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シリーズ39作目の豪華スタッフ&キャストを一斉発表!
直木賞作家・辻村深月初の映画脚本はドラえもん!
「映画ドラえもん のび太の月面探査記」製作発表会見

2018年10月15日

「映画ドラえもん のび太の月面探査記」製作発表会見

<後列左から、平井大さん、高橋茂雄さん、中岡創一さん、かかずゆみさん、大原めぐみさん、木村昴さん、関智一さん、
前列左から、吉田鋼太郎さん、柳楽優弥さん、広瀬アリスさん、うさ耳ドラえもん、辻村深月さんとムービット、
水田わさびさん、八鍬新之介監督>


「月」をテーマにした「映画ドラえもん」シリーズ39作目の最新作「映画ドラえもん のび太の月面探査記(げつめんたんさき)」の製作発表会見をザ・リッツ・カールトン東京にて行い、主要スタッフ&キャストを一挙に発表しました。2019年3月1日より公開の本作で描く冒険は、のび太たちが謎の転校生のルカとまだ見ぬ世界へ。そして、月に隠された伝説が真実になる物語です。
この日の会見には、脚本を担当する直木賞作家の辻村深月さん、八鍬新之介監督、シンエイ動画の梅沢道彦社長、そしてレギュラー声優の水田わさびさん、大原めぐみさん、かかずゆみさん、木村昴さん、関智一さん、そしてゲスト声優の広瀬アリスさん、ロッチの中岡創一さん、サバンナの高橋茂雄さん、柳楽優弥さん、吉田鋼太郎さん、主題歌の平井大さんが出席しました。声優陣は和装で、広瀬さんはかぐや姫を彷彿とする十二単で登場し、お月見をテーマとしたステージにてそれぞれの「ドラえもん」愛を語りました。その模様を詳しくレポートします。


ドラえもん:
皆さん、本日は僕たちの映画の発表会にこ~んなにもたくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございます! まずは左右のモニターをご覧ください。では、記者会見、スタート!

スペシャル映像が流れる。
https://youtu.be/EQRFDvJmxWY


スタッフとキャストが登場。

梅澤道彦さん(シンエイ動画代表取締役社長)

本作の製作者代表として、一言ご挨拶いたします。ご承知の通り、「ドラえもん」は藤子・F・不二雄先生の代表作でございます。先ほどの特別映像にもありましたが、この素晴らしい原作を私たちは1980年から38作品、映画として制作し世界中に送り届けてまいりました。初期は先生の長編漫画を映像化することで映画化をしていました。1990年に先生がお亡くなりになり、その後は原作のリメイク、オリジナルといろいろなトライを重ねて参りました。ここ二年はオリジナル作品で、「のび太の宝島」は大ヒットしました。ありがとうございました。そして、来年の「のび太の月面探査記」もオリジナル作品でございます。その脚本を直木賞作家の辻村深月先生にお願いいたしました。辻村先生は、今年「本屋大賞」を受賞された一番旬の作家ということで、ぜひ脚本をお願いしたいと考えた次第でございます。辻村先生は大変ドラえもん愛に溢れております。日ごろの先生の言葉に、藤子プロの尾崎プロデューサーが感銘を受け、長い間先生に交渉を重ねて、今回に結びつきました。この素晴らしい脚本を映像化するのが八鍬新之介監督です。八鍬監督は、ドラえもん映画三作目です。この素晴らしい脚本を素晴らしい映画に仕上げてくれると思っております。主題歌は平井大さんのバラード。そして、作画に魂を込めるのは、2005年よりドラえもんファミリーのレギュラー声優陣。それに加えましてゲスト声優として、広瀬アリスさん、中岡創一さん、高橋茂雄さん、柳楽優弥さん、吉田鋼太郎さんという本当に素晴らしいスタッフとキャストが揃いました。高橋さんは三年連続のゲストということで、もしかしたらドラえもんファミリーの一員かもしれません。映画の内容については、辻村先生をはじめとするドラえもんファミリーに説明をしてもらいます。
最後に、これからも世界中の子供たちに夢・希望・友情を伝えられる映画をずっと続けていきたいと思っております。
辻村深月さん(脚本)

梅澤社長からご紹介がありましたが、実は2005年から藤子プロさんより「(映画ドラえもんの)脚本、どうでしょう?」というお話があり、その時はお断りをしました。その理由は、私は誰よりもドラえもんのファンだと思っていますので、「一生ファンでいたい」との思いから、作る側になるのはおこがましいと考えたからです。その後、藤子プロさんたちが今まで作られた映画のスタッフであるシンエイ動画の方々や藤子先生のご家族とお会いする機会を何度もいただきました。お話をするなかで、二つ分かったことがありました。一つ目は、藤子先生は私にとって雲の上の存在ですが、先生はきちんとそこにいらっしゃって、先生の情熱がドラえもんを描いていたということを、ご家族や一緒にお仕事をされた方たちのお話で感じることができました。そしてもう一つは、1980年に最初のドラえもん映画が作られ、同じ年に生まれた私と映画ドラえもんは同じ年だということです。ファンとして、毎年春にドラえもん映画を観に行くのが当たり前の日常でしたし、春のドラえもん映画は日本の風物詩だと思ってきました。ですが、藤子先生がいらっしゃらなくなった後も、映画を送り出し続けている。それは当たり前ではなく、関係者の皆さんの熱い情熱により送り出しているのだと感じられました。それに気づいてから、当たり前のものとして「ファンでいさせてくれていたこと」に、ものすごく感謝を覚えました。そのタイミングで、私のところにバトンがいただけるのであれば、次の年に、さらに「次世代につなげるお手伝いができる」こんなに嬉しいことはないと思い、お引き受けいたしました。そして、脚本担当として映画作りに関わり、プレッシャーでガチガチになっている時に、藤子先生のアシスタントとして映画ドラえもんを支えてこられた、むぎわらしんたろう先生からいただいた言葉があります。「映画ドラえもんを楽しんでください! ドラえもんたち五人も新しい世界に出会えることをワクワクして待っているはずです」。それからは「藤子先生が楽しんでこられたことを、私も楽しんで書きたい」「次の世代に向けて送り出すお手伝いをしたい」と思うようになりました。それに、私の小説のすべてはドラえもんから学んだこと、ドラえもんを読む楽しさから成り立っています。子どもの頃から読んできたドラえもんが、私の血肉となって書いています。もしドラえもんがなければ、藤子先生の作品がなければ、私は今と同じ形で「小説を書いていなかった」だろうし、「作家になることもなかった」し、「物語を生むこともなかった」と考えています。私が藤子先生からいただいたものを、来年藤子先生にお返ししたいと考えています。私が楽しんで書いた脚本を、今は八鍬さんたちが楽しんで作ってくださっていると思います。その楽しさを来年の春に皆さまにお届けし、毎年ある映画ドラえもんの「当たり前の一本」として観ていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。どうぞ、よろしくお願いします。
八鍬新之介監督

今回のドラえもんは、辻村深月先生が脚本を書かれたことで、例年よりもミステリー要素が増しております。映画前半の見せ場としては「謎の転校生ルカ」彼女は一体何者なのかになります。それから主題歌は平井大さんと打ち合わせをして、映画のテーマを捉えた楽曲「THE GIFT」を作ってもらいました。この曲のイントロを聴いただけで、映画の成功が感じられました。そして普段からお世話になっているレギュラー声優陣の方々、豪華なゲスト声優の皆さんとこれから真剣勝負をします。アフレコもよろしくお願いします! 今回の作品は過去38作に負けない、それ以上のクオリティになるという手ごたえを感じていますので、ぜひ多くの人皆さんに観てもらいたいです。
水田わさびさん(ドラえもん役)

私は日ごろから常に読書をする生活を送っています。本屋大賞受賞作は必ず読むようにしています。今年は辻村深月さんの作品「かがみの孤城」をすぐに読みました。すごくハラハラする展開で、読み始めたら止まらない作品でした。読むスピードはそんなに速い方ではないですが、三日ほどで読み終えました。今回のドラえもんの脚本は早い時期に私の手元に届きました。そこには辻村深月さんのお名前が記されていて、「この前、本を読んだばかり!」と、とても興奮して脚本をすぐに読みました。さすがに電車の中では読むことは避けましたが、これまでの脚本のなかで一番速く読んだと思います。
来年の映画は「ザ・辻村深月ワールド」と「ザ・藤子・F・不二雄ワールド」が見事にコラボレーションされています。文字だけでとても興奮したので、「それが映像化されたら!」と考えました。辻村深月先生の物語に、声優として声を吹き込めるなんて、これほど嬉しいことはないです! ドラちゃんはいつも夢を叶えてくれますが、今回はとてつもなく大きな夢を叶えてくれました。ドラちゃんには感謝しかございません。明るく、元気に、ミステリアスに、頑張ってきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
大原めぐみさん(のび太役)

シナリオを読み、のび太くんたちの勇気ある行動と仲間を大切に思う気持ちに触れ、心が震えました。今からアフレコの日がとても楽しみで、すごくワクワクしています。そのワクワクした気持ちを大切にして本番も明るく、元気に、楽しく頑張りたいと思います。
かかずゆみさん(しずか役)

私は普段から夜空を眺めることが好きです。月面エックス(日本では年に数回見ることができるアルファベットの「X」のような地形が見えること)が出るある満月の時に、天体望遠鏡を覗き月を見ました。クレーターも見えて本当に感動しました。月はいつも見えているけれど、神秘的で、私たちが宇宙の一部にいることを感じた瞬間でした。そんな月がテーマの本作、私もその世界観を大事に、楽しんで演じていきたいと思います。皆さんの期待に応えられるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
木村昴さん(ジャイアン役)

どうですか? 和装、似合っていますか? ...誰も触れないから...僕は初めて着たのですごく嬉しいです!

かかずさん:
(しずかちゃんの声で)素敵よ!

水田さん:
(ドラえもんの声で)さまになっているよ!

木村さん:
僕がドラえもんに携わってから14作。こうした和装もそうですし、本当にたくさん素敵な経験をしました。ついに、月に連れて行ってもらえるそうです。新たに映画を観てくださるお子様に対してフレッシュな気持ちを忘れず、ジャイアンらしく今年も真剣に務めます。どうぞ楽しみにしてください。

関智一さん(スネ夫役)

(スネ夫の声と設定を交えて)今回も私の財力と権力を駆使してドラえもんの冒険をサポートして参りたいと思います! 14年間、すべての蓄えをこの作品に注ぎたいと思います。本日もうちのパパのホテルで...皆さんごゆっくりしていってください。(会場:大笑い)

ゲスト声優の方々と、主題歌を担当される平井さんが登場。
広瀬さんは「かぐや姫」をイメージした十二単姿で艶やかに登場。


広瀬アリスさん(ルナ役)

十二単を着たのは、人生で二回目になりますが、なかなか着る機会がないので自然と背筋が伸びます。こんな顔で「アリス」と名乗っていますが、私は日本人ですので、すごくこの時間が嬉しいです。そして、ドラえもんという誰もが知る国民的アニメーションに、声優として出演させてもらえることを本当に嬉しく思います。精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。
中岡創一さん(ロッチ/キャンサー役)

この仕事が決まってから、毎日のど飴を舐めています。素晴らしいドラえもんという作品に、微力ながら一生懸命ご協力させていただきます。よろしくお願いします。

高橋さん:
のど飴を舐め始めるの、早ない(笑)?

高橋茂雄さん(サバンナ/クラブ役)

三年連続のゲスト声優という夢のようなことをありがとうございます。最初は怪鳥ヤミテム役として、人の言葉ではない「グゲゲゲゲ」というセリフ。昨年は海賊のトマト役をやらせてもらいました。まさか「今年も!」とは夢にも思っていませんでした。でも、思い返すと去年「のび太の宝島」の完成披露の時に、僕が「来年も出たいです!」と言ったら、スネ夫が「おっし! 僕がパパに言っておいてやるよ」と...。

関さん:
(スネ夫の声で)パパにちゃんと言っておきました(笑)!

高橋さん:
...そのおかげで出られるのかな(笑)? また、こうしてドラえもんファミリーの皆さんとご一緒できて嬉しく思います。

柳楽優弥さん(ゴダート役)

ちょうど妻と娘と一緒に「藤子・F・不二雄ミュージアム」を訪れているときに、ゲスト声優の話を聞きました。子供の時からドラえもんを観て育ってきたと言っても過言ではないので、今回しっかりやらせていただきます!
吉田鋼太郎さん(ディアボロ役)

僕はドラえもんの登場人物になれるとは思っていませんでした。大変嬉しく思っております。うちの奥さんに姪がおりまして、小学校の六年生、三年生、一年生なんですが、「今度ドラえもんの声をやるよ」と伝えたら、とても喜んでくれたので姪っこたちのためにも頑張ります!
平井 大さん(主題歌)

「月」といいますと、僕も夜空を見上げて月を見るときにすごくロマンを感じます。ワクワクもしますし、ちょっとセクシーにも感じますね。そんな月が舞台のこの作品ですが、どれだけ手を伸ばしても届かない場所にあるのは、すごくもどかしい気持ちになり、逆に愛しい気持ちにもなります。そういう気持ちをこの主題歌で表現しています。ぜひこの曲を愛していただければと思います。

テーマの「月」にちなみ、うさぎの耳をつけた、"うさ耳ドラ"と一緒に記念の写真を撮影。

MC:辻村深月さん、映画の脚本だけではなく、小説「のび太の月面探査記」を発表されると伺いました。

辻村さん:
そうなんです! 小説でもこのお話を書きました。「ドラえもん」はやっぱり圧倒的に漫画で読むと面白く、そしてアニメで観て楽しいものです。ですから「私が小説を書く意味があるのかな?」というところからスタートしました。小説を書くと、今まで自分も野比家に一緒にいる気持ちでドラえもんを観ていたことに気づきました。ですので、小説は野比家に入り込んだ気持ちで書きました。映画の脚本は、監督の八鍬さんに助けてもらいながら書きました。私は、ドラえもん映画のなかでも、八鍬監督の「新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~」「新・のび太の日本誕生」が大好きなので、八鍬さんと一緒に作り上げ、すごく大事に書きました。

MC:これまで、ご自身の作品の中でもドラえもんに対する愛がオマージュとして捧げられていたかと思います。実際に書かれているときはどのように感じられたのでしょうか。

辻村さん:
私にとっては聖書の続きを書くような気持ちでした。皆様がつないできたものをすべて原作で読むことができたので、今年の映画も藤子先生が書いたお話の続きだと捉えると、背筋が伸びる思いでした。

MC:生みの苦しみを感じることはありましたか。

辻村さん:
私の小説にはアクションシーンがないので、「どうしたらいいのだろう」と思うことはありました。そういう時は私の子供たちが毎週金曜日に楽しみに観ている(テレビアニメの)ドラえもんを一緒に観ました。声優さんたちの声の伸びやかさや画の動きを観てイメージの助けにしました。ですから、声優の皆さんと今日お会いできて嬉しいです。

MC:声優陣を代表して、水田さんにお話を伺います。本作の意気込みをお願いします。

水田さん:
ドラえもんは、テレビシリーズや映画、おもちゃやゲーム、着ぐるみとその声などいろいろありますが、私は全て平等にいつも全力で挑んでいます。ですから本作もいつもと同じように演じたいと思います。

MC:作品にはドキドキワクワクされましたか?

水田さん:
(テンションを上げて)ほんっとに、マジでヤバイですよ!(会場:笑)「止まらない面白さの辻村先生の作品と藤子・F・不二雄先生の作品のコラボは、こういうことになるのか!」と震えが止まらないと思います。私は超食いしん坊ですが、本作の脚本を読んだ時にはどら焼きも喉を通らなくなるぐらいで...すごかったです! ですよね、監督?

八鍬監督:
はい!

水田さん:
監督が言っているので間違いないです!

MC:高橋さんは芸能界一のドラえもん通と言っても過言ではないと思いますが、高橋さんは辻村さんが書かれたドラえもんの物語をどう思われましたか。

高橋さん:
「ドラえもんのことが好きな辻村先生がお書きになると、こういうことになるのか!」と、ファンとしては興奮が止まらないです。(水田)わさびさんの感想こそ、真実だと思っています。去年のわさびさんのテンションもすごかったですが、今年はそれを超えてきています。今年の「のび太の宝島」を観ると、映画の最後にちょっとだけ映るひみつ道具の「異説クラブメンバーズバッジ(マイクに自分の考えを喋ると、バッジを付けた人はみんな同じ考えになるバッジ)」に「!」となっていました。「どうするの? 地底に行くの(このひみつ道具を使ってドラえもんとのび太は地底世界を作る話はある)?」「月に行くの?」という世界観はもちろん、季節が秋というのも初めてですね。それにのび太の学校に転校生がやってきて、物語のカギになるというのが斬新でワクワクします。僕のイメージではのび太の学校に転校生が来たのはのび太よりも出来の悪い多目(ため)君以来だと(笑)。そういうファン心をくすぐってくれるお話です。

MC:「芸能界ドラえもんクイズ王」に輝いた、さすがの知識量です。

高橋さん:
ありがとうございます。(口で早押しボタンの音)ピンポン! 「お説教!」で優勝しました。問題は「"苦労みそ(舐めると何を行うにもひどく苦労するようになる味噌)"でのび太のパパ(・のび助)がやったことは?」です。

MC:広瀬さんはドラえもんに関する何か思い出はおありですか。

広瀬さん:
私も小さい頃から毎週テレビの「ドラえもん」を観ていましたし、家族で出かける時にはレンタルビデオを何本も借りていました。それに、学生の頃は眠気がすごくて、(眠る時間を確保するために)「どこでもドア」が欲しいとずっと言っていました。特に冬の寒い時期は、家と学校の往復のために本当に欲しかったです。

MC:妹(広瀬すず)さんと一緒に観ていたのですか。

広瀬さん:
観ていました。

MC:ドラえもん声優のお仕事は自慢できますね。

広瀬さん:
驚かせたくて、まだ言っていません。最近、妹の仕事はネットニュースで知るので、同じことをしようかなと思っています(笑)。

MC:中岡さんは、いろいろなロケにチャレンジされていますが、もしも月に行ったらどのようなチャレンジがしたいですか?

中岡さん:
無重力の状態で、ジャイアンとゴムパッチンですかね。あとは、のび太とちくび相撲ですかね...そんなことしか思い浮かばないです(苦笑)。

MC:ジャイアン、どうですか?

木村さん:
楽しそうですね。ゴムパッチンでしたらやります!

MC:のび太くんは、どうでしょう?

大原さん:
丁重にお断りさせていただきます。(会場:笑)

MC:柳楽さんは、先ほど「藤子・F・不二雄ミュージアム」に訪れているときに、ゲスト声優の話をお聞きになったと話をされました。

柳楽さん:
娘に「パパ、ドラえもんに出るよ!」と伝えると、新作の度に映画館に行くほどドラえもんが大好きですから大喜びしてくれました。僕自身も子どもの頃は友人と一緒に映画を観ていました。娘は(のび太の母親・野比玉子役の)三石琴乃さんのファンなのでサインのお願いをされました。父親の務めとしてそれだけは叶えたいと思います! それから、家族も楽しみにしているので、しっかり演じたいと思います。頑張ります!

MC:1970年に「ドラえもん」の連載が始まりました。吉田さんは、ちょうど小学生だと思いますが、ドラえもんや藤子先生の思い出はありますか。

吉田さん:
僕は「パーマン」が大好きで熱狂していました。普通の少年がヘルメットを被ってマントを身につけることで、空を飛び(ヒーローとして)活躍する姿に惹かれました。それと同時に「なぜそれが自分ではないのか」と歯がゆく思っていました。少年は本気でそう思うものですね。あの頃は「鉄腕アトム」や「鉄人28号」など素晴らしい作品がたくさんありました。来年還暦を迎える僕でも、のび太たちが月に行く物語を読んでワクワクしていますから、もう一度小学生の気持ちに戻って「ドラえもん」を観たくなりました。

MC:姪っこさんたちも一緒に楽しめますね。

吉田さん:
でも、何の役かはまだ言っていないです。甥っ子には「鋼太郎にいちゃん、ドラえもんに出るねんで」と伝えましたら、「何やるの? ジャイアン?」と言われました。次回はジャイアンでいかせてもらいます(笑)!

木村さん:
三代目ジャイアンですか? でも、僕は二代目としてもうちょっと頑張りたいです! もうちょっと頑張らせてください!

MC:平井さん、八鍬監督が「歌を聴いて成功間違いなし」とお話されましたが、いかがですか。

平井さん:
本当に夢みたいです。ミュージシャンをやっていてこのように夢と希望に溢れる作品に携わることは願ってないことです。今ここにいるのもちょっと夢を見ているかのような気持ちでおります。

MC:映画をご覧になったお子さんたちが(主題歌を)口ずさむようになると思いますが。

平井さん:
僕も最近練習を兼ねて、口ずさむようになってきました。ぜひ皆さんにも口ずさんでいただきたいです。

【記者からの質問】

Q:辻村先生、小学生男子に向けて見どころを教えてください。

辻村さん:
私の長男が小学一年生ですので、(脚本を)書きながら子どもが爆笑することをイメージして、そういう描写をふんだんに入れました。心がけたのは、どちらかを気に入ってもらえるような月の世界観を「二種類用意した」ことです。私が藤子先生の作品を観たときに感じた「ハードSFの側面」。実際に「月や地底に行くとこうなる」という科学を疎かにしないことですね。フォトセッションで私が手にしていた「(ピンク色のキャラクター)ムービット」はハードSFではなく、「ひみつ道具の世界観」です。そして、月は身近にあるけれどもなかなか行けない天体ですが(映画を)観終わった後に月に興味を持ってもらえたら嬉しく思います。

Q:映画オリジナルのひみつ道具はありますか?

八鍬監督:
映画オリジナルですと、これまでの「空気砲」や「ショックガン」というおなじみの道具があります。本作では、「スネ夫くんのひみつ道具」が登場します。

辻村さん:
戦う時に使うおなじみのひみつ道具「ひらり手袋」や「隠れマント」のほかに、新たに「吸い寄せ磁石」を作りました。それをスネ夫くんに使ってもらいます。

関さん:
(スネ夫の声で)ありがとうございます!

辻村さん:
骨川家の財力で、オリジナル道具の開発費を負担してもらいます(笑)。

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