『ほどなく、お別れです』完成披露試写会

2026.01.13
  • 完成披露

完成披露試写会

「小学館文庫小説賞」の大賞受賞作で、現在累計70万部を突破している長月天音の人気小説を映画化した「ほどなく、お別れです」の完成披露試写会が1月13日、東京・豊洲の「豊洲PIT」にて開催されました。
上映後にはW主演の浜辺美波さん、目黒蓮さんに加え、森田望智さん、古川琴音さん、北村匠海さん、渡邊圭祐さん、野波麻帆さん、西垣匠さん、久保史緒里さん、鈴木浩介さん、永作博美さん、三木孝浩監督の総勢12名による舞台挨拶が行われました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!

浜辺美波さん

清水美空役

目黒蓮さん

漆原礼二役

森田望智さん

赤坂陽子役

古川琴音さん

柳沢玲子役

北村匠海さん

柳沢亮太役

渡邊圭祐さん

久保田宏之役

野波麻帆さん

長野桂子役

西垣匠さん

長野翔一役

久保史緒里さん

長野玲奈役

鈴木浩介さん

清水佑司役

永作博美さん

清水美波役

三木孝浩監督

■暗転した舞台の幕が上がると、登壇者の皆さんが並んで登場。舞台が明るくなると、緑と銀色の紙吹雪の舞う中を緑色の階段を降りてステージに登壇しました。

浜辺さん

完成披露試写会に来てくださった皆さん、そして配信をご覧の皆さん、こんにちは。
完成した本作を観てから、ふとした日常の瞬間に、本作を思い出していることに、最近気づきました。過ぎ去っていく日常の中で、ちょっと立ち止まった時に、本作を思い出して、「何気ない日常を全力で愛してあげよう」と思える作品になっていると思っています。本日、完成披露試写会でたくさんの方に観ていただき、本当にうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

目黒さん

本日は、お越しいただき本当にありがとうございます。そして、配信を観ている方々も本当にありがとうございます。本作は「別れ」や「死」をテーマにした作品ですが、この作品が最後に見せてくれる希望を、僕は信じています。どこかで、その希望が、本作を観てくださった皆さんにちょっとでも伝わったらうれしいです。
ちょっとでも前を向いて、皆さんの今後の人生の中で、何か一つ生き方が変わるような、そんな大きなパワーを持っている作品だと思います。その希望の輪を、皆さんと一緒に広げていけたらうれしいです。

森田さん

本日はお越しいただきありがとうございます。私は、撮影中もそうでしたが、撮影の終わりには、やっぱり家族のことを一番思い出しました。葬祭プランナーとしてご葬儀にあたる中で、葬儀は故人さまのためであり、それ以上に遺された方々が、大切な方との思い出をどれだけ笑顔で胸に留められるかがすごく大切なんだということを、本作に教えてもらったような気がします。そういった思いが、皆さんにも届いてくれたらうれしいです。

古川さん

本日は、お集まりいただきありがとうございます。この役を演じてみて思ったのは、考えたくはないですが、自分も含めて身の周りの人がいつか亡くなる日が来るということです。でも、亡くなったその先に、まだまだ温かな未来が残されているということを、本作を通して改めて感じることができました。自分が死んでそこで終わりではなくて、その先にまだ生きていけるんだなっていう希望を持てる作品だったと思います。皆さんにたくさん観ていただけたらうれしいです。

北村さん

人は、いつか必ず亡くなってしまうということは、皆さん分かっていることです。でも、それに直面した時、僕が演じた亮太は、絶望という感情と向き合えずにいました。撮影は一日だけでしたが、そんな時間を過ごしました。亮太は、絶望でしたが、人の心の形というのは、必ずしも一つではないと思います。僕も、おじいちゃんを亡くした経緯がありますが、その時、自分がどういう感情になればいいのか分からない瞬間があったのを思い出しました。
本作はいろいろな家族を描いているので、観る人それぞれの心の形に、いろいろな形で寄り添ってくれる作品だろうなというのを、改めて観た後に感じました。ぜひとも、たくさんの方の心の形を満たしてくれる作品になればいいなと思います。本日は最後までどうぞよろしくお願いします。

渡邊さん

本日はお集まりいただき、ありがとうございます。
妻(演:志田未来さん)と一緒に来るのがベストだったんですが、お仕事の都合で、僕一人になってしまいました。
先ほどですね、娘役を演じた英茉ちゃんからメッセージをいただきました。「見ているよ。頑張ってね」ということだったので、今日は作品の魅力を皆さんにお届けして、良い記事を書いていただけるように、いろいろなことを発信していきたいと思っています。今日は頑張ります!

野波さん

本日はありがとうございます。皆さんがシックに決めている中、私だけ全身白で…。でも、亡くなっている役ということで、お許しください。

目黒さん

おきれいです。決まっています。

野波さん

ありがとうございます(笑)。私は、本作に出会って、「ほどなく、お別れです」という言葉に、救われた人間でもあります。
本日、観てくださった方々に、何か悲しいことがあった時に、救いの言葉になるような作品であったらいいなと思います。

西垣さん

本作を観た時に、「こんなに後悔がなくお別れができるのは、すごくうらやましいな」とか「素敵だな」と思いました。現実には、美空のような能力はないので、誰もが必ず後悔するとは思うんです。だから、そういう後悔をできるだけ少なくするために、生きているうちに、大切な人には「ありがとう」って言うことがすごく大事だなと思いました。
だから、今日の帰り道に大切な人――ご両親に、電話一本でも入れてもらえたら、うれしいです。

久保さん

私は今回、長野家の一員として大切な家族とのお別れを経験して、自分自身も離れて暮らす両親のことを思いました。なので、本作を観た皆さんが、身近な大切な方を思うきっかけになればうれしいなと思います。

鈴木さん

皆さん、こんばんは。
(登場時に降っていた)大量のシルバーが頭に乗っていたんですが、それを目黒くんが全部取ってくれました。その優しさに触れて、「今年一年は良い一年になるな」と思っています!
本作の台本を、初めて読んだ時に、優しさというか、目黒くんから、今いただいた優しさのような、そういうものがたくさん詰まった台本だなと思いました。現場では、丁寧に、丁寧に、家族みんなで演じた思い出があります。今日、初めて本作を観ていただいて、皆さんの心にどんな優しさが生まれたのか…。そういう時間を共有できたらと思っております。

永作さん

皆さん、どうもありがとうございます。
私たちは、突然何が起こるかも分からないまま生きているわけです。でも、それを先に知ることはできない。つまり、「人間は、突然起こることに弱いな」っていうことに、本作を観て本当に思いました。でも、ずっと憂いているわけにはいかないので、「これは当たり前じゃないんだな」ということに、今日気づいて帰ってくれたらいいなと思っています。ぜひ、明日からも全力で、皆さん、自分の時間を楽しんでください。本日はありがとうございます。

三木監督

本日、お越しの皆さん、配信をご覧の皆さん、ありがとうございます。
物語自体は、もちろん架空の物語ですが、こんなにもキャスト・スタッフが、絵空事ではなく「自分の身の周りでも起こりうること」として捉えてくださいました。皆さんがすごい熱量を持って、大事に作った作品を、皆さんにお届けできるこの日を、心待ちにしていました。本当にありがとうございます。本日はよろしくお願いします。

MC

本作では、浜辺さんと目黒さんは、様々な家族の葬儀を通して、逝く人、そして遺された人たちの思いをつなぐ、最高のお見送りを目指します。その過程で、本日ご登壇されているキャストの皆さんとご共演されています。
そこで、浜辺さんと目黒さんに、まずは伺っていきたいと思いますが、たくさん共演された方がいる中で、特に印象深い共演者の方や、撮影中にどんなことがあったかなど、思い出深いエピソードを聞かせていただきたいと思います。

浜辺さん

まずは、事務所の大好きな先輩である野波麻帆さんとご一緒できて幸せでした。

野波さん

うれしいです。

浜辺さん

今でも目が合うと、涙が出そうになるくらいなんですが…。作中でも、本当に素敵な笑顔で、目を合わせることが多かったです。このような先輩になりたいとずっと思いながら撮影をしていました。
あとは、先ほど、「君の膵臓をたべたい」(2017年公開/主演:浜辺美波・北村匠海)から「もう10年くらい経つんだね」というのを、匠海くんと話していました。

北村さん

どうも(笑)。

浜辺さん

どうも(笑)。このような場でお会いするのは、かなり久しぶりなので、「懐かしいな」という気持ちが一番に出てきます。

北村さん

そうですね、懐かしいですね。

MC

現場ではお話しをされましたか?

北村さん

(北村さんご自身の撮影への参加が)一日でしたもんね。

浜辺さん

来てくださったのが一日だけだったんですが、朝ドラ(2025年度前期NHK連続テレビ小説「あんぱん」)の撮影中に、こっちの世界に来てくださって…(笑)。

北村さん

監督からお手紙をいただいて、プロデューサーさんがうちの事務所の扉を叩きに来まして…。

三木監督

「この役は匠海くんにしかできない」と。

北村さん

ということもあり、オファーを受けました。もちろん、浜辺さんが出演されるということもそうですし、目黒くんと一緒にやれるというのも、短い時間でしたが、本当に貴重な時間でした。

目黒さん

こちらこそです。

MC

目黒さんは北村さんとご共演されて、何か印象残っていることはありますか?

目黒さん

そうですね。常に集中力を切らさずに、役の雰囲気をまとって現場にいるというイメージです。僕も一つのことに集中している時って、割と現場から離れられないタイプなので、北村さんもそういう方なのかなと思っていました。でも、実際にお芝居をしていく中で「こういう芝居をされるんだ」「こうやって感情を表現されるんだ」というのを、実際に対面してお芝居できたのは、僕にとってもすごく良い時間でした。ありとうございました。

北村さん

離れてはいましたが、二人で現場にいるというのが、すごく気持ち良かったのを覚えています。僕も、現場から離れないタイプなので、葬儀場に並べられた椅子の隅と隅に僕と蓮くんがいる…みたいなことがすごくあったなと…。

三木監督

匠海くんは、蓮くんと一緒にお芝居して、印象はどうなの?

北村さん

そもそも、僕ら家族(古川さん、北村さん)が物語の始まりを描くので、初めて蓮くんと対面して芝居をした時に、その声――本作を包む蓮くんの「ほどなく、お別れです」という声がある限り、「この作品は絶対に優しさに包まれるな」っていうのはすごく感じました。
今回の僕の役は、吐き出して、吐き出して…という芝居だったので、それを「どう受け止めてくれるかな?」と、考えながらやっていたんです。でも、(目黒さんの)声を聞いた時に、…これは僕らだけじゃなくて、いろいろな家族がそうだと思いますが、蓮くんと浜辺さんの声にすごく助けられたと思います。「ほどなく、お別れです」という声を聞いて、撮影はたった一日だったんですが、すごく自分の人生も感じられました。芝居の素晴らしい技術はもちろんですが、素晴らしい声の持ち主だなと…。

目黒さん

ありがとうございます。ご一緒した撮影は一日だけでしたが、現場での居方で分かる――「この人は信じられるな」ていう…。

北村さん

僕もそう思いましたよ。「この人は信じられる」って。

目黒さん

楽しい時間でした。

MC

目黒さん、他に印象深い共演者の方やエピソードがあったら教えてください。

目黒さん

鈴木さん(笑)。

鈴木さん

僕の方を見たから「まさか僕を…?」と思ったけど…、無理をしなくても大丈夫だよ(笑)。

目黒さん

別の作品(「トリリオンゲーム」TBS系列にて2023年に放送/主演:目黒蓮と、劇場版「トリリオンゲーム」2025年公開)でご一緒して、その時は明るい感じだったじゃないですか?

鈴木さん

はい。

目黒さん

なので、「こんな真剣な顔もされるんだ…」って(笑)。

鈴木さん

ちゃんと適材適所でやるよ! もう51(歳)だぜ!
緊張感が伝わるシーンが多いですし、目黒くんは集中するタイプだから、ちょっとずつ緩和させるというか。永作さんと二人でね、「あまり集中し過ぎても疲れちゃうから」「あなたね、ちょっとぐらいね…」って。

永作さん

「休んだら?」ってね(笑)。

鈴木さん

目黒くんに休んでほしいんですよね(笑)。

永作さん

本当に。

鈴木さん

でも、ご一緒したのは素敵な時間でした。

目黒さん

いや、真剣なお芝居もカッコ良かったです。

MC

美空の父母役でしたが、目黒さんにとってもお父さん、お母さんのようだったんですね。

鈴木さん

美空もね、頑張り屋さんだからね。でも、何か家族の感じは、良かったですよね?

永作さん

その辺は、本作を観ていただければ分かるかなって思います。

浜辺さん

はい! スキマ時間に、すごく人間ドックをお勧めしていただきました(笑)。健康についてね。

鈴木さん

二人の身体が心配なんですね(笑)。

永作さん

そうなんです!

MC

目黒さんは、他にどなたか印象的な共演者の方はいらっしゃいますか?

目黒さん

今日はここに来られていないですが、(原田)泰造さん。僕が演じた漆原は、あまり感情を出さないですし、もちろん泣かないんですが、泰造さんのお芝居を見た時に、本番ですごく涙が出てきちゃいそうになっちゃって…。そういうのに耐えるのもすごく大変でしたが、良かったです。普段、芸人さんとしてあれだけ面白くて、笑いを取っているじゃないですか? そのギャップに、本当に驚いたと言いますか…本当に素晴らしいお芝居で胸が打たれました。

MC

森田さんはお二人と同僚として共演されてみていかがでしたか?

森田さん

本当に緊張感のあるシーンが続く中で、浜辺さんはとても柔らかい雰囲気を持っているので現場がちょっと華やぐというか…。浜辺さんが笑っていると、少し緊張が解けるのが、私には心地良かったです。それから、一生懸命葬祭プランナーとしての役を全うされているので、同時に私もしっかりしなきゃと思いました。
目黒さんは、漆原さんのような方なのかなって思っていて…(笑)。だから、すごく厳格な雰囲気を持った方なんだとずっと思っていたんです。でも、この間の会見(11月に行われた『ほどなく、お別れです』完成報告会)や、今日とか、笑っているのを初めて見て…。

目黒さん

笑いますよ、僕も(笑)。

森田さん

撮影中は「話しかけてはいけない方だ」と思っていたので…。

目黒さん

(笑)。

森田さん

今日すごくホッとしました。なので、それだけ役に真摯に向き合ってらっしゃるんだということを、撮影が終わって半年後に知りました(笑)。

MC

目黒さんも笑いますよね?

目黒さん

僕だって笑いますよ!

森田さん

すごく素敵です。笑ってください!

MC

古川さんはお二人との共演はいかがでしたか?

古川さん

本作に関しては、撮影に一日しか参加できなかったので、現場でたくさんお話することは、ありませんでした。でも、目黒さんとは前に共演したドラマ(「海のはじまり」フジテレビ系列にて2024年に放送/主演:目黒蓮/古川さんは目黒さんの亡くなってしまった元恋人役)でも、物語の始まりが私のお葬式って…(苦笑)。今回も私のお葬式だったので、妙な安心感があるというか、安らかに逝けそうだなって(笑)。

目黒さん

僕はそろそろ厳しいです。もう(お葬式は)見たくないです…(苦笑)。

古川さん

またいつかお葬式で…(笑)。
北村さんも言っていたんですが、私も漆原さんの声がすごく印象深いなと思っています。柔らかさもあるけれど、しっかりと芯というか重みがある声で…。こういうお葬式のプランナーさんがいてくださったら、どんなに心強いんだろうって思いました。

目黒さん

ありがとうございます。

古川さん

浜辺さんとは初対面で、撮影が一日しか時間が取れなかったので、作品での印象になってしまいますが、本当にフレッシュな方だなと思いました。やはり、死を扱う物語なので、本当に救いようがないくらい、重くなってしまうものだと思うんです。早く皆さんにも本作を観ていただきたいですが、その中で、浜辺さんのかわいさだったり、コミカルさとかがあって、死のその先が想像できる、そんなテーマがありますので…。

目黒さん

そうですね。

古川さん

このテーマを、すごく温かい物語にしてくださったのは、浜辺さんの持っているパワーなのかなと思います。

浜辺さん

優しい…。
私は、対面している時間もそうですが、葬式の会場でお写真を拝見する時間も多かったので、そこに映っている姿が印象に残っています。この一枚の写真で、役柄と人生を表現されている感じがして、とても一日だけの撮影だったとは思えないくらい印象に残っています。もっとお話もしたかったですし、また共演できるように頑張りたいと思います。

古川さん

頑張ります!

MC

渡邊さんはお二人とのご共演はいかがでしたか?

渡邊さん

お二人とも、空気感というか、とにかく現場での集中力がすごいというお話が、先ほどからあったと思います。現場での佇まいが素晴らしすぎて、こちらがすごく役に入りやすい環境作りや、空気作りが素晴らしいなと思いました。うれしくなっちゃって、たくさん話しかけていました。浜辺さんにはおススメのおせんべいを聞いたりとか、目黒くんが幼稚園の運動会を見て、ホワッとしている時に話しかけていたら、スタッフさんから「目黒くんがあんなに共演者の方と話すのを初めて見ました」と言われて「よっしゃ!」と思っていたんですが……。邪魔をしていたんだと思って、すみませんでした(苦笑)。

目黒さん

本当にいい迷惑でした(笑)。嘘ですけどね(笑)。

MC

浜辺さんはおススメのおせんべいを教えてあげたんですか?

浜辺さん

渡邊さんが持っている雰囲気が、本当に優しいんですよ。重いシーンばかりで、ずっと泣いているから、ちょっとでもカロリーのあるものをあげたいなと思って、食べ物の話をしながら、おススメのおせんべいをプレゼントしたり…。
あと、本当に目黒さんが談笑している姿を、あの現場では初めて見ました。

目黒さん

一度、映画で共演(映画『わたしの幸せな結婚』2023年公開/主演:目黒蓮)したことがあって、何か僕もホッとしたんだと思います。

MC

野波さんはお二人との共演はいかがでしたか?

野波さん

まずは、みーちゃんから。本当に大好きな女優さんです。本作の中で、一度だけ目が合うところがあるんです。あそこで、みーちゃんにだったら、あの二人(=遺していく子どもたち)を預けられるという安心感と信頼感が、一瞬で伝わってきました。とても良い時間だなと思いました。
そして、私は死んでいるので、目黒さんとは目が合わなかったのがとても残念でした。でも、死化粧をしていただき、着替えもしていただきました。私は、亡くなっているので、とにかく目をつぶっていたんですが、作法がキレイでした。「この方はどれだけ勉強して、練習したんだろう?」と、亡くなっているのに感動していました。

目黒さん

ありがとうございます。

MC

西垣さん、久保さんはいかがでしたか?

西垣さん

寒かったよね(苦笑)。寒かったです。
長野県の霧ヶ峰で、ちょうど一年ぐらい前に行きました。割と頂上付近だったと思いますが、お母様のお葬式をやりました。お二人の胸を借りる思いというか「お任せします」という感じで、僕はお芝居をしていました。どうですか?

久保さん

まさにそうですね。集中力を切らさず、寒さなど気にせずにいる姿にすごく感動しました。
別の日にも感動した日があったんですよ。星がキレイな日があって、お二人がはしゃぎながら、別々に星座を探しているのを見て、ちょっと安心したというか、辛いシーンが多かったので「良かった!」と思いました。

目黒さん

ありましたね。すごく星がキレイでした。

三木監督

本当に重いシーンというか、もちろんエピソードごとですが、これだけたくさんの方が「それぞれ感情の表し方が違うんだ!」ということが、ご覧いただいた方には分かったと思います。みんなそれぞれにそれぞれの思いで――その思いにスタッフはほぼ毎回泣きながら撮影をしていました。それだけの思いが、この映像には込められていて、それが皆さんに今日、伝わっていたらうれしいと思います。

MC

最後に浜辺さん、目黒さんからメッセージをいただければと思います。

目黒さん

日頃、生きていく中で、いろいろなものを当たり前のように感じてしまいがちです。「死」とか「お別れ」も、何だかちょっと遠いような、非現実的なもののように感じてしまいがちな部分がどうしてもあると思います。でも、死とか別れは、誰もが必ず経験する一番身近なものだと思います。だからこそ、好きな人がいたら「好きだよ」と言ってあげて、感謝したいなと思ったら「ありがとう」って思った時に伝えていると、後悔を100%なくすことはできないかもしれないけれど、少しでも減らすことはできるんじゃないかと思います。
僕も、今後は少しでも悔いがないように生きたいと思います。
また、本作を観た皆さんには、今後の人生が何か変わるかもしれないと注目してもらえたら、すごくうれしく思います。ぜひ観ていただき、いろいろな感想が聞けたらうれしいです。ありがとうございました。

浜辺さん

本作では、たくさんのお別れが描かれています。どのエピソードにも、本当に心が動かされて、涙があふれてしまうようなお別れシーンがたくさんあったと思います。それでも、本作を観終わった後には、悲しみよりも、大きくて温かい愛が包み込んでくれているはずです。
ちょっと顔が下を向いてしまっていても、思わず顔を上げたくなるような、そんな作品になっていると思います。観終わった時、「この作品に出会えて良かった」と思っていただけるはずですし、時間が経った後にも、ふとした時に本作のことを思い出してしまうような作品になれたらいいなと思います。
ぜひ、2月6日に本作に出会いに来ていただけるとうれしいです。本日は本当にありがとうございました。