Movie Movie

Return Page

西方仁也、吉泉賀子、小坂菜緒による特別"道徳"授業が開講!!
小学生から感謝を込めた金メダル授与に感無量!!
田中圭から全力応援メッセージも!
『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』特別"道徳"授業イベント

2021年04月21日

『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』特別"道徳"授業イベント

<左から、西方仁也さん、小坂菜緒さん、吉泉賀子さん>


映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」は、1998年の長野オリンピック、日本中が歓喜に沸いたスキージャンプ団体、大逆転の金メダル。この栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化した話題の作品。4人の代表選手と25人のテストジャンパーたち、それを支える家族や関係者たちの想いを知った時、誰もが心を打たれる感動のヒューマンドラマです。
この度、日本文教出版社から発行されている小学6年生の道徳の教科書「生きる力」に本作のエピソードが『二十五人でつないだ金メダル』として掲載されていることから、都内の小学校で行われた特別"道徳"授業イベントに、本作の主人公のモデルとなった元メダリスト・西方仁也さん、日本女子スキージャンプ界の黎明期を支えた吉泉賀子さん、そして吉泉のモデルとなった小林賀子役を演じた日向坂46の小坂菜緒さんが登壇しました。こちらのイベントの模様をレポートいたします。


特別"道徳"授業の特別講師である西方仁也さんと吉泉賀子さんが大きな拍手で迎えられ特別"道徳"授業がスタート。

MC:西方さんは1994年のリレハンメルオリンピックで銀メダルを獲得し、その4年後の長野オリンピックでは「金メダルを!」と雪辱を誓いました。しかし、ケガの影響で代表から落選してしまいます。それでも、日本代表を陰で支えるテストジャンパーの一人として長野オリンピックに参加することになられました。その時のお気持ちについてお聞かせください。

西方仁也さん:
最初は複雑な思いでした。リレハンメルオリンピックではメダリストなのに、「(長野では)何で自分はオリンピックの選手になれなかったのか」という挫折感がありました。各国の選手たちから「(西方は)代表に選ばれなかったんだな」と思われるのが悔しかったです。

MC:今でこそ高梨沙羅選手を筆頭に世界でもトップレベルの日本女子ジャンプ界ではありますが、(長野オリンピック当時)女子ジャンプは正式種目ではありませんでした。吉泉さんはテストジャンパーという形ではありましたが、オリンピックに参加できたことについてどう思われていましたか?

吉泉賀子さん:
当時は今のように女子ジャンプがメジャーではなかったので、私が飛ぶことで「女子でも男子に混じって飛べるんだぞ!」と思ってもらえるように頑張りました。スキージャンプは男性の競技と言われていたのですが、誰かがやらないと道が開けないと思ったので、頑張りました。そのスタートに立てて良かったです。「いつかきっと女子ジャンプも認められて、正式種目になるんだ」という強い気持ちをもって挑みました。

MC:長野オリンピック・スキージャンプラージヒル男子団体戦当日、1本目のジャンプを終えた時点で日本代表の順位は4位でした。2本目での巻き返しにかけるも、悪天候のために競技が中断してしまいます。競技がこのまま再開されなければ、日本代表の順位は4位で確定となる場面で、審判団から「テストジャンパー全員が無事に飛べれば競技再開」と聞かされた時のお気持ちはいかがでしたか?

西方さん:
吹雪で危険な中、「自分たちが飛べるのかな?」と思いましたね。でも、安全に飛べることを証明しなければいけなかったので、難しかったです。25人が襷を繋ぐようにジャンプを成功させていって、「自分も絶対に成功させて代表に繋ぐんだ!」という気持ちでした。

MC:命の危険も伴うような悪天候下でのジャンプをテストジャンパー全員が成功させ、競技が再開されました。25人の願いを背負って挑んだ日本代表の2本目のジャンプは、全員が大ジャンプを記録し、悲願の金メダルを獲得しました。船木選手が大ジャンプを決めて、金メダル獲得が分かった瞬間いかがでしたか?

西方さん:
心の底から感動しました。選手として出場していた原田(雅彦)選手は、小学校の時からのライバルで競い合ってきた仲間です。原田選手は長野オリンピックの団体戦では、自分(西方さん)の着ていたアンダーシャツを着て、手袋は葛西選手のものをつけて臨んでくれました。「リレハンメルオリンピックで、銀メダルに終わったメンバーも一緒に飛ぶんだ!」という気持ちで、身に着けてくれたので、自分も一緒に団体戦に参加して金メダルを取れた感覚でした。最初は複雑な思いで参加した長野オリンピックでしたが、原田選手のお陰で、オリンピックへの気持ちに一つ終止符が打てたように思います。

ここで、特別"道徳"授業の特別講師として、小林賀子役を演じた日向坂46・小坂菜緒さんが登壇しました。

MC:本作に出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

小坂菜緒さん(日向坂46/小林賀子役):
長野オリンピックで、金メダルを取った事実は知っていましたが、詳細までは知りませんでした。なので、映画に出てから知ることがたくさんありました。当時女性がスキージャンプをするのはありえないという空気だったこと、その中でも女性が頑張っている姿に感動したので、その女性の強さを演じられるように頑張りました。

本作の主演で、西方仁也役を演じた田中圭さんから特別メッセージが届き、映像が上映されました。

田中 圭さん(西方仁也役):
小学生の頃の夢は、プロバスケットボールの選手になることでした。(小学生の頃)プロバスケットチームが日本にはなくて、途中でケガをしてしまって、挫折してしまいました。でも、母の勧めでオーデションを受けて俳優になりました。全然うまくいかないこともあって、仕事もなくて辞めたくなったこともありましたが、「お芝居が好き」という思いで続けてきたので、今の自分がいると思います。皆さんも大人になっていく中で、うまくいかなかったり、挫折や悔しいこともあると思います。嫌ならやめてしまえば良いと思います。でも、「悔しい」とか、「好き」という思いがあれば続けてみてください。絶対自分に返ってくるものがあるので! 皆さんが活躍する姿を楽しみにしています! 頑張れ!

【会場の小学生からの質問】

Q: 辛いことがあったらどうやって気晴らしをしていますか?

小坂さん:
音楽に助けられることが多いので、元気の出る音楽を聴きます。

吉泉さん:
乗り越えた先に楽しいことが待っているというイメージをしていますね。

西方さん:
自分は何も考えずにジョギングをして気分転換をしていましたね。

Q:スキージャンプの魅力は何ですか?

吉泉さん:
サッカーや野球のように、すぐにできるようになるスポーツではないです。でも、風を感じながら二本の板に乗って空を飛べることが魅力です。

西方さん:
ジャンプ台から飛んで、空中で身体がフワって浮いて進んでいく感覚を感じた時に、やめられなくなる魅力がありますね。

MC:それでは、生徒の皆さんにメッセージをお願いします。

小坂さん:
皆さんにはいろんな夢に向かっていろんなことに挑戦をして経験していくと思いますが、挫折や失敗もたくさん味わうと思います。そんな時に頑張っている人の姿を見ると、自然と自分も頑張る気持ちになれると思います。これからも頑張ってください!

最後に、生徒たちから特別"道徳"授業の感謝と共に特製金メダルがプレゼントされました。

イベント終了後にイベントを開催した小学校の校長先生より、メッセージをいただきました。

校長先生:
学校現場では、まん延防止等重点措置下はもとより、いつでもその時々で、でき得ることを様々配慮し模索しながら取り組んでいます。この特別授業で、6年生の一人一人がそれぞれ「希望」「不屈」「団結」「感謝」「努力」など大切な何かを感じ取ることができ、心の奥にいつまでも刻まれ続ける貴重な体験となったと思います。西方仁也先生をはじめ授業実施のために尽力いただいた多くの方に感謝申し上げます。

東宝website