劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』ERカー全国出動!出発セレモニー
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ERカー全国出動!出発セレモニー
TBS系日曜劇場枠で放送された『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』。オペ室を搭載した大型車両=ERカーで事故や災害現場に駆け付け、患者の命を救うため自らの危険を顧みずに戦う、救命医療チーム【TOKYO MER】。立てこもり事件、トンネル崩落、爆破テロなど、立ちはだかる大きな壁に果敢に挑む姿は、新たな形の救命医療ドラマとして多くの感動を生み、日本中を熱狂させました。2023年4月に公開された劇場版一作目、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』では、横浜のシンボル・ランドマークタワーを舞台として、興行収入は45.3億円という大ヒットを記録しました。前作から2年、最新作の劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』が8月1日に公開となります。
本作の公開を記念して、4月30日から5月2日の三日間限定で、前作の舞台となった横浜・みなとみらいにある日本丸メモリアルパークにて、ERカーが大集結する展示イベント「TOKYO MER 横浜ミッション-YOKOHAMA MISSION-」が実施されました。初日4月30日は、本作に出演する高杉真宙さんと生見愛瑠さんが南海MERのユニフォーム姿でサプライズ登場し、ERカーが回るキャラバンのスタートを祝ってテープカットを行いました。本作の見どころや撮影の裏話を語り、大いに盛り上がったこちらのイベントの模様を詳しくレポートします。
高杉真宙さん
常盤拓役
生見愛瑠さん
知花青空役
高杉さん
本日は楽しみたいと思います。
生見さん
本日は暑い中、お集まりいただきありがとうございます。「TOKYO MER」の魅力を、皆さんと一緒に共有できたらと思います。
MC
お二人とも本作からそのまま出てきたような格好ですね。脚のポーチには何が入っているのかは、本作を観れば分かるんでしょうか?
高杉さん
そうですね。ポーチはみんなに付いていて、これだと走りやすいんです。
生見さん
久しぶりに南海MERのユニフォームを着ました。
MC
本日、日本丸メモリアルパークには、600名を超える「TOKYO MER」ファンの方々が集まっております。今のお気持ちを教えてください。
高杉さん
本作への出演が決まった時と同じくらい緊張しています。こんなに大人数の方に囲まれるとは思っていませんでした。(生見さんに向かって)緊張しますよね?
生見さん
想像以上に多くの人が集まっていて、びっくりしています。ありがたいですね。
高杉さん
圧倒されています。皆さん、ありがとうございます。楽しんでいってください。
MC
お二人の後ろには、二年前に公開された前作のロケ地であるランドマークタワーが建っていますが、お二人とも前作はご覧になっているとお伺いしました。前作の記憶に残っているシーンや好きなシーンはありますか?
生見さん
いっぱいあります。まず、「ランドマークタワーが爆発する!」ということにびっくりしました。
高杉さん
映像で観ていても、ビルの高さとか伝わってきましたが、改めてここに来て、「こんなに大きいんだ!」と驚きました。あとここに来られて感動しました。
生見さん
私もそう思いました! ランドマークタワーがちゃんとあって、ちょっとうれしいです。
高杉さん
印象に残っているシーンは、(賀来賢人さんが演じる)音羽さんがユニフォームを“着る”シーンです。皆さん、分かりますか? あそこは「カッコ良いな」って、痺れますよね!
生見さん
皆さんも一緒だと思うんですが、喜多見チーフの家族愛が印象的でした。めちゃくちゃ泣けましたよね?
高杉さん
(生見さんに向かって)そうだね! 展開がどうなるのか分からなくて、僕もドキドキし過ぎました。
生見さん
(高杉さんに向かって)そうですよね! 私も観ている間ずっと「うわっ!」って言っていました。最後の最後まで緊張しました。
高杉さん
分かる!
MC
本作も、そんなハラハラ、ドキドキの連続だと思います。お二人は、本作で看護師を演じられています。そして、こちらに止まっているオペ室を搭載した特殊車両NK1 (南海MERのERカーの名称)の運転や、NK1を載せたフェリーの運転を担う役柄でした。作中で運転したNK1や、シリーズに登場するT01(TOKYO MERのERカーの名称)、Y01(YOKOHAMA MERのERカーの名称)など、全ERカーが目の前に集結しています。思い入れのある車両はありますか?
高杉さん
そりゃ、もうね。
生見さん
NK1です!
高杉さん
僕たちは、撮影で頑張っているNK1の姿しか見ていないので、今日は凛々しい姿に戻っていますね。
生見さん
過酷な撮影だったので、こんなにきれいな状態はあまりなかったですよね!
高杉さん
そうですね。頑張ってくれていました。今日はピカピカにおめかししているし、久々に再会できて、すごくうれしいです。
MC
実は、NK1は東京と横浜のERカーと大きさを比べると、小柄なので小回りがきくという特徴があるそうです。
生見さん
確かに比べてみると小さいですね。現場ではそんな感じはしなかったですよね?
高杉さん
そうですよね。ほかの車両みると「こんなに大きいんだ!」って思いますよね。
MC
続編である本作への出演が決まった際のお気持ちを教えてください。
高杉さん
自分が本作に出演できるとは思っていなかったので、新しいメンバーの一人として参加できるのはうれしかったです。でも、反面「皆さんについていけるかな?」「自分に務まるのかな?」という緊張感もありました。
生見さん
「TOKYO MER」を視聴者として観ていたので、まさかのオファーにびっくりしました。初めて医療物の作品に挑戦するので、ドキドキしながら現場に入ったのを覚えています。
MC
医療用語も難しそうですね。
生見さん
そうなんです。でも、皆さんが「分からないことがあったら、何でも喜多見チーフに言ってね」と言ってくださいました。座長でしたね!
高杉さん
カッコ良かったです!
生見さん
鈴木亮平さんは現場でもずっとチーフでした。
MC
本作では、ここ横浜と鹿児島と沖縄を結ぶフェリーなど、様々な場所が舞台となっております。ある日、火山島で大噴火が発生し、取り残された絶体絶命の島民たちを救うミッションが描かれますが、初めて「MER」の世界に入られていかがでしたか?
高杉さん
「こんな風に作っているんだ!」って、驚きの連続でした。もちろん映画の中でもいろいろ起きてますが、皆さんが想像つかないくらい、撮影現場ではたくさんのことが起きていました。いろいろな工夫があって、「これはすごい!」と思わされました。今回は、噴火のお話なので火山灰やマグマなども描かれています。本作に参加して、どんな風に撮影していたのかが分かったので、「これってもしかしてこうやって撮影したのかな?」と、もう一回過去の作品を観返したくなりました。
MC
生見さんはいかがでしたか?
生見さん
「さすがだなぁ!」と思うくらい、すべて忠実に再現するんです。オペでの手元の撮影も、喜多見チーフご自身で全力で行っていました。この作品に参加するのが毎日がプレッシャーでしたが、すごく勉強になりました。撮影に入る前に過酷な現場だと聞いていたので、心構えはしていました。でも、沖縄での撮影もあったので「少しは沖縄を満喫できるかな?」と思っていましたが、想像以上に過酷で鍛えられました。
高杉さん
医療シーンの撮影では、とにかくリアルに近づけるよう、動き回っていることが多くて、たくさんリハーサルをしました。キャストの皆さんと役割を細かく相談し合いながら進めていたので、大変でしたね。
MC
喜多見チーフ役の鈴木亮平さんと看護師の夏梅役の菜々緒さんは、どんな印象でしたか?
高杉さん
僕も初日は緊張してガチガチでした。でも、先ほど生見さんがおっしゃたように、皆さんから「分からないことは、亮平さんに聞けば何でも分かるから」って言われてました(笑)。医療関係のことも、(監修のドクターではなく)亮平さんに聞いて。優しくて頼りになる先輩方が、僕が何でも聞ける状況を作ってくれてました。
生見さん
喜多見チーフは、ずっと喜多見チーフでいてくれました。初めての台本読みの時も、医療リハーサルの時にも来てくださいましたし、医療リハーサルでは、喜多見チーフは知っていることなのに、改めて私たちと一緒に参加をしてくれていました。本当に優しくて、初日から「ついていこう!」と思える存在でした。あと菜々緒さんは、その場にいるだけで太陽のような方なんです。
高杉さん
場が輝きますよね!
生見さん
すごいですよね! 台風が近づいていて、天気が不安定な時があったんですが、菜々緒さんがいると太陽が出るんです。菜々緒さんは「沖縄大好き!帰りたくない!」って言っていました。
高杉さん
今日も快晴なので、菜々緒さんがどこかにいるのかもしれないですね!
MC
南海 MERは出動回数がゼロということで、実績を作ることができず、廃止目前の状況なのに、(江口洋介さんが演じる)チーフドクター候補の牧志秀実は、「平和が良いじゃない」と緊張感がない。その姿に不信感を募らせるといった様子もありましたが、江口さんとの共演やお芝居についてもお話しいただけますか?
高杉さん
普段からフラットな感じでいてくださるので、ありがたいです。僕らが緊張しないようにそうしてくださってはいますが、本番になるとしっかりと決める。そういうところが「江口さんカッコ良いなぁ!」って思います。江口さんのカッコ良さが、映像で観ていてもはっきりと伝わってきます。江口さんの熱意を感じて、「こんな大人になりたいなぁ」「こんな男になりたいなぁ」と思いました。それでいて、亮平さんも江口さんも、ちょっとお茶目な部分があるんです(笑)。それが大人の男のカッコ良さなんだと思いました。
生見さん
そうですね(笑)。
MC
どんな風にお茶目なのでしょうか?
高杉さん
どこまで話して良いのかが難しいですが、江口さんはちょっとワイルドなんですよ。たまに「こういうことをやったんだよ」って、報告してくれて映像を見せてくれることがあるんです。そういうところも素敵です。
MC
生見さんは、江口洋介さんとは初共演ですか?
生見さん
初めてです。本当に優しい方です。本番直前までは皆さんと和気あいあいとお話をしていたり、話しかけてくださることもあるんです。でも、いざ本番になるとびしっと決めていて、すごく勉強になりました。あとは、女子チームの話にも合わせてくれることもありました。「こういうハンバーグ屋さんに行ったよ!」って話をしていると、「どれどれ?」って話の輪に入ってくることもありました。とても優しかったです。
MC
お二人は、南海 MERメンバーになるために、医療エンジニア、それに船舶の免許を取るなど、MERへの憧れと情熱あふれる若手 MERメンバーという役どころでした。共演されて、お互いの印象はいかがですか?
高杉さん
バラエティ番組でお会いしたことはありましたが、ちゃんとご一緒するのは今回が初めてでした。生見さんは、医療用語をバッチリ覚えていて、めっちゃ滑舌が良いので、羨ましかったです。会場の皆さんは僕より詳しいと思いますが、医療用語は難しいところがたくさんあるので、「大変だなぁ」と思いながらやっていました。先ほど生見さんが、医療ドラマが初めてだったと聞いて、ビックリしました。生見さんは滑舌が良くてセリフが聞き取りやすいので、それだけで最高だと思います。
MC
生見さんは、高杉さんの印象はいかがでしたか?
生見さん
高杉さんは本当に真面目で、撮影の空き時間も、ずっとセリフを練習していて、すごいなと思いました。私が、話しかけられたと思って振り向くと、ずっとセリフをお練習していることもありました。
高杉さん
僕は滑舌も良くないし、医療用語もはっきり言えないので、練習をしていました。
生見さん
かなり長い時間空いても、現場にいましたよね。あとは(麻酔科医・武美幸役の)宮澤エマさんにツッコまれている姿も面白かったです(笑)。
高杉さん
ツッコミをしてくれる方がいるとありがたいです。
MC
最後に、お二人からメッセージをお願いします。
高杉さん
本日はお越しいただきありがとうございました。今回、たくさんの方に愛されている作品に出演できて、本当に誇らしく思っています。皆さんの期待以上の作品ができていると思います。ぜひ楽しみに待っていてください。ありがとうございました。
生見さん
皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございました。本作は、火山の大噴火が起こるんですが、そこに立ち向かっていくいろいろな方の葛藤や勇気を通して、皆さんに感動を与えられる作品になっていると思います。「TOKYO MER」が大好きな方も、今まで観たことがない方も、きっといろいろな感情になる作品だと思います。ぜひたくさんの方に観ていただけたらと思います。よろしくお願いします。本日はありがとうございました。