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永野芽郁へ、北村匠海が感謝のサプライズ! 会場が満月色に光り輝く
「君は月夜に光り輝く」初日舞台挨拶

2019年03月15日

「君は月夜に光り輝く」初日舞台挨拶

<左から、月川翔監督、北村匠海さん、永野芽郁さん、甲斐翔真さん>


第23回電撃小説大賞を受賞した佐野徹夜のデビュー作を映画化した「君は月夜に光り輝く」が3月15日に公開! 東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて行われた舞台挨拶にW主演の永野芽郁さんと北村匠海さん、共演の甲斐翔真さん、月川翔監督が登壇しました。北村さんは、サプライズで永野さんへの手紙を朗読。さらに会場を「キミツキ」色の黄色に染めるという演出も実施し、思わず永野さんが涙する一幕も...。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。


永野芽郁さん(渡良瀬まみず役)

どうでしたか? やっぱり、今日から公開ということで、いつもとは違う朝を迎えてソワソワしていました。こうやって皆さんに拍手をいただける日が来たことが本当に嬉しいです。今日は最後まで楽しんでいってください。
北村匠海さん(岡田卓也役)

やっと初日を迎えることができました。僕自身、この作品には思い入れがあります。そして、作品の中にはぬくもりやいろんなメッセージが込められています。そんな作品を大切に、たくさんいろんなところで宣伝してきたつもりです。だから初日を迎えられて嬉しいです。皆さんの感想や反応を見るのがすごく楽しみです。今日は短い時間ですが最後まで楽しんでいってください。
甲斐翔真さん(香山彰役)

皆さん、観終わった後ということで、すごく緊張しています。こうして初めて皆さんの手元に作品が届く日を迎えて、胸がいっぱいです。短い時間ですが、楽しんでいってください。
月川翔監督

撮影の現場でも、お芝居を観て感動したものが、皆さんにもちゃんと届けばいいなと思っていました。今日、初日を迎え、皆様の感想や、観終わった皆さんの表情を拝見して、安心しております。今日は上映後トークなのでみんないろいろと話せると思うので、最後まで楽しんでいってください。

MC:「キミツキ」が初日を迎えました。どんな気持ちですか?

北村さん:
どうですか?

永野さん:
え? 私?

北村さん:
そこは女性からどうぞ。

永野さん:
なんか不思議な気持ちです。10月から撮影に入って11月まで撮っていたんですが、出来上がったものを観て、自分が出ている作品でも、こんなに心が温かくなったり泣けたりするんだなと。そしてこの作品が皆さんの元に届くんだなぁと思っていたら、突然この日が来たみたいな感じです。いや、突然ではないんですが、なんか突然来た感覚があってドキドキしています。どうですか?

北村さん:
僕もなんか、突然この日がやって来た感がすごくあります。今までにないくらいにバラエティとかいろんなところで宣伝をしました。うちの母親からも「TVで毎日あなたを見るんだけれど、ボロが出るんじゃないかとソワソワして心配です。」って言われました。ちょっとボロが出たりもしたんですが...(笑)。まだまだいろんなところで「君月」の話ができると思っていたんです。でも、それが今日で終わってしまうというのが悲しいです。

永野さん:
そうか!

北村さん:
そうです。「3月15日、『君月』公開です。観てください!」というのはもうないんです! それは寂しい感じなんですが、よく言うことですが、初日を迎えて、「やっと僕らの手を離れて皆様のものになる」という感覚でいます。

MC:既にお友達などから感想は?

北村さん:
まさかの早朝一発目を観に行ったという、友達がいて...。「お前の友達だし僕は行くよ」って...。メチャクチャ朝から泣いたので、今日一日使い物にならなかったらしいです(笑)。すごく嬉しいです。

永野さん:
私、誰からもまだ連絡が来ない。

北村さん:
観ているよ、きっと。

永野さん:
いや、観たら絶対に連絡をくれる子たちなのに...まだ誰からも来ない...。

北村さん:
(その子たちは)忙しいんだね、きっと。

永野さん:
でもお母さんは今日観に行くって言っていました。私はお昼にも番組に出演していたので、あんまり携帯を確認できていないので(もう観に行ったかは)分からないですが。

北村さん:
翔真は?

甲斐さん:
(連絡は)来ていないね。「来ていた」って言いたかったけれど、来ていなくて...。

永野さん:
連絡が来ているっていうことに、しておこうか(笑)。(会場:爆笑)

MC:まみずと卓也は偶然の出会いから人生が変わります。そこで、皆さんにとっての人生を変えた出会いを教えてください。

月川監督:
僕は大学を卒業した後、大学院で映画の勉強したんです。教授が北野武監督だったんですが、最初の授業で「君たちがこの先、自由に映画を撮れることはない」と言われたんですね。そして「時間や予算の制約があってこそ、想像力は養われるものだから、それを大切にしていきなさい」とも言われました。その言葉を僕は今でもよりどころにしています。いろんな制約が出た時に、それを「アイディアに変えていくぞ!」という意識でいます。あの言葉にはすごく影響を受けています。

北村さん:
寺尾聡さんですね。ドラマ(「仰げば尊し」TBS系)で一緒になって、先生と生徒という立場でした。まさに先生としていろんな言葉をかけてくださったんです。撮影の合間に全生徒を集めて、いろんな話をしてくれるんですよ。撮影とは関係ないことや、役者としてのことも話してくださいました。撮影前のお祓いの時に、全生徒役の役者に「僕もお前らも同じスタートラインだ。エンドロールに出演歴とか、これまでの作品が出てくるわけじゃない。監督も含めてみんなが同じラインから『よーいドン!』で踏み出すんだから、お前ら自身、自分で頑張れよ」って言ってくださったんです。それから、「輝きたいなら同じスタートなんだから、人一倍努力しなきゃいけないんだぞ」と言われました。今でも「キャリアは関係ない」って言葉は芝居をする上で僕の中にありますね。

永野さん:
「いいこと言ったぞ!」みたいな顔をするのはやめてもらえますか(笑)?

北村さん:
ビートたけしさん、寺尾聡さんと来て...。

永野さん:
次、私行くよ! いい? え? どうしよう?

北村さん:
どうぞ。

永野さん:
本当に? 私の人生を変えた人? 本当に私の人生を変えた人でもいいですか? スカウトマンの人です。

北村さん:
そりゃそうだ!

永野さん:
名前を出したら怒られそうだから出さないですが、小学三年生の夏、吉祥寺のアーケード下の靴屋さんで、お母さんと運動会で履く靴を選んでいたんです。「瞬足(2003年発売された"速く走れるスニーカー"として小学生に大ヒットした運動靴)がいいかなぁ?」って。

北村さん:
瞬足がいいですね。

永野さん:
小学生のころ、流行っていたでしょ?

北村さん:
コーナーが回りやすいからね。

永野さん:
そうそうそう! 「瞬足がいいかなぁ?」「でも違うオシャレなやつも行っちゃう?」みたいな感じで話していたんです。

北村さん:
瞬足がいいと思うけれど...。

永野さん:
結局、瞬足を買ったんだけれど、その時に、スカウトマンさんに声をかけられたんです。あのスカウトマンさんがいなかったら、私は今ここにいないし、おそらく大学生...やっていたのかな? 「あの時にスカウトをされていなかったら、全く違う人生を歩んでいたんだろうなぁ」と真剣に思います。ありがとうございます、私をスカウトしてくれて。

甲斐さん:
一つだけ言ってもいい? 僕もスカウトマンって言おうとしていたの。

永野さん:
言うだろうなぁって思ったの!

北村さん:
僕ら三人は、それ(スカウトマンとの出会いで人生が変わった)はまあ...あるよね。

甲斐さん:
じゃあ、僕は、福山雅治さん。

永野さん&北村さん:
おぉー!

北村さん:
別に張り合う必要はないからね(笑)。

甲斐さん:
僕も高一の時に、原宿を歩いていたらスカウトされました。サッカー少年だったから芸能界とか興味はなかったんですが、怪しいスーツを着たオシャレなおじさんに声をかけられて...。

北村さん:
怪しいスーツを着たオシャレなおじさん? 情報量がすごすぎるよ!

甲斐さん:
名刺をもらったんですが「"アミューズ"って何?」っていう。とりあえずもらったけれど、「これはブラック企業かな?」「悪いところじゃないかな?」「夢じゃないかな?」「嘘じゃないかな?」とか思いながらとりあえず家に帰って、母親に名刺を見せたんです。そうしたら、「え?福山さん?(福山雅治さんの所属事務所は「アミューズ」)」って...。お母さんが福山さんの大ファンで、若い頃にはファンクラブに入ったり、ファンレターも送るくらい大好きだったんです。お母さんが福山さんを大好きだったから僕はここにいるんだと思います。

永野さん:
芸能界に興味はあったの?

甲斐さん:
ないです。とりあえずアミューズという会社に触れたきっかけは福山さんでした。

永野さん:
なるほど!

北村さん:
本質的に人生を変えた話だね。

甲斐さん:
僕もスカウトマンって言いたかったんだけれど...。

永野さん:
失礼しました。

北村さん:
要するに人生を変えた人はスカウトマンだよな。名刺を渡してくれた怪しいオシャレなスーツのおじさん。

永野さん:
「福山さん」って頑張ったんだよね?

甲斐さん:
頑張っちゃいました。今、ずっと考えていた。「どうしよう」って。

MC:そんな三人を演出した月川監督から見て、それぞれ三人の印象を教えていただけますか?

月川監督:
芽郁ちゃんはとにかく集中力がすごいですね。本番直前までは"普通の永野芽郁"でいるんだけれど、「よーい、スタート!」と言った瞬間からは"渡良瀬まみず"の人生を生き始めるんです。今回、とにかく新鮮なお芝居を撮りたいと思っていたんです。そういうお芝居を毎回、目の前で見せてくれました。それを、匠海くんという"受けの天才"が、うまく受けてお芝居していくんです。匠海くんとは「君の膵臓をたべたい」に続いて映画は二本目で、その時も繊細な目の動きなんかで、スクリーンで観てなお良いという芝居をしてくれました。今回もそこは信頼して、託していました。甲斐くんは今回、ご一緒するのは初めてで、オーディションのような面談をしました。「この人はまだどっちに転がるかわからない」というワクワク感がありました。この二人と仕事をしてすごく刺激をもらっただろうなと思います。クランクインした時とクランクアップした時ではまるで変わっていましたから。今後、まだまだ面白くなる人だと思っています。

甲斐さん:
同世代だし、これから上に上がっていく人たちなので、この二人と共演できて本当に良かったなと思っています。

北村さん:
もうチームスターダスト(永野さんと北村さんと月川監督の所属事務所は「スターダストプロモーション」)って感じになっちゃっていますが(笑)...月川さんと初めてお会いしたのは中学一年の時でした。今となっては絶大な信頼を置いているし、僕らの話も聞いてくださるし、かつ月川さんも意思をちゃんと伝えてくださいます。今回は特に一発で撮るとか、流れの中で一気に撮ることが多かったので、僕も芽郁ちゃんも翔真も楽しく、そして、やりやすかったです。月川さんの現場以上に、終わるのが嫌になる現場ってないですね。ロスになっちゃいますね。月川ロスに。ね?

永野さん:
うん。本当に観ていただいたので分かると思うんですが、もともと、月川さんが持たれている雰囲気が柔らかいので、その世界にチームのみんなが引っ張られて、さりげなく背中を押されて、自信を持ちながらお芝居が毎日できるんです。これ以上幸せな時間はないだろうなって、いつも思っていました。

MC:またぜひこのメンバーでの映画を楽しみにしています。

永野さん:
えー、もうこのメンバーでは"ない"でしょう。絶対ないじゃん。

北村さん:
あなたは、そうやって現実的なこと言うの良くないから(苦笑)!

永野さん:
絶対ないじゃん。

北村さん:
あるかもしれないでしょ。10年先とか分からないじゃん。

永野さん:
10年先はあるかも。ごめん、ごめん!

MC:ではそろそろフォトセッションに...

北村さん:
あの、ちょっといいですか? 僕...今日、あなたに手紙を書いてきました。

永野さん:
えー嘘? いやだ、そういうの。

北村さん:
僕もこういうのは初めてですが...。

永野さん:
どっちかというと書くのは私じゃないの?

北村さん:
でも、どっちかというと僕のほうが女々しいしね。

永野さん:
(北村さんが手紙を書いたことを)スタッフさんたちは知っていたんですか?(永野さんの問いかけにスタッフはうなずく) あっ、うなずいている。ムカつく! えー? どうしよう! 甲斐くん、どうする?

甲斐さん:
なんでだよ。僕も知っていたよ。

永野さん:
え? 知っていたの? やだー!!

北村さん:
はいはい、もう静かにして。そんな感じで来られたら「気楽に聞いて」しか言えねぇよ!

永野さん:
泣いちゃう。もう泣いちゃう。

北村さん:
ちゃんと昨日の夜に長々と書いてきたんだから。

永野さん:
昨日の夜、書いたの? 月川さん、どうしよう? え―、どうしよう、どうしよう、ウルウルしちゃう...助けて!

北村さん:
初めての経験なので長々と書きました。

月川監督が北村くんのマイクを持って差出しながら、北村くんが永野さんに手紙を読みます。

【北村さんから永野さんへの手紙】

永野芽郁さんへ。

今回、共演させていただいてとてもびっくりしました。ハツラツとして見えるけれど、俯瞰で自分のことを見ているし、悩むし、考えるし、それでいてすごい決断力で前に突き進んでいく。純粋にこの人はすごいなと思いました。そして、ハードなスケジュールが続いてボロボロな僕を見て何も言わずに大量のエナジードリンクをくれたり、僕の気持ちをサラッと代弁してくれたり、本当に男気があるよね。とにかく、相手の気持ちを汲み取ったり、読み取ったりして、自分のことは二の次で生きている芽郁ちゃんにとって、心のよりどころがこの作品だったり、現場の空気感、僕や監督を含めた「君月」チームであったら嬉しいと思います。

あなたを尊敬しています。常にどっしりと構えて、そしていつも変わらない芽郁ちゃんにいろんなことを学んでいます。こんなことを言われても、きっと芽郁ちゃんは、何食わぬ普通の顔で「はいはい、ありがとう」と聞いているだろうし...これはつまらないのでやめます。

「君は月夜に光り輝く」の現場では本当に太陽のようでした。僕は月で、芽郁ちゃんがいれば空気が変わるし、笑顔が溢れたり、涙が溢れたり、全部を感じさせてくれたのは他でもないあなたです。

カメラマンの柳田さんが泣きながらカメラを回していたのも、監督が泣きながらカットをかけたのも、スタイリストの望月さん、メイクの百瀬さん、キャスト回りを担当してくださった花本さんや、他のスタッフさん全員、永野芽郁の表現力に脱帽していました。もちろん僕も「ありがとう」と思っています。本当にありがとう。至極大人な考え方と人間性を持っているのにまだ19歳、さらに人を魅了する女優になっていくのが楽しみで仕方ありません。

また映画をやろうね。

それでは北村匠海でした。

手紙の途中で涙がこらえきれなくなり、泣き顔を手で隠してしまう永野さん。

永野さん:
もうヤダヤダ! 泣いている顔を撮られるのは本当に嫌なの! 

北村さんから、菜の花の花束を永野さんにプレゼントされると、花束で顔を隠しながら。

永野さん:
本当にこのままやるの? 顔がひどいのに。

北村さん:
仕方ない、もう泣いちゃったんだから。横で僕は、汗だくだから大丈夫。

永野さん:
汗の方がいいよ。

北村さん:
僕、ハンカチ持っているわ。これ、いる?

永野さん:
ハンカチちょうだい。ありがとう!

北村さんはジャケットからハンカチを取り出して永野さんに手渡す。

甲斐さん:
イケメンかよ!

北村さん:
ちょっと軽い気持ちで最終日に「手紙書くわ」って言っていたんですけどね。

永野さん:
あっ! 言ってた!

北村さん:
本当に書きました。

永野さん:
名前を出してくれた時にみんなの顔がポンポンって浮かんで「また会いたいな」ってなりました。

北村さん:
この花は菜の花なんですけど、花言葉が「小さな幸せ」。まみずにピッタリだなと思ってスタッフさん全員と考えました。小さな幸せを大切にしてください。

永野さん:
ホントにヤバい! ずっと泣ける!

北村さん:
仕事も忙しいと思うけれど、小さな幸せを大事にしてください。...あの、僕からお客さんに代行をお願いしていたと思うんですが、準備はよろしいでしょうか?

永野さん:
え? え、え? ちょっと何? 本当に聞いてないんだけれど。泣くって分かっているんだから言ってよ! 

北村さん:
準備OKですか? お願いします!

お客様がサイリウムを振り、客席が黄色く光り輝く。

永野さん:
キレイ!

北村さん:
これを皆さんに「代行」をお願いしていたの。

永野さん:
え? どういうこと? 代行? どういうこと? ごめん、いま脳内が停止しているの。

北村さん:
もう停止したままでいいです(笑)。皆さんの気持ちということです。

永野さん:
忘れないな、この光景はずっと...。あ、花束と一緒だ!

北村さん:
「君月」の色だからね。

永野さん:
あ、そうか!

MC:会場を光り輝かせたということで...。

永野さん:
ああ! そういうことか! ありがとうございます。いやぁ、なんかちょっと今、よく分からないですが、なんだかとても温かい気持ちです。今日寝られるかなぁ...って感じです。...そういう同じような気持ちに映画もなっているので、同じような気持ちをもらえたなって幸せな気持ちでいっぱいです。私も手紙、書いてくればよかった!

北村さん:
いいよいらないよ。これ(手紙)いる?

永野さん:
いるいるいるいる! 額に入れるよ! ありがとうございます。

北村さん:
本当に? 三枚あるよ(笑)?

永野さんは北村さんに促されて一旦ステージから退場する。

MC:北村さんはお手紙を書くのはいかがでしたか?

北村さん:
いや、なんか久々に字を書いたなって気がします。何回も間違えて、書き直しました。いいですね手紙は、残るし。いろいろ思い出しましたよ。

北村さんは甲斐さんの横に並びながら。

北村さん:
(甲斐さんに)僕らは同い年だよね? 同い年なんですよ、僕たち。

甲斐さん:
同い年です。

北村さん:
こんなにも身長が違うのかと...。僕もそこまで身長が低いキャラではやってないんですけれどね。

甲斐さん:
低くはないでしょ。

MC:甲斐さんは、北村さんと共演されていかがでしたか?

甲斐さん:
そうですね。男前なんですよ。重要なシーンでもそっと僕の横にいてくれる。今の手紙の言葉選びもセンスがすごい。泣くわ! 素晴らしかったです。

北村さん:
時間がかかりましたね。あんまり「ありきたり」というものが好きじゃなくて、言葉も大事に選びたいなと思ったし。翔真もそうだし、この現場の人たちとは、不思議といろいろ話せるんですよね。そういういろんな思い出が...監督とみんなでご飯に行った日もあったし、そういう撮影の日々を思い出しながら書きました。

ここで、永野さんがステージに戻ってくる。

MC:最後に北村さん、永野さんからメッセージをお願いいたします。

北村さん:
僕の中でも、また大切な映画が一つできました。それが月川さんと撮ったものであり、永野芽郁ちゃんと撮ったものであり、甲斐翔真くんと一緒に撮ったものであることが何より幸せです。そして、こうしてたくさんの人が今日、来てくださったことも幸せです。明日からも上映が続きますので、少しでもこの映画がいいな、とか明日が楽しみだなと思っていただけたら、周りの友達に言っていただけると、この先もこの映画はどんどん輝き続けると思います。僕も自分の映画ですが観に来たいと思います。今日はありがとうございました。

永野さん:
なんか、泣いたからすっきりしているんですが、この映画を観て終わった時に、きっと皆さん、悲しい気持ちになっていないと思うんです。私も初めて観た時も、撮っている時も、悲しい気持ちよりも、嬉しい気持ちの方が強かったです。「余命ゼロ」だから悲しいみたいな映画にはしたくないと勝手に思っていたけれど、自分が作るというよりも、「スタッフさんたちとこの映画を作るんだ!」「命が輝く映画を作るんだ!」と思って作りました。こうしてスクリーンを通じて、たくさんの私たちの愛が伝わったのではないかと思います。温かい、涙があふれる映画を作れたと思っています。今日でもう、みんなとここに立つことがないのが寂しいですが、また10年後にみんなで一緒に作れるように...。

北村さん:
アクション映画でも作りましょう。

永野さん:
アクションやろっか! みんなでアクション映画を作りますので、その機会ができるように「君月」を広めてくださればと思います。今日は初日という大事な時間に来てくださってありがとうございました。

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