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あの最強夫婦がついにcome back!!
綾瀬&西島のマル秘取り扱い注意ポイントとは...?
「奥様は、取り扱い注意」取り扱い説明会

2021年02月09日

「奥様は、取り扱い注意」取り扱い説明会

<左から、綾瀬はるかさん、西島秀俊さん>


2017年に放送された大ヒットドラマ(「奥様は、取り扱い注意」日本テレビ系列にて放送/主演:綾瀬はるか)の劇場版となる「奥様は、取り扱い注意」の"取り扱い説明会"が2月9日、東京・内幸町のイイノホールにて開催され、主演の綾瀬はるかさんをはじめ、西島秀俊さん、佐藤東弥監督が出席! 撮影の裏話や、お互いの"取り扱い注意ポイント"についてなど楽しい掛け合いを披露しました。こちらのトークの模様をレポートいたします。


綾瀬はるかさん(桜井久実/伊佐山菜美役)

皆さん、こんにちは。ようやく公開ができるということで、とても嬉しく思っています。今日はよろしくお願いします。
西島秀俊さん(桜井裕司/伊佐山勇輝役)

皆さん、こんにちは。公開が少し延びて、ようやく皆さんにお披露目できるということで非常に嬉しく思っています。
佐藤東弥監督

本日はどうもありがとうございます。よろしくお願いいたします。

MC:綾瀬さん、今日この日を迎えたお気持ちは?

綾瀬さん:
そうですね、(公開が)約1年延期ということで「どうなるのかな?」と思ったところはありました。でも、良いタイミングでこうやって公開ができるということで、「良かったな」と思っています。

MC:連続ドラマ版の放送が2017年でしたが、最初に劇場版の話を聞いた時は?

綾瀬さん:
やっぱり「続く」っていうのは嬉しさがありますね。私自身もドラマの終わり方が「え?ここで終わっちゃうの?」っていう思いがあって、この先どうなっていくのかを自分自身も「見てみたい!」という思いがあったので、劇場版になるのを楽しみにしていました。

MC:ドラマとしての続編ではなく、劇場版でという部分はいかがですか?

綾瀬さん:
「大きなスクリーンで見られるものが作れるんだな」と思うと、とてもワクワクしましたね。

MC:西島さんは今日を迎えていかがですか?

西島さん:
すごく嬉しいですね。こうやって皆さんとお会いして、お話できるということも最近だとなかなか機会もないので、「ここに立ってお話しできる」ということだけでもすごく嬉しいです。

MC:ドラマが終わって劇場版製作が決定した時のお気持ちは?

西島さん:
ドラマを見てくださっている方は分かるかもしれませんが、ラストが結構バサッとブラックアウトして「どうなったんだ?」という終わり方をしています。この後どうなったかは皆さんに委ねられているんですが、僕も「どこで何が起きたのか見たい」という気持ちがありました。今回の映画で、まさにあのシーンから始まるので、「あそこで何があって、あの後、どうなったのか」を見られるというのは、映画化の話をいただいた時は、すごく嬉しかったです。

MC:ドラマの時はリアルタイムで「どうなっちゃうの?」とファンの皆さんは言っていました。

西島さん:
僕も周りの友達とか、ドラマを見てくれていた人から「何だ?」「どういう意味なんだ」ということは結構言われました(笑)。自分たち作り手、現場にいたスタッフ以上に皆さんは「もっとはっきりした何かを求めていたのかな」というのは感じましたね。

MC:綾瀬さんの元にも様々な反響が届いたのでは?

綾瀬さん:
皆さんそれぞれの想像の中で「ああなったんじゃないか?」っていう声を寄せてくれていて面白かったですね。

MC:映画の撮影は2019年の9月。この時点でドラマの終了から約2年が経っていましたが、久々に現場で再会されていかがでしたか?

綾瀬さん:
「おぉー!」って感じでしたね(笑)。「会えたねぇ。久しぶり」っていう。何か「兄ちゃん、会いたかったよ!」って感じですかね? ずっと違うドラマ(2013年NHK総合にて放送/大河ドラマ「八重の桜」/主演:綾瀬はるか)でお兄ちゃんだったので。

西島さん:
そうなんです(笑)。

綾瀬さん:
感動の再会を果たしましたね(笑)。

MC:普段からお互いに何て呼び合っているんですか?

綾瀬さん:
私は「兄ちゃん」って呼んでいますね。

西島さん:
僕はずっと「八重」って呼んでいたんですが、(「八重の桜」の放送から)ずいぶん時間が経ったので、今は「はる坊」って呼んでいます。

MC:西島さんは、久々の再会のクランクインの日はいかがでしたか?

西島さん:
何のブランクも感じませんでした。撮影で会わなくとも「元気?」とか連絡は取り合っていたので、当たり前のようにすっと入った感じでしたね。

MC:今回は二人で戦うアクションシーンもありましたが、そこに関しても...。

西島さん:
そうですね、「ちょっと、お兄ちゃん!遅いんだけど!」「え?僕?」みたいなこと言い合いながらでした(笑)。お互いに全然気を遣わないので、言いたいこと言い合える感じです。初日から結構ハードなアクションだったんですが、そんな感じでした。

綾瀬さん:
ドラマのほうは、バトルはしているけれど共闘シーンはなかったんですよ。映画で初めて一緒に戦ったんですが、息はもうピッタリでしたね!

西島さん:
今、「遅いんだけど」って言ったっていう話をしていたでしょ(笑)! 「遅いんだけど」って言ったこと覚えています?

綾瀬さん:
「兄ちゃん、遅いよ!」「ちゃんとやって!」って(笑)。

MC:佐藤監督はそんな二人をどうご覧になっていましたか?

佐藤監督:
そうですね、今作は(撮影の)撮り順が結構バラバラだったんです。さっき話にあった共闘するシーンから撮り始めました。でもね、二人は連ドラで1クールやっているので、キャラクターとかが完璧にでき上がっているんですよ。だから、再会した二人が「共に戦う」ところから撮影に入れて、「逆に良かったんじゃないかな」って思います。「遅いよ」なんて言ったこともありましたが、率直にそういうことを言い合えることも含めて「とても良いチームワークだな」って思って見ていました。

MC:そんなコンビネーションの良さがスクリーンにも出ていると?

佐藤監督:
そうですね。出ていると思います。

綾瀬さん:
やっぱり連ドラで長い間一緒にやってきたので、安心感とか信頼感が絶対的にありますね。何でも言い合いながら、ね? 一緒にやっていてとってもやりやすく、楽しくやれましたね。

MC:お芝居の前には二人で話し合いながら?

西島さん:
そんな話し合ったりはしないですが、「お兄ちゃん、今のところ、もうちょっと面白くできたんじゃないの?」とかのダメ出しを食らって、「ちょっと僕もそう思ったけれど(苦笑)!」とか、そういうことを自然と言い合うという...。

綾瀬さん:
初日から戦うシーンだったので、若干「こういう感じだったよね?」という(思い出しながらの)ところもあって...。

西島さん:
手探りのところはあったんですが、「ちょっとお兄ちゃん。探ってんじゃないの?」みたいに指摘されました。まあ、図星だったんですけど(笑)。お互いにそういった事を言い合える感じが良かったですね。

MC:では、カメラが回っていないところでは綾瀬さんは鬼嫁だったんですか?

綾瀬さん:
鬼嫁(笑)?

西島さん:
そんなことはないですよ(笑)。

綾瀬さん:
それ(=言い合うこと)を楽しんでいる感じです。

MC:綾瀬さんは、アクション経験は以前も?

綾瀬さん:
はい、ありますね。

MC:今回の劇場版に向けての準備などはされましたか?

綾瀬さん:
そうですね。ちょっと時間が空いたので、3カ月くらい前からちょっとずつやり始めてという感じでしたね。

MC:アクションシーンの満足度はいかがですか?

綾瀬さん:
すごく練習の成果が出たと思います。アクションシーンは、相手の人や、カメラマンさんのタイミングが少しでもズレると、とても危険なんです。本当にぴったり合って奇跡的なカットが撮れると、すごく嬉しいです。そういう1カット1カットのつながりで、すごく迫力のあるシーンができています。よくできたって思っています。

西島さん:
連続ドラマでは小さな町での話で、悪い敵と言ってもそこまででもない、ちょっと悪い人だったんですが、今回の劇場版はスケールアップしていて国際的な問題とかになっています。敵も僕よりもはるかに大きい人で、元軍人だったんです。なぜそこにリアリティが必要だったのかは分からないです(笑)。(綾瀬さんは)そういう人と戦わなくてはならなかったので、それを実際に「このスピードとタイミングだったら勝てる!」という説得力を持つアクションをしていたのは「すごいな」って思います。

綾瀬さん:
お兄ちゃんは、いっぱいアクションをやられていて、いっぱい映画を観ている人なので、そういう人に褒められるのは嬉しいですし、自信になります!

MC:綾瀬さんは、ポルトガルでも撮影をされたそうですが、いかがでしたか?

綾瀬さん:
本当にちょっとだったんですが、街の景色や広い海だったり、スケールを感じてワクワクする景色になっているなと思いました。

MC:撮影以外でもポルトガルを楽しまれましたか?

綾瀬さん:
ポルトガル料理をいただきました。何か、お豆を煮たやつとか...(笑)。

MC:今回、劇場版ならではの豪華共演陣が集まっていますが共演されていかがでしたか?

西島さん:
岡田健史さんは、すごく繊細な役を本当に丁寧に演じているのを現場で見ていました。本当に微妙な気持ちの、伝わるか伝わらないかってところを丁寧にやっていたのが印象に残っています。

綾瀬さん:
小日向(文世)さんと、少しだけ一緒だったんですが、いつもニコニコとたれ目で声の高い印象の小日向さんが、初めて怖い印象なのを間近で見て、「こういう方が怒ると怖いんだな」って印象的でした。

佐藤監督:
鈴木浩介さんが、ちょっとだけアクションがあるんですが、「あぁ、この人はこういうアクションをするんだな」ってなかなか説得力があって面白かったです。あと、(鈴木さんは)檀れいさんと元夫婦という役なんですが、二人の佇まいがすごく面白くかったです。檀れいさんもすごく素敵な方でした。 鶴見辰吾さんもすごく良いんですよね。西島さんの役と、サラリーマンの先輩・後輩で大の仲良しだったという設定なんです。何の説明も回想もないんですが、2人が会った瞬間にそれが伝わってきて「面白いシーンになったな」と思っています。

MC:監督が最も苦労し、こだわったシーンはどこですか?

佐藤監督:
二人が手を取り合う、手をつなぐ海辺のシーンがあるんですが、そこはとっても苦労しました。キャラクターの根幹に関わるところなので、「この二人が手をつなぐとしたら、どういうふうにつなぐだろうか?」と、三人で話をしましたね。最終的にとても良いシーンになったなと思います。大好きなシーンです。

MC:話し合いというのはどのような?

佐藤監督:
菜美は記憶を失って別人になっているわけですが「どこまで別人なのか?」「元の菜美の性格は残っているんじゃないか?」とか。勇輝は連ドラの時はほぼほぼお芝居をしていたと思うけれど、全てを知っているから素になった時に、「どう思っていて、どういう性格で、彼女にどんな気持ちを持っているか?」という説明をしていないんです。そういうのが表れるシーンだったと思うんですね。でも、そんな荒々しい感じじゃなくて、下田のきれいな海辺で「とても和やかに話をしたんだ」と思います。

MC:綾瀬さんはこの作品のでき上がりを観ての感想は?

綾瀬さん:
菜美が記憶喪失になっているところから始まっていくので、ちょっと海の底にいるような悶々とした感じが続くんです。でも、旦那様と一緒に正義に向かって立ち向かっていくところは「キター!」という感じで、とても勢いがあって、迫力があってすごく好きです。

MC:お気に入りのシーンは?

綾瀬さん:
ドラマでは二人が戦う時に、(手を)クイクイって「かかって来い」って感じで必ずやるんですが、それを二人で一緒にやる時に、私としては「おぉっ!」と、感動的というか「夫婦でやったんだなぁ」って感じがして好きですね。

西島さん:
台本を読んだ時に結構スケールの大きな話なので、「どうやって撮るんだろう?」って思っていました。現場で撮ってはいるんですが、なかなか全体像が見えてこなかったんです。でも、完成した作品を観て、(撮影の)後でCGを足したりして「こうなるんだな」と思いました。でき上がりを観て、僕も初めて台本から映画になった姿を観た感じで胸に来るものがありました。

MC:印象的なシーンは?

西島さん:
前半のモヤモヤしている水の底にいるようなシーンが、実はすごく幸せなシーンなんです。確かに幸せなんですが、二人ともどこか「長くは続かない」と思っているような...「壊れそうだな」っていうのが、見ていると切なくなります。だから、二人とも一生懸命、未来の話をする。将来や、今の生活を大事にしているんだなっていうことをだんだん感じると、幸せそうにしてるのが切なくなってきて、そこが好きですね。

MC:本作のタイトルにちなんで、綾瀬さん、西島さんにはお互いの「取り扱い注意ポイント」を教えていただければと思うんですが...。

綾瀬さん:
あのですね、(西島さんは)こう見えて...。

西島さん:
変なこと言うなよ(笑)!

綾瀬さん:
実は、「甘いものがお好き」なんですよ。だから、甘いおやつをあげれば喜ぶ! 

MC:甘いおやつっていうのはどういう...?

綾瀬さん:
何でもですよね。(西島さんに向かって)ねっ? スイーツ男子(笑)。

西島さん:
そうですね、好きですね。現場でもだいたい甘いものがあるところに僕はいますね。

綾瀬さん:
甘いものがあるところに陣取っていました!

MC:撮影中はどんなものを召し上がっていたんですか?

西島さん:
撮影中はだいたい決まっていて、暑くても溶けない甘いものですね。

綾瀬さん:
ずっと合間に食べているもんね。

西島さん:
食べていますね。

MC:どんな時に、西島さんは甘いものを?

綾瀬さん:
待っている間、常にですね。あとは撮影が押しちゃって、「お腹空いたなぁ」ってブツブツと言っている時とか、甘いものがあると。

西島さん:
言っていないよ、そんなこと!

綾瀬さん:
言っていたよ(笑)!

MC:逆に西島さんから見た綾瀬さんの取り扱い注意ポイントは?

西島さん:
そうですね、褒めると伸びるタイプなので、「とりあえず褒めておく」という。「良いね!今のアクション、すごかったね」って伝えておかないと「お兄ちゃんのほうがカッコ良くない?」とか、急に絡まれたりするんです。

MC:そうすると、綾瀬さんの表情はどんなふうになるんでしょうか?

西島さん:
「ホントに?」という感じに、どんどんアクションが良くなっていきます。そして「褒める!」という。

綾瀬さん:
褒められると「やったー!」って思って、嬉しくて頑張るという感じです(笑)。

MC:佐藤監督から見て、この二人の取り扱いポイントは?

佐藤監督:
アクションシーンはアクション監督の栗田さんとそのチームで4カ月くらいかけて基礎訓練から作り上げました。綾瀬さんが本当に一生懸命頑張って少しずつ作っていったものなんです。本番では「もっとできる!」「もっとより良くできるはずだ」という思いがすごく強くて、無理をし過ぎないように、頑張り過ぎないように見ているっていうのが肝かなと思っていました。そこが取り扱い注意ポイントですね。綾瀬さん、頑張り過ぎなくても十分カッコ良いよと。あまり褒めると説得力がなくなってくる...(笑)?

綾瀬さん:
そんなことないですが、アクションに関しては「今ちょっとタイミングが...」「ちょっと微妙だったんです」とか思うところがあって...。

佐藤監督:
4カ月練習してきた成果なので、一つのアクションでも「もっとうまくできた」となるんだと思います。練習ではもっとうまくできていたという思いがあるんですよね。そこを何とかうまく撮ってあげたいし、スタッフがその気持ちを理解して、とにかくちゃんと撮ろうって気持ちで一つになっていました。逆に言うと綾瀬さんの頑張りのおかげでチームワークがすごく良くなったなって思いますね。そこはありがたかったです。

MC:綾瀬さんが演じる菜美は「実は...元特殊工作員」ですが、お二人は「実は...〇〇です」ということはありますか?

西島さん:
えーと...僕、実は高いところが苦手なんです(笑)。でも、高いところばっかり登らされているんです。今回も登ってアクションをやっていましたが...。

綾瀬さん:
たしかにそれは意外ですね。

西島さん:
結構大丈夫だと思われていて、簡単に「そっから飛び降りて」とか言われるんですが、「すごく嫌」なんですよね。やりますけど...あんまり得意ではないです。

MC:綾瀬さんはいかがですか?

綾瀬さん:
何でしょうね? エンジンがかかるまでお尻が重いです...。

MC:すごく速く動き出すと思われているけれど、ということですか?

綾瀬さん:
思われてもいないですね(苦笑)。最初、だいたい「嫌だなぁ」って思うんですが、やりだすと回りだすという感じで...。

MC:回りだすきっかけというのは?

綾瀬さん:
時間的にとか、追い詰められてとか...。

MC:なかなか追い詰められないと?

綾瀬さん:
重たいなぁ...というのはありますね。

MC:佐藤監督、今の発言は意外でしたか?

佐藤監督:
いや、そんな感じでした(笑)。

MC:最後に映画を楽しみにされている皆さんに向けてメッセージをお願いいたします。

西島さん:
今は、日々の生活の中で大変な思いをされていたり、我慢されていることもたくさんあると思います。ですが、ぜひ劇場に来て、2時間そういう日々の暮らしのことを忘れて、スカッとするコメディで楽しいアクション映画の本作を楽しんでいただけたらと思います。

綾瀬さん:
夫婦の愛だったり、本当に見ごたえがあるアクションシーンはスカッとするものになっていると思いますので、観終わった後に晴れ晴れしい気持ちになれる良い作品になっていると思います。ぜひ劇場にお越しください。

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