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佐藤健「大傑作が完成しました!この物語の主人公はあなたです」
「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」
完成報告会見&ワールドプレミア

2019年07月16日

「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」完成報告会見&ワールドプレミア

<左から、すぎやまこういちさん、堀井雄二さん、ケンドーコバヤシさん、山田孝之さん、
波瑠さん、佐藤健さん、有村架純さん、坂口健太郎さん、山崎貴総監督、八木竜一監督、花房真監督>


国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズ初のフル3DCGアニメーション映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」は8月2日より公開となります。父・パパスの意思を継ぎ、魔界の門を封じるために"天空のつるぎ"と"勇者"を探す旅をする主人公リュカの成長物語。原案となるのはRPG「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」(1992年発売)で、VFXの第一人者である山崎貴さんが総監督・脚本を担当、八木竜一さんと花房真さんが監督を務めます。そして、ドラゴンクエストの生みの親であるゲームデザイナーの堀井雄二さんの参加、名曲の数々を創作してきたすぎやまこういちさんの音楽が使用されます。
7月16日にはザ・リッツ・カールトン東京にて同作の完成報告会見を、その後夕刻よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズにてワールドプレミアを開催しました。晴れの舞台とあって会見には佐藤健さん、有村架純さん、波瑠さん、坂口健太郎さん、山田孝之さん、ケンドーコバヤシさん、原作・監修の堀井雄二さん、音楽のすぎやまこういちさん、八木竜一監督、花房真監督、そして山崎貴総監督が出席。プレミアには佐藤健さん、有村架純さん、波瑠さん、坂口健太郎さん、山田孝之さん、ケンドーコバヤシさん、安田顕さん、井浦新さん、賀来千香子さん、吉田鋼太郎さん、そして山崎貴総監督が参加しました。主演の佐藤さんは「大傑作が完成しました!」と明言し、登壇者による「ドラゴンクエスト」のゲームと映画へのコメントは愛にあふれていました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。


堀井雄二さん(原作・監修)

映画化の原案となったタイトルは思い入れのある作品なのでとても嬉しく思っています。(完成作を観て)素晴らしかったです。周りの人も褒めてくれたので、ゲームをやったことのない方にもぜひ観てもらいたいです。
すぎやまこういちさん(音楽)

ドラゴンクエストの映画化は今回が初めてなので、一オーディエンスとしてとても楽しみにしております。
山崎 貴総監督・脚本

今日は来ていただいてありがとうございます。二人の監督を始めとするスタッフはかなりの長い時間をかけ、人生を削って作ったような作品です。それを公開できることを本当に嬉しく思っています。

MC:映画が完成した今のお気持ちはいかがですか?

山崎総監督:

二人の監督を中心として本当に大変な戦いでした。キャストの皆さんとも共に「やりきったな」という思いです。

八木竜一監督

完成までに四年かかりました。その間に数限りないレベルアップを繰り返して、ようやく完成しました。相当力強い作品になったと思います。
花房 真監督

完成までの四年間は本当に大変なクエストでした。なので、完成してホッとしています。本当にすごい作品になりましたので、ぜひ多くの方に早く観てもらいたいと思っています。
佐藤 健さん(リュカ役)

このような大役を務めることができて光栄に思っております。「ドラゴンクエスト」のファンの皆さんは、(ゲームを愛する)その思いが強すぎるが故に、もしかしたら今回の映画化を快く思っていない方々も少なくないことも事実だと思います。僕は、その気持ちが痛いほど分かるんですけれども、いち早く本作を観た者として「ドラゴンクエストに思いがある方にこそ観てもらいたい作品になった」と思っています。詳しいことはこの後でお話をしますけれども、とにかく8月2日の公開までに、世間のゲームが好きな人や、ゲームで育った人は「絶対にこの映画を観なくてはいけないような空気に変えていきたい」と思っています。

MC:佐藤さんが今お話をされながら、一歩前、二歩前へと出ていくたびに込められた熱い思いが伝わっていく感じがしました。今回の声のお仕事はいかがでしたか?

佐藤さん:
僕は声の表現の仕事が今回初めてだったので、とても大変でした。難しかったです。監督の温かなアドバイスと指示のおかげでなんとか最後までできました。

有村架純さん(ビアンカ役)

この作品は長年愛され続けている作品ですし、自分が足を踏み入れるのはとても恐れ多い気持ちで不安もたくさんありました。ビアンカを演じるにあたって、どういう風にすればこの作品を良くするために自分の力を出せるのか、ものすごく考えました。アフレコの当日は、佐藤さんと掛け合いのお芝居をしました。その時に佐藤さんがアドバイスで舞台の...。

佐藤さん:
言った?

有村さん:
言ったよ! 

佐藤さん:
ほんとかな、マジ? すみません、偉そうに...。

有村さん:
佐藤さんから「舞台に立っているように表現すると良くなるのではないか?」という言葉をいただきまして、その言葉を胸に演じました。この作品は台本を読んだ時に、ものすごくドラマチックでロマンもたくさんつまっていて、構成とストーリーにものすごく惹かれていきました。そして、完成したものを観て、全ての登場人物が愛おしく思える気持ちになりました。そして、「もう一度観たい」と思いました。ですので、これからご覧になる方には本当に楽しんで観てもらいたいですし、「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」というタイトルにも注目して、最後まで観てもらえればと思います。


MC:有村さんは佐藤さんのアドバイスを受けた時にどのように思われたのですか?

有村さん:
素直に嬉しかったです! 本当に声のお仕事はどの作品も「難しい」という感想がいつも一番に出てくるので、「その壁を越えるにはどうしたら良いのか」という自分との戦いとなりました。その時にアドバイスをもらえたことで「こうすればできるんだ」と気づくことができました。戦う時に大きな声を出すこともあったので役立つアドバイスでした。

佐藤さん:
ちょっと補足していいですか? 僕が一番最初にクランクインというか、声の録音をしたんです。初日は「何もできず」「何もつかめず」に終わりました。二日目に、ようやく「今回求められているのはこんな感じかな」という感覚が掴めたのです。そして三日目ぐらいに、有村さんが合流されたんです。僕の初日のように苦労されている有村さんを見て、いち早く苦労を経験した者として「こうしたら演りやすくなったよ」とお話したわけです。

波瑠さん(フローラ役)

二年前になるのですけれども、参加のオファーをいただいて、ものすごくプレッシャーを感じたことを覚えています。それと同時に、台本を読んですごくワクワクしました。全然想像ができないほどで、どんなスケールの映画になるんだろうとすごく楽しみでした。皆さんがおっしゃる通り、声のお仕事は難しいので、すごく苦労しました。でも、私は佐藤健さんから何もアドバイスをもらえていません(会場:笑)。それがなぜなのか今も分かりませんし納得もできていません(笑)。でも、みなさんのご指導のもとこの作品に関われたことはすごく貴重な経験でした。それから失礼ながら私、「ドラゴンクエスト」シリーズをプレイしたことがないので、今日はお手柔らかにお願いします。

MC:波瑠さん、有村さんのお話を聞いている時はどのような思いでしたか?

波瑠さん:
「えっ?」と思いました。そんな時があったのだと!

佐藤さん:
最初から上手だったのです! 本当に。

波瑠さん:
いやいや。

佐藤さん:
声の仕事はよくやるのですか? びっくりするぐらい上手でしたよ!

波瑠さん:
三回目ぐらいです。

佐藤さん:
三回目で?

波瑠さん:
それに(声の収録は)一日だけなのですよね。頭から全てを一日でやらないといけなくて、もっとやりたかったなと思いました。

MC:では、完成した作品をご覧になっていかがでしたか?

波瑠さん:
自分の声だと思うと照れくさいのですけれども、作品全体は映像の迫力がすごくて本当に惹き込まれました。


坂口健太郎さん(ヘンリー役)

僕は「ドラゴンクエスト」ファンで、この原案の「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」は大好きな作品でした。何度も繰り返して遊んだタイトルです。映画化の話を聞いてとっても驚きました。「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」は選択肢が多いゲームなのでどのような形、映像、結末になるのかと思いました。僕はファンですけれど、まずは完成した作品を観てもらいたいです。ファンではない人から映画を観て「すごく面白い」とか「感情移入して観られた」という声を聞きました。最初に(佐藤)健さんがおっしゃっていたように、この8月の公開までにいろいろな方に「『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』を観に行くぞ!」と思ってもらえるように、声を大にしていきたいと思います。 (佐藤さんに向かって)僕の声は大丈夫でしたか?

佐藤さん:
一緒に頑張ったよね。一番叫んだしね。

坂口さん:
一番叫びましたね。僕は、リュカ(役)の健さんと、声のタイミングを合わせなくてはいけないこともあったので、それは面白くて貴重な体験でした。


MC:坂口さんは何かアドバイスを受けましたか?

佐藤さん:
それは要らんな〜。(会場:笑)

MC:もう要りませんか?

坂口さん:
楽しくお仕事できました。一緒に声を当てるシーンがありましたね。そこはとっても難しかったなあと思いました。

八木監督&花房監督:
うん、うん。

山田孝之さん(パパス役)

低気圧の影響で座ります。

コバヤシさん:
気圧の問題だったんですね。

山田さん:
僕は声の仕事は皆さんより少し経験があるので、山崎監督に「どのぐらいの感じでいきますか?」「声優さんがやっているように誇張した感じでやるのか、それともフラットにいきますか?」と尋ねました。そうしたら山崎監督は「ハイブリッドでお願いします」とおっしゃって。(会場:笑) 「...ハイブリッドは経験がないぞ!どうしよう」と思って、そのまま最後まで「どうしよう」と思ったまま終わりました。(会場:笑) ハイブリッドという初の経験をしました。なので、本当に怖かったです。それから三年が経って、絵もできてきて、追加で声を録ることになったので「これはちゃんと録り直せる」と思ったのですが、息を足すぐらいしか録りませんでした。だから、「迷っていたのでそんなにうまくない」と思います。でも、「観られないほどではない」と思います。可もなく不可もなく。パパスらしくもあり、パパスらしくなくもない。ただ、ひどくはないと思います。

コバヤシさん:
絶賛されるほどではない?

山田さん:
絶賛されるほどではないですね。「山田のパパス、うんうん」という感じには大丈夫だと思います。


MC:山田さんの中ではハイブリッドをどう解釈されたのでしょうか。

山田さん:
ですから、解釈しきれていないです。グッといくのか、ちょっといくのか...分かります? この体勢。いきすぎると(声を張って)「ルカ!」みたいになってしまうので(笑)。

コバヤシさん:
あの人は「何を、言うてるの?」ってなってますよ(笑)。

山田さん:
観てもらったら分かります。ほどほどのパパスでございます。

ケンドーコバヤシさん(サンチョ役)

最初に声入れをしたのは二年、三年前でしたかね。そこからリップを合わせていくということで、「ずいぶん前からやんねんな」と思っていました。そこから二年後三年後に公開ということを聞いたので、その頃には公私ともに自分も成長していろいろ変わっているかと思ったのに、いざ公開を前にしてみたら一ミリも立ち位置が変わっていなくて、何も成長していない。そのことに今朝気がついて足が震えました。「ドラゴンクエスト」のナンバリングシリーズは「ドラゴンクエスト」(1986年発売)からプレイしてきた身としては、その世界に入れたことは喜びでした。

MC:「ドラゴンクエスト」に参加することになるのはどのようなお気持ちですか?

コバヤシさん:
子供の時に「ドラゴンクエスト」をプレイしていた頃から関係者気どりのようなところがありました。みんなの意見を聞いて、「次の参考にする」とか「(制作サイドに)伝えておくよ」とか言ってました。今も同じテンションです。

MC:完成作をご覧になっていかがでしたか?

コバヤシさん:
題材になったシリーズ(「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」)とサブタイトルが違うなと思いました。でも映画を観て納得しました。それについては皆さんからもお話があると思いますので、そこにも注目してください。

MC:堀井さん、映画化にあたって製作陣に「こうしてほしい」などのリクエストはされたのでしょうか?

堀井さん:
信頼していたので感動するものを作ってもらえるとは思っていました。逆にですね、「ゲームをやっていない人にも分かるように作ってほしい」というオーダーをしました。それについては、すごく良くできていました。この映画を観て「『ドラゴンクエスト』をやってみたいな」と思う人がでてくると僕は思います。

MC:「ドラゴンクエスト」はファンが多いですし、ゲームの映画化にあたっての思いはありましたか?

堀井さん:
ありました。30年ぐらい前の「ドラゴンクエスト」が社会現象になった時に映画化のお話がありました。ゲームは体験することに面白さがありますから、それを映画にしてもゲームの面白さは出ないと思っていた時期でした。でも30年経って世の中も変わりましたし、2.5次元も出てきたし、ゲームの追体験も 「ありかな」と考えが変わりました。特に「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」ならばありだと思うようになりました。

MC:実際に映画をご覧になるとその思いは?

堀井さん:
ゲームをされる方には、「ビアンカ・フローラ論議」は今もありますし、それがどうなっのたかを映画を観て確かめてもらいたいです。観てのお楽しみです!

MC:すぎやまさんは、ゲーム音楽ではなく「映画音楽」ということで意識されたこと、新しく録音する際にこだわったことはありますか。

すぎやまさん:
ゲームの音楽は、街の曲にしても、戦闘の曲にしてもプレイ中に何回も聴きますので、心がけることは「聴き減りのしない音楽」にすることです。それに対して、映画音楽の場合は音楽を聞くのは一度きりです。ですので、ある意味で「一発勝負」ということになります。ゲームの「ドラゴンクエスト」の曲をこの映画のための再編曲した際に心がけたのは、それぞれの曲の色をはっきり出すようにすることです。それと同時に僕は普段から"オーケストラ音楽の伝道師"だと自称していますので、映画を観たお客さんに「オーケストラの良さを感じてほしい」という気持ちがありました。ですから、監督には「この映画においてセリフと同時に音楽にも何かを語らせてください」とお願いしました。

MC:山崎総監督、今回のキャスティングの意図をお話いただけますか。

山崎総監督:
本作ではプレスコ(絵の完成よりも前にセリフの声を録る)をしました。演者の方にセリフを言ってもらい、僕らはただ単に声をいただくわけではなくて、お芝居の雰囲気やその方のもつ資質を踏まえてCGを作りました。今回のキャストは「実写になっても大丈夫な人」に、声をかけさせてもらいました。例えば、このプロジェクトが途中でCGアニメーションから実写に変わったとしても、お芝居が維持できる人に来てもらいました。声だけではなくて気配や資質を含めてアニメーションに反映をしていきました。そのためにも素晴らしい方々に集まっていただいたと思っています。

MC:主人公を担当された佐藤健さんに対してはどのように思っていらっしゃいますか。

山崎総監督:
背負ってくれたな、と思います。佐藤さん自身がすごくゲーム好きな方ですから、こういう企画には思うところがあったのではないかと思います。それなのに、すごく真摯に向き合ってくれましたし、やり切ってくれました。

MC:佐藤さん、山崎総監督の言葉を聞いていかがでしょうか。

佐藤さん:
やはりこのチームでなければ(引き)受けられない仕事だったと思います。そこには(お互いに対する)信頼があったからこそ成立した企画だと思います。

MC:先ほど山田さんからお話がありました「ハイブリッド」については、どのような意図があったのでしょうか。

山崎総監督:
それは「真ん中ぐらい」の意味でした。CGアニメーションは、セルアニメよりは情報量が多いのですが、それでも実写よりは情報量が少ないものなので、あまり情報量を加えすぎるとトゥーマッチ(やりすぎ)になってしまいます。かと言って、普段の実写のお芝居ですとちょっと弱いんですね。だから、山田さんが両極端のお芝居のパターンを実際にやって見せてくれたので、「山田さんは、声のお芝居でどこにチューニングするべきかを分かっている人だ」と思ったので、「真ん中ぐらいの意味でハイブリッド」と言ったのですが、どうやら伝わっていなかったみたいですね。(会場:笑)

山田さん:
伝わっていたのですが、まさか真ん中で来るとは思っていなかったのです。

山崎総監督:
あー! そうか。

山田さん:
「(極端かフラットの)どちらかに寄せたものを望まれている」と思ったので、いざ中間と言われると(経験がなくて)分からなかったです。

山崎総監督:
難しかったですね。

MC:八木監督と花房監督は、世界最高峰と言っても過言ではないほどのクオリティの高さですが、本作でこだわった部分をお話いただけますか。

八木監督:
僕はアニメーションなどの演出を担当しました。こだわったのは表情です。眉毛がどのくらいアップになったらいいかとか、目はどこを見ているべきか、それから瞳の潤いにかかわるアイキャッチ(瞳にある輝き部分)の大きさをどうするか、そういうところにこだわりました。ただ、そこにこだわれたのは、キャストの皆さんにいい声をいただけたからです。

花房監督:
ロールプレイングゲームでは戦いの描き方にこだわりを持っています。ゲームでは主人公たちは敵と正面で向き合っていて、体をあまり動かさないで戦うじゃないですか。でも、映画の場合は実際に向き合ったらどう戦うかを真剣に考えました。例えば、手を上に向けたほうがカッコいいのか、下に向けたほうがカッコいいのかそういうことですね。

八木監督:
呪文を言う時にね。

花房監督:
主人公がバギ(真空の刃で切り刻む風属性の初級の呪文)の呪文をいう時に、手を上に挙げたほうがカッコいいんじゃないかとか、そんなことを八木監督と議論しました。あはは!(現場では当たり前のやりとりだが、いま話をすると)変な感じですね。

八木監督:
そう言ったことを真面目に激論していました。

MC:そういう一つ一つにこだわりがあるのですね。

花房監督:
本当に大変な"クエスト"でした。完成してホッとしています(笑)。

MC:男性キャストに伺います。思わず映画を観てアツくなったシーンを教えてください。

佐藤さん:
キリがないぐらい「どのシーンも」と言いたいところですが、僕は、やはり(リュカの)「プロポーズのシーン」ですかね。自分が演じる上でもすごく大変で難しいシーンでした。それが印象に残っていたので、映画で観た時には...エモかったですね。

MC:どのように思ったのですか?

佐藤さん:
話しづらいなぁ〜。ここ(ビアンカ役の有村さんとフローラ役の波瑠さんの間)にこうして二人に挟まれて座るのは結構酷なんですよ(苦笑)。...ただ、ビアンカが好きな人たちも、フローラが好きな人たちも、両方が満足できる結末って、僕は存在しないと思っていたんですが、存在しました! こういうやり方があったんだ、と思いました。そこにはぜひ注目してください。

坂口さん:
これは、どこまで話していいのか?...(山崎総監督に確認しながら)僕はヘンリー役で声を入れている時にも「カッコいいな」と思ったのはバトルシーンですね。ヘンリーがリュカと違う道を進んでいって、また一緒になるんです...詳しくは言えませんが、そこがカッコいいなと思いました。

山田さん:
うーん、やっぱり(天空の勇者の)剣が抜けた瞬間ですね。あれは幼少期にゲームをしていた時にも「そこか!」と鳥肌が立ちました。それを知りながら映画を観て「来るぞ」と分かっているんですが、その瞬間には喜びと興奮が押し寄せて、ギリ泣かなかったですけれど、泣く寸前までいきました。

コバヤシさん:
先ほど監督たちがお話されていた「バギ」です。「なるほど!バギ系って戦いでこう使うのか」というのがよく分かりました。(会場:笑) ビアンカが一人で階段を下りるシーンがあって、その時に一瞬だけアップになるんですが、個人的にはそれを観てゾクゾクしました!(会場:笑)

八木監督:
あのシーンの表情にはすごくこだわりました。

コバヤシさん:
(階段をおりるビアンカを再現して)ゾクゾクきました! あそこを観てほしいですわ。

MC:監督、いかがですか。

八木監督:
ちゃんと観てくださって嬉しいです。

コバヤシさん:
(この会見に間に合うように)昨日の午前四時ごろに観ました!

MC:ビアンカの声を務めた有村さん、そのように言われるのはいかがですか?

有村さん:
そうですね、でも表情を作ってくれたのは...(笑)。

コバヤシさん:
セリフもないですしね。

八木監督:
でも、そこは積み重ねですから。それまでの流れがあってのあの表情ですから。

MC:それでは女性キャストのお二人に伺いましょう。圧倒的なクオリティの映像でお気に入りはありますか?

有村さん:
いろいろと考えたのですが、やはり主人公のリュカが感情が高まっている時には、観ている私も一緒に気持ちが高まっていました。リュカを応援したくなったのでそういうシーンが好きです。

波瑠さん:
私もリュカが心を決めてプロポーズするシーンがすごく好きです。(佐藤さんに向かって)意外? 絶対に違うところを言うと思っていましたか?

佐藤さん:
一つだけ、これは「真実」なのですが、本当の映画の見どころは誰も言っていないです!(会場:笑)この場にいる全員がギリギリ言えるところをチョイスして言っているので、隙間をついて(話して)います。

MC:本日は完成報告会見ですけれども、全員が(映画本編を)観た上で話したいですね。

佐藤さん:
全員のテンションが全然違ったと思います。

【マスコミの方の質問】

Q:男性キャストの皆さんに伺います。ゲーム「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」をプレイされていた当時はビアンカ派でしたかフローラ派でしたか?

坂口さん:
声を録った時に監督とお話をして驚かれたんですが、僕は「フローラ派」でした。

コバヤシさん:
えー!(会場:笑)

坂口さん:
(笑)本当ですか? そうなのですよ、こんなに少数派だとは思っていなかったのです。さっきも言ったように「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」は何度もプレイしたので、一度目はフローラ、二度目はビアンカを選んで...でも、久々にプレイした時は必ずフローラを選んでいました。

MC:ケンドーコバヤシさんは異論があるようですね。

コバヤシさん:
でも、僕は当時ビアンカを選びました。今、選挙権を持つようになったらフローラにせなあかんのかな、と思うこともあります。今日、有村さんと波瑠さん見たら、どんな卑怯な手を使おうと、ワイドショーに何を言われようと、二人とうまいこといきたいのでなんとかしたいと思います。すみません、以上です。

MC:今のケンドーさんの発言を女性二人に聞いたほうがいいですか?

コバヤシさん:
それは火薬庫に火種を投げ入れるようなことですのでやめてください。

MC:山田さんはいかがですか。

山田さん:
ずっとビアンカで、それを曲げられないのが一途みたいになるのが嫌なので、ここでは嘘をつこうと思います。

コバヤシさん:
今から嘘をつくの?

山田さん:
はい。僕は常にビアンカとフローラを行ったり来たりして、フローラを選んでも、また村にビアンカに会いに行く。冒険なんかせずに、敵も倒さない! 村を行ったり来たり。最後まで決められないというね。

コバヤシさん:
何を言うてるの? しかも、嘘やねんな。

山田さん:
嘘です(笑)!

MC:こういう意見も踏まえて、佐藤さんはいかがですか。

佐藤さん:
ゲームを進める上では、フローラを選ぶ方にはたくさん得があります。

山田さん:
最初にそこから入るところが健らしいよね!

佐藤さん:
ステータスもフローラの方が少し高くて、ルドマンさん(フローラの父親)にも気に入られるから良いアイテムをもらえたりするんです。ただ、僕はビアンカを選びました。二周目はフローラを選びました。

山田さん:
健は嘘をつかなくていいのだよ!

佐藤さん:
わかった上で当時の僕はすごくまっすぐに育った、無垢な目をした少年だったので、ナチュラルにビアンカを選んでいました。

山田さん:
うん、今も変わっていないよ!

佐藤さん:
(笑)そうですか? ありがとうございます。



【「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」ワールドプレミア】

<後列左から、ケンドーコバヤシさん、安田顕さん、賀来千香子さん、吉田鋼太郎さん、井浦新さん、山崎貴総監督、
前列左から、山田孝之さん、波瑠さん、佐藤健さん、有村架純さん、坂口健太郎さん>


佐藤 健さん(リュカ役)

このような大役を務めさせてもらい光栄に思っております。大傑作が完成しました! 僕はゲームがすごく好きで、もはやゲームと共に育ってきたと言っても過言ではないぐらいです。ゲームなしでは今の自分はないなと思うほどです。そんな自分がこの完成した作品を観た時に感動し過ぎて、最後は立てなくなりました。子どもの頃に大人たちからは「ゲームばかりやっていないで勉強しなさい」と(ゲームをすることを)否定されてきたんですね。まあ、大人たちが言う意味も分かるけれど、でもこんなに素敵なことがゲームには詰まっているって思いを抱え、なんかモヤモヤしたまま大人になった人たちがたくさんいると思います。そんな心の声をこの作品がすべて代弁してくれました。この後、作品をぜひ楽しんでいってください。

MC: ということは佐藤健さんにとって、この作品との出会いは本当に特別なのですね。

佐藤さん:
特別ですね!ですから早くこの気持ちを共有したいです。

有村架純さん(ビアンカ役)

今回この作品をやるにあたって、ものすごく不安とプレッシャーがありました。「本当に自分でいいのだろうか」と悩みに悩んだのですけれども、完成作品を観て「参加させてもらえて本当に良かった!」と心から思えました。女性の方が観ても心から楽しめると思います。ぜひ楽しんで帰ってください。
波瑠さん(フローラ役)

私は声のお仕事に不慣れで、このお仕事のお話をいただいた時も不安でプレッシャーを感じていました。プレイはしていなくても、「ドラゴンクエスト」というゲームが本当にたくさんの方に愛されているゲームだと知っていました。いろいろな人の思い出に残る「ドラゴンクエスト」が、それぞれの心の中にあると思うので、「(大切な思い出を)壊してしまうのでは」と思いましたけれど、今回は少し変わった手法(プレスコとアフレコ)で収録をさせてもらって、温かく指導していただきながら特別な時間が過ごせたなと振り返ってみて思います。
坂口健太郎さん(ヘンリー役)

僕は「ドラゴンクエスト」シリーズが大好きです! 「ゲーム好き」だと最近(オープンに)言うようになりましたけれど、先ほど(佐藤)健さんがおっしゃったようにゲームはどこか日陰の存在というか、僕も母親に「ゲームばかりやらないで」と言われた記憶があります。ですので、ゲームを題材にして、ここまで素晴らしい作品ができて、それを皆さんに観てもらえることに、こういう(オープンに言える)世界になったのだなと改めて感じました。僕もヘンリーとしてこの世界に入れたことを幸せに思います。
山田孝之さん(パパス役)

オファーを受けた時は、割と軽い気持ちで参加したのですが、出来上がりを観てとても素晴らしい作品だったので、今回は一切邪魔をしないように真っ当な感じでいこうと思います。
ケンドーコバヤシさん(サンチョ役)

この作品の原案となったゲームをやりこんだ人は知っていることですけれど、サンチョって実は育てれば育てるほどめちゃくちゃ役に立つ強い男なのですよ。そんなサンチョの片鱗がこの作品で観られるのかというとね、いや、観られないんじゃないか。いやいや、観られるだろう。というのを楽しんでください。
安田 顕さん(プサン役)

声の収録をしたのが随分前のことでして、この作品は公開しないのではないかと思っていました。それが公開になるということで、「お!ちょっと観てみよう」と一足先に試写会で観ました。「ドラゴンクエスト」のテーマがずっと頭の中で鳴り響いて、私は「ドラゴンクエスト」のⅠ、Ⅱ、ⅢとⅥと、この前発売したの(「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」)しかプレイしてこなかったのですけれども、映画を観たあとで(原案となったゲーム)「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」を買ってしまいました。本当に素晴らしい映画だと思います。
井浦 新さん(ミルドラース役)

(ミルドラースは)すべてが謎に包まれているので発言を封じられています。でも、子どもの頃からずっと夢を与えてくれたゲームの映画化に参加できたことを本当に光栄に思っています。絶対に楽しいので、ゆっくりと楽しんでください。
賀来千香子さん(マーサ役)

こんなにきれいで素敵で勇気をもらえる壮大な作品に参加できたことを本当に光栄に思っています。しかも、あの「ドラゴンクエスト」の特殊な力を秘めたマーサをやれて、自分も素敵なエネルギーをいただけたような気持ちで感謝しています。
吉田鋼太郎さん(ゲマ役)

今日は足元も悪く雨が降っている中、ありがとうございます。(会場に)来ていただいた方の中には佐藤健のファンの方もいるでしょうし、吉田鋼太郎のファンの方もいるでしょうし、映画ファンの方もいることでしょう。「ドラゴンクエスト」ファンの方もたくさんいらっしゃると思いますけれども、「ドラゴンクエスト」ファンの方に向けて一言言わせてもらいます。本当に素晴らしく素敵なキャラクターの中でも、ゲマというラスボスで割と注目を集めがちなキャラクターをやらせてもらいました。ゲームの世界は日本に留まらず、世界中が知ることになりました。ですので、世界の期待を裏切らないキャラクターにしたつもりなのですけれども、そこはなんとも言えないのでぜひ、寛大な目で観ていただければと思います。僕自身「ドラゴンクエスト」をプレイした時に、ゲマと戦って大変苦労した覚えがあるんです。(ゲマを)やっつけるのに三日ぐらいかかって、それは僕のスキルの低さだとは思いますけれども(笑)。そういう意味で僕自身の思い入れも強いです。ぜひ、皆さまのお目に叶うのであればいいなと思っております。
山崎 貴総監督・脚本

総監督をやらせていただきました。偉そうな肩書きですけれども、内容としてはお助け監督みたいなもので、実際には八木(竜一)監督と花房(真)監督が率いるスタッフが四年近い歳月をかけて作った作品です。僕は少し離れたところから見ていたのでよく分かるのですけれども、本当によくここまでに仕上げたなと思っています。彼らの人生が削って投入されているかのようですので、一分一秒を見逃さずに堪能してもらいたいです。

MC:お話を伺いますと男性キャストの皆さんが、本当に人生のどこかで「ドラゴンクエスト」に関わっている方ばかりだということが分かりました。そこで、皆さんの「ドラゴンクエスト」の思い出エピソードを披露してください。

佐藤さん:
「(一匹倒すと大きな経験値が得られるモンスターの種類)はぐれメタルをいかに倒すか」、そこに尽きる(と即答)。(逃げ足がはやいので)いかに逃げられずに倒すか。僕の小学校の三年間を捧げたのではないでしょうか。

MC:「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」との関わりはいかがですか?

佐藤さん:
当時、小学校の低学年だったと思います。プレイしていましたけれど、何時間も続けてゲームをしていると怒られるので、朝早く起きて学校に行く前にゲームをする。それだと怒られなかったので、そうしてプレイしていました。

MC:頷いている男性陣がいらっしゃいますね。坂口さんはいかがですか。

坂口さん:
「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」に関して話すと、父と子、その子と「三世代」なんです。こんなゲームはこれまでなかったなと初めてプレイした時に思いました。結婚相手を選ぶとか、選んでいない方を進めるとちょっと寂しい気持ちになりました。それは自分の感情に訴えかけてくるようで、大げさかもしれないですけれども、そういう作品を小さい時からやっていたのだなという思い出があります。

MC:それではこの映画に参加することも嬉しかったのではないでしょうか。

坂口さん:
嬉しかったです! ただ、ヘンリー役だと聞いてちょっとクスってなりました(笑)。ヘンリーはとってもチャーミングで、「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」をプレイしていても憎めないキャラクターでした。だから、ヘンリーの声を当てている時は楽しかったです。

MC:山田さんは、どのような思い出がありますか。

山田さん:
「人並みにプレイしていました!」というアツい思いはあります。「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」もスーパーファミコンと、そのあとプレイステーション、ニンテンドーDSと移植されるたびにプレイしていました。人並みの強い思いはあります。

MC:それは人並みではないですよね?!

佐藤さん:
(笑いながら)そうですよね。

MC:山田さんは思い入れのあるシリーズはありますか?

山田さん:
「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」です。大好きです! ストーリーとか、先ほど皆さんがお話したように三世代で戦うのが素晴らしいと思います。

MC:ケンドーコバヤシさんも会見ではアツく語られていました。

コバヤシさん:
一番最近の思い出は今朝です。僕はオンライン版もプレイしているので、今朝も報酬目当てに働いてきました。ナンバリングシリーズはすべてプレイしていますからね。「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」では、同級生が本気でケンカしたんですよ、結婚相手を選ぶだけで。でも、大人になってみたら結婚相手を選ぶのに本気で友達とケンカしているやつは見たことがないですね。不思議なものです。

MC:やはり映画への参加は誇れる思い出になりますね。

コバヤシさん:
そうですね。でも、まだ誰にも伝えていないのですけれどね(笑)。今後、みんなに伝えたいと思います。

MC:安田さんは?

安田さん:
「ドラゴンクエスト」が出た時が小学生の時で、うちの兄がプレイしているのを後ろから覗き込んでいました。僕自身プレイはあまり...でもストーリーが知りたくてずっと見ていました。今では、娘が中学生なんですけれども、この間発売になったものをプレイしていまして、それをやはり後ろから見ています。で、娘は「(ゲームが)終わるのが嫌だ」と直前でやめています(笑)。最後のクエストを解いてしまったら、「ロスになる」と言って今はもうやっていないですね。だからいろいろな世代に渡って好かれているゲームだと実感しました。

MC:それでは娘さんに、本作の参加を伝えた時にどのような反応がありましたか。

安田さん:
試写会で観終わった後、家に飛んで帰って、「この映画は僕の声から始まるよ」と伝えました。僕の声の後からテーマ曲が流れますから、泣きそうになりました。

MC:井浦さんはいかがでしょうか。

井浦さん:
僕は楽しい思い出を忘れてしまい、ざっくりとした記憶がぼんやりあるのですけれども、「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」は壮大過ぎて、楽し過ぎました。ただ、苦しかった感覚だけは確実に残っています。ですので、僕は初期の「ドラゴンクエスト」の復活の呪文のミスが最大の思い出です。

吉田さん:
僕の思い出もそれ(笑)!

井浦さん:
レベルを上げれば上げるほど呪文が長くなるのですけれど、当時は携帯電話やデジタルカメラがなかったので、画面の文字をノートに手書きで写していました。それだと、どこかが(写し)間違えているのです。強くなればなるほど間違える率が高くなって...。(と淡々と話す)

吉田さん:
そうそう! でも(若い世代の)皆さん、知らないのだと思います。

井浦さん:
知らないですよね。リアクションが...(笑)。

吉田さん:
アットランダムに50文字ぐらいがバーっと出て、その文字を次にプレイする時に打ち込まないと続きプレイができないのです。

井浦さん:
セーブ(保存)がそういう方法だったんです!

吉田さん:
そうそう。一文字を打ち間違えると、もう次ができない。

井浦さん:
できないです。また正解している復活の呪文を入れていくしかない。

吉田さん:
ものすっごい理不尽なシステムです! (会場:笑) 例えば「か」と入れるところを「は」と入れたら間違い。だから、そのスペースに何回も文字を入れるので、(正しく入れるまで)一晩かかったりする!

コバヤシさん:
「め」と「ぬ」が鬼門と言われていましたね。

吉田さん:
そう! ただでさえ時間がかかるのに、それでもプレイしていたからね。

井浦さん:
やっていましたね。それでもプレイしていました。

MC:その呪文の話が通じるのは、吉田さんと井浦さんとケンドーコバヤシさんだけなのですか?

吉田さん:
いいや、「ドラゴンクエストⅡ」までは復活の呪文です。

MC:佐藤さんは「?」という顔をされていますけれども...。

佐藤さん:
でも、当時のゲームはそうでしたよ。しかも、ドット(ディズプレイの解像度)が今のように鮮明に映らないのです。

コバヤシさん:
そう!

MC:吉田さんはアツく語られていましたが、その他に思い出はありますでしょうか。

吉田さん:
いや、もう今のです。今の(呪文の話)に限ります。(会場:笑)

コバヤシさん:
「あなたの冒険の書は消えました」っていう、人生の終わりみたいなメッセージが出るのですよね。ものすっごい怖い曲とともに。(会場:笑)
※「おきのどくですが ぼうけんのしょ○ばんは きえてしまいました」


MC:悔し涙を飲んでいたことも?

吉田さん:
いや、涙を飲むなんて、そんなレベルではないです。(会場:笑) だって、次のクエストをやりたくて仕方がないのですから。でもできない。それを「ドラゴンクエスト」をプレイした人がみんな「このシステムおかしいだろ」と言っているはずなのに、「ドラゴンクエストⅡ」まで持ち越されたと聞いたので、「(ゲームの制作会社は)何を考えているのだろう?」と思っていました。

コバヤシさん:
そんなに怒っていたんですか(笑)!

MC:女性キャストの皆さんに伺います。これから映画をご覧になる皆さんに注目ポイントやお気に入りシーンを話してもらえますか。

有村さん:
ポイントがあり過ぎて選びきれないですし、あとはネタバレができないので、そこを外してお答えしないといけないですね。やっぱり...観ていると主人公たちと一緒に冒険している気持ちになるところです。主人公のリュカの思いが高まっているところは自分も同じ熱量で観られると思うので、そこはぜひ一緒になって冒険を楽しんでもらいたいです。

MC:波瑠さんはいかがでしょうか。

波瑠さん:
すごくたくさんあります。素敵シーンもたくさんありますけれど、観てのお楽しみが多いので、話してしまうとボロが出そうです。個人的には、リュカが心を決めてプロポーズをするシーンが好きです。あとはエンドロールをちゃんと観ていただければ嬉しいです。

山﨑総監督:
エンドロールは、アレですよね。ちょっとした秘密が隠されていますので。

波瑠さん:
(小声で)たいした秘密ではありません! (会場:笑)

コバヤシさん:
なんでもないです。忘れてください!

MC:賀来さんはいかがでしょうか。

賀来さん:
全編と申し上げようと思いました。テーマソングが流れるところ、パパスと離ればなれになるところ、マーサの天空人の加減とか、それを話すとネタバレになりそうですね。とにかく全編素敵です。

MC:それでは最後に、山﨑総監督、佐藤健さんに一言ずつ、1万人のこれから映画を観る方々へメッセージをお願いします。

山﨑総監督:
(スライム型のパネルを手にして)業務連絡です。

佐藤さん:
ちなみに、スライムの先端を持つと怒られます。下の方を持たないと動物愛護の観点から! (会場:笑)

山﨑総監督:
ああ、そうね。新聞に載ってしまう...(笑)。
どちらと結婚するのかということと、それ以降の展開についてはネタバレなしでお願いします。もし気に入ってもらえたらSNSなどで拡散してください。そのためにハッシュタグを作りました。「#映画ドラゴンクエスト1万人の勇者」をつけてTwitterでつぶやいてもらうとありがたいです。よろしくお願いします。 本当に長い時間をかけて作った作品が今日やっと初めて1万人の方に観ていただけるのは嬉しいです。これからどんどん広まればいいなと思っています。ぜひ楽しんでください!


佐藤さん:
この物語の主人公はあなたです。この夏、最大の冒険を楽しんでください。本日はありがとうございました。

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