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バレンタイン直前!広瀬アリスの心をつかむのは誰?
「映画ドラえもん のび太の月面探査記」完成披露試写会

2019年02月11日

「映画ドラえもん のび太の月面探査記」完成披露試写会

<前列左から、高橋茂雄さん、中岡創一さん、辻村深月さん、ドラえもん、広瀬アリスさん、柳楽優弥さん、八鍬新之介監督、
後列左から、しずか、のび太、ジャイアン、スネ夫>


直木賞作家の辻村深月さんが脚本を担当する、"月"をテーマにした「映画ドラえもん」シリーズ39作目の最新作「映画ドラえもん のび太の月面探査記(げつめんたんさき)」は3月1日より公開になります。本作で描くのは、のび太たちが謎の転校生のルカとまだ見ぬ月の世界を舞台にした冒険物語です。 このほど同作が完成し2月11日、東京国際フォーラムにて完成披露を行いました。辻村深月さん、ゲスト声優の広瀬アリスさん、ロッチ・中岡創一さん、サバンナ・高橋茂雄さん、柳楽優弥さん、八鍬新之介監督が揃いました。バレンタインデー直前ということもあり、共演陣が広瀬さんにチョコレートをリクエストする一幕も。果たして広瀬さんの答えは? 熱気にあふれたイベントの模様を詳しくレポートします。


会場の子どもたちのかけ声で、ドラえもんたちが登場!

ドラえもんたち:
はーい!

ドラえもん:
今日は僕たちの映画を観に来てくれてどうもありがとう!  僕、ドラえもんです。

のび太:
野比のび太です!

しずか:
源静香です。

ジャイアン:
オレ様はジャイアンこと剛田武だ!

スネ夫:
骨川スネ夫でーす!

MC:ドラえもん、みんなの胸にバッジがついているよね?

のび太:
えへへ! カッコいいでしょう。

のび太くんたちは「どうだ!」とポーズをして、バッジを会場のみんなに自慢し始めます。

ドラえもん:
これはね、"異説クラブメンバーズバッジ"と言うのです。「異説」というのは、世の中で当たり前とされている考えとは別の考えのことだよ。バッジをつけたメンバーは、異説の世界を一緒に体験できるんだ。例えば、「地球は丸くない。平らな地面がどこまでも続いている」とかね。

のび太:
ねぇねぇ、みんなは「月にウサギが住んでいる」っていう話を聞いたことがある? 

会場からは「あるー!」などの元気な声があがる。

のび太:
じゃあ、「聞いたことがある!」って子は手を挙げて!

MC:みんな手を挙げてくれたけれど、スネ夫くんは、「月にウサギが住んでいる」と思う?

スネ夫:
月には水も空気もないから、ウサギどころかいきものも住めないのに、のび太がクラスのみんなの前で「月にウサギが住んでいる」なんて言った時は大笑いだったよ(笑)!

ジャイアン:
「月にウサギがいる」なんて信じているところが、のび太らしいぜ(笑)

しずか:
もし、月にウサギがいたらロマンチックで素敵じゃない?

ドラえもん:
昔は、月の裏側には何があるか分からなかったから、月の裏側には"いきもの"が住んでいると考える人もたくさんいたんだよ。そこで、この(ひみつ道具)"異説クラブメンバーズバッジ"を使って、月の裏側にウサギ王国を作ることにしたんだ。

のび太:
このバッジのおかげで、月の裏側には空気があって、"いきもの"が住めるようになったんだよ。ドラえもんのひみつ道具の"動物粘土"で作った月のウサギに"ムービット"って名前をつけたんだ。彼らに家の作り方や火の起こし方を教えたら、とっても立派なウサギ王国が完成したよ!

スネ夫:
やっぱりドラえもんのひみつ道具のおかげじゃないか!

ジャイアン:
スネ夫、お前はまだ「月にウサギはいない」と言うつもりか?

スネ夫:
いやいや、そんなことはないよ、ジャイアン。...そういえば、メガネとドジなところがのび太にそっくりな「ノビット」っていうウサギもいたね。

しずか:
ウサギ王国では、たくさんのムービットたちが歓迎してくれて嬉しかったわ。

ジャイアン:
それからよー、オレたちの学校に転校してきたルカってやつが「(月に)一緒に行きたい!」って言うから、異説クラブの仲間に入れてやったんだよなぁ?

しずか:
そうそう。不思議な雰囲気の男の子なんだけれど、ウサギ王国で一緒にお餅を食べたりダンスをして遊んだり、あっという間に仲良くなったわ。

MC: それは楽しそうなお話だね。みんなから月で仲良くなったお友だちの話もありましたが、実は今日はさらに素敵なゲストが来てくれているんだよね、ドラえもん?

ドラえもん:
そうなんです!

ゲストの皆さんが登場!

辻村深月さん(脚本)

来月公開になる「映画ドラえもん のび太の月面探査記」でお話の基礎になる脚本を書きました。今日は皆さん、ドラえもんたちとの月の冒険にようこそいらっしゃいました。
八鍬新之介監督

皆さん、本日はようこそいらっしゃいました。今年2019年は、アポロ11号が月面に着陸してからちょうど50年のメモリアルイヤーです。そして、1969年はもう一つ、とても重要なことがありました。それは「ドラえもん」の連載が開始された年です! きっとこれは偶然ではなくて、月面着陸を見た藤子・F・不二雄先生が、想像力を刺激されて「ドラえもん」を思いついたんじゃないかな? と勝手に思っております。そんな"月"を舞台に、ドラえもんたちの冒険の映画を作ることができて、大変嬉しく思っています。今日は最後まで楽しんでいってください。
広瀬アリスさん(ルナ役)

今、すごく緊張しています。...皆さんに早く観ていただきたいなと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
柳楽優弥さん(ゴダート役)

子供の頃から大好きな「ドラえもん」に参加できて本当に光栄です。

ドラえもん:
ありがとう!

ロッチ・中岡創一さん(キャンサー役)

普段は体を張って「痛い」だの「冷たい」だのやっていますが、今回はドラえもんの声優として、敵役で頑張りました。

会場から、中岡さんへの指笛が聞こえる。

高橋さん:
(鳴らしたのは中岡さんの)ご両親でしょうか?

中岡さん:
...違います。

サバンナ・高橋茂雄さん(クラブ役)

中岡と一緒に、のび太たちと戦う、敵の役をやりました。僕は、本当にドラえもんが大好きで、本当に面白い作品になっています。大ファンとして作品に関われて光栄だと思っています。

MC:完成した映画をご覧になって皆さんはどうお感じになったのでしょうか?

辻村さん:
自分で書いたお話なのですが、とってもワクワクドキドキして、この先どうなるかが気になりました。今日は、みんなはお父さん、お母さんと来てくれていると思うのですが、みんなのお父さん、お母さんは、多分私と同じぐらいの歳ですから、小さい頃はおじいちゃん、おばあちゃんに「ドラえもん」の映画に連れて来てもらっていたと思います。だから、お父さんもお母さんもドラえもんが大好きです。映画を観終えた後に、どんなふうに思ったかお父さんやお母さんと話してもらえる映画になっていると思っています。

八鍬監督:
先日完成しました。自分で作ったのですが、お客さんとして観ると、爽快なハッピーエンドというわけでもなく、涙のお別れというわけでもありません。この後、観ていただければ、その意味が分かると思いますが、不思議な後味の映画になっていますが、満足しております。

広瀬さん:
めちゃめちゃ面白いと思います! 観た時に私はちょっと「うるっ」とするところもありましたし、ゲラゲラと笑うところもありました。そして、観終わった時に「ドラえもんが大好きだなぁ」と思える映画になっていると思います。早く観てもらいたいです!

柳楽さん:
「ドラえもん」の映画は毎回楽しみにしているんですが、今回は友情が描かれているので、大好きです! (会場に向かって)楽しみにしていてください!

中岡さん:
僕の(声をあてた)ところは、どう思ってもらえるのかなと思いました。(会場を見渡して)僕も小さい頃、こうして親に連れて来てもらって映画を観ていたな、と思いました。みんながどんな感想を言ってくれるのかが楽しみです。映画は心から楽しみました。面白いですし、友情も描かれます。いろいろな要素を自然と教えてもらえる、いい映画だと思いました。

MC:そしてコンビを組むのは高橋さんですが、共演されていかがでしたか?

高橋さん:
普段は八木さんと言う相方がいるんですが、正直中岡さんとのコンビのほうがいいなと思いました(笑)。クラブとキャンサーで営業に回りたいです。

中岡さん:
ありがとうございます。

MC:高橋さんは、今回でドラえもん三作目になりました。

高橋さん:
今まで声で出演している「ドラえもん」も、声で出演していない「ドラえもん」も全部観ています。去年の作品もめちゃくちゃ面白かったので、「さぁ今年どうだ?」と思いながら観たら、本当にめちゃくちゃ良かったです。この作品に関われて最高だと思っています。 ストーリーは、ルカくんという転校生が来るところから始まっていくんですが、クラスに転校生が来た時のドキドキ感や、「どんなやつなんだろう」と思いながら一緒に出かける時の気持ちが思い出せるので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。

MC:辻村さん、今回「映画ドラえもん」として、初めて月が舞台になります。なぜ月を舞台にされたのでしょうか? また、初めて映像作品の脚本に参加して楽しかった点、苦労された点をお話しいただけますか。

辻村さん:
舞台を月にしたのは、みんなが知っている不思議な場所に、ドラえもんたち五人と冒険に行きたいと思ったからです。ドラえもんたちは、毎年映画ではあちこちに冒険に行っているので、もう冒険に行っていないところがほとんどないんです(笑)。その中で、奇跡的に地球と一番近い星である"月"にはまだ冒険に行っていないということがわかりました。月は、すごく身近で毎日見上げている場所ですが、行こうと思うと遠いんですよね。でも、観測も進んでいるので、分かっていることも多い場所なんです。そんな月を舞台に物語を作るのは、やっぱり大変でした。でも、八鍬監督と一緒に「ドラえもんたち五人に月の世界を思い切り楽しんでもらいたい」、観てもらう人にも「ドラえもんたちと一緒に月で冒険しているような気持ちになってもらいたい」ということで、冒険の舞台を"月"にしました。脚本を書いてみたら、脚本はドラえもんのひみつ道具のようなものだなあと思いました。「ドラえもんがこんなふうにしゃべった」と書くと、その通りにドラえもんがしゃべってくれるし、「のび太が転んだ」と書くとのび太が転んでくれるんです。私も「ドラえもん」が大好きだったので、まるで魔法みたいだなと思いました。書きながら大変なこともありましたが、書き終えた今はもう楽しいことしか覚えていないです。皆さんに観ていただいた後の感想を知るのも、とても楽しみです。

MC:八鍬監督、今回は辻村さんの脚本を映像化していくにあたって、辻村さんとはどのようなやりとりをされたのでしょうか。

八鍬監督:
ドラえもんということで、今回はちょっと不思議なSFの話です。毎年そうなのですが、今年はプラスして、いわゆる「ハードSF」と呼ばれる舞台も登場します。その両方を最後どうやって一つにまとめていくのかを辻村先生と話し合って進めました。辻村先生はもともとミステリー作家の方なので、巧妙な伏線を張られていて最後にそれを見事に回収するところが素晴らしいと思いました。

MC:お二人は同世代でもありますし、お二人とも藤子・F・不二雄先生の作品を観て育ったかと思いますので、作り上げていく楽しさもあったのでは?

八鍬監督:
失礼ながら友だちのような感じで...。

辻村さん:
友だちですよ!

八鍬監督:
いろいろな話をできて、とても楽しかったです。

ここからは、ドラえもんたちからゲストへの質問タイム。ドラえもんたちが一斉に手を挙げています。

ドラえもん:
じゃあ、僕から。広瀬アリスさんに質問していいですか? 僕にはドラミっていう妹がいます。普段は仲良しですが、たまにケンカしちゃいます。広瀬さんにも兄妹がいて、とっても仲良しだって聞いたんですが仲良しの秘訣はありますか?

広瀬さん:
何だろうな...私もたくさんケンカしますよ。「なんで(TVを)録画していないの?」とか(笑)。秘訣はケンカを長く続けないことかな。言いたいことを言って、スパッと終わらせる。そしたら、仲良しです。

ドラえもん:
今度、ドラミに言っておきます! ありがとうございます。

MC:次の質問は?

のび太:
僕は柳楽さんに質問したいと思います。 柳楽さんは僕たちの映画を毎年観てくれているみたいなんですが、もしドラえもんと僕たちと一緒に大冒険に出かけるとしたら、どんなところに行きたいですか?

柳楽さん:
月の冒険に行きたいです! 一緒に月面を歩きたいので、今度連れて行ってください。

ドラえもん:
いいよ、いいよ。一緒に行こうよ!

ジャイアン:
中岡さんは、ドラえもんやのび太と一緒にアメリカのNASA(アメリカ航空宇宙局)に見学に行ったそうですが、何が一番印象に残っていますか?

中岡さん:
ロケットや隕石があって、すごいなぁと思いました。それから、ロケの日が僕の誕生日だったので、ドラえもんとのび太くんに祝ってもらいました。ケーキをもらって、日本全国からうらやましいと思われているはずなので申し訳ないです。でも、ドラえもんとのび太くんはテレビ界の先輩ですから、最初は僕が敬語で話していたので、ぎこちない感じでした。

高橋さん:
テレビ界の先輩って(笑)。ドラえもん師匠ってこと?

中岡さん:
そう! でも、段々とフランクに話せるようになり、一緒に写真を撮ってもらって、ケーキで誕生日をお祝いまでしてもらって...それが一番嬉しかったです。忘れられないです!

MC:しずかちゃんも、NASAの見学はうらやましいでしょ?

しずか:
うらやましい! 私もロケット、見てみたかったわ。

スネ夫:
そうだそうだ! のび太ばっかり、ずるいぞ。

ドラえもん:
ごめん、ごめん。じゃあさ、今度またみんなで、どこでもドアで行こうね。

のび太たち:
わーい!

しずか:
ドラちゃんのひみつ道具"異説クラブメンバーズバッジ"は、異説の世界を体験できる道具ですが、高橋さんは実現してみたい異説の世界はありますか?

高橋さん:
信じてくれないかもしれないけれど、昔、大阪の街のロケで出会ったおじさんが「おれは池の中に二年間いた」と話されたんです。「酸素はどうしたのか」と尋ねたら、真剣な顔で「オナラを吸っていた」って答えたんですよ。だから、異説クラブメンバーズバッジで、その池の中に住むおじさんに会いに行きたいです。

のび太:
僕も会いたい!

しずか:
私もバッジつけたい!

スネ夫:
最後に、広瀬さんにどうしても聞きたいことがあります! もうすぐバレンタインデーってことで広瀬さんがこの中でチョコレートを渡すとしたら誰に渡したいですか?

男性陣が急に広瀬さんにアピール合戦を始める。

ジャイアン:
誰よりも男らしいオレ様だろうな!

のび太:
いやいやいや。僕だってお昼寝とあやとりなら誰にも負けないぞ!

高橋さん:
僕ら(ご自身と中岡さんは)スネ夫とジャイアンには勝っているでしょう!...と思ったら、ジャイアンが突進してきた!

中岡さん:
そういうのはナシよ。

MC:それでは広瀬さん、誰にチョコレートを渡したいですか?

広瀬さん:
みんな!です。もらえない人がいたらかわいそう。

高橋さん:
意外な答えでリアクションに困る...。

スネ夫:
僕ちゃんだけじゃ、ないのか...。

ドラえもん:
さすが、広瀬さん!

MC:最後にドラえもんからご挨拶をお願いします。

ドラえもん:
はーい! 今日はみんな寒い中、来てくれてどうもありがとう。映画「ドラえもん」をゆっくり楽しんでいってね。ありがとうございました!

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