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Fukase、関係者のタレコミでマル秘エピソード明かされる!
「キャラクター」公開記念舞台挨拶

2021年06月22日

「キャラクター」公開記念舞台挨拶

<左から、Fukaseさん、永井聡監督>


菅田将暉さんと本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseさんが共演する、映画「キャラクター」の公開記念舞台挨拶を6月22日にTOHO シネマズ 日比谷にて開催しました。
浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志さんが10年の歳月をかけて、練りに練り上げた企画がついに実写映画化。「もしも、売れない漫画家がスケッチに向かった先で、一家殺人現場に遭遇して犯人を目撃し、その顔をキャラクター化して漫画を描いて売れてしまったとしたら?」 そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンターテインメントです。
イベントには、Fukaseさん(SEKAI NO OWARI)と永井聡監督が出席。映画公開後の反応や公式SNSにて事前募集した質問と、プロデューサーと主演の菅田将暉さんからの"タレコミ情報"に基づいたトークを展開しました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。


Fukaseさん(SEKAI NO OWARI/両角役)

いろいろな方から反響をいただき、たくさんの方が劇場に足を運んでいただいたと聞いて、すごく嬉しく思っております。そして、(舞台挨拶の登壇が)一人になってしまいました...。これは「僕だけが暇だった」ということじゃないですよね? 

MC:いえ、そんなことは! ぜひ積極的に...。

Fukaseさん:
あぁ、僕以外は「暇」じゃなかったんですね。

永井監督:
(他の人も)暇はあったんだと思います。(Fukaseさんだって)アルバムの発売前(SEKAI NO OWARI「scent of memory」2021年7月21日発売)だからね。

Fukaseさん:
ありがとうございます。よろしくお願いします!(会場:拍手)

永井 聡監督

平日のお忙しい時に、皆さんありがとうございます。

MC:本作は6月11日に初日を迎えて、本日で公開12日目となります。昨日までに、およそ48万人の方にご覧いただきました。ありがとうございます!(会場:拍手) Fukaseさん、周りの方の反応や反響はいかがでしょうか。

Fukaseさん:
反響はありました。友だちや、すごく久しぶりに連絡をいただいた方もいました。その中でも一番面白かった反応は、うちの父親です。これは母から聞いたのですが、「映画を観終えた父が、家中の戸締まりを確認していた」と言っていました。...「息子だぜ?」と思いました。「(自分は)両角ではないんだぜ!」...ちょっと包丁を手に、家に行こうかなと思いました(笑)。(自分の芝居で)父親が戸締まりを確認するほどの怖さを出せたことは...頑張れたのかもしれないです(笑)。

永井監督:
今日も(このイベントの)直前まで、「観たよ」という連絡がありました。感想としては、やはり「Fukaseくんが怖かった」というモノが多かったです。しかも、「普段のFukaseくんはあのままなのか」といった感じのことをよく尋ねられますね。

MC:そういう時は、どのようにお答えになるのですか?

永井監督:
「まあ、だいたいあんな感じ!(笑)」と答えています。

Fukaseさん:
(笑)。それに関してはすごくいろいろな方から言われます。...とは言っても僕の友だちは僕のことを知っていますが、評論家の方が「これはもしかして"地"なのでは?!」とか言われるので、ここではっきりと言っておきたいです! あれは演技です! 僕は一年半(お芝居を)練習しました。普段は虫も殺さぬような性格をしております。そこはハッキリ言っておかないと、こんな「風評被害」があるとは思っていませんでした。

MC:リピーターの方のためにも、本作の小ネタを教えてください。

Fukaseさん:
小ネタですか...何があるかな...。
メインキャストである菅田(将暉)くんと高畑(充希)さんに対して、僕が一番最初に言ったセリフが、駐車場でお二人に会って声をかけるシーンでした。その時の僕は、菅田くんが遠目で見ても分かるぐらい震えていたらしくて、「紅白歌合戦以来の緊張だな」と思いました。それまでも普通に緊張はしていたけれども、初めてメインキャストの方と一緒のシーンで、カメラが回った瞬間にお芝居をするシーンなので、僕としてはあのシーンを観ると、心が「ウッ!」として、「ここから始まる!」と思うシーンです。


永井監督:
ネタバレをしない小ネタですね。
山城と両角が出会うバーがあるんですが、その店名は「十三番地」。夏美が通う病院が「ムツガワ病院」、物語のキーになるのが「九条村」というように、いろいろな地名をそれぞれ"番号"で表しています。その番号に意味を持たせていることも考えて観ていただければと思います。
それから、映っていないんですが、最初に山城が住んでいた団地の部屋は「304号室」で、のちのち「34」を描く"運命"だったという奇妙な運命のつながりも含んでいます。そういう部分も楽しんで観てもらえたらなと思います。


MC:なるほど! そこは見逃しておりました。

Fukaseさん:
僕も見逃していました!

MC:エンドロールの最後はネタバレですか? 

永井監督:
あれはネタバレですね。エンドロールの途中で絶対に帰らないほうが良いです。
あとは、Fukaseくん、本作のスタッフの中に名字が「山城」と「両角」っていう方がいたんだけど、知っていた?


Fukaseさん:
え? 本物?

永井監督:
本物! 山城くんと両角さん。

Fukaseさん:
両角さんという名字は実在するんですか!

永井監督:
いるんですよ!

Fukaseさん:
(すねた感じに)教えてくれないから、知らないですよ! でも、現場で「山城くーん」と呼ばれている人がいたことは気がつきました。両角さんにはお会いしたかったな~。

MC:どうして撮影中におっしゃらなかったのですか?

Fukaseさん:
(永井監督は)そういう人なんです!

永井監督:
まあまあ、その辺は...(笑)。

MC:(スタッフの)両角さんは変な目で見られたりしなかったのでしょうか。

永井監督:
...大丈夫でした。普通の人だから!

Fukaseさんと永井監督に質問コーナー!

MC:本日は映画の公開記念舞台挨拶ということで、特別な企画をご用意しました。
まずは「Fukaseさんと永井監督に質問コーナー!」です。
単身映画の世界に乗り込んだFukaseさんは、撮影では楽しいこと辛いことがあったことでしょう! その辺りを知りたいということで、事前に募集したファンの方からの質問に答えていただきます。


Fukaseさん:
(飄々とした様子で)ずっと楽しかったですよ!

質問1: クーラーのない部屋で11時間の待ち時間があっても文句一つ言わなかったFukaseさんが、撮影で一番しんどかったことはなんですか?
《本作を観ての感想》 怖くてゾクゾクするけど、何回観ても違う面白さと楽しみ方があって一日観ないだけで"ロス"がすごい! 両角は気持ち悪いけど、カッコよくて尊い!

Fukaseさん:
そうですね、文句は言わなかったです。でも、今、セーターを着たことは「季節を間違えたな」と思っています。(アウターに触れながら)暑い! 汗でビショビショです(笑)。思ったより暑い!

MC:11時間の待ち時間があったんですか?

Fukaseさん:
初日でしたよね。11時間待って、僕の肩しか映らないシーンでした。本当は僕が振り返るショットを撮る予定でしたが、(夜の暗いシーンなのに)朝になってしまったので...。しんどかったというか、その時に監督から言われて衝撃的だったのは「Fukaseくん、ちょっと顔が映っちゃってるよ」でした。「あ、顔が映っちゃダメなんだ」と思いました。

MC:そんなFukaseさんが「辛かったシーン」は?

Fukaseさん:
後半のアクションシーンです。アクション部の方がいらして、「そういう動きだと本当(リアル)にはならない」といった臨場感とか、リアルさに関するご指摘が入るので、菅田くんも僕もかなり思いきり動いています。撮影なので、床に直接当たらないようにクッションがありますが、(身体の動きに合わせて)内臓は揺れるんですよ。ドン!と倒れて、「ウッ」となって...監督から「オッケー!」と言われた時は「やったー!」と言いました。二度はできないというぐらい、菅田くんが思い切りドン!と来たので...。でも、幸せ者と言ったら、幸せ者です。

永井監督:
あそこのシーンね。僕は、菅田くんから「Fukaseくんはお芝居もアクションも初めてだから、遠慮なしに思い切り来るんです」って聞きました。というのもケガをしてはいけないので、役者だとある程度、「八割ぐらいで行こう」とか、「見え方さえ良ければ」という感じなんです。でも、「Fukaseくんが本気で来るので、菅田くんも本気で行けた」って言っていましたね。だから、すごく迫力があって、アクション部の人たちがFukaseくんをすごく褒めていました。

Fukaseさん:
あ、本当ですか! 菅田くんと「どうしようか?」と話した時に、僕も「どれぐらいでやるんですか?」と聞きました。そしたら菅田くんに「全力で来てください!」と言われたので、「全力で行ってやろう!」と思いました。...「普通は八割」だということは今知りました。あれは菅田くんの優しい嘘だったんですね。

MC:Fukaseさんが菅田さんのスイッチを入れたんですね。

永井監督:
そうですね。

質問2: Fukaseさんは殺人鬼らしさを出すために、よく包丁売り場でセリフの練習をしていたそうですが、撮影後も抜けない両角のクセはありますか。
《本作を観ての感想》 両角の殺人鬼らしい表情とかみ合わない絶妙な呼吸の間がとても気持ち悪く、最高でした。

Fukaseさん:
(包丁売り場でセリフの練習したのは)「よく」ではないです(笑)。クセか...ないですね。一個も両角を家には持ち帰りませんでした。両角を持ち帰るのは嫌なので、オンオフを切り替えました。
でも、なごやかでしたね。殺した後で血だらけなのに、監督や見学に来てくれたバンド(SEKAI NO OWARI)メンバーとも普通に話をしていました。SEKAI NO OWARIのメンバーには「差し入れを持って来いよ」と言ったら、本当に持って来てくれました。


MC:両角は持ち帰りたくないですよね。

Fukaseさん:
僕なりにいろいろ調べました。「自分は役を持って帰るタイプなのか、どうか」「なぜ役者は役に入りこみ過ぎてしまうのか?」とかを科学的に分析しているサイトも読みました。セリフを口にした時に、脳は口にしたことを疑わないから、どんどん役に入っていっちゃうんだと...。そういうメカニズムがあることを知っていたからか、しっかりと切り替えできました。

質問3: Fukaseさんと永井監督にとっておびえるほど怖いものは何ですか?
《本作を観ての感想》 公開初日に行きました。帰り道が怖すぎて、みんなナイフを隠し持っているのではないかとビクビクしながら帰りました。

永井監督:
僕はジェットコースターとかも大丈夫ですし、お化け屋敷も平気ですし、ホラー映画も怖いと思ったことがないです。

Fukaseさん:
怖い物なさそうですよね。

永井監督:
感情の振り幅が少ないので、ないですね。

Fukaseさん:
(ニヤニヤして)サイコパスですよね~。

永井監督:
サイコパスではない!

Fukaseさん:
サイコパスだと僕は思うんですが...。

永井監督:
落ち着いているんだよ。でも、初めてFukaseくんと会った時に...。

Fukaseさん:
どういうことですか?

永井監督:
まだコロナ禍になる前に、恵比寿でご飯を一緒に食べたでしょう。見た目はグレた五月人形みたいで、肌もきれいだし、ときどき真剣になる時の目がすごく怖かった。まばたきをしないので、両角の時も「まばたきはしないほうが良いよ」と言いました。

Fukaseさん:
(笑)。「グレた五月人形」って奇妙で良いですね!

永井監督:
あとはライブの時に、たまに睨みつけるような目をするので、あれにもゾクッとしますね。あれは怖いなと思いました。

MC:唯一怖いのはFukaseさんなんですね。Fukaseさんはどうでしょうか。

Fukaseさん:
僕は高いところが怖いです。事務所にもずっとNGだと言っているのに、両角は高いところで漫画を読むし、電話もします! しかもハシゴを使って登っていくような場所なんです。(監督に向かって)ね?

永井監督:
(笑)。

Fukaseさん:
高所恐怖症の人は、高いところにいる人を見るのも怖いんですから!
カメラマンさんとかは"きわ"にいらっしゃるし、怖かったです。嫌でしたね。


MC:一秒でも嫌ですか?

Fukaseさん:
そうですね。例えば、両角がコートを着ていて、椅子に座ってから立ち上がる時にコートの裾を踏んでよろけたら(落下する)...とか考えてしまいます。SEKAI NO OWARIメンバーもピエロ以外は先端恐怖症で、「お箸を自分に向けられると目に刺さりそうで怖い!」って言っています。そんなことでは刺さりはしないんですが...。

MC:監督は、Fukaseさんの高所恐怖症はご存じでしたか?

永井監督:
知らなかったです! 現場で「高いところが苦手なのにミュージックビデオとかで(高いところで撮影を)やらされるんです」と話すのは聞きました。

Fukaseさん:
僕は高いところに登らされがちですね。「ドラゴンボール」でいうピッコロの位置!

永井監督:
あのシーン、本当は建物の縁に座る予定だったんだよ!

Fukaseさん:
失神しますね!

永井監督:
僕は「それをやりたい!」と言ったけれど、周りのスタッフに止められました。

Fukaseさん:
(スタッフさんは)「危ない」って言いました?

永井監督:
(うなずく)。

Fukaseさん:
(スタッフさんが)「危ない」と言うなら、本当に危ないんですよ!

永井監督:
それで椅子に座ることになりました。

Fukaseさん:
これがまた頼りない椅子なんですよ!「そんな頼りない椅子に座るなよ、両角!」と思いました(笑)。

本邦初公開!「両角」の真実 プロデューサーMのタレコミ情報

MC:Fukaseさんが演じた両角はSNSなどで話題になっております。雑誌などのインタビューでは「二年間の準備」をされて両角役を演じられたとお話されたそうですね。そこで、こちらの企画をご用意しました。

【本邦初公開!「両角」の真実 プロデューサーMのタレコミ情報】
プロデューサーMのタレコミ情報は真実なのか、それともガセなのかFukaseさんに答えていただきます。


Fukaseさん:
(スクリーンの)字体が良い!

タレコミ1: LINEのやり取りはもはや恋人級。日本最速か?! 返信が鬼早い男・Fukase

Fukaseさん:
スクリーンの画面が本物(のLINE画面)を使われているような...。

MC:Fukaseさんいかがですか。

Fukaseさん:
「返信は早い」と自称しています。普段から誰にでも早いです。

《プロデューサーMの情報》
Fukaseさんはとにかく返信が早い。しかもひょうきんな内面とは裏腹に的確な言葉で簡潔に返ってくるので、Mは早く返さなきゃといつも必死になっていました。仕事モードのFukase、恐るべし!

Fukaseさん:
うん! Mはね、LINEの文章が長すぎるんですよ。LINEはパッパッとするものなので、長すぎるとどれに返すのか分からなくなります。

MC:心がけているんですか?

Fukaseさん:
何でだろう。「逆に何で、そんなに時間がかかるの?」と思いますけれどね。

MC:最近LINEに付いた機能で「既読をつけずに読む」は使っていますか。

Fukaseさん:
全然(使っていません)。先輩や偉い方にでも、まず既読をつけます。でも、この前小栗旬さんにだけは10秒躊躇しました。その10秒は「今の僕は小栗旬さんにLINEを返せるテンションなのか」を確認するためです。

MC:私はだいたい未読で読みます。

Fukaseさん:
何でですか? 闇深いですね。

MC:永井監督はどうですか?

永井監督:
(返信が鬼早いのは)ちょっと怖い感じがします。

Fukaseさん:
何でそうやって、怖い方向に怖い方向に...。

永井監督:
LINEで必死に女の子を口説いている男っているじゃないですか。

Fukaseさん:
いますよ、でもこれ「女の子の話」ではないですよね。仕事もプライベートも返信は早いです。

MC:ことごとくイメージと違いますよね。

Fukaseさん:
本当に"イメージの行方不明"ですね。ミステリアスで、部屋に一人でいるのが好きなミュージシャンかと思ったら、殺人鬼だったみたいな...。

タレコミ2: 両角の作り方! ようやく、たどり着いたピンク髪と緑色のジャージ クリエイター・Fukaseのキャラ作りへのあくなきこだわり。

《プロデューサーMの情報》
両角のキャラクターはもともとあったものではなく、Fukaseさんがキャスティングされて以降、本人からさまざまなアイディアをひたすらもらい続け、行きついた先が皆さんにご覧いただいた両角です。服装や髪型という見た目にとどまらず、生活スタイルや家族構成、子どもの頃の様子、誕生日の過ごし方などもあり、実際に両角の履歴書が作成されるほど細かかったです。音楽アーティストは感覚的な職業かと思っていたのですが、ロジカルシンキングな方でした。

Fukaseさん:
「Fukaseさんが台本を読んで浮かぶイメージがあるのなら見せてほしい」ということでしたので...もちろん「失礼でなければ」と最初に断った上で、山城と両角が出会うまでのアナザーストーリーみたいなものから、履歴書なんかも自分で考えました。いろいろなアプローチをして両角を作っていきました。

MC:そちらに関するタレコミも届いております。

タレコミ3: プロデューサーMも初体験! 出演者が書くオリジナル脚本とは?

Fukaseさん:
(笑)。「こんな面倒くさいやつ!」とは思われたくないですね。これは「書いて良い」と言われたから、書きました。

《プロデューサーMの情報》
ある時、Fukaseさんから「読んでもらって良いですか」と言われ、届いたものがまさかの脚本。ファーストシーンは山城と両角の出会いのシーンでした。多くの映画やドラマを作ってきましたが、出演者が自分で脚本を書いてきたのは初めてでした。Mはその心意気に感動し、中身も「さすがクリエイター!」とうなるような内容でした。

Fukaseさん:
本当にこれも失礼でないか、確認した上でのことですからね。
脚本が途中でしたので、「こういうイメージはどうでしょうか?」と最初にプロットを書いて、それをメンバーのSaori(サオリ)に頼んで文章にしてもらったものをプロデューサーに見せました。全然、使われなかったです。「ちょっと違ったかな?」という感じです。


永井監督:
でも、両角の考え方など、ところどころに生かされてます。

Fukaseさん:
そうですね、考え方...。両角のキャラクターを構成する上では必要だったストーリーでした。

永井監督:
我々もちょうど履歴書は作成していまして、「やはり演じる側はこういう解釈なのか」と、いろいろな刺激になりました。ただ、それは脚本が滞っていた時期のことで、(役作りの)ディスカッションができなかったんです。無視した感じになっていますが...。

Fukaseさん:
そんなことはないです!

永井監督:
ありがたかったです!

Fukaseさん:
映画に登場していない部分は一言では言えないです。たくさんの根があって、最終的に映画になっているのは幹の部分なので、一言では難しいです。

永井監督:
(Fukaseさんは)真面目な人だなと思いました。お芝居のワークショップに一年半通っていたこともそうですし、「今はこんなレベルです」とワークショップでの途中の映像を僕らに送ってきてくれました。Fukaseくんは作品に対して妥協したくないし、自分の領域を超えるようなことはしたくないと思っているんでしょうね。相手に対して「失礼ではないですか」というのを聞きながらなので、「ここはこうでないとできない」といったわがままな面は一切なかったです。11時間待っても文句を言わないし、ですから現場のスタッフ全員、Fukaseくんのことが大好きですよ。本当にありがたい存在です。

Fukaseさん:
永井監督から、こういう言葉を言われるのは初めてです! 照れますね。打ち上げができれば、こういうお話もできたのでしょうが...。
スタッフさんが、全員僕のことを好きでいてくれたなんて初めて聞きました。


永井監督:
何が一番好かれていたかって、「この映画のためにきちんと準備してきたんだな。こいつすごいな」と、それがリスペクトになりました。最初はお客さんだったのが、俳優部として「僕たちの仲間」となりました。かわいいだけではなかったです。

Fukaseさん:
良かった! 打ち上げしたかった...「コロナめ!」って感じです。

MC:実はスペシャルなものもご用意しております。ある方からのメッセージをお預かりしてまいりました。私が代読させていただきます。

【菅田将暉さんからのメッセージ】

Fukase様。おつかれさまです。菅田です。
お元気ですか?
今日も早起きですか? バドミントンはしましたか?
正直、アクティブなFukaseさん、いまだにちょっと慣れませんが、ギャップだらけで、ご一緒している時間は毎日楽しかったです。
本日、そちらに伺えず、すみません。
舞台挨拶はどうですか? 慣れましたか? その景色は、僕らがいつも見る景色で、自分の作品を観てもらい"不安"と"高揚"と"感謝"が混じる不思議な景色です。僕はいまだに毎回ドキドキします。慣れません。
舞台挨拶ではないですが、初めて自分の映画を観た時は、よく分からない敗北感でいっぱいになり、気づいたら泣いていました。Fukaseさんはどうでしたか? 自分が演じているということは、どうでしたか。自分のシーンはまだ薄目でしか観られていないとおっしゃっていましたが、観終わった後、どんな顔だったのか、ちょっと見たかったです。自分じゃないけれど、自分が映っていて、演じているけれど、演じていなくて、「お芝居って面白いなぁ」って思います。嘘だと分かって観ているのに、いつの間にかその世界に入っていて、気づいたら泣いていたりして...。映画館独特の閉塞感、「何か特別だな」って思います。そして、そんな不思議な時間を楽しんでもらえていると幸いです。
映画「キャラクター」の日々は音楽の世界とは全然違う時間で、本当に大変だったと思います。終わった時に「楽しかった」と言ってもらえたのは、少しホッとしました。それが僕らの目標でした。やったぜ!
宣伝活動なども本当にありがとうございました。お疲れ様でした。打ち上げもできないレアケースの現場でしたが、僕は本当に楽しかったです。刺激だらけでした。がっつりお芝居できて、丁寧に役と向き合っていくその姿は、本当に美しかったです。震えている指先、どこまでも深い黒目、心地よい声、しばらく焼きついて離れないと思います。「両角、最高でした」
(本作が)Fukaseさんの代表作になることを、胸を張って「僕の映画だ」と言えることを、祈っております。僕は間違いなく、映画「キャラクター」はFukaseさんの映画だと思っています。出演してくださり、本当にありがとうございました。今しかできないものが、できた気がします。また共演できること楽しみにしております。ゆっくり休んでください。
あ、家行きます!
菅田将暉

Fukaseさん:
(イベントに)来れば良かったのに! ドラマとかあるから忙しいのでしょうね。バドミントンは明日行きます。
ありがとうございます、菅田くん。いつも僕がお世話になりっぱなしで本当に。しかし、(会場に)来てねぇのに良いところもって行くなぁ~。(会場:拍手) 来れば良かったのに、僕だけ暇だったのかなぁ~(笑)。


MC:メッセージいかがでしたか?

Fukaseさん:
ジーンと来ちゃいますね。「良い文章書くな」と、まず思いました。そう、いつもそうやって言ってくれていました。まとめて聞くと、何かしらの良い音楽が流れていたらたぶん泣いていたと思います。

MC:Fukaseさんにとって、菅田さんはどのような存在ですか。

Fukaseさん:
(菅田さんは)役者としては先輩。メッセージでもおっしゃっていたように、「楽しかったと言ってくれたのが一番嬉しかった」と言ってくれていたから、年は下だけど兄貴的な存在です。
菅田くんも年は上だけど弟的な存在だって僕のことを言っていました。撮影中もそういう関係性でした。現場では、すぐ(菅田さんの楽屋に)挨拶に行くみたいな...。嘘だな、挨拶はしたけれども、楽屋が近い時ですね。


MC:お二人の仲の良さが伝わってきました。

Fukaseさん:
めちゃくちゃしゃべるから、仲良さそうですが、まだ、プライベートで遊んだことは一回もないです。それに、LINEの既読はつけづらいです。
生放送のラジオで、「LINEの既読がつかない」と僕が文句を言ったら、その日のラジオの放送が終わった後で、すぐにLINEが来ました。「気を遣わせたな」と思ったので、それには一度だけ返信をしました。


MC:「家に行きます」とのことでしたので...。

Fukaseさん:
ぜひ、この状況が落ち着いたら、神木(隆之介)くんと二人で来てくれるというので...。どうしようかな~。あの二人の食事の趣味が全然合わなそうだから...。すごく大変だな、何か考えます。

MC:最後にご挨拶をお願いします。

永井監督:
本日はありがとうございました。映画「キャラクター」はまだまだ続きます。「続きます」というのは続編という意味ではなく、公開されていますので、一度とは言わず、二度三度とお友だちを誘って観ていただければと思います。

Fukaseさん:
本日はありがとうございました。映画「キャラクター」は、実の父に「戸締まりをするほど怖い」と言われているので、ぜひ劇場で観ていただきたいです。(劇場で観ると)違う迫力があると思うので、「劇場で観て良かった」と言われることが多いです。状況が難しいところはあると思いますが、できれば足を運んでいただけたらと思います。これからも続くのでよろしくお願いします。

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