「映画」検索結果524件
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『第19回 難民映画祭』オープニングイベントがTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催!『第19回 難民映画祭』HP難民映画祭は、そんな思いから、2006年に始まった日本初の難民に焦点をあてた映画祭です。これまでに世界各地から集められた265作品が上映され、 10万人以上の方が来場されました。 昨年に引き続き、東宝グループが協賛した『第19回 難民映画祭』のオープニングイベントが、11月7日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催されました。 オープニングイベントでは、約3.5メートルの人形が難民の子どもたちの苦境を伝えるためヨーロッパを横断する旅を収めたドキュメンタリー映画『ザ・ウォーク~少女アマル、8000キロの旅~』(原題:The Walk)が上映されました。また、この映画を撮影したタマラ・コテフスカ監督とジャン・ダカール撮影監督によるトークショーも行われました。 さらに、朗読劇『リスト:彼らが手にしていたもの』の上映や、関根光才監督による舞台挨拶も行われるなど、来場した多くの方々にとって、難民の現状について理解を深める貴重な機会となりました。 当社グループは、この映画祭を通じて難民支援活動の促進に貢献しています。 【開催概要】 ・上映日時:11月7日(木)18:00~ ・上映作品:『ザ・ウォーク ~少女アマル、8000キロの旅~』(原題:The Walk) ・会 場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズタマラ・コテフスカ監督とジャン・ダカール撮影監督©国連UNHCR協会
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映画『からかい上手の高木さん』中学生限定試写会映画『からかい上手の高木さん』公式サイト山本崇一朗著の人気コミックをベースに描く、映画『からかい上手の高木さん』が5月31日より公開となります。5月25日、映画『からかい上手の高木さん』中学生限定試写会イベントを文教大学付属中学校(・高等学校)にて実施し、永野芽郁さん、高橋文哉さんが登壇しました。母校の中学校で10年ぶりに再会する物語にちなんで実施された試写会で、上映後にサプライズで二人が登場しました。本作を観終わった直後の中学生約210人を前に、永野さんと高橋さんは中学生時代の一番の思い出などを語り、ティーチインも実施しました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。中学生限定試写会高木さん役永野芽郁さん西片役高橋文哉さんMC本日、映画をご覧になった皆さんにいろいろお話をうかがいたいということで、スペシャルゲストにお越しいただいております。後方の扉にご注目ください。永野芽郁さん、高橋文哉さんです。(会場:絶叫に近い歓声と拍手が鳴り止まない)永野さん今、本作をご覧になったということですが、いかがでしたか?(会場:拍手と歓声) ありがとうございます。今日は観終わった皆さんと少し時間を共有できればと思います。 高橋さん永野さんと二人で、本作の最後のほうの音だけ聞きながら待っていました。中から聞こえてくる、「今、手をつないだんじゃない?」とかの、一つ一つのリアクションが本当にかわいらしくて、ワクワクしました。 MCすごい歓声です。お二人の登場に泣いている方も結構いらっしゃいます。 永野さん(軽やかに)泣かないでぇ~! MCお二人の登場で、たくさんの女の子が涙を流しています。 永野さん(高橋さんに)罪な男だねぇ~! 高橋さん僕? MC外で、歓声は聞こえていましたか? 永野さんずっと聞こえていました。皆さんが本作をキュンキュンしながら、楽しんで観てくれているのが伝わってきていました。だから、こうして対面できてうれしいです。 MC生徒の皆さんからの感想を聞いてみたいと思います。どなたかいらっしゃいますか? 中学生A思っていたよりも、すごい展開になって、言葉にならないです。「あー、西片がついに言ったなぁ」みたいな感じで、すごくびっくりしました。楽しかったです。 高橋さん確かにね。僕もそう思いました。 中学生B教室で、「会えてうれしかったよ!」って言った時に、高木さんの西片に対する思いが込められていて、すごく感動しました。 永野さんおぉ! ありがとうございます。二人が紡いできた時間が、あの一言に込められているので、そこに気づいてくれてうれしいです。 中学生C(首に眼鏡をかけている) 永野さん首にメガネをしているの、珍しいね。 中学生Cちょっと涙が出ちゃって…。『からかい上手の高木さん』をこうして観られたことに僕自身すごくびっくりしています。展開が想像できなくて、思っていた以上に感動しました。すごく楽しかったです。ありがとうございました。 永野さん&高橋さんありがとうございます。 MC今、目の前に、演じていた永野さんと高橋さんがいますが、二人を見てどうですか? 中学生C最高です! MCあともう一人うかがいましょう。永野さん、女の子を指名してください。 高橋さん(目一杯アピールをする男子に向けて)気持ちは分かるぞ! 中学生D本当にお二人の顔が小さくて、めっちゃかわいくて、カッコ良いです。二人の本作の中でのやりとりが、とても初々しくて、本当に胸キュンしすぎて言葉になりませんが、最高でした!! 永野さん&高橋さんありがとうございます。 MC二人の顔はどれぐらい小さい? 中学生D目に見えないぐらい! 高橋さんちっちゃすぎて目に見えないぐらいってこと? 永野さん(優しく)ちょっとよく見てぇ~!MCどう? 見えるかな? 中学生Dみ、見えない!(会場:笑) MC中学生の皆さんからは、後ほどお二人に「質問したいこと」「聞きたいこと」を聞く時間を作りますので、今のうちに考えておいてください。また、逆に永野さんと高橋さんから、中学生の皆さんに聞いてみたいことを質問するコーナーも作りたいと思っています。まずは、お二人に、私から質問をしたいと思います。本作は、中学校が舞台の物語ですが、まずは中学生時代の思い出をうかがいたいと思います。 永野さん私、本当に中学校が大好きすぎて、お仕事があっても、遅刻や早退になってもギリギリまで学校にいたい人でした。とにかく授業と授業の間の10分間にみんなでどれだけ遊べるかを常にやっていました。その10分の間に、お手洗いに行ったり、次の授業の準備をして、残りの時間にどれだけ遊べるかが楽しかったです。一番やったのは、絵しりとりですね。本当は黒板でやりたいですが、次の授業があり、当番の人がきれいにした後だから、ノートに大きく描いてやっていました。当てられた人が1ポイント。10ポイント貯まっても何かが起きるわけではないんですが、ひたすら繰り返していました。うっかり授業の時まで続けちゃう時もあったりして……(テヘッというポーズ)。 高橋さん僕は男の子なので、アクティブでしたね。部活に部活に部活、睡眠、部活。 永野さん中学生の時は、部活は何を? 高橋さんバレーボールです。(会場から歓声が上がる。その反応に対して)バレーボールってそんなにカッコ良い? 朝8時からホームルームだとしたら、朝7時から練習をして、授業を受けて、放課後すぐ練習を開始して、土日も練習していました。昼休みは、校庭でみんなでサッカーをしていました。本当にアクティブでした。 永野さんバレーボールもサッカーもどっちもできるの? 高橋さんサッカーもできるというほどではないですが…、バレーボールはできます! サッカーをやったり、野球をやったりテニスをやったりしていました。 永野さんあら、すごい! 高橋さん球技がすごく好きだったので、みんなで球技カードみたいなのを作って、それを持って外に行って、みんなでいろいろとやって、うっかり休憩時間を超えちゃったりしてね。(高橋さんが照れ笑いをすると、会場から歓声が上がりました)中学生ってうっかりよくありますよね。 永野さんね! 何なんですかね? 気づいたらやっちゃっているみたいなの…。 高橋さんありますよね。だからみんなも安心して大丈夫だよ。 MC今、中学生の皆さんを前にしていますが、もしお二人が中学生に戻れるなら何をしたいですか? 永野さん私、本当にやりたいことがあるんです。「授業中だけはちゃんと勉強をするべきだった」って思っています。今、リアルに中学生の皆さんは、「授業めんどくさいなぁ」とかいろいろ思うのは、本当によく分かる。授業外で勉強しようとまでは思わないですが、授業中だけは集中して一時間授業を受けていれば良かったなあと、大人になると、改めて思います。(高橋さんに向かって)ね? 高橋さん僕も思いました! 本当に勉強だけはできる時にしておいた方が良いです。 会場の皆さん(大きな声で)頑張ります! 高橋さん本当に今、学生に戻れるなら何をするかといったら勉強します。 永野さん自分たちが学生の時に、大人が「今のうちに勉強しなさい」って言っていました。あの時は、「えー、大人っていつも勉強しろ。って言ってくる」って思っていましたが、こういうことなんだって、ようやく分かるようになりました。 MC皆さんは、今中学生ですから、間に合いますね。 永野さんはい。頑張れー! 高橋さん大人になったら、勉強ってさせてもらえないんですよ。自分から学びに行かないといけない。今、皆さんは学ぶ機会をもらっているんです。それを「良いなぁ」と思います。大人になると、習いに行くとか、自ら時間を作って勉強をやるとか、その大変さが身にしみて分かりますよね? 永野さん本当に。 MCその中学生の頃に好きだった授業や一番苦手だった授業もぜひ教えてください。 永野さん好きだった授業は、体育です。本当に勉強が得意じゃなかったので、体を動かすことに全てを注ぐタイプでした。運動が好きで、とにかく体育の時間がくると、誰よりも早く体操着に着替えて校庭に走っていくタイプでした。一番好きだったのはシャトルランです。 会場の皆さんえー! 高橋さん確かに「えー!」だよね。分かる。一番大変じゃないですか。 永野さんでも、みんなで、一緒に走ってどんどん速くなっていくのに、頑張って最終的に残ったりするじゃない。それをみんなで「イケイケー!」「頑張って!」って応援しているのが小さい体育祭をやっている感じがして、好きだったんでしょうね。 MC体力的には大変じゃないですか。足が速かったんですか? 永野さん限界突破! 確かに速い方でした。 MC体力テストは一年に一度ぐらいですかね。 永野さんだから、ものすごく気合いを入れて、前日から調整していました。 高橋さん僕は国語です。漢字が大好きなんです。クラスメイトの名前とか、目に見えた漢字をノートに何回も書く趣味というか…傾向があったんです。国語の授業だと、ノートに漢字を書いていたら「あいつやっているな」と思ってもらえたので、自分の名前をノートに書いていました。今でも、役をいただいた時に、役名を台本の一番後ろに書くのが好きですね。 永野さん西片も? 高橋さん……西片は、フルネームじゃないので書いていないです。僕は、三、四、五文字が好きで、文字のバランスを考えながら書きたいんです。 MC苦手な授業は? 永野さん理科。理科は本当に苦手でした。全然分からなかったです。覚えればある程度のことはできるんですが、実験で、これを入れたらこうなりますっていうのは、「何で?」っていう感じでした。卒業まで理科で良い点数を取ったことがないです。理解をしないまま終わっちゃいました!…理科だけに(笑)。(会場:笑) 高橋さん僕はあんまり思いつかないですが…。 永野さんそんなことある? 高橋さん全部が一律だったんです。 永野さん特別苦手がないってことだ! 高橋さん特別得意なものも苦手なものもありませんでした。国語は、授業中に漢字をいっぱい書かせてくれるから好きっていうだけで、得意ではないんです。「これ苦手だなぁ」っていうくらいなのは、数学かな。でも、数学はやっておいたほうが良いです。暗算は大事です。 ■中学生の皆さんからのお悩み相談・質問のコーナー MCせっかくですので、ここからは中学生の皆さんからお悩み相談や質問を聞いてみたいと思います。質問をしてみたいことがある人、挙手をお願いします。 中学生Eお二人に質問です。高木さんと西片を演じてみて一番大変だったことはありますか? 永野さん大変だったことは、プールのシーンです。あそこは、涙をこらえるのが大変でした。ずっと見ていなかった西片の男らしさが垣間見られた気がして、キュンとしているので、一回目のカットの時に、泣いているんです。でも、監督から「ここで泣くのはやめましょう」と言われて、もう一回撮り直しました。カッコ良さに感動しないようにというのが気持ち的にすごく大変でした。 高橋さん大変だったことというよりは、事前準備になるんですが、「西片ってどういう人間ですか?」と聞いた時、いろいろな答えがポンポン返ってくるようなキャラクターが西片でした。いわゆるキャラクター性や、キャラクターの強いキャラクターを演じることに、すごく不安を抱えていました。だから、西片を一人の男、一人の人間としてそこに存在させることに、僕は苦労しました。セリフまわしやセリフのトーン、リアクションを求められることがあるので、「えっ」一つにしても、いろいろなパターンがあるじゃないですか。ここで求められているのが、「え!?」なのか、「え!!!!!」なのか…。その使い分けなんかをすごく苦労しながら演じました。 中学生Fどうしたらそんなにかわいく、カッコ良くなれるのか、教えてください。 永野さんえぇ〜?!?!私は常に、かわいくきれいでいたい、そうありたいと思っています。それは、見た目だけじゃなくて、心もきれいな人でありたいと日々心がけています。あとは、皆さんが、大前提として「かわいい」という目で見てくれているから、そこに甘えているところもあります。 会場の皆さんかわいい! 永野さん(笑顔で)ありがとう! 高橋さん僕も、永野さんがおっしゃっていたように、皆さんが「カッコ良い」と言ってくれることに甘えている部分もすごくありますね。皆さんの理想に追いつかないといけないと思うので、努力はできる限りしているつもりです。僕が思う「カッコ良い人間」は、自信がある人だと思うんです。自信という字は「自分を信じる」って書きます。でも、自分を信じることはすごく難しいじゃないですか。今「自信を持っています!」と胸を張って手を挙げられる人は、そんなに多くないと思います。僕もその一人ですが、自分のことをしっかりと好きになって、自分のことを応援する、努力を讃えられる人になれたらカッコ良いんじゃないかと思いながら日々生きています。(会場:拍手) MCもう一問行きましょう。(複数人で一人を当ててほしいとアピールする方々に)推薦ですか? それじゃあ、そちらの方お願いします。 中学生Kお二人に質問です。気になっている人がいます。でも、話しかけられないし、話す内容がありません。それで、どうしたら近づけるか考えています。二人だったら、どうやって近づくか教えてほしいです。永野さん(高橋さんに)どうする? 高橋さん勇気がほしいの? それともどんな話題で話しかければ良いかってこと? 中学生K話しかける勇気もないし、何か共通の話題があるわけでもないから、どうすれば良いのかなって思っています。 高橋さん良いねぇ、青春だねー!(教頭役の)江口洋介さんから、僕らはこういう感じに見えていたのかな? 永野さん(生徒Kさんに)共通のお友だちはいるの? 中学生K(やや答えにくそうに)一応…いるといえばいます。 永野さん人を巻き込んで、みんなで何かできることをするのは? それで共通の話題を見つけていくことぐらいしか思いつかないな。……(高橋さんに)何かある? 高橋さんちょっと、恋とは違うんですが、僕が共演者と仲良くなるためにしていることがあります。相手が一番好きな趣味について、自分が趣味として語れるぐらいちょっと頑張ってみるっていうことです。 永野さんえ?! それ、私の時はしていなかったよね? 高橋さんいやいや。趣味は何ですか? 永野さん趣味はいっぱいあるよ! 高橋さん運転とか? 永野さん運転とか楽器とか…だって今、初めて趣味を聞かれましたもん! あ〜、嘘つきだってバレちゃったぁ~(笑)。 高橋さん(笑)。皆さんにというよりは、例えば、「ゲームが好き」っていう人がいたら、ゲームをやってみるとかです。何か、相手に自分が合わせるっていうことですね。永野さんの趣味に僕が合わせるみたいなことです。 永野さんそれでいうと、…確かに合わせてくれていましたね。じゃあ、まずは相手の好きなことを知る! 高橋さん良いんじゃない? スポーツなら、ちょっとテレビで見てみるとか、携帯で見るとか。 永野さん相手をこそこそ観察してみてはいかがですか? 中学生Kそれは、もうしています! 永野さんしているんだ。でも、好きなことが分からないの? 中学生K分かるんですが……。 高橋さんそれを自分ができるかが分からないんだ? それは、楽器とか運転と同じですね。 高橋さんだから、自分がそれをできるかも分からない。永野さんは運転や楽器が好きじゃないですか? 僕は、楽器も運転もちょっとやる勇気が出なかった。それでできなかったのと一緒ですよね? 中学生K一緒です! 高橋さんそういう時は、やっぱり相手のペースに自分が合わせていく。 中学生Kはい、ありがとうございます。 高橋さんこれで良いのか分からないですが……。(会場:拍手) MC自分から一歩踏み出すことで変わるかもしれないからね。頑張ってください。応援しています! 中学生Kありがとうございます。 ■永野さん、高橋さんから中学生の皆さんへの質問 MC今度は永野さんと高橋さんから生徒の皆さんに何か聞いてみたいことはありますか? 高橋さんせーので言いましょう。 永野さん&高橋さん恋をしていますか?(会場:歓声) 高橋さん「恋しているよー」って人?(半分ほどの人が手を挙げる) 高橋さんこの映画『からかい上手の高木さん』を試写で観た時に、「学生時代に観ていたら、めちゃくちゃ恋がしたくなるなぁ」って思った作品なんです。だから、実際に観た直後の皆さんには、「ちょっと恋したいなぁ」「恋をしている自分の思いに素直になりたいなぁ」とか、思っている人もいると思います。だから、本作が、そういう人たちが一歩踏み出すきっかけになれたらすごくうれしいなと思います。なので、聞いてみました。 MCせっかくなので、誰か一人が答える質問を一問だけしてみますか? 永野さんお休みの日は何をしているんですか? 私たちの中学生時代とはちょっと遊び方が変わっていると思うんです。 中学生L休みの日は、「からかい上手の高木さん」もそうですが、アニメが好きなので、一日中アニメを観ています。 永野さんインドアだ! 中学生L後は、今すごく夢中になっている習い事があって、それで一日が潰れちゃったりしています。でも、すごく楽しいので、結構充実していると思っています。 高橋さんそうなんだ! MC男の子にも聞いてみましょう。 学生M休みの日は、ギターとかベースとかを弾いています。後はYouTubeを観て、勉強は夜に適当にやっています。 永野さんねぇ、素敵! お休みの日に趣味と勉強をこなすなんてすごいですね。 ■中学生の皆さんとフォトセッション。MC最後にメッセージをいただきます。 高橋さん本日は、本作を観ていただいて、中学生の皆さんとお話をしながら、一緒に時を過ごすことができて本当に楽しかったです。ありがとうございました。今、本作を観て、大好きな人や自分の大切な人に、自分の思いを自分の言葉でしっかりと相手に伝えようと思ってくれて、(本作が)その思いにちょっとでも背中を押せたのならば、本作を観ていただいて本当に良かったと思います。僕自身も、演じていて幸せに思います。ぜひ、本作に背中を押されて、皆さんの学生生活が楽しいものになりますように願っています。 永野さん本日はありがとうございます。本作を観て、高木さんと西片の尊い物語を観て、何か感じてくれるものがあればうれしいです。友だちや好きな人、家族とすごく充実する毎日が本作のように送れることを願っております。そして、皆さんのフレッシュなエネルギーをもらって、本作は来週公開します。それまで、文哉くんと仲間たちと頑張りたいと思います。本日は、本当にありがとうございました。
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映画『おいハンサム!!』完成披露舞台挨拶映画『おいハンサム!!』公式サイト映画『おいハンサム!!』の完成披露舞台挨拶が5月28日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、吉田鋼太郎さん、木南晴夏さん、佐久間由衣さん、武田玲奈さん、MEGUMIさん、宮世琉弥さん、浜野謙太さん、山口雅俊監督が登壇しました。本作は、吉田さん演じる父・伊藤源太郎と、幸せを求め人生に迷う三姉妹、長女・由香(木南さん)、次女・里香(佐久間さん)、三女・美香(武田さん)、そしてすべてを包み込み、時にはあっさり受け流すマイペースな母・千鶴(MEGUMIさん)という伊藤家五人が織り成す、「恋」と「家族」と「ゴハン」をめぐる新感覚コメディです。2022年1月にひっそりと始まったドラマは、深夜ドラマとしては異例の輝かしい実績を残し、4月6日からはSeason2も放送され、ますます伊藤家の物語に注目が集まっています。そんな中、このたび映画化が実現! 初となる映画イベントでは、映画化への率直な気持ちを語ると共に、ハンサムなエピソードを明かして、会場を盛り上げました。この日の模様を詳しくレポートします!完成披露舞台挨拶伊藤源太郎役吉田鋼太郎さん伊藤由香役木南晴夏さん伊藤里香役佐久間由衣さん伊藤美香役武田玲奈さん伊藤千鶴役MEGUMIさんたかお役宮世琉弥さん大森利夫役浜野謙太さん山口雅俊監督吉田さん本日はこんなにたくさんの方にお集まりいただき、本当にうれしいです。ありがとうございます。 木南さん今日はお天気が不安定な中、足を運んでいただきありがとうございます。最後まで楽しんでください。 佐久間さん本日は短い時間ですが、楽しんでもらえたら幸いです。 武田さん本日はお足元の悪い中お越しいただき、本当にありがとうございます。 MEGUMIさん今日は、皆さんが世界で最初にこの作品を観る方たちですよね。本当にお足元の悪い中お越しいただきまして、ありがとうございます! 最後まで楽しんでいってください。 宮世さん今日は、雨の中お越しくださって、ありがとうございます。 浜野さん映画化の話を聞いた時は、ものすごくびっくりしました。でも、ここまで漕ぎ着けて、こんなにたくさんの皆さんが観に来てくれて、「世の中捨てたもんじゃないな」と思っています(笑)。 山口監督皆さん、お忙しい中、遠い中、雨の中来ていただいて、ありがとうございます。本日はよろしくお願いします。 MC2022年にSeason1、そして先日までSeason2が連続ドラマとして放送され、このたびまさかの映画化となりました。伊藤家の皆さんが、この大きなスクリーンに映し出されますが、率直なお気持ちをお聞かせください。 吉田さんもう、そのフリがちょっと(笑)。伊藤家が大きなスクリーンに映し出されることがおかしいみたいじゃない。(登壇者の皆さん&会場:笑) 先ほどおっしゃっていた、「まさかの映画」という「まさか」という部分にも、本来はちょっと「ムッ」としなければいけない。(登壇者の皆さん&会場:笑) でも、僕らもちょっとそう思っているので、未だにここに立っていることも、少し半信半疑な感じではあります。これだけのお客さんが、すごくにこやかに温かく見守ってくださっているのも、ちょっと半信半疑な感じです(笑)。でも、もうこうなったからには腹を括って本作を観てもらうしかない。時々、こうやって作品の舞台挨拶をしますが、今日はすごく雰囲気が温かいです。連帯意識があるというか、本作を面白いと思っている方は、やっぱりちょっと変わった方、もしくは悩んでいる方、日常にいろいろな不満を持っている方なのかなと思います。(会場:笑) そういう連帯意識を今、感じています。 MCドラマ版からご出演の皆さんは、長い期間チームとして撮影をしてきました。 この作品の撮影現場にどのような印象をお持ちでしょうか。 吉田さんSeason1一話の最初の方で、お蕎麦屋さんでの撮影がありました。食べるものを用意するために時間がかかったり、 たくさん人がいたので、それによって時間がかかったりしていたんです。結局、六時間か、七時間くらい、撮影が押しました。さすがに僕らも、そんなに押すのは想定外だったんです。ハマケン(浜野)さんは、夜の六時くらいから約束があったんですよね? 彼女とだっけ? 浜野さん彼女じゃないですよ! 何を言っているんですか、やめてください!(会場:笑)吉田さんなかなか予約の取れないレストランでお食事の約束をされていたんです。(撮影が押している間)だんだん、その約束の時間が迫ってくるわけですよ。「まだ間に合う、まだ間に合う」「あと三十分で終わってくれれば間に合う」と、最後の最後まで粘っていたんですが、約束の時間は過ぎていったわけです。その時のハマケンさんの狼狽ぶり、落胆ぶり、「なぜ僕はこんなドラマに出たんだ」みたいな感じのハマケンさんが印象的です。(登壇者の皆さん&会場:笑) 浜野さん本当に予約が取れないところだったんですよ。 吉田さん一話目から、これから続くこのドラマの先行きを暗示しているかのような出来事でした。それから、撮影が押すことはたくさんありましたし、いろいろなことがあるドラマでした。それが、いろいろあるエピソードの第一回目です。 MEGUMIさんそうですね。他にも四時間くらい押したことがありました。そこでもハマケンさんがソワソワし始めて…。「どうしたんだろう?」と思っていたら、「キャンプに行く約束をしている」と言っていました。あれも彼女でしたっけ? 浜野さん彼女じゃない! 家族です。(会場:笑) MEGUMIさん(浜野さんは)「現場の後に予定を入れてしまう」というところがあるなとは思っています。 吉田さん学習しないよね(笑)! MEGUMIさん「撮影が押す」って言っているのに、予定を入れちゃうんですよね。 浜野さんしかも、(撮影場所が)成田で、遠かった…。 MC浜野さんは、予定を詰め込むタイプなのでしょうか? 浜野さん「大丈夫だろう」と思って、予定を入れちゃうんですよねぇ…。いけない? (会場:笑) 本当にとんでもない押し方だったんですよね。六時間も押すなんて、聞いたことないよ。 MEGUMIさん山口組ですからね。(登壇者の皆さん&会場:笑) MC山口組は撮影が押すことが、恒例なんですね。 MEGUMIさん「撮影が押す」のは、言わずもがなです。セリフも変わりますし、急に「ハンバーガーがほしい」と言ってハンバーガーを買いに行くのを一時間待ったりとか、「トランプをやりたい」と言ってトランプを買いに行くのを一時間待ったりとか、そういうことは当たり前のことでしたね。私は、予定は絶対に入れないですね。(登壇者の皆さん&会場:笑) 浜野さん反省します。本当に反省しますね。でも、あのお蕎麦屋さんのシーン、評判が良かったですね。 吉田さんやっぱり、「あれだけ頑張った甲斐がある」と思える、出来上がりでしたよね。ハマケンさんの人生の大事なことを一つ犠牲にして撮ったシーンです。(登壇者の皆さん&会場:笑) 木南さんこれはクレームじゃないんですが、このチームにしかないような大変さがあるんです。監督が、朝ちょっと遅刻された時に、普通だったら「すみません!」って入ってくると思うんです。でも、監督はポリポリと頭をかいて入ってきて、そのまま撮影が始まったんですよ(笑)。その仕草がめちゃくちゃかわいくて! 「遅刻しちゃった。てへ」みたいな感じでした! こんな監督はいないなと思いました。そして、それができるのは山口さんだけだとも思いました。こちら側も、思わずその「てへ」で許してしまう。そこが、監督の愛らしさだと思います。 吉田さん結構、何回も遅れて来ていたよ。(登壇者の皆さん&会場:笑) でも、何事もなかったかのように、監督席に座るんだよね。MEGUMIさん逆に、山口監督がムッとしている時もありましたね。(登壇者の皆さん&会場:笑) それは、「えー!」って思う。(登壇者の皆さん&会場:笑) 木南さんでも、それがかわいいんですよね(笑)。 佐久間さん皆さんが言っているように、特殊な現場ではあるんです。食べるシーンが、とにかく多いんです。ドラマも映画もそうですが、胃がぶっ壊れちゃいました(笑)。それくらい体を張って頑張ったので、ぜひそこも観ていただきたいと思っています。MC観ているだけでお腹が空いてくるような、美味しそうなご飯がいっぱい登場しますよね。 佐久間さん皆さんが体を張って、頑張った甲斐があると思っています。 武田さんSeason2の最初の撮影は、目玉焼きのシーンから始まって、目玉焼きの寄りの映像を撮るのに、二時間くらいかかったんです。あ、「ハンサム」が始まったと思いました(笑)。 MEGUMIさん忘れられないね。 吉田さん目玉焼きの寄りだけですよ。(登壇者の皆さん&会場:笑) 分かります? それがどうして二時間もかかるのかという話なんですよ。 木南さんこだわりが詰まっていますもんね。 山口監督このドラマ、この映画は、「おいハンサム!!」なんですよ。「おい監督!!」じゃないですからね。(登壇者の皆さん&会場:笑) 苦情を言う場ではないので、もう少し楽しい思い出をお願いします。(登壇者の皆さん&会場:笑) 木南さんそういうのも含めて、楽しいエピソードです! MEGUMIさんそうですよね、すごく楽しかったです! MC皆さんのチームワークはいかがでしたか? 山口監督僕が言う無理難題に対して、皆さんが結束する(苦笑)。チームワークの良い、チームでした。(会場:笑) MC宮世さんは、映画からの参加となりました。ご出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。 宮世さん僕は出演が決まる前から、ドラマを観ていたのですごく緊張しました。チームが出来上がっている中に入るのが、良い意味でプレッシャーでした。ワクワクしながらも、緊張してやっていました。 MC実際に撮影に飛び込んでみて、いかがでしたか? 宮世さん伊藤家の家族の中に入れたので、うれしかったです! MC佐久間さんは、宮世さんとの共演時間が多かったと思います。宮世さんの印象はいかがでしたか。 佐久間さん伊藤家の物語に、新しい風を吹かせてくれたし、現場でも新しい風を吹かせてくれました。私とは約十歳ほど年齢が離れているんですが、それを感じないほどすごくたたずまいが素敵で、精神的に私が頼らせてもらうこともありました。お芝居は言わずもがなだし、お人柄も素敵な方だと思いました。私の十年前は、こんな風に現場にいることはできなかったと思います。 宮世さんうれしいです。ありがとうございます。 吉田さんでも、最初に会った時は、暗い人だったの。 宮世さん暗かったですか? (会場:笑)吉田さん役作りだったと思うんですが、元気がない感じがしましたね。僕は、それを最初は見抜けずに、ご本人が暗い人なのかと思っちゃいました。 宮世さん暗かったですか。すみません、緊張していたんです! 吉田さんそうだよね、緊張だよね。でも、すごく礼儀正しくて、優しさが滲み出ていました。本作をご覧になったら分かると思うんですが、彼のお芝居はちょっと涙が出ますよ。とても素敵です。(たかおは)昔は違ったけれど、今はこうみたいな、(ストーリーの展開として)仕掛けがあるからね。すごく良いエピソードなので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。 MCMEGUMIさんは、宮世さんとのご共演はいかがでしたでしょうか。 MEGUMIさん今回初めてお目にかかったんですが、(宮世さんが演じる役は)セリフが関西弁だったんですよね。現場では、そこにすごく苦労していたのを見ていました。難しい役だなと思っていたんですが、完成したものを観たら、そういうものを一ミリも感じさせずにさらっとやっているように見えました。実はすごく大変そうだったので、さすがだなと思いました。お若いのに肝の座った方で、肌も色が白くてし、ツヤツヤでね。頑張っているなと思います。(会場:笑) 宮世さんありがとうございます(照笑)。 MC本日この舞台挨拶で解禁となりますが、映画の公開記念として、2022年に放送されたドラマのSeason1第一話から第三話が、YouTubeの東宝ムービーチャンネルにて本日から期間限定で無料配信されています。吉田さん、本作の公開に向けてどのように楽しんでいただきたいですか? 吉田さんきっと、観ていらっしゃる方がほとんどじゃないですか? MC聞いてみましょうか。Season1を観たという方、手を挙げてください。(たくさんの手が挙がる) 登壇者の皆さんおー! うれしい! ありがとうございます! 吉田さんそれを観たから、今日来ているんですよね。(会場:笑) 観ないで、ここに来る人はいないかもしれない。 MEGUMIさん雨宿りのために、とか。(会場:笑) 吉田さんでも、一話から三話が無料で観られるんだったら、さらに「おいハンサム!!」の輪が広がっていくと思いますので、ぜひ周りの方々に宣伝してください。よろしくお願いいたします。 MEGUMIさんよろしくお願いします! MC本作のタイトルにちなみ、「最近、これはハンサムだな」と思った自分の行動や、身の回りの出来事があれば教えてください。 浜野さん僕の子供が、もう小学生なんです。子育て中に子供と一緒に移動するのって結構大変なんですよね。そういう時に、親切にしてもらうとすごく助かるので、(そういう人がいたら)ガンガン親切にするようにしています。席を譲ってあげたりします。あと電車で、明らかに一緒のグループだろうなと思うところに、自分が(間に座っていて)邪魔してしまっている時があるじゃないですか。その時は「どうぞ」って言います。 MEGUMIさん途中から、何を言っているのか分からなくなっちゃった。ごめんなさい。(登壇者の皆さん&会場:笑) 浜野さん僕がどいてあげれば、みんなが一緒に座れるな、みたいな時。そうやって女子高生たちに席を譲ってあげた後、夜にエゴサをすると、「浜野謙太、生で見たらマジでカッコ良かった」って書いてあった。ハンサムだった。登壇者の皆さんえー! 木南さんそんなことは当たり前だから! (登壇者の皆さん&会場:笑) 浜野さんそうですね。ごめんなさい、ハンサムじゃなかったです。(登壇者の皆さん&会場:笑) MC浜野さん演じる大森は、真のハンサムという感じもしますよね。 浜野さんそうですね。最近は(大森のように)薬味を全部食べるようにしています。 佐久間さんドキッとした瞬間は、鋼太郎さんが私のことを「由衣」と呼んでくれた時で、すごくうれしかったです。「わあ、由衣って呼んでくれた」みたいな感じで、すごくハンサムだなってドキッとしました。うれしかったです。 吉田さん呼び捨てって、すごくうれしいよね。呼び捨てにするタイミングを一生懸命探しているんだけれど、そんなに親しくなっていない時にやっちゃうと、やっぱりそれはおかしいよね。きっとちょうど良いタイミングが来て、言ったんだろうね。MEGUMIさんハンサムタイミングだったんですね。 吉田さんMEGUMIさんも、木南さんも、佐久間さんも、武田さんも、撮影に入ってから長い間、“さん付け”で呼んでいたんですよ。それが「玲奈」と言ったり、「木南」と言ったりするようになりました。「MEGUMI」は、やっと最近になって言えるようになったんですが、呼び捨てにするまでには、時間がかかるんですよ。出演している方、みんなとても紳士淑女で、すごくちゃんとした方ばかりなんです。だから、気軽に呼び捨てにできる空気はあまり流れていないんです。今、登壇している感じを見ても、品が良い感じがしません? (会場:笑) MC武田さんはいかがでしょうか。 武田さん親バカですが…うちの犬がハンサムです。 MCどんなところがハンサムですか? 武田さん顔がハンサムです。いつか見てください! 木南さん私は、お友だちのエピソードなんですが、グループでお友だちのお誕生日をお祝いする時に、その子が行きたいお店を選んだので、その子がお店を予約してくれたんです。ケーキが運ばれてきて「ハッピーバースデー」を歌うタイミングがありました。普通だったら、ケーキに「お誕生日おめでとう」というプレートが飾ってあるのに、その子の粋な計らいで「みんないつもありがとう」と描かれていました。こちらがお祝いする側だったのに、逆サプライズで日々の感謝を伝えてくれて、「すごくハンサムだな」と思いました。私もいつかやり返したいと思っています。うれしかったです。 吉田さんいろいろとあるんですが、山口監督は僕と同い年なんですね。僕は山口監督をものすごく尊敬しているんですが、二人でしゃべっている時に、僕はわざとタメ口で話したいんです。「すごい天才と、僕は対等にしゃべっている」という感じにしたい(笑)。本来ならば「山口さん、本当にいつもありがとうございます」という感じなんですが、あえて自分を鼓舞して「まあくん」と言ってみたりします。(会場:笑) 「そうだったよね。あのシーンどうだった?」とか、すごく怯えながら、そういうしゃべり方をしています。(会場:笑) 僕が山口監督と対等に話しているという画を俯瞰で見ると、「僕は今、ハンサムに映っているんじゃないかな」と思っています。見栄を張った、ハンサムですね。 山口監督僕と吉田鋼太郎さんは、藤原竜也に紹介してもらって出会ったんです。そんな風に言っていただけるとは思わなかったので、ありがとうございます。 MEGUMIさん自分のことですが、目覚ましが聞こえなくて、起きたらもう入り時間の十五分くらい前だった時がありました。ヤバい状況だったんですが、そこでジタバタせずに、ちょっと布団の端を見ながらパッと切り替えて、シャシャッと顔を洗って、三十秒くらいで出かけていました。現場が近かったので、五分くらいの遅刻ですみました。あの時の自分の判断力と行動力は、ハンサムだったんじゃないかと思います。まるで二時間前から起きていましたみたいな顔で仕事に行った時は、我ながらハンサムじゃないかなと思いました。MC宮世さんは、ハンサムだなと思った出来事はありますか? 宮世さん木南さんです。 木南さんええ! 宮世さん木南さんが、誕生日にお祝いのメッセージをくださいました。まさかもらえるとは思っていなかったので、びっくりしました。ギフトもいただきました! 木南さん私は、琉弥くんとの共演が多くて、今回で三回目なんです。十代の頃から応援しているというか、推しているんです。そんな琉弥くんが二十歳というビッグな節目を迎えたのは、すごく喜ばしいことだと思いました。「いつか一緒にお酒を飲み交わしたいな」という気持ちを込めて、お酒だけ先に送りました。 MEGUMIさんハンサム! MC浜野さんは、木南さんとご共演する時間が多かったと思いますが、やはり木南さんはハンサムですか? 浜野さんハンサムですね。バースデー的なメッセージ交換はないですが…。(登壇者の皆さん&会場:笑) 本作の撮影中に動画を二つくらい撮ったんです。その時も、「やろうよ、やろうよ」とすごくノリノリで言ってくれました。また、そのダンスが素敵なんですよ。 木南さん浜野さんのダンスもすごく素敵で、大好き。 浜野さん僕は、負けたなと思うくらい、カッコ良かったですよ。 山口監督本作の中でもダンスをしています。 木南さん(浜野さんの)ゴハンダンス、大好きです。一番、笑いました! MC最後に吉田さんから、これから本作をご覧になる方にメッセージをお願いいたします。 吉田さんドラマからご覧になっている方々の期待を裏切らない、テイストと空気はそのままの、映画『おいハンサム!!』です。とんでもないことが起きたりとかはないです。爆破シーン、炎上シーン、吉田鋼太郎が大スクリーンで大暴れみたいなことはないです。(会場:笑) でも、皆さんがお好きないろいろなエピソード、心を鷲掴みにする言葉、胸に沁みる言葉が、ドラマならば一時間ですが、本作は二時間の作品なので、倍詰まっています。なので、倍楽しめると思います。本当にくどいようですが、今、この会場に連帯感を感じていますので、きっと皆さんに楽しんでいただけると思います。「やらなくて後悔するのとやって後悔する」どちらを選ぶかとか、こういった選択肢ってなかなか難しいところですよね。ネギがちょっとだけ残っているのを「捨てるのか」「使うのか」。宝くじを買ってずっとしまっていたけれど、「もう一回見るのか」「見ないのか」。そういった日常の些細なことだけれど、悩み出したらキリがないようなことも描かれています。そして、それがメインです。もちろん、三人の娘も大活躍します。「これは戻ってこられるのかな」というところまでいっていると、僕は思っていますが、どうでしょう? そうだよね? 木南さんそうですね。結構ヤバい感じです(笑)。 吉田さんそこも楽しみにしていただいて、『おいハンサム!!』ワールド全開の本作を楽しんでいただきたいと思います。ありがとうございました。(会場:拍手)
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映画『からかい上手の高木さん』初日舞台挨拶映画『からかい上手の高木さん』公式サイト累計発行部数1,200万部を突破し、これまでにTVアニメ化、劇場版アニメ化されている山本崇一朗による人気コミックを実写映画化した、映画『からかい上手の高木さん』が5月31日に公開を迎えました。 公開当日、TOHOシネマズ 六本木にて舞台挨拶が行われ、永野芽郁さん、高橋文哉さん、江口洋介さん、白鳥玉季さん、齋藤潤さんが登壇しました。初日を迎えた喜びや撮影時の思い出、10年後のなりたい自分について語りました。そして、『からかい上手の高木さん』のタイトルにちなみ、「自分は〇〇上手」を発表! こちらのイベントの模様をレポートします。初日舞台挨拶高木さん役永野芽郁さん西片役高橋文哉さん田辺先生役江口洋介さん大関みき役白鳥玉季さん町田涼役齋藤潤さん今泉力哉監督永野さん今日はこちらにお越しくださっている皆さんと、そして全国の劇場で生中継をご覧になっている皆さん、初日から本当にありがとうございます。約一年前の撮影から、キャストとスタッフみんなで、暑い中頑張って作り上げたこの温かい作品を、こうしてお届けできることを本当に心からうれしく思います。皆さんは本作を観たんですよね? どうでしたか? 良かったですか?(会場:拍手)。良かった。うれしいです。 高橋さんこんばんは~。そして、全国の皆さん、こんばんは~。本作を観てくださりありがとうございます。ここにいるキャストの皆さん、そして、熱量あふれる素敵なスタッフの皆さんと一緒に作り上げた映画『からかい上手の高木さん』が無事公開初日を迎えました。ホッとしていると共に、早く皆さんからの感想を聞きたいと思っております。また、二度でも三度でも楽しんでもらえる作品だと思いますので、よろしくお願いします。 白鳥さん本作は、小豆島のきれいな景色に囲まれて、西片先生と高木先生のやり取りがとても愛おしく、愛らしい作品です。一度と言わず、二回、三回と観に来て、たくさん癒されてください。 齋藤さん無事に初日を迎えられて本当に良かったです。僕も、本作を試写会で観た時に、小豆島の自然あふれる中でのかわいらしい二人や、いろんな登場人物たちが輝いているのを観て、「早く皆さんに届けば良いな」と思っていました。短い時間ですが、よろしくお願いいたします。 江口さん僕は、あんまりこの原作の漫画を知りませんでした。撮影のために、小豆島に行く時に、フェリーに乗りました。そのフェリーの中に、等身大と言ったら変かもしれないですが、すごく怖い顔でジャージ姿で立っている漫画の田辺先生の絵のパネルがありました。「この役を僕がやるんだな」と思いながら、小豆島に行きました。皆さん、小豆島のムードにかなり癒されていますね。「ぽーっ」とした感じで、時間がゆっくり流れていると思います。普通の恋愛ドラマとはまたちょっと違った、…都会の恋愛ドラマとも違うのかな? 素朴というか、疲れた日常からちょっと癒されるような感じじゃなかったですか(笑)? 今日はすごく幅広い年齢層の方々がいらっしゃるということですが、こういった作品もすごく珍しいかと思います。「作品を良かった」と思ったら宣伝してください。 今泉監督今、挨拶にもありましたが、本当に恵まれたキャスト陣と一緒に本作を作れてうれしかったです。もちろん、スタッフも一緒に、キャストの皆さんにも協力してもらって本作が完成しました。キャストの皆さんもおっしゃっていましたが、小豆島の景色の中で撮れたことも、このピュアな物語を助けてくれていると思います。今、話を聞いていて、あんなにお芝居がすごく素敵なのに、齋藤くんと白鳥さんがめちゃくちゃ緊張していてかわいらしく、それを永野さんと高橋さんがお兄さんお姉さんのように見つめていて、とても良いチームワークだなと思いました。それに、江口さんには10年前を描いた作品(ドラマストリーム「からかい上手の高木さん」)にも出ていただいたり、改めてこのチームで本作が作れて本当にうれしく思います。今日は楽しんでいってください。 MC永野さんは、今回中学校の教育実習生、そして高橋さんは中学校の体育教師でしたね。生徒と向き合う役を演じてみていかがでしたか? 永野さん教育実習生なので、まだ先生らしくないというか、西片にくっついていて、ちょっと生徒のみんなよりお姉さんだけれど、先生らしくはない…みたいな状態でした。潤くんとのシーンもすごく多くて、二人で過ごす時間も多かったですね。その時に、潤くんが一生懸命お芝居のことを聞いてくれたり、「こんな時はどうしているんですか?」って、私をお姉さんとして接してくれて、すごくありがたかったです。 MC齋藤さんいかがですか? 齋藤さん質問って、出ていました? 永野さん出ていました。緊張しているの(笑)? 齋藤さんめちゃくちゃ緊張しています。 MC今、永野さんの言葉、聞こえていました? 永野さんあまり聞こえていなかったでしょう。 齋藤さんえっ。声は聞こえていました。 永野さんそりゃそうだよ~(笑)。 齋藤さん質問の内容ってことですか? MC永野さんが齋藤さんへの思いを話していたのは…。 齋藤さんあっ、届いています。 永野さん良かった良かった。 MC永野さん、齋藤さんとの共演シーンは素敵なシーンがたくさんあったと思います。印象的だったことはありますか? 永野さん堤防に町田くんが一人で座って風景を描いているところに、「西片先生ってどんな人?」って声をかけるシーンがあったんです。その時に、自分が映っていない時も私の目線の先にずっと座ってくれていました。「暑いから全然大丈夫だよ。目線は適当に作るから、日陰で休んでいて。」と声をかけたんですが、「大丈夫です!見たくなかったら見なくても良いですが、座っています!」って言ってくれたんです。見えないところでもお芝居の相手をしてくれて、素晴らしい方だなと思いました。 MC永野さんは、齋藤さんから何かもらったものがあるようですね。 永野さんそうなんです! 絵をいただきました! おうちに飾っていたのを、今日持ってきちゃいました。すごくないですか?(会場:拍手)MC高橋さん、絵を見ていかがですか? 高橋さん僕も渡すところを隣で見ていました。実は、絵を描いているところも見ていたんです。「毎日撮影の後に何時間も残っているな。潤くんは何をしているんだろう」って思っていました。後日談で、現場で先生と残りながらずっと絵を描いていたらしくて、それを聞いた時「良いな。すごいな」と思いましたね。 今泉監督事前に本読みがあった時に、永野さんは絵を描く役だから、撮影中とか終わった時に「絵を描いてプレゼントしてくれる?」みたいなことを軽く冗談で言ったんですが、本当に描いてくれました。 永野さん初めましての時が本読みだったんですが、その時に「(齋藤くんが役で)絵を描くんだし、私の似顔絵でも描いてくれる?」って、からかったんですよ。そしたらこんなに素晴らしい絵が来ちゃったもんだからびっくり仰天です! 素晴らしすぎて…。本当にありがとうございます。時間と愛情を感じました。 MC齋藤さん、この絵にはどんな思いを込めて描いたんですか? 齋藤さん本読みの時に言われてから、劇中で描く絵よりも、永野さんの絵を練習したほうが良いんじゃないかと思いました。それからずっと緊張していました。撮影が終わった後に先生に教えていただきながら、花火のシーンの絵を、僕が劇中で使っているパステルで描きました。ちゃんとお渡しできて良かったなと思います。MC永野さんはその絵を、今自宅に飾っているんですか? 永野さん自宅に飾っています。ありがとう。 齋藤さんこちらこそありがとうございます。 MC中学の体育教師になった西片を演じられた高橋さんは、生徒と向き合う役というのは、いかがでしたか? 高橋さん西片は体育教師とはいっても、先生らしくないというか、「西片」という先生のジャンルがあっても良いんじゃないかと思いました。「廊下を走るなよ」とか言っている部分は先生っぽいなと思いながら、でも、生徒は聞いていないんですよね。西片は、生徒からもからかわれたりして、年が近くて親しみやすい体育の先生だと思います。僕の学生時代を思い返して、そこに西片の愛くるしさと純粋さを入れて、もはや、自分らしい「西片」という先生のジャンルを作りましたね。MCその西片先生と共演シーンが多かったのは白鳥さんですね。高橋さんが白鳥さんと共演して思い出に残っていることはありますか? 高橋さん教室のシーンで、「ちょっとお話があって、お時間いただいてすみません」と言うシーンがあるんです。あのシーンの撮影の時に「初めまして」だったよね? 白鳥さんそうですね。 高橋さんお互いにつかめていない中で、お互いが気を遣うシーンの撮影だったのは、タイミング的に良かったなと思いました。玉季ちゃんの話の内容がちょっと重いから、なるべく撮影以外では話しかけないようにしていたんです。そしたら、あまりしゃべる機会がなかったね。 白鳥さんそうなんですよね。終わった後にもあまりしゃべれなかったなと思っていました。 高橋さん変な気遣いしちゃってごめんね。教室でクラスのみんなの中にいて、僕が教壇に立っているシーンはありましたが、意外と二人だけのシーンがあったわけじゃなかったので、もうちょっとお話がしたかったなと思いますね。じゃあ、また今度ゆっくり。MC白鳥さんはどんな思いを高橋さんとの共演シーンで考えながら演じていましたか? 白鳥さん私は、指揮をするシーンがあったので、指揮の練習をずっとしていました。さっきお話した二人のシーンの撮影の休憩中にも、練習していたんです。でも、上手くなっている気がしなくて不安になっていた時に「メトロノームの音をずっと聞いていると、その音を覚えられるから良いよ」って西片先生が教えてくださいました。撮影中も本物の先生のように生徒と関わってくださったので、「西片先生」という印象が強いです。 高橋さんありがとうございます。唯一「西片先生」って呼んでくれます。 MCでは、鑑賞直後の皆さんの前だからこそ話せるおすすめのシーンなどをうかがえますか? 永野さんじゃあ、今まで言っていなかった話で言うと、玉季ちゃんが指揮をして、みんなが歌を歌うシーンがあるじゃないですか。あのシーンのみんなの歌声がきれいすぎました。すごく練習していたんだよね? 学校の先生ってこういう気持ちで私たちの学生時代の歌を聞いてくれていたんだろうなと思って、不思議に温かい気持ちになりました。 MC生徒たちの気持ちがこもったシーンでしたよね。高橋さんはいかがでしょうか? 鑑賞直後だから言えるシーンでも構いません。 高橋さんおすすめは…。 永野さんちょっと、何もなさそうな顔をするのはやめてもらっても良いですか?(会場:笑)高橋さんだって、今までおすすめなんて聞かれてこなかったじゃないですか。 永野さんじゃあ、「イチオシ」ならどうですか? 高橋さんイチオシ…。あの海辺のイヤホン半分ごっこ。 永野さんおおー。ごっこ? 高橋さんイヤホン半分こシーン。あのシーンの撮影は、結構序盤だったじゃないですか。 永野さん初日じゃない? あ、二日目だ。 今泉監督初日の予定だったんですが、天気にめっちゃこだわっていて、初日は曇っていたので、練習だけして、二日目か三日目の晴れの日に撮り直しました。高橋さんだから、まだお互いの関係性もあまりできていない中での撮影でした。でも、(西片が)中学生時代にそれをやっていたのを、ドラマで観ていたので、「今日やるのか」と、そわそわドキドキしながら現場に行きました。でも、イヤホンを人と半分こで聞いたことがなかったので楽しかったです。 永野さんそうだったんだ? 高橋さんイヤホンを半分こにして同じ音楽を聞くって、結構ベタじゃないですか。だからこそやってこなかったんですが、「こんなにも良いものなんだ」と思いました。「西片、幸せやなー」と思っていました。 永野さんそんなにテンション上がっているとは知らなかったです。 高橋さんいやいや、隠していました。あと、そこで段差を飛び越えるというか階段を下りるところがあるんですが、監督がベタ褒めしてくれました。 今泉監督高木さんはスマートにポンっと下りるんですが、西片の絶妙なダサさというか、ドタバタしていて…あのシーンをもう一回観てください! 高橋さんもう一回観てほしい。 今泉監督オーバーじゃないけれど、「分かったよ!」って言いながらドタバタっと下りるのが素晴らしい。でも、何回かは「わかたよ」になっていたましたよね。 高橋さん「わかたよ」になっていました。 今泉監督すごく良かったです。 高橋さんすごくお褒めいただいたので、覚えています。僕自身もお気に入りのシーンです。 MC江口さん、ぜひおすすめのシーンがあればお願いします。 江口さん今、考えていたんですが、やっぱり防波堤のシーンですかね。中学生時代のドラマにも僕は出ているんですが、中学生の時のシーンも「良いシーンだな」と思っていたんです。それが本作でも再現されて…、今のBluetoothやワイヤレスイヤホンだとこれはできないからね。そういえば、昔『ラ・ブーム』(1980年公開/ソフィー・マルソーのデビュー作)という映画で、ヘッドホンを後ろからチークダンスの時に彼女にかけるっていうシーンがあるんです。(客席に向かって)知っているでしょう? すごく有名なシーンが80年代の映画にあるんですよ。あれのパクリじゃないですか?今泉監督パクリじゃないです(笑)。 江口さんそんな二人の関係性が良かったですね。 MC物語のキーワードに「10年後」というものがあります。皆さんは10年後どのようになっていたいでしょうか? 永野さん私の20代の過ごし方の目標が「何でもかんでも挑戦する」なんですよ。挑戦して、自分の中で「合う」「合わない」や、「やってみたい」「やってみたくない」などいろんなことを経験して、それを精査して、学びを得た状態で30代になったら、自分で選択していけるようにしたいと思って過ごしています。だから、10年後は、きっと自分を信じていろんな選択をしながら、今よりも楽しく、そうやって生きていてほしいと思います。その時にはまた違う自由度があるんじゃないかなと思いたい! MCなれます! 永野さんなれますよね! 叶えます。楽しみです、30代。 MC高橋さんも永野さんとは一歳違いですから、30代になっていますね。 高橋さん34歳ですね。分かりません! 永野さん分からない中で聞いているのよ。 高橋さん分からない中で聞かれているのは分かっているんですが、分からない。 永野さん願望、願望! 高橋さん生きていたい。(会場:笑) 今泉監督めっちゃ大事ですね。 高橋さん家族のみんなが生きていたら良いなと思います。 永野さん健康に過ごせたら良いなとかにしとく? 高橋さん健康に過ごせたら良いな。みんなで仲良くできていたら良いなって思うのと、仕事に関しては10年後もカメラの前にいたいなって思います。 MCでは続いて、白鳥さんは現役の中学生ですからね。 永野さんえっ、中学生なの?! ずっと高校生だと思っていた! 白鳥さんまだ中学生です。来年からは中学生…じゃなかった高校生です(笑)。 永野さんすごく大人っぽくて冷静なので、高校生かと思っていました。 MC10年後、いかがですか? 白鳥さん10年後…。今、14歳なので、24歳ですよね。キラキラした感じの、カッコ良くて美しい大人の女性にすごく憧れがあります。永野芽郁さんみたいな感じになれていたら良いなと思います。 永野さん今、無理矢理言ってくれたよね? 私の圧を感じた? 大丈夫?(会場:笑)白鳥さん横を見たら、きれいな大人の女性がいました。 高橋さんたまたまね(笑)。たまたま横を見たら10年後の理想の姿があったんだね。 MC齋藤さんは現役の高校生、16歳ですか? 齋藤さん今年で17歳になります。僕は、はっきりと言うんですが、「文哉さんみたいになりたい」と思っています。(会場:拍手)高橋さんそれって、たまたまでしょう(笑)? たまたま視界に僕が入っちゃったんでしょう? MC理由は? 高橋さんそれはたくさん聞きましょうよ。理由なんていくらあっても良いですから。 齋藤さんうまくまとめられるか、分からないんですが、文哉さんの作品をデビュー作からいろいろ観てきました。いつか一緒にお芝居がしたいって思った時に、本作のお話が来ました。僕は、文哉さんと一緒にお芝居をするシーンはなかったんですが、お風呂に誘っていただいた時に、いろんなお芝居の話とか、モチベーションの話を聞いて、もっと好きになりました。だから、「10年後」って質問になった時に「じゃあ文哉さんみたいに頑張ろう!」と思いました。 永野さんプラス、今、横を見たら理想がいたんだね(笑)。 高橋さん齋藤潤くんは、芸能界で唯一僕のことを崇拝してくれているんですよ。作品が放送されたり、公開されるたびに連絡をくれるんです。今までずっと僕は年下の立場だったので「またいつでもお話聞きたいです!」なんて言われることがあまりなかったんですよ。それって、先輩方に僕が言っていることだったので、少し前の僕を見ているようで重なる部分があります。僕大好きなんですよね。 齋藤さんにょほ~。…変な声が出ちゃった(笑)。 MC相思相愛ですね。素敵な愛情を感じました。江口さん、いかがですか? 江口さん10年後ですか…。もう、僕のことはどうでも良いですね。世界情勢が少しでも良くなってほしいとか、円安はこれ以上進むなとかですね。みんなが少しでも安心できる世の中であったら良いなって願いたいです。 MCさて、本作のタイトル『からかい上手の高木さん』にちなみ、皆さんには、ご自身は「何上手」かをフリップに書いていただきました。江口さんからお願いいたします。 江口さんライブをやります。(会場:拍手)6月11日渋谷EASTでやります。良かったら遊びに来てください!音楽をまた再開して、ライブがすごく楽しいですね。やっぱり、来てくれる人たちとのコミュニケーションがエネルギッシュなので、芝居もそうですが、ライブ感というか、生々しくやるのが好きなんですよね。そんないろんな意味をこめての「ライブ上手」としました。MCもう一度、ライブの日付をお願いいたします。 江口さん6月11日! もう良いですよ(照笑)。 永野さん「宣伝上手」でもありますね。 MCでは続いて、齋藤さん参りましょう。 齋藤さん細かいんですが、「神経衰弱上手」です。時々神経衰弱をやるんですが、勝つんです。3対1でも僕が勝ったりします。永野さんすごい! 齋藤さんだから、強いのかなって思いました。 永野さん私は、絶対無理! 相当な記憶力があるんだね。 MC何かの企画で、どこかで披露してほしいですね。 齋藤さんじゃあ、鍛えておきます。 MCじゃあ、憧れの文哉さんといつかやってみますか? 高橋さん僕、神経衰弱めっちゃ強いよ。 永野さんあら。 齋藤さん強そうです。やらせてください! 高橋さんぜひ、お手合わせ願います。 MC忖度なしの真剣勝負を見せてしてほしいですね。白鳥さんはいかがですか? 白鳥さん「インタビュー上手の白鳥さん」になりたいです。取材とかで、いつもすごく緊張しちゃって、言いたいことがいつも言えずに帰ってくるんです。だから、もっと話したいことを話せるくらいインタビュー上手になりたいなって意味を込めて「インタビュー上手」にしました。MC永野さん、今日の白鳥さんは、ここまでよくしゃべれていますよね? 永野さん本当ですよ。緊張していないかのようにおしゃべりになっていますよ。やっぱり上手になりたいっていう思いがあれば上手になると思うので、楽しみだね? 白鳥さんはい。 高橋さんすごい、この間が幸せです。 MCでは、高橋さんいきましょう。 高橋さん「何事にもハマり上手な高橋さん」です。読んで字のごとくです。ファンの皆さんや永野さんはピンときていると思うんですが、僕はすごくハマりやすいんです。ハマり上手なんです、そこらへんの人とはレベルが違うくらいハマりやすいです。MC最近は何にハマっているんですか? 高橋さん今日の「ザ・タイム」(TBS系列で放送中の朝の情報番組)でやった3大NEWスポーツを全部やろうかなと思いました。 MCあの3大NEWスポーツですか? ピックルボールも含めて? 高橋さんピックルボールから始めようかなと…。 MC「ザ・タイム」に出演された時に、高橋さんがかなりスーパープレイを連発されたんですよね。 高橋さんネットでピックルボールが買えないか調べました(笑)。そのレベルなんですよ。 MCすごい! 永野さん、間近でご覧になっていましたがいかがでしたか? 永野さんすごく上手なんですが、本当にハマりやすいのは現場でも伝わっていたので、さっきも「買っちゃだめだよ!」と言いました。 高橋さん「本当にやるかも分からないんだから!」って言われました。 永野さん「そんなに何でもかんでも買わないの!もうちょっと待ちなさい!」って言いました。 高橋さん「でも、僕やりたいんです!」。 MCじゃあ、過去にも結構買ったりされた経験がある? 高橋さん家でできる可能性があるものは買います。好きなものとか、やってみたいハマりそうなこととか、うまくなりたいものとか。 今泉監督そう言えば、ボウリングのスコアがめちゃくちゃすごいって聞いたんですが…。 高橋さん何で知っているんですか? 今泉監督最高スコアを言ったらみんな驚くと思います。 高橋さん最高スコアは264です。(会場:感嘆) 今泉監督ボウリングって、300点満点なんですよ。 永野さんすごいね! 高橋さん10連続ストライクをしました。 永野さんあれ? マイボール持っていなかった? 高橋さん持っています。 永野さんほら、ボウリングの球まで持っているんですよ。 MCこれは相当ハマりやすいですね。 高橋さん本当にハマり上手なんです。 永野さん上手! 高橋さんありがとうございます! MCちゃんと極めて、レベルが高いって言うのがすごいですね。 高橋さん極めて、誰にも負けなくなったら辞めるんです。自分の中でそういうボーダーラインがあります。 MCパドルというラケットがあるんですが、ぜひとも購入してみてください。 永野さんだめです! 高橋さん買うと永野さんに怒られるので、「ザ・タイム」さんお願いします! 事務所に送ってください!(会場:笑) MCもしくは私が買います。 高橋さん良いんですか! じゃあ、休日に一緒にやりましょう。 MCやりましょう。齋藤さんも誘いますね。 齋藤さんお願いします。 永野さんえっ、私は? MC永野さんも誘って良いんですか? 永野さん玉季ちゃんも行くよね? 白鳥さん私、運動神経が悪くて…。 高橋さんいやいや、大丈夫です。運動神経が悪くても、体格差があってもみんなで楽しめるのがピックルボールです。 白鳥さんすでにハマっていらっしゃるんですね! 高橋さん年齢も関係ないです。江口さんもどうですか? 江口さんどういうスポーツなの? 高橋さんテニスと卓球とバドミントンの融合みたいなスポーツです。 江口さん室内競技? 高橋さん室内でも、屋外でもやります。テニスコートとか、体育館でもできます。ダブルスとシングルがあります。場所も取らなくて、テニスコート1面あれば4面に使えるんです。 今泉監督高橋くんは、ピックルボールの何者(笑)。 MCではお待たせしました、永野さんお願いします。 永野さん「時短上手の永野さん」。MC時短が上手なんですか? 永野さん基本的に、どうしたら無駄な時間を使わなくて済むかっていうのを考えて過ごしています。せっかちっていうのもありますが、5分でも無駄な時間を作りたくないんです。基本何でも時短を考えています。 MC家の中での動き方や、仕事でも? 永野さんそうですね。時短とせっかちが混ざっています。家の中は間取りを把握していますが、早く角を曲がりたくて肩をぶつけたりします。 高橋さん早く曲がりたくて? 永野さんそう。デリバリーを頼む時も、家に帰ってからデリバリーを待っている時間が嫌な
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映画『8番出口』完全攻略舞台挨拶「8番出口」公式サイト 映画『8番出口』がついに興行収入50億円を突破! 11月9日に東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて「完全攻略舞台挨拶」と銘打っての舞台挨拶が開催されました。 当日は、二宮和也さん、河内大和さん、川村元気監督が登壇し、撮影時の裏話などを交えつつ、撮影の再現も行ないました。こちらのイベントの模様をレポートいたします! 完全攻略舞台挨拶 迷う男役 二宮和也さん 歩く男役 河内大和さん 川村元気監督 二宮さん本日もお越しいただきましてありがとうございます。そして、全国の皆さんも、ありがとうございます。今日はもう、全部しゃべっても良いという勢いで、いろいろなことをお話したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 河内さんいや、今日もこんなにたくさんのお客さんがいらっしゃるとは思っていなかったので、少しびっくりしています。何回も何回も観てくださっている方もいらっしゃるとのことで…。全国の皆さんもよろしくお願いします。 川村監督本日はどうもありがとうございます。ちなみに、この中で8回以上観た方って、いらっしゃいますかね。(会場から手が挙がる)…結構いらっしゃる。信じられない(笑)。今日は本当に全部しゃべっても良いということなので、裏話も含めて話していければと思います。よろしくお願いします。 MC二宮さん、河内さん、まずは今日の衣装についてお聞かせください。 二宮さんこれは、作中で着ていた衣装ですね。 MC撮影が去年の11月なので、着るのは1年ぶりくらいですね。 二宮さん僕はそうですね。ただ、河内さんはずっと着ていますよね。 河内さんはい。ただ今日の衣装は撮影の時のものとは少し素材が違います。 MC監督も含めて、衣装に関するこだわりを教えていただけますか? 川村監督今日は、現場で着ていた衣装を着て来いってことだったので…。 MC(監督の衣装は)ちょっと分かりづらいかもしれません…。 二宮さん“監督役”として来ているので(笑)。 MCなるほど! だからヘッドフォンなども…。 川村監督でも、割と現場ではこんな感じでした。 河内さん監督は、必ず黄色のものを何か入れていました。 川村監督二宮くんの衣装のこだわりは、このパーカーが少し紫っぽいのですが、黄色と紫は補色(色相環で正反対に位置する色の組み合わせで、メリハリのある印象を与える)なので、一番きれいな色の組み合わせなんです。(黄色い)看板は、もう一人の俳優だと思っているので、靴も紫にして、この二つを補色にしたのは少し狙いがありました。あと、ジャケットも最初はただのグレーだったんですが、スタイリストの伊賀大介さんに、ファスナーを付けてもらいました。 MCもともとはなかったんですか? 川村監督ちょっとキラキラするファスナーにしてもらって、最後の電車の窓で通過するライトが、ここに反射するように、わざわざつけてもらいました。 河内さん知らなかった。 二宮さんわざわざ付けたんですよ! MC二宮さんもいろんな提案を? 二宮さん役名がないので、あまり目立つようなものとか、象徴的なものはない方がいいねっていう話はしました。ただ、ずっと一人で出ている人があまり地味すぎるのも…というのもありまして…。 MC靴にもこだわったそうですね? 川村監督靴のオーディションをしました。二宮くんの靴は、いろんな音を試したし、途中で「キュッ」って鳴る靴を選びました。河内さんの靴は、無言で歩いている時の革靴と、人間になってお芝居をする時では、違う革靴です。そこに、音響さんが後から靴音を付けているんです。あとは、河内さんはシャツの下に、実は肉襦袢を着ています。普段はもっと痩せているんですよ。 二宮さんスリムなんです。 河内さんお腹もお尻も入っているし、太ももにも入っています。 二宮さんパツパツにしたかったんですか? 川村監督河内さんが、“おじさん”というには、シュッとし過ぎていたんですよね。それで、お腹やお尻がプリッとするように入れています。 二宮さん暑い暑いって言っていたもんなぁ…。 川村監督何もしていない二人に見えて、実は細かい部分でいろいろしています。 河内さん最初の肉襦袢合わせの時に着たのが、すごく筋肉マッチョなムキムキおじさんだったのはおもしろかったです(笑)。 MCそのかばんも、本物ですか? 河内さん本物です。 MC中には何が…。 河内さん秘密(笑)。 川村監督台本を入れていましたよね? 河内さん入れていました。 MC河内さんは、この衣装の時はしゃべってはいけないとか…。 河内さんそうです。この衣装でしゃべっているのは初めてですね。 二宮さんSNSですらしゃべっていないですもんね。 MCさて、映画『8番出口』は、昨日11月8日までで、なんと興行収入50.7億円を突破しました。正真正銘の異変級大ヒットになっております。正直に言ってください。こんなにヒットするとは思っていなかったですよね、二宮さん。 二宮さん思っていなかった。もちろん面白いものができたとは思っていたし、たくさんの方に観てもらいたいと思っていました。でも、50億みたいな明確な数字はなかったですよね。だから、それを聞いてびっくりしています。 MC初日舞台挨拶では「これが失敗したら、東宝出禁になるかもしれない」と言っていましたよね。 二宮さん言っていたね(笑)。「宣伝部がおかしくて…」みたいなことを言っていましたね。 MC「8」にこだわっている宣伝部が、今日もわざわざ(生中継の映画館の数を)88館に限定しているわけですから…。 二宮さん初週の興行が9億だったのを悔しがっていたとか…。 MC「8億突破!何で9億いっちゃうんだ…」って言っていましたから。 川村監督8.8億をめざそうとか、冗談半分で言っていましたよね。 二宮さん冗談で言っていたのに、こんな形になっちゃうのは驚きですよね。 MC二宮さんと監督も「良い作品を作ろう」という気持ちであって、別に「ヒット作を作ろうぜ!」じゃなかったと…。 川村監督もちろんヒットしたらうれしいなと思っていましたが、だいぶ変な作品じゃないですか(笑)。だから、8回も観た人はさらに変なお客さんだと思っています。 二宮さんすごいですよ。 川村監督まあ、こういう作品も日本映画の中にあっても良いんじゃないかっていうので集まったチームだったので…。やっぱり日本の観客って少し変わったものが好きなんだなと思いました。 MC二宮さんはどのあたりで「これヒットしていくんじゃないか?」と感じましたか? 二宮さんやっぱり河内大和が売れてきたっていう…。これね、もう売れました。 河内さんちょっとずつ…はい。本当に『8番出口』のおかげで、ちょっとずつですよ…。これからも、頑張ります。 川村監督CMとかドラマのオファーがいっぱい来ているって、裏で自慢をされました。 河内さんありがとうございます(笑)。 二宮さんでも、本当にこの作品がなければ、僕も呼ばれないようなところに呼ばれるようになりましたからね。“『8番出口』の人”って言われることは多くなりましたよね? 河内さん僕はもう『8番出口』の象徴ですからね(笑)。 MC河内さんは外を歩いていると声をかけられるとおっしゃっていました。 河内さんだいぶ多くなりましたね。帽子をかぶっていると、そこまででもないですが、帽子を脱いだ瞬間に「あぁ…!」ってなります。 二宮さんそりゃそうですよね。 河内さんあのおじさんが街中にいると思わないですもんね。 MC改めて、本作のヒットを受けて、周りからの反応や反響はありましたか? 川村監督そうですね。僕はやっぱり海外の人に思ったよりも受けていると思いました。今、韓国ですごい大ヒットをしていて、韓国の友だちからいろいろな写真とか送られてきます。そういえば、河内さんは韓国に一人で行って「無言キャンペーン」をして帰ってきたとか。 二宮さんあれは、本当にすごい 。 MCキャンペーンなのにしゃべらずに帰って来るという…。 河内さん舞台挨拶でもしゃべらなかったです。 MCアンニョンハセヨとか言わない? 河内さん言わないです。無言です。 MCカムサハムニダも…。 河内さん言わないです。 MCそれで成立してしまう? 河内さん成立してしまいましたね。 二宮さんキャラクターとして行っていますからね 。 MC二宮さんは、映画館で観たりとかは? 二宮さん僕は行きました、映画館 。(河内さんに)行きました? 河内さん僕も行きましたよ 。 二宮さんやっぱり映画館で観るべき作品なんだなっていうのは、すごく痛感しましたね。確認の際に端末で本作を観ましたが、やっぱり映画館のスクリーンで観るべき作品だなと思いました。「映画館で観るべきだ」っていうワードはすごくたくさんいただいた印象があります 。 MC河内さんは映画館に行かれてどうでしたか? 河内さん僕は、6歳の息子と一緒に行ったんですが、息子は「8番出口」を全部知っていて、僕が出ているのも知っているから、ずっと笑っていましたね。ホラーなのに。二宮さんが振り返って僕が笑っているところでも、ゲラゲラ笑っていました。 MC韓国でも大ヒットという話が出ましたが、世界でも話題を呼んでいます。カンヌ国際映画祭、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭で上映され、シッチェス・カタロニア国際映画祭では中田ヤスタカさん、網守将平さんが最優秀音楽賞を受賞しました。世界で通用するコンテンツということですね。 川村監督原作のゲームのアイディアや、ビジュアルがめちゃくちゃ面白かったし、日本の変わったホラー、スリラーへの期待というのも合わせて盛り上がっています。本作をご覧いただくと、ギョッとする部分やどんでん返しがあるので、そこも含めて楽しんでいただいています。今後、中国とアメリカでも上映されるので反応が楽しみです。 MC河内さんはまた歩くんですね? 河内さん歩かせていただきます(笑)。 MC二宮さんは、海外に行かれていかがでしたか? 二宮さん違いがあるわけじゃないのですが、自分たちが作ったものを、違う国の人たちも同じように楽しんでもらえるのは、映画というコンテンツには、言語がぶっ飛ばされる瞬間があるのだな、ということを感じましたね。 MC釜山では「アクターズハウス」というスーパースターだけが選ばれる舞台に立ちました。 二宮さんあの“スーパースターのみ”がね(笑)。 MCいかがでしたか? 二宮さんすごく真面目な場でした(笑)。 MC行く前はちょっとお茶らけたこともおっしゃっていましたが…。 二宮さんそんな場じゃなかった(苦笑)。ちゃんとした場でした。いろいろな過去の作品が出てきたし、いろいろなことを聞かれました。もう何か怖かったです。『8番出口』のエピソードを何個か用意して行ったんですが、そんなもんじゃ済まされなかったです。ちょっとした話題で済むような場ではなかったです。 MC河内さんも海外の反応はいかがでしたか? 河内さんポーランドやイギリスの方からも「すごく盛り上がっている」と連絡が来ましたし、台湾もね。それは肌で感じました。韓国では、二宮さんのビジュアルが大都会の交差点にドーンと出ていました。何メートルあるのか分からないくらい大きいのが…。それくらい、めちゃくちゃ盛り上がっていました。 川村監督リメイクのオファーがたくさん来ていて、もう10以上来ています。 二宮さんええ! すごい…。 川村監督アメリカやアジアの国からも来ています。ただ、「どうやるの…?」みたいな。おじさんはどうなるんだろう? 河内さん世界各国のおじさんが…(笑)。 川村監督もしくは、どの国の作品にも河内大和が出てくるのも面白いかも…。 河内さん(笑)。マジっすか…。 二宮さんそれはそれで面白いですよね。 河内さん面白いかもしれないけれど、僕は大変(苦笑)! 二宮さんでも、僕らは面白いですよ。 川村監督びっくりするくらい具体的なオファーが来ています。地下鉄は世界中、ニューヨークでもパリでもロンドンでも上海でもありますからね。 二宮さんへぇ、すごい! MC皆さん、後ろを振り返ってください。まさに撮影したセットの部分ですね。 二宮さんここがメイン通りですね。 MC今日は、「完全攻略舞台挨拶」なので、ここで撮られたシーンなどについても、こんな風に撮っていたなどといった話をうかがいたいのですが…。 川村監督せっかくコスプレしているから、撮影の再現をやってみましょうか? 二宮さん(河内さんに向かって)コスプレですもんね 、本当にね 。 河内さんいや、あなたもコスプレです(笑)。 MC(ポスターを見る二宮さんに)ポスターの順番とかもう完全に覚えているわけですよね? 二宮さんあ 、僕はその場で見て言っているだけなんで…(笑) 。 河内さん二宮さんはセリフを覚えていないです 。見たものを言っているだけなんです。 二宮さん河内さんが向こうの角にいて、僕がこっちにいて、僕が三歩目でしたっけ? 川村監督二宮さんが入って三歩目で、角から河内さんが出てくるっていうルールが決まっていたんです。 二宮さんだから、僕が出てきて三歩目になると…。 河内さん出てきて、僕はここのタイルの何個目で曲がる…。 二宮さん(歩きながら)その時に、出口8、歯医者、エッシャー、司法書士、ここで…。 二宮さん&河内さんおじさん…。 河内さんここで、「おじさん」ってなるように、僕は速度を合わせて歩きます。 二宮さん毎回少しずつ、歩くスピードを河内さんが、僕のお芝居に合わせて変えてくれているんですよね。 MC二宮さんがまたその場で自由演技するから。 河内さんそうそうそう(笑) 二宮さん(二宮さんと河内さんが元の位置に戻りながら)僕はもう毎回楽しいんです(笑)。(今度は少し早く二宮さんが歩くので、河内さんは合わせて早く歩きながら)…歯医者、エッシャー、司法書士… 河内さん二宮さんが早くなったら早く歩かないといけない…。 二宮さん…歯医者、エッシャー、司法書士、おじさん(この時に二人がすれ違う)…。 河内さん(二人がすれ違うと、河内さんがゆっくり歩く)で、ここからゆっくり歩く。 二宮さん異変がない時はスルーするじゃないですか。その時は、河内さんは(壁にある)このドアから出ていって猛ダッシュです。 河内さんこのドアが開くようになっていて、そこを抜けて自転車に乗って移動します。 二宮さんそもそもメイン通路のセットが二個あるんですよね? 川村監督そうです。通り過ぎて抜けたら、チャリが待機していて、全速力で次のセットの定位置に戻って、息を整えて、あたかもループしているかのように普通に出てくるんです。 河内さんだから、僕はすれ違った瞬間に急いでドアから出て…。(自転車に乗って移動するジェスチャーをしながら) 二宮さんだから、後ろでガタガタガタガタ…ってなっている中、僕は振り向いて「いない」とか、やったりしながら…次のセットに向かうんです。で、続けて、歯医者、エッシャー、司法書士、おじさん…って。だから、(カットを割らずに続けて)最大3回撮れるんですよね。 川村監督3ループまでは撮れるんですよね。 MC言うのは簡単ですけれど、おじさんは超大変ですよね。 河内さん大変ですよ。 二宮さん異変があって戻ると、そこでずっとおじさんは携帯をいじっているんですよね。 川村監督撮影の最初の頃は、ダッシュしてもらっていたんです。 河内さん最初は自転車がなかったので、ものすごいスピードで走っていました(笑)。本当にダッシュしないと間に合わないんだもん。二宮さん早いから…。 川村監督最初、二宮くんが容赦なくて、あまり間をためずに行くから、河内さんが間に合わないんですよ。角を曲がって出て来た時にすごく息が切れているから「NGだ」って(笑)。 二宮さん少し顔が赤いなみたいな。 MCなぜかと言うと、無理なことをさせているからですよ。(登壇者の皆さん:笑) 川村監督それで途中から自転車が導入されました。 二宮さん自転車は革命でしたよね? 河内さん革命でした(笑)。もう自転車様々です。 MC追い抜いて 振り返ると、おじさんがニヤッと笑っているっていうあのシーンは、観ている側もビビりますが、撮影はどのように…? 川村監督結局、(物理的に)二宮さんの後ろをカメラがついていっているんですね 。 二宮さん確かこのシーンでは、あんまり確認していないんですよ。で、すれ違ったら、そこで足が止まるんです。 川村監督二宮さんの後ろにカメラがいるので、河内さんがうまくカメラを避けてくれるんです。 二宮さん河内さんがカメラの後ろをついてくるんです。 河内さんそのままカメラの後ろについて行って…。 二宮さん(カメラがすっと抜けると)こうなった時に…。(河内さんが笑顔で立っているのを見て爆笑する二宮さん)…その後に、僕が驚いて、行くんだよね。(川村監督は二宮さんの後ろを追いかけるように撮影をする) 川村監督だから、裏で結構ジタバタしている作品です。 二宮さんめちゃくちゃジタバタしていますよ。 川村監督あとは、「距離をもう少し近くで」という時に、河内さんは小走りで…。(瞬間的に近づく) 河内さん三回くらい振り返るシーンがありますよね。振り返る度に近づいてくるような…。だから、「進む」→「止まる」→「笑う」→「進む」→「(距離を詰めて)止まる」→「笑う」という感じで…。 MCだるまさんが転んだシステムなんですか? 河内さんそうそうそう! 二宮さんだって「ワンカットで撮る」って言うんだもん 。 川村監督カットを割っちゃうとつまんないんです。 MCリアルタイムで本当にゲームみたいにずっと繋がっていないといけないと…。 川村監督そうです。なので、次に本作を観る時に、その三回振り返るシーンを観る時は、河内さんの顔を見てもらうと、顔がすごくピクピクしています。 河内さん僕の顔の筋肉にも限界がありますからね(苦笑)。 二宮さんそれこそ、僕の後ろ――皆さんと僕が同方向を見ている時は、僕の後ろには看板とかを持ったスタッフがめちゃくちゃいますからね。 川村監督二宮くんが引き返したら看板が替わっているのは、スタッフが、二宮くんが戻ってくるまでに看板を飾り替えているだけなんですよ。で、戻ってきた時に、あたかも最初からそうなっていた風に撮っているだけなんで、CG でも何でもないという…。 二宮さんあの出口のご案内がついている通路のところの上に「非常口」のマークがあるんですが、あの絵も逆転するんですよ 。 川村監督(セットの転換)スピードを上げるために、クルって回すと逆側になるように美術さんに作ってもらいました。あとは、コインロッカーを移動して…。 河内さん(会場の皆さんに向かって)コインロッカーも移動しているんですよ。 二宮さんすごくない!? コインロッカーも移動させて、あたかも入口のように見せているんです。 川村監督全部、人力です。あの「少し気持ち悪い感じ」は、おそらくCGじゃなくて、実際に人でやっていることの気持ち悪さが出たんじゃないかなと思っています。 二宮さん現場はアナログなんですよ。「危ない危ない!」っていうスタッフの声も聞こえるから(苦笑)。でも、それを整音して、ちゃんと物語にすると、CGも使ってないし、カットも割ってないから妙に見えるんですね。 川村監督コインロッカーが倒れそうになって大きな音が出ても、二宮さんは普通に芝居をしていて…。 二宮さんそういえば、河内さんが止まったり動いたりする段取りはしても、実際の撮影現場は、元気さんですら見ていないくらい、人が入れなかったんです。 MCじゃあ、撮影してからモニターを見ながら「これはいい」とか…。 二宮さん「間に合っている」「間に合っていない」とかね。…この作品はタイミングが“妙”だったんで…。 MC河内さんも、自由に演技をのびのびやっている人に合わせなきゃいけないから大変だったのでは? 河内さんでも、毎回違うから楽しかったですよ。本当に微妙に変えなきゃいけなくて、さっきと同じかなと思って(ゆっくりと歩く)歩いていたら、速い速い速い(河内さんも歩くスピードが速くする)ってなるんですが、それを視界の端で確認しながらやっていました。あと、二宮さんの顔を撮るようにあっちから撮影して来る場合、カメラの位置が、僕の通路なんですよ(苦笑)。だから、カメラを避けて歩かなきゃいけなくて。 二宮さん……おじさん(すれ違いながら指差し確認)。だから、やってみないと分かんないんですよね。やってみて、タイムアタックをしてみたら「このドアが開いたらうれしいな」みたいなことが分かったんですもんね? MC最初は開いていなかったんですか? 二宮さんその後の異変で開くドアなので、そのドアが開くことが分かったんですよね。そういうことを結構やりましたよね。 MC他にも、こんなことがあったというのはありますか? 二宮さんあぁ、でもなぁ…。いや、僕が「すごいな」と思ったことなんだけれど、あまり言わない方が良いかなって思っちゃったんだよね。 川村監督えー、どこだろう。 二宮さん(マイクを外して)オープニング…。 川村監督別に良いんじゃないですか(笑)? 二宮さんじゃあ、監督から説明してください。河内さんも分かっていないと思うよ。 川村監督まず、オープニングの電車の中って、洋服が全員グレーなんですよ。赤とか黄色の人はいないんです。二宮さんもその中の“一人”として描いています。だから、リアルに見えて、実はアンリアルな世界なんです。最初は、東京メトロさんの新木場にある操練所に地下鉄を引き込んでもらって、そこで撮影したんです。二宮くんが電車を降りる瞬間、ヒカキンが現れるまで…。 MC「ヒカキンどこにいるか問題」もありましたね。 川村監督その、ヒカキンが現れるまでの間に、東新宿駅に変わっているんです。 河内さんそうなの? 川村監督カメラマンの今村くんの技術がすごくて、人力で電車の中でのパン(カメラを固定した状態で横に動かすこと)のスピードと、東新宿に停めた電車の中でのパンのスピードを完璧に合わせてくれたんです。 二宮さんあれはすごいですよね。 川村監督だから、最初は新木場から東新宿駅に移動して、階段を登って、スマホがぶつかって落ちるんですが、スマホが落ちていく間に代々木公園駅になっています。 河内さんあそこで…? そうなんだ!「どうやっているんだろう?」って思っていた! 川村監督スマホが落ちていく間に、代々木公園駅に変わるわけです。 二宮さんこれ、怖くないですか…(笑)?ちなみに、最後に8番出口に下っていくところも代々木なんですが、あの場所は、僕がずっと通っていたところです。NHKから自宅に帰る時にいつも使っていた道でした(笑)。 川村監督懐かしい? 二宮さん懐かしいなと思っていました。でも、撮影に本物を使わせてくれるっていうのは、なかなかないですよね? 川村監督やっぱり、こうやって本物から始まっているんで、あの通路にワンカットでいくほうが、「実際にありそうだな」っていう、ちょっとした怖さがありますよね。代々木公園の階段を上っていったら8番出口の通路に繋がっているという。 MC最後に二宮さんからメッセージをお願いします。 二宮さん公開して70日を超える日数で、こうやってイベントが開けるというのは、本当に観に来てくださった皆さんのおかげだと思います。ありがとうございます。全国の皆さんにも観ていただかないと、中継を繋げることはできなかったと思います。僕らも「こんなことになるとは思ってもいなかった」としか言えませんが、皆さんに楽しんでもらえた反応や、本作が世界中で観てもらえていることとか、本当にうれしいことばかりです。これから先、皆さんが、映画館に足を運んだ時に「あれ?河内大和が出ているじゃん!」「ゲンキ・カワムラが新作撮っているじゃん!」「小松菜奈ちゃん出ているんだ!」とか、紐づけていってもらえたら、また新しい世界に出会っていけると思います。僕も頑張りますが、そういう一助になれたら良いなと思っています。皆さんとの出会いが、この『8番出口』だったことに本当に感謝しています。またどこかで、違う形で出会っ
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽ドラえもん:水田わさび/のび太:大原めぐみ/しずか:かかず ゆみ/ジャイアン:木村 昴/スネ夫:関 智一/ミッカ:平野莉亜菜/チャペック:菊池こころ/タキレン:チョー/モーツェル:田村睦心/演歌のおじいちゃん:賀屋壮也(かが屋)/漫才師/バンドメンバー加賀 翔(かが屋)/賀屋壮也(かが屋)/パロパロ/音楽の先生:悠木 碧/ネコ/ラジオDJ:天月/ミーナ:芳根京子/ワークナー:石丸幹二/ヴェントー:吉川晃司響き合う!ぼくらの「音」の大冒険Disc1カラー:115分/ビスタビジョンサイズ:片面2層/音声:1, リニアPCM 2.0chステレオ 2, ドルビーデジタル5.1chサラウンドEX 3, バリアフリー日本語音声ガイド/字幕:バリアフリー日本語字幕【映像特典】予告編SDV34188R/2024年小学館原作:藤子・F・不二雄/監督:今井一暁/脚本:内海照子/主題歌:Vaundy『タイムパラドックス』(SDR)“音楽の未来”は…のび太に託された!? ドラえもんたちが奏でる交響楽で地球を救う大冒険が始まる———!! 学校の音楽会に向けて、苦手なリコーダーの練習をしているのび太。 その前にあらわれた不思議な少女・ミッカは、のび太の吹くのんびりのんきな「の」の音を気に入り、音楽がエネルギーになる惑星でつくられた“音楽【ファーレ】の殿堂”にドラえもんたちを招き入れる。 ミッカはこの殿堂を救うため、一緒に演奏をする音楽の達人【ヴィルトゥオーゾ】を探していたのだった! ひみつ道具「音楽家ライセンス」を使って楽器を選び、ミッカと共に演奏することで、少しずつ殿堂を復活させていくドラえもんたち。 しかし、世界から音楽を消してしまう不気味な生命体が迫ってきて、地球にも危機が・・・!! はたして、“音楽の未来”、そして地球を救うことができるのか!?©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2024映画ドラえもん のび太の地球交響楽
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