『ほどなく、お別れです』大ヒット御礼舞台挨拶

2026.02.17
  • 公開後舞台挨拶

大ヒット御礼舞台挨拶

映画「ほどなく、お別れです」の大ヒットを記念して2月17日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が行われ、浜辺美波さん、目黒蓮さん、新木優子さん、三木孝浩監督が登壇し、観客との質疑応答を行いました。目黒さんは、滞在先の海外より中継にて参加し、さらに目黒さん演じる漆原の亡くなった妻を演じた新木さんは、今回が本作の舞台挨拶初参戦! 会場は大きな盛り上がりを見せました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。

浜辺美波さん

清水美空役

目黒蓮さん

漆原礼二役

新木優子さん

漆原遥役

三木孝浩監督

■浜辺さん、三木監督が登壇し、目黒さんはスクリーンに登場!

MC

浜辺さん、(スクリーンに大きく映る目黒さんの姿に)笑いが止まりませんが、大丈夫ですか?

浜辺さん

さっき、待っている間にご挨拶とかしたのですが、やっぱりシュールであることには変わりはないなと思って(笑)。でも、皆さんに届いているようでうれしいです。よろしくお願いします。目黒さんもよろしくお願いします!

MC

本日は全国の映画館にも中継がつながっています。

浜辺さん

たくさんの方がこの作品を観てくださっているということで、本当にうれしいです。本当にたくさんの方から温かい感想をいただいて、本当に感謝の気持ちしかございません。その感謝の気持ちを込めて、今回も素敵なイベントにできるように精一杯頑張ります。よろしくお願いいたします。

目黒さん

今日はちょっと、面白い形での中継ということで…。皆さんと、こういう形だけど時間を共有できて、すごくうれしく思います。
浜辺さん、大丈夫ですか? 笑いすぎじゃないですか。

浜辺さん

大丈夫です。すごく素敵です!

目黒さん

僕も引きの画面を見ると、笑いが止まらなくなっちゃうんですけど…(笑)。
そちらに行けなくて申し訳ないですが、今日はこういった形で皆さんと楽しめたらなと思います。よろしくお願いします。

三木監督

本日は平日の昼間にもかかわらず、たくさんのお客さんに来ていただいて本当にありがとうございます。
こうやって多くのお客さん来ていただいて、しかもカナダと日本全国を中継しての舞台挨拶ができるのは、本当に幸せに思います。

MC

SNSにも質問がたくさん届いていて、お二人へのご質問が非常に多いんです。それに、「感想を伝えたい」という思いのこもった長文で熱いメッセージが多いんです。
ということで、今日は座長であるお二人と監督と一緒にティーチインをさせていただきます。ちなみに、浜辺さんと三木監督は、目黒さんと顔を合わせるのは、1月13日の完成披露試写会以来ですか?

浜辺さん

はい。その後少ししたらカナダに行かれてしまったので…。公開後は会っていないですね。
でも、あれ? 今日って…。

三木監督

あれ? そういえば、日本時間は17日ですけれど…。

浜辺さん

もしかして…。

三木監督

カナダは今何日ですか?

目黒さん

カナダは16日です。

■会場から拍手!

浜辺さん

リモートハッピーバースデー(2/16は目黒蓮さんの誕生日)!

目黒さん

新しいですね(笑)。

浜辺さん

みんなで「お誕生日おめでとう」をしましょう。

三木監督

せっかくなのでライブビューイングの皆さんも、全国からカナダに向けて…。
ご発声は美波ちゃんお願いします!

浜辺さん

届くようにね。(目黒さんが)付けているイヤホンが壊れちゃうぐらいにいきましょう!
せーの!

■会場の皆さんで「お誕生日おめでとう!」

目黒さん

ありがとうございます。

浜辺さん

壊したかったんですが…、イヤホンを外すまでもいかなかったですね、悔しい!

MC

本作も、初日から勢いが衰えることがありません。初日から昨日までの11日間で観客動員数は既に120万人を超えております。そして、興行収入30億円突破が見込まれております。これだけたくさんの方にご覧いただいているので、お二人と監督にも質問がたくさん来ています。まずは、全国からSNSに届いている感想を、ちょっと読ませていただきたいと思います。

■SNSに届いた感想。

【SNSに届いた感想①】

序盤から泣いてしまった。美空さんや漆原さんの言葉や仕草が一つ一つ胸に残り、刺さりました。故人だけではなく、遺族のことも同じように大切にしているのが伝わってきて、「救う」というより、故人や遺族が自分で向き合える時間を支えているように感じました。

【SNSに届いた感想②】

目黒蓮さんの納棺師の所作には感動しました。素晴らしかったです。浜辺さんの故人様に向ける温かい眼差しに泣きそうになります。

【SNSに届いた感想③】

リピートしてきました。熱くなり、涙するポイントが増えたように感じました。もう一度「ほど泣き」したいと思います。

MC

「ほど泣き」…浜辺さんはお聞きになっていますか?

浜辺さん

初めて聞いた単語でした。何かを連想させますが、すごく詩的ですね。
「ほど泣き」?

MC

これからどんどん広まっていくかもしれませんね。

【SNSに届いた感想④】

わりと最近父を亡くしたばかりで、正直観るのをためらっていたんですが、だからこそ、すごく胸に響くものがありました。「もっとできたことがあったのではないか」とよく考えてしまうのですが、救われた気がしています。私と同じような気持ちの方にもぜひ観てほしいと思いました。

【SNSに届いた感想⑤】

過去一泣いたのに、美しくて心が温かくなって、観た後の日常や周りの人を大切にしようと思えるお守りのような映画でした。

【SNSに届いた感想⑥】

何回も観るたびに涙が止まらなくなる。でも大切な人とお別れした苦しい時間と、自分を責めたり後悔していたことを少し楽にしてもらえました。

MC

この作品は、お葬式を扱った映画なので、「落ち込んでしまうかな」と思いながら足を運ばれた方が、こうして温かい気持ちになって、自分の日常を大事にしようと思えているようです。

浜辺さん

うれしいですね。この作品は悲しいだけじゃなくて、温かくなるよっていうのをずっと伝えてきた作品なので、実際にそのような感想を持っていただけたのはうれしいです。

■SNSに届いた質問。

MC

そして、ご質問もSNSには届いていたので、ちょっと皆さんにお答えいただきたいです。

【SNSに届いた質問①】

この作品を観た後、大切な人に伝えたくなった言葉はありますか?

目黒さん

そうですね。おばあちゃんに電話をしました。日頃の感謝を伝えたり…というのはありました。

MC

おばあさまは何かおっしゃっていましたか?

目黒さん

そうですね、先日「徹子の部屋」(テレビ朝日系列にて放送)に出演したのですが、それをすごく喜んでくれました。喜んでもらえることができたのは、うれしいなと思います。

浜辺さん

大切な人が周りにたくさんいるので、いろんな言葉をそれぞれ伝えたいと思いました。私はまずは、日々おうちに帰ると待っていてくれるワンちゃんに「世界一愛してるよ」って伝えたいと思って伝えました。

MC

そういう言葉は、何回言っても良いですからね。

浜辺さん

そうなんですよね。もうずっと愛しているのですが、言葉にして伝えて…言葉が分かるかは分からないですが、伝わっていると信じています。

MC

届いている感想の中で、もちろん「号泣した」という感想も多いんですが「二人の演技が素晴らしかった」という感想が多いんです。三木監督から見て、お二人の演技の素晴らしさというのはどういったところにあると思いますか?

三木監督

美空と漆原というキャラクターに、それぞれが心を寄せて役を作ってくれたのが、本当にうれしかったです。
最初は、「どうしても悲しいお話になるから、美空も明るくしようか?」っていう話をしていたんです。でも、ちゃんと作品を通して観た時に、美波ちゃんのデフォルメしていない“ちゃんと地に足がついた等身大の美空”がすごくリアルでした。美空が故人様と対峙していく姿のリアリティが素晴らしかったと思っています。やりすぎない美空の芝居で良かったと思いました。
多分、目黒くんも覚えていると思いますが、霧ヶ峰のシーンで、「ほどなく、お別れです」の時にちょっと心が揺れるシーンがあるんです。あれは、漆原を演じる上での目黒くんからの提案だったんです。最初、ト書きにもそこまで揺れる感じには書いていなかったんですが、「こういう揺れ方をして良いですか?」と現場で提案してくれたんだよね。

目黒さん

ありましたね。

三木監督

その揺れは、ちゃんと漆原の過去にも繋がっているし、告白する回想がより活きてくるシーンでした。僕は、むしろ目黒くんからの提案で気付かされた部分があったので、本当に素晴らしかったです。

MC

目黒さんは、ご提案されたのはどんなお気持ちからだったんですか?

目黒さん

そうですね。 漆原も奥さんを亡くしている過去があって、長野県でのシーンですよね――「特別にちょっと違う角度で刺さる部分が漆原にもあるだろうな」と思って、いろいろと監督と話したのを覚えています。

■会場からの質問。

MC

会場の方にもご質問をいただこうかなと思います。どなたかご質問されたい方いらっしゃいますか?

質問者①

いままで観た映画の中で、一番感動して泣くスピードが速かった映画でした。
私自身、西垣(匠)さんと原田(泰造)さんが演じた家族のように、何年も会いに行かなかったおばあちゃんとおじいちゃんがいて、会うのが怖くなっていました。でも、この作品を観て、会いに行きたいなと思いました。

三木監督

ありがとうございます。こっちまでもらい泣きしちゃいそう…。

質問者①

大切にしたい、支えてくれてる家族とか友人とか…本当にたくさんの大切な人に、もっと「ありがとう」と感謝を伝えていきたいと、すごく考えさせられた作品でした。本当にありがとうございます。

浜辺さん

本当に素晴らしい感想をありがとうございます。

三木監督

ありがとうございます。ご質問はありますか?

【会場からの質問①】

本当に全てが良いシーンだったんですが、皆さんが一番好きなシーンってありますか?

目黒さん

まず、すごく素敵な感想をありがとうございます。
一番好きなシーンは、美空に飲み物をあげないところ(笑)。

三木監督

そこですか?

浜辺さん

何か良いですよね。

三木監督

劇場で観ていると、そこで結構笑ってくれるんですよね。

浜辺さん

ちょっとクスッとね。私も結構好きです。やっていても笑いが…。

三木監督

撮っている時も笑っていたもんね。

浜辺さん

こらえられなくて、笑っちゃいました。だから、目黒さんを見ないようにしていたんですよ。でも、ダメだった。

三木監督

美波ちゃんはどうですか?

浜辺さん

私は、夜のスカイツリーのシーンが結構好きですね。撮影している時は、「すごく寒くて口が回らないかも」と凍えていたんですが、あの素敵なスカイツリーと、漆原さんと二人での開放的な屋上のシーンは、他のシーンにはない心が開いていく感覚がありました。だから、あのシーンはとても思い出に残っていますね。素敵なシーンでした。

【会場からの質問②】

本当に素敵で温かい作品で、私自身も思い出したら泣いてしまいそうです。家族や友だちを大切にしていきたいと感じました。ありがとうございました。
質問なんですが、美空さんや漆原さんとご自身が似ていると思った部分があればおうかがいしたいです。

浜辺さん

似ている…?
焼鳥屋さんでお酒を飲みながら愚痴っているシーンは、最初は「どうしようかな?」と結構不安だったんですが、結構リアル感ありました(笑)。ノンアルコールビールだったのに、飲みながら話していたらすごく楽しくなってきちゃって…。テンションが上がるんですよね。

三木監督

めちゃめちゃ食べていたもんね?

浜辺さん

監督から「食べることは生きることだ」っていう今回のメッセージがあったので、すごく食べていました。お腹いっぱいになってすごくハッピーな気持ちで、元気が出たシーンだったので、あそこのシーンは、私生活に似ている可能性があります。

目黒さん

僕は、漆原のお仕事をする上であまり言葉数が多くなく、姿勢で見せていこうとする感じが、少し自分も共感できる部分はあるのかなと思います。あとは、漆原は一途なタイプの人かなと思っています。そういうところにすごく共感が持てますし、素敵だなと思います。自分もそういう人であれたら良いなと思います。

三木監督

現場では、漆原という役を大切にしてくれていました。葬祭プランナーは、ご遺族の前では絶対に座らないって話をしていたら、現場でも本番中じゃないのに葬儀のシーンでは絶対に座らなかったですよね。そういう現場にいる時の佇まいからも役になりきろうとする目黒くんは、本当に素晴らしいと思いました。

MC

続いて「ほどなく、お別れです」もう一名のキャストの方にもご登壇いただきたいと思います。漆原遥役の新木優子さんです。

■新木さんが登壇。

新木さん

本日は短い時間だと思いますが、楽しい素敵な時間を共有できたらと思います。

MC

浜辺さんは、作品が完成してから漆原と遥さんのシーンでご覧になって、どう感じましたか?

浜辺さん

新木さんが出演されることは知っていたんですが、試写の時に映像で初めて観ました。純粋に「素敵なご夫婦だな」「絵になるな」と思いました。お二人でいる時の雰囲気と、上司としての漆原さんはもちろん違うし、お二人の笑顔が眩しくて「本当に素敵な関係性を築いていたんだな」っていうところからの喪失感が、一緒に作品を観ていても感情移入してしまって、悲しい気持ちになりました。本当にそれぐらい存在感が大きかったんだなと感じました。

MC

新木さんは、完成した本編をご覧になっていかがでしたか?

新木さん

私自身、最初に台本をいただいた時に、とにかく素敵な台本だったので泣きながら読み進めるところから始まりました。そして、漆原遥という役は、漆原のすごく大切な心の中の支えになる役どころなんだなっていうものを感じながら演じました。
「撮影はどれくらいの日数になるのかな?」と思ったら、一日だけの撮影で、その短い時間の中で「どうやって目黒さんとそういった環境を作ろうかな?」って思いながら現場に行きました。本当に目黒さんが温かく優しい方なので、現場に入ったらすぐにやり取りが自然とできて、本当に感謝しています。
監督とは、いろいろとアドリブで…ゴミ捨ての後のシーンなどで「どういう夫婦の関係なのか?」「どういう夫婦だったのか?」というのが分かりやすくなるように、一言二言でどれだけ伝えられるかをご相談させていただきました。おかげで、そういった関係性がうまく作れたかなと思っています。
この作品を観た後は、私の出演したシーンも素敵なシーンになっていて良かったなと思いながら、とにかく皆さんの演技が素晴らしいなと思いました。どのご葬儀も、漆原さんと美空さんが寄り添っている姿が、本当に印象に残って泣いてしまいました。

MC

目黒さんは、新木さんとは一日だけの撮影だったということですが、ご共演はいかがでしたか?

目黒さん

今日はこんなにスクリーンに大きく映っていて、すみません(苦笑)。

新木さん

大きい…(笑)。

目黒さん

漆原と遥は、漆原がちょっと尻に敷かれているじゃないですが、そんな関係性だったり、二人が本当に思い合っている夫婦だというのを、一日で表現できたのは、新木さんの人柄や、お芝居があったからだと思います。一日であそこまで積み上げることができたことに、とても感謝しています。

MC

「夫婦って日常こそがすごく大事で尊いものなんだ」ということを、二人が元気に素晴らしく表現されていたと思います。今のお話をうかがって、新木さんはいかがですか?

新木さん

本当に日常というか、「普段自分が過ごしている一日」ってどれだけ大切なんだろうって思いました。それを失った時に、どれだけ大切だったのかを実感するタイミングが来る人もいる中で、とにかく一日一日の日常を大切にして、周りの人には感謝を伝えることをより大切にしたいなって思いましたね。

三木監督

遥の遺影があるじゃないですか。撮影は一日だけでしたが、何か二人の関係性をその前に作りたいと思って、衣装合わせの時に遺影の写真を目黒くんが撮ってくれたんです。

浜辺さん

へぇ! 知らなかった!

新木さん

そうでした。

三木監督

本当に素敵な笑顔で、あれを引き出したのは目黒くんなんです。お部屋にちょっと飾ってある写真も、二人で自撮りしたりいろいろ撮っていたものです。すごく良い笑顔でしたよね。

新木さん

本当にありがとうございました。

MC

漆原と遥の過去を美空に語るシーンがあります。それは、美空自身も区切りの儀式を執り行っていくことで、改めて決意をしていく重要なシーンでした。浜辺さんにとって、この漆原と美空の関係を経て、撮影中の目黒さんはどんな存在でしたか?

浜辺さん

あぁ…そうですね、素晴らしい同僚? 同僚だと同じになっちゃうから…上司…先輩だ(笑)!  素敵な先輩です。
この作品を撮影するにあたり、私も現場で集中したい日もあったし、何よりもそれぞれのエピソードを演じる皆さんが、お芝居をしやすい空気感を作りたいなと思っていました。それを、会話することなく同じ方向を向いて撮影できたのは、すごく大きかったです。さっきおっしゃっていたように、仕事をする上での「素敵な背中」をたくさん見せてくださったので、こちらも毎日背筋が伸びる思いでした。本当に素敵な先輩でした!

MC

撮影中、目黒さんにとって浜辺さんはどのような存在でした?

目黒さん

素敵な後輩でした。

浜辺さん

良かったです。

目黒さん

でも、漆原と美空の雰囲気のままで現場にいられたので、それはすごくお芝居の中にも活かせたと思います。それはもう浜辺さんとだったから、そういったお芝居ができたのかなと思うので、素敵な後輩でした。

浜辺さん

良い先輩に恵まれました。ありがとうございます。

MC

「ほどなく、お別れです」という言葉と作品に込めた思いを、改めてなりますが、教えていただいて良いですか?

三木監督

僕もそうですが、だんだん自分の最期というものが見えてきていても、何か遠ざけたいものでもあると思うんです。でも、「怖いもの、忌むべきもの」じゃなくて自分がそういうタイミングだったら「どういう心持ちでいようか?」を考えるきっかけになれば良いなと思って、この作品を作った部分があります。
別れというのは死だけじゃなくて、例えば春には違う学校に行くとか、大学に行くとか、いろいろな別れがあります。いろいろな区切りがある中で、自分がその時に「周りの人にどう接することができるか?」を考えるきっかけにもなるんじゃないかなと思っています。
葬式とか、自分が亡くなるなんてことは全然考えてないと思いますが、若い人たちにもぜひこの作品をたくさん観て、身の回りの大切な人が亡くなる瞬間があるということを考えてほしいと思います。そうしたら「その時にどういう気持ちでいるべきか」「その手前ではどう接するべきか」みたいなことをちょっと考えてもらえるんじゃないかなと思います。

MC

最後に代表して浜辺さんと目黒さんから一言ずつメッセージをいただきたいと思います。

目黒さん

今日はこのような形での参加となって申し訳ないです。
僕はこの作品を観て、死というものが「終わり」ではなく「ゴール」のように感じました。ここで終わりじゃなくて、その先でまた会えるかもしれないという希望をくれるこの作品が、すごく大好きです。これから僕も、「行ってきます」「行ってらっしゃい」とか「おかえり」「ただいま」とかそういった一言一言も、大切な人との一言もすごく大事にできるきっかけをくれたと思います。だから、そういうものを、皆さんも感じ取ってもらえたらすごくうれしく思います。
僕は、今カナダにいるのですが、カナダでも日本でたくさんの方がこの作品を観てくれているっていうことを聞くので、うれしい気持ちになっています。このチームが、皆さんに届けたい想いが、一つでも届いていたらうれしいです。ありがとうございます。

浜辺さん

本当にたくさんの方にこの作品が届いて、たくさんの温かい感想をいただきました。本当にありがとうございます。この作品は、誰にでも訪れるお別れを描いています。悲しい気持ち、亡くなってしまった人への思い――そういったちょっとマイナスな気持ちに寄り添って、それを全部包み込んで、前を向かせてくれる作品です。それと同時に、この作品を観て、大切な人に「この気持ち伝えたいな」「この言葉を伝えたいな」って思う、そんな存在に出会えたこと、出会えていることにも心から感謝ができる気持ちに、気づかせてくれる作品でもあります。だから、大切な人がいるあなたに届けたい作品です。
SNSなどを見ていると、「大切な人を亡くした傷がまだ癒えず、この作品を観に行こうかちょっと迷っています」という方が多くいらっしゃいました。この作品は、その気持ちを丸ごと包み込んで、前を向かせて、ちょっと心を温めてくれる作品になっています。どうか迷われている方は、ぜひ劇場に足をお運びいただけるとうれしいです。愛を込めて作った作品です。たくさんの方にこれからも愛していただけるとうれしいです。『ほどなく、お別れです』をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました。