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ドラマ最終回から3年半の時を経て、ついに公開!!
キャストが語る「ホントに愛しているもの」&「究極の選択」とは...?
「奥様は、取り扱い注意」公開記念舞台挨拶

2021年03月20日

「奥様は、取り扱い注意」公開記念舞台挨拶

<左から、佐藤東弥監督、岡田健史さん、綾瀬はるかさん、西島秀俊さん、小日向文世さん>


映画「奥様は、取り扱い注意」がドラマ版の放送終了から3年半の時を経てついに公開!!  3月20日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて公開記念舞台挨拶が行われ、その模様が全国115劇場に生中継されました。舞台挨拶には綾瀬はるかさん、西島秀俊さん、岡田健史さん、小日向文世さん、佐藤東弥監督が登壇。映画にちなんでキャスト陣が愛してやまないもの、自身にとっての究極の二択について発表! こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。


綾瀬はるかさん(桜井久実/伊佐山菜美役)

本日はお越しいただきありがとうございます。ようやく公開できて本当に嬉しいです。ありがとうございます。
西島秀俊さん(桜井裕司/伊佐山勇輝役)

皆さんこんにちは。中継先の皆さんもこんにちは。こうやって皆さんと直接、中継の皆さんともカメラを通してお会いできて嬉しいです。今日はよろしくお願いします。
岡田健史さん(岩尾珠里役)

皆さん、こんにちは。コロナの影響で公開が延びましたが、ようやく皆さんの元に作品を届けることができてすごく嬉しく思います。撮影が二年前で、作品を観たのも二年前ということで、「今日は何をしゃべれば良いのかな」と思うくらい記憶があいまいなところもありますが、今日はよろしくお願いします。
小日向文世さん(池辺章役)

たぶん、こうやってお客さんの前でお話をするのは一年ぶりくらいですかね。ようやく、またこうやって皆さまの前に立てることを嬉しく思っています。そして一年八カ月ぶりくらいですかね、綾瀬さん、西島くん、監督とも再会することができ、岡田くんとは本日初めてお会いすることができました。本当に、今とても幸せな気持ちです。
佐藤東弥監督

ようやく、本当にこうやって公開することができて、感無量です。本日はお越しいただきましてありがとうございます。よろしくお願いします。

MC:先ほどから「ようやく」という言葉が多く聞かれますが、一年の公開延期を経て公開を迎えたお気持ちをお聞かせください。

綾瀬さん:
そうですね。一年くらい先に延期になると聞いた時は、「だいぶ先だな...どんな感じになるんだろう?」と思っていたんですが、「ようやく、良い時に公開ができたんだな」と、とても嬉しいです。

MC:これまでイベントもたくさん行ってきましたが、実際にお客さんを目の前にいしていかがですか?

綾瀬さん:
最近は、お客さんのいないところで細々と(やってきたので)...皆さんにお会いできて嬉しいです。ありがとうございます。

MC:待ちに待ったこの日ですね。

西島さん:
そうですね。皆さんも大変な思いをされていて、僕たちもちょっと公開とかそんなことを考えられない状態の時もありました。なので、こうやって映画が公開されて、皆さんが劇場に来てくださって、映画を観られる環境にあるというのが嬉しいことですよね。

MC:(客席に向けて)皆さん、映画をご覧になっていかがでしたか?

会場から大きな拍手。

MC:撮影が二年前ということで、岡田さんは撮影現場の様子を覚えていますか?

岡田さん:
本当に断片的というか、皆さんにその時の熱量を届けられるか自信はないんですが...(苦笑)。そこからいろんなことを経て僕も今ここに立っています。最初、クランクインが綾瀬はるかさん演じる菜美とのシーンで、なおかつ、僕の役は挑戦的な役だったので二つの大きな要因があってめちゃくちゃ緊張したのは覚えています。

MC:緊張をやわらげられたエピソードなどはありますか?

岡田さん:
ないですね。ドキドキのまま...しかも珠里と菜美が、ある程度、出会いから時を経て関係性が発展した関係のシーンだったんです。ご覧いただいているので分かるかと思うんですが、駅前のロータリーで鈴木浩介さんが演じられた先生を見つけるシーンがクランクインで、まあ難しいシーンでした...。

MC:どんなところに気をつけて撮影に臨まれましたか?

岡田さん:
まだ僕ですか...(苦笑)? 珠里は、男性的な強さを持っていない、女性的な...もっと分かりやすく言うと「アウターマッスル」(目で確認することのできる身体の表面に近い部分の筋肉)がすごいのでなく、「女性的な内から出る強さが珠里には備わっているんじゃないかな」と思っていたので、役の中でそこには一貫性を持たせることを意識したことですかね?

MC:そんな岡田さんと共演シーンの多かった綾瀬さんは共演されてみていかがでしたか?

綾瀬さん:
少しいじめられていた子をやっつけるというアクションをやられていました。美しいお顔な上に、アクションを覚えるのもすごく早くて、「何でもできる方なんだな」って。

岡田さん:
ちょっとドキドキしますね、綾瀬さんに「美しい顔」と言われると(笑)。

MC:現場で緊張されていた岡田さんに綾瀬さんから言葉をかけたりは?

綾瀬さん:
本を読まれていましたよね?

岡田さん:
読んでいました。

綾瀬さん:
なので、あんまり話しかけないようにしていました(笑)。

MC:何の本を読まれていたんですか?

岡田さん:
演技に関する本を読んでいましたが、今思うと、読まなければ良かったなと思っています。現場でもう少し綾瀬さんとお話をすれば良かったなと思います。

MC:小日向さんは撮影で印象的な出来事があれば教えてください。

小日向さん:
印象的な出来事...撮影二日目だったかな? 綾瀬さんと西島さんのアクションシーンの後に僕が現場に入りました。そこには、やり切った顔をした二人がいて、ちょっと抜け殻のような顔になっていました(笑)。

西島さん:
なっていない(苦笑)!

小日向さん:
後で分かったんだけれど、すごいアクションをやった後だったらしくて、そりゃ抜け殻になるだろうなって...。

西島さん:
なっていないですから。抜け殻になっていない! ちゃんとやっていましたから(苦笑)!

小日向さん:
お二人がすごくリラックスした表情で笑顔で「やり切ったぞ」て顔をしていて、「本当に充実しているんだな」と思って見ていました。

西島さん:
小日向さんはずっと落花生を食べている役で、(カメラ)テストの時から食べていました。真面目なので...。セリフのタイミングが変わるってことになったら、本番で食べるのがイヤになっていたのは覚えています(笑)。

小日向さん:
ホントに? 

西島さん:
すっごい食べていましたよ。

小日向さん:
そうか、いっぱい殻を散らかさなくちゃいけなくて...。たしかにちょっと気持ち悪かったかな。

佐藤監督:
西島さんと綾瀬さんのチームワーク、お互いにサポートし合う姿が素晴らしかったです。もちろんアクション監督や撮影部の努力もあってシーンはでき上がっているんですが、俳優部のチームワークが良かったのはすごく良かったですね。小日向さんのピーナッツを撒いたのは僕なんです。「あんなに食べちゃったよ」というのを見せるために...すみませんでした(笑)。

MC:さまざまな場所でロケが行われましたが、印象的なロケ地などありますか? 下田などいろんなところで撮影がありましたね。

西島さん:
下田や千葉の方で...船は千葉だったので印象深いですね。下田はすごく良いところで、二人が穏やかに住んでいる場所だったので、心が和みました。

MC:綾瀬さんはいかがでしたか?

綾瀬さん:
そうですね、下田、海がきれいで...。

西島さん:
(綾瀬さんに向かって)考えてしゃべれよ(笑)。それ、本当に思っている?

綾瀬さん:
本当です(笑)。フェリーもね、夏の撮影で、黒いスーツだったので本当に暑かったです。絞れば汗が出るような暑さでした。でも、風通しが良くて、気持ちは良かったのを覚えています。

MC:岡田さんは覚えていることはありますか?

岡田さん:
宣伝の中で、「岡田健史が役の中でコスプレしている」って見出しがあって、実際に観てみると、劇中の写真の中だけなんです。だから、「あれ?」と思われた方もいるかもしれませんね。あのシーンは一日で撮ったんです。東宝のスタジオでしたが、夏ということもあって、近くに川があるので蚊が多くて、メチャクチャ刺されました。露出の多いコスプレだったので、「かゆかったな」って...。本当にえげつないくらい蚊がいたので、2~3個、蚊取り線香を置いても撃退できないくらいでした。だから、「かゆかったな」と。

佐藤監督:
かゆみに耐えているところは記憶にないですね(笑)。先ほど話に出た下田の駅前のクランクインカットは、「珠里が一番好きな人と偶然出くわしてしまう」リアクションを撮ったんです。それによってキャラクターがほぼ決まってしまうので、それが初日の撮影で、不安に思っていたみたいです。でも、テストの時から全然OKな感じで良かったなっていう印象しか残っていないです。

MC:小日向さんは役作りで意識されたことはあったんですか?

小日向さん:
初日がピーナッツのところで、すでに床にピーナッツが撒かれていました。だから、西島くんに重要な指令を出すところで「ピーナッツを食べながらやる、そういう人なんだな」って監督の暗黙の思いが伝わってきました。なので、ほとんど監督の表情を見ながらやっていましたね。

MC:言葉ではなくピーナッツで感じたと?

小日向さん:
そうですね。ちょっと不気味な感じ...そんな時にピーナッツを食べながら指令を出す人?というのはありましたね。

MC:小日向さん自身が、ご自身の「取り扱い注意」ポイントとして感じるのはどんなことですか?

小日向さん:
最近、歳食ったせいか、撮影が長引くとだんだん機嫌が悪くなるらしいんですね。予定時間よりおしちゃうと。

西島さん:
いや、見たことないですよ、小日向さんが機嫌悪くなっているところ(笑)。

小日向さん:
顔には出さないですよ(笑)。

西島さん:
でも、怒っているんですね。怖いな(苦笑)。

小日向さん:
「絶対に顔や口に出しちゃいけないな」と、自分でむちを打ちますね。歳をとってくるとワガママになってくるんでね。そこは自分で戒めています。声を荒らげないように、我慢して。

MC:本作のキャッチコピーが「私のこと、ホントに愛してる?」ですが、皆さんが愛しているものを教えてください。

綾瀬さん:
家族とか仲間、チームですかね? 当たり前にいつもいてくれていることが本当にありがたいなと思っていますね。

MC:西島さんはいかがですか?

西島さん:
たくさんありますけれどね。甘いものかな?

MC:すごく良い話の後に「甘いもの」ですか?

西島さん:
僕も言うのイヤだったんですが...(苦笑)。甘いものが好きなので、愛していますね。今だったらイチゴですね、やっぱり。(イチゴの)スイーツになっていると良いですね。

MC:特にお好きなのは?

西島さん:
普通のケーキですね。フルーツのケーキだったり、モンブランも好きです。先日、モンブランとイチゴが合体しているの(3月18日日本テレビにて放送「バゲット」出演時に紹介された生搾りモンブラン専門店の"苺のモンブラン")をいただいたんですが、おいしかったですね!

MC:小日向さんはいかがですか?

小日向さん:
僕はね、正直に言うと、仕事を離れて家にいる時間です。

MC:申し訳ございません。本日はお呼び立てしてしまって...。

小日向さん:
(笑)。家にいる時間は僕にとって一番大事な時間なんで、唯一リラックスして...。

西島さん:
メダカを見ているんですよね?

小日向さん:
そうメダカをね...良いんですよ、その話は(笑)。家の中でやることがいろいろあるんでね、それをやって、じっと家の中で過ごせるのが大事なんです。もちろんその中には家族もいますけれど。

MC:家の中で特に何をすることを愛していますか?

小日向さん:
家の中でですか? ホットウィスキーを飲んでいる時間です。

綾瀬さん:
へぇー。想像しちゃいました。ホットウィスキーを飲みながらメダカを見て...。すごく良いですね。マネしたいです。

MC:綾瀬さんは、家で一番愛している時間の過ごし方はどんなことしてる時ですか?

綾瀬さん:
私もぼーっと自分の座っている周りに飲み物とかいろんなものを用意して、好きなように過ごしている時間が好きですね。何かを見たり、本を読んだり、ぼーっとしたりですね。

MC:岡田さんが「本当に愛しているもの」は何ですか?

岡田さん:
僕はジブリ作品の「もののけ姫」(1997年公開/監督・脚本・原作:宮崎駿)に出てくるアシタカというキャラクターです。アシタカを愛しているというか、好きというか、憧れです。「珠里という役はこういう風に作った」と言語化することはできるんですが、「もののけ姫」を初めて観たのは物心ついていない頃で、それから見続けているので「何が好き」って言われると、理由がないというか、根拠がない憧れということしか言えないんです。

MC:好きなセリフとかありますか?

岡田さん:
セリフですか? いっぱいあるんですが、長くなっちゃうんで...でも最後に「それぞれ共に生きよう」って言うところ、すごく素敵だなって思います。いつか言ってみたいなって思いますね。

綾瀬さん:
良い言葉ですね、それ(笑)。

MC:本作でも、愛し合う二人が「愛か任務」という究極の選択を迫られますが、キャストの皆さんにとっての究極の選択について教えてください。まずは岡田さんからお願いします。

岡田さん:
「犬か猫か」って言われたら選べないですね。どっちも好きだし...犬の甘えてくるところも、猫が時々甘えてくるけどツンとどこかに行っちゃうところも好きだし...。どっちもたまんないなって思うので、どっちかって言われたら選べないですね。

綾瀬さん:
私もずっと実家で犬を飼っていたけれど、猫が迷い込んできて、一緒に飼いはじめたんです。だから、犬と猫両方の良さを知ったんです。選べないなと思いました。

MC:綾瀬さんの究極の選択は?

綾瀬さん:
それでした。実家に犬と猫が一匹ずついて...。

岡田さん:
本当にすみません。

綾瀬さん:
一緒ですね。

MC:他に何かありましたら...。

綾瀬さん:
それ一択です!

岡田さん:
本当にすみません(苦笑)。

MC:岡田さんは悪くないです。こちらの振り方が...。

綾瀬さん:
ありがとうございます。(岡田さんと)一緒です。

MC:小日向さんはいかがですか?

小日向さん:
強いて挙げれば、お酒を飲んで寝る前って、小腹がすくじゃないですか? そういう時、ちょっとしょっぱいもの、カップ麺を食べたくなるんですね。「カップ麺を食べるか、食べないで寝るか?」それは結構いつも迷いますね。健康のためには食べちゃいけないけれど...。最近は我慢して寝ること多いですね。あるいはスープだけを飲みます。本当は麺をすすりたいんですけどね...どうでも良いですよね、こんな話(笑)。

綾瀬さん:
良いですよね、こひさんの話。心が和むというか。

MC:西島さんはいかがですか?

西島さん:
僕ね、こひさんと近いんですよ。お昼からちょっとお酒が飲めるなって時に、「ラーメン屋でラーメンとビールを飲むか、そば屋でそばと日本酒か?」結構、悩みますね。

小日向さん:
映画とほとんど関係ない話ですね。

MC:決め手になるのは?

西島さん:
「そばが食べたいか、ラーメンが食べたいか?」「あっさりいきたいか、こってりいきたいか」ですね。

綾瀬さん:
究極ですね。

西島さん:
究極ですよ。

MC:綾瀬さんは究極の選択で何か悩んでいるものはありますか?

綾瀬さん:
え? さっき「犬か猫か?」って言いましたよね? 

岡田さん:
ホントにすみません。

MC:他にはないですか?

綾瀬さん:
「コーヒーをブラックで飲むか、ミルクを入れるか?」悩むことありますね。だいたい半々の打率ですね。

MC:最後に西島さん、綾瀬さんから皆さんに一言メッセージをお願いします。

西島さん:
皆さん、今日は本当にありがとうございます。今こういう状況で普段、我慢をしたり、いろいろ大変な思いをされていると思います。この映画は一人の主婦が巨悪と戦って勝つというスッキリする映画なので、ぜひ映画館に行って二時間、いろんなこと忘れて楽しんでいただけたらこんなに幸せなことはないです。ぜひ劇場に足をお運びいただければと思います。今日はありがとうございました。

綾瀬さん:
よりスケールアップした夫婦、チームもそうですし、アクションを観て、スカッとしていただけると思います。日々映画観に来ることが楽しみの一つになったら良いなと思います。ぜひ皆さん、また遊びに来てください。本日は本当にありがとうございました。

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