「沈黙のパレード」初日舞台挨拶

2022.09.16
  • 初日舞台挨拶
「沈黙のパレード」初日舞台挨拶

「沈黙のパレード」初日舞台挨拶

天才的な頭脳をもつ物理学者・湯川学が、不可解な未解決事件を科学的検証と推理で解決していく、東野圭吾さんのベストセラー小説を映画化したシリーズ第三弾となる「沈黙のパレード」。
9月16日、福山雅治さん、柴咲コウさん、北村一輝さん、西谷弘監督が、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催された、初日舞台挨拶に登壇しました。東野先生からいただいたお手紙により続編談義が起きた、こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。

湯川 学役

福山雅治さん

湯川 学役

内海 薫役

柴咲コウさん

内海 薫役

草薙俊平役

北村一輝さん

草薙俊平役

西谷 弘監督

福山さん

やっと皆さんにご覧いただくことができ、今日という日を新たな始まりの日として実感しております。(本作を)観終わったあとですので、いろいろなお話をします。

柴咲さん

今回、久しぶりに内海薫を演じました。やっと皆さんにこの作品を観てもらうことができました。この作品が”報われる”ためにも、拡散してください。ぜひお力添えのほどよろしくお願いします。

北村さん

これだけの方々に観てもらえるのは、すごく幸せなことだと実感しております。まあ、賛否があるとは思いますが、頑張って撮影した作品です。楽しんでいただけた…とは思います。そうだったと思いたいです。

西谷監督

皆さん、楽しんでいただけましたでしょうか。(会場の皆さん:大きな拍手)……良かったです。束の間になりますが、(舞台挨拶を)楽しんでください。

MC

福山さん、公開初日を迎えた今のお気持ちは?

福山さん

こちらに来る前に舞台挨拶の内容の説明をしてもらいました。その時に、作品に携わったスタッフの方々の表情が明るかったんですよね。何か良いことがあったんじゃないですかね?

MC

どんな良いことでしょうか。

福山さん

これ以上、僕の口から言うのは……。皆さんの声がどのような感じかは気になるので、僕もTwitterを見ています! 北村さんはね、「賛否ある」とおっしゃいましたが、僕が見た限りほぼ賛(賛成)でした。(会場の皆さん:拍手) これはMCさんと僕で作った拍手システムですからね!

MC

先日の完成披露の時に、拍手でアンケートを取りまして、かなり盛り上がりましたね。今日もアンケートを取りましょう!

福山さん

はい。(会場の皆さんに向かって)今日も質問には拍手で答えてください。
喜んでいる声、楽しんでいる声、届いております。「朝一で観てきました。これから別の映画館で二回目を観てきます」という猛者もいます。さらには、「何ヵ月も前から、映画の初日に合わせて有給休暇を取って(初日は)一日中観ます」という方もいらっしゃいますからね。

MC

福山さん、そういうのチェックされるんですね。

福山さん

僕は、見る派です。ですから皆さん、今日もたくさん感想をつぶやいてください。この作品に対する、僕らでは思いつかなかった発見や新しい観方があると思います。忌憚のないご意見を聞かせてください。作品の編集はもうできませんが、参考にさせていただきます。

MC

初日だけで、「この映画がどのくらいのヒットか」がだいたい分かるものです。あまり具体的なことは言えませんが、「大ヒット間違いなし」のロケットスタートをきったようです。(会場の皆さん:拍手)

福山さん

それは信じて良いんですか(笑)?

MC

間違いありません!

福山さん

分かりました(笑)。ありがとうございます! やったことが結果に結びつくのは本当に嬉しいことです。さらに嬉しいのは、「胸に迫るものがある!」「待ってました!」などのお一人お一人の感想に込められた血の通った言葉です。引き続き、皆さんの声を聞かせてもらえればと思います。

MC

前回の完成披露試写会の舞台挨拶では、たくさんの方が登壇されたので「なみきや」のお話が多かったですが、本日はお三方ですので、別のお話を伺いたいと思います。「沈黙のパレード」のタイトルにもあるように、パレードのシーンは圧巻でしたね。(会場の皆さんに向かって)パレードのシーンがすごかったと思った方?(会場の皆さん:拍手) そうですよね。福山さん、撮影にはかなりの時間をかけたと聞いております。

福山さん

この物語において非常に重要なシーンでした。当初からボリュームのあるシーンでしたので、必然的に時間がかかりました。リハーサルを東宝スタジオでやりましたが、監督の演出にも力が入っておりました。そして正直、雨に泣かされたというのがありました。

MC

一説には、「福山さん雨男説」がでたそうで……。

福山さん

ちょっと待ってください! 逆です。僕は晴れ男です。

MC

その「晴れ男が雨男に変わったのではないか?」というスタッフからの情報がありました。

福山さん

何だと(笑)!? 僕は監督に、「この(ロケ地の静岡県)牧之原市という町は、こんなに天気が変わりやすくて雨が多いんですか?」って聞きました。ロケ地にした理由も聞きましたが、普段はあまり(雨が)降らないそうです。雨男は監督でしょう?!

西谷監督

(笑)。……こうやって、みんなでなすりつけあっています。

福山さん

何よりね、エキストラとして参加してくださった方と、映画のボランティアスタッフの方に大感謝です。何度スケジュールが変わっても撮影に来てくださいました。

西谷監督

福山さんの(撮影)最終日を迎え、その次の日にも撮影があって……翌日からは皆さん撮影に来ていただけないと思っていました。そこで最後に福山さんが挨拶をしてくれましたね。

福山さん

どうしても感謝を伝えたくて……。

西谷監督

僕は、すごく心配をして、逆に挨拶はやめたほうが良いのではないかと……。

福山さん

なるほど!

西谷監督

そのご挨拶で、地元のエキストラの方々に「明日も来てくださいね」と福山さんがお願いをしてくれたんです。そしたら、翌日も大勢の方が来てくださりました。

福山さん

この映画は、牧之原の方々、エキストラとして参加してくださった皆さんのおかげで完成した作品なんです。

MC

静岡県の牧之原市での撮影は、道路を封鎖したり、バスの路線を変えたりしたと聞いております。

福山さん

(西谷監督に)あ、そうだったんですか?!

西谷監督

はい、バスの路線も全部変えてくれました。

福山さん

パレードの撮影場所へ初めて行った時に、「よく、このような映画(の舞台)そのままの街(架空の都市・菊野市)をロケハンで見つけましたね」って、言ったぐらいです。実は、看板や飾りはすべて作っていたんです。

西谷監督

ただ、「なみきや」のあるあの街(菊野市)自体は東京の23区外の設定です。なので皆さん誤解のないように……ロケ地が静岡県です。

福山さん

本当に菊野市がそこにありました!

MC

福山さんが、そのように感じられるということは、すごいセットだったんですね。

福山さん

精巧な!……僕ばかりではなく、そろそろ柴咲さんのお話も。

MC

それでは柴咲コウさん、みんなが待っていましたよ。「ガリレオ」九年ぶりと言っていますが、湯川と薫のタッグは、十四年ぶりです。

柴咲さん

そんなに時が経っていたんですね。

MC

内海薫が帰ってくることを皆さんが待ち望んでいました! 反響を感じていらっしゃいますよね?

柴咲さん

そういうお声をいただいています。嬉しいです。テレビドラマは、違うエッセンスやケミストリーといった刺激が必要だと思いますから、後輩にバトンタッチしました。そのあとに「容疑者xの献身」があって、ドラマの第二弾があって、そういう変化をしていくことも必要なのだと私自身は考えていました。今回、私はストーリーテラー的な立ち位置で、いつものキャラクターと新しく登場するキャラクターたち、たくさんのキャラクターがいて、バランスとして安心して観てもらえると思いました。

MC

かつては新人だった内海薫、それが時を経てベテラン刑事になっている変化がありました。

柴咲さん

テレビドラマの最初はドラマとして盛り上げないといけないので、自分自身もキャラクターを通して声のトーンを少し上げていました。賑やかし的な感じもあり、湯川先生をたきつけたり、怒らせたり、嘆かせたりする役割でした。それが、年月が経つことで大人部門に入ったというか、違う解釈や見せ方もできるようになりました。演じる方としては、落ち着いてお芝居ができるので楽になりました。

MC

福山さんは本作の撮影前にスペシャルドラマ「ガリレオ 禁断の魔術」(フジテレビ系列にて9月17日放送の新作SPドラマ)を撮影されていたので、柴咲さんとファミリーレストストランで向き合った時には、すでに「湯川学だった」と前にもおっしゃっていました。

柴咲さん

100パーセント完全なる湯川先生でした。「福山さん!?」と思ったら、振り返り方がいつもとは違って、独特のゆっくりした動きで湯川先生でした。

MC

そこがすごいですね。ちょっとした動きでキャラクターだと分かるんですね。それは、僕が現場にいたら、僕が見ても分かりますかね?

柴咲さん

どうでしょうねぇ~。……分かるんじゃないですか!?

MC

そのぐらい湯川さんになりきっているってことですね。

柴咲さん

福山さんを筆頭に、メイク、衣装、美術、演出といったたくさんの方々が、湯川先生を作り上げて、物語が作られ、キャラクターが作られ、そこに(福山さんは湯川先生として)お立ちになられています。

MC

北村さん! 本作では、草薙がクローズアップされ、湯川と草薙の友情が最も色濃く描かれました。やりがいがあったのではないでしょうか。

北村さん

そうですね、すごく!

MC

思い入れを込めて質問をしたのですが……MC失敗という感じです。

北村さん

いやいや、ここからです! やりがいがありました。暗いというか、深いというか、辛いというか……。

MC

苦悩していましたか?

北村さん

苦悩していましたね。取材でも、「苦悩している間は大変だったのでは?」とよく言われます。でもね、生活がありますからね(笑)。基本的に準備はクランクイン前にするので、毎日何回も本(脚本)を読んで、夜な夜な監督に電話をかけて話をしていました。現場に入る時は、普通は引きずらないんですが、本作に関しては少しだけ引きずりました。そのせいか人のお芝居を見ているのが辛かったです。警察の取調べで商店街の方々と話をしていること一つ一つが的を射たセリフで、警察官役としての立場は別として、自分としては「何も間違えていないです」と心の中で思っていました。それぐらい皆さんのお芝居の熱量がすごかったです。テストの時から怒鳴られて辛くなるぐらいで、そこは少し引きずりました。

MC

いろいろな作品でさまざまな役を演じられている北村一輝さんがいままでにそういう感情になる作品、役というのは?

北村さん

滅多にないです。……滅多にというか本当にないです。

MC

役者の皆さんの言葉を聞いて、改めて演出をされた西谷監督は、どのようなことを今感じておられますか。

西谷監督

こちらのお三方(福山さん、柴咲さん、北村さん)に関しては、余計な演出はしませんでした。先ほど柴咲さんもお話されたように、自分の中の役作りはされていて、なおかつ瞳に映る相手の方が役になりきっていることで、三人が役になりきるのはすごく早かったです。ですから僕は全力で「なみきや」方面にいくエネルギーが残っていて余裕もできました。

MC

監督は、綿密にリハーサルをされて時間をかけて撮ることで有名です。……今、柴咲さんも大きくうなずいていました。

西谷監督

それは風評被害になっています(笑)。

MC

お三方には、委ねてしまう?

西谷監督

そうです。自分も一観客として楽しんでいますし、スタッフの表情と高揚感を見て「あ、いけるかな」という自信が持てた瞬間でもありました。

MC

「沈黙のパレード」は、ベストセラー作家・東野圭吾さんの原作がもとになっています。映画が初日を迎えるということで、東野先生からメッセージが届いております。私が代読いたします。

【東野圭吾さんからのメッセージ】

このたびは無事に初日を迎えられることになり、おめでとうございます。
湯川学さん……久しぶりに福山雅治さんを演じてくださり……間違えました。福山雅治さん、久しぶりに湯川学を演じてくださりありがとうございました。もはやどちらでも良いんじゃないかと思うぐらい、私の中で二人は同化しております。
柴咲コウさん、本当にお久しぶりです。もう内海薫は見られないのかなと思っていただけに本当に嬉しかったです。戻ってきてくださったことに感謝します。
北村一輝さん、私が見たかった草薙をようやく見せていただけました。長年の夢が叶った気分です。
そして、西谷弘監督、お見事でした。この長い原作をいかにして二時間ちょっとの映画にするのか、私には想像がつきませんでした。過去のガリレオ映画も素晴らしかったですが、今作が最高作だと思います。
それにしてもコロナ禍の中、撮影は大変だったろうと想像します。
役者の皆さんやスタッフの方々の御努力に心より敬意を表します。

ところで皆さん、ガリレオはこれでゴールインなのでしょうか?
東野圭吾

会場の皆さん

(大きな拍手)。

MC

素敵なお手紙を頂戴しました。福山さん、いかがですか。

福山さん

いやぁ、最後の一行がとても気になります。僕らが先生にお聞きしたいことです。

MC

先生としては、ゴールではないとおっしゃっている感じですね。つまり「沈黙のパレード」は2018年に出版されました。そして四年が経って映画になりました。福山さんとしては、「まずは東野圭吾先生が(映画の原作となるガリレオの)小説をお書きにならないと」と言いたいのでしょうか。

福山さん

今は「透明な螺旋」(2021年刊行 東野圭吾著)があります。

MC

それで、どうでしょう?

福山さん

いやいやいや、僕が決めることではないです! もしも僕だけで決めて良ければゴリゴリに進めますが……。皆さんの足並みが揃って初めて映画にできますからね。

MC

主演の福山さん的には? (会場の皆さん:拍手)

福山さん

(笑顔で)拍手にも表情がありますからね。

MC

今の拍手は、自然発生です。これこそ、本物だと思います。(会場の皆さんに向かって)またガリレオを観たい方は? (会場の皆さん:大きな拍手)

福山さん

長い拍手でしたね。いやもう本当に皆さん、お気が早い!

MC

(映画化の間隔が)九年というのはちょっと長かったですよね? その前は五年開きました。

福山さん

そうですね。九年後というと僕も62歳になっているので……。

柴咲さん

それはそれで観たいです!

福山さん

良いですか? 九年後ということであれば、我々ちゃんと生きていましょうね!

MC

いえいえ、九年後ではなくもう少し早い方が良いです。
柴咲さん、東野先生のメッセージはいかがでしたか。

柴咲さん

嬉しいですー! 薫に対する愛情を感じました。

MC

今の「嬉しい」は、心からの声でした。

柴咲さん

今日着ている衣装ですが、ここ(ドレスの胸部装飾)に内海(UTSUMI)って……この日のためにデザイナーさんが作ってくれました。

福山さん

アルファベットでね!(カメラマンに)望遠でグッと寄っていただくと……。

MC

内海薫への想いですね。

柴咲さん

SHIBASAKI(柴咲)でもKOU(コウ)でもなく、UTSUMI(内海)なんです。だからね、何が言いたいのかというと、周りの方の「ガリレオ愛」が深く増していることをすごく感じています。あとは「観客として待っています」という声も増えています。それだけ、愛情が膨らんでいるものは、ね! (続編を)出せると良いですね!

福山さん

うん!

MC

皆さんが待ち望んでいる作品ですからね。
北村さん、東野先生から「私が見たかった草薙の姿」と……これは嬉しいですね。

北村さん

はい。……嬉しいです(満面の笑み)。

MC

もう少し何か……あと一言。

北村さん

えーっと…本当に嬉しいです。本当に嬉しい時はその「嬉しい」しか出てこない。嬉しいですし、最後については、僕らがこうして話す時に「何十作もやって、死ぬまで続けたいです」という可能性もあるじゃないですか。あとは、皆さんの応援がそれを可能にしてくれます!!(会場の皆さん:拍手)

MC

西谷監督、「最高作」という最大の賛辞をいただきました。

西谷監督

ありがたいです。最初に原作を読んだ時に、東野先生が「ガリレオ」ファンをすごく大切にしてくださっていると感じました。また、読者の皆さんも、湯川は福山さんを、内海は柴咲さんを、草薙は北村さんの顔を思い浮かべて読んでいらっしゃると聞いて、映像に携わる者として、これほど幸せなことはないと感じております。

MC

最後に福山雅治さん、ご挨拶をお願いします。

福山さん

初日を迎えて、この十五年という時間がいろいろなところにつながっているんだと感じています。「ガリレオ」には、いくつかの“発明”があります。あえて“発明”と言います。まずは東野先生の小説、そしてそれを映像化しようという“発明”がフジテレビさんの中でありました。元々は「ガリレオ」の中には存在していなかった内海薫という“発明”が生まれた。草薙という人間もドラマや映画の回を重ねるごとに、最初に登場した草薙とは違う内面を見せる“発明”が起きました。それを監督がつぶさに拾い集め、ないしは監督自身の“発明”をたくさん散りばめて、十五年間、積み上げてきたというよりは偶然につながって、今があるのだと思います。東野先生、監督、柴咲さん、草薙さん……いえ北村さん。僕が東野先生から「湯川さんと福山さんは同化している」と言われたように、僕も北村さんと草薙さんが同化しています。

北村さん

光栄でございます。

福山さん

やっぱり元気に生きてきたからこそ、ここにたどり着けていて、こうして一つの作品に集まれるんです。また一時離れて、それぞれが、それぞれに生きていくんです。そこで、得たモノや、培ったモノを持って、この現場に帰ってくる。この十五年間には、そういう意味がありました。「ガリレオ」のためだけに、ずーっとやっていたわけではなく、離ればなれになって、また戻ることでとても豊かな収穫というか実りが、今日のこの一日に、「沈黙のパレード」につながっていると実感しております。おそらく皆さんの中には、初めて観る方もいらっしゃるかとは思いますが、以前の作品も観た方はこの九年間、十五年間もこの映画に含まれているように感じます。そうしたたくさんの方々に支えられながら、愛してもらった結果が今と作品につながっています。皆様が求めてくださるのであれば、次なる最高傑作のさらなる最高傑作を生み出すことにつながっていくと思います。また観に来てください。本日は本当にありがとうございます。(会場の皆さん:大きな拍手)

■客席をバックにフォトセション。

MC

それでは福山さん、その場でラストメッセージをお願いします。

福山さん

すみません、もう一つお伝えするのを忘れておりました。「ガリレオ」が起こした少しずつの“発明”の中の大きな“発明”の一つに(福山さんが作詞・作曲・プロデュースを手がけ、柴咲さんがボーカルを担当するユニット)「KOH⁺」(コープラス)もあります。(会場の皆さん:拍手) 先ほどは皆さんの熱気に押されてお話しするのを忘れていました。後方支援をありがとうございます。主題歌の「ヒトツボシ」は、皆さんのおかげで初登場デイリーチャートで一位をいただきました。本当にありがとうございます。本日は一枚一枚(CDを)手売りしたい気分でございます。「ヒトツボシ」も映画と共に皆さんの心に深く届いて、僕らの手元から離れ、やがて皆さん一人一人の「ヒトツボシ」になっていくことを願っております。長く愛していただけるよう、私共も心を込めて歌っていきたいと思います。よろしくお願いします。(会場の皆さん:拍手)
そして、もう一つ! 17日のフジテレビ土曜プレミアムで「ガリレオ 禁断の魔術」が放送されます。この「沈黙のパレード」の四年前のお話になっております。本作を観て、「禁断の魔術」をご覧になると、「沈黙のパレード」へのつながりが分かると思います。そうすると、「沈黙のパレード」を再び観ないわけにはいかなくなります! 「沈黙のパレード」と明日の「禁断の魔術」をぜひよろしくお願いします。本日はお集まりくださり誠にありがとうございます。そして、たくさんの方に魅力をお伝えいただければと思います。(会場の皆さん:拍手)