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『岸辺露伴は動かない 懺悔室』劇場用パンフレットのお知らせ商品ページはこちら © 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 2025年5月23日(金)公開映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』の上映劇場で販売いたします。 パンフレットは公開劇場にてお買い求めください。 28.5×21cm P56(表紙込み) 定価1,210円 (税込) 映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』 イントロダクション キャストインタビュー&プロフィール 高橋一生 飯豊まりえ 井浦新 玉城ティナ 戸次重幸 大東駿介 キャストプロフィール アンドレア・ベッラチッコ モレーノ・コラ ニコロ・ソルド ジョヴァンニ・トマセッティ ジュゼッペ・ニッティ アンドレア・ゼーセ ナタリア・ローマン アレッサンドロ・ブレッサネッロ コメント&プロフィール 原作:荒木飛呂彦 スタッフインタビュー&プロフィール 監督:渡辺一貴 ※結末に触れていますのでご注意ください。 脚本:小林靖子 音楽:菊地成孔/新音楽制作工房 人物デザイン監修・衣装デザイン:柘植伊佐夫 特殊メイク・造型:梅沢壮一 STORY 1 STORY 2 ※警告!物語の結末に触れています。映画鑑賞後にお読みください。 ヴェネツィア・ロケ 撮影日誌 ヴェネツィア地図 ヴェネツィア地図解説・コラム 市口桂子[イタリア在住・漫画家、訳者、著述家] シリーズの軌跡 文/鷲巣義明[映画文筆家] クレジット
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『ゴジラ』(1954)の上映が7月5日(金)から2週間に決定!歴代ゴジラ作品を劇場で鑑賞していただく、生誕70周年を記念した上映企画「ゴジラ・シアター」。 70年の歴史を支えてきた魅力的なゴジラ作品の数々が、TOHOシネマズ日比谷を始めとする全国5か所の劇場にて、映画館の大スクリーンで鑑賞できます。 「ゴジラ・シアター」では、7月~11月の5か月間にわたり、各月ごとに歴代ゴジラ作品を厳選して上映いたします。 この度、初回を飾る『ゴジラ』(1954)の上映が7月5日(金)~7月18日(木)の2週間に決定致しました。 入場者には、先着でゴジラ・シアターステッカーをプレゼント! さらに、初日となる7月5日(金)19時の回上映終了後、ゴジラシリーズのプロデューサー富山省吾氏が登壇する舞台挨拶も決定!(※TOHOシネマズ日比谷のみ) 映画との出会いは『キングコング対ゴジラ』(1962)という富山プロデューサーの舞台挨拶では、ゴジラファンはもちろん、これまでゴジラ作品に触れる機会の少なかった皆さまにも、歴代ゴジラ作品を劇場で鑑賞していただきたいと企画されたゴジラ・シアターに合わせ、ここでしか聞けないゴジラエピソードが語られます。 8月以降の上映作品も続々決定。8月はゴジラシリーズ第3作目で、始めてキングコングがゴジラ映画に登場した『キングコング対ゴジラ 4Kデジタルリマスター版』、9月は富山氏がプロデューサーを務めた『ゴジラVSビオランテ 4Kデジタルリマスター版』、10月はゴジラシリーズ史上、ゴジラが初めて人間の味方のように描かれた『三大怪獣 地球最大の決戦 4Kデジタルリマスター版』が上映されます。 ぜひこの機会に、「ゴジラ・シアター」上映作品を、劇場の大スクリーンにてご堪能ください! ※上映には4K DCPを使用致しますが、劇場環境によっては2Kコンバートでの上映となります。 ※TOHOシネマズ赤池のみ、全作品2K上映となります。 「ゴジラ・シアター」企画概要 【開催期間】 2024年7月~11月 【上映作品】 ■7月の作品 『ゴジラ』(1954) 上映期間:7/5(金)~7/18(木) ※TOHOシネマズ日比谷7/5(金)19:00~の回のみ、上映終了後に富山プロデューサーの舞台挨拶がございます。 舞台挨拶回の座席指定チケットは、6/28(金)0:00(=6/27(木)24:00)より、 下記のTOHOシネマズ日比谷のホームページでご購入いただけます。 TOHOシネマズ日比谷 https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/081/TNPI2000J01.do 入場者プレゼント:ゴジラ・シアターステッカー ■8月~10月の作品 8月 『キングコング対ゴジラ4Kデジタルリマスター版』 9月 『ゴジラVSビオランテ4Kデジタルリマスター版』 10月 『三大怪獣 地球最大の決戦4Kデジタルリマスター版』 【開催劇場】 東京:TOHOシネマズ日比谷 大阪:TOHOシネマズ梅田 愛知:TOHOシネマズ赤池 福岡:TOHOシネマズららぽーと福岡 札幌:TOHOシネマズすすきの (※上映スケジュールは、各劇場の公式サイトにてご確認ください) 【鑑賞料金】 一般・シニア:1,300円 ゴジラ学生割引(大学生以下のすべてのお客様):500円『ゴジラ』(1954)の上映が7月5日(金)から2週間に決定!
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「湯道」完成披露舞台挨拶「湯道」公式サイト国内外問わず数々の賞を総なめにした「おくりびと」(2008年公開/監督:滝田洋二郎)の脚本を手掛け、ご当地キャラクターブームを牽引した「くまモン」の生みの親でもある小山薫堂さん。彼が日本の文化・お風呂について精神や様式を突き詰める新たな道”湯道”を完全オリジナル脚本で映画化した「湯道」が2月23日より公開となります。1月26日にはTOKYO DOME CITY HALLで完成披露舞台挨拶が開催され、生田斗真さん、濱田岳さん、橋本環奈さん、小日向文世さん、天童よしみさん、クリス・ハートさん、生見愛瑠さん、窪田正孝さん、角野卓造さん、鈴木雅之監督の総勢10名がズラリと登壇しました。お風呂にまつわるエピソードなど”ホット”なトークで会場を温めました。こちらのイベントの模様を詳しくご紹介します!完成披露舞台挨拶三浦史朗役生田斗真さん三浦悟朗役濱田岳さん秋山いづみ役橋本環奈さん横山正役小日向文世さん小林良子役天童よしみさん竜太役クリス・ハートさん横山舞香役生見愛瑠さん梶斎秋役窪田正孝さん二之湯薫明役角野卓造さん鈴木雅之監督■日本特有の入浴文化を世界に伝える新たな道”湯道”の世界観をイメージした巨大な暖簾をくぐり、豪華キャストが一斉に登場し、会場を盛り上げました。 生田さん寒い中、お越しくださってありがとうございます。この寒い冬にぴったりのお風呂の映画ができました。本作を観て心も身体も温まって、日々の大変な生活を乗り切ってほしいと思っています。 濱田さん大変な寒波の中、お越しいただいてありがとうございます。この作品の門出には、すごく良いコンディションの日かなと思っています。そしてご覧いただく前に、僕から注意しておきたいことがあります。(隣の兄役の生田さんを見ながら)”ちゃんとした兄弟”の設定です。(会場:大笑い) ちゃんと一組の父と母から生まれた兄弟の設定です。余計な邪推はいりません。安心して、この「湯道」を楽しんで帰ってください。 MC(フジテレビの軽部真一アナウンサー)ちなみに私は、本物の(生田さんの)弟(生田竜聖アナウンサー)と今朝も(めざましテレビで)一緒でした。 生田さんいつもお世話になっています! (カメラの向こうの弟に呼びかけるように)ちゃんとやっているか、弟! (会場:拍手) 橋本さん今日(1月26日)は“一番風呂の日”です。 今日来てくださっている皆さんに初めて「湯道」を観る“一番映画”のような感じで観ていただけることが、すごく嬉しいです。 小日向さん一昨年の12月に皆さんと京都の撮影所で、楽しい日々を過ごしました。今日は本作を観終わった後に、本当にお風呂に入りたくなると思います。 生見さんほっこりして、温泉が大好きになる、素敵な作品になっていると思います。 天童さん私は映画初出演でございます。鈴木監督からは「いつも明るく、天童さんらしく、よしみちゃんらしく。(役の小林良子は)天真爛漫な性格の女性だからピッタリだと思う。堂々とやってください」と言っていただきました。堂々ということで、私、脱がせていただきました。(登壇者の皆さん:笑) 皆さんにはたっぷりと、心の芯まで温もっていただければと思います。 クリスさんこのような形でステージに立てるチャンスはなかなかないので、誰よりも緊張しています。本作で初めて演技にチャレンジして、頑張って竜太になりきって、楽しい経験ができました。 窪田さん本当に豪華なキャストによって、身も心も温まる“湯の映画”ができたと思います。日本各地には温泉、秘境がたくさんあると思いますが、いろいろな湯に入りたくなる心温まる映画になったと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。 角野さん”湯道”にはいろいろと決まりやしきたりがありますが、 実は私はお風呂に肩まで浸かって、100回の腹式呼吸をやっています。”湯道”は自由なものです。今日は温まって帰ってください。 鈴木監督今日は寒い中、1700人も集まっていただきありがとうございます。こんなことを言っちゃなんですが、良い作品ができました。寒波の中、今いろいろな映画が上映されていると思いますが、本作を観終わった後はここの会場が一番温かい感じになっていると思います。おめでとうございます。(登壇者の皆さん:笑) 温まって帰ってください。 MC生田さんと濱田さん演じる兄弟の実家である銭湯、「まるきん温泉」のセットはすごかったですね。 生田さんそうなんです。セットとは思えないほどでした。銭湯を一つ、丸々建てたような豪華な作りになっています。その中でお芝居ができる喜びと、「こんなものを作っちゃうんだ」という驚きがありました。濱田さんすごかったですよ。銭湯を丸々一つ建てたこともそうですし、銭湯前にラーメン屋さんが建っていたり、コインランドリーがあったりと、一つの街を撮影所に建ててしまったような感じでした。本作を観たらすぐに分かると思います。セットの大きさは、すごいものがありました。鈴木監督当初は「半分で何とかならないか」と言われたんですが、半分だと何とかならなかったので、一つ建ててもらいました(笑)。 MC大ベテランで、数々のヒットを飛ばしている鈴木監督だからできることですね。橋本さんは銭湯の看板娘役を演じました。セットとはいえ、番台に座るという経験もなかなかできないものですね。 橋本さんないですね。しかも今の銭湯や温泉などはどんどん形が変わってきているので、今回は昔ながらの味わい深い銭湯を体験できました。番台に上がっていると、男湯も女湯も全部見えるんです。すごく広いし壮観だなと思いました。兄弟喧嘩のシーンがあるんですが、そこでは三人でセット内をグルグルしていて…。あれは多分、監督がセットを全部見せたかっただけなんだろうと思っています。(登壇者の皆さん:笑) 自慢として(笑)。MCそこはなかなかすごいシーンになっていますね。 生田さん男湯から女湯に渡って…。 濱田さん脱衣所に行き…。 生田さん水でバチャバチャになるシーンなんですが、そこは一つの見どころかなと思います。 濱田さん唯一のアクションシーンですね。(登壇者の皆さん:笑) MC本作はお風呂の映画とあって、生田さんも裸のシーンがたくさんあります。 生田さん結構、僕、裸になることが多いんですよね(笑)。 MC生田さんが希望しているんですか? 生田さん違いますよ(笑)! そういうわけではないんですが、たまたまそういう話が舞い込んでくるんです。僕だけじゃなくて、岳くんや窪田くんも脱いでいます。小日向先輩だって、裸になってお風呂に入っていますから! それぞれの年代の男の裸が見られます。(登壇者の皆さん:笑) MCこれは見どころですね。今回は(生田さんが以前主演した「土竜の唄」シリーズのように)裸になった状態で車のボンネットに貼り付けになることもなかったですし、鳥に頭を突かれることもなかったので、平和な裸でしたね。 生田さん平和です!作品を観た方は早く家に帰って「お風呂入りたい」「ちょっと銭湯に寄って帰ろうかな」という気持ちになってくれるんじゃないかと思います。 MC橋本環奈さんもセットのお風呂に入りましたか? あまり言うとネタバレになりますかね。 橋本さんそうなんですよ。今どうしようと思って、(鈴木監督の)顔色を窺っちゃいました(笑)。 MCすみません、僕が答えにくい質問をしてしまいました。 生田さん大丈夫! (橋本さんは昨年末の)紅白歌合戦の司会だったから、そんな変なことにはなりません。司会ぶりはすごかったよね! (会場:拍手) MC本当に素晴らしい。うち(フジテレビ)のアナウンサーになってほしいと思いました。お見事でしたね。 生田さん何でもできるんです、ハシカンは。 橋本さん(恐縮しながら)いやいやいや。 MC小日向さんと生見さんは、親子役を演じられました。小日向さんもお風呂に入りまくっていますね。 小日向さんそうなんですよ。僕も何回か風呂に入るシーンがあるんですが、嫌でしたね。(登壇者の皆さん:笑)生田さん先輩、嫌がっていましたね! 小日向さんハリのない尻を見せたくないというか…。前貼りか何かをするのかなと思ったら、僕はたまたまカメラの位置の関係もあって、肌色のパンツで済んだんですが、生田くんはしっかり前貼りをしていましたね。生田くんのお尻はすごく立派でした。 生田さん(笑)。 小日向さん僕の尻は映っていないはずです。 MC小日向さんが演じた横山正という役は、小山薫堂さんが一番気に入っている役とも言われている、とても良い役でした。その娘役を演じたのが生見さんです。小日向さんとの共演はいかがでしたか? 生見さん私は一日しか撮影がなくて、(小日向さんとも)一日しかお会いしていないので、ほとんどの皆さんとも本日が初めましてなんです。すごく寒い時期の撮影だったんですが、撮影現場はめちゃくちゃ温かくて、すごく楽しかったです。MCお父さんと娘の関係も見どころです。 生見さんあまり一緒のシーンがなかったので、「(小日向さんが)すごく孤立していたな…」っておっしゃっていました。 小日向さんそうなんです。同じシーンなんですが、ほとんど僕は無視されているんですよね。 生田さん(物語上の)設定でね。 小日向さんそうそう。 生田さん(小日向さんが演じる父親は)娘に冷たくされているんですよね。めるる(生見さん)はそんなことしない! めるるは優しい。冷たいのは役としてね! MC撮影では皆さんにお会いできなかったとのことですが、今日はたくさんのキャストの方と会えて良かったですね。 生見さんはい、嬉しいです。 MC天童さんとクリスさんがこうして舞台挨拶で並んでいる姿は滅多に見ることができない、貴重な機会となります。私も「MUSIC FAIR」(フジテレビ系列にて放送中)の司会をやっている瞬間を思い出しました。今日は音楽番組ではございません。天童さんは今回、映画初出演となりました。 天童さん本当に初めての経験なので、この場でお話をしている間も緊張しています。おそらくクリス・ハートさんも同じ気持ちなんじゃないかと思います。皆さんお気づきになりませんか? 見る見るうちに痩せていく私を。(会場:笑)MCなんだか今日の天童さんはちょっと違うなと思いました。 天童さんやっぱり緊張するとね。クリス・ハートくんもね、ダイエットをしたんですよね。 クリスさんそうですね。裸のシーンがあるので「痩せなきゃ」と思って、(撮影時は)30キロぐらい痩せました。 天童さん30キロ! クリスさん大丈夫です、もう戻りました。元の自分です(笑)。 MCスクリーンに登場するクリスさんは、30キロの減量をされた姿ということなんですね。30キロとはすごいです。どうやって痩せたんですか? クリスさん毎日二時間の運動をして、二カ月間はお粥と味噌汁だけの生活でした。やっぱり裸でいることになるので、もっと良い感じで出たいと思いました。 MCクリスさんが初の映画で挑んだ、初の役作りもぜひご覧いただきたいです。天童さんは歌もたくさん披露していますね。 天童さんそうなんです。私は小学生の頃からお風呂屋さんで歌ったりしていたので、お風呂の中で歌うことには思い出がいっぱいありますね。「まるきん温泉」はすごいセットが建てられていたので、「もう一度お湯に入りたいな」という気持ちにさせてくれました。 MC初舞台が、銭湯だったと伺いました。 天童さんそうです。銭湯で歌わせていただきました。銭湯で歌うと響きが違うので、声を出すのもすごく楽だったという思い出があります。 MCご自宅のお風呂で歌うこともありますか? 天童さん毎晩、歌っています。お風呂にカラオケの小さいスピーカーを置いています。喉に負担なく歌えるので、そこで歌の練習をしています。 橋本さん私たちは、撮影現場で天童さんやクリスさんが歌っているのを聴くことができて、生歌に「うわー!」ってすごく感動しましたよね。 生田さんお風呂の中で歌を歌うと、そんなに上手くなくても、上手く聞こえるじゃないですか。それが、歌の上手い二人が歌うと、息止まるぐらい上手いですよ! 「うっま…!」って。 濱田さん風呂の鼻歌の次元じゃないんですよ。(登壇者の皆さん:笑) 生田さん感動しました。本編にも入っているので、皆さんこれからご覧になると思いますが、うまくて本当に感動しますよ。すごく良いシーンになっていると思います。 MCセットではありますが、歌声は本当のお風呂で歌ったような響き方をしていましたか? 生田さんかなり本格的に銭湯を再現したセットが作られているので、音の響き方や声の響き方も素晴らしいものがありました。 MC天童さんとクリスさんのデュエットもありますね。 天童さん普通コラボをしたり、ハーモニーの息を合わせるためには、今のように横にクリス・ハートさんがいる形で声を合わせて歌うんですが、今回はお風呂のシーンなので、男湯と女湯に分かれている状態で息を合わせることになりました。ちょっと難しいんですが、ものすごく心地の良い歌になっていたと思います。 クリスさん自然で気持ち良かったです。初めて裸で歌っている姿を見られてしまい、ちょっと恥ずかしかったですが(笑)、すごく気持ち良くて音もすごく良くて、初めて相手の姿を見ずに息だけでデュエットができて、楽しかったです。MC角野さん演じる薫明が弟子たちに湯の道を説く場所となるのが、「湯道会館」です。「湯道会館」も「まるきん温泉」のセットに負けず劣らず、立派なものでした。薫明の内弟子役の窪田さん、いかがでしたか。 窪田さん今日は「まるきん温泉」の皆さんに初めてお会いしました。僕らが撮影をする時はもう、「まるきん温泉」を壊していたので…。美術さんにツアーをしていただいて「こうやって撮っていた」というのを教えてもらいました。 MC「まるきん温泉」の跡地に、「湯道会館」のセットが建てられたのでしょうか。 窪田さん隣のスタジオです。完成した作品を観たら、(「まるきん温泉」の)皆さんがバシャバシャとお風呂に入っているので、「良いな」と思いました。僕たちは波紋すら立てないように、息を止めるかのようにしてお風呂に入らないといけなかったので…。(キャラクターの役割として)ちゃんとした「湯道」というものを伝えなければいけないので、完成した本作を観た時は「ちょっと羨ましいな」と思っていました。MC”湯道”の所作としては、静かにお湯に入らないといけないんですよね。 窪田さん息を止めるように入ります。 生田さん小山薫堂さんが子供の頃からやっていた遊びを、”湯道”という設定に置き換えて物語にしているのが本作なんです。”湯道”の所作として、「縁留(ふちどめ)」というものがあるんですが、湯船に溜まったお湯に浸かる時に、お湯があふれないように、浴槽の縁のギリギリで留めることをそう呼ぶんです。そんな小山薫堂さんの遊びから始まっているのが”湯道”です。 MC窪田さんも、お風呂シーンで鍛え抜かれた肉体を披露されています。 窪田さん鍛えてはいないです。 生田さんいや、バッキバキよ! 窪田さん「湯道」だから鍛えていなければいけないということもないですし、監督からも「鍛えろ」とは別に言われてはいないです(笑)。普段から身体を動かすことが好きなので、たまたま(身体の状態と撮影の)タイミングが合って良かったです。生田さん桶でお湯を垂らすシーンがあるんですが、バッキバキだから桶じゃなくて(窪田さんの)腕を見ちゃうもんね! 「キレてるなー!」「キレキレだな!」と。ぜひ肉体美は見てほしいですね! MC角野さんは、”湯道”の家元を演じられました。 角野さん窪田さんは完璧な肉体をしています。そばで見ても惚れ惚れするような肉体。もう崩壊寸前の私の身体なんか「どうしようか」と思うぐらいです。なるべく動かないで、目立たないように、流れるようにスーッとうまく監督が撮ってくれたと思っています。MC「湯導会館」のお風呂も、とても立派なセットでした。 角野さんほぼ、小さなプールかな? ぐらいの大きさでした。泳げます。総檜づくりで、最高です。 窪田さん10人ぐらいは入れそうでしたよね。 角野さんもっと入れるかも。 MC「まるきん温泉」は、浴槽が真ん中にあるんですよね。 生田さんそうなんです。浴槽がお風呂場の真ん中にあるというのは、東京ではなかなか見られないんですが、西の方に行くとそういう文化があるようです。 MC道後温泉も、真ん中に浴槽があったことを思い出しました。 生田さんそして壁面に富士山が描かれているのは、東京や関東寄りの文化みたいです。西の方に行くとあまりないみたいですね。「まるきん温泉」は全国の銭湯の良いところを全部集めてガッチャンコさせた、理想郷のような銭湯です。 MC真ん中に浴槽がありつつ、ちゃんと富士山も描かれている。男湯と女湯で、描かれている富士山が違ったりするところも面白いです。さらに劇中には豪華なキャストの皆さんが顔を揃えました。 生田さん日本を代表する名優たち、本当に素晴らしい先輩方がたくさん出ていらっしゃいます。我々もね、緊張感もありながら先輩方とお芝居を一緒にやらせてもらいました。 濱田さんクライマックスは勢揃いしたので、あのシーンは相当印象に残っていますね。 橋本さん空気感もすごかったですよね。男湯も女湯も本当に(豪華キャストが)勢揃いで。私は番台から座って見ていたんですが、そこでは一人ずつセリフを言っていくんです。その緊張感がすごかった! 生田さん一人一人セリフがあって、最後に僕がセリフを言うんですね。「頼むから誰か噛んでくれ!」と思っていました(笑)。もう緊張感がすごくて「(順番が)来る、来る、来る!」って思っていました。やっぱり名優たちは絶対に(セリフを)噛まないですね。ワンカット長回しではないんですが、結構長めに撮影をしていくシーンでした。小日向さんがいらっしゃったり、ちょっと後ろには柄本明さんがいて、吉田鋼太郎さんいたり、浅野和之さんがいて、梶原善さんがいて…。もうどこを見ても名優。すごい経験でした。 濱田さん贅沢でしたね。 MCベテランの名優たちが集って、それぞれ癖のある役を演じているのも見どころになりますね。 生田さんそうですね。皆さんが銭湯に集まって、そこでドラマが生まれるという作品になっています。 MCでは最後に、これから本作をご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。 生田さん今日、ようやく皆さんのもとに「湯道」という温かい作品を届けることができて、とても嬉しく思っています。お風呂って、日常の中の幸せだと思います。何となくシャワーで終わらせてしまったり、パッと入ってパッと出てしまうのも良いですが、本作を観た後にお風呂が楽しくなって、銭湯に行きたくなって、誰かとお風呂に入りたくなって…。そんな風に価値観を変えてくれたら良いなと思っています。
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「教場」映画プロジェクト2026年公開 ©フジテレビジョン ©長岡弘樹/小学館
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「アキラとあきら」初日舞台挨拶「アキラとあきら」初日舞台挨拶「アキラとあきら」公式サイト「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」など数々の大ベストセラーを生み出してきた日本を代表する作家・池井戸潤さんの同名小説を映画化した「アキラとあきら」がついに初日を迎え、8月26日にTOHOシネマズ 日比谷で初日舞台挨拶を開催し、竹内涼真さん、横浜流星さん、髙橋海人さん(King & Prince)、児嶋一哉さん、ユースケ・サンタマリアさん、江口洋介さん、三木孝浩監督が登壇しました。"情熱"を持って仕事に奔走する銀行員たちの姿が描かれる内容にちなみ、ステージでは登壇者陣がフリップを使って「情熱を注いでいること」を発表! それぞれの仕事への思いやプライベートまでが明らかになったこの日の模様を、詳しくレポートします。初日舞台挨拶山崎 瑛役竹内涼真さん階堂 彬役横浜流星さんKing & Prince/階堂龍馬役髙橋海人さん階堂 崇役児嶋一哉さん階堂 晋役ユースケ・サンタマリアさん不動公二役江口洋介さん三木孝浩監督竹内さん本作はいかがだったでしょうか?(会場:拍手) ありがとうございます。 無事に今日を迎えることができ、やっと皆さんのもとに「アキラとあきら」が届いていると思うと、すごくうれしい気持ちです。ここから皆さんと一緒に、本作が少しずつ成長して大きくなっていけば良いなと思っています。横浜さん本日は平日にもかかわらずお越しいただき、ありがとうございます。無事に初日を迎えることができて、本当に幸せを感じています。髙橋さん今日は初日ということで、ソワソワして普段より早めに起きてしまいました。そこからこの会場まで、ずっと主題歌を聴いて、だいぶ"アキラテンション"を上げて来ました。児嶋さん「児嶋だよ!」でお馴染みの児嶋です。(登壇者の皆さん:笑) 今日は(自分の仕事は)分かっています。会場の皆さんは、スターの皆さんの話が聞きたいので、僕の役割としてはユースケさんの暴走を止めることです。(ユースケさんを見ながら)この人は話が長くなりますので、分かっています。 ユースケさんちゃんとやるよ!(登壇者の皆さん:笑) 児嶋さん絶対に長く話をさせませんから。(登壇者の皆さん:笑)ユースケさん初日を迎えられて「本当にうれしいなあ」ということで、さきほどステージの脇で、みんなでテキーラを一杯ひっかけました。「献杯!」と。(登壇者の皆さん:笑) 流星くんは「今日のために髪の毛をブリーチしてきました」と...。そこまで気合入れちゃったのかと。 児嶋さん今日のためじゃないと思う。だからそれが長いって!(登壇者の皆さん:笑)江口さん今日は初日に、このようにたくさんの方に来ていただきありがとうございます。 「今日から頑張ろう」と胸を押してくれるような、あ、背中ですね。背中を押してくれるような...。(登壇者の皆さん:笑) 児嶋さん胸を押したら下がっちゃいますよ! 江口さん逆だったね(笑)。そういう作品になっていると思いますので、皆さん「観て良かった」ということをいっぱい宣伝してください。三木監督昨年の暑い夏に、気持ちを込めてつくった作品がやっと今日、公開できて本当にうれしいです。本作を観終わった後のお客さんということで、少しドキドキしていたんですが、皆さんの表情を見てちょっとホッとしています。MC本日、初日舞台挨拶に豪華なゲストの方々が揃いました。改めて、このキャストの皆さんとの共演シーンで、印象的だったエピソードを教えてください。 竹内さんこの中(のメンバー)だと、僕は江口さんと流星くんとのシーンが多かったです。流星くんとのシーンだと、やっぱりあの雨のシーンが印象深いですね。皆さん「なぜ、山崎は傘をささないんだろう?」と思いませんでしたか?(横浜さんと顔を見合わせて笑顔) スコールのような雨が降っているのに、絶対にささないんです! 雨が降っているシーンは二回あったんですが、山崎は頑なに傘をささない。一方、階堂は運転手さんがしっかり、傘をさしている。(登壇者の皆さん:笑) でも、そんな疑問にも勝るような二人の気持ちがぶつかり合うシーンはすごく印象的でした。また雨待ちの時間も長かったので、そこで流星くんとは濃い話ができたことも、すごく印象に残っています。MC江口さんとのシーンはいかがでしたか? 竹内さん江口さん(演じる不動)には、僕(演じる山崎)はことごとく跳ね除けられて、完膚なきまでに叩きのめされるので...(笑)。緊張感のあるシーンで、撮影日数もあまり多くはなかったんですよね。 江口さん四日くらいだったかな? 竹内さん四日くらいですよね。気持ち的には「もっと絡みたかった」と思っています。僕は小さな頃から、ずっと江口さんを見ていたので、特に「ランチの女王」(2002年フジテレ系列にて放送)はたぶん四周くらい、いや、再放送を含めたらもっと観ているかもしれません。だから、(本作の)キャストが決まった時に、「うわ、江口さんと共演できる!」と思ったんです。でも、冷たくされるシーンばかりだったので...。「もうちょっと絡みたかった」という思いはあります。 横浜さん我々、階堂チームは張り詰めたシーンが多かったんですが、それとは裏腹にユースケさんのマシンガントークのおかげで、現場がすごく和やかになりました。 ユースケさん良かったでしょ? 横浜さんすごく良かったです。 ユースケさん違う人の意見だと、「迷惑だ」っていうのもあったんだけれど...。(登壇者の皆さん:笑) 僕は、雰囲気を取りました。だから、あえてあそこでしゃべっていました。しゃべったことによって、セリフを間違えるというミスが何十回かありました。 児嶋さん横浜くんの、すごく真面目なシーンの最中もずーっと(ユースケさんは)ふざけているんです。 横浜さんでもそこは、(横浜さん演じる彬がユースケさん演じる晋に対して)ムカついているシーンだったので...。 ユースケさんでしょ! 心を鬼にして「嫌われても良い!作品のためだ!」と思ってやりました! 横浜さん僕のためにやっているんだろうなって思っていました。 児嶋さん「何をふざけているんだよ」という、ムカつきも芝居に乗せられたんだ(笑)! ユースケさん(心配そうに横浜さんの顔を見ながら)ちょっと、ムカついていたの? (登壇者の皆さん:笑) 知らなかった...。ごめん! 横浜さんいや、階堂のためにやってくださったのかなって...。 MCユースケさんや児嶋さんは、本番ギリギリまでずっと雑談をしていたという噂を聞きました。 児嶋さんこれは言わせてください。僕じゃない、ユースケさんだよね? 撮影初日からそうだったんですが、みんなが緊張している中、ユースケさんがめちゃくちゃふざけまくるんです。 「大ベテランだ、カッコ良いな」と思いました。みんなを和ませようと、余裕があるんだと思ったら、本番で普通に(ユースケさんは)NGを出すんです。(登壇者の皆さん:笑)ユースケさんしゃべっていなかったら、間違えなかった。 児嶋さん「余裕、なかったんだ」と思って...。あの時、海人もいたよね? 髙橋さんはい、いました。 児嶋さん(ユースケさんは)2、30回もNG出していたから! ユースケさんそんなに出していないよ。18回くらいだよ。 児嶋さん変わらないよ! (登壇者の皆さん:笑) 石丸幹二さんとユースケさんという先輩二人がNGを出しまくる。 ユースケさん違うんだよ。幹二さんはあの時、「ハリー・ポッター」(現在上演中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」)のことで頭がいっぱいだったの。あの年齢でハリー・ポッターを演じるって大変なことだと思うんだよ! 児嶋さんでも、先輩二人がNGを出してくれたから、ちょっと和まなかった? 髙橋さんそうですね、肩の力が抜けました。 児嶋さんね、リラックスできましたよ。 ユースケさん「これはヤバいことをやっちゃったかな」と思ったら、僕は黙っていたし、反省もしましたよ。(横浜さんと髙橋さんの)二人が「ありがとうございます」という目で僕を見ていたし、パッと見たら、監督も僕を見てうなずいていたのね。「和ませてくれてありがとうございます」「良い映画になります」という目で...。 児嶋さんそういう目をしていたの? 横浜さんしていないと思います(笑)。 ユースケさんしていたんですよ! ただ現場は常に酒臭かった。ああ、みんな(お酒を)飲んでやっているんだなって思いました。 児嶋さん嘘ですよ! そういうこと言うと、本当に記事になっちゃうから! ユースケさんやめてくださいね! 前回の完成披露で話したことも、変な感じの記事になっちゃって...。 MCユースケさんが「本作の見どころはシャワーシーンです」と嘘のコメントをしていましたね。 児嶋さん変なことを言わなければ、変な記事にならないんだから! 横浜さん今の時代は怖いですよね。 ユースケさん(記者に向かって)皆さん、お願いします。信じています。 MC髙橋さんにお伺いします。こういったクセの強い先輩方もいる中で、印象的なシーンはありましたでしょうか? 髙橋さん重複してしまって本当に申し訳ないんですが、ユースケさんと児嶋さんと一緒のシーンです。苦労したというわけではないんですが、階堂のシーンはとてもシリアスなシーンが多かったんです。その中で、ユースケさんと児嶋さんのお二人のトークセッションに助けていただいたと思うところがたくさんあります。お二人はすごく切り替えが上手なんです。本番になると、急に役に入るんです。最初、僕はなかなかそれができなくて...。 児嶋さんそうなの? 本当にシリアスなシーンで、三人で「ワンピース」の話をしたよね。「『ワンピース』が大好きだ」と二人と一緒に盛り上がっていた感じがしたけれど、本当は嫌だったの? 髙橋さんいえ! 嫌ではないんですが、そこから"役に戻る"時に、正直「どうやって戻ったらいいんだろう...」とは思っていました。 児嶋さん嫌だったんじゃないか! (登壇者の皆さん:笑) ユースケさんゲームの話とかしただろう? 「あるゲームとかやったら、寝られますよ」とか言っていたじゃない。 児嶋さん確かに、あのシリアスなシーンの前にする話じゃないよね。 髙橋さん(髙橋さん演じる龍馬が)兄に対してキレるシーンがあって、僕はそんなに切り替えが得意ではないので、(役の気持ちを)作っていくんですよね。「くそぉ、兄ちゃん。クソ、クソ」という気持ちを作っている中で、児嶋さんが「ねえ、海人。今日のサッカーはどっちが勝つと思う?」みたいな(笑)。 児嶋さん(爆笑)。 ユースケさんやっぱり(そういうことをするのは)児嶋くんでしょう? 髙橋さんお二人ですよ。 児嶋さん一緒にサッカーを観たよね。 髙橋さんこの作品で、お二人から教えていただいたことは「切り替える力」です。それをつけていただきました。 児嶋さんただの苦情だろう! (登壇者の皆さん:笑) ユースケさん申し訳なかったね。 MC順番としては次に児嶋さん、ユースケさんに伺うところですが、もう十分にお話になられたので...。(登壇者の皆さん:笑) 児嶋さん&ユースケさんもう大丈夫です! MC続いて江口さん、お願いいたします。江口さんは、厳格で冷徹な性格の不動を演じられました。現場で後輩の皆さんにアドバイスをしたりする瞬間はあったのでしょうか。 江口さん毎回現場のスタッフも違うし、メンバーも違うので、あまりアドバイスというのは...。もうみんな作ってきたものがあって、それが(本番で)ぶつかるという世界ですからね。今回の役は、ほぼ竹内くんと二人のシーンだけだったんですが、最初は役の関係性を踏まえて(竹内さんと)距離を取っていたんです。最後の方で、彼を理解していくという展開になるんですが、どこかで(休憩時間に)話をした時に、竹内くんが家の話や昔の話をしてくれました。最後の方のシーンでは、そこで竹内くんから受けたものを返したという感じがしています。二人で話したのは本当に短い時間だったんですが、作品の内容からしても(共演者同士でも)ちょっと、親とかの話をするようになるものなんですよね。急に真面目な話になってしまいましたが(笑)。 竹内さん僕がとても印象深かったのが、江口さんが「今が一番楽しいんだよね」というお話をされていたことです。「すごく素敵だな」と思いました。もちろん20代、30代とやってきて「難しい時期もあるけれど、今が一番楽しいんだよね」とお話していたことが、すごく印象に残っています。「まだ俺は29歳だし、まだまだこれからだな」と思ったのを覚えています。 江口さん29歳で「楽しい」と思っていることは、本当にすごいと思うよ。 MC竹内さんとしては、もっと「ランチの女王」の話をしたいと思った瞬間もあったのではないでしょうか。 竹内さん(江口さんの方を見ながら)ガンガンしようと思っていたんですが、あえて距離を取られていたのですね。 江口さん役的には、(竹内さん演じる瑛を)突き放す役だから。僕はユースケくんみたいに話をしないから。(登壇者の皆さん:笑) 距離を取って、そこからだんだん近くなっていくという。それは監督の演出でもあるのかなと感じていました。監督が場を作っているのを見ていると、たぶん三木さんはそういうことが好きなんだと思ったんです。そういうことを(役としての関係性を)雰囲気でやってほしいという思いを感じたので、なるべく距離を取っていました。やっていて、すごく楽しかったですよ。 MC児嶋さん、ユースケさんは距離が近く、江口さんは距離を取られていたとのことで、真逆のアプローチを取られていたようです。 ユースケさんあえてね! MC三木監督に伺います。池井戸潤さんの原作を映像化する上で、気をつけたところを教えてください。 三木監督ファンの多い先生の作品なので、たくさん映像化もされていて、僕もすごく好きで観ていました。この本作でも、そこの期待値を超えたいと思っていました。それに、ちゃんと満足してもらいつつ、いままでの池井戸作品とはまた違った、新しいカタルシスも加えたいと思っていました。そこへのチャレンジに対しては、一番気をつけていました。その突破口となったのは、主演の二人ですね。今回の主演はいままで(の池井戸作品)よりも若いキャスティングなので、二人が新しい時代への突破口を切り開いてくれるような、希望を与えてくれる作品にしたいと思っていました。 MC「ここはオススメ」「もう一回観るとしたらぜひここに注目してほしい」というシーンを教えてください。 竹内さん難しいなあ...。僕、海人のシーンで好きなシーンがあるんです。階堂家で集まって、「どうせ兄貴なんだろ!」みたいな感じで、(髙橋さん演じる龍馬が)出て行くシーンなかったっけ? 髙橋さんありました。 竹内さんあったよね。そこです。どうしても兄弟の中で、兄と弟って区別されたりもしますよね。そういったもどかしさがすごくリアルに出ていたので、試写で観て、グーッと心が苦しくなったんです。 髙橋さん本当ですか? 竹内さん(うなずきながら)あのシーンはすごく好きでした。 髙橋さん(噛み締めるように)うれしいです...。 竹内さん龍馬が去っていった後、(横浜さん演じる)彬がまた良い顔をしているんですよ。その切ないシーンが好きです。 横浜さん(照れ笑い)。 髙橋さんうれしいですね。はい...。本当にうれしいです。あまり褒められ慣れていないので、舌が回らない(笑)。本当にうれしいです。 竹内さんめちゃくちゃ、あのシーンは良かったです。 髙橋さんありがとうございます! うれしいです! MC横浜さんのオススメのシーンは? 横浜さんいやあ、全部ですよ。あとは、竹原(慎二)さんが出ているシーンもオススメです。竹内さん良いよね! 分かる! 横浜さん格闘家としてやっぱり好きです。竹原さんって、結構お芝居とかやられていたんですかね? 三木監督そんなに多くはされていないと思います。僕はあの役で広島弁を話してほしかったので、竹原さん一択でキャスティングのお願いをしました。 竹内さん竹原さん、緊張しすぎて(養殖の魚にエサをあげるシーンで)エサをあげすぎちゃって、養殖の魚がお腹いっぱいそうでした。(登壇者の皆さん:笑) (セリフを)思い出すまでエサをあげるんですが、もう魚はエサをいらなくなっていて...。 ユースケさん僕は、カットされちゃって残念なんだけれど...。児嶋くんが背中のタトゥーを見せながら、「絶対やってやるからな!」というシーンがオススメです。バッサリ切られていたなあ。 児嶋さんないよ! もともとないんだよ、そんなシーン。適当なことを言っているんじゃないよ。 ユースケさん脳みそを通さずに話すと、こういうことになっちゃうんですよ。ただね、流星くんが言っていたように、オススメは全部なんです。僕は、自分が出ているところ以外、全部観てほしい。みんな、僕の知らないところでこんなに素敵な芝居をやっていたんだと思って、すごくグッときました。 児嶋さんユースケさんだって、あのシーン良かったじゃないですか。(ネタバレを気にしながら)あれ、言って良いんですよね? MC結末を言わなければ大丈夫だと思います。 ユースケさん結末は、みんなが爆死するという。とんでもない結末なので...。 児嶋さんないよ! ちょっと(このメンバーだと)ヤクザ映画っぽいですね。爆破とかありそう...。でも、ユースケさんが泣くシーンもすごく良かったから。(会場を見渡しながら)あれ、あまり共感してくれない? ユースケさんキョトンとしている! 児嶋さんすごく良かった。決める時は、決めるんだと思いました。(会場:拍手) ユースケさんありがとうございます! 江口さんオススメのシーンはいろいろとありますが、池井戸さんの作品は、会社や組織内で巻き起こる善悪、活劇みたいなものだと思っています。最初に監督とリモートで話をして、今回は「もう少し人間ドラマにしたいんだ」という話をしたのを覚えています。やっぱりラストが好きですね。ラストを見届けた時に、カメラがグーッと引いていく...。僕も試写で観た時に、自分の生い立ちや、(仕事を)やる理由とか、自分の中にも肯定的なものがあるんだということに気付かされました。誰しもがそういったものをバネにして生きているんだという感じがしました。本作は企業モノであり、銀行モノですが、家族や自分の大切な仲間、友人など(も描かれている点が)、今までの池井戸さん作品にはあまりないものかなという気がしています。 MC劇中では、企業への融資を巡って、"情熱"を持って仕事に奔走する銀行員たちの姿が描かれています。皆さんにとって「融資をしたいほど、情熱を注いでいること」について、フリップを使って発表していただきたいと思います。 ■横浜さんの答え:「流星と芝居」横浜さん皆さんもそうだと思うんですが、僕は情熱を注ぐものが、ほかになくて...。これしかないんです。これがなくなったら、自分じゃないので、まだまだということが分かっているからこそ、もっともっと情熱を注ぎたいと思っています。だから、芝居にしました。(会場:拍手) ■竹内さんの答え:「涼真と潤」竹内さん(池井戸さんを)「潤」と、呼び捨てにしたのは初めてです(笑)。カッコ良いかなと思って、漢字一文字で書きました。僕は池井戸さんの作品に出るのが、「下町ロケット」「陸王」ときて、今回の「アキラとあきら」が三作目なんです。本当にご縁があると思います。池井戸さんの作品を三度もやらせていただけたことは、自分の中でも誇りです。今回の「アキラとあきら」も自分の中で一つの宝物になったと思っています。(テレビ朝日系列で現在放送中の木曜ドラマ「六本木クラス」に出演していることから)「六本木」と書くか、迷ったんですが...(笑)。またこの後六本木に帰らないといけないので。 ユースケさん作品、違うから! ■髙橋さんの答え:「海人とベタ」髙橋さん(少し躊躇しながら)すみません、皆さんがこういう感じで来るとは思わなくて...。 竹内さん良いんだよ! え、待って! (フリップに描かれたイラストを見ながら)そのベタの絵、海人が描いたの? めちゃくちゃうまくない!? 横浜さんうますぎる。 髙橋さんちょっと時間があったので僕が描きました。最近、(熱帯魚の)ベタを飼い始めたんです。びっくりしたのが、生活が整って仕方がないんです。今までは、アラームを二度寝用に設定をしていたんですが、それがベタに餌をあげる用のアラームになり、誰かのためにしてあげるみたいな、父性本能みたいなものが生まれました。熱を注ぎまくっていますね。 横浜さんさっきも(竹内さんと髙橋さんの)二人で話していましたもんね。 髙橋さん涼真くんもね。 ■三木監督の答え:「孝浩とマメ」三木監督大丈夫、僕も同じで、(自身の「孝浩とマメ」と書いたフリップを見せながら)飼い始めた犬の名前を書いたから...。生活、変わるよね。朝型になったもん。 髙橋さん変わりますよね! 僕もそうです。うれしい、良かったです。 ユースケさんでもね、ベタってかわいいけれど、闘魚だから、鏡に自分の姿を映して見せると、ずっと鏡に映った自分と喧嘩して疲れて死んじゃうの。だから鏡に映しちゃダメよ。 竹内さんフレアリング(ヒレを広げる行為)をさせないと、ヒレがくっついちゃうんだよね。 髙橋さんくっついちゃうんですよね! 児嶋さんなんでみんな、そんなに詳しいの? (登壇者の皆さん:笑) 髙橋さん男のロマンみたいなものに触れて、熱を注いでいます。 竹内さん絶対に、そのうち水槽を大きくするよ。間違いない。 髙橋さんこの先、そうなっていきますかね。そうなったら(いろいろと)教えてください。 ■江口さんの答え:「洋介と海」江口さん全然思い浮かばなかったんですが、「洋介」というのもちょっと気持ち悪いですが、「海」ですね。サーフィンが好きなので海に行くんです。映画の撮影期間が長かったりすると、そのあと海に行きます。三日間くらいすると、だんだん身体に塩が入ってくるんですね。だんだん目も慣れてきて、波も見えて、五感を一気に使うことができる。狭い場所での撮影が結構多いので、デジタルデトックスも兼ねて、融資したいと思うくらい(海に情熱を)注いでいます。 ■ユースケさんの答え:「ユースケとおふろ」ユースケさん「アキラとあきら」、「ユスケとおふろ」です(映画のタイトルとリズムを合わせるように発言)! (登壇者の皆さん:笑) 僕はどんなに疲れていても、湯船に浸かるんです。そして、バドガシュタイン鉱石という石を(湯船に)入れるんです。そうすると、玉川温泉と同じ効能になるのかな? (通常の)四倍くらい汗をかくんです。その石が高くて、大きさにはよりますが、数万円します。石をネットに入れて風呂に沈めるだけで、汗のかき方が変わってくるんです。それにお金をかけています。 児嶋さんそれは、何回もお風呂に入れることができるんですか? ユースケさん何回でもいけます。一生いける。吸収する石じゃないのよ、放出ばかりしているから。皆さんも良かったら、バドガシュタイン鉱石です! ■児嶋さんの答え:「大嶋と児嶋」児嶋さん(用意されたフリップにもともと「大嶋」と書かれていたことに不満げ)おかしいのよ! 大嶋が固定になっている。これで印刷されちゃっているから。「児嶋と」にしてくれないと!(登壇者の皆さん:笑) ある意味ね、「大嶋さん」と言われて「児嶋だよ!」ということに情熱を注いでいますから、これで良いのかなとは思います。今はアクリル板の時代なので、バラエティ番組に出ていても(相手の声が)本当に聞こえづらいんです。今(相手が)「大嶋」と言ったのか、「児嶋」と言ったのか、「どっちだ?」みたいな...。そういった事故がマジで起きるんです。「児嶋さん」と言われたのに、「児嶋だよ!」と言ってしまう事故が起きるんです。集中していこうと思っています。 MCいろいろなお話をありがとうございました。では最後に、竹内さんと横浜さんにご挨拶をお願いいたします。 横浜さん改めて本日はありがとうございます。一年前に全力で作ったこの作
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『君がトクベツ』劇場販売商品のご案内TOHO theater STOREでも販売いたします 2025年6月20日(金)公開『君がトクベツ』の上映劇場で販売いたします。 商品は公開劇場にてお買い求めください。 ©幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会
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『君がトクベツ』©幸田もも子/集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会 『父と僕の終わらない歌』
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『国宝』劇場用パンフレットのお知らせTOHO theater STOREでも販売いたします ©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会 2025年6月6日(金)公開映画『国宝』の上映劇場で販売いたします。 パンフレットは公開劇場にてお買い求めください。 A4 P40(表紙込み) 定価1,100円 (税込) 『国宝』 Introduction Story 人物相関図 Cast Interviews 吉沢 亮 横浜流星 高畑充希 寺島しのぶ 田中 泯 Cast Comments 黒川想矢 越山敬達 Cast Profiles 永瀬正敏 森 七菜 三浦貴大 見上 愛 嶋田久作 宮澤エマ Cast Interviews 渡辺 謙 Special Talk 李相日(監督)× 中村鴈治郎(歌舞伎指導/彰子の父親で歌舞伎役者の吾妻千五郎役) Staff Interviews 原作:吉田修一 監督:李相日 脚本:奥寺佐渡子 音楽:原摩利彦 撮影:ソフィアン・エル・ファニ 振付・舞踏指導:谷口裕和 美術監督:種田陽平 歌舞伎の世界 劇中に登場する主な演目 児玉竜一(早稲田大学演劇博物館館長) Theme Song 「Luminance」歌詞紹介 歌唱:井口 理(Sony Music Labels Inc.)プロフィール Credit
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天外者好評配信中!©︎2020映画「五代友厚」製作委員会好評配信中!
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「コンフィデンスマン JP 英雄編」大ヒット感謝祭「コンフィデンスマン JP 英雄編」大ヒット感謝祭脚本家・古沢良太さんが手がける人気シリーズの劇場版第三弾「コンフィデンスマン JP 英雄編」の「大ヒット感謝祭〜最初で最後のネタバレOK!!子猫'sナイト~」と銘打った舞台挨拶が、2月28日に東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて開催。小手伸也さん、織田梨沙さん、生田絵梨花さん、田中亮監督が登壇し、本作に関するマル秘トークを繰り広げました。こちらの舞台挨拶の模様を詳しくレポートいたします!大ヒット感謝祭小手さん皆さん、こんばんは。本日は「大ヒット感謝祭〜最初で最後のネタバレOK!!子猫'sナイト~」にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。 私ですね、先ほど突然言われて、本日の司会進行を務めることになりました(苦笑)。まさに、ドッキリを仕掛けられました。「五十嵐が司会をやれよ」ということで...、こちらの模様は近日配信されます「コンフィデンスマンTV」(東宝公式Youtube)の方で確認していただければと思います。本日の司会進行を務めます、五十嵐こと小手伸也です。よろしくお願いいたします!ではまず、初代コンフィガール・モナコ役、織田さんお願いします。モナコ役織田梨沙さん畠山麗奈役生田絵梨花さん田中亮監督五十嵐役小手伸也さん織田さん今日はわざわざ足を運んでいただきまして、ありがとうございます。 短い時間ですが、皆さんで盛り上がりましょう! 小手さん続きまして二代目コンフィガール、コックリ役の関水渚さんですが、お仕事の都合で欠席でございます。本日は等身大パネルでのご登壇となっております。続きまして、三代目コンフィガール麗奈役(麗奈をレイナと呼んでしまう)の生田絵梨花さん、お願いします。生田さんあ、レナです。レイナではなくて、レナです。大事なところなので、間違えないでもらっていいですか。 小手さんあ、レナ......。申し訳ございません。失礼いたしました! 生田さん(笑)! 今日は映画をご覧いただき、ありがとうございます。前回の舞台挨拶で「小手さんとはもうお会いすることはないので」と、関係に終止符を打ったはずだったんですが、今日こういった場があるというのは、すごく騙された気分です(笑)。小手さんは「騙された」と言っていますが、私は仕組んだんじゃないかと......。私に会いたいがために用意した場だと、私は思っていて、ちょっと怖いなと思っています。 小手さん被害妄想も甚だしい! 生田さん(笑)! 今日はコンフィガールの三人で登壇できる貴重な会ということで、渚ちゃんの分も楽しくお話できたらなと思っています。よろしくお願いします。田中監督本日はお越しくださいまして、ありがとうございます。 またこうやって皆さんとお会いできる機会があることを嬉しく思います。等身大パネルを持って登場する貴重な経験もできて、本当に嬉しい限りです(笑)。今日はMCが五十嵐さんということで、とんでもなく盛り上がる会になると思います。ぜひ期待してください! 小手さん盛り上げが必要だったら、事前にちゃんと言ってください! 僕だってそこそこの心の準備ができれば、もう少しトークも軽やかになるかもしれないですが、今は緊張でいっぱいなんです。 田中監督いつMCだと言われたんですか? 小手さんつい1時間ほど前ですよ。 生田さん本当ですか? 小手さん(笑)! 本当だよ! 生田さんまだ信じられない。 小手さん今日もガンガンくるね。 生田さん今日は最後なので、出し尽くしたいです(笑)!小手さん一応、僕もご挨拶させていただいてよろしいでしょうか。五十嵐です。イベントでいつもやっているアレをやるタイミングを逃してしまったので、ここでやらせていただきたいと思います。やっても良いですか?(会場から拍手が上がる) ありがとうございます。では行きますよ! 「いたのか?!五十嵐ー!」 (会場から思ったほど手が挙がらず)うーん、あんまり手が挙がらない!田中監督いつもの小手さんは、もうちょっと丁寧に「(コロナ禍なので)声の発生ができないので、手だけ挙げましょう」と振ってからやるのに、今日は(小手さんが)焦っているから、皆さん手を挙げづらかったんじゃないかな。 小手さんごめんなさいね。もう一回行きましょう。「いたのか?!五十嵐ー!」(今度は小手さんに応えるように会場からたくさんの拳が上がる)ありがとうございます!(会場:拍手) 小手さんついにこの日がやってまいりました。「コンフィデンスマンJP」の舞台挨拶史上初のネタバレOKの舞台挨拶です。 遠慮なく話していきたいと思いますので、どうぞご期待ください。今日のトークテーマはこちら!「舞台挨拶や取材で、言いたくても言えなかったネタバレエピソード」を披露!これまで我々はネタバレを封印したまま舞台挨拶を重ねてきましたから、何を話したら良いのか......。どうですか、生田さん? 生田さん本作は和歌山県のポルトヨーロッパ(地中海をイメージしたテーマパーク)で撮影をしたじゃないですか? 小手さん(笑)! ゴリゴリにネタバレするんですね! 生田さんその施設内にカフェがありましたよね。そこでまさみさんが、ドリンクを賭けて"男気じゃんけん"(じゃんけんに勝った「男気」のある人がみんなにおごる)をしようと言って...その時、小手さんと監督は一緒にいらっしゃいましたよね? 私は見事に負けて、皆さんにドリンクをおごったんです。本当に自腹だったんですが、それが私はすごく嬉しくて...。こんなそうそうたる先輩方におごるなんて、この先もなかなかないはずです。その領収書は今でも財布の中に入れていて、お守りのようにしています。小手さんそこまで大切な思い出にしてくれているとは思いませんでした。ご当地のフレーバーみたいなドリンクがありましたね。 生田さん結構皆さんでゲームをしていましたよね。 小手さん緊急事態宣言明けとはいえ、自粛をしなければいけない時期でもあり、みんなで飲みに行ったりもできなかったので、現場でコーヒーを賭けてじゃんけんをするという遊びが唯一の癒しのような部分もありましたよね。 織田さん私も一回やりました。 生田さんその時は誰がいたんですか? 小手さん僕もソフトクリームをおごらされましたよ。 生田さん結構、各地でやっていたんですね。 織田さん誰が言い始めるんでしょう? 小手さんまさみちゃんでしょう! 生田さんまさみさんの発案でゲームをしていましたね。いろいろと盛り上げてくださって、そのおかげで打ち解けることができた瞬間がたくさんあったので、とても感謝しています。 小手さん他にありますか? 織田さん今回は、社交ダンスとミュージカルの練習をたくさんやって。「あれ?今自分は何をやっているんだ...?」と思うようなことがたくさんありました(笑)。待ち時間にもミュージカルの練習をして、みんな真面目に部活のようにやっていました。小手さん部活でしたね。昭和初期の社交ダンスのシーンを撮影している空き時間に、スタジオの外に出て暗闇の中で、 「ちょっとミュージカルの練習をしよう!」って。駐車場でやった! 織田さんすごく楽しかったです! 久々に部活をしたという感じ。 生田さん参加したかったです。 小手さんあのシーンの(生田さんの)あのキャラクターは誰がモデルなの? 生田さん私はコシノジュンコさんのイメージで、松重(豊)さんはJ.Y. Parkさんです(笑)。 田中監督松重さんは、J.Y. Parkさんをあまりよく知らなかったようで、出番前に動画を見て、勉強していました。 織田さん一瞬で分かりました! 生田さんステージ側のみんなが楽しそうに、生き生きしているのを見ていて「うわあ、ステージに立ちたかったな!」と思いました。「鳥獣戯画」(を演じた)の皆さん、すごく輝いていましたよ。 織田さん「良いなあ、良いなあ」ってずっと言ってくれていましたね。 生田さん言っていました。私も一応ミュージカル俳優をしているので、あれには結構嫉妬しましたね。出たかった! もし続編があれば......。余っている動物があれば、ぜひやりたいです。 小手さん監督は何かありますか? 田中監督踊り関係で言うと、生田さん演じる麗奈が踊ってくれたベリーダンスは、本編で流れるのは数秒だけだったんですが、実際は二分ぐらい全部振り付けがあったんです。生田さんはそれを完璧に、すぐに習得して踊ってくれました。生田さんが「鳥獣戯画」のステージに出ていたら、周りがかすみすぎてしまって危なかったかも。あのメンバーでちょうど良かったのかもしれません(笑)。 生田さんベリーダンス、ガッツリやりましたね。 田中監督かなり練習してくれましたよね。 生田さんかなりしました。 織田さん普段使わないような筋肉を使うし、難しそう 。 生田さんそう! すごく難しいんです。こうやって......(ベリーダンスの振り付けを踊り始める)小手さんお!(生田さんのダンスを見る) 生田さん見ないでください! 小手さんだけに見られなければ、皆さんにはお見せしたい。腰を動かすのがなかなか難しくて、毎日、毎日、その動きの練習をしていました。プロデューサーさんに「せっかく踊ったので、DVDになる時にはぜひ特典としてフルバージョンを入れてほしいです」と言ってみたんです。「前向きに検討します」と言っていただきました。 小手さんそれは期待できますね。 生田さん小手さんは観ないでください! 小手さんそれを観る、観ないの自由もないのか! 家で観るだけだから良いんじゃないか! 変な意味じゃないよ! 生田さん皆さんにはぜひ! せっかく頑張ったので、観ていただきたいなと思っています。 小手さん僕も良いですか?僕は公開前にプロモーションで全国を周って、各地でインタビューを受けたりしたんです。今回は「マルタ島の印象はいかがですか?」という質問に対する答えが一番難しかった! 行っていないんだもん! 「行っていない」とも言っちゃいけないし、現地でのエピソードがあるわけでもない。「映画を観ただけでマルタ島に行った気分になれる、ステキなロケーションです」みたいにふわ〜っとした感じの答えしかできなかったんです。ようやく、言えますね。行ってないっす(笑)。すごく合成がうまくて、映画を観てびっくりしましたね。ロケ先でもグリーンバックで撮影をしましたが、あんなにきれいにハマるとは思わなかったです。 生田さん「マルタ島に実際行ったの?」って、いろいろな人に言われました。誰もCGだとは気づいていなかったです。 小手さんようやく、「行ってないんですよ」ということを言えます。 織田さん嘘をつくのも嫌だから、嘘をつかない程度に話すのが難しかったですね。 田中監督メイキングを見てから、今日来たという方はいらっしゃいますか?(会場から手が挙がる) 生田さんあのメイキング、面白いですよね。ハリウッドみたい。 田中監督良かったです! みんなの努力の証を見てもらえるメイキングです。 小手さんあれで制作陣が気を良くして、「これなら世界のどこへでも行けるじゃん」みたいな感じになるかも。 生田さんあとコヒさん(小日向文世さん)があまり海外に行きたくないとおっしゃるから、「もうこれで!」って(笑)。 小手さんちょっと海外が苦手なコヒさんは、「これなら国内でも撮れる!」と言っていましたね。 生田さん次は恵比寿で学園ものが良いと言っていました(笑)。次がどこになるのか気になりますね。 小手さん続いて、今日はここにいらっしゃっていないキャストの皆さんからコメントをいただいています。まずはこの方から。(瀬戸康史さんからのコメントがスクリーンに映し出される)「めちゃくちゃ寒かった日にプールに飛び込むシーンの撮影があって、衣装の下にウエットスーツを着るのですが、それが腕までしか入らなくて、確認したらレディースサイズでした。スタッフさんが急遽買いに行ってくれて、なんとか助かりました」というコメントです。 田中監督撮影はちょうど1年くらい前で、気温も今ぐらい、水温も20度を切っているぐらいでした。もう撮影を始めなければいけないタイミングだったので、ギリギリまで「ウエットスーツを着ずに飛び込むか、どうするのか」と悩んでいる時にウエットスーツが届いたので、良かったです。ただ着られたのは良かったんですが、イメージでは、ザブンとプールの底まで沈んでもらうはずだったものが、ウエットスーツの浮力で浮いてしまって...瀬戸さんが一生懸命に水をかきながら沈んでくれました。ウエットスーツで温かさは確保できたけれど、沈みにくくなってしまったようです(苦笑)。 小手さん続きまして、小日向さんからのコメントです。「マルセル真梨邑(瀬戸康史さん)に捕まったダー子、ボクちゃん、リチャードの牢屋の場面は、実は国内スタジオにセットを組んでの撮影でした。そのおかげで、歌の収録でスタジオ入りしていた"NiziU"のメンバーに偶然に会うことができました。そして一緒に写真を撮ってもらい、この日の撮影はより最高にテンションが上がりました」というコメントです。あの人、若いな! すごいテンションで「これ見て、見て!」と写真を見せられましたよね。田中監督エレベーターが開いた瞬間に"NiziU"の方々がいたらしくて、コヒさんは「NiziU?、NiziU?」と本人に確認して、「NiziUです」と言っていただいたようです。 小手さんコヒさんは、流行の女性グループ好きですよね。"NiziU"の前は誰にハマっていたんでしたっけ? 田中監督坂道グループも大好きですよ。 生田さん本当ですか? 私、何も言ってもらえなかった......。「写真を撮ろう」とも言われてないし。"乃"の字も、"坂"の字も全然聞いていないです。 小手さんあれ、欅(櫻)の方だったのかな......? 生田さんコヒさんに、乃木坂(46)も好いてもらえたら嬉しいです。会えたら、乃木坂プレゼンをしたいと思います。 小手さんコヒさん、乃木坂(46)もよろしくお願いします! 続きまして、東出くんです。「和歌山の観光地で撮影をした際、ゲームで負けた人が売店のソフトクリームをごちそうして空き時間を過ごしていたんですが、マルタにソフトクリームがあるのか分からずに話せませんでした。小手さん、ごちそうさまでした」というコメントです。これ、先ほど話したことですね。 東出くん、ごめんね! さっき話しちゃった。申し訳ない。小手さん続いては、長澤さんです。「取材で、丹波や真梨邑のキャラクターの感想を求められた時はちょっとドキドキしましたね。何を言ってもネタバレになりそうなので。赤星さんに至っては特殊メイクもあったので、そこを外すとストーリー上の絡みの話もできず(汗)」というコメントです。織田さん赤星さんの特殊メイク、最初はご本人だと気づきませんでした。 生田さんあれ、気づかなかったよね......。 田中監督江口さんは朝4時ぐらいに現場に入って、ずっとメイクをしていました。特殊メイクをした江口さんが来ても、他のキャスト陣も気づかない。知らない俳優さんだと思われていたみたいです(笑)。 織田さん私も気づかなくて、まだ赤星さんと挨拶していないなあって思っていました(笑)。 生田さんしゃべり方や声のトーンも全然違いましたよね。 織田さんたぶん(特殊メイクで)口があまり動かないから、余計に話し方も変わっていたように思います。 田中監督江口さんは年齢に合わせたお芝居もしてくれていました。 生田さんあのシーンは感動しました。 田中監督これまでのシリーズで培ってきたものでもありますね。最初は「ロマンス編」でリチャードが"特殊メイクを剥がす"というシーンがあって、実はその時は失敗してしまったんです。途中まで剥がして、もう一度くっ付けるということもしました。今回はそういったことを乗り越えて、学んで、一発でうまくいきましたね。 小手さんエピソードをいただいたのは以上です。どうもありがとうございました。宴もたけなわでございますが、そろそろ終わりなんですよね。 田中監督僕、実は長澤さんからお手紙を預かってきています。 小手さんはあっ!? もうサプライズはないと言っていたじゃないか! 田中監督すみません、僭越ながら私が代わりに読ませていただきます。【長澤まさみさんからの手紙】会場にお越しの子猫ちゃんの皆さん、モナコ、麗奈、田中監督、こんばんは。長澤まさみです。 小手さん俺は!(登壇者の皆さん&会場:爆笑) 【長澤まさみさんからの手紙】「大ヒット感謝祭〜最初で最後のネタバレOK!!子猫'sナイト~」、いかがでしたか? 盛り上がりましたか? (会場:拍手)私は今夜、会場に足を運べずとても残念です。子猫ちゃんたちと楽しい時間を共有したかった! モナコの不思議な天然キャラ、麗奈の品のある受け答え、監督の撮影秘話で、きっと内容の濃い時間になったと思います。子猫ちゃんたちのおかげで、映画は大ヒットできました。...いたのか!五十嵐! MC席にいるのか、分からなかったよ。ちゃんと司会は務められたのかな? 小手さんもちろんでございます。(会場:拍手) 【長澤まさみさんからの手紙】感謝の言葉。五十嵐こと、小手伸也さま。あなたは「リゾート王編」で「コンフィデンスマンJP」に登場して以来、連ドラ「運勢編」「ロマンス編」「プリンセス編」そして「英雄編」を通してずーっと子猫ちゃんの筆頭として、この作品のためにたくさん宣伝活動をしてくれました。北は北海道から、南は九州、福岡まで。全国で子猫ちゃんの集いを開催してくれました。各地でのスケジュールは分刻み。まるでトム・クルーズだったそうですね。YouTubeでは「コンフィデンスマンTV」で数々のドッキリにもしっかり応えて、映画の宣伝をしてくれました。何より、今夜の「子猫'sナイト~」まで数々の舞台挨拶でしっかりと活躍してくれました。「コンフィデンスマンJP」がとても多くの皆さんに観ていただけたのも、そんな小手さんの頑張りがあったからこそだと思っています。私は、小手さんが毎日のようにSNSで宣伝してくれていること、「鳥獣戯画」の歌詞と振り付けを舞台袖で練習していたこと、撮影や取材の現場で私たちキャストやスタッフさんたちにすごく気を遣って、場を盛り上げてくれていたことなどなど、たくさん知っています。キャスト、スタッフ、そして何より子猫ちゃん代表として言っておきます。小手さん、ありがとうね、ハート。今日で宣伝活動がひと段落となります。本当にお疲れ様でした。ちょっと寂しいけど、またどこかで会えると良いですね。みんなあなたのことが大好きです。by ダー子 (会場:拍手) 小手さん(涙を拭いながら、照れ笑い)いやいやいや...ありがとうございます。この前もなんか似たようなことを言ってきて、「泣かないの?泣けば良いのに」みたいなことを言っていましたからねえ。そうですねぇ...。嬉しいですよ。そんな風にね、言っていただけるのはね、僕も...。いやあ、本当に五十嵐がどうかとかそういうことではなく、「コンフィデンスマンJP」という作品が長く愛されて、これだけの人たちを巻き込みながらこうやって続いてきて、しかもまだまだ続編を望む声もある。この状況だけで、僕は本当に嬉しいんです。できればまた今後とも関わらせていただきたいなと思います。(会場:拍手)小手さんでは最後に、小手伸也から締めのご挨拶です(笑)。本日はお忙しい中ご来場いただき、誠にありがとうございました。「英雄編」の上映はまだまだ続いておりまして、勢いもかなりまだ残っているということで... 。そろそろ「ドラえもん」(「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」3月4日公開)も始まりますが、共存もできるかなと思っております。Blu ray&DVDが出るのはもう少し先ですから、また我々がした話も踏まえつつ、改めて劇場でいろいろと確認していただければなと思っております。今回で舞台挨拶も最後という形になってしまいますが、どこかでまた皆さんにお会いできたらと思います。その時は五十嵐が、またこちらの世界と皆さんをつなぐ架け橋として、粉骨砕身してまいりますのでよろしくお願いいたします! 本日はありがとうございました!
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「KAPPEI カッペイ」初日舞台挨拶「KAPPEI カッペイ」初日舞台挨拶若杉公徳の人気漫画を超豪華キャストで映画化した「KAPPEI カッペイ」がついに公開! 3月18日に東京・六本木のTOHOシネマズにて舞台挨拶が行われ、伊藤英明さん、上白石萌歌さん、西畑大吾(なにわ男子)さん、大貫勇輔さん、山本耕史さん、小澤征悦さん、古田新太さん、平野隆監督が集結! 「救世主」にまつわるトークから、まさかの(?)海外映画祭へ進出の発表! さらに原作者の若杉先生からのサプライズの手紙など、盛りだくさんのトークで大きな盛り上がりを見せました。こちらの模様をレポートいたします。初日舞台挨拶勝平役伊藤英明さん山瀬ハル役上白石萌歌さんなにわ男子/入間啓太役西畑大吾さん守役大貫勇輔さん正義役山本耕史さん英雄役小澤征悦さん師範役古田新太さん平野隆監督伊藤さん皆さん、こんにちは。本当にあいにくの天気の中、お越しいただきありがとうございます。同じ劇場で他の大作も上映されている中、皆さん「KAPPEI」を選んでくれてありがとうございます。今日は、短い時間ですが、せっかく大ちゃんのファンが駆けつけてくれたので大ちゃんを中心にお話をしていければと思います。よろしくお願いします。上白石さん今日は寒い中、そして雨が降っている中お越しいただきありがとうございます。ついに本日、映画「KAPPEI」が公開を迎えました。初めてこうやって出演者の方と一列に並んで皆さんの顔を見たら、この映画が世に放たれたんだなと嬉しい気持ちです。映画だけではなくこの時間も皆さんでたくさん笑える時間にしたいと思います。西畑さんこうして公開を迎えて、この素敵な作品が...(じっと隣で見つめている小澤征悦さんに)メッチャ見るやんか~...(笑)。何で見るんですか、そんなに? ■すると、さらに伊藤さんもじっと西畑さんを凝視! 西畑さん圧がすごいんですよ!すみませんね(笑)、皆さんに観ていただけたってことで本当に嬉しく思います。短い時間になりますが笑って帰っていただければと思います。大貫さん本日はお越しいただき本当にありがとうございます。ここに立てていること、皆さんにご覧いただけたこと、本当に嬉しく思います。山本さん(股間を指して)ここに馬がついてた山本です。今日はここの馬のことを中心に話をしたいと思います。小澤さん(頭を指して)ここにホウキが乗っかってた奴です。僕は今回「KAPPEI」という作品に出られて一番嬉しかったことは、大吾と仲良くなれたことです。こうやって今日、隣に立てていることが本当に嬉しいです。古田さんこの作品で西畑くんと一緒に演じられて本当に良かったなと思っています。西畑くんはこれからどんどんどんどん上に上がっていくと思うので、僕は西畑くんについて行こうと思っています。一つよろしくお願いします。平野監督皆さん、観ていただいた後なんですよね? 笑っていただけましたか?(会場:拍手) ありがとうございます。完成披露試写会の時に「38回くらい笑っていただける」という話をしたんですが、その試写会でプロデューサーが何回くらい笑いが起こるか「正」の字で数えたら「50回笑っていた」ということで安心しました。その話をこのあいだ、伊藤さんと萌歌ちゃんとやった女性限定試写会でしたところ、Twitterで「168回笑った」という女性の方がいました。この映画、118分なので0.64分に1回笑ったということで...。ぜひその記録を塗り替えて行ければと思っています。MCこの映画で一番好きなシーン、印象的なセリフなどを教えていただければと思います。 伊藤さんそうですね...。映画の関係者ってだいたい映画ができると公開の三カ月くらい前に観られるんですが、僕は今回、時間が合わなくて観ていないんです。だから宣伝の時も観ていなかったんですよ。ちょうど息子が6歳で、映画を観て楽しい時期で、そんな時に自分の主演作品が公開されて嬉しいなと思っていたんですね。今回、(新しい作品の)お話をいただく前の、僕の作品に対する期待感が大きすぎて、すごく「これじゃない」感があって...。スタッフの皆さんも一生懸命に作った映画なので、とても誇らしいんですが、どうしても映画館に足が向かなくて...でもやっと今日、観てきました。9:40の回に。MCいかがでしたか? 伊藤さん面白かったです。その中でも「上白石ってすげぇ女優だな」って思いました。だんだんかわいくなっていって、観終わったら胸が「キュン」となる。でもそれ以外、何も覚えていないし、何も残らないという。主題歌を務めた西川貴教さんの感想が一言「何も残りませんでした」で、「そりゃねーだろ!」って思いましたが、やっぱり何も残りませんでした(笑)。だけど、古田さんも言っていたんですが、くだらない映画を大音量で観られるのは映画館だけなので、ぜひともお願いします。今日は西畑さんのファンも駆けつけてくださっているんで、ずるい大人たちは西畑くんに乗っかっておけば良いって空気を最初から出しています。これはもう西畑くんのファンに力を借りて、「KAPPEI」を世に広めて行ければ良いと思っています。今日はありがとうございました! 古田さん印象的なシーン言ってね―じゃねぇか! 伊藤さん上白石さんがかわいかったと。 MCお子さんの反応はいかがでしたか? 伊藤さんイヤぁ、たぶん面白かったとは思うんですが...。前は「ウエスト・サイド・ストーリー」を観に行って「ここが良かった」「あの歌が良かった!」って言っていたんです。でも、今日は「面白かった」とは言っていたけれど、何も残っていないかも...(笑)。僕が観た回は朝の回だったんで3割くらい座席が埋まっていて、ご年配の方も多くて...びっくりしました。ご年配の夫婦で来ていらした方がクスっと笑ってくださっていて嬉しかったですね。 上白石さん私は、もう皆さんご覧になったということで、印象的なシーンにはフラッシュモブのシーンを挙げたいと思います。何といっても世界の大貫さんがあれだけ美しい舞いを見せてくださって、世界の小澤さんが「バタフライ」を歌ってくださって...。小澤さん僕は「世界の小澤」じゃないんですが...(笑)。どうしたらいいんですか...(苦笑)? 上白石さんすごく、贅沢ですね。どこを観ても素晴らしかったですし、3時のヒロインのかなでさんとか、この方々でしか出せない煌びやかさが前面に出ていて、一番の観客として楽しかったですね。 西畑さん僕は一番爆笑したシーンは伊藤さんが演じる勝平が天を仰ぎながら「山瀬~!」と言うシーン、爆笑しました。あのシーン大好きです。伊藤さん皆さん、聞きましたか? 西畑さん予告編でも流れていますが、予告編観ただけで笑えるし、試写会で観た時も爆笑させていただきました。メチャメチャ好きです! 大貫さんもうホントいっぱいあるんですが、撮影の思い出も含めて、好きなシーンがあるんです。蛇戦流を極めたのに、中学生の武智(鈴木福さん)に瞬殺されて、家に帰ってきた時に「守~!」って駆け寄ってきた伊藤さんが僕の顔をかき分けるシーンですね。あれ、最初のカメリハの時は、顔を持つだけだったんですが、僕の長髪が顔にかかってしまうことが多かったんですね。それを本番になったら突然髪の毛をガッと上げられて、あれにすごくドキッとした思い出とともにあのシーンが好きです。西畑さんあのシーン、僕もいたんです。僕は映っていなかったから良かったんですが、めっちゃ爆笑しました。裏でずっと笑っていました。 山本さんホントにたくさん僕も笑いました。宣伝でも出ていますが、デニムをちぎって渡すシーンは結構好きですね。「デニムで」ってツッコミ。あと、伊藤さんが先輩(岡崎体育さん)のマネをするところ、すごく好きですね。現代人をマネするところ、あれが絶妙でかなり好きなんです。「三日ぶりに髪を...」何でしたっけ? 上白石さん「ペットボトルのお茶、減ったか?」みたいな? 伊藤さん今日観たのに、ホントに忘れちゃいましたね(笑)。 山本さんそうですね。セリフとか全く記憶に残らないですね。だけどビジュアルが全部記憶に残っていますね。 小澤さん僕が印象に残ったのは、そもそもなんでこんな事態になったかというと、師匠である古田さんが演じられた超いい加減な...「もう、あんないい加減なことをしているからこんなことになっちゃったんだよ」というところですね。あそこまでリアリティを出していい加減さを観せてくれた古田さんに感謝しています!古田さん僕は見どころは小澤だと思う。 小澤さんそれ分からないですよ、ずっとおっしゃっているけれど。 古田さん見どころは小澤です。腹筋。 小澤さん僕の腹筋が見どころです。いやでもね、古田さん、僕ちゃんとトレーニングしたんですよ。 古田さん知っている。 小澤さん現場行ったら隠されたんですよ。 古田さん実際はあの作り物の腹筋だったじゃない? あそこだけだよ、この映画の見どころ(笑)。 MCさて、本日はこのメンバーの皆さんにとっての「救世主」を教えていただきたいと思います。 伊藤さんもしそういうエピソードがあっても、この作品で話したくないですね。もう少し重みのあるトーク番組で話したいですね。人生の救世主ですよね? 考えていたんですが、さっきからバックヤードで「この場で話すことかな?」と思ってしまって...。僕、一番後でもいいですか? やはり西畑くんに聞きたいですよね。大ちゃん、お願いします。 西畑さん救世主ですよね? 伊藤さんあ、僕、いいですか? 西畑さんえーー(笑)? 伊藤さん「初心LOVE(うぶらぶ)」です。「なにわ男子」のデビュー曲です。今日はやはり西畑さんに乗っかっていこうと思います。 西畑さんでもホンマにいろんなところで「いいね」って言ってくださるので。 伊藤さんいや、宣伝で「この映画の世界観が『初心LOVE』の世界観だ」って言ったら、「違います」って否定するんですよ。でもパンフレットを今日、見たら大ちゃん自身が「『初心LOVE』の世界観だ」って言っていたんですよ。どういうことなんですか大ちゃん? 西畑さん「初心LOVE」がかわいらしすぎるんで、この世界観には合っていないのかなって思ったんですが「うぶらぶ」という語呂? 語呂は「KAPPEI」の「初心LOVE(うぶらぶ)」を描いた作品ですってことは、パンフレットのインタビューの締めに使わせていただきました(笑)。 伊藤さんパンフレットに書いてあることは違うって言った方がいいよ? 西畑さんいや、パンフレットで言ったことは合っているんですが、曲の「あんな恋がしたくて~」っていうのは...(1フレーズ口ずさむ)。 小澤さんヒュー!! 西畑さんいや、ちょっと待ってください(笑)! ■会場から拍手。 西畑さん皆さんが「救世主」かもしれません。拍手をいただけて、今嬉しいです。 MC師範、見本をお願いします。 古田さん救世主? 西畑! 西畑さんちょっとホンマですか(笑)? どういうところが? 古田さんこれからどんどん上がっていくわけだろ。僕とか小澤とか、英明とか耕史とか、みんなお前についていくからね。大河とか朝ドラとかやってよ? 俺たち、絶対出るよな?小澤さんはい、絶対出ます。西畑さん、ついていきます。 西畑さんプレッシャーが強い! 古田さんだから「KAPPEI」みたいな作品じゃなく、もっと良い作品に出てな? 西畑さんいや、「KAPPEI」も良い作品ですよ? 素晴らしい作品ですよ? 古田さんもっと感動するような作品にちょろっと出るから。で、ギャラいっぱいちょうだい(笑)。 小澤さん何の話をしてるんだ? MCじゃあ、西畑さんが救世主ということで良いですか? 西畑さん良いんですか、本当に? 伊藤さんだから言ったじゃん。「救世主」じゃ話が広がらないって。 古田さんだって耕史、全然しゃべっていないし! 山本さん僕はね、あるんですが、この流れで言うほどのことじゃないんです。リアルに25歳くらいの時、朝ジムに行って筋トレをしていたんです。当時、ベンチプレスで「100キロ」の壁があって、「今だったら一発目ならいけるかもしれない!」って、誰もいないジムでガチャって持ち上げて(ラックアウト:バーベルをラックから外す)胸まで下ろしたんです。そしたら、そこから全く動かせなくなっちゃって、誰もいなくて「ヤバい!」ってなったんですよ。そしたら、僕よりちょっと年下の青年が入ってきて、僕はもう顔が真っ赤で息もできない状態になっているところを、「大丈夫ですか?」ってその彼が持ち上げてくれて、助かったんです。それが救世主...ってほら、こんな空気になるじゃないですか(苦笑)。「救世主」と言われてパッと思ったのは、あの時の彼だなって...。でもすぐにその彼はいなくなったので、どこの誰か分からないんです。彼がいなかったら僕は「KAPPEI」にも出られていなかったかもしれないです。伊藤さんそれなら僕もありますよ! 古田さん言ってやれ! 伊藤さん僕は、19歳で東京に出てきて中野新町に住んでいたんです。上京にあたって10万円だけ持って出てきたんですが、仕送りを一度だけ頼んだことがあって、銀行で20万円を下ろして袋に入れて、母親にお礼の電話しようと電話ボックスにその20万を置いたんです。そのまま封筒を電話の上に忘れて駅まで歩いてしまって、10分くらい歩いてから気づいて戻ったけれど、もう封筒がなくて...。交番にダメもとで聞いたら「届いています」と。それが救世主です。ほらこういう空気になるでしょ?難しいわ、救世主。だって「救世主」でクロストークしろって言われたからね。マスコミの皆さん、困りますよね? 古田さんで、その後、どうなったの? 伊藤さん「拾ってくれたのは誰ですか?」って聞いたらカップルの女性だってことだったんです。その人が救世主です。本当に良かったです。 古田さんその人には、お礼は言えたの? 伊藤さんいや、言えなかったんですよ。そこそんなに広げなくて良いですから(笑)。 MCさて、ここで発表がございます。まだ詳細は言えませんが、実は本作、ヨーロッパの伝統ある映画祭からオファーが届いているということです。 古田さんはぁ...? 伊藤さんヨーロッパってどこですか? MCまだ詳細は言えないそうなんです。 伊藤さんその話だけで良かったんじゃないの?「救世主」とかいらなかったんじゃ? MC平野監督、いかがですか? 平野監督あのさっきから好き放題言われていまして...。「何も残らない」とか「これじゃない」とか。好き勝手なことをおっしゃっていましたが、世界の映画の専門家の方たちは、この映画を上質な感動作として受け止めていただき「ぜひ」ということで、選ばれました! 皆さん、観方が違うんじゃないですか? 僕は当然、選ばれるだろうと思っていました。世界ではそういう評価なんでございますので、皆さんちょっと考え方を...。 伊藤さん全貌は? 平野監督全貌はまだ言えないんですよ。 MC伊藤さん、この映画が世界に行きますよ! 伊藤さん何の...? ピンとこないですよね、「世界」って言われても。いろいろありますから。 古田さん見どころ「小澤」だよ? 小澤さんそこは良いじゃないですか、見どころ、小澤だって! 西畑さんでも、世界の方々に笑っていただけたらすごく嬉しいですよね? 伊藤さんそうですよね...。大ちゃん、行く? もしレッドカーペットとか呼ばれたら? 西畑さんメッチャ行きたい! 古田さん助演男優賞とかもらえるかもよ? 西畑さんもらえますかね~(笑)。 MCさらに原作者の若杉公徳先生より、皆さま宛のお手紙をいただきましたので代読させていただきます。 【若杉公徳先生からのお手紙】映画「KAPPEI」の公開おめでとうございます。一足先に観させていただきましたが、とてもとても楽しい映画で、読者を笑わせたい一心でこの漫画を描いていた頃を思い出しました。伊藤さん、大貫さん、山本さん、小澤さんのような、カッコよくてキャリアのある方が、終末の戦士を演じてくださったことで、唯一無二のカッコ良さと哀愁が生まれたんだと思います。さらにそこに古田さんの師範が加わることでの説得力がとんでもなかったです。上白石さん演じる山瀬の、あんな風変わりな終末の戦士たちに、分け隔てなく接してくれる無邪気でかわいらしい姿に心が温まりました。そして大ちゃん。大ちゃんの啓太のような、優しい人柄が戦士たちの中にいてくれたから友情が生まれたんやと思うよ。大ちゃん、ホンマ、ナイスツッコミやったよ!最後にこんな愛すべきキャラクターたちをまとめ上げ作品にしてくれた平野監督、製作に関わってくれたすべての方々、ありがとうございました。劇場にお越しくださった皆さま、映画はお楽しみいただけましたでしょうか? 面白かったよという人は春休みにまた何度も観に来てくれると嬉しいです。来年のアカデミー賞の壇上に立つ皆さんの姿を楽しみにしております。大ちゃん、応援してんで? 若杉公徳 西畑さん一度お会いしたことあるんですが、「大ちゃん」って呼んでいただけると思っていなかったんで、メチャメチャ嬉しいです。 伊藤さんやっぱりみんな西畑くんにね...。 古田さん結局よ、この作品ってのは、西畑くんとお近づきになるってことよ。 MC伊藤さんは若杉先生のお手紙はいかがでしたか? 伊藤さんそうですね、嬉しかったですね。最初に聞きたかったです。この手紙を聞いたから言うわけじゃないんですが、こんな素晴らしい映画に出られて良かったです。世界に行く映画ですから。僕は、自分の俳優生活が再スタートするような作品に出られて良かったです。使うのは、ここからにしてください! 中身がなかったとか一切書かないでください。マスコミの皆さん、お願いします。本当に素晴らしい映画に出られて、ありがとうございました! 上白石さん嬉しいですね、まだ信じられないですが、この作品の持つハッピー感、ハッピーウイルスがどんどん感染して、みんなが笑って、明るい世の中になれば良いなと思います。 MC最後に伊藤さんからメッセージをお願いします! 伊藤さんはい! 西畑くん、よろしくお願いします。 西畑さんはい? おかしい(苦笑)! 伊藤さん今日はもう、古田さんも言っていたけれど、西畑くんだから。 MC伊藤さん、まとめてください! 伊藤さん今日は皆さん、ありがとうございます。本当にくだらない映画、くだらない舞台挨拶になってしまいましたが、でも、壇上で良いニュースも聞けましたし、リップサービスでいろいろ言いましたが、同じ世代のキャリアを重ねた俳優と、素晴らしい先輩、煌びやかさ満載の上白石さんと西畑くん、世界を代表するプロダンサーの大貫と一緒に仕事ができて本当に良かったです。今日、ここまで宣伝活動や製作に関わったスタッフの皆さん、ありがとうございました。あとは、ファンの皆さんの力でこの映画が大きくなったりも小さくなったりもします。本当に、皆さん、西畑くんに力を貸してください。ありがとうございます。それでは最後に西畑くんから一言! 皆さん喜びますんでお願いします! 西畑さん本日は本当にありがとうございました。短い時間でしたが楽しく過ごさせていただきました。萌歌ちゃんも言っていましたが、ぜひ笑いが皆さんに伝われば良いなと思います。いろんなところでお友だちやご家族に「面白かったよ」「楽しかったから観てみたら?」って、悩んでることとかバカバカしくなるような映画なので、ぜひともたくさんの人に笑ってもらえたらと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。
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株主優待について株主優待制度|東宝株式会社IR/株式・株主情報メニュー株主優待制度映画株主ご招待券発行基準について8月末時点の株主様に翌年1月~6月まで有効の映画株主ご招待券を11月中に発行いたします。2月末時点の株主様に7月~12月まで有効の映画株主ご招待券を5月中に発行いたします。ご所有株数発行枚数100~499株1枚500~999株3枚1,000~1,999株5枚2,000~2,999株10枚3,000~4,999株15枚5,000~9,999株18枚10,000株以上20枚演劇株主ご招待状発行基準について8月末および2月末時点において10,000株以上ご所有の株主様に対し、半期毎にそれぞれ当社で指定した演劇公演をペアで1回ご招待いたします。ご所有株数発行枚数10,000株以上演劇株主ご招待状(1公演:S席相当2席分)※ご招待公演のプログラムをご来場時に2冊贈呈いたします。トップIR/株式・株主情報株主優待制度