劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』公開記念舞台挨拶

2026.04.11
  • 公開後舞台挨拶

公開記念舞台挨拶

青山剛昌著のコミックを原作とする「名探偵コナン」シリーズの劇場版第29作『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』が4月10日より公開となりました。本作の舞台は横浜。バイクの祭典に訪れていたコナンたちの前に、最新技術を搭載した白バイ「エンジェル」と車体が酷似した黒いバイク「ルシファー」が現れる。コナンたちと神奈川県警交通機動隊の"風の女神"萩原千速が、その謎を追うストーリーです。
4月11日、公開記念舞台挨拶をTOHOシネマズ 日比谷にて開催し、声優の高山みなみさん、小山力也さん、沢城みゆきさん、大塚明夫さん、三木眞一郎さん、ゲスト声優の横浜流星さん、畑芽育さん、蓮井隆弘監督、そして江戸川コナンくんが登壇しました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。

江戸川コナン役

高山みなみさん

江戸川コナン役

毛利小五郎役

小山力也さん

毛利小五郎役

萩原千速役

沢城みゆきさん

萩原千速役

横溝重悟役

大塚明夫さん

横溝重悟役

萩原研二役

三木眞一郎さん

萩原研二役

大前一暁役

横浜流星さん

大前一暁役

舘沖みなと役

畑芽育さん

舘沖みなと役

蓮井隆弘監督

■横浜流星さんと江戸川コナンくんが揃って登場し、コナンくんはそのまま他のキャストの皆さんをお出迎えしました。

■高山さんと一緒にコナンくんもステージに登壇。

高山さん

皆さん、今日は朝からありがとうございます。
毎年、こうやって公開記念舞台挨拶をできることが何よりも幸せです。短い間ですけれども、楽しんでいってください。

小山さん

今年は「国宝」(2025年公開作品/横浜さんが出演した作品)が来た! そして芽育さんが来た! これはもう優勝です。

沢城さん

青山先生、そして大好きな田中敦子さんからお預かりをして千速を演じ、本作に出演しています。
「名探偵コナン」のファンの方々の前に立つのは今日が初めてなんですが、本当に皆さんが「名探偵コナン」が好きなんだという気持ちが刺さってくるようです。「こういう文化の中に今いるんだ」ということを感じられてすごくうれしい気持ちで受け止めています。

大塚さん

(「名探偵コナン」シリーズに関わって)17年ぶりにコナンの劇場版に参加しました。これも全ては萩原千速のおかげです。(横溝重悟が)「どれだけ千速を好きか」っていうのは、観て分かっていただけたと思います。
千速の天然ストレートなもの言いに、いつもドキマギしている重悟ですが、今日はこうやってね、コナンファンの皆さんの前に久しぶりに姿を現しまして、ドギマギしています。今日は皆さん、ありがとうございます。

三木さん

感無量でございます。本作を観ていただいたということですが、いかがだったでしょうか? (会場:拍手)ありがとうございます。

横浜さん

皆さん、本日はお越しいただきありがとうございます。無事に公開を迎えられたことを幸せに思っております。短い時間ですがよろしくお願いいたします。

畑さん

皆さん、今日は朝からご来場いただいて本当にありがとうございます。
初めて声優に挑戦して、アニメーションの世界にお邪魔させていただきました。素晴らしく光栄に思う時間がたくさんあって、「名探偵コナン」という作品が、さらに盛り上がっていけるように、引き続き力添えができたらと思っております。

蓮井監督

今日はご来場ありがとうございます。そして作品を観ていただきありがとうございました。
無事に公開を迎えることができて、1つ、つかえが取れた気がしています。たくさんの皆さんの反応を見てちょっと安心した気持ちがありつつ、今日を迎えました。本日は短い時間ですが、よろしくお願いします。

MC

まず、速報が入ってまいりましたので、読み上げさせていただきます。本作、劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』ですが、昨日の公開初日時点で、興行収入11.3億円・観客動員数は73.9万人と、歴代ナンバーワンの記録の更新を狙える、まさに旋風級の大ヒットとなっています。(会場:拍手)

大塚さん

素晴らしい! これ、失速すると爆発するんだよね。

小山さん

しないよ! 大丈夫!

MC

最後まで、さらにスピードを上げていきたいところですが、今皆さんの目の前にいらっしゃるのは、つい先ほどこの作品を観終わったばかりのお客さんです。皆さん、本作はいかがでしたか? (会場:拍手)ありがとうございます。
先日、横浜で行われたファンミーティングで、本作を観たことを“羽を捕る”と書いて「1羽捕る(バトル)」「2羽捕る(バトル)」と表現して、SNSなどで盛り上がっていただくように高山さんに決めていただきました。
今日ご来場の皆さんの中で、すでに複数回羽捕った方は?(たくさんの手が挙がる)

蓮井監督

ありがとうございます!

高山さん

ちゃんと寝てる? お家、帰ってる? 大丈夫だったらいいんだけど……。

MC

最速上映も即完で、皆さんも複数回羽捕っていただいていますが、改めて高山さんこれだけの熱量で多くの方に観ていただいています。

高山さん

毎年思うんですが、「付いてきてくれて本当にありがとう」「卒業しないでくれてありがとう」そして「入学者がたくさんいてくれて本当にありがとう!」っていう感じで毎年驚いていますし、毎年感謝しています。
舞台挨拶は皆さんの愛がひしひしと伝わってくる感じで最高ですね。

MC

まだ公開して1日しか経っていないのですが、横浜さんこの数字を率直にどう感じますか。

横浜さん

すごすぎますね。
実写映画だと、1カ月で10億いければ…なところを、1日でそれを塗り替えてしまう。本当に「名探偵コナン」ファンの皆さんの熱量と愛を感じます。改めて「日本のアニメは世界に誇れるものなんだな」っていうのを感じました。
この数字を聞いて、僕も秋に出演する映画(「汝、星のごとく」10月公開予定/出演:横浜流星、広瀬すず)が公開しますので、「名探偵コナン」に少しでも追いつけるようにと、奮い立ちました。

MC

畑さんは、何か反響がありましたか?

畑さん

私は、Xが大好きでよく見ているんですが、前日の夜からトレンド入りしていましたね。公開前からハッシュタグがトレンド入りする作品ってなかなかないですし、大ヒットスタートなんて聞いたことがないワードというか…。普通は徐々に大ヒットしていくものだと思うんですが、序盤から皆さんの熱量をひしひしと感じて素晴らしいなと思いました。

MC

今回劇場版に初登場の萩原千速を演じられた沢城さん、キーパーソンということで、様々な思いとプレッシャーがあったと思います。改めて、公開を迎えてどのようなお気持ちでしょうか。

沢城さん

「一人でどうにかしなきゃ」とは思っていませんでしたが、やっぱり、思った以上にコナンくんがいてくれるから走りきれたし、重悟がいてくれたからやりきれたし、研二がいなかったらスタートすらしていなかったような気がしています。「無敵になるには“自分で一生懸命にならなきゃいけないもの”」だと思っていましたが、「あ、無敵って“誰かにしてもらうもの”なんだ」っていうことが、やっていく中で分かりました。ちょっと価値観が変わるような、個人的にものすごくハイライトとなる機会になりました。

MC

今作で“千速の女”(千速に魅了されてファンになった人々)が増えたと言われていますが、ますます増えていくのでは?

沢城さん

それは「ファンが増えた」ということですか?
でも、本当にそうじゃないと成り立たないというか…。私も敦子さんの持つ独特な魅力の千速が大好きだったから、そのエッセンスをなんとか引き継ぎながら…とは思っていました。でも、まだまだこれから皆さんにどう思っていただけるか、ちょっと緊張しています。でも、とってもうれしい速報です。

MC

今日ご来場の皆さんは、本作を観た後の舞台挨拶ですが、ネタバレには注意をしていただきつつ、映画の中身のお話もじっくりうかがっていければと思います。
まずは高山さん、今年もアクションも爆発も盛りだくさんでした。高山さんのお気に入りのシーンはどんなところでしょうか。

高山さん

それは、ネタバレになるから言わない方がいいと思うので……。
まずは、神奈川県民、そして横浜の皆さんごめんなさい。(会場:笑)謝罪をしておかないと。
やっぱり風景がちゃんとその土地になっているところが一番良いですね。まあ、そこがどうなるかは知りませんが……。

MC

観てくださった方はね、横浜の街が…あのシーンとかね。

高山さん

いいよね、…こうね。

大塚さん

もうちょっと言っても良いのでは?

高山さん

いやいや…。でも、あのクライマックスは良いじゃないですか。上からこうね、キャッチして…、「羽を捕っちゃった」みたいなそんな感じで…。
(すでに本作を観た)皆さんは分かっているよね(笑)。

MC

沢城さんからも、「コナンくんがいたから」というお言葉がありましたが、コナンくんと千速さんの手に汗握るコンビネーションも見事でした。高山さんから見た千速の魅力はどのようなところでしょうか。

高山さん

最初、コナンの目線では、千速さんって本当に羽のように掴みどころのない人で、よく分かんない性格だなって思っていたんです。でも、今作でちょっと彼女のプライベートが見えるじゃないですか。まあ、過去のプライベートに関しては、コナン本人は見ていないので知らないんですが、私個人としてはとっても親近感が持てる人だなってちょっと印象が変わりましたね。

MC

沢城さん、ちょっと驚いたようでしたが?

沢城さん

親近感?

高山さん

そうじゃない? そうでもない? なんか昔の感じがね…。

沢城さん

お料理が上手じゃないっていう親近感ですか?

高山さん

そこ、ピンポイントじゃなくて、全体的な感じ。私も弟がいるので、(会場に向かって)弟のいる人って何となくあの感じ分かるよね?(会場からも同意するリアクションがあり) ほら! そこで共感を得られる人たちもたくさんいる気がする。

MC

小山さん、小五郎は冒頭のドライビングテクニックが特に印象的でした。小山さんのお気に入りのシーンはどこでしょうか。

小山さん

本当ですか?!
お気に入りは、やっぱり国宝(横浜さん)と芽育ちゃんですよ。声優が上手だなと思ってね。本当に品格があってね。品格ってないと出ないですからね。僕も昔、演出家に「ないものは出ない」と言われました(笑)。
僕は練習してもどんどん下手になっていくのに、お二人は「上手だな」「素敵だな」と思いました。私、拝聴してびっくりしたし、本当に感動しました。

MC

小山さんから見て、神奈川県警の皆さんの魅力は?

小山さん

神奈川県警は、優秀なんです。(劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』(2025年公開)に登場する)長野県警も優秀でしたが、神奈川県警も優秀なんですよね。それに引き替え警視庁は何をやってんだ! 子ども(=コナンくん)に頼るな!

高山さん

おじさん、それは言ったらダメなやつ!(会場:笑)

MC

沢城さん、今回が劇場版初登場となりました萩原千速のキャラクターを演じるにあたって、意識をしたことがあれば教えてください。

沢城さん

意識したことは、「子どもでも大人でも上司でも部下でも平列で、人に順番を付けていない人であること」ですね。自分の中の「カッコ良いランク」が高い人には素直に「カッコ良い」と思っていて、コナンくんは小学生ですが、その数値が高くて信頼に足るので、その距離感を大切にしました。
男性に対して飄々(ひょうひょう)としている姿は、割とTVシリーズでも見たことがあるんですが、女性に対しての姿は…今回で言えば浅葱先輩(CV 三瓶由布子さん)に対して、どういう立ち位置でいた人なのかは描かれていなかったのでそこは想像力と、キャストの三瓶由布子と一緒に埋めていく作業をしました。

MC

役同士の距離感で言うと、千速がコナンくんのことを「少年」と呼ぶのが、カッコ良いですよね。

沢城さん

そうですね。愛称より一目置いている意味と、敬称としての「少年」という感じもありますね。

MC

沢城さんから見て、今作の千速の一番の見どころはどこでしょうか。

沢城さん

(大塚さんに向かって)どこだろう…良かったところ?

大塚さん

千速さん、可愛いですよね。

沢城さん

可愛いところです!

大塚さん

千速は、ほっとくとどうなっちゃうか分からない。アクセルを上げて、どんどんどん突っ走っていっちゃうから、どう見ていても心配で心配でしょうがない。そういうところが、重悟がのこのこと出てきた原因だと思います。

MC

今のコメントで、重悟、そして大塚さんからの愛がひしひしと感じられます。千速さん、愛されていますね。

沢城さん

「アイラブユー」の言い方っていろいろあるんだなっていうのを、今回のクライマックスでも感じました。「好きだ」とは言われていないし、「愛している」も言われてないんですが、情報として流れてしまうようなセリフでも、明夫さんからもらうと、「あ、こんなに大事にされているんだ」って思えました。人って大事にされると、意外と本音がポロッとこぼれるんだなと思いました。そこは、私が台本から掬い上げられなかった部分だったので、スタジオでそれを受け止めながら、ラストスパートを頑張れた気がしています。

MC

大塚さん、改めて今日このメンバーで舞台挨拶を迎えて、今のお気持ちいかがでしょうか。

大塚さん

横溝参悟役(重悟の双子の兄で静岡県警)として出演したのは、劇場版『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』(2009年公開)かな。あれからずいぶんと月日が流れましてね、「あの頃はまだ40代だったな」なんて思いました。
随分と月日が経っているのに変わらずコナンはいる。すごく移ろいゆく時の流れを感じながらも、アニメがすごいと思うのは、「みんな年を取らないこと」。声優としてこれについていくのが、だんだん辛くなってくるんですが…。
すごく大きな意味での時の流れっていうか、これほどのロングスパンでも「変わらない世界」なんて、リアルだとあり得ないじゃないですか。僕は、長く放送している番組にあまり縁がないんですが、TVアニメ「名探偵コナン」の初期(第9話「天下一夜祭殺人事件」)に兄貴(参悟)の役で出ているんですよね。だから、「ずいぶんと長い間『名探偵コナン』の世界にいるんだな」と不思議な感じがします。

MC

TVアニメ「名探偵コナン」は放送開始から30年になりますが、このファンの方の盛り上がりをどのように感じていらっしゃいますか。

大塚さん

まさかこんなことになるとは、当時は思っていなかった。
(高山さんに)こんなことになると思っていた?

高山さん

いや、ここまで長く続くことは思っていなかったね。必ず何かしらの事件が起きてしまうし…。最初の頃はご飯時の放送だったから、「大丈夫なのかな?」って思っていたので、今が奇跡のようですよ。

沢城さん

最初のレギュラーキープ(放送期間)って、どれぐらいだったんですか?

高山さん

30年前は、そういうキープの仕方じゃなかった。

沢城さん

じゃあ、「始まりますよ」は、エンドは分からないけれど始めるってこと?

高山さん

(うなずく)もしかしたら5話くらいで終わっちゃったかもしれないし…。

大塚さん

それはないと思うけどね。

高山さん

まあまあ、極端な話ね。どうなるか分からないところだったけれど、すごく面白いし「これはいけるでしょ」と思っていました。内容が怖くならないように、作画も努力してくれていたからね。

MC

三木さんは、劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(2022年公開)以来、舞台挨拶は4年ぶりだとうかがっております。
今作の脚本を受け取って、そして今日を迎えてどのようなお気持ちでしょうか。

三木さん

今日を迎えられたことは本当に感無量です。

大塚さん

さっきも言っていたね。

三木さん

はい。あまりしゃべるのもなと思ったので、すみません。
研二のことを考えるとすごく緊張しちゃうんですが、未来を奪われた彼が「彼のいない未来でこんなに思い出してもらえる」っていうことが、愛されているんだなって思って…。彼に「愛されているぞ!」って伝えたいです。

MC

研二から見た、お姉さんの千速はどんなキャラクターでしょうか。

三木さん

素敵です。素敵ですよね?(会場:拍手)
素敵な上で、無敵なんです。無敵だけだとただ強いみたいになっちゃうので、「素敵で、無敵で、そして尊敬できる姉」だと思っています。

MC

横浜流星さんは、今回が声優初挑戦ということでしたが、多くの方に観ていただいて、率直にどのように感じていらっしゃいますか。

横浜さん

失礼のないように取り組んだつもりですが、至らないところもあったと思います。でも、たくさんの方々に観ていただけているのは、作り手としては幸せなことです。
今回声優に挑戦させていただきましたが、素敵な皆さんと同じ世界で生きられたことは、財産になりました。

MC

非常に難しい役どころだったと思います。改めて、声の演技で苦労した部分や工夫した部分がありましたら教えてください。

横浜さん

我々俳優は全てを使って表現できるのに、声優は声だけで全てを表現しなければいけないというところは、苦労しかなかったですね。演技の幅を広げなければいけないし、立体的にも見せなければいけない。尚且つモニターを見ながら声を絵に合わせなければいけない…。非常に想像力を使いましたし、苦労しました。でも、できる限りのことはやったつもりです。

MC

出来上がった作品をご覧になっていかがでしたか?

横浜さん

作品自体はすごく面白かったです。たくさんの方々に届いてほしいという思いがすごく強いですが、やっぱり自分の至らなさを痛感してしまい、申し訳なさがすごく大きいです。

高山さん

そんなことないよ〜。

横浜さん

(恐縮して)いえいえ。
声優の皆さんへの敬意がすごく高まりましたし、より深まりました。本当に皆さん素晴らしいです。

MC

同じく声優初挑戦された畑さんも、子どもの頃から「名探偵コナン」を観ていらっしゃったとのことですが、舞台挨拶に立たれた今のお気持ちを教えてください。

畑さん

こんなに温かいチームの中に入れてもらえて、とてもありがたいです。こうやって、(声優の)皆さんとお話をしているだけで耳がすごく喜んでいるというか…。皆さん本当に麗しいお声をされています。
横浜さん同様に、「やっぱり声優って本当に難しいジャンルのお仕事なんだな」とすごく痛感しました。このチームで、初めて声優を経験できて、本当に良かったと思いました。

MC

「名探偵コナン」ファンの畑さんとしては、今回のお気に入りのシーンはどんなところですか?

畑さん

本当に毎秒目が離せない瞬間ばかりでしたが、私は千速さんがヘルメットを外す瞬間がカッコ良くて、たまらなく大好きです。そこがすごく熱くなります。

沢城さん

そうですね。あのシーンは髪の毛が長いことの良さが一番際立ちますよね。

畑さん

はい。カッコ良いです!

MC

蓮井監督は「名探偵コナン」の監督は初挑戦ということですが、初めてオファーをもらった時のお気持ちを教えていただけますか。

蓮井監督

先ほど高山さんが「ご飯時の放送で始まって」とお話ししていましたが、まさにそのご飯時に観ていた世代なので、「名探偵コナン」と一緒に育ってきました。まだ若輩ですが、今回参加させていただけるという話をもらった時は、信じられない気持ちでいっぱいでした。それでいて、うれしさも半分あって「夢のよう」でもありました。プレッシャーでいっぱいでしたが、「ぜひ頑張ろう」という前向きな気持ちで挑みました。

MC

特にこだわった部分を教えていただけますか?

蓮井監督

やっぱりバイクですね。
全体を通して登場する要素ですし、千速=バイクですからね。
バイクの「前にしか進めない」「バックができなくて動きもなかなか窮屈」でも「速い」「どこにでもすばやく駆けつけられる」といった要素を踏まえて作りました。バイクに関するアクションもそうですが、表現周りにはこだわりを持ってCG班と作画の方と一緒に頑張りました。

MC

本作は、限界突破(リミットブレイク)バトルミステリーとして、ある言葉をきっかけに“限界を超えていく”千速やキャラクターの奮闘が描かれます。
そこで、皆さんの「今年限界を超えたいこと」を教えてください。監督からお願いします。

蓮井監督

やはり、本作の過去最大の観客動員が今年の目標じゃないでしょうか。よろしくお願いします!(会場:拍手)

畑さん

体力ですかね。体力の限界を超えていっぱい働きたいと思っています。

MC

無理だけはしないようにしてください。

畑さん

はい。ありがとうございます。

横浜さん

この作品がたくさんの方々に届いてほしいという監督の思いと同じです。

大塚さん

横浜さんはね、しょっちゅう限界を超えているんですよ!

横浜さん

ありがとうございます。

三木さん

超えたいものも超えたいこともいっぱいありますよ。本当は、限界を超えたいものは「芝居」かなって思っていたんだけれど…、ここに立っていられるだけの度胸がほしいです。(会場:笑)

大塚さん

私は、そろそろ限界を感じているんですが…、その限界を突破してさらに前に進んでいければと思いますね。「もうそろそろ楽をしてもいいのになぁ」って、自分は思うんですけどね。楽はしちゃダメだって。

高山さん

まだ早いです。

MC

ぜひこれからもよろしくお願いいたします。

大塚さん

こちらこそ!

沢城さん

私は、千速を演じることが決まった時に「よし、とりあえずやれることは何だろう?」と思って考えたら、バイクに乗れないので「バイクの免許を取りに行こう!」と思いました。
バイクの免許(普通二輪)って、教習所に入校するには条件があって、「倒れているバイクが起こせるか」。それくらいできるだろうって思っていても、バイクって起きないの。「そもそも起きるっていう概念があるのかな?」っていうくらい起きない。(会場:笑)
それを明夫さんとかバイクに乗る人に言うと「いやいや、あれは力で引き起こすんじゃないんだ。コツがあって、テコの原理でやるんだ」と教えてもらいました。

大塚さん

足と腰で起こすの!

沢城さん

散々言われて、「悔しいな」と思っているので、まずはバイクを起こしたいです。

MC

ぜひ千速のようなライディングを!

沢城さん

そこまでは遠いな…。そうですね、自分で限界を決めずに、気持ちよく(千速と)同じ道を走れるようになりたいと思います。

小山さん

小山さんもね、適当に生きていこうかな。
去年も申しましたが、毛利小五郎の活躍は、恐れ多いですが伊勢神宮のお建替(式年遷宮)と同じ20年に1回なので、次は2045年に会いましょう。みんな元気で生きていてよ!

高山さん

あんまり限界という言葉を概念として思ったことがないので、ちょっと困っています。
本作が史上最高になるっていう限界突破は、毎年思っていることなので、毎年「皆さんに観ていただこう」と思っています。それも一つですが、「名探偵コナン」は30年を超えたので、このままずっと限界を突破していきたいと思います!!

大塚さん

来年も同じことを言えますね!

高山さん

来年も再来年もずっと言います。ずっと限界突破していきます! ぜひよろしくお願いいたします。

MC

ありがとうございます。
まだまだお話をうかがいたいですが、残念ながらお時間が迫ってまいりました。締めのご挨拶を頂戴できればと思います。

高山さん

皆さん、今日は本当に朝早くからどうもありがとうございました。そして、昨日からずっとご覧になって、「何羽捕る(バトル)」もされている方も本当にありがとうございます。皆さんの応援のおかげで、こうして毎年良い作品を作ることができています。これからもコナン愛、そして私たちとのコール&レスポンスをよろしくお願いいたします。今日はありがとうございました。

■フォトセッション。

MC

最後に、高山さんいつものお願いします。

高山さん

皆さん、今日はありがとうございました。
いつものアレ、やるよ! 大丈夫?
客席が広いから、前の人の頭を突っつくなんていうのは、なくなったもんね。それでも前のめりになると突っついちゃうかもしれないので、気をつけてください。
皆さんも一緒に「ひとつ」の部分は言うんだよ。

真実は、いつもひとつ!(決めポーズ)