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遂に映画完成!三年ぶりに春にドラえもんが帰ってくる!
「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」完成報告会

2022年02月20日

「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」完成報告会

<前列左から、ミルクボーイ(駒場孝さん、内海崇さん)、ドラえもん、松岡茉優さん、山口晋監督>


3月4日、映画ドラえもんが三年ぶりに春公開となります!
1985年に公開された「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争」のリメイク作品であり、新しい脚本と最新の技術により進化した本作「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」は、ドラえもんたちが大きな宇宙の小さな星を舞台に再び大冒険を繰り広げます。
2月20日に「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」完成報告会を東京国際フォーラムにて開催。ゲスト声優の松岡茉優さん、ミルクボーイの内海崇さんと駒場孝さん、そしてドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫・山口晋監督が登壇しました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。


松岡茉優さん(ピリカ星の大統領・パピのお姉さんピイナ役)

今日は、楽しい時間を過ごせたらと思います。
内海 崇さん(ミルクボーイ/地下リーダー役)

前作が公開した1985年は、僕の生まれた年です。すごい偶然で、縁を感じております。ぜひたくさんの方に観ていただきたいと思います。
駒場 孝さん(ミルクボーイ/パイロット役)

勇敢なパイロットを演じました。僕は今日のために、ドラえもんと同じ色のスーツにしてきました!

内海さん:
元から(=いつもドラえもんと同じ色)でしょう!

駒場さん:
気合いが入っております!
山口 晋監督

「ドラえもん」の監督をすることは、自分にとって夢みたいな仕事でした。本作がほぼ出来上がった時に、(映画の公開が)延期になりました。それから時間だけが過ぎていき、「これは夢だったのではないか?!」と思いかけていたころに、やっと上映日が決まりました。「(公開が近づき)ようやくだな」と実感できました。

MC:まずは本作へのご出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

松岡さん:
私の親世代はもちろん、お子さんからするとおじいちゃんやおばあちゃんの世代から長く愛されてきた作品なので、「私に務まるだろうか?!」という不安もありました。それでも正直なところ、連絡をいただいたときは電話越しに「やったー!」と言いました(笑)。

MC:実際にアフレコをされてみていかがでしたか?

松岡さん:
今回は(原作にはない)オリジナルのキャラクターということで、監督と演出の方からは「やさしいだけではなく、強くたくましい女性を演じてほしい」と言われました。たくさんテイクを重ねてくださったので、「こういう風に言ってみましょうか」とか「こういう声の出し方はできますか」など、普段声のお仕事をしていない私にいろいろと教えてくださいました。それがすごく励みになりました。

山口監督:
僕の勝手な思い込みかもしれないですが、女優魂を見せていただいたと思っています。ピイナは甘くて可愛いだけのキャラクターではないので、筋の通ったお芝居をしていただき、とても嬉しかったです。

松岡さん:
......恐縮です。

MC:ミルクボーイのお二方は、今作が声優初挑戦です。

内海さん:
初めて声優をやらせていただきました。「ドラえもん」の映画ということで、めちゃめちゃ緊張しました。正直、脇役でセリフも一言ぐらいやと思っていたんです。でも、その二十倍ぐらいセリフがありました。名前こそないですが、地下組織のリーダーですから!

MC:重要な役どころでした。

駒場さん:
(内海さん演じる地下組織のリーダーと)同じシーンや、漫才の掛け合いとかもなくて、それぞれが自立したキャラクターでした。ちょっと難しかったですが、頑張りました。

内海さん:
(松岡さんに)僕らもオファーが来たと聞いた時は「やったー!」ってなりました。絶対になりますよね?

松岡さん:
オファーは電話でしたか? それとも直接でしたか?

内海さん:
僕らは、スケジュールに「ドラえもん」と書いてあって、マネージャーに「ドラえもんって書いてあるけれど、これは何?」と尋ねました。そしたら「(声優の)オファーをいただいています」という形で教えられました。

松岡さん:
えー! スケジュールで知ったんですね?!

内海さん:
「え?!」ってなりました。もう親戚もみんな喜んでくれています。ほんまに一生自慢できることをやらせてもらいました。

山口監督:
キャラクターの若さ、青臭さ、真剣さがシンクロしていました。シンクロ率が高くて良かったです。

内海さん:
嬉しい!

駒場さん:
初々しさが良かったですか?

山口監督:
初めての一生懸命さや緊張感が、そのままのキャラクターになっていました。声を聞くことで、このキャラクターはそういう人なんだと分かるようになったと思いました。ありがたかったです。

MC:声優初挑戦ということで周りの方からのアドバイスはありましたか?

駒場さん:
僕は自宅で、奥さんを相手に練習をしました。「満点!」だと言ってもらいました。

内海さん:
採点が甘いね~!

駒場さん:
でも、いざマイクの前に立ったら全然ダメでしたね。監督をはじめとしてアドバイスをもらい、何回もやらせてもらって、「自分なりに何とかやれたかな」と思っています。

内海さん:
僕も家で練習しました。声を録ってから公開するまでが結構長かったので、(出演することをほかのお仕事などで)言えないじゃないですか。番組で、「ミルクボーイは声優の仕事をやったことあるの?」と聞かれて、「ドラえもん」をやっているけれど言えないから、「声優はまだやったことないです」と嘘をつかなあかんのが......。(ピリカ星の大統領)パピは嘘が嫌いなので、パピに怒られる! 今ようやっと言えて嬉しいです。

MC:山口監督、本当に制作お疲れさまでした。映画が完成したお気持ち、一年の公開延期を乗り越えてやっと皆さんに観ていただけることについてのお気持ちをお聞かせください。

山口監督:
一番最初に「のび太の宇宙小戦争」をやると決まった時は、軍事独裁政権が敵だという設定はさすがに時代錯誤じゃないかなという話もありました。でも、地球上で実際にこういうことがあったのだから、それを示すだけでも意味があるんじゃないかなということになり、このままの設定でいきましょうと......。ところが、(映画が)完成しかけたころに、本当に似たようなことが起こってしまって、「二十世紀から二十一世紀になっても、そんなに人間は変わらないのだな」と思いました。自分たちエンタメの人間がやれることは、「『ドラえもん』の面白さって何だ?」とか「娯楽映画の面白さって何か?」ということを知恵を絞って作ることでした。今はこういう状況ですが、皆さんに観ていただいて、面白かったと思ってもらえて、明日からも頑張ろうと思ってもらえたら、それで幸せだと思っています。少しでも(感染症の)状況が良くなり、「こぞって映画を観に来てください」と言えるようになればと願っています。

MC:松岡さんはいかがでしたか?

松岡さん:
この作品を改めて見返した時に、一歩踏み出す勇気とか、諦めない気持ちとか、仲間たちとの絆とか、それは進学や進級、就職といった春にピッタリだと思いました。3月4日公開なので、ぜひ映画を観てもらってパワーをチャージして、新学期や新生活を頑張るための勇気になればと思います。

MC:節目に相応しい作品になっていますよね。
本日、実は映画の完成をお祝いしたいということで、ドラえもんたちも駆けつけてくれています。私と一緒に大きな声で「ドラえもん」と呼んでください。


登壇者の皆さん:
ドラえもん!

ドラえもん:
はーい!(ドラえもんを先頭にドラえもん達がステージへ。ワイワイと話をしながら登場!)

MC:皆さん、ようこそお越しくださいました!

ドラえもん:
ボク、ドラえもんです。今日はみんなと会えて本当にうれしいです!

のび太:
野比のび太でーす!

しずか:
源 静香(みなもとしずか)です!

ジャイアン:
オレ様はジャイアンこと剛田 武(ごうだ たけし)だぁ!

スネ夫:
セクシー&ビューティー! みんなの、いや、あなただけの! 骨川スネ夫でぇす!

MC:みんなは、映画の完成をお祝いしに来てくれたんだよね?

ドラえもん:
そうなんです。皆さんが「集まる」と聞いたので、来ちゃいました! 実はボクたちからも皆さんに質問したいことがあります!

MC:それでは、ここからはドラちゃんたちに質問してもらいましょう!

ドラえもん:
はぁ~い! まずは、のび太くん、聞きたいことがあるんだよね?

のび太:
えーっと、うーん、あれ? 何を聞こうと思っていたんだっけ?

しずか:
もぉ~、のび太さんったら......! 代わりに私が質問するわね!
映画の中で、私たちはパピくんのサイズに合わせてスモールライトで小さくなって遊んだりしたの。皆さんは、もし小さくなれたらどんなことがしたいですか?


松岡さん:
私は、磯辺餅が大好きなんです。なので、お餅の上でバウンドしながら食べたいです。

ドラえもん:
ボクもお持ち大好きだから、松岡さんと一緒にバウンドしちゃう! 内海さんは?

内海さん:
僕は小さくなって漫才をしたいです。そうしたら、ネタがスベっても「(身体が)小さいがな」で絶対にウケますから!

駒場さん:
「そんなことより小さいがな!」ってツッコミするの!?

内海さん:
そうそう!

のび太:
(大笑い)。面白そう~! 駒場さんは?

駒場さん:
この前冷蔵庫の扉を閉めたら、扉につけていたマグネットが落ちて、プリントが冷蔵庫の下に落ちちゃったので、それを取りに行きたいね。なんか大事なことが書いてあった気がするのよ。

内海さん:
ほんなら冷蔵庫を動かして取ったらええやん。

駒場さん:
くぐって取りにいきたいの。

ドラえもん:
それは大事だね。

しずか:
何かちょっとした漫才を見た気がして面白かったわ! 皆さん、ありがとうございます!

ドラえもん:
ほかに質問がある人は?

スネ夫:
はーい! 僕は松岡さんに質問です。今回、僕たちは宇宙で大冒険をしたんですが、僕たちの誰かと宇宙に行けるとしたら、この中で誰と行きたいですか?
もちろん僕でしょ~!


ジャイアン:
誰よりも男らしいオレ様だ!

のび太:
いやいやいや......ボクの可能性もあるじゃないか!

しずか:
私たち、女の子同士、宇宙で一緒においしいものを食べるのはどうかしら?

松岡さん:
本作ではスネ夫くんに励まされるシーンがあったんです。迷ったり、戸惑ったりする姿を隠さずに見せてくれたから、きっと一緒に宇宙に行っても、弱音を吐き合えるんじゃないかなと感じました。だから、スネ夫くんと一緒に宇宙に行かせてください!
今回の「2021」版になって、急に「星を救う」っていうことに戸惑う気持ちって分かるじゃないですか。それをスネ夫くんは隠さずに見せてくれました。励まされたし、親近感がありました。映画の中でも私が特に好きなシーンです。映画をぜひ観ていただきたいです。


スネ夫:
わぁー、嬉しいなぁ~。

ドラえもん:
良かったね!

MC:皆さん、ありがとうございました。最後に私からゲストの方々に伺います。完成作をご覧になって、皆さんに観てほしいポイントを教えてください。

松岡さん:
クライマックスのほうで、のび太くんがパピにかける言葉を聞いて、「私は私のままで良いんだな」と思えたんです。それぞれができることとできないことがあるので、私は私のままで良いという勇気をもらいました。新生活にドキドキしている皆さんは、「このままで良いんだ、誰かと一緒に頑張れば」って思ってもらえると思います。

内海さん:
僕らは「ミルクボーイ」ということで、しずかちゃんが牛乳風呂に入るシーンがあるので、「ミルク」つながりで......。

のび太:
(しずかちゃんを守るように)ボクの大事なしずかちゃんだぞ!

内海さん:
ごめんごめん、でもそういうことじゃなくて、ミルクつながりだから! 

しずか:
もぉ、ミルクボーイさんのエッチ!

MC:駒場さんはいかがですか?

駒場さん:
最後の戦うシーンは迫力がありました。個人的には、最初のほうのみんなで小さくなり、小さな世界で遊ぶ姿が、ほんまに子供の頃の夢みたいな感じで好きですし、自分も仲間に入りたいなと思いました。どちらも見応えがあります。

MC:山口監督はいかがですか?

山口監督:
弱い心の持ち主でも「強くなりたい」と自分を鼓舞する、みんなの代表としてスネ夫くんを描きました。スネ夫くんに感情移入して、観終わった後で、「もうひと頑張りするか!」と思ってもらえたら嬉しいです。

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