しくて、日々追っていますんで! 「気持ちだけは届け!」と思いながら。 新海監督ありがとう。ときどきLINEもくださって…。近くにいてくれているんだと感じています。北斗くんがいない時はここ(※新海監督と原さんの間)に椅子を置いてね。 原さん草太さんがいてくれると思って…。 松村さん(SNSでみたので)深津さんのことも知っていました。 新海監督びっくりしましたね。 原さんびっくりしました! 輝いていました。まさか、またお会いできるとは思っていなかったので…。 新海監督そうですね。完全サプライズでした。 松村さんそうだったんですか? 全然事態が分かっていなくて…。 新海監督そうなんです。そのためだけに宮崎に来てくださったんです。本作のスタート地点が宮崎ということで来てくださったんです。会場の皆さんもどよめいていました。印象深かったですね。北斗くんは舞台挨拶はどうでした? 松村さん最初に行った神戸・大阪はすごくスタートダッシュとして気持ち良かったです。作中で出てくる景色も見られて充実した日になりました。 新海監督北斗くんが一緒の時は、北斗くんのファンも来てくれるじゃないですか。僕たちだけで作った作品だと届かなかったところにも作品を届けてもらえています。それに、ファンの方とはすごく親密な関係性が出来上がっているんだと感じました。会場の皆さんに「そういうことしない(笑)!」とか怒ったり、すごくキュートで良い関係がここにもあるんだと思って「良いな」と思っています。 松村さんそう言っていただけて救われます。ありがとうございます。 新海監督我々は明日は岡山と…。 原さん広島です! 松村さん(一緒に行けなくて)ごめんね。もちろんSNSに張り付いてますよ、はびこっていますんで、僕(笑)。 MC本作について様々な疑問や解釈についての質問をいただいています。事前にこの作品について気になることなどの質問を集めてみました。短い時間でしたが、全国から約1300件の質問が集まりました。それにお答えいただきたいと思います。 質問1高校一年です。学問により舞台挨拶に行けなくて残念ですが、この機会に質問をさせてください。草太さんは、鈴芽のことが好きなんでしょうか? 鈴芽は「好きな人」と言っていましたが、草太さん的には鈴芽のことは「命の恩人」と思っているのかな?と思いまして…。 新海監督どう? 松村さん僕ですか(笑)? じゃあ、僕の希望というか、「こういう未来があっても良いな」と思ったのは、「彼氏彼女」と言うとちょっとしっくりこない感じがしています。そういう恋心を超えた何か――僕らでは理解しえない強い絆で結ばれた、夫婦みたいなものならちょっと想像がつく二人だなと思います。「恋心より強い何かで結ばれた夫婦」だなと思い、その後のことを考えていました。 新海監督遠い未来に二人が夫婦というのはちょっとドキドキする…。であれば、そういう未来があったら美しいなと僕も思います。菜乃華さんは? 原さん二人は人生のパートナー感があるとずっと思っていました。 新海監督夫婦だね(笑)。 原さん恋愛を超えた愛情、ないものをお互いに補い合える、「人としての大きい愛情」が強い二人なのかなとは思いました。新海監督「付き合ってください」って感じではなさそうですよね。僕も二人と同じような思いで、鈴芽にとって草太さんは憧れではあるんですよね。未知の相手というか、異性としてもそうだし、椅子になっちゃったりもするし、閉じ師としてもそうだけれど、人生の巨大な未知で、「あの人のことをもっと知りたい」「これって恋なのかな?」という気持ちは鈴芽にはあると思います。草太って椅子になっちゃうじゃないですか? 椅子になった時はすごく心細いし、「この先の人生どうなっちゃうんだろう?」って思ったけれど、鈴芽は草太に触ってくれるし、ギュッと持って抱きしめてもくれる…。そのうち、椅子に座ったり乗ったりもする。草太はそれがすごく嬉しかったと思うんです。「動く椅子」っていうのは、結構気味の悪い存在だと思うのに、それに乗って「温かい」と言ってくれたり、時に「起きてよ!」と乱暴に扱ったり…。そういうのを含め、草太は鈴芽に眩しいものを感じて「あぁ、この子は特別なんだ」と思えて、そういう関係なのかなと思ったりします。 質問2草太さんが扉を閉じる時の、祝詞のようなセリフは現代語訳するとどのような意味ですか? 元ネタはあるんでしょうか? 新海監督元ネタは特にないです。神社であげられる祝詞のバリエーションみたいなものや、祝詞について簡単に調べた上で、この作品のために自分で考えました。「かけまくもかしこき、ひみずのかみよ…」と何度も言うシーンがありますが、「ひみずの神」って一つには「火と水」という世界のすべて、あとは、「日が見えない」で「ヒミズ」なので、地下にいるミミズのことを表したりもしています。つまりは、「大地」そのものなので、そこの部分は大地そのものに呼びかけています。「うぶすな」というのは、土地そのものなので「遠い先祖である僕たちそのものよ」ということです。ずっと人間が借りてきたこの山や川を謹んでお返し申す――「人がいなくなってしまったので、僕たちはもうここにいることはできません。あなたたちにお返ししますので、鎮まってください」と大地に言っているイメージで祝詞を作りました。草太さんがこの言葉を必殺技のように唱えているのは、鈴芽はちょっとうらやましかったと言っていましたね? 原さんそうですね。「お返しします」と言う前に、草太さんが「お返し申す」のバリエーションを探っている時に新海監督が「決めゼリフっぽく」と言っていたんです。「天気の子」の「今から晴れるよ!」だったり、「君の名は。」の「入れ替わってる!」だったり、そういう作品の決めゼリフがあったら良いなと思っていたので、隣で聞いていてすごくうらやましかったです! 質問3私は、「ダイジンなんてキライ!」と思っていましたが、悲しそうに歩く姿にジンと来ました。北斗くん、菜乃華ちゃんはダイジンについてどう思いますか? 原さん私は“最推し”がダイジンなんです。あのかわいらしさゆえの怖さがあるし、あのかわいらしさだからこそ許せてしまうところがあって…。「やっと二人きり」って鈴芽の足にすり寄るしぐさや、表情の全てがかわいくて…。危うく許してしまいそうになる感じが愛おしいです! 新海監督ダイジンね。こんなに皆さんに愛していただけるとは、意外でした。ダイジンは猫の姿を借りていますが、一応、神様のような存在なんでね。でも、みんな完全に猫として見ていて「猫ちゃん頑張れ」「猫ちゃんかわいそう!」とか言っていて、そうか、猫か…と(笑)。北斗くんはどうですか? 松村さん僕が面白いと思ったのは、ダイジンって鈴芽の17年がギュッと移されているようなキャラクターだなと…。もしかして、ダイジンが姿を現すきっかけとなったのは鈴芽の存在じゃないですか。なので「触れる人によって性格とかいろんなものが変わる存在」でもあるのかと思いました。人の影響を受けて、人の上にいる神じゃないけれど、人のものを吸い上げているように思えました。新海監督確かに、鈴芽じゃない人がきっかけをつくっていたら、また違う姿になっていたかも…。そんなイメージは何となく抱いていました。ダイジンって役割を負った神様のような存在ではあるけれど、鈴芽のとった行動によって「束の間の自由」を得ます。自分が果たさないといけない役割は分かっているけれど、「子どものような神様」のイメージもあります。自分を解放してくれた人が好きだし、もっと自由になりたいし、束の間の自由であってももっと遊びたいし、鈴芽と二人きりになりたいから「草太、邪魔」という気持ちで、一時的に草太を椅子の姿に変えてしまったんだと思います。ある種ワガママで、人間から見たらどういう気持ちか分からない「気まぐれで自然なイメージ」が「気まぐれな猫」っていうイメージとつながって、ダイジンというキャラクターができました。 質問4芹澤の車で移動中、懐かしい曲が流れていましたが、あれはどのような基準で選んだのでしょうか? 新海監督あの曲は二人とも分かった? 松村さん曲自体はもちろん。 新海監督(二人とも)世代じゃないでしょ? どこで聴くんだろうね? 松村さん音楽番組…いわゆる「懐メロ」ってジャンルで僕らは…。 原さん耳にしたことはあります。 新海監督そうか。芹澤のプレイリストは僕が選びました。芹澤はシチュエーションに合わせて、劇中でも「ゲストに合わせて(曲を)選んでるんだけどな」って言っていますが、その場を彼なりに和ませようとした不器用な思いやりなんでしょうね。環さんは年上なので、ちょっと懐かしのメロディをかけておけば、「この人は好きなんじゃないか」って…。でも、環は40歳の設定なので、あの昭和の名曲は環からしてもちょっと上なんです。その辺の感覚は(原さんや松村さんたちのような若い世代の子には)ちょっとよく分からないと思うけれど、芹澤も同じような感覚で「大人ってこんな曲を聴いていたのかな」という解像度の低さで芹澤のパーソナリティを表したつもりでした。すごく楽しい、演出をしていて楽しいシーンでした。神木くんにフルコーラスで歌ってもらったけれど、ちょっとしか使わないとか(笑)。 松村さんただ(神木さんの歌声を)聴きたいだけ(笑)。 新海監督ちょっと歌わせてみたかった(笑)。でも、神木くんも古い曲なのでよく知らないわけじゃないですか。「けんかをやめて」(1982年リリース/歌:河合奈保子)とか、よくは知らないでしょ? 松村さん「全部歌え」って言われたら…。 新海監督神木くんも音程がすごくあやふやで、使えるテイクだけ使いました(笑)。 MC最後の質問は東京都在住・芹澤朋也さんからの質問です。 質問5僕の友人に俳優をやっている神木隆之介がいて、彼についてどう思いますか?P.S. 2万円返します。 松村さんチョケすぎ(笑)。 新海監督分かりにくいですね(笑)。 MCこちらご説明しますと、神木隆之介さんご本人からいただきました。「僕の友人の神木隆之介についてどう思いますか?」と直球質問が来ていますが皆さん、いかがでしょう? 新海監督「2万円返します」って言われても、貸していないよね。僕らに返されても…。 松村さん僕らに返されてもね(笑)。これ直訳すると神木くんが「僕のことどう思います?」って聞いているってことですよね(笑)。僕は、オーディションに参加することになって一番最初にアドバイスをもらいました。声優さんではない僕が、声優業に足を踏み入れるっていうのはどういうことか、教えてくれたのが神木くんでした。アフレコに入ってからもアドバイスをもらったので、コーチ的な感じではありますね。神木先生(笑)。学校で一番仲の良い先生って感じはありますね。優しいんですよ。 原さんアフレコでお会いした時、すごく緊張してしまったんですが、すごく優しくて、好きなアニメの話をしたり「あのアニメのグッズ、僕持ってるんだ」などという話をしてくれたり…。あと、鈴芽って「あっ…」っていう声が多いんです。そのバリエーションで、息を吸うパターンと吐くパターンがあるんですが、そういう技術的な面でもアドバイスをいただけてとてもありがたかったです。 新海監督僕が神木くんに初めて会ったのは「君の名は。」のアフレコの時でした。あの時、神木くんは「3月のライオン」(2017年公開/主演:神木隆之介)という映画を並行してやっていました。すごく疲れていて、アフレコの合間にスタジオでよく寝ていたのを思い出しました。今思えばずいぶん余裕だなぁ…って(笑)。もちろん、本人は必死なんだろうけれど、神木くんの底知れなさを思い出しました。 原さん頼りがいのあるお兄さんです。 新海監督僕にとって、神木くんは芹澤とどこか似ている感じがしています。芹澤ってあんなチャラい感じなのに、「あいつは自分のことを粗末に扱い過ぎ」って、本当に草太のことが好きなんですよね。そういう不器用な友情の示し方が似ているなって思いました。この前、映画が公開されてしばらく経ってから、反響が心配で夜眠れずに大衆居酒屋のカウンターでお酒を呑んでいたんです。そしたら、たまたま神木くんと連絡を取って「監督、今何やっているんですか?」って…。「一人でカウンターで呑んでる」って言ったら、その場に駆けつけてくれて二時間くらい、僕は一人でカウンターで飲んで、神木くんはその横でラーメンを食べていました。そういう風に本当に友達を自然に心配してくれるところが芹澤っぽいと思います。 MCさて、本日はお三方にも内緒で“ある方”にお越しいただいています。ダイジン役山根あんさん山根さん(ダイジンの声で)すーずめ! (草太に)お前は…邪魔! ■山根さんが登壇し、会場は大きな拍手に包まれる。 新海監督久しぶりだね。 山根さんお久しぶりです! 新海監督嬉しい。来てくれて。 原さん嬉しいー!■山根さんから新海監督に花束のプレゼント!新海監督ありがとう。嬉しい、ビックリした! まさか会えるとは…。 松村さん初めまして、宗像草太役の松村北斗です。山根さん初めまして、ダイジン役の山根あんです(笑)。 新海監督そうか! 二人は映画の中だと敵同士だったからね。 松村さんアフレコの時にはお会いしなかったんでね。 新海監督そうだったね。あんちゃんの声を先に録ったんだよね。(椅子の姿の)草太に上に乗られるシーンで、すごく苦しそうな芝居もやってくれて、すごく良かったです。 山根さんありがとうございます。 原さんアフレコの時、猫ちゃんの靴を履いていて、髪をふたつ結びにして猫の耳みたいにアレンジしていて…。アフレコ期間中、ひたすら、あんちゃんとの写真ばかりとんでもない量を撮らせてもらいました。時々見てニヤニヤしています。本当に嬉しいです。 松村さん地の声がダイジンの声なんですね。 新海監督そうなんです。全然加工とかしていなくて、あんちゃんの声そのままなんだよね? 松村さんここ(喉)にエフェクタ入れてるの(笑)? すごくね! 山根さんあははは(笑)。 松村さん笑っちゃうよね(笑)? MCあんちゃん、“生”北斗くんはいかがですか? 山根さん「カッコ良い」としか言えません。 松村さんえー! もう、やめてよー(笑)! 新海監督良いなぁ(笑)。でも、まさか東京で会えるなんて思っていなかった。しかも、みんなで…。嬉しいです。来てくれてありがとう! 山根さんみんなに会えて嬉しいです。新海監督僕も嬉しいです。
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「最後まで行く」初日舞台挨拶「最後まで行く」公式サイト韓国で大ヒットを記録し、フランス、中国でもリメイクされたサスペンス・エンタテインメントを岡田准一さん、綾野剛さんらを迎え、「新聞記者」、「余命10年」の藤井道人監督が日本でリメイクした「最後まで行く」が5月19日ついに公開! 東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷で行われた舞台挨拶に岡田准一さん、綾野剛さん、広末涼子さん、磯村勇斗さん、柄本明さん、藤井道人監督が登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!初日舞台挨拶工藤祐司役岡田准一さん矢崎貴之役綾野剛さん工藤美沙子役広末涼子さん尾田創役磯村勇斗さん仙葉泰役柄本明さん藤井道人監督■キャスト陣が客席通路を通って登場! 本作を観終えたばかりの観客から大歓声で迎えられました。岡田さん皆さんは本作を観た後ということですが、いかがでしたか?(会場:拍手) やっと、今日本作を封切ることができて、僕のほうにも朝から「観たよ」という連絡や、皆さんの感想をSNSなどを通じていただいております。この「最後まで行く」という作品は、クセになるような、日本映画の希望を感じるような作品になっていると思います。この旋風がもっともっと広がっていくように、何回でも友だちを誘って観に来てください。 綾野さんやっと皆さんに本作を届けられる日が来ました。今日、この場に立てていることにとても興奮しています。皆さんに本作を観ていただいた状態でお話するのも初めてなので、短い時間ですが楽しんでいただけたらと思います。 広末さん私もこうやってたくさんの皆さんが本作を観て、興奮が冷めやらぬ感じで会場を包んでいることにとっても興奮しています。綾野さんと同じですが、綾野さんはそんなに冷静に「興奮しています」と言われても興奮しているように全然見えないんです(笑)。でも私は本当に興奮しています。この日を迎えられてとってもとっても嬉しいです。今日は楽しんでいってください。 MC綾野さん、興奮していらっしゃいますよね? 綾野さん大興奮しています。髪も短くなっちゃいましたし(笑)。 磯村さん本日はお越しいただきありがとうございます。こうしてやっと公開を迎えて、このままこの作品が走り続けてほしいと思っております。短い時間ですがよろしくお願いいたします。 柄本さんどうもご来場ありがとうございます。何か若い人ばっかりで申し訳ないというか…。皆さん本作は観たんですよね? じゃあ、今この会場で本作を観ていないのは僕だけだと思います。これから観るようにいたしますので、皆さん、本作の面白いところを教えていただければ幸いです。 藤井監督お足元の悪い中、お越しいただきありがとうございます。一年前に本当に大好きな仲間たち、先輩方と、胸を張って「面白い」という作品が作れて、それをこうして皆さんに届けられて嬉しく思っています。今日は短い時間ですが、よろしくお願いします。 MCここから、上映後だから話せる本作の魅力についてお伺いできればと思います。 岡田さん綾野くんが(舞台挨拶の劇場に)入って来た時、会場の皆さんは、本作を観終わった後だから、どういう風に見て良いか分からないと思うんですよね。綾野くんが狂気の役だったので…。入って来た時の「キャーっ!」て言ったのがどっちの意味なのか? 広末さんどっちの「キャーっ!」なのか? 岡田さんそう。「キャーっ! 怖い!!」なのか…。 MC黄色い声援なのか悲鳴なのか…? 広末さんじゃあどちらかに拍手をしてもらいましょう! 黄色い声援か恐怖か? 岡田さん黄色い声援だったという方? (会場から拍手) これは完璧決まりましたね(笑)。では、恐怖の声援だったという方? (会場から先ほどと同じくらいの拍手) …半々くらいですかね?綾野さんは本当にぶっ飛んだ役柄でしたが、現場ではすごく優しいし、現場をよく見ている方でした。僕は「ひらパー(ひらかたパーク)」のイメージキャラクターをやっているんですが、現場でその話になったら「准一さん、やられてますよね?出たいです」って言ってくれたんです。そういう「良いものをやりたい」というものづくりへの情熱が本当に真摯でした。それが映画の中にもずっとあったので、共演していて本当に楽しかったですね。「良いものを作るためのことしか考えたくない」という感じが心地良かったです。MC対峙するシーンも多かったですが、そういう真摯な姿勢が伝わってきましたか? 岡田さん(綾野さんに)どうでしたか? 綾野さんいや、もう人間力がすごいんですよ。 広末さんそうですか? ちょっと“ひらパー”を推し過ぎじゃないですか? 本作の宣伝なのに毎回、“ひらパー”の話ばっかり…。 岡田さん「おま!」(岡田さんがひらかたパークのイメージキャラクターに就任された時から「超ひらパー兄さんでおま!」などの決めゼリフに使われ「おま!」がおなじみとなっている。) 広末さんほら! 地元愛をこういうところをアピールして! 岡田さんそうだ。僕、涼子ちゃんに言いたいことがある。 広末さん何でしょう? 岡田さん今日、楽屋に来て、ケーキと手紙をくれたんですよ。「岡田さんとはまた共演すると思いますんで」って結構、感動的なことを言ってくれて…。「あぁ、なんて良い人なんだ」って思いました。でも、「(手紙を)書いている途中で来ちゃって…」って横で続きを書き出して…(笑)。 広末さん手紙の締めがちゃんとできていなかったから(笑)。 岡田さんそうそう、その場で締めを書いてくれたんです。でも、「岡田准一」の“准”が違う“ジュン”の字だったんですよ。 広末さんえ? その時ちょっと思いはしたんですが…。 岡田さん松本潤の「潤ってる」ほうの「潤」になっていて…。 広末さんえ? 純粋の「純」じゃないよね? 間違っていた? 岡田さんニスイ(冫)に進の右側なのよ(=准)、僕の字は。 広末さんそう言われれば! あぁ、ごめんなさい(笑)! えぇ、嘘! 岡田さん潤ってねーから(笑)! 広末さん潤ってるでしょ(笑)? 岡田さん昔から知っているんだから…。 広末さん私、「岡田くん」って呼んでいて…。皆さんは「准一」さんって呼んでいるみたいなんですが…。 綾野さんそうですね。「准一さん」ですね。 広末さん23年前にドラマ(「オヤジぃ。」2000年にTBS系列にて放送/主演:田村正和)で私の弟役で共演したんです。だから、今回、私が妻役ってすごく意外で「良いんですか?」って…。だから、当時のまま「岡田くん」っていう呼び方のままなんですよね。「准一」ってのがイマイチ…。何なら「シュウイチ」だったかなとか…(笑)。皆さん「准一さん」って呼ばれるんですよね? 綾野さんそうですね、僕は…。何の話をしているんでしょう(笑)? MC綾野さんは、本作の魅力についていかがですか? 綾野さんぶっ込んできますね(笑)。本作の魅力ですか? いやぁ、本当に、今何も考えずにお二人の話をずっと聞いていたので…(笑)。でも、登場人物皆さんが魅力を持っていますよね。ちゃんと役割を持っていて、ちゃんとそれが混ざるって作品がなかなかないと思っています。96時間、約四日間のお話の中で、それぞれが一緒にいるシーンがそこまで多いわけじゃないのに全部のシーンがつながっているっていうのはなかなかないと思っています。シンプルにエンタメとして面白いと思っていますね。広末さん実際、あれだけやって、あれだけ地面に素手で這いつくばったり殴り合ったりして、ケガとかはなかったんですか? 綾野さん僕は手袋をしていたのでまだ良かったんですが、准一さんのほうは素手だったので…。 岡田さん冷たかったですね、墓が…。こんなに冷たいんだ、冬の墓場って…。 広末さん本当に寒かったですよね。 岡田さん一月の、真冬の撮影でしたね。 綾野さん土の地面も凍っていて、コンクリみたいになっていて…。 広末さん朝方まで…。 岡田さんでもケガはなかったですね。 綾野さんかすり傷くらいですね。 岡田さんまあ、「どこからがケガか?」っていう話もありますが…。 綾野さんそうですね。 岡田さん僕らたぶん、ケガの基準が人よりね…? かすり傷くらいはケガには入らないんで。 綾野さんですね。 MC磯村さんはいかがでしたか? 過酷さという点では死体役ということで…。 岡田さん役作りはどうしたの? 磯村さん役作りは、「どう死んでいるべきかな?」と考えていました。 岡田さんあ、そう(笑)? 磯村さんずっと死んでいることが多かったので、何というか息を止めるという。 岡田さん止めるんだ? 磯村さん止めますよね。 綾野さんお腹の動きもね。 磯村さんなるべくしないようにしていました。でも、どうしても一連で撮る時は、息がもたないですよね。 岡田さんどうしてたの? 困るよね? 磯村さんその時に思いついたんですよね。普通に肺で呼吸すると動いちゃうんでダメなんですよ。だから、口でちょっとずつ息を入れるんです。そうすると全く動かないんです。それに今回気づけて、死体役をやれて良かったです。広末さん向いていたんだよ! だって「おくりびと」(2008年公開/監督:滝田洋二郎/出演:本木雅弘 ほか)も死体オーディションありましたもん。だってどんなに息を止めていても、静脈が浮いちゃったりする人は、カメラが寄ると分かっちゃうんだって。向いてるんだよ。また話が来るよ、きっと! 磯村さん来ますかね? オーディションがあったら受けたいです(笑)。 綾野さんちなみに、(本作の中で岡田さん演じる工藤が)尾田のモノマネをしているじゃないですか? あれは尾田からするとどういう…(笑)? 岡田さんそのことについて話してはいないじゃない? 磯村さんたしかに一切話していないですね。たぶん、普段の会話の中からマネされたのかなって…。僕、死体としてずっと車の中で聞いていて、メッチャ笑いました。でも動いちゃダメなので我慢していたんですが…。似ているのかな? 誇張し過ぎた尾田ってことであれば良いんじゃないかと(笑)。 広末さん試写で観た時、綾野くんと私が爆笑しました。 綾野さん本作は「笑って良いのかな?」って探り合いがあるじゃないですか? それが「あぁ、笑って良いんだ!」って思えた瞬間でした。 広末さん(会場に向かって)皆さん、笑いましたか? (会場:拍手)ですよね? あれはもう「何やってくれてるの?」って(笑)。 岡田さん現場でいろんなことがあったんですよね。そういえば柄本さん、一つだけ聞きたいことがあるんですが、良いですか? トカゲをぴょこぴょこってやるじゃないですか? 柄本さんそんなことやったっけ? 何か「トカゲ」ってセリフはありましたね。 岡田さん「トカゲがぴょこぴょこ」って言うあの時、一瞬、顔マネしていなかったです? 柄本さんしていないよぉ(笑)。 岡田さんしていなかったですか? 一瞬、舌なめずりしていたから、「あれ?これトカゲのマネしたのかな」って。 柄本さんトカゲの顔ってどんな顔よ? 岡田さん(報道陣に)いや、今写真を撮らないでよ(苦笑)! みんながカメラを構え出した…(笑)。こうやって「ぴょこぴょこ」って言い出した時に、首を出して…。「僕、今トカゲをやっているんだ」って感じた時があったんですが…。 柄本さんイヤぁ、それは記憶にないですね。分からないです。覚えていない(笑) 綾野さん監督、そういう演出はしたんですか? 藤井監督していないです(笑)。 岡田さん僕の勘違いですね(笑)。 MC監督はコロナ禍で撮影の延期もありましたが、それを乗り越えて、こうして初日を迎えることができましたが、いかがですか? 藤井監督クライマックスシーンは、中断してから11カ月後の撮影で、それまで積み上げてきたものがあってのラストシーンで…。カウントダウンだから人がたくさん集まるシーンだったので、コロナ禍が明けてから撮影をしました。だから、撮影が本当に最近だったんです。でも、「ギアをバチンッと戻してくる岡田さん、剛さん、広末さん、本当に素晴らしいな」って思いました。去年一年間は、この作品がずっとあった感じでした。 岡田さん最後の車のシーンは一年くらい空いて、朝早く来て「久しぶり!」って挨拶をして、僕は泣くわけですよ(笑)。綾野くんもひらがなの「へ」みたいなすごい顔をしていて…。あれを見て「すごいな」って思いました。でも、僕も泣かなくちゃいけなくて…。でも、何も褒められなかったですよね…。 綾野さんサラッとでしたね。 岡田さんサラッと「次のシーン行きます」「綾野さん、終わりです。お疲れ様でした」ってね。あれは内心、どうだったんですか? 藤井監督「すげぇ良かったね!」って言いながら、次の現場に急いで向かっていました(苦笑)。 岡田さん車の中で? それは、一言、言ってほしかったな…(笑)。 綾野さんブランクというか、ずっとこの作品の完成を楽しみにしていたので、10カ月撮影が空いていたことも愛おしい時間でした。とにかく最後まで走り抜くということが楽しみで仕方なかったので、「空いていた」という感覚じゃなく、ずっと役がありました。 岡田さんこれでやっと撮り切れるというね。 綾野さんそうですね。やっと撮り切れる喜びもありました。准一さんは、朝6時くらいから橋にいて撮影をしていました。テストもほぼなくいきなり本番で、…あの状態でよく瞬間的に涙が出てくるなんてすごいなって僕も試写を見て思いました。 岡田さん僕らは本当にずっと本作が出来上がるのを楽しみにしていました。絶対に面白くなるはずだから、その出来上がりを早く観たいなと…。撮影期間は空いているんだけれど、ずっと心の中にこの作品があったから…。「空いている」って感じはなかったですね。 綾野さんそうですね。 MCタイトル「最後まで行く」にかけた質問です。皆さん、今後、俳優・監督として「最後まで行きますか?」 岡田さんはい、行きたいとは思っています。できる限り、夢はまだこれからだと思っているので…。夢を追いかけながら、「皆さんが本当に面白いぜ」っていう作品をみんなで作っていきたいと思っています。 MCご自身の中で課題や成長したい部分などはあるんですか? 岡田さん「いつまで全力で動けるか」っていうのはありますね。体力的に…。動きのピークというか、身体がどこまで動かせるかということによって、表現できる形も変わってくるかもしれないですね。身体操作とか、心情操作とか、それらのバランスがどこかで変わっていくだろうとは思います。自分が求める俳優像は両方できることなので、「どこまでできるかな」っていうことはあります。 MC綾野さんは俳優として「最後まで行きますか?」 綾野さんはい、そうですね。でも、何が「最後」なのか…。ただ、一緒に作品を作ることに対する目標を一緒に叶えたい仲間たちがいて、そしてまだ、なかなか想像できないけれど何となく皆さんと一緒に見たい景色があるので、それを一つ一つ丁寧に叶えていきたいと思います。 MC広末さんはいかがですか? 広末さん私は俳優であり母親なので、正直なところ、いつでもやめて良い覚悟はあります。でも、全力で挑みながら生きている限り続けたいです。MC磯村さんはいかがでしょうか? 磯村さんそうですね、死んだことすらも「あいつ、芝居なんじゃね?」と思える「最後」までは行きたいですね。 MC数々の先輩方との作品でしたが、この作品は磯村さんにとってどういう影響を与えてくれましたか? 磯村さん藤井さん、綾野さんとは何度もご一緒していますが、今回は、岡田さん、広末さん、柄本さんという偉大な先輩ともご一緒できて、めちゃくちゃ緊張感がある中で、実りある時間をいただけたと思います。最後まで、皆さんからいただいた愛情を持って、墓場に入りたいと思います。 MC柄本さんにもお伺いできればと思います。 柄本さん僕も何か言わないといけないですか? いや、こちらの皆さんはまだお若いけれど、僕はもうほとんど最後みたいなもんだから…。まあ、需要と供給の問題ですね。こっちがいくら供給しようとしても需要がなくちゃしょうがないからね。岡田さんものすごく現実的なことを言いますね(笑)。 柄本さんそれだけですよ。しょうがないですよ。 広末さん需要がある限り? 柄本さんもうないんじゃない? よく分からないですね? MC皆さん、まだまだ観たいですよね? 柄本さん(会場からの大きな拍手に)ありがとうございます。 MC監督もお願いします。 藤井監督本当に柄本さんがおっしゃる通り、求められたことに一生懸命球を打ってきたので、求められているうちは、良い作品を作っていける環境を作っていきたいと思っています。日々精進中でございます。 MC最後に岡田さんから皆さんにメッセージをお願いします。 岡田さん今日は本当にありがとうございます。本作は、自分たちが自信を持って皆さんに勧めたい映画です。日本映画が世界に届くエンタテインメントを作れるように。皆さんも人生がいろいろある中で、本当に「良い時間を過ごせた」と思ってもらえるものを作れるように、頑張って仲間たちとこれからも作品を作っていく所存です。ぜひ応援していただければありがたいです。皆さんが喜んでくれる笑顔、「面白かったよ」というのが僕らの力になります。ぜひどこかで周りに伝えていただき、今日、面白かったと思っていただいた方はぜひ応援をお願いいたします。
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東急シアターオーブ2026年10・11月公演 ミュージカル『ミス・サイゴン』キャスト発表第一弾!
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『ブラック・ショーマン』大ヒット御礼舞台挨拶「ブラック・ショーマン」公式サイト 原作・東野圭吾×主演・福山雅治による映画「ブラック・ショーマン」の大ヒットを記念して9月23日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が開催され、福山雅治さん、有村架純さん、田中亮監督が揃って登壇しました。有村さんが、福山さんにマジックをプレゼントし、それに対し、福山さんも華麗なコインマジックを生で披露するというサプライズも! こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします! 大ヒット御礼舞台挨拶 神尾武史役 福山雅治さん 神尾真世役 有村架純さん 田中亮監督 福山さん本日は、この日比谷にお越しいただきありがとうございます。そして、日本全国の映画館からもご覧になっていただきありがとうございます。長崎の皆さんや九州の皆さん、そして、北海道に至るまで、全国各地からご覧いただいているとうかがっています。本当にありがとうございます。 有村さん劇場にお越しの皆さん、そして配信を楽しんでいただいている皆さん、どうもありがとうございます。今日は祝日ですよね? 福山さんそう、そう! 有村さん本日のこのイベントが、祝日の良い時間になったら良いなと思います。少しばかりですが、楽しんで帰ってください。よろしくお願いします。 田中監督皆さん、「ブラック・ショーマン」は楽しんでいただけましたでしょうか。 ■会場から大きな拍手! 田中監督ありがとうございます。映画の醍醐味は、作品を観て楽しんでいただいた皆さんの表情を直接拝見できることだと思います。我々としては、非常にうれしい機会ですね。この「ブラック・ショーマン」は、撮影地の岐阜の中津川、郡上八幡に大変お世話になりましたね。愛知県の足助(豊田市足助町)の香嵐渓(こうらんけい)の紅葉も映画では大きなポイントとなりました。本当に映画作りに協力していただいて、感謝申し上げます。今日、こうして会場にいらっしゃる皆さん、また全国から見てくださっている皆さんは、我々と共に、この「ブラック・ショーマン」を今後も盛り上げてくれる仲間だと思っています。今後ともよろしくお願いします。 MC本作は9月12日に公開を迎え、9月22日までの興行収入は13.3億円、観客動員数96.5万人となり、本日中には100万人を突破することが確実です。公開4日間の成績としては、2022年公開「沈黙のパレード」の107%で、興行収入30億円超を狙える大ヒットスタートとなっております。 福山さんもちろん作品のヒットを目指して、監督・スタッフ、キャストの皆さんと一丸となって頑張ってきたわけですが、夢中になって作品を作ってきました。ですから、実際にこうした結果が出るとね、本当に、本当にうれしいです。そして、やっぱりエンターテインメントですから、皆さんに楽しんでいただけていることが、何よりもうれしいです。また、様々な考察も始まっていると思います。「この映画ってこうだよね」とか、「マジック面白いよね」「楽しいよね」っていうところから始まり、皆さんが少しずつ本作が描いているテーマのようなものに気づいてくれていることを感じてうれしいです。日本のみならず世界中が抱えている、地域経済の問題であるとか、本当は言いたいけど言えないといった同調圧力みたいなことに対しても触れています。僕らが監督も含めて、セリフやお芝居一つ一つを多面的に作っていったものに対して、少しずつ皆さんが語っていくれているのを感じて、それがうれしいですね。 有村さん気軽に「あ、この映画観てみようかな」とか、「福山さんが出ているから観てみようかな」とか、「観てみようかな」の入りは、たくさんあると思います。本作には、興味をそそられる何かが宿っているのかもしれないですが、「ブラック・ショーマン」という作品が、皆さんの中で、気軽に足を運べる作品で、観終わった後に「ああ、何かいい2時間ちょっとだったな」という気持ちになった方々がこれだけたくさんいたんだと思うと、本作に参加できて良かったなと思います。 田中監督まずは、何はなくとも東野先生の原作の力によるところが大きいと思います。その上で、福山さん、有村さんと共に、映画としてより良いものにしようと、仕上げた作品が、受け入れられていることが本当にうれしいです。「観客動員数100万人」と聞くと、すごいことに思いますが、ここにいるお一人お一人がいての100万人です。その顔を、こうして見ることができるのは、本当にうれしいですね。 MC周りの方からの反響などはありましたか? 福山さんありましたね。「マジック頑張りましたね」って褒められました。やっぱりね、褒めてもらえて良かったなと思うんですけど、私も50代ですからね…。50代の人が、今までやったことがないことに挑戦して、できている感じを、「いや、良かったね、ちゃんとできていたよ」みたいな親心のような感じで褒めてくれているんでしょうね(笑)。それはでも、褒めていただけるのはうれしいことですよ。だって、年を取るっていうことは、それまでできていたことができなくなる方がどっちかっていうと多くなっていくじゃないですか。速く走れなくなったり、階段を上ると10段でもう息が上がるようになるわけですからね。そんな中で、新しいことができるようになるというのは、僕にとっても励みになりましたね。だから、そういうことを「ちゃんとできてましたね」って褒めてもらえるのは、うれしいことですよ。 有村さん以前、私と一緒に頑張ってくれていたマネージャーさんがポスターと一緒に(ポスターを指差したポーズで)こうやって写真を撮って「観たよ」って言ってくださったり、日頃から身体のケアをしていただいている方も「観ました」って言ってくださいました。 田中監督いろいろな感想をいただいているんですが、一番聞いたのが、「ラストのトラップハンドで、英一さんと真世さんの二人のやり取りに涙した」ということですね。そんな感想を周りの方からも聞いて、それは伝わって良かったなと思いました。そこからのエンドロールの「幻界」を聴いて、晴れやかな気分で劇場を出たというお話も聞いて、観終わるまで楽しんでいただけたんだなって思ってすごくうれしい感想でしたね。 MC福山さん、最後にあの曲がかかって、あれがカッコ良くて、より感動が深まったという意見もすごく多いです。 福山さん撮影中は楽曲制作に全く取りかかれなくて、撮影が終わった後にやっと取りかかれたんで、プレッシャーでしたね。遅いんですよね、作るのがね(苦笑)。本当に申し訳ないです…。最初のベガスのショーは、最後の教室のシーンを撮った後でしたよね。居残りだったんです、私。 有村さん撮影は三日間でしたっけ? 田中監督練習も含めると、もっとですよね? 福山さんいや、あれも疲れましたね。 田中監督あれも褒めていただけました。 福山さん褒めていただけて良かった。教室のシーンが終わって、オープニングのシーンを撮ったおかげで「あ、こういうサウンドが鳴っていても良いんだな」と思いましたね。撮り終えたからこそ浮かび上がってきたんですよね。ご覧になって、お気づきになる方はお気づきだと思うんですが、あれは戦闘シーンではないです。本当の戦闘シーンだったら、もうちょっと違う殺陣になっていくと思います。今回のは、演武というか、剣舞というか…。且つ、「日本人がやっているベガスのショー」なんで、監督と相談をして、いろいろな日本映画や有名な映画のアクションシーンをコラージュして散りばめるというアイデアを元にやったんですよね。最初の刀のシーンで、腕でギューっと刀を拭くような仕草は「十三人の刺客」の役所広司さんへのオマージュです。あとはジャッキー・チェンの「酔拳」へのオマージュだったりとか、「座頭市」へのオマージュです。そうやっていろいろなものを散りばめていって、恐縮ながらですが、タランティーノ的解釈というか、日本映画に対してのオマージュ的な演出をしました。「あ、この方法ありだな」と思って、実は「幻界」という楽曲の中にも、ものすごく有名な楽曲のフレーズを一度、分解して再構築したものが何曲も散りばめられているんです。それが、ある意味、マジック的表現というか…。マジックにはタネが必ずあるように、「幻界」という曲の中に、その元ネタとなる世界的に有名な楽曲のフレーズが散りばめてあるけれど、言わなければ分からないような感じで仕込んであるんです。映画のオープニングの殺陣には映画の有名なシーンのオマージュをコラージュをしていて、「幻界」には有名なフレーズのオマージュをコラージュされているという作り方なんですよね。 MCもうすでに本作を観るのは二回目、三回目ですよっていう方もたくさんいらっしゃいます。本作を何度も観ることを“追いショーマン”と言うそうです。そこで、二回目、三回目に本作を観る時、こういうところに注目したら面白いかもよっていうポイントがあれば教えてください。 田中監督“追いショーマンポイント”ですね。二つ上げても良いですか?まず一つ目は、こういう舞台挨拶でよく話題になる、福山さんと生瀬さんの最初のシーンで、警察手帳やスマホなどを抜き取る「ピックポケット」って言われるマジックのシーンですね。実際に福山さんにマジックをやっていただいているんですが、スマホを抜き取る時、実は観客の皆さんにはチラッと見えるようなカメラアングルとカメラワークで撮っているんです。でも、生瀬さんと丸山(智巳)さんと、有村さんからは見えないような視線になっているので、それに気づいた上で観ていただくと、武史さんとの共犯関係の上で、あのマジックを堪能できると思います。なので、そこはぜひもう一回観ていただきたいです。あと、もう一つは、僕がこの映画の中で好きなショットです。物語中盤で、公園で武史さんが真世さんに「もう手を引け、足手まといはもういらない」と言うシーンです。真世さんはそれでも食い下がるんですが、武史さんは行ってしまうというあのシーンのラストカットの最後に振り向いた真世さんの顔が、今まで叔父に振り回されてきた姪ではなく、一人の大人として事件を解決するという成長を見せる表情を一発で表現していただきました。且つ、夕日を背負った素晴らしく美しいショットになっているので、あそこは何回観ても良いんじゃないかと思います。 MC有村さんは“追いショーマン”ポイントありますか? 有村さん教室の長いシーンがあったと思うんですが、あのシーンは実は三日間かけて撮っているんですね。で、もしかしたら、分かる人には「あれ? これ次の日かな?」とか分かるかもしれません…。 福山さんそんな部分ありましたか? 有村さん、途中で髪を切ったりしました? 有村さんえ(笑)? 福山さんまさかそんなことはやっていないよね? 有村さん教室のシーンを撮る前に半年空いたんですよね。で、その間に、皆さん別の作品の撮影が入ったりして…。私は、髪を切りました! 福山さんそれはそうですよね。 MC半年空けてもう一度撮るとなって…。 有村さん私は髪を戻してから撮影に挑みました。撮影は順撮りでしたが、「ここまでは今日」「ここまでは翌日」、「ここから最後までは三日目」という感じの撮影だったので、間で一度寝たりしているので…。 MC顔がむくんだりしている人いるんですか? 有村さん(何度もうなずく)。 田中監督コンディションが分かる(笑)? 有村さん皆さんプロですし、私も気持ちを繋げるために、準備は100%にして行きましたが、もしかしたら分かる人には、「あ、これ次の日だな」って分かるかも…(笑)。 MC誰かの顔がむくんでいるってことですね(笑)? 田中監督それは一回では分かんないと思いますので、“追いショーマン”を何度もしてもらわないと…。 MC福山さんは何かありますか? 福山さんそうですね、まあ前回もお話しましたが、やっぱり一番苦労したのは、生瀬さんとのライターマジックのところですね。風が吹くと火がついちゃうんですよ。だから無風の時を狙うしかなくて、あれはもう本当に大変だったんで、気に入っています。肝入りのシーンです。あとは、皆さんからいただいた感想で、監督がおっしゃったラストシーンですね。「英一さんが娘の真世に対しての思いを表現しているところで泣けた」というのは、すごくうれしいことですね。事件も解決したし、真世との「叔父さんって言われるのが…」というくだりもあって、そこで終わりでも良いじゃないですか。だから、その後に持ってくる話っていうのは、冗長というか、まあちょっと長いかなっていうところだと思うんです。でも、あそこでもう一回、真世の気持ちと英一さんの気持ちに物語を持っていけるのは、この「ブラック・ショーマン」という作品の奥行きの深さだと思います。そして、それが伝わっているというのは、何回も観ていただけるものになっていると思います。やっぱり「泣ける」っていうのはすごいですよ。泣ける作品っていうのは、なかなかないので、また泣きに来ていただければと思います。(会場の皆さんに向かって)泣くっていうのは、つまりあれでしょ? 皆さんにも思い当たる節があるんでしょ? MCいやいやいや、お客さんを問い詰めるのやめてください。 福山さんいやいや、そうじゃなくて、家族というものに対して、愛情はあるけれどもという部分がね…。真世だって、英一さんに対して愛情があるけれども、そんなにさ、「お父さん、大好き」「愛している」とか、感情表現はなかなかできないですからね。 (会場の皆さんに向かって)…皆さんも思い当たる節あるんでしょ? 家族に対して素直になれないみたいなところがね。そういったところも踏まえて、感じていただけるとうれしいなと思います。 MC福山さんと有村さんは初共演でありながら、撮影そしてプロモーション活動も一緒にやってきました。もう完璧に息がぴったりな最強バディにもなっていると思います。そこで、それを確かめるために、一問お二人に、せーので答えてもらってもいいですか? ■有村さんがうなずく。 福山さん有村さんは度胸がある人なので「大丈夫ですよ。はい、分かりました。何でもどうぞ」みたいなところがあるんです(笑)。でも、私は「絶対うまくいかない…」と、思っていますよ(苦笑)。 MC今日は秋分の日ということで「○○の秋」とよく言いますので、二人に「○○の秋」とせーので言っていただければ、バチっと合うんじゃないかと思います。 福山さんえ?「○○の秋」? 何を聞いているの? MCいやいやいや(笑)。例えば「芸術の秋」とか言う答えを、お二人でせーので答えていただきたいと…。 福山さんあぁ、秋について聞きたいと? 一問だけ?(会場:笑) MC今、この間にマジック的な感じで二人で打ち合わせをしていますか(笑)? 福山さんいやいや、秋について答えれば良いの? 「〇〇の秋」って?(会場:笑) …今の流れだと合う気がしてきました。 有村さんうんうん。 MC行きますか? 福山さん…うん。(その間に会場:笑) 有村さん「○○の秋」ですよ? 福山さんこれ「○○の秋」と言っても、必ずしも二文字に収まる必要はないわけですよね? 有村さん「秋と言えば何ですか?」ということですね。 MCでは、「秋と言えば〇〇」にしますか? 福山さん「今年の秋」と言えばですか?(会場:笑) MCまあ、そうですね。急に去年の秋のことは聞かないですね。 福山さん地球が誕生して以来の秋の話ではなく、2025年の秋と言えばの方が合うんじゃないかな? 有史以来の秋ではなく…。 MCそうですね。「ブラック・ショーマン」の公開を迎えた今年の秋ということで。ではせーので行きたいと思います! せーの! 福山さん:「『ブラック・ショーマン』の秋」 有村さん:「芸術の秋」 【「〇〇の秋」の答え】 ■福山さん&有村さん笑い。会場からは大きな拍手。 福山さん今、何ておっしゃいました? 有村さんそれ(福山さんの答えの「ブラック・ショーマン」)も含めて「芸術の秋」です。 ■会場から大きな拍手! MCいやいや、今のは拍手ですか? おかしくないですか? 完全に「芸術」って言っていましたよ! 福山さんそれも含めて入っているんです。 MC映画も芸術だから「ブラック・ショーマン」も映画だから芸術という…。 福山さん「○○」って言っちゃうと、「芸術の秋」みたいな漢字二文字が入っちゃうから…「〇〇の秋」だとアレだなと思ったんですよ。だって、今何のために来ているかって「ブラック・ショーマン」の宣伝のために来ているわけでしょう? 宣伝のためというならば、「ブラック・ショーマン」という言葉をこすり続けるしかないでしょう? だから、「2025年の」って、「有史以来の秋ではなく」って言ったじゃない。 MC私も「ブラック・ショーマン」が公開される今年の秋と言いました。 福山さん言ったよね? だからね、有村さんもさすがに「『ブラック・ショーマン』の秋」と言うと思った。ただ、まあ芸術という枠の中には入っているからね。息ぴったりでしたね? ■会場から拍手! MC有村さんは、本日、福山さんに披露したいものがあるそうですね? 何なんでしょうか。 有村さん何なんでしょうか…? MC私に聞き返さないでください! 有村さんあ、マジックを…。 MC自信あるんですよね、有村さん? 有村さん(あっさりと)はい、もう。 福山さん有村さんは「やりますか?」って言われると、やってくれる人だから(笑)。ここまで散々マジックの映画だなんだって言って、最初のイベント(完成報告会)では扉から登場したり、新宿ペペではカードを当てたりしてきて……相当、ハードルが上がった中で何をやるんですか? ■台に乗った銀の器と蓋が登場! 有村さんこの器に蓋をします。…はい、では「It's Show time!」(有村さんがマイクに指を近づけて指を鳴らそうとするが上手くいかず何度もチャレンジする) 福山さんいやいや、ちょっと待ってください。そこで大事なのはキレでしょ?(有村さん:笑) 有村さん(もう一度指を鳴らして、蓋を開ける) ■器の中にバラの花束が登場! MCマジック大成功です。 ■有村さんから、そのバラの花束を福山さんにプレゼント! MCどうですか?この上達ぶり。 福山さんいや、すごい! MCすごいでしょ? 福山さん(苦笑いしながら)……今、何かしました(笑)? 有村さん(笑)。 福山さんこれ(バラの花束)を監督に渡したら、監督が消すみたいな…。 田中監督できませんよ(笑)! 福山さんありがとうございました。 MC最後に有村さん、福山さんから皆さんにメッセージをお願いします。 有村さん本当にたくさんの方々にこの「ブラック・ショーマン」を楽しんでいただけて、本当にうれしく思います。作品に参加しているキャストの方々、スタッフの方々が全力で現場を楽しんでいたり、「良いものを作ろう」という同じ気持ちで、同じ方向に向かって作り上げる作品は、こうやって観てくださる方々に届くものなんだなっていうことを改めて再確認しました。今後そういう気持ちで頑張ろうと思えるような作品に出会えて、私もすごくうれしいです。引き続き「ブラック・ショーマン」を“追いショーマン”して楽しんでいただけたらと思います。ありがとうございました。 福山さん大ヒットなので、僕も何かやりましょうか?(会場:拍手) ■福山さんは持っていたマイクを監督に渡すと、ポケットからコインを取り出す。 MC急にですか? コインを持っているんですね! 福山さんコインロールと呼ばれるものをずっとやっていました。見えますか? 中継の皆さんにはカメラで見えると思いますが…。 ■福山さん、華麗にコインを掌の上で操る。 福山さん「リテンションバニッシュ」(手に持っていたコインを消すマジック)というものがあるんですが、なかなか披露する場がないですからね。(指でつまんだコインを反対の手の平に置く)こうやって置いて…。(手を握ってふっと息を吹きかけて手を開くとコインが消失すると、会場から拍手が湧き上がる)(手を開いたり、重ねたりしながら、両手を握って)今、コインはどっちにあると思いますか? 福山さん(右手を広げるとコインがない。左手を広げてもコインがない。会場から驚きの声が挙がる)…そして、有村さんのお顔から…(有村さんの顔の近くで指を鳴らすと、コインが出てくると会場から拍手が沸き起こりました) MCおおっ! 福山さんこういったことを細々とやっています。こういうことを一個ずつ積み重ねて、この作品は作られています。マジックは虚構ですが映画もそうですよね。その虚構を見せるためには、本物のことが起こらなければ虚構が見せられないということの証明なのかなと、本作のことを思います。この「ブラック・ショーマン」という作品の根幹、骨子になっているものは、本当のことがベースになって虚構が描かれています。そして、それがエンターテインメントになっている。最終的には、虚構といっても、そこで描かれているものが皆さんの心に本物の感情として届いていくということなのかなと思っています。なので、……まあ、もうちょっと“追いショーマン”していただきたいなと思っています(笑)。そのために、今日はいままであまり見せてこなかった生マジックを披露しました。生マジックの請求は、“追いショーマン”でよろしくお願いします。本当に今日はありがとうございました。「ブラック・ショーマン」を引き続き愛していただければと思います。「It's Show time!」
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『怪獣8号』Vol.4 初回生産限定版Blu-ray日比野カフカ/怪獣8号:福西勝也 亜白ミナ:瀬戸麻沙美 市川レノ:加藤渉 四ノ宮キコル:ファイルーズあい 保科宗四郞:河西健吾 古橋伊春:新祐樹 出雲ハルイチ:河本啓佑 神楽木葵:武内駿輔 小此木このみ:千本木彩花TBR34142D/2024年東宝原作:松本直也(集英社「少年ジャンプ+」連載) 監督:宮繁之神谷友美 シリーズ構成・脚本:大河内一楼 キャラクターデザイン・総作画監督:西尾鉄也 怪獣デザイン:前田真宏 美術監督: 木村真二 色彩設計:広瀬いづみ 3D 監督:松本勝 撮影監督:荒井栄児 編集:肥田文 音響監督:郷文裕貴 音楽:坂東祐大 怪獣デザイン&ワークス:スタジオカラー アニメーション制作:Production I.G オープニングテーマ:YUNGBLUD「Abyss」 エンディングテーマ:OneRepublic「Nobody」©防衛隊第3部隊 ©松本直也/集英社『怪獣8号』Vol.4 初回生産限定版Blu-rayご購入はこちら