映画「ゴジラ-1.0」アカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶&全国同時生中継イベント

2024.03.20
  • イベント

アカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶&全国同時生中継イベント

国産ゴジラ映画として、記念すべき30作品目となる「ゴジラ-1.0」。日本アカデミー賞では最多の八冠に輝き、日本のみならず、北米をはじめ世界中で大ヒットを記録しています。さらにはアジア映画で初めて米アカデミー賞視覚効果賞を受賞しました。
これを記念して3月20日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて、アカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶&全国348館同時生中継が開催され、神木隆之介さん、浜辺美波さん、佐々木蔵之介さん、吉岡秀隆さん、青木崇高さん、山崎貴監督が登壇しました。入場時はもちろん登壇後も拍手が続き、度々歓声が起きるなど会場内は終始お祝いモードとなった、こちらのイベントの模様を詳しくレポートします!

敷島浩一役

神木隆之介さん

敷島浩一役

大石典子役

浜辺美波さん

大石典子役

秋津淸治役

佐々木蔵之介さん

秋津淸治役

野田健治役

吉岡秀隆さん

野田健治役

橘宗作役

青木崇高さん

橘宗作役

山崎貴監督

神木さん

今日は雨と雷がすごい中ありがとうございます。そして、全国の348館から見ている方にも会場の熱が伝わるようにしたいと思います。
一回やりたいことがあるんですが良いですか? こちらの会場の皆さんと中継会場の皆さんと一緒に、「世界の貴(たかし)おめでとう!」を言いたいです。

■盛大に「世界の貴(たかし)おめでとう!」コールがされました。

山崎監督

(お祝いの拍手が鳴り止まず)もう…結構です(笑)。

浜辺さん

このようなおめでたい場に私もご一緒できて本当にうれしいです。監督とスタッフの皆さんへおめでとうという気持ちです。また本作の舞台挨拶ができるとは思っていなかったので楽しみたいと思います。

佐々木さん

皆さん、本当におめでたい席にようこそおいでくださいました。
私は、ただただ現場で楽しく撮影をしていただけなんですが、この場に立ててとても光栄でうれしく、こんな幸せなことはないです。今日は皆さんも一緒に幸せモードで、この時間を過ごしてください。

吉岡さん

(MCが役名と共に吉岡さんを紹介したのを受けて)そうでした! 僕が演じたのは「野田」でした。もう去年ですもんね。またこういうおめでたい席にいられて本当に幸せです。
(山崎監督に向かって)どこまで行くんですか?
本当にうれしいです。白組の皆さん本当におめでとう! いつも現場で後処理をしてくれる渋谷さんには特に「おめでとう!」と、この場を借りて言いたいです。
(来場者の皆さんへ)今日はありがとうございます。

青木さん

皆さん、日本映画の中でも最高映像作品の舞台挨拶へようこそ!(会場:大きな拍手)
そして、全国348館の皆さんもようこそ!
スポーツの世界は一昔前までは、大リーグで日本人選手がこんなに活躍するとは思っていませんでした。そして、このエンタメ(映画)でアカデミー賞を取り、この作品を潮目にして、どんどんどんどん、日本映画と日本の作品が世界で盛り上がっていきます。皆さん応援のほど、どうぞよろしくお願いします。

MC

世界の山崎貴監督です!(会場:拍手喝采)

山崎監督

皆さん、ありがとうございます。作った時は、まさかこんな素敵な結果になるとは思っていませんでした。ただ必死に良いものを作ろうと思っていました。その結果、思いがけぬ場所に連れて行ってもらえたこと、それを皆さんと一緒にお祝いできるというか、みんなで楽しめるのは本当にうれしいことです。来てくださってありがとうございます。

神木さん

(水島四郎役の)山田裕貴からの伝言です。
「今日はスケジュールの都合で行けなかったけれど、すごく行きたかった」そして、「監督と白組の皆さん、本当におめでとうございます。こんなにおめでたくて、皆さんと一緒に喜べる作品に出演できて本当に幸せです。イエーイ!」と言っていました。
なので、彼の魂もここに連れてきました。

MC

改めて公開から4カ月半ほど経ちまして、国内にとどまらず、世界中で話題沸騰の「ゴジラ-1.0」ですが、成績の確認をしたいと思います。公開から本日までの国内累計興行収入は65億円を突破しました。これは、昨年公開された実写作品のNo.1でございます。日本を含む世界興行収入は7319万ドルで、日本円に換算しますと約109.8億円突破です! 全世界で175億円突破しております。(会場:拍手)
第96回アカデミー賞(映画芸術科学アカデミー主催)において、視覚効果賞をアジア映画で初めて受賞されました。この大ヒットとアカデミー賞受賞について、皆さんの周りからの反響はいかがですか?

神木さん

それこそ役者仲間から「アカデミー賞受賞おめでとう」という連絡が来ました。最初に連絡が来たのは、山田裕貴からと、WOWOWで授賞式の中継をしていた中島健人(Sexy Zone)から「取ったよ!ヤバいね」という連絡でした。皆さんから「おめでとう。すごいね」などといただいて、「こちらこそ、すごいね」って返していました。こうやって家族や、会う方々から「おめでとう」と言っていただき、「本作を観たよ。すごく良かった」っていう声もいただけて、幸せなことだなぁと思っております。

浜辺さん

私も、授賞式をリアルタイムで追っていたので本当にびっくりしました。もともと監督が「五分五分だよ」って言っていたので、大人の方が五分五分って言うってことは20%くらいかなぁと思って……。

山崎監督

いやいや、言葉通りだから!

浜辺さん

何ていうのかな…感覚的に五分五分って言っている時は、(受賞は)ないじゃないですか。

山崎監督

そんなことはない! 本当に五分五分だよ(笑)。

浜辺さん

(笑)。それが分からなかったので、受賞は20%くらいだと思っていました。そしたら本当に賞を取ったので、思わず声が出ました。それに、いろいろな方から「おめでとう!」って声をかけていただきました。うれしいです。

佐々木さん

僕は、受賞発表の瞬間は新幹線に乗って東京に向かっている途中だったのでリアルタイムでは見られませんでした。でも、「おめでとう、取ったね」っていう連絡が入って、「おめでとうなんだけど、ありがとう」という気持ちでした。すぐにWOWOWの映像とかがSNSなどに上がってきて、僕は一月ちょっと前くらいからSNSを始めたので、「こういう時にSNSをしなきゃいけないなぁ」と思いました。何か気の利いたことを書こうかなと思って考えていました。「やったか!」…これはアカンな…、「恐れ入谷の鬼子母神!!」…これもアカンなぁって、自分で「アカン、アカン」と迷っている間に東京駅に着いてしまいました。結局は、普通に「おめでとうございます」にしました。幸せな新幹線タイムでしたね。

吉岡さん

すみません。僕は知らなかったんです。(会場:「えっ!」と驚きの声が上がる)
「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年公開)のプロデューサーの奥田さんが「山崎監督、やりましたね」と、メッセージをくださいました。「ノミネートのことを言っているのかな?」と思いながら、いつも行くコンビニに行ったら、レジの方に「『ゴジラ-1.0』やりましたねぇ、オスカー」って言われました。思わず「えー!取ったんですか?」となりました。(会場:爆笑)

山崎監督

だいぶ(受賞の情報を知るまでに時間が)ズレたね?

吉岡さん

それで、慌てて監督にショートメールを送りました。なかなか返事が返ってこないから「あぁ無視か」って思いました。YouTubeに上がっている会見の映像を見たりしていたら、返信が来たので、「あぁ、見捨てられてはいなかった」と思いました(笑)。

山崎監督

(笑)。ちょうど飛行機に乗っていたから!

吉岡さん

そうだったんですね。すみません。…そんな感じでした。

青木さん

僕は、韓国、ドイツ、フランスの友人から連絡が来ました。「ドイツとフランスでは劇場に行列ができている」って聞いて、「すごいな」と思いました。
そういえば、この間ブラジルに行ったんです。サンパウロの滞在先のホテルの方たちは、僕が来るってことを知っていたので、お揃いのゴジラTシャツを作って、「ようこそいらっしゃいました」と迎えてくれました。…もちろんオフィシャルのTシャツではないんですが、気持ちのこもったオリジナルTシャツでした。本当に世界が沸騰していますよ。

山崎監督

賞をもらった瞬間は、頭が沸騰しそうでした。終わってから携帯を見たら、ずらりとお祝いメールの通知が…。「これ、全部返信しないといけないのか」と思うくらいにすごかったです。昔の同級生とか、以前仕事でお世話になった方とか、すごくたくさんの方から連絡をいただきました。「ありがとうございます」という感じでした。

MC

キャストの皆さんも気になっていると思いますが、先ほどから山崎監督が持っているオスカー像を、皆さんも持ってみたくないですか? 監督、大丈夫ですか?

山崎監督

良いですよ!

佐々木さん

さっきここに登壇する時、監督がオスカー像を忘れていたんですよ。オスカー像が一人ぼっちでした。

山崎監督

大丈夫です(笑)。持ってきました。

■山崎監督から佐々木さんへオスカー像を手渡す。

佐々木さん

(オスカー像を掲げて)取ったどー!
実際手にしてみると、ここが一番持ちやすいので、片手でこう持ちたくなりますね。

MC

では浜辺さんにも。

浜辺さん

私、前回持たせていただいたので……。

神木さん

記事で読みましたが、(持つのを)拒否っていましたよね(笑)?

浜辺さん

いえいえ、受賞会見の時に持たせていただきました。

■佐々木さんから神木さんへオスカー像を手渡す。

佐々木さん

おめでとうございます!

神木さん

結構重いですね。
受賞された方の写真を見ると、こう掲げるように両手で持ってらっしゃる方もいますよね。

山崎監督

受賞した後にたくさん取材を受けました。「オスカー像を突き出せ」って言われて、最初はやっていましたが、(オスカー像が)本当に重くて、辛くなりました。

神木さん

重量感がありますね。この中にいろいろな思いが詰め込まれているんだと思うと……恐れ多いです。

■神木さんから吉岡さんへオスカー像を手渡す。

神木さん

秀さん、ぜひ。

吉岡さん

せっかくだから。

神木さん

おめでとうございます!

吉岡さん

ありがとうございます。
これ、本物ですか?
監督、(オスカーを受賞する)こんな日が来るんですね。僕にはちょっと震える感じがします。持たせていただいてありがとうございます。

■吉岡さんから青木崇高さんへオスカー像を手渡す。

吉岡さん

おめでとうございます!

青木さん

ありがとうございます!
本当だ! 重い!…でも、何か懐かしいですね。15歳の時に原宿でスカウトされてからいろいろありました。
本当に歴史のある……(オスカー像を)よく見ると、いろいろな刻印がありますね。なかなか恐れ多くて体が震えてきますね。
(山崎監督へ)ありがとうございます。そしておめでとうございます。

神木さん

(オスカー像を)持ってみたいとは思ったけれど、実際に持ってみると恐れ多くてコメントできなくなりましたね。

青木さん

今、汗が半端ないっす。

山崎監督

(オスカー像を持つ手が滑って)つるっていっちゃいそうですよね。

MC

さて、皆さんは今だからこそいろいろなことを監督に聞いてみたいことがあるかと思います。そこで、即席囲み取材を実施します。監督は、オスカー像を持って中央に移動してください。

【神木さんからの質問】

(レポーターの口調になり)じゃぁ録音の方、させていただいてよろしいですか?
この度はアカデミー賞受賞おめでとうございます。
質問なんですが、山崎監督は「世界の貴」と言われておりますけれども、「世界の貴」の次を目指されるということで、次は「宇宙の貴」でよろしいでしょうか?

山崎監督

(笑顔で)うるさいわ(笑)!

【浜辺さんからの質問】

おめでとうございます。東宝芸能の浜辺です。
普段はこちらのオスカー像はどちらに飾られているのでしょうか?

山崎監督

僕個人の賞ではなく、白組で取った賞なので、白組に置くことになっています。「専用のガラスケースを買う」って言っていました。

浜辺さん

ぜひ下からとか上からとかを(明かりで)照らせるケースが良いですね。楽しみにしています。

【吉岡さんの質問】

(「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズから)三丁目芸能の吉岡です。
賞を取った日の夜は、どんな夢をご覧になりましたか?

山崎監督

オスカー像を持ったままパーティーとかにいろいろと行かないといけなかったので、本当に(オスカー像の)重さが辛くなりました。だから、ボロボロに疲れてホテルに戻ったので、泥のように眠りました。夜中に目が覚めて、ポツンと置いてあるオスカー像見て、それまではどこか非現実的なことのようだったんですが、その時に初めて受賞を実感しました。

吉岡さん

オスカー像は巨大化しなかったですか? 怨念のようなオスカー像が身体に乗って金縛りにあうとか?

山崎監督

(笑)。しなかった! オスカー像が身体に乗っていたら怖いよね?

【佐々木さんからの質問】

なぜか「オスカーを取ったら賞金はいくら?」って僕が質問されて、「たぶん賞金はないよ」って答えたんですが、「ない」ですよね?

山崎監督

賞を取らなかった人たちには、授賞式を協賛するスポンサーさんから提供されるお土産があるんです。結構な金額のお土産がもらえるらしいんですよ。僕も最初はそれがもらえると思ったんですが、「オスカー受賞の人にはないです」って言われました。

佐々木さん

あ、そうなんですか。なるほど。ちょっとそれは、楽しみでしたよね。
賞金がないんやったら、「このオスカー像は日本円でいくらぐらいの感覚ですか?」と聞こうと思いました。

山崎監督

プライスレス!(会場:拍手)

神木さん

確かに!

【青木さんの質問】

週刊震電(しんでん:作品中の戦闘機名)の青木です。
アカデミー賞のスピーチは前もって準備されたのですか。

山崎監督

本当に英語がひどくて、ボロボロで申し訳ない。散々いじられました。事前にスピーチを書くぐらい受賞を期待していました。

青木さん

当落は事前には分からないんですか?

山崎監督

全然分からない。匂わせを楽しみにしていたんですが、一切匂わせもありませんでした。僕は、受賞は五分五分だと思っていたので、もし呼ばれたら何か読むものがないと恥ずかしいと思っていました。日本語で書いたものを通訳の方に翻訳してもらったんですが、直前まで書き直しをいっぱいして、一度も通しで読んでいませんでした。慌てて書いているから字が汚いし、壇上に上がったら緊張しているし、どこを読んで良いか分からなかったです。そしたら、横で渋谷が「45秒経ったら音楽が鳴るから!」(アカデミー賞のスピーチは45秒以内と制限が決められている)ってずっと言っているから、焦ってドキドキしちゃうし、アワアワしていました。たぶんアメリカの人たちは僕が何を言っているか分からなかったと思います。でも、「頑張って読んで」っていう感じが会場からしていて優しかったですね。

青木さん

いえ、本当に素晴らしいスピーチでした。(会場:拍手)

吉岡さん

プレゼンターがアーノルド・シュワルツェネッガーさんだったから、(映画「ターミネーター」シリーズの有名なセリフ)「I'll be back(アイルビーバック)!」と言ってほしかったな。

山崎監督

そんなしゃれたことを言えるような雰囲気じゃないんだよ。

MC

もう少しお時間あります。

【青木さんの質問2】

受賞した瞬間に「ゴジラ!」って叫んでいたのは誰ですか?

山崎監督

知りません! …たぶん会場にいたゴジラ好きの方だと思います。あれでちょっと緊張が和らいで勇気づけられました。

青木さん

ゴジラのテーマ曲がかかった瞬間、本当に鳥肌が立ちました。

山崎監督

でもね、プレゼンテーションの大会みたいのがあって、その時にゴジラのテーマが流れたんですよ。匂わせとか思いました(笑)。しかも、その時に、アカデミー賞各賞のダイジェスト映像が流れるんですが、VFXのカテゴリから流れたのは「ゴジラ-1.0」だけだったから、それも匂わせかと…。(会場:笑)
それから、ゴジラの大ファンで知られているニコラス・ケイジさんが(授賞式の)プレゼンターだという噂があったんです。「ゴジラ好きに『ゴジラ』と発表させるなんてしゃれたことするな」なんて、完全に受賞すると思い込んでいました。でも、実際にはプレゼンターはダニー・デビートさんとアーノルド・シュワルツェネッガーさんでした。「何だ、全然違うじゃん!これは受賞はないな」と思ったら、シュワルツェネッガーさんが「ゴジラ!」って言ったから、さすがはハリウッドの感情曲線(主観的な評価や値を時系列に沿ってグラフにしたもの)だと思って、やられました。

佐々木さん

一度落としてから…何て、アカデミー賞側はそんなこと思っていないと思う(笑)。

【神木さんからの質問2】

“世界の貴”から、“宇宙の貴”に進化された、貴さん。
スピルバーグさんが「ゴジラ-1.0」を三回観てくださったと聞きました。“宇宙の貴”は、「スター・ウォーズ」を撮りたいですか?

山崎監督

「撮りたい!」と言って撮らせてもらえるものでもないので……。
でも、スピルバーグさんはガチで三回(「ゴジラ-1.0」を)観てくれました。最初は自宅のシアターで観て、良かったのでIMAXで観て、それも良かったので、その後ドルビーシネマでも観たそうです。(アカデミー賞候補者たちが集うノミニーズ・ランチョンで話をした)その時、ずっと僕がゴジラのフィギュアを持っていたんですよ。スピルバーグさんに「それ、どこで買えるの?」って聞かれて、「“一番くじ”と言って、くじを引いて当たらないともらえないんです」と答えたら、「買えないのか」みたいな顔をしていました。だから、「いりますか?」と聞いたら「くれるの?」って言われて、「一つしかあげられない(青い背びれのラストワン賞のゴジラと、A賞のゴジラ)けれど、どっちが良いですか?」と聞いたら、すごく悩んで、「こっちかな」とA賞の黒いゴジラを持って帰られました。スピルバーグさんの家には、今「一番くじ」のゴジラがいます。何がうれしかったかって、スピルバーグさんの心の中には、まだ少年の気持ちが残っていることが本当にうれしかった。

MC

最後に山崎監督と神木さんから本作の超大ヒットを支えてくださっている全国の劇場を含めた皆さん、そして、これから本作を楽しみにしている皆さんに向けてご挨拶をお願いします。

神木さん

今日は劇場に来てくださりありがとうございます。全国の劇場の方々もありがとうございます。本当に、皆さんに愛されて観ていただいてここまで来られました。おかげで「ゴジラ-1.0」は、広く多くの方に観てもらい、知っていただけたんだと実感しております。「これから観るよ」という方は、純粋にゴジラを楽しんでいただければうれしいなと思っております。今日は本当にありがとうございました。

山崎監督

本当にこんな日を迎えられたことがうれしいです。キャストの皆さんが集まって、皆さんにも会場に来ていただいて、こうしておめでたい日をお祝いしてくれてありがとうございます。ここにいる方たちは「特にゴジラを愛してくださった方たち」だと思っています。僕は、「元気玉(「ドラゴンボール」の技の一つ。あらゆるエネルギーを集めて放つエネルギー弾)現象」というのを信じているので、皆さんの“思い”が集結してオスカーにまで届いたんだと思っています。本当に長い間支えていただいてありがとうございます。ゴジラを好きになってくださって本当にありがとうございました。