「ゴジラ-1.0」初日舞台挨拶

2023.11.03
  • 初日舞台挨拶

初日舞台挨拶

国産ゴジラ映画として、記念すべき30作品目となる「ゴジラ-1.0」が11月3日の“ゴジラの日”(1954年の第一作目の「ゴジラ」が公開された日)に公開を迎えました! 東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が行われ、主演の神木隆之介さんをはじめ、浜辺美波さん、山田裕貴さん、青木崇高さん、吉岡秀隆さん、安藤サクラさん、佐々木蔵之介さん、山崎貴監督が登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!

敷島浩一役

神木隆之介さん

敷島浩一役

大石典子役

浜辺美波さん

大石典子役

水島四郎役

山田裕貴さん

水島四郎役

橘宗作役

青木崇高さん

橘宗作役

野田健治役

吉岡秀隆さん

野田健治役

太田澄子役

安藤サクラさん

太田澄子役

秋津淸治役

佐々木蔵之介さん

秋津淸治役

山崎貴監督

神木さん

今日、ついに初日を迎えられて本当にうれしい気持ちと、安心感があります。でも、まだ初日なので、皆さんにどういう風に伝わって、どういう風に届いていくのかというちょっとした不安もあります。その中で、今日11月3日のこの日、本作を観に来るという選択をしてくださって本当にありがとうございます。まだ緊張していますが、皆さん、いかがでしたでしょうか(笑)?

■客席から大きな拍手!

MC

なんでそんなに低く出るんですか(笑)?

神木さん

まだ不安もあるので(笑)。
公開されたら皆さんの作品になっていきます。これからどんどん皆さんの心の中に残り続ける作品になれば良いなと思っています。今日は短い時間ですがよろしくお願いします。

浜辺さん

「文化の日」、そしてゴジラの誕生日に劇場に足をお運びいただきありがとうございます。本作は、たくさんの情報を隠してきたので、まっさらな状態で本作が皆さんの元に届くのが楽しみです。本日はすでに本作を観ていただいたということで、今までとは違った話ができたらと思います。

佐々木さん

ようやくこの日を迎えることができました。去年の春から撮って、本日11月3日のゴジラの日、1954年一作目の「ゴジラ」が公開されたこの日に観に来てくださった皆さんとゴジラを共有できることをうれしく思っています。本日はお楽しみください。

吉岡さん

皆さん、お元気ですか? 何だか本当に不安定な世の中ですが、作品のコピーにもある「生きて、抗え。」という言葉を胸に、いよいよ山崎ゴジラが世界に向けて動き出したんだと感無量です。

安藤さん

こんにちは、お隣のおばちゃんです。今日、ここに立った時、皆さんのすごい拍手と熱気を感じました。「ブラボー」という声も聞こえてきました。その前には神木くんや美波ちゃんともお話できました。「今日はこの場に立ちあえて光栄だな」と、お隣のおばちゃん感覚でとても感動しました。

青木さん

本日11月3日「ゴジラの日」、そしてうちの愛犬のおこげちゃんの誕生日に劇場にお越しくださってありがとうございます(笑)。皆さんの楽しんだ表情を見られてうれしく思います。

MC

お誕生日おめでとうございます。

青木さん

ありがとうございます。五歳になりました!

山田さん

いくつか取材を受けましたが、今までは「新生丸に乗り込む見習い」としか言えませんでした。でも、本作の全貌が皆さんに伝わると思ったら今日という日が楽しみで楽しみで仕方なかったです。こんな豪華な皆さんとここに立てているのも幸せです。僕が神木の隆ちゃんのことを語るのも野暮ですが、「昨日は緊張して眠れなかった」と言っている彼を見て、「いろんなものを背負っていたんだな」と思い、その覚悟が皆さんに伝わると思ったら、それもうれしいなと思いました。それに、僕は自分のキャラクターも相まって楽しく本作に参加したので、その思いが伝わると良いなと思っています。

山崎監督

本作を作っている時もそうですが、僕は子どもの頃からゴジラの映画に関わりたいと思っていたので、本当に五十何年来の夢がようやく叶った日でもあります。しかも非常に素晴らしいキャストの皆さん、素晴らしいスタッフの皆さんと、自分的にはベストの状態で本作を作れたことが本当にうれしいです。それをようやく皆さんに届けられる日が来たということが心からうれしいです。

MC

山崎監督、ようやく公開を迎えて、初めて上映後のお客さんに向けての舞台挨拶です。今、皆さんに何を伝えたいですか?

山崎監督

ずっと長いこと「ゴジラを撮りたい人」で来ましたが、もう「ゴジラを撮っちゃった人」になって、寂しくてしょうがないです(苦笑)。作品がリリースしちゃって、またフェーズが変わって「ゴジラを撮りましたよね?」となってしまいました。あまりにもこれまで「ゴジラを撮りたい」「ゴジラを作れる!」「ゴジラを撮っている!」と、その段階があまりにも楽しかったので、今日は超ドナドナ気分です(苦笑)。結構寂しくて、自分でもびっくりしました。公開されてうれしい気持ちもあるんですが、嫁に出しちゃった気分で寂しいですね。もう一本くらい撮らせてほしいです。

MC

出演者の皆さんも、今まで言えなかったことが多かったですが、今の心境などをお聞かせいただければと思います。

神木さん

取材の時に、僕はある程度言えたんですが、一番初めに裕貴と取材を受けた時に、裕貴は「水島」としか言っちゃダメって言われていました(笑)。「名前しか言っちゃダメ!それ以外は解禁できません」と言われていて、お話を聞いてくださる方も全てを知った上で取材してくださるんですが、「どんな人ですか?」「言えません」となってしまって、そのくらい情報管理を徹底していたんですよね。制約のある中で、どう言えば伝わるかなと考えながら取材を受けました。僕は、新生丸で海に出るんですが、「撮影のエピソードはありますか?」と聞かれて、「船に乗るシーンが…」と答えたら、「神木さん、まだそれは言えないです」と止められて、「海もダメですか?」ってなりました(笑)。
何をどうしたら良いのか、本当に試行錯誤しながらやってきました。

山田さん

「ゴジラが出ます」しか言えなくてね(苦笑)。当たり前だろっ!

神木さん

本当に細々としたことしか言えなかったんですが、これは改めて言いたいです!「海に出たところは本当に僕らが海に出ています!」一部では「VFX、すごいですね」「海も船もすごかったですよね、VFX」って言われています。いや、あれはVFXじゃないんです! 本当に10日間苦労して海に出たんです! 「自然と戦いながらゴジラと戦いました」ということをやっと言えることが、気持ちが良いなと思っています。

佐々木さん

「プールで撮った」みたいに言われていたもんね(笑)。

神木さん

「波の感じも再現できていて」って、いやいや本物!

山田さん

本物(笑)!

神木さん

そこだけは誤解なきようにお願いします!

浜辺さん

言えなかったことは、私は「明子」のことかな。明子、覚えていますか? NG事項だったので、「明子を連れて、強く生きている」ってことを言っちゃいけなかったんです。私にとって大事な存在の明子との撮影は大変でしたね。皆さんにとっての海が、私にとっては明子でした。明子とはなかなか心が通じなくて…。

山崎監督

現場の緊張を感じた瞬間にギャン泣きなんです。とにかく泣いちゃう。

浜辺さん

うちの愛犬のポプちゃんが三歳なんですが、連れて行ったんです。ワンコには懐くんですが、私にはなかなか懐いてくれなかった(苦笑)。

神木さん

(明子役の子は)よく見ているなと思いましたね。

浜辺さん

私は「明子がいたんだよ」ってみんなに知ってもらえてうれしいです。スッキリしています。

佐々木さん

言っちゃいけなかったことを話せばいいんですか?
最初に「一切、しゃべるな」という誓約書を書かされましたね。白本(台本になる前段階の準備稿)には「No.30」とあって、撮影所に行った時も「山崎組の『No.30』を撮りに来ました」と言っていました(笑)。途中から「G」になりましたね。「そこまでやらなあかんの?」って思っていました。その後、初号試写を観て「面白かった!」と思ったら、また「一切しゃべっちゃダメです」「あなたが出たことも言っちゃダメです」って言われました(苦笑)。

山崎監督

すごく盛り上がった感じで試写室から出てきて「これ言っちゃダメなん? 言っちゃダメなん?」って言っていましたね(笑)。

佐々木さん

「一切、しゃべるな」と(笑)。本当に今日はうれしいです。

吉岡さん

僕はベラベラしゃべっていましたよ(笑)。

山崎監督

自由だなぁ!

吉岡さん

試写を観た後も僕も「今日、観たってことも言わないでくれ」と言われましたが、そりゃ、帰ってオフクロに「すごかったよ」って話しましたよ。そりゃ我慢できないですもん。すみませんでした(苦笑)。

安藤さん

明子はね、私も一番一緒にお芝居したかな。ずっと抱っこしていたから、撮影の次の日は筋肉痛になっていました。

浜辺さん

二歳の子って重たいんですが、安藤さんはずっと抱っこしてお膝の上に置いて、距離を詰められていました。

安藤さん

メッチャ筋肉痛でした(苦笑)。名演でしたよね?

山崎監督

みんなの協力で名演に見えるようになっています。ただ、蔵之介さんに抱っこされると、静かになるんですよ。イケメンが好きなんです(笑)。

浜辺さん

そうなんです!

山崎監督

その時だけ静かで満足そうな顔していました。

佐々木さん

僕も何か動けなかったです(笑)。

青木さん

僕も明子に会いたかったんですが、接点がなかったんですよね。
僕にも言えないことはあって、敷島とつながるアイテムがあって、いろんな思いもあってね、あと職業柄…。

神木さん

取材の時に、橘と敷島の関係について「敵対」と言うだけで、宣伝スタッフに「後でちょっと言い方を変えます」とか言われていましたよね。

青木さん

結構、おいしい出方をしましたね。最初の出会いはそういう風でしたが、二人にしか体験できなかったことが、後につながっていくありがたい役をいただきましたね。

山田さん

今言いたいこと? 僕の話じゃないんですが、三、四年付いている現場マネジャーが年下で、すごくクールで、いろんな作品を経ても「裕貴さんのお芝居が…」とか言う人じゃなかったんです。でも、本作を観終わった時「裕貴さん、邦画史上No.1です」って(笑)。

山崎監督

大きく出たね(笑)。

山田さん

内心では思うところはあったかもしれないんですが、本当にそういう感想を言葉でもらったことがなかったので、すごくうれしかったですね。本人は、今「言わないでくれ」って思っているかもしれないです(笑)。

MC

ゴジラ映画に参加することは自慢だとも思いますが、周囲に自慢したことなどはありましたか? または周りに羨ましがられたりしましたか?

神木さん

僕はないですね。プレッシャーのほうが大きくて、自慢していなかったです。例えば親に話す時も「ゴジラなんだよね」「え?」「大丈夫かな?できるかなぁ?いや、やんなきゃいけないんだけれど、大丈夫だよね?」みたいな方が大きかったです。情報が解禁されて、周りから「出るんだ?」って言われても「まあ、そうなんです。でも、公開されていないから全ては公開されてからだよ」みたいなテンションでしたね。自慢できる余裕がなかったです。

山田さん

僕は、小さい頃、母親がゴジラの映画に連れて行ってくれたので、母親にしか言っていないですね。
いや、あんなに「言っちゃいけない」って言われているのに「僕、ゴジラに出るんだよ!」ってできないですよ(笑)。

佐々木さん

僕は、公開されてから、ものすごく自慢しました。「音がすごかった」「怖かった」と。先日、監督とお話したんですが、ゴジラの鳴き声は、千葉マリンスタジアムを貸し切って、あの声を流して録音したらしいです。

山崎監督

十数人の録音部のスタッフが「七人の侍」みたいに集まってきて、マリンスタジアムのいろんなところに散るんですよ。そこにゴジラの鳴き声を流して、録音しました。響きがめちゃくちゃ良いんですよね。

佐々木さん

これを自慢しまくっています。今、CMでも流れまくっているあの音! って(笑)。

山崎監督

球場を借り切って、デカいスピーカーを設置して、いろんなところで録音しました。

浜辺さん

私も似たような感じですが、今までのゴジラは手が(下に向き)こういう感じで、「シン・ゴジラ」はゴッド(神)だから手が上を向いていて、今回のゴジラは横を向いているんだって山崎さんから聞いて、ちょっと誇らしげに「らしいよー?」って言っています(笑)。

山崎監督

「今回のゴジラは神様と獣の中間だからこうらしいよ?」ってね(笑)。

浜辺さん

話した時には悦に浸っていました。気持ち良かったです。

青木さん

本当にゴジラに出演したことは誉れですよね。僕もあまり人には話していないですが、できるならおもちゃで遊んでいた5歳の頃の自分に自慢してやりたいですね。一時期、メカゴジラに浮気していましたが(笑)、ゴジラ愛を最後まで貫いて良かったです!

MC

安藤さんは俳優一家ということで、ご家族からも反応があったんじゃないですか?

安藤さん

ちなみに本日11月3日は、柄本明の誕生日です(笑)。

青木さん

明さんも? 明さんとおこげが同じ誕生日?

山崎監督

「文化の日」に生まれたんだ?

安藤さん

呼び捨てにしちゃった(笑)。実家と我が家に、歴代のゴジラのフィギュアがあるくらいみんな大ファンなんですよ。今日から彼らがみんな映画館に行って「出ていたね」と家族内で私の自慢が始まります! あれだけいる中で、この「ゴジラ」は私しか出ていないのでね。

吉岡さん

神木くんと一緒で、台本を読んで「こりゃ大変だ…」と思いました。とりあえず西武園ゆうえんちに行って、監督の作った「ゴジラ・ザ・ライド」に修学旅行生と一緒に乗りました。「絶対に良い作品を作ってやるぞ!」と思いました。でも「ちょっとこのゴジラは倒せないんじゃないか?」とヘコんだ思い出があります。

MC

監督は周りの人たちに対しては…?

山崎監督

ウチはスタッフが参加しているので、その中でぐるんぐるんしていました。ゴジラ好きは結構いるんですがCGのスタッフってクールなんです。でも、その時だけはウキウキしている感じで「ゴジラっすか?」「やれるんですか?」って、「いよいよゴジラをやれるんだ!」っていう感じがありました。

MC

実際に撮影されて、何が大変で楽しかったですか?

神木さん

船はもちろんですが、僕は大型バイクがメチャクチャ大変でした! 年代もののマニュアル車のバイクをお借りしたんです。僕はバイクを持っていないし、撮影でスクーターに乗ったことしかなかったんです。だから、人生で二台目のバイクがマニュアル車でした。

吉岡さん

昔の本当に貴重なヤツでしたね。良く乗れたね。

神木さん

あれでスタジオを走って止まってくれって言われました。運転が上手かったら良いですが、ボコボコした道でリーチもないし、ブレーキのかけ方も慣れていないので、危うくひきそうになりました。だから「なるべく僕の前に出てこないで!」って言いました。でも(本作の中では)「買っちゃったぜ」みたいな顔で帰ってこないといけなくて、そこは難しかったです(苦笑)。

佐々木さん

あのライダースジャケットは、もらったんじゃないの?

神木さん

茶色のやつをいただきました!

安藤さん

似合っていたね。

神木さん

途中でみんなに「これ似合っています?」って聞きました(笑)。秀さんにも…。

吉岡さん

「秀さんともサイズが合うから、野田の衣装もほしいな」って言っていたよね?「え? こっちも?」って(笑)。

神木さん

根こそぎ持っていこうと思いました(笑)。愛着というか、ほしくなるんですよね。好きな映画のグッズってほしくなるじゃないですか? 公式グッズも良いんですが、作品の中で使われていたモノってマネして買いたくなる気持ちと一緒で「良いなこれ、ゴジラの衣装だよね」って。

吉岡さん

「聞いてみたら?もらえるんじゃない?」って。

神木さん

野田さんのはもらえなかったですが、茶色の革ジャンはもらいました。それを「秀さん、これ似合いますか?」って話していました(笑)。

浜辺さん

私はゴジラから逃げるところかな…?

MC

電車からぶら下がる大変なシーンがありました。

浜辺さん

あれは火事場のバカ力を出して、リハーサルもちゃんとやりました。脚本を読んだ時に「これ本当に私でやるのかな?」って思いました。監督は私が運動が苦手なのを知っているから「正気かな…?」って思いました(笑)。

MC

今のCG技術で簡単にできそうですが…。

山崎監督

表情はちゃんとね、ぶら下がってもらわないと。

浜辺さん

自重でちゃんとぶら下がっていないと…。

山崎監督

セーフティが付いていたので助けてもらっていたのかと思ったら、意外と本人がちゃんとぶら下がっていたみたいです。

浜辺さん

皆さんの協力があってやりましたが、次の日は歩けないと思いました。筋肉痛もあったし、関節の間がすごく広がっちゃった感じがしました。

山崎監督

健康になったんじゃない?

浜辺さん

身長が伸びたんじゃないかと思いました。

佐々木さん

僕はやっぱり船ですかね? 新生丸で、ジョーズのようにゴジラが追いかけてくるところがあるじゃないですか。あれは、何メートルだったっけ?

山田さん

「100メートル先です」とか「200メートルです」って言われてやっていました。

佐々木さん

でも、本作を観たら、メチャクチャ近くて「えー?」ってなりましたよ(笑)。

山田さん

想像より大きかったですよね?

佐々木さん

大きかった。監督もアフレコで「思ったより、大きかった。よくこれと戦いましたね」って言っていました。

MC

船も相当揺れていましたね?

佐々木さん

相当揺れていました。
最初の衣装合わせの時に、新生丸の艇長の役ということで「僕一級船舶免許持っています」「大船に乗ったつもりで」なんて思っていたんです。でも、あの木造船、すごかったですね。転覆するかと思いました。

山崎監督

上が重たいんです。美術でいろいろ上につけていて。みんな真剣な顔ですが、酔って気持ち悪くなっている顔です(苦笑)。

山田さん

船の最後尾に足をかけて、ハンドルをグルグルと回していましたよ。

吉岡さん

いや、あそこね、山田くんはまだ捕まるところあったでしょ? 僕は後ろから小道具を最後に投げる時、へりがないんですよ! 神木くんが機関銃を撃つ上の台のところから「秀さん、落ちないでくださいね」って(苦笑)。あれはCGだと思われたくない! 本当にやっているんですから!

山田さん

命がけでしたね。

MC

VFXが得意な山崎監督があえてそこでリアルを追求したのは…。

山崎監督

やはり、ドキュメンタリーじゃないとあの顔は撮れないんじゃないかと思ったんですよ。でも、海に出て一番初めに後悔したのは僕ですね。船に強かったはずなのに海に出てモニターを見た瞬間に気持ち悪くなって「もう帰ろう、帰ろう!」ってなりました。「監督、まだ一カットも撮っていません」って(苦笑)。

安藤さん

この話の後では、私には何もございません(笑)。

青木さん

何かに乗っていなかったですか?

安藤さん

乗っていないです。
でも楽しいことは、一回、私が出ていない長野の撮影に遊びに行きました!

山崎監督

「怪物」(2023年6月公開/監督:是枝裕和監督)の撮影で諏訪に来ていたようです。

安藤さん

同じ時期に同じ場所で撮影をしていたんですね。

山崎監督

突如「現場に安藤サクラ現る」って(笑)。

安藤さん

でも、大変そうなシーンだったので、静かに帰りました。

青木さん

僕は整備士の役だったので、飛行機のシーンでした。スタッフさんが素晴らしいセットを作ってくださいました。印象的だったのは、神木くんをボコボコに殴るところ。あれは許せなかったですね。

神木さん

初日でしたよね。あれは闇討ちですよね(笑)。真っ暗な中、いきなり後ろから襲われるという。

青木さん

最初だったので、遺恨が残るシーンを撮る前に、神木さんは素晴らしい人間なのに、これをどう恨むんだと思いました。練って練って練り上げて、本当にムカつくと思ってやりました。

神木さん

過去に弁慶と義経(NHK大河ドラマ「平清盛」/2012年NHK総合にて放送)を演じたり、「るろうに剣心」でもご一緒していました。今回、久しぶりにお会いしたから「崇さん、おはようございます!」って言ってもシーンって…。

青木さん

ちょっとどうかしていたと思う(苦笑)。

神木さん

その雰囲気のまま、本番が進んでいくんです。でも、崇さんがすごいのは、本番で「OK」が出ると、その度に「ありがとね」ってハグしてくれるんですよ!

青木さん

やめてくれよ! (報道陣に向かって)書かないでくれよ(苦笑)! やめてくれよー!

神木さん

その時に「あ、崇さんだ…」と安心しました!

青木さん

いやいや、こちらこそありがとうございました。

MC

本作はアメリカでの公開も決まっており、12月1日に公開で、1500館以上という実写日本映画としては異例の多さとなっています。北米プレミアには山崎監督と神木さんが出席されます。

山崎監督

だいぶゴジラはハリウッドに進出されていますからね。FROM JAPANの力を見せつけてきますよ! どういう反応が来るか楽しみです。アメリカの人が観たらどう思うんですかね。でも、本家ですのでね、本家が乗り込むということで、堂々と行ってこようと思います。

神木さん

初めて行く場所で、初めての参加なので緊張していましたが、今の監督の言葉を聞いて「付いて行こう」と思いました。付いて行けば監督が全てちゃんとやってくれるんだろうと思えたので(笑)、安心しました!

山崎監督

いやいや、座長として前に!

神木さん

海外で、お客さんの声を実際に聞けるっていうのはなかなかないですよね。日本の文化やゴジラについて、どういう存在でどう見えているのかなどを肌で感じるのが楽しみなので、無事に行って帰ってこられるように頑張ります。お土産は何にしようか考えています。監督、お願いします! 挨拶も期待していますんで!

山崎監督

いやいや。神木くんが、全部英語で…。いつもの英語力を発揮する瞬間です!

神木さん

そんなのいつ発揮しましたか(笑)?

MC

最後に神木さんから、皆さんにメッセージをお願いします。

神木さん

改めまして、本当にありがとうございます。
これまでの話と重なってしまいますが、個人的には本当に不安で、不安で、この日が来るのが楽しみなような、でも半分以上は「大丈夫かな?」「みなさんに受け入れてもらうことできるのだろうか?」と不安でいっぱいでした。でも、ここに立って、みなさんの反応を見て、ホッとしました。30作品目、70周年のゴジラということで、特別なゴジラだと思える、そういう作品になっていればと思います。今日はありがとうございました。そしてこれからも本作のことをよろしくお願いします。