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「劇場版ドクターX」完成披露舞台挨拶

2024.11.19
  • 完成披露

完成披露舞台挨拶

米倉涼子さん演じる、孤高のフリーランスの外科医・大門未知子の活躍を描いた医療ドラマ「ドクターX」。長年にわたって愛され続けている国民的医療ドラマの金字塔を映画化した「劇場版ドクターX」が12月6日より全国公開となり、いよいよシリーズが完結します。
11月19日にはTOHOシネマズ 六本木ヒルズで完成披露舞台挨拶が行われ、米倉涼子さん、田中圭さん、内田有紀さん、今田美桜さん、勝村政信さん、鈴木浩介さん、岸部一徳さん、染谷将太さん、西畑大吾さん、遠藤憲一さん、中園ミホさん(脚本)、田村直己監督が登壇しました。
絆を築いてきたレギュラーメンバーの皆さんが「親戚のようだ」と息ぴったりの掛け合いを披露し、劇場版からの参加となったキャスト陣もよろこびを語った「ドクターX」シリーズへの愛が詰まったイベントとなりました。この日の模様を、詳しくレポートします!

米倉涼子さん

大門未知子役

田中圭さん

森本光役

内田有紀さん

城之内博美役

今田美桜さん

大間正子役

勝村政信さん

加地秀樹役

鈴木浩介さん

原守役

岸部一徳さん

神原晶役

染谷将太さん

神津比呂人・多可人役

西畑大吾さん

東村練役

遠藤憲一さん

海老名敬役

中園ミホさん

脚本

田村直己監督

米倉さん

今日はお集まりいただきありがとうございます。いよいよ完成披露試写会です。 前回の完成報告会には西田(敏行)さんもいましたが、今日はこうして久しぶりに皆さんと会えてうれしい思いでいっぱいです。

田中さん

今日ここにいる皆さんは、(舞台挨拶に一万三千通の応募があったことから)すごい倍率をくぐり抜けたラッキーな皆さんです。僕も、登壇者の皆さんと一緒にここに立てたことが、とてもラッキーなことだと思っています。

内田さん

あと何回(役名である)「城之内博美役」と言えるのかなと、考えていました。「あと数回、片手で数えられるほどしか言えないんだなぁ…」と、実感が湧いてきています。今日はこうしてファミリーの皆さんと登壇できて幸せです。そして、12年間これまで応援してくださった皆さん一人一人のお顔が見られて本当に幸せです。

染谷さん

本作に参加できて本当に光栄でした。皆さんに優しくしていただきながら宿敵役として頑張りました。今日は皆さん、楽しんで行ってください。

岸部さん

テレビドラマを観ていた方も、今日この劇場版から初めて「ドクターX」をご覧になる方も、どうか楽しんでご覧になってください。

今田さん

私はシーズン6から参加しました。こうして「ドクターXファミリー」の皆さんと共に、この場に立つことができて、とてもうれしいです。やっと皆さんに素敵な作品を観てもらえるんだと思うと、とてもワクワクしています。

遠藤さん

みんなと裏で話をしていたんですが、「ファイナル」と言っても「絶対にまたやるんだろうな」と言っていました。でも、やっぱりもうやらないね。だって司会に(テレビ朝日のアナウンサー)大下(容子)さんがいらっしゃっているもんね。(登壇者の皆さん&会場:笑)
大下さんのような方が司会をやるということは、「本当に終わるんだな」と、ひしひしと感じました。
皆さんはもう本作を観たんですか? これからですか?(登壇者の皆さんから「これからだよ」と声がかかり)これからだね! (登壇者の皆さん&会場:笑)
みんな「ドクターX」の大ファンだと思います。僕たちも12年間の思いを込めて演じました。ぜひ熱い思いで観てください。

米倉さん

(遠藤さんは主演ドラマ)「民王R」(テレビ朝日系列にて放送中)でちょっと疲れているのよね。(登壇者の皆さん&会場:笑)

西畑さん

この場に立てることがすごくうれしく、光栄に思います。短い時間ですが、皆さんぜひ楽しんで行ってください。

勝村さん

(“腹腔鏡の魔術師”と呼ばれる役柄を演じていることから)ふ、ふく、ふくくうきょうの…(登壇者の皆さんから「ちゃんと言って」とツッコミが入る。登壇者の皆さん&会場:笑)
12年前にファーストシーズンで、この…(噛みながら)“腹腔鏡の魔術師”という役をいただきました。ファイナルになっても、未だにちゃんと言うことができません。(登壇者の皆さん&会場:笑)来世でも「ドクターX」という作品があるとしたら、(噛みながら)“腹腔鏡の魔術師”と、ちゃんと言えたら良いなと思っています! 田村監督がすばらしい作品を撮ってくださいましたので、皆さん楽しんでいただければと思います。(再び、噛みながら)…今日はありがとうございました。(登壇者の皆さん&会場:笑)

鈴木さん

遠藤さんと、勝村さんの挨拶で心がざわついて、言うことを決めていたのに忘れてしまいました。(登壇者の皆さん&会場:笑)
僕も12年間、同じ役を演じるとは全く思っていませんでした。しかも、こういう場所に立って、皆さんと一緒の時間を共有できることも想像していませんでした。今日は、これからご覧になる皆さんと一緒に、僕も楽しみたいと思っています。

米倉さん

(大門未知子が鈴木さん演じる原守を呼ぶ時のニックネーム)きんちゃーん!

鈴木さん

(戸惑いながら)はい! いや、守! 原守! (登壇者の皆さん&会場:笑)

勝村さん

(鈴木さんの反応が遅れたことに)準備ができていなくて…。

鈴木さん

ごめんなさい! どこから声が聞こえてきたのか分からなくなっちゃって! (登壇者の皆さん&会場:笑)

中園さん

12年間「ドクターX」を書いてきました。私も年を取りましたが、(キャスト陣を見渡しながら)…みんなも年取ったなと思います。それでも相変わらずグダグダで、「面白いな」と思って見ていました。(登壇者の皆さん&会場:笑)
今日の舞台挨拶はすごい競争倍率だったそうですね。とても強運な方たちがここにいらっしゃるんだと思います。そういう方たちに、最初に観ていただけることを、とても光栄に思います。もし面白かったら、宣伝してください。周りの方にきっとその運が広がっていくと思います。

田村監督

この個性的なみんなと一緒にやってきて、12年間の集大成の作品を作りました。

MC

本作は先日行われた東京国際映画祭にも招待され、ワールドプレミアが行われました。お客さんの反応を見て、どのように感じましたか?

米倉さん

晶さん(岸部さん)と一緒にレッドカーペットを歩きました。初めての東京国際映画祭だったので、とても興奮しました。ワールドプレミア上映では、応援をしてくださるたくさんの皆さんが、逆に感動をくださいました。それで「泣き泣き事件」が起きてしまいました。とにかくすごく興奮して、ドキドキしていましたね。

MC

岸部さんはレッドカーペット、田村監督と中園さんはワールドプレミアに参加されました。お客さんの反応はいかがでしたか。

岸部さん

東京国際映画祭も年々充実した派手さが加わって、ちょうどそんな時に(米倉さんと)二人で歩くことができました。やっぱり米倉さんはレッドカーペットが良く似合っていました。米倉さんがレッドカーペットを歩くと、視線がそちらに集まる。映画祭にはぴったりな方ですよね。

米倉さん

身内に褒められると恥ずかしいです(照笑)。その日に(岸部さんが)「あなた今日、きれいね」と言ってくださったのが、ちょっとうれしかったです。

中園さん

帰りに、お客さんから泣きながら、「あと20回観ます」と声をかけていただきました。それは、米倉さんが「みんな、20回観るのよ!」とワールドプレミアでプレッシャーをかけたからだと思います(笑)。だから、その方はちゃんとそう言ってくださいました。今日いらっしゃる方たちも、ぜひ20回観てください。(会場:笑)

田村監督

米倉さんは本当にきれいでしたね。

米倉さん

監督には褒められた記憶がないですね(笑)。

田村監督

すみません、心の中では思っていました(笑)。ワールドプレミアでは、本作に英語の字幕が付いていて、それにとても感動しました。「『ドクターX』は世界に羽ばたくのかな」と思いました。米倉さんは英語が堪能なので、僕も勉強しなきゃいけないなと思いました。

米倉さん

そういうことは言わないでほしい(笑)。

田村監督

米倉さんは、スペイン語も話せますからね。

米倉さん

言わないで(笑)。

MC

長年続いてきた「ドクターX」シリーズ初の映画化が実現すると共に、ついに完結を迎えます。ドラマから出演されているキャスト、スタッフの方には複雑な思いもあるかと思います。今の率直な気持ちを教えてください。

米倉さん

「いよいよ、本当に最後になっちゃうのかな」という気持ちです。 撮影をしていた当時は、最後なので、全てのシーンを噛み締めるように演じていました。体調がまだ万全ではなかったので、より一つ一つを“大門未知子”として、噛み締めながら撮影をしていました。それが形になって、お披露目できる時が来て、やっと「私、ファイナルって言っちゃっている」という感覚が押し寄せてきています。

田中さん

12年前から、ちょこちょこと“たまに帰ってくる森本”として「ドクターX」に参加していました。僕も年齢を重ねて、40歳になり、他の現場では後輩がいっぱいいるようになりました。スタッフさんにも年下がいっぱいいます。これだけすばらしい先輩たちの中で、若手感覚でいられる現場は、「ドクターX」しかありません。他の作品で、こんな素敵な先輩たちがこんなに集まることはないと思います。だから、ファイナルということがすごく寂しいです。
先ほど、ここに登壇するまでの動線の確認をしたんですが、「そんなに(動線が)分からない?」って思うくらい、ずっとワーワーやっていたんですよ(笑)! こういう愛すべき先輩たちがいる現場がなくなってしまうのは、寂しいなと改めて思いました。(登壇者の皆さん&会場:笑)

内田さん

こうしてみんなが集まると、家族のように言いたい放題になってしまいます。言っても、誰も受け答えをしてくれないんですよね(笑)。ただただ、好き勝手に言っている家族のようです。こうしてみんなと12年間歩いてきたので、「寂しいと思っているんだろうなぁ…」というのがひしひしと伝わってきます。そして、そんな毎日を、最後まで過ごすんだろうなと思っています。一つ一つを大事に、 “思い出アルバム”を作っていこうと思っています。こうやってみんなで並んで立っていられることも、大事にしたいと思います。まだ終わっていないので、公開初日までは(完結することについての)私の思いは取っておきたいと思います。

岸部さん

正直に言うと、半分は「寂しいな」「もったいないな」という思いはあります。もう半分は「ここからみんな前に進んでいく」すごく良いタイミングだったと思っています。12年間、ただ続いていただけではなく、信頼や絆が重なって育ったというのは、ドラマとしては珍しいことだと思います。

今田さん

「大門先生に、メスとかモノポーラ(電気メス)をお渡しするのは最後なのかな」「(鈴木さん演じる)原先生と(勝村さん演じる)加地先生にはセッシ(ピンセット)とガーゼをお渡しするのも、もう最後なのかな」とか、寂しく思いながら、大事に撮影をしました。
今日は皆さんと久しぶりにお会いして、和気あいあいとした賑やかな現場を見て、改めて「大好きだな」と思いました。先ほど、裏でもみんなでお話をさせていただきました。寂しいですが、私も「皆さんと一気にお会いできるのは最後かな」と思うので、残りの「ドクターX」日を大事に… (こういう気持ちを表現するには)何て言えば良いんですかね?

内田さん

(助け舟を出して)「ドクターX」日和を楽しみたいなということだよね。

今田さん

そうです。ありがとうございます!

米倉さん

(内田さんの機転に)さすがだねー! (今田さんは)かわいいから、何でも良いのよ!

内田さん

(米倉さんと笑顔を見合わせながら)許せちゃうよね!

MC

遠藤さんはいかがでしょうか。

遠藤さん

僕はすごく人見知りなんですよ。(周囲から疑いの目を向けられていることに気付き)本当に! だからね、一つのドラマを撮る期間は大体三カ月ぐらいなので、その度に毎回転校生のような気分なんです。そういう気分で、一生懸命やっているんです。でも、この組ではもう12年もやっているのでこんなに気を遣わない組は初めてで、居心地が良いんです。だから、終わらないでほしいんだよね。何にも考えないで参加できるので。(登壇者の皆さん&会場:笑)

米倉さん

何にも考えないの? (登壇者の皆さん&会場:笑)

遠藤さん

もちろんセリフは考えるよ! (登壇者の皆さん&会場:笑)
でも、気分としては、何も考えないでいられるから、良い組だなと思っています。できれば、またやれると良いんですが、残念ですけれど一応ファイナルと決まっちゃったのでね。本当に素晴らしい組でした。

勝村さん

僕らはシーズン1から出演していたんですが、その時は、みんな1クールで終わるドラマだと思っていました。それが、次の年にも同じ時期に撮影が始まったんですが、(1クールで終わると思っていたので、)その時期に僕は舞台の仕事を入れていました。(登壇者の皆さん&会場:笑) なので、出ていません。

米倉さん

途中から、ちょっとだけ出ているよね。

勝村さん

最後だけ。

米倉さん

みかんだよね。

勝村さん

みかんは、愛媛に飛ばされた時だね。必ずドラマの最後には誰かが飛ばされて、また帰って来る。浩介はよくロシアに行っていたよね。

米倉さん

それで、憲一さんが出て来るのよ。

勝村さん

僕がしゃべっているのよ! (登壇者の皆さん&会場:笑)

遠藤さん

何の天才だっけ?

勝村さん

(噛みながら)ふ、ふく、ふくくうきょうの魔術師…。ほらね、この人のせいで、こういうことになるんですよ! 僕はどこまでしゃべったの?

内田さん

もう大丈夫。

勝村さん

有紀ちゃんが、そろそろ良いっていうので…。

米倉さん

ちゃんとしゃべってください。

勝村さん

だから、今しゃべっているんだよ! (登壇者の皆さん&会場:笑)
こんなに家族みたいに…家族みたいにというか、もう家族になっちゃっているんです。西畑くんも参加してくれていますが、「ドクターY ~外科医・加地秀樹~」(11月30日テレビ朝日系列にて放送)の現場でも本番前までずっとしゃべっていたら、ミッチー(及川光博さん)に「この現場は『何なんだ』と思った」と言われたことがありました。その時に、そういえば「『ドクターX』の時もずっとしゃべっているな」と思いました。

西畑さん

(本番前のカウント掛け声の)「三、二、一」の「二」までしゃべっていましたね(笑)。

勝村さん

そんな現場って、他にないんですよ。ちょっと緊張感があって大人しくしていたりするんですが、この組だけは本番ギリギリまでしゃべっていて、それでも普通に芝居ができました。そんなことは、本当にないんです。皆さん、今までどうもありがとうございました。またお会いできたら幸せです。

MC

鈴木さんは、今のお気持ちはいかがでしょうか。

鈴木さん

今の気持ちは、「この(トークの)順番が嫌だな」というのが正直な気持ちです。(登壇者の皆さん&会場:笑) 
もう話すこともないです(笑)。クランクアップして随分経つんですが、久しぶりに皆さんとお会いすると、良い意味で…やっぱりちょっとうるさいなと思います。(登壇者の皆さん&会場:笑)
でも、この賑やかさが「ドクターX」の一番良いところです。本作を観てもらえれば、この(メンバーの中にある)信頼感と親近感が画面から飛び出してくると思います。米倉さんが、「私、失敗しないので。」という言葉を12年間も言い続けてきているのを、近くで見てきました。彼女の責任感、緊張感など、そういった肩の荷が下りるのだとしたら、このファイナルは良いタイミングだったんじゃないかと、勝手ながらそう思っています。

中園さん

皆さん、「家族みたい」とおっしゃっていますが、私は親戚の集まりみたいだなと思っています。年に一回みんなで集まって、みんなで好き勝手して、本当に気を遣わないでいられる。そうやって私たちは楽しんでいただけで、「ドクターX」シリーズを観てくれていた皆さんが育ててくれたと思っています。以前、「加地先生の恋愛はどうなったんですか?」と聞かれたことがあって、「え?そんなのあったっけ?」と、私も忘れていました。(登壇者の皆さん&会場:笑)

勝村さん

あなたが書いたんですよ! (登壇者の皆さん&会場:笑)

中園さん

「そんなこともあったわね」みたいな感じでした。

勝村さん

横浜にデートに行きましたよ。

米倉さん

マフラーしてね(笑)。

中園さん

ファンの方にツッコまれて、「そうだ、それもちゃんと決着をつけなきゃね」と思って、書き足しました。すっかり忘れていましたが、そこも楽しんでいただきたいと思います。(改行)本当に寂しいんですが、仲の良い親戚なので、お仕事じゃなくてもこの関係はきっと続いていくんだろうなと思っています。

田村監督

この方々たちとしばらく(シリーズを)やっていますが、こうして見ていると「この人たちとまたやるのは、よく考えたらすごく大変なことだな」と思いました(笑)。それぐらい個性豊かで、パワーがあって、よくぞここまでやってきたなと自分を褒めたいと思います。(登壇者の皆さん&会場:笑) 本当に終わるのが寂しいですが、またどこかでいろいろな形で何かできると思います。

米倉さん

今日は完成披露で、「劇場版ドクターX」ファイナルのお知らせは今日からだからね。

田村監督

そうですね。今日から始まるんです! 12月6日から公開しますので、皆さん宣伝してください。そして、何回も観てください。よろしくお願いします!

MC

劇場版からの参加となりましたお二人にもお話をうかがいます。出演のオファーがあった時のお気持ちや、撮影を終えてみての感想をお聞かせください。

染谷さん

ものすごく驚きました。「ドクターX」の世界に、まさか自分が飛び込むとは想像もしていなかったので、驚きとうれしさがありました。とても緊張して、撮影初日はドキドキしていました。初日に米倉さんにお会いした時には、「あ、大門先生だ」「大門先生が目の前にいる」と思ってしまいました(笑)。すごく緊張していたんですが、大家族の皆さんが気にかけて、声をかけてくれたり、優しく迎え入れてくれたおかげで、宿敵を演じることができました。すごく充実した時間を一緒に過ごすことができたと思います。

西畑さん

お話をいただいた時は、めちゃくちゃ驚いたんですが、率直にすごくうれしかったです。僕が他の作品に出演した時、父はあまり興味を示さなかったんですが、「ドクターX」をずっと観ていたので、「ドクターXに出るねん」と話した時は、めちゃめちゃよろこんでくれたんです。「親孝行できた」という気持ちになりました。こういった家族感のある場所に飛び込むのはすごく緊張しましたが、皆さんが気さくに、優しくお話してくれました。「何て呼ばれているの?」と聞かれたので、「大ちゃんと呼ばれています」と言ったら、米倉さんと内田さんが「大ちゃん」と呼んでくれました。その「大ちゃん」は人生で一番うれしかったです。オペのシーンではマスクをしていたんですが、ドキドキしすぎていたので、顔が隠れていて良かったと思いました。

米倉さん

大ちゃんは、これから放送される「ドクターY ~外科医・加地秀樹~」という作品にも出ていますよ。

勝村さん&西畑さん

11月30日放送です。よろしくお願いします!

米倉さん

(西畑さんを労って)キャラクター作りも大変だったんじゃないかなと思います。

MC

米倉さんは、染谷さん、西畑さんとの共演はいかがでしたか。

米倉さん

ドキドキでした。大ちゃんとの最初のやり取りで、(西畑さんの)目が透き通り過ぎて、ぶっ倒れそうになりました。染谷さんとは(会場に向かって語りかけるように)皆さん、分かるでしょう? 存在感がすごすぎて、こちらはこちらでまたぶっ倒れそうになりました(笑)。

MC

最後に米倉さんからご挨拶をお願いいたします。

米倉さん

私たちが12年間積み上げてきた思いを、最後の「劇場版ドクターX」に詰め込みました。新しいキャストの方たち、綾野剛くんも参加してくれています。思いのこもった、そして思いがこみ上げるような作品になっていると思いますので、どうぞ楽しんでください。(会場:拍手)