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土屋太鳳、芳根京子がガチンコ三本勝負で対決!
「累 -かさね-」公開直前イベント"劣闘甲子園"

2018年08月30日

「累 -かさね-」公開直前イベント"劣闘甲子園"

<中央左から、芳根京子さん、土屋太鳳さん>


土屋太鳳×芳根京子というNHK朝ドラ主演も務めた若手屈指の演技派女優二人が、初共演にしてダブル主演を務める映画「累 -かさね-」の公開直前イベント"劣闘甲子園"が8月30日に、スペースFS汐留で行われました。女性の劣等感や嫉妬心が渦巻く衝撃のドロドロバトルにちなみ、この日は二人によるガチンコ三本勝負を繰り広げることになりました。普段は大の仲良しである土屋太鳳さん、芳根京子さんですが、この日ばかりは一触即発!? 大好きな高級焼き肉をかけて必死の勝負を繰り広げました。こちらのイベントの模様をレポートします。


土屋太鳳さん(丹沢ニナ役)

映画「累 -かさね-」の世界へようこそ! 上映後ということで緊張しております。いかがでしたでしょうか? (会場:大きな拍手)良かったです。今日は「赤い口紅の契約のもと」皆さんとすてきな時間を過ごせたらと思います。
芳根京子さん(淵 累役)

(会場を見て)こんなに観客の皆さんと近くて、なんかいいですね。楽しい時間にできればいいなと思います。
佐藤祐市監督

ついに来週公開されますが、一度観ると、またもう一度観たくなるような作品になってくれたらいいなと、心の中でひっそりと思っております。皆さんの感想なんかも本当は聞きたいんですがね。

土屋さん:
聞きたいですね。(会場の女性客から「めっちゃ良かった!」)

登壇者全員:
(笑顔で)ありがとうございます!


MC:本日ご来場いただいた方は作品をご覧になった直後でございます。今回、土屋さんと芳根さんは、一人二役、そしてお二人で一つの役を作り上げていかれたわけですが、何かお二人で話し合ったことなどはありましたか?

土屋さん:
本当に難しかったんです。上映後に、皆さんの顔を見るのはとても緊張してしまうのですが、皆さん笑顔だったので、ホッとしました。お芝居も同じで、話し合ったり、自分なりに考えたりしていくのですが、こうやってきょんちゃんと向き合う瞬間に、心が通うというか、感じるものがすごくありました。きょんちゃんのパワーはものすごく爆発力があって、それが自分の考えをはるかに超えたものなので、そのパワーに救われました。何かを一緒に話し合って、試してみるというよりは、こうやって向き合っていた時間が、累とニナの現実につながったのかなと思いました。

芳根さん:
嬉しいですね。もちろん必要な場面では話し合ったりもしました。でも、言葉だけではなく、お互いが察したり、ニナ、累のいいところを吸収しあったりして、二人で作り上げたという印象が強いですね。

MC:数々衝撃的なシーンはありましたが、特に大変だったシーンはなんですか?

土屋さん:
大変なシーンは本当にいっぱいあるのですが、ちょっと難しいなと思ったのが、入れ替わった顔が戻る時ですね。怒っていたり、ご飯を食べている最中に顔がにゃにゃにゃにゃにゃと戻るので、そこの感情がすごく難しいなと思いました。きょんちゃんがよく言うんですが、入れ替わるシーンが多いので、感情のバトンをしっかりと、その気持ちのまま渡せるように工夫をしました。

MC:芳根さんの大変だったシーンというと?

芳根さん:
どのシーンも濃いので、いろいろありましたが...。印象的なのは最後の屋上のシーンですかね。案外、風邪をひいたときくらいしか、私は声が枯れないんですよ。(会場:笑)。

佐藤監督:
枯れるじゃない(笑)。

芳根さん:
枯れる時もあります、人間ですから(笑)。でも、のどは強いので、声の使いすぎで枯れるということはあまりないんです。でもあのシーンは、生まれて初めて声の出し過ぎで声が枯れてしまいました。そのときに、いつもの自分とは違うところからエネルギーを出しているんだなと身体で実感したので、あのシーンはすごく印象的です。

MC:悲痛とも、なんともいえない叫びでしたからね。確かに印象的なシーンでした。では佐藤監督にもお伺いしたいと思います。

佐藤監督:
(わざと枯れた声で)はい! (会場:笑)。

MC:土屋さん、芳根さんの二人に最初にお会いした時の印象はいかがでした?

佐藤監督:
二人ともまっすぐな目をこちらに向けていたので、「生半可な気持ちではいけないな」と思いました。それ以上に、お二人から来るパワーがすごかったです。最初にこのオファーを受けるか、受けないか、お二人とも悩まれたと後から聞きました。でも、監督と会うという段階になってからは、二人からはパワーしかもらわなかったですね。「こいつらやる気だ」と、「こんなにやる気なんだ、ヤバい」と思って家に帰って泣いたもんね。(会場からの「へぇ」という声に笑いながら)泣かないです! 五十六歳はそんなことじゃ泣かないです、すみませんでした(笑)。

土屋さん:
今、ちょっと期待したんですよ。「監督、泣いてくれたんだ」って(笑)。

佐藤監督:
そこじゃ泣かないよね。

MC:実際に撮影して、映画が完成して、お二人に対する印象は変わりましたか?

佐藤監督:
現場をやりながら、昨日の夜にフジテレビ系でやっていた(「映画『累 -かさね-』公開記念 土屋太鳳×芳根京子 THE女子会」という今作品の宣伝番組)...。

芳根さん:
私たちが焼き肉を食べる姿をひたすら見せていましたね。

佐藤監督:
あの番組で芳根ちゃんが、「途中で入れ替わるけど、このシーンはずっとニナで、ここは累でずっとやってみよう」とか「次は逆にこのシーンはずっと累で、ここはニナでずっとやってみよう」ということを何度かやったという話を聞いて、確かにやったなと思いました。クランクイン前は、(劇中の)舞台の稽古も大変だったし、稽古をやりながらの撮影だったので、本編の本読みをちゃんとやった記憶がなかったんですよね。クランクイン前は僕も、「なんて言えば伝わるのかな」と思っていました。「こういう言葉はきょんちゃんには届くけれど、太鳳ちゃんにはこう言っちゃだめかな」とか、「太鳳ちゃんにはこう言った方がいいんだな」とか、「きょんちゃんにはこう言った方がいいんだな」とか、そういうことを探りながらでしたね。きょんちゃんはだいたい僕が説明をすると、「一回やってみてもいいですか」と言うんです。そんなことが、懐かしくなって...。俺も肉を食べたいなと思いながら(テレビを)見ていました。

土屋さん:
食べたいですよね(笑)。

佐藤監督:
食べたーい(笑)。そういう意味では二人とも、ものすごく前向きにこの作品に取り組んでくれたんだなと思います。僕は若い子のパワーにものすごく刺激をもらったというか、「技術で見せる」んじゃなくて、「ハートでドスンと当たってこられる」と「たとえ技術がなくても技術を凌駕しちゃう」という瞬間をお二人から見せてもらったという気がしてすごく楽しかったです。編集をしている時も、仕上げをしている時も、「皆さんが観たらどんな風に思うんだろう」ということは、ずっと思っていました。公開が近くなって、完成披露もあって、今日もこういうイベントがあって、観ていただいた皆さん一人一人に本当は感想を聞いてまわりたいです。二人が一生懸命、ひと夏頑張ったエネルギーを、一人でも多くの人に感じてもらえたら嬉しいので、どんどん口コミで広げていただけたらと思います。

MC:土屋さん、芳根さん。お二人ともこれまで数多くの作品にご出演されてきていると思いますが、今回の作品での初体験、新しい挑戦というのは何かありましたか? 

土屋さん:
新しい挑戦は...劇中劇ですね。原作を読んだ時に、「あ、劇中劇があるんだ!」と思ったのですが、台本をいただいたら、劇中劇の台本もあって...。開いたら(チェーホフの)「かもめ」の二ページ...長いセリフで...。

佐藤監督:
土屋太鳳に変わって言いますと、「セリフの量が多過ぎじゃない?」ということですよね。

土屋さん:
そうです(笑)。

佐藤監督:
台本をもらって読んで、「なるほどこういう話か」と思ったと。(土屋さんのものまねで)「じゃ劇中劇はどこをやればいいの?」と思ったと。「はい、これが劇中劇の台本です」と渡されて劇中劇の台本を見たら「セリフ多過ぎじゃない?」という(笑)。(演出家役の)横山君の前で芝居をやるシーンもセリフの量がけっこうあるからね。

土屋さん:
そうですね、しかも一連ですからね。

佐藤監督:
一息でやらないといけないからね。頑張ったよね。「頑張ったお(太鳳)!」

土屋さん:
(笑顔で)「頑張ったお!」恥ずかしいですね(会場:笑)。

MC:劇中劇も含めて、本当にたくさんの役作りをしなきゃいけなかったということですね。

土屋さん:
舞台セットが本当にリアルで、ヘアメイクと衣装もすばらしかったです。役者さんの方々も本当にすばらしかったので、安心して新しい挑戦ができたなと思います。

MC:芳根さんの新しい挑戦はいかがでしたか?

芳根さん:
やはり顔の傷ですかね。特殊メイクというものを初めて経験しました。クランクインしてから三日間くらいは傷の特殊メイクを施してもらうのにドキドキして、「痛そう! 痛そう!」と思いながら鏡をずっと見ていたんですが、四日目はすでに爆睡していました。(現場に)「おはようございます」と入ってきて(メイク中に)寝て、パッと起きたら傷があるんですよね。だから四日目くらいからは、自分の中ではすごく傷が馴染んでいました。

MC:メイクには時間がかかっているんですか?

芳根さん:
傷をつけるのが一時間くらいで、メイクとウィッグもあるので全部で二時間くらいですね。

MC:本作は、累とニナのドロドロバトルがテーマということで、本日のイベントは、「公開直前にガチンコバトル勃発!? 愛と狂気の3本勝負 公開直前にガチンコバトル勃発!? 愛と狂気の3本勝負 劣闘甲子園試写会」と銘打ちまして、土屋さんと芳根さんにはガチンコゲーム対決をしていただきます! 

土屋さん&芳根さん:
(拳を振り上げて)イエーッ!

MC:お二人には3本勝負でゲーム対決をしていただきます。見事勝利した方には、お二人とも大好きだという、高級焼き肉券をプレゼントいたします。

土屋さん&芳根さん:
(拳を振り上げて)イエーッ!

MC: 八月も終わりということで、夏の風物詩にちょっとひっかけたゲームを考えました。「劣闘甲子園」ということで、3本勝負でございます。意気込みを伺いましょう。まずは土屋さん。

土屋さん:
大好きなきょんちゃんにも気迫で負けないように、お肉が呼んでいるので、頑張りたいと思います。

MC:本当にお肉が好きなんですね。芳根さん、3本勝負ですよ。

芳根さん:
はい、やる気だけはすごくあります。頑張ります。

MC:頑張っていただきたいと思います。そしてお二人のガチンコ対決の審判は佐藤監督にお願いしたいと思います。

佐藤監督:
厳しい目でいきたいと思います。

MC:公正なジャッジをお願いします。

佐藤監督:
(気合い十分な芳根さんを見て)きょんちゃんは今、テンションが上がっています。

芳根さん:
焼き肉ですもんね。

土屋さん:
そうですよ、焼き肉ですよ。

1本目の勝負は「アタシは上りつめてやる! 高くかさねろ! カップ"かさね"バトル」

MC:ルールは簡単です。今、用意しているカップをより高く"かさね"た方が勝ち、というゲームでございます。今出てきたカップは、紙コップとプラスチックコップの二種類ありますので、お好きな方を使っていただけたらと思います。制限時間60秒の間に、互いのテーブルでよりカップを高く"かさね"ていった方の勝ち。"かさね"る方法は、ピラミッドのようにしても、円のように"かさね"ても、なんでもオッケーです。もしカップが足りなくなってしまった場合は、相手の方から奪ってしまって構いません。ニナのように、女優として高く、高く、高みへ上りつめろという企画でございます。一応、台も用意しておりますので、高く高く"かさね"てください。

芳根さん:
(台にのぼって)けっこういけますね。

土屋さん:
(台にのぼった芳根さんを見て嬉しそうに)背の高いきょんちゃんも良かった。(会場:笑)。

佐藤監督:
太鳳ちゃんもテンションが上がっています。(会場:笑)。

MC:さあいよいよ。これはガチンコバトルですからね。お互いに宣戦布告をしていただきたいと思います。まずは芳根さん。

芳根さん:
(劇中の累のセリフで)「教えてあげる、劣等感ってやつを!」(会場:大歓声)。

MC:出ました! 完全に累です。さあ、対する土屋さんは。

土屋さん:
(劇中のニナのセリフで)「調子に乗ってるんじゃないわよ、にせもの風情が!」(会場:大歓声)

MC:佐藤監督、これはいい戦いになりそうですね。

佐藤監督:
そうですね、今、(取材で来場していた)後ろのVTRのカメラマンの方もニヤッと笑っておりました。

MC:準備はよろしいですか。3本勝負の1本目、よーいスタート!

両者ともに、カップをピラミッド状に積み上げていきます。

残り時間が少なくなったその時、芳根さんの積み上げたコップが崩れ落ちてしまいます。芳根さんはカップを直線状に重ねて高さを稼ぐという作戦に出ます。そんな中、この第1回戦の対決はタイムアップとなりました。

土屋さん:
なるほどね、確かに重ねているからいいんじゃない。

芳根さん:
すっごい嫌だ。三分前に戻りたい。

結果:土屋さん、69センチ。芳根さん、85センチ。勝者は芳根さん!

土屋さん:
おめでとう! 

MC:一瞬あきらめかけた芳根さん、やりましたね。

佐藤監督:
これはお芝居にも出てくる、きょんちゃんの瞬発力ですね。「とりあえずやっちまえ!」みたいなね。

MC:これまでの工夫はなんだったんだ、というくらいに非常にストレートな。見事なバランスで立っておりますが。

佐藤監督:
これとツーショットで写真を撮ったら。なんだろうという感じですよね。

土屋さん:
ちゃんと重ねましたが...やっぱり「爆発力があるな」と思いました。(会場:笑)。

佐藤監督:
すごいですね。お芝居でやっていることがゲームでも出てしまうんですね。

2本目の勝負は「そんな顔で生きていけるの? 美しいのはアタシよ! 笑う門には大ヒット! 美しい顔"福笑い"バトル」

MC:こちらのルールは福笑い。今から目隠しをしていただいて、福笑いをしていただきます。より美しい顔を作ることが出来た方が勝ちということです。そして本作の象徴的なアイテムでもある口紅を使っていただきます。最後に口紅を塗って、顔を完成させてください。そして完成度を監督に判定していただきます。制限時間は60秒。ニナのようにみんながあこがれる美しさをという企画でございます。

ステージには大きなパネルが2つ登場。

佐藤監督:
さっきのゲームの悔しさが、土屋さんの中にふつふつとみなぎっていますからね。

MC:さあ、お二人にはマスクをしていただきます。

土屋さんは芳根さんのマスクを、そして芳根さんは土屋さんのマスクをつける。

MC:では意気込みをいただきたいと思います。

土屋さん:
頑張ります!

MC:そして芳根さん。

芳根さん:
そうですね。福笑いはたぶん人生ではじめてなので頑張ります!

前が見えないため、パネルや額縁を手で確認する二人。

MC:さあ、それでは参りましょう。3本勝負の2本目。よーいスタート!

芳根さん:
(片目を手にし)まず目は...これどっち? (芳根さんは直感で「えい!」と貼り付ける)。

MC:これは佐藤監督、苦笑いをしております。

そして最後は口紅を塗り、口を仕上げる二人。そしてタイムアップです。

芳根さん:
(自分が作った福笑いの顔を見て)誰?

佐藤監督:
ひどいなこれは。

芳根さん:
口の位置はめっちゃいいですよ。

佐藤監督:
口は良くても鼻の上にいってるからね...。これは減点対象です。

MC:すでに厳正な審査が始まっております。

土屋さん:
(芳根さんが手がけた福笑いの顔を見て、思わず笑いながら)きょんちゃん、なんでこんな顔なの?

芳根さん:
頭の中のイメージは完璧だったんですがね(笑)。

MC:さあ、監督はいかがでしょうか?

佐藤監督:
そうですね、お客さんから見ても、なんとなく「どちらが優位かな」というのはもう分かっていますよね。

結果:佐藤監督の判定により、勝者は土屋さん!

土屋さん:
やったー! (会場:拍手)。

MC:やりましたね。ここで取り返しましたよ。

土屋さん:
そうですね。

芳根さん:
ダメですかね?

佐藤監督:
ダメでしょう(笑)。

MC:監督、あらためて講評をお願いします。

佐藤監督:
まあ、お互いにね、ちゃんと指で図りながらやる太鳳ちゃん。そして目をもらったら「えい!」と置いちゃうきょんちゃん。ここにも性格の違いがよく現れているんじゃないかと思います。ただ、結果として福笑いは、「緻密な計算のもとにやった方が良かった」と、そういう結論に達しました。

ステージにはたくさんの風船がついた金網が登場。二人にはピンのついた棒が手渡されます

土屋さん:
すごい、お祭りみたい。

芳根さん:
(風船に書かれた「累」という文字を見て)すごい、累、累、累...。

ラストは、「そのキスすべてが反転する? 禁断のキスで"風船割り"バトル」

MC:累の象徴的なシーンである禁断のキスにちなみまして、お二人には今お配りしたそちらで、キスをするように風船を割っていただこうという企画です。

佐藤監督:
すごい企画ですね。

MC:ルールは簡単で、より多くの風船を割った方が勝利ということです。

佐藤監督:
太鳳ちゃんがすでにどこから割ろうかと計算中ですね。芳根ちゃんはどちらかというと吹き矢的な感覚でいますが、間違っています(笑)。それは違います。飛ばないです。

MC:風船一個につき一点が加算されますので。ここで大どんでん返しもありますよ。

佐藤監督:
最初からこれで良かったんじゃないですか(笑)。

MC:でも今は1対1でいい勝負ですからね。これで勝負が決まります。

佐藤監督:
最後までいい勝負を続けていただきたいですね。

MC:そうですね。劇中、何度もキスをしていたお二人。このゲームで顔は入れ替わりませんが、得点は入れ替わるかもしれません。では土屋さん、最後の意気込みを。

土屋さん:
(手に持ったピンのついた棒をマイクのようにして)はい! 

佐藤監督:
いや、マイクじゃないよ(笑)

土屋さん:
(拳を握りしめながら)気合いを入れて、絶対にお肉を手に入れます!

MC:いいですね。気合い十分です。さあ芳根さんは?

芳根さん:
私(風船が割れる)パンという音が苦手なんですよ。めっちゃ怖いです。

佐藤監督:
弱点なの?

芳根さん:
ちょっと破裂音が怖いんですよ...。

佐藤監督:
じゃずっと僕が最初からパンパンと言っていようか。

芳根さん:
(聞き流すように)そうですね。自分のペースで頑張りたいと思います。

佐藤監督:
そうしてください(笑)。

MC:それでは泣いても笑ってもこれで勝負が決まります。さあ参りましょう。3本勝負の3本目、よーいスタート!

 二人はものすごいスピードで風船を割り続け、激しい勝負となりました。会場には風船が割れるパンパンパン!という音が鳴り響きます。そして60秒が過ぎ、タイムアップ。

芳根さん:
唇が痛い(笑)。

MC:これは激しい勝負となりました。

佐藤監督:
これはどっちが勝ったんでしょうね。ものすごく僅差の戦いになったんじゃないですか? 

MC:今、レフェリーが風船の数を数えています。どっちが勝ってもおかしくないという状況ですね。

佐藤監督:
ちょっとお客さんに聞いてみましょうか。太鳳ちゃんが勝ったと思う人。(会場からは拍手が)。芳根ちゃんが勝ったと思う人。(さらに大きな拍手)。お客さんのジャッジではそう見えていたようですね。

結果:土屋さんの風船を割った数58個。芳根さんの風船を割った数60個。最後の勝負は芳根さんの勝利!

MC:見事優勝しました芳根さんには、高級焼き肉券を、監督の方からお渡ししていただきましょう。

佐藤監督:
(大きな目録パネルを手にし、小声で)僕もちょっとだけ...お願いします(笑)。(そして目録を芳根さんに手渡し)おめでとうございます!

MC:おめでとうございます。見事に「劣闘甲子園」を勝ち抜いた芳根さんに今、高級焼き肉券が手渡されました。芳根さん、今の気持ちを一言。

芳根さん:
すごい、最後が...いい運動でした。全部割れたら良かったなと思いましたけど。二個差で、すごい僅差でしたね...。でも私、これは太鳳ちゃんと一緒に行きたい。

土屋さん:
(泣きそうな声で)わー。嬉しいことを言ってくれて。

芳根さん:
今日の打ち上げ的な。

佐藤監督:
二人で行きなはれ。

芳根さん:
監督も一緒に。

佐藤監督:
今日はダメだぁ。

芳根さん:
そうしたら太鳳ちゃん行きませんか?

土屋さん:
行きたい! きょんちゃんと焼き肉食べたい。

佐藤監督:
(あきれたように)ラブラブでーす。(会場:笑)。

MC:おめでとうございます! とても貴重な楽しい時間でしたが、そろそろお時間となってしまいました。今日は夏休みも最後の思い出ということで、本日ご来場の皆さんにプレゼントがあると聞いたのですが。

土屋さん:
「累のうちわ」を皆さんにプレゼントします。(会場:拍手)。これグッズでは売っていないんですよね。家に飾るもよし、時々ひっくり返すもよし。

佐藤監督:
これうちの会社にもいくつか置いてあるんですが、ブックスタンドに立てておくと、夜帰るときに「誰かいる!」と恐怖になります。だいたいその時は芳根ちゃんの顔なんですよ。

芳根さん:
芳根が見ていますよ~(笑)。

土屋さん:
見ていますね~。

佐藤監督:
そういうことがありますので、注意してください。

そして土屋さんと芳根さんは客席に下りて、お客さまに直接うちわを配ってまわります。

お客さまと一緒に写真撮影のために移動する際も手をつなぐ仲良しの二人。

MC:それではあらためて最後にお二人からメッセージを。

芳根さん:
間もなく「累 -かさね-」が公開となります。太鳳ちゃんと一緒に、精いっぱい全力で臨んだ作品なので、たくさんの方に届くといいなと思っております。今日観てくださった皆さんはもしよろしければSNSなどで拡散していただいたり、ご家族や友だち、まわりの方と一緒に劇場にまた来てくださったらいいなと思います。もっともっと「累 -かさね-」の輪が広がっていくよう、私も頑張っていきたいと思います。

土屋さん:
すごく楽しかったので、すごくさみしいですね。ニナと累はもっと想像を超えた深い孤独の中にいたんだなと思うと、あらためて心が痛みます。だからこそ、この作品を末永く愛していただけることを願っています。公開まであと少しですが、私も踏ん張っていきたいと思いますし、今日観てくださった皆さん、どうか力を貸してください。本日はどうもありがとうございます。

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