1997年の連続ドラマ開始以来、数多くの熱狂的なファンを生み出し、日本中に“踊る”ブームを巻き起こした「踊る大捜査線」。待望の最新作「踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!」が公開となり、9月18日の公開初日から25日間で観客動員212万人、興行収入30.4億円を突破する大ヒットを記録しています。10月15日にはTOHOシネマズ 日比谷で本作の応援上映、題して「後方支援・発声許可上映」の舞台挨拶が行われました。イベントには最新作にも出演し、「踊る大捜査線」シリーズの大ファンでもある野呂佳代さんと本広克行監督、プロデュースを務める亀山千広さんが出席しました。会場が一体となって盛り上がった、この日の模様を詳しくレポートします!
野呂佳代さん
小昏双葉役
本広克行監督
亀山千広プロデューサー
■「踊る大捜査線」シリーズ初の応援上映 “後方支援・発声許可”上映の会場には、“青島コート”に身を包んだ人も多数来場。入り口では緑と赤の二本のサイリウムが配布され、上映開始を待ちわびるお客さんの熱気に包まれていました。
MC
いよいよ「踊る大捜査線」シリーズ初の応援上映 “後方支援・発声許可”上映が始まります。皆さん、盛り上がっていますか? (会場:大歓声)
今日は声出しOKの上映となりますので、羞恥心や恥じらいは捨て、大きな声で楽しんでいただければと思います。
本日は、ここTOHOシネマズ 日比谷のみでの実施となりますが、10月22日にはTOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 新宿、TOHOシネマズ 名古屋栄、TOHOシネマズ なんばでも“後方支援・発声許可”上映が行われます。皆さんの「踊る大捜査線」への愛情をぜひ声に乗せ、捜査員になったつもりで盛り上がってください。
■「Rhythm And Police」が流れる中、野呂さん、本広監督、亀山さんが登場。会場から大歓声が上がりました。
野呂さん
すみません、私が本日は参加させていただきます。よろしくお願いいたします。(会場から「かわいいー!」と声が上がり) あら! ありがとうございます! そういう声援は大歓迎です。
本広監督
(会場から「監督ー!」「フー!」と声援を浴びながら)皆さん、もうめっちゃ声が出ていますね。
亀山さん
いや、まだ出ていない!
本広監督
今日は皆さんに前説をしにやって参りました。(会場:笑) 亀山さんが全ての責任を握っています。野呂さんと俺は、巻き込まれていますので…。
野呂さん
でも、「応援上映をやりたい」って呟いていたのは監督だと思うんですけど(笑)。
本広監督
違う、違う。僕のイメージは、カンヌ国際映画祭とかで、お客さんがわあっとなって、(スタンディングオベーションをイメージしながら)ずっと鳴り止まない拍手…みたいな。10分以上鳴り止まないやつです。よく、是枝(裕和)さんなどがやっているやつですよ。
■会場の皆さんが、監督のその期待に応えようと拍手。
亀山さん
あれは自然発展的に出てくるもので、拍手を強要してはダメだよ。(会場:笑)
本広監督
そこなんですよ。
野呂さん
ちょっと、亀山さんの自己紹介の前に、いろいろとお話をしてしまい失礼しました。
亀山さん
いや、良いですよ。
亀山でございます。(会場:拍手) 人生初の青島コートを着て皆さんの前に…。(会場:大歓声&拍手)
応援上映というのは、羞恥心を捨てることだと思います。声を出して、盛り上げていくしかないと思っております。(自身のコスプレに照笑)。今、すごく恥ずかしい。
野呂さん
羞恥心を抑えて、今こちらのステージにいるんですね。
亀山さん
先ほど、劇場内を歩いている時に、(現在公開中のトム・クルーズ主演映画)「DIGGER/ディガー」を観に行こうとしている人とすれ違ったら、「何、この人」という顔をしていました。
野呂さん
確かに(笑)。
本広監督
まあ、まあ、まあ。
野呂さん
私も今日は、青島系のカーキ色の衣装です。(会場:歓声&拍手) ファンの皆さんと同じ目線で来ました! よろしくお願いします。(会場から「似合うよー!」と声が上がり) ありがとうございます。良いですね、声が出ている!
本広監督
出ているねえ!
亀山さん
野呂さんにお願いしたのは、今日は“後方支援・発声許可”上映。“後方支援”といえば、“幸福(しあわせ)支援部隊”。
野呂さん
そうですね。私は(警視庁内の福利厚生を促進する)“幸福(しあわせ)支援部隊”(の小昏双葉)という役柄をやっていますのでね。
亀山さん
“後方支援”といえば、小昏隊長だろうと。
野呂さん
こちらも支援させていただきます。
亀山さん
だから、ここからは「かわいい!」とか「野呂さん!」じゃなくて、「隊長!」と呼んでいただきたいと思います。
野呂さん
(笑)! (会場から「隊長!」の大合唱) ありがとうございます! すごい! 皆さん、本当にすばらしいです。ありがたい限りです。
亀山さん
今まで「踊る大捜査線」の隊長というと、SATのアイツしかいなかった…。
本広監督
草壁隊長(正しくは中隊長、最新作ではシニアコーディネーター)。
亀山さん
(野呂さんを紹介するように)新たな隊長です。
野呂さん
いや、うれしいです。
ちょっと良いですか? (会場に向かって)本作を観るのは、今回が初めてという方はいらっしゃいますか? (複数人の手が挙がる) おー、なるほど!
本広監督
それは、ヤバくないですか? (会場:笑)
亀山さん
いや、良いです! 初めてでも、みんなと一緒にワイワイしながら観てくれた方が良いです。
(感想等で)いろいろと言われていますが、その方が「踊る大捜査線」の面白さが出ます。(会場:笑&拍手)
野呂さん
私は笑い事じゃないです。私も、エゴサが好きなので結構、見ていますが…。
本広監督
野呂さんは、すごくSNSの書き込みを見ていますよね。
野呂さん
だいぶ見ています。
亀山さん
本当? それで何か一言あるんですか?
野呂さん
いや、(本広監督を励ますように)「そんなに気にすんなよ」って思いまして…。(会場:笑)
本広監督
僕は気にしたことがありません。
MC
映画が公開されてから、周りのリアクションはいかがでしょうか。
野呂さん
やっぱり第一声は「すごいね。『踊る大捜査線』に出ているの?」から始まりますね。(会場:拍手) ありがとうございます。
本広監督
野呂さんは、名作にめちゃくちゃ出ているじゃん。
野呂さん
(恐縮しながら)いやいやいや、そんな…。
本広監督
バラエティも、映画も…。
野呂さん
今はいろいろなところで、番宣活動に勤しんでおります。
本広監督
番宣女優。
野呂さん
(笑)。番宣女優って、どういうジャンルなんですか?
「踊る大捜査線」に出られたきっかけを、改めて言わせていただくと、亀山プロデューサーが、もう何年前かも忘れちゃうくらい昔に…。
亀山さん
五年くらい前?
野呂さん
もっと前だった気がするんですが、まあ、それくらい前に…。
亀山さん
まだ、野呂さんが結婚していなかった時ですもん。
野呂さん
そうですね。その時に、バラエティ番組で一緒になりまして…。
亀山さん
BSフジの番組です。
野呂さん
亀山さんはドラマの名プロデューサーだったので、「私が好きなドラマを、亀山プロデューサーが結構やられている」という話から、「踊る大捜査線」の話になりました。それを覚えていてくださって、本作をやる時に名前を挙げてくださったとうかがっています。
本広監督
その時の亀山さんは、どんな感じだったんですか?
野呂さん
本当に気さくな方でした。初めましてだというのに、そういうのも関係なくいろいろなドラマの裏話などを、たくさんお話いただきました。すごく楽しい回だったんです。
亀山さん
言っておきますが、その番組(2020年にBSフジにて放送「恋愛マルシェ」)に僕自身が出ているわけじゃなくて、小さい人形(恋畑耕作)として、声まで変えてやっている番組だったんですよ。MCを芸人さんの小沢(一敬)くんと徳井(義実)くんがやっている番組だったんですが、そこに野呂さんがゲストで来てくれたんです。その時に、「お芝居に興味がある」と言っていたから、「絶対にできます。野呂さんだったらできるはずだ」と言いましたが、知らない間にあれよあれよと大活躍をされて…。
野呂さん
(照れながら)あ、ありがとうございます。(会場:笑)
亀山さん
(笑)。羞恥心を捨てなきゃダメ。
野呂さん
(会場から「アカデミー賞!」と声が上がる)アカデミー賞はまだちょっと先っぽいです…。(登壇者の皆さん&会場:笑) ノミネートされるほど出演していないと思います。
本広監督
番宣女優部門。(会場:笑)
野呂さん
さすがに、番宣女優部門は意味が分からないです(笑)。
本広監督
そんな部門を作りましょう。
野呂さん
…亀山さんとはそんな縁がありました、という話です。
MC
この後、皆さんには“後方支援・発声許可”上映を体験していただきます。どのように盛り上がっていけば良いかを、本作を知り尽くしている亀山さんに教えていただきたいと思います。
亀山さん
分かりました。皆さん、すでにホームページでご覧になっているとは思いますが、この大画面で、(警視庁副総監・石田常男役を演じた)関智一さんのナレーションで、“後方支援・発声許可”上映の指南ムービーをご覧になっていただきます。
■スクリーンに「“後方支援・発声許可”上映 スペシャル指南ムービー」が映し出されました。(野呂さん&会場:「フー!」と大歓声)
亀山さん
関さん、本当にありがとうございます!
早速、熱く盛り上げていきたいと思いますが、皆さんには、入り口でサイリウムが配られましたよね?
会場の皆さん
はーい!
亀山さん
まずは、それをパキッと折りましょう。
野呂さん
もう折っちゃって良いんですか?
亀山さん
一時間、二時間で消えるものではありません。確か、十時間ぐらい点いているはずです。
野呂さん
ええー!
亀山さん
残念ながら、今折ったら帰りはずっと光ったまま帰らないといけません。(会場:笑)
野呂さん
十時間も持続するんですか?
亀山さん
後ほど皆さんとのフォトセッションで、光っている様子も撮りたいので、もう折っちゃってください。
■お客さんの皆さんがサイリウムを折り、緑と赤の光が会場を鮮やかに彩りました。
野呂さん
すごーい! おきれいです! (拳を掲げて)フー! (会場:大歓声)
亀山さん
野呂さんはAKB48時代にこういう光景はいっぱい見たでしょう?
野呂さん
AKB、AKB…? 私、AKBにいましたっけ(苦笑)? ちょっとAKBへの貢献が少なくてですね。忘れかけていました。(会場:笑)
亀山さん
でも、こういう光景は何度も見てきたのでは?
野呂さん
いや、すばらしいです。本当にすごい発光力です。逆に点けていない人が目立っちゃうかもしれない。
本広監督
(緑と赤の光を眺めて)クリスマスカラーだね。
亀山さん
二時間ぐらいはこの光が持つんですが、光がだんだん萎んできます。でも、一つだけ僕からお願いがございます。パトカーが出てくるシーンがたくさんありますが、パトカーが出てきたら、赤を思い切り振ってください。
野呂さん
良いですねえ!
亀山さん
何だったら、(サイレンのように)「ウー!」と言っていただいても。
本広監督
「ピーポーピーポーピーポー」みたいなことでも?
野呂さん
その音はちょっと分からないですが(笑)、「フー!」で良いんじゃないですか? 私は「フー!」タイプです。でも、声援は何だって良いと思います。
亀山さん
パトカーが出てきたら「フー!」。
青島くんの…あれ、何だっけ?
本広監督
キックボード。
亀山さん
キックボードのところは…緑かな。緑を振ってください。青島が出てきたら、一回は緑を振りましょう。
野呂さん
青島カラーということで、緑を皆さんにお配りしました。
亀山さん
お願いします。野呂さんが出てきたら、両方振りましょう。
野呂さん
そうですね(笑)。私も本編に出てきます。
亀山さん
僕から、もう一つお願いがございます。小昏隊長が出てきます。隊長が必ず、言う言葉があるじゃないですか? (野呂さんに)もうセリフ忘れたの?
野呂さん
待って、忘れちゃった。何だっけ(笑)。「起立!」みたいなセリフですよね。
亀山さん&本広監督
移動!
野呂さん
すみません(笑)。
私が必ず、(マイクを下ろし、背筋を伸ばして生声で力強く)「移動!」って言います。
亀山さん
そう言ったら、「はい!」と言ってください。
会場の皆さん
はい!
野呂さん
うれしい!
亀山さん
とにかく皆さんは、今日は捜査員です。犯人でもなければ、一般人でもありません。青島側の捜査員ですので、敬礼のシーンでは全員その場で敬礼してくださいね。初めて観る方にはすみません、これはネタバレですが…。
野呂さん
(ネタバレを静止するように)やめて! (会場:笑)
亀山さん
劇中のシーンで、秋田から室井さんのあるノートを持ってくるシーンがあります。その時に、室井さんに向かって捜査本部全員で敬礼をします。その時は、本当に室井さんを思って敬礼してください。お願いします。あと、捜査本部のシーンでよく「敬礼!」と言うと思うので、その時も敬礼をしてください。敬礼するポイントは何度もあると思います。
本広監督
それは立ち上がるということですか?
亀山さん
いやいや、その場で。
野呂さん
立っちゃいけないんです。
亀山さん
そうか、立ち上がっちゃいけないんだよね。
「遠慮なく大爆笑せよ!」という項目がありますが、いろいろと監督がやり過ぎていて、笑えないところがいっぱいあります。(野呂さん&会場:笑)
本広監督
遠慮なく大爆笑せよ!
亀山さん
「ドリフ大爆笑」(1977年にフジテレビ系列で放送されていたザ・ドリフターズのお笑いバラエティ番組)で笑い声がわざと足されていますよね。
本広監督
笑い屋だ、笑い屋。
亀山さん
皆さんで、あれをやってください! 「あっはっは!」って。
本広監督
無理やりにでも笑ってもらって…。
亀山さん
皆さんに、一回声出しをしてもらうために、「移動!」と言っていただけますか?
野呂さん
そうですね。皆さんお願いして良いでしょうか? 行きますね。
本広監督
楽しみ。
野呂さん
(マイクを下ろし、背筋を伸ばして生声で力強く発声)「移動!」
会場の皆さん
はい!
野呂さん
ちょっとフライングの方がいらっしゃった。(会場:笑)
亀山さん
もう一回、今度は揃えましょう。お願いします!
野呂さん
(先ほどよりも軽い感じで)「移動」
会場の皆さん
はい!
野呂さん
ああ、良いですね。じゃあ、今度は本気でやらせていただきます。今のは練習です(笑)。
本広監督
もう一回ね。
野呂さん
(マイクを下ろし、背筋を伸ばして生声で力強く発声)「移動!」
会場の皆さん
はい!
野呂さん
(きれいに揃った会場の皆さんの「はい!」に)すごくうれしいです! こんなことをしていただいて、大変恐縮です。
亀山さん
恐らく、この後、皆さんを撮ったりもするんですよね。
MC
そうですね。上映の冒頭だけ(会場の様子を映すために)カメラを回します。
亀山さん
「こんな感じで盛り上がっていますよ」という様子を全国に送ります。皆さんが“後方支援・発声許可”上映のスタンダードになります。よろしくお願いします。
野呂さん
絶対に織田(裕二)さんも観ますよね。
本広監督
絶対に観る!
野呂さん&会場
(歓喜して)キャー!
野呂さん
(カメラの向こうの織田さんに呼びかけるように、手を振りながら)織田さーん!
亀山さん
野呂さんの初恋の芸能人が、織田さんだったらしいです。
野呂さん
織田さーん!
亀山さん
青島じゃなくて、「織田さーん!」と言ってもらっても良いです。
野呂さん
あ、「青島ー!」って言わなきゃいけなかったですね(苦笑)。
本広監督
誰かが、「カンチー!」(1991年フジテレビ系列で放送された「東京ラブストーリー」で織田さんが演じた永尾完治の愛称)って言ったりして。
野呂さん
「カンチ!」って言っても良いんですよね?
亀山さん
「司馬先生」(1993年にフジテレビ系列で放送された「振り返れば奴がいる」で織田さんが演じた役)もオッケーにしましょう! (さっそく会場から「司馬先生ー!」の声)
野呂さん
ありがとうございます! これは、フジテレビ作品であれば、何でも良いんですか(笑)?
本広監督
何の応援会(笑)?
亀山さん
(1994年のドラマ)「お金がない!」(1994年にフジテレビ系列で放送されたドラマ。主演の織田さんの役は萩原健太郎)の役名は健太郎だっけ?
野呂さん
発声の言葉は、「お金がない!」とかでも良いんですか?(登壇者の皆さん&会場:笑)
亀山さん
分かりました。最初に、犯人からの要求で元副総監(大和田伸也さん)がお金をばら撒きますので、その瞬間に「お金がない!」と言ってください。(登壇者の皆さん&会場:笑)
野呂さん
「かき集めて!」とかでも(笑)?
ちょっと、これがアリかどうか提案しても良いですか? 映画を観ていて、「この人に助けを求めたい」「今このシーンの時、この人に助けてほしい」「この人が出てきてくれたら良いな」と思う時があるじゃないですか。そういう時は、その人の名前を呼んでも良いんですか?
例えば、青島だったらやっぱり室井さんがいてほしい、和久さんがいてほしいって思う時があります。そういう時に、(青島の雰囲気を出しながら)「和久さん…!」。(登壇者の皆さん&会場:笑) これは、どんな時に言うか分からないですが、(再び青島の雰囲気を出しながら)「室井さぁん…!」みたいなのはアリですか?
本広監督
面白い、面白い(笑)。
亀山さん
全員が揃わなくて良いと思います。
野呂さん
じゃあ、これはやっても良さそうですか?
亀山さん
「室井さん…!」は一番ラストに青島さんが叫びますので、そこは一緒に叫んでほしいな。
野呂さん
今の、観ていない人には、ごめんなさいね。
亀山さん
本当にごめんなさい。(会場:笑) (言い直すように)あるところで青島くんが言うので、その時一緒に…。
それから、ニセ青島のところですが、僕はあそこ、全く笑えないんです。(会場:笑)
本広監督
(亀山さんにツッコむように)あそこは爆笑じゃないですか! (会場:笑)
野呂さん
(亀山さんにツッコむように)ちょっと、ちょっと、ちょっと(笑)!
亀山さん
あそこは過去の名セリフを言っているんですよ。
野呂さん
じゃあ、名セリフは会場の皆さんも一緒に。
過去に出てきた人が、出てくるかもしれないじゃないですか。そういう時はどうするんですか?
亀山さん
本作の「最初の三十分は同窓会」だと言われています。同窓会、大いに結構だと思います。そのつもりで作りましたから。(同意を表すように、会場:拍手)
野呂さん
確かに、「踊る大捜査線」ファンの人には激アツです。
亀山さん
一人一人、役名を呼んであげてください。分からなかったら役者さんの名前でも結構です。もっと分からなかったら、「元気でしたかね!」とか言ってあげれば良いと思います。(会場:笑)
野呂さん
確かに。「元気だったー!?」みたいな。絶対に言いたくなりますね。
本広監督
テレビに話しかけているヤツと一緒ですね。
亀山さん
テレビを観ながら、そんなことやっている?
本広監督
うちの母ちゃんとかやっています。
野呂さん
監督の母ちゃんが…。
亀山さん
「そんなわけがねえじゃねえか」っていうのはよくありますが、今回はそんなのばかりだもんね。(会場:笑)
本広監督
確かに…(苦笑)。
野呂さん
「ここの演出は怪しいな」と思ったら、(ツッコミ風に)「本広さん!」って言うのもアリですよね。(会場:笑)
亀山さん
(笑)。アリ、アリ。一番アリだと思います。
野呂さん
じゃあ、「何?このシーン」という時は、(ツッコミ風に)「亀山さん!」って言うのもアリということですよね?
亀山さん
それはどうかな(笑)。
野呂さん
それはダメなんだ(笑)。
亀山さん
いやいや、良いかもしれない。
野呂さん
そういう時は「亀山さん!」で。
亀山さん
でも、最後に感動してもらおうという時に、全部クレジットが流れ終わって「亀山さん!」って言われたらすごくショック。
野呂さん
ええ!? なぜですか?
亀山さん
だって、「ちょっとな」「どうかな」って思ったから言うっていうことでしょう?
野呂さん
いやいや、違うんですよ。全体的に観て、「エキストラ、集めすぎだよ」っていう時に、「亀山さん!」みたいな。意味としては、「何、こんなに集めちゃっているんですか!」みたいなことかもしれないし(笑)。そんなにネガティブなことじゃないです。
亀山さん
そうですか? 分かりました。
本広監督
もう、ぐちゃぐちゃになりそうですよね。(登壇者の皆さん&会場:笑)
野呂さん
そうか。ぐちゃぐちゃになるか(笑)。
亀山さん
いずれにしても、羞恥心を捨てて声を出す。それで一緒になってワイワイやる。発声OKなので、隣の人と話をしてもらってもいいです。セリフはそれ以上に聞こえてくると思うので、そのノリに乗っかってください。「Rhythm And Police」など、縦ノリの音楽もあるので、拍手したければ拍手をしていただいてもOKです。
監督からの唯一の要望は、最後なんだよね。
本広監督
これは「踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!」(1998年公開)の時にやったんですよね。皆さんは知っていると思いますが、(「知っている」と応じるように、会場:拍手) 「最後の演出です」ということで「本当に面白かったら、拍手をください」って皆さんにメールを送ったんです。
亀山さん
クラップを一緒にと。
本広監督
「もっと感動したら、クラップをください」「それよりも感動したら、スタンディングオベーションを」と書いたら、全国の劇場でそれが起きちゃったんです。あのみんながやりに行くという現象を、もう一回再現したいなと思っています。(会場:拍手)
亀山さん
ラストは一緒にクラップしながら、どうぞ(「踊る大捜査線」シリーズの主題歌)「Love Somebody」を歌ってください。(会場:拍手)
本当は、それ用に「歌詞カードを配ったら?」と言ったんですが、今日ここにいらっしゃる皆さんは、“後方支援・発声許可”上映に来るくらいですから、ほとんど歌詞は覚えていると思います。
本広監督
でも、字幕が出たら面白いですよね。
亀山さん
先日「クイズ!脳ベルSHOW」(BSフジにて放送中の番組)を観ていたんですが、ゲストで(秋山春海役の)斉藤(暁)さん、(木島丈一郎役の)寺島(進)さん、(坂村正之役の)升(毅)さんと(安住武史役の)大和田(伸也)さんが出ていたんです。その時に、織田さんの歌の歌詞が、みんな分からないんだよ! 一人も合っていないの! (会場:笑) 「ひとつだけ〜」のところとか、出演している人が覚えていないのはいかがなものかと…。
野呂さん
でも、それはしょうがない(笑)。
亀山さん
そういう時は、「斉藤!」とか言ってください。(会場:笑)
野呂さん
(笑)。もう、皆さんは盛り上がる準備は万端な感じがいたします。
亀山さん
一回、ここで最後に発声練習をしたいと思います。
恥ずかしいと思いますが、まずは映画をご覧いただくと、「東宝マーク」が出てきたら、「東宝ー!」と大きな声で。その次に「フジテレビ」のロゴが出てきたら、「フジテレビー!」と大きな声で。続いて、(劇中アニメ)「劇場版 セブンベア」の字幕が出てきます。そこで「それは突然やって来た」という(ナレーション担当の)林原めぐみさんのナレーションと一緒に読んでください。
本広監督
読むんだ! (野呂さん&会場:笑) すごく難しい!
亀山さん
劇中アニメのセリフである「一匹では何もできない」を大合唱で言っていただきたいです。そこから入っていただけば、だんだん発声をしやすくなるかなと思っています。暗くなりますので、恥ずかしくないと思うんですね。
本広監督
恥ずかしいっすよ。(会場:笑)
亀山さん
だから、それじゃダメなの。(会場:笑)
本広監督
ダメなんだ。
亀山さん
皆さんは捜査員。だから、今日は「室井さんだったら、絶対にこう言うだろうな」って考えてきたんです。
本広監督
何て言うんですか?
亀山さん
「全捜査員に告ぐ、羞恥心は捨てなさい!」(会場:拍手)
野呂さん
なるほど!
亀山さん
羞恥心を捨ててくれ。自分の判断で、声を出して盛り上げてくれ。現場の君たちを信じる! (会場:大歓声&拍手)
野呂さん
おー! なるほど、激アツです!
亀山さん
室井さんだったらそう言うだろうなぁと。
本広監督
これ、山本高広くんを呼んで、やってもらえば良かったです。全員のモノマネがやれるから。
野呂さん
全員(笑)? (会場:笑)
亀山さん
「本広!」
皆さん、こういう時に「本広!」とか「監督!」って言うんですよ!
本広監督
みんな遅いよ。(会場:笑)
野呂さん
ちょっと気を使うかもしれないですよね。(会場:笑)
亀山さん
一回、東宝とフジテレビのところだけ練習する? それとも「一匹では」のところにする?
MC
「一匹では」にしましょう!
亀山さん
皆さんも、林原めぐみさんになったような気持ちで。
野呂さん
えー!
本広監督
ちょっと待って…。
野呂さん
監督、林原めぐみさんでお願いします。
本広監督
俺が、林原めぐみさん(苦笑)!? (会場:笑)
野呂さん
お願いします。
亀山さん
羞恥心を捨ててくれ!
野呂さん
ここは、監督の作品なんですから、指揮を執らないと。
■会場から「監督ー!」「頑張れー!」と声援が上がる。
野呂さん
ほら! この応援を見てください!
亀山さん
これがイベントの締めです!
本広監督
じゃあ、何をやれば良いんですか?
亀山さん
「一匹では何もできない」と、林原さんのナレーションを…。
野呂さん
監督が作ったんですよ、この作品。(会場:笑)
本広監督
今ね、どうやっても面白くないと思う! (本広監督がタジタジとなり、会場:笑)
野呂さん
大丈夫です、やってみてください!
亀山さん
やるだけで面白いから、大丈夫!
野呂さん
皆さんが盛り上げてくれるはずです。
亀山さん
それでは監督がやります! よろしくお願いします。
本広監督
あ、キューとかはないんですね。
「一匹では…」
会場の皆さん
(本広監督の発声に続き)「何もできない!」
野呂さん
これでできるんだから、もうできます! 完璧です! (会場:笑)
本広監督
すごい!
野呂さん
皆さん、完璧でした。ありがとうございました! (会場:拍手)
亀山さん
ありがとうございました! こんな感じで盛り上げていきたいと思いますので、ぜひ“後方支援・発声許可”上映を楽しんでください。
本広監督&野呂さん
楽しんでくださいね!
MC
最後に野呂さんから、ご挨拶をお願いいたします。
野呂さん
(会場から「隊長ー!」という声援)ありがとうございます。
今日は、皆さんと同じような気持ちで、私もここに来ました。楽しんでいただければ、ハッピーです。楽しく応援していただいて、二回目以上の方はより楽しくなると思いますし、初めて来てくださった方は、皆さんと一緒に観ることもきっと楽しいと思いますので、ぜひお楽しみに。ありがとうございました! (会場:拍手)
