「アニメ」検索結果245件
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『薬屋のひとりごと』オリジナル・サウンドトラック音楽:神前暁、桶狭間ありさ、Kevin Penkinanime【商品内容】◆仕 様:アニメ描き下ろしジャケット、CD3枚組 ◆封入特典:特製ブックレット、ジャケットイラストステッカー(60mm×60mm) ◆収録曲数:77曲<DISC1>音楽:神前暁1.薬屋/2.輝く心/3.やり手婆/4.侍女/5.後宮/6.毒味役/7.知的欲求/8.かみ合わない/9.同情/10.猫猫の日常/11.状況把握/12.妃教育/13.恫喝/14.いつでも帰っておいで/15.お茶会/16.園遊会/17.蜂蜜/18.検証/19.ハマギク/20.分析/21.ホトトギス 作詞:柿原優子/22.秘めた意思/23.観察/24.明日を訪ねて 歌:XAI 作詞:XAI/25.私はただの女官/26.雪中花 歌:きしかな子 作詞:内田ましろ/27.片喰/28.ハナズオウ/29.枯れた薔薇/30.鳳仙花/31.身請け/32.蒼空の炎 歌:竹中だいち 作詞:内田ましろ/33.想い咲く時 歌:アオイエマ。 作詞:内田ましろ<DISC2>音楽:Kevin Penkin1.Echo/2.The Crystal Pavilion/3.Pizz Comedy/4.The March Of Events/5.Sadness/6.Horror Gong/7.Cold/8.Cold Marble/9.Violet/10.Winter Fruit/11.Colore/12.Renge Azalea - Hulusi -/13.Echo II/14.j'accuse!/15.My Hometown/16.Blue Rose/17.Let Me Die/18.Thousands<DISC3>音楽:桶狭間ありさ1.緑青館/2.毒/3.噂話/4.事件/5.女子会/6.芙蓉/7.調査/8.想風 歌:大原ゆい子 作詞:大原ゆい子/9.困りごと/10.剣舞/11.晴れない心/12.人影/13.南天/14.蓮華躑躅/15.妓女のお仕事/16.花街/17.進展/18.白いサザンカ/19.栗の木/20.シャコバサボテン/21.曼荼羅華/22.梅/23.李白の想い/24.春牡丹/25.夢のよう 歌:Chica 作詞:Chica/26.毒味役の少女THCA-60289/2023年東宝発売・販売元:東宝 ©「日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会『薬屋のひとりごと』オリジナル・サウンドトラック
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「血界戦線 & BEYOND」Blu-ray BOXクラウス・V・ラインヘルツ:小山力也/レオナルド・ウォッチ:阪口大助/ザップ・レンフロ:中井和哉/スティーブン・A・スターフェイズ:宮本充/チェイン・皇:小林ゆう/ツェッド・オブライエン:緑川光/K・K:折笠愛/ギルベルト・F・アルトシュタイン:銀河万丈/ドグ・ハマー:宮野真守/デルドロ・ブローディ:藤原啓治/ソニック:内田雄馬/ミシェーラ:水樹奈々 ほかanime2017年に放送された「血界戦線 & BEYOND」が待望のBlu-ray BOX となって発売決定!TBR32019D/2017年度東宝<「血界戦線 & BEYOND」STAFF> 原作:内藤泰弘(集英社 ジャンプ コミックス刊)/監督:高柳滋仁/シリーズ構成:加茂靖子/キャラクターデザイン:川元利浩/クリーチャーデザイン:杉浦幸次/プロップデザイン:神宮司訓之/エフェクト作画監督:橋本敬史/美術監督:東潤一/色彩設計:中山しほ子/撮影監督:古本真由子/CGI ディレクター:太田光希・三宅拓馬/編集:平木大輔/音響監督:明田川仁/音響効果:今野康之/音楽:岩崎太整/アニメーション制作:ボンズ/製作:血界戦線 & BEYOND 製作委員会 <「血界戦線」STAFF> 原作:内藤泰弘(集英社 ジャンプ・コミックス刊)/監督:松本理恵/シリーズ構成:古家和尚/キャラクターデザイン:川元利浩/クリーチャーデザイン:杉浦幸次/プロップデザイン:神宮司訓之/エフェクト作画監督:橋本敬史/美術監督:木村真二/色彩設計:後藤ゆかり/撮影監督:池上真崇/3DCG:カプセル/編集:西山茂(リアル・ティ)/音響効果:今野康之(スワラ・プロ)/音楽:岩崎太整/アニメーション制作:ボンズ/製作:血界戦線製作委員会かつて紐育と呼ばれた街は、わずか一晩で消失した。そこに出現した街「ヘルサレムズ・ロット」。濃い霧の向こうに広がる「異世界」と現世を繋ぐこの地は、さまざまな思惑を持った者たちが跋扈する、「地球上で最も剣呑な街」へと生まれ変わった。そんな混沌とした街の均衡を守るべく、人知れず活動を続ける者たち。ブレングリード流血闘術を使う強面の紳士、クラウス・V・ラインヘルツをリーダーに、顔に傷を持つクラウスの右腕・スティーブン、銀髪のチンピラ、ザップ・レンフロと半人半魚のツェッド、不可視の人狼、チェイン・皇と隻眼の淑女、K・K。そして「神々の義眼」を持つ青年レオ……。騒動が巻き起こるとき、そこには必ず秘密結社・ライブラが姿を見せる。路地に響き渡る狂騒と、不埒な怪物たち。愛すべき深淵と、繰り返すカタストロフィ。終わることのない日常茶飯事(パーティ)が今、再び幕を開ける。そして、さらにそのBeyond(向こう)へ……。©2017 内藤泰弘/集英社・血界戦線 & BEYOND 製作委員会 ©2015 内藤泰弘/集英社・血界戦線製作委員会「血界戦線 & BEYOND」Blu-ray BOXご購入はこちら
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劇場版『からかい上手の高木さん』豪華版 Blu-ray高木さん:高橋李依 西片:梶裕貴 ミナ:小原好美 ユカリ:M・A・O サナエ:小倉唯 木村:落合福嗣 高尾:岡本信彦 浜口:内山昂輝 北条:悠木碧 中井:内田雄馬 真野:小岩井ことり 田辺先生:田所陽向 ハナ:水瀬いのり 太田:戸松遥movieanimeTBR32054D/2022年東宝原作:山本崇一朗『からかい上手の高木さん』『あしたは土曜日』(小学館「ゲッサン」刊) 監督:赤城博昭 構成:福田裕子 脚本:福田裕子、伊丹あき、加藤還一 キャラクターデザイン:髙野綾 美術設定:池田祐二 美術監督:笠原由紀 色彩設計:横井未加 撮影監督:牧野真人 編集:中葉由美子 音響監督:えのもとたかひろ 音楽:堤博明 アニメーション制作:シンエイ動画 主題歌:大原ゆい子「はじまりの夏」(TOHO animation RECORDS) 製作:劇場版からかい上手の高木さん製作委員会 配給:東宝映像事業部©2022 山本崇一朗・小学館/劇場版からかい上手の高木さん製作委員会 ©山本崇一朗/小学館劇場版『からかい上手の高木さん』豪華版 Blu-rayご購入はこちらTOHO animation STORE オリジナルグッズつき限定版はこちら
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劇場版『からかい上手の高木さん』 通常版 DVD高木さん:高橋李依 西片:梶裕貴 ミナ:小原好美 ユカリ:M・A・O サナエ:小倉唯 木村:落合福嗣 高尾:岡本信彦 浜口:内山昂輝 北条:悠木碧 中井:内田雄馬 真野:小岩井ことり 田辺先生:田所陽向 ハナ:水瀬いのり 太田:戸松遥movieanimeTDV32055D/2022年東宝原作:山本崇一朗『からかい上手の高木さん』『あしたは土曜日』(小学館「ゲッサン」刊) 監督:赤城博昭 構成:福田裕子 脚本:福田裕子、伊丹あき、加藤還一 キャラクターデザイン:髙野綾 美術設定:池田祐二 美術監督:笠原由紀 色彩設計:横井未加 撮影監督:牧野真人 編集:中葉由美子 音響監督:えのもとたかひろ 音楽:堤博明 アニメーション制作:シンエイ動画 主題歌:大原ゆい子「はじまりの夏」(TOHO animation RECORDS) 製作:劇場版からかい上手の高木さん製作委員会 配給:東宝映像事業部©2022 山本崇一朗・小学館/劇場版からかい上手の高木さん製作委員会 ©山本崇一朗/小学館劇場版『からかい上手の高木さん』 通常版 DVDご購入はこちら
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「じゅじゅフェス2023 with オーケストラ」開催決定&イベント限定商品をTOHO animation STOREで販売開始!商品詳細・ご予約はこちらから「じゅじゅフェス2023 with オーケストラ」特設サイト2023年7月2日(日)に「じゅじゅフェス2023 with オーケストラ」の開催が決定!イベントには TVアニメ「呪術廻戦」と『劇場版 呪術廻戦 0』の豪華キャストが集結し、オーケストラによる劇中楽曲の演奏にのせた生アフレコや、キャスト揃ってのトークコーナーなど盛りだくさんの内容となっております。 TOHO animation STOREでは、イベント描き下ろしビジュアルの限定アイテムを販売開始!4月23日(日)23時59分までのご注文でイベント前にお届けします。是非この機会にTaSをご利用ください。 ※イベントチケットの有無にかかわらず、どなたでもご購入いただけます。◆先行販売【受注生産】期間 2023年4月17日(月)10:00~4月23日(日)23:59まで ・<先行販売>期間内は【受注生産】にてご注文を受け付けます。 ・商品お届けは【2023年6月中旬頃】を予定しております。 ※ご不在などによりイベント開催前にお受け取りいただけなかった場合の責任は負いかねますので、予めご了承ください。 ※<先行販売>期限内は受注生産となりますので、品切れはございません。 ◆一般販売期間 2023年4月24日(月)00:00より販売 ・商品お届けは【2023年8月下旬】より順次発送予定です。 ・在庫がなくなり次第終了となります。 ※イベント開催後のお届けを予定しております。予めご了承下さい。 ※イベント開催前にグッズの受け取りをご希望の場合は<先行販売【受注生産】>期間中にご注文下さい。©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 © 2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 ©芥見下々/集英社
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NEW TV版ドラえもん Vol.169水田わさび/ 大原めぐみ/ かかずゆみ/ 木村昴/ 関智一otherDisc171分 カラー ビスタサイズ 片面1層 音声:1. 日本語ステレオSDV31290R小学館藤子・F・不二雄原作による国民的TVアニメ『ドラえもん』の第169巻。「似たもの!あつまれホイッスル」「やどり木で楽しく家出」「剛田、いつ?」「ぼくを、ぼくの先生に」「サクラいっぱい大作戦」「プロフィールを盛っちゃえ」ほか、全7話を収録。©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADKNEW TV版ドラえもん Vol.169
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NEW TV版ドラえもん Vol.170水田わさび/ 大原めぐみ/ かかずゆみ/ 木村昴/ 関智一otherDisc170分 カラー ビスタサイズ 片面1層 音声:1. 日本語ステレオSDV31291R小学館藤子・F・不二雄原作による国民的TVアニメ『ドラえもん』の第170巻。「連想式推理虫メガネ」「ネジまいてハッスル!」「のび太はクイズ王」「ペットはこいのぼり」「ハワイがやってくる」「母の日は終わらない」「世の中うそだらけ」の全7話を収録。©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADKNEW TV版ドラえもん Vol.170
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劇場版『からかい上手の高木さん』DVD高木さん:高橋李依 西片:梶裕貴 ミナ:小原好美 ユカリ:M・A・O サナエ:小倉唯 木村:落合福嗣 高尾:岡本信彦 浜口:内山昂輝 北条:悠木碧 中井:内田雄馬 真野:小岩井ことり 田辺先生:田所陽向 ハナ:水瀬いのり 太田:戸松遥movieanimeDisc1本編約72分/16:9LB/片面1層/ドルビーデジタル5.1chサラウンド/リニア PCM 2.0ch ステレオ/バリアフリー日本語字幕TDV32056R/2022年東宝原作:山本崇一朗『からかい上手の高木さん』『あしたは土曜日』(小学館「ゲッサン」刊) 監督:赤城博昭 構成:福田裕子 脚本:福田裕子、伊丹あき、加藤還一 キャラクターデザイン:髙野綾 美術設定:池田祐二 美術監督:笠原由紀 色彩設計:横井未加 撮影監督:牧野真人 編集:中葉由美子 音響監督:えのもとたかひろ 音楽:堤博明 アニメーション制作:シンエイ動画 主題歌:大原ゆい子「はじまりの夏」(TOHO animation RECORDS) 製作:劇場版からかい上手の高木さん製作委員会 配給:東宝映像事業部©2022 山本崇一朗・小学館/劇場版からかい上手の高木さん製作委員会 ©山本崇一朗/小学館劇場版『からかい上手の高木さん』DVD
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「すずめの戸締まり」完成報告会見&完成披露試写会舞台挨拶「すずめの戸締まり」公式サイト「君の名は。」(2016年公開/主演:神木隆之介・上白石萌音)「天気の子」(2019年公開/主演:醍醐虎汰朗・森七菜)の新海誠監督の最新アニメーション映画「すずめの戸締まり」がついに完成しました。 10月25日に東京・有楽町の東京国際フォーラムにて完成報告会見、および完成披露試写会が開催され、新海誠監督、声優を務めた原菜乃華さん、松村北斗さん、染谷将太さん、伊藤沙莉さん、花瀬琴音さん、音楽を担当したRADWIMPSの野田洋次郎さん、同じく音楽を担当した陣内一真さんが出席しました。上映後、本作を観終えた会場のお客さんはスタンディングオベーションで新海監督らを迎え入れ、ヒロイン・鈴芽の声を担当した原さんが、感激のあまり声を詰まらせる一幕も! こちらのイベントの模様をレポートいたします。完成報告会見&完成披露試写会舞台挨拶【完成報告会見】新海誠監督岩戸鈴芽役原菜乃華さん宗像草太役松村北斗さん岡部稔役染谷将太さん二ノ宮ルミ役伊藤沙莉さん海部千果役花瀬琴音さん音楽野田洋次郎さん(RADWIMPS)音楽陣内一真さん新海監督本日はお忙しいところ、足を運んでいただけてとても幸せです。楽しいお話がたくさんできればと思います。 原さん私自身、昨日、完成した作品を観せていただいて、余韻に浸ったままここに立っている状態なんです。今日は短い時間ですが楽しんでいきたいです。 松村さん僕も昨日、初号で観せていただきました。作品の持つ力でいまだに熱が抜けていません。ここで話さなくてはいけないので、一度落ち着かせてと思ったのですが、その熱が残っていることが心地よい作品なので、そういう作品の魅力が少しでも伝わるイベントにできたらと思います。 染谷さん僕はさっき観せていただいて、ちょっと胸に突き刺さり過ぎて「帰ろうかな」って思うくらいグッときました(笑)。まだ余韻に浸っている状態です。 伊藤さんスナックのママを演じられて、大変光栄です(笑)。新海さんの作品にまさか自分が参加できるなんて思ってもいなかったので、今ここに立っていることが不思議です。私も染谷さんと同じタイミングで午前中に観せていただいたんですけれど、本当に面白くて、気づいたら普通に泣いていて、なんて素敵な作品なんだろうと。改めて関われたことがとても幸福です。 花瀬さん今回、初めて声優を務めたのですが、私は女優としても舞台挨拶をするのが初めてで、ちょっと会場がすごく大きくてびっくりしています。 野田さん陣内さんも僕も数日前まで新海監督と一緒にダビングステージという仕上げをやっていて、「まだまだ明日もあるんじゃないか?ー」 とソワソワしているんですが(笑)。完成披露ということで皆さんに披露できること、届けられるのが心から嬉しいです。 陣内さん今回、新海監督とご一緒して、RADWIMPSの野田さんをはじめ、皆さんとスリリングな制作を楽しみながらやりました。作品も、先ほど洋次郎さんがおっしゃったように、ダビングをつい先日までやっていたので、まだ客観的に見られるところまでいけていないですが、今日は皆さんに作品を楽しんでいただけたらと思います。 MC新海監督、ついに最新作「すずめの戸締まり」が完成しました。おめでとうございます。 新海監督ありがとうございます。洋次郎さん、陣内さんがおっしゃったように、つい最近まで作っていて、そのまま完成会見みたいな感じで連続感の中にいるので、ちょっと気を失っていた内に時間が経ってしまったような、戸惑ったような気持ちなんですけど…。でも今日、この後、5000人の観客に観ていただいたら「終わったのかな」と思えるのかなと思います。 MC物語の着想について伺います。今回のテーマにはどのようにたどり着かれたのでしょうか? 新海監督きっかけとなったのが、「君の名は。」(2016年公開/出演:神木隆之介、上白石萌音)や「天気の子」(2019年公開/出演:醍醐虎汰朗、森七菜)を作り終えて、その後、日本全国を舞台挨拶のために回ったんですが、その時に感じたことがきっかけになったと思います。それは、人がずいぶん少なくなった、寂しくなったと感じてしまう場所が増えたなということです。その実感がここ何年かでありました。人が少なくなってしまった場所、消滅集落と呼ばれたり、僕の田舎もそうですが、限界集落と呼ばれる場所も、かつてはにぎやかだった記憶が自分の中にあるんですね。僕は団塊ジュニア世代なので、地鎮祭をやって、家の仮組みから華やかにお餅をまいて、家を作って、人が増えていくという記憶があります。にぎやかだった街から人が減って、「このまま人がいなくなったら、人は何をするんだろうか? 」「家を建てる時は地鎮祭のようなことをやったけど、このままどうやって終わっていくんだろう? 」と思うことが増えたんですね。そんなことをきっかけに、「場所を悼むような職業があったとしたら?」「 日本全国で人が消えていってしまった場所を悼んでいく職業のキャラクターをアニメキャラクターにできないか?」 と思ったのが最初のアイディアでした。 MC本作では“災い”の存在が描かれますが、この災いというものを監督はどのように捉えられているんでしょうか? 新海監督そうですね、難しいんですけれど…。最近「災いばかりだなぁ」と僕だけでなく、きっと多くの方が思っているかと思います。この作品を作り始めて、企画書を書き始めた頃が2020年の1月くらいで、ちょうどその一カ月後くらいにコロナ禍が始まったんです。緊急事態宣言が東京に下りたくらいに企画書を東宝に提出して「今回はこの作品にしましょう」という話をしたんですね。“災い”というのは、その後に起こった戦争も含めて、僕たちを不自由な場所に閉じ込めてしまうものだという感覚が強くあります。そういう感覚が椅子に閉じ込められてしまう、北斗くんに演じてもらった草太というキャラクターなのかなと。理不尽に窮屈な場所に閉じ込められてしまう感覚が草太になっていった気がしますね。そういう風に、日々、生きていて感じることが作品に少しずつ材料として入っているんじゃないかと思います。 MC昨年の製作発表会見では「映画館に足を運ぶような作品作りをしたい」とおっしゃっていました。作品が完成した今、その想いについてどのようにお考えでしょうか? 新海監督映像の体験という点について、今日、僕は荻窪のスタジオにいる何百人ものスタッフ、作画監督の土屋堅一さんをはじめとするスタッフの代表としてここにいるんですが、大きな画面で体験するにふさわしい映像ができたんじゃないかと思います。もう一つは、洋次郎さんとも話していたんですが、「君の名は。」、「天気の子」と二本の作品をやってきて「三本目に何ができるか? 」となった時、「劇場でしか聞けない音をこの作品にたくさん入れていきたい」という話をしました。アクションシーンもありますし、激しい劇伴から深く静かな劇伴までありますが、そういった音の連なりの、劇場でしかで体験できない作品にしたいという思いがありました。コロナ禍で作り始めた作品でもありましたので、「映画館っていいよね」「人が集まる場所っていいよね」と思って積極的に家から出る理由の一つになればという、大それた望みも抱きながら作ってきたと思います。MC本作は「音楽」というのも大きな要素でありますが、野田さん、陣内さんとの制作はいかがでしたか? 新海監督いつものパターンなんですが、脚本を書き終わった時、「感想を誰かに言ってほしいな」、「この脚本ってどう思われるんだろう?」 と最初に洋次郎さんに脚本を送りました…。 野田さんそうでしたね。2020年の3~4月だったと思います。 新海監督洋次郎さんに脚本を送ると、数カ月後に音楽という形で感想が戻ってくるという形が…(笑)。 野田さん自動的にみたいに言わないでください(笑)。そうですね。三作目でパターンとして出来上がり始めていましたね。 新海監督スタートはそういう形で「こういう音が聴こえるんだ」と洋次郎さんと確かめつつ、その頃に「僕たちも三本目なので違う人の力も入れていきたいよね」という話は最初の頃にしていましたよね? 野田さんそうですね、新しい起爆剤というか、「掛け算が増えていくような新しい要素がほしいね」と話していましたね。 新海監督それで、制作も中盤を過ぎてからかな…? 野田さんそうですね、一年半とか過ぎた後でしたね。 新海監督スケジュールもあまりないねって頃に、陣内さんと巡り合うことができて…。普段、シアトルで活動していらして。 陣内さんそうです、普段はシアトルをベースに。 新海監督作曲された音楽を聴かせていただいて、こういう音、今までの映画にないなと…。 野田さんそれで今年に入ってから、川村元気さん(企画プロデューサー)も含めて、みんなで打ち合わせをしましたね。 新海監督洋次郎さんの作ったメロディをベースに「ここは激しい戦闘なので陣内さんが…」「ここはRADでモチーフを作って…」という感じで…。 野田さんそうですね、一歩一歩という感じでしたね。 陣内さんもう皆さんで二作を作られているところに入るのはかなり緊張感があったのと、これまで自分が関わってきた作風とは一味違うテイストの作品でしたので、よくこちらに声をかけていただいたなというのもありました。お話を伺って、アクション要素や劇場の体験というところで、コンテやビデオも見せていただいて、「自分にもできることがあるんじゃないか?」と思えるようになった頃に、皆さんとお会いしてそこからのスタートでした。 野田さん結構、役割を分担して、夏あたりまではそれぞれ必死に新海誠という鬼コーチの千本ノックを受けるような感じでした。僕は「心強い同志が遠くで同じように作っているんだな」と嬉しくなりながら必死に作っていて、最後にオーケストラの録音をロンドンのアビーロードでした時に、お互いが積み上げて作ってきたものを共有しながら「最終的にこういう音楽にしていきたいね」と対話しました。そこで、実際に陣内さんが作られた音楽の演奏を聴きながら、ものすごく刺激を受けました。「こういうやり方があるんだ」と自分の中の経験値が上がっていくのを感じましたし、自分のメロディの解釈――こんな風に広げて、こんな和音で、こんなコードで作るんだ! 再解釈するんだ!――とものすごく大きな学びがあり、喜びでしたね。 MCここからは、完成したばかりの作品を見ての感想を皆さんにお聞きできればと思います。 原さん本当に言葉にできないくらい素晴らしくて……。寝る間も惜しんで音楽や映像をギリギリまで作ってくださったスタッフの皆さんがいて、本当なら皆さんで一緒に登壇したかったなと思うくらい、本当に素晴らしいものでした。皆さんの熱意を早く大画面、大音量で皆さんに肌で感じてもらいたいし、受け取ってもらいたいと思いました。松村さん本編の魅力的なシーンとか、いろいろなところを細かく上げていったらキリがないんです。本編を観ている間に数え切れないくらい何度も笑って、そして何度も涙が出てくるポイントが訪れます。そのたびに笑った理由と種類、涙の理由と種類も違うんです。僕の中で「面白い」と思う笑いの感性に「こんなに幅があったんだ」と思いました。「こんなことに感動したり、救われたりして涙が出るんだ」と、作品を観ているのに何だか自分を見ているような気持ちになる不思議な作品でした。 染谷さん僕はかなり没入しました。僕もそこで一緒に旅をしている気持ちになってきて、それで何回も心を持っていかれ、最後はもっとこのキャラクターたち、この愛おしい人たちを長く見守っていたい気持ちになり、後ろ髪を引かれながら終わって…。「本当に体験したことのない、観たことのない映画があった!」っていうのが正直な気持ちでした。 伊藤さん私も本当に、試写で見ている時、知らないうちに前のめりになっていたことに気づき、「ダメだ!背もたれに背をつけなきゃ!」ってくらい入り込んでいました。すごく笑えるところがあって、新幹線のシーンが好きです! 鈴芽ちゃんがかわいくて(笑)。ずいぶん遠くまで来たなってところで、どんどん鈴芽ちゃんが人として強くたくましくなって、成長しているところを応援したくなりました。私自身もおばと一緒に住んでいたことがあり、独特な関係性を踏まえての(鈴芽の叔母の)環さんのセリフが胸に突き刺さりました。出ている人たちがみんなちゃんと人間らしくて、それがすごく素敵で、みんなすごく器用なわけでもなく一生懸命生きているところに胸打たれて、ジワっと熱くなりました。とても面白かったです。 新海監督嬉しいです。ありがとうございます。染谷さんは、細田(守)さんの作品で大好きだったので、「声かけていいのかな?」って思いつつ(笑)? 花瀬さん私も染谷さんと一緒で、観たことのないアニメーションを観たなって感覚が強くて、始まってすぐ新海さんを浴びているような感覚というか、世界観に包まれているような…。私も参加しているんですが、私も戸締まりしているように感じられる参加型の作品だなと感じました。 野田さんさっきもお話したんですけれど、数日前まで作っていて、最後の数カ月、数週間は、観てない人には伝わらないと思いますが、新海さんが一番弱々になった(劇中に登場する)ダイジンのよう、どんどん背中が小っちゃくなっていったんです(笑)。でもそれが戦っている勇者の背中のようにも見えて、「あぁ、この人は本当に振り絞って作っているんだな」というのを僕らは間近で見られて、2年10カ月の間、込めてきた感情がスクリーンに全て出ている気がしました。日本のアニメーションというエンターテインメントのど真ん中にこの作品を届けるという、ものすごい覚悟と信念を感じました。二時間をフルで観た時に、「観た人すべてに絶対に届ける」という気概をありありと感じまして、自信を持って僕もすべての人に観てほしいと言えますし、「必ずあなたは何かを受け取るよ」と言える作品が完成したと誇らしく思っています。ぜひぜひ届いてほしいなと思います。 陣内さん作品を観て、気が付いたらメッセージに引き込まれているという、本当に引き込まれるつくりだなと思いました。実は、作曲しながらウルッときたこともあって、本当にいろいろなものが込められていて、それでいて観ていて楽しい作品に仕上がっているなと改めて感じました。更に、昨日、初号で観せていただいて「画作りのスタッフの皆さんの底力って本当にすごいな」と思いました。先週までダビングステージで見ていた画とも全然違う、素晴らしい画になっていて、観ても聴いても素晴らしい作品になったと思います。ぜひ劇場で観ていただけたらと思います。 MC声のお芝居についてもお伺いします。アフレコを振り返っていかがでしたか? 原さんアフレコは一カ月半くらい、全体で週に2~3回のペースで録りました。本当に右も左もわからないまま現場に入って、新海監督が一から十まで…百まで教えてくださいました。ブロックごとに録ったんですが、一つのパートが終わるごとに「菜乃華さん、素敵でした。ありがとう」と大好きな監督から言葉をいただけました。「なんて夢のような幸せな時間だったんだろう」って思っています。もちろん、自分の声がうまく扱えないことに対し、へこむ瞬間も数え切れないほどあったんですが、アフレコ現場は夢のように幸せで、ひたすら楽しい時間でした。 新海監督なんかサマーキャンプみたいな感じでしたよね。行くといつもTシャツ姿の二人(原さん&松村さん)がいて、何かおやつを食べていて、楽しい時間でした。二人にとっては楽しいだけの時間じゃなかったと思うんですけれど、僕にとっては色が一枚一枚、鮮やかに塗り直されていくというか、自分が最初に設計したものが、想像もしなかったような感じでどんどんカラフルになっていくのを毎日味わえて、幸せな時間でした。 松村さんそうですね、もちろん声は僕の身体から出ているわけで、音が鳴るのはこれ(=自身の身体から)なんです。誤解のないように伝わるといいんですが、新海さんが僕らのことを「楽器」と表してくれたことがあって、そう思うと、僕が演奏するよりも、新海さんが演奏することで草太が完成するということはすごく感じました。「この音じゃないな」、「このメロディじゃないな」とどんどん鍵盤を押し変えていってくれる作業は新海さん、音響監督の山田(陽)さんが筆頭にやってくださいました。アフレコ期間中の変化や苦悩は僕より新海さんのほうが詳しいんじゃないか?ってくらい、僕のすべてを預けた感じでした。新海監督そうだね、僕も最初の頃は、北斗くんの身体を使って、作品に必要な声を出してもらうんだという意識があったと思うけれど、自覚的にやっていたわけじゃなく、「一緒に探していこう」って気持ちでやっていました。でもある部分で、北斗くんが「芝居だけど、作品のために自分を丸ごと委ねるんだ」という気持ちに切り替える瞬間があった気がして、そこからより草太になっていくのを感じました。 染谷さん僕も新海さんと「はじめまして」のまま、収録が始まって、緊張していたんですが、本当に丁寧に優しく、包むように演出してくださいました。細かく的確で、僕はそこにただ乗っていくというか、乗っていくとすごく楽しく、気持ち良くなってきて、「これはもう1回やらせてもらったら良いものが出せる気がする!」って。普段そんなこと思う人間じゃないんですが(笑)、そう思う人間にまでさせてくれて、「もっとやりたい」、「どんどんやりたい」という気持ちにさせてくれました。その気持ちが稔という役をすごく豊かにしてくれて、短い時間でしたたが、充実した時間で、はじけ切った気持ちに最後はなりました。 新海監督「みんな!エスパーだよ!」の頃から大好きで、「あの声だ!」って思いながら、稔にピッタリだなと思っていました。光栄でした。 染谷さんこちらこそ光栄です。 伊藤さんアフレコは、私もとても楽しかったです。私もその日が「はじめまして」でご挨拶して、すぐ録る感じでした。ほしい音だったり、表現がすごく明確にある方で、本当に丁寧で、「こんなに腰の低い人、見たことない!」っていうくらい、「そんな、大丈夫ですよ」ってこちらが言っちゃうくらい、丁寧に優しくしてくださいました。いい緊張感はあったけれど、それ以上に自分がほぐれていい具合になったところで声を入れる作業があって、シンプルに楽しめました。私は何回か声の仕事をやったことがあるんですが、普段やっているお芝居より少し誇張する、キャラクターっぽくするのがアニメをやる際の特徴だと思っていたんです。でもそれが今回覆されたというか、キャラクターに沿った声というのはあるんですけれど、それ以上に「ナチュラルに」ということをお願いされました。普段やっているお芝居と感覚的に変わらないテンションでできて、違和感なくシンプルに楽しくできた上に、カラオケも歌えて、お得な感じで楽しかったです(笑)! 新海監督「男と女のラブゲーム」を歌っていただきました。音響監督の山田さんが「伊藤沙莉と歌いたいんだ!」と収録しながら、勝手にデュエットしていました(笑)。 伊藤さん男性パートを歌ってくださって(笑)。 新海監督そうです、そうです。 伊藤さん盛り上がりました! ありがとうございました。 花瀬さん私もお会いして、新海さんが本当に優しい方で驚きました。それがスタジオにいたスタッフの皆さんにも伝染して、優しく温かく、こんな私にも腰が低い方ばかりで、温かく素敵な作品を作る座組って、こういう居心地の良さがあるところからできるんだなと感じました。初めてのアフレコで、難しいところもあったんですけれど、千果という役が、明るく元気な役だったので、その力を借りて緊張することなく、明るく元気にできました。千果ちゃんに感謝しています。 MC今回、野田さんもアフレコ現場を訪れたそうですね? 野田さんはい、見学に少し伺いました。原さんがちょうど最後のシーンを録っているときに行きました。クライマックスの本当に重要なシーンで、原さんのしゃべり方などで印象が変化する難しいシーンだったんですけれど、一カ月半積み上げてきた、最後の最後のひと踏ん張り、ふり絞っているんだなというのを感じて、感動しました。ここに音楽も入っていよいよできるんだなというのを感じました。それから、新海さんが、アフレコでは他の現場と比べたらちょっと楽しそうでしたね(笑)。 新海監督アフレコは楽しいんですよ。画の現場がつらすぎて…。でも実写の世界ってどうなんでしょう? 実写の世界って全部がお芝居じゃないですか? 僕にはイメージできないんですけれど…。僕にとっては、アフレコ現場が逃げ場というか、保健室みたいなもので、休むわけじゃないけれど、リラックスできるというか…。画の現場は職人の集まりでして、僕よりも年上のアニメーターもいて、自分の技とプライドをかけて向き合っているので、「思い通りに描けない」と訴えてきて、泣きながら「もう一日だけ時間をください」、「僕からこの画を引き上げないでください。もう一日だけやらせてください」と訴えながらやり続ける現場が1年8カ月くらい続くので…。 野田さんアフレコ現場では基本「もう一回、やらせてください」って声に対して優しく対応されていましたけれど、作画の現場はちょっと違うんですか? 新海監督アフレコや音楽はリアルタイムの芸術なので、もう一回やっても、一言分の時間ですが、作画の現場は「もう一カットやらせてください」で一週間だから、「それはちょっと与えられない…」というジャッジもあります。そこはシビアになるところもあるけれど、大人たちが泣いたり悔しがったりしながら、それでもなんとか駆け抜けることはできました。 野田さん僕も何年も仕事をしてきて、皆さんと同じように、新海さんの感情がかき乱されてワーっとなっている瞬間を見たことがないし、怒鳴りつけている現場とか、ピリピリすることがあってもおかしくないくらいなんだろうけど、でも見たことがなくて…。もしかしたら作画の現場ではとんでもない怒号が飛び交っているかもしれないし、それも見てみたいですけれど(笑)。 新海監督諸先輩の伝説の監督の話を聞くと、ゴミ箱を蹴るとか描いてくれた画をホッチキスで留めて二度と見られなくするとかは聞くけれど、僕はそういうタイプではないです(笑)そういう意味で言うと、褒め合いみたいで恐縮ですが、洋次郎さんってなんて素敵なんだろうと思うんですね。いつもメールでやりとりをしていて、新しい曲が上がってきて、「すごく良い」と思う時もあれば、「ちょっとこれはこの作品のための曲じゃないな」って時もあるんです。切羽詰まったタイミングで何回も何回もテイクを出している時も「そちらも現場大変だと思うけれど、俺たちも同じ現場を目指してなんとか走っていきますので元気に行きましょう。寒くなってきましたね。風邪を引かないように」とかメッセージをくださるんです。そこを見習って、ニコニコやろうと思っています。 野田さん僕も新海さんを見習っていつもやっています(笑)! MC最後に新海監督から、これから映画を観る皆さん、全世界に向けてメッセージをお願いします。 新海監督今日は長い時間ありがとうございました。「自分たちがどんな作品を作ったのか?」 それを教えてもらえるのが、今日以降の時間だと思います。良いことであれ、気になったことであれ、できればたくさんの言葉を費やして、何か書いていただけるととても嬉しいです。観客の皆さんに関しては、この後お会いするんですが、エンターテインメントを楽しんでくださいと伝えたいです。もしかしたら今、「すずめの戸締まり」が日本で一番面白い作品かもしれません。全力で楽しんでいただければと思います。今日はありがとうございました。【完成披露試写会 上映後舞台挨拶】新海誠監督岩戸鈴芽役原菜乃華さん宗像草太役松村北斗さん岡部稔役染谷将太さん二ノ宮ルミ役伊藤沙莉さん海部千果役花瀬琴音さん音楽野田洋次郎さん(RADWIMPS)■本作の上映が終わると、会場のお客さんが総立ちで拍手! スタンディングオベーションの中を新海
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「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」公開御礼“音駒”舞台挨拶「劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦」公式サイト「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の公開を記念して3月16日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて、音駒高校バレーボール部のメンバーによる舞台挨拶が開催されました。梶裕貴さん、立花慎之介さん、石井マークさん、星野貴紀さん、横田成吾さん、澤田龍一さん、池田恭祐さんが登壇し、「ハイキュー!!」として音駒への熱い思いを語り合いました。白熱の舞台挨拶の模様をレポートいたします。公開御礼“音駒”舞台挨拶孤爪研磨役梶裕貴さん夜久衛輔役立花慎之介さん灰羽リエーフ役石井マークさん海信行役星野貴紀さん山本猛虎役横田成吾さん福永招平役澤田龍一さん犬岡走役池田恭祐さん梶さん皆さん、本日は劇場に足をお運びいただきありがとうございます。全国でご覧いただいている皆さんもありがとうございます。皆さんにちょっとお聞きしたいんですが、今日、初めて本作「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」を観たという方は? (会場を見ながら)ありがとうございます。二回目という方は? 三回目という方? 五回以上? おぉ! すごいな。全国の映画館で中継を見ている方はどれくらいの挙手があったか分からないと思いますが…。じゃあ、十回以上の方?登壇者の皆さんいるっ! 梶さんものすごい数の方が、複数回ご覧になってくださって本当にありがとうございます。今日は上映後ということで、いろいろとお話ができると思いましたが、スタッフさんから、ようやく受験が終わって春休みに観に行けるという方もいるということも聞いたので、何となくネタバレのないようにフワッとさせつつ、盛り上がる楽しいトークをしていきたいと思います。 立花さん公開から一カ月ほど経ちましたが、まさかこんなに観てくださる方がいるとは思っていませんでした。とてもうれしい反面、皆さんにお聞きしたいのは、どこを…いや、いろいろ観るところはあると思うんですが、どういう観方をしているのかをお聞きしたいですね。「今回はこのキャラクターに固執して観る」「音だけ聴きたい」という人もいるかもしれませんね。音だけでも楽しめると思います。皆さんにお話を聞く「逆対談」とかもしてみたいなと思っています。まだまだ上映は続きますので、引き続き楽しんでいただければと思います。 石井さん皆さん、こんにちは。「全国のみんな、見てる?」 梶さんリエーフみがすごいね(笑)。発言もそうだし、何かもう見た目も…。 石井さんそうなんですよ! 今回のイベントに合わせて髪を染めてみました。 梶さんすごいね、髪だけじゃないよね? 石井さん実は緑のカラコンが入っています。(会場に向かって)見える? 梶さんいや、見えないと思うよ。でも、今日は何か“K-POP”っぽさがすごいんだよね。髪の毛のカラフルさというか…。 星野さんみんな、明るいっすね。 梶さん(石井さんを指して)その最たる人ですよね。 石井さん今日は、みんなとやりたいことがあります。これから挨拶するんでお願いします。「みんな、おはざーっす!!」(会場の反応に)ありがとうございます。皆さんとお会いできたこと、そして音駒のみんなと登壇できたことをすごくうれしく思っております。今日は最後まで皆さんも盛り上がっていきましょう。星野さん皆さん、こんにちはー! 僕も劇場で二回観ました。一回目にハンカチしか持っていかなかったことを後悔して、二回目は「タオルを持っていけば大丈夫だろう」と思っていたら、ちょっと後悔しました(苦笑)。皆さん、水分足りていますか? 大丈夫ですか? 足りていないよね? 水分補給ができる方は、飲みながら見てくださいね。横田さん皆さん、こんにちは! (会場の反応に)良い声ですね、皆さん。劇場に入った瞬間、エアーサロンパスならぬ、ポップコーンの匂いがして「あ、劇場に来たんだな」と思いました。実は「ハイキュー!!」に関する舞台挨拶に立つのは初めてです。この作品が人気なのは分かってはいるんですが、「『ハイキュー!!』が好きです」という方に直にお会いする機会があまりありませんでした。なので、普段「赤い服着ている。え?この人『ハイキュー!!』が好きなのかな?」とか思います(笑)。 梶さんちょっとそれは、極端過ぎるかもしれないね(笑)。でも、今日は間違いないね…。 横田さん絶対好きですよね。しかも、この劇場だけでなく全国から見てくれているんですよね。今回のイベントの話をいただいた時、とんでもない数の劇場で流れていることを知りました。 梶さん良いことだからね(笑)。 横田さん良いことなんですよね(笑)。「新潟のみんな!見てる?地元のみんな、ここまで来たよ」って。 梶さん晴れの舞台だね。 横田さん今日はよろしくお願いします! 澤田さん僕が、特典がみんなとの写真(音駒高校最後の集合写真)に変わってからはまだ観に行けていないので、「早く行かないと!」と焦っております。Xとかでも応援上映の感想をつぶやいてくれたり、レポートしてくれる方もいて、それを読むとメチャクチャ楽しそうなので、僕もその空間に生まれ……埋もれたいです(笑)。いつか参加したいなっていう意思があるので、もし僕がいたら、一緒に楽しんでください。 梶さん応援上映参加への意気込みになっているけれど、今日を楽しんでね! 澤田さんそうですね(笑)。 池田さん公開から一カ月が経ちまして、ありがたいことにこのような場に立たせていただきました。昔、「ハイキュー!!」のラジオで「音駒のみんなと舞台挨拶に立ちたい」みたいなことを話したことがあったんですが、それが五~六年越しにようやく叶ったと感極まっています。今、泣きそうです。 星野さんタオルいる(笑)? 梶さん良いんだよ、泣いても。 澤田さん短い時間ではありますが、素敵な時間にできたらと思っています。 MCすでに公開から29日で観客動員数472万人、興行収入は67.5億円を突破しております。 登壇者の皆さんおぉー…。すごいね! 梶さんすご過ぎてよく分かんないですね(笑)。 MC超超超超大ヒットです。本日の背景パネルには本作をご覧になった皆さんのXへの投稿の一部を載せております。 梶さん今日、お越しの皆さんが書いたものも載っているかもしれないですよね。(パネルを見ながら)名言ばかりですね…。「海くんが最高に格好良かった」って。 星野さんやったー! 梶さんデカデカと(笑)。これを見ているだけで舞台挨拶が終わりそうですね。後でじっくり見たいですね。 MC周りの反響などはいかがですか? 梶さん音駒高校からすると、本作の「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」を目指してずっと戦ってきたところがあります。今回、映画という形で描いていただけたことが、僕自身すごくうれしかったです。コメントを拝見していると「『ハイキュー!!』という作品を観たことがなかったけれど、映画が盛り上がっているから気になって初めて観て、ハマって一から追っています」という声を聞きます。本作がこの作品全体に良い影響を与えて、「ハイキュー!!」という作品の面白さが伝わるきっかけにもなったのかなと思いますね。 立花さん声優という職業柄、あまり職業のことを言わないようにしているんです。よく行く整体で、僕の担当の方は、普段は最初に「どこが悪いんですか?」と僕の調子を聞くんです。でも、先日いきなり「立花さん、メッチャ良かったです」って言われました(笑)。何のことを言っているのか分からなくて「いや、僕の体調はメッチャ悪いんですけど…」って(苦笑)。そこで、初めて担当の方が“隠れ「ハイキュー!!」ファン”だということが判明しました。これまでは、僕のことを気にして言っていなかったけれど、あまりに本作が良過ぎて、テンションが上がって言ってしまったみたいです。「そんなに良かったですか?」と聞いたら「本当に良かったんで、またすぐ観に行きます」と言われました。奥さんと一緒に楽しんでいるということでした。きっと隠れ「ハイキュー!!」ファンって結構いるんだろうなと思いました。今まではなかったつながりを感じる部分があって、すごくうれしいですね。梶さん僕も整体で言われました(笑)。 横田さん僕もです(笑)。 梶さんホントに(笑)? 力が関係あるのかな? 今思い出したんですが、研磨はセッターなんですが、クライマックスで、呼吸だけでプレイしている演出シーンがあるんです。セリフがない中で、臨場感をどう伝えるか? 自分がスポーツをやっていた時の感覚で「球が今、ここにあるから、次はこう動いて、その移動のための準備があって…」とか、サーブの時に呼吸を整えてつばを飲み込んで…とかを考えながら演じていたんです。それを、実際にバレーボールでセッター経験のある方から「自分がバレーボールでセッターをやっている時の感覚と同じでびっくりしました」というコメントをいただいた時はうれしかったです。 石井さん今まで「ハイキュー!!」の存在は知っていたけれど、まだアニメを観たことがないという友だちが何人かいるんですが、「マークが出ているし、初めて『ハイキュー!!』を観た。何でもっと早く観なかったんだろう」って言っていました。今回は、今までのストーリーのネタバレ的な物語というか、最後までつながっているので、本作を観たからこそ、「どうしてそうなったか知りたいから、サブスク登録してこれから観る」と言われました。それはメッチャうれしかったですね。 星野さん海くん的には「ジャンプ」本誌での読み切りがあって、僕の内面的にも「ハイキュー!!」熱がメチャメチャ高まりました。友人も「ジャンプ」を読んで、「これ、星野がやっている役じゃん?」ということで「どんな感じになるか観に行くわ」と、周りが結構観てくれています。 横田さんさっきの話の続きみたいになるんですが…。 梶さん新潟の話? 横田さんその前です(笑)。「ハイキュー!!」の公開が始まって、広告がいろんなところに出るようになって、普段は、「『ハイキュー!!』ファンはみんなどこにいるんだ?」と思っていたのが(笑)、(その隠れファンが)いろいろ露わになってきたと思います。歩いている時に「ハイキュー!!」の話が聞こえてきたり、いろんなところで「ハイキュー!!」という言葉を聞くようになりました。こんなに隠れ「ハイキュー!!」ファンが…。 梶さん隠れなくて良いんですよ、堂々としてください! 横田さんついこの間まで、新宿に大きな広告が出ていて、「これは絶対に見たい」と思ってこっそり行ったんですよ。梶さん堂々と行って良いよ(笑)。 石井さん隠れ「ハイキュー!!」ファンだったの(笑)? 梶さんファンでもあるだろうけれど、出演しているんだから、隠れないで良いよ! 横田さん結構、遅い時間に行っても、その広告を目的に来ている方がいました。普通に歩いていたら、男性が「夜久さん! 夜久さーん!」って言っていました。夜久さんの人気がすごかったです。 立花さんありがたいですね。 横田さんやっぱり夜久さんなんだなと…。夜久さんの背中、すごいよと思いました。 澤田さん僕が「ハイキュー!!」に関わったのは、劇場版が初めてなんです。普段、連絡をとっていなかった地元の友人や同級生から「観たよ」と連絡が来ました。「これ、宝くじが当たった時の感覚に似ているかも」って思いました。 立花さん突然、親戚が増えた(笑)? 澤田さん親戚が増えることはなかったんですが、「応援しているね」とか、普段、連絡をとっていない友人から連絡がきたので、改めて素晴らしい作品なんだということを実感しました。 池田さん僕は、正直なところ「(上映時間が)85分で、四年半くらい待ってくださった皆さんが満足できるのかな?」っていう思いがあったんですよ。ちょっと短いよなって。 登壇者の皆さんあぁ…。 池田さん僕の友だちも「ハイキュー!!」ファンで、四年半ずっと待ってくれていました。本作を観に行ったら「良かったよ~」と言っていました。僕も実際に観に行って「85分で良かった」って思いました。(ほかの登壇者の皆さんに向かって)なりませんでした?梶さん何だろうなぁ…このネット掲示板を見ているような感じ(笑)。伝わってくるね。 池田さん85分以上あると、休憩が必要になるんですよ、これ。 梶さんなるほどね。一緒にエネルギーを消耗しちゃうんだね。 池田さんそうなんですよ。身体がギュッと縮こまっちゃうし、85分で本当に良かったなって思います。 梶さんちゃんとまとまっているしね。 石井さん僕の友だちも「これ以上長かったら足がつっていたかもしれん」って言っていました。それくらい緊張感や臨場感、それに劇場で観るからこそ、他のお客さんとの一体感もあって、たぶん85分で良かったんだなって思いました。 梶さん同意される方が多そうだよね。 澤田さん85分って、(バレーの)本当の試合を観ているのと同じくらいなんですよね。 梶さんそれを体感できるような作品ですよね。(一同のコメントを受けて)音駒メンバーは個性的な面々でお送りしております(笑)。 MC本作はライバル関係にも注目して楽しめますが、それぞれのライバルとのシーンや思い出深いエピソードなどがあれば教えてください。 梶さん研磨でいうところの日向翔陽は、ライバルというか友だちという感覚なんです。セリフでも言っていますが、研磨にとっての友だちは「本気で殺し合いたい相手」という恐ろしい表現なんです(笑)。そのくらい、バレーボールというものを含めて、のめり込みたくなるような人物と出会えて良かったと思います。これまでも、研磨の動物的なリアクションの描写はありましたが、本作で言うと「面白いままでいてね」というセリフの後に、研磨が一歩、後ずさる――あれは研磨の動物的な本能が刺激されているような瞬間だと思います。その辺りから二人ともどんどんスイッチが入っていったのかなって思いました。あのシーン、音がスッとなくなって、ホラー映画を観ているかのような感じでしたね。僕が演じている時は、そういうつもりはなくて、ただ漫画の研磨の表情を随時確認しながら声を当てていたので、普通に研磨のままのつもりだったんです。でも、あの演出が入ると、だいぶ恐ろしいシーンに変わったので、おそらく翔陽にはそういう風に研磨が映っていたのかなと思いました。研磨と翔陽の共通点で言いますと、「汗」に振り回されたと思います。それぞれのプレイに影響を及ぼすくらいで、そこは、ものすごい共通点だと感じました。ライバルではないですが、黒尾(CV:中村悠一)という存在は研磨に欠かせない存在です。彼らの幼少期からの友だち関係、バレーボール仲間というスタートを描いてくれたのもうれしかったです。試合終了後に、二人だけが抜かれて「ありがとうございました」って言っているあのシーンはすごくグッとくるものありました。研磨にしては、すごく声が大きくて、感謝の気持ちが詰まっているセリフなんだろうと思いながら言わせてもらいました。立花さん夜久さんといえば、夕(CV:岡本信彦)が出てくると思います。夜久さんと夕の関係って、お互いに褒め合って、乗り越えて、称え合う――夕の成長をうれしく思う夜久さんがいて、「でも負けたくねぇな」って思う夜久さんもいる。そんな前向きな関係が面白いなと思いました。僕も劇場で観ましたが、本作は、誰かと対峙したり、誰かと誰かが競い合っているのがいたるところにあって、それを85分の中にギュッと詰めて、最終的にまとめている作品です。「監督は天才かな」と思いながら観ました。でも、日向と研磨もそうだけれど、僕が面白いと思ったのは、月島(CV:内山昂輝)と黒尾の関係かな。 梶さんそうなんですよ! 立花さんあそこはネット越しにお互いを煽りまくっていて、無視したくてもできない存在。でも、言われていることは正しいから、やってみたら成功しちゃって黒尾が「クソッ」って怒るという、あの関係はすごく面白いですよね。 梶さんだって、あのつっきーが慕ってすらいるという(笑)。 立花さんでも、最後は楽しい。その辺も含めて、本当によくできた85分だと思います。本作の鑑賞方法としては、「ライバルの二人」とか、「今度は違う人たちを観ていく」などがあって面白いと思いました。もう一つ、大きな括りで、海と黒尾と夜久さんという「三年生」という括りとか、他にもいろんな括りがあるし、いろんなライバル同士がいます。それらが同時並行にいろんなことをやっていく群像劇というのが本作の特徴だと思いました。いろいろ僕も観返したいと思います。夜久さんも、泣いてうれしいけれど、つられて足を…(笑)。「ハイキュー!!」にはそういう面白いところもあって、感動とギャグの部分がうまく作られています。等身大の高校生の部分もあるし、…いろいろあり過ぎてまとめきれないですが、また観たいです。 石井さんリエーフのライバルというと、日向が出てくると思います。個人的にはリエーフって、誰に対しても「負けないぞ」って気持ちが強いと思うんですよね。もともと強かったのもあるから、最初は試合前の「俺たちは血液だ」っていうところに、馴染めなかった部分があると思います。でも、いろいろと経験して、戸美学園戦を経て、チームプレイを学んで、今回の烏野と戦っていきます。その中でも猛虎さんとは「僕がエースだけどこれはチームプレイ。お前はまだエースじゃねぇ」というようなやりとりがあります。研磨にも「まだまだだね」と言われたりしました。でも、最終的に犬岡さんと入れ替わりでリエーフがレギュラーに入りできました。今回は、その犬岡さんと並べたんですよ! チームプレイもできるようになって、そんな成長がすごくうれしかったです。リエーフが音駒高校、そしてバレー部に溶け込めたのがすごくうれしくて、わが子を見るような気持ちで劇場で観ていました。うまくまとめられていないんですが、僕個人としてもこのチーム「音駒」の皆さんと収録できたことがメッチャうれしかったです。 星野さん収録の時の話なんですが、スタジオが横長のコの字の形で、僕は一番端っこに座っていました。そこから収録風景を拝見しつつ…いや、参加もしていましたよ(笑)。一番好きなのが「シンクロ攻撃オール」というところです。何回も作中にあるので、皆さんがマイクの前に並んで「シンクロ攻撃オール」って言うんですが、プレッシャーがすごくて…「これに負けちゃいけない」と思いながら頑張ってレシーブを上げ続けました。 横田さん虎のライバルといえば、田中の龍ちゃん(CV:林勇)がいますが、最初こそ、目が合った瞬間にお互いケンカを売るような仲でした。でも、合宿とかを経て「友」と言い合えるようになって、すごく良い関係だなと思いました。でも、本作の中では、実は一言も言葉でやり取りしていないなと思って、それが逆に良い関係だなと思いました。言葉を介さなくてもお互いに通じ合っているのを強く感じました。 澤田さん福永くんは、作品の中で明確にライバル関係と言えるシーンはないと思いますが、やはりナイスガイ…じゃなくて想定外? 梶さんどういう…(笑)? 澤田さん想定外(笑)なのは、つっきーですね。月島くんに散々シャット(スパイクで得点しようとする相手の攻撃をブロックで防ぎ、ブロックしたボールを相手コートに落として得点すること)を食らっていました。黒尾さんとの話もありましたが、「よくこんなに強くしてくれたな」と、演じる中で感じました。まだ二年生なので「次こそぶち抜いてやる!」と演じながら感じていました。これからライバルになっていくんじゃないかと思っています。池田さん私、犬岡はですね…。 梶さんあなたは、演じた方ですよね(笑)? 役と同化しています(笑)? 池田さん犬岡は、コートに入るのが…、収録だと10年ぶりくらいでした。実は、リエーフにポジションをとられてしまってから…。 石井さんエースです(笑)。 池田さんいやいや。 梶さんここでバチバチしないで…(苦笑)。 池田さん10年ぶりだったんですが、コートの中に入るのにすごく緊張しました。「どうしたら良いかな?」「ちゃんと打てるかな?」っていう気持ちが、役とシンクロしていたと思います。犬岡も試合に出るのは久々なので、そのシンクロがうまくいったら良いなとは思うんですが、犬岡って、そんなことを気にしないじゃないですか? 「ワーっ!」って言って「ギャー」ってやるじゃないですか。 石井さんリエーフが珍しく引いていましたからね(笑)。 池田さんそうなんですよ。そんなことは気にしなくて良いんですよ。…あれ? 何の話をしていましたっけ? まあ、ライバル関係っていうところでも、日向と練習試合で初のライバル関係みたいな感じでやりました。試合に入る時も「あ、犬岡」って認知してくれたことにほっこりしました。試合が終わってからも、「何が」とは言えないんですが、日向が駆け寄って来て、本当は「……」と言うんですよ。言葉として言えないんです(苦笑)。本作を観た方は分かると思いますが、ああいうところも友として、一時期のライバルとして、互いに気を遣って対話しているんだと、そんな風に心で対話しているのが良いなと思いました。 MCさて、本日は観客の皆さんに発表したいことがあります。一つ目はこちらです!【入場者プレゼント実施スケジュール】 第3弾 3月23日(土)~ 第4弾 3月30日(土)~ 第5弾 4月20日(土)~ 第6弾 5月3日(金・祝)~ 第7弾 5月18日(土)~■入場者プレゼント第7弾まで実施決定!登壇者の皆さんえーー! 梶さん今日までは「第5弾まで決定」ということでしたよね? 先ほど「10回以上観た」という方は、あと確実に15回は観るということですよね? 立花さんこれはまだまだ興行収入いきますね(笑)。 梶さん100億円を目指してね。立花さんこれは、ゴールデンウィークは映画館に通えってことですね(笑)。 梶さん何がもらえるのかっていうね。本作の場面写真と、貴重な原画を使用したビジュアル。 ネタバレありの村瀬さん、梶さん、石川さん、中村さんの座談会。 満仲勧監督のインタビューを掲載。■第3弾入場者プレゼント「烏野×音駒 メモリアルブック」登壇者の皆さんおぉー!!! MC最後に登壇者を代表して梶さんからメッセージをお願いします。 梶さん劇場にお越しの皆さん、全国の映画館にお越しの皆さん、そして、黒! というか中村さん、見ていますか? たぶん見ていないですよね? 立花さん見ていたらここに来るでしょ! 来てほしいよ。 梶さん想像以上に音駒のメンバーの個性が強くて、黒のキャプテンシーがないとまとめきれませんでした(苦笑)。またいつか、そういう機会があったら良いなと思います。それにしても、こんな風に皆さんから素敵な言葉をいただけたり、音駒だけでこういう機会をいただけるなんて、本当にありがたいなと思っています。エンディングクレジットをご覧いただいたと思います。満仲監督の愛情やスタッフの皆さんの思いがあってのことですが、(エンドロールの掲載順番が)翔陽と研磨って順番になっていることを僕は知らなかったので、初めて観た時はグッときてしまいました。そういうことからも分かるように、本当にいろんな方の思い、応援してきてくださった皆さんの思いを含め、こんな素敵な作品に仕上がっております。新たに発表された入場者特典も、まだまだ続きます。何度でも映画館に観に来ていただきたいと思う作品です。ひとまずは、今日の思い出を胸に、本作の主題歌「オレンジ」を聴きながら、入場者特典第2弾の音駒の集合写真を見ながら帰ってください。あと、水分にも気をつけてください! また映画館で、ここでしかできない体験をしてくださることを願っております。今日はありがとうございました。
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「四月になれば彼女は」初日舞台挨拶「四月になれば彼女は」公式サイト映画プロデューサーで小説家の川村元気さんの長編小説第三作目を映画化した「四月になれば彼女は」が3月22日に公開を迎えました。公開当日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が開催され、佐藤健さん、長澤まさみさん、森七菜さん、山田智和監督が登壇しました。撮影現場での監督の口癖が話題になったり、本作でも印象的な「手紙」にちなんだエピソードが披露されるなど、和気あいあいとしたこちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。初日舞台挨拶藤代俊 役佐藤健さん坂本弥生 役長澤まさみさん伊予田春 役森七菜さん山田智和監督佐藤さん本作をご覧になった後と聞きしましたが、いかがだったでしょうか? 本日、無事に公開を迎えられました。皆さん本当にありがとうございます。当初は、今日は桜が満開の予定だったんですが、どうやら開花が遅れていて、全然咲いていないようです。でも、皆さんがお花のボードを持っているので、日比谷は満開ですね(笑)。 森さん日比谷は満開(笑)! 佐藤さん楽しんでいってください。 長澤さんたくさんの方に観ていただけてとてもうれしいです。ありがとうございます。「愛」や「恋」について深く考えたくなるような本作ですが、たくさんの人に観ていただけたらと思っています。 森さん皆さん、今日はお越しいただいてありがとうございます。まだ余韻が残る中かと思いますが、皆さんと楽しめたらと思います。 山田監督今日、無事に初日を迎えることができて、本当に感無量です。 MC2022年の3月にクランクインし、ちょうど三回目の桜が、まもなく咲くであろうこの日に初日を迎えました。 佐藤さんそんなに経つんですね…。コロナ禍もあって、何だかすごく昔のことみたいですね。今日を無事に迎えられて感慨深いです。ぜひ、私たちにとって大切な作品がたくさんの方の元に届いたらと良いなと思います。 長澤さんあっという間に時間が流れていて、「そんな前に撮っていたんだな」と信じられない気持ちです。二年前に撮影をしていますが、一年前には海外パートのロケも行いました。無事に帰ってこられたんだな…と、親心のような気持ちがこの作品に対して芽生えているのを感じています。 森さん公開初日を迎えられてすごくうれしいですね。さっき、明後日24日くらいに桜が開花すると聞きました。本作のタイトルが「四月になれば彼女は」で、春になる前の話なんです。だから、開花が遅れたことも本作のためなんじゃないかと思いました。 山田監督原作者の川村元気さんから、本作を「ぜひ実写化したい」とオファーをいただいてから四年が経ったんですね。その間にコロナ禍もあったので「海外ロケに果たして行けるのか?」とかいろいろありました。映画館が満員になることが想像できない時期から、本作の企画は走っていたので、無事に初日を迎えられてうれしい気持ちでいっぱいです。なるべくたくさんの方に届くことを願っています。 MC佐藤さん、長澤さん、山田監督は同年代ですが、改めて山田監督の現場はいかがでしたか? 佐藤さんライブ感がある感じでしたね。本当にそこで生活をしているだけで、監督がそれを捉えてくれるという安心感がありました。本当に芝居に集中できました。 山田監督佐藤さんは原作の大ファンで、企画の脚本づくりの段階から参加していただきました。だから、ある種クランクインの時から背中を預けるじゃないですが、目線が合っている現場を作っていただいたので、ドキュメンタリー性みたいなものを含めて、楽しめました。 佐藤さんいや、監督が「ある種」ってメチャクチャ使うのよ(笑)。撮影の時、監督が俳優さんに説明をするじゃないですか。監督が「ある種」って言い過ぎていて長澤さんが怒っていました(笑)。 長澤さん怒っていないです(笑)。さっき、車の中で、みんなで監督のモノマネをしていて、「ある種」って言っていました(笑)。 MC長澤さんは同年代の山田監督の現場はいかがでしたか? 長澤さんうれしかったですね。今まで、「監督」というと自分より年上の経験値の高い人たちばかりで、遠い存在に感じていた部分もあったんです。でも、同世代というと「一緒に作っているぞ」という感覚で、こっちも「やったるで!」って感じでした。とにかく「監督のためにどうにかできないか」と考えていました。ある種(笑)。 MC森さんからすると、少し年上の皆さんとの現場でしたがいかがでしたか? 森さんすごく楽しかったですね。ある種(笑)、年下なので「ここにいても良いのかな…?」っていう気持ちもありました。でも、皆さんが、対峙した時にそれに合う雰囲気を作ってくださったのでありがたかったですね。変に恐縮せずになじんでいけたので、助かりました。 MCちなみに昨日3月21日は、佐藤健さんの35歳の誕生日でした。おめでとうございます。 佐藤さんありがとうございます! MCケーキとかはないんですが…。 佐藤さん僕、そういうのあると困っちゃうタイプなんで、ありがたいです(笑)。 MC35歳、どんな気持ちで過ごしていきたいか、抱負をお願いします。 佐藤さんもう、フルスロットル全開、マックス・ウルトラ・スーパーパワー全開でやりたいですね。ある種(笑)。 MCこれまでも全開でやられているように見えましたが…。 佐藤さんいやいや全然です。35歳でついに初めて本気を出していますね。自分でもどうなるか分からないですね、怖いです自分が。ワクワクしますね。 MCこれからさらに全力で? 佐藤さん本当にそうですね。20代って、なんとなく頑張っていたんですよ。言われたことをガムシャラにやっていて、当時は当時なりの本気を出していたんです。でも、もうちょっといろんなことを俯瞰的に見られるようになりました。「なるほど、この方向に全力を出したらもっと遠いところに行ける」と分かってきて、より明確に深く努力していきたいと思いますね。 MC川村元気さんは、自身の周りから恋愛が消えているということをきっかけに原作の小説を書かれたそうです。改めて、皆さんは、最近の恋愛についてどのような考えをお持ちでしょうか? 佐藤さん恋愛をしなくても楽しいことがあふれている世界になっていると思いますね。昔に比べて、楽しいことがあふれ過ぎて、決して恋愛している人がいないわけじゃないんですが、恋愛をしなくても楽しく生きている人が増えている印象はありますね。ただ、そういう人も恋愛に出会ったら、悩みもするし、楽しくもなるだろうし、恋に出会った時のときめきみたいなものは変わらずにそこに残り続けるんじゃないかと思いますね。 長澤さん佐藤さんがおっしゃったように、楽しむものが増えて、自分のために時間を使うことが流行っているように思います。そうすると、「出会いがない」という印象になります。人と関わる時間がないので、なかなか恋愛に踏み込めない人もいるのかなって思いますね。 森さん同世代を見ていると、「みんな、恋愛のハードルがすごく高いな」って思いますね。恋に落ちる時の「音」の感じとか、アニメとかにあるキラキラしたドラマをみんなで見ているんですね。だから、それ相応のものじゃないとダメって思っているんです。「私が感じたこれは、まだ恋じゃない」って思っている感じがするので、いやぁ、「ある種」生きづらいっていうか…(笑)。 佐藤さん一番「ある種」の使い方がうまいと思います(笑)。 MC恋愛へのハードルが上がっていることに関して、いろんな恋愛作品に出られてきた佐藤さんや長澤さんにも責任の一端があると言えるんじゃないでしょうか…? 佐藤さんでも、恋はやっぱり、それくらいときめいてほしいよ、もう。 森さんだから、本作は恋愛の些細なところも、残酷なところも拾っています。ちゃんと次の私たちの世代に観てほしい教科書だと思っているんです。 山田監督「ある種」ハードルを… 森さん(「ある種」の)本物だ(笑)。 山田監督「ある種」、恋愛のハードルを上げた二人が、あえてこの作品でまた新しい愛の形にトライしてくれたことに、意味があると、今の話を聞いて思いましたね。ある種、問題意識というのは、皆さんのほうが感じていると思います。対象が幼なじみの恋人とか、そういう分かりやすいものじゃなく、趣味でもペットでも良いと思います。それから、愛の総量みたいなものは、実は変わっていなくて、ただその形が変わっている。愛が消えたというよりは、いろんな形があっていい――それは逆にポジティブなことかもしれないと思います。 MC本作の主題歌は藤井風さんの「満ちてゆく」ですが、藤井さんとはどんなお話をされましたか? 山田監督クランクイン前からぜひ藤井風さんにお願いしたいと思っていました。だから、現実になって、本当にうれしく思います。お願いする時に、「登場人物や、作品を観てくださった皆さんを優しく照らす希望や、光のような曲」を作っていただきたいと思っていました。そして、想像以上の楽曲が上がってきて、身体が震えて感動するっていうのはこういうことかと思いました。 佐藤さんやっぱり、恋愛って良いところも悪いところも全部あって、それを含めて全部が恋愛じゃないですか。辛いところもあって、でも、心は満たされるというか――うまく言えないですが、「この曲が流れて最後に作品が完結するんだな」って本作を観て思いました。 MC本作では「手紙」が印象的ですが、皆さん、これまでに手紙にまつわる印象的なエピソードがあれば教えてください。 佐藤さん森さんがあります。このエピソードの担当は決まっているんです。 森さん激アツな話があります! 良いですか? 高校三年生の時「高校生活でやり残したことはありますか?」と聞かれて「ラブレターをもらったことがないですね」みたいな話をしたんです。そしたら、卒業式の日、靴箱に本気のラブレターが入っていたんです。 佐藤さん高校は東京? 森さん大分です。東京に行く前の日に靴箱に入っていたんです。「女優の森七菜さんではなく、あなたとして好きなんです」って書いてくれていて、ものすごくうれしかったんです。急いで返事を書いて、走って追いかけて…。ある種「ごめんなさい」っていう手紙だったんですが、「でも、ありがとうございます」って返事をしました。そして、この前、東京で写真集のお渡し会があったんですが、そこに彼が登場したんですよ! MC会場からはちょっと「怖い」みたいな反応がありましたが…? 森さんいや、「ヤッホー!来ちゃったぜ」みたいな軽い感じでした。高校生の時、そんなに話をしたことなかったんですが、「いつも、取材でプライベートな手紙の話をしてごめんね」って言ったら「いや、全然いいっす」って。ある種(笑)。 佐藤さんそれはすごくうれしかったんじゃない? 森さん東京までわざわざ来てくれてメチャクチャうれしかったです! MC「まだ好きです」とかは…? 森さんそれはちょっといただけなかったですね(笑)。 MCさらに良い思い出になったんですね。 森さん最近レベルアップした思い出でした。 佐藤さん素晴らしい。 MC長澤さんは手紙にまつわるお話はありますか? 長澤さんこの話の後では話しづらいんですが(苦笑)…。この作品が始まる前に監督からお手紙をいただきました。 山田監督お渡ししました。 長澤さん監督とは地元が近くて…。 山田監督隣の中学校なんですよね。 長澤さん同い年だったりとご縁があって…。「地元のスターだ」と言っていただいて、東京に出てきてから住んでいた町だったんですが、「あぁ、この街に私は受け入れられていたんだ」って思ってうれしかったのを覚えています。 山田監督大スターですよ。本当に、びっくりですね。中学の時の自分では、ここに立っているなんて想像していなかったんです…ラブレターを渡しておけば良かったですね。中学は特定していたんで…。 長澤さん怖い、怖い(笑)。 MC本日は映画の初日にちなんで「四月になれば、私は○○」というお題に答えてもらいました。一斉にフリップをお出しください。佐藤さん「桜を見たい」 長澤さん「未知との遭遇」 森さん「20本」■三人の答え森さん四月のうちに、映画を20本観ることを目標にしたいなって…。最近、全然観られていなくて、そろそろ観ないとヤバいなと思っています。だから、観る本数を決めたらできるんじゃないかと思いました。ジャンルは問わず、アニメも子ども向けでも、ジャンルレスで観たいです。 長澤さん「未知との遭遇」――四月になると、新たな撮影が始まるんです。その撮影自体、今まで経験したことのない感じになりそうな気がするので、また未知と遭遇しちゃうのかなって楽しみにしています。 MC不安よりも…? 長澤さん楽しみが勝りますね。 MCそして、佐藤さんのこの答えは…? 佐藤さん「桜を見たい」。いや、分かるでしょ? 一番分かるやつでしょ。普通、一番分かりやすい答えを最初に聞くけれどね(笑)。(順番を)飛ばされた時、ビックリしたわ! これは、ただの「桜を見たい」じゃないですよ。映画って、一生懸命作って、公開までドキドキワクワクしながら過ごして、こうやって宣伝もするんです。本当は、公開してからが本番なのに、作品が公開したら、僕らチームは離れ離れになって何年も集まることがなくなっちゃうんです。だから、この「四月になれば彼女は」のみんなで桜を見たいです。 MCお花見ということですね? 佐藤さんそうです。 長澤さん行きましょう! 佐藤さん行こうぜ! 森さん行きましょう! 山田監督コロナ禍だったから打ち上げをしていないんでね。じゃ、健くん幹事でやりましょう。 佐藤さんOK! 「寂しいな」っていつも思っていたので。 MC本日の舞台挨拶では、皆さんに特別なプレゼントがあるそうですね? 佐藤さん本日来てくださった方と中継を見てくださった方に、僕たちがメッセージを入れたスペシャルビジュアルをプレゼントいたします。 MCこちらの舞台挨拶に来てくださった皆さん限定で、初日の恋ビジュアル――「初恋ビジュアル」をデジタルプレゼントいたします。 ■スクリーンに初恋ビジュアルが映し出される。MC直筆メッセージが入っていますが、皆さん、どんなお気持ちで書かれたんでしょうか? 森さん観てくださった皆さんと一緒に余韻を楽しめたら良いなというメッセージを書きました。長澤さん私は、作品が公開するとたくさんの人の手に渡っていくので、皆さんの力で作品が育っていくと良いなという気持ちを込めて書かせていただきました。佐藤さん(「いつもありがとう」というメッセージに)分かるでしょ(笑)?MC何か裏が…? 佐藤さんないよ、もう。 長澤さん良い写真ですよね? 佐藤さんの写真は…。 森さん私が撮りました。 佐藤さんこれ、いつ撮ったの? 森さん劇中ですね。 佐藤さん「僕、こんな顔していたんだ?」って思ったよ。藤代くらい思ったよ。 森さん本当ですか? うれしい! 長澤さんウインクがバッチリ写っているもんね。あのカメラ、ちゃんとピントを合わせないといけないのに。 森さんでも、これは健さんが与えてくれた「隙」なんじゃないかって思っています。たまにありません? 健さんが、気づいていない隙を与えてくれるみたいな? 長澤さんサービス精神ね。 森さんだって、カメラから離れているのに、まだ目をつぶっているなんて、奇跡の瞬間じゃないですか? 佐藤さんあぁ、レンズをのぞいていたから片目なのね。そういうことか! 長澤さん優しい。 森さんこれは優しさなんです! 佐藤さん優しい(笑)。そういうことか。 森さん奇跡の優しさのウインクなんですよ。 佐藤さんこんな顔した記憶が全くないんですよ(笑)。 MC長澤さんも良い顔です。 長澤さんこれも、いつ撮られたのか、ちょっと分からないんですが…。 佐藤さんこの顔、よくするよね。長澤まさみの中でもとても好きな顔です。 森さん分かります。 長澤さんありがとう。七菜ちゃんは写真集みたいで素敵だよね。 佐藤さんズルいよな(笑)。 長澤さん全然違うね。これはロケに行っている時に撮ったんだよね? 森さんカメラマンさんが撮ってくださいました。最高のロケーションですみません(笑)。 長澤さん写真集も一緒に撮っていたんだよね? 佐藤さんあの写真集、素晴らしかったですね。 森さんありがとうございます。監督が撮ってくださいました。 山田監督そうなんです。過酷な海外ロケの合間に撮りました。作品のアナザーストーリーじゃないですが、本作を観終わった後に、ぜひ森さんを見ていただければ。 長澤さん一緒に行った気分になれますよね。 森さんすみません、ここで写真集のことを話して、宣伝みたいになっちゃいましたね(笑)。お二人の優しさにありがとうございます。 MC最後に佐藤さんからメッセージをお願いします。 佐藤さん本日は本当にありがとうございました。本作の中で、弥生が「愛を終わらせない唯一の方法は、手に入れないことだ」と言います。でも、たぶん藤代は、考えて、「愛を終わらせない唯一の方法は、どんなにカッコ悪くてもあきらめないで、もがき続ける」しかないという答えを出して、弥生の元に走って行ったんだと思います。でも、それが、正しいのか? 正解なのかは誰にも分からなくて、その後、うまくいかないかもしれないです。やはり、皆さんなりの、皆さんだけの答えを探すきっかけに本作がなれたらうれしいなと思います。そして、たくさんの人に観ていただけたらと思います。皆さんで多くの人に広めていただけたらうれしいです。本日はありがとうございました。
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TVアニメ『天穂のサクナヒメ』2024年7月6日(土)23:00よりテレ東系列ほかにて放送©えーでるわいす/「天穂のサクナヒメ」製作委員会